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はてなキーワード: ごん狐とは

2021-07-12

anond:20210712164007

ものと時期によります

読書感想文にしようとしてあらすじが書けなかったのは中学生くらいまで。

例えば国語ごん狐の話を要約できなかったりして大混乱になっていましたね。自分意見の方が先に来て内容が全く入っていないとか、逆に作品文字をそのまま載せるだけとか。狐の話という前提が誰にも伝わっていないごん狐とか想像できますか?

ある程度読書して、さら小論文の訓練受けたら結構できるようになったかと。時事関連で1時間1000文字のお題書くとか色々やりました。

2021-02-18

ごんきつねの油揚げ増田酢魔の毛アラブあの熱金語(回文

おはようございます

今日の私はキツネさん!

コンコンコン!

私を捕まえて!

キツネさんが油揚げ好きな理由あながち間違っていない理由私知ってるわ。

結論から言うと新美南吉3説濃厚!

ってことなの。

でね、

私のおばあちゃんの家は土間があって、

どっかから動物が出入りできるみたいで、

あんまりしょっちゅう荒らされているってことは無かったんだけど、

人が少ないときにこっそり忍びこんできて、

その時はたまたま味噌汁を土間に置いたままだったの。

具はタマネギ油揚げシンプルで私の大好きなお味噌汁よ。

で私は美味しく仕上がっただいたいの場合

2日目の方が美味しいお味噌汁に限ったことの話しではないんだけど、

だいたいの食べ物は作った2日目の方が美味しかったりするわよね。

でね、

その2日目のお味噌汁を私は楽しみにしてまた温めて食べようと思ってフタを開けたらビックリ

油揚げけがないの!

べ、べつにお婆ちゃんボケてるってワケじゃないんだけど、

もうすでにお婆ちゃんは天に召されてしまってたので、

そこに私はトイレの神様の歌ってる人が

なぜかお婆ちゃんと小さい頃暮らしていたって歌詞とは全然違うんだけど、

私は一時期空き家になったおばあちゃんの家に住んでいたことがあって、

そのすっかり賑やかさが欠けた私ひとり暮らしのそのおばあちゃんの家。

まあ話を戻すけど、

味噌汁油揚げが器用にそれだけが食べられてたのよ。

よくタマネギ動物駄目だって噂は本当だったのね。

油揚げのコクに引かれたのかしら?

私もお味噌汁作りがまんざら上手に出来た具合キツネさんにも喜んでもらえて嬉しい限りよ!

って違う違う、

キツネさんにお味噌汁を振る舞った話しじゃなくて、

キツネさんに油揚げだけを食べられたって話しよ。

別にこの話しは誰かの作った話じゃなくて、

きっと昔からキツネさんは普通に油揚げが好きで、

手袋を買いに行った子ギツネの物語のそれが改変される前は、

手袋じゃなくて油揚げだったって言う

初稿もしくは一稿目は本当に、

どんだけー!って感じで

そのとき編集者さんに油揚げではお話があまり可愛くありませんね。

せっかく子ギツネが可愛いのですから

もっとディテールを可愛く、

そうですね!油揚げを買いに行くのを手袋を買いに行くって話しにしてはいかがでしょうか?って

新美南吉さんと編集者さんの間でそんな押し問答があったかどうだかわからないけど。

けど普通に一番油揚げが美味しいからって理由だと思うのよね。

消去法よ。

具の美味しいものを嫌いな物を避けていたら油揚げしかなかったって言う話でもあるし、

逆に言えば、

キツネさん食べられるもの油揚げしかなかったって切ない台所事情だったのかも知れない。

そう言う思い出とともに今日も私はお揚げさんのお味噌汁を作るのよ。

今日も美味しく出来たわ。

でね実際伏見稲荷総本山である伏見稲荷に一度行ったことがあるんだけど、

リアルに生身の油揚げがどーんとあちらこちらに供えて置いてるから

結構ビビるわよ。

普通にから出ている油揚げダイレクトにお社の前にお供えしてあるからね。

絶対あれキツネさんが食べに来る前にカラスさんがさらっていきそうで

上を見上げたら結構カラスさんがキラリと目を光らせて油揚げを狙っていたわ。

でも大伏見稲荷の周りには、

参道かに油揚げを売っているお店はないのよね。

みんなどこから油揚げ調達してくるのかしら?

雀は焼いているお店はたくさんあるんだけど。

でもあの雀さんも気の毒よね。

焼かれても食べるところの身が小さいから実際のところあんまり美味しくないのかも?

ちょっとゲテモノ食いチックで近寄りがたいけど、

あの焼き鳥屋さんを彷彿をさせる、

ばんばん雀を焼くいい香りがそこら中漂っているから、

ただならぬ異様な雰囲気よ。

キツネさんが油揚げを好きな理由よりも、

なぜここは雀さんを焼いて提供しているのかってことを知りたいわ。

つくづく雀さんが気の毒でしかたないわ。

話をまた戻すけど、

私は今日もお揚げさんのお味噌汁を作ろうと、

油揚げを買いに行ったの、

いつもとは違う店員さんでなんかちょっと変だなって思ったけど、

油揚げはいつもと一緒で買えたからよかったと思ってお味噌汁を作ったの。

出来上がり~ってフタを開けてみたら手袋が入っていたから、

キツネさんにつままれて騙されたんだわーって

手袋のお味噌汁を目の前にして初めて気付いたの。

ゴンおまえだったのかー!って

新美南吉さんの有名なキツネさん三部作の一作目の「手袋を買いに」と二作目の「ごん狐」が一度に押しかけてきたようで、

もう一度言ったのよ。

ゴンおまえだったのかー!って

まるで猿の惑星で新しい惑星にやっと到着だー!って思ったらなぜか戻ってきちゃってた!てへ!って話しのオチとまったく一緒で笑っちゃったわ。

からキツネさんは油揚げが好きなんだなーって納得よ。

と言うことで

私は海老フライを念力で飛ばせるようになるための訓練に戻るわね。

うふふ。


今日朝ご飯

無糖カフェオレ牛乳たっぷりしました。

生乳!ってタイトルエロいメールスパムかと思ったけど

ちゃんとした小岩井生乳なまにゅう100%ヨーグルトのご案内でした。

エロいのじゃないのかよって

フィルタ甘いわよ!もっとスパム判定しっかりして!って

私はあのヤシの木だとか信号とかバスとか山とかをクリックする人間性クイズをと思ってたけど

普通ヨーグルトのことだったのでそりゃそうよね!って思っちゃいました。

牛乳はその高い栄養価から牛のミルクと呼ばれているにも通ずるところがあるわね。

デトックスウォーター

ちぎりレタスにちぎりパセリにちぎりミント

ちぎり葉っぱウォーラーよ。

主にパセリミント香りがよいので

これはオススメです!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-09-05

ごん狐

できる恩返し

いてくれること、ポチみたい。

ふつう それがいちばんむずかしい。たのむね。

2020-06-29

とても大きなごん狐

 これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに人類を守るためのお城があって、中山さまという将軍さまが、おられたそうです。

 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちゴジラよりも大きな狐で、しだの一ぱいしげったアマゾンのような原生林の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って東京ドーム十個分の芋をほりちらしたり、菜種油の貯めてあるタンクへ火をつけて村を焼き払ったり、百姓家の裏手に建っている発電用風車の羽をむしりとっていったり、いろんなことをしました。

 或秋のことでした。二、三年雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出られなくて穴の中にしゃがんでいました。

 雨があがると、ごんは、ほっとして穴からはい出ました。空はからっと晴れていて、ごんが穴からたことを知らせる警戒警報が地の果てまできんきん、ひびいていました。

 ごんは、村を流れる黄河十倍ぐらいある川の堤まで出て来ました。あたりの、すすきの穂には、まだ雨のしずくが光っていました。川は、いつもは水が少いのですが、三年もの雨で、水が、どっとまし、辺りの村々は全て水没していました。ただのときは水につかることのない、川べりの大きな鉄塔や、世界一長い橋が、黄いろくにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは川下の方へと、すっかり水没した高速道路を歩いていきました。

 ふと見ると、川の中にシュワルツネッガーを百倍屈強にしたような人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと原生林の深いところへ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。

「兵十だな」と、ごんは思いました。兵十はその名の通りグリーンベレーの選りすぐりの兵隊十人を瞬殺したという人類最強の男で、盛り上がった筋肉によってぼろぼろにはち切れた黒いきものをまくし上げて、腰のところまで水にひたりながら、魚をとる、総延長五十キロに及ぶ定置網をゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、お盆が一まい、大きな黒子みたいにへばりついていました。

 しばらくすると、兵十は、定置網の一ばんうしろの、袋のようになったところを、水の中からもちあげました。その中には、車や家や橋の残骸などが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、白いものきらきら光っています。それは、鯨ぐらい太いうなぎの腹や、ジンベエザメぐらい大きなきすの腹でした。兵十は、体育館ぐらいの大きさのびくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました。そして、また、袋の口をしばって、水の中へ入れました。

 兵十はそれから、びくをもって川から上りびくを山の峰においといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。

 兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと原生林の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの中の魚をつかみ出しては、定置網のかかっているところより下手の川の中を目がけて、大谷翔平投手のような豪速球でびゅんびゅんなげこみました。どの魚も、「ドゴォォォン!」と音を立てながら、にごった水の中へもぐりこみ、大きな水柱を立てました。

 一ばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、何しろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんはじれったくなって、頭をびくの中につッこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュオオオオオオンと超音波のような叫び声を上げてごんの首へまきつきました。そのとたんに兵十が、向うから

「うわア石川五右衛門アルセーヌ・ルパン怪盗セイント・テールを足して三で割らない大泥棒狐め」と、地球の裏側でも聞こえるような大声でどなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまきついたままごんを縊り殺さんと巨大重機のような力で締めあげてはなれません。ごんはそのまま横っとびにとび出して一しょうけんめいに、超音速旅客機コンコルド並みの速度でにげていきました。

 ほら穴の近くの、ごんの挙動監視するためのセンサーの下でふりかえって見ましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。

 ごんは、ほっとして、象ぐらいの大きさのうなぎの頭をかみくだき、なおも圧搾機のような力で締めあげてくる胴体を渾身の力でやっとはずして穴のそとの、草の葉の上にのせておきました。

 十日ほどたって、ごんが、大日本プロレス代表する悪役レスターである地獄カントリーエレベーター”弥助の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木で懸垂をしながら、弥助が、おはぐろをつけていました。総合格闘技界の若きカリスマ、”溶接王”新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛がダンベルを上げながら髪をセットしていました。ごんは、

「ふふん、格闘技村に何かあるんだな」と、思いました。

「何だろう、異種格闘技戦かな。異種格闘技戦なら、プレスリリースがありそうなものだ。それに第一、告知ののぼりが立つはずだが」

 こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に手掘りで地下30キロまで掘り抜いた赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その大きな、兵十が歩くたびに立てる地響きによってこわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきのコック服を着て、腰に手拭をさげたりした三ツ星シェフたちが、厨房で下ごしらえをしています。大きな鍋の中では、本日メインディッシュである比内地鶏胸肉の香草和え~キャビアを添えて~”がぐずぐず煮えていました。

「ああ、葬式だ」と、ごんは思いました。

「兵十の家のだれが死んだんだろう」

 お午がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、坐像としては日本一の高さの大仏さんのかげにかくれていました。いいお天気で、遠く向うには、ごんから人類を守るためのお城の大砲が光っています墓地には、ラフレシアより大きなひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、延暦寺東大寺金剛峯寺増上寺永平寺など日本中の名だたる寺から一斉に、ゴーン、ゴーン、と、鐘が鳴って来ました。葬式の出る合図です。

 やがて、世界各国から集った黒い喪服を着た葬列のものたち七十万人がやって来るのがちらちら見えはじめました。話声も近くなりました。葬列は墓地はいって来ました。人々が通ったあとには、ひがん花が、跡形もないほど木っ端微塵にふみおられていました。

 ごんはのびあがって見ました。兵十が、白いかみしもをつけて、3m程の位牌をささげています。いつもは、赤い閻魔大王みたいな元気のいい顔が、きょうは何だかしおれていました。

「ははん、死んだのは兵十のおっ母だ」

 ごんはそう思いながら、頭をひっこめました。

 その晩、ごんは、穴の中で考えました。

レスリング女子世界チャンピオンだった兵十のおっ母は、床についていて、巨大うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで兵十が定置網をもち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって来てしまった。だから兵十は、おっ母に世界三大珍味を始め、ありとあらゆる有名店の美味しいものは食べさせても、巨大うなぎだけは食べさせることができなかった。そのままおっ母は、死んじゃったにちがいない。ああ、巨大うなぎが食べたい、ゴテゴテに脂が乗って胃もたれがする巨大うなぎが食べたいとおもいながら、死んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」

 兵十が、世界一深い井戸のところで、指懸垂をしていました。

 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、ストイックなくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。

「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」

 こちらの道場の後から見ていたごんは、そう思いました。

 ごんは道場そばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。

いわしやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」

 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から

いわしを五千匹おくれ。」と言いました。いわしの仲買人は、いわしつんトラック三百台を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを満載にした発泡スチロール容器を三百人がかりで、弥助の家の中へもってはいりました。ごんはそのすきまに、車列の中から、五、六台のトラックをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十の屋敷の裏口から屋敷の中へトラックを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、落ちたら骨まで砕け散る井戸のところで小指一本で懸垂をしているのが小さく見えました。

 ごんは、うなぎつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。

 つぎの日には、ごんは栗がなった木々を山ごと削りとって、それをかかえて、兵十の家へいきました。裏口からのぞいて見ますと、兵十は、鶏のささみ肉十キロの午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついていますボクシング世界ヘビー級王者と戦った時も傷一つつかなかった兵十の顔にです。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。

「一たいだれが、いわしトラックなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、盗人と思われて、いわし仲買人のやつに、ひどい目にあわされかけた。まさかトラック三百台が一斉に突っ込んでくるとはな。受け止めるのはなかなか骨だったぞ」と、ぶつぶつ言っています

 ごんは、これはしまったと思いました。かわいそうに兵十は、いわし仲買人にトラック三百台で突っ込まれて、あんな傷までつけられたのか。

 ごんはこうおもいながら、そっと兵十の三十年連続総合格闘技世界王者防衛を記念して建てられた東洋一の大きさを持つ道場の方へまわってその入口に、山をおいてかえりました。

 つぎの日も、そのつぎの日もごんは、山を丸ごと削り取っては、兵十の家へもって来てやりました。そのつぎの日には、栗の山ばかりでなく、まつたけの生えた松の山も二、三個もっていきました。

 月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を間断なく降り注ぐ砲弾を手で払いのけながら通ってすこしいくと、非常時には戦闘機が離着陸するために滑走路並みに広くなっている道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えますチンチロリンチンチロリンと緊急警報が鳴っています

 ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というムエタイ世界王者でした。

「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。

「ああん?」

「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」

「何が?」

「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに大量の土砂を、まいにちまいにちくれるんだよ」

「ふうん、だれが?」

「それがはっきりとはわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくんだ」

 ごんは、ふたりのあとをつけていきました。

「ほんとかい?」

「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。俺の屋敷を埋め尽くす土砂の山を見せてやるよ」

「へえ、へんなこともあるもんだなア」

 それなり、二人はだまって歩いていきました。

 加助がひょいと、後を見ました。ごんはびくっとして、小さくなってたちどまりました。加助は、ごんには気づいていましたが、そのままさっさとあるきました。吉兵衛という館長の家まで来ると、二人はそこへはいっていきました。ポンポンポンポンサンドバッグを叩く音がしています。窓の障子にあかりがさしていて、兵十よりさらに大きな坊主頭うつって動いていました。ごんは、

連合稽古があるんだな」と思いながら井戸そばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三万人ほど、人がつれだって吉兵衛の家へはいっていきました。千人組手の声がきこえて来ました。

 ごんは、吉兵衛館長主催の一週間で参加者の九割が病院送りになるという連合稽古がすむまで、井戸そばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。中山将軍が最終防衛ライン死守のために投入した戦車部隊ふみふみいきました。

 お城の前まで来たとき、振りかかる火の粉を払いながら加助が言い出しました。

「さっきの話は、きっと、そりゃあ、怪獣のしわざだぞ」

「まあそうだろうな」と、兵十は飛んできた流れ弾をかわしながら、うんざりした顔で、加助の顔を見ました。

「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、怪獣だ、怪獣が、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」

「そうかなあ」

「そうだとも。だから、まいにち怪獣お礼参りをするがいいよ」

「無茶を言うな」

 ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、怪獣にお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。

 そのあくる日もごんは、栗山をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は道場で縄登りのトレーニングを行っていました。それでごんは屋敷の裏口から、こっそり中へはいりました。

 そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が屋敷の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。

「ようし。」

 兵十は立ちあがって、中山の城に設置してある、対ごん戦に特化して開発された砲身長30mの520mm榴弾砲をとってきて、火薬をつめました。

 そして足音をしのばせてちかよって、今門を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、びくともしませんでした。兵十は五百発ほど打ち込みました。ごんはかすり傷一つ負っていません。兵十は榴弾砲を剣のように構えると、ごんの足に五千連撃を叩き込みました。ようやくごんは足をくじいてばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、家の大部分が栗山で押しつぶされているのが目につきました。

「おやおや」と兵十は、うんざりした顔でごんに目を落しました。

「ごん、やはりお前だったのか。いつも栗山をくれたのは」

 ごんは、お礼を言われることを期待したきらきらした目で、うなずきました。

 兵十は榴弾砲を地面に叩きつけました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。

2020-04-22

ごん狐は お母さん殺して死んでわびて結局二人 しんだけど

500組のカップルわかれさせて、自信作とかいってたらしい

なんくみわかれさしゃいいんだろう 一組別れさせたら 1組の子孫が未来永劫生まれてこない

どれだけの一族を滅ぼせばいいんだろう

つのカップルとその子孫を この殻抹殺 孫も ひ孫も この世界からさようなら そりゃ自身アルダオルネ 一組のカップルをこの世から消す 1つの一族をこの世から消す 500組 それはさぞかし自身がある人生だっただろう

2020-04-20

ごんおまえだったのかって 狐汁にするなら 最初にすりゃァいい

色んなものを奪ってから なってもしょうがない 最後に全部台無しにしたのが ごん狐自身

2013-05-13

ごん狐』は悲しい話だからウケてるんだろうけど、ごんが撃たれるくらいならもっとどうしようもない話のほうが良かった

ごんが兵十に銃で撃たれる前に迷惑や悲しい思いをさせた事を謝罪して、栗や松茸を持ってきたのは自分だと告白しても

母親の死に目に親孝行できなかったり、泥棒の濡れ衣を着せられて嫌な思いをした兵十はごんが謝っても「心からの謝罪ではない」と

許さず、ごんが栗や松茸を持ってこなくなると「心から謝罪ではない」と何かにつけ嫌味を言い、ごんはお狐良しだから

一生栗や松茸を持ってきて詫びたが、兵十は決して許さず、ごんの子どもや孫の代になってもお前の祖先は俺に迷惑をかけたと

謝罪を要求。栗や松茸を持ってくるのが当然とせがみ、持ってこないと狐の悪口を言い自分の孫や子どもにも

ごんの一族はかけたから栗や松茸を持ってくるのが当然と教え込んだ結果、兵十の子どもや孫も兵十みたいに考えるのは当然と

思い、ごん没後数十年経ってもごんの子孫が栗や松茸を持ってこないと駄々をこねて先祖の罪を子孫に被せる大人になってしまった

そして曾孫の代になってやっとごんの子孫がいい加減にしろと怒りだしたが、先祖代々人を許す事を教えられていない兵十の子孫は

ごん一族を何かにつけアラを探し、栗や松茸を持ってこないとSNSにごん一族の悪口を書き込み、自分の悪口は迷惑をかけられたからと正当化して

周りの人々にもごん一族の先祖の悪行を触れ回るのでごんの子孫達はすっかり兵十子孫達の事が嫌いになってお互いにSNSで悪口を書き込み合うヘイトループ

に陥りましたとさ 

~第一部 完~

この位どうしようもないドロドロした話の方が良かった

注:このパロディリレー式です。第二部をハッピーエンドにするかバットエンドにするかを決めるのは元増田ではありません。

 
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