はてなキーワード: ソーシャルとは
お婆さんを助けたせいだ。俺は今わの際にそう思った。俺は佐々木誠也26歳。情けないことに、こうして自死を選ぶ。それもこれも、あのお婆さんのせいだ。
あれは俺が大学4年だった頃。就活中。100社以上エントリーシートを送って、やっと最終面接にこぎつけた企業の面接日。俺は時間に余裕を持って家を出て、面接会場に向かう道すがらだった。横断歩道で信号待ちをしていたら、隣に立っていた見ず知らずのお婆さんが倒れた。周囲に人はおらず、俺がやるしかなかった。俺は類まれな危機管理能力を発揮して即座に救急車を呼び、救急車を待っている間にも息と脈を測り、気動を確保し人工呼吸をし、救急車の音が聞こえるや、救急隊員をお婆さんの所に誘導して倒れた時の様子を説明しながら隊員と一緒に救急車に乗り込んだ。
お婆さんは一命をとりとめたが、気がついたら面接には大遅刻。物語だったら助けたお婆さんの親族が面接官でって展開になるわけだが、現実は非情だった。どんなに説明しても時間に遅れるなど社会人失格と、取り合ってもらえなかった。
そのまま就活は全滅。飲食店でフリーターをやりながら就職浪人をしてみたが、既卒をまともに採用してくれる所なんてなかった。フリーターの仕事はどぎつくて、休みなく働かされた。大学時代から付き合っていた彼女との時間も取れなくなり、愛想を尽かされて振られた。2年でうつ病になり働けなくなった。
うつの治療をしながら、起死回生をかけて、ネットで海外の珍しい品物を見つけて輸入して売る輸入業を始めた。だが、俺にはセンスが無かったのだろう。4年頑張ったが鳴かず飛ばずで廃業した。
別に俺の事業の失敗のせいではないだろうが、時を同じくして両親が相次いで他界した。気がつけば俺が持っているのは、事業の失敗で作った借金だけとなった。フリーターの給料じゃ、何十年とかかっても返せないだろう。悲しむ人も居ない。俺は先の見えない人生に絶望して自殺することにした。
本当に、ほとほとろくな事のない人生だった。だがそれもこれで終わりだ。熱いため息を一つついて、俺は意識を失った。
* * *
目が覚めると病院のベットの上だった。失敗したらしい。失敗だらけの人生、俺は自殺すらまともにできないのか。硫化水素を使ったのが悪かった。医者が言うには、アパートの隣人が異臭に気づいて通報したらしい。俺は無意味に命を永らえた。自殺未遂をしたというのに、見舞い客一人来ない命を。
しかしながら、ベットの上でぼうっと過ごすうち、あれほど自分を苦しめていた重苦しい感情がすっかり無くなっていることに気がついた。健康保険もなく入院なんてして、また借金が増えると思っても、なんてことはない。一度死んだ命、あるだけ得さ。生まれ代わったような気分だった。やっぱりどうにもならなかったら、また自殺すればいいんだ。それまで気楽に生きていこうじゃないか。
『それ』に気づいたのは看護婦が食事を持ってきた時だった。
「小指、どうしたんですか?」
「えっ?」
「小指ですよ、小指。そういうの、流行ってるんですか?」
なんのつもりか、若い看護婦は自分の小指に赤い毛糸を蝶々結びに結びつけていた。ずいぶん長い。糸の先を目で追うと、病室の外まで伸びている。仕事に支障はないのだろうか?
「私の小指が、どうしたんですか?」
だが、看護婦は不審な顔をしている。俺の正気を疑っている顔だ。
「だから、小指の毛糸ですよ。ほら、看護婦さんの左手に……あれ?」
やはり看護婦の小指には赤い毛糸が結びついている。だが、それだけじゃない。その毛糸は、今やってきた医者の小指とつながっていた。どういうつもりなのだろうか。
すると若い男女はお互いに顔を見合わせた。
「患者さんの前で、よせよ……」
二人とも、ちょっと照れているようだ。目と目で通じあって、やたら幸せそうである。しかし、若い医者は訝しげに、
「でも、なぜそれを?」
「それ、とは?」
「確かに私達は婚約しますが……別に、言いふらしているわけじゃないんだけどな……」
お前か? 私じゃないわよ。なんて目の前でイチャコラするカップルの小指の間には、確かに赤い毛糸が結びついている。しかし二人がそうと気づいている様子はない。
これは、一体何なんだ……?
* * *
ネットがソーシャル時代になって、コンテンツやサービスの魅力に「共有」が加わった。
昔から流行りとしてある程度の力を持っていたこの要素だけど、SNSのせいで爆発的に地位が向上したと思う。
俺はそういうことが嫌でネットでのやり取りに逃げたのではなかっただろうか。
逃げた先は10年後にテレビよりもテレビらしくなってしまった。
流行りを作り出すために、共有されやすいツッコミどころを露骨に見せるようになった。
盛り上がりを可視化するようになった。
なぜお前らはテレビで満足しなかったんだ?
テレビは日がな一日やることの無いおばちゃんや、頭の軽い学生の受け皿として頑張っていたではないか。
おかげで俺もお前らの一員になってしまう。嫌だ。
この所ネットの自称ゲーム好きの間では「子供にソーシャルゲームをやらせるのはよくないだろプンプン」と発言している人をよく見かける。
自分もソーシャルゲームをやるのは余りよいことだとは思わない。
しかし良いことではないからこそ子供がソーシャルゲームから学ぶことは多いと思う。
イラスト1枚に何十万もかけられる人間たちの姿を通して子供は何を感じるだろうか?
子供は馬鹿だから「いいなー羨ましい。僕も大きくなったらいっぱい課金するんだー」と考えるに決まっていると思う大人は流石にいないだろう。もしもいるのならば他人を軽んじる癖を治すために小学校からやり直した方がいい。
子供だってゲームを何十本も買える額の金でガチャってレアカードを出すことの虚しさを知っている。
その理解できないという感覚が子供に金銭価値の多様性を身につけさせるのである。
これは一生の宝だ。
子供はソーシャルゲームを通して「利用しあう関係の虚しさと必要性」を知る。
フレンド機能とは名ばかりで実際は「お互いのレアカードを貸してもらうための相互契約」である。
最初のうちプレイヤーはチュートリアルに従って次々とフレンドを増やしていく。
しかしすぐにフレンドの数は頭打ちとなり吟味するようになりやがては弱いリーダーカードのフレンドを切り捨てて強いレアカードをリーダーにしている相手に必死に申請を送るようになる。
この友情などどこにあるのかと言いたくなる弱者切り捨てシステムを通して子供は何を感じるだろうか?
子供は馬鹿だから「やったーレアカードで人気者だー。僕ちん友達いっぱーい」と考えるに決まっていると思う大人は流石にいないだろう。もしもいるのならば他人を軽んじる癖を治すために幼稚園からやり直した方がいい。
子供だって切り捨て切り捨てられという関係の空虚を知っている。
それでもフレンドシステムをうまく利用していかなければイベントダンジョンを突破できない。現実は厳しい。
その過酷な生存競争が子供に利用し合う関係を気づくことの必然性とその虚しさを教えるのだ。
そしてそれは逆を言えばお互いを利用しあうという考えのない友情の暖かさも教えてくれる。
これは一生の宝になる。
子供はソーシャルゲームを通して「やめるべき習慣からは逃げ出さなければいけない事」を知る。
ソーシャルゲームは他のゲームとくらべて辞めたいと思っても辞めるのが難しい。
ゲームから長時間離れている間刻々と漏れていくスタミナ、今まで積み上げたキャラクター、期限の迫るイベント、それらが辞めようという気持ちの反対から強烈なモーメントをかけてきてシーソーを辞めないという方向に強引に引き戻してくる。
もしかしたら辞めたいという気持ちは一過性のものですぐにまた戻ってきたくなるかも知れない、その時に捨ててしまった様々なチャンスを勿体無いと感じるかもという不安に抗わなければソーシャルゲームを辞めることは出来ないのだ。
だがゲームとは本来楽しむためのもの、それに大きな苦痛を感じているのならばいっそ距離を置くべきではないだろうか、そのとき子供は何を思うのだろうか?
子供は馬鹿だから「スタミナもったいないでちゅー。ゲーム100本並行して遊ぶために学校やめましゅー」と考えるに決まっていると思う大人は流石にいないだろう。もしもいるのならば他人を軽んじる癖を治すために前世からやり直した方がいい。
将来にわたって有限であることを知らなくても日々の時間は有限であることは理解している。そうあの頃は未来も永遠なのではという錯覚があった。
有限な時間の中でやりたい事・やるべき事を24時間という枠に収めていかなければ行けないことを強く感じる機会をソシャゲは作ってくれるかもしれない。
そして有限の時間を使いこなすためには不要な習慣を切り捨てていくことが大切だということを実感できるかもしれない。
これは一生の宝になる。
しかし同時に多くを手に入れるかもしれない。
私はそのなかで子供が失うものが手にするものよりも少ないとは思わない。
危険な存在だからこそ多くの経験を子供につませてくれる、ソーシャルゲームは雄大な自然と同じく子供の危険な学び場なのだ。
(まあこれぐらいの出来ならホッテントリ狙ええるだろ)
SAOの色んな感想を見ていて気づいたんですけど、大雑把に分けて
まぁ、要はポジティブ思考かネガティブ思考かってところでしょうか。
前者の人は、ネットはそもそも悪意やネガティブな空気に満ちた空間であり、切り分けないとネットの悪意に現実の自身の人格が影響をうけるため切り分けることが良策であり、懸命だと考えている。
後者の人は、ネットを現実世界の延長上に考えており、悪意もあるが善意もあると考えており、きっちり使えば毒にもなるし、薬にもなると考えている。
ALO編キリト
殺したければ殺すし、奪いたければ奪う。
そんなふうに言う奴には、嫌ってほど出くわしたよ。
一面ではそれも事実だ。俺も昔はそう思っていた。
でもそうじゃないんだ。仮想世界だからこそ、守らなきゃならないものがある。俺はそれを大切な人に教わった。
GGO編シノン
「ええと……キリト、あなた言ってることがこのあいだと違うわ」
「え……?」
「仮想世界なんかない、ってあなた言った。その人のいる場所が現実なんだ、って。VRMMOゲームは一杯あるけど、その世界ごとにプレイヤーが分割されてるわけじゃないでしょ? いま私のいる、この……」
「この世界が、唯一の現実だわ。もしここが、実はアミュスフィアの作った仮想世界だったとしても、私にとっては現実……ってことだと思う」
キリトは目を見開き、詩乃が気恥ずかしくなるほどの時間、ずっと視線を合わせていたが、やがて珍しくシニカルさの欠片もない――と見える――笑みを唇に浮かべた。
「……そうか。そうだな」
上記の2つの台詞は共にSAOのテーマの根幹に関わるわけですが、後者(=キリト達)は電脳空間を現実の延長上にあると考え人格を分離させていません。
前者の人はALOやGGOで本気になったりトラウマを解消するという行為を個人を分離させずに社会的な自分をだすのがどうも馬鹿馬鹿しいと考えがちなようです。
この類の人はシノンがトラウマを克服するのにGGOを使用したり、ユウキの死に際にネット内で集まったりするのが馬鹿馬鹿しいと考える。
まぁ、ユイのパパ・ママ呼びが嫌いでSAOが合わないとかはあるようですが、根本的なところではどもう上記の2種類の対立をそこかしこで見かける。
GitHubのissueに、ビルド時に自分の環境だとエラーが出る問題から分かったことについて、ビルド環境の設定で変更してほしい事項とStackOverFlowさんのQAリンクを上げたら三が日なのに、1日で対応していただいた。
初PRの前に初Issueをやってしまったことは嬉しいような、悲しいような。
Pull Requestみたいにソースコードでばっと解決策を上げられるほど
自信がなかっただけなんだけど、
最初のissueを上げた後に、こんなことを書いたら
2, 3回自分で駄目出しand更新をした後も不安でいっぱいだったので
そのつかえが取れた今は、ただほっとするばかりだ。
いや、やっぱりリポジトリのPRの件数カウントが1になってるのを見ると
ちょっと嬉しい。
こんな気持ちはわりかし久しぶりだ。
ほかのユーザーに対して、言葉が足りんけどソーシャル♪みたいな使い方を
して初めて味わうこの感覚は、いくら繰り返しても慣れないけどわりかし好きだ。
Twitterの非公式RTで初リプライが帰ってきたりだとか、
IRCでhi guysって空気読めない感じにやっちまった時とか、
サービスインした時じゃなく、本当に使って初めて味わえるこの気持ちは
ほんとクズだと思うんだけど
先ほどお話したとおり、コンテンツは一切ライティングしておらず、すべてRSSでのいんようなのでこのままだと重複コンテンツ扱いになり、(ペナっていなかったとしても)SEO経由での流入がほとんど期待できないため、ソーシャルにはそれなりに力を入れていました。力を入れたといっても、ライバルのバイラルメディアのアカウントをフォローしてるユーザーをこちらからフォローしてフォロー返しを狙ったり、次サイトに関するつぶやきをリツイートしたり、返信したり、Facebook広告を出稿していいねを増やしたり、という感じです。
facebookの広告費って何?いわゆるイイねを買うってやつ?
なんでこういうクズ行為をさも当たり前に書けるんだろう?ホント神経疑う。
そりゃ隠れてやってる奴はコレ以上に大量に居るんだろうけどさ。
こんにちは。2年前に『はてブ1000users超え記事アンテナ(´・ω・)』というWEBサービスを作って記事を書いたものです。
当時はWEB業界で働くことを目標にしていましたが、いろいろあって今はまったく関係ない業界の会社でお世話になっています。
※カーちゃんには温泉じゃないけど一応孝行出来ました。
2年前に応援してくださった方々、ありがとうございました!
・サイト:『はてブ1000users超え記事アンテナ(´・ω・)』
http://hatebu-1000users-over.com/
おかげさまで少し時間が空くようになったので久々になにかWEBサービス作ってみたいなあと思って今回新しくWEBサービスを作ることにしました。
以前今回ははてなユーザーに絞って作ったサービスでしたので、今回は反対に万人受けするものを目指して作ってみましたので、ひっそりとご報告したく思います。
といっても相変わらずif文を書くのがやっとのPHP初心者なので大したことは出来ないですが。。。
『@漢字の読み方(β)』
・このサイトについて
タイトルのまんまです。難読・人名・地名・熟語などの読み方を提供するサービスになります。情報の取得元については、後述しますがYahoo!さんから頂いております。また、それとは別に下記二つのページへの直リンクを貼らせて頂いております。
今回のサイトでは、descriptionタグで自動的に該当の漢字の読み方を表示する仕様にしてあるため、例えばGoogleで『鬱』と検索した場合、ページタイトルの下に『鬱の読み方:うつ/utu』まで表示されるようになっています。要するに別に当サイトのページをクリックしなくても読み方自体は調べ終わるようになっています。ですのでクリックしてくださった方への付加価値の意味を込めてこれらのメニューを用意しています。
ニコニコ大百科(β) / weblio(類語辞典) / 人名漢字辞典 / Wikipedia / NAVEまとめ / OKWave / はてなキーワード / goo辞書 / Twitter検索 / GoogleMAP /
この部分に関しては今後の評判を見て取捨選択していければと思います。
例えば当サイトで『破面』と検索しても『アランカル』とは表示されませんが、ニコニコ大百科さんやwikipediaさんならユーザーが満足のいく反応を返してくれるだろう、といったように、当サイトではどうしてもカバーしきれない単語の補完をしたいという目的があります。
GoogleMAPについては、例えば『竜胆(りんどう)』『小鳥遊(たかなし)』といった珍しい地名を検索する機会があった場合、せっかくだからどこにある地名なのかもすぐに見てもらえればと思って貼らせて頂いてます。
友『アニメやマンガの流行りで海外の人も漢字の読み方や意味に興味を持ってる人が多いと思う。もちろん翻訳ソフトを使って確認とかもしてるとは思うけど、簡単に調べられるに越したことではない』
・『読み方は?』
『読み方』サイトの先輩サイト様方。今回の製作物では大きな違いは文字を大きめにしたことや、先述のとおりdescriptionタグに漢字の読み方を組み込んでネタバレ式にしたことなどが大きな違いになります。
先述とは別の友人からは『読み方系のサイトなんていくらでもあるから今更参入しても意味ないよwww』と笑われましたが、それでもまずとにかく作ってみる、やってみるというのが大事だと思います。
公開URL:http://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/furigana/v1/furigana.html
・解説:
「漢字かな交じり文に、ひらがなとローマ字のふりがな(ルビ)を付けます。」(該当ページより引用)
「そもそも漢字の読み方サイトなんてどうやって作るんだよ?」という問題を解決してくれるのがこのAPI。これがないと始まりません。知らない人に説明すると、APIというのは、
APIとは、アプリケーションプログラムインターフェイスの略語で、プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数等の集合の事を指す。 ソフトウェア開発の際、いちから全てを作ることは困難だが、APIを利用すればもともとあるプログラムをもとにして、自分でプログラミングすることなくその機能を利用したソフトウェアを作成することができる。
というもので、これで他所からサービスやデータの一部を借りることで新しいサービスの製作の助けになってくれます。いろんな所から出ているのでぜひ探してみてください。
・参考サイト様
『Yahoo!デベロッパーネットワーク』 : http://developer.yahoo.co.jp/sitemap/
・解説:前回も使用したもの。Twitter社が提供するCSSフレームワーク。サイトデザイン(外見)に使用。
自動でレスポンシブ、適当に組んでもそれなりの今風サイトになるので便利。
・参考サイト様
『Twitter Bootstrap』 : http://twitter.github.com/bootstrap/
『Bootstrap 3.0入門 (全18回)』: http://dotinstall.com/lessons/basic_twitter_bootstrap_v4
③忍者ツールズ
・解説:前回も使用させて頂いています。ソーシャル要素はやはり外せないので今回も採用しました。
・参考サイト様
・解説:前回も使用させて(ryお気に入りとかの横に出る画像のあれですね。
・参考サイト様
『Favicon Japan!!』:http://www.favicon.jp/favicon_auto_create/ :
⑥その他
・使用サーバー
もし良かったら一度使ってみてくださると嬉しいです。ご意見ご感想頂ければなお幸いです。
読み方を複数表示したいのにどうしても1パターンしか出せませんでした。今後改善していければと思います。
自分はPHPはif文がギリギリ書ける程度の力量しかないので今回もヒーヒー言いながら作ってました。もし『WEBサービス作ってみたいけど敷居高そう』って人がいたらとにもかくにも作り始めてみてください!まずはじめるのが大切だと思います!
それではありがとうございました!
ある朝、っていうか今日起きて唐突に気づいた。天啓のごとく降ってきた。
年をとるからだ。
ブログ記事は基本的に長い。ルナールの蛇よりも長い。140字に慣れた人々には長すぎる。読むのは疲れる。
でも若くて時間がありあまった人たちは頑張って読んで、理解し、時には論破しようとする。ソーシャルネットの運動とはまさに長文の応酬であったはずだ。かつてのはてなもそうだった。村と呼ばれていた場所ではそうだった。村民たちは若く、暇で、知的な欲望に溢れていた。
だが、2014年現在のブログの記事は長すぎる。だが、2014年現在のブクマカたちは年を取り過ぎた。
年をとるとどうなるか。肉体が衰える、気力が萎える、自分たちを高く見積もりすぎる。
眼筋、視覚の衰えは今更説くまでもないだろう。年をとるとめっちゃすごい勢いでリーディングがめんどくさくなる。三分画面に目を向けるだけで眠たくなる。肉体的な疲れは精神的な疲れに直結する。アホなのに熱意だけは人一倍な新入社員が気合入れて作成した10ptゴシック体一万文字(推定)のプレゼン死霊をワードに出力した途端、椅子と一緒にこんなアホを俺に押し付けた上司のハゲを蹴って金を横領した宮沢りえのごとく逃げ出したくなるのは、俺だけではないはずだ。
そして何より自己評価の問題。少年たちは人は年をとるごとに知識を蓄積し、賢くなるものと思い込む。大人とはそれを間違いと認めるようなった人々だと言われるが、実は嘘で、大人たちとは自分たちはもう充分に賢くなったのでこれ以上学ぶ必要も変わる必要もなくなったと思い込む人々のことだ。
だから、目の前にある記事に新鮮味など感じないし、ましてや自分の予想を越える斬新な知見を提示してくれるとも考えない。そして、ちょっと目先を変えただけの釣りタイトルに釣られまくる。罵倒しまくる。なぜなら世の中は俺をイライラさせることしか能のないバカで溢れており、俺にはそいつらを第一印象だけで罵倒する権利があるからだ。
2000文字の本文に俺の人生を変えうる何かがあるとしても、関係ないし、読まないし、読みたくない。大人は自分の半径一クリック以内の現実に汲々とするだけで精一杯なんだ。大人とはハイパーリンク文化から、wwwの崇高な理念から見放される人々のことだ。
人間は誰しも年をとる。つまり、誰しもがろくに記事を読まずに知ったようなクソコメを打つ、クソおっさんブクマカになる可能性がある。
許してあげてほしい。あなたが精魂込めて練り上げた渾身の長文を、二秒であなたの存在ごと否定してきたとしても。
許してあげてほしい。わざわざidコール飛ばしてまで誤読を教えてやったというのにあのおっさんときたら無視しやがるんだとしても。
そういう大人たちを責めないでやってほしい。
彼らは年をとったのだ。
あなたも年をとるのだ。
自分の発する言葉なんて誰も知らない誰も見てない、何の影響もないと思っていた。
これはとんでもなく軽率な考えだった。本当に後悔している。
自分には影響力があると言いたいわけではなくて。
SNSを匿名(のつもり)で始めた時は、普段疑問に思ったことや、記事を読んだ感想、
思いついた考えを世の中に発してみたいという小さな欲求だった。
発言をしているときは、自分の行動が承認欲求を満たすものだとは全く考えてなかった。
自分の考えをただ発しただけのつもりだった。
でもこれって承認欲求だったと思う。
だれかを誹謗中傷しようなんて全く考えてなかった。
でも実際には全然違っていた。
SNSを使って交流している人達はリアルでも関係(友達、家族、会社の同僚など)を持っていることがほとんど。
そのSNSはその人の場だし、生活圏。そこにいきなり立ち入って好きなことを言ってクチャグチャにして、何の責任もとらず去っていく。
こんなほとんど暴力的なことを自分はやっていた。そんなつもりはなかったのだけど、現実にはそうだった。
自分がされたら嫌なことは人にやりたくない、そう思って生きてきたつもりだった。
でも違った。人の嫌がることをやっていた。しかも自分が尊敬する人たちにも。
SNSを続けながら、途中で、そのことに思い立った。
知らずに多くの人を人を怒らせていたことに気付いた。
自分が発言した言葉はインターネットに残る。そして自分の信用にもずっと影響を与え続ける。
悔しい。迷惑をかけた人に謝りたい気持ちでいっぱいだ。自分が嫌になる。
自分は人に嫌われたいわけじゃない。むしろ好かれたいし、できれば人の笑顔が見たい。
その方々は、自分には記事を読まれたくもないだろうし、関わってほしくもないと思う。
ネットでどのように振る舞えばよいかを知らなかった自分がすべて悪い。
謝りたい。その人たちのソーシャルにネガティブな影響を与えてしまったことを。
そんなつもりはなかったなんて全く言い訳にならない。
殴られても文句は言わない。
今もこれを書きながら吐き気がして頭がクラクラする。自分が発した言葉で人を不快にさせたことを考えると。
すべては自分の行動で示すしかない。失った信用を、マイナスをゼロにもどせるまでどれだけかかるのか検討もつかない。
でもその状況は自分で作った。今の状況は自分を変えるためのチャンスだと思いたい。
人と人との繋がりでなりたっている世の中なのに、自分はそれを軽視していたと思う。
色々考えると胸が苦しくなる。涙も出てくる。
県警でサイバー犯罪を担当している人から話を聞いた時のメモが出てきたので下記にまとめる。
メモは2年ほど前のもので、現在の警察の見解とは異なっている可能性がある。
突然ですが、現在、ランサーズというソーシャルワーキングサイトとの共同企画で「あなたが決める! ストラタジアの伝説の戦士の銅像デザイン!」というコンペが開催されています。
http://apps.soraps.jp/aeria/campaigns/54520485ec209
簡単にコンペ内容を説明すると、ストラタジアというスマホゲームのイラスト募集コンペで、facebookかtwitterアカウント持ってたら1アカウントごとに1日1回投票できて、投票数によって採用作品が決定するというもの。
非常にモヤモヤする投票状況なので、皆さんへ報告を兼ねて、書かせていただきます。
勘の良い人はわかると思うが、これ、不正し放題です。
facebookは電話認証とか必要だけど、twitterなんてガバガバ。
5分もあれば1個作れます。
今は、コンペの認知度が低いせいか全体的に投票数が少なく、不正で簡単に上位になれる状態。
ガバtwiアカウント10個作って毎日投票すれば、今からでも70程度は提案者本人が自分に投票できる。
投票時に、シェアしないを選択すれば、誰にも見つかることなく投票できる。
詰めが甘い不正者のアカウントか、全く他人のアカウントかは判断できないが、
提案提出の2日前とか提案提出日にtwitter登録したアカウントが特定の個人に投票しましたと書いたメッセージを載せてるのがググればいくつか見つかる。
提案一覧を見てもらいたい。
http://apps.soraps.jp/aeria/campaigns/54520485ec209/items
提案一覧見てどう思いました?
みなさんの素直な感想を聞きたい。
絵が良く出来てたり、ストラタジアの世界観を表現できているクオリティが高いものであってもほとんどが0票で、一部だけ圧倒的に(異常に)票を得ている。
世の中には、ヘタクソな絵でもデザインが面白かったり、魅力的な絵というのは存在する。しかし、このコンペで圧倒的に票を得ている一部の提案はそういったものだろうか?
圧倒的に票を得られている魅力がどこにあるのだろう?
不正し放題な企画であることと、一部の圧倒的な得票数をふまえて、
提案者(特に得票数の多い人たち)の、ランサーズ内での活動経歴プロフィールを見てください。
お手数ですが、https://www.lancers.jp/profile/ のURLの後ろにアカウント名をつなげて各自アクセスしてください。
ランサーズIDが HATENA の場合は https://www.lancers.jp/profile/HATENA です。
どう思いました?
これは・・・。
を見て、みなさんは何を感じたでしょうか?
モヤモヤしたのは私だけでしょうか?
伝家の宝刀、"投票結果が1番だった場合も弊社の独自判断により採用を見送らせていただく場合がございます。"が炸裂するのか、コンペの結果が、楽しみです。
みなさんも気に入った提案があれば投票してみて下さい。
この企画は一刻も早く停止すべきだと思うな。
『そもそもツイッターを筆頭にあらゆるソーシャルなネットワークサービスが
自分達にとって都合が良く心地の良いなれ合い環境を作り出すツールや場所として存在しており、
故に淫夢のような特定集団の形成や、その集団がエゴイステイックに闊歩するのは必然なんじゃない?』
...というのは一旦置いといて、
ニコニコ動画も随分まっとうな物になったんだなぁと。
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子供としてはしゃげる場所、大の大人が子供になりたくて来る場所だ。
かつてのニコニコを知っている人は思い出せるだろう。
アニメや映画は丸上げされ、キーボードは飛び散り、狂った裸の馬が毒キノコを調理する光景を。
何でもアリの有象無象の輩が良く分からない情熱を持って馬鹿を競い合い、笑い合う。
そこではフリーダムな風を吹きあれていた。
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今は一般化を目指してテレビの代わりになってしまったと私は感じている。
非社会的な場所から、社会的な場所への整備が進んでいった、すなわち公園化だ。
公園とは遊ぶ場所ではあっても社会的な空間であり、社会的なルールの適用範囲に入る。
結果、ニコニコは安全な公式が上げたアニメを見て猫を愛でるような安全な場所になってしまった。
つまらない遊具と禁止事項が羅列された看板しかない公園のようだ。
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淫夢的な物に人が集まるのはまだそこに非社会的な自由さがあるからである。
逆にもはや「かつて」のニコニコ的なる要素はそういった場所しかないからである。公園の隅だ。
善の楽しさも悪の楽しさも、尊敬も侮蔑も面白さや発想として許容される非社会的な空間。
息苦しく無く見る側も作る側もそれが受容出来る空間。
そんな敷居の低さが人の創造と承認とのサイクルを作り出し熱を生み出す。
人が集まるのは当たり前だ。
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あの何も無く人の目に届かなかった更地に戻したいのだ。
あの頃の皆で持ち寄り、産み出し、互いの発想を讃えて、笑い合うような。
スラドでAC書き込みした文章だけど、4gamerの記事が注目されてるようなので加筆修正して増田にも転記する次第。
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ゲーマーゲートに批判的な立場から解説を試みる。正直話が広がりすぎてて説明しきれないので、ごく部分的に。長いけどかんべんな。
■一言で
ゲーマーゲートを一言で言うと、FPSに代表されるメインストリームの洋ゲープレイヤーたちが「女は俺たちのゲームにケチをつけるな!」「ケチつける奴は荒らしまくって黙らせろ!」「殺害予告!」「レイープ脅迫!」「ケチつける奴に味方するやつも同罪!」「むしろ死ね!」などと吹き上がって無差別荒らしをしている状態のことである。
実際にリーダーがいるわけではなく、8chan(4chanを追い出されたために作られた専用掲示板)やIRC、redditが主な活動場所となっている。
統一された主張もなく、めいめい勝手に「俺の気に入らないこと」があると攻撃しに行くイナゴ集団である。なので議論が成立しない。
少なくないゲーム製作者・業界関係者が実際に荒らし行為で実生活にダメージを負い、被害が多方面に広がっている。NYTなど全国紙やNBC、BBCなどテレビにも取り上げられるほどである。
誤解が多いが、これを「またフェミニストがうるさいこと言ってる」という文脈でとらえるのは主客転倒もいいところなので、そこは強調したい。
Zoe Quinn氏の元彼が、Quinn氏がKotakuライターに対して枕営業をして自作インディーゲーム"Depression Quest"(鬱病を題材にしたアドベンチャーゲーム)に好意的レビューを書かせたという中傷を4chanに投稿。
(この指摘は事実無根と明らかになっている)
ついでに自宅住所などの個人情報やヌード写真等を開示し、4chan勢をたきつけてQuinn氏に差し向ける。
Quinn氏は自身と家族への殺害予告や電話凸等を受けて、現在も自宅を離れている状態。
というように、元は単なる私怨によるリベンジであった可能性が高い。
■ゲーマーゲート命名
Youtubeの有力動画レビュアーInternet Aristocratがこの疑惑を取り上げ、俳優アダム・ボールドウィンがGamerGateのハッシュタグをつけてこの動画をツイートした。かくしてGamerGateという命名が生まれた。
「ゲーム製作者とゲームジャーナリズムの癒着を許さない」という論点がQuinn氏批判およびゲーマーゲートの大義名分となった。
現実にはQuinn氏に対する批判は事実無根であった上、Depression Questもヒット作と言うほど売れるような作品ではない。ゲーム製作者とゲームニュースメディアの関係者がいかなる関係も持ってはならないという潔癖主義は非現実的だし、特にインディーゲーム開発者は食うにも困るような低所得者が少なくない。彼らとゲームメディアとの「癒着」という、存在するかどうかも明らかでない現象をあげつらっているに過ぎない。癒着云々を言うなら大手パブリッシャーとメディアの関係をただすのが先ではないのか。
一方で、AAAタイトルShadow Of MordorのパブリッシャーWarnerが、レビュー動画で批判をしないことを条件にYoutubeの動画レビュアーに金を出していた件について、ゲーマーゲートは一切問題にしていない。
自分たちが好むゲームを作る会社が「不正」を行っても批判をしないのはダブスタとの指摘を免れないだろう。
FEZの開発者Phil FishがQuinn氏擁護・荒らし批判を行ったところ、荒らし勢に報復として自社webサイトをクラックされ企業情報・個人情報暴露等の被害に遭う。Fish氏は荒らし勢への激しい批判を表明し、ネット上から姿を消す。
http://ja.wikipedia.org/wiki/FEZ_(%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)
ゲーマーゲートに批判的な投稿記事を掲載したGamasutra(ニュースサイト)に対して、ゲーマーゲート勢がスポンサーであるIntelに凸行為を行い、広告出稿を引き上げさせるという事態に発展。
http://www.gamespark.jp/article/2014/10/04/52048.html
ゲーマーゲート批判の意見を業界関係者が表明すると、すぐさまtwitterや掲示板に罵倒や暴行予告、殺害予告、住所など個人情報暴露、電凸が多数飛んでくるという状況になっている。IGDAやDIGRAといった研究団体にまで抗議が及ぶに至っては驚きを禁じ得ない。
「ゲーマーゲートは荒らしとは関係ない」「荒らしをする奴はゲーマーゲートではない」という意味不明な擁護も多い。(本人はそう思っているのかもしれないが)
Quinn氏が女性であると言うことと、意見を表明するだけで攻撃対象となりかねないことから、特にゲーム業界で働く女性が身の危険を感じて業界を離れるケースもあり、事態が危惧されている。
銃社会のアメリカでは殺害予告やレイプ脅迫の脅威の度合いが日本とは桁違いであることはご理解いただけるかと思う。
各ゲームニュースサイトは直接の名指しの有無など温度差はありつつも、ゲーマーゲート的な動きを批判するコメントを掲載している。
ゲーム機メーカーやパブリッシャー、開発会社から同様なコメントが出たという話は今のところ聞いていない。
本来ならばゲームビジネスの最上流にあるこうした企業が一丸となって「差別と暴力を認めない。ゲーマーゲートには与しない」とメッセージを出すべき所ではなかろうか。
Anita Sarkeesian氏は2009年から、フェミニズムの視点からポップカルチャー(ゲーム含む)での女性の描写を研究し、「現代のメインストリームビデオゲームには女性をモノ扱いする描写が多すぎる」という批判的意見を展開している。具体的には以下の通り。
http://www.feministfrequency.com/2014/06/women-as-background-decoration-tropes-vs-women/
one very particular type of non-essential female NPC. Those specifically designed as a decorative virtual “sex class” who exist to service straight male desire.
「ゲームの本質と関係ないNPC、ストレートな男性の性的欲求を満たすためだけにデザインされたお飾りの仮想の『性労働者』」--実例としてはメジャーなオープンワールド作品に見られる売春婦、ヌードダンサーと言った描写が挙がっている。
So why does any of this matter? What’s the real harm in sexually objectifying women? Well, the negative impacts of sexual objectification have been studied extensively over the years and the effects on people of all genders are quite clear and very serious. Research has consistently found that exposure to these types of images negatively impacts perceptions and beliefs about real world women and reinforces harmful myths about sexual violence.
「そう言うものばかり消費していると、男女問わず現実世界の女性に対する認識が歪んでしまい、性的暴力に対する有害な誤解をいっそう強化する」というわけ。
(この指摘を是とするか否かはまた別の話だが)
Quinn氏の件を受けて、「俺たちのビデオゲームにケチをつける意見」として再着目され、バッシングがさらに強まり現在に至る。Sarkeesian氏も数々の脅迫を受けて自宅を離れている。
実際にユタ州大学での講演に対してゲーマーゲートを名乗り「銃を乱射する、大勢殺す」といった襲撃予告があり、Sarkeesian氏は講演をキャンセルしている。
ゲーマーゲートの主たる層は若い白人男性と考えられている。(FPSを好んでやるような層)
女性・有色人種・LGBTといった、いわゆるマイノリティのゲーム業界への参画を好ましく思っていない(してもいいが俺たちのゲームへの批判は一切許さない)という潜在的な差別意識がこうした破壊的荒らし行為の一因とも考えられる。
従来「ゲームにおけるマイノリティの描写に対する批判」に対し、ゲーマーたちの反応は「じゃあ自分でゲーム作れ」であった。
ところが実際にマイノリティ側がゲームを作ったら、その作者たちや、それを取り上げたジャーナリズムに対してソーシャルおよびリアル暴力で沈黙と撤退を強いている。
「現実世界の女性に対する認識が歪んでしまう」というSarkeesian氏の指摘がそのまま当てはまっている。
かつてマイノリティであったはずのゲーマーがマジョリティとなって、自分らに異を唱えるマイノリティを力で排除しているというのが今の構図である。そのくせ意識だけはマイノリティのままで被害者面をするので実にたちが悪い
twitterで回ってくるRTを見る限り荒らしが収まる様子はまったくなく、自浄作用が働くことは期待できそうにない。
30年、40年かけて培われたゲーム文化のレピュテーションを、当のゲーマーたちが自分の手で切り崩している状況を残念と言わずして何と言うべきか。
個人的には日本にあってあまり深追いすべき事象とは思わないが、この記事が事態の正確な理解に貢献できれば幸いに思う。
■参考リンク
http://knowyourmeme.com/memes/events/gamergate
http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/gamer-gate_b_6058692.html
クックパッド公式のニュースで、薔薇の形をしたアップルパイが取り上げられた。はてブで話題になってたから見ただけなんだけど。
リンゴスイーツ史に残る名作!薔薇の形のアップルパイ! | クックパッドニュース
http://cookpad.com/articles/3214
曰く、
既存のアップルパイを根底から覆す新種を見つけました。丸くも四角くもないアップルパイ。なんと薔薇の形をしたアップルパイだったんです!
とべた褒め。
この記事を書いたライターの目には、薔薇の形になってるリンゴスイーツレシピというのが、ものすごく斬新に映ったのだろう。記事に取り上げられたのは2014年9月27日投稿のレシピ。
しかし、薔薇の形をしたアップルパイのレシピは、このレシピ以前にもいくつも投稿されている。
リンゴ1個で作る薔薇のアップルパイ by フルール★のりこ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが187万品
http://cookpad.com/recipe/2440686
また、投稿日が2014年1月19日のこのレシピも。こちらは2013年9月5日にも投稿したと書いてある。
バラのアップルパイ by FionaMcLane [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが187万品
http://cookpad.com/recipe/2334711
どちらも過去にtwitterで出回っていたバラの形をしたアップルパイの画像をヒントに自作したとのこと。
記事で取り上げられたレシピとの違いは、リンゴをソテーするかレンジでチンするかだけ。加熱方法なんてつくれぽで「アレンジしちゃいました~」くらいの些細な違いだ。
クックパッドのライターや編集、または多くのユーザーが注目したのは、パイシートにスライスリンゴを載せて巻き上げるだけ、という簡単アイデアの方だろう。
このアイデアは2014年9月の投稿者だけが思いついたものではない。
別にパクリだなんだって話ではない。何故、クックパッドニュースの編集は、1つのレシピだけを取り上げて「りんごスイーツ史に残る」とか「既存のアップルパイを根底から覆す新種」と煽り、その他の同様のレシピを無視したのか。一緒に紹介すればいいじゃん。「他にもこんなに投稿されてました!」「密かにtwitterで話題になってたようです!」って。
いや、理由は分かる。twitterやつくれぽでこのレシピだけがバズってたからだ。バズった時点で記事を書いたライターも、クックパッドで他の「薔薇の形のアップルパイ」レシピがないか検索くらいしたはずだ。しかし、他のレシピのつくれぽは一桁二桁。だから無視した。
このソーシャル時代に、バズ至上主義で過去を切り捨て、なんてのは珍しくない。まとめブログやバイラルメディアがやってることだ。けれども、公式のニュース配信で、その他の投稿レシピが切り捨てられるってのは、切り捨てられたユーザからすれば不満があったりはしないのだろうか。
それこそ、まとめブログやバイラルメディア界隈の間では、単に同じYouTube動画や面白ツイートを紹介するだけで、「あっちのバイラルメディアが先に紹介してたぞ、この記事はパクリ」的に糾弾される。ブロガー界隈でも同じネタ紹介がしにくくなってる。朝日新聞と読売新聞が同じニュースを報じるようなことがネットではしにくくなっている。というのは別の話題なので置いといて、
レシピを投稿する際の承認欲求があったはずだ。それはつくれぽだったり、twitterだったり、公式ニュースに取り上げられることだったりで満たされる。しかしその公式ニュースで無視されたら……。ブロガーでも同じ内容の記事なのに、おちゃらけた別のブロガーの記事ばかりが話題になって、先に投稿して更に文章力も高い自分のブログが全く無視されている状況だったら、もうそれ以上書く気が失せたりもするだろう。クックパッドユーザーも投稿するのが嫌になったりしないのか?「クックパッドに最初に投稿したのは私!」と認められたくはないのか?レシピ業界の「アイデア」とか「著作権」とか「発明者」なんてのはないも同然ということは分かるのだけど、コミュニティ内の先行者名誉くらいはほしいとは思わないのかな。
他所のブログやまとめやバイラルメディアで、「今、クックパッドでバズってるこのレシピ」と紹介するだけなのは諦めるけど、せめて、公式ニュースくらいは、「今、クックパッドでバズってるレシピの歴史!」的に関連情報として、他の人の先行レシピを紹介してやってほしいんだ。それは、はてブニュースなどの他のコミュニティの公式ニュースサイトでもいえることだけど。アルファじゃない人、バズらない人の承認欲求をもっと満たすことのできる取り上げ方をしてほしいんだ。
Pinterestもどきの画像ソーシャルサイトgazou.comのディレクション&開発。
WEBサイトのディレクションの経験のある方(改善の指摘、提案)
一週間くらい
tumbler
ついっぷるフォト
600,000円(税込)
(内訳はディレクション20万、開発30万、リリース後1週間のサポート10万で見積もっています)
どんなサーバー構成にしたら良いか分からないのでサーバー構築を10万くらいで
外注しようと思っていますのでサーバーの構築も可能でしたらプラス10万になります。
サーバー代は月5万円を想定。現在はさくらの安いVPSを使ってます。
海外のドメインオークションで運良く15万で落札しました。(他に入札者がいなかった)
ドメイン名負けしないサイトを作りたいと思いますので宜しくお願いします。
http://oi.jpn.org/files/gazou2.xls
TOPページ
http://oi.jpn.org/files/top-page.jpg
今までの仕様まとめ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Rg8Fosxw_qYO5MW6QTNMvuBzsZ2qkTRyGvI2Mux01Og/edit?usp=sharing
twitter @hhungry
obinat2@gmail.com
普通のサラリーマンで深夜帰宅が多いためレスポンスが悪いです・・・
とりあえずサイトを見てみたい方はお気軽にご連絡ください。
1年近く前からWEBサイトを制作してるのですが、自分のディレクション能力が低く
なかなか完成の目処が立ちません。修正したい部分を外注のエンジニアやデザイナーに
どう伝えたらよいのか、自分でもどう修正したら良いのか分からないことが多く難航しています。
基本的な機能(タグや画像投稿)はベースサイトに実装してあったので2,3ヶ月で制作できると
考えていたのですが甘かったです・・・
100%の完成度をを目指してるわけではありませんが、リリース後に大きなシステム変更は
できないので破綻しないよう基本機能を実装してからリリースしたいです。
ランサーズでデザインの発注をしたのですがWEBサービスにあまり詳しくない方だったので
WEBサービスに詳しい人が多そうなはてなで募集してみることにしました。
2.プルダウンが左端だとメッセージが見切れるので右端にする。
ソーシャルログイン、画像アップロード、Taberarelooからの画像投稿、
・画像ページにコメント欄の追加。(ベースサイトのコメント欄機能を転用)
・ユーザーページがなんか変。
(特定のアダルトタグが付くと「R-18」タグが付いて、画像を表示・非表示する設定はできています)
・タグの登録・削除がスマートじゃないので修正。(Gmailのラベルみたいな感じがいい)
e.g. ttp://gazou.com/members/uploadlist/4309
…が知人にいる。
あるスマートフォン用ソーシャルゲームが、仲間内でちょっと流行った事があった。
当然知人もその流行を知っていたのだが、特に興味なさげな様子だったので無理に誘う事はしなかった。
流行もあっという間に終わり、「アレ、まだやってる?」「いやー全然。容量食うし、もうアンインストールしようかなあ」と仲間内で世間話していたら、知人が割って入った。
「やめるんならアイテムくれない?」
知人はそのゲームを超高レベルまで極めていた。しかも課金を一切していなかった。
ゲームに飽きて消そうとしている人からアイテムを貰いまくって無双しまくっていた。
子供の頃、こういう奴って居たよな。
なんかこの前ここで書いたダイアリーが400はてブとかついてすごいビックリした増田だよ。
お陰ではてブしてもらった日はいろんな人に見てもらえたみたいで
1日で12,000PVくらいいったんだけど、次の日から順当にPVは下がり続けて
今は1日1000PVくらいをうろうろしてる弱小エロサイトになった。
あれからPHP書いたりWordPress更新したりってちょくちょくやってるんだけど、
PHPってなんであんなむずいんだよ。ふざけんな。アドバイスしろくださいおまいら。
いろいろ改善してみたり、失敗したりした。
こんなめんどくさがりな俺でも続けていけるものが見つかるなんて
まずこれ。これはなかなか成功したんじゃないかと思う。
といってもテーマファイルを差し替えて、自分で少しHTML/CSSいじった程度なんだけど。
iPhoneからみてもPCから見てもそれなりな感じになったのでとりあえずこれで満足。
プロからみたらダメなところたくさんあるかもしれないけど妥協しとく。
うん、まともに変わったところといえばこれくらいか。
SEOについて調べていくとどうやらエロサイトは検索流入と同じくらい
アクセストレードってのが大事らしい。性質上ソーシャルからの流入はあまり見込めないから当然か。
なのでよくわからんけど主要っぽいアンテナサイトに相互RSS登録した。
いまのところあんまアクセス流れてこない。どうなってんだよアンテナどころか圏外じゃねーか。
そんでこれが本題。
やっぱり記事の更新作業がくそだるい。ニートなのでラクをしたい。そのためなら勉強する。
やりたいことってのはまとまってるんだけどそれを実現するためのソースコードが思い浮かばない。
Simple HTML DOM Parserってのを使えばいいってところまではわかった。
・指定のサイト、もしくはXVIDEOSから新着のサムネイルとXVIDEOS埋め込みタグを拾ってくる。
・それをデータベースに登録する。(この時にWordPressには下書きの状態で投稿されると最高)
・6時間おきとかに1日4回くらい実行する。
こんなことがしたいんだけどもうわけわかめ。
さらにそれぞれに紐づく下層ページにある埋め込み動画タグをスクレイピングするってのがわからない。
ここで書くのは間違いかもしれないけど教えてエロい人。
いい感じのタイトルを自動でつけてくれるとかいう神プログラムを組みたい。
ヤフーが提供してるAPIで形態素解析なんちゃらとかいうのを使えばできそうだなーとか思ったけど、
あまりに光の見えないトンネルに突っ込みそうだったからこれはまた今度。
ってことで整理するために書き起こしてみたけど
PHP,MySQLあたりの勉強をもっと頑張ればうまくいくのかな。
他のエロサイトがどうやってスクレイピングしてるのかまじで知りたい。
やっぱりRuby on Railsとかでスクレイピングしたほうがラクなのかな。
あーなにか目標持ってこんなに1日中ひとつのことに没頭してるの何年ぶりだろ。