自分は、DSのおいでよ、3DSのとびだせとプレイしてきた程度の、シリーズではまだまだ新参プレイヤーだ。
2作とも猿のようにプレイしたものの、通年プレイは一度も達成していないので、元々飽きっぽい性格だとは思う。
それでも、あつ森の発売はめちゃめちゃ楽しみにしていたのだ。
発売日当日、Amazonから届いたソフトを本体に差し込み、ワクワクしながら起動した。
そして、その一ヶ月後には既に飽きてしまっていた。
我ながらかなりショックで、シリーズ最速で飽きた原因は何だろう……と、今に至るまでダラダラと考え続けていた。
一時は、あつ森の広告やCMを見るだけで「童心を忘れたつまんねぇ大人になりやがって」と言われている気がして辛くなる程だった。
幸い考えがある程度まとまってきたので、しょーもない罪悪感を吹っ切るべく、あつ森のどこが自分に合わなかったのか、3つの主な理由を述べたいと思う。
これは自分がいかにあつ森と相性が悪かったかを延々語る記事です。
ゲームを一方的にdisってるつもりはないですが、特に誉めたりもしてません。
当たり前だけど、今もあつ森楽しくプレイしてるよ!って人は読まない方がいいです。
理由の90%がこれ。堪え性の無い大人になってしまい申し訳ない……。
だが正直、仕事で疲れて帰ってきて、寝るまで1時間くらいやるか〜って思った時に、のっけからロードで1分以上持っていかれるのは辛い。
待ってる間に歯磨きすっか〜→戻ってきて朝の放送をA連打、またロード……もしんどい。
ロードを待つ間にやれることといえば、真っ暗になったSwitchのツヤッツヤの画面に映る、ツヤなんて欠片も無い自分のフケ顔を眺めるだけ。現実を突き付けてくるのやめて。
しゃーないからスマホでツイッターとかしつつ待ってると、今度はそっちに夢中になっちゃって、ロードが終わってもゲームに戻れない。
てかアッチちょこちょこコッチちょこちょこって、どっちにも集中できなくて逆にストレス溜まる。頼むからもっとどう森の世界に没入させて。フローさせて。
DS時代は朝起きて真っ先にどう森を起動し、早朝の穏やかなBGMに包まれてプレイしながら、徐々に脳に血流を送るのが習慣だったこともあったが、あつ森でコレやろうとしたらロード中に二度寝してしまい無理だった。
どうぶつの森の要素で何が一番好きか?と聞かれたら、自分は「魚釣りです!」と即答する。
慎重に海岸線を歩き、ルアーを投げ入れ、心を落ち着けて音に集中し、ここだ!と引き上げる。そしてまた海岸を往復し……気付けば持ち物がいっぱいで、店に売りに行き……そうやって無心になれる時間が大好きだ。
あつ森は釣りで無心になれない。なぜなら魚が全然出てこないからだ。
外に家具を置くために描画数の上限が厳しいのか?それともマップが広くなり魚が全体に散らばってしまっているのか?素人には分からない。
とにかく、片方の海岸線を端から端まで歩いて、一匹しか釣れなかったということもザラにある。
魚釣りの時間の大部分は、暗い夜の海に目を凝らし、必死に魚を探している時間だ。
丸一日パソコンの画面とニラメッコして酷使した、私の眼精疲労にトドメを刺すのはやめてくれ……。
撒き餌?徒労感が激しすぎるので勘弁してください……。作るのにあんなに時間かかって使い切るのは一瞬って、まるで無課金のソシャゲガチャじゃないですか……。海岸に家具置き始めるとアサリ掘り辛い罠もあるし。
そんなこんなで、予想以上にあつ森に飽きるのが早くて焦っていた4月末。
発売されたら猿のようにプレイして、今度こそどう森の世界に精神移住完遂するつもりだったのに……!これはマズい。外部からの刺激でモチベを回復せねば。
そこで、島クリに本気出してる人達のツイ垢を片っ端からフォローすることにした。
だって、島クリエイター自分でやろうと思ったら凄まじい労力がかかるんだもの……。
最初から完成形がある程度頭に浮かんで、その通りにモリモリ作っていけるタイプの人なら、あの作業はなかなか中毒性があって楽しいかもしれない。
しかし自分のように、チラ裏の設計図を試行錯誤で一つずつゲーム画面で試しては崩し……をひたすら繰り返すタイプの人間には、あの高度な操作性を要求される島クリの作業は8割方苦行でしかない。
そうやって何となく形になったかな〜と思った作品を、SNSのハイセンスな人々は容易く飛び越えていく。
じゃあ、そっち見てた方が、楽しいじゃん!
カントリー島、和風島、ヨーロピアン島、都会島、日本の田舎島、廃墟島……一人のプレイヤーでは到底全ては実現できない、あらゆるアイディアが形になった島を日々大量に見られるSNS。最高。
なに?加工しまくりの画像一枚じゃゲームの楽しさは全然伝わらないだって?
住民との面白い会話、ダイジェストで気持ちよくまとまった日々の作業風景、そして苦労して完成した島の一区画を歩き回る喜び。
それがコンパクトに、ストレスフルな場面は適度にカットされて、見やすくまとまっている。
やれることの範囲が狭いので、皆1日のルーティンは大体同じだし、
プレイヤーの個性を出しやすい家具のレイアウトも、家具が少ないから大体似通った感じにしかならないし、
「自分でもやってみたい!」という気持ちになりにくいんだよね……。
以上が、自分なりに考えたあつ森に早々に飽きてしまった理由だ。
自分の現在の楽しみ方は「あつ森を楽しくプレイしている人々ありき」のものなので、あつ森自体を貶めたり、今も楽しくプレイしている方々を馬鹿にする気持ちは毛頭ない。
あつ森、いいゲームだと思います。プレイヤーの皆様、本当に尊敬しています。いつもありがとうございます。
こうやってお気持ち供養することで、「ものの一ヶ月でドロップアウトしちまった……自分はもうダメだ……」とかいう意味不明な罪悪感から解放されて、アプデなんかをキッカケに軽い気持ちで「ちょっと久々に起動してみるかな〜」って思えるといいな……と、期待している。
おしまい。
あなたが悪いわけじゃなくてそもそもあつ森がクソなんだよ やりたいこと少なすぎるし、嫌々アイテムのためにやらされることが多すぎる
ロードがクソ長いのは分かる。魚少なすぎるのも分かる。DSからの出戻りだけどなんか今作はIU関係も不親切で色々手順踏まないといけないのが面倒なんだよなぁ。 理想の島作ったら第一...