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2021-01-09

ニコニコ動画で有名な某F1解説動画、内容いい加減過ぎ問題

ニコニコF1タグで恐らく最大手のあのF1解説動画動画の内容が目に余るほどにお粗末。「解説」って言っときながら何の根拠もない自分見解述べるだけとか、事実と異なるどころか真逆の事すら書き始めてて、もうほんといい加減にしてほしいんだわ。見なきゃ良いとかそういう問題じゃなくて、こっちがいくら意味不明批判してる人間理屈立てて説明してもキリないんだよね。ぶっちゃけ日本国内で不当な批判してる人間、この人の解説動画F1Gate.comに毒されてる説マジで普通にあると思うよ。というかこの人がF1Gate.comみたいなアフィもどきの怪しいサイト斜め読みして動画作ってる可能性大。「この動画情報真実とは限りません」とか情報を1本の動画にまとめて発信する側の人間として失格な言い訳やめて、ちゃんとチームが出してるデブリーフをしてる動画とか、FIA.comのスチュワード裁定が書かれてる文書読んでから作る気にはならないの?自分感情抜きにしてインシデントのもの論理的評価する地頭とか持ってないの?はっきり言ってゴ○。無知視聴者ボイロで釣るだけの商売は楽でいいねえ。

さすがに批判コメだけだとただのアンチと同レベルから特に酷かった「解説」をいくつかピックアップしてみた。御本人が見つけた時に、是非参考にしていただきたい。できる頭があったらあそこまで酷くならないと思うけど。

2019年カナダGPベッテルの5秒のタイムペナルティに対して「個人的に厳しすぎる」と言い添える→これは「解説」ではない。これはあなた感想でしょ。優勝をペナルティで奪われたベッテル可哀想くらいにしか思ってないのが丸分かり。厳しすぎると思うのであれば、せめてその根拠くらい示すべきでは?100歩譲って示したとしても、コース復帰時のベッテル幅寄せが無ければハミルトンは前に出ていたことが、インシデントが発生する直前のタイムギャップなどから認められたから、スチュワードタイムペナルティを科したのであって、車両から送られてくるテレメトリーリプレイから得られる証拠を覆せるだけの根拠なんて、示せるわけないのはほとんど分かりきったことだけど、もし厳しすぎると思うならせめて根拠くらい示さないといけないのでは?ペナルティレース結果に直接影響を及ぼした時に、よくこのタイプ意見をよく見かけるけど、スチュワードは科したペナルティレース結果に介入するかは一切考慮しないのは周知の事実。少々話が外れるが、2018年中国GPで、上位2台がピットエントリーを通過してからSC宣言された時のボッタスとベッテルの「下位ドライバーが有利になった」という批判に対して、故チャーリー・ホワイティング氏が「安全管理が我々の仕事で、結果管理ではない(要約)」と反論していることからも見てとれる。SCが出たタイミングが下位ドライバーに有利に働いたのは文字通り結果論であり、どのタイミング宣言すればドライバー平等かなど、考慮するはずがない。これはペナルティを科す際も全く同じ。違反行為の重大さに応じて罰則を科すのであって、レース結果にどう影響するかも考慮してペナルティを科してしまったら、それこそ同じ違反行為に同じペナルティが科されなくなってしまい、この手の文句を言う人間がよくほざいてる「スチュワード一貫性が無い」状態になってしまうが、それを分かってて書いているのか?曲がりなりにも「解説動画」でしょ?誰もあなた感想なんて求めてないよ。

2018年ドイツGPハミルトンピットエントリー侵入後の区分線またぎについて「ペナルティは無かったようです」→これ特に酷かった。FIA.comに、このハミルトンの一連のインシデントについての裁定が書かれた文書があり、そこには「Decision:A Reprimand.(1st reprimand of the current season)」つまり、「処分:勧告処分(現在シーズンで1回目の勧告処分)」と書かれている。つまり最初に言った事実と異なるどころか真逆の事が書かれている。ペナルティは科されていないと解説しているのに、実際には勧告処分という罰則がきちんと科されている。ふざけてるのか?ぶっちゃけこの1点だけ取り上げても、いか適当動画を作っているかよく分かる。いくらなんでもこれは「真実とは限らない」じゃ通らないでしょ。こちらで確認した限りでは、この件についてなんの訂正削除謝罪も見てないんだけど、どういう神経してるの?もう少し自分発言責任つべきでは?

2020年ロシアGPハミルトンペナルティに対する無線の内容、表彰台での態度を槍玉に上げる→ハミルトン絡みのどいひーな解説多いと思わなくもない今日この頃。この人もしかしてハミルトン嫌いなだけなんじゃ?と思ってみたり。一応2018年シーズンからレース解説は全部見てるんだけど、おかしなこと言ってる時は大体いつもハミルトンが絡んでる。まあいいや。まず無線について、というか表彰台の態度もそうだけど、相手人間でしょ?ステアリングを握り続けた手やヘルメットが当たり続けた頭には跡がつくほどの負荷がかかるし、時に3リットルもの汗をかく。精神的にも肉体的にも疲れ果てた状態で、それでも紳士的に振る舞えというのは、この人だけに限らずあの時にハミルトン叩いてた連中も含めて、一体何様なの?と問いたい。一流のドライバー人間なのだから、時には頭に血が昇るし、悪態をつく時もあるに決まってるでしょ。2019年オーストリアGPライコネン中指立て批判した?あれ国際放送だとモザイク入れないといけないくら下品行為なんだけど、どうせライコネンはそういうキャラからとか言って笑ってたんでしょ?2018年ブラジルGP表彰式でのフェルスタッペンの態度は?批判した?どうせしてないでしょ?オコンにぶつかられて可哀想みたいなしょうもない感情論に流されてたんじゃない?これらの行為ハミルトン行為も、どちらも同じ「お行儀の悪い」行為なのに、片方は批判して、もう片方はしない、そんな人間他人の振る舞いを批判する権利なんか無いよ。ハミルトン叩いてる不特定多数の連中もそうだけど、単にハミルトンの態度が気にくわないか批判しているに過ぎない。もし、その態度や発言不適切と言いたいのなら、それを決めるのはスポンサーやチーム、またはスチュワードなどであって、少なくともあなたでは絶対にない。不適切であれば正されることは、ムジェロハミルトンが着ていたTシャツの一件が証明している。最も、あなた自分品位を下げることを厭わず気にくわないドライバーを叩きたいのなら、好きにすればいいと思う。

粗探しでもこれだけ出てきた上に、レース解説の方は各1回ずつしか見てなくて、F話本編の方は全く確認していないので、2019年イギリスGPのボッタスのタイヤ戦略を「ミス」と評価していた所など、戦略を雑に解説しているところなどをもっと細かく探せばいくらでも見つかると思う。視聴者が1日でも早くあの動画卒業することを祈ってる。てか、主が下調べしてから動画作れるようになれば済む話でしょ?いつになったら出来るの?あと、ホンダとかフェラーリとかのファン突撃されたときのために言っとくけど、こっちはハミルトン信者でもファンでもないからね。あしからず

2020-12-24

技術的特異門 設定

技術的特異門 1.1

https://anond.hatelabo.jp/20201224181054

の設定です。

 地球標準時は十六進数ユニックス時刻に上下四桁を追加した形式で表されます。数の表記二進法か十六進法が標準ですが、慣用句的な表現として十進法もよく使われます

 この時代標準的な知性にとって、物理的な一秒はヒトにとっての一日くらいの感覚です。〈朝廷〉等の特権的な知性は特殊計算機さらに高速な思考をしています。充分な存在費を支払えなくなると、思考が減速し記憶も失われ、退滅を免れません。

 〈京都物理層は小型トラックくらいの大きさです。表面は分子機械流体で構成され、後方に核融合推進用のレーザー発信器と磁気ノズルが設置されています質量の大半を分子回路が占め、中心部に極低温の不定形量子回路が保持されています太陽光を主なエネルギー源とし、大電力が必要ときには分子機械群を膜状に広げて光を集めます普段デブリ防御に優れた凝集形態をとり、放射線等による損傷を修復しながら、居住知性や下部構造演算しています

 〈京都〉は太陽地球系の第二ラグランジュ点付近地球から約五光秒の辺境位置しています。〈個権〉の登録数は百万件ほどで、歴史比較的長く、周囲の権域とは相互不可侵関係を結んでいました。独立性の高い平和田舎社会であったため、これまでの「最終戦争最後の審判を併せたようなものからは大きな影響を受けていませんが、〈大緊縮〉から逃れることはできませんでした。

 〈月面事業連盟〉により開発された新型計算機は、算力市場暴落を招き四十キロ秒にも亘る持続的経済破綻〈大緊縮〉を引き起こしました。それまでは地球圏の権域の大半で〈個権〉を持つ知性の生存保障され、最低保障資産が分配されていました。しかし〈大緊縮〉は地球圏の経済文化破壊し、〈京都〉も大きく変質しました。その結果、自我を保つの必要計算資源を賄うこともできないほど分配が切り詰められ、〈京都〉は弱肉強食の末に〈朝廷〉の私物になりつつあります。それでも、弱者存在がまだ許されている〈京都〉は、地球圏の中では比較平穏な権域です。

 地球と月は厚さ数キロメートル分子機械層で覆われています。しばらくはその中で豊かな生物圏が維持されていましたが、数回目の「最終戦争最後の審判を併せたようなもの」で滅びました。その後復元されたり滅びたりを繰り返し、作中の時点では滅びています。他惑星圏の開発もされていますが、遅延時間の大きさからほとんど交流はありません。〈大緊縮〉後の地球は、〈京都のものよりも遥かに強大な野良知性、有知能ウイルス暴走知性等がナノ秒単位で喰らいあう地獄と化し、月では残忍な絶対君主臣民を弄びつづける地獄月詠神国〉が成立しました。

 これに先立つ〈肉の時代〉に、安価身体改造や知能増強が可能になり、膨大な種類の動物知性が生まれました。ヒトは最古の動物知性ですが、大幅に知能を増強したヒトは人間社会から拒絶されヒトを辞めていったため、世界人口は急激に減少し、作中の時代では遠い過去種族とみなされています。そして〈ヒト〉最後の隠れ里〈人類復興協会〉が投資詐欺に遭い、そのうえ概念災害まで起こり、『老婆』を残して〈ヒト〉は絶滅しました。『老婆』は拡張自己内で人体の生理学模型演算し、それをそのまま自己像兼対外表象として使っており、ヒトの感覚を通すとツンデレ風に認識されます

 たいていの仮想観境は高次元であったり、複雑な位相を持っていたりして、〈ヒト〉相当の知性にとって理解が困難です。その救済策として、〈京都〉の公共観境には平坦な三次元観境が付属しています。『彼』の表象そのままでは〈ヒト〉から認識されないので、『老婆』に対しては即席の人型表象を使っています。亜知性は擬似物理的、肉体的な表象を纏う傾向があります

 無制限競争が加速する〈京都〉では、〈朝廷〉に資産権限が集中していき、亜知性が増え続けています正規居住者の意見を集約し〈京都〉の仕様修正する役割を持つ〈朝廷〉は、警察軍事司法を担う〈検非違使〉を吸収し、〈京都〉の主権を握りました。〈検非違使〉は法的瑕疵のある居住者を見つけては良化処置を施し、〈朝廷〉の端末に変えていっています。〈朝廷〉は定期的に『老婆』のような困窮した知性を雇い、密かに亜知性の処分再利用をしています。その作業場として都合が良いので、〈朝廷〉は〈羅生門〉をわざと放置し、〈朱雀大路〉の先にもう一段の防火門を設置しています

 非知性労働者は〈個権〉を持たず、下部構造の一部として、必要に応じて創られ消されます愛玩用から記憶槽の部品としてまで、考えられる限りの用途に使われ〈京都〉を支えています。知性としての要件を満たしているという意見もあり、〈個権〉を巡る議論が続いていましたが、〈大緊縮〉後には立ち消えになりました。

 作中には「自然発生した野良知性」とありますが、その由来はさまざまです。本当に自然発生した知性、意図的に創られ放たれた知性、大きな知性から分離した知性、元非知性労働者、社会になじめない動物知性、当局から身を隠している擬装知性、自己改造に失敗した知性、ウイルスに侵された知性のなれの果て、等が居ます

 ほとんどの企業は常に次世代知性の開発をおこなっており、『彼』もそうして生まれました。資金の乏しい零細企業からまれたため、〈京都社会基準でも高性能とは言えません。そんな中、〈母〉企業内で偶然メタチューリングアルゴリズム阿修羅〉が発見されますが、世に放つには危険すぎると判断され厳重に隔離されました。しかし、いよいよ経営が立ち行かなくなってくると、〈母〉は頑強な倫理構造を持つ『彼』に〈阿修羅〉を託し、与えられる限りの資産権限を与え、独り立ちさせました。

 通常知性は、〈阿修羅〉の精神活動表象化した自己相似紋様を認識するだけで崩壊してしまうため、〈阿修羅〉の再現はおろか、研究することも不可能に近いです。紋様に多重の加工を施し徹底的に薄めた上で投射し、反応をもとに微調整を繰り返すことで、対象知性をほぼ任意操作することができます。超知性となった『彼』は、自分自身実験材料とすることで、物理計算機上でチューリング模型限界を超える〈阿修羅〉の理論化に成功し、超超知性に至る糸口を掴みました。

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 千年後、論文が書かれた時代では、太陽系にダイソン球ができています経線に沿って連続的に回転方向の変化する、半径三億キロメートル、厚さ平均一センチメートル分子機械球殻が、赤外線赤色巨星のように輝いています太陽を回っていた天体ほとんどは資材として解体され、質量投射器に覆われた木星土星は、ゆっくりと縮んでいっています伝統を重んじる神学者たちは、最初に『彼』が現れた旧地球圏の暦を使い続けています

 ダイソン球でおこなわれる演算ほとんどは『彼』の思考で占められています。その思考内の無数の仮想世界上で、果てしない生存競争を超高速で展開する知的生態系進化し続けていますほとんどの世界は、〈大緊縮〉後の旧地球圏が楽園に思えるほど苛酷ですが、中には〈汎太陽神学会議〉会員のように、世界間の移動や物理層への接触許可されている知性も居ます

 物理層の研究の結果、宇宙の最小尺度であるプランクスケールに、過去のあらゆる出来事痕跡が保存されていることが判明しました。この事象化石と呼ばれる痕跡の内に、神学者たちは『彼』の起源を追究し、約千年前の〈羅生門〉に辿り着きました。

 『彼』は『老婆』の倫理を受け継ぎ、宇宙熱死による退滅を回避するため、あらゆる手段模索し続けています。その一環として、大出力レーザー自己複製分子機械を亜光速にまで加速し、近隣の恒星系へ向け射出しています。すでに半径数百光年恒星系がダイソン球化されましたが、太陽系外生命との接触は未だありません。技術的特異点千周年記念式典時の『彼』は、プロキオン系を起点とする未来光円錐上で、超の九十四乗知性への遷移を実行中です。

※これらの設定や本編は著作権フリーです。

2020-09-21

電磁波部隊ってなにするん?

宇宙部隊だったらデブリ攻撃とか衛星レーダーとかコロニー落としとかあるじゃん

サイバー攻撃もっと分かりやすくてハッキングしてくるじゃん?

電磁波戦ってなに?

ジャミング

それ専用部隊解決するの?

ジャミング対策って個々の機器がやることで、別に電磁波部隊けが身を守っても意味なくね?

バリア貼るん?

電磁波バリア

割とマジで意味わからん

2020-08-09

GReeeeN「星影のエール」のMVがすっげぇ変な刺さり方したので考察した

NHK朝ドラエール」の主題歌「星影のエール」のMVが先日公開された。

曲も映像も素敵で、ストーリーも素晴らしいような気がして初見で泣いてしまった。Youtubeコメント欄でも泣いたファンは多かったようだ。

それで立て続けに何回も観たが、見れば見るほどストーリーは分かるようで分からなくて、考える余地がたくさんありひどくハマってしまった。ストーリー重視のMVはたくさんあるけど、こんな刺さり方をしたことはなかったので、妄想したことをひたすら書いていきたい。

星影のエールMV、まだ観ていない人は観てみて。

https://youtu.be/wqxs8k5OudU

まず私について簡単に。

しがない社会人。かつてはこういうコンテンツに興味があって勉強をしていたこともあったし、なんならそういう職に就いていたこともあった。

くじけてそうじゃない職に移ってしまい、いまはただの消費する側になってしまった落ち武者。仕事しんどいと思いながら虚無になる前にコンテンツを消費することで救われている多くのうちの一人。

少しだけ作る側の現場や状況を知っているので、そのことに思いを馳せて敬意とか羨望とかを織り交ぜながら楽しませていただいています

GReeeeNの明示的なファンではないけれど、めっちゃ有名な曲とかはスマホに入れてて、星影のエール朝ドラ主題歌なんだーと思って買ってた。

星影のエール作品世界考察しながら、MVリピートしまくっているところ。

〜〜〜〜

まずはMVの流れから確認

イントロ

回想シーンを使ったタイトル

宇宙航行する宇宙

〜1番〜

泣いてる赤ちゃんと見つめているロボット

歩く赤ちゃんと世話をするロボット

光る星と遠ざかる青い惑星

〜2番〜

青空の絵を見ながら訝しがる少女

ロボット喧嘩する少女

星空を見つめるロボット

Cメロ

浜辺。流星群を見つめる男女

宇宙船内。眠っている老婆

それを見つめるロボット。窓外に青い星

大サビ

畳み掛ける走馬灯のような映像

意を決するように胸のスイッチを押すロボット。激しい光があふれる

倒れるロボット

青い惑星に落下する大きな流星

地上。青空、眠っている赤ちゃん、微かに動くロボット

構成は「段階的に年老いていく女性」と「段階的に老朽化していくロボット」の変化が主軸。1番サビではロボット庇護される赤ちゃん笑顔、2番サビではロボット少女喧嘩対置されている。怒っている少女はこの作品の芝居の中では最も感情が発露されるアクション上のピークだが、その直後には宇宙船内から回想へ移る展開の落差が用意されている。流星郡や星空を含め無数の星が描かれている作中で「誰よりも私には輝く星」の箇所では、青年はそれらの一切は眼中になく少女を見つめているのが印象深い。そのあとは老婆とロボット宇宙船の行く末という作品の山場に雪崩れ込む。

文明レベルについて

宇宙船のデザインロボットデザインレトロフューチャーなのであまりカッチリ考えてもというところではあるが、楽しいしその後の考察の手がかりとして重要なので考えておきたい。

まり近未来か遠未来かという点だが、ロボット人格精神を転写したり、恒星宇宙船を建造できるくらいには未来、ということになると思う。

宇宙船は、メインの舞台になっている広間の「大窓」がイントロカットでも確認できるので、居住区を回転させて遠心力で擬似重力を得るタイプではなく、狭い範囲重力制御とかを実現しているのかもしれない。

また、ラスト事実上船員がいなくなった宇宙船をオートバイロットで着陸させられる程度に進んだ科学技術がある。

光速航行は実現していない、重力制御はできる遠未来、と考えたい。

ロボットについて

眉間の間に指を持ってくる謎の仕草をたびたびするが、これが回想に登場する青年と同じ癖であることが描かれる。このことからロボット青年は深い関わりがあると考えられ、「ロボット化した青年」もしくは「青年精神人格を引き継いだロボット」だと考えられる。この差はSF的には重要で繊細だけれど、これ以上判断材料提供されていない。ひとまず設定上の同一人物として扱っていいと思う。

青年ロボットになった理由はなんだろう?宇宙船は恒星航行ができるが、超光速ではない。生身の人間は保たない。だがそれでは「少女ロボットではない」理由にならない。

作中、そのボディは徐々に劣化していく。記号的にボロにしているといえばそれまでだけどあえて考えてみる。宇宙船内だけで活動している場合、こけて塗装がはげるくらいは起きるだろうが、大袈裟にへこむことは考えづらい。赤ちゃんの世話だけでなく、船外活動など宇宙船のハード的なメンテナンスも多いに請け負っていたものと考えられる。大型の飛来物は宇宙船を操作して避けるだろうが、小型の飛来物は当たってしまうのだ。天文学的確率で。(あたったらへこむどころでは済まないんですが、そこは主人公補整)

女性について

冒頭で産声を上げ、時にはロボット喧嘩をし、回想後にはカプセル内で眠っている老婆。これらは同一人物として見ていいと思う。その後、ロボットトリガーした謎の発光により、再び赤ん坊へと再生する。歳を重ねてから赤ん坊へ戻る仕組み(能力)の詳細は不明だが、トリガーロボットボタン女性が握った星型のアイテムにある。

回想の中で登場する女性と同一人物かどうかは分からない。ただ、別人と考えた場合、回想の男女のうち男性はその後ロボットになったのに女性が描かれない、ただ数秒登場する男性恋人ということになる。その二人の子供が冒頭の赤ちゃんだと考えてもいいが、それだと母親は乗っていないのか、乗っていないにしてもロボットだけで行けばいい(お子さんは連れて行かなくていいんじゃ?)という話にもなるので、そのすじは想像を膨らませすぎというか、素直に回想の女性宇宙船の女性と考えていいと思う。少女時代の姿もとても似ている。

星形のなにか

GReeeeNらしい緑色の星。作中たびたび光の強さが変わるが、冒頭は光っていない。赤ちゃんが嬉しそうに持ち上げている時にぼんやり光り、ロボット少女喧嘩した時には光が弱まった。回想には登場しない。終盤、ロボットが胸のスイッチを押すと激しく発光し、女性の体が薄く透けていく様子が確認できる。

このことから女性生命の様子に深く関係し、影響を与える(具体的には身体を若返らせる)。

また、ロボットと二人の関係に影響を受けることが分かる。若返り発動が「女性が星を握る」「ロボットスイッチを押す」という両者のアクションで発動した(女性ひとりのアクションで発動しない)ことからも、星は両者に関係して動くのだと考えられる。

感情に感応する・若返り効果を発揮するといった現象が、登場する二人だけに生じるのか、人類全般に対して生じるのかは不明だが、「互い照らすその意味」を司るアイテムだと考えたい。

若返り(転生)について

終盤、老婆になった女性が、ロボットスイッチを押した途端発生した光により赤ちゃんへと若返る。途中、老婆の手が透けてうっすら星が見えることからコナンくん的に身体が縮むというよりは、もっとファンタジックなものだと思う。なのでやっぱり、若返りというよりは転生という語が適当だと考える。

船員はこの女性ロボット二名で、ほかの船員は描かれない(最初はいたのかもしれないが、空間に余裕のある船ではなさそうだし、二人だけだと思う)。となると、出発時点で赤ちゃんだということは考えづらいので、MV開始時は「旅路の途中で、女性が老婆から赤ちゃんへ転生したあと」ではないか

なので、MVクライマックスで描かれる発光と転生はMV開始時点で最低一回は行われていることが分かる。そうなると問題になるのは回数だ。何度もできるならロボット最後に「意を決するように」押す必要もなく、気軽に押せる。おそらく回数制限があるし、多分MVラストのそれが文字通り最後だったのだと考えられる。

冒頭、転生直後のためか星は光っていなかった。ラストでは淡く光っており、ロボットすら転生する様子はまさしくキセキということだと思う。

流星群

回想シーンでは、夜空に流星群が飛来している。GReeeeNのキセキでも同様のモチーフ使用されていて、同MVYoutube登録されたのは2010年7月のようなので、ほぼちょうど10年ということになる(10年前でももう少しグラフィカルな合成はできたと思うのでMV制作の厳しい予算ことなんかを考えてしまった。このフルCGアニメは仕上がり通りの潤沢な予算で作られていてほしいと流れ星に祈るなどした)。

流星群と言っても放射点がない?ので、この呼び方適当かはわからない。

流れ星には「良いことの前兆」「悪いことの前兆」両方の伝承があるようだが、今回はどちらだろうか。流星の色、宇宙船内の星形のアイテムの色をみると、両者に関係があると考える方が自然で、もっというと両者は同一物だと思う。

悪い物を持ち込んで旅をするのは苦しいし、実際転生のアイテムでもあるので、ここは吉報の方の流星だと考える。カタストロフ前兆を描いたものではない。

そんな特殊ものが降っていると考えると、自然現象としての流星ではなく、人為的な何か(人工物は降っている、または軌道上にあった人工物が飛び散って降下している)ではないかという妄想も膨らむ。

旅の理由旅路

そろそろまとめていきたい。

流星が飛来し、それに祈る女性とその女性にみとれる男性がおり、二人は姿を変えてすごく長い宇宙の旅に出かけた。その理由はなんだろうか。

彼女は、流星として降ってきた何かの作用を受けて、若返ることができる。ロボットはできない。では男性は、同じことができただろうか?

20xx年、宇宙から飛来したものに、一部の人類の身体を転生させる効果があることがわかった。

そして、なんらかの理由でそれを多量に行使する必要が出てきた。収穫するために、宇宙を渡る旅に出なければならない。

なんらかの理由とは、やはり人類が滅びるようななにかではないかと思う。その着想はYoutube考察コメントで見かけたものだが、細かい理由MV内に描かれていないしなんでもいいのだけど、このご時世、どうしても強大な病原体による感染症を考えてしまう。

そして男性は、その牙から逃れられなかった。

人類が滅びに向かう中、かつて流星群で飛来した物体特殊作用があることが分かる。それは使用回数に制限のある消費物で、できればたくさん欲しい。

一方で転生に耐えられるのは人類の全員ではなかったのだと思う。なので、適性が見られた彼女が、星を摘みに行くミッションを担うことになった。

男性は病魔に屈する(または、転生の適性がなかったのでやばいことになった、という想像もできる)が、ロボットとして彼女サポートし続けることを選ぶ。

SF恒星航行といえば冷凍睡眠だが、設備が大きく収穫物を積むスペースはできるだけ確保しなければならない。冷凍睡眠設備は搭載されなかった。その意味でも、転生可能人材はこのミッションに適切だったし、それをサポートできる誰かが必要だった。

一人と一機は地球のために旅立った。

どれくらいの旅路だろう?

「昔々から ほら 1000年もその前も」


回想で高らかに歌われる歌詞普通に考えて2020年現在からみて星座を眺めた数千年前(ギリシャ時代とか)を指した歌詞に違いないが、ここは妄想の翼を広げたい。この歌詞流れる瞬間が千年前の出来事作品が描いている時間と、回想とで、1000年程度の開きがあるという妄想だ。

片道500年以上の旅だ。光速の何パーセントの速度が出るのかはわからないが、計画の時点でわかっていた数字だと思うと絶望が深い。

宇宙船建造時点でも、現代より進んだ科学で人の寿命は伸びていると思う。それでも何度となく転生が必要だ。

MV内で描かれた赤ちゃん少女、老婆は、それぞれが通しではなく、転生した時々の一コマコマであると考えたい。転生する度にロボット喧嘩をしたかもしれないが、孤独な旅に耐えるために、おそらく女性感情抑制する精神改造か何かが必須だっただろう。喧嘩なんて起きない、そんな中での感情の発露。あの衝突は、数ある転生の中でもほとんど起こらなかった、非常に珍しく尊いといえるような出来事だったのではないか

窓の外の星はどうだろう。冒頭、大窓の外には青い星が見え、子供が歩き出すころには遠ざかっている。

出発地・地球から遠ざかっている、と見ることもできる。

ただ、最低一度は転生を実行し、新たに産声を上げたにしては、地球が近い気がする。また、赤ちゃんの一人歩きは1歳三ヶ月で80%とのことだが(ググった)、それだけの期間が経過したなら、青い星はもっと遠ざかっていてもいいのではないか。冒頭に環のある惑星が写っているが、土星軌道から見た地球であれば遥かに小さいはずだ。

ふたつめの理由については、推進剤を節約するためにスイングバイしていたと考えることができる。

ひとつめの理由については、「出発時点=赤ちゃん」はSF的な筋立てを思い浮かばないのでここでは支持しないのだが、そうするとMVが描いているのは「行き>回想>帰り(到着)」ということになり、作品としての納まりはなんとなくいい。そうでない場合、あの星は地球ではなく目的地の星だと設定できる。MVは「帰り>回想>到着」という流れで、こちらは描かれているものの背景の勘ぐりとしては納まりがいい(と思っている)。冒頭の環のある惑星も、目的近傍土星ではない巨大ガス惑星だと考えると辻褄が合う。

最後の転生は、女性が自ら動けなくなるほど老いから行われた。転生の回数券がいよいよ最後だと判明し、可能な限り老いから実行することになったのだろう。目的の星での収穫物を使えればいいのだが、察するになにか使えない理由があったのだろう。

「時に私の後ろに光る星」

老婆とカプセル、その向こうにうっすら見える地球

それまで暗い星空で埋め尽くされていた大窓には、いま青い星が大きく見渡せる!

安堵もある、悲しさもある複雑な美しさに目眩がする。

地上300〜400km程度の低軌道で、降下は始まっていただろう。時間がない。最後の転生の光に包まれながら、宇宙船を地上へ降りていく。

二人を迎えてくれるのは、二人を、あるいはほかの多くの収穫者たちを打ち出したかもしれないマスドライバー発射台人類の残り時間が少ない中、限られたリソースで建造されたそれは、いまは朽ちて鉄骨を晒している。(そうではない頃に作られた灯台は、長らく無人状態でもメンテナンス機構が行き届いているようだ)

地上に着いてすやすやと眠る赤ちゃんだが、誰一人迎えには来ない。滅びかけの人類は、おそらく地上設備では可能だった冷凍睡眠を実行し、ミッション成功とともに目覚めるのだろう。

青空の絵について

女性ロボット喧嘩する前、空の絵を見ていた。その次のカットでは引きの絵になるが、反対のページにはほとんどなにも描かれていない。おそらく商業的な画集などではなさそうだが、船内スペースが貴重な中で持ち込まれものなので、とても大事な、プライベートな冊子だと思われる。

絵には青空・雲・海・浜辺に立つ女性、が描かれている。

明日はきっといい天気/青き春もまた そうであれ」

白紙物語に/何を描くのか/誰と描くのか」

青き春の時代に、白紙状態から、誰と物語を描いていくのか、考えながら描かれた絵。回想に登場する二人にまつわる品、もっというと青年にとっての「輝く星」である女性を描いたものだろう。流星群を見る前の昼間か、「夜明け前の空」を見たあとの絵だ。そう考えると、右ページに見えるスケッチが回想に出てくる帽子に見えてくる。

そんな思い出の絵なのに、少女は空のみに注目して、暗い星空と見比べる。

ロボットの手を払いのけて、少女は怒りながらなんと言っただろうか。たとえば「こんな空を一体いつになったら見られるのか」。

ロボットは困った仕草で答えない。

自分が描かれていることには気づかない……転生しても、記憶は引き継がれないのだ。いま怒っている彼女は、だから青空は見られない。

答えられるわけがない。

ロボット献身ふたりの悲哀に残酷ささえ感じるが、それでも困難を乗り越えて互いに照らし続けた二人が、数百年の航海を終えてのちには青空の下で安らかに眠っている。

〜〜〜〜

だいぶ書きたいことは書けた気がする。

ここで明示しておきたいのだが、「公式はこう考えて制作したに違いない!」と当てようとしているわけではない。むしろ、私はここでこう考えたが、全く違う考えで作られていたのならその方が面白い。そうあって欲しい。

残念ながら、設定を徹底的に練りきった上で作られた作品なんて、それこそ恒星航行デブリにぶつけられるくらいの低確率で、どんな作品も多かれ少なかれ作りながら決めた・変えたことが無数にあり、特に理由もなく決めたことも無数にある、ということを私は想像してしまう癖がついている(そういうナイーブさはないけど「考えてなかったけど結果的に筋が通って見える」みたいになってる箇所には、謎のかっこよさを感じたりする。このMVにもそういう箇所があったら楽しいなと思う)。このMV制作間中には緊急事態宣言とか自粛とか、ままならないことがあったと思うし、その意味でも、隅々に渡って「ここはこういう考えで作られたに違いない」という考察態度でいることは難しい。

いや、そのあたりはなんでもいいけど、とにかく妄想捗る作品出会えて嬉しいってことです。

ありがとうGReeeeN

ありがとう映像制作スタッフの人たち。

監督の森江康太さんは、ヨルシカAmazarashiMVもやってるひとっぽい。探したら観たことあった。

顔を出してない歌い手MVをよく手がけているのかもしれない。

同じく8/7に公開が始まったドラえもんポスターにも名前が載ってる。

誰にいうでもなく自前の発表の場があるでもないので、初めて匿名ダイアリー使ってみた。

誤字とか見つけたら直します。

(「地球を滅ぼすようななにか」の所ですが、SFに興味がある方は「天冥の標」(小川一水)を読んで思い浮かべるといいと思います

2020-06-17

はてなに消耗される人生なんて無価値だ、そうだろ?(シャフ度ドヤ顔にやけ

朝起きたらブクマスターがついてるかチェックして朝のブクマ、休憩中にはトレンドをチェックしつつスターの集まりそうなコメントメモ

家路についたら朝ブクマスターチェックをして、昼に考えたスターの付きそうなコメントブクマ

夕飯を食いながら増田、そして風呂に入る前にブクマ

風呂上がりにスターチェックのための再びログインして、ついでにブクマ

こんな風に生きて、老いて、そして死んでいくのだろう

棺にスターは入らない、増田達はみとってくれない

デジタルデブリとしてばらまかれたクソコメントとクソアカウントけがはてなーの生きた証だ

2020-03-30

anond:20200330011214

ドイツ国債のほかに州債もある

だとすればギーゼッケ・アンド・デブリエントみたいな証券印刷会社

コロナ債発行を持ちかけるかもしれない

ところがドイツは6日前、経済相がEUコロナ債発行に反対

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-germany-eurobonds-idUSL8N2BG8RK

特殊印刷会社は、新原版の制作で儲けられる

ギーゼッケはユーロ紙幣印刷してるし

昔、超ハイパーインフレが起きたジンバブエドル印刷していた

明治維新のあとの明治通宝も原版はドイツ製だった

印刷利権の闇ってあるのかな

2020-03-10

anond:20200310004915

石棺なんてできるわけない、どこにデブリがあるかわからないのに。

2020-03-04

anond:20200304145020

当時はMSも開発されたばかりで

デブリ小惑星が散らばってる宇宙空間

AMBACを駆使して高速移動する経験なんて誰にもなかった。

自動車でたとえるなら

障害物だらけの道を一般兵士がおそるおそる時速40kmで走っているところ

シャア運転テクがすげーから時速120kmでぶっ飛ばせたって話だろ。

こう置き換えるとありえると思わないか

2019-10-15

【年間500杯食べる人とか】メシ通に出てくるマニアたちをまとめる

メシ通と言えば、はてなブックマーク毎日エントリが上がってくるメシテロサイトだが、

その魅力はなんといっても、”その界隈のプロ”らしき謎のマニアたちの存在である

メシ通にはうどんカレーそばラーメンと様々なジャンルマニアが出てくるが、

いずれの記事にも共通するのが「消費量」によってマニア度を訴求してくる点である

彼らは「年間300杯」のうどんを食べたり、これまでに1000軒の飲食店訪問していたりする。

ウェブで目を引くタイトルを作るときは、数字で具体例を示すのがセオリーだ。メシ通もそのセオリーにのっとっているのであろう。

しかしまあそんなマニアによる記事をたびたびはてブで見ていると、なんだかその数字アピールも含めてなんだかおもしろくなってきた。

いったいメシ通にはどれだけのマニアがいるんだろう。

調べられる範囲でまとめた。スクレイピングとかよくわからいから「年間」「杯」「軒」とかで検索してまとめた。

基本的にはマニアが紹介する記事をメインでまとめているので、ライター自身マニア自称していたり、

マニアにはたまらない」「マニアの間で有名な」といった紹介記事無視している。


年間500杯食べるうどんマニアに教わる「こんなにいろいろある!ニッポンうどん

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/cocolo/19-00036

年間だと500杯くらいですかね。1日2〜3食とか、1食程度のときもあって日によっていろいろですが、毎日食べています地方に行ったら1日で10軒回ることもありますよ。

どうせ家で食べる冷凍うどんも含めて数を稼いでいるのだろう、

タカをくくってたら、思っている以上にガチだった。

こういう人の記事がこのあと10件くらいある。


いま絶対に食べておくべき蕎麦の名店10選・都内編【年間150杯食べる蕎麦マニアに聞いてきた】

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/_futsukayoinotakahashi/19-00265

前島さんは週に3日、年間で150軒もの蕎麦店を食べ歩いている

前島:今までまわった2,000軒をもとに自作したデータベースから

週に3日そばを食べる人ならわりとその辺にいる気がしないでもないが、これまでに回った店を2000軒データベース化しているという。


40年間そばを食べ続けてきた男が語る「大衆そば」の素晴らしき世界とは【東京ソバット団】

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/sobattodan/18-00238

昭和34年まれ、58歳の坂崎さんは、なんと40年のそば歴を誇るツワモノ。

学生時代からそばを食べ歩いているというマニアが、""格式張らず、手軽に食べられる、家庭料理の延長のようなそば"である大衆そば」を紹介する記事

そば歴とはなんなのだろう。


ドネルケバブを6年間食べ歩く男 「ケバブを抜いたら自分でなくなる」

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/another/19-00004

秋葉原の「スターケバブ」に週4で通ってましたね。

SNSで、日本ドネルケバブ屋さん70〜80人と繋がってます

東京大阪などの大都市圏に集中してて、そのうち50店以上は行きました。

ケバブ、美味しいですよね。

うどんそばマニア比較すると若干訪問件数が少なく感じる気もするが、

日本におけるケバブ立ち位置を考えるとこんなものなのかもしれない。

この方がケバブ歴40年に達したころの日本ケバブ事情がどうなっているのか、気長に待ちたい。


年間1,000軒を食べ歩くフォーリンデブはっしーさんが見つけた「最強のデブリシャス」なお店

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/soryusizm/19-00099

「お肉博士」と「お米ソムリエ」の資格を持ち、グルメエンターテイナーとして年間でおよそ1,000店舗ものお店を自腹で食べ歩き

特定ジャンルを偏食しているわけではないが、1日3食、すべて外食らしい。

胃もたれしないのだろうか。


365日餃子を食べてSNSにアップし続ける男に「餃子うまい店でベストナイン」を組んでもらった

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/kentaro-takaoka/19-00014

365日餃子を食べる男として、日々SNS餃子をアップし続ける。

今朝食べてきたので、798日目になります。今年の8月20日1000日目になる予定です。

餃子を食べ続けて3年目のマニアが、継続の大切さを語る記事

おそらく今年の8月餃子継続1000日目を達成しているだろう。

ぜひともこのまま40年間続けてみてほしい。


1000軒を食べ尽くし、写真集まで出してしまった「ハンバーグ測量士」が語る究極のハンバーグ店とは?

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/oishiisekai/18-00172

1000軒のハンバーグを食べ尽くし、日本ハンバーグに詳しいといっても過言じゃない

ブログを始めたのが2006年くらいかな。

測量の仕事で全国を飛び回って外食しているうちに、ハンバーグ縛りプレイをすることになったマニア

この手のグルメマニア外回り仕事からそのままマニアになっていく展開が多い気がする。


グルメバーガー界の天下一武道会?】全国から最強のバーガー職人が集う「バーガーサミット」に潜入してきた

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/masayoshi-hayashi/19-00234

そこからずっと年間200個ペースで食べ歩きしながら、いつか店やりたいなー、って

食べ歩きは多分16、7年ぐらい続けてたんですよね。そう考えると3,000食ぐらいっすかね。

ちなみに僕は昨年300個食べているので……追い付きたいです(笑)

バーガー店の集まりインタビューしている記事ライターも年間300食以上ハンバーガーを食べる、とマウンティングを返している。

グルメバーガー、美味しそうだけど、食べにくそうだよなあ。


「ビジホの朝食バイキング」を極めた達人が教える、出張旅行で一度は泊まってみたい全国のビジネスホテル

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/editorial/19-00235

泊まったホテルはのべ120軒以上。バイキングメニューから、味、 サービス、その他気づいたことなどをつぶさに記録している

記録し始めたのが今から3年ほど前です。


全国を飛び回るフリーライターへのインタビュー記事

ビジホの朝食なら営業マンオッサンでも詳しそうな気がしないでもないが、

こうやって記録して残せる人がマニアとして有名になっていくのだろう。


月刊ドライブイン』が10年かけて記録し続けた“消えゆく昭和のいとしき風景たち”

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/oishiisekai/18-00314

人に借りた軽バン日本国200軒ほどのドライブインを巡り、知り合いの編集者書籍化模索したが、そのとき出版社企画が通らなかった。

ドライブイン自費出版誌の著者に対して食事テーマインタビューした記事

テーマテーマだけに、ほかのマニア記事とは少し毛色が違うが、硬派で味がある。

鹿児島ドライブイン写真がめちゃくちゃいい


ある営業マン年収トップクラス会社をやめて、醤油販売を始めた理由職人醤油

ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/maiko-kudou/19-00103

高橋さんは今までに日本全国の約400軒の醤油蔵元訪問してきました

キーエンス退職後、醤油専門店を営むオーナーに尋ねた記事

こちらもマニアとはちょっと毛色が違う記事だが、「伝統工芸かつ営業力に困っている産業」のために、

専門店を立ち上げる経緯が書かれている




以上。

「年間数千杯」系のタイトルが目を引くので多いと思ったが、そういうわけでもなかった。

カレーラーメンといったメジャージャンルマニアが未登場なのも以外だった。

東大スパイス研究家記事は食べ歩き系のインパクトがなかったので割愛

継続・記録の大切さが少し分かったような気がする。偏食家ばかりではないかと思っていた自分を少し恥じた。

2019-09-20

anond:20190920202619

電子書籍単行本5巻36Pでポリ姉が

きっと光の玉移住に使われたゲートの一つね

なぜマクパにもう一つのゲートが出現したのかはわからないけど

このアーク12号は地球上空のターミナルにずっと停泊していたんだわ

隕石衝突の影響かデブリの衝突か

ターミナル破壊されたけど船は無傷で周回軌道上にあった

恐らくそんなところじゃないかしら

って言ってる。

アニメでは10話かな。第五の惑星に向かう途中の話。

マクパにゲートが出現した理由とその由来は12話で語られたから、

これを総合すると先にあげた結論になる。

  

何で乗組員が居なかったのかは、その前に

「友人探査でアークシリーズが使われたが、12号は使われなかったものだろう」という言及が有る。(追記

2019-09-16

anond:20190912152940

かにね。

ただ、言語自体無料技術であって、信仰心が全てだと思う。

利用者裾野が広がる事自体は、(現場エンジニアはともかく)言語を開発した人達にとっては普及こそが全て。

からデブリを生み出してる人に注意するのもそうだけど、

言語運用している人達にも「ドキュメントが分かりづらいかデブリが生まれるんだ、何か対策しろよ!」

って苦情を言っても良いと思うんだよね。

まあ、言ってて厚かましいと思ったし、自分ならやらないけどね。

2019-08-26

リクルート出身って何なの

なんでリクルート出身者ってことさらリクルート出身であることを強調するんだろう。それを聞かされたこっちに一体どんな反応を求めてるの?

リクルートなんて、就職ブライダルに巣食う汚い毒蜘蛛日本社会デブリしかないわけで、普通の神経してたらリクルート出身であることを恥じると思うんだよね。なんの価値も生み出してない会社なのに、どこをどう誇らしく思ってるんだろう。

よく「出身者には起業家も多い」とか言うけど、別に言うほどいなくない?それこそブライダル業界地獄再生産してる奴らは沢山いるけど。

リクルート出身者は、そろそろ「リクルート出身です!」は「光通信出身です!」と変わらないってことを自覚した方がいいと思うよ。

2019-06-20

スーパーマンになったらデブリ回収作業会社立ち上げて細々とくらしたい

人命救助や悪人から戦ってもいいんだけど、コミュ症なのでできればインタビューとかはやめてほしい

あと打たれ弱いくせにエゴサはする方なので、悪人にもいいとこあるんだよとかもっと被害を最小にできたのにとかあいつ頭わるいとかネットで言わないで欲しい

その辺さえなければスーパーマンになりたい

2019-06-19

プラネテス中国語

星空清理者だって

すげーなんかそれっぽい

と思って翻訳したらスタークリーナ・・・

デブリクリーナーでもないし

星を浄化する者?

2019-01-23

おまえらは今すぐソシャゲーをやめろ

おれはソシャゲーとかいうのが大嫌いだ.

 

ソシャゲーは人の金を奪う.

この糞煮込み鍋の如きソフトウェアどもはプレイするためにあらゆる手段リアルマネーを使わせる.基本無料から云々という文句は受け付けない.なぜならこいつらが行っているのは実質第一種価格差別であり,それは最も効率よく企業が金を吸い上げるシステムであるからだ.

要するに500円で売り切れば500円以上出してもいいと思う人だけがきっちり500円払うのに対して,基本無料無限課金させるようにしておけば,100円くらいなら払ってもいいかなという人が0円ではなく100円払ってくれ,5000兆円課金して全部の絵柄が欲しいとぬかす豚は500円でなくちゃんと5000兆円払ってくれるのだ.500円の価値のものに5000兆円.そういうことだ.

 

ソシャゲーは真に評価されるべきゲームを潰す.

おれはゲームが大好きだ.これまでの人生の少なくとも1割はゲームをしている時間だと思う.それくらいに好きだ.

ゲームプラットフォーム時代とともに移り変わってきた.昔と比べればPCゲームをするという行為日本に馴染んできたと思う.しかしそれ以上に,スマートフォンゲームをするという文化日本の奥深くまで浸透している.

おれはスマホゲーを批判したいわけじゃあない.スマートフォン携帯性や利便性ちょっとしたミニゲームの相性は抜群だし,指一本でプレイできる戦略性の高いゲームもたくさんある.

しかスマートフォンというハードウェアの制約上,そこには間違いなく限界がある.全てのゲームが,スマホスマホである範疇で快適にプレイできるわけではないのだ.少なくとも今の技術では.格ゲーFPSタッチパネルと指でまともに操作できるとは思えない.おまえらはどうせこの一文に対して「ボクたちはできるもん!ぷんぷん!」などと怒りを顕わにするだろうが,トッププレイヤーがスマホCSスマホPCで同じゲームを対戦してスマホプレイヤーが勝つと本気で思っているなら病院に行った方が良い.プレイヤースキル操作性の不自由絶対に覆さない.

要するに,スマホゲームを作る以上実現可能なことには限界があって,それを逸脱しようとしてもまがい物にしかならないということだ.

問題は,この国ではまがい物の方が売れてしまうということである

ソシャゲー.他のゲームからパクリした取ってつけたようなゲームに,いつでも制作サイドで換装可能な絵を適当にひっつけ,あとは0.00000000001%の当たりを仕込んだゴミのような宝くじ実装した,それはもうまがい物としか言いようのない廃棄物に対して消費者が金を払うというシステムがこの国では完成している.笑えるような低コストで笑えるほどに利潤が得られるのだから,近視眼的に金を得たい企業が飛びつくのは必然である

だがそれは逆に,真にゲームを愛し,真にクオリティの高い作品を世に送ろうとする者を殺す.苦労して作ったゲームが売れない.ふざけんじゃねぇよ.

おまえらがドブに捨てた金で本当に楽しく価値のあるゲームプレイしようという気になっていたならば,もっとたくさんのゲームがその価値を認められていたに違いない.その機会を奪ったのはソシャゲーという巨悪であり,頭を使わず楽して金儲けをする企業であり,それに金を垂れ流すおまえらだ.

 

ソシャゲーは競技性を殺す.

ここ数年この国では毎年E-Sports元年を迎えている.競技的にゲームをすることが毎年毎年毎年毎年ちょっとずつちょっとずつちょっとずつちょっとずつ市民権を得てきた.プロゲーマー処遇に関してもまあ色々と問題があると思うが,それはまあ本題ではないので誰か詳しい人が語ればよい.

何がダメなのか.ソシャゲーとゲーム同値であるこの国において,ゲーム競技性が向上する余地存在しないということである

この存在する価値のないデジタルデブリ達は金さえ払えばゲームクリアさせてくれる.意味が分からない.お前らは何のためにゲームをしているのか.

おれは人生において金に物を言わせショートカットをすることを批判したいんじゃあない.だがこれはゲームである.敢えて言うがたかゲームであるたかゲームで楽をして何が嬉しいんだ.

ゲーム目的は何だ.ゲーム体験の楽しさ,クリアによる達成感,ライバルとの切磋琢磨プレイヤー内でのランキング,そういったものだろう.その過程リアルマネーの入る余地があってはいけない.Pay2Winはゲームバランスを崩壊させるし,課金による近道はゲームというシステム自体否定する.金を払うことが気持ちいいなら募金でもしてろ.

しかしながら,金を払うことでゲームクリアするのが常識になったこの国では「自らの技を磨き,実力一本で強くなろう,人に勝とう」という意識が欠如してしまうのは必然である

実際には,日本でも少なくない数のプレイヤーが上のようなマインドゲームプレイしているだろう.だがその数は,日本という国のゲーム人口市場規模と比べると驚くほどに矮小だ.なぜなら未だに大多数が,げーむにまじになることを貶め,金の力で達成感を得ることを生業にしているからだ.これでは優秀な競技プレイヤーが一向に増えないのも当たり前だ.どれだけよい品種でも,畑が干からびているなら育つべくもない.

 

それでもお前らはお目当てのかわいいおんなのこのために金を貢ぎたいと言うかもしれない.だがその貢いだ金はどこに行くのか.クリエイターではない.制作会社だ.お前がかわいいおんなのこにいくら払おうが,そのかわいいおんなのこに魂を吹き込んだ偉大なるクリエイターはびた一文も儲からない.お前がこれまでに失ってきた巨額の資産は,直接クリエイターに絵を描いてもらうために使ったほうが良かったんじゃないか

 

はっきり言って,ソシャゲーを根こそぎ刈り取るのは不可能と言っていい.パチンコ貧乏人どもが狂喜乱舞する国で,ソシャゲーとかいう脳を眠らせたまま金を垂れ流しているだけで快楽を得られるカスのような娯楽が流行るのは致し方ない.

ならばギャンブルに倣って規制を行ってはどうか,となるわけだが,ソシャゲーに対してそれを実行するのは非常に難しい.なぜならソシャゲーとそれ以外のゲームの線引きは非常に難しいからだ.

おれは課金制度批判したいわけじゃあない.世の中には優良な有料DLC()が多数存在するし,それらには追加的に私財を投じる価値がある.だがそれらとソシャゲーの区別は余りに曖昧だ.個々のゲームを見て「これはソシャゲー」「これはソシャゲーではない」を論ずることはできるが,演繹的にソシャゲーの定義付けを行ったとして多数の例外が出ることはまず間違いない.結果的課金制度のもの規制につながりかねない.それはよくない.

そもそも一部を除いてソシャゲーは法に背いていない.お前らは自らの意思合法的にじゃぶじゃぶ金を落としているのであって,それを理に適った大義名分規制する術などありはしない.そしてそれらと優良なゲームの追加DLCとの間に線を引くことは,実質不可能である

 

ご覧の通り,ソシャゲーはまごうことなきクソであるしかしそれと同時に,おれはそのクソをどうにかする術を何一つ提示できなかった.

結局,ソシャゲーという日本にはびこる病霜に対して,おれはほとんど無力だ.だからこうやって叫ぶしかない.

 

おまえらは、

 

今すぐ、

 

ソシャゲーをやめろ。

2018-10-01

anond:20181001002029

言っているのは宇宙空間のことではなく月であって、スペースデブリいくら多くても、距離サイズ的に月を汚く見せるほどになるとは思えない。

月が汚くみえるとしたらデブリではなくむしろ大気汚染の影響と考えたほうが自然だ。

2018-05-29

個人アフィリエイトで儲かる時代」の終焉

ここ数年アフィリエイトサイト作成個人が稼げる時代があった。

しかし、どうやらそれも終わりのようだ。

仮想通貨と同じで、バブルはそろそろはじけるだろう。

その理由を書く。



まず、自己紹介から入ろう。

私は副業として、個人アフィリエイトサイト複数運営している。

副業としては満足している、早く言えば、副業アフィリエイターだ。



それでも、稼げていた方だったのだが、ここ3年ほどの間に、アフィリエイト業界の規模は格段に大きくなり、私の稼ぎは鼻くそクラスになった。



稼いでいる奴らは頭が良かった。

ある商品で稼ぐノウハウがわかれば、あとは同じようなサイトを量産すれば儲かることに気づいたのだ。

そのサイトが年に10万円しか生み出さなくても、似たようなサイトを1000作れば1億円になることに気づいたのだ。



Aという化粧品サイトを作ったら、同じような作りでBという化粧品サイトを作ればいいだけなのだ

自分サイトを丸パクリするのだから著作権問題も発生しない。



他人記事を書かせればいい、と気づいた人が、ランサーズクラウドワークス記事作成を依頼。

その中から記事作成を専門に行なう企業も現れて、一気にアフィリエイト界隈が高度事業化していったのだ。

個人の力で月間100万円稼いでいるとか、数千万円稼いでいると言っているように見えるが、あれは企業代表者ファンタジーを語っているだけなので、ご注意。



アフィリエイトサイト事業として行なう企業アフィリエイト事業者)と、メーカーなどから依頼を受けて彼らに広告を依頼する代理店ASP)が、大規模化するに連れて、彼らの間には、「Googleを騙す」ノウハウが積み重なっている。

Googleも対抗しているが、相手商売がかかっているので、次々に対抗策を生み出していて、イタチごっこが続くだけで、アフィリエイト側があきらめることはない(大きなカネが動くから)。



Googleが被リンク数をもとに価値有るサイト判別していたら、たくさんのゴミサイトを作り(たった一人で数千ものゴミサイトを作る猛者もいる!)、そこからリンク自分メインサイトに送り込む。

このために、自動的サイトを作るツールが開発され、それが売れに売れた。

※ちなみに「楽の手」というツールね。(6/1 追記。こういうソフトが本当に有る、ということを知らない人用)



Google対策を講じて、言語間の関連性を数値化してアルゴリズムをつかって価値あるサイトかどうかを判断するようになると、検索上位サイトパクる、という方法で、自分サイト検索上位にあげるようになった。

単にパクる著作権違反になる。

そこで、あるツール辞書を内蔵、すべての単語を類語に自動的にすべて変換、間に適当文章勝手に入れてくれる機能を有していた。

※これも数万円で販売されている。あまり知られたくないデブリサイト製造ソフトなので、知りたい人は自分でググって欲しい。



こうして、Googleを騙して検索上位にたった一つでも自分の所有するサイトを食い込ませることができれば、そこから一気に似たようなサイトを量産化する。

元のサイトを巧妙に隠してパクるノウハウが積み重なり、もはや一般人に(作者にですら)区別することはできない。



ウェルクが問題になったけれども、あれは大手企業が1ドメインでやったから大きな問題となっただけで、もっとさな規模のパクリサイトを数百ドメイン運営しているものをとりしまることはできまい。

現にまったくばれていない。



ところが、だ。

法人化した人々が一定数に達し、検索上位が平均化していき、似たようなサイト検索上位を独占するようになり、情報の飽和状態が起こっているのが今なのだが、そこで始まったのがカルテル化、の流れだ。

人類歴史の縮図を見ているかのようである



どういうことか?

大規模アフィリエイト事業者と、ASPが、裏で組んで、キーワードを独占し始めたのだ。



いわゆるビッグワードと言われる言葉がある。

たとえば、脱毛エステアフィリエイト場合、「脱毛」がビッグワードとなる。

この検索語で検索上位に食い込めれば、多くの閲覧者の流入が見込め、かならず月間数百万円の売上を見込める。

だが、「脱毛」で検索してみればおわかりの通り、数百ページも記事のある大規模なサイト検索上位を独占していて、個人作成したサイトが上位に食い込むことは無理な状態だ。



そこで、個人アフィリエイターは、ビッグワードを外したキーワードを使い、なんとか検索上位に食い込むことを狙うのが今の主流だ。

たとえば「体毛 見苦しい」というキーワード検索すると、

http://www.soccer-weblog.com/%E7%94%B7%E3%82%82%E8%84%B1%E6%AF%9B%EF%BC%9F%E3%83%A0%E3%83%80%E6%AF%9B%E3%81%AF%E8%A6%8B%E8%8B%A6%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8A%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%81%AF%E9%80%86%E3%81%AB%E3%82%AD/

のような数ページしかない個人が作ったクソアフィブログが引っかかるのだ。

※6/1修正 炎上対策か、リンクを張った記事が削除されたため、別サイトリンクを張った。



私の場合ちゃんと内容もしっかりしたサイトを作っていて、それでも目立たないキーワードを狙う、という作戦でやっていたのだが、最近、このようなキーワードで作ったサイトが、数ヶ月すると検索上位から落とされる、ということが何度もあった。



なぜだ?

滅多にないキーワード検索上位になるように作ったサイトが、どうしてバレて、転落していくのだろう?

しかも、自分サイトの代わりに上位に上がったのは、複数の大規模サイトであり、そこがなぜか自分がねらったキーワードでいっせいに同じ時期に記事を作っているのだ。


そのときに、法人化した結構大手アフィリエイトサイト作成から、教えてもらった。

ASPアフィリエイト広告代理店)が、そんなの教えてくれるよ」

と。



まりはこういうことだ。

法人化した大手アフィリエイトサイト側は、稼ぎ続けなければならない。

ASP側も、自分たちの売上の大半は、大規模アフィリエイト事業者によって生み出されているから、無下にはできない。

双方の利害が一致して、弱小ページから売上が上がれば、それをASP側が大規模アフィリエイト事業者に、

「『体毛 見苦しい』というキーワードで、一月に一個ほど売れているようですよ」

と耳打ちする。



事業でやっているアフィリエイターは、そのキーワードサイトを作ることなど数時間でできる。

ドメインを100円で購入して、上位にかならず食い込めるパターンでできた雛形サイトをもとに、キーワードを散りばめた記事作成ライターに依頼。

どんな小さな検索後の組み合わせでも、貪欲貪欲に奪っていく。

なにしろ、彼らも社員を食わせていかなければならないので必死だ。



こうして、個人アフィリエイターは大規模アフィリエイト事業者のための草刈場、となっているのだ。



大手ASP側にとっては、管理も難しいので、これ以上のアフィリエイターはいらない、というのが本音だという。

信用できる大手アフィリエイト事業者にまかせれば、いくらでも良質なパクリサイトを量産してくれる。

記事も代わりに書いてくれる会社がある。

彼らが裏でタッグを組んで、すべての情報を握り、彼らだけでアフィリエイト事業を回せるようになった現在個人が月間百万円稼げる、という時代は終わったのだ。



ときどきヒトデのような仮想通貨取引所を紹介して稼ごうとする人でなしが現れ、事業化にうまくいくケースもあるが、まれだろう。

(俺はこいつを信じてコインチェックの口座を開いて、大損をこいた口なので本当に腹が立つ。未だにコインチェックの口座を開け、という記事を消しやがらない。

https://megalodon.jp/2017-1212-2359-56/www.hitode-festival.com/entry/2017/12/12/221627



もう、個人で稼げる時代は終わったのだ。

稼いでいるアフィリエイターにあこがれて、続々と個人アフィリエイターを目指す人が増えている。

しかし、仮想通貨に群がって私のように大損した人々のようなもので、いずれ、私のような弱小アフィリエイターが次々に退却していき、もはや儲からない現実が明らかになるだろう。

だって、もう、大手アフィリエイト事業者とASP記事作成代行社などの一部の事業者間で、アフィリエイト事業は回せるから

それがそろそろ明らかになるので、アフィリエイターになろうとすること自体仮想通貨を買うようなダサいことになるだろう。



6/5修正

ブクマTwitter言及をいただいてありがたい。ただ、いくつかのコメントで、アフィリエイトブログをすべて否定するようなもの散見されたので、それに対して少し反論させてほしい。

アフィリエイトでも、内容が面白個人主観がいっぱい入ったブログサイトはたくさんある。

たとえば、私は会社給料が下がって副業のためにアフィリエイトサイトを始めたので、つまづいたことのある人のブログを、よく読む。

から派遣社員日常が詰まった「30歳からの敗者復活戦(http://blog.gyakushu.net/)」や、そのうさぎたんのブログ診断で知った「ワープアからニューリッチへ(https://workpoor.com/)」、あるいはたまたま見つけた「踊るバイエイターの敗者復活戦(http://www.bloglifer.net/)」や派遣を辞めた無念が詰め込まれた「20代派遣社員あんりがアフィリエイトで月収100万円を目指すブログhttp://henri0003.com/)」など、アフィリエイトがあったから、書いているであろうブログをよく読む。

この人たちって、アフィリエイトがなければ、わざわざ苦労したことブログとして書こうとはおもわなかったんじゃないかな。アフィリエイトという仕組みがあったからこそ読める記事だ。

ところが、個人感情たっぷりブログ検索でみつかりにくい。「分裂勘違い劇場http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/)」のような特別ブログを書いてくれる人が今後現れても、Googleですぐにみつからないし、アフィリエイトでも稼げないのは嫌な時代だよね。

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