はてなキーワード: 天誅とは
まず、これから書くことはすべて「嘘松」であり、「フィクション」だ
だからぜひ怖がらず、「下らない三文小説」だと思って笑いながら読んで欲しい
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スポーツは下手だし、数学も英語も物理も化学も歴史も偏差値75しかない。
すこし努力しただけの、あまりにも「凡庸」な、あまりにも「無能」な人間だ。
私は「無能」なので、宮廷大学を卒業し、大学院を卒業した。「と妄想している」
そして「無能」であることを理解しているので、渡米することもなく、某有名「無名」企業に就職し、独立しないことを神に誓っている。
大学時代に独立したり、有能なyoutuberとして成功していった同期たちと違って、私は「無能」だからだ。
毎日社長と優秀な社員に「食べさせてもらっている」ことに感謝しながら生きている。
30すぎのおじさんなのに恋人は一人しかできたことがないし、結婚も一度しか経験がない。年収は8桁しかないし、ここから飛躍的に上がる可能性は限りなくゼロだ。
まだ子供はいない。私のような「無能」に子供をつくる資格があるとは思えないからだ。「もちろん、すべて妄想だ。統合失調症なのかもしれない。違うかもしれない。どうでもいい」
家族や数少ない友人や家内と喧嘩する度胸もないので「優しい人」と評価されている。
要するに、モテたことがないのだ。ホストとしても、経営者としても「無能」なのだ。
ただ、1つだけ。
私にはたった1つだけ99.99%の人間が持っていない特別な「才能」がある。
私は、犯罪者に「共感」することで、犯罪者の心理を読み解くことができるのだ。「と勘違いしている」
犯罪者がなぜ犯罪などと言う「非合理的でデメリットしかない行動」をとるのかを研究している。「ような気がしていた中二病だった」
その知見を私の「友人」であるKSATSUさんに伝え
①犯罪を未然に防ぐ
③立てこもった凶悪犯罪者の心に寄り添い、「唯一無二の親友」になることで人質を解放させる
といった「成果」をあげた「妄想」をすることで、私のような「無能」な人間はなんとか生きながらえさせていただくことができているのだ。
トレーディングカードゲーム業界を揺るがすツイートが行われた。
https://matomedane.jp/potato/page/63603
ある配信者兼TCG投資家「CA(※1)」が業界からの引退と自身への殺害予告を書き込んだ
一般に殺害予告はたとえ冗談であっても警察によって即逮捕されることが知られている
(※1)キャビンアテンダントに由来する女性配信者。似たような名前があっても人違いだ。
なぜ、「彼女」はこのようなツイートをしてしまったのだろうか。理由は簡単だ。
空き巣に入られ、現金や金品・骨董品・コレクションを「すべて」(※2)盗まれてしまったのだ。
(※2)実際には「すべて」は盗まれていないことが写真から証明されている。まだケースや多くのコレクションが残っている。
自身を〇〇することでニュースになり、犯人が一生後悔することを望んでいるらしい。
これは「有効」な戦略かもしれない。「意味のない」戦略かもしれない。私には興味がない。
ここから友人との「泣ける感動ストーリー」が展開される。まことに「心苦しい」が本題とは関係ないので省略させてもらう。
以下、本ツイートの「無断転載」を見た者たちの「名誉棄損」ツイートだ。
①MTG投資家の自宅付近複数個所に生命体を配置し、ツイートで自宅場所や帰宅時間に確証を得て、時価一億円以上の物品を窃盗し、メルコレ(※2)で900万でその盗品の蓋然性があるものが出品されているような
②コレクターの親友に問い合わせた。メルコレに出品されている画像のカードあわせると一億円ほどの価値があるそうだ。買った瞬間に9000万円の利益がでる美味しい話だが、同時に強盗団との取引が完了されることとなり、盗品等有償譲受罪に該当する。ビットコイン流出事件を思い出す
③犯人はTCGが億近い価値があると知っていて、彼女にとってはその数倍の価値があると知っていて、彼女に嫉妬していて、TCG界に強い恨みを持っていて、いまも彼女のツイートを監視して笑っている。あなたのツイートは誰に監視されている?こっわwww
④ガイブに大切なものをつくるからこういう目にあるんだよ。大切なものは自分の中にだけに作ってろガ〇ジ。
⑤こんなソーシャルハックがあったのか。感動した。これは素人ではないな。外国人も絶対にかかわってる。自分もやってみよう
⑥こんなの、良く、ある話。ありきたり、な、犯行。承認欲求が、高すぎて、自宅近くの、写真、載せまくってるほうが、悪い
⑦ストーカーたちという漫画で学んだ手口!写真出してるこいつの自業自得!!むやみやたらに目の前の情報を載せるからこうなるんだ!!!
⑧これは、、、一度この人とカードの取引をしたことがあって、、、それで住所と本名を特定したんだろうな。。。。
⑨ツイッターTCG界隈空き巣頻発。クワガタ玄関前おいて自宅帰宅時間特定(※3)
(※3動きが遅い生命体を置くことで、写真に写った位置と影の方向と日の光から時間を推定することができる)
①身内による犯行?
彼女はたくさん配信をしているので、外部に親友が何千人もいます。もちろん、彼女はそんなことを知りません。
何時にツイッターをみて、何時にどこにいき、なにをどうすれば彼女のコンプレックスを刺激できて、承認欲求を満たすためにツイートするかよく理解しているのです。
誰といつ喧嘩したかも大体わかっているのでしょう。もちろんすべて「妄想」でしょうが。
その可能性はありますが、「deepL翻訳」を使った外国人による犯行の可能性もあります。
その可能性もありますが、組織的犯行なら窃盗班、輸送班、売却班、カードロンダリング班、広報班、監視班、分析班、生命体配置班は分けるでしょう。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ma/J0114.html
そして、それらはすべて末端の者にやらせ、真犯人は何もしていないでしょう。「暗号」をツイートしただけでしょうね。
末端を逮捕しても何の解決にもなりません。なにせ1億円相当を盗んだのですから、
そして輸送班、売却班、広報班、監視班、分析班、生命体配置班はその行為自体に罪はありませんから、窃盗班かカードロンダリング班との関係性を特定できなければ、彼らを犯人と断定することは名誉棄損に当たります。
実際、彼らは顧客から指示されたことを指示されたとおりに実行したにすぎません。大金で殴られれば深くは追及しないでしょう。悪意すらないかもしれません。無知なだけかもしれません。
訴訟を起こせば大金が手に入るでしょう。もちろん、これは脅しにしか使えず、実際にお金を取られることはありません。嘘です。弁護士に相談してみましょう。
いいえ、この計画的犯行には少なくとも11人の人間がかかわっている必要があります。でなければすぐに足がつき、真犯人は逮捕されます。
こんな手のかかる割にリターンの少ない犯行をお金目的でやるわけがありません。完全に支援です。
一般に、「しんこー〇ーきょーリベラリスト」は自らの手で天国にいくことを「救済」と呼ぶそうです。彼女は救済されました。
私は、そういった手口で「他人を統合失調症に見せかけて世間から孤立させ、絶望の淵に救済させる」団体を4つ知っています。
嘘です。一つも知りませんし、そんな団体はありません。妄想です。
>先生のありがたい御指導により、濁悪の此の世に生かされております。
>より多くの人々に救済を。不信心者には天誅を。学会員の皆様が日々勝利されることを切に願っております。
TCG界では「にちゃーんねーる」というSNSが人気です。彼女も定期的にこのSNSに登場し、人気を集めていました。
彼女のファンは、彼女のことが大好きなので、彼女を救済したのでしょう。これは恐ろしい話でしょうか。感動ストーリーでしょうか。
今朝のニュースでコンビニ店員が老人の客を頃して逮捕されたってのを見た。小銭を落としたとかでトラブルになったそうな。
人が頃されるのを肯定したいわけではないけど、ちょっとスッキリした気持ちが生まれてしまったのを否定できない。うるさい客を天誅してくれた、みたいな。
いややっぱり人が氏んだわけだし店員は逮捕されたんだしどちらが悪いのかは一目瞭然なんだけどさ。
それでも思う。クソ客が態度でかくして店員が嫌な思いするのは間違ってる。
頃すのはさすがにやり過ぎだけど、客が店員をナメず、店員も必要以上のサービスをしない、適度にだらけたやり取りが必要だ。
怒ればなんでも相手が言うことを聞くし尽くしてもらえるなんて思うクソ客は絶滅してほしい
(追記)
どうやら頃しじゃなくて怪我させたらしい。小銭も落としたんじゃなくて受け渡しでのトラブルらしい。言いたいことは別に変わらないのでそのままにしとく。
相当程度の低いでは仮定ではあるけれど
そうやって各議員が集まった状態で国会議事堂を爆破するなり毒物を散布するなりして
首相・各省庁大臣・自民や公明など現状与党に与する人物は一人残らずお陀仏だし
こういった状況で、日頃からアベを倒せと発言し「#アベを殺せ」といったハッシュタグを流布する人々はどういった発言をするだろうか?
アベから解放された、国民の民意によって正しく天誅が為されたと歓喜するだろうか?
少なくとも腐敗政治は脱却し、自民の党意も根絶されたのだから彼らの理想は叶っている
死に逃げした、責任追及が出来なくなったと憤る人はいこそすれ、喜ばしいことだとは思うのだけれど。
その上で「我々がやりました」と犯行声明を挙げ、そして速やかに逮捕される人物が出てきたならば。
彼らはその人物を英雄視し祭り上げるだろうか?減刑を求める、デモを起こすなどのアクションを行うだろうか?
SNSという安全地帯から抜け出さず、届かない石をひたすらに放り続けている左翼には到底できない真似事であるし、
かといって愉快犯や内部犯にしてもそんな気概のあるものはいない。
海外からわざわざ日本を狙って破壊工作を行う人物・団体なんて論外である。
相当程度の低いでは仮定ではあるけれど
そうやって各議員が集まった状態で国会議事堂を爆破するなり毒物を散布するなりして
首相・各省庁大臣・自民や公明など現状与党に与する人物は一人残らずお陀仏だし
こういった状況で、日頃からアベを倒せと発言し「#アベを殺せ」といったハッシュタグを流布する人々はどういった発言をするだろうか?
アベから解放された、国民の民意によって正しく天誅が為されたと歓喜するだろうか?
少なくとも腐敗政治は脱却し、自民の党意も根絶されたのだから彼らの理想は叶っている
死に逃げした、責任追及が出来なくなったと憤る人はいこそすれ、喜ばしいことだとは思うのだけれど。
その上で「我々がやりました」と犯行声明を挙げ、そして速やかに逮捕される人物が出てきたならば。
彼らはその人物を英雄視し祭り上げるだろうか?減刑を求める、デモを起こすなどのアクションを行うだろうか?
SNSという安全地帯から抜け出さず、届かない石をひたすらに放り続けている左翼には到底できない真似事であるし、
かといって愉快犯や内部犯にしてもそんな気概のあるものはいない。
海外からわざわざ日本を狙って破壊工作を行う人物・団体なんて論外である。
人吉球磨(あさぎり町)で生まれ育った。正直いい思い出はない。
幼稚園と小中学校でいじめを受け、高校(H高校)は苛烈な管理教育が行われていた。
いじめの内容は思い出したくもないが、ウルトラマンごっこと称して男子全員からリンチされたり、無理やり服を脱がされて全裸にされたり、すれ違いざまに睾丸を握りつぶされたりと散々だった。
管理教育も苛烈で、問題を間違ったら罵声を浴びせられたり、宿題を間違えたら廊下につまみ出されて捕虜の姿勢をとらされたり、眉毛をそったりカラオケに行った人は生徒指導室に直行されるなど散々だった。
とにかくあの場所にいたら精神が壊れると思い、高校3年の頃はほとんど精神が壊れかけていたが、なんとか我慢して関東の大学に進学した。
土井隆義氏に憧れ研究者志望だったので大学院にも行ったが、適性がないとわかったので修士だけとって退散。紆余曲折の末都内の研究所に就職した。
しかし小中高の経験が尾を引きストレスで破綻、今は都内で細々と自営の手伝いをしている。
ただもうお金もないのでそろそろログアウトしようかと思っている。
とにかく幼稚園と小中高の体験から人吉球磨にはいい思い出はない。あの場所には二度と住みたくない。とにかく民度が最悪すぎる。
正直ああいう民度の土地には一度壊滅してほしい。東日本大震災や熊本地震の時は心が痛んだが、今回ばかりは天誅が下ったとしか思えない。
「わしら純情放火団」ではないが、一度水害により荒野になって自分たちの行いを反省してほしい。
ついでにああいう土地を美化した『夏目友人帳』は糞アニメだと思う。見るだけで通勤ラッシュの中央線ばりに虫唾が走るのでちょっとだけ見て後は見ていない。
昨今、どうにもフェミニストとやらが「女性の性的搾取ガー!」とか「クソオス死すべし慈悲はない」とか騒いでおられるが、
ふと疑問に思ったのだ。本当に女性だけが「被害」にあっていたのか?
例えば、献血ルームとコラボした「宇崎ちゃん」その巨乳っぷりが「奇形」「奇乳」だとして糾弾されていたが、では男性は?
女性に乳房あれば、男性に陰茎あり。陰茎を題材にした漫画がこれまで全く無かった訳ではないだろう。
それに我々は「宇崎ちゃん」よりもずっと前から、男性の象徴たる「もっこり」をギャグ(もっと言えば、"お決まりの流れ"の起点)として見ているはずだ。
そう、つい昨年に新作映画が公開された「シティーハンター」の主人公、冴羽獠だ。
黙っていればクールな裏世界No.1の"掃除屋"にして、比類なきスケベ男。依頼人の女性に手を出そうとしては相棒の槇村香に天誅を食らっている……
その"天誅"の起点にあるのは、彼の人間離れした性欲から来る「もっこり」であったはずだ。
また、インターネット上では「ガチムチパンツレスリング」や「やらないか」「真夏の夜の淫夢」といった、
(雑に言ってしまえば)男性の性欲がネタとして笑いのタネとなっていたはずだ。それも、誰からも糾弾されることなく。
かたやオッパイ。かたやチンポ。揉んだり揉まれたり、時には盛り上がったり潰れたりと、性の対象をギャグ化しているのは、30年も前から変わらないのではないか?
(なお、「宇崎ちゃん」自体は彼女の胸をギャグ扱いした漫画ではなく、主人公と宇崎の日常がメインとなっている漫画であるということを、念のため追記しておく。)
例えばグラビアやレースクイーン、成人向け雑誌といった具合に、自らの肢体を見せつける仕事。
グラビアについては撮影対象が男性でも女性向け雑誌においては女性を撮影したそれと変わらない(むしろ、もう少し生々しく過激なのでは?と感じさせるような)ものが掲載され、
しかもそれらは、なにもコンビニの限られた狭いスペースなんかではなく、むしろもっと堂々と棚に(文字通り)陳列されているではないか。
レースクイーンのような、男性の肉体を使った仕事は、探せばそれこそ男性風俗店やゴーゴーボーイといったものもあるが、
我々はレース会場でもナイトクラブでもない、むしろもっと公共の電波で男性の肉体を見て、それも笑っていたはずだ。
小島よしお、とにかく明るい安村、アキラ100%。いわゆる「裸芸人」だ。お笑いにおいてこれほど「裸」が笑われるのも男性くらいなものだろう。
もちろん彼らはその芸を仕事にすることを選んでいるし、我々もその芸を見て笑っているのは、「それ」が彼らの仕事であると理解しているからだろうが、
これがもし「男性にしかできない仕事」としてピックアップされたらどうなるだろうか。
かたや華やかな衣装を着て商品のPRやイベントの応援役。かたや己が身(と競パン)ひとつで笑いを取る者。その役割は、果たして替えが効く(効いた)のだろうか?
成人向け雑誌の件については先の男性グラビアと似た話になるし、最初の漫画の話とも被る話になるが……
昨今世間を賑わせている、男たちが激しく乱れ、愛し愛される漫画……いわゆる、ボーイズラブ漫画についてだが相当するだろうか。
まずタイトルだ。そもそもでタイトルの時点で「セックス」という単語が伏字無しで堂々と並ぶのはこのジャンルくらいだろう。もしこれが女性を主人公にした漫画であれば間違いなくカーテンの向こう側においてあるに違いない。
しかしこのジャンルの漫画は、カーテンの向こうには置かれていない。少女漫画などが並ぶ棚の近くのワンスペース、ならまだしも、書架をまるまる1連以上を占拠している店舗もある。
もちろん購入の際に年齢確認なども要らない。バレなければ小学生でも買えると言ってもいい。
そして肝心の中身だが、これまた過激な濡れ場が登場する。表紙と数枚の目次、扉をめくったらすぐに濡れ場を見た、という読者もいるかもしれない。
構図などで上手く隠されているとは言え、ヤっていることは紛れもない性行為である。それはカーテンの向こうの本と変わらないはずだ。
たま~~~~~~に見る反論に「ボーイズラブ漫画には愛がある!ただのエロ漫画には無い!」というものがあるが、
それならば愛もへったくれも無い時期、漫画にすれば第1話の時点で主人公がレイプされる部類のボーイズラブ漫画はどうするのだろうか。
ひとくちにボーイズラブ漫画と言っても、濡れ場の無い、いわゆる純愛を描いた作品が多いのも事実ではあるが、
そうした作品の横にはカーテンの向こう側と大差無いような過激な作品も存在しているのも事実だ。
これが男性を「性的に搾取」していないとするならば何なのか、誰か教えてはくれないか?
それが必要不可欠な表現だとして擁護されるのであれば、カーテンの向こう側の漫画だって必要不可欠な表現で描かれたものでは無いのか?
よくフェミニストの言う「性的搾取」の論の中で聞こえてくるのが、「露出の多い服を着ていると男性に性的な目線で見られる」とあるが、
では男性が露出の多い服(おおかた、タンクトップにハーフパンツ、スニーカーかサンダルといったところだろうか?)を着て歩いていたらどうだろうか。
そしてその袖から、筋骨隆々の肢体が惜しげもなく陽に当たっていて、少し日に焼けて汗ばんだ肌がまるでキラキラと輝いて見え―――
といった具合の光景がもし広がっていたとして、果たして世の女性はその男性に「性的魅力」を全く、それはもう全く、全くもって魅力の無い存在だと切って捨てることが出来るのか?
あるいは電車の中、それも日光の届かない地下鉄の車内で、シンプルな半袖ジャケットとケミカルウォッシュのジーンズにクラッチバッグ、少し高価そうなネックレスを身に着けている笑顔と白い歯の眩しい青年を見て、
少しも、ほんの僅かにも、目もくれず歯牙にもかけずスマホに夢中になってしまうのか?俺だったらスマホ見ながらどっちもガン見するけど
だが、もしも、もしも、だ。彼女たちが「着ている服のせいで」性的な視線を浴びるのであれば。
「何を着ていても」性的な視線を「女性だから」という理由で浴びせられるのであれば、
もっと言えば、「性的な視線」を「女性だから」という理由だけで「耐えられないほど」「浴び続けている」と彼女たちが主張するならば、
それはもう家から外に出て社会生活などしている場合では無いのでは?
というよりも、そもそも「着たい服を着たい!」と言っておきながら露出の多い服を着て「見るな!」というのはあまりにも矛盾しているし、
そもそもで見られていることに勘づいている時点で相当な自意識過剰では?
と、一介の男は思うのだ。
残念なことに、俺は男だ。クソオスだ。
だが、俺は俺のことを性的に見ている男がいることを知っているし、
俺が変なフェチを拗らせただけなんだけど。
とまあそんなわけで(どんなわけだよ)、性的な目線で見られること自体については、一般的な男性よりは理解があると自負はしている。
もっとも、日常的に性的な視線を浴びているわけでは無いから、自分が理解しているのは彼女たちの苦痛のうち、ほんの氷山の一角なのだろうけど。
だんだん纏まらなくなってきたな。はやく筆を折って神棚に置きたい気持ちでいっぱいなので〆に入る。
要は、女性だけが性的な風体の中生きているわけでは無いだろう?ということだ。
女性だって、男性を性的に見ることがあるはずだし、あなたの母親だってあなたの父親に性的魅力を感じたからセックスをしたんだろう。
そのあたりの家庭事情は分かりませんけど。
片一方だけをあげつらい、自分たちが正義であるとセッ、錯覚している様子は、
傍から見ていると隣国が繰り返す軍事行為のようで、それは幼稚園児どうしの喧嘩と何ら変わらないように思えるのだ。
「あの子が先にぶったから!」「違うもんこの子が私のこといじめたもん!」
そんな喧嘩を三十路もとっくに過ぎたミソジニー拗らせた大人がしているって、恥ずかしくないんだろうか。
クソオスの俺には何一つ分からないのだ。
だって俺は性的な目で見られたって別に構わないし、性的なコンテンツだってちゃんと弁えたうえで付き合ってるし。
だからフェミニストという名の幼稚園児たちよ、一体何が気に入らないのか、もう少し落ち着いて話してくれないか。
頼むよ。なあ。
割と好き放題、頭に浮かんだことを☆PON☆っと出しただけの増田なので、
みなさんは「にゃん分間待ってやる」というサイトをご存知ですか?はてなブックマークを利用していれば、誰もが知っている有名サイトです!
このサイトでは、管理人のにゃんぷんさんが日々の出来事や気になるニュース、ブログ更新のノウハウについて語っています。Webマーケターのお手本のようなサイトですね!
そして、はてなブックマークに毎日トレンド入りする人気コンテンツが「今日のGoogleトレンド急上昇ワード」です!
Googleトレンドがどこにあるか分からない!Googleトレンドって何?という人達のために、気になったワードをにゃんぷんさんがざっくりと調べ上げ、解説してくれてます!素晴らしいですね!
そういえばコメントこそ残さないのですが、にゃんぷんさんを支持するお友達もたくさんいます!このお友達からのブックマークこそが、人気の秘訣なんです!
にゃんぷんさんご自身でも以前からはてなブックマークについて熱心に研究されており、新着ブックマークに掲載された際のアルゴリズムなどを徹底検証しています!
スパム認定される前に検証を切り上げるあたり、サービスを提供しているはてな社への気遣いも忘れていません!
でも、にゃんぷんさんも最初は孤独だったんです…。いくらブログを更新しても、ブックマークはいつも1件、多くて2ー3件だけ…
ですが、昨年の台風19号の発生時に、役に立つ情報を書いてくださってからは状況が一変!
すべての記事にほぼ必ず10件以上のブックマークがつくようになりました!にゃんぷんさんはファンの急増でびっくりしたに違いありません!
人気コンテンツ「今日のGoogleトレンド急上昇ワード」が生まれたのもこの時期と合致します!時代の波に上手く乗れましたね!
https://u-ff.com/hot-word-20191020/
だけど、ひどいことに「にゃん分間待ってやる」をスパム認定する輩もたくさんいるんです!いわゆるアンチってやつですね(笑)!
「今日のGoogleトレンド急上昇ワード 3分ニュース にゃんぷん」より遥かにマシだろ
https://b.hatena.ne.jp/entry/4685829548727064898/comment/demakirai
このアカウントは1000件ぐらいしかブックマークした経験がないくせに、にゃんぷんさんのことを悪く言っています!しかもアンチ仲間(はてな互助会ってやつかな?)からの星を集めて大喜びしているに違いありません!
にゃんぷんさんのサイトをブックマークする人は、みんな数千件から数万件をブックマークしていますし、アカウントを作ったばかりの人だっていっぱいブックマークしてくれます!
元々にゃんぷんさんが運営していたはてなブログでは、今でも必ず同じ3つのアカウントがブックマークを続けてくれています!それぐらい信頼が厚いんです!
善良なユーザーであれば、誰をスパム認定すべきか分かりますよね!?「闇」属性のユーザーには天誅を下さないとです!
でも悪いのはこいつだけではありません。Twitterにも罪があります!
なんと、にゃんぷんさんのサイトをスパム扱いしているのか、u-ff.comでツイートした人を全然表示してくれないんです!
しかも、にゃんぷんさんが頑張って色々な情報を解説しているのに、なんとGoogleトレンドもにゃんぷんさんの事を認識してくれません!
いつもはてなブックマークで沢山のブックマークを集めるサイトが、検索結果に出てこないはずがありません!新着ブックマークに入る頻度は、時にはYahooニュースよりも多くなる人気サイトなんですよ!?
恩知らずとはこのこと!恥を知れGoogleって感じです!
大人気で役に立つサイト「にゃん分間待ってやる」を、どうしてみんなスパム扱いするのでしょうか?
はてなブックマークにも「勉強になります」「参考になりました」というタグが付けられているのに、アンチたちはひどいですね(怒)!!
風の噂で、はてな社にスパム報告を毎日続けている悪質なユーザーがいるとも聞きました!許せません!
でも、これに対応しないことこそが、はてな社が正しい方針のもと、はてなブックマークを運営している証左!
今後とも「にゃん分間待ってやる」をよろしく!
政治のぐだぐだっぷりは…まぁ良い(良くないけど
首の皮一枚の生命線だった経済も落ちるだろうし、もう流石に次は無いだろう
ものが新型ウイルスなだけに、専門家の間でも意見が分かれる、それは良い
だがワイドショーに出てくる面子はコメンテーター含め軒並み偏り過ぎ
だの
「重症化してからPCR検査をするっておかしくないですか?!」
だの並び立て、
それに対して誰も反論しない
…というか恐らく、それに反論せず同調してくれる、不安を煽り立てる専門家しか呼ばない
メディアは以前より、右からも左からも「偏っている」と揶揄されてきたが、
だが今回のコロナウイルス騒動を煽り立てたメディアが、お咎めなしというのは流石におかしい
私は何も、PCR検査の実施範囲の是非などについて、自分の意見が正しいと言うつもりはない
検査の的中率なども含め、蓋を開けてみなければ、自体が収束してからでなければ分からぬことも多々あるだろう
しかし「何が正しいのか」と「一方の偏った意見ばかりを取り扱う」のとではまた話が違う
コロナウイルス“騒動”を引き起こした、メディアの主張の“偏り”は、流石に人災レベルで非難されるべきだろ
今は足の引っ張り合いなんて下らないことをしている場合じゃないから別に良いが、
大学時代の特定のフォローしている男が、自殺を仄めかしていてクソクソムカついたのと、それに反応してか自分だったらこのときこうするだろうなということを考えたので、少しばかり文章にしてみることにする。他人の不幸は蜜の味とはこのようなことを言うのだなと思うところもあるが、そこは堪忍してほしい。
気の持ちようというもの究極的な形式は人それぞれなのだが、少なからず自分の場合は、外的要因としてはいい服や物を購入して、使用することで気分がよくなることがわかった。このことに気づいてからは気分転換や精神衛生のことも兼ねて、できるだけモノを購入する際には、良いモノを買うことにした。お金はかかるけれども、結果として、割と余裕を持った生活ができているし、良くも悪くも使用したり纏うものは心を支配するということを、社会人になって、かつ、同世代と比較して心の余裕が保てていることを考慮すると、できているのかなという思いがある。
内的要因はなし崩し的に崩壊していくものなので、特効薬はないのは事実である。そういうときは、時間が解決すると思ってとにかく耐えている。もし、どうしても耐えられないと思ったときは、周りに撒き散らせばよいということを、社会人になってから覚えた。私みたいな小僧でも戯言を聞いてくれる人はいるし、返し方はわからないのだけど、そういう人は大事にしたいと心から強く思っている。猫ちゃん、はるさめ、阿部嫁、阿部りょうちけは誰に紹介しても恥ずかしくない。加えて常山、まなりん、林毅、横町、輿くん、内定は辞退してしまったけれど早川、川上さんなどのLINEの同期たちと、範囲は変われど相談できる相手はたくさんいることに、どういうわけか社会人になってから気づくことはできた。社内でもNTTチームの皆様は、北川さんや加藤さんを筆頭に信頼できる人たちばかりである。
彼らには幸せな姿を見せることが恩義だと思うし、それは自分で手に入れなければならないことだなということも、強く思う。この人達のためにも、だめな自分でも幸せを手に入れたいと思っている箇所は幾ばくかある。ただ、ここで肝心なのは、幸せなフリをするのではなく、本当に幸せになることだと思っている。それができなければ、彼らに返す顔もないだろう。
畢竟大切なことは何かというと、とかく凹むときは凹んで、恢復してきたときに他のものに意識を向けることが冷静さを取り戻すことなのではないかと思う。前の彼女のことは今でも思い出すことはあるけれど、当時の自分だったら別れて当然だったのかな、という思いはある。そして、他のものに意識を向けるためには、物じゃなくて飯でも運動でも人でもいいし、正直なんでもいいと思っている。そして、大学院時代の恩師の一人から教わったことでもあるのだが、もし一つ詰まっても他の選択肢があると思える環境を作ることは、常々心がけている。何かがだめになったときにすべてが駄目になるわけではない。そういう心の余裕というものも、大事なことなのかなと思っている。
26年という短い人生経験のうえで語ることは烏滸がましいことであるが、人間、生きていれば駄目なときはあるし、幸せなときは幸せを思う存分享受すべきだと思っている。辛いときはなんで辛いのかもわからず、路上で泣き出してしまうときもあるが、生きてさえいればよいことはある。特に私はゼロサムで物事を測る傾向があるところがあるので、これまで辛かった分、これからの26年は幸せなことが待ちわびていると思いこむようにしている。外から見たら美人ではなくても心の底から愛せると思える女性に出会えると思っているし、仕事でもグローバルに大きな活躍ができる可能性がある環境にいる以上、絶対に成功できると思っている。辛いときは辛いし、楽しいときは楽しい。それだけは忘れずに、自殺なんてすることなく、天誅を全うしたいと、いまは強く思っている。
「俺の命令に従え!!すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ!!今すぐやれ!!ユミル!!」
ジークは叫んだ。
「俺は王家の血を引く者だ!!」
ジークが最後に目にしたのは、涙する始祖ユミルと、それを支えるエレンだった。次の瞬間、すべてが暗転した。
いかなる原理によるものか。宇宙は真空の量子揺らぎからインフレーションにより生じたものだと言う。ある世界線の内部を往来するうち、量子的に絡みあう複数の世界線が混線した。そして、ジークは他の世界線へと転落した…
◇
店舗と住居を兼ねる北沢精肉店の二階で、はぐみの兄は目を覚ました。
はぐみの兄はボリボリと頭を掻き、寝惚け眼で放心した。朝日がその横顔を照らしている。大学の講義もなく、朝の身支度をする必要がなかった。
しばらくして、はぐみの兄は股間をまさぐり、やがて絶叫した。
「た、勃たなくなってるーッ!」
「《うるさいな…》」
マーレ語で言ったが、はぐみの兄には通じなかった。
(《ここは…ヒィズル国か?俺は始祖ユミルといたはずだが、どうしてここにいるんだ?あれからどうなったんだ?ユミルの民から生殖能力を奪うことはできたのか?》)
「うわーッ!裸にジーパンの髭のオッサンが、俺の部屋にーッ!」
地上から、商店街を走る自転車のチリンチリンというベルの音が聞こえていた。
◇
「あたしがもう一人!?どういうことだ!?しかもなんか胸がデケェし!」
「うるせー!胸のことは言うんじゃねー!」
「うわー、有咲が二人!これで次の定期試験は楽勝だね!」
「はァ…もう一人の私、声が大きくて苦手かも」
二人の香澄が声を出すと、二人の有咲はさっとそれぞれの香澄の背後に回った。異なる香澄とはいえ、対人恐怖症は拭えないらしい。
「これがもう一人の自分っスか。正直、信じたくないっス…」
一人のたえの泰然とした様子に、もう一人のたえは肩を落とした。
「いったい何が起きたんだろうね。うち、すこし怖いかも。あ、関西弁が出ちゃった!」
りみがわざとらしく怖がる。が、混乱の最中にあって誰も反応しなかった。
「うわー。ポピパはまた大変なことになってるね」
流星堂の門内を覗いたリサが大げさに言う。おどけた態度と裏腹に、表情に疲労が滲んでいた。
胸が大きいほうの有咲が尋ねる。もう一人の有咲はリサと面識がないため、対人恐怖症を発揮しオドオドとしていた。
「アタシの弟ってことみたい。気づいたらいたんだ。どうにも、ポピパでも似たようなことが起きているみたいだね」
「でもリサさん、いくらガキとはいえ、知らない異性が家にいるのはキツくないですか?」
リサはすばやく片目で瞬きした。
「え?《年下の少年に性的な目で見られて気持ち悪いけど、それを口にして傷つけるほどでもないし、気付かないフリをしている》?リサさんすげー!一瞬のアイコンタクトでこれだけの情報を伝えてきた!」
有咲は感嘆した。一方、リサの弟はリサの本音を暴露されてショックを受けていた。
「でも、異常は人が増えたり現れたりしていることだけじゃないみたいよ」
「あッ、紗夜さん!助けてください!」
「待ってください、紗夜さん!助けるなら私を!」
日菜の両脇につぐみが一人ずつ抱えられていた。
「は、羽沢さんが二人…」
「アハハ。面白いよね。こっちのつぐちゃんはおっぱいがちょっと大きくてー、こっちのつぐちゃんはまっ平らなんだ」
「また人が増えた…それで白鷺先輩、他の異常ってなんですか」
「それはオメデタ…じゃないですよね。ピルを飲んだりとかしたんですか?」
「そうね。昨日までは普通に生理は来てたのよ。それで、この異常でしょう。気になってスタッフさんたちや知人に尋ねてみたら、やはり急に生理がとまった人がいたのよ。というより、生理という現象がなくなったというほうが自然ね。個人的にはありがたいけれど…」
「花音たちにも同じような異常が起きているみたいなの。ここに呼ぶわね」
◇
「見て見て。この人、はぐみのお姉ちゃんなんだ。はぐみ、ずっとお姉ちゃんがほしかったから嬉しい!」
紗夜は口元に手を当てた。
「つまり、今現在わかる異常はこのようになるでしょうか。第一に、異なる可能性の同一人物が同時に存在している。第二に、存在しないはずの兄弟姉妹が存在している。第三に、広い範囲で人々の生殖能力が停止している」
「第二の異常が重要だと思うな。もし第二の異常が第一の異常と同じ原因なら、第三の異常は独立した問題ってことになるもん。ただ、第二の異常が第一と第三、それぞれの異常と同じ原因のものが混ざってるってこともありえるけどねー」
日菜が紗夜の分析をすばやく補足した。
「でも本当、どうしたらいいだろうねー。もう一人の私に学校に行ってもらって、私たちはバンドの練習しよっか。あ、でもさーやはもう一人のさーやが夜学らしいから、どのみち二人とも学校に行かなきゃ!」
「うー。やっぱり、この私は苦手だ…」
暗いほうの香澄がため息をつく。
そのとき、怒声が聞こえた。
「待てー!モカ!」
一同が路上に出ると、上半身が裸でジーパンを履いた髭男が走ってきた。その後ろをモカが追っていて、時折ふり返りつつ、石を投げている。
大学生らしい青年と、Afterglowのメンバーが二人を追っていた。
「あッ、はぐみ」
「兄ちゃん!」
一同は髭男を見た。
モカが鬼気迫る表情で叫ぶ。
「よくわからないけど、あの男、友希那のお父さんと同じ雰囲気がする!自堕落で無責任無能力だけど、ときどき妙な行動力を発揮して周囲に大きな迷惑をかけるタイプだよ!」
友希那は表情に微妙なショックを浮かべた。
「はァはァ…ヒィズル国の言葉が通じて協力者を得ることができたのはいいが、そのために敵もできてしまったな。まあいい…どういうわけか、いまの俺は《始祖の巨人》の力を手にしているのだからな。舞台は変わったが、計画は続行する!このまま、この世界のすべての住民の生殖能力を剥奪する!」
「そんなこといいわけないでしょ!モカ、なんでそんな気持ち悪いオジさんに手助けするの!もうあたしの『ゼクシィ』貸さないよ!」
「そうだぞ、モカ!人間は守るべき家族をもって一人前だろうが!そして自分を産んで育ててくれた親と町、国に感謝だ!ソイヤぁ!」
ひまりと巴が問詰する。
「ごめーん。でも、モカちゃんもう決めたから。あたしたちが最後の人類になるの。それで、これまでのすべての人類の屍の上に、あたしと蘭だけが生きのこるんだ。それって素敵じゃない?」
蘭は甲高い声をあげた。
「はァ!?意味わかんないよ!なに言ってんの、モカ!?っていうか、気持ち悪いよ…」
「蘭にはわからないだろうね。けど、あたし、もう蘭の背中を追いかけるのは疲れちゃったよ…」
微笑するモカの目は、涙に濡れて見えた。
「あたしたちはみんな、生まれてこなければ幸せだったんだよ。音楽はコンプレックスからはじまる。ここにいるみんなも、生まれてこなければ良かったって思ったことが絶対あるよね!?それが正解なんだよ!もう、そんな過ちをくり返しちゃいけない。全部ここで終わらせるんだ」
千聖が輪のなかに踏みだした。麻弥はハッとした。思索的で感受性の高い麻弥には、千聖がモカの言葉に共感したことがわかっていた。
千聖はポツリと言った。
「私の人生に、いいことはほとんどなかったわ」全員が千聖に注視する。「思いだすことのできる最初の記憶は、母に子役として振舞うことを無理強いされたときのものよ。私は母に褒めてもらいたくて、必死に努力したわ。けど、母が私を肯定してくれることはなかった…努力の過程だけが残って、私は自尊心ばかり高い、空っぽな人間になった。それが向上心という形で、攻撃的にあらわれてしまうこともあったわ。パスパレのみんなと知りあって、ようやくそんな自分を変えることができた。けど、たしかに生まれてこないほうが良かったと言われれば、それを否定することはできないわ」
彩が目に涙を浮かべる。
「けれど、たしかに言えるのは、自分の人生が悪かったという理由で、他人の生殖能力を奪うような自分は、生まれてきたことよりもなお悪いと言うことよ!」
千聖は啖呵を切った。
「千聖さん!」
Pastel*Palettesのメンバーが抱きつく。
「千聖さんの言うとおりです!モカさん、あなたは大和撫子の風上にもおけません!子孫繁栄、富国強兵。ブシドー!天誅です!」
「あんたたち、こっち!」
胸が小さいほうの有咲が声をかける。門内を示され、モカとジークはすばやく駆けこんだ。二人が入ると、有咲は鍵をかけた。
「何やってんだ、お前ーッ!」
胸が大きいほうの有咲が怒鳴る。しかし、有咲は鍵を握りしめて離さなかった。
「ごめんね。でも、私、どうしても生まれてきたほうが良かったと思えない…!」
有咲はその場に座りこんだ。膝に顔をうずめ、しばらくすると嗚咽が聞こえてきた。
「有咲…」
暗いほうの香澄が呟く。有咲の苦しみを知っている香澄は、その言葉を軽々に否定できなかった。
そのとき、いくつかの弦の音が聞こえた。
うるさいほうの香澄がランダムスターを手に、歌を口ずさんでいた。
有咲が顔をあげる。香澄の歌は次第に勢いを強めていった。『Returns』。はじめに合唱に加わったのは、もう一人の香澄だった。有咲、二人のたえと、次々と合唱に加わった。
「あったかもしれない未来のことー、なかったかもしれない過去のことォー!自分の姿を鏡に映し、キミは誰なのと、問いかけてみたァー!」
やがて、Poppin’Partyの全員が合唱した。有咲は涙を拭い、門の鍵を開けた。
「《チッ、使えないヤツだ…》」
「俺の《安楽死計画》はまだ生まれてこない子供を対象にしたものだ。いま生きているものを犠牲にすることは避けたかったが、仕方ない…始末させてもらう!」
ジークは自分の腕を噛み千切った。一瞬であたり一面が蒸気と熱気に包まれた。
◇
「おいおい。人間が増えたり減ったりする怪奇現象が起きてるって言うから、取材に来てみりゃよォ…またこの姿になるとはな」
有咲は怖々と目を開いた。触手で全身が構成された巨人が有咲たち全員を蒸気と熱気から守っていた。
気付くと、ラフな服装の女性と、テレビカメラにハンチング帽の男性が傍らにいた。
「私は映像制作会社でADをしている市川と言います。こっちはカメラマンの田代です。えーと、あと、あの大きいのがディレクターの工藤です」
市川は苦々しそうな表情をした。
巨大化した工藤は、類人猿のように見える巨人をとり押さえていた。
「俺も業界にいて長いからよォ。てめェみたいなツラのヤツはよく知ってるぜ。おめェらみてェなヤツはよ、いろいろもっともらしい理屈を捏ねるけど、要は部屋に引きこもって一人で◯◯◯◯してるのがお似合いなんだよ!」
「う…」
「ハハハハ!わかっていないようだな。格闘戦で俺に勝とうが、なんの意味もないということが。俺は《始祖の巨人》の力を手にした。それは、この世界のすべての生物を操作できるということだ!はじめからお前らに勝目はないんだよ!もうお前らの体を直接、操作して全員、絶滅させてやる!」
その場の全員が硬直した。
「もし、いまの俺を倒せるとしたら、直接、因果律に介入できるヤツだけだ!ハハハハ!」
「呼んだか?」
空中に亀裂が走った。裂開したなかから、冴えない中年男性が出てきた。背中に制服姿の少女を乗せている。
「よッ、白石君。助けに来たで。おっと。いけない、田代君やったな」
「助太刀にきたでござる。ニンニン」
「りみ!」
「知っとるか?高圧鍋や圧力釜なんかは、威力の高い爆弾の材料になるんやで。つまり、炊飯器はええ爆弾の材料になるんや。ゆうても、炊飯器がなんなのかわからんやろうけどな」
「まさかうちの炊飯器をこんなことに使うとは思わんかったわ。まあええわ。みんなを助けられるんならな。御免」
「《や、やめろおおおお!》」
ジークはマーレ語で絶叫したが、その言葉を理解できるものはいなかった。
全身に火傷を負い、四肢の断裂したジークを中年男性は担ぎあげた。
「お前はアッチの世界に連れていくわ。案外、お前みたいなヤツにはアッチの世界のほうが居心地がええかもな」
ふたたび、りみと裂開のなかに飛びこむ。その間際に言った。「もろもろの因果律も俺が修復しとくから、まあ安心しといてな。じゃ、またな、白石君」
「江野さん…」
田代が呆然と呟く。しかし、その声を聞くものはもういなかった。
◇
「モカ…」
蘭は涙を流して放心するモカの肩を抱いた。しかし、モカがその声に応えることはなかった。
リサやはぐみは、つかの間の兄弟姉妹と別れを告げた。千聖は生理が復活して沈鬱な表情をしていた。
二人の有咲が対面する。胸の小さいほうの有咲が言った。
「いろいろ、迷惑をかけて悪かったな」
有咲たちは同時に笑った。
「いろいろあったけどさ、あたしはちがう可能性のあたしを見て、なんだかんだ、いまの自分が好きなんだってわかったよ。…ありがとな」
「お前はもう一人のあたしだ。すこしでも運命の歯車がズレてたら、あたしもお前みたいになっていたかもしんねー。いまのあたしのことも、すべて受けいれられるわけじゃねーし。だから、お前を助けられたなら良かったよ」
「お前も…サンキュ」
「うー。有咲がいなくなって寂しくなるよ」
「お前にはあたしがいるだろうが!」
この世界の有咲が叫ぶ。
「えッ、有咲…?」
「うるせー!いまのはなし!」
「有咲ー!」
香澄は有咲に抱きついた。そうしているうち、ちがう世界の住民たちはいなくなっていた。
「離せ!妊娠したらどうすんだ!」
「なに変なことを言ってるの、有咲ァ」
「あれ?本当だ。どうしてそう思ったんだ?」
(終)
どう見たってちゃんとしてない。少し小馬鹿にしたような、傘にきたような態度で、誠実さも見えない。
それでも支持されるのは当然の話。潤ってるところは潤ってる。その人たちにとっては、成功のタネ、恵の神な訳で。
これだけ恩恵があるのだから正しいのだと喧伝するだろう。素晴らしい君主、偉い殿様、真面目で賢くて可愛くて面白くて格好良くて、いいセンセイ。権威がある。
文句を言ってくる輩にはビシッと言ってやるんだ。口ばっかりで実力もないくせに。妬みや僻みで偉そうに、セクハラだのAIだのコンプライアンスだの人権だの言いやがって。そんなもん構ってられるか、適当にごまかしておけばいいんだろ。潤ってるんだから。
と、こんな感じで、老後?まあなんとかなんじゃね?とか、消費税10%?上がんの嫌だけど計算楽になるわ、みたいな層に支持されているのではないかと思った。
実際そういう人たちの方が社会構造の核になってるから、悲観的な分析や反対意見は広がりづらい。普段から気軽に政治の話を口に出さない現代文化もあるし。
善い悪いではなくて、成功してる人にとっては正しくて、不満がある人にとっては正しくない。成功してる人の方が社会を操作しやすいし、勝ち取った都合の良い状態を手放したくないから保守的になる。
すべて当然の事だし、理想を失った民主主義って金の鉱脈を流し合うゲームなんだよなって気付いた。
正しくないと言い聞かされ、不満を持つのは怠慢だと決めつけられ、傷付いた自尊感情を表現すれば下品だと言われる。劣等生で十分なロクデナシやキチガイは、どうしたらいいんだろうか。逆恨み天誅でもする?耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らす?
アニメそのものも面白かったけど、Twitterでのファン同士の交流がお祭り騒ぎで楽しかったなぁ。昔の漫画が原作だけどファン層がやや若めなせいか、皆元気だし発想が奇想天外なので愉快なTLだった。
ともあれアニメ『どろろ』本体の感想などを気がはやいけどつらつら書いとく。
あ、ちなみに私のスペックはというと、原作未履修のまま生き長らえてしまった、最近はあまりアニメに熱烈にハマれなくなっていたオタクを自称するのは気が引けるほどの者。『どろろ』を見始める前に履修したのは『BANANAFISH』で、もう当分こんな悲劇的な作風はいいや、と言った舌の根も乾かないうちにどろろ沼に転落した。なお『どろろ』原作はアニメ前半期が終わるくらいにやっと履修。
では以下感想。
・タイトルは『どろろ』なのだがとかく目を惹かれてしまうのは百鬼丸である。なんせ顔がいい。
・初期の頃の百鬼丸は表情がまるでないのだけど、カメラワークによっては、うるさくまとわりつくどろろにすごく迷惑そうにしているような表情に見えるのがツボだった。単に角度の問題で実際そんなに迷惑してるのかどうか分かんないところが良い。
・百鬼丸が身体のパーツをあちこち奪われた重度の身体障害者であるという設定が、このアニメではリアルに描写されててよかった。身体のパーツを取り戻して当人が感じるのは喜びだけじゃなくて戸惑いや煩わしさもある(むしろ喜びよりそっちの方がフォーカスされがち)という描写がいい。耳を取り戻す瞬間子供みたいに地団駄踏んでたのが印象的。
・特に耳を取り戻したら世界に溢れる音が煩すぎて知恵熱出しちゃうとこがよかった。
・百鬼丸が身体を取り戻す度に、百鬼丸は視聴者が思ってた以上に何も出来ないし何も知らない・分からない赤ちゃんであるというのが発覚していくのが面白い。しかし、発覚するごとに「あっ、なんかごめん……」と一視聴者は百鬼丸に謝罪がしたくなるのであった。
・百鬼丸が16歳の赤ちゃんだと発覚してからは、彼が徐々に成長をしていく様に一々感動してた。つい自分の子供を見守るような目線で見てしまった。
・前半期でいちばん気に入ってるのが『守子唄の巻 上・下』。そのストーリーの悲劇性もさることながら、最初から最後までテンポよくタイトにまとまっていて、とてもよい良い。
・ということにことのほか感動してしまうのは何故かというと、アニメ『どろろ』、全体的に面白いんだけど変にテンポが悪くてかったるい印象があるのが否めないからなのである。90年代後半のロードムービー系アニメの雰囲気がうっすらとあって若干時代遅れな印象も。
・アートと娯楽の境目を綱渡りで進んでいてたまに足を踏み外して落っこちている、そんな感じのアニメ『どろろ』の全体印象である。
・百鬼丸から見れば敵サイドである弟・多宝丸が物凄く良い子に描かれていて好感度高いところが良い。そんな良い子が悲劇に巻き込まれていく鬼畜な脚本とシリーズ構成さいこう。
・今までアニメを観るのに監督には注目したことはあっても脚本家に注目したことはなかったのだけれど、小林靖子という脚本家に期待と信頼を寄せるようになってしまった。
・確かアニメ開始直後くらいは監督が例のあの人なのでどうせ地獄み溢れる展開になるとか、少し経つとどうせミオは梅毒で死ぬんでしょとか噂されていたが、結局、監督が例のあの人だからどうということはなかったような気がする。ま、ミオが梅毒で死ななかった代わりに他のキャラが疫病にかかって大変なことになったのだが。やっぱり監督の持ちネタなの?
・悲劇の全ては小林靖子様のせいに違いないと思ってごめんなさい。そんなことはないよね、常識的に考えて。
・琵琶丸カッコいい。
・どろろがコロコロと丸っこくてとても可愛いのだが、後半期にどろろの身体が実はガリガリに痩せ細っていることが発覚してヒィッてなる。あんまり食えてない設定なので当たり前なのだが、しかし、あの顔の丸さ加減はお肉ではなく頭蓋骨そのものの丸みだったのか……そんな……。
・醍醐夫妻の毒親っぷりに真面目に憤ってしまった。空想上の人物にそんなに真剣にプンスカしても仕方なくない?と思いつつも、つい。あの二人には天誅が下って欲しいと、いまだに思っている。
・やたら母性というものにフォーカスの当たる本作。正直、今時それ?と最初は思ったんだが、登場する母親や母親役のキャラが皆それぞれ人として未熟な部分があり葛藤を抱えているので、OKです。超絶母性愛で全てをミラクル解決するような話ではなくてよかった。
・登場人物がそれぞれ目の前にしている相手に勝手に理想を見出だしているような描写がちょくちょくあるのがグッときた。例えばミオから百鬼丸、おかかちゃんからどろろ、など。相手の虚像に癒されてんだな……。
・どろろが百鬼丸にかなり雑に扱われているのにも関わらず、それでも必死に彼についていく理由が、よくわからなくはある。
・親とはぐれた子犬や子猫が通りすがりの人間に必死についていくのと似たような心理なのだろうか。
・どろろと百鬼丸の絆が深まっていくのを描写するのには、24話では尺が足りないのではないかと思う。
・鈴木拡樹は天才だ!絶叫の演技が特に良い。「地獄変の巻」で背骨を取り戻すシーンなど秀逸だ。
・後半期でいちばん何度も観てしまったのが「地獄変の巻」。演出家の個性なのか単に制作時間と人手の欠乏かなのかわからないが、異彩を放ちまくりの画面に目を奪われてしまった。この話を担当した演出家が総監督する『どろろ』を観てみたい。ただしちゃんと制作費をかけて。そしたら私も微量ながらお金払うし!
・後半期の膝から崩れ落ちるようなあのOPは一体なんなの。曲そのものはいいと思うけど内容と全然合ってないじゃないか。原作漫画をそっくりそのままアニメ化したもののOPというなら納得するんだけど。アジカンにどういうオーダーしたらこうなるんだ。
・そんなOP曲に映像を作ったスタッフもびっくりしたらしいが、いい感じの動画にまとめてくれて一視聴者としては感謝しかない。
・でも『鬼滅の刃』なんか観ると羨ましくなってしまうよなぁ。こんないいOPつけてもらってていいなぁ、と。
・『天邪鬼の巻』は楽しかった。おこわちゃん可愛い。普通ああいうポジションのキャラって性悪に描かれがちだと思うけど、おこわちゃんはしっかり者の良い子で素敵だった。
・『鵺の巻』の上げ落としが酷い(誉め言葉)。中々懲りない百鬼丸ェ。
・身体のパーツを取り戻していき、喋れるようになって感情を表現出来るようになっていった百鬼丸だが、実は優しい顔に反して内面はもしかして結構、うん、性格悪い?将来ものっそいDV男になりそう。そんな危うい奴だったことが判明していくのがつらい。近距離にいるどろろがモロに精神にダメージ喰らってるのがとても可哀想。まだ子供なのに……。
・社会的弱者なKKOに同情出来るか問題の様相を呈してきた。なんて現代的で重いテーマなんだ。
・多宝丸と陸奥・兵庫の絆がグッとくる。なのにあんなことになっちまって……。
・百鬼丸と多宝丸の兄弟対決は、もはや和解の道が全然見えなくてしんどい。が、うまく和解したらしたでそれはぬるすぎる展開なのではないかと思ってしまう。
・百鬼丸が身体のパーツを取り戻すことの是非については、私個人としては、一度きりの人生なんだし他人とかどうでもいいから取り戻せば?と思う。どうせ死んだら人から恨まれようが関係なくなるんだし。
と、こんな感じの感想。
最終回、何とか色々片付いて百鬼丸とどろろには幸せになって欲しい気持ちもあるが、そうなってはぬるいという気もする。
しかし百鬼丸がコロッと死んだり重い業を背負って生きてくというのもなんか違う気がするしな。
ともあれ、今夜の最終回を心して待つことにする。