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2018-04-03

anond:20180403135825

2ちゃんとかやってると、ちょっとマトモな(良識的な)こと言うと

信者認定されたり、運営と思われたり、「あいつがまた自演してる」と言われたり(誰だよ)、障害者呼ばわりされたりして、

呆れるほど悪意的な捉え方(=実質デマ)してる人らの意見が主流みたいになってたりするよね

まぁ人間そんなもんだよ、どうしても内なる猜疑心に克てるタフな精神情報リテラシーもってる人って少ないから、みんなで低きに流れてしまう人が多いのさ

2018-03-12

anond:20180312163155

> 誠実さはステータスで背丈のようなもの

> 数撃ちゃ当たる

出会いの数は大事

個人的にはこれがモテの核だとおもう、

ステータスはその確率上下ってかんじ。

自分は挙げられたステータスは1何一つとして持ってないけど、

それなりにモテてたのは、異性と顔を合わせるチャンスが多かったからだと思ってる。

じゃあ誠実さを持っていたからなのか?と問われると、悩むのだが。。。

相互理解と信頼も大事相互ってとこが特に大事

基本的にお互いがお互いを信頼している方が、

お互い猜疑心を持っている方よりうまくいく。

現実として、社会はより良くなっているしね

殺した敵から削いだ耳の1つもプレゼントしてくれない男なんて、なんてもう過去の話。

誠実さを信じる素敵なあなたをきっと誰かが信じてくれるでしょう

もういるのかもしれないけど。


--

ちょっと気になったところ

> 誠実さや優しさで好きになりましたというのが嘘なんじゃないか

これはMIT教授が言ってた話なのだけど、

分離脳がつく虚言と仕組みが全く同じという論なのだあくまで一理論だけど。

から言語的に内省として、疑うとか嘘をつこうとかじゃなくて、

好きの理由そもそも認知にのぼらない。

から理由を聞かれても意識的には全くわからないので、

かっこいいからとか、かわいいからと誤魔化して答えてるだけなんだそうだ。

から、かっこいいのは2次的な後付された理由であって、

本当は、身体的な外見あるいは匂い選択されているんじゃないかという話だった。

匂いは、近親相姦を避ける、あまりにかけ離れた人とも避けるため

外見的な身体はすごく局所的で、目が離れている、とか、小指の長さが同じ、とか

--

・追記

 誠実と言ったのは16回

2018-01-21

文系の方が絶叫が得意説

絶叫マシーンが大の苦手だ。

友人には幾度となく「怖くない」「落ちるのは一瞬」などと説得されたけれど、見当違いも甚だしい。

絶叫の何が1番怖いって「安全保証」がされていないからだ。

不可抗力状態で数分間、他人に命を預けることになる。

そういう意味では飛行機ロープウェイなんかも同じ部類に入るけれど、移動手段としてやむを得ない上に、公共性の高さを考えると絶叫程の怖さは感じない。(それでも苦手だけど)

仮に私のような人間に絶叫プレゼンをするのなら「整備士は〇〇という国家資格保有者だ」とか「このメーカーマシン事故率は〇%以下だ」とかそういうのをお願いしたい。

思うに、絶叫フリークは案外文系人間に多い気がする。

コミュ力が高くて、人を信じて、論理より感情を優先するタイプ

そもそも絶叫なんて「他人を信じる」って土台があるから楽しめる代物だと思うので、絶叫を心から楽しめる人が羨ましい。

感情よりロジック・おまけに猜疑心が強い自分みたいな人間は絶叫と相容れる日は来ないと思う。

2018-01-19

小学生声かけしている不審おっさん

今朝犬の散歩をしていたら、登校中の小学生の男女二人組に、ママチャリに乗った全身黒づくめのおっさんが馴れ馴れしく話しかけているのを見かけた。「おはよー!」「その靴、花がついててかわいいなあ」「そのランドセルシールギラギラでかっこいいなあ」「毎日、家に帰ったら大人の人が家にいるか?」など聞いていて、小学生は「いないよ!夜までいない!」と答えるなどしていた。田舎で、全く人気のない道だった。俺がその道を通ったのも、犬が気まぐれを起こしてこの道に来たからだった。おっさんテストの点数を聞いて褒めちぎりはじめた。あやしすぎる。これいわゆる不審者ってやつだよなあ……あとで小学校にそれとなく伝えたほうがいいのかな……と考えていた、その時のことだった。

「それじゃまたあとでね~!校長先生!」

なんと、黒づくめの怪しいおっさん子どもたちの学校校長だった。たしか校長なら、子供が一人で留守番してるのを気にかけるのは全く不思議じゃないし、女児の靴や男児シールテストの点を褒めながら朝に自転車を漕いでいても、全く不思議じゃない。校長は俺にも挨拶してくれていたが、俺は猜疑心MAXだったのでめちゃくちゃ無愛想に答えてしまった。怪しいと思ってチラチラ男と小学生の方を見ていたていたので、むしろ怪しい男は俺の方だったはず……。あの道は人通りが少ないからあえて通勤路にしているのかもしれない。すまない校長

2017-12-29

足立区滅ぶべし

いつも行くお店から常連さんの行きつけの店に連れて行かれる途中で、どうやら駅前駐輪場に留めた自転車が盗まれしまってたらしい。

申し訳ないのが、「警察は信頼できない」をアホほど警察に対して発揮してしまたことだ。

というのも、駐輪場管理会社電話しても、まずは警察に連絡したかを聴かれて、酔っ払い的に「じゃあ、警察から連絡を受けたら、お前は対処するのか?」みたいな反応をしてしまたことだ。

自分自身警察から捜査協力をされたことが大昔あったので、被害届をだしているうちに、あ~、自分めんどくさいタイプ人間になってるな~と思ったのである

具体的には

あなたが、被害届の記入をしている際に、自分の盗まれ自転車捜査をするという言質を録音してもいいか」ということをあほほど訊いていたのである

録音してもいいが、まずは被害届を出すため、防犯登録に関して教えてくれ、というのが警官の返答であった。

ただ、かたくなに録音に関しての言質はこちらには与えないという印象はのこった。

交番が自宅から近くであったため、防犯登録に関しての情報は速やかに提供することは出来たのだが、自分自転車盗難について早急に捜査する旨の言質は取れず仕舞いであった。

まあ、そりゃそうだろう。

本人が施錠したことを主張しただけで、自分自身は、政治経済に何らかの影響を与える存在では決してない。うんこ的な存在である

だが、本人的には、その日初めて会った、行きつけの店の常連さんに、二軒目の店で、現代社会に対して大いなる批判をかましていたところである

そこに対して、自分自転車が盗まれたことを陰謀だというのは、どう考えてもアホである

だが、酔っぱらった自分には、市民の切実な願いを無下にする公僕という、求めるべき公僕としての姿勢が目に入るばかりであった。

死ぬほどめんどくさいおっさんに、簡単になれるのだ。人間は。

分かってるんだよ。俺の自転車が盗まれたのは純粋にアホな足立区民が引っ張っていったであろうことは。

天下の足立区だぜ。どんな形であれ、多少オシャレなチャリはぱくる足立区民だ。

足立区に深い愛は抱いているが、深く足立区民を憎んでいるのが足立区民だ。

ただ、なんていうか、日々パトロールしている足立区に関する警官にすら、ひねくれた猜疑心を抱いてしまうのが足立区なのだ

今日も昼に、郵便局郵便窓口で、自分より早く整理番号をとった人間を、いかにもずるなり、考えもつかないほど、悪辣な手段を用いて、先回りしたと糾弾する人間をみたが、

それが足立区民なのである

もちろん、そうではない人間足立区には存在する。だが、区としての、区民としての利益享受できるのは、

かのように、区外の人間想像する足立区民だけなのである

足立区生活拠点を構えると、考え方すら足立区民に毒されてしまう。

日頃、ワンカップを手にし、区役所で、警察署で、安倍政権につい Conspiracy だと叫ぶ人間になってしまうのだ。

いずれにしても、私は足立区は滅びるべきだと考える次第である

具体的には、荒川以北を埼玉県委譲すべきである

東京都足立区を持て余しているのだ。

足立区は滅びるべきだと考える次第である

2017-12-04

けもフレと関連した事件から見えた私

わたしは夢を持ったことがない。おそらくない。あるとしたら、物心つく前の、幼少期のほんの思い付きくらいだろう。

わたしは親の敷いたレールに乗せられて、さすがに順風満帆とは言わないでも、成長した。

成長した私は、鬱になった。わたしアダルトチルドレンで、両親はいわゆる毒親だった。

はいえ、それはもうどうしようもないことなので、本題に移りたい。

わたし経験哲学というものがすきだ。にわか仕込みではあるが。

なぜなら、わたしは「われ思うゆえにわれあり」という文言が大嫌いだったからだ。

この問答に終わりはなくて、結局なんらかの「真理」めいた『目標』が必要になる。

それが嫌だった。夢のないわたしはその『目標』が持てなかった。

から経験哲学に傾いた。あるいは、この言葉を使うのは間違いかもしれない。

なによりにわか仕込みなのだから。とはいえ、便利だからこの言葉を使うことを許してほしい。

経験哲学においては、「わたし」とはわたしについてのあらゆる経験が「わたし」を作る。

わたし」を見る瞳、「わたし」を想う誰かの思念。そういったものが、「わたし」という存在肯定する。

まりは。

『みんながいるから「わたし」がいる』のである

そういう論理で、わたしは生きてきて、わたしを作るほかのひとを愛していた。

そして「けものフレンズ」に出会った。

けものフレンズ」は優しい世界だった。

じゃぱりぱーくにいるのに理由はいらない。なぜならそこはみんなの家であるから

じゃぱりぱーくにいるのに目標はいらない。なぜならそこには家族いるから。

フレンズフレンズ肯定し、家族として愛し合う。助け合う。

それはわたし理想で、わたしのハマった経験哲学もどき体現した世界だった。

きっとこの作品を見れば、みんなもっと優しく生きられると確信した。

けれど、現実は違った。

わたしはすぐに目を背けるようになったから、子細は知らない。

誰かしらのエゴで、「けものフレンズ」の世界にはもはや陽が射さなくなった。

ことの原因を作ったエゴの持ち主にも、猜疑心に踊らされているファンにも、悲しみさえ覚えた。

こんな優しい世界を潰し、その上その世界が教えてくれたものすら忘れてしまっていることが、悔しかった。

けれど、いまになって思えば、こんな事件が起きなくても、怒りに飲まれファンでさえも。

けものフレンズ」のことなんて忘れて、同じことを繰り返していくんだろうなぁ、と。

作品が人に与える影響力なんで、ほんのちっぽけなものしかないと思ってしまった。

今だから言おう。

わたしは「けものフレンズ」を見て、こんな優しい物語を作りたいという夢を持てた。

それがかなわないのであれば、せめても誰かを助けられる仕事に就きたいと思う。

けものフレンズ」のちっぽけな影響力は、けれどわたしには届いた。

から今度は、私が届けたいと思う。

2017-11-26

https://anond.hatelabo.jp/20171125225048

こういう惚れっぽい男は童貞卒業して暫くしたら調子乗って彼女以外の女の子声かけまくるパターンが多いんだよなぁ

で、「紳士的で誠実な人だと思ったのに」と猜疑心を持たれた彼女と拗れて別れてしまい後悔する、と…

彼女事大事にしろよ!

2017-10-07

夢か現か、幻か。

面と向かっては誰にも言えないような、自分たち世界の話。馬鹿げた三文小説のような、稚拙で安っぽいものかもしれない。けれど自分たちにとっては本当にあった事だ。

幼い頃から自分の中にはたくさんの人間(今思えば別の人格とも言えるような、あやふやだけど確かに存在すると思っているもの)が居る。遊ぶのが大好きな明るくちょっとやんちゃな人。本を読むのが好きなおとなしい人。気が弱く、ちょっとたことで泣いてしまう人。ごっこ遊びが好きで、いろんな物語好きな人音楽が好きで、特に歌うことが大好きな人。怒りやすいけど言いたいことははっきりと言う人。大人のような知的で冷静な行動をとる人。日々をぼんやりと、俯瞰するように見つめている人。心優しく、他人大事にする人等。とにかくいろんな人いた。

そんな人たちが、自分身体を通して物事を見たり、感じたり、表現したりしていた。主に行動していたのは優しい人と物事をはっきりと言う人だった。

そうして日々を過ごし、普通の日々を幸せに感じながら成長していくはずだった。

そんな中、ある出来事きっかけに優しい人が殺されてしまい、自分という世界からいなくなってしまった。たくさんの人たちが驚き、嘆いて悲しんだ。その中でも物事をはっきりと言う人が一番取り乱した。優しい人と物事をはっきり言う人は双子のように特別仲が良かったからだ。殺される原因となった出来事を憎み、その出来事を起こした人物や、それを見ていて放置した人々を殺したいほどの衝動に駆られた。それを見た他の人はどうにかその怒りを外に出さないように、変わるがわる表に出て、怒りを誤魔化すように他人と会話をしたり、怒りを鎮める行動をとったりしてどうにかしようとした。

しかしそれが、自分という人の行動そのものしっちゃかめっちゃかにして、次第に他人から倦厭されるようになった。頭のおかしい人だと思われていった。

それを目の当たりにしたはっきりと物事を言う人が、ついに耐えきれなくなって、周りに当たり散らした。当時はそのおかしさ故にそこそこいじめられていたため、それに報復するような形で怒鳴ったり物を投げつけたりと、今思えばなかなかに酷い行動をとった。猜疑心に駆られていて誰も信じず、また誰にも頼ることもなくなった。

そうしていくうちに、友達と呼べる存在は少なくなっていった。

ある日、急に糸が切れたかのように、朝起きれなくなっていた。何もする気が起きず、ずっと携帯をいじっていたり、ぼうっと天井を眺めていたりした。

そうしていくうちに、睡眠障害になり、うつ病になった。自分世界の人たちも疲れきっていて、ただ黙っていた。主に活動していたのは周りを俯瞰するように眺めている人と、はっきりと物事を言う人だった。しかしはっきりと物事を言う人は、優しい人を失くしたショックで絶望していた。全てが色を失ったかのように、無気力に過ごした。

次第に自分世界に居た人々は少なくなっていき、今は両手で数えるほどになった。

今はそこそこ回復しつつあるものの、自分世界人間はやはり安定しないままで、話し方も雰囲気もころころと変わってしまう。おそらく他人から見たら相当に奇妙な人だと思われているだろう。

このままではどこにもいけないし、生きることすら難しい。

主に行動していた優しい人の残した傷痕が深く、何をするにもその出来事を思い出してしまい、まともに息すら出来なくなる。

色々調べていたが、イマジナリーフレンドや解離性同一性障害という言葉に行き当たったものの、自分たちはそういうものではなさそうだった。

じゃあ何だと言われれば何も言えなくなってしまう。

果たして自分たちは何者なのか。そればかりを考えて、今日も答えが出ないままだ。

確実に言えるのは、これから先は生きていけそうもないことだけ。毎日湧き出てくるような希死念慮とそれを誤魔化すためのネットサーフィンをして、生ける粗大ごみの如く、駄目人間として息を潜めている。

支離滅裂な上に長く読みづらい文章だけど、どこかに自分たちのことを書きたくてたまらなかった。創作でもなく、実際に感じたことだけが頼りで、記さなければ形すら得られないからだ。

こんな駄文を残すことをどうか許して欲しい。

2017-09-26

anond:20170926230150

猜疑心なのか、なるほど。疑わない人のことを馬鹿とは呼ばないようにしている、どっちが馬鹿かわからないし、そんな基準に当てはめられることでもなさそうだから。でもきっと本音では見下してると思うから、よくわかる。でもたぶん同時に妬んでもいるんだと思う。

anond:20170926230150

俺も猜疑心が強く、考えすぎるタイプ

生きやすいように馬鹿最適化する才能がない。

考えすぎて臆病に、道化になって消耗、その繰り返し

2017-09-22

彼女にフラれた

彼女にフラれた。

先月21歳になった僕は、誕生日を迎える2日前に「別れよう」といった旨の長文メッセージを受け取った。そして今日、"正式別離"が相互に了承された。以下は、別れを告げられてから今日までの鬱々とした日々に散々思考し散らかした自己分析を綴る、ただのマスターベーション日記である

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友人の友人から繋がり、遠距離恋愛での付き合いを始めたのは去年の冬頃だった。社会人一年目の彼女は、ある程度の遊びは経てきたという大人の余裕を匂わせつつ、一方では学生感が抜けきらないのか、社会翻弄されつつも理想を見つめる、等身大の素朴さを感じさせた。友人宅の飲み会出会った彼女の、その妖艶な魅力と純真さのバランスが僕にとってドンピシャだったようで、出会って数日で告白をした。最初ネタだと思われてサラリと流されていたのだが、その熱意が本物だと伝わるには一ヶ月もかからなかった。

東京大学に通う私と、大阪企業に勤める彼女の間に広がる"距離問題"を解決するには、ライン電話を多用することとなった。毎日連絡するなど今までの付き合いでは考えられなかった僕だったが、現実問題として立ちはだかる"距離"を目前にして、情報距離圧縮する手段に頼らざるを得なかった。しかし思ったよりそれは苦ではなく、バイトからの帰路の20分に電話をしたり、帰宅したらゴロゴロしながらラインを打ったりなど、段々と生活の中に溶け込んでいく感覚があった。最初20分だった電話も、敢えて遠回りして1時間にしたり、朝までラインが続いて翌日死にかけながら学校に行ったり、コミュニケーションを取る時間けが指標たるべきではないのだが、それは僕らに確実に愛を感じさせていた。

また、直接に会う機会も月に一度は必ず設けていた。どちらかがどちらかの場所へ。次の月は逆方向で。と、よくある遠距離恋愛パターンである。金のない僕らは夜行バスを使ってお互いの家を行き来した。8時間眠ることが出来なければ非常に辛い環境の中、互いのことを思ってバスに揺られるのであった。その時間さえ、貴重に思えたのだった。

とある夜、彼女東京に来た日だった。自宅周辺の飲み屋を何件かハシゴし、ある程度知性が無くなりかけた頃合い、彼女帰宅早々布団に潜り込んで寝始めた。片道8時間の移動に疲れていたのだろう。僕はなんとなくぼーっと起きていて、眠くなるのを待っていた。少し経つと、突然彼女携帯が鳴り響いた。男性名前での着信だった。酔いに任せて、というと自己弁護臭くなってしまうのだが、いいやーと思ってそのまま電話をとってしまったことが、全てを狂わす元凶となったのだと、今になって思う。

もしもし?」

電話の向こうの男性が声を発した。彼以外にも何人か後ろにいるようで、様々な雑音が聞こえる。

それに対して僕は黙って耳を澄ませていた。

「今から○○と家いっていい?」

僕は黙る。向こうも酔っている。却って冷静になる。

「あれ、なんも聞こえねー。もしもし?」

「男といるんじゃねーの?」

「じゃあなんで出たんだよww」

「…」

電話こちから切った。会話を聞くのがしんどくなったから。

男たちは彼女のどういう関係なのだろう?

男たちはあの子彼氏がいるという事実を知らないのだろうか?

彼女の家には頻繁に男が出入りしているのだろうか?

僕は彼女私生活を全てを知っていると思っていた。何故なら、毎日連絡を取り合っているから。しかし今まで男が出入りしているなんてことは一度も聞かなかったし、疑ってすらいなかった。この時から彼女に対する猜疑心が少しずつ芽生えるのを、それを認めたくない気持ち拮抗しつつ、感じ始めていた。

その日のことは彼女には告げなかった。彼女は全て開示しているようで、そうではなかったからだ。心の最終的なパーソナルエリアまで僕が触れることは、ついになかった。そして電話に出たという事実彼女のその領域を侵すことになると、僕はどこかで気づいていたようなのだ

しか猜疑心侵食は止まらなかった。連絡を取るときはどこか監視的な意味合いを込めた言葉をつかったし、何をしているのか、何処にいるのか、誰といるのかが気になって仕方が無くなった。夜に突然連絡が途絶えると不安になった。そんな日の翌日には、連絡をしなかったことを咎めた。友人と遊んでいるなら遊ぶ前に連絡をしてくれ、と。彼女はごめんと言いつつも、最終的には同意をしなかった。それに対しても、謝るなら直せ。納得できないなら言うな。といった言葉を浴びせ続けた。そんな状況で彼女が怒ることは稀だったが、その時には信頼されていないのが辛いと訴えていた。自由を得るにはまず信頼を勝ち取らなければならないと、私は信じているのだが、その順序の認識が僕らの間では相違していた。しかしこの時点で既に僕が彼女を信頼することは、支配すること以外には不可能だっただろう。

私の未熟は、幾つもあるだろうが特記すべきは、支配することで人間関係コントロールしようとしたことだ。今までの彼女との付き合いを考えると、支配的な関係を築いてきたように思える。

しか彼女は違った。彼女にとって、人に支配、被支配は無いのだ。だからこそ無条件に信頼してほしいと訴えていた。そんな彼女の"素朴さ・純真さ"に惹かれたのは、僕自身支配的でありながらも本当は"非支配"を望んでいるからなのかもしれない。僕の続けてきた俗な人間関係よりも、彼女のような純粋な付き合いを求めていたのかもしれない。

それに気づいた時、涙が止まらなくなってしまった。単純に惜しいという気持ちと、僕のわがままに長く耐えた彼女のことを思ってだ。

しかし僕がそれに気づけたのも、彼女が耐えかねた瞬間の感情の発露によってだった。すでに、手遅れであった。

---

男は元カノの成分で出来ている、といった記事が少し前に話題になっていたが、僕にとって彼女は紛れもなく僕の一部になった。滅茶苦茶に傷つけておいて、学びになったというのもおこがましい限りであるが、僕は彼女にフラれて、一つ大人に近づいた。

2017-08-19

誰も信用できない

家族信用できない

祖母:母を罵倒する(母に与すると私も罵倒される)

・父:ゴルフ家族を顧みず守らず

・母:私が長年母の味方をするも、私が病気になったときに見捨てられたので反発したら避けられるようになる

・姉:最近避けられる

・姉:普通にいい意味でも悪い意味でも空気

祖父:重病


社会信用できない

不安猜疑心恐怖で信用できない

・人から裏切られることばかり考えてしま

・他の人の人生干渉すると他の人の人生が窮屈になると思うので関わりたくない

ネットもつらい


自分信用できない

不安恐怖猜疑心から保身のために人を拒絶裏切ってしてしま

・なのに人が恐いと言う


人生であと触れてない世界裏社会だけなんだけど、

そこが他の人を信用出来るようになる裏切られない安心出来る社会かは疑問だし、

向いてないと思うし出来ればカタギで生きていきたいので、

向こうの社会に行くかはわからないし、多分行かない。


からもう触れていない社会天国だけなんだよ。お母さん。



これを書くこと自体裏切りなんだろうな。

生きるの本当に嫌だ。

2017-07-27

人の思想の醸成の話

ことインターネットでは、思想や支持する政治スタンスによって左から右のカラーリングを分け、しばしば自分と違うカラーリングの人をバッシングする様が観測できます

しかし、至極当然ながら、カラーリングでの敵味方のカテゴライズは非常に危険です。集団効果は、異を唱える人間がいないことから自体悪化させるため、お互いがお互いのイエスマンである関係は非常に不健全と言えるでしょう。

そして、バッシングする際に、相手バックグラウンド浅薄だと断定し、それ故の容赦のない罵倒をしている姿も散見されます

ネトウヨパヨクバカにするさまがまさにそれに当たるでしょう。

実際、ネトウヨ罵倒されても仕方ない、パヨクと罵られても仕方ない、そんなふうに思ってしまえる無茶苦茶な人もいますが、それはそれらの言葉が実際使われる頻度よりは遥かに希少なものです。

何故なら、呼称される側が、"その考えに至っても仕方がない"というシチュエーションが大半だからです。

例えば、私はここ六年ほどの韓国政府には一定猜疑心を抱いていますので、韓国政府おかしいと思うことは多々あります

原発に関する強い否定をする方々にも少々距離を置きたくて、放射能を過度に怖がる事がかえって福島の方々を苦しめている様は正視に耐えないものがあります

一方、組織犯罪処罰法の改正案の際は常に政府への不信感があり、ろくに修正されずに可決したことは心の底から落胆しました。急すぎだろあれ。

また、辻元清美と埋め立て作業員関係に関しては、私は完全にデマ判断しています

しかし、人によっては私の韓国原発への言及ネトウヨ認定するかもしれませんし、組織犯罪処罰法改正案の話や辻元清美言及ではパヨク認定するかもしれません。

しかし、それって結局、自分が信じるスタンスと違うからってラベリングして叩いてるだけじゃないですか。それこそ浅はかじゃないですか。

人がその発言をするまでには、前提として知っている情報があって、それは見たテレビチャンネル、読んだ新聞等によって変わってきますよね。

また、どんな知識を今まで培ってきたかによって、情報の受け止め方、咀嚼の仕方は違います

それらの一人一人の違いは、たった一つのイシューの違いでネトウヨだのパヨクだので判断できるものでは到底無く、物凄い幅のあるグラデーションなのです。

さっき韓国政府の話をしましたが、日本から見ると無茶苦茶に見える政府対応も、国の文化制度理解すると、なるほどと合点のいく場合も少なくありません。

ゲーム理論に基づけば、条件さえ揃えば多くの人は同じ行動を選択します。だから、何も不思議なことではないのです。自分の殻に入ったまま批判をしても仕方がないのです。

であれば、自分スタンスの違う人間が何故そんな発言をするのか、考えに至るのか、そこに至るまでの流れを、相手浅薄さと断定せず、何か理由があるのでは、と考えてみて欲しいのです。

原発放射能問題は、シーベルトベクレルと言った単位が、どの値からどれくらいの健康被害が出るのか未だにはっきり断言できず、かつ政府への不信感も合わさることでとにかく怖がっている様子が見て取れ、自民党エネルギーベストミックスと位置づけ原発廃止をする様子がないことから、恐怖感を持っている人はとても強いアレルギーを抱く様子が想像できます

それらの人の人生に、原爆スリーマイル島、福竜丸、チェルノブイリと言った深刻な事故記憶が深く刻まれているなら、尚の事です。

テロ等準備罪と言われる組織犯罪処罰法改正案も、政府立法事実にしてることが全部薄弱な根拠であることに目はつぶるとして、完璧事件を未然に防ぐには、NSAのような事前の操作能力プライバシーを侵しかねないほどの大きさで必要なのも、理解はできます

辻元清美一見も、生コン会社との献金の話は本当でしたし、籠池夫人メール修正求められてそれにメディアが応じたのも、メディア不信の人間からすると、極めて辻元清美に有利に動いたよう映るのもよく分かります。また、訂正報道をしたのも、TBSラジオであり、TBS過去石原慎太郎発言事実と違う形にテロップをつけて放送したことがあるため、信用に値しない、と判断する人もいたことでしょう。

考えはわかる、理解はできてる。

それでも、違うものは違うときもあるのですよ。でもそれは、発言者ネトウヨからでもパヨクからでもない。前提にする知識がまちがっていたり、あるいは不足しているから、事実に即していない発言になるのです。

韓国政府は、バックグラウンド法制度、政治ルールを把握すれば、行動は理解できますが、それが国際法外交の態度として適切かどうかの指摘や非難は、妥当範囲でされて然るべきです。

原発を過度に恐れるのと福島への偏見もつのは、感情論が先行している側面は否定できないでしょう。地域の測定データは常に掲載されており、農産物問題がないと断定できます健康被害は今後も観測必要はいえ、今のところ現れていません。

恐らくリスクがあるだろうと推定できるので怖がるのと、リスクゼロじゃないから怖がるのとでは、随分違うじゃないですか。この場合後者の怖がり方をしているように見えるわけで、その場合、この世に絶対がない以上、安心は得られないって事になります。それは極論だとしても、大丈夫であろうってデータが出ているのですから、それを無視して原発を恐れるあまり福島を過度に恐れるのは、差別につながるってリスクを知って頂くことで、大丈夫であろうってデータ真摯に受け止めて欲しいです。

組織犯罪処罰法改正案も、政府説明する立法事実根拠薄弱である以上、仮に荒れる議題だとしても、プライバシー犯罪抑止議論はしっかりとするべきだったはずで、その点政府は本当に不誠実であったと言わざるを得ません。

辻元清美の一件も、何故籠池夫人がその話を知っていたかという視点に当てると、メールを送ったタイミングのほぼ直前に、そう言った無根拠デマ松山昭彦氏らのブログに載る形でネットに出回っていた事を確認できる以上、それを見た夫人メールを送って、そのメールマスメディア掲載されていたであろうと言う流れを把握して、真偽を推し量ることが必要です。

もちろん、この四つの話題、私のこの書き口に批判があることでしょう。

しかし、批判されても全然いいんです。私は私の知り得る限りの情報から、これらの話の結論を持ってきました。違う結果が出たのなら、それは違う前提知識によるものです。その知識をもとに私を批判することは、私に新たな知識と知見を提示することであり、それは私にとってもとても望ましいことです。

真実の探求やより良い形を求める際、ディベートという討論方式が用いられます

これは、いわゆる言論喧嘩ではなく、それぞれの立場になって、立場をロールし、それぞれの立場知識を用いることで、より良い決断や探求を行うための会議話法なのです。

その観点から言えば、適切な言論批判は大歓迎なのです。

自分と違う意見人間がいたら、すぐに「あなたは間違っている」と言うのではなく、「何故そう思うのですか」と聞き、自分との違いを浮き彫りにしながら、相手立場なら自分はどう考えただろうと想像する。それだけで、随分言論平和になりませんか。

私の両親は共に政治思想リベラルですが、父の場合洋楽にハマってアメリカ文化に興味を持ち、その一環で公民権運動に感銘を受けた背景があります

母の場合、フォトジャーナル誌を出先の銀行で読んで衝撃を受け、以後反戦の思いが強まるとともに、中東問題に強い関心があるためであります

二人とも、共謀罪反対、自民党を快く思ってないって点では一致していますが、根っこに同じものが根ざしているわけでは、全然ないのです。それも、同じ時代を生き、長らく生活を共にしてきた夫婦であってさえ、です。

それだけ、一人一人、考えに至るまでの前提って違うと思うのです。

からネット上で自身と違う意見があっても、想像翼を広げて見てください。向こうにいるのは同じ人間です。必ずしもその人はあなたより劣っているのではなく、あなたと違う人生を送ってきただけなのです。

2017-07-25

近代以降の軍隊で「若くてかっこいい指揮官」をどのように描くか問題

近代以降の軍隊、かっこいいよな。好きだ。

若くて溌剌としてイケメンだったり美少女だったりする軍の指揮官、いいよな。好きだ。

でもこの2つを両立させるのは難しい。王子として生まれれば自動的総大将になれた前近代ならいざ知らず、近代軍では元増田でも書かれてるように現実には20代軍人なんてかなり優秀なやつが大尉になるのがせいぜいで、軍勢を率いるなんて無理だ。

だがフィクションの作者は色んなやり方で「近代軍の」「若い指揮官」という2つの萌え要素を両立させようと試みてきた。以下、思いつく分だけ列挙する。

1.貴族制国家であるため身分が高ければ指揮官になれる

典型例はみんな大好き『銀河英雄伝説』のラインハルト・フォン・ローエングラム、あるいは『タイタニア』のタイタニア一族。『A君(17)の戦争』の小野寺剛士もここに入るだろうか(いや魔王軍は近代軍なのか……?)

星界シリーズ皇族もここに含まれるかなとちょっと思ったけど彼らに与えられている特権少佐(十翔長)になるのがやたら早いというだけで佐官以上の昇進は完全実力主義なので含めなかった。

2.弱小国家であるため大国の下っ端でも小国軍の上層部クラスになれる

典型例は『でたまか』初期のマイド・ガーナッシュ。

3.天才なので特別に高い階級が与えられている

典型例は『双星記』の〈おそるべき子供たち〉や、『フルメタル・パニック!』のテレサ・テスタロッサ(軍というか傭兵部隊から許されてる感もある。ただ〈ミスリル〉はその他のキャラの年齢と階級バランスはやたらリアルなのでここに分類した。『踊るベリーメリークリスマスアニメ化してほしい……マデューカス中佐の勇姿を見たい……)

亜種として、「指揮官適合者を人工知能勝手に選ぶので年齢とか関係ありません」型もある(『神無き世界英雄伝』)

4.事故やら何やらで高級士官が軒並みいなくなったため若造が繰り上がる

典型例は『銀河荒鷲シーフォート』のシーフォート。アスター星域会戦時のヤン・ウェンリーもこのタイプかな。

5.若くても軍功が多いので昇進できる

典型例は『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリー

6.不老の種族なので若く見えるけど実年齢はおっさんおばさん

典型例は星界シリーズのアーヴの皆様。嘘みたいだろ、50過ぎてるんだぜ、あれで……

7.少年少女しか使えない兵器戦争してるので指揮官少年少女になる

典型例は『ストライクウィッチーズ』の隊長諸姉。ミーナさんじゅうはっさい。

8.政治的事情若い指揮官が担ぎ出された

典型例は『タイタニア』序盤で描かれたケルベロス星域会戦でのファンヒューリック、『双星記』のケインラインバック。〈おそるべき子供たち〉はジェニファー・クローゼヴァーグ肝煎り出世してるからここに入るかも。

『双星記』に出てきた「戦時特例任命法」は良いソリューションだと思うのでみんなもっと参照するべき(貴族制時代に作られた「貴族様を指揮官にするための法律」が正式廃止されていなかったことに気づいた奴がこれを利用して指揮官になった)

9.もういっそ士官候補生が戦う話にすればよくね?

典型例は海原零ブルーハイドレード』(ってこれわかる人いるのかな……?)

10そもそも設定がガバガバ

典型例は『魔法少女リリカルなのはStrikerS』とか『銀河英雄伝説』とか……

11そもそも正規軍じゃない

典型例は『銀河英雄伝説』のユリアン・ミンツ、『タイタニア』のファンヒューリック、『蒼き鋼のアルペジオ』の千早群像共和政府を自称してるけどどう見てもただの軍閥からね、仕方ないね

https://anond.hatelabo.jp/20170724234904

追記

c_shiika 猜疑心の強い独裁者が主だった指揮官を軒並み粛清した

さんざん田中芳樹作品ネタにしておきながら『七都市物語』を忘れていたとは不覚の極み……! あとカレル・シュタミッツは4だよね。

ブルーハイドレードは傑作だからみんな知ってるに決まってるだろ。アニメ化作家だぞ。

ごめんなさい(土下座

Windfola スペオペ伝統の異星の小国王女を助けて指揮官に…は近代軍じゃないか未来人・天才科学者は3の亜種かな/クーデターや軍を興すタイプ11? 反乱軍リーダーは熱血主人公か若きカリスマだよねやっぱり

クーデタ革命を起こす主体正規軍だった場合は、新しく「クーデタ革命で若手が権力を握った」という類型を付け加えるべきだと思う。実際歴史を見てもクーデタ起こす主体として「青年将校」はよくあるので。カダフィ大佐クーデタ政権を掌握したときは27歳の大尉だったらしいし(Wikipedia調べ)

nakex1 キャリア組警察署長とかから連想すると,官僚的な仕組みが発達した国家なら若くして地方指揮官になるのはありなのでは。

陸軍だと、だいたい大尉(できたてホヤホヤではないそれなりに歴史のある近代軍で20代のうちに到達できそうな一番上の階級)が中隊長になることが多いと思うんだけど、中隊って規模が百数十人なのね。普通はこの上に大隊連隊師団とあって、中隊独自ユニットとして動くということはなかなかない。

ただ、『皇国の守護者』みたいに、ある地方に敵が攻め込んできた結果絶望的な防衛戦をすることになって、中隊長クラス作戦の指揮を執る(あるいは押しつけられる)展開はアリかもしれない。実際新城直衛は中隊長ですらない中尉だったけど、中隊長戦死中隊を、大隊長戦死大隊を率いることになり、かつ野戦昇進で大尉になってるので類型4に当て嵌まるのかな。

あるいはものすごい小国中隊長クラスでも数人しかいないとかになると類型2に当て嵌まるかしら。そういえば赤城毅『虹のつばさ』に出てくるメーアシャウム王国陸軍は最高階級少佐だったっけ。まあその作品では普通のおじさんだったけど。

戦争っぽいもので指揮を執る警察キャリアといえば、有川浩海の底』に出てきた烏丸俊哉警視正がいたわ。年齢的に若いといえるかどうか疑問だけど(階級の割に若いけど、ラノベ漫画アニメ主人公張れるほど若くはない、と思う)

2017-07-19

親が死ぬ

親が余命宣告された。

数ヵ月から1年以内に再発して死ぬ

入院中は可能な限り面会に行った。

親も私も退院を待ち望んでいた。

退院直前、入院中に劇的に悪化した認知症に鬱が加わった。

鬱への治療はなかった。退院まで時間がなかったから。

帰宅したとたん、環境の変化もあって鬱が悪化した。被害妄想も加わった。猜疑心の塊になった。唯一の家族である私がその対象になった。

私が嫌で家を飛び出そうとするからチェーンに細工した。監禁されていると思い始めた。

ますます憎しみが強くなった。

いま、自分を憐れんで泣き、心配する私を睨み付け、手を振りほどき、背を向ける。

差し出す水を拒み、用意した食事を拒み、マンションベランダフェンスを乗り越えようとする。

翌日には何事もなかったようににこやかとなり、翌々日にはより悪化した憎悪を向けられる。

退院して数日すれば落ち着きますから病院は言う。

いつまで待てばその日が来るのか。

認知症と酷い鬱状態が「待てば」治るのか。

こんな親でも1年以内には死ぬ

憎悪のなかで死んでいくのか。

それを見送らなければならないのか。

その前に、親より先に死ねればと強く願っている。もはや子供の死を理解することもないだろうから、泣かせることもない。

これを読んだひとが、私の死を願ってくれれば、こんなに幸せなことはない。

よろしく頼む。

2017-07-14

ありもしない痴漢冤罪でギャーギャー言う男の心理

やっとわかった。

実際にあったこともない痴漢冤罪を想定してやれ男差別だなんだのギャーギャーぬかしてるやつって、警察官から職質にあって不愉快な思いをしたことがある連中とほぼ一致してるんだな。

ネットしょっちゅう「職質にあったら逃げろ」とか「任意なので従いません」とか言ってやたらと反抗心あおるようなことが記事になるけど、あれはプライドが天ほど高く爪楊枝よりもろいキモメン劣等感を激しく抱かせることだからか。

普通に生活してて職質にあったことない人からすれば「別に質問に素直に答えれば身分証提示しなくてもおとなしくすむんだから協力しろよ」と思うけど、見た目で犯罪者扱いされたということが中2から成長を止めた非モテ童貞にとっては屈辱であって絶対従いたくないことなのか。

から痴漢冤罪とかねーよ。普通に謝ればいいだろ」とかい感覚もわからないで「世の中の女は見た目で俺のことを犯罪者だと思っているはず」とありもしない猜疑心にとらわれてる。

哀れだな。

理解はしたけど同情はできそうにないわ。

2017-06-21

メディアに不信任を出したい

メディアに対する不信任は、どうやったら認証されるのだろうか。

私自身は、新聞はもうどこも取っていないし、テレビニュースパラエティも見てない。

それでも事実思い込み混同したニュースが飛び交っていて、人々の猜疑心をかきたてるばかり。その結果、莫大な金を浪費することになっても,尊い命が犠牲になっても、誰も責任を取らない有様だ。

報道の自由大事だが、報道の横暴や乱用は誰も望んでいない。

この傍若無人権力監視するにはどうしたらいいのだろうか。

2017-06-07

平井駅での冤罪事件動画の会話書き起こし

ホームでの会話書き起こし。

男性「こっちの方はさ、痴漢だ、痴漢だってことにはさ」

警官「ならないよ」

男性「なるよ!」

警官「ならないよ」

男性「なんで」

警官だって周りの人がさ、やってないって言っているんだから

警官全然ならないですよ」

警官「ちゃんと見てたんでしょ人が」

男性「やってないんだよ」

警官「そんな失礼なことならないんだから

警官「こんだけ引き締まった状況でね、そんな状況なのに、あのね、そういう風に相手しつこいてって話になるだろうさ」

男性絶対からな」

警官最後までついてること」

警官「初めてなんでしょ?」

警官「あ~~~も~~~」

女性「違うんだよえーほら」

警官普通近くの人、それは信憑性のあるってことで、ね?」

これ、任意同行に対し男性猜疑心むき出しで拒否したものの、結局応じたって感じでは。

2017-05-02

都会からクソ田舎でに就職して一ヶ月

3月まで都心部暮らしていたが、採用された会社西日本辺境だったので仕方なく田舎で働いた。GW実家に帰ってくると、田舎と都会の違いに驚かされる。

まず、目につくのは都会の女子高生は異常にスカートが短いこと。都会のjk達よ、太もも丸出しでおっさんの性欲を煽るのは止めてください。田舎のようにひざ下まで隠してもらえればJKパンチラを気にせずwin、オッサン無駄にムラムラしなくてwin。お互いに楽だと思うのだけどね。都会のjkは化粧してケツの見えそなスカート履いて色気づいてやがる。そもそも田舎には若者が少ないし、徒歩で出歩いるのは老人だけ。都会に行くと若者の多さに驚く。

つぎに、都会人は通行人をむやみにジロジロと見ない。知らない顔だからって監視していたら社会が成り立たないからね。田舎ではジロジロ見られる、しかたないから「こんにちは」とか言って挨拶しておく。都会で見ず知らずの住民挨拶したら不審者扱いぞ。

最後に、都会は建物が新しいし綺麗。田舎は未だに木造平屋建て(築40年)みたいなのがいっぱいある。平屋根の鉄筋コンクリートなんていうモダン建物役場くらいなものだ。それで田舎では、そのボロボロの家で網戸もつけず開けっ放しにしている。断熱サッシ付きの都会とは建物思想がちがう。

田舎ぐらしに憧れもないし、仕方なくクソ田舎仕事をしている。今のところ職場の同僚以外で住民に関わることが少ないので、田舎の闇には触れずに住んでいると思う。田舎にも一定数の基地外がいるんだということを知った。ちょっと楽観的すぎるかもしれないが、プライバシー犠牲にして得たものなのか不思議田舎では都会のような殺伐感(騙し合い、猜疑心から無縁で居られる気がした。

http://anond.hatelabo.jp/20170502161603

先ずメール先程の内容はメールで来た。ちなみにお米と野菜を送ったーという内容の文末に書いてあっただけ。

なので、

・なんで今頃湯川?⇒どっかで聞いたか買ったんじゃない?ふーんって感じでメールみただけ。

・その本の題名は?⇒旅人

・本を読んでいたら著者が科学者という認識があるのになぜ作家と言った?⇒細かいこと気にしてないんじゃない?

母親は本を薦めるときに作者についての予備知識をなぜ書かなかった?⇒お米と野菜送ったというメールに予備知識書く??そんなこと言われても困る笑

・なぜダイナマイト賞とメールで聞いたときにそれはなにかと聞き返さなかった?⇒興味が無かったから。ふーんって感じ。

母親書籍を送ってくることなんか珍しくない?⇒お米と野菜送ってくる時は必ず何か入れてくる。こないだは松本清張だったな。


その点でリアリティーがないから作り話なのかなと思った⇒凄い普通の話だと個人的に思っているのだけど…

君は母が妙な間違えをしたりとか、母のオモシロエピソードひとつやふたつあるでしょうに。

猜疑心の塊か!笑

2017-04-28

歯医者が信用できない

数年ごとに歯医者にお世話になる。

引越しなどのの都合で毎回違う歯医者なのだが、どれも信用できない気がする。

===

最初学生時代大学病院

矯正で2~3ヶ月に一度通っていたが、2年目だか3年目くらいの検診で「虫歯っぽいかもしれませんね」と言われる。

近所の歯医者に行ったら12本あった。

これはまあ、矯正に行ったのに虫歯を見てもらおうと思っていた自分が甘かったかもしれない。

===

次がその近所の歯医者

なんかやたらキシリトール舐めるお菓子歯科衛生士が勧めてくる。

そのお菓子を食べる習慣が身に付く気が全くしなかったので話を濁していたら「なんでそこまで買おうとしないの?」と真顔で言われた。

猜疑心が若干高まりもしかして歯石取りとかブラッシングって点数増やすためにやっているのではないかと思うようになった。

===

就職後に前歯が痛みだしたのでまた別の歯医者に行く。

根っこを切除してる歯が原因で、ぐらつかないようにするためにセメントみたいなもので他の歯に固定させようと言われる。

さも当然のように進めそうだったので「それって虫歯リスクまりません?だったら嫌なんですけど・・・」と聞いてみたらそうだと答えられた。

デメリットを話さずに進めていこうとするのは詐欺押し売りか。いや言葉は悪いがしかし少なくとも誠実ではないだろう。

===

先日数年ぶりに新しい歯医者へ検診に行く。

虫歯が2箇所、詰め物が1箇所欠けていると言われて治療を始める。

欠けた詰め物の部分を一度とってもらったら、その奥に虫歯があったらしくそのまま治療になる。

詰め物の奥に虫歯ができるのは、自分のせいではなく昔の治療が悪かったのではないかと思えてならない。

ついでに治療自体はなぜか4箇所だった。

事前に伝えてくれていた計画が違っていた上に今後どういうふうに治療していくかも説明してくれず、結構不安だった、

===

ともかく運が悪いのか元々歯医者とはこういうものなのか、判断ができなくてもやもやしている。

上記の文句のいくつかはただの自分いちゃもんかもしれない。

ただ、どれが歯医者のせいでどれが自分被害妄想なのか線引はしたい。

2017-04-16

金正恩は、何故おっぱぶに行かないのか

おっぱぶに行って、可愛い子のおっぱいに顔を埋めれば、戦争しようなんて気は無くなるのに…。

人は誰でも、おっぱぶに行けば、恐怖と猜疑心に荒んだ気持ちもいずれ薄れていき、無心におっぱいにむしゃぶりつくだけのただのベイビーになれる…。

なのになんでおっぱぶに行かないのか…?

北朝鮮には、おっぱぶが無いのであろうか…?

ならば一度、日本に来て欲しい。そして、おっぱぶを体験して欲しい。

どの店に行けばいいかからないのなら、私が案内しよう。新宿に行きつけの良いお店がある。

もし経済制裁外貨が不足しているのなら、私が金を出してもいい。18時台に来てくれると、多少安くなるので助かるのだが。

世界平和のためなら安いものだ。

どうだろうか?

悪く無い提案だと思うのだが。

2017-04-10

【ノマカス】の正体、真相とは?

以下は、いわゆる【ノマカス】特有性格性癖性向、発想等に関する所見です。

(1) 腐女子に対する、抑えがたい差別意識侮蔑の念の虜になっている。

(2) 人種性格ネトウヨに近く、ヘイトスピーチ恫喝が得意である

(3) 【男女】、【公式】の価値など、【本音】では全く信じていない。

(4) 自分他人との関係を、優劣、強弱、上下という視点で捉えたがる。

(5) 姑息な【ステID】、【ID非公開】による、無責任投稿をしたがる。

(6) 自分オタクであることを棚に上げたまま、平然と他人(主に腐女子)に罵詈雑言を吐きたがる。

(7) 腐女子に対する、異常なまでの猜疑心、不信感に凝り固まっている。

(8) 【本音】では、【男女】の恋愛結婚など考えていない。

(9) セックス結婚、貞操に関する既成概念固定観念に囚われている。

(10) 価値判断を下す際、安易に既成の規範権威追従迎合したがる。

(11)「なぜ?」、「なぜなら」という論理的因果論的思考を苦手とする。

(12) 自己批評諧謔性、ユーモアへの興味・関心が驚くほど欠けている。

(13) 他人建設的な議論をするよりも、問答無用自己主張をしたがる。

(14) 自説・持論の根本的な拠り所も、人生の最終目標も見えていない。

(15)【腐女子】だけでなく、【男女カプ派】からも嫌われているとの自覚がない。

(16) 自分を【ノマカス】ではなく、【男女カプ派・女オタク】だと勘違いしている。

(17) 確たる証拠裏付けのないまま、すぐに【腐叩き】に囚われたがる。

(18) 内部に無数のコンプレックスを抱えているのに、その自覚がない。

(19) 【ノマカス】は同性愛への過干渉DVモラハラ危険性を孕んでいる。

(20) 自分不如意自力解決しようとせず、腐女子のせいにしたがる。

(21)他説を批判する際、原文引用を避け、故意に歪曲して紹介したがる。

(22)【not腐】と【ノマカス】の間の明確な線引きを求めると口を噤んでしまう。

(23)男女カプ好きか【ノマカス】かどうかを客観的に調べる方法には触れたがらない。

(24)【男女】で語るのは自然と言うが、自然が何かの説明はない。

2017-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20170321214825

猜疑心が強すぎるのでは。そういう乱れた場もあるのかもしれないが、

おそらく実際としては、現役コスプレの子たちの言っているような健全な場の方がはるかに多いのだと思う。

往々にして、外部の風評というのは特別醜悪な部分だけ抜き出し、誇張され、時に捏造されたものなので、

それをベースに現役の子たちに聞くと、その聞き方によっては自分たちを愚弄していると捉えられ、頑なに反発されるのは当たり前のことだ。それを隠蔽と受け止めてしまったのでは。

というより、そのコスプレイヤーたちもあなた友達だったくらいだから、概ねあなたと同じくらいの知性や倫理観世界で生きてきた人だ。あなたの憂慮するような事に遭遇したなら辞めていたはず。

続けているということはそういう乱れた層の人間とは遭遇していないか、したとしても距離を置いて、真っ当にやっているのだろうと汲んであげ、配慮した上で訊いてほしかった。

 

このような、内側の人と外側の人との乖離を、私も別の件で感じたことがある。

私自身、ラブライブという作品ファンで、その作品性に、キャラクターたちの関係性に、演じる人たちの熱意に、心動かされ感動することしきりだった。今も作品を大切に思っているし、ファンも大半は悪い人ではないと思っている。

なにしろ内容が、多様性を尊び、拙さにも寛容で、思いやりにあふれた優しい世界観でありながらパワフルなベンチャー精神鼓舞するような内容だからだ。

けれども、偏見の目でみられやす美少女ものかつアイドルものでもある。大ヒットしファンを大量に抱える中で、やはり外部の人からは「気持ち悪い」と思われる部分が、ことあるごとに抜き出され続けてきた。

全身にキャラバッチをつけた人や特攻服を来た人が徒党を組んで街を闊歩しているだとか、ファン聖地甘味処で騒いだだとか、あるいは殺人事件を犯した学生ファンだったとか。

そういう悪評に繋がりそうなことを、ネット暇人たちは目ざとくみつけてきて、そのたびに作品ファン呼称であった「ラブライバー」は、ネット上においては蔑称として認知されていった。

実際にそれ単体で迷惑を掛けているとは言い難い「痛ファッション」などについては、私自はいい歳のおっさんでありグッズ収集欲も見せびらかし欲もないとはいえ、

まりに叩かれるのが不憫で擁護していたりもした。もっと暖かい目で見られるくらいでいいとは思うのだが、やはり外部の人は弾圧対象にしたいくら気持ち悪がるものだ。

ネットを見ていると、非ファンの人が触れる情報は、そういう「ラブライバー」を揶揄するものばかりだから、「あの作品クズキモオタヤンキーの集まりなんだな」という印象になってしまっているだろう。

けれども、私が街や劇場などで目にし、触れてきたファン若者たちは、平均的な若者たちと大差なく、基本的礼儀正しく、親切で、真っ当なバランス感覚を持っている人が多かった(あとカップルが多すぎ)。

その乖離は、私が運良くファンの一員として内側に居たからこそ気づけたようなもの

もし2013年のあの時、偶然スクフェスDLせず、ネットに篭ってゆるいアニオタを続けていたら、ラブライバーにいい印象は持っていなかったと思う。

それほどまでに、「理解しがたい奴ら」への「嫌悪感」は容易に人の心へ侵入してくるものだと言うこと。

2ちゃんファンが集う板でも、「前は『ラブライバーwww』って見下してたけど…」という人はよく見かける。

けれどもそうした人は、ラブライバーdisで溢れているメジャーまとめブログコメ欄などには行かなくなるし、可視化されない。

結果として、他人醜態を嘲る卑小な感性の人々の持論ばかりが、ネットの総意になりやすい。

 

同じようなことは、もちろん他作品でもある。○国嫌悪だとか、著名な人、政治家芸能人経営者への態度でも起こりうる。

そういえば私はその前に、堀江貴文さんに関しても同じことを経験していた。

彼がなぜ罪に問われたのかについて興味をもって、ニートで暇はいくらでもあったので、日本司法経済についてWebコラムや本を読み漁った。

いろんな方面有識者の彼に対する見方総合した結果、彼は過剰に批判されていると私は判断した。

そして、むしろ彼の才能や考え方は尊敬に値するものが多いと感じてファンになった。もともと自分思想傾向が彼同様リバタリアンに近かったせいもあるだろう。

もちろん世間感覚とは真逆だ。いつまで経っても彼を「でも犯罪者でしょ」と思考停止して評する人が多いのは、息苦しいがどうしようもない。

ただ、彼が他と違うのは、今でも著名な大学に招かるなど、風評と切り離して是々非々評価する人たちからは求められていること。

彼に限らず、歯に衣着せぬ物言いをする人は、どうしたって悪印象を持たれ、する事なす事マイナス補正が掛けられる。

それでもやってる事が保守的職人キャラなら好かれることもあるが、破壊的急進的な行動様式の持ち主であれば、多くの日本人は嫌う。

でもそういう人も必要だし、正しく評価されるべきだ。

私は「叩かれまくっている人から良さを汲み取れるオレカッコイフェチ」になっているのかもしれない。

ほかにも、極論ばかりと叩かれる池田信夫だが、氏のブログ普通に勉強になることが多い。感化されて『資本主義自由』や丸山真男を読むようになったり。

一種中二病と笑わば笑え、それでも「安易に悪意に染まらない」心という得難いタレントを得たと自分では思っている。

 

話を戻すと、増田が難儀なのはコスプレ世界踏み込みそうなのが彼女だと言う所。

これが自分自身であれば、まだ傷つくのを恐れず飛び込んできちんと判断してやろう、という良い選択肢があるのだが、そうは行かない分、慎重になるのは分かる。

もし、増田があげた彼女のくだりが虚構で、コスプレへの嫌悪感を表明するための方便だったとしたら、この下衆がと罵倒してやりたい所だが、本当にそういう事なら、提案がある。

彼氏彼女の仲なのだから、二人そろってコスプレに参戦してみたらどうか。

彼女を守りつつ虫除けもできるし、彼女にとってもその方が嬉しいし楽しめるだろう。

コスプレ元ネタ作品を一緒に鑑賞する機会などもつくれるし、一石三鳥だ。

それをせずに、彼女コスプレ醜悪な部分ばかり語って忌避するように仕向けるのも手としてはある。

それも彼女保守的性格ならいいが、そうでなければ「了見の狭い男」と取られる可能性もある。

わざわざコスプレしている友人に裏を取りに行こうとしたあたり、後者を恐れているんじゃないかと思う。

それが頓挫した今、残された道はやぱり「二人一緒に」しかないのではと思う。

2017-03-21

アパレルショップ店長だけど、何か接客販売に対して質問ある?

Q. なんで客にウザがられてん分かってんのに、声いちいちかけてくんの?

A. これは、声かけて店内に一人でも客を足止めしたほうが、確実に次の入店率があがるから

 誰もいないシーンとした店に入りづらいだろ? 誰かが店員と喋ってたほうが、確実にその隙に入りやすいだろ?

 なんで、生贄のごとく最初の一人の足を止めて、時間を稼いで入店数を促すために声をかける。

 熟練した販売員だと、うまいタイミング自然と声をかけ会話につなげ、試着まで持ってくテクニックを持ってる。

 『何かお探しですか? 』なんて最初から聞くヤツは、ハッキリ言ってテクニックのないズブの素人だ。

 店長クラスでこんな声がけをするヤツはそうそういない。

 ウザい感じで声かけられたら、こいつは仕事できない新人なんだな…と思って、多めにみてやってくれ。

Q. グイグイ服勧めてくるのってなんなの? ノルマでもあるから買わせようとしてんの?

A. これは非常に申し訳ない。確かにノルマ…というか金額目標はある。自分たちが服を売ったお金会社が成り立ち、自分たちにも給料が分配される。

 アパレル販売員ある意味会社利益責任をその肩に請け負わされている末端の存在なんだ。

 営業と一緒。だから、どうしてもガッツいてしまうところはある。

 ただ、キャリアを重ねるとがっつけばがっつくほど売れないということも身にしみて分かってくる。

 売りたい気持ちを隠し、真摯に「お客様相談に乗る」「必要とするもの、本当に似合うものを進めることで確実に信頼を得る」ことが、

 着実に売り上げにつながっていくと身をもって学んでいくんだ。

Q. すぐ「お似合いです」って言うけど誰にでもそう言ってんだろ。

A. これも上と回答がかぶるが、本当に似合わないものは基本絶対に勧めない。

 何故なら、ゴリ押しして買い上げてもらったところでクレーム返品になる確率がグッと上がるからだ。

 クレーム返品は、売り上げ的にも店の信用的にも時間的にも自分メンタル面でもマイナスしかならないので、本当に避けたいところ。

 だから販売員は「わ、素敵ですね!!」という一言に正直という魂を込めていうようにしているし、自分は少なくともそう指導している。

 あと、新しいデザインお客様が試着される場合、初めて目にする姿が〝着慣れてない〟〝見慣れてない〟ことが多く、

 戸惑いと猜疑心で本当はそこそこ似合っているのに『似合ってない』と自己判断するケースが非常に多い。

 販売員はかなりいろんなケースのお客様と接しているので、着ている本人より客観的に「似合っている」と判断を下していると思ってほしい。

 『何故似合っていないと思うのか』というお客様不安や着慣れなさ、持ち帰って着まわしがきくかどうか…など、問題を一つ一つクリアにして、

 一度はお客様が「これが着てみたい」と思った洋服に対する不安を取り除くべく相談に乗るのが、自分たち仕事だ。

 もしそれでも納得がいなかなかったら辞めればいいし、納得がいけば買い上げに繋がる…と自分は思っている。

Q. 販売員コミュ力って必要なの?

A. これは一概にそうとも言えない。

 「自分コミュ力がある」「人と接するのが好き」と言うヤツに限って、ものすごいスピードでこの仕事を辞めていくケースを散々見ているから。

 どちらかと言うと、販売コミュ力スキルは、上手くいった経験より失敗から学んでいくことのほうが圧倒的に多く、

 お客様との居心地のいい距離感をつかめ人間というのは実は人見知りの人のほうが確実に接客が上手くなり、成長するので長続きする。

 販売員というのは、お客様と楽しくコミュニケーションをとりながら、頭の中では1日の目標売り上げに向けて

 「この人でいくら売り上げが確実にどれぐらい取れるか…」というのを心のどこかで冷静にそろばんを弾いている生き物だ。

 全てがそうとは言わない。違うという人もいるだろう。

 だが、自分は正直に言えば、そろばん弾いている側だ。

 なので、どちらかというと最低限のコミュ力必要だが観察力・洞察力が求められ、磨かれていく職業だと思う。

☆追記

ブコメでいただいた質問を、トラバで答えておきました。よかったら、併せてお読みください。

 

 



 

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