はてなキーワード: 修羅場とは
「もし“幻の10話”に、オレの指摘したリスクよりも大きなリターンがあるなら、封殺されるのはオレだったろう。オレのことをよく思っていない上役は、当時からたくさんいたしな。だが結論は、そういうことだ」
こうして、そのエピソードはお蔵入りとなり、“幻の10話”は幻となった。
「10話の放送は、本来11話だったものを修正して話の帳尻を合わせ、それを10話として放送することで事なきを得ました」
とはいえ「事なきを得た」という解釈は、あくまで側面的な話だ。
この“幻の10話”に携わったスタッフたちは、そうは思えなかった。
「そりゃあ、あいつらからすれば不服だろうな。理由があるとはいえ、せっかく作ったものを全部なかったことにされたんだから」
この出来事は彼らから反感を買い、シューゴさんとの間に不和が生じた。
「きっかけはオレの一言だろうが、実際このエピソードに不備があることは、最終的に誰もが認めるところだ」
だが、「シューゴ監督のワンマンぶりが、自分たちの努力と熱意の結晶を砕いた」という印象が強かったのだろう。
「界隈から“ちゃぶ台返しのシューゴ”って呼ばれるようになったのは、その頃でしたっけ」
「あの件を、オレのワガママみたいに言われるのは不服だがな。オレだって、飯に虫が入ってなけりゃあ慌ててひっくり返したりはしねーよ。ましてや後始末はこっちがやってるんだぞ」
「あの時の判断は間違っていなかったと今でも思う。けれどバツの悪さは否定できない。結果としてこのスタジオはシューゴさんと、従来の制作スタイルを選んだ。一作品の一話のために、一部のスタッフを追い出して……」
残った旧スタッフが気まずそうにしていたのも、それが理由だった。
もう別れて4年経つ。
彼の事は別れた後半年くらいはちょこちょこ思い出したりしていたけど、だんだんと思い出す回数が減って、この2年くらいはすっかり忘れていた。
そんな彼といきなり夢で再会した。
夢から覚めた後、ぼけーーーっと思い返してエモい気持ちになったのでここにひっそりと書き残しておく。
彼とは大学で知り合い、社会人2年目の夏くらいまでの2年くらいをパートナーとして過ごした。
午前中の授業が終わり、即荷物をまとめ、駅まで続く坂を下っていたら、突然後ろから「ねえ!」と声がした。
あ、なんか落としたかな?と思って振り返ると、小走りで坂を下ってくる彼がいた。
「ねえ、歩くの早すぎない?」と妙に馴れ馴れしく声をかけられて私はちょっと嫌な気分になった。
「何か落としました?」と質問を無視して問いかけると、彼は笑って「いや、そんなんじゃないけど。あなた増田さんでしょ。」と答えた。
全く知らない人だったのでなぜ私の名前を知ってるんだ...?とかなり怪訝な顔をしたら、「俺、前にゼミの合同発表で会った事あるもん」と聞いてもないのに教えてくれた。
彼は私が何か言うよりも先に「明後日、授業終わった後にランチ行こ!」と誘ってきて、私が「え、あ、うん」とか何とか言ったのを確認して、坂を駆け上って行った。
私は坂を下りながら、呆気にとられるとはこの事かーなどと考えていた。
当日、私は知らない人とランチに行くのがめんどくさくて何とかしてバックレようと試みたのだが、あっさり大学構内で捕まってしまい、彼とランチをすることになった。
ほぼ初対面の人とはいえ、同じ大学に通う同学年の人なのでそれなりに共通点があり、ランチは案外盛り上がったような記憶がある。
ランチの後もなんだかんだと飲みに誘われる事が多くなり、気付いたらベロベロに酔っ払ってホテルに入っていた。
もう今となってはその時の行為がどんなだったか全然覚えていないが、お互いベロンベロンに酔っていたので適度な積極性もあり、それなりに満足できるものだった。
翌朝、駅まで歩いている時に手を握られて、付き合おうか的な事を言われた...気がする。もう覚えてない。
付き合いだしてからは本当に楽しかった。当時私は一人暮らしをしていた。彼は実家に住んでいたので、必然的にうちに入り浸ることが多くなり、一緒に買い物して晩御飯を作ったり、夜中に5km先のコンビニまで散歩したり、朝から晩までセックスしたりと楽しい事この上なかった。
私は彼のまっすぐな所や、どんな人も大切に扱う所、悔しい思いをしてもなにくそと強くなれる所が好きだった。
それに、晩御飯を作りながら飲むビールの美味しさや、煙をもくもく浴びながら焼き鳥が焼けるのを待つ時間のワクワク感や、駅の改札まで傘を持ってきてくれた時のキュンとした気持ちを、私が感じるのと同じくらい、幸せだと感じてくれる所が愛おしくてたまらなかった。
私が好きそうなカフェ、お気に入りのバー、彼の両親がプロポーズしたという思い出のレストラン、幼い頃から通ってる汚いラーメン屋、高校生の時初めて挫折を経験して男泣きした公園の東屋。彼が色んな場所でいろんなエピソードを教えてくれるたびに、彼が私を信頼してくれているのが分かって嬉しかった。
一人暮らしのマンションを引き払って、空港に行くまでの道中、彼が私の手を確かめるようにずっと撫でてて、それが切なくて涙が自然と溢れた。
飛行機に1人で乗り込んだ後すこししたら彼から「右ポッケ。」とLINEが来た。右のポッケには小さく折りたたまれた手紙が入っていて、「遠距離になっちゃうけど大丈夫。離れていてもいつも側にいるのを忘れないで。俺は君のことをずっと応援してるけど、本当に辛くなったら全部投げ捨ててもいいんだからね。」と書いてあった。
今思うとやけにドラマチックだな〜〜とそわそわしちゃうけど、当時はそんなこと1ミリも思わなかった。ただただ一番大事な人が近くにいない状態で新しい生活が始まるのが悲しくて切なかった。
お互い社会人になったけど、毎日LINEのやりとりは欠かさなかったし、電話もほとんど毎日した。予定が合えばビデオ通話で一緒に発泡酒で乾杯して、寝落ちするまで平気で5時間とかやってた。お互い実家だったからできた所業とも言える。
月に1回くらいのペースで会いに行ったり、来てもらったりして、なんだかんだで良い関係を続けていた。
そんなある時、私が浮気を疑われた。しかも割と細部まで知っているようだった。
実際のところ、際どいところまでいったのは事実。しかも酔っててあんまり覚えてない。状況から判断すると明らかにクロだけど、私は必死に否定した。
彼が私のスマホを盗み見したという所を執拗に責めて、論点をずらしてごまかした。
彼は一応というか一旦は水に流す、と言ってくれた。だけど、この事件から明らかに私たちの関係はうまくいかなくなった。
LINEはするけど、どこかよそよそしい。写真つきのLINEがほとんど来ない。私と会いたがらないし、愛してるとか好きとか言わなくなった。
私は2週間くらいかけて「あ、これもうダメなやつ」と理解した。
浮気を疑われるような事をしたのは私だし、もう私がどうあがいても関係が修復することは不可能に近いな、と。
それを悟ってからは、LINEするのを辞め、Twitterやインスタもログインすらしなくなった。とにかく目の前の仕事に没頭して、家にいる時間も勉強に費やした。
そして、1ヶ月くらい経った時、自分から彼に「会って話したい事があるので時間をください」とLINEを送った。
もちろん、私は彼と別れるつもりだった。浮気まがいの事をした自分をもう一度信頼して欲しいなんておこがましいと思ったから。
久しぶりに会った彼は前に会った彼と同じで、お気に入りのカフェで仕事の事とか季節の事とか、当たり障りのない事を話して緊張をほぐした。
私が別れを切り出した時、彼は私の提案に答える代わりに、椅子から立ち上がり、ひざまずいて「結婚してください」と言った。
彼の手には指輪の箱があり、中には一粒ダイヤのリングが光っていた。
しばらく状況が飲み込めなくて、10回くらい「え?」って聞き返した。
彼は椅子に座りなおして、封筒を私に渡した。封筒の中には婚姻届が入っていて、彼の書く欄は全て彼の直筆で埋まっていて、捺印もされていた。
別れるつもりでいたのに、まさかプロポーズされるとは。夢にも思っていなかった。
いざプロポーズされてみると、やっぱり嬉しくて、私は「私でよければお嫁さんにしてください」と泣きながら答えた。別れるつもりだったのにね。
私は彼と連絡を取っていなかった数週間の間になぜか上司に認められてしまい、数ヶ月後から新しいプロジェクトに投入されることになっていた。
これまで1年目の社員にこんなチャンスが来たことはないらしく、部内でも若干どよめきが走ったくらいだった。
そのプロジェクトは海外出張も多く、仕事に忙殺されることが予想された。
この仕事は私が入社前からやりたいと思っていたことそのものだったので、私は二つ返事で快諾した。
いざその仕事が始まってみると、家は帰って寝るだけ。休日は半分仕事で半分勉強しないと追いつかない。
毎日できていたLINEも出張やら会議やらでまともにできない。予想はしてたけど、その何倍もハードだった。
もちろん彼にはそのことも伝えて会ったし、彼も理解してくれてはいたけど、だんだん距離が離れて行った。
私がやばい、と思った時にはもう遅かった。
仕事の合間を縫って会いに行っても、無言でドライブ。険悪な空気のままホテルに入って前戯もなしのセックス。もちろん嫌だって泣いて訴えても力で押さえ込まれる。
彼の友達を交えてBBQをしても彼は私を放置して友達と遊びに行く。
存在そのものを無視されているのが手に取るように分かって辛かった。
最後は私も耐えられなくなって、弁護士に相談して社会的制裁を施して、ぐちゃぐちゃになったまま終了。
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別れて4年経った今思い出すのは、私の人生で一番好きだった人との幸せな思い出と、一番憎かった人とのぐちゃぐちゃの修羅場。
もし人生で一度だけやり直すことができるなら、浮気騒動の前に戻りたい。本当にあれは私が悪かった。あれからお祝いの席以外ではお酒飲んでない。
彼の実家にお泊りした時のこと。
浴槽の風呂ぶたを開けるとお湯が真っ黒!!
彼の家は、父・母・彼・妹の4人家族。一体何人が何日間入ったらこんな色になるんだ???
シャワーだけで即効済ませたら、
翌朝、彼の母親が「あら、お湯使わなかったの?」と言ってきた。
適当にごまかすと、彼が「シャワーなんて不経済だよ。ウチは1週間あのお湯使うんだよ」と。
そうなんだ。彼が結婚(親同居)を匂わせてきたので付き合いを止めました。
マコモ風呂とは何かというと、お風呂の中にマコモというイネ科の植物を粉末にしたものなどを入れ、長い時には1年などの長い期間、そのお湯を取り替えずに入浴することで身体から毒素を排出させる、というもの・・
金曜日に旦那母から、土曜日おでんを作るから食べにおいでと誘いが有ったので
後かたずけを私がすることに (家族ルールで支度は義母 かたずけは嫁)
洗い物をしていたら、突然義母が絶叫した
「なんで、土鍋を洗剤使って洗ってんの~~~20年育てた土鍋が台無しじゃないの~~~~」
本当に理解不能な出来事に遭遇すると脳が変なこと考えるんですね
私は「お~~土鍋がきれいに割れた~とか、床が凹んだよな~掃除誰がするんだろう」
と考えていました。なんで義母がヒス起こしたのかとか、私の何が悪かったのかなど考えられずに
旦那がそれを見ていて、今日はもう帰るから。明日また来るからとだけ言って
私の手を引っ張って、私のカバンをもって飛び出すように義実家を出た
玄関を出た頃、私が正気に戻って義実家に戻ろうとするのを旦那に止められ
今はいない方が良い。明日また来るから、とりあえず今日は帰った方が良いと言われ車で帰宅
極上の土鍋が出来ると考えている人らしい
私が洗剤を使ってしまったので、土鍋に洗剤がしみ込んで土鍋が死んだと思っていると思うと言われた
20年育てた~~も、16年前に旦那が洗剤で土鍋を洗っていると義母に見つかり
同じように土鍋を目の前で叩き割られたそうだ
で、今の土鍋は実際は20年育てたでなく16年なんだけどねと笑いながら旦那に言われた
私にとっては道具というより相棒とでも言える大事な物だと知ってるのに。
腹が立って仕方ないので、ギ実家のテフロンの鍋・フライパンの真ん中を
スチールダワシで思いっきりこすって置いた。
疫病は指数関数的に被害が増大するというので、現在の日本の状況とそれが2倍になるスピードを見ながら
他の国のいつぐらいの状況に近いのか見てみた
https://www.worldometers.info/coronavirus/
【日本の現状】
4/5段階での日本の感染者数は3858人、死者数は93人だ(NHKより)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200404/k10012368271000.html
死者数が半分だった時期は 3/26 47人 10日前
これが諸外国ではどんな感じだろう
【アメリカ】
今一番注目されてるのがアメリカ。人口にして3.2億、日本の2.7倍だ
この段階は
感染者では3/18(9197人)と3/19(13779人)の間くらい、3/16~17の2日で2倍
死者では3/20(255人)、これは前日から2倍になっている
一見日本はアメリカの2週間前の状況かと思うけど、注目すべきは2倍上昇率
死者も感染者も1~2日で2倍になっているという、相当な修羅場だ。ここまでにはなってない
【イタリア】
ヨーロッパでいち早く感染拡大が明らかになったイタリア。実はヨーロッパ全土でイタリアとかわらない惨状だったというのは今になって分かった後知恵なんだけど
人口6000万は、丁度日本の半分。感染者1900人、死者46人に相当する この段階は
感染者 3/2 2036人 2/29からの2日で2倍になっている
死者も同じく3/2 52人 こちらは2/28~29のあいだくらいで2倍
アメリカ同様、2~3日で2倍になっているが、こちらはもう1ヶ月前から今の日本の状況だったっぽい
【ドイツ】
一方ヨーロッパでは比較的感染対策が成功していると言われているドイツ
人口8000万は日本の0.67倍。感染者2600人、死者62人相当 この段階は
死者 3/19~20 44~68人 18~19日からの1日で2倍
意外にもアメリカより早い段階でこの状況に到達している。感染者数が早めに逹しているのは
しかし死者増加の鈍化には結びつかず、結局3月なかばには日本の今の状況になってしまった
【韓国】
インターネッツのみなさま大人気の韓国。CNNなんかでは優等生として賞賛されている
気になる人も多いでしょう
人口5000万、日本の0.4倍で、感染者1600人 死者38人に相当する この段階は
死者 3/4~3/5 35~42人 3/1 3~4日前から2倍
欧米とかわらなくね?とは思うものの、死者倍化速度が欧米の半分というのは朗報
なんだけど、比較的優秀な扱いの韓国でさえ死者3日で2倍という速度はかなり厳しい
【中国】
動きも人口も特殊すぎて参考にならないと思うけど一応中国の数字も書いておく
人口14億人は圧倒的。日本では感染者44688人、死者1077人相当 この段階は
欧米から見ると実は拡大率はマイルドだった。感染拡大は1ヶ月前から明らかだったため
対策がかなり行われていたのだろう
こう並べてみると、日本の状況はおおよそ欧米の2週間前、韓国の1ヶ月前の状況らしい
更に拡大速度はかなりマイルド
対応開始から効果発揮までは2週間の期間を要するという話なので、今からなら対策すれば間にあう状況と言える
もちろん気を抜いたらあっという間に悪化するたちの悪い感染症なんだけど
こないだの週末のように引きこもって、特効薬が出まわるのを待てば
最悪の状況は避けられると思う。お前らがんばってひきこもれ。いつものとおりやってればいい
おまけ
【台湾】
世界で一番コロナにうまく対処している台湾、人口2300万人は日本の0.2倍程度
4/4現在で感染者300人 12日で2倍 死者5人 16日で2倍と、日本よりさらに倍化速度が遅い
5倍すると1500人/25人くらいで、3/25および15日に相当する
今風呂場の改装中で、残り一週間ぐらい風呂と洗濯機が使えない生活になっている。
俺の場合、家でウンチをしたら風呂で余り糞を出しながら肛門を洗う習慣があるんだけど、
で、今シンクの中に片足を置きながらホースシャワーで肛門を洗ってみたんだけど、
洗面台の前の床がボディシャンプーの混ざったお湯でビショビショよ。
https://anond.hatelabo.jp/20200214221936
今、俺の事務机に座ってテキストファイルにこの雑記を書いている。一人だ。残業申請もしてないから構わないだろう。それくらい、クソッタレな気分なんだ。
知ってる人がいたらバレる? 知るか。俺の理性が勝てば投稿をやめるし、怒りが勝てば投稿する。
昨日の昼に係内ミーティングがあった。俺の隣の席にいた、比較的新人(M。女性)が鬱病になったらしい。
そこまではいい。俺やみんながショックを受けただけのこと。いや、なんとなくわかってたんだ。あの子、こないだお母さんと一緒に職場に来てたから。それ以来休んでたから。
……どうしてあの子が? およそ2年の付き合いだが、勤務態度は真面目だったし、大きいミスもなかったし、よく頑張っていたし。
来週からは頑張らないとな。残業、どれだけ増えるんだろう。月に60時間は確実かな。
さて、本当に何があった? 俺はそう思ったし、みんなもそのはずだ。原因はなんだろう? 心労が重なってたのか? 毎日暇つぶしでクレームを言いに来るおじさんにやられたのか? 私生活でキツイことがあったのか?
俺のせいなんだって。多分俺に責任があるから、同僚の女子2人と合わせて調書を取りたいんだって。
冗談抜きで何もしてないよ? セクハラなんてもってのほか、食事をしたことはあるけど、そういう関係を望んだことはないし、その証拠に体に触れたことはない。
「病気休暇の手続きで必要なので、診断書の提出を~あわせて関係者の聴取記録を人事に~」
どうやらマジなんだな、と思いながら話の続きを聞いていた。
俺が原因ってどういうこと? まだそこまで話が進んでなかった。
その前に、いいか? 聞いてくれ。増田の皆さまは俺のことを知らないだろうけど、とにかく聞いて欲しい。
課長が言うには、
「Mさんはあなたに好意を持っていた。本人の口から聞いた。同じ机の島にいたKさんもNさんもそう言っている。2人とも、あなたがMさんと親密な仲だと思っていた。あなたの意見を聞きたい」
ああ、そうですか、と思った。
1時間後の今では、そんなはずはない!という気持ちでいっぱいだ。俺が好かれる要素なんてない。そんな素振りはなかった。むしろ嫌がられている素振りならあった。
だが、さっきは状況を把握したいという気持ちが先行していた。信じられない、という気持ちが後ろに隠れたんだ。
返答はこんな感じだったかな。
「KさんもNさんもあなたが好きだった。Mさんと3人でそのことを共有していたみたい。でも、今年の夏辺りから、後輩であるMさんがあなたと一番仲良くしていたから、関係が悪くなっていた。今日の昼にKさんとNさんにも聞き取った。3人の話は一致している。あなたがトラブルの種になった可能性があるので、こうして聞き取りをしている」
『そうですか。ありえないですね。俺とMさんは(同じ課のメンバーとして)同期で席も隣なので、あの2人よりは必然的に話しますよ』と返した。
本当にありえないのだ。
俺は来年39だぞ?今までに彼女がいたことはない。学生時代はモテなかった。20代の頃もモテなかった。アタックした女性は30人以上。でもダメだった。もちろん童貞だ。結婚は十年前に諦めている。
俺は女子職員に嫌われている。特に若い層に。みんな俺の目を見て喋らないし、見たとしてもすぐに逸らす。話し方もたどたどしいし、ひどい奴だと俺の姿を見た途端にマッハで横を向いて、別の職員に話しかける。おばさんには可愛がられている。
続きを書く前に、気持ちの整理という意味で、上の3人を簡単に紹介しよう。
M…高卒で市役所に入った。なので若い。すごくおとなしい。おしゃれな私服を着て出勤してる。モデルみたいな体型。背はちっちゃい。人によって態度がかなり違う。苦手な人(例えば俺)だと挨拶されても無視するし、相性のいい人だと大声で笑うこともある。他課からその手の文句がある度に、Mに「そんなことしたらいけんよ。あなたの立場が悪くなっていくだけだよ」って注意してる。うん、て言ってるけど、聞いてくれてたのかな?いいところはもちろんある。どんなに面倒くさい客でも接客を諦めない。そういうところ、スゲーなって思う。税務よりも福祉が向いてそう。
K…一人前の職員。税務課3年目。もうすぐ30歳。よく笑う。人なつっこい。恐い客が来たらビビって俺のところに相談に来る。恐い客から電話があったら、すぐにNさんに電話を代わってもらう。俺と、まともに明るく会話をしてくれる数少ない女子。天使。だと思っていた。飄々としてるけど、ちゃんと反省ができる。悪いことしたら、時間が経つことはあっても、ちゃんと謝りにくる。明るい子だな、と思う。
N…20代だけどベテラン。市民税マスター。性格は暗いけど、Mに比べたらよく笑う。ひょろりとした感じ。常にマスクをしており、素顔を見た人は市役所でも10人もいないらしい。飲み会でもマスクしてる。どうやって飯食ってんの?この子も、面倒くさい客にやられそうになると俺に振る傾向にある。面倒くさい客→K→N→俺のところ、という黄金パターンが確立している。接客が終わる度に「ありがとうございます」って言うけど、本当に思ってる?
ふた月ほど前から、MとKの仲が険悪になったらしい。俺の行動として、本来ならばKに相談すべき質問をMに聞いていたのが原因らしい(※俺の意図としては、Kに聞くよりも自分達で考えた方が成長できそうだから聞かなかった)。それで、MがKに仕事を聞きに行っても、Kはへそを曲げていて、ロクに教えてもらえないということがちょこちょちょこあった。
市民にとって大事なことなので、困ったKがNに聞きに行っても同じような態度。Nは、2人が険悪な雰囲気になっていても知らないフリをしていた線が濃厚のようだ。
俺はそんなことになってるなんて思いもしなかった。けっこう雑談してるように見えたけどな、あの3人。
で、そのうち、MはKに質問するのを諦めて、俺に聞いてくるようになった。これは覚えがある。最近、ヒラの職員では解決困難な相談を受けることがけっこうあった。
そんな様子を見て、Kがますます腹を立てる。それで、俺の見てないところでMを無視するようになった。
それがひと月前。
そんなことが続いたら、まだ二十歳にもなっていない社会人としては厳しいものがあるだろう。
どういう事情なのかはわかった。俺は課長の前では自分の考えを言わなかった。ただ頷くばかりだった。
今度は、KとNがケンカしてるんだって。Mが休んで仕事が増えたことの責任を擦り合ってるって。
そういえば今日、Kが機嫌よさそうに話しかけてきたっけ。Nの悪口を言ってたな。
そのNは、昼休み中、係長に「仕事が手一杯です」みたいなことを相談していた。
○すぞ?
我ながらとんでもないことを書いている自覚がある。
なんでこんなことになったんだろう。
あんまりいい役所じゃないけど、ついでを言うと俺も過去に4回ほど処分を受けていて、うち1回は市長室に呼ばれているほどの問題職員だけど、それにしても運がなさ過ぎる。
こんな状況になっても、俺が考えてるのは自分のことだ。
俺はどうして若い頃に彼女を作れなかったんだろう。あれだけ声をかけたんだから、1人くらいは成功しててもよかったんじゃないか?
神様。どうして俺がモテることもあるんだって教えてくれなかったんだよ。もっと早く知っていれば、彼女ができて、女というものがわかって、人とまともに向き合うことを理解して、結婚して、子どもができて、子育てに苦労して……そんな経験があれば、今回のことだって事前になんとかできたんじゃないのか?
あの子は今どんな気持ちで入院してるんだろう。あの子は優しいから、俺のことを恨んでなくて、多分自分を責めている気がする。
どうすればいいんだ? KとNのことは心底嫌いになったけど、でも、それで終わらせたらダメな気がする。それじゃ、昔の俺と変わらないままだ。
とりあえず、明日2人に話しかけてみよう。残業多くなるけど頑張ろうなとか、今までごめんとか、なんでもいいから。理想をいえば、今回の事件について忌憚なく話し合えるだけの関係を築きたい。
愚かなことを書いた。後悔の方が強い。
気分が重い。週末までには同僚の誰かがこれを読むかもしれないって思うと、いざという時に備えてイメトレせざるを得ない。
でも、俺がこの日記を消すことはない。昨日の投稿ボタンを押した自分に失礼だから。
あと、誤字まで含めて内容修正もしない。本文を修正するのは誠実じゃない気がする。あの時の感情を論理で上書きしてしまうというか。
お薬出しておきますねー チラッ 今度カウンセリングも受けましょうねー
→あなたの分析は当たってる。2年前まで精神科に通ってたんだ。俺の文章読んだらわかるだろ?なんとなく。
→本文中の課長や俺の台詞だけど、あんなに明瞭としてないよ?もっとたどたどしかったし、確信めいた雰囲気でもなかった。上司の言葉を信じるなら、入院前のMが俺の上司と面談した時、お母さんの横でそういう気持ちを吐き出したことだ。あとKとNのことを。でも、録音された声を聴いたとかではないから俺にもわからないんだ。ごめんよ。
全部仕切って残った二人をお払い箱にして飛ばすか嫌いな方を飛ばせ
→俺、この年でヒラなんだよ(泣)。係長ですらないんだよ。権力ありません…
単純にいいなぁ。他者からしっかり認識されてるじゃん。それも3人も。 俺のことどうでも良いとしか思ってない人ばっかだからおれは死んでいるようなもんだよ。いいなぁ。
→ありがとう、嬉しいよ。あなたのことをどうでも良いと思っているかは、あなたじゃなくてその人が決めるんだと思います。
若い頃はイケメンがモテる 高収入イケメンは常にモテ続ける でもブサメンも歳とっていくと能力とか収入とかでモテる あと落ち着いてるとか頼り甲斐とか趣味が良いとかの要素でモテる もしくは狭い空間で逆オタサーの姫になったか ただのモテ期だからお前に元々モテるポテンシャルがあったわけではない
→ググッたけど、どうやらそういうものらしいな。教えてくれてサンクス。あなたの後半の意見が正しい可能性が俺の中で高い。
女性3人の紹介文のところで急に嘘っぽくなる
→覚えやすいようにキャラ付けを意識したよ。一文で紹介してしまうと、Mは綺麗だけど気難しくて扱い難いし、Kは良くも悪くも今どきの若い子だし、Nは知識量は凄いけど接客がもの凄く苦手。
長すぎて草 飛ばして最後だけ読もうと思ったら『あの2人だって辛いんだ。俺だけが辛いんじゃない。』でウットリ終わっててさらに草
→上でも書いたけど、精神科に通ってたんだ。病名は伏せさせてください。
これは松い
これはうんこ松
松!松!松!
→物理的な原因でいえば、Mに非がある。上司にそんな感情を打ち明けたのはなぜだ?どんな気持ちでそんなことを言ったんだろう。考えてもわからない。
純粋に羨ましい 実際に就職して社会に週5で出ているとそんな妄想を構築できない ラノベの作者が全てニートなのもただ憧れる どうせ追記を用意してるだろうから期待しているよ
→さっき追記したよ。これ以上はもうない。俺が羨ましいって?俺には妄想を構築することができないあなたの方が羨ましいけどな。想像に過ぎないけど、ラノベの作者は妄想力が凄すぎて社会人ができないと個人的に思ってる。
そのエロゲ終わったら後で貸してくれ 意外と少ないのよな社会人物のギャルゲ、エロゲ
→俺も社会人もののエロゲはしたことないな。製作者や購入者の状況を考えると、タイトル数が少ないのは頷けるよ。販促サイトを見ても、ぜんぜんリアリティを感じなかった。このエロゲは何てタイトルになるんだろうな。「冴えないおっさんだった俺が、ある日突然3人の税務ガールにモテ始めて修羅場です」みたいな感じかな?
『本当にありえないのだ。俺は来年39だぞ?今までに彼女がいたことはない。学生時代はモテなかった。20代の頃もモテなかった。アタックした女性は30人以上。でもダメだった。もちろん童貞だ。結婚は十年前に諦めている。』本当にありえない。20代の女って正直男なんてより取り見取りだし、過去必死に女にアプローチしても相手にしてもらえなかったようなキモい男(しかもジジイ)に好意を抱くはずがない 気持ち悪いよ
→ごめん。俺の勘違いであなたにだけ返信してなかった。俺は真相が知りたいと思ってる。相談室での聴取中に聞いたことっていうのは、物事のかなり上っ面の部分だ。俺は、あの子らが俺を取り合ってたなんて馬鹿なことは考えてない。大したことのない真実が、Mが恨めしい心を晴らすために取った行動のせいで、とんでもない姿に化けている可能性の方がずっと高いと思ってる。
→不幸を扱ってるからじゃないか?今週、はてなブログに日本死ねの親戚みたいな記事がブクマ数をかなり取ってたよな、確か。他人の不幸はやっぱり楽しいんだよ。あなただって、家族が起こした交通事故は見ていて辛いだろうけど、知らない他人の交通事故だったら死亡級でもついつい見ちゃうだろ?
男のモテない話は最後までモテないのがいいね 女は必ず最後に結婚してるとか今の彼氏が〜ってオチがつくけど
Just like TT (true tears) 気づかない振り やめて やめて
→マジで焦っちゃって見つめるだけで何もできなかったのかな。
これは元増田をクビにするための罠だな、確実に
→俺、公務員だからクビにならないよ。若い頃に体育館の倉庫を全焼させたことあるけど、文書戒告で済んだよ。例えばクビになることをやらかしても、労働組合に入っていて、かつまともな人格の持ち主だったら1回ぐらいは勘弁してもらえる。それが地方公務員だ。ただ、俺の場合は処分の回数的にそろそろヤバイ。
マジレスするとお前が話しかけても話がこじれるだけだからやめとけ。
→アドバイスありがとう。俺から話しかけるのはやっぱりまずいよな。しばらくは待ちの姿勢にする。とにかく仕事に徹するよ。
ほんとうにモテるひとは 「またか」って感じでスルーじゃないん? Mさん自身の口からなんかきいてる? それ以外は信じないほうがいい気がする。 周囲が何言おうと。
→なんも聞いてない。Mは仕事のこと以外しゃべらない。美人なのに、女子とは思えないほど寡黙なんだ。復活したら、あの子の口から色々と聞いてみたいけどな…無理だろう。
ハーレムエンド目指そう とりあえず3股から始めようぜ 騒動を落ち着かせるために付き合ってるふりをしてるけど本当はお前だけみたいな感じで
→最後にエロゲをやったのは8、9年前だったかな。陵辱ゲーだったと思う。ハーレムエンドがあるゲームは「しまいま」しかやったことがないんだ。無料のやつ。
ついにモテ期がやって来た! ほら、時々あるじゃん。季節はずれの花の狂い咲きとかw さて、問題は、これがどのくらいの期間続くかだよなぁ。 下手を打つと職場での人間関係が非常にヤバくなるから気をつけてね。
→うん、それはまだ分からないんだ。あの3人が俺を本当に好きだったかすらわからないんだ。わからないのに、それがもし本当でも嘘でも、俺にとっては畜生な事実にしかならないから、憤ってこんな日記を書いてしまったんだ。
フェミニストさんがKKOにそんな現実がくるはずがなぁぁぁぁっぁいって発狂するまで4秒前
→だんだんと整理がついてきた。可能性はふたつある。ひとつは、彼女らの想いが本気であること。もうひとつは、本気とかじゃなくて、近くの席に座っている冴えないおっさんが、自分ら3人のうち誰にアタックするのか面白がっていた可能性。Mが選ばれたと感じたKとNにとっては気分がいいものじゃない。だからMに嫌がらせをしたんじゃないか?
最後まで読んでMへの好感度だけ上げてて「気持ち悪!!!!」って思った。増田はセクハラに関する本を読んだほうがいい。危ない。言い方は悪いけどぬいペニ案件だし20前後の女の子3人の諍いにモテを意識して介入しようとすんなよ本当にキモいぞ。ブコメにもあったが女子校の教師枠からな???おまえが世間話したとして「うちの親も〜」って完全に親世代枠で括られる「親より少し若い」程度のおじさんだからな????アプローチも何もなかったものをモテにカウントすんな?????
→コメントありがとう。日記を書いた時は心がどうにもならない状態だったが、今は落ち着いてる。Mのことは尊敬してる気持ちもあったけど、軽蔑してる気持ちもあったよ。好感度でいったら、3人とも同じくらいだ。でも、Mが一番可哀想だから、残り二人を攻めたい気持ちにもなる。本来は、あの2人がMを守らないといけない立場なんだぜ?Mは仕事はめちゃくちゃ粘り強いけど、嫌いな人には社交性がゼロになる。先輩に挨拶されても無視するんだよ。社会人失格レベルだ。大人よりも粘り強いだけの子どもなんだよな。そういうところはちゃんと軽蔑してるし、注意もしてたよ。「あなたの態度はおかしい」って。ぬいペニ案件とやら、ググッてみた。あなたの言いたいことは何となくだけど理解した。KとNとは、今後は仕事以外の会話はしないようにするって、金曜日に上司に伝えてる。チームにとって、それがいいと思ったんだ。他者目線で考えて。本音を書き込んでくれてありがとうな。嬉しかったよ。
というキャッチコピー。これね。やめるべき。
もしくは
「家族みたいにみんな仲良しですよ!」
というのを謳いたいと思うんだが、それでいいのかと。
例えば育児も落ち着いて、空いた時間に仕事をしたい主婦の方とか
でも普通に正社員のガッツリ求人で即戦力の人材を欲してるような会社が
仲が良かったり社員同士の結束が強いのをアピールしたいのであれば、
「チームワークが非常に優秀な職場です!」って書けばいい。
何が言いたいかと言うと、上に書いたような
「アットホーム」という言葉に逃げずにきちんとその内容を書くべき。
って思うように感じてしまう。
「残業や徹夜は正直あります!でも他の会社では絶対にできない経験ができます!」とか
「修羅場は経験してもらいます。でもその後のあなたの成長は保証します」
みたいな、「物は言いようやな」感はあるものの、こっちの方がまだ好感度はあがる。
あとね、もう一つ言いたいのは
社会への貢献を本当に考えたら、絶対に面接落とした理由を正直に伝えてあげるほうが良いと思う。
まあコストはかかりますけどね。落とされた方はそこを反省して次に生かせるはず。
失業率の改善にも微々たるものながら影響与えられるんじゃないかな。
他にも言い出したらキリがないけど、
どうなんですか人事の人
最近、教え子に薄っぺらい人生だなって言われて狼狽えている増田を読んだ。
僕も時々「自分の人生はなんて薄っぺらいんだ」と自己嫌悪になることがあって考えこんだ。
まず、薄っぺらい人を探そうとした。
喫茶店で新聞を読みながらモーニングを食べる冴えないオッサン? 奥さんに家を追い出されて来たのかもしれない、ひとり身なのかもしれない。それなりに修羅場を潜り抜けてきたのかもしれない。窓際かもしれない。人生の意味について悩んでいるかもしれない、いないかもしれない。
コンビニですれ違ったヤンキー? 僕の知らない苦労があるだろうし、喜びもあるだろう。クルマも服もセンスは違うけど、きっと違う世界で同じ時間を生きてるんだよ。
引きこもりの人? 実家暮らしの苦労は絶えないだろう。未来に不安も感じるだろう。時間の流れも感じるだろう。引きこもり者の配信を見たら実母とバトルが始まってみている僕の心拍数が上がった。いったいどこが薄っぺらいと言えるか。
次に、薄っぺらくない人を探そうとした。
インドに行ってバックパッカーになればいいのか、アニメを見てひとりでキャンプを始めればいいのか、脳梗塞で半身不随になればいいのか、若年性アルツハイマーの親を抱えて介護で絶望すればいいのか、沢山お金を稼いだらいいのか、ツイッターで100億円配ればいいのか、映画スターに、漫才師に、落語家に、パイロットになればいいのか。
どうやら、どれも当てはまりそうにない。
小保方氏の不正が発覚してメディアで取り上げられたのは大学生の頃で、小保方氏が記者会見をしたあとの研究室の人間は2種類の人間に別れたものだと印象に残っている。
・「ありまぁすw」「教務のあの人小保方に似てね?w」など積極的に言う人
俺は前者の人間とは絶対に仲良くなりたくないとわかったので、ある意味有用なフィルターを作ってくれた小保方氏には感謝すらあるのだが、研究と学業がうまくいってたのは、どちらかというと前者の人間だったとも記憶している。というのも、前者のような人間は、うまく人に頼ることができる人間だった。
4回生で研究室に配属されているにも関わらず、未だ単位が足りていない2人がいた。単位を落とすとまずい科目を2人で分担して取り掛かろうと話し合い、レポートを協力してすることになった。一人は前者、一人は後者の人間だった。後者の人間は、協力者にもわかるように1つのレポートを作成したが、前者の人間は、「わからんかったw」という理由で、担当分のレポートを結局2人で協力してやっていた。つまり、前者の人間は実質0.5で、後者の人間は1.5の作業量であった。
卒論に関して言えば、前者の人間は指導教員に積極的に話しかける人間だった。指導教員と仲良くなるし、わからないことがあればすぐに周りに聞く人間だった。指導教員のサポートもあり、卒論レベルでは十分な成果を出せていたと思う。当然卒業した。
後者の人間は、コミュ障を自虐し自称するも、この人なりに努力して色んな人にわからないことを聞いていた。だがこういうタイプに多いのは、できるだけ自分ひとりの力でやろうとするという特徴がある。この人もそうだった。たいてい、心配になった指導教員がみかねて話しかけると、「実は環境構築でエラーが出てて…」みたいな感じのやりとりがあった。その調子で研究が進んでいっていた。この人は1月になっても実験を繰り返しており、M1の協力もありつつ、徹夜に次ぐ徹夜で提出締め切りギリギリで卒論を提出した。無事卒業した。
俺が小保方の名前を見て思い出すのは、彼女の不正とか、誰かが死んだのは誰のせいとか、そういうのよりも、「性格」というのが人生を決定づける大きな要因だということだ。自分でやらなければ自分の力にならないと信じる人間は存在して、その努力はなんの成果にもならず、ただ時間を無為に過ごすことを繰り返すことを努力と履き違えることに気づいていようも、それでも何かの力は身についていると信じているか、あるいはそれが自分というものだからと言い訳し、専門家から見るとお遊びのような自己研鑽を積み続ける。たとえ実験の間違いに気づいていても、反論するだけの知識もなく、とにかく口が回らないので、指導教員のアドバイスどおりにやった結果、怪しいがそれでも成果とも言える何かが生み出され、その何かに軟膏を塗るように後付けで理由を貼り付けて、からまった因果関係をひねり出し、論理を組み立て、それで最終発表をやり過ごし、それでもこの苦しい経験は自分の生涯の力になったと信じている。その錯覚は「自分は研究には向かなかったが、企業人としてこの経験を活かして生きよう」という呆れた人生の指針を生み、呪われた性格を背負ったまま次の修羅場へと自ら進んでいく。不憫で無能で仕方がない。
こんちは増田です。2019秋アニメもいよいよ終盤、みなさんの今期の覇権はどれになるんでしょうか。
私はなんと転籍が決まっていきなり4日後に研修ねって言われて、関西からはるか遠くの某所に缶詰になってしまいました。その関係で11月4週目以降の作品が未視聴となっています。録画はしてありますが、今期アニメを全て消化できるのは1月中旬くらいになるかな?
2019年秋アニメ
https://anond.hatelabo.jp/20191015132817
私の中では今期の覇権予定。異世界ケモナープロレスがここまで楽しい作品になるなんて想像もつかなかった。個性あるキャラクターも魅力的。唯一欠点としては、何度も登場する尻姫のケツ、これはさすがに引く。尻姫が可愛そう。(あれ?名前何だっけ?) さて、最終話どう持ってくるのかで覇権かどうか決まるぞ。
最初は本なんて作れるのか?大丈夫か?と、不安しかなかった作品。しかし、回を重ねるうちに家族やルッツとの関係性、ベンノさんなどの大人との交渉術、身食いには耐えられるの?とか、いつの間にか作品に引き込まれてしまっていた。マイン、なんて恐ろしい子! 名作劇場の血を引く作品ですね。2期(というか分割2クール?)も見ますよ。
毎回理珠りんを応援するためうどんを食べながら見るのですが、今期あまり活躍してないんじゃないですか? 不満です。まあ、どのエピソードも一定の面白さとクオリティがあるので全体的には満足ですが。あと、毎回全部を持っていく真冬センセは鬼か?鬼なのか? 主役を食うなよ。うどんでも食っとけ。
最初はまた鴨川デルタかよとか悪態をついておりましたが、ストーリー展開はお見事。ボードゲームを通じて人物に焦点を当てていき、その中にある弱さや葛藤をクローズアップする。それをみんな乗り越えていくんだよね。登場人物も適材適所でスキがない。やさしい世界にありながらも自分に厳しく接するキャラ。いい作品に出会いました。
Eテレのアニメってだけで敬遠していたんですが、見ておいてよかった。ギャグやテンポ、どれも秀逸。八話のクララにメロメロとか、久しぶりに腹抱えて笑ったよ〜。
わっほーわっほー。OPが楽しいアニメはいいアニメ。しかし、このアニメにシリアス展開は必要か問題が浮上。よかったとまあまあの間にいたのはこのシリアス問題があったから。私は話の構成に必要ならばあってもいいと思うのよ。けれど、今回はそうなってないのでお気楽展開だけでいい気がする。さらにこのアニメ、マイルの年齢詐称問題もあるよねw
2期決定おめでとう。ここまで来ると司ちゃんとの全面対決を見たいと思うよね。序盤のクソつまんねー展開とか悪態ついていたのに、毎回放送を楽しみにしている自分に変われるのが2クール作品のいいところ。ジャンプ作品だから信念を曲げない。多分そこに魅力を感じたんだと思う。2期楽しみにしています。
序盤にべた褒めしていたにもかかわらずこのあたりです。ま、2クール前半はこんなもん。最初に各探偵さんをクローズアップしていくんだと思っていたのに予想が外れた。切り裂きジャックが出てきたのでいよいよ話が盛り上がってくる(と思う)
序盤勝手に動いていたキャラクターが、進展するにつれて濃密に重なってきてすごい展開。さすがっす。ただ、私の中で獣人って「コメディ」なんだよな。だから、このキャラで真面目な話をされてもあまり入ってこない。草食と肉食の葛藤って話は、男女間や国家間とかに話を置き換え出来るのでそれならなあ。八話以降未視聴。見るかどうかは……
刑事物だからそこそこは楽しめると書いたものの、なんだか物足りなさが。エルフやバンパイアがいる世界なんだから、もうちょっと話を膨らませると思うんだけどなあ。私は毎回ベルちゃんに救われていますね。だって忍者ですから〜
なるほど。「つうかあ」でしたね。ジェットレース部分もゲームが発売されるのでルールが明確だし、そのあたりも楽しめた。正直おっぱいはなくても成立するので、無理矢理お風呂シーン入れるくらいなら無くてもいいんじゃないかと。中盤のジェットやってない場面での絡み方とか百合展開がちょっとくどいかなって思う。
ここまで来たら完走を目指します。
演出上のいいところはいっぱいあった。けれど、やはり話の複雑さについていけませんでした。すいません。あと、それに追随して話の世界観に没頭できないのでおいてけぼり感が半端ない。話を簡素にして削ったエピソードをスピンオフにしたり別の物語に……ってそれも無理っぽいか。
「かわいかった」しかない。ショートにそれ以上求めるのは無理なのか。
三話までは完璧だった。修羅場に続く修羅場。よく作者はこんな鬼畜展開考えつくなって思ったよ。思った。けど、その後が何だよう。三話でひととおり話が終わると四話丸々使って人間関係を完全修復するとかもったいなさすぎるよ。次のエピソードに移るための準備だとは思うけど、そこから評価は駄々下がりでした。
ダメな方のきらら作品って感じ。(きららではない。こいつは集英社) 全国大会出場はデフォルトとして、友情とかライバルとか、そのあたりをもうちょっと盛り上げてくれればまだ救いはあったけど。ただ、そういう作品でもないしね。正直盛り上げ方に苦労したんだろうなあって想像出来る。高橋龍也さんお疲れさまでした。
七話切り。1話目ラストに出てきた親父は一体何なんだ?そのあとの話は青春群像劇に傾倒していったのでむっちゃイライラする。物語の中で何を言いたいのか中心がブレているように感じたので申し訳ないが切った。部活の話だって試合して勝った負けただけで「それで?」って思った。内容がないよう。
予定通り三話切りしました。笑いのツボが私とまったく違ったのが原因。これはしょうがない。
昨年秋アニメはゾンビランドサガ・青ブタ・色づく世界の明日からなどの名作を輩出させましたが、今期はそこまでの大作はなかったものの、小粒でしっかりしたストーリーものが多かったような気がします。問題は万策尽きるものが非常に多かったこと。製作サイドは体制の見直し、経営者側は収益構造の向上を目指して欲しいですね。
2020冬は久しぶりに新作が40作品程度しかないんですよね。一時期60作品オーバーも公開されていた時と比べればかなり絞られました。またその時も増田で書ければいいかな
乳幼児スナイパーの主戦場は主に交通機関の中だが、俺のようなプロともなると「親が身動きできない状況」は概ねすべて戦場に様変わりすることも珍しくない。まさに常在戦場。かっこいいなあ、もう一回言ってみよう「常在戦場」。
ここは埼玉県でも有数のとある歓楽街。世を忍ぶ仮の姿で底辺リーマンである俺は仕事の打ち合わせを終え、乗り慣れない黄色の電車を降り、飯でも食って帰ろうと西口から出た。俺が子供のときに観てた、略すとプロレス団体みたいだったタイトルのドラマの舞台ともなった界隈。道行く人たちも何かそんな雰囲気である。俺は身長だけ長瀬智也に似ているので自然と口を開けながら歩いてしまう。
このあたりを歩いていると、黄色い電車の中にもいたが、制服なのになぜか化粧がプロ並みにバッチリ決まったアンバランス女子高生が散見され、大人の俺としては「きみもしかしてコンプライアンスにていしょくするバイトしてない?」と素朴に尋ねたくなるのもこの地ならではである。
立ち並ぶ飲食店の中、大人の疲れを癒してくれる居酒屋を物色して俺が彷徨っていると、おおよそこの界隈に相応しくない赤ん坊の声がする。やれやれ今の俺はオフなんだけどな。常在戦場の身としては仕方ないか。
とある飲食店の前で、泣いている赤ん坊を抱いて一生懸命あやしている父親の姿が見えた。傍らには赤ん坊のお姉ちゃんとおぼしき少女もいる。父親はスーツでお姉ちゃんもちょっとよそ行きの恰好をしており、俺のプロとしての経験則が素早くプロファイルする。「おそらくお出かけ帰りである」と。そして食事中にこいつが急に泣き出して周囲に迷惑だからと父親が抱きあげて席を立ち、お姉ちゃんは「あたしもいく!」とでも言いながら父親について来たのだろう。俺は大人だから瞬時に脳内で映像付きで再現された。もちろん4Kだ。
OK、周囲に迷惑をかけないよう赤ちゃんを連れ出す気配り。さらに嫁さんに食事のゆとりを与えるその思いやり。俺は嫌いじゃないせ。この子のママであるあんたの嫁さんは、あんたの優しい心遣いに安心して今頃好物のエビチリをザトウクジラがオキアミの群れを一気食いするように貪ってるんだろう?素敵な奥方じゃないか。
プロの出番が来るかどうかはわからないが常在戦場を信条とするプロのたしなみとして俺は漠然と戦略を立てていた。もちろん彼が自力で事なきを得た場合「いや俺大人なんで初めから関心ないっす」と言う顔で通過できるようゆっくりではあるが歩みを止めず距離を詰めていると、俺と同じような動作で対象との距離を詰めている者がいた。二十歳かそれを少し過ぎたくらいの女の子だった。む!同業者か?
前述のアンバランスJKの先輩かと勝手に錯覚させる雰囲気。キノコみたいな金髪。モヘアニットのワンピースからべろーんと出ている肩、妙に光沢のあるトートバッグを持っている。俺の経験則ではこういう風貌の女が同業者だったケースはまれで、むしろ赤ちゃんの泣き声に舌打ちするタイプのはずだが人は見かけによらないのかもしれない。なお、信仰上の理由なのか眉毛がない。
(蛇足ではあるが俺が生まれた西の地には「キャンディ☆スパッツ」と言う、主に壮年のご婦人のみで編成された大規模かつ凶暴な乳幼児プレデター軍団が存在するのだが彼女たちもおおむね眉毛がない)
「びゃぁぁん!けほっけほっびゃぁぁぁん!けほっ」。この咳込みながらの泣きに、くぐり抜けてきた修羅場で培った俺の本能が危険を知らせる。これは狙撃では間に合わないかもしれない。そしてこの父親はおそらく赤ん坊を独りであやすのに慣れていない。あの毛布みたいなタオルみたいな赤ちゃん用のふわっとした布が垂れ下がっても気づいてないあたり間違いない。そろそろ来るぞ!回避は間に合わないから衝撃に備えろ!
「っびゃぁぁぁれろろろろろ」そう、泣きゲロだ。
後編へつづく
オタ婚活は3〜5回くらい参加。
ぜんぶとら婚主催のやつ。オタ婚活パーティーは最近評判悪いの多いけどとら婚はハズレと思ったことはない。
池袋か秋葉原か、ならできれば秋葉原主催の方がいい。秋葉原は企画だけでなく運営までやるから。
この趣味は捨てたくなかった。捨てないためには結婚相手に継続を許してもらう必要がある。
オタ婚活なら相手の趣味も許すから、俺の趣味を許してほしいというギブアンドテイクが成り立ちやすいと考えたから。
あとギブアンドテイクの条件満たすために自分の稼いだ金の一部を自分の趣味に使う共働きを希望している。
男女6〜8人ずつ参加する。
こんなやつね。 https://www.partyparty.jp/party-detail/pid558642
何分か話した後、参加者はマッチングを希望する相手を3人くらい書き出す。
マッチングが成功すると、婚活パーティーの後で二人でどこかでお茶や食事でも、と言われて送り出される。
(片思い状態だと相手に連絡先だけ教える、教えられた相手が反応するかは相手次第、となる)
正社員で一人暮らしで年齢まだアラサーで年収それなりだから行けるんだと思う。
この条件が一つでも外れると辛くなる気がしている。
あと成功率を上げるために参加前に髪切って服は気をつけて肌ケアもしてる。
たとえば女の側が8人いると、同人活動にネガティブな反応返さない人間だけで半分に絞り込まれる。
オタクでも全員同人好きで、メイトやとらやメロンで同人誌買ってるわけじゃない。
だから上の条件を満たす1〜3人にターゲットを絞ってアピールする形になる。
付き合ってからお互いの短所が見えるので途中で破局する可能性がある。
つまりマッチングしても何回か「振り出しに戻る」を覚悟する必要がある。
また振り出しに戻ると婚活で一番重要なステータスの「若さ」が劣化する。
この若さを失うのは結構きつい。毎回弱くてニューゲームになる。
特に俺の場合、同人作家の修羅場というマイナス要因があるので結構振り出しに戻る。
自分が本命だと思った相手が、自分を今回の参加者の男の中だと2〜3番手だと考えるとマッチングできない。
男の指名は集中する傾向にあるからそうなる。女の指名がどうなのかは知らない。
あとどうしても自分がその場で焦ったりがっついたりテンパると相手に悪印象持たれる。こうなるとマッチングは無理。
マッチングしなくても一応相手に連絡先は渡るパーティーもある。
ただマッチングしないケースで連絡先渡して連絡あったことある?俺はない。
そうなるとお互い最初にこの条件を強く意識してしまう。条件を満たさないとそこで足切りされる。
俺は足切りされないからこの戦術にこだわってるだけで、満たさない場合は「面接型のパーティー形式じゃない婚活」の方がいいと思う。