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はてなキーワード: 富国強兵とは

2021-09-12

中国共産党日本軍の失敗に学んでいると思う

明治維新タリバンと似ているというのがホッテントリに上がっていて思ったのだけど、

かにうその時点で古すぎるはずの尊王思想を掲げて、外国支援を得て支配を維持しようとする現政権を、別の海外援助を得つつ打破したという構図は似ていなくもない。

(でも、違うところも多いので総体としては似ているというべきものではない気がする)

明治維新要人の偉かったところは、尊王攘夷を掲げたはずなのに攘夷の方はサラッと投げ捨てて、積極的欧州に学びに走ったところだろうが、

所詮付け焼刃イマイチ国民レベルがついてきていない中でなかなか富国強兵はいかないところ

「だったら徹底的にだましてしまえ」とばかりにカルト洗脳をしてまで軍備を増強し、アジア界隈で欧米から植民地を切り取りにかかったのは無謀でしかなかった。

当時の列強諸国兵器レベルの圧倒的な差を恃みに遠隔地で植民地拡大を進める一方、列強同士はケンカしすぎないようにしていたわけで、

言ってみれば欧州内でのこれまでの関係性の積み上げがあって遠隔地支配がやれていた面があるはずである。決して急に地球上に表れて好き放題していた勢力というわけではない。

その辺が対外的プレゼンスがそれまで皆無だった日本軍とは違うところだと思う。

全然別な意味合いのパワーだけど、ユダヤ人脈が国際的に大きな力を持っているというのがよく言われるのも、結局は世界各地に地道にコネクションを張り続けたことの成果だと思うので

ある領域で持続的に勢力を維持するためには、その領域で地道に積み上げられてきたものを如何に活用できるか、というのが重要なんだと思う(本当に新しいドメインでの競争を除く)。

その意味では日本軍全然使えるものがなく、一発屋的に消える以外の展開はなかったと言うべきだろう(一撃して講和に持ち込むとか戦国時代の発想だと思うし、そもそも本拠地アタックかけられない相手通用する筈がない)。

から、「欧米列強支配に抗してアジア独自勢力を築く」というお題目は立派だったけど、それを成し遂げるための材料が圧倒的に不足していたために結局なすすべなく打破された、という日本軍の失敗事例(マジでこれは失敗事例でしかないのに本邦では何故か称揚する言説が後をたたないが…)を他山の石として、中国共産党は実にしたたかにやってきていた。今にして思えば欧米中共に妙に甘かったのも華僑ネットワークを介して誘導してきた結果なんじゃないかと思ってしまうほどだ(本当にそういう事実があったかどうかはともかく)。

なので、本邦のインテリジェンスのアレさを反省することな中共蔑視して明治維新を持ち上げる人は何も分かっていないんだなぁと、つれづれ思う。

2021-08-23

anond:20210818140524

進学で上京して仕事東京で見つけてずっと暮らしてる自分みたいなのだと、俺は日本人という帰属意識はあっても、出身地への帰属意識ほとんど消えたな。都民であることにもあまり帰属意識無いので。

年代でも、地元に残って昔からの繋がりで生きてる人だと随分違うのだろうな。

だって日本なんて明治時代に突然できた国じゃん

地域ごとのまとまりのほうが本来強い

富国強兵軍隊作るために標準語国家帰属してるんだの洗脳をしてただけで無理強いされたものであって俺は日本人だなんて思ってる人はもともと居ない

2021-08-18

anond:20210818140237

だって日本なんて明治時代に突然できた国じゃん

地域ごとのまとまりのほうが本来強い

富国強兵軍隊作るために標準語国家帰属してるんだの洗脳をしてただけで無理強いされたものであって俺は日本人だなんて思ってる人はもともと居ない

2021-08-11

anond:20210810233938

日本富国強兵して周辺アジアに侵攻したのは、放っておくと欧米にとられていずれ日本欧米植民地化されてしまうのを防ぐために周辺国を強くしようって意図だったよね。

実際、日露戦争がなければ満州ロシアにとられていただろうからその後に朝鮮日本占領されてもまったく不思議じゃない。

日露戦争で勝ったことは他の欧米にもかなりの牽制になったんじゃなかったっけ。

もちろんその後に関東軍暴走したというのはあるけど、日本もイケイドンドン一枚岩だったわけじゃなくていろんなタイミング日本政府はちゃんと迷っているよね。(結局関東軍の力が強くて今に至ったが)

もしこうだったら論はルックバックとつながるところもあっておもしろい。

ちょっと違えばドイツ日本ほとんどの世界を牛耳ってる世界線もなくはないのかなと。

今の中国も似ているなって思う。

以前の日本場合物理的に周辺国を強くして自国防衛しようって意図だったけど今の中国経済的な面での防衛なのかなと。

アメリカ経済制裁されるとやられてしまうから中国周辺国アフリカ南米)をかためて防衛しようとしている。

中国一枚岩じゃなくて共産党内で派閥あるらしいけど粛清が一通り済んだみたいで最近は聞かなくなった。

ウイグル問題ありだからアメリカも強く出れるけど、もし中国がまともな国だったらアメリカはどうしていたんだろうな。

プラザ合意なんてのも昔はあったが

2021-07-30

anond:20210729203632

原則鎖国の均衡経済だった江戸時代には、農家次男三男は、田畑をも相続できず結婚できずに長男下働きをやるか都会に出てきて丁稚奉公したりするしかなかったんだよ

人口もずっと3000万くらいで増えなかった

明治から昭和にかけての富国強兵・高度成長の時代になって一夫一婦制が推奨され、弱者男性にも奥さんがあてがわれるようになって人口は1億を超えた

日本は低成長でいいとか、がんばらないで好きなことやって暮らしたいと思う気持ちはわかるけど、それは低成長を受け入れることとイコール

日本は近隣国のいうことを受け入れて低成長でいいなんていう政党を支持する弱者男性は思慮が足りない

弱者男性こそ高圧成長経済を支持するべきなんだ

2021-04-11

anond:20210411081540

富国強兵は多産多死ドクトリンだぞ

産んでから雑魚間引くんであって、まず産まないという選択肢はない

anond:20210410205716

太平洋戦争敗戦によってマッチョエリートが軒並み戦死して

チビで頭が悪くてブサイク発達障害子供残せてしまえた戦後レジームのせいなんだから

弱者男性富国強兵のために子孫残さずそのまま氏んで欲しい

2021-04-06

anond:20210406194812

結局人口ピラミッドが維持できれば問題ないだけの話で、今が逆に富国強兵とか高度成長とか言っちゃって国土ののキャパティ超えて子供作りすぎた結果無断に中高年が多いだけ

団塊ジュニアが全部いなくなったころには、健全で規模の小さい豊かな国になるんじゃないの

キモくて無能な男女が無理にくっついて子供作っても不幸せ再生産するだけ。ちっちゃい島国資源もないのに人口ばっか増えてもしかたない。

強者カップルが豊かな文化資本をバックに賢くて幸せ子供を生み育て、弱者福祉に頼り慎ましく支え合って暮らせばいいじゃん。

2021-01-25

男性に無理矢理人工子宮移植してからベビーミルに押し込んで、死ぬまで出産させて富国強兵を実現するソリューションについて考えてる。

ついでに、人工子宮移植する受精卵はトップアスリート芸能人、若手研究者官僚コンサルタントら優秀な知能か身体能力容姿を備えた人間遺伝子を掛け合わせて次代のスーパー日本人を作ろう。現代レーベンボルンだ。

…そうでもしないと、日本に逆転の目はねえやな

2021-01-18

希望は正しく認識しよう

ブクマカ政府コロナ対策すべし!」

政府「それじゃあ私権制限しますね」

ブクマカ政府私権制限の権を渡すのは信用できない」

なぜこのような二枚舌になるかというと、ブクマカ希望が現政権コロナ対策ではなく政権交代だからだ。

ブクマカがいいと思う政党政権交代してから私権制限をしてもらいたい。自民党にはコロナ対策すら望んでいない。

本当の希望はこれ。

日本にそのような政党がないなら、明治時代富国強兵でやったように、台湾韓国ニュージーランドから人材を高額の報酬招聘しても構わない、ということ。

希望は正確に表現しないと伝わらないよ。コロナ対策はいいか政権を降りろ、と言いなさい。

2020-11-02

anond:20201102103624

あーなるほど、戦時中の発想やね

その頃の話、親戚からいたことあるけど国が富国強兵のために世帯世帯シマを作って互いに同町圧力かけさせて、

しか食べる物がないほど貧しいのに小作りしないと非国民扱いだったか

遺産って美化する発想は嫌やね

2020-10-03

anond:20201003142910

わかる。日本の衰退は国民一人一人の協力があれば避けられたよな。富国強兵が足りなかったんだよな。国のために命を投げ打つくらいの覚悟は最低限必要だよな。大日本帝国万歳

2020-08-01

anond:20200801111538

相手にするな、

真の右翼ならば

過去の失敗の分析を行い

未来の戦に備えよ

富国強兵に貢献せよ

血税を捧げよ

2020-07-10

池上彰

貴重な存在だな。

近代史結核富国強兵」のタイトルで今朝、ニュース検定講座?が放送していた。

私は、新型コロナ経済を優先する安倍政権を重ねて見ていた。

歴史を学ぶ理由も同時に見た気がした。

2020-04-10

自由主義国は、中国断交すべきだ

中共隠蔽体質と、中国の犬と化したテドロスのせいで世界危機に陥った

感染症だけではない

中国海外知的財産技術の奪取によって成長してきた

そして人民元安を誘導して、国民特に農村犠牲にして富国強兵を進めてきた

コロナ感染者を隔離したホテルの倒壊、列車事故での被害者生き埋め、そしてチベットウイグルでの民族浄化

中共本質は明らかだ、

党の利益欲望をすべてに優先させ、他国いか迷惑がかかろうが国際ルールを破ろうが気にしない

自国民の命でさえ、党の利益に反する場合ゴミのように捨てられる

そんな中共が、ましてや他国民の命や財産尊重する可能性はかけらも存在しない

日本国憲法の至上の原則は、「個人尊重」だ

党の前では個人などゴミという中国共産党とは決して相容れない

他の自由主義陣営国家も同様だ

中国覇権を握れば、我々は個人尊重されることはなく党の気分次第で捨てられるゴミと扱われることになる

絶対中国覇権を取らせてはいけない

そのために、自由主義陣営国家中国と一斉に断交し、人やモノの交流をすべて遮断する必要がある

短期的には、断交により自由主義陣営側にも経済的な損害は避けられない

だが幸いなことに、中国以外の先進国ほとんど自由主義陣営国家

科学技術経済が発展してる独裁国家中国ロシアシンガポール程度しかない

独裁国家産油国中国の接近が予想されるが、たいした脅威ではない

シェールガス革命自然エネルギー発電に加え、原子力発電も許容できれば独裁国家エネルギー依存しない

したがって長期的には、経済力や科学技術力、軍事力で優ることができる

従来、特に欧州中国共産党に甘かった

しかコロナパンデミック中共本質を彼らに明らかにした

これを奇貨として、自由主義陣営中共を封じ込めるために団結すべきだ

このまま個人崇拝、独裁中国世界一の覇権国家になることは絶対に、絶対に、避けなければならない

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2020/04/10 18:22 追記

元増田です

自分が書いたのはこの2つ

https://anond.hatelabo.jp/20200410174746

https://anond.hatelabo.jp/20200410182031

2020-03-31

軍隊って本当の危機には役に立たない

今回のコロナ軍人って何か役に立ちました?

全く役に立ってないですよね。

震災ときだって災害救助のスペシャリストがいてその手足になっただけ。

そんでそんな役立たずを食わせたりお偉いさんがブーブーして遊ぶための玩具を買うために多額の国家予算が消えてます

そのお金があれば、教育の充実、経済の発展、国民生活の安定、なんでも出来た。

そして国そのものが豊かになるから兵隊も強くて頭が良くて強い武器も持てた。

富国強兵はまず富国あってのものなのに、順番を逆転させたばかりにこの国は貧弱な国力と威張るしかできない馬鹿軍人を持ち合わせた弱小国となりました。

本当ね、軍隊なんて自分から戦争しかけるでもないなら最小限でいいんですよ。

ましてや、貧乏な国が災害時に役立つなんて嘘を並べてまでヒト・モノ・カネを集める必要ってあるんですかね?

2019-10-14

ジークリサの弟?」

「俺の命令に従え!!すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ!!今すぐやれ!!ユミル!!」

ジークは叫んだ。

「俺は王家の血を引く者だ!!」

ジーク最後に目にしたのは、涙する始祖ユミルと、それを支えるエレンだった。次の瞬間、すべてが暗転した。

いかなる原理によるものか。宇宙真空の量子揺らぎからインフレーションにより生じたものだと言う。ある世界線の内部を往来するうち、量子的に絡みあう複数世界線が混線した。そして、ジークは他の世界線へと転落した…

店舗と住居を兼ねる北沢精肉店の二階で、はぐみの兄は目を覚ました。

はぐみの兄はボリボリと頭を掻き、寝惚け眼で放心した。朝日がその横顔を照らしている。大学講義もなく、朝の身支度をする必要がなかった。

しばらくして、はぐみの兄は股間をまさぐり、やがて絶叫した。

「た、勃たなくなってるーッ!」

その大声でジークは体を起こした。眼鏡位置を直す。

「《うるさいな…》」

マーレ語で言ったが、はぐみの兄には通じなかった。

(《ここは…ヒィズル国か?俺は始祖ユミルといたはずだが、どうしてここにいるんだ?あれからどうなったんだ?ユミルの民から生殖能力を奪うことはできたのか?》)

思考に沈潜するジークに対し、はぐみの兄はふたたび絶叫した。

「うわーッ!裸にジーパンの髭のオッサンが、俺の部屋にーッ!」

地上から商店街を走る自転車チリンチリンというベルの音が聞こえていた。

「あたしがもう一人!?どういうことだ!?しかもなんか胸がデケェし!」

「うるせー!胸のことは言うんじゃねー!」

流星堂の土蔵の前で、二人の有咲が言いあいをしていた。

「うわー、有咲が二人!これで次の定期試験は楽勝だね!」

「はァ…もう一人の私、声が大きくて苦手かも」

二人の香澄が声を出すと、二人の有咲はさっとそれぞれの香澄の背後に回った。異なる香澄とはいえ、対人恐怖症は拭えないらしい。

香澄と有咲に偽物がいる。…双子の入替わりトリック?」

「これがもう一人の自分っスか。正直、信じたくないっス…」

一人のたえの泰然とした様子に、もう一人のたえは肩を落とした。

「いったい何が起きたんだろうね。うち、すこし怖いかも。あ、関西弁が出ちゃった!」

りみがわざとらしく怖がる。が、混乱の最中にあって誰も反応しなかった。

「うわー。ポピパはまた大変なことになってるね」

流星堂の門内を覗いたリサが大げさに言う。おどけた態度と裏腹に、表情に疲労が滲んでいた。

リサの腰には小学生ほどの少年がまとわりついていた。

リサさん、そのガキ…いや、子供は?」

胸が大きいほうの有咲が尋ねる。もう一人の有咲はリサと面識がないため、対人恐怖症を発揮しオドオドとしていた。

「アタシの弟ってことみたい。気づいたらいたんだ。どうにも、ポピパでも似たようなことが起きているみたいだね」

リサの後ろにはRoseliaの残りのメンバーもいた。

「でもリサさん、いくらガキとはいえ、知らない異性が家にいるのはキツくないですか?」

リサはすばやく片目で瞬きした。

「え?《年下の少年性的な目で見られて気持ち悪いけど、それを口にして傷つけるほどでもないし、気付かないフリをしている》?リサさんすげー!一瞬のアイコンタクトでこれだけの情報を伝えてきた!」

有咲は感嘆した。一方、リサの弟はリサ本音暴露されてショックを受けていた。

「でも、異常は人が増えたり現れたりしていることだけじゃないみたいよ」

千聖流星堂の門内に入る。

「あッ、紗夜さん!助けてください!」

「待ってください、紗夜さん!助けるなら私を!」

日菜の両脇につぐみが一人ずつ抱えられていた。

「は、羽沢さんが二人…」

紗夜はその光景を見て呆然とした。

「アハハ。面白いよね。こっちのつぐちゃんおっぱいちょっと大きくてー、こっちのつぐちゃんはまっ平らなんだ」

「また人が増えた…それで白鷺先輩、他の異常ってなんですか」

「なんと言ったらいいのかわからないのだけど…

千聖ちゃん生理が来なくなったんだよねー」

言葉を濁す千聖無視し、日菜は直接的に言った。

「それはオメデタ…じゃないですよね。ピルを飲んだりとかしたんですか?」

千聖の殺気立った気配を感じ、有咲はすばやく言葉を変えた。

「そうね。昨日までは普通に生理は来てたのよ。それで、この異常でしょう。気になってスタッフさんたちや知人に尋ねてみたら、やはり急に生理がとまった人がいたのよ。というより、生理という現象がなくなったというほうが自然ね。個人的にはありがたいけれど…」

千聖ちゃん、いつも生理中はイライラしてるもんねー」

彩は自分失言に気付き、顔を青ざめさせた。

花音たちにも同じような異常が起きているみたいなの。ここに呼ぶわね」

しばらくして、ハローハッピーワールドメンバーが現れた。

はぐみはスーツを着た会社勤めらしい女性に背負われている。

「見て見て。この人、はぐみのお姉ちゃんなんだ。はぐみ、ずっとお姉ちゃんがほしかたから嬉しい!」

紗夜は口元に手を当てた。

「つまり、今現在わかる異常はこのようになるでしょうか。第一に、異なる可能性の同一人物が同時に存在している。第二に、存在しないはずの兄弟姉妹存在している。第三に、広い範囲で人々の生殖能力が停止している」

「第二の異常が重要だと思うな。もし第二の異常が第一の異常と同じ原因なら、第三の異常は独立した問題ってことになるもん。ただ、第二の異常が第一と第三、それぞれの異常と同じ原因のものが混ざってるってこともありえるけどねー」

日菜が紗夜の分析をすばやく補足した。

「でも本当、どうしたらいいだろうねー。もう一人の私に学校に行ってもらって、私たちバンド練習しよっか。あ、でもさーやはもう一人のさーやが夜学らしいから、どのみち二人とも学校に行かなきゃ!」

「うー。やっぱり、この私は苦手だ…」

暗いほうの香澄がため息をつく。

そのとき、怒声が聞こえた。

「待てー!モカ!」

一同が路上に出ると、上半身が裸でジーパンを履いた髭男が走ってきた。その後ろをモカが追っていて、時折ふり返りつつ、石を投げている。

大学生らしい青年と、Afterglowメンバーが二人を追っていた。

「あッ、はぐみ」

「兄ちゃん!」

大学生らしい青年ははぐみを認めた。

そいつを止めてくれ!俺のEDそいつが原因なんだ!」

一同は髭男を見た。

「みんな、ジークさんの邪魔をしないで!」

モカが鬼気迫る表情で叫ぶ。

「よくわからないけど、あの男、友希那のお父さんと同じ雰囲気がする!自堕落無責任無能力だけど、ときどき妙な行動力を発揮して周囲に大きな迷惑をかけるタイプだよ!」

リサあなた、私のお父さんのことをそう思っていたの…」

友希那は表情に微妙なショックを浮かべた。

一同が道を塞ぎ、モカジークは包囲された。

「はァはァ…ヒィズル国の言葉が通じて協力者を得ることができたのはいいが、そのために敵もできてしまったな。まあいい…どういうわけか、いまの俺は《始祖の巨人》の力を手にしているのだからな。舞台は変わったが、計画は続行する!このまま、この世界のすべての住民生殖能力剥奪する!」

「そんなこといいわけないでしょ!モカ、なんでそんな気持ち悪いオジさんに手助けするの!もうあたしの『ゼクシィ』貸さないよ!」

「そうだぞ、モカ人間は守るべき家族をもって一人前だろうが!そして自分を産んで育ててくれた親と町、国に感謝だ!ソイヤぁ!」

まりと巴が問詰する。

モカ淡々と言った。

「ごめーん。でも、モカちゃんもう決めたから。あたしたちが最後人類になるの。それで、これまでのすべての人類の屍の上に、あたしと蘭だけがきのこるんだ。それって素敵じゃない?」

蘭は甲高い声をあげた。

「はァ!?意味わかんないよ!なに言ってんの、モカ!?っていうか、気持ち悪いよ…」

「蘭にはわからないだろうね。けど、あたし、もう蘭の背中を追いかけるのは疲れちゃったよ…」

微笑するモカの目は、涙に濡れて見えた。

「あたしたちはみんな、生まれてこなければ幸せだったんだよ。音楽コンプレックスからはじまる。ここにいるみんなも、生まれてこなければ良かったって思ったことが絶対あるよね!?それが正解なんだよ!もう、そんな過ちをくり返しちゃいけない。全部ここで終わらせるんだ」

その言葉に、その場の数人は沈黙した。

千聖が輪のなかに踏みだした。麻弥はハッとした。思索的で感受性の高い麻弥には、千聖モカ言葉共感したことがわかっていた。

千聖はポツリと言った。

「私の人生に、いいことはほとんどなかったわ」全員が千聖注視する。「思いだすことのできる最初記憶は、母に子役として振舞うことを無理強いされたときのものよ。私は母に褒めてもらいたくて、必死努力したわ。けど、母が私を肯定してくれることはなかった…努力過程けが残って、私は自尊心ばかり高い、空っぽ人間になった。それが向上心という形で、攻撃的にあらわれてしまうこともあったわ。パスパレのみんなと知りあって、ようやくそんな自分を変えることができた。けど、たしかに生まれてこないほうが良かったと言われれば、それを否定することはできないわ」

千聖ちゃん…」

彩が目に涙を浮かべる。

「けれど、たしかに言えるのは、自分人生が悪かったという理由で、他人生殖能力を奪うような自分は、生まれてきたことよりもなお悪いと言うことよ!」

千聖は啖呵を切った。

千聖ちゃん!」

千聖さん!」

Pastel*Palettesメンバーが抱きつく。

千聖さんの言うとおりです!モカさん、あなた大和撫子の風上にもおけません!子孫繁栄富国強兵ブシドー天誅です!」

イヴたまたま持っていた竹刀モカジークに襲いかかる。

あんたたち、こっち!」

胸が小さいほうの有咲が声をかける。門内を示され、モカジークはすばやく駆けこんだ。二人が入ると、有咲は鍵をかけた。

「何やってんだ、お前ーッ!」

胸が大きいほうの有咲が怒鳴る。しかし、有咲は鍵を握りしめて離さなかった。

「ごめんね。でも、私、どうしても生まれてきたほうが良かったと思えない…!」

有咲はその場に座りこんだ。膝に顔をうずめ、しばらくすると嗚咽が聞こえてきた。

「有咲…」

暗いほうの香澄が呟く。有咲の苦しみを知っている香澄は、その言葉を軽々に否定できなかった。

そのとき、いくつかの弦の音が聞こえた。

「生まれ場所から、すこし、はなーれてー」

うるさいほうの香澄ランダムスターを手に、歌を口ずさんでいた。

有咲が顔をあげる。香澄の歌は次第に勢いを強めていった。『Returns』。はじめに合唱に加わったのは、もう一人の香澄だった。有咲、二人のたえと、次々と合唱に加わった。

「あったかもしれない未来のことー、なかったかもしれない過去のことォー!自分の姿を鏡に映し、キミは誰なのと、問いかけてみたァー!」

やがて、Poppin’Partyの全員が合唱した。有咲は涙を拭い、門の鍵を開けた。

門内に突入し、モカジークを囲む。

「《チッ、使えないヤツだ…》」

ジークマーレ語で毒づいた。

「俺の《安楽死計画》はまだ生まれてこない子供対象にしたものだ。いま生きているもの犠牲にすることは避けたかったが、仕方ない…始末させてもらう!」

ジーク自分の腕を噛み千切った。一瞬であたり一面が蒸気と熱気に包まれた。

「おいおい。人間が増えたり減ったりする怪奇現象が起きてるって言うから取材に来てみりゃよォ…またこの姿になるとはな」

有咲は怖々と目を開いた。触手で全身が構成された巨人が有咲たち全員を蒸気と熱気から守っていた。

気付くと、ラフ服装女性と、テレビカメラハンチング帽の男性が傍らにいた。

女性挨拶する。

「私は映像制作会社ADをしている市川と言います。こっちはカメラマンの田代です。えーと、あと、あの大きいのがディレクター工藤です」

「おう!撮影許可も貰っとけよ!」

市川は苦々しそうな表情をした。

巨大化した工藤は、類人猿のように見える巨人をとり押さえていた。

「俺も業界にいて長いからよォ。てめェみたいなツラのヤツはよく知ってるぜ。おめェらみてェなヤツはよ、いろいろもっともらしい理屈を捏ねるけど、要は部屋に引きこもって一人で◯◯◯◯してるのがお似合いなんだよ!」

「う…」

巨大化したジークは呻いた。だが、それは哄笑の前触れだった。

ハハハハ!わかっていないようだな。格闘戦で俺に勝とうが、なんの意味もないということが。俺は《始祖の巨人》の力を手にした。それは、この世界のすべての生物操作できるということだ!はじめからお前らに勝目はないんだよ!もうお前らの体を直接、操作して全員、絶滅させてやる!」

その場の全員が硬直した。

「もし、いまの俺を倒せるとしたら、直接、因果律に介入できるヤツだけだ!ハハハハ!」

「呼んだか?」

空中に亀裂が走った。裂開したなかから、冴えない中年男性が出てきた。背中制服姿の少女を乗せている。

「よッ、白石君。助けに来たで。おっと。いけない、田代君やったな」

「助太刀にきたでござる。ニンニン」

「りみ!」

背中にいる少女を見て、暗いほうの香澄が声をあげた。

冴えない中年男性は巨大化したジークに言った。

「知っとるか?高圧鍋や圧力釜なんかは、威力の高い爆弾材料になるんやで。つまり炊飯器はえ爆弾材料になるんや。ゆうても、炊飯器がなんなのかわからんやろうけどな」

まさかうちの炊飯器をこんなことに使うとは思わんかったわ。まあええわ。みんなを助けられるんならな。御免」

もう一人のりみは炊飯器を巨大化したジークの延髄部に放った。

「《や、やめろおおおお!》」

ジークマーレ語で絶叫したが、その言葉理解できるものはいなかった。

爆音とともに、巨大化したジークの延髄部が爆散した。

全身に火傷を負い、四肢の断裂したジーク中年男性は担ぎあげた。

「お前はアッチの世界に連れていくわ。案外、お前みたいなヤツにはアッチの世界のほうが居心地がええかもな」

ふたたび、りみと裂開のなかに飛びこむ。その間際に言った。「もろもろの因果律も俺が修復しとくから、まあ安心しといてな。じゃ、またな、白石君」

「江野さん…」

田代呆然と呟く。しかし、その声を聞くものはもういなかった。

モカ…」

蘭は涙を流して放心するモカの肩を抱いた。しかし、モカがその声に応えることはなかった。

リサやはぐみは、つかの間の兄弟姉妹と別れを告げた。千聖生理が復活して沈鬱な表情をしていた。

二人の有咲が対面する。胸の小さいほうの有咲が言った。

「いろいろ、迷惑をかけて悪かったな」

別にいいって。あたしのしたことだしな」

有咲たちは同時に笑った。

「いろいろあったけどさ、あたしはちがう可能性のあたしを見て、なんだかんだ、いまの自分が好きなんだってわかったよ。…ありがとな」

「お前はもう一人のあたしだ。すこしでも運命歯車がズレてたら、あたしもお前みたいになっていたかもしんねー。いまのあたしのことも、すべて受けいれられるわけじゃねーし。だから、お前を助けられたなら良かったよ」

ちがう世界の有咲はこの世界香澄に言った。

「お前も…サンキュ」

「うー。有咲がいなくなって寂しくなるよ」

「お前にはあたしがいるだろうが!」

この世界の有咲が叫ぶ。

「えッ、有咲…?」

「うるせー!いまのはなし!」

「有咲ー!」

香澄は有咲に抱きついた。そうしているうち、ちがう世界住民たちはいなくなっていた。

「離せ!妊娠したらどうすんだ!」

「なに変なことを言ってるの、有咲ァ」

「あれ?本当だ。どうしてそう思ったんだ?」

江野は因果律の修復である間違いを犯したようだった。

些細ないまちがいと綻びで、この世界はできている。

(終)

2019-09-04

貧困貧乏の違い

江戸時代、、、失業率は高い、貧乏だけど暮らしは豊か、その日暮らし、浮世絵

明治時代、、、富国強兵、豊かだけど貧乏

貧困はどこにあるのか、、、

ラスベガスのキャリコのゴーストタウンの話

本当の感動は泣かない、唖然として言葉を失う。

火垂るの墓最初唖然として、言葉を失って、泣くんだと解釈して感動する。

節子が死んだ理由は貧しくて死んだのではない。

清田はお母さんから銀行口座に7000円振り込んでいた。

十分なお金はあった。

しかし当時はお金はあっても物はなかった。

コミュニケーションがないと相談できない。

お金があるかどうかではなく、そのお金を使うことが怖くて自分をどんどん追い込んでしまう。

どう振る舞えば良いのかわからない結果、節子を死に追いやってしまう。

清田がいたのは貧困

貧しいが故に困るのはなく、貧しいとか自分弱者だとか何も知らない子供だっていう結果動きが取れないようになって視野が狭くなっている状態

貧乏とは状態

貧困とは解釈

お金がなくても生活に困らなければ貧困ではない。

しか我が家貧乏からこともがいじめられていると知った瞬間に貧困になる。

貧乏であることを気にしなければ問題は起こらないが我が子がそのせいでいじめられててそれに対して何もできなくて、心が病んでしまうことが貧困となる。

いじめセクハラも同じで本人の解釈問題である

本人は平気な顔をしていても心の中は地獄だったならばそれはいじめである

2019-07-23

財務省「国の税収が予算より1.3兆(実質0.9兆)増えたか!よし借金返済!

バカかよ。こいつら何とかしろよ。税収増えたなら国民還元しろよ。


19歳でもわかるように説明すると、借金返済(赤字国債を削減)するってのはその分の税収を無にするってことだ。

財務省は予定通り順調に借金返しているところに税収が増えたら、税収増分も借金返済に突っ込んでる。

まじでバカ。脳ミソに大麻詰め込んでんのかよ。

金が必要なところはいくらでもあるってのに。


例えば空母がもう一隻必要だろ。予算を組めよ。今後20年以内に中国とは戦争になるんだからな。

安倍閣下所詮平和ボケジャパン政治家から戦争アメリカに丸投げできる気でいるんだよな。現実を見てない。

まあ憲法改正確実ってとこまで持ってきたからそれでも十分立派だけど。

あとは少子化対策だな。富国強兵の基本。非正規雇用への育休手当の拡充。児童手当増額。幼児教育無償化。やりたいことは山程ある。

子供が増えれば巡り巡って年金社会保障の安定にもつながる。ここに金を惜しむのはバカだ。


まあつまり財務省バカってことだ。そもそも税収予想が適当すぎだろ。

予算を厳し目に組むためにワザとアホな予想しているとしか思えん。

そんで税収上ブレしたら借金返済さいさいさい。

賢い頭の使い方がバカすぎだろ。実は中国人なんじゃねーのあいつら。

2019-06-25

anond:20190625134322

一夫多妻っていうといかにも男の願望みたいだけど、仮に実現したところでその恩恵に与れるのは一握りの強者に過ぎないからね

大多数の普通の男からすれば、それよりは近代以降の一夫一妻・皆婚の方がいいし、格差だって小さい方がいいに決まっている

そして近代国家も富国強兵モットーとし、例外はあるにせよ後者の方が都合がよかったためにそちらを肯定してきた

では近代否定していった先にあるのは果たしてなんだろうという話になる

2019-05-20

anond:20190520005428

明治時代スポーツを輸入する時、富国強兵のためスポーツを作り替えたのは有名な話。

で、何が言いたいわけ?

臭いスポーツを引きずる奴が多いから、eスポーツ理解を阻んでいるという話だが?

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