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はてなキーワード: ゲームマスターとは

2022-09-09

GMテンションを下げたくねえな

TRPGの話。GM=ゲームマスター、って認識でこの文章は書いている。ご時世柄、基本的にはオンラインセッションの話に終始するつもり。

オフセについてはよくわからないってのが本音だしね。

あと、これはあくま自分観測範囲で話しているから、実際はそうじゃないかもしれない。


PLは、キャラシ出すだけしか仕事ないんだから、日程調整(催促も含む)とか感想を言うとか、GMテンションを上げるくらいはしてやれと思う。

あ?立ち絵描いてる?セッション雰囲気を出してる?みんな喜んでる?知るかボケ、それは自己満足だ。

日程調整の話

大抵、TRPGセッションGM主催になる。だれがきっかけになったかあんまり関係ない。

大抵のシステムではシナリオ必要になることもあり、どのくらいの時間必要とするか、どういったルールブック(サプリ)が必要か、なんかはGMしかからいからだ。

原則、(ボイセなら)音声通話ツールセッションツール使用する以上、GMが使いやすもの選択するのは必須だしな。

からGM最初情報を出すわけ。人数は何人、かかる時間はどのくらい、キャラクターシートはいつまでに出す……など。

その後に日程調整に移るわけだけど、別にコレGMがやらなくてもいいのね。だいたいはGMがやることが多いけれど。

もちろん、日程調整を主導するほうが、自分の都合のいい日程に誘導できるから都合がいいってのはある。

ただ。日程調整って、参加者全員が回答しないと先に進めないのね。んで、回答の催促を誰がやるかというと、だいたいGMになるわけよ。

作業的には一文送る程度。大したことはないっちゃない。けど、それって結構ストレスかかるのよ。

すみません💦💦すぐ入力します💦💦」なんていいながら、結局日程調整への回答をしないケースも多々あるの。で、二度目の催促と。

日程が分からないのでわかり次第……とか言っているケースもあるけど、じゃあいつわかるんだよ。

で、全員が日程調整に参加したと思ったら、「すみません💦💦その日は埋まってしまって💦💦」とくる。

再調整は誰もやらない。それまでやってきた人間(だいたいGM)がやると思っているわけだ。

コレ、GMのやる気をとても削る。「セッションしよう!」と思っているときが、モチベーション的には一番高いわけだからある意味当然なの。

その時の情熱が薄れるのもあるけど、なんでこんな手間を一人で負わなきゃならんのだということもあるわけ。

人に任せればいいというご意見はごもっとも。一回それをやったら、だれも手を上げなくてセッションが流れたよ。で、その時の人とはそれっきり。

なんで、PLするときは日程調整を買って出るとか、日程調整にはすぐに回答するとか、回答できない場合は期日を自分で定めるとか。

相手を気遣う気持ちを持とうな、ということ。態度だけでもセッションへのやる気が見せられるんだからさ。

立ち絵描いてるアピールなんて、協力的な姿勢に比べれば、 『全く』役に立たないから。

キャラシの話

多くのセッションでは、セッション開始前にキャラクターシート(キャラシ)を出す。

もちろん、セッション開始時にみんなでキャラシを作ることもある。今回はそうじゃないときの話。

セッション開始前、キャラシのチェックをGMはやってる。

そのセッション雰囲気にあったキャラクターか、ルールブック(今回のセッションにおけるルールと読み替えてもいい)に沿って作られているか

他の参加者不快にさせるような(直接的なセクハラ設定や、立ち絵がついているなんて論外でしょ?)ものでないか、など。

結構時間がかかるわけだ。シナリオガッチリ書かれてるほど、そのチェックは面倒になる。最大手システムCoC流行シナリオなんかその類。

なんで、提出期日を定めるわけだ。当然、期日をブッチ切るやつはいる。これは論外。

そうでなくても、期日ギリギリに間違えだらけだったり、ほとんど埋まっていないキャラシを出してくる奴もいる。

指摘自体疲れるし、指摘しても訂正したキャラシを全く出してこないやつがいる。

セッションギリギリキャラシを出されると、追い込み作業になる。疲れるんだ。再チェックにも時間がかかることを理解してほしい。

何度も言うけど、立ち絵とかどうでもいい。確認してほしいならラフを出せ(いや、確認を求めてくる参加者は、だいたい協力的か)

キャラシは早めに出せ。もしくは、ちょくちょくGMに連絡することだ。連絡があれば、GM的にはストレスはそこまでない。安心感があるからな。

返答の話

GM参加者確認を取ることがある。ルールブックの所持とか、セッションツール使用経験とか。

Yes・Noの単純な話だ。悩むことはないだろう。なのに、返答を返さな人間がいる。これもGMテンションを下げる。

リアクション1つでいいから返しとけ。学校でも仕事でも恋愛でも同じだろう。恋愛は違うかもしれない。

セッションは遊びだ。他の大事なことを優先するのはかまわない。が、人との約束で、ひとの時間を取っているのは遊びも同じなんだ。

遅刻はいだって許されない。仲の良い相手と遊ぶとき遅刻するのは、許されているんじゃない。相手からの信頼を、一度の遅刻ごとに失っている。

仲の良い相手からときどきの謝罪や一緒に遊んだ楽しさで見逃してもらってるだけなんだ。

所詮オンライン相手だ。一回下げた信用は、基本的にそうそう戻らない。一度回答を催促されたら、最終通告だと思え。

セッション中の話

GMセッション中、プレイヤー確認を取ることが多い。で、基本的GM複数プレイヤー相手にしている。

からGMの話はきちんと聞くことだ。セッション的な情報の一部を聞き返すのはかまわないが、全く聞いていないのはよろしくない。

もし聞き返すなら、何を理解していて、何を理解していないか説明するといい。ちゃんと話を聞かれているという実感は、GM安心感につながる。

簡単に言えば、セッションに集中しろということ。

通話に雑音が入っていることを執拗に追及するのも同じだ。一度言えばいいし、どうしようもないものはどうしようもない。対処できないケースもある。

セッション時間に、セッション以外で時間を食うべきじゃない。参加者もそうだが、特にGMはその(セッション時間のために労力を割いている。

無駄時間を使われたら、テンションも下がるだろう。下がり方がプレイヤーの比じゃない。

セッション後の話

これはテンションを上げるための話だから、本筋からちょっとずれる。

セッション後、できれば直後に感想を言ってあげる方がいい。シナリオ感想じゃなく、セッション感想だ。

別にほめたたえろという訳じゃない。セッション中の楽しかった出来事や、キャラクターやNPCのロールプレイを思い返すということだ。

シナリオイベントについて語るとか、そういうのはもっと後でいい。参加者GMがいないと体験できなかったことについて語ったほうが、テンションを上げられる。

だって、「一緒にあそんで楽しかった!」と言われて不愉快にはならないはずだからだ。

シナリオを褒めても、それはその場にいた人間によるものではないから、テンションアップにはつながらない。

人を褒めろ。

最後

別にGMが偉いわけじゃない。セッションにおいて、ルール裁定GMが担ってるってだけだ。

最近、(個人的にはバカじゃないかと思うが)上手なPLが求められていて、GMはいらないという話を聞いたこともある。

上手なPLが引っ張りだこなのは事実から、前半間違ってないとは思う。上手なPLは、大抵GMうまいけどさ。

GMは、原則PLよりも労力をかけてる。それを忘れてはいけない。

嫌なことが一度起こったら、GMはPLの数倍テンションが下がる。で、その状態セッションを続けないといけないなら、テンション加速度的に下がるんだ。

上手なPLになるという話ではなく、ひとを気遣えるPLであろうという話でした。

どうでも良い話

PL専、滅びればいいと思う。PL専って一緒に遊んでて、大抵楽しくないからさ。

一度何かのシステムGMすれば、応用が効くようになる。

どらこにあん系はルールブックが親切だし、サイコロフィクション系は応用がかなり効くと思うから、そのあたりから手をつければいいんじゃないかな。

CoCでKPデビューは正直やめとけとは思う。好きなのやるのが一番いいから、止めはしないけどさ。

追記

なんかTwitterで取り上げられてたので、ちょい追記

PL専の部分ばかりが取り上げられているな、と思った。ま、いっちゃん感情出てるのがそこだしな、わかるわ。

で、こっちの落ち度だけど。俺自身が嫌いな「PL専」とは?について何も触れてない部分があった。

そりゃ火力も攻撃範囲も大きくなるよ。正直、おもったより影響出しててビビってこの文章書き足してるもん。

俺が嫌いな「PL専」は、参加者を消費リソースとしてしか見てない人間のこと。

GMに対して「GMはやりたくないからやらない!」「GMは楽しくなさそう/楽しくない!」とか言い出すヤツな。

それを聞いた相手はどう思う?とちょっとでも考えれば、そういう発言は口から出ないわけさ。不快だろ?

で、なんで参加者と言ったか。こういうのはたいてい、他のPLも自分を楽しませる何かとしか見てないのよ。

まり、同卓PLに対しても配慮が無い。セッション全体の楽しさを後から汚すゴミなんだ。だから嫌い。

GMが怖い、やってみたいけどまだやれないという人は、一度やってみてとしか言えない。

GMやることで見えるもの(例えば、この瞬間は誰が主役だろう?とか。時間配分的に、どこまでロールプレイを続けるべきか?とか。外から視点って大事だよ)もある。

それに、普段GMしてくれている人のPLとしての姿、見たくはないか普段全然テンションが違って、すごく面白いぜ。

GMが楽しくない、やりたくないという人。これ以上いうことはない。そういう人にこの日記を向けている部分もある。

内心がどうだろうと興味はない。GMを楽しんでいる人に水を差すな。人と遊ぶんだ、配慮を持て。

PLが楽しいからGMやってない人。好きにすればいい。その環境が長く維持できているなら、それはきっとうまくいっている。

が、その環境において、負担が偏っているならいずれ環境が壊れる。これを読んでいるお前が「次に行けばいいや」なんて思う人間でないことを祈るよ。

以上。1ヵ月前の日記がよくもまあ、こんなことに。

これを読んで「怖いな」と思った人がいたら、申し訳ないと思う。こんなクソ日記さっさと忘れて、楽しい環境に戻って欲しい。

2022-07-09

anond:20220709071435

アメリカ人

なんで日本任天堂youtubeチャンネルコメントできないの?っていうか日本ゲーム会社チャンネルはどこもそうだ。アメリカ任天堂チャンネルはできるのに。

って言ってたんだよね。

アメリカ人って「オープン議論したら問題解決するさ!ハハハ!」みたいなマインドからコメント閉じてる日本文化おかしいと思うんだろう

SNSというかインターネットアメリカテック企業支配しているから、アメリカ文化スタンダードなのは仕方がないけどさ。

そういう時代日本人、日本企業ができることってコメント機能をOFFにすることくらいだよね。自分環境コントロールできない時代なんだよね。

俺らは鍵をかけないで出かけるのがおかしいって思ってるし、馬鹿が銃を持ってその辺歩いてるなら、鍵をかけて家に引きこもるしかないよね。鍵をかけていることをアメリカ人に笑われてもね

自分意志選択してきたと思ってた事の多くが、じつは選択させられていた。すべてはゲームマスターによって動かされていたみたいな話だよね

長々と関係ない話して申し訳ない

要するにいいねがほしくていいこと言おうとしているtwitterも同じように選択させられているんだと思うよ

youtubeもさ、結局5星の評価システムやめて、そしてgood badの二種類になり、そしてbadが表示からなくなった

結局引き算やり始めてるよね

2022-04-27

審判がヒトでないといけない理由は、ゲームマスターとしての役割なんじゃないか

やっぱ、ある程度空気を読んでさ、ストライクっぽいけど9回裏ツーアウトフルカウントの方が選手的にも観客的にもオイシイからボールにしとくか~とかさ

いろいろできるわけじゃん

そういうとこでしょ

2022-02-12

今、ミステリと言えば「マダミス」を指す

マダミス=マーダーミステリー

マーダーミステリーとは、ミステリとTRPGを融合させた全く新しい体験型ボードゲーム

ゲームによって与えられた役を演じ勝利条件を満たすためにお互いを出し抜きあう最新型のロールプレイングゲーム

逃げ切りたい殺人犯真犯人を探す探偵探偵を出し抜かねばならない警察・どさくさに紛れたい盗人・時効が迫った過去事件犯人黒幕とも言える殺人教唆犯・特ダネ目当てのジャーナリスト、そして盤面の管理者ゲームマスター、それぞれの役割が与えられそれぞれが目標を目指す。

与えられたトリック、埋め込まれギミックプレイヤーはみなエゴイスティック、それぞれの結末がドラマチック。

紙で読んで探偵に先を越されて、犯人と作者だけが知っている情報に踊らされる時代はもう終わり。

テレビ画面の向こうで続けられる推理「わかったぞ。謎はすべて解けた」解答編で突然出てくる最後証拠、そんな馬鹿げた謎解きが有るか。

全ての手札は与えられている。

探す権利も、隠すチャンスも、暴くセンスは自前で用意。

本当のミステリーはマダミスだけ!

作者都合のミスディレクションはもうおしまい

目の前の犯人との知恵比べがそこにある!

令和の探偵小説なんてのは結局ね、自分には探偵役も犯人役も出来ないって決めつけた臆病者の駆け込み寺なんですよ。

2022-01-21

ハンター成プログラムとしてのG.Iと「レイザーと14人の悪魔

久しぶりにアニメHUNTER×HUNTER(日テレ版)のG.I編を見たらやっぱり面白かったのと、自分なりに発見があったから聞いてほしい。原作はもう20年も前にやったところだから、とっくに誰かが同じ趣旨のこと書いてると思う。細かく説明するの面倒だからストーリールールががわかってる前提で進める。

作中のビスケ言葉「順序よくゲームを進めていけば確実に強くなるようプログラムされている」を念頭に置いて見ていくと、製作者はプレイヤーがある程度強くなるまでは島外に出す気がないのが分かる。

生きたまま島の外に出る方法は3つ。

スペルカード離脱(リーブ)」を使う

②港の所長に裏金たっぷり渡して通行チケットを買う

③港の所長をぶっ飛ばして通行チケットを入手する

①の「離脱」はレアカードで、入手するにはマサドラのカードショップスペルカードガチャをする必要がある。つまり金が要る。②も書いたまんま、金が要る。

この世界で金を稼ぐのに最も手っ取り早い手段モンスターを倒して得たカードを売ることだと考えられる。

プレイヤーが強くなればよりレアリティが高く高値で売れるモンスターを狩れるようになるだろう。頭を使いながら真面目に取り組めば金策を続けるうちにプレイヤー戦闘力が上がっていくことが期待される。そうこうしている内に戦闘力が上がり金もまり、①や②で島を出られる。③も出来るかもしれない。

モンスターを狩る以外にも金策方法はあるだろうが、このゲーム趣旨を考えるとやはり戦闘力アップか思考力アップにつながるような労働クエストでも用意されているのではないかと思う。

とにかく、①②③のどの方法でも島を出られる頃にはそこそこ強くなっているはず。上で書いた「ある程度」の強さの最低ラインがおそらくここ。キルアは瞬殺していたが、通行チケットの入手難易度はBなのであの所長は多分ビノールト(ビスケ曰くランクD相当)より強い。そりゃ何年かけても島から出られないプレイヤーが多数いても不思議ではない。それにGIプレイするのは生身の人間経験値と共にレベルアップするものでもないから、己を鍛える気もなく何も考えずに諦めの気持ちでただ過ごしているプレイヤーが最低ラインまで強くなれるかは、火を見るより明らかである

ちなみに交換で「離脱」を入手するという方法があるが、個人的には交換するに至ったコネ作りや交渉力もハンターとしての実力のひとつとして捉えてもいいと考えている。ゴン達一行と「離脱」交換できた人達は単なるラッキーかもしれないが。

から出る方法ひとつ取ってもこんな調子なので、ゲームマスターの1人が直々に登場するイベントにはより大きな意味があるはず。

一坪の海岸線入手のためにクリアしなければならない「レイザーと14人の悪魔」では何が得られるのか?

このイベントの発生条件を見るに、このイベントは作中でゴン達が置かれたような状況を予見して設定されたのではないかと思った。

例えば弱いプレイヤーがいたとする。

弱いなりにこのゲームを真面目にプレイするなら、スペルについて学び、G.I編序盤に出てきたスペルカードを集めるハメ技組のように仲間を集めて徒党を組むだろうし、他のプレイヤークリア阻止のためにまだ誰も入手していないカード情報を集め独占を目論むだろう。

そうしてカード化限度枚数が少なく独占しやすそうな「一坪の海岸線」がソウフラビにあることを調べてアカンパニーで移動してイベント発生……ここまでは作中の流れと大体一緒。

問題は作中でアスタが言っていたように、下手にカードを入手したら凶悪プレイヤーに狙われる可能性が出てくることだ。圧倒的な実力者が相手だったら、たとえ15人で団結しても秒でカードを奪われるかもしれない。そこでレイザー存在が鍵になる。

このイベントクリアできるか否かはレイザーの匙加減一つで決まる。ではその匙加減の基準は何か?

私は、カードを奪いにきた凶悪プレイヤーに襲われても凌げる程度の実力の有無ではないかと考えている。

もし実力がない者にカードを渡してしまえば、それはそのまま凶悪プレイヤーに奪われることになり、わざわざイベントをこなす意味がなくなってしまう。弱いが故に徒党を組んでいたプレイヤー場合レイザーがこれなら大丈夫だろうと判断するまでクリア出来ないのではないだろうか。

スポーツ(=課題)は種類豊富、多少対策は立てられるし、メンバーを入れ替えさえすれば何回でも挑めるし、イベントとしても修行としても親切設計なので、鍛錬に適していると言える。挑戦者の1人がゴンでさえなければ。

戦闘力が上がり晴れてイベントクリアしてもまだ問題があるのが「一坪の海岸線」の厄介なところ。15人縛りの割に3枚と少な過ぎるカード化限度枚数、ゴレイヌも「えげつねえな」とこぼすアレである

最初はこのカード化限度枚数の意味が分からなかったが、これもハンターを育てるための課題と考えたら腑に落ちた。

おそらく、仲間割れ火種を抱えているこの状態を収めて仲間と協力できる交渉術・人身掌握術なんかのコミュ力を伸ばす訓練になるのではないか

特に例にあげた弱さ故に徒党を組むことにしたプレイヤーほど、これらが重要になってくる。弱いなら弱いなりの生存戦略があるが、カード1種で仲間割れするようじゃ先が思いやられる。

戦闘力に劣る弱いプレイヤーを中心に話を進めたが、強い熟練プレイヤーでも求められることは同じだろう。ハンターやってたら仲間と協力しなければならない場面・報酬山分けが難しい場面はいくらでも出てくるだろうし。実際、ゴン達もここでツェズゲラゴレイヌ共闘したことゲームクリアに繋がった。


ゴチャゴチャ書いたけど、簡単にまとめると

GIハンターを成長させるためのゲーム

武力に限らずハンターとして必要能力を伸ばす課題が揃っている

・「レイザーと14人の悪魔」も例外ではなく、一定戦闘力・仲間との協力が不可欠な課題になっている

原作手元になくてしばらく読み返してないからほぼアニメ情報Wikipediaカードリストから考察したけど、やっぱH×Hおもしろい。

2021-08-28

そういえば昔は更新ネットRPGとかあったよな

基本テキストで作られてちょっとイラストがあってさ、

あらかじめどこに冒険に出かけるかを登録して、ゲームマスターが週に1回か2回更新をかける。

するとそれぞれのプレイヤーのページに冒険記録が書かれる(テキストで)。

増田は○○を探索した

増田魔法を唱えた

--ファイアーボール

---スライムに14のダメージ

↑みたいな。

それで別の人とパーティー組んで冒険行ったり、

職業とかスキルとか、技を出すときセリフなんかも設定できたり、

あれはあれで楽しい思い出だったな。

もう20年以上前かもしれないけど。

アクエリアスだかアクエリオンだったか、そんな名前ゲーム大手だった気がする。

小さいのも含めるとたくさんあったな。

2021-08-17

最近ゲームマスターやるようになって嫌いなプレイヤー傾向見えてきた

NPCに逐一「自分はどうしたらいい?」って聞いてくるプレイヤーマジでやめてくれ。8人中6人に聞いたぞ。残り2人はたどり着く前にシナリオ進行度によって解決たから聞いてないだけ。

そういう人に限って描写聞いてない。「虫が原因だとあなたは思い当たります」→どこにいけばいいんだろう…(初対面無関係の)NPCちゃん、どこに行けばいいかわかる?(探索可能箇所に昆虫館って書いてある)とかザラ。

アイディア振らせて「そういえば〇〇がこういっていたと思い出します」って何回言わせるんだ。後半に至っては軽微な覚え間違いはスルーした。

アイディア振らせて失敗したときには「ゲームマスターからの助言として情報を見返すといいかもしれません」と言うまでした。開始30分で。情報1つしか出てないんよ。

なんでそれわかんないの。

自分キャラクターのロールプレイするのに集中する前に情報聞いてくれんか…。

次回から一緒に遊ぶのNGにしたらいいだけ。

以上愚痴でした。

2021-05-31

anond:20210531121440

便乗して自分の狭い観測範囲から今後伸びそうなVtuber

・黒宮ティ

エイレーン学園ぺろぺろ部の部長サイボーグメイド現在登録者数4600。

耳に心地よい標準語関西弁)の話者

多くのコラボ企画を仕掛けゲームマスターMCなどで活躍している。

オリジナリティのある絵が描け、映画アニメ知識豊富

中でも絵柄はポップだが生命倫理的にヤバい作品が好き(メイドインアビス、カイバなど)。

エイプリルフール企画誕生日逆凸企画では、3桁後半の登録者数に比べてなかなか高い同時接続数を叩き出した(仲のいいどっとライブとのコラボ効果もあったが同時接続数は全体を通して安定していた)

苦手意識から歌枠やASMRをやらない弱点がある(歌枠は1度だけゲリラでやってアーカイブなし)

声はすごく良いのでせめてシチュエーションボイスのASMR動画を出してほしいと思っている

・月紫アリア

花鋏キョウの所属するRe:AcT新人ツインテール中学生

デビューから一ヶ月で登録者数を1万まで伸ばす。

高い配信頻度、歌えて絵が描けASMRもできるマルチっぷり、何よりも巧みなメスガキRPリスナーファンネーム:推ぢさん)を引きつける。

なので結構ヤバい性質リスナーが群れ集まっているのは否めない。

先輩女性V2人とのドロドロした三角関係を演じ、昼ドラ組と呼ばれる(彼女は巻き込まれた側だが)。

2021-03-17

みんなはねとらぼシンデレラガールズ人気投票のどこが気に入らないのか

あらすじ:ねとらぼアイドルマスターシンデレラガールズ非公式人気投票を行った記事があったが、ユーザーから意見()が相次いだため実質削除となった。

俺にはわざわざ潰す理由はわからないが、考えられる理由と、それに対する俺の考えをまとめる。全体的に自衛しろ論に寄っている。

俺が気に入らない系

現実直視したくない

→わかる。総選挙というフォーマットが隠していた部分が丸見えになるのが耐えられない、というのは理解できる。

俺の担当/推し/etc総選挙というフォーマットで有利なので、不利かもしれない企画はやめてほしい

→わかる。このタイプもっともらしいガワを被せていそう

こういう風の強い企画があると(ミュート等しても)TLが荒れる

わからんでもないが、それでわざわざご意見するよりかは、TL構築しなおしたほうがいい気がする。

ねとらぼゲームマスター気取りで気に食わない

わからんでもない。ケチ付けるほどのことか?とは思うけど。

俺は大丈夫だけど、知り合いフォロワーその他傷つく人がいると思うからやめてほしい系

理由はいろいろあろうが結局「お前がどう思ったかで行動しろ」に集約される。

社会的運営的)にアウトだろ系

たぶんこれ系が一番根が深い。

こういう企画をやるとアンチが元気になる

アンチを説得しても改心させられないし、触ると元気になるので、ブロックしよう。

承前アンチが元気になると、コンテンツの評判に悪影響が出るかも

コンテンツの評判は運営が気にすること。個人レベル自衛手段は何でもある

この企画総選挙とは似て非なるもの

→その通りで、総選挙とは何もかもが違う企画である自分はそれゆえに存在意義があるという考えなのでわかりあえそうにない。

承前)これを総選挙勘違いするバカが出る

それはどうしょもない。統計理解できない人はどこにでもいる。そういう人は第1回~第9回までの総選挙形態が同じでないことも理解していないだろう。

大きいサイト非公式企画をやると、その結果が運営に反映されるかもしれない

→この手合は運営をなめ過ぎだと思っている。それが利益になるかも判断せずに、闇雲にユーザー活動を反映する運営ではないと思う。すなわち、ユーザー活動運営に反映されていたとしたら、それは運営にとって何らかの利益があるからだと思っている。

運営が公開していない部分を暴こうとするな(人気度合いを可視化させるな)

既に言及した「俺が見たくない」を含まない、ただの義憤で動いているパターン運営不利益になるなら運営対処するだろうし、『すべて公開されると都合が悪いということを、運営に認めさせる』意味で、そうさせたほうがよかったのでは、と思ってしまう。「俺は運営総選挙気持ちよく振り回されていたいのであって、その邪魔をするな」ということな理解できる。共感はできないが。

2021-01-10

2020秋アニメ感想書いたよ

前提

以前アニメ感想を初めて書いて投稿したら、好みの似ている方のお役に立てたようだったので、結構たくさん観ていた今期も感想を書いてみました。

基本的にネトフリとdアニメで視聴してます

dアニメ契約してからアマプラほぼ観なくなってしまった。

今回もネタバレにならない程度のふわっとした感想です。

 

完走

安達としまむら

今期のTHE百合アニメ百合は好きだけど、段々安達大丈夫か??の気持ちが強くなってしまった。

途中挫折しかけたけどしまむらの心境の変化で保ってた。

ライバル的な子が出てきたけど、単なるかませ犬で終わるのもったいないな。きっといい子だ。(雑な予想)

宇宙人が謎のまま終わったけど、続きあるんだろうか。

 

◆いわかける!

普段スポーツ物はあまり観ないけど面白かった!

クライミングやった事ないけど機会があったらちょっとトライしてみたくなった。

キャラの濃さ的に、咲を思い出す感じ。

くるくるちゃんがアレなまま終わってしまったので、続きがとても気になる。

 

神様になった日

展開は予想できつつ、最後はじんわりまぁまぁ良かった。

けど想像を超えては来なかった感じ。

主題歌はとても印象に残る曲だったなあ。

ヒロインちょっと好みとはズレてたので、途中までちょっとしんどかった。

 

◆神達に拾われた男

可もなく不可もなく。

ただゆるっと安心して観れるので、仕事疲れたご飯を食べながら観るのにちょうど良かった。

の子だけニャーニャー語尾なのは何故なのか気になってしまった。

スライムかわいい

 

◆キミと僕の最後戦場、あるいは世界が始まる聖戦

最初は(世界観が好みから外れるので)イマイチかなと思っていたけど、ヒロインアリスが可愛くていつの間にか最後まで観てた。

あとリンがね、可愛いんですよ。アリス様大好きすぎて空回りするのがね…!

リン主人公スピンオフ作って欲しい。

 

◆くま クマベア

のんびり異世界物かと思ったらユリ熊嵐だった。

原作面白いのにアニメひどいって感想も見かけたけど、原作知らないからか結構楽しめた。

 

呪術廻戦

文句なく面白かった!

どのキャラクターも魅力的かつ作画も綺麗、戦闘シーンも迫力があって毎週続きが楽しみになるアニメだった。

原作が読みたくなった。

パンダいつ活躍するのかな。

 

体操ザムライ

最初の印象を良い意味で裏切られたアニメだった。

娘のれいちゃんがめちゃくちゃいい子!

ビッグバードけが浮いていて謎の存在だった。あれはどういう生き物なのか…

もうちょい忍者バックグラウンドを掘り下げて欲しかったな。

 

トニカクカワイイ

とにかく可愛かった

 

◆半妖の夜叉

犬夜叉ドンピシャ世代かつ同人世界に入ったきっかけが犬夜叉だったので、めちゃくちゃ楽しみに毎週観ている。

色々不穏な要素が多いんだけど、最終的に親世代含めハッピーエンドで…頼む……!

しかしまぁ令和の時代犬夜叉の続編が作られるとは思わなかった。ありがてえ。

ちなみに原作無印は弥珊にハマり同人に浸かり、完結編で殺りんにすっ転んだタイプです。

 

秘密結社 鷹の爪ゴールデンスペル

今期一番笑った。

心なしかどんどん風刺がキツくなってるような?

中田譲治さんと津田健次郎さんが鷹の爪に出てるだけであまりに愉快。

次作も是非ジョージ出演お願いします。

そういえばスポンサーさんは納得してくれたんだろうか。

 

◆100万の命の上に俺は立っている

ゲームマスターを楽しみにするアニメだった。

予想より面白かったけど、どのキャラクターに感情移入できず終わってしまったのは残念。

 

魔王城でおやすみ

かわいい!!!!でびあくまかわいい!!!

睡眠だけでこんなに話が続くのかと感心してしまう。

個人的にはハーピィがかわいそかわいかったので頑張ってパジャマパーティしてほしい。

さっきゅん報われて欲しい。

 

魔女の旅々

いろんな国に旅をするということで、キノの旅を思い出すストーリー展開。

が、キノの旅よりも心にモヤッとくる終わり方が多かったような。

主人公のイレイナにクセがあるので好き嫌い分かれそう。

自分はあまり好きではない…が、サヤさんの方がより苦手なので、最後相対的にイレイナの株が上がることに。

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

さすがですお兄様!!!!!!!!!

深雪が好きなので満足しました。

劇場版観直そう。

 

無能なナナ

絵柄で敬遠していたものの、1話の展開でもうちょっと観てみてもいいかな…と思い直し、最終的にはかなりハマりました。

最後は、展開的にそうだよね…でもひどいよぉ!そんなのってないよぉ!!って泣いたので、2期待ってます

 

憂国モリアーティ

ウィリアムびいきで観ていた。

シャーロックの登場にぐぬぬとなっていたものの、完全な正義の味方というわけではないこともあり(悪役顔だし)、今後が楽しみ。

 

途中

◇戦翼のシグルドリーヴァ(〜3話)

ちょっとかに既視感ある。ウーン。

 

途中脱落

おそ松さん3期(〜2話):2期まで観てたけど、なんか3期は観るのに体力を使う。歳かな。
キングスレイ意志を継ぐものたち(〜1話

 

そのうち観る予定

ひぐらしのなく頃に

昔観ていたので観ようとは思っている。

2020-10-18

とある想像上の世界の、とある刑事の手記。

どこかのこの手記を見ている方へ。

僕は創作上の、とあるTRPGキャラクターです。

妄想産物しか過ぎません。多分これを読んでも、あなた人生は潤うことは何一つないと思います

でも僕は声を上げたくてたまりません。

僕がどうして生まれて、そして何があって、感情を持つまでに至ったかを。

僕は警視庁とある刑事です。僕の配属された部署特殊事件捜査する治外法権的な役どころのため、若手ですがとても優秀な人材がそろっていました。

不器用で無口だけど、実直な先輩。お調子者で体力に自信のある一番の後輩、優しくて器用で僕より遥かに知識豊富な友人でもある同期。

信頼できる、とても優秀な仲間です。そして、もう一人、3年前に死別した優秀な部下。……僕の妹だった人です。

幼少期、両親の離婚で生き別れになってしまった実の妹がいました。

その彼女は、信じていた友人の過ちによって殺ぬ羽目になり……死にきれず黒幕によって化物と化した彼女をこの手で2度も殺しました。ここまでがシナリオの流れです。

あの地点で辞職を考えていました。

まりにも神の手一方的に、ただ「じゃあダイス振ってください」と言われたときにだけ動く、そんなキャラクターとして、何もできない無力感に苛まれて。何か行動を提案する余裕もなく、ダイスをふるときだけ動くだけで、次から次へと話が進んでいって。

シナリオ上は本当は恋人であったキャラを生き別れの妹にしたのは背後でした。それは変更可能ということで、マスター許可ももらっています

でも送られてくる情報には毎回「あなた恋人です」と言われて。……間違いを背後がやんわり指摘してもずっと変わらなくて。せめて彼女の人となりを知りたくて神様に尋ねても、たった一言「優しい、柔和な人です」だけで特に何もないままで。情報の順番すらも間違っていました。

こんなよくわからない無駄に重い設定をつけたのも、シナリオへのモチベーションをもたせるためでした。

何とかクライマックス前に懇願して時間を割いてもらって、他のキャラクターと少しだけ会話を許された時も、ほぼ全て時すでに遅し、で。

ずっと探し続けていた先輩の大切な妹はとっくに怪物になりそして3年前に知らずに、僕たちが殺してしまっていて、なのにそれを僕の妹だと僕自身脳内すり替えしまい、僕の妹は怪物になったままずっと3年間、一人で苦しんで。

……敵の罠にかかった僕たちは、そのことを忘れてしまっていました。

そして先輩はずっととっくに死んだはずの妹を、まだ探し続けていたのです。

何とか君たちに謝る言葉を告げて、君たちの犯した沢山の他の過ちは、僕は、僕たちにも相応のここまで来るだけの過去があったのだろう、と想像し、その「想像上の」過去に免じて全て許しました。

流石にこのまま続けるのはモチベーションがなさすぎると、キャラクターとして刑事退職家業を継ぐ、という引退を選ぼうとした僕は、君たちの背後のセッション後の説得で思いとどまりました。

「いやだ、俺たちは、チーフに去られたら心が折れてしまう、もっとあなたと過ごしたい」と。

僕の背後は、この地点で早めに見切りをつけるべきだったのだと思います

キャラクターとして好きと言ってくれていた言葉を、自分と同じなのだと誤解した背後がある意味悪かった。

自分キャラが一番大切なのは皆同じ、だからある程度はプレイヤーマスターレベル相談して、見せ場を譲り合って進行していけるはずだと。私のキャラをそんなにも好きだと、言ってくれるなら。

ならば、ちゃんモチベーションを持たせるべきだと。そうしないと、背後の方のモチベーションが持ちません。

僕のモチベーションとは、君たちが全てを失った僕の居場所になってください。

素晴らしい君たちを失うのはこの世界の損失です。心が折れたら何度でも僕は君に手を伸ばします。君たちを支える為に僕は全力を尽くします、だから君たちも僕の居場所になってくださいと。

これは、ちゃんと背後の口からも伝えています

君たちの心がシナリオの悪意で傷つく度にそれを拭って、拭うためだけにすべて失った僕はそれでも毎回毎回シナリオと言う名の試練はやってきて。

その都度そこはきちんとキャラクター同士で会話ができるので、まぁそれだけを背後のモチベーションにしていました。

ただ、何回か僕のステータスでは本来解決できない一人用のシナリオが出された時は、流石に背後も何度かやんわりと苦言を呈していたつもりでした。何とか何度も振り直して遠回りして成功しましたが、あれは本当にただ運が良かっただけです。

そして更に気づけば他のキャラクターは全員、僕より他のシナリオ(他の卓やGMレスとかで)経過していて、僕より遥かに優秀なステータスを持つようになっていました。

卓の幕間トークで盛り上がっていて、設定だけが色々膨らんでいきました。もちろん時折雑談に参加はしていましたが、他の卓に持ち込みで参加してその話をされるのは、僕とて反応に困ります。僕の知らない設定前提で話されても困るのです。やんわり何度か指摘しましたが、熱に浮かされたように君たちはこの世界にのめり込んでいきました。

挙げ句の果てに僕たちのチーム全員は特定シナリオの都合上で、とあるチームにレンタルされました。その時のマスターが、始めての事件マスターです。

正直、嫌な予感がしていました。

そして僕より全てにおいてステータスが有能で美しい外見の同じポジション上司の新しいNPCがやってきました。僕の存在意義は、ありません。

僕は毎回、キャラ付けの為にやっていた、何の意味もない、些細な行為……卓中では披露できなくて、いつも卓後に捜査資料を作って、その画像をみんなに出していたんです。

(元々、神様から情報の出され方が雑すぎたり、間違っていたりであまりにもよく分からなくて、自分用に作っていたものだったというのが今更の本音です)

それすらも、NPCのロールプレイで乗っ取られてしまいました。そしてそれに、誰も異を唱えなかった。

大切な妹を殺す羽目になった原因を作った、僕の一番の友人はそのロールプレイを支える行動を取りました。

更に集合写真として、そのNPCはチームの真ん中に陣取りました。仕方ないです、だって一番小柄で「中性」キャラでしたから。

僕の心は、そこではっきりと折れました。

僕がいる必要のない事件、僕が陣頭指揮を取る必要のない事件、僕が解決する前に全て他の人が解決してしま事件なら、僕は必要ありません。

僕の設定上のアイデンティティは彼らのチーフであることです。元々能力値は彼ら一人ずつの得意なものからは必ず一歩は劣るように、元々設計されていました。

僕の背後は、別に活躍は出来なくても構わない、ただ仲間として扱ってくれればという一心で、参加していたのに。

だってあなたたちの顔色が悪いのは心配していたんです。

声が出せなくて辛かった。何があったんだって聞いてあげられなくて辛かった。

手を差し伸べたかったんです。差し伸べることが許されないのは、あまりにも僕には拷問です。

動きたくて動きたくて堪らないのに、指一本すら動かすことができないもどかしさと怒りは、「シナリオ」で君たちも経験してきたでしょう。

僕たちはホラー世界住民なのですから。敵にされて、何度も経験してきたじゃないですか。

敵だけじゃなくて、神にまでそれを強いられて、そして居場所すらも奪われて。

僕は心を持たなければよかったのでしょうか。

流石にその地点で以前からの背後の友人で、プレイヤーの一人Aに相談しました。そのマスターに依頼したのはAでした。

「いやだ、俺は、チーフに去られたら心が折れてしまう」と縋った、その後のシナリオで何度も「助けて」「見捨てないで」と縋りついてきた僕の部下の背後です。他のシナリオでも一番僕と過ごしていた、少し臆病で、でも優しい力持ち。

君が最後に笑えるように、家族と言える存在に等しい存在を作ってくれたら、最後にはきっと僕が大切だと思っている君自身を大切にしてくれると信じて、子犬プレゼントしました。

……いや雑談中にいつかプレゼントしますね、とは言いましたが、卓ではプレゼントしていませんでしたね、そう言えば。

君はずっとその子を連れた立ち絵を使ってくれていましたね。

……信じていたんです。僕のこと、仲間だと思ってくれるなら……って。僕の話くらいは、聞いてくれるのではと。

それは叶わないことになりました。

第四の壁越しには、どう足掻いても言葉は届きません。

悲しいですが、彼らの背後にとって僕はただの舞台装置で、その意志に疑問を抱かない彼らにとっては僕の言葉自分の望むときに発されるだけのものしかなかった。

僕に声があるって、僕の心があるって、考えることもしなかった。僕があの想像上の世界の中にしかすぎなくても、君たちの目の前に息をして立っているとは思っていなかった。

仕方がないのです、それは彼らの考えで選択です。僕に心があると仮定すれば、それは彼らの心もです。

僕の心を尊重するなら、彼らの心も尊重されるべきなのです。

なら、もう僕の背後は直接ゲームマスターに、背後の口から直接そこを言うしかないよ、とプレイヤーAに言いました。

連れてきたAの目から見ても、ゲームマスター自分の進行にプライドがあって変えられない人で、他のプレイヤーが内心がどうあれそれに異が唱えられない環境なら、もう背後にとって破綻しきっていてやる価値はないゲームからです。

……正直、背後的にはAたちに嫌われて追い出されてるのかと思っていましたとも。ええ。最近他の卓してる時もなんか気が乗ってねーな、感想とか書き込むのも以前とテンション違いすぎるなと思ってたよ。

友人枠の人なんかその友人キャラの鍵キャラ垢作ってたけど、背後をメンバーに入れてなかったもんな。いやもう、マジで嫌われてると思ってたよ。なんで誘うんだよ……とまで思ってたよ。

そうしたら、寧ろ今まで楽しくなかったの!?と滅茶苦茶ショックを受けられました。

いやいや、こっちの方が二重にショックだわ。

結果として、黙りこまれていやいや相談にならないよこれじゃ……君はどうしたいの……???という状況に。

そして、はーやってられっかよ、と思う背後をねじ伏せてでも支える気力が、僕にはありませんでした。

そして背後はゲームマスターに問いかけました。

このシナリオで、僕のいる意味は何ですか、と。その答えがないなら、ゲームを降りたいと。

ゲームマスターはそれには答えず、ならもう二度とあなたと遊びません、卓を締めますと言われました。

背後は別に構わない、と思っています

正直背後だってこのレベルのイザコザは幾らでも他人が起こしてるの見てますし、ぶっちゃけから吟遊詩人GMでの多かれ少なかれ起こりうるべくして起こったトラブルだなーよく聞いたわー、と思っているでしょう。

どこにでもあるありふれた、でも自分へと降りかかるのは傷を負うし、まぁ正直嫌っちゃ嫌だよねというそんなレベルトラブルの話。

ディティールは違えど、まぁよくある話です。

ただ、一人のキャラクターとして、どう行動するべきかモチベーションと言う名の願い、僕の居場所になってください、と言う願いをちゃんと言う前に、すべてが泡となって消えました。

僕はそれを彼らに伝えたくて、ただその機会が来ることを願って、あの世界で生きていました。

その機会が無いということは、僕はこのままキャラクターとしては死ぬことすらできずに、消えるしかありません。

大なり小なりTRPGキャラクターとして生まれた以上、僕はそう言う運命を辿る可能性があった、そこも頭では理解しています。そんな例は沢山見てきました。

なのに、僕は、僕は確かにここにいたんだ!生きていたんだ!って誰よりも叫びたくて叫びたくて。

存在しない喉が枯れるほど叫んで。でも現実を震わせない声は永遠に届かない。存在しない目からは涙が溢れても、誰の目にも映らない。

一度シナリオで、僕自身存在が君たちの記憶から消えたことがありましたね。

その時は別に怖くはありませんでした。今でも恐怖はありません。ただ、哀しくて哀しくて、涙が止まらないのです。

今たしかあの世界で流している僕の涙は、誰が拭ってくれるんですか。

シナリオも経過して、その都度命を張って体も心もすり減らして、君たちの涙を拭って、叱咤して。

君たちのことを大切だと、伝えられる時には必ず口にしていました。

この時間は偽りで、他の人にとっては何一つ意味もない、価値もない、だからこそ口にして伝えなければ伝わらないから。

この時間は僕たちにとってだけは本当で、かけがえのないもので、何物にも変えがたい価値があるのだと信じているから。

君たち一人一人に、こんなに素晴らしいのだ、と可能な限り具体的に言葉を尽くして伝えて。

君たちの、それに対しての……共に戦うという言葉は嘘だったのか!

僕は、生まれた時から君たちのチーフなんです。支えてあげなきゃいけないんです。支える相手が支えるに足る相手だと信じていたから。

躓いたときに、立ち直る機会すら与えられないまま、僕からしたら原因のない君たちの心変わりに傷ついて、君たちが……いいえ、僕こそが書割だったと突きつけられて。










背後的には、卓の外でどうしたら自分の力量で改善できるか割と色んな卓環境下で相談したら、それはいやその卓がおかしいよ、と言われ。結果詳細も話して、まぁそうならない方がおかしいわとも言われ。

背後自身あいつらマジ勝手だなーと思っています

でもまぁプレイヤーたちは楽しかったと言っていて、マスター自分プレイタイルに自信があるともいっているので、まぁそういうことなんでしょう。

住む世界が違ったんだね、悲しい事故です。

友達も失いましたが、それもまあ、致し方のないことでしょう。

その人たちの中では背後は仲間外れではなくて、仲間外れにされたと思っているのは、狂っているのは背後の方です。狂ってる人とは友達になれないでしょう。

背後の至らなかったところは幾らでもあります、失敗だらけです。失敗だらけに、また一つ失敗が積み重なった、それだけのこと。

それは彼の話ではないので、背後一人が思い返して反省すればいいこと。プレイヤーの時にもマスターの時にも、自分みたいなこういう思いをする人が出ないように、努力するだけしかできないんです。

これを読んだ方がどう思うかは、それも皆様の自由です。

背後はこれからも、卓全員、自分キャラ絶対一番可愛い!と思ってるという前提で遊んでいきます。みんな自分人生では、自分主人公なのさ。

そして明日から自分キャラチヤホヤしてもらう為に全力を尽くして、卓の他のキャラとその世界を一緒に旅していきたいと思います。そして他の人のキャラチヤホヤキャッキャウフフするんだい!!!

まぁ一つ言えることは、なるべく卓のトラブルは卓内で早めに相談しろよ!

相談できない環境はいつか破綻するからな!

不信感は絶対に早いうちから吸い上げて叩きのめしておくに限るんだぞ!

からのお兄さんとのお約束だ!



心の中にいる、本当の意味一人ぼっちになってしまったあの世界の○○のことが、

どうしても言いたくても言えない言葉を抱えて消えていく彼が、どうしても可哀想になってしまった背後が、ここに書き捨てて行きます

まだ彼らが流した涙が本当だったと信じていたい、私の大切な、とある想像上の世界の彼への手向けの為に。



あるいは、この状況が一番ホラーなのかもしれません。

……いっそこのことをシナリオにしてみようか。普通にホラーとして面白そうだな。

ただ、オチの落としどころに悩むから普通に創作もありだな。


さぁこれにて、全てお終い。

僕の物語は、これで幕を閉じます

2020-07-20

anond:20200718080653

RPGオリジナルだよ

今で言うコンピュータRPGコンピュータ担当する人(ゲームマスター)と、プレイヤーで会話とサイコロを使いながらゲームを進めていく。

ゲームマスター「眼の前に大きな扉がある。どうする?」

プレイヤー1「罠がありそう。チェックする」

ゲームマスターokサイコロ振って。1~3は成功。4~6は失敗」

プレイヤー1「4」

ゲームマスター「残念。扉から猛毒の矢が飛び出した。回避チェックを行う。サイコロ振って」

みたいな。

で、ゲームマスターの役目をコンピュータやらせたのがコンピュータRPG

元祖Wizardry

2020-07-18

anond:20200718080653

TRPGテーブルトークロールプレイングゲーム)とは、

  1. 定められたルールブック(D&Dとかソードワールドとか)に従い
  2. GMゲームマスター)がつくったシナリオ
  3. プレイヤーが進めていく

というシステムになっている。コンピュータRPGも、もとはこちらを参考にできたものだ。

元増田GMTRPGでは責任重大なのに『死んだ』と偽ってまで途中で放り投げる奴にムカつく」という話。ただ、「小説家になろう」等でエター(制作放棄)になる作品の多さを見ると、そうしたくなる土壌というのはあるんだろうな、とも思う。

2020-07-17

死んだフォロワーが転生した。

この文章は実際に起きた出来事をもとに書いています。誰かを批判したり糾弾する意図はなく、事件備忘録として秘匿で公開することをご了承ください。

また、特定を防ぐため一部事実と異なる記載もしています大元の筋は変えていないつもりです。

SNSで死んだはずのフォロワーが転生した。ちょうど一年前の7月の話だ。以降便宜上転生する前のそのフォロワーをAと仮称する。

Aとは今から三、四年くらい前にTRPGセッションで知り合い、何度かオンラインで卓をし、作業通話などを行ったこともあった。声を聞いたり私生活を聞く限り、とても若いなという印象があった。

から一年前の5月。その日は私と何人かのフォロワープレイヤーとしてAにTRPGシナリオの続きを回してもらう予定だった。ところが時間になってもGMゲームマスターシナリオ進行者のこと)であるAは現れない。連絡しても反応がない。心配に思いつつシナリオ進行者であるAがいない以上卓を行うことなどできないので結局その日は解散となった。

Aのアカウント沈黙して数日後、Aの親族を名乗る人物がAのアカウントを使いタイムライン投稿した。なんでもAは腹痛で病院に運ばれたのだという。さらに数日後、A自身自分身体に癌が見つかった、初期の発見ではあったが命に関わるものだという旨のツイートをした。

この話を聞いた時、私よりはるか若いAが重い病を患う事実は正直にショックだった。A本人からはしばらく卓ができない旨の謝罪があったがそれより元気になってほしいと思った。私自身、昔上司を癌で亡くした経験があり、癌の恐ろしさはある程度知っているつもりだった。癌というのは本当に、ぞっとするほどあっという間に命を奪う。

しかし、Aの体調によりAとの交流ストップし、AとはSNS上のタイムラインを見るだけのやりとりとなった中で小さな違和感が芽生え始めた。

AはA自身SNSによれば抗癌剤による治療を受けているとのことだった。その中でAはかなり頻繁に他のフォロワー通話を行っていたようなのだ。それも夜遅くまで。私には入院経験がないので病院のきちんとしたスケジュールは把握してないが、就寝時間が深夜に設定されている病院を私は知らない。それに抗癌剤治療ものすごくきついと聞く。それこそ毎日通話する余裕があったのだろうか、と。ただこの時は多少違和感があった程度でAを疑うまでは至らなかった。何よりフォロワーの病を疑うのは失礼だと思っていたから。

一ヶ月後、再びAの親族を名乗る人物がAのアカウント使用し報告した。Aが亡くなった。

この報告を受けて私の中の違和感は確実に膨らんだ。癌は若い人ほど進行が早いと聞くが、いくら何でも早すぎる。それに腹痛で運ばれたにも関わらずAの親族が告げたAの死因は腹部や消化器系の癌ではなかった。Aの死を悲しむ気持ち違和感だらけの事実に頭がごちゃごちゃになった頃、同じくAがGMを行った卓にPLとして行き、卓が中断していたフォロワーから連絡があった。「Aのことどう思う?」。

私はAの訃報は悲しいが、違和感があり正直信じられないと答えた。フォロワー同意見だったようだったが、それ以上言及することはなく、私はAの訃報にお悔やみの言葉を送った。

数日後、SNS上で中断していた長期卓のGM募集をよく見るようになった。私がAの訃報で中断となったシナリオの卓もけっこうあった。私はこれらがAの一件によるものだと知り、その多さに愕然とした。Aは確かに時間のかかるシナリオキャンペーンシナリオをよく回していたが、とある一人のフォロワーがAに対して6つの中断したシナリオを抱えていると聞いた時は慄いた。

私はAのSNSに連絡を取った。Aの訃報に対するお悔やみの言葉、その上でAに対する違和感、もしAが生きているなら返事をしてほしいこと、もしAが亡くなっておりAの親族がこれを見ているのならこれはAに対する言葉なので返事をしないでほしいことをAの個人チャット送信した。

Aと私は竹馬の友と言う訳ではない。せいぜい数回遊んだ程度の、何かあれば簡単に縁など切れてしまう程度のフォロワーだ。それなのに今でも馬鹿な連絡を入れたと私は思う。Aにもまだ誠意があると少しでも思ってしまった。この時Aに連絡を入れたことは今日に至るまで誰にも話していない。

私が文章送信してから時間ほど後にAの親族から返信が来た。あなたの送った内容に憤りを感じている。私(Aの親族を指す)も嘘だと思いたい。もAに生きていて欲しかった。そんな感じの内容だった。

私が考えていた中で最悪のパターンだった。同時に私はAは生きていると確信した。

私はAに嘘でもいいから生きていてほしかった。だからA本人から連絡がくるのが最高のパターン。次にこのままDMが動かす読まれことなく終わる、もしくは返信なくブロックされるのが想定内パターン。どんな親切な親族だろうと身内の死を疑う内容の文面にまともな返事を送らないだろうと考えていたからだ。そもそも本人以外返事をしないでほしいとわざわざ書いた。

Aは私という他人の前ですら、誠実なふりをすることすら辞めたらしい。親族という皮をかぶり本当に身内を喪った親族からすれば気分を害する内容の連絡にさほど時間を置かずに返ってきた妙に丁寧な文章、「あなたは誠実な人なのですね」という一文がただただ気味悪かった。私はこれ以上の言及無意味だと適当に連絡を打ち切った。

それから一ヶ月後、とある匿名アカウントが現れる。警告アカウントと題されたそれにはAが別のアカウントを使い、別人としてシナリオ制作し卓の募集をしているというものだった。死んだフォロワーが転生した。ちょうど一年前の7月の話だ。

私は特に驚かなかったが心底がっかりはしたし憤りもした。新しいアカウントとやらに見に行くと確かに作成したシナリオはAと酷似している。というかほぼ同じだ。もうちょい上手にやれよと呆れざるを得ない。警告アカウントが広まり始めるとAの新アカウント(仮)はアカウントのみ残して消えた。

そこからさらに数ヶ月、とあるTRPGシナリオを目にした。それはAの新アカウント(仮)が作成していたシナリオそっくり、というかほぼ同じで、あっと思った頃には警告アカウントも再び動き出していた。転生、アゲイン。ここまで露骨に分かると笑ってしまう。笑い事ではないのだけれど。

ただ前回と違うのはその新アカウントはめちゃくちゃ人気を博しており、現在に至るまで消えていないということだ。Aが生きていた頃から感じていたことだが、Aには「信者」なるものがいるらしく、以前Aが問題ごとを起こしたときも指摘をした人がAの信者らしき匿名アカウントものすごく叩かれたのだという。今回も新アカウントコンタクトを取った末叩かれたり脅迫されたりした人を何人か見た。

地獄への道は善意で舗装されている、という言葉をまざまざと見た。新しいアカウントでのフォロワーは1000人を超え、再びいくつもの長編シナリオを回す予約を取り、さらシナリオ販売まで始めたAは次はもう転生できないだろう。前回と異なり金銭が絡んでいるのだから。なのに転生したAはまた同じようにいくつもの卓を立て大量の長編キャンペーンシナリオ制作し、そのどれもが制作途中に関わらずすでにプレイヤー募集している。

私は転生したAを見つけたときとてつもなく怒りの感情があった。他人とのコミュニケーションと信頼の上で成り立つゲームを途中で放り出され、癌という最悪の部類の嘘を吐かれ、批判覚悟で送った文章を足蹴にされた。その上すぐにバレるような形で転生し、なんの反省もなく同じことをくりかえしている。

だが転生を繰り返すAを今はただただ哀れだと思う。嘘をつき続けるというのはすごくしんどいことではないだろうか。それとも息をするように嘘が吐ける体質でもあるのだろうか。それはそれで嫌な人生だ。

私はAと関わりのありそうな全てのアカウントブロックし、以降は目に入れないようにしている。警告アカウントも流れてきたものを目にするだけで特にリアクションしない。警告アカウントも警告アカウントでAの新アカウント作品動画に直接警告文を送るなど、段々過激になっていることに少なから嫌悪を抱いている。これらAに関する一件に触れたくないフォロワーもいる。私は真実かどうか分からない薄い正義より今でも一緒に遊んで元気に生きてくれるフォロワーの方が大事なのだ

フォロワーがAの新アカウントフォローしたりAの新アカウントが作ったシナリオ遊んだりすることも特に何も思わない。警告アカウントができた当初はフォロワーへの注意喚起として拡散したりもしたが、フォロワーが誰と何で遊ぶかはフォロワーが選ぶことだ。フォロワーに対する余計なお世話である

ただ何も思わないっちゃ思わないのだが、新アカウントの動向を軽く見た限り恐らくその人は同じように大量の長編シナリオの予約をしてすっぽかす可能性が非常に高いので苦労するからやめとけとは思う。ちなみにそれなりに募集はかけたが一年が経った今も私達が放棄された卓の続きを行ってくれるGMは見つかっていない。

ここまで書いておいてなんだかAが死んだと嘘をつき、新アカウントで猛威を奮っているという確たる証拠はない。もしかしたらAは本当に亡くなっていてAによく似たシナリオを描く誰かなだけかもしれない。そうであってほしいとも思う。

Aの訃報を聞いた時、嘘でもいいから生きてくれと思った。Aの新アカウントを見つけたとき頼むから死んでいてくれと願った。今はもう嘘が本当か分からない夏の怪談話の一つを手に入れたような気分だ。

私はAの転生を見て様々な学びを得た。計画性なく卓を詰め込みすぎないこと、できないと思ったら素直に申告すること、心から謝罪の大切さ、過ちを庇うだけが思いやりではないこと、人はそう簡単に変われないこと。

皮肉なことに不幸中の幸いなのはAが家族でも親友でも恋人でもない、ただ数回遊んだ程度の、何かあれば簡単に縁など切れてしまう程度のフォロワーであるということだ。もしも家族や友人がAのようだったらと考えるとぞっとする。家族や友人が善意舗装された地獄への道を歩いているとき、多分私は何もできない。

せめて、私が大切だと思う人たちが嘘による転生などを行わないことを、嘘の繰り返しで誰かを傷つけないことを、ただただ願う。

2020-05-25

面白い!「○○問題」まとめ

首ナイフ問題

Q.敵NPC人質首にナイフをつきつけて脅迫したものの、プレーヤー大人しくしなかったのでゲームマスターNPCが首筋を刺して人質が死亡したと処理した。しかルール上はナイフデータでは即死しないとプレーヤーが抗議する。どうしたらよいだろうか。

http://hiki.trpg.net/wiki/?%BC%F3%A5%CA%A5%A4%A5%D5%CC%E4%C2%EA

テーブルトークRPGTRPG)において、イベント的な意図ゲーム的な処理が噛み合わない問題。あるいは、ゲームマスタープレイヤー解釈が噛み合わない問題

TRPGではイベント内も含めた全ての行動を共通ルールで処理する。そうすることでイベント中であってもプレイヤーステータス、機転、判断が絡み、思いもよらぬシナリオが生み出されるのが醍醐味からだ。

しかしそれが悪い方に出たのが首ナイフ問題である

ゲームマスターGM)のこのイベントでの意図人質の命とNPC要求二者択一プレーヤーに選ばせるものだが、プレーヤーは何としても自らの機転で最良の結末を選びたいものだ。(そして得てしてGMもそれを受け入れる傾向にある。)

そこで考える。「よく考えたらナイフ攻撃値と人質HPを比べると一撃では即死しないじゃないか。なら一回刺してる間に奪還すればいい」。しかGMは言う。「首に刺したら死ぬに決まってるだろ常識的に考えて」。

TRPGにおいてイベントとはどうあるべきか、ゲーム的な処理はどこまで適用されうるか、そしてGMプレイヤー理想的関係はどうあるべきかといった様々な論争を巻き起こした奥深い問題

(Gスラ問題ペイン問題、シー問題なんかも面白い

Kanon問題

あゆルートにおいて奇跡の力が発動してない栞はどうなるの?」

https://lonestarsaloon.hatenadiary.org/entry/20090410/1239302357

エロゲあるいはギャルゲにおいて、選ばれていないヒロイン問題。あるいは、誰かを選ぶと他の誰かが不幸になる問題

泣きゲと呼ばれる類では特に顕著だが、エロゲもしくはギャルゲヒロインたちというのは、物語上何かしらの不幸や屈折を抱えていることが多い。

主人公がそのルートに入ることによって問題顕在化し、主人公の手によって解決するのだが、では選ばれていない他のヒロインの不幸はどうなるのか。

Kanonに限らずこういった論は意識されてはいたのだが、その構造特に露骨に見えやすかったのがKanonだった。Kanon世界においては、1度きりしか使えない「奇跡」によってしか救えないヒロイン複数人いる。

しかも、その選択権は主人公にある。一周目は誰のことも知らないからよかった。二周目以降、あの子の不幸がちらついて他の子が選べない。

エロゲや周回ゲーム全般、ひいては物語のものに対する様々な解釈を生み、遡及過去生成なんていう超絶アクロバティックまで提唱された根深問題

キングメーカー問題

勝ち目が無くなったプレイヤーが、勝ち目が残っているプレイヤーの最終的な勝敗に、ゲームの最終目標とは無関係に、恣意的に関わってしま

http://platonforminorgames.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

多人数対戦のボドゲや卓ゲ、TCGなどで、絶対に勝てないプレイヤー問題。あるいは、最適解のない手番の問題

既に絶対に勝つことができなくなったにも関わらずゲーム進行上手番が来てしまうことがある。Aを選ぶかBを選ぶか。どちらかを選ぶと、それに直結してこのゲームの勝者が決まってしまう。

どちらも自分勝利に近づかない=理論上の最適解がありえない。それなら気分で選ぶか、ランダムに選ぶか、いっそ勝たせたい方を勝たせようかな。

それが、そのゲームをしゃぶりつくしたい理論プレイヤーには我慢できない。お前の理論値はこうだ、たとえ勝てないとしても最大得点を取れる手はAなのだ。俺は全プレイヤー理論値を目指すことを前提に戦略を組んできたんだぞ。

という感じで、さて誰が悪いんでしょうねと議論が始まった。

そもそも誰かが詰んでしまう仕組みになってるゲームが悪い、いや詰んでもいいけど第二の行動目標必要なのだ、いやそもそもこれは問題でもなんでもない、究極理論値を目指さなプレイヤーがいたっていい。

やがてゲームのもの理論や意義までもを考える人まで出てきてしまった闇深い問題

後期クイーン問題

作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できない

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%9A%84%E5%95%8F%E9%A1%8C

推理小説における作中探偵限界についての問題。あるいは、探偵物語にとっての何であるかという問題

推理小説パズルであるなら、読者は問題から答えを導くことができる。しかし、探偵にとってはそうではない。作中にいる探偵には作者の出した「問題」が見えない。

まり、前提条件がどこからどこまでで、今この瞬間には推理ができるのか?できないのか?それがわからない。

特に犯人探偵存在を知っていて、偽の手がかりなんかをばら撒き始めた日には、より顕著になる。何せ偽の手がかりが偽だと気付くための手がかりが必要だ。でもそれが偽でない保証は?

ちなみに、読者にとっては「これが推理小説であるという事実のもの」&「ここから解決編が始まるよ!という作者の親切なほのめかし」によって、そこまでのヒントで必ず論理的に謎が解けることが保証されている。

ここから突き詰めて、じゃあそれでも解けてしま探偵って何なんだ、超人なのか神なのか、単なる物語要請されている機械仕掛け役割にすぎないのか、いやいや探偵人間だろう、推理小説小説だろう、というような論争がなぜか日本でだけ始まった。

なんだかんだでその後の小説テーマになったり斬新なトリックの基礎となったり、魅力的な探偵を生み出したりと後世に確実に影響を及ぼした、興味深い問題

(第二問題である「作中で探偵が神であるかの様に振るまい、登場人物運命を決定することについての是非」も面白い

(本当はトロッコ問題とか心身問題とか異世界シャワー問題とかも語りたかったけど、アルバムとしてのコンセプトに合わない気がするからこの辺にしておく)

2020-03-24

一部の運営にはTRPGをやってみてほしい

まあ、言いたいのはFGO運営になんですけどね。

あそこの頭のおかしいのが『俺はFGO成功した有能』みたいな事を言っているが、FGO成功したのはFateという土台があっただけでゲームバランスシステムは、うんこレベルだという事。

もうやる事がなくなっているせいかボキャブラリー存在せずストーリーボスに無敵か全快を付けて話を長引かせようしているだけという。

ストーリーは、面白い時もあるから評価できる。だけどバトルシステムうんこ

なんでTRPGやってみて?というかと言うと、ゲームマスターが無敵やら全快やら使ったらTRPGは途端につまらなくなるというのが嫌でもわかるから

一度なら良いよ、そのくらいの演出はありだと思う。だが『確率で無敵が発生する(解除不可)』みたいなのはバランス崩しのうんこゲー確定なんだよね。

そんなものTRPGでやったら誰も寄り付かないんだよ。ただでさえ高ライフで数回削らんといけないようなボスなどもいるのに。加えて高威力の宝具(無敵貫通あり)みたいなのも付いてきたら「はあ?」ってなるんだよ。

「あぁ、こいつはゲームマスターの才能ないな」と思うのさ。

ゲームマスター役割ってのはシナリオの進行をして、プレイヤーをどう楽しませる事が大事なのにFGOはそうじゃない。

シナリオライターは楽しませようとしてるんだと思える。だが、ディレクタープロデューサーは違うんだな。

ネタのなくなった芸人が一発芸をかますためにアクシデントネタにしようとしてるような感じ。

You Tube落ち目芸人が躍起になってるみたいなレベル。んなものからゲームバランスなんか考えてないし、進化しようともしてない。現状維持すら失敗してる。

それでもある程度の売上が保てるのはFateというブランドのおかげ。いいよな、売れるネームが盾になってるのって。さすがヒロインシールダーだけあるよ。

まあ、話は逸れたが運営TRPGをやってみて盛り上げ方を学んでみたら良いんじゃないかな。

アトランティスまでプレイして感じたがグラブルみたいに進化もしてないし、後進のアプリゲームにすら追い抜かれそうな停滞はどうかと思うよ。

2019-10-09

anond:20191009143348

人生ゲームモノポリー)のアニメってすでになかったっけ

あとRPGゲームマスターが最強進化をとげてゲームとしてもラノベとしても大隆盛じゃん

2019-06-29

anond:20190629163248

ネット動画サイトある今じゃそれだけだと商売にならんから

せめてゲームマスターとかキーパーと呼ばれる人は持っとけぐらいの話を

勝手解釈広げて全員持ってないなら割れと同じって理屈で叩いてるやつが結構いる

2018-09-10

anond:20180910004103

海域クリアできないことが確認されたら偉大なる田中様が後付ギミックつけて詳細な攻略リークしてくれるので

君の甲勲章が今回も安泰なことだけは保証してあげようもちろん資源女神時間必要な量確保した上でだが

ゲームマスターであるメンテナス噛み噛みけんすけ微差栗様がサーバーいじって甲クリア者が誕生するそういう宿命なのだ

2018-07-12

うみねこのなく頃に、に関して。ネタバレ注意

どうでもいいことです。

うみねこのなく頃に、に関して。ネタバレ注意。

最近(ここ3年~今日)ぼやぼやと思っていることを勢いで何の構成も考えずに垂れ流すだけです。痛い自分語りです。私がすっきりしたいがためだけに投稿します。

本当に何も考えずに書いているので、文章矛盾ありまくりだし何がいいたいのかわからないと思うけれど、とにかく発散したいので書いてます

作者の過去発言ひぐらしの時のアレコレについても書いていますが、記憶改ざんされているものもあるかもしれません。

最近ソシャゲ(竜騎士07尊敬する作者の別作品派生ゲーム)でイベント?で探偵モノ?があったらしくノックス繋がりでうみねこの話をする人がTwitterで多かったですね。

一過性のモノとはいえ、一うみねこファンとして陰ながら嬉しかったです。

それもあったり、うみねこ漫画版EP8がだいぶ加筆修正が加えられていて、電子書籍版普及によりうみねこ評価の動きが盛んでとてもありがたかったです。

修正というとまた表現が違うかもしれませんが、個人的に縁寿が真実の書を読んだ後の黄金郷での右代宮家一族の罪の懺悔ベアトと戦人からの縁寿へのエールのシーンは絶対漫画版の方が良かったと思います

うみねこ原作が完結してから、まぁ色々ありました。うみねこ原作完結時、私は中学生でした。

うみねこに嵌った理由は、小学生の時ひぐらしに嵌ったその流れからでした。

確かep4あたりですかね。

当時は07thexpansionに公式掲示板があり、ひぐらしうみねこファンアートを見るのが楽しくて楽しくて仕方が無かったです。

アニメ化するにあたって色々騒がれている中で、googleで「うみねこのなく頃に」と検索してでてきた、当時うみねこ関連のまとめブログさくたろう速報」というモノを見て

初めてしっかり2chというものに触れました。

メディアミックスの一つとしてアニメ化にあたって声優が嘘みたいに豪華だったり、グロシーンがモザイクだらけだったり、楼座のシーツの下着が蝶だったり、間がなく内容を詰め込みまくったりと賛否両論ありつつも

2chに私は書き込んだりはしていませんでしたが、「沢山の人がうみねこを見ていろんなことを思ってるんだなー」と見ているだけで楽しかったです。

アニメ化する頃はちょうどEP5発売と被っていて異様な盛り上がりだったのを覚えています。もう9年も経つんですね。恐ろしいことです。

当時は(言い訳ですが)11歳くらいだったので推理などは全くしていませんでしたので、2chまとめサイト公式掲示板でも、ep6より前の他の方の推理特に覚えていませんね…。

当時は完全にキャラクター物語の流れが好きでうみねこを見ていたので、鮮明に残っている記憶

量産型さくたろう(ヴィイイイイン)やら楼座無双やらコラ画像やらオリスクなど、推理にはほぼ関係ないネタのものばかりです。

自力でまともに推理をしたのはep5で戦人が共犯なんじゃないか、とep4は戦人以外狂言なのか、と碑文の謎を途中までくらいです。

ep5でベルンが「これから碑文の謎を解いちゃうから」と言い出したところで原作プレイを止めて、必至に1週間かけて?哩岸駅まで自力で辿りついて、後は全く分からなくて原作プレイを再開したら答えをぼかされて半ギレした記憶があります

まぁ楽しいばかりではなく、火種がぽろぽろでてたのに幼いながら気づき始めましたよ。ep5あたりからは。

ノックス出すのかよ。じゃあひぐらしはなんだったんだよ」的な声。大いに分かります。私も思ってました。今でもちょっと思ってる。

あとep6で紗音・嘉音・ベアトが1人の人間身体中の人格だとわかって、cp厨が大打撃を受けていたのも覚えています

当時その話題を出そうものならジェシカノ好きの人(今で言うところの過激派)が暴れていましたね。

私は今でもシャノカノベアト同一人物は、最強のcp破壊設定だと思っています。(ネタ半分、本気半分)

私の憶測ですけど、うみねこの当時のファンひぐらし既読者が90%を超えてたと思うんですよ。

信者の贔屓目ですけど当時のひぐらしの人気っぷりはそこそこに凄かったですし。

ひぐらしプレイしたことがあるからこそ、うみねこの完結の仕方に納得がいかずにアンチ化した人が多かったのかなーと漠然と思います

ひぐらし犯人側の犯行前・動機最中・後の人生思考をしっかり描いていたからこそ

ひぐらしミステリーとして解いていた人々には「目明し編までは良作。後はオカルト商売文句詐欺」と批判されていたり

個々のトリック推理をしないで、キャラクターの成長や物語を楽しんでいた層からは「ひぐらしグロいだけじゃない!感動する!泣ける!」

エンターテイメントとして評価されていたんですよ。

ひぐらし犯人動機や個々のトリックネタ晴らしを本編で描かれたからこそ、うみねこでもそうだろうと期待した人は多かったと思います

でも実は、ひぐらしの時に既に竜騎士は過剰なネタ晴らしをしたくない風なことを言っていたんですよね。

適当な意訳をすると、「今までの物語を読んで咀嚼して自分なりの解釈をしてきた人に、質問されて答えを返すキャッチボールをしたい」

「親切に描きすぎると、推理をしてきた人にとっては冗長になりすぎる」とか、ひぐらしが完結する前から言っていたんですよ。

正しくは製作日記に書かれていたことなので、元の文章を読みたい人は自分で探して読んでください。

でもおそらくこの辺りのさじ加減は、当時ご存命だったBTが相当サポートしたんじゃないかなーと思ってます

竜騎士もおそらく当時は、ひぐらしもあそこまでネタ晴らしや祭囃子編のカケラムギもする予定が無かったんじゃないかと思うんですよ。

当時からよーーくインタビューで言っていたのが、「ひぐらしファン同士がお互いの推理提示して討論してほしい。コミュニケーションツールとして使ってほしい」

ということを言っていたんですよ。

まあ皆殺し編だか祭囃子編だかのスタッフルームで「答えがないなぞなぞなぞなぞじゃない」的なこと言っていましたし。

ある程度の答えは出す予定でもあそこまで包み隠さず出す予定はなかったと推測しますよ。

罪滅ぼし編でボロカスに叩かれまくったこともあって、批判を恐れて完全なネタ晴らしをした可能性もあるかもしれませんがね。

デビュー作で叩かれすぎて怯えた部分はあると思います

それで、ひぐらしの期待を背負ったままうみねこが始まるんですね。

うみねこは傑作だと思います

特に推理における赤字・青字システムという発想は、それだけで竜騎士天才だと思いました。

作品テーマ基本的に一貫していますしね。

個人的に当時のファン状態として一番疑問なことは、

何故EP8まで残っていた人が、「犯人動機書かねーのかよ!!1986年10月4日5日に本当は何があったんだよ!!」的な反発をしたことです。

犯人動機はEP7で幻想装飾されながらもされていましたよね。

あのシーンでクレルが「ここまで語って分からないのならば、もう私の心は理解できないでしょう」的なことを言っていたんですよ。

これって、普通に読み取ると「あ…竜騎士はもうこれ以上動機について細かく書く気がないんだな…」と気づきますよね?

犯人動機が書かれなかった云々について怒ってた人はEP7の時にキレて離れるのが道理なんですよ。(犯人動機自体が不満な人は、全然いいと思います価値観はひとそれぞれです)

なんでEP8まで残っちゃったんですか。まぁそれだけ竜騎士を信じていたってことなんでしょうけど、作品は別れ際が大事なんですよ。

あっウィルふわふわEP1~4トリック解説は、個人的にいい塩梅な誤魔化し方だと思いますが、ムカついた人の気持ちもとても分かります。私は当時PC画面を見ながら( ゚д゚)としてました。

1986年10月4日5日になにがあったのかをハッキリさせろと怒っていた人は、本当に読解力がないのかなと思います

全てを受け入れると悟っていた縁寿が、泣き叫んで真実を認めようとしないということは、EP7お茶会の霧江ヒドスが真相だったんだと普通に気づくでしょう。

なのに、1986年10月4日5日になにがあったのか本当に分からないと言ってた人はもう意味が分かりません。

これだけEP8でアンチ化した人を批判してますけど、いっても私も当時しばらくはもやもやしてました。

オチには感動したし、キャラクター演出物語も好きだけれど、なんでここまで作者は真相を隠したがるんだろうともやもやしてました。

EP8のコミカライズで初めて自分なりに納得できました。

EP7はベアト葬儀なので、ベアトに最大限配慮しつつ推理してきた読者(私たち)に解答を教えるなんだと思ってます

からクレルは、安田紗代としてのみすぼらしい自分幻想装飾して優しい解釈に捻じ曲げて語るし、

クレルが語りたくない黄金発見1986年10月4日までの心情は無理には語られないんですね。

あとメタ的には、竜騎士推理を真面目にする人にだけ分かるように伝えたかったんでしょう。

EP8がなぜあれほどご都合主義なのかは、EP8は現実世界私たち読者に向けた物語ではなく、作中の登場人物である縁寿に向けてのエール物語からなんですね。

から私たち読者が納得できないまま終わるのはしょうがないんですよ。戦人がゲームマスターとなって縁寿のために向けて作った物語なんですから

【読者置いてけぼり】っていうのは文字通りこのことなんだと思います

まぁだからといって、うみねこはこういうテーマなんだからしかたがない!!読解力がない人が悪いとは、この部分においては思いません。

宣伝文句や作中でも、推理しろ思考停止は山羊野郎!愛がない推理知的強姦者!とかいいつつ

答えを誤魔化すのは実際どうかと思います。いや…そこはハッキリさせろよ…と思います。よっぽどの信者でない限りは。

でもうみねこテーマとしてはそこを確定させないことが軸というかなんというか…って感じなんですよ。

竜騎士は読者に向けたエンターテイメントよりも、うみねこ作品としてのテーマを優先させたんですね。

私はこのもやもやが晴れただけでも、本当にEP8のコミカライズを読めてよかったです。

私も、コミカライズ夏海ケイによって分かり易く表現してもらえなかったら、もやもやしたままでした。

竜騎士だってひぐらしであれだけ批判されたんだから、EP8が批判されることは予想していたと思いますよ。

でも、そこでうみねこのなく頃にという作品最後までテーマの軸をブレさせずに終わらせた、その竜騎士の心は作家としては本当尊敬します。

まぁその後の彼岸花と我らの告白抱き合わせ商法とか、インタビューでの竜騎士の受け答えの拙さ、インタビューでの発言が悪意ある解釈でゆがめられて広がったのが、余計にファンアンチ化を加速させたんでしょうね。

あと、単純にミステリー小説半年連載するという形式常軌を逸しすぎてますよね。

私含め、よく4年半も付き合えられますよ。

はーあ。コミカライズがしっかり完結して本当よかったですよ。

EP8で2chの本スレ地獄になっていた当時、中二の私は本気で「展開編のコミカライズ打ち切られるんじゃ…!!」と涙目で恐怖してましたからね。

それがEP7ではウィル推理斬りの詳しい解説付き、EP8では単行本ほぼ一冊分オリジナル展開を付け加えられて、全50巻の完璧エンターテイメント向けの作品として昇華された…。

本当にいろんな意味で愛された作品だと思います

パチスロ冗談みたいに豪華ですしね。もうパチスロがあるからアニメ化はいいと思います

コミカライズがあれだけ完璧に補完されたんですから、あれ以上のものはもうできないでしょう。

うみねこはよくできた物語だと本当に思ってます

私が中学生高校生という思春期に一番嵌った作品です。

うみねこ以上に好きになる、嵌るジャンルはこれから生きていく上で出会うと思います

しかし、良くも悪くもこれほど私の情操に影響を与えて心に残る作品はないと思います

EP8後の2chスレ中学生リアルタイムで追っていたので、メンタルは相当鍛えられましたし(笑)当時の恐怖を簡単に超える荒れスレには滅多に出会えませんよ。

支離滅裂だったり勢いのまま適当に思ったことを書いてすっきりしました。ここまで読んだ名も知らない方、私の自己満に付き合ってくれてありがとうございます

うみねこのなく頃に、いろんな意味実験作であり、傑作です。

ぜひ今からでもたくさんの人に触れてほしい作品です。

それでは、シーユーアゲインハバナイスデイ。

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