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はてなキーワード: 猜疑心とは

2019-06-03

anond:20190603002048

まあ他のことでもそうなんだが、どうして他人から評価を信じてしまうのだろうか。

普段猜疑心にあふれているのに、どうして自分への他人評価だけは信じるんだ?

そこも疑えば、惨めかどうかは自分判断できるはず。

2019-05-31

トゥルーマン・ショー症候群

ネタバレ注意

トゥルーマン・ショーという映画をご存知だろうか。

1998年に公開された、ジム・キャリー主演の映画だ。

私の親は映画が好きで、しかも私は人前で騒いだりしない行儀の良い子供だったので、かなり幼い頃から映画館に連れて行ってもらったものだった。

トゥルーマン・ショーも、その幼い時分に観た映画の一つだった。

この作品出会わなければ、私はもっと違った人間になっていただろうと思わずはいられない。

簡単にあらすじを述べると、トゥルーマンという普通な感じの男が、ある日自分の周りが全て作り物で、家族も友人も、というか暮らしている街の人間全員が演者で、生活の一部始終が番組になって世界中に放映されていることに気がつくというものだ。

幼い私はひどく衝撃を受けた。それで、自分トゥルーマンなのではないか?と猜疑心を抱くようになった。それから20年以上経つが、未だにそう思っている。

常識的に考えれば、そのような疑いを感じさせる作品を観せるはずがないと思う。しかし、マッドサイエンティスト的な人が、こういうことをしたらどうなるかな?と私をモルモット代わりにして反応を見ていると思うと整合性が取れている気がしてしまうのだ。中学校高校いじめにあってとても辛くて、こんなの放映できるわけないからやっぱりトゥルーマンじゃないかもと思いかけたが、マッドサイエンティストを持ち出すと全てが丸く収まるのだった。

受験失敗しまくって二浪した。頭は良くない。いわゆる地頭からもう悪すぎる。2回目に大学に落ちたときには、絶望感の中で、トゥルーマンショーならここで受からないと番組的に繰り返しになってつまらいからやっぱり違うのではと思った。しか大学連続で落ちて追い詰められてる奴の生活面白いという人の要望が多いのかもと考えるとありえない話ではなかった。

私は毎日同じ食べ物を食べて同じ道を通って同じ行動をすると落ち着くタイプなのだが、ときどきわざと変な電車に乗ったり、思いがけない行動をとったりしてみることがよくある。それで、周りの人の反応をこっそり伺ったりしている。見た目にはわからない。

同じ街に暮らしていても私と殆ど接点のない演者もいるわけで、イレギュラー的に私に遭遇して「テレビで見るよりブスだった」とか言ってそうだなとか思う。

そういう突発的な行動と思考の結果、今までにいくつかの県・道・都を巡った。大学では博士号をとった。人に頼まれたことはできるかぎり何でもやったし、面白そうだとちょっとでも思ったら少し無理してても追いかけた。私自身は自分で言うのも何だがとても大人しく内向的で、話す時にはまず「あっ」と言わないとしゃべることができないし、どもらない日はない。だから、今までの経歴を聞かれて驚かれることも多い(演技かもしれないけど)。

トゥルーマン・ショーが私の人生を変えたことは確かだ。いつも、お前らの思い通りにはならないぞ、と思いながら生きてきた。でも人の目を気にし続けた人生といえなくもない。

というか、めちゃくちゃ頭が悪くて不注意で、並みの悪さではなく、左右盲だし東西南北からないし都道府県も覚えられないし方向音痴だしバス電車を乗り間違えまくるし、時計アナログだと読み取るのに時間かかるし暗算できないし、人の話聞いてないみたいだし、横断歩道ないのに何故か横断歩道しかも青だと思い込んで渡ってデカめの車に轢かれるなど、なにかの障害では?という白痴具合なのに大学行けるとか変なので、やはり番組か?と思わざるを得ない。

ちなみに、私がトゥルーマンでもそうでなくても、このことを話すとやばい奴と思われそうなので、子供の頃に両親に聞いて以来人には話していない。両親には一応否定されている。

今私は地方都市暮らしている。生まれ場所からずっと離れていて、海が近くて良いところだ。食べ物もおいしい。

時々顔を合わせる人が居て、私はその人が好きだ。気のせいかもしれないが、その人も私に多少の好意を持っているように思える。

でも、その人はよくよく考えれば絶対私が好きになっちゃうでしょ〜という感じの人で、すごい普通っぽい感じの人で髪がモサモサしてて別にかっこよくはないのだが、

声とか喋り方とか口癖とか、優しさとか、我が強くないところとか、左利きのところとか、腕にあまり毛がないところとか、うまいこと私のツボを押さえている人物なのだ

それで私は、その土地でずっと暮らしていたその人のところに組織みたいな奴らがいきなりやってきて、今の役を頼んだか脅したか金を積んだかでとにかく了承させて、現在に至るという感じなのかなと想像してしまって、そうすると申し訳なさすぎて気持ちが沈んでしまうのだった。

私と同じように、トゥルーマン・ショー的な妄想に囚われているトゥルーマン・ショー症候群患者は他にいるのだろうか。

2019-05-25

リアル知人をブロックして自己満足した

SNS相手ブロックすることなんて日常に溢れていて今更言及する必要もないが、自分自身の心の整理のために書く。

私が週一で顔を出すサークルに、とある知人Aがいる。

Aは自然と周囲に人が集まるタイプ人物で、サークル部長を任されるくらいに人望が厚い。

Aは活動的人間で、複数サークル所属していて(いわゆる『兼サー』)精力的に活動しているらしい。

大学入学した当初、Aの面白そうなツイートを見て興味が湧いた私は彼女フォロー飛ばして、その後Aからフォローが返ってきた。このフォロー/リフォロー前後はあるいは逆だったかもしれない、正確なことは覚えていない。

とりあえず、現実で対面する前から私とAとはFF関係だった。

フォローした当時はAとは一切面識がなく、Aのアカウント中の人がAであったことはサークルに入ってしばらく経ってから知った。

サークルでのAと私の関係は至って普通で、大きな諍いが起こったこともなく日常的に会話もする、サークルの終わりに二人で食事に行ったこともあった。

私に対するAの態度は特別でもなければ嫌っていることもない普通のそれであった。

Aに不信感・嫌悪感を抱き始めた切っ掛けは、ごく小さな彼女言動だった。

サークル活動お菓子を作っていた時のことだ。

Aが危なっかしい手付きで作業していたので「ここをこうした方が良いんじゃない?」と親切心でアドバイスしたところ彼女は「人の揚げ足を取らないでよ」と返してきたのだ。

この時は相当衝撃を受けた。『揚げ足』という言葉は格上や同等の人間に対して使われることは少なく大抵は格下の人間に向けて使う言葉からだ。(似たような言葉として”調子に乗るな”という言葉がある)

私は同学年のAと対等にありたかったし対等に見ていた。

しかし、この時「どうしてそのような言葉を使うのか、もしかして私はAから見下されているのではないか」という小さな猜疑心が内に芽生えた。

それ以降、Aと会話する度に彼女言動一つ一つに違和感を覚えるようになった。

Aと議論しているとき彼女当事者であるにも拘らず「どうどう」と茶化すように私のことをあやしてきたこと。

Aが仕事を振るとき、私だけ仕事を少ないこと。

Aと話の流れで食事に行くことになった時、彼女スマホを弄って一向にその場から動こうとしなかったこと。

約束を守らないこと等々。

私は自身が繊細で被害妄想の気があることを自覚しているので何度も猜疑心を打ち消したが、こうした出来事が積み重なって『Aは私を見下している』という結論に至った。

あるとき私がTwitterで「リアルの知り合いをブロック解除したらギスギスするよね」というツイートをした際、Aが空中リプライで「ブロックして相手が傷つくと思っている人って自己肯定感高すぎるでしょ」といったツイートをした。空中リプライではなかったかもしれないがタイミングから観て、私のことに言及しているのは決定的だった。

どうしてこの人は人に対して攻撃的で自分物差ししか人を見れないんだろうと思った。

かに私は自己肯定感が低いフリをして自己肯定感が高い最悪な人間だ。が、それ以上にAにツイートを見られたくなかったから私はブロック解除がしたい。

とりあえず私はAのツイートから彼女彼女が見下している私ごときブロックされても傷つかないしギスギスすることはないのだろう、と推測してブロック解除した。

ブロック解除した瞬間は解放感に似た爽快なものがあったが、これからのことを考えると憂鬱でもあった。

もうこれ以上Aに精神不安定にさせられるのは御免だった。


サークル活動自体楽しいのでこれからも続けていく。

Aとの関係も表面上は今まで通り続いていくと思う。

口先だけの天然見下し人間関係があっても疲れるだけだった。

2019-04-22

anond:20190422091454

疑う男が悪いんじゃねーぞ

疑われることを今までしてきた女様の咎やぞ

猜疑心は火の無い所にはたたない。

第一、男女逆でも同じことが言えるじゃねーか、全部

2019-04-20

金持ち増税論に今ひとつ乗り切れない

格差放置してはいけないと思ってはいるんだが、ちゃんと金持ちからとった税金が本当に弱者のために還元されるのかというのがなんか引っかかる

頭では民主主義から税金活用するための政治は選べるというのはわかってはいるんだが本能的な部分で政府というものへの猜疑心がどうしても拭えずにいる

極論だけど政府のほうが悪いことやりだすと凶悪なんじゃないかっていうね…

一応機械的運用がしやすベーシックインカム制度ならいいんじゃないかって個人的には思ってるんだが、はてなの人たちにとってはそれもだめらしい…悩む

ところで俺が見た中で政府というもの懐疑的な人たちはネトウヨ的な人が多い、多分俺は本質的ネトウヨなんだろうなと自分自分がっかりする

2019-02-25

喪女の私が出会い系マッチングアプリを使ってみた話

まれてこの方男性恋愛的な交際をした経験がない。今属しているコミュニティに魅力を感じる男性がいない。

恋愛結婚への興味は持っているため、この歳でこのような状況にいるのはまずいのでは…と焦っていたし、単純に寂しかった。それと将来男性がいるコミュニティに属すことになった時、男性が全くの未知のままでは円滑にコミュニケーション仕事をこなしていくのは難しいのではないか

そういった理由で、私は男性との出会いを求めていた。

そこで友人に相談してみたところ、出会い系サイトに登録してみてはどうかと提案された。

当時はネット相手を探すことに抵抗ありすぐに実行はできなかったが、色々あり結局出会い系サイトとマッチングアプリ登録することを決心した。

色々というのは説明すると長くなるので割愛するが、簡単に言うとネットでの相手探しが今時全くの異常ではないことがわかったからだった。

私が利用したマッチングアプリにいるのは陰キャオタク女の私がなんとなく避けたくなってしまうような層のキラキラ男性ばかりで、いいね(この人とやりとりをしたいという意思表示)を押す回数は非常に少なかった。誤操作を除けば5回くらい。

そんな中でマッチしてメッセージのやりとりをしたのは4人。内3人はメッセージがすぐに途切れて終わったが、1人は長期間渡りやりとりを続けることができた。ノリが合ったのと、初めのうちに飲みの約束を交わしたのが理由だと思う。

しかし、結果からいうとダメだった。

やっと見つけた相手なのに。マッチングアプリ内のメッセージ機能からLINEに移行までしたのに。何回も楽しくメッセージを交わしたのに。住んでいるところまで教え合ったのに。

なんでこんな結果になってしまったのか。

ネット相手探しをする人や異性と普段からやりとりを交わす人にとっては普通ことなのかもしれないが…私が彼に不信感を抱いた場面がいくつかあった。

1つは下ネタを突然振ってきたこと。

私は下ネタエロに対して強い嫌悪感を抱くようなことはなく、むしろその要素が含まれるようなコンテンツが好きで、楽しめるタイプだ。子供ではないし同性の友達との会話でも多少下ネタは言う。

しかし異性との会話では勝手が違ってくるのではないか

脈絡が全くなかったわけではないけれど、異性との会話でわざわざ下ネタを言わなければならなかったのか?と疑問に思った。

しかしこの辺りは最後男性とまともにおしゃべりをしたのが2,3年ほど前に少しだけだった私にはマジモンの未知だから「こんなもんなのかな」と拒絶することなく会話を続けてしまった。

もう1つはやたらと家に入れようとしてくること。

共通している趣味がいくつかあったので、そのことで盛り上がっていた時のこと。相手が「俺の家に(趣味で使う物品)があるから、いつでも家に来て使っていいよ」と申し出てきた。

一人暮らしからといってオンライン上でメッセージを交わしているだけの相手を家にあげようとするのはおかしくないか

まあ冗談だろうと思い「ありがとー」と適当に返事をしておいた。

しかし家に入れようとするのは冗談ではなかったらしい。約束の日が近づいて来た時、奴は「飲みに行く次の日、何か予定はあるか?」と。

また家に誘おうとしてるな。

ここで「ある」と答えておけばまた結果は変わったのかもしれないが、私は「予定はないが家でやるべきこと(一般的に後回しにするのが可能なこと)をやりたい」と答えておいた。すると奴は「俺の家に泊まってゲームでもしないかと誘おうとしたのだけれど」とまだ諦めきれない様子。

残念だけど、お前とはもう終わりだ。そもそも始まってもないけどな。

「泊まりはまたの機会に」と断わった。

それっきり返信は来ず。やっぱりあいつヤリモクだ。

別にセックスすることになってもそれはそれでよかった。じゃあなんで拒絶したか

単純に初対面の相手と寝ようとするのがキモかったし、そんな相手処女を散らすのはなんか嫌だった。まだ若いし、今後後悔するのも嫌だったから。

それと相手は飲みからの泊まりという流れを提案してきた。こっちが酔って判断力が鈍ったところでパコろうとする気満々じゃないか。それなのに「一緒にゲームしようと思って」って。しかも断ったら無視って。大嘘じゃねーかよ!

駆け引きってこういうものなのかもしれないけど…でもそういう不誠実なやり方が私は気に入らなかった。

少しでも「いままでやりとりしてきた中で1番いいかもしれない」と思ってしまっただけに終わってしまったのがちょっと いや、かなり悔しい。時間と労力(私はメッセージのやり取りをするのにものすごく気力を使うタイプ人間)の無駄だった。

即パコ野郎、お前は次の肉オナホを探せばいいだけかもしれないがこっちは異性への猜疑心が生まれしまってもう次の相手探しどころじゃなくなった。

最近やりとりを続けていたのは即パコ野郎除いて2人。どっちも出会い系で知り合った男性で、どっちも優しくて誠実。でも1人は多忙で会える時間少ないし、もう1人は尊敬できる要素がないから良好な付き合いを続けていけないかな。

貢がせたわけでもないし突然消えても恨まれないはず。それに私よりもいい人なんて星の数ほどいるし、君たちならいれい出会いがあると思う。

疲れたし、こんなもんか…ってのもわかったから、ネットでの出会い探しと男性とのやりとりは一旦休むわ。

2018-10-19

anond:20181019194413

法を整備して書類だけで審査するようにしたり、経過観察や支援ができるAIを構築する必要があるな。とは思う。

けど、その件に関して人間の同情心や共感心に猜疑心を抱くような心境にはなれない・・・

2018-10-10

ひょんなことから田舎に来たら,自分と向き合えた話

ひょんなことから田舎にやってきた.田舎とは言っても,コンビニまでは徒歩5分,スーパーまでは徒歩10分.

もちろん人は少ないし,周りは田んぼと森の緑に満ち溢れているが,ほどよく生活には苦労しない.街道も通っているし,東京へは電車で帰れる.そんな程よい田舎


東京にいたときは,趣味が高じてものづくりをしていた.気づいてみれば大学博士進学一歩手前,研究すると覚悟を決めた矢先,とある縁でここへやってきた.


最近思うのは,「やりたいこと」と「できること」は違うってこと.「やりたい!」で飛び込んだ研究世界だったが,論文締切や学会発表は,やる気だけではどうにもならない.今更だけどつくづく感じている.

本業というのは,むしろ「やれること」で「できること」をこなしていくべきなんじゃないかと,そう思うようになったのは,こっちへやってきてひと月も経たない頃の話.


結局自分研究ではなく開発がしたかったんだろうな〜,と思っていたところに,友人がものづくりに誘ってくれた.これまた程よくモチベーションを保ってくれている.

「やりたいこと」を諦めるのではなく,「やりたいこと」は趣味として,自分のペースで続けることの楽しみを再確認できたかである

いつから「やりたいこと」を「やるべきこと」に,そして「できること」に錯覚していたのか...定かではない.


もともと周りに信頼されていないというか,「人から嫌われているんじゃないか?」という,猜疑心にも似た気持ちを心のどこかで抱えてきた.

しか自分に足りなかったのは,「成功」でも「称賛」でもなく,「自然」と「人とのふれあい」だな〜,と感じさせられる.

空が開けてとてもきれい,どこか風も心地いい.町の人たちもとても暖かく,ともすればこちらに永住したいような,そんな気にさせてくれる.(現実が許してはくれないのだが...


これと言って結論はないのだが,自然と緑に囲まれるのも悪くない,と思ったこ気持ちを,この場を借りて共有させて下さい.

2018-10-02

anond:20181002210053

リテイクしやすいようにわかやすい弱点を一カ所作っておきましょう。

そこを指摘してくれば上司のチェックも甘くなるし、直しも速くなる。

指摘してこなければ…どうなると思います?すごいことですよ、上司は何も見てないってことなんですよ。その場合、直しましたーつって直しなしで提出しても通るかもしれませんよ。

そこまでガバガバじゃなくても、こいつばかだな~って内心ほくそ笑みながらリテイクを引き受ければよろしい。

でもこのことはクラスのみんなには内緒ですよ。オフィスの皆がやり始めると上司猜疑心の塊に化けて何が起こるか予想もできません。第一、かわいそうですよ。

ちょっとくそ笑んで、いつも通り仕事するのが安全なのです。

2018-08-28

ラオスブラックジャック賭博詐欺に引っかけられそうになった話

外務省海外安全情報 - ラオス

http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbcrimesituation_020.html

だいたい上記1.(2)と同じような内容です。

場所首都ヴィエンチャン

登場人物

俺 - 俺。20代大学院生。休学してニート中。

メガネ - 50代くらいの自称ラオス人のメガネおっさん

ハゲ - メガネの甥?自称64歳カジノディーラー男。

女 - ハゲの嫁。

白髪 - ハゲが嫌いな大金持ちの男(見た目70代)。

詐欺の導入について

事の発端はメガネに話しかけられた事です。

一人でぶらぶらしているところ、“Japanese?”とだけ声をかけられました。そうだと答えると、日本のことや俺のことについて聞かれたのでしばらく話をしていましたが、この時点で相当怪しい臭いは充満していました。職業収入、旅の資金のこと、親の仕事、使っているスマートフォン価格などを聞かれていたのです。姪?娘?が日本に行くからなにかと教えてあげてほしいと言われ、怪しみつつも約束をして翌日会うことになりました。(この時にラオス詐欺情報について調べておくべきでした。)

翌日、すでに怪しんでいたこともあり意図的に予定の3時間後に約束場所に赴きましたが、メガネはまだいました。この時の俺は「こんなに待っていてくれるなら怪しくないのかな」という謎の思考により、少しばかりの猜疑心を抱いたまま彼の家へ向かうこととなります

メガネの家で

トゥクトゥクで向かったメガネの家では”ato “という名のハゲとその嫁である女を紹介されました。初めは少し雑談をし、旅のことなどを聞かれつつ食事を勧められましたが、ちょうど昼食を食べたあとであったために水だけをいただきました。(水は開封済みのペットボトルを渡されます。一瞬睡眠薬混入が頭をよぎりますが、俺は一瞬で忘れて気が緩んだ際に飲んでしまいました。結果的に水には問題は無かったようですが、飲むべきではありませんでした。)

その後日本のことを教えてほしいと言っていたことなどなかったかのように、ハゲカジノの話を始め、日本でのカジノの開始に伴ってディーラートレーニングのために日本に呼ばれたことがあると言い出し、ハゲディーラーをやっているブラックジャックルールレクチャーが始まります。この流れでなぜかイカサマレクチャーを始め、お前がカジノで俺の卓にこれば勝たせてやるよと言われました。その後、”Lee”の名を自称する白髪ハゲが嫌いな大金持ち)からハゲ電話がかかってきます。この時ハゲ白髪適当にいなしますが、しばらくして白髪ハゲの家へ訪れると、ハゲがいいチャンスだから白髪から金を巻き上げようと提案してきます。なんとタイミングのいいことでしょう、俺の猜疑心は膨れ上がる一方です。俺は自信がない、難しいからそんなことはできないと伝えましたが、メガネ帯同のもと強引に白髪とのブラックジャックが始まります

ここで教わったイカサマ、および実際のゲームにおけるイカサマはかなりお粗末でした。白髪カジノ常連だと聞かされていた俺は、こんなのに引っかかってたらカジノなんて負けばっかりで行かないだろうと感じました。詳細は後述します。

ゲームについて

このゲームでは、はじめに資金としてハゲから1000USD渡されます

当然そのゲームで私は勝ち、次のゲーム、またその次と次第にベット額が上がっていきます。私はハゲのいうままにcredit(信用払い?)を利用してゲームを続けることになります

5ゲームほど交わし、この時は一度のドロー以外全て俺が勝っていました。ここで白髪は負けたままでは帰れないと言いだし所持金全て(10センチぐらいの100USD札束2つ)をベットしてきます。ここではゲームは続きますが、その後の3,4戦で白髪の持っているチップカジノなどで用いられる現金証明となるコイン)が尽きようかというタイミングで、お前の支払い能力が信用できないからという理由で、現金又は金のアクセサリーなどで証明を求められました。

詐欺だとほぼ確信した俺の防戦

はじめにハゲは所持金の提示を求めてきます。私はバッグの中を隠しつつ、所持金の一部分である100000キップ(約1300円)、および2000バーツ(約7000円)を出します。ハゲメガネはバッグをオープンにして全て出せと言いますが、私は探していて聞こえないふりをしてしのぎました。(この金額は、所持金としておかしくなさそうで、かつ失っても我慢のできるものしました。特に強引にカバンを見られる、奪われると言ったことはありませんでした。)

当然100USD札の束に敵うはずもありません。

ハゲは俺を別の部屋に呼び出し、ハゲサポートできる現金の額や、金のアクセサリーを知らされました。

私はここで詐欺だという確信が持てました。それは、ハゲの妹が入院していて金が必要だと話されたこと。それほどの現金必要な人が金のアクセサリーをいくつも持っているはずがありません。また、以前に白髪ハゲイカサマ片棒を担いだことがあるというのです。そんな人がどうしてこんなに雑なイカサマに引っかかるようなことがあろうか。いや、ない(反語)。加えて、ハゲが口にする俺が用意するべき金額が二転三転し、どうにも定まらないのです。しかし、下手に拒否することで手荒な真似はされたくないと思った私は、ハゲデビットカードクレジットカードでも良いと言ったことにすかさず反応し、話を遮ってトイレを借りることにしました。なぜなら俺は幸運にも、数百円しか残高のないデビットカードを持っていたからです。

トイレでは、クレジットカード現金をより安全で外から見えづらい場所に移動させました。クレジットカードを入れていた財布の中には前述の、現金が数百円しか入っていないS○Iの国際キャッシュデビットカードのみを残します。ここでこの行動をとったこと、および残高のないデビットカードを持っていたことはとても幸運かつ英断であったと思います

トイレから戻ってきた俺の前には、女(ハゲの嫁)から金を借りるハゲという構図のリアリティーを持たせるための演技がなされていました。

そして俺はデビットカード保証ゲーム続行を求めますが、白髪はおそらくそれがデビットカードであったことを理由に、プラスチックは信用できないとゲーム続行を拒否します。

私は再度ハゲに別室に呼ばれ、なんとかハゲサポートできない範囲現金や金のアクセサリーを用意してほしいことを伝えられます。(メモの内容ではスマートフォンでも良いようでしたが、口頭では何も言われませんでした。)ここでは旅の詳細や大学院学費なども聞かれ、ハゲはお前にも現金必要だろうと言いますが、俺はさっき渡した現金、加えて宿にある200USD相当のタイバーツ提示したデビットカード10万円程度、残りは全て親に預けてあり、すぐには引き出せないと頑なに言い張ります。渡した現金以外の金額および親に預けてあるということは全て出鱈目です。クレジットカード提示要求されますが、私は学生であることを理由に持っていないと嘘を続けました。ここでも強引にカバンをチェックされることはありませんでした。

やり取りを続けていると、所持金のことは諦めたのか銀行に行って預金を引き出すよう言われます。私は提示した銀行の口座に残高が無いことを知っているので、とにかく外に出られるということに歓喜しつつ快諾します。

ここで厳重体制で俺に勝利確信させる作業が入った後にゲーム状況の保存をします。しかしそれ以前にも手札を残して私が部屋を離れる機会が存在するため、勝利確信させるためには不十分な体制と言わざるを得ないでしょう。

手札や掛け金などを俺と白髪の双方で厳重チェックの上でゲーム状況を保存し、すぐに銀行へ向かいます

銀行に向かうトゥクトゥクの中では、ハゲから親の職業、俺の収入などについて質問がありますが、嘘を織り交ぜつつ、俺にも親にも金がないことをアピールしておきます

ちなみにこのトゥクトゥクドライバー最初メガネと乗ったトゥクトゥクドライバーと同じでした。おそらくグルなのでしょう。

銀行へと到着し、ハゲトゥクトゥクに残してメガネ現金の引き出しに向かいますが、残高オーバーのため当然引き出すことはできません。私は金はあるはずだがなんで引き出せないのかと言った演技で乗り切り、メガネは15分くらいのうちに10回程度引き出しを試みますが遂に引き出すことはできませんでした。

メガネは諦めてハゲの待つトゥクトゥクへと向かい引き出せないことを伝えると、ハゲは口座には金がないのかと俺に聞いてきます。俺は引き出す意思アピールするために、金はあるが銀行か口座にトラブルがおきているのだろうと伝えますハゲは俺に対して、今日ゲームキャンセル出来ないか白髪に打診してみようと言い電話を掛け、私に交代します。口座がトラブルで使えないこと、ゲームキャンセルする意思を伝えると、負け続きの白髪はその提案を快諾します。

俺が協力の意思偽装していたことが功を奏したのか、メガネハゲは俺を騙せていると確信したのでしょう。ハゲ白髪に隠して抜き取っていたという100000キップと2000バーツを俺に返却し、今日は帰れ、また数時間後に電話すると言います。俺は前日にメガネに教えていた国際通話およびローミングのできない番号(実際に日本で使っている電話番号です)を使えと伝え、トゥクトゥクの料金だという100000キップのみを徴収されて無事その場で解放されました。

解放後すぐにラオス詐欺情報や宿へのルートを調べたかったのですが、道中をメガネハゲに付けられていた場合iPhoneを所有していることがバレてしまうとの考えから、何も調べることなくなんとか宿へとたどり着きました。

宿ではすぐにラオス詐欺について調べ、同じような手口が多数報告されていることを知りました。

私に連絡を取れないメガネハゲ白髪がどうしているかはわかりません。すでに宿と私の名前は把握されているため多少の恐怖感はありましたが、今後夜は出歩かないこと、昼間でも細心の注意を払って行動することを心に誓いました。

イカサマのお粗末さについて

後述するとしていたお粗末なイカサマ手法についてです。ここではブラックジャックの基礎知識があることを前提としています。(この基礎知識というのはもともと俺が持っていた多少のもの以外、全てハゲから教わったものであるため、間違いを含んでいる可能性があります。)

ここでは、私が常にブラックジャックにおける子であることを前提にレクチャーが始まりました。

ディーラーであるハゲが親の背後から手札を盗み見て、各指に割り当てた数字を利用して伏せられた親の手札を俺に知らせると同時にデッキの一番上のカードを俺に見せるというものです(親指から1,2,2,2,2で、ハゲが立てた各指の数字の合計、また、じゃんけんにおけるグーの形は10を示す。例えば、親指と人差し指を立てていれば3を示しています。)。

また、ベットレイズコール方法は、親に勝利していれば常にオールイン、およびコールしろというものでした。

俺はこの時点で、流石に雑すぎるのでは?と感じました。トランプを用いたカードゲームはただの運任せではなく、勝ち確時のチェック、少額レイズ、負け確時のハッタリなど、心理戦の要素を多分に含むものでしょう。現に白髪は一度としてフォールド、チェックを行うことはありませんでした。

白髪との実戦では、私に勝たせるためにレイズオールインの嵐です。この実戦でもイカサマ手法のお粗末さが現れていました。

ハゲは伏せた白髪カード番号を教えるために私に指を見せる必要があるわけですが、なんと白髪のすぐそばで卓に叩きつけるようにして目立たせて私に示します。いくらなんでもそんなものは怪しまれるでしょう。また、私のサポート役としてすぐ横に配置されていたメガネ白髪にはサポートだと知らされていない設定)は、私に逐一取るべき行動を耳打ちしてくるのです。それも白髪の見ている目の前で、白髪にも聞こえているであろう声量で。

これに全く気づかない白髪は負け続け、全額ベットへと誘われるわけです。

以上がラオスヴィエンチャンにおけるトランプ詐欺の詳細です。

まり文章を書くことが得意ではないので、読みづらいところ、誤植一人称のブレなどあるかもしれません。めんどくさいので詳しくチェックしていないです。

もしあなたラオスに行く、知人がラオスに行くと言うことがあれば、このような詐欺存在をぜひ頭の隅にでも留めておいていただければと思います。(この詐欺手法ラオス以外の国でも使われる場合があるようです。)

ラオス密度こそ低けれど、とても綺麗な観光地もあり良い国だと思います。もし機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょうか。

ただ、宿泊していた宿のオーナー、およびハゲが言うところによると、首都ヴィエンチャン面白いところが何もないそうです。自然が素晴らしいバンビエン、街が世界遺産指定されているルアンパバーン 、そして古い寺院遺跡にほど近いパクセをオススメされました。たしかヴィエンチャンメコン川バスターミナル以外何もない気がします。

キレが悪いですが、めんどくさいので以上です。この出来事の後に帰った宿で、オーナーマリファナを一本だけもらったことはまた気が向けば書こうと思います。(向きません。)

以下、同様の詐欺に関する記事です。

http://imokennpi1989.blog.fc2.com/blog-entry-69.html

https://3bakayottu.com/blackjack/

https://life-traveller.com/swindle-in-asia

http://iphonedocomoss.com/201412298360

https://amazing-taraland.hatenadiary.com/entry/2018/04/08/174501

http://omomuki-tabi.tokyo/2018/01/27/%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E8%A9%90%E6%AC%BA%E6%9C%AA%E9%81%82%E3%81%AB%E9%81%AD%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1/

https://ameblo.jp/cultureguesthouse/entry-12295627100.html

2018-07-12

anond:20180710131631

20代なら「まぁ、これからまだ、こういういい加減な所も治るかな」と誤解してもらえる。

30代だと「この人、社会に出ても、まだ、これだからよ」と即断してもらえる。

自分から猜疑心を投げれば、相手からも猜疑が還ってくるのは必至。

自分でまず誠意を示さなければ、相手の誠意は受けられないかと。

ついでに結婚優先順位に「お金」が筆頭で立っていたら、死ぬまでお金に悩まされる。

そもそも人の利のためにお金を作った訳で、もの立ち位置を取り違えては幸せは無い。

少なくとも私は命よりお金が重い人種に、自分の命を渡すことはない。

2018-06-18

イケメンでも、頭が良くても、才能があっても、家柄が良くても、高収入でも。

メンタルのお薬呑んでる人は、だめ。



猜疑心でおもいやりが0だからね。

2018-06-05

増田にいる人って地味に想像力に優れているよね

根拠はないけど

たぶん現実世界で平均未満の人とか

アイデンティティすら自分で保てない人がほとんどで

そいつらがいい気持ちになるって言ったら

わかりやすく褒めると猜疑心に阻まれから

こんな感じでほめてみた

俺はわかりやすくこう解説してやってるけど

お前らの現実世界にいる人は自然にこれをやっている

これが「空気を読む」という日本的なことであり、

これすらなくせばお前らは死んでる

2018-05-15

anond:20180514235104

事後に黒だって言わない普通の女は、猜疑心の塊の非モテ男の相手をするわけがないと思うんだよね。

2018-05-05

褒められて喜ぶ受け皿がない

ないのだ。

気付いてしまった。

今回、とてつもない時間をかけて、それこそ寝るのも惜しんで漫画を描いた。

膨大な時間をかけたはずだ。新しい事にも挑戦した。納得のいく出来だったはずだ。

実際、読んでもらって好評だったし、たくさんの方に褒めて貰えた。

しかしだ。全く。嬉しくない。

全く嬉しくない。

嬉しいと感じず、むしろ次回に期待される恐怖、ここから嫌われるのではないかという猜疑心。そればかりが膨らんでいく。

褒められて嬉しい!と口では言うけれど、本当はちっとも嬉しくない。嘘をついている自己嫌悪もそこで発生する。

褒められたことは嬉しくもないし瞬時に忘れる。逆に、悪く言われると一生覚えている。

こういう人間なのだ。俺は。

頭では分かっている。褒められたら素直に喜んでもいいと。悪口に耳を傾ける必要はないと。

でもダメなのだ。冷え切った頭が、不安身体に纏わせる。

もう漫画描くのやめよう、と思った。でもダメなんだろうな。

何をやっても同じだと思う。こういう風になってしまたからもう治らない。

事実漫画は売れた。たくさんの方が漫画を買ってくれた。お金を出してだ。

紛れもない事実だ。僕の本を読みたくて買ってくれたんだ。それは絶対に本当のことなのに。

いまこうして文章として自分の脳に分からせようとしている。しかダメだ。

「そんなの嘘だ」と脳は納得しない。転売目当てで買った者もいるだろう・・・とかネガティブな考えを最優先で導き出そうとしている。

人間としてこんなものおかしいのに。より良さを求めて、人間は生きてきたはずだ。DNAの反逆だ。

こんなもの死ぬしか方法はないじゃないか。俺の身体はどうしてしまったのだろう。

こんな、人間として最大に喜べる・・・努力が報われても、嬉しさを感じないのだったら・・・

これ以上書きたくない。もうやめておこう。本当に

2018-04-03

anond:20180403135825

2ちゃんとかやってると、ちょっとマトモな(良識的な)こと言うと

信者認定されたり、運営と思われたり、「あいつがまた自演してる」と言われたり(誰だよ)、障害者呼ばわりされたりして、

呆れるほど悪意的な捉え方(=実質デマ)してる人らの意見が主流みたいになってたりするよね

まぁ人間そんなもんだよ、どうしても内なる猜疑心に克てるタフな精神情報リテラシーもってる人って少ないから、みんなで低きに流れてしまう人が多いのさ

2018-03-12

anond:20180312163155

> 誠実さはステータスで背丈のようなもの

> 数撃ちゃ当たる

出会いの数は大事

個人的にはこれがモテの核だとおもう、

ステータスはその確率上下ってかんじ。

自分は挙げられたステータスは1何一つとして持ってないけど、

それなりにモテてたのは、異性と顔を合わせるチャンスが多かったからだと思ってる。

じゃあ誠実さを持っていたからなのか?と問われると、悩むのだが。。。

相互理解と信頼も大事相互ってとこが特に大事

基本的にお互いがお互いを信頼している方が、

お互い猜疑心を持っている方よりうまくいく。

現実として、社会はより良くなっているしね

殺した敵から削いだ耳の1つもプレゼントしてくれない男なんて、なんてもう過去の話。

誠実さを信じる素敵なあなたをきっと誰かが信じてくれるでしょう

もういるのかもしれないけど。


--

ちょっと気になったところ

> 誠実さや優しさで好きになりましたというのが嘘なんじゃないか

これはMIT教授が言ってた話なのだけど、

分離脳がつく虚言と仕組みが全く同じという論なのだあくまで一理論だけど。

から言語的に内省として、疑うとか嘘をつこうとかじゃなくて、

好きの理由そもそも認知にのぼらない。

から理由を聞かれても意識的には全くわからないので、

かっこいいからとか、かわいいからと誤魔化して答えてるだけなんだそうだ。

から、かっこいいのは2次的な後付された理由であって、

本当は、身体的な外見あるいは匂い選択されているんじゃないかという話だった。

匂いは、近親相姦を避ける、あまりにかけ離れた人とも避けるため

外見的な身体はすごく局所的で、目が離れている、とか、小指の長さが同じ、とか

--

・追記

 誠実と言ったのは16回

2018-01-21

文系の方が絶叫が得意説

絶叫マシーンが大の苦手だ。

友人には幾度となく「怖くない」「落ちるのは一瞬」などと説得されたけれど、見当違いも甚だしい。

絶叫の何が1番怖いって「安全保証」がされていないからだ。

不可抗力状態で数分間、他人に命を預けることになる。

そういう意味では飛行機ロープウェイなんかも同じ部類に入るけれど、移動手段としてやむを得ない上に、公共性の高さを考えると絶叫程の怖さは感じない。(それでも苦手だけど)

仮に私のような人間に絶叫プレゼンをするのなら「整備士は〇〇という国家資格保有者だ」とか「このメーカーマシン事故率は〇%以下だ」とかそういうのをお願いしたい。

思うに、絶叫フリークは案外文系人間に多い気がする。

コミュ力が高くて、人を信じて、論理より感情を優先するタイプ

そもそも絶叫なんて「他人を信じる」って土台があるから楽しめる代物だと思うので、絶叫を心から楽しめる人が羨ましい。

感情よりロジック・おまけに猜疑心が強い自分みたいな人間は絶叫と相容れる日は来ないと思う。

2018-01-19

小学生声かけしている不審おっさん

今朝犬の散歩をしていたら、登校中の小学生の男女二人組に、ママチャリに乗った全身黒づくめのおっさんが馴れ馴れしく話しかけているのを見かけた。「おはよー!」「その靴、花がついててかわいいなあ」「そのランドセルシールギラギラでかっこいいなあ」「毎日、家に帰ったら大人の人が家にいるか?」など聞いていて、小学生は「いないよ!夜までいない!」と答えるなどしていた。田舎で、全く人気のない道だった。俺がその道を通ったのも、犬が気まぐれを起こしてこの道に来たからだった。おっさんテストの点数を聞いて褒めちぎりはじめた。あやしすぎる。これいわゆる不審者ってやつだよなあ……あとで小学校にそれとなく伝えたほうがいいのかな……と考えていた、その時のことだった。

「それじゃまたあとでね~!校長先生!」

なんと、黒づくめの怪しいおっさん子どもたちの学校校長だった。たしか校長なら、子供が一人で留守番してるのを気にかけるのは全く不思議じゃないし、女児の靴や男児シールテストの点を褒めながら朝に自転車を漕いでいても、全く不思議じゃない。校長は俺にも挨拶してくれていたが、俺は猜疑心MAXだったのでめちゃくちゃ無愛想に答えてしまった。怪しいと思ってチラチラ男と小学生の方を見ていたていたので、むしろ怪しい男は俺の方だったはず……。あの道は人通りが少ないからあえて通勤路にしているのかもしれない。すまない校長

2017-12-29

足立区滅ぶべし

いつも行くお店から常連さんの行きつけの店に連れて行かれる途中で、どうやら駅前駐輪場に留めた自転車が盗まれしまってたらしい。

申し訳ないのが、「警察は信頼できない」をアホほど警察に対して発揮してしまたことだ。

というのも、駐輪場管理会社電話しても、まずは警察に連絡したかを聴かれて、酔っ払い的に「じゃあ、警察から連絡を受けたら、お前は対処するのか?」みたいな反応をしてしまたことだ。

自分自身警察から捜査協力をされたことが大昔あったので、被害届をだしているうちに、あ~、自分めんどくさいタイプ人間になってるな~と思ったのである

具体的には

あなたが、被害届の記入をしている際に、自分の盗まれ自転車捜査をするという言質を録音してもいいか」ということをあほほど訊いていたのである

録音してもいいが、まずは被害届を出すため、防犯登録に関して教えてくれ、というのが警官の返答であった。

ただ、かたくなに録音に関しての言質はこちらには与えないという印象はのこった。

交番が自宅から近くであったため、防犯登録に関しての情報は速やかに提供することは出来たのだが、自分自転車盗難について早急に捜査する旨の言質は取れず仕舞いであった。

まあ、そりゃそうだろう。

本人が施錠したことを主張しただけで、自分自身は、政治経済に何らかの影響を与える存在では決してない。うんこ的な存在である

だが、本人的には、その日初めて会った、行きつけの店の常連さんに、二軒目の店で、現代社会に対して大いなる批判をかましていたところである

そこに対して、自分自転車が盗まれたことを陰謀だというのは、どう考えてもアホである

だが、酔っぱらった自分には、市民の切実な願いを無下にする公僕という、求めるべき公僕としての姿勢が目に入るばかりであった。

死ぬほどめんどくさいおっさんに、簡単になれるのだ。人間は。

分かってるんだよ。俺の自転車が盗まれたのは純粋にアホな足立区民が引っ張っていったであろうことは。

天下の足立区だぜ。どんな形であれ、多少オシャレなチャリはぱくる足立区民だ。

足立区に深い愛は抱いているが、深く足立区民を憎んでいるのが足立区民だ。

ただ、なんていうか、日々パトロールしている足立区に関する警官にすら、ひねくれた猜疑心を抱いてしまうのが足立区なのだ

今日も昼に、郵便局郵便窓口で、自分より早く整理番号をとった人間を、いかにもずるなり、考えもつかないほど、悪辣な手段を用いて、先回りしたと糾弾する人間をみたが、

それが足立区民なのである

もちろん、そうではない人間足立区には存在する。だが、区としての、区民としての利益享受できるのは、

かのように、区外の人間想像する足立区民だけなのである

足立区生活拠点を構えると、考え方すら足立区民に毒されてしまう。

日頃、ワンカップを手にし、区役所で、警察署で、安倍政権につい Conspiracy だと叫ぶ人間になってしまうのだ。

いずれにしても、私は足立区は滅びるべきだと考える次第である

具体的には、荒川以北を埼玉県委譲すべきである

東京都足立区を持て余しているのだ。

足立区は滅びるべきだと考える次第である

2017-12-04

けもフレと関連した事件から見えた私

わたしは夢を持ったことがない。おそらくない。あるとしたら、物心つく前の、幼少期のほんの思い付きくらいだろう。

わたしは親の敷いたレールに乗せられて、さすがに順風満帆とは言わないでも、成長した。

成長した私は、鬱になった。わたしアダルトチルドレンで、両親はいわゆる毒親だった。

はいえ、それはもうどうしようもないことなので、本題に移りたい。

わたし経験哲学というものがすきだ。にわか仕込みではあるが。

なぜなら、わたしは「われ思うゆえにわれあり」という文言が大嫌いだったからだ。

この問答に終わりはなくて、結局なんらかの「真理」めいた『目標』が必要になる。

それが嫌だった。夢のないわたしはその『目標』が持てなかった。

から経験哲学に傾いた。あるいは、この言葉を使うのは間違いかもしれない。

なによりにわか仕込みなのだから。とはいえ、便利だからこの言葉を使うことを許してほしい。

経験哲学においては、「わたし」とはわたしについてのあらゆる経験が「わたし」を作る。

わたし」を見る瞳、「わたし」を想う誰かの思念。そういったものが、「わたし」という存在肯定する。

まりは。

『みんながいるから「わたし」がいる』のである

そういう論理で、わたしは生きてきて、わたしを作るほかのひとを愛していた。

そして「けものフレンズ」に出会った。

けものフレンズ」は優しい世界だった。

じゃぱりぱーくにいるのに理由はいらない。なぜならそこはみんなの家であるから

じゃぱりぱーくにいるのに目標はいらない。なぜならそこには家族いるから。

フレンズフレンズ肯定し、家族として愛し合う。助け合う。

それはわたし理想で、わたしのハマった経験哲学もどき体現した世界だった。

きっとこの作品を見れば、みんなもっと優しく生きられると確信した。

けれど、現実は違った。

わたしはすぐに目を背けるようになったから、子細は知らない。

誰かしらのエゴで、「けものフレンズ」の世界にはもはや陽が射さなくなった。

ことの原因を作ったエゴの持ち主にも、猜疑心に踊らされているファンにも、悲しみさえ覚えた。

こんな優しい世界を潰し、その上その世界が教えてくれたものすら忘れてしまっていることが、悔しかった。

けれど、いまになって思えば、こんな事件が起きなくても、怒りに飲まれファンでさえも。

けものフレンズ」のことなんて忘れて、同じことを繰り返していくんだろうなぁ、と。

作品が人に与える影響力なんで、ほんのちっぽけなものしかないと思ってしまった。

今だから言おう。

わたしは「けものフレンズ」を見て、こんな優しい物語を作りたいという夢を持てた。

それがかなわないのであれば、せめても誰かを助けられる仕事に就きたいと思う。

けものフレンズ」のちっぽけな影響力は、けれどわたしには届いた。

から今度は、私が届けたいと思う。

2017-11-26

https://anond.hatelabo.jp/20171125225048

こういう惚れっぽい男は童貞卒業して暫くしたら調子乗って彼女以外の女の子声かけまくるパターンが多いんだよなぁ

で、「紳士的で誠実な人だと思ったのに」と猜疑心を持たれた彼女と拗れて別れてしまい後悔する、と…

彼女事大事にしろよ!

2017-10-07

夢か現か、幻か。

面と向かっては誰にも言えないような、自分たち世界の話。馬鹿げた三文小説のような、稚拙で安っぽいものかもしれない。けれど自分たちにとっては本当にあった事だ。

幼い頃から自分の中にはたくさんの人間(今思えば別の人格とも言えるような、あやふやだけど確かに存在すると思っているもの)が居る。遊ぶのが大好きな明るくちょっとやんちゃな人。本を読むのが好きなおとなしい人。気が弱く、ちょっとたことで泣いてしまう人。ごっこ遊びが好きで、いろんな物語好きな人音楽が好きで、特に歌うことが大好きな人。怒りやすいけど言いたいことははっきりと言う人。大人のような知的で冷静な行動をとる人。日々をぼんやりと、俯瞰するように見つめている人。心優しく、他人大事にする人等。とにかくいろんな人いた。

そんな人たちが、自分身体を通して物事を見たり、感じたり、表現したりしていた。主に行動していたのは優しい人と物事をはっきりと言う人だった。

そうして日々を過ごし、普通の日々を幸せに感じながら成長していくはずだった。

そんな中、ある出来事きっかけに優しい人が殺されてしまい、自分という世界からいなくなってしまった。たくさんの人たちが驚き、嘆いて悲しんだ。その中でも物事をはっきりと言う人が一番取り乱した。優しい人と物事をはっきり言う人は双子のように特別仲が良かったからだ。殺される原因となった出来事を憎み、その出来事を起こした人物や、それを見ていて放置した人々を殺したいほどの衝動に駆られた。それを見た他の人はどうにかその怒りを外に出さないように、変わるがわる表に出て、怒りを誤魔化すように他人と会話をしたり、怒りを鎮める行動をとったりしてどうにかしようとした。

しかしそれが、自分という人の行動そのものしっちゃかめっちゃかにして、次第に他人から倦厭されるようになった。頭のおかしい人だと思われていった。

それを目の当たりにしたはっきりと物事を言う人が、ついに耐えきれなくなって、周りに当たり散らした。当時はそのおかしさ故にそこそこいじめられていたため、それに報復するような形で怒鳴ったり物を投げつけたりと、今思えばなかなかに酷い行動をとった。猜疑心に駆られていて誰も信じず、また誰にも頼ることもなくなった。

そうしていくうちに、友達と呼べる存在は少なくなっていった。

ある日、急に糸が切れたかのように、朝起きれなくなっていた。何もする気が起きず、ずっと携帯をいじっていたり、ぼうっと天井を眺めていたりした。

そうしていくうちに、睡眠障害になり、うつ病になった。自分世界の人たちも疲れきっていて、ただ黙っていた。主に活動していたのは周りを俯瞰するように眺めている人と、はっきりと物事を言う人だった。しかしはっきりと物事を言う人は、優しい人を失くしたショックで絶望していた。全てが色を失ったかのように、無気力に過ごした。

次第に自分世界に居た人々は少なくなっていき、今は両手で数えるほどになった。

今はそこそこ回復しつつあるものの、自分世界人間はやはり安定しないままで、話し方も雰囲気もころころと変わってしまう。おそらく他人から見たら相当に奇妙な人だと思われているだろう。

このままではどこにもいけないし、生きることすら難しい。

主に行動していた優しい人の残した傷痕が深く、何をするにもその出来事を思い出してしまい、まともに息すら出来なくなる。

色々調べていたが、イマジナリーフレンドや解離性同一性障害という言葉に行き当たったものの、自分たちはそういうものではなさそうだった。

じゃあ何だと言われれば何も言えなくなってしまう。

果たして自分たちは何者なのか。そればかりを考えて、今日も答えが出ないままだ。

確実に言えるのは、これから先は生きていけそうもないことだけ。毎日湧き出てくるような希死念慮とそれを誤魔化すためのネットサーフィンをして、生ける粗大ごみの如く、駄目人間として息を潜めている。

支離滅裂な上に長く読みづらい文章だけど、どこかに自分たちのことを書きたくてたまらなかった。創作でもなく、実際に感じたことだけが頼りで、記さなければ形すら得られないからだ。

こんな駄文を残すことをどうか許して欲しい。

2017-09-26

anond:20170926230150

猜疑心なのか、なるほど。疑わない人のことを馬鹿とは呼ばないようにしている、どっちが馬鹿かわからないし、そんな基準に当てはめられることでもなさそうだから。でもきっと本音では見下してると思うから、よくわかる。でもたぶん同時に妬んでもいるんだと思う。

anond:20170926230150

俺も猜疑心が強く、考えすぎるタイプ

生きやすいように馬鹿最適化する才能がない。

考えすぎて臆病に、道化になって消耗、その繰り返し

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