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2022-08-09

黙認ライセンス尊重してくれ

昨今著作権法で白黒はっきりつけろという風潮が広まっているが、それはあくま利用者側の都合と考えてほしい

権利者側にも著作権戦略はいろいろあって、もちろん公に二次創作を認めてジャンルの賑わいを求める場合もある

なんなら弊社にもそういうブランドはあって、そこでは良い関係で持ちつ持たれつでやってる

ところが、闇でひっそりやってほしいブランドもあるのだ

理由はいろいろなパターンがあるが、特に多いのが(共同)権利者の一部がNOを出しているとき

ガイドラインを作る際には当然全ての権利者の合意必要だが、これを認めさせるのにコストが生じるもしくは不可能ゆえに整備しないできない場合がある

そしてこのガイドラインによって生まれ利益効果測定が非常~~~に面倒くさい性質があるのでその調査費までかかる

実費をかけてまでやるかといえばやれない

でも海賊版にならない範囲画像動画投稿サイトSNS同人ショップ店頭(は一部許さな場合があるゴメン)で露出してほしいという欲もある

頼む⋯⋯黙って勝手にやってくれ⋯・・・・我ライセンサーぞ⋯⋯と願っている

この場合聞かれたら弊社内で回答できず、駄目なのわかってて権利者にお伺いを出して拒否られてそれを正式な回答として出すことになる

弊社の本意ではないのに

あとよく誤解があるのが、不正競争防止法違反や複製による海賊版刑事事件として一発検挙される可能性はあるけど(同人グッズ危険

一般的著作権法違反単体で揉めるような範囲創作物はいきなり逮捕とか裁判にはならない(なりにくい

(※ただし上記場合でも業として営むと不正競争に当たる可能性が極めて高い)

著作権簡単に主張できるし(生むだけで生まれる)、簡単侵害できるが、故に権利者の主張が重要視されている

単に訴えて裁判で勝つのは容易だけど、事前の警告や調査が無いまま訴えると損害賠償が取れない(取りにくい)

ので営利企業利益のために戦うならいきなり裁判ということはない(ただしディズニー社のように金銭ではなく権益保護こそが利益と考える場合はいきなりの場合がある)

怒られてから引っ込めれば実害は多分ない。企業側も訴えるコストを払わなくて済む。でもソーシャルジャスティスウォーリアーは怒り狂うかもしれん。

(※日本には懲罰的損害賠償制度がないので、基本的には実害として認められた分しか支払いが認められない。個人的には懲罰的損害賠償に賛成。裁判するだけ損という現状が今の環境を生み出しているので、権利侵害に適切なパニッシュメントを与えられればそもそもこのようなグレー論争など起きないわけで、つまるところ日本著作権法制や司法のあり方をどうにかして欲しいんだけど、赤松さん自民党に言ってやってくれませんか? 旧統一協会もこの環境に守られている)

⋯⋯ここまで書いたけど、利用者権利クリアにしたいニーズがあるのは自分でもよく分かる

わかってはいるが(ライセンサーとして)わかるわけにはいかん(わかりたくないよ~;;)

とりあえず相手法律じゃなくてですね、権利者だということを心の棚に置いていただいてですね、「黙認ライセンス」の存在を信じて1つこっそりやってみませんか?とお願いしたいわけであります

駄目なときは警告するから。それで引っ込めてくれたらそこで終わりだから。先っちょだけならセーフだから⋯⋯こっちは高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変対処したいの~;;

2022-08-08

anond:20220807213901

日5本は前ならpornhub今はspankbangとかで見てて累計5000動画は見てると思うんだけどお前はそれ以上見てるのか?

ショップリンクで紹介してくるということからしてお前は無料でAVを見ない主義なんだろうが、そんな奴が何千作品を見てるとは考えづらいな

2022-08-02

ジャニヲタCDを積む理由

SMAP解散辺りで定年退職したようだが、番協歌番組等の収録でいるアレ)で仕切る「つーこさん」と呼ばれるジャニーズFC名物おばさんがいた

彼女が集まったヲタに「CDの売上であの子達の扱いが変わるのよ」とよく話していた事はSNSの普及でヲタに広く知られている

実際グループツアー規模(ドームツアーか、アリーナか)や冠番組等はCD売上枚数によって決まる事が多く、一発でも大ヒットがあると「功労者」として後々まで事務所の扱いが良くなる

(例えば山Pは「修二と彰」がなければグループ脱退後もあそこまで厚遇されてなかったはず)

なのでジャニヲタにとってはCD貢ぐ効果的に推し事務所内地位を上げる、という事でもある

何せグループが多いので特にTV仕事パイの取り合い、それもCDコンスタントに売れれば融通してもらえる…と思ってるヲタが多い

スノスト辺りの世代はKpopヲタの積み方を近くで見てるので、CD箱買いとか無茶するのもいる

(その辺はSNS写真上げてマウント取るのも目的か)

オリコンデイリーランキングが出るので初動見て「前回より減ってる!皆さん追い○○お願いします」「ここのショップまだ在庫あります」等SNSで飛び交うのはCD発売週の恒例になってるよ

それでも地下メンドルやKpopに比べれば可愛いもんじゃないのかな

2022-07-28

anond:20220728171528

ショップに行けば解決する?

ショップ店員って優しい?

一昨日来やがれって言われない?

ポケモンカード始めたいんだが

雰囲気どんな感じ?

動画配信でみたデッキ作ってみたいんだよな

調べてみると多分1万円くらいで揃うと思うんだ

カードショップで好きなカードバラで買えるの?

レアリティの低いノーマルカードって手にはいる?

対戦相手ってカードショップとかで見つかるもの

2022-07-25

ダイエットしても筋トレしても頭は小さくならないし脚も背も伸びない

そして頭がでかくて!チビで!足が短かったら!オシャレな服は似合わない!

なぜなら!オシャレは西洋人の体系を基準に!作られているから!

から!最新の!ファッション雑誌を読んでも!

ならない!オシャレに!どう見てもちぐはぐのちんちくりん!

ショップ店員も!苦笑い

クソガ!

2022-07-22

イヤホン

最近は色んな雑貨安価販売してるショップなんかも、意外と質のいいイヤホン販売したりするんだけど、

これを見てると、ソニーなんかはただ高いだけのイヤホンみたいな感じなのよね。

先日ね、Linkbudsとかいイヤホンを買ったんだけど、これが最悪。

Bluetoothの出力に問題があるのか、途切れる途切れる。

あんまりにも酷いかサポート相談したら「仕様です」って言われて呆れた。

試しにAmazonで同じような形のイヤホンを購入してみたんだけど、これが途切れない。音質もいい。

使ってて色々気になってきて雑貨屋のやっすいイヤホンを買ったら、これも途切れない。

ついでにいくつかピックアップして購入してみたんだけど、どれも途切れない。

こうなると、どんだけソニーイヤホンは質が悪いのか、、、と呆れたよ。

まあ、イヤホンどころかサポートも最悪だったけど。


こうやって使ってみると、高いだけのメーカーだったり何時までも売れていた頃の名前にすがっているだけのメーカーダメだなあと感じた。

男のクソダサ自己顕示欲が悪い?

例のエロ漫画性犯罪助長してた増田読んで、

ホモソーシャル文化とか特定コミュニティ内での

オレの方がすげーしwを満たすこと>>>人権良識常識社会

になるのなんなんだろうな、とは思う。

自己顕示欲が加害欲にすり替わるのかな。

自己顕示欲なんて女児女性でもあるけど他人危害を加えたり逸脱する方向に向くのが少ない。

マウント取るとか言ってもブランド物買って自慢するとか、メイクがどうとか見た目を取り繕う方向がメインで。

男も時計とかなんか見た目にこだわってれば良いのに他人危害を加える勇気があるやつ一等賞!みたいな文化がクソださいチキンレースになるのかな。

小中学生ありがちな真面目に何かする(=優等生な振る舞いをする)のはダサい、みたいなのと地続きな部分はありそうだと思う。逸脱してる方がすごい、みたいな。


こんないかれた性癖の俺

こんなエロ本読んじゃう俺

こんないかれた行為する俺

こんな馬鹿なことしちゃう

○○な俺、という自意識があって、それを皆に認めてもらえないと気がすまないやつが多いのか?文章にするとすごくダサい自己顕示欲って感じだけど。


認めてもらうためなら加害行為も厭わなくなるのはなんなんだろう。

ファンシーショップまんだらけに苦言呈したとき、店に嫌がらせ行為しに行ってたやつとか、さらにそれを称賛してる仲間がいたのに引いたんだけど、これも根底にあるのは似たようなものかな、オタクとしての自意識を守りたいんだろうな、そのためなら加害行為もするんだな、と感じてしまった。


すごい綺麗事だけど勝ち負けとか、○○な俺、みたいなものが何もなくてもそのままで全然OK!みたいな自己肯定感かに繋がる話かもしれないけど、そういう文化が醸成されないとなくならないのかもしれない、こういう加害行為は。

俺は好きなものとか○○のファンな俺、とかを他人に特段知ってもらいたいと思わないし、度胸もなかったから度を越した悪ノリとかチキンレース的なコミュニケーションや行動がすごく苦手で結果小さい頃から友だちも少ないし、自己肯定感も高くはないけど、大人になってからの方がそういう悪しきノリなしで人付き合いできることが増えてすごい楽に感じる。


とはいえなんで男児の方がこういうことしちゃうのかな

結局大人になっても度を越してしまって犯罪者となるやつの大半は男だし

ネット通販商品発送が遅くてイライラする

欲しいものがあってネットで注文した

別に予約品とかではなくて店頭でも売ってるんだけど、都会(東京大名古屋福岡あとなんかデカめの地方都市)にしかショップがないので地方民ワイは感謝しながらクレジット決済した

その日のうちに入金処理完了しましたのメールが来た

商品説明には「入金確認から1~2週間で発送します」と書いてあった。発送したらメールくれるというのでそれを待った。

一ヶ月半経っても音沙汰がなかった。商品ページを見ても欠品等の情報特にない。もしかして自分の注文が通っていない?比較的気の長い自分でも若干不安になってきた。

ヘルプページを見たら「お届け予定日になっても商品が届かない場合お問い合わせください」って書いてあったので注文番号をつけて「今ワイの商品どない?」ってメールで問い合わせてみた

そのメールの返事が来たのが五日後(平日含め土日祝も営業してるのに)、「発送時期にある程度の時差が生じておりますこと、ご了承いただけますと幸いです」。つまりまだ発送してないヨーってことだ。

そして今日、ついに注文日(入金日)からちょうど三か月が経った。

その間何度注文をキャンセルして現地に買いに行こうと思ったかからないが、ここ数週間で急激に感染者数が増えている様子を見てさすがに辞めておいた。

かに「○日までに発送します」とは書いてないけどさ、「1~2週間で発送します」しか書いてないけどさ、いや遅れるなら遅れるで時勢も気候もあるし仕方ないんだけど先に「ワリ!ちょっと発送遅れるわ!」ぐらい言ってほしいけどさ、とにかくもう二度とここのショップでは買いたくねーと思った。まだ買えてすらいないけど。

ウソついてるわけでも騙してるわけでもないかショップは悪くないかもしれないけど、めちゃくちゃムカつく。アクスタくらいはよ発送して。

追記

風評被害があったら申し訳ないので、駿河屋ではないです。ていうか駿河屋ってなんや田舎民に教えて

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。の続きの続き。3

anond:20220721070123anond:20220721070237で書けなかった、思い出せなかった好きだったコンテンツについても書きたくなった。

あれも好きだったけど厳密には10年以上前に好きだったコンテンツだ!というのもあるので、

出来る限りはここ10年以内という最近に好きで堪らなくなったコンテンツについて思い出せたら良いなと思う。

女神異聞録ペルソナ2012年以降・数年前?)

この作品を始めてプレイしたのは2010年ペルソナ3ペルソナ4のthe best版が発売される年の事だった。

この二作は以前から話題になっていて自分プレイたかったけど、いきなり三作目と四作目からプレイするのはどうなんだろう?と思い、まずは近所のゲームショップで割り引かれていたペルソナシリーズ第一作をプレイする事にした。

実を言うとこのペルソナの一作目が非常に難易度が高く初心者向けの作品では無いらしい事は知っていたので、「ペルソナシリーズとはどういう作品なのか?」という概要をざっくりと掴めたらすぐに辞めるつもりだった。

途中で詰みそうになったら止めよう…と思ってプレイした所、ゲームが始まって二つ目ダンジョンでもう投げてしまった。一回一回の戦闘があまりに長すぎて、これは自分では到底クリア出来ないだろうな…と悟ったんだと思う。

それでもこのペルソナのお陰でアトラス作品とはどういう雰囲気なのか?という感覚は掴めたし、その後P3やメガテン3、デビルサマナー葛葉ライドウプレイした時は比較的遊びやすゲームバランスだった事に感動してしまった。

それらのゲームクリアした後、アトラスゲーって良いよなぁ…と思った。普段RPGというジャンルをあまりやらなかった事も大きいと思う。お洒落雰囲気ペルソナ大正モダンライドウ、ダークな雰囲気メガテン、皆面白かった。

とにかくアトラスゲーの作風に魅了されて…一度は序盤で投げてしまった初代ペルソナをまたプレイしたくなった。有り難い事にネットにはこのゲーム攻略情報が沢山あったので、今度はそれを読みながらプレイする事にした。

久々にプレイするペルソナは…攻略情報を読みながらでもやっぱり厳しかった。数歩毎に発生するエンカウント、一回数分はかかる戦闘、中々作れないペルソナ、異常に少ないセーブポイント等、新作の後に遊ぶには凄くきつかった。

それでもストーリーの続きは気になったのでヒーヒー言いながらプレイしていた。恐らく攻略情報を見ずにプレイしていた昔のプレイヤーはこれ以上に苦戦していて、だから途中で投げちゃう人も多かったのかな…と思った。

ただでさえボスの所に辿り着くまで数時間かかるのに総当たりで正解の道を探せ!みたいなダンジョンの数々にはプレイ中本当に苦労させられました…敵として出てくる悪魔も途中から魔法無効とか意地悪な奴が増えてくるし…。

ラストダンジョンなんか、ラスボスの所に辿り着くのに迷いに迷って3~4時間かかったのにタルカジャorマカカジャ持ちのペルソナを作ってなかったから火力が足りなくてまた最初からとか、本当今プレイしたら心折れてたと思う。

それでも、苦労してラスボスを倒して、学園物らしい素敵なエンディングを見れた時にはここまでプレイして本当に良かった!と思えた。物語の終わり方としてはこれまでに触れた創作物の中でも一、二を争うほど好きなんじゃないかな。

初代ペルソナはこの通常シナリオ以外にももう一つ雪の女王編という隠しシナリオがあるとは聞いた事あったけど、正直ゲームとしては十分堪能し尽したのでプレイする気は無かった。一週100時間以上かかったような覚えがある。

この初代ペルソナを後にもう一度プレイする事になったのは、当時行きつけだった書店上田信先生漫画版ペルソナの全巻セットを見かけた事がきっかけだった。

漫画版ペルソナの評判が良い事は以前からネットのお陰で知っていたけど、これまで実物を見かけた事は無かったからかなりレアな物を見かけた気分だった。セットがお得なお値段になっていた事もあって、即刻購入して読む事にした。

基本的ゲームの流れに沿いながらも独自解釈も取り入れられている漫画版ペルソナを読んだ時に思ったのは、上田先生は本当にペルソナの事が好きなんだな…という事だった。巻末のあとがき漫画でも愛が爆発していたけど。

自分が一周するのもヒーヒー言っていたゲームをこんなに愛している人が居るんだな…と思った。漫画版は隠しシナリオの要素も一部含まれていたので、ああこれが噂の雪の女王編って奴か…と興味を引かれた。

漫画版を読み終えて…この作品ペルソナ愛に当てられたのか…またペルソナをやっても良いかも…と思い始めていた。一度はクリアしたんだし以前より苦戦する事はそう無いだろうな…という気楽さもあった。

結果的にそれは間違っていて、雪の女王突入前に数時間ノーセーブLV上げ推奨とか、意地悪なダンジョンラスボスの所まで辿り着くまで最後セーブポイントから大分距離があるとか、苦労したのは通常シナリオと一緒だった。

ただ、この雪の女王編は通常シナリオとは全く別の作品を遊んでいるかと思うほどシナリオ音楽雰囲気が異なっていて、一つのゲームで二つの作品遊んだかのような不思議な充足感があって良い作品だった、と思えた。

ペルソナ遊んだ影響で、アトラスゲーの悪魔デザイン担当する悪魔絵師こと金一馬氏がイラスト挿絵担当する上遠野浩平先生事件シリーズブギーポップの後に読む切っ掛けになった。こちらも良い作品だった。

更に更にまたペルソナプレイするようになった切っ掛けは、書店で初代ペルソナ攻略本・所謂花畑本を見かけて購入した事が大きいんじゃないかと思う。攻略本を読んでるとうずうずしてそのゲームをやりたくなる現象、あるよね。

この女神異聞録ペルソナ、通常シナリオでは四人居る内の誰か一人を仲間に出来るんだけど…最初プレイした時の話も結構忘れてるしいっその事四周しちゃうか!と思った。攻略本があるんだしとことんやるか!と思ってたのかな。

流石に一週目の時のようにヒーヒー言いながらプレイするの嫌だったから、今度は序盤の内から潜在復活マハブピクシーを使う事にした。簡単に言うと、オート戦闘放置する事で序盤から強いペルソナを作る隠し要素の事だった。

この潜在復活ピクシー攻撃力をカンストさせるのに大体10時間ほど必要なのだけど…とにかく序盤に作ってしまえば後は終盤まで大体の敵に苦労せず戦えるので、一週目と比べて大分サクサクと進める事が出来た。

ちなみに女神異聞録ペルソナ個性豊かな仲間達やモブキャラクターダンジョンの部屋で会話する事が出来るんだけど…実はこの会話、ボスを倒してストーリーが進むと全く別の台詞に変更されたりもする。

セーブが出来ず一度クリアしたら二度と中に入る事が出来ないダンジョンでもそういう仕様があるので、もし仲間と台詞一言でも見逃したくないならボスを倒した後セーブせずにまたダンジョン各部屋を回る必要があったりする。

ボスを倒した後セーブも出来ずに一時間以上一度クリアしたダンジョンの中を走り回っていると「自分は何をしているのだろう…」と思う事もプレイしている最中もあったけど、途中からとにかく意地になって遊んでいた。

これを仲間に出来る4キャラ分、はっきり言うと少しキャラの掛け合いが変化するくらいの差分のために四周したんだけど…意外な事にそれほど辛くは無かった。プレイしている内に慣れた、というのもあるかもしれない。

同じダンジョンを四回攻略して、同じシナリオを四回見て…一週あたり大体40~60時間くらいかかっていたけど、それを込みでもこのゲーム滅茶苦茶面白いな!と思えるくらい女神異聞録ペルソナにのめり込んでいた。

雪の女王編は仲間に出来る組み合わせが三通りだったから通常シナリオよりはプレイ時間も短く済んだけど、それでも一週40時間はかかった。正確に測った訳じゃないけど…恐らく累計プレイ時間は500時間を超えてると思う。

こんなに遊んだ事もあってか、最初は序盤で投げたこ女神異聞録ペルソナが今ではアトラスゲーどころかこれまでプレイしたゲームの中で一二を争うほど思い入れのあるタイトルになっている。今後もそれは中々変わらないと思う。

ちなみにシナリオが少し進む度にキャラクターの会話のやりとりが全て変わる仕様デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団にも引き継がれて、そっちも苦労しながら遊んだ。P4は未だに積んでいて、その内崩したいなと思っている。

宇宙一の無責任男~真・無責任艦長タイラー2015年以降?)

これも行きつけの書店で見かけた本だった。タイニアや灼熱の竜騎兵の影響でスペースオペラ物を読みたい!と思っていた時期の事だから、多分2015年以降の事じゃないかな…と思う。少なくとも2016年以前だった。

植木等モチーフ主人公ウエキ・タイラーが上司へのごますりと運の良さだけでトントン拍子に出世していくSFコメディ小説、だったと思う。自分植木等を知らない世代なのでタイラーの元ネタの人、と認識している。

銀河英雄伝説ヤン提督が実力と戦功で出世していったのと対照的に、タイラー提督は運と調子の良さだけで出世していくのが笑えて良い…と思っていたけど、実は本当に只者では無い可能性も終盤示唆されていて良かった。

元祖にあたる宇宙一の無責任男シリーズはあっという間に読み終えて、よしじゃあ次は続編に行くか!と思ってタイラーの子供が主役の無責任キッズも読み始めたけど…これはどうも作者の吉岡平先生のやる気が感じられなかった。

そもそもこの無責任シリーズ90年代ライトノベルという事もあってか今では書店にあまり出回っていなくて、読む事も困難な作品だった。行きつけの書店宇宙一の無責任男シリーズが全巻揃ってたのは幸運だったのだと思う。

折角ハマったのにもう続きは読めないのかな…と思っていた所に出会えたのが宇宙一の無責任男リブート作品、真・無責任艦長タイラーだった。レーベル富士見ファンタジア文庫からファミ通文庫移籍したようだった。

これはリブート…という事もあってかキャラの設定が大幅に変わっていて、しか元祖無責任艦長タイラーを薄めて引き伸ばしたような作品ではないか…?と読みながら思ったけど、それでも無責任キッズより大分面白かった。

吉岡平先生が後書きで腐女子ファンを狙って美形キャラを多めにし、同性愛キャラを増やしました!とぶっちゃけていたのはそういう事言わなくも良いのに…と思った。2000年前後腐女子という言葉を知っていたのは凄いとも思う。

薄めて引き伸ばしたような作品、と最初は思ったけどそれでもリメイク前の宇宙一の無責任男面白かったからか、このリブートの真・無責任艦長タイラーシリーズスイスイと楽しく読めるくらいには面白小説だった。

特に外伝にあたる真・無責任艦長タイラーReMixなんかは「これ旧タイラーの正史に組み込んでも良いんじゃない…?」と思えるほど面白くて気合いが入った作品だった。これで完結なら納得が行く、と何とも満足した気分になれた。

宇宙一の無責任男シリーズ全15巻と真・無責任艦長タイラーシリーズ全13巻の累計28巻は自分がこれまで読んだライトノベルの中でも長い方だった。それだけあのSFコメディを夢中で読んでいたんだろうな、と思う。

かまいたちの夜シリーズ2013年以降?)

SFCで絶大な人気を博したチュンソフトサウンドノベル作品自分遊んだPS移植版だった。

プレイした経緯は恐らく西尾維新作品からミステリに興味を持つ→名作ミステリと噂のかまいたちの夜も遊んでみたい!って感じだったんじゃないかな…と思う。

とにかく色んな選択肢で変化するシナリオ面白かった。ここまでこんなにあっさりバッドエンドになるの!?と驚いたり。惨劇が起きた後に犯人を見抜いても後味の悪い終わり方になるのはやるせなかった。

早めに犯人を見抜いてハッピーエンドを迎えたと思ったら、今度は本編と全く関係無いシナリオ複数解放されたのは驚いた。ノベルゲームでここまで多彩なシナリオが収録されている作品はそう無いのではないだろうか?

シナリオチャート機能を使って全ての選択肢・全ての結末を埋めてついにピンクのしおりを入手した時の達成感は凄かった。こんなボリュームがあるゲーム元々はSFC時代作品だったなんて…と昔のゲーム凄さを思い知った。

その後はPS2で出たかまいたちの夜2もプレイしたけど…これも悪くないゲームなんだけど、1と比べると少し好みとズレるかな…?と思った。人を選ぶ所はあるけど、ハマる人は1以上に好きになるタイプのゲームだと思う。

更にその2の後日談的なかまいたちの夜3もプレイしたけど…2はボリュームがあるだけ良かったんだな…と思わされた作品だった。1の多彩なシナリオに惹かれた身としては3は寂しい感じのゲームだった。

このシリーズプレイした影響で1のシナリオライター我孫子武丸先生デビュー作「8の殺人」や2のシナリオライター牧野修先生の書いたデビルサマナーソウルハッカーズのノベライズ版を読んだりした。

かまいたちの夜と似たゲームがやりたい!と思いサウンドノベルとして前作にあたる弟切草プレイしてみたけど…とにかく、凄いゲームだった。スキップ機能シナリオチャートが無いのでピンクのしおりをゲットするまでに本当に苦労した。

館が舞台密室殺人の話繋がりで綾辻行人先生の「十角館の殺人」を読んだのもこの頃だったと思う。自分ミステリというジャンル面白さを教えてくれた名作ノベルゲームだった。いつか同じチュンソフト「街」も遊んでみたい。

機動戦士ガンダムギレンの野望ジオンの系譜(数年前?)

恐らく直近で一番ハマった作品はこれ、じゃないかと思う。PS時代ガンダムゲーはGジェネレーションもそうだけど作品からとんでもない熱量を感じる事がある。

自分の中でレトロガンダムゲーを遊びたい時期にプレイした作品PS2のアクシズの脅威Vは既にプレイした事があったけど、正直戦略SLGは苦手だった。

PS1作品だけあってロードが異常に長かったり毎ターン世界各地から進行してくるジオン軍が嫌になって何度もゲームオーバーになったけど…ある日プロトタイプガンダムの開発に成功してから全てが変わった。

アムロヤザンバニング小隊が駆るプロトタイプガンダム部隊がたった三機でジャブロー以外全てジオン領土になった地球圏で進撃を果たし…数十ターン後には連邦軍勝利に導いた時、このゲーム面白さが分かった。

侵入相互ロックという滅茶苦茶面倒臭いけどプレイヤー有利な裏技存在も知り、レビル将軍率いる地球連邦軍が幾度も現れる敵勢力を打ち倒しついに地球圏を平和を取り戻した時…ああ、やっと終わった…と息を吐けた。

自分はこの時Gジェネレーションなどでもユニット図鑑埋めとかちょっとしたやりこみ要素にハマっていたので…ギレンの野望でも同じ事をしようと思った。

ジャミトフ閣下率いるティターンズシロッコ率いるティターンズブレックス准将率いるエゥーゴデラーズ閣下率いるデラーズフリート、ハマーン様率いる女性軍…色んなシナリオ遊んだ

とにかくこのゲームロード時間が長く、そうでもなくてもプレイに長い時間がかかるゲームなので…恐らく自分プレイしたPSゲームの中で女神異聞録ペルソナに次ぐくらい遊んでいるんじゃないか、と思う。

まり難易度に心が折れそうになったデラーズフリートをクリアした後、今度はジオン編を遊ぶか…という所で何があったのか忘れたけどプレイを中断している。何故中断したのかは忘れたけど…。

最近は…色々あって家庭用ゲーム機を遊ぶ事もすっかり無くなったけど、また何かの拍子にこのジオンの系譜を夢中になって遊べる時が来れば良いな…と思っている。

他にもパッと思い出せない作品はあるだろうけど、ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じてハマったコンテンツ結構挙げられた気がする。

個人的に「ハマった」の定義は・それの事が気になりすぎて他の趣味に手が付かない・関連する作品人物もつい追ってしまうのどちらかが当てはまる事かな…と思ってる。

腐女子ってよく作品タイトルをわけわからん略し方するじゃん?

あれ、コンテンツのものやその近縁の業界の人からしたらかなり困るんだよな

何故かというとツイッター作品タイトル検索しても変な略称で語ってる人らの反応を見ることができないんだよ

極端な例で言うと忍たま乱太郎のことを腐女子の方々はrkrnって略してるけど、そんな略し方仕事でやってる人らは知らんから……

これでメーカー忍たま乱太郎のグッズを出したり、ポップアップショップをやったりして、その後ツイッター上でユーザーの反応を見るわけだけど、上記のような隠語じみた略称で語られるともう検索に引っ掛からなくなるんだよね、そんな略称知らないわけだから

そういうわけだから変な略称使うのはエロ妄想ツイートとかだけにして、感想言うだけなら普通にタイトルメジャー略称出してほしいわ

2022-07-21

anond:20220721225032

面白文化人枠にしようとしてたのはテレビとそれを見てた馬鹿だけで、

オウム道場経営する店舗の近隣住民ヤバいと震え上がってたぞ。

秋葉原にも、マハーポーシャというPCショップだけでなく、トライサルとかPCショップ有ったけど、安くてもヤバいから近づくなと囁かれていた。

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。の続き。2

anond:20220721070123の続き。

西尾維新作品2013年以降)

初めて触れた西尾維新作品ジャンプでやってためだかボックスだったけど、それが妙に自分に合ったのかとにかく当時のジャンプ作品で一番好きだった。連載終了後にはファンブックも買ったけど実に読み応えがある物だった。

めだかボックスがこんなに自分に合うんだから他の作品もそうじゃないか?と次に手を出したのは所謂戯言シリーズで、こっちも面白くて西尾維新自分に合う作家なんだなと思った。モヤモヤする要素も多いけどそういうのも込みで。

戯言の次は人間シリーズ人間シリーズの次は化物語化物語の次は刀語シリーズ…と言った感じにハマったり飽きたりを繰り返しながらコツコツ西尾維新作品を読んでいった。

これ明らかに手を抜いて書いてるな…とかこれ自分には合わなかったな…とか好きな作家だけど割と本によって好みが別れる感じだったけど、それでも大体の本は自分にとっては面白いので読んでいて楽しめる作家さんだった。

2015年ドラマをやっていた掟上今日子の備忘録2017年アニメをやっていた十二大戦2021年アニメをやっていた美少年探偵団など、この人の本を読まなくなってからも定期的にこの人の作品に楽しませてもらってる。

ファンの間で未完で終わるのではないか?と言われていた新本格魔法少女りすかが数年前に完結したと最近知ってめでたいなと思った。ちなみにこの人が書いたジョジョノベライズ所謂DIO日記個人的には結構面白かった。

上遠野浩平作品2019年以前?)

奈須きのこ西尾維新に多大な影響を与えた事で有名な作家さん。西尾維新曰く「作家の間で一番ジョジョ好きな人」らしく、確かにこの人が書いた恥知らずのパープルヘイズは本当に面白かった。

この人の作品ブギーポップは笑わない一作目と恥知らずのパープルヘイズしか読んだ事が無かったけど、何かの拍子にブギーポップの二作目VSイマジネーターを読んだらそれが滅茶苦茶面白くてドハマリした覚えがある。

そこからペパーミント魔術師まで一気読みして、他にも講談社ノベルス事件シリーズ徳間デュアル文庫ナイトウォッチシリーズノン・ノベルソウルドロップシリーズなどを読んだ。どれも面白かった。

そこから改めてブギーポップの続刊を読み始めたけど、ペパーミント魔術師までと比べるとどうだろう…と思いながらもこれはこれでやっぱり面白かったんじゃないかと思う。面白い本でなければ何冊も読まないし。

2019年ブギーポップが再アニメ化して、これが昔からファンには賛否両論な感じの作品なんだけど個人的には大好きだった。VSイマジネーター・歪曲王・夜明けのブギーポップなど好きなエピソードアニメになったのはたまらない。

一作目のラスボス早乙女君の声が今アニメやってるジョジョフーゴと同じ人なのが奇遇だな、と思ったり。ビートのディシプリンにも出てくるモ・マーダーの叔父貴カッコ良すぎだろ!とTVの前で大興奮したり。

名前だけとはいえブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラに出てくる人気キャラユージンが一瞬出演してくれたのは原作通りとは言えニヤリと出来た。その興奮で上遠野作品を全作読み返したりもした。あの時は結構熱量あったなあ…。

鬼畜王ランス(2018~2019年?)

アリスソフトフリー配布している名作シミュレーションゲーム1996年作品だけど自分が実際にプレイしたのは今から数年前だったと思う。

これがもう本当に面白くて、PCの前にしがみついてぶっ通しで何時間も遊んでいた。自分がこうなんだからこれを発売当時にプレイしていた人のハマり具合とか本当に凄い物だったろうな、と思う。

所謂エロゲーはこれ以外は同じアリスソフトのしまいま。しかプレイした事無かったけど、何故アリスソフトランスシリーズが高い人気を誇りファンが多いのかこの二作をプレイしただけでもこれでもかと分からされた。

クレイモア八木教広作品2014年以降)

月刊少年ジャンプジャンプSQで連載されていたダークファンタジー少年漫画自分SQ以降の読者なので月ジャン時代はどんな作品だったのか知らなかった。

2014年に連載が終わってハッピーエンドで良い話だったなあ…と途中からしか知らない自分でも思ったけど、ある時「そういえばクレイモアってSQ連載前はどんな漫画だったんだろう?」と急に思い単行本を買い始めていた。

正直SQで連載していた時期はやたらテンポが悪くてキャラは多い漫画だな…としか思っていなかったけど、月ジャン連載時代の頃の話を読むとこりゃおもしれえ!と思った。おねショタ好きだったので主人公二人に凄く惹かれた。

月ジャン掲載分の単行本を全て集めると、今度は家の倉庫に置いてあるジャンプSQを全部引っ張り出してクレイモアを読み始めた。大まかな流れを理解してから読むとこんなに面白かったのか…と思わされた。

数年分のジャンプSQクレイモアやそれ以外の漫画も含めてクレイモア最終回分まで読むのは中々楽しかった。単行本の巻数的にはそんな長い漫画では無いけど、読み終えた後は実に満足していた。

クレイモアとどっちが先だったかは忘れたけど、自分は平行して八木教広先生の前作エンジェル伝説単行本も集めていた。これが面白ギャグ漫画で、これ本当にクレイモア描いてるのと同じ人の作品なの!?と思った。

エンジェル伝説の頃からクレイモアのような漫画おねショタが描きたいんだろうな…と感じられる要素が終盤あったので、クレイモアでそれを実現したんだと思う。今サンデー移籍して描いてる作品も、いつか読めたら良いな。

小説ガンダム2016年

ある時「劇場版逆襲のシャアとは違う展開が描かれる」という言葉に惹かれてベルトーチカ・チルドレンを読んだのが小説ガンダムに触れるようになる入り口だったと思う。

所謂アニメガンダム結構見てる方だったんだけど、富野監督の書く小説ガンダムは…何というか文章の癖が強くて、でも原作者が直々に描いてるだけあって自分が求めてるガンダムでもあるのが何ともたまらない物だった。

ベルトーチカ・チルドレンを読み終えた次はアムロ死ぬと言われている小説版初代ガンダム、その次はZガンダム…と言った感じでどんどんガンダム関係小説を読んでいった。

文章で読むガンダム面白いな、と思えたお陰で小説媒体という事で触れる事は無いと思っていたガンダムUCにも手を出したけど、これがプロ作家さんが描いた作品だけあって本当に面白かった。

自分OVA版に完全ノータッチだったのもあるだろうけど、逆襲のシャアF91の間を描く完全新作ガンダムとして面白くて面白くて続きが読みたくてたまらん!といった感じで貪るように読んでいた。

UCを読み終えた後も完全に「小説として読むガンダム」の面白さに惚れ込んでいたから、とにかく「ガンダム」が題材の小説は入手出来る範囲なら何でも買っては読んでいたと思う。

そのお陰で自分は実機でプレイした事が無いドリームキャストゲームコロニーの落ちた地で…」の大まかなストーリー林譲治先生小説版のお陰で知る事が出来た。ガンダム小説は本当に良い媒体だと思う。

この時期はこれと並行して漫画ガンダムにもハマっていた気がする。アストレイや00Fなどアニメになっていないオリジナル外伝作品がその入り口だったと思う。この頃は本当にガンダム全般を楽しめていた。

ゲームだとGCソフト戦士達の軌跡にドハマリしていたのもこの頃だった覚えがある。初代ガンダムキャラゲーかと思いきや08MS小隊ポケットの中の戦争0083MSVの要素までガッツリあったのは良い意味で裏切られた。

龍狼伝(2016年くらい?)

修羅の門シリーズを読み終えた後月刊少年マガジン漫画って面白いなーと思っていた頃に出会った作品コータローまかりとおる!とは多分同時期くらいに読んでいた気がする。

三国志知識三國無双くらいしか無いけど歴史ロマンス物として滅茶苦茶楽しめた。と言うか、三国志好きの友人に読んでもらったらこんなの三国志じゃねえ!と半分冗談だろうけど怒っていた。

三国志+北斗の拳というか、主人公志狼くんが明らかに中~高校生じゃない戦闘力の持ち主なのが半分ギャグ漫画みたいだった気がする。それはそれとして北斗の拳っぽい格闘漫画として滅茶苦茶面白かった。

城平京作品2015年以降?)

スパイラル~推理の絆~ヴァンパイア十字界絶園のテンペストなどの原作を手掛けているここ20年ほどのガンガン作品に触れてる人にはある意味お馴染みの作家さんではないだろうか。

自分がいつこの人の作品にハマったかは正確な時期は覚えていないけど、アルスラーン戦記ハガレンガンガン作品という順番で触れた筈だから恐らく2015年以降、だと思う。確かスパイラルから読み始めた。

とにかく真相が気になる事件を描かせるとこの人に敵う作家さんは居ないのではないだろうか?と思う。一見ファンタジー要素のあるバトル物に見せかけて、結局この根幹にある物は推理物のノリだった、という作品が多い。

個人的漫画作品での最高傑作ヴァンパイア十字界で、それ以外だと小説スパイラルが非常に面白かった。二年ほど前にアニメ化された虚構推理もトンチと屁理屈ロジックが実にいつもの城平京作品といった感じで良かった。

アイアムアヒーロー2017年以降)

大泉洋が主演で映画化された事でも有名なサバイバルホラー漫画。後にレンタルで借りて見たけどネットの高評価通り滅茶苦茶面白かった。

この作品を読むようになったのは完結して終盤の展開があまりよろしくない事を知った後の事だったから、少なくとも完結した後の事だったと思う。

普段この手の青年漫画はあまり読まない方だったんだけど、これは本当に面白かった。実力のある作家さんが日本舞台ゾンビ物を描いたらこうなる、という感じでゾンビ物が好きな人ならまず間違いなく楽しめる傑作だと思う。

作中に登場するゾンビに噛まれるか引っかかればその時点で感染してアウト、という緊張感が凄まじかった。終盤の展開は確かにネットの評判通りこれはどうなんだろうな…って感じだったけど、そこまでは滅茶苦茶楽しめたから良し!

銀河旋風ブライガー銀河烈風バクシンガー銀河疾風サスライガーJ9シリーズ2015年

スーパーロボット大戦にも時々参戦しているロボットアニメ。この時期にニコニコ動画で大ヒットしていて、それに釣られて自分も楽しんでいるニコ厨の一人だった。

どの作品キャラクター、ストーリー音楽が魅力的でたまらないぜハニハニ。一作目のブライガーなんかはこれまんまロボアニメ版SFルパンでは?って感じの作風だったけど、面白いんだからとにかく良しと思うべきだと思う。

J9シリーズロボットキャラを使いたいがためにスパロボα外伝を再プレイしたりスパロボGCを買うくらいにはハマっていた。個人的にはロボアニメ版「燃えよ剣」な銀河烈風バクシンガーが一番面白かったかもしれない。本当名作。

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ2015~2017年

まれて初めてリアルタイム放送を追ったガンダム。これ以前のガンダムは全てレンタルDVDを借りて見ていたので、先の展開が一切分からないガンダムに触れるのは今作が初めてだった。

正直な所自分は一期の時はこの作品に対してあまり良い感情を持っておらずアンチ気味だった。自分が好きだったキャラ達が次々惨死し、嫌いだった側のキャラクターが大した損害も無く大勝利!という見たくない展開だったからだ。

この作品に対する好感度が逆転したのは二期の後半、2017年に入ってからだったと思う。それまでプロットアーマーにでも守られていたかと思っていた陣営キャラクターが、ある回で戦いの果てに戦死してしまったのだ。

その回以降「あれ?マジでこの作品どうなんの!?」と先が気になって仕方なくなった。ネットでの評判はあまり宜しくなかったけれど、その回以降最終回まで自分はずっと楽しんで見ていた。先の展開が全く読めなかったから。

最後の方はもう次回の放送を一週間待つ事が出来なくて、最新話を見たら一期の一話からまた最新話まで見返す、という事までしていた。今なら到底こんな事やれないと思う。

この作品の結末は個人的には「なるべくしてなった」感じでそんなに悪い物だとは思わなかった。それでも個人的にずっと推していたあるキャラがとても無残な最期を遂げた時は本当に体の力が抜けてしまった。一ヶ月くらい引き摺った。

終盤から荒れ気味だったのもあって放送終了後はこんなにも凄まじいのか…と思うほど荒れていた。5年経った今は多少収まった気もするけど、それでも未だに鉄血の話題になるとピリピリしている人をコミュニティでよく見かける。

放送終了からしばらく立って、この作品プラモデルセールになっていたのを見かけて自分ガンプラデビューを果たした。好きなキャラの乗っていた好きな機体の立体を手にするのってこんな感覚なんだ!ってこれも本当に楽しかった。

書店ホビージャパンやグレートメカニック、メカニックワールドなど鉄血について語られた書籍を読むのも楽しかった。所謂アナザーガンダムの中でも鉄血のオルフェンズはTOP3に入るほど好きな作品であり好きな世界だった。

先日放送されていた鉄血のオルフェンズ特別編を見て、流石に5年も経てば自分の鉄血熱も少しは冷めたかな?と思ったら5年前と同じように楽しめていて、何年経っても好きって気持ちが冷めないくらい好きだったんだと自覚した。

まりに入れ込み過ぎたからか、ガンダムとして次回作にあたるビルドダイバーズやビルドダイバーリライズは鉄血ほどの熱量を持って見れなかった。これはビルド系があくまガンプラを題材にした作品なのもあるかもしれないけれど。

今年の秋にガンダムシリーズの新作水星魔女放送がついに始まる。果たして自分は鉄血の時と同じ熱量水星魔女を楽しむ事が出来るだろうか。期待と不安が半々、楽しめたらそれに越した事は無いなあと思っている。

ガンプラ2018年)

鉄血のオルフェンズの影響でガンプラに触れるようになってから一時ガンプラを集めるのが趣味になっていた。組む方はヘタクソだけど、それでも100円均一ショップで何かプラモデル作りに仕えそうな物とか色々漁っていた。楽しかった。

鉄血シリーズHGを始め、この時新商品が展開していたビルドダイバーズ、HGUCGのレコンギスタとかちびちび買っていた。SEEDの1/144シリーズなんかも安価だったので好きだった機体のキットを少々買った。

プラモデルを触っていて思ったのは、海老川兼武氏がデザインしたMSは本当にどれも良いな!という事だった。グレイズゲイレールグリムゲルデダブルオーダイバー等々海老川デザインMSのキットはどれも最高だった。

このガンプラという趣味ビルドダイバー放送終了後には自然と冷めてしまった、というか懐事情関係で続けられなかったけど…不器用なヘタクソなりにプラモデルをパチパチと組み立てていくのは面倒でもあり中々楽しかった。

最近エントリーグレードというワンコイン価格で発売されているガンプラがあるので、それを手に取って遊んでみたいな…という気持ちはある。またお金に余裕が出来たら手を出してみたいと思っている。

とりあえず思い出せる物を思い出せる限り書いてみた。他にもあるだろうけど忘れていて思い出せないのが残念。また思い出したら書いてみよう。

追記】誤字を直した

追記2】誤字を直した

追記3】

トラバブコメでこの日記に対して色んな事を言ってくれる人達が居て嬉しい。昔の作品も今の作品面白いよね!続きが気になってたまらいくらいハマれる物に出会えたら、それは本当に最高だと思う。

自分の好きな作品に対して何かを言ってくれる人やこの日記に対して何かを言ってくれる人が居る事がとにかく嬉しい。ありがとうございました。記憶から抜けてる好きだった物についてもいつか何か書けたら良いなぁ…

追記4】anond:20220722013251に続く。

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。1【追記したよ】

最近ドクターストーンというアニメの録画を見て年甲斐も無く「滅茶苦茶面白いなこれ!」って思って感動した。

人生って嫌な事も多くて、正直先も真っ暗で最終的に悲惨な結末を迎えるかもしれないな…って暗い想像をする事もよくあるんだけど

そういう時ベタだけど「うわめっちゃおもしれえなこれ!」ってコンテンツ出会えたらそれが一瞬でも生き甲斐になれる事がある気がする

なのでここ10年という最近に「これに触れる事が俺の生き甲斐なんだ!」ってくらいハマった物を少しずつ思い出して一度書き出してみたくなった

思い出せない物も沢山あるだろうけど、それでもその時その一瞬でも楽しめたのならきっと幸せな事だったんだと思う。ハマった年も覚えているなら書く事にする。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞2014年

まれて初めて最後まで追った深夜アニメ。このアニメを録画するためにブルーレイレコーダーを購入した。

機動戦士ガンダムSEED監督福田己津央氏が製作に携わっているという事で怖い物見たさで見始めたのだけど、見ている内に見事にハマってしまった。

OPに出てくるキラっぽいキャラが出るまではとにかく見ようかな…と思ってたんだけど、まさにそのキラっぽいキャラが出てくる4~5話で完璧にハマってしまった。本当に大好きだった。

次回が公開される一週間後を待ちきれず、放送日が来るまで何回も何回も録画した回を見返して待っていた覚えがある。今の自分からは考えられないくらいハマっていた。放送後に発売されたゲーム版スパロボも買っていない。

マジック・ザ・ギャザリング2012~2013年

イニスラード~ラヴニカへの回帰がスタンダートだった頃のMTG。当時友人達と一緒に遠くのカードショップまでカードを買いに行くほどハマっていた。

少年時代コロコロコミックで連載していたMTG時代デュエルマスターズが好きだったんだけど、地元MTGを取り扱っているショップが無かったので実際遊べるようになるのにその漫画を読んでいた頃から10年以上かかった。

基本的に安いカードしか買わないようにしていたんだけど、それでも結構な額を使ったような覚えがある。今ではその友人達との縁は切れたけれど、MTGだけは今でもMTGアリーナで遊んでいる。

当時ニコニコ動画MTG架空デュエル動画が大いに盛り上がっていて、そのシリーズが好きだった。所謂例のアレジャンルなので今となっては不謹慎かな、と思う。

空の境界TYPE-MOON作品2012年2013年

当時菊地秀行氏や夢枕獏氏の作品の影響で所謂伝奇バイオレンス小説にハマっていて、何でも良いか面白い伝奇小説は無いか!?と思っていた時期に古本屋出会ったのが講談社ノベルス空の境界だった。

一冊100円という事でとりあえず上下巻買って読んだんだけど、とにかく読みづらくて「Fateとか月姫好きな人間はこんな読みづらい文章作品にハマったのか…?」と読み始めた頃は思っていた。

読みづらい、とにかく読みづらい…と思いながら読んでいたけど上巻の終盤に始まる第五章・矛盾螺旋あたりから「あれ?この本読みづらいけど結構面白いのでは…?」と思い始め、下巻を読破する頃には完全にハマっていた。

正直今でもこの本の内容を理解しきれているとは言えないけど、主人公両儀式とその親友黒桐幹也恋愛物語にもうのめり込んでしまった。しばらく後にこの作品アニメ化している事を知りすぐにレンタルで全巻借りて見た。

アニメの出来もとても素晴らしくもう空の境界熱は止まる所を知らなかった。生まれて初めてアニメDVD、それも初回限定盤を買ってしまったし書店アンソロジーコミックスも買った。寝ても覚めても両儀式の事ばかり考えていた。

この自分の「好きだ!」「こういうのが見たい!」という熱量が、自分SSを書かせる行動力も与えてくれた。とあるコミュニティ空の境界SSを投下していたのもこの時期だったと思う。出来はあれだったけど、熱量はあった。

空の境界と同じ世界の話という事でメルティブラッドにも手を出してプレイしたし、メルティブラッドと同じ世界という事でついにCSFateにも手を出してしまった。クリアするのに60時間以上かかったけど、あれも凄いノベルゲームだった。

ここまで来るともう空の境界面白い、というだけでは収まらなかった。Fateの前日譚という事でFate/Zeroの小説通販で全巻買って読んだ。滅茶苦茶面白かった。その後はネットの各所でFateSSを読み耽りまくっていた。

空の境界アニメを見たんだから他の型月作品アニメも見るか!という事で、真月譚月姫DEENFate/stay nightのTV版と劇場版Fate/Zeroのアニメセールの時に全巻借りて三日で全話見てしまった。

正直今の自分には信じられないくらいの熱量がこの頃の自分にはあったと思う。倍速でアニメを見るのもしんどい今の自分が、TVアニメを計5クール分と劇場版アニメ一本を立て続けに見るとか、完全にハマっていた。

その後空の境界の続編小説が発売されている事を知りそれも読み、未来福音劇場版も楽しみだったけれど劇場には見に行けなかったのでレンタルで旧作扱いになる一年後に100円で借りて見た。これも中々面白かった。

この型月熱はずっと続くかと思っていたけど、ハマってから数年経つとやっぱり少しずつ冷めてしまった。色んな要因が重なった物だと思う。

型月ファン同士の嫌になるような叩き合いを見たとか、とある型月ファンサイトで作品叩きやらキャラ叩きやら嫌な思いをしたとか、自分の中で神聖視していた式のエッチな絵を見て衝撃を受けたとか、色々重なった。

結局2014年頃に放送されたUBWアニメ版は「劇場版の中で出来た自分イメージと違うと嫌だから」という理由で見なかった。2017年にやっていたアポクリファアニメは見たけど、こっちは先入観無く最後まで楽しめた。

多分今でも作品に触れたらそれなりに楽しめるんだろうなって思う。3/16事件とかDDDとか型月熱が冷めた後に触れてもそれなりに楽しかたから。それにしても、空の境界熱狂してた頃は本当に楽しかった。

修羅の門海皇紀川原正敏作品2013~2016年頃)

ある時月刊少年マガジン立ち読みした時に「陸奥VS呂布」という謎の煽りを見て何だこの漫画は…?と思ったのがこの漫画に対する第一印象だったのは覚えている。実際に読んだのはそれから大分経ってからだった気がする。

刃牙烈海王ボクシング編が「烈の門」と言われたり、夢枕獏餓狼伝をパクった作品だと夢枕獏本人に名指しで批判された事で、タイトルだけは読む前から知っていた。知っていたけど、中々手に取る気が起きなかった

それでもまあ有名だからきっと面白いんだろうな…と思って読み始めた所、最初の方は絵がお世辞にも上手いとは言えなかったり背景も正直手抜きだと思っていたけれど、いつしか…いつの間にか読む内にこの漫画にハマっていた。

第二部の決勝戦の頃には完全にハマっていたから、恐らくその前の片山右京戦・飛田高明戦あたりでハマっていたのかもしれない。第一部初期はあー夢枕獏作品パクリと言われたのも分かる…と思いながら読んでいたから。

気付いた時にはグラップラー刃牙夢枕獏作品より修羅の門には好きになっていた自分に驚いた。特に四部バーリ・トゥード編は未だに全格闘漫画で一番面白いパートなのでは?と思っているほどお気に入りだったりする。

修羅の門を読み終えた後には「とにかく修羅関係作品が読みたい!」と最初歴史物だからという理由で全く興味が無かったスピンオフ修羅の刻も読んでいてそちらにもハマっていた。幕末編と西部編、とにかく面白いんですよ。

その修羅の刻も読み終えると「もう修羅でなくても良い…川原先生作品なら何でも良い!」と、あの大長編海皇紀にも手を出していた。とにかく長くて表紙で何巻か見分けが付かない漫画、といえば知る人も居るかもしれない。

これもとにかく長かったんだけど…読み終える頃には「これもしかして修羅の門より面白くね!?」というくらいハマっていた。修羅の門を描いたご褒美なのか、とにかく川原先生の当時描きたい物を描いた漫画、だったのかもしれない。

この長い海皇紀もコツコツ集めて読み終えた頃には、他に読める川原先生作品といえばパラダイス学園やあした青空エンジェルHEROなどの短期連載作品か…それとも当時月マガで連載していた修羅の門の続編か、だった。

修羅の門とは全然雰囲気が違うなあと思いながらも川原先生の初期の作品も読んだし、修羅の門第弐門も九十九VS姜子牙戦あたりから毎月リアルタイム月マガ立ち読みして追っていた。とにかく夢中になっていた。

九十九VS子牙戦の間に挟まれ九十九VSケンシン・マエダ戦は「もしかしてこれ本当に九十九は負けたのでは…」と読んでいてハラハラしたし、その後のラスボス・海堂さんと九十九の戦いは最後までどちらが勝つか読めなかった。

この修羅の門第弐門のエピローグ、或いはプロローグにあたる修羅の刻・昭和編がその後月マガで連載されたのだけど、こちらも最後まで面白かった。あまり面白さに単行本も珍しく新刊で買いました。これまた面白かった。

その修羅の刻・昭和編を読んで自分の中で一旦何かが満足したのか…川原先生の新作・龍帥の翼自然と読まなくなった。これも海皇紀と同じで長くなりそうだ、と思ったのかもしれない。実際読んでみたら面白いんだろうけど。

フルメタル・パニック2018年以前)

これもいつ頃ハマったのかは覚えてないけど、少なくともアニメの四期が始まる以前だったような覚えがある。揺れるイントゥ・ザ・ブルー、が面白かった事がこの作品にハマった切っ掛けだったような気がするけどあまり覚えていない。

フルメタ最初の一巻か二巻かを読んだ後にその後長年放置していた覚えがあるんだけど、何かがきっかけで積読を崩してからはもう夢中になってフルメタを読み耽っていた。恐らく当時ロボアニメにハマっていたんだと思う。

短編はあまり好みじゃなかったけど、長編と中編が面白いのなんの。途中で積読が何巻か抜けていた時は自転車で即書店に走ってその抜けを埋めて読むくらい、それほどこの小説にハマっていた。夢中になって読んでいた。

途中で作者の後書きに反感を持ったり、正直最後の方の駆け足展開ご都合展開は好みじゃないと思ったけど、それでも面白くて時間を忘れて読んだ小説だった。スピンオフにあたるアナザーは未だ読んでいない。

アルスラーン戦記田中芳樹作品2015年~)

2015年荒川弘氏のコミカライズ版がTVアニメ化した作品アニメの一話を見て面白いな!と思い、二話までにそれまで積んでいた角川文庫アルスラーン戦記を全て読み終えた。滅茶苦茶面白かった。

アニメアルスラーン戦記主題歌が良く荒川弘先生キャラデザが魅力的という事で中々楽しく見ていた。割と初期に原作漫画を追い越してしまった影響か最後の方はアニオリ展開になってしまったのは残念だった。

とにかくこのアルスラーン戦記読破した事で「やっぱり田中芳樹作品面白い!」と思い、マヴァール年代記タイタニア夏の魔術や灼熱の竜騎兵等々それまで買っただけで積んでいた田中芳樹作品を貪るように読んでいた。

その中でも銀河英雄伝説は「数年かけてOVA外伝まで完全に制覇したのに、何で大まかな話を知ってる話をもう一度活字で読まなければいけないんだ?」と思っていた。実際読んだら、凄い面白かった。

当たり前だけどアニメ小説媒体が違うという一番の特徴があって、どれだけ声優さんナレーターの人の語りを入れてもアニメでは原作小説で描かれていた部分をそのまま全て作品に出来る訳ではないのだな、と思った。

OVA版が長いのもあって丁度内容を忘れ始めていた事もあってか、それとも純粋にこの小説が名作だからか、この場面や台詞は先にアニメで見て知っているなと思いながらもワクワクしながら読んでいた。

本編10外伝4巻の計14巻を読破した後は満足感と寂寥感の両方があったかもしれない。長い小説だけど、2018年2020年リメイク版が地上波放送された時はまた熱が蘇り読み返した。本当に良い作家さんだと思う。

とらドラ!竹宮ゆゆこ作品2016年

自分の中で小説ライトノベルを読むのが何より楽しみだった時期に読み耽っていた作品。これも一巻だけ読んだ後は長い事積んでいたけど、ふと他人とらドラ!読後の感想を見かけてこれは面白そうだと思い積読を崩し始めた。

どんな作品にも言えるけど、ある時期話題になった作品というのはやっぱり話題になるだけの面白さはある物だと思う。一度読み始めると「この先は一体どうなるんだ!?」と気になって気になって仕方なくなった。

この作品を読んでいて特徴的だと思ったのは、ヒロイン達が男にとって都合の良い一種アイドルではなく醜い所・駄目な所・嫌な所もある人間臭い存在として描かれている所だった。逆に男子達には理想が入っていた気がする。

積読を読み終えると続き読みたさに書店へ走り、それも読み終えると今度は「竹宮ゆゆこ先生作品なら何でも良い!」とわたしたちの田村くんゴールデンタイムも買って読み始めた。こちらも同じく最後まで楽しませてもらった。

特にゴールデンタイムは途中まではもしかしてこれはとらドラ!匹敵する名作なのではないだろうか?と思っていた。とらドラより巻数が少なかったためか終盤は駆け足気味に話が終わらせたのが残念だった。

ゴールデンタイム以降竹宮ゆゆこ先生作品には触れていないけれど、彼女電撃文庫で発表した二十数巻の小説はある時期の自分を本当に楽しませてくれた素晴らしい作品だった。本当にありがたい事だと思う。

野球漫画全般2015年以降?)

いつだったか自分の中で野球漫画ブームが起きていた時期があった覚えがある。現実野球が大好きという訳ではないけど、漫画というフィクションの中で描かれる野球という競技には本当にワクワクさせられた。

ドカベンなどの水島新司作品書店で片っ端から買い漁ったし、他にもあだち充作品ラストイニングおおきく振りかぶって名門!第三野球部ペナントレースやまだたいちの奇蹟などとにかく野球漫画を読みまくった。面白かった。

登場する女の子の可愛さは最強!都立あおい坂高校野球部が抜群だった気がする。中でも一番読んでいて夢中になれた作品ラストイニングだけど、結局何とか甲子園に出場した所以降はまだ読んでいない。いつか読みたい。

あだち充作品2015年以降)

野球漫画を片っ端から読んでいく内に、それまでタイトルと絵だけは知っていたけど読んだ事が無かったあだち充作品にも触れる事になった。最初に読んだ作品H2だったと思うけどこれがもう面白いのなんの。

野球恋愛をセットの物として描くからこっちは今野球が読みたいだけなのに!と思っている時はその恋愛要素が鬱陶しく感じる事もあったけど、それ込みで野球というスポーツを描く作品として本当に面白かった。

H2の後はタッチクロスゲームなどの野球物は勿論の事、ラフ虹色とうがらしいつも美空みゆきなど野球要素が無いあだち充作品明後日は読み耽っていた。読んでいて一番自分に合ってるな、と思ったのはクロスゲームだった。

コータローまかりとおる!2016年以降)

古本屋で全巻セットがお得なお値段で売られていた事から出会った作品タイトルだけは知っていたけどあまりに長すぎて自分が読む事は無いだろうな、と思っていたから意外な出会いだった。

82年連載開始の漫画という事で、最初は絵も内容も古いな…と思いながら読んでいたけど、絵が読みやすくなったりキャラクターに愛着を感じ始める頃には流石長期連載される漫画だけあって面白い!と思いハマっていた。

主人公コータローがとにかく作中で色んな事に手を出すのでこういう漫画である、と一言では言えないんだけれど…格闘・バトル・学園物の漫画というのが近い気がする。もっと言うなら何でも有り漫画なのかもしれない。

全59巻という長さにも拘らず最初から最後まで面白いストーリー漫画というのは本当に衝撃的だった。これは続編も面白いに違いない!と早速柔道編も買って読んだけど期待は裏切られる事無くやはりそちらも名作だった。

この名作少年漫画原作者の蛭田達也先生病気療養が理由2004年から連載が休止している事は知っているけど、実際に単行本最終巻を読むともうここから先は読めないんだな…と寂しく思ってしまった。

コータローまかりとおる!の連載が休止して再来年20年、この名作の続きが世に出る事があればこんなにめでたい事も無いのに…と思う。昔の漫画だけど本当に面白くて90巻以上退屈せずに読めるって凄い事だと思う。

anond:20220721070237anond:20220722013251に続く

2022-07-19

欲しい物無くなった

趣味友達と遊ぶ道具は殆ど揃っている。どれもある程度良い物を買ったので長く使う予定。より良い物に変えようとショップAmazonを見たけど、改めて変える程の物でも無いと思った。現状に満足しきってしまった。

なんかもう最悪だ

雨の合間に買い物に行こうと思ってチャリに乗ったらペダルが空回りする

壊れた!!!!

と思ったらチェーン外れてた

今までの人生自転車のチェーン外れたことなかったからびっくりした

(おまけに何も考えずに素手でチェーンに触り大惨事になってしまった。Tシャツにもちょっとオイル付いちゃったよ。うう)

ググってみたところ、チェーンカバーなしギア変無しママチャリなら直ぐ直せそうだけど

残念ながらbesv CF-1

https://besv.jp/products/cf1/

とても自分で直せそうにない

だが販売店は遠い

この荒天の中店まで持ち込みとか無理

というかアシスト効かない程度だったら普通に乗って持ってくけど、漕げないんじゃ無理

明日お店に電話してみるしかない。出張修理してくれるかな…いくら掛かるんだ

つーかこのチャリ最初から変なんだよな(一回全とっかえしてるしな)

メンテやばいせいなのか、走ってるとガコガコするんよ。ガコガコというかペダル踏むと「ガッチャン」てなることが多い

販売店はガチ系のサイクルショップさんだから変な組み立てなんてしない筈だけど

とても親身になってくれる良いお店なんだけど

はー

バッテリー丸出しでだせーけどもっと安くてどこでもメンテ出来るパナだのブリジストンの電アシを買うべきだったのかもしれん

…うっ…嫌だ…そんなもん要らない

(以前、販売店以外で軽いメンテ頼んだらオヤジに「こんな自転車は駄目だ」扱いされたけどな。失礼なオヤジだよ。二度とあの店には行かない)

偶にしか乗らないけど、好きで買った大事チャリだ。長く乗りたいけど…海外製電アシは難しいのかもしれない

2022-07-17

レンタルショップで働いているがお客さんの劣化が著しい

目に見えるように閉店が相次いでいるレンタルビデオショップで働いているのだがここ数年の客の劣化が激し過ぎる。当たり前だが、ここに来るのは時代に取り残された人たちばかりだ。ネトフリやアマプラといったデジタルの波に乗ることができない老人たちはクレーマー揃いで、口を揃えて言うのは「こんな閉店ばかりしているお前らの店にわざわざ来てやってんだぞ」という謎の上から目線言葉だ。違う、あなたデジタルの波に乗ることができなかっただけだろうと言い返してやりたい気持ちをいつもぐっと押さえている。しかも、先ほど書いたように閉店が相次いでいるため、これまで方々に散っていたクレーマーたちが1店舗に集中している。いつも新たなクレーマーが現れるたびに、スマブラの「参戦!」という文字がその人の横に見える。しかし、老人たちは金を落とす。平気で新作のDVD10枚以上を借りて3000円ものお金を払っていく。それも毎週だ。1ヶ月1000円もしないサブスク登録してる身としては信じられない。やはり老人は金を持っている。アダルトDVDも同じように大量に借りていく。70歳80歳になっても性欲は衰えないんだなあと感心する。もちろん、レンタルをする人たちにとってDVDを観ることが唯一の楽しみであることも重々承知している。だからこそ、このお店が潰れてしまたらこの人たちの人生はどうなるんだろうかと心配にもなる。

2022-07-16

利用しているショッピングサイト(多種)の評価

Amazon

商品の多さ ★★★★★ 商品の質 ★★☆☆☆ 配送速度 ★★★★☆

商品の多さはピカ一、ただし胡散臭い商品も多いので商品の質と安全性に欠ける。

Prime配送速度は速いが配達業者によって極端に変わり、メーカーなどの業者販売している商品に関しては配送時間がかかる場合が多い。

セール時の価格はかなりお買い得になるが、セール時の配送は通常よりも届くのが遅い。

Amazonサポートは、ほぼ外人さんだがちゃんとした理由での相談などは丁寧に対応してくれる。交換対応ギフト券などをくれたりもする。

商品登録が多すぎて管理しきれてないのが問題

楽天市場

商品の多さ ★★★★★ 商品の質 ★★★☆☆ 配送速度 ★★☆☆☆

商品の多さはかなりのもの。ただし、商品在庫が無いにも関わらず在庫有りで販売している為にショップ都合でキャンセルにされやすい。

商品ページは広告だらけ、このため検索時に関係ない商品も多く表示されるので検索が役に立たない事もある。

またショップ数は多いものの、多くがアメーバのように分裂して複数ショップで同一の販売ページを作っている(運営を見ると同一住所・同一倉庫だったりする)

配送速度は遅い。○○時までに注文すれば当日発送と書いてあっても、翌日になるショップがかなりある

価格ぼったくり結構あったりと、商品検索時はよく調べて購入することをオススメ

楽天カードでの支払いをするとポイントが貯まりやすいのは○

サポートは丁寧だが、質問意図理解できない状態で回答してしまったりと問題解決出来ない場合が多い。

こちらもショップ登録数が多すぎて管理しきれてないのが問題

auPayマーケット

商品の多さ ★★★★★ 商品の質 ★★★☆☆ 配送速度 ★★★☆☆

auコマースとKDDI管理するマーケット

商品は多いものの、そのほとんどが他のショッピングサイトよりもかなり高く設定されている。

運営的には割引クーポンなどでお得になったりポイントでお得になったりと宣伝しているものの、肝心のショップが2割も3割も高くして且つ配送料も取るので、適正価格で売っているショップしか売れてなさそうに見える。

管理会社がそこそこしっかりしているため、商品自体安全性は高い。

楽天同様アメーバショップが多い。また配送速度も普通。全体的に高いので使いづらい。

オムニ7

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★★☆☆

セブン&アイグループ運営するショッピングサイト

商品の多さは普通。稀に他の大型ショッピングサイトで売り切れているものが売っていることがある。

ほとんどがちゃんとしたメーカー商品のため、信頼度は高い。

配送速度もそれなりの速さで遅すぎるという事はない。

これといった目立つ点は無いが地味に使えるサイト

Yahoo!ショッピング

商品の多さ ★★★★★ 商品の質 ★★★☆☆ 配送速度 ★★☆☆☆

商品は多いが、楽天同様にアメーバショップが多い。

それなりにクーポンが多いので安く買えるものもある、Yahooプレミアムに加入するとポイントも増える。

Amazon楽天Yahoo!ショッピングで比べると、商品の質はなんとなくYahoo!ショッピングが良い。なんとなくだ。

配送速度は、それほどでもないが遅すぎるという事もない。

他のサイトと同じようにぼったくりショップが大量に混じっているので注意。

dショッピング

商品の多さ ★★★★★ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★☆☆☆

ドコモ運営するサイト

キャンペーンなどによる還元広告は多いものの、元が高いので安いとは感じずauPayマーケットほとんど変わらない。

それなりに管理されている為、ショップなどの質もそれなり。

可もなく不可もなし

ごく普通ショッピングサイト

ビックカメラ.com

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★★★☆

家電ならビックカメラ

結構安いものは安い。他のサイトにない場合にここを見ると意外と在庫がある。

ポイントもそれなりに貯まるので、次回の購入時もなかなか便利。

保証対応もしっかりしているので購入しやすい。

アップル製品は全体的に配送時間がかかる。

その他の配送は速い。

ヨドバシ.com

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★★★★

家電だけでなく生活用品なども注文できる。商品のサイクルが速いので在庫切れになりやすい。

注文してから配送が迅速。遅い時間に注文しているのに翌日には届いてしまう事も多い。

ポイント結構貯まる。

Amazonヨドバシ.comだけで買い物するには十分と言えるかもしれない。

駿河屋

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★☆☆☆ 配送速度 ★☆☆☆☆

漫画本などを買う時に便利。セールもかなり頻度が多い。

注文してから検品して配送という流れだが、検品の時点でかなり時間がかかり配送さら時間がかかる。

また融通の利かないゆうパックで送ってくるので時間指定が出来ない。

昔はクレカ支払いをすれば、意外と早く発送してきたが今はそういう事も少なくなり時間がかかる。

検品している割に、とんでもない保存状態商品を送ってくることがある。

ブックオフオンライン

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★★☆☆ 配送速度 ★★☆☆☆

駿河屋同様、漫画本などを買う際に便利。

商品がない場合に入荷お知らせメールを設定しておく事が出来て便利だが、入荷してすぐにメールが来ないので来た時には売り切れていることも多く利便性微妙

駿河屋と併せて利用すると買い物しやすい。

ユニクロ

商品の多さ ★★★☆☆ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★★☆☆

昔ほど魅力を感じなくなってしまった。

靴下など消耗量が多いものを買う時に便利。それ以外は微妙

コラボTシャツなども販売するが買えたことが無い。

スラックスジーンズなどはそこそこ数がある。

裾上げはバイトの子契約社員の人がやってる。裾上げの経験がない子がやっていると酷い縫い目の時がある。

しまむら

商品の多さ ★★★★☆ 商品の質 ★★★★☆ 配送速度 ★★★☆☆

商品の多さというか、そんな商品売ってるのかと驚くレベルで変なデザイン雑貨が売っている。

価格が圧倒的に安い。またコラボ商品系も多数売っていたりと子供も喜ぶ。

質も悪くなく、それなりに良い。

メンズTバックとかよ!メンズXバックとかよ!売れるのかよ!と思うくらいに面白いサイト

と、利用しているショッピングサイト評価をしてみた。

2022-07-13

原2はいいぞぉ

2年前ぐらいから移動手段として原2のスクーターに乗り始めた。

ちょうどコロナ禍という単語を見かける機会が増えた時期だ。

1回目の緊急事態宣言が解除になった翌日に自動車学校で小型AT二輪の免許教習を申し込みして、8時間の教習を終えた後、輸入新車という発展途上国向けのバイクを輸入して売っているショップで一番人気の車両を買った。

その時に買ったバイクの売り文句インドスズキが贈るラグジュアリーモデルスクーターだった。

けれど当時は国産スクーター1台分の値段でこの高級バイクを3台購入することができた。今はもう少し高くなったけれど。

原2という移動手段を手にいれて郊外スーパー銭湯巡りが趣味になった。

今までたまに通っていた自転車で行けるスーパー銭湯ではなくて、

時間かけてたどり着く露天風呂から海が見える、スタッフロウリュのサービスが1日3回あるサウナ

都内の水風呂が大きくてプールのようになっている有名サウナに行くようになった。

(余談だが近所にあるスーパー銭湯サウナは残念だったけれどかき氷は本当に美味しかった。あのお店を超える大きさ美味しさのかき氷には出会たことがない。)

秘密趣味なのだがこの原2でツーリングも行く。

2~3か月に1回ぐらいだけれど

一人で、養老渓谷内房の海沿いに

けれどこれは秘密趣味だ。

一人で日常生活用のバイクを走らせて観光スポットに行って一人で帰ってくる。

しっかりめの異常者だし、ちゃん友達のいない孤独無趣味おじさんの奇行だと思う

SNSにそんな写真を載せればやっぱりあいつ異常者だったんだなと再確認されてしまうし、

いつか何か凶行に入るのではないか心配させるのも申し訳ない。

だが大型バイク駐車場がいっぱいのハンバーガー屋さんは美味しかったし、バイクでずっと峠を走るのは楽しい

無趣味で友人の少ない自分趣味ができたということは日々の暮らしがすごく豊かになったし、

週末が本当に楽しみになった。

だがそんな原2の豊かで孤独暮らしにも天敵がいる。

雨と寒さだ。

バイクが本当に好きな人は雨の中でのツーリングこそ至高と言っていたけどカッパを着て体を濡らしながらの運転は疲れる

だが雨の日に家にこもってやれる趣味というのも残念ながら持ち合わせていない。

最近はずっと軽自動車中古車情報ばかり調べている。

だが孤独無趣味なおじさんは大体貧しい。もちろん自分もそうだ。

50万以下の中古車で何年ぐらい乗れるのだろうかそんなことばかり毎日考えている。

ここで同好の趣味のものを探すことよりも今の快適さを求めるあたりに自分に友人の少ない理由がある気がする。

2022-07-10

劇場版ゆるキャン△感想

全員車持ちで自分の倍の収入なんだと呟いているTwit田舎は車必須から、って返信が大量についていて、映画観てないのにコメントする連中おおいんだなーって思った

なでしこ東京アウトドアショップ

しまりんは名古屋出版社

えなは横浜ペットサロン

と半数以上が都会暮らしなんだよなー

で、キャンプサイト作りに山梨まで駆り出されても、文句ひとつ言わない。

いいやつすぎんだろ

2022-07-08

世話になった異郷の人には会えるときに再会しといたほうがいい、しないとずっと心に残るよ(それも悪くないけど)という話。

まんじゅう要求BBAの増田を読んで俺も似た思いがあるので書く。

https://anond.hatelabo.jp/20220707214147

 

大学生最後の年、翌年から地元に帰って就職するので最後の長い自由時間満喫しようと、バイク野宿しながら2ヶ月半かけて日本一周した。

途中、紀伊半島クラッチケーブルが切れてギアチェンジできなくなり自走不可能になって、バイクを押して歩いて海沿いの小さな集落にたどり着き、そこで数日停留した。

 

なんとかならないかバイクをいじったがなんともならず、大阪ショップ電話して新しいクラッチケーブルを注文して、知り合ったおじさんの家に送ってもらうことになった。

バイクをいじってるとカブにのった郵便配達のおじさんが声をかけてきて、少しこれまでの旅の話などをした。

ケーブルが届くまで待つため、集落の人に了解をもらって集落前のビーチにテントを張って寝る準備をしてたら、昼の郵便配達のおじさんが車でやってきて、テントをわざわざ探し出して声をかけてくれ、車で家まで連れてってくれて、家族団らんの食卓にお邪魔させてもらい、一緒に晩ご飯を頂いた。

ごちそうさまでした、と帰ろうと思ったら、そのままお風呂はどうだとお風呂に入れてくれ、出たらパジャマが用意されてて「え?」と思ったら、もう布団を敷いてあるよと、そのまま翌朝の朝食まで頂いてしまった。

 

あと、集落唯一のガソリンスタンド経営してたおじさん。

2日目の昼にガススタ事務所に招いてくれて笹寿司コーヒーを頂いたり、息子さんの宿題を一緒にやったり、荷物が届かないからと車で一緒に運送事務所まで探しに行ってくれて、まだ無かったので切れたクラッチケーブル溶接で直してくれた。

3日目に届いたので結局修理済ケーブルは使わなかったし、今ではそのバイクも手放してしまったけど、修理済ケーブルは今も大事にとってある。息子が大きくなったらこケーブルを見せて思い出話をしたいな。

 

 

他にもガススタに来てた大阪から釣りしにきたおじさんの別荘に招かれ泊めてもらったり、ガススタの隣にある民宿のおばさんにずっとバイクを置かせてもらったり、たくさんのお世話になった。

こんな無償で優しくしてくれる人が大勢いるなんて、なんて暖かい集落なのだろうとびっくりした。

新しいクラッチケーブルが届き、バイクに付け、出発するときは、ガススタのみなが手をふって見送ってくれた。

しばらく走ったあと振り返ると、海ごしに集落が小さく見えて、みなの優しい顔が頭に浮かんできて、泣いてしまった。

就職して落ち着いた翌年の春、地元からお礼の手紙を皆に送った。

 

他にもこの集落から少し離れた別の集落でも、駅で寝ようとしたら汽車から降りきたおじさんに声をかけられ家で寝させてもらったり、近くの崖でヘルメットを落としてしまい別の集落駐在所おまわりさんにヘルメットを貸してもらって街まで走って新しいメットを買いに行ったり、

北海道ツーリングでは地元漁師さんの家に泊めてもらって無人島https://www.google.com/search?q=嶮暮帰島)(むかしムツゴロウさんが住んでた)まで漁船で連れてってもらったり、旅ではあちこちでいろんな方にお世話になった。

 

 

それから20年近くたち、たまにストリートビューで今あそこはどうなってるかなと見るんだが、あのガススタがマップに表示されない。

どういうことだ?と名前地名検索すると、閉業済みの情報が見つかった。

グーグルマップ口コミを見ると「ここのG,Sは親父さんが亡くなった為、もうスタンドはやっておりません。」

https://www.google.com/search?q=コスモ石油+亀井石油店+新鹿

ガーン!おやっさん、亡くなったの!?

なんてことだ、会えないまま永遠の別れとなってしまった。

 

実は日本一周の8年後、長期の夏期休暇をとってまたバイク集落を再訪し、郵便局員のおじさんは(退職済みだったので郵便局でおじさんの家を教えてもらって)再会してお礼を言っていたのだが、ガススタのおじさんは不在で、息子さんにしか会えてなかったんだ。

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/bokuto/tabi/100801/05.html

 

その息子さんとは、ガススタのグーグルマップ口コミ投稿したら、それを見てメッセージを送ってきてくれて、その後や現状を聞いたりしたんだが、おじさんに会えないまま別れとなったのは今でも心にひっかかってる。

 

世話になった人には、会える機会があったら積極的に会っておいたほうがいいよ、という話。

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