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はてなキーワード: アマデウスとは

2018-10-25

アメリカ映画必見リスト(1)

前史

アメリカの影

お熱いのがお好き

悲しみは空の彼方に

リオ・ブラボー

真夏の夜のジャズ

1960年

サイコ

アパートの鍵貸します

スパルタカス

エルマー・ガントリー

G・I・ブルース

1961年

ハスラー

ウエスト・サイド物語

ニュールンベルグ裁判

ワン・ツー・スリ

荒馬と女

ティファニーで朝食を

噂の二人

草原の輝き

片目のジャック

底抜けもててもてて

101匹わんちゃん大行進

1962年

樹々の大砲

影なき狙撃者

ロリータ

何がジェーンに起ったか

奇跡の人

アラバマ物語

昼下りの決斗

リバティバランスを射った男

史上最大の作戦

野望の系列

明日になれば他人

1963年

アメリカ アメリカ

ハッド

大脱走

ショック集団

血の祝祭日

たたり

アルゴ探検隊の大冒険

ピンクの豹

1964年

博士の異常な愛情

5月の7日間

未知への飛行

質屋

クールワールド

リリス

裸のキッス

殺人者たち

マイ・フェア・レディ

イグアナの夜

赤死病の仮面

不意打ち

1965年

ラブド・ワン

ファスタープッシーキャット キル!キル!

コレクター

サウンド・オブ・ミュージック

キャット・バル

シェナンドー河

ミッキー・ワン

1966年

セコンド

バージニア・ウルフなんかこわくない

グループ

ミクロの決死圏

銃撃

テキサスの五人の仲間

1967年

俺たちに明日はない

卒業

殺しの分け前 ポイントブランク

チチカットフォーリー

ドント・ルック・バック

暴力脱獄

冷血

ある戦慄

特攻大作戦

夜の大捜査線

招かれざる客

ドアをノックするのは誰?

プロデューサーズ

1968年

2001年宇宙の旅

ウエスタン

猿の惑星

太平洋地獄

フェイシズ

泳ぐひと

華やかな情事

愛すれど心さびしく

殺人者ライフルを持っている

絞殺魔

ローズマリーの赤ちゃん

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

キャンディ

ブリット

華麗なる賭け

グリーティング

甘い抱擁

レッドムーン

おかしな二人

1969年

明日に向って撃て!

夕陽に向って走れ

勇気ある追跡

雨のなかの女

泥棒野郎

ジョンとメリー

スヌーピーチャーリー

ワイルドバンチ

真夜中のカーボーイ

イージー・ライダー

70年代前夜

イージー・ライダー

真夜中のカーボーイ

ワイルドバンチ

ひとりぼっちの青春

アメリカを斬る

1970年

M★A★S★Hマッシュ

BIRD★SHT/バード・シット

ハズバンズ

ファイブ・イージーピーセス

真夜中のパーティ

ウッドストック/愛と平和音楽の三日間

キャッチ22

砂漠の流れ者

ワイルドパーティ

1971年

時計じかけのオレンジ

ギャンブラー

さすらいのカウボーイ

断絶

バニシング・ポイント

ラストムービー

ハロルドとモード少年は虹を渡る

愛の狩人

ラスト・ショー

ジョニー戦場へ行った

フレンチ・コネクション

ダーティハリー

わらの犬

激突!

白い肌の異常な夜

コールガール

スウィートスウィートバック

1972年

ゴッドファーザーゴッドファーザーPART II

脱出

ポセイドン・アドベンチャー

キャバレー

スローターハウス5フアイブ

ピンク・フラミンゴ

ゴングなき戦い

夕陽の群盗

ミネソタ大強盗団

ディープ・スロート

リッツ・ザ・キャット

1973年

エクソシスト

燃えよドラゴン

ミーン・ストリート

アメリカン・グラフィティ

地獄の逃避行

ロング・グッドバイ

さらば冬のかもめ

スケアクロウ

荒野ストレンジャー

北国の帝王

デリンジャー

ペーパー・ムーン

1974年

こわれゆく女

チャイナタウン

カンバセーション…盗聴‥

ガルシアの首

ファントム・オブ・パラダイス

悪魔のいけにえ

ロンゲスト・ヤード

ヤング・フランケンシュタイン

レニー・ブルース

アリスの恋

ハーツ・アンド・マインズベトナム戦争真実

1975年

ナッシュビル

狼たちの午後

カッコーの巣の上で

JAWS/ジョーズ

マンディンゴ

コンドル

1976年

タクシードライバー

キャリー

ロッキー

大統領の陰謀

ネットワーク

チャイニーズブッキーを殺した男

マラソンマン

グリニッチ・ビレッジの青春

1977年

アニー・ホール

三人の女

ジュリア

イレイザーヘッド

未知との遭遇

スター・ウォーズ エピソードⅣ~Ⅵ

ブラック・サンデー

カプリコン・1

ミスター・グッドバーを探して

サタデー・ナイト・フィーバー

1978年

ディア・ハンター

天国の日々

ラストワルツ

ゾンビ

プリティベビー

アニマルハウス

ハロウィン

1979年

地獄の黙示録

エイリアン

オール・ザット・ジャズ

クレイマー、クレイマー

チャンス

ウォリアーズ

ワンダラー

アルカトラズからの脱出

マンハッタン

1980年

レイジングブル

天国の門

シャイニング

殺しのドレス

グロリア

ブルースブラザー

最前線物語

普通の人々

ロング・ライダー

アルタード・ステーツ/未知への挑戦

フォー・ビデン・ゾーン

1981年

レッズ

レイダース/失われた聖櫃

エクスカリバー

ニューヨーク1997

ミッドナイトクロス

プリンス・オブ・シティ

郵便配達は二度ベルを鳴らす

白いドレスの女

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

カリフォルニア・ドールズ

死霊のはらわた

1982年

ブレードランナー

遊星からの物体X

ビデオドロー

E.T.

ガープの世界

ソフィーの選択

評決

ランボー

48時間

ダイナー

ワン・フロム・ザ・ハート

ハメット

コヤニスカッツィ

女優フランシス

イラバル

トッツィー

センチメンタルアドベンチャー

1983年

スカーフェイス

ライトスタッフ

シルクウッド

カメレオンマン

ランブルフィッシュ

ストリーマーズ

スター80

再会の時

バロウズ

1984年

ストレンジャー・ザン・パラダイ

パリ、テキサス

ラヴ・ストリーム

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

アマデウス

ナチュラル

ターミネーター

ストリート・オブ・ファイヤー

ブラッドシンプル

ブラザーフロムアナザープラネット

レポマン

チューズ・ミー

ストップ・メイキング・センス

バーディ

スプラッシュ

ハーヴェイ・ミルク

1985年

未来世紀ブラジル

バック・トゥ・ザ・フューチャー

アフター・アワーズ

レックファスト・クラブ

蜘蛛女のキス

カイロの紫のバラ

フール・フォア・ラブ

シマ

1986年

ブルーベルベット

ザ・フライ

エイリアン2

プラトーン

スタンド・バイ・ミー

ハンナとその姉妹

ダウン・バイ・ロー

モスキートコースト

リトル・ショップ・オブ・ホラー

1987年

フルメタル・ジャケット

ロボコップ

ウォール街

メイトワン1920

月の輝く夜に

ザ・デッド/「ダブリン市民」より

1988年

最後の誘惑

存在の耐えられない軽さ

バード

トークレディオ

ウォーカー

ダイ・ハード

戦慄の絆

ヘア・スプレー

1989年

ドゥ・ザ・ライト・シング

セックスと嘘とビデオテープ

ドラッグストア・カウボーイ

恋人たちの予感

ヘザース


1990年

グッドフェローズ

羊たちの沈黙

ワイルド・アット・ハート

ダンス・ウィズ・ウルブズ

シザーハンズ

ゴッドファーザーPARTIII

ミラーズ・クロッシング

ホワイトハンター ブラックハート

リフター

トラスト・ミー

1991年

ターミネーター2

バートン・フィンク

JFK

マイ・プライベートアイダホ

ナイト・オン・ザ・プラネット

インディアン・ランナー

希望の街

ポイズン

殺人

フィッシャー・キング

1992年

許されざる者

レザボア・ドッグス

ザ・プレイヤー

マルコムX

氷の微笑

夫たち、妻たち

バットマンリターンズ

ラスト・オブ・モヒカン

ツイン・ピークス

ボブ★ロバーツ

バッド・ルーテナント

アメリカンレガシー

摩天楼を夢みて

アリゾナドリーム

エル・マリアッチ

1993年

ショート・カッツ

シンドラーのリスト

ジュラシック・パーク

ウェディングバンケット

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ギルバート・グレイプ

カリートの道

1994年

パルプ・フィクション

ナチュラル・ボーン・キラー

フォレスト・ガンプ

クイズ・ショウ

エド・ウッド

ブロードウェイ銃弾

リトル・オデッサ

シリアル・ママ

クラーク

1995年

セブン

カジノ

ユージュアル・サスペクツ

ヒート

リービング・ラスベガス

デッドマン

KIDS

スモーク

誘う女

恋人までの距離ディスタンス

セルロイドクローゼット

トイ・ストーリー

1996年

ファーゴ

ミッション:インポッシブル

ラリー・フリント

クラッシュ

スクリーム

スリング・ブレイド

真実の囁き

1997年

ブギーナイツ

スターシップ・トゥルーパーズ

ジャッキー・ブラウン

タイタニック

L.A.コンフィデンシャル

コンタクト

ロスト・ハイウェイ

アイスストーム

クンドゥン

シーズ・ソー・ラヴリー

ガンモ

1998年

プライベート・ライアン

シン・レッド・ライン

ベルベット・ゴールドマイン

バッファロー'66

トゥルーマン・ショー

マーシャル・ロー

ハピネス

メリーに首ったけ

天才マックスの世界

π

アウト・オブ・サイト

ビッグ・リボウスキ

1999年

シックス・センス

楽園をください

インサイダー

スリー・キングス

ヴァージン・スーサイズ

ハイスクール白書

つづき(https://anond.hatelabo.jp/20181025112725)に行く前に

ファイト・クラブ

マグノリア

アイズ・ワイド・シャット

マトリックス

マルコヴィッチの穴

2018-08-08

クラシックオタがららマジに問いたいこと

ららマジというコンテンツがある。「キミと奏でる、音と魔法の学園RPG。」だそうだ。こんなこと言ってる時点でもう丸わかりだが、完全なる未プレイのままこれを書いている

そして自己紹介をすると、クラシックオタであるオタクと言ってもどれくらいかという話だが、バッハからギリギリウェーベルンまでと言った感じである

ルネサンスの完全ポリフォニー音楽は正直よくわからんし、ウェーベルンで十二音音楽ギリギリって程度で、ベルクとか分からんし、セリエ音楽とか完全にダメである

まあ要はクラシックオタとしては及第点ぐらいなのではないかという感じだ。自分で思っているだけだが、流石に新ウィーン楽派必修はキツすぎるしこんなもんだろう

そして、ららマジの存在は知っているのだが、それ故に全く手を付ける気になれない

要はミリヲタ艦これ文句つけてるアレである。知ってるとどうしたってアラが見えてしまうのだ

というわけで以降アラをあげつらう。ただ、最初に書いておくが、クラシックを題材に据えてくれたことそれ自体には感謝したい。大概な過疎界隈なので…

ワグナーチューバ

まず最初に引っかかったのがこれである。ワグナーチューバ専がいたのだ。おそらく人類初のワグナーチューバ専の演奏者ではないか

どういうことか説明する。ワグナーチューバとかその名の通りリヒャルト・ワグナーが導入した楽器である

問題はその役割である。ワグナーチューバというのは、端的に言うとホルン奏者が持ち替えで吹くチューバ、要は補助楽器なのである

まず楽曲に登場する際もその様な管弦合奏の中での役割しか無い。無論ワグナーチューバ独奏曲なるものも地上には殆ど存在していないと思われる

ワグナーチューバ専の彼女が何の為に生きているか深刻に謎なのだもっと彼女存在意義を明らかにして欲しい

単にワグナーチューバちょっと奇を衒ったチョイスだと思ってこんなことをしたのなら…正直それは最もオタクが憎むところである

まず器楽部ってなんだよ

さっきの発想を拡大していけば自然とこういう結論が導き出されるのだ

まず編成が滅茶苦茶である。ワグナーチューバは勿論だが、なぜか胡弓がいる。譚盾でもやるのか?

ピッコロフルート奏者と、ファゴットコントラファゴット奏者とそれぞれ別々ににいるし、オーボエもいないのになぜかイングリッシュホルンがいる

というか弦楽合奏縁の下の力持ちヴィオラがいない。クラシックやる気ねえだろお前

まず、各楽器一人づつしかいないのが致命的におかしい。これで合奏なんかできるわけないじゃないか

室内楽やるとしても室内楽の友であるピアノが居ないのである

一応確認してみたが、弦楽合奏ヴィオラが居ないのでまずどの編成も無理だし、金管五重奏をやるにはチューバがいないし

オーボエも居ないので木管五重奏も出来ない(イングリッシュホルンの奴を強制的オーボエに持ち替えさせればイケなくはないが)

率直に言ってこの部活、端から演奏活動をする気があるとは思えないのである演奏活動をしない音楽部ってなんだ?

まだ楽器弾けないクラシックオタが放課後に集まって一緒にクラシック聞く方がよほど真面目に部活動してると言えそうである

チューナーとはなんぞや

器楽部の存在自体が謎なら主人公たるチューナーくんも謎である

まず何のチューナーなのかが全く聞こえてこない。そこ、いちばん重要情報である

…が、状況を見れば十中八九ピアノ調律師であろう。そうすると次の問題が出てきて、器楽部なんかで遊ばずにピアノ調律師の専門学校へ行けということだ

ピアノの「チューニング自体は、実は器具さえあればクソ簡単である。あれは打弦楽器であり、本質的ギターチューニングと同じなんだから当然だ

ピアノ調律」のミソはピアノ全体の調整、とりわけハンマーの調整である。逆にここは素人が立ち入れるところでは全く無い

というかピアノ調律師は国家資格なのである。苟もこんな場所で遊んでいる暇などないはずなのだ

(ただ、ピアノ調律師なのではないかという推測は、チューナーくんがあれほどモテモテ事実への一つの根拠となる気がしている

ピアノ調律師はピアノ全体の調整をやらなきゃいけない都合上、一定程度のピアノ演奏の腕を持っていると考えていい

…そうピアノ奏者である室内楽をやりたい器楽部に致命的に欠けていたピアノ奏者がここにいるのだ

ピアノとの二重奏による室内楽ソナタというのは各楽器に果てしなくあり、というかほぼその楽器独奏曲レパートリーと言っていい

ピアノ演奏ができる、そして部員としてそれぐらいしかすることのないチューナーくんは引っ張りだこになること請け合いなのである

曲のチョイスが見るからにアレ

ここまではららマジの方に100%非があることだと思っているが、これはららマジの方の非が50%、この増田の方の非が50%ぐらいだと思う

要は多分に好みの問題であり、オタクがクッソ面倒な所以である

その前置きをした上で言うが、ららマジの曲チョイスはクラシックへの愛が欠片も感じられず、はっきり言って嫌悪感がするのである

とりあえず幕と元ネタ対応だが

Act 1「いばら姫」:バレエ音楽眠れる森の美女」(チャイコフスキー

Act 2「アマデウス」:モーツァルト

Act 3「どうにもとまらない」:「どうにもとまらない」(山本リンダ

Act 4「マイフェアレディ」:ミュージカルマイ・フェア・レディ」(フレデリックロウ

Act 5「ある晴れた日に」:歌劇蝶々夫人」(プッチーニ

Act 6「学園天国」:「学園天国」(フィンガー5

Act 7「マランドリーノ」:喜歌劇「怪盗団/山賊仕業」(スッペ)

Act 8「出囃子」:出囃子

Act 9「美しく蒼きドナウ」:「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世

Act 10「雨だれ」:「24の前奏曲」(ショパン

Act 11ハッピーアンバースデイソング」:映画ふしぎの国のアリス」(オリバー・ウォレス

Act 12「カノホナピリカイ」:フラソング「カノホナピリカイ」(ケアリィ・レイシェル編曲

まず、クラシック全然ない。POPソングを選ばんでくれ

クラシック好きと言うのはガチ選民思想的なところがあり、こういう事をされると相当カチンと来るのである

そんなPOPなチョイスしたいなら吉松隆でも選べばいいじゃないか

数少ないクラシックのチョイスにしても、スッペの怪盗団を選んだ所以外全く評価できるところがない

24の前奏曲から第15番を選び、更にそれに「雨だれ」の題名を冠するのとか最悪である

今どきベト5を「運命が扉を叩く音」と言い出すぐらい古臭い最低なセンスである

音楽を、ただ音楽それ自体を聴いてくれ。エピソードはそれをやったもののみが語るべき要素である

終わりに

じゃあ具体的にどうしてほしいかはまた記事を下につなげて書くことにする

2018-05-31

バーチャルYouTuberは新しい恋愛革命となり得るか

現在一部の人から熱狂的な支持を得ているのが、バーチャルYouTuberである

バーチャルYouTuberとはその名の通り、顔と声を出して動画制作する『バーチャル』なYouTuberである

アニメチックな3Dモデルトラッキング技術を用いることで、自由気ままに動かし、表情までも自在に操ることが出来る。

ここまで来るともはや現実YouTuberとも相違ないのではないか

YouTuberという職業についておさらいしよう。

ヒカキンやフィッシャーズなど、日本にも有名なYouTuberが数多く存在している。

彼らは動画再生数が増加することによって広告収入を得ており、

その収入生活をしている、いわば職業Youtuberである

彼らは子供たちからの人気も当然高いが、

年齢問わず、だれでも楽しめるような動画制作することが多い。

アニメ絵の3Dモデルが動き、声優のような萌えボイストークを行う『バーチャルYouTuber』が

これらの既存YouTuberと横並びの存在に成れるかと言われれば、それは難しいだろう。

バーチャルYouTuber支持層には、やはりオタク層が多く、日頃からアニメ声優ボイスに慣れ親しんでいて、

バーチャルYouTuberの絵や声に違和感を感じない人間が多いことは確かである

バーチャルYouTuber流行してしばらくたってはいるが、いまだに一般市民の支持を得られていない原因は

このことにあるのだろう。

しかし、これはバーチャルYouTuberを「Youtuber」としてみた場合のことである

これをアニメキャラ漫画キャラなどと同じ「架空存在」としてみると、

そのポテンシャルは非常に高いことがわかる。

バーチャルYoutuberほとんどは女性であり、その多くが男にとって魅力的で美しいものである

バーチャルYoutuberに魅せられた男たちが彼女たちに対して抱く最大の感情、それは

"恋愛感情"である

このことは以前からも「バーチャルYoutuberの誰々がかわいい」「俺のガチ恋は誰々」

などと半ば冗談のように扱われる節があったが、

今回説明したいのはこのような冗談ではなく、

ガチな方」の恋愛感情である

まりバーチャルYoutuber世界中男性にとっての恋愛対象として

非常に高い能力を持っているということである

現在でも、現実女性と会話する機会のない、もしくは女性からモテない一部の男性の多くは

漫画「ゲーム」アニメ

などの疑似恋愛に親しんでいる。

恋愛感情の発生という面において、

バーチャルYoutuberはこれらの媒体を超えるほどの能力を持っている。

現実のように体が可動し、表情が変動し、それに合わせて声が出る魅力的な存在

となれば、現実女性と同じか、それを超えるレベル恋愛感情

男たちに抱かせることになる。

しかしながら、ここで問題になってくるのが「恋愛における双方向コミュニケーション重要性」である

当然ながら、恋愛において最重要であり、かつ恋愛における醍醐味でもあるのは、双方向コミュニケーションである

もちろん、オタクたちが親しむアニメ漫画といった媒体においては、双方向コミュニケーションを行うことは不可能である

しかし、ゲームという媒体においては双方向コミュニケーション可能である

ほとんどのノベルゲーム採用されている「選択方式」のストーリー分岐

ラブプラスなどで採用されている、箱庭的彼女育成システム

後者のほうが強い恋愛感情を生むということは多くの人が知るところである

バーチャルYoutuberにおいても、このような双方向コミュニケーション可能になるシステムが追加されれば、

もはや現実女性不要になるレベル恋愛対象として男性諸君からみなされることになるでだろう。

もしくはユーザー1人に1人のバーチャルYoutuber存在する世界

まりスタンドアロンAIとして独立して存在できるようになればそれはもはや現実女性であるといっても過言ではないだろう。

奇しくも、現在放送中のアニメシュタインズゲートゼロ』においては、ヒロインの牧瀬紅莉栖の記憶を元に制作されたAIアマデウス」が登場する。

製作者がバーチャルYoutuberブームを予見していたのかは不明だがタイムリー話題といえよう。

アニメ3話においては、アマデウス開発者の一人である比屋定真帆アマデウスに陶酔する主人公岡部太郎を叱責するシーンがある。

アマデウスAIであって、本当の人間ではない」

AIで擬似ではなく、本当の恋愛ができる時代が来るのかもしれない。

2018-05-17

anond:20180516185241

シャン・チーとかウォンとかアマデウス・チョとかマンダリンとか、あとHuluでやってるランナウェイズのニコミノルとか、いるにはいるんだけどな。あとマンティスもベトナムドイツハーフ

まぁこうして見ても大半は最近キャラ日本には浸透しとらんな。

一口アジア人と言っても、在米それから東南アジアまで幅が広すぎて、日本人が違和感を持たないアジア人像ってのはなかなか難しいだろうなぁ。

2018-04-10

anond:20180410152849

へぇー、トリビアだわ。ありがと。

覚えなおすならロック・ミー・アマデウスとか憶えてくれたら凄いけどね。

歳がばれるかw

追記

レビアになってたから直した。

2016-11-21

[]

ディスガイア3return始めた

最初普通に始めちゃったけど、いつもの日本一コマンド入れたら最初からDLコンテンツとか遊べるって聞いてまた最初からやり直した

まだ1章だったしね

チェンジすげーめんどいんだな

つーかいろいろとシステムがめんどくなってる・・・

うーんこれも2みたいにメインストリーとラズベリル編やったらもう終わりになりそう・・・

OPのワクワク感っつーかお祭り感はすごくよかった!

あとラズベリル編のPVもすごくよかった

ラズベリル立ち絵ポーズが2のハナコまんまって感じなんだけど、実はハナコって落ちあんのかな

アマデウスだかなんだかの勇者も、CV下野紘って2のあいつかよと思ったらまさか本当にそれっぽい設定で驚いた

いま2章入ったとこだけど、2よりはキャラストーリーもいい気がする

いまんところは

2016-07-10

誰が観ても絶対的面白い名作映画100本

世界最大の映画情報サイトインターネットムービーデータベースで集計されたランキングを元にリストしました。

http://www.imdb.com/chart/top?ref_=nv_mv_250_6

世界最大級ユーザー数を誇るサイトランキングですから

当然世界で一番正しい映画ランキングです。

ひれふせ。


1. 『ショーシャンクの空に』(1994)9.2/10

2. 『ゴッドファーザー』(1972) 9.2/10

3. 『ゴッドファーザーパート2』(1974) 9.0/10

4. 『ダークナイト』(2008) 8.9/10

5. 『シンドラーのリスト』(1993) 8.9/10

6. 『12人の怒れる男』(1957) 8.9/10

7. 『パルプ・フィクション』(1994) 8.9/10

8. 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(2003) 8.9/10

9. 『続夕陽のガンマン』(1996) 8.9/10

10. 『ファイトクラブ』(1999) 8.8/10

11. 『ロード・オブ・ザ・リング

12. 『スターウォーズエピソード帝国の逆襲』

13. 『フォレスト・ガンプ 一期一会

14. 『インセプション

15. 『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

16. 『カッコーの巣の上で

17. 『グッドフェローズ

18. 『マトリックス

19.七人の侍

20. 『スターウォーズ エピソード 4:あらたなる希望

21. 『シティ・オブ・ゴッド

22. 『セブン

23. 『羊たちの沈黙

24. 『素晴らしき哉、人生!

25. 『ユージュアル・サスペクツ

26. 『甘い生活

27. 『レオン

28. 『ウエスタン

29.千と千尋の神隠し

30. 『プライベート・ライアン

31. 『アメリカンヒストリーX

32. 『インターステラー

33. 『カサブランカ

34. 『サイコ1960年版)』

35. 『街の灯』

36. 『レイダース 失われたアーク

37. 『最強のふたり

38. 『モダンタイムス

39.裏窓

40. 『グリーンマイル

41. 『ターミネーター2

42. 『ディパーテッド

43. 『戦場のピアニスト

44. 『バック・トゥ・ザ・フューチャー

45. 『セッション

46. 『グラディエーター

47. 『メメント

48. 『地獄の黙示録

49.プレステージ

50. 『ライオンキング

51. 『博士の異常な愛情

52. 『サンセット大通り

53. 『エイリアン

54. 『独裁者

55. 『善き人のためのソナタ

56. 『ニュー・シネマ・パラダイス

57. 『ジャンゴ 繋がれざるもの

58. 『突撃

59.シャイニング

60. 『火垂るの墓

61. 『WALL・E

62. 『ダークナイト ライジング

63. 『アメリカン・ビューティー

64. 『エイリアン2』

65. 『もののけ姫

66. 『オールドボーイ2003年版)』

67. 『市民ケーン

68. 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

69.北北西に進路を取れ

70. 『Uボート

71. 『めまい

72. 『情婦

73. 『スターウォーズ ジェダイ復讐

74. 『M』

75. 『レザボア・ドッグス

76. 『ブレイブハート

77. 『アメリ

78. 『レクイエム・フォー・ドリーム

79.時計じかけのオレンジ

80. 『タクシードライバー

81. 『深夜に告白

82. 『トイ・ストーリー3』

83. 『アラビアのロレンス

84. 『アラバマ物語

85. 『エターナル・サンシャイン

86. 『フルメタル・ジャケット

87. 『アマデウス

88. 『スティング

89.2001年宇宙の旅

90. 『自転車泥棒

91. 『雨に唄えば

92. 『スナッチ

93. 『トイ・ストーリー

94. 『モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル』

95. 『イングロリアス・バスターズ

96. 『キッド

97. 『LAコンフィデンシャル

98. 『夕陽のガンマン

99.アパートの鍵貸します

100. 『羅生門


あなたは何本観てましたか

やたらクリストファー・ノーラン作品が多いのは

imdbでは常に2chなみに陰惨なカルト闘争が行われているからです。

でもまあ、世界最大の映画情報サイトランキングなんで仮にそういう組織票があったとしても世界一であることには代わりませんがね。

2016-06-26

発明家の出てくる映画教えて。

http://anond.hatelabo.jp/20160613091056

こんちゃす。

こないだ海外のアニメ教えて君したものです。

あれからオススメされた映画をいくつかみました。

その節はありがとうございます

オススメされるだけあってどれもおもしろいものでした。

それぞれみているうちにオヤと思いました。

ヒックとドラゴン

ルイスと未来泥棒

くもりときどきミートボール

フランケンウィニー

あとはすでにみてましたがベイマックス

ちょっとズレはしますが、怪盗グルーシリーズ

みんな発明家の少年が主人公(一部青年だけど)です。

これってもしかしてひとジャンルあるんでしょうか?

このラインでほかにオススメってありますか?

実写でも2Dアニメでもいいのでおもしろいの教えて下さい。

【追記】

LEGO ムービーのエメット →2段ソファーですね。LEGOは発明の第一歩です。

キテレツ日本だと彼が代表格ですね。映画化してもよさそうなものですが。

Stein's;Gate →ゲームは持ってます。かなり寝かせてます近いうちにはじめます

アイアンマン→なるほど。そのラインもありますね。

天才スピヴェット →知りませんでした。面白そうです。

バックトゥザフューチャー→ドク以前、ドク以降って、発明家像の変化ってありそうですよね。

グレムリン→枝葉はキレイに忘れてます。見た記憶はあるんですが。ちょっとチェックしてみます

ドラゴンボールブルマはミス発明家日本代表ですね。

animation innovator→アニメエライ人達ですか。

デクスターズラボカートゥーンネットワークですか。面白そうです。

Dr.スランプ→そうか。ブルマがありなら当然こっちも出てきますね。主役ですし。

風立ちぬ風立ちぬの主役は発明少年の現実化みたいなところありますね。

ラピュタラピュタのドーラの船の細かい工夫はそんな匂いします

美女と野獣美女と野獣はみてないですね。留意しておきます

ムカデ人間→そういう映画だったのですか。みてないです。マッド・サイエンティストまで広げるとけっこう風呂敷広がりますね。

リックアンドモーティ→ちらっとみました。なかなかのクレイジー度合い。

阿笠→コナン知らないんですよね。博士助手コントっぽい。

さいてっく赤岡くん→ほのぼのしてますね。大人の科学なんかに載ってそうな。

おどるポンポコリンエジソンは偉い人?

ジュラシックニューワールド→ジュラシックシリーズアマゾンプライムビデオであるのでおいおいみていこうかと。

フランケンシュタイン博士発明家境界線は少年かどうかですかね。

ヒューゴの不思議な発明予告編みました。綺麗な画面ですね。

ナディア→ジャン少年っすね。魔女宅トンボとごっちゃになったりします

スチームボーイ→画面はそうとうすごかったけど話はなにも覚えてないですね。

スピヴェット→これもヒューゴ同様3D映画っすね。おもしろそうです。ロードムービーっぽくもありますけど。

なんか眼鏡かけた男の子イメージが強い→メガネ男子ニーズもあるのでしょうか。

怪物の名前じゃなくて、あの怪物を作った博士の名前→フンガー

オクトーバースカイ→邦題遠い空の向こうに」っすね。あさりよしとおさんの「夏のロケット」や「王立宇宙軍」的な。やっぱ発明少年のポイント青春ですかね。

ビューティフル・マインド→実話モノっすね。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者秘密→これまた実話モノ。両方おもしろそうです。

劇場版キテレツ大百科劇場版はともかく90分スペシャルのOPとEDは細野晴臣作曲なんだな。

アイリスへの手紙ジェーン・フォンダの?これって発明少年が出てくるのですか。

フィニアスとファーブカートゥーンですね。ディズニーチャンネルは良さげですね。

ドクター中松ドキュメンタリー→ガンとかおっしゃってましたね。どうなったのだろうか。

バグズ・ライフ→ アリの発明家は変わってていいです。ピクサーなんですね。

天才少年ジミー・ニュートロン → 見れますね。やはりテレビシリーズとしてアメリカのちびっ子にはおなじみというカタチなのか。http://www.nickjapan.com/character/jimmy/

トゥモローランド→ディズニ-の?と思ったらそうでした。映画もあるんですね。

ホーム・アローン3 →あのシリーズ発明少年と親和性は高そうです。

小さな恋のメロディ→甘ったるい恋愛映画でビージーズのってくらいの印象しかなかったので意外です。まあ、本枠はそうなんでしょうけど。

サンダーパンツ!→あ、これはおもしろそう。おならが出る友人のためにおならで空を飛べるパンツを作る話だって

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い→意外なところです。タイトルはかねがね。

Mr. インクレディブル→みた記憶があるんですが思い出すためにもう1度みてみます

八十日間世界一周→ここいらが元祖って感じありますよね。ジュールベルヌは罪作りだ。

グーニーズゲームしかやったことないです。出てきそうですね。ずっといつかはみようと思ってる映画のひとつです。

エクス・マキナ→この映画は発明云々は別としてもいつかみたいなと思ってました。

ラバーゼルダ好きのおじさん主演ですね。アレな映画として紹介されてたコラムを読んで、ドジ博士の珍発明ってそれだけでジャンルありそうと思いました。Dr.スランプもそうですし。

スパロボスパロボに出てくるような博士の仕切りっぷりはスゴイですよね。戦闘指揮までしてる。

プレステージニコラ・テスラ実在のそういう博士ですね。

「自由だあああああああああああ!!」→犬井ヒロシ

スティーブ・ジョブズ」→ここまでくると孫 正義もビル・ゲイツ発明家ってことになりそうです。

ジュブナイル→ありましたそういうの。香取先生はいつごろからこういうイロモノを引き受けるようになったんだろう。

グレートウォリアーズ欲望の剣→「ロボコップ」以前の鬼畜悪趣味全開路線の頃ですね。いわれてみればロボコップ製作者も相当にマッドサイエンティスっぽかったです。

ケロッグ博士エロいのか。みたいなと前々から思っていたのです。ケロッグ好きだし。

ウォレスとグルミット欽ちゃんの声を最初に思い出してしまう派。

ゴーストバスターズ→これも後世に与えた影響が大きそうです。

パシフィックリムおかしな怪獣に、おかしロボットに、おかし科学者てんこ盛りの趣味趣味映画でしたね。

ミクロキッズ発明家の父親の発明によってドタバタに巻き込まれるってのは1パターンとして確立してますね。「スパイキッズ」もその手の発明品がたくさんあったような。

ロケット団タイムボカンシリーズ三悪からの派生でしょうかね。

トランセンデンス→マッドサイエンティストものと少年発明家の境というのは興味深い考察ができそうですね。

秘密結社鷹の爪→そういう話だったのか。島根の観光大使ほか、CMでおなじみという印象が。

ガンダムオリジンミノフスキー粒子を発見したミノフスキーってオリジンだと出てるんですね。知りませんでした。

天国からの中継→高橋幸宏さんのアルバムにこんな曲入ってたと思ったらインスパイヤ元だったのですね。

戦国コレクション平賀源内モチーフ発明家ネタってマンガだといっぱいありそうです。

鉄腕アトムマッドサイエンティストがたくさん登場しますよね。

モロー博士の島→これも源流なのかもしれません。

シザーハンズ→せつない発明家っすよね。

タイムマシン→これまたジュールベルヌ。アメリカ藤子不二雄っすね(逆)。

ヒステリア→実話なんですね。すごいあらすじ。「 「大人のおもちゃ」として知られる電動バイブレーターが19世紀末に女性のヒステリーを治療するために発明された医療器具だったという実話」

HINOKIO→これは発明家なんでしょうか。後付で実話になったようで。wikiによると。

武器人間→今考えると貴重な大山のぶ代参加作品。映画はかなりアレでしたね。

僕らのミライへ逆回転→すごくいい映画ですけど、これはさすがに発明家ではないんじゃ?

ムードインディゴ→美しそうな映画ですね。

タイピスト!→タイプ早打ち映画。発明家関係無しでおもしろそう。

ゴジラオキシジェンデストロイヤー作った人ですか。

宇宙戦艦ヤマト真田さん?

アメージングスパイダーマン主人公はかなりガチのコスプレイヤーってことじゃ?

ヤングアインシュタインアマデウスみたいな感じっすね。

おまかせピース電気→お、大好きな作品です。すっかりサッカーの人になって残念です。

ということでありがとうございます。全レスは無謀でした。

2015-12-14

増田が選ぶ音楽映画ベスト10とその紹介

音楽映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!

お祭りをやってるらしいので増田も村の外でおどるぞい。

1. 『ライオンキング』(ロジャー・アレーズ、ロブ・ミンコフ監督1994年

2. 『ナッシュビル』(ロバート・アルトマン監督1975年

3. 『セッション』(ダミアン・チャゼル監督2014年

4. 『EDEN/エデン』(ミア・ハンセン=ラブ監督2014年

5.『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』(コーエン兄弟監督2013年

6.『アマデウス ディレクターズカット』(ミロス・フォアマン監督、1984-2002年)

7. 『はじまりのうた』(ジョン・カーニー監督2014年

8. 『アンヴィル! 夢をあきらめきれない男たち』(サーシャ・カヴァ監督2008年)

9.8 mile』(カーティス・ハンソン監督2002年)

10. 『あの日のように抱きしめて』(クリスティアン・ペッツォルト 監督、2014)


1. ディズニー枠にしてミュージカル映画の精髄。アラン・メンケン確立したディズニーミュージカル黄金律の完成形でもある。ポストメンケンではやはり『アナと雪の女王』が頭一つ抜けている印象。

2. ハリウッドに最も嫌われたアメリカ人監督ロバート・アルトマンアメリカ保守層体現する南部という土地カントリーミュージックという文化シニカル活写することでニクソン政権下の母国をするどく批評した、というと小難しい社会派映画みたいだが、実際の中身ゆるゆるでお気楽グダグダカントリー群像劇である歌声一つで嫌なことも苦しいことも大変なことも何もかもどうでもよくなる、という音楽の魔力を良くも悪くも見せてくれる映画

3. 菊池セイコウさんの dis はこのさい放っておこう。すくなくともこの作品は『音楽映画』としての役割と魅力を十二分に発揮しているのだから。要するにパワハラ上司に対するリベンジ映画なのだが、(主人公と観客両方に対する)抑圧と解放手際が実に﨟長けている。何よりリズム映画だ。

4. ふらふら楽しくガラージDJとして遊んで暮らしていたアンちゃんが30超えて「あれ? もしかしておれ、社会的あかんくね?」と狼狽えるフランス映画。年をとるにつれ銀行員対応がすげなくなっていくのが切ない。こんなダメダメな反社会人でも才能ある妹を持てば人生映画化してくれるんだから、持つべもの家族であるDJシーンの快楽選曲面でもビジュアル面でもクール

5. ふらふら楽しく60年代NYフォーク歌手としてネコと楽しく暮らしていたあんちゃんが恋人妊娠させてしまったことで「あれ? もしかしておれ、社会的あかんくね?」と狼狽メジャーデビューを目指すアメリカ映画楽曲の質の高さもさることながら、さまよえる主人公を捉える画面も洗練されている。どうでもいいが主人公オスカー・アイザックは次の『スターウォーズ』でけっこう重要な役をやるらしい。主人公の恋敵役を演じるジャスティン・ティンバーレイクが影のMVP

6. 説明不要の超ビッグタイトル。要するに悲恋BL天才ウォルフガング・アマデウスモーツァルトに恋した乙女サリエリちゃんが才能のことを考えると胸が切なくなって毒殺疑惑をかけられちゃうの。

7. ギリギリミュージカルではないのに、歌のやりとりだけで物語が進行するクレバー構成音楽映画。「音楽っていいもんですねえ」ということを骨の髄まで叩き込んでくれる。Maroon 5アダム・レヴィーンがいい仕事している。監督の前作の『ONCE/ダブリン街角で』も人生のすっぱさから目をそむけずにポジティブな救いを歌った佳品。

8. ドキュメンタリー枠。誰からもその才能を認められていたにもかかわらず、なぜか売れなかったメタルバンドアンヴィルしかし彼らは諦めなかった。副業のかたわらコツコツと三十年もアメリカの片田舎バンド活動継続しつづけていたのである。三十年周年を記念して世界ツアーを計画した彼らだったが、その道中をトラブル続き。しかし、そんな彼らがとある国を訪れたとき奇跡は起こるのだ。

9. ヒップホップ枠。今週末公開の『ストレート・アウタ・コンプトン』の出来次第では入れ替わるかもしれない。負け犬が這い上がる系映画

10. ジャズ枠。名曲「Speak low」の使い方がたまらない。

2015-12-09

12月になると見たくなる映画アマデウス」を思い出して、気がつく。

自分には悪意がないけど、まるでサリエリみたいじゃないか……?

映画のなかで、宮廷音楽サリエリは、モーツァルト天才的な

音楽の才能に気づき凡庸自分を呪って焼けつくような嫉妬から

神を恨み、神に愛された才能をもつモーツァルトを死に至らしめる。

破天荒な振る舞いで(モーツァルト発達障害だとも言われる)

社交界から孤立してしまい、極貧生活のなか病床のモーツァルト

サリエリは、大金をチラつかせ、不眠不休の無理なスケジュール

まるでモーツァルト自身のためのレクイエム(死者のためのミサ曲)を作らせる。

そして、結果として(サリエリの願いどおりに)、死に至らしめる。

いや、自分には、そんなサリエリみたいな悪意は本当に皆無なんだ。

感謝と恩義の気持ちこそあれ、決して妬んだり嫉んだりの感情はないし!)

ただただ、天才モーツァルトの紡ぎ出す音楽が・旋律が・文章が大好きで、

(その素晴らしさに、同時代に生きて触れられるだけで喜んでいるほどで)

でも、そうやって、自分が率直に・能天気モーツァルトを礼賛することで、

体調の悪いモーツァルトに、無理に作曲を続けさせて、

しろ死期を早めることに加担しているのではないか……。

ブログを拝見しながら考えていたのは、そういうことだった。

Hさんの最新の文章を読める嬉しさに舞い上がって我を失いながら、

同時に、頭の隅で冷静に自己分析をして強烈な罪悪感を抱いていた。

ブログ記事を拝見すればするほど、自分想像もしなかったような

壮絶な生活が「また」日常としてHさんを囲んでいることを知って、

ただただ、圧倒される気持ちで読み進めていた。

そして、Hさんの文章に触れられる喜びを感じながら、

Hさんの置かれている状況を知っても何もできない自分は、

そうやって、Hさんに文章を綴らせて、自分読書の楽しみのために

Hさんのいのちを・日々の生活を「消費」しているんじゃないのか……?

何度も、そんな可能性を自問自答した。

ブログを書くことで、Hさんが死への確信を深めていたとしたら。

やっぱり自分は、意図せずにサリエリと同じことを

天才モーツァルトにしようとしているんじゃないか。

Hさんが書いた文章が、今でもWeb上でいろんな人に思い出されたり、

語り継がれていたりするのを見つけると、

「そうなんだ、Hさんは本当にすごいんだよ」と嬉しくなる。

そんなHさんが、書き続けてくれることは、

いつか・誰かの目にとまって、自分のように感銘を受けて

大きく変わるキッカケを得る人が、出てくるかもしれないと眩しく思う。

それだけの、言葉文章の力をもっているかただから

でも、そうやって、いつか・どこかで目にする誰かのために

いま、Hさんが身を削って文章を紡ぎ続けてくれたらと願うことは、

やっぱり、とんでもなく我がままで傲慢な願いなんじゃないだろうか。

「ファンです」なんて軽々しい一言だけで

許されてはいけないことなんじゃないだろうか。

ブログ記事を読めて、すごく嬉しいのに、すごく苦しいし切ない。

いったい、自分はどうしたらいいんだろう。

2015-09-27

映画アマデウス」について

学生時代音楽の授業でそれらしき映画を見せられた。

ろくに覚えてないんだけど、柳沢慎吾みたいな顔の天才モーツァルトが「うんこうんこ」とか言いながらおならブーブーして

甲高い声で笑いながら奇行を繰り返して好き放題やってた映画だったと思ったんだけど

たまたま見た映画レビュー

モーツァルトの天賦の才能に嫉妬する姿をサリエリ視点で描いた名作」

とか描いてて、記憶の中のアマデウスと違ってて「あれ?」ってなったんだけど

じゃあ音楽の授業で見た映画なんだったんだろう?

2015-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20150529215943

↑を書いた者です。

予想外に心温かいコメントをいただいて恐縮です。

他者とどこかで共振できるというのは、やはりそれも美しいものであり、またたいへんに嬉しいことだなぁと実感しました。

それから、こちらは半ば予想通りではあったんだけども、意に反して、嫉妬、それも創作的才能に対する感情限定して捉えた方が多かったみたいでした。一度はてブを稼いでみたくて釣り気味に書いたんで、しょうがないんですけど。反省してます

で、たしか嫉妬的なやるせなさも想定して書いたのですが、頭に強くあったのは、それよりはむしろ、ただ自分自分であることが不思議しょうがなく、また自分以外ではありえないことが悲しいということでした。

私はあなたになることはできないし、花や鳥や音楽になることができない。比喩ではなく言葉通りの意味で。

偉大な何者かになりたいとか、現状が理想からはほど遠いとかいう話ではなく、私にはなにかが不足しているという話でもなく(不足だらけですけど)、自分自分でありそこからは抜け出せず、いま目の前にある美しいものにはなりえないということの不思議さを、他の人はどう考えているんだろうか、という疑問です。

そんなものは受け止めるしか選択肢のないことで、現実生活上、「そういうものです」で話は終わりなんですけども。

「ただのないものねだりじゃね?」っつー話なんですけども。

しかし、だからといって不思議なことに変わりはないと思うんですが、いかがでしょうか?

あ、『アマデウス』観てみますね。ありがとう

2014-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20140724021810

うまい・下手・美文・悪文・好き・嫌いがごっちゃになってないかな?

増田町田康を“うまい”と思ってるかどうか聞いてみたい。

いや、俺がちゃんと読めていないだけかもしれないが。

それはそうと、『アマデウス』はめちゃめちゃ面白いし、“うまい映画だと思うんだけど、サリエリモーツアルト比較して格付けして明確なイメージを広めてしまったのは、なんというか罪深いよね。俺がサリエリの孫だったら訴えたくなるレベル

文章うまいへた

 暇だからむちゃくちゃ書く

 いきなり浅田次郎の『お腹しませ』の跋から引用するんだけど「貴き母国語司祭たる小説家は、その記す言葉の一句一行に責任を負わなければならぬ」って、これなかなかカッコイイこと言ってるけれども、浅田次郎文章だってたいがいひどいときはある。語彙は豊富だけど脂っこすぎるから格調が損なわれちゃって、なんだか下品だなーって思っちゃう瞬間も多いよねってわりと共感してもらえると思うんだけどどう?

 で、こういう話をしてると必ず横から口を出してくる手合いがいて、言うことには「最近小説家文章レベルが低すぎる」。こういうやつには気をつけなきゃいけない、なにしろこいつはそんな侮蔑的なことを言いながらむかしの小説をあんまり読んでないからだ。たしか百田尚樹はおそろしいくらい下手な文章を書くし、現在まで残ってるむかしの小説家作品の多くはたしか文章が上手くて、そのうえたとえば川端とか百閒とかの異常な怪物がぐーんと平均値を上げちゃってるもんだから勘違いする。ひどい文章を書く作家作品は当然のように消費されただけで現在まで読み継がれてるものは本当に少ないってことくらい考えればわかるんじゃないの? 面白いことは否定しないけど、三十年後の子供が『永遠の0』とか『ビブリア古書堂の事件手帖』とか『容疑者Xの献身』とか読んでるわけないじゃん。だいたい残ってるひとでいってもひどい文章作家ってのは残念ながらちゃんと存在していて、ほら太宰治とか田山花袋とか小林秀雄とか超ひどいじゃん。あ、でも内容は面白いと思うよ、田山花袋以外の2人はね。

 まあ浅田次郎は「小説家なら上手な文章を書け!」とは言ってなくて、素直にちゃんと読むと「小説家文章日本語を使うひとにとってはお手本なんだから、せめて間違いのないように書かなきゃいけないなあ」って意味しかないんだよね。だから話はもうとっくに逸れてるんだけど、なんか言いたいこと思い付いたか文章うまいへたの話を続ける。

 そもそも無機的な文章小説文章うまいへたってぜんぜん別問題で、都市伝説レベルの話で好きなんだけどさ、三島由紀夫ってもともと官僚だったんだけどすぐ辞めたのね。ちゃんと東大出てたくせにぜんぜん仕事できなかったんだって。なんでかっていうと三島の書く文章がかっちりしすぎてて、官僚にとっての必須スキルである「余地を残す」文章を書くってことがまったくできなくて、まあ言ってみれば文章がうますぎて向いてなかったんだってさ。これはさすがに誰かが作った伝説というかいたずら話だと思うんだけど、三島文章って異常に人工的でみっちりしてるから何となる「あーわかるー」ってなっちゃう。改めてなかなか好きな作り話だ。

 たとえば誰だろう、最近でいうと朝吹真理子って年齢のわりに文章がうますぎてサラブレットってこういうことかあって感心するんだけど、このひとがふだんの小説エッセイで使ってる文章で書いた報告書ってたぶん読みにくいよね。いや、なんでそこでひらがなつかうんだよって苦笑いしてる上司の図ってめっちゃ想像できてかなり笑える。だいたい文章文学)ってのは芸術なんだから美しくなければ嘘でしょう? ってみんな大好き古井由吉先生松浦寿輝との往復書簡でさらって書いてたけれど、まあそこまで大上段からカッコイイことは言えないけれども、まあ言ってることはわかるじゃん?

 芸術なんだから判断は割れちゃうんだよ。日本人フェルメールが好きってよく言われるし、高校生はなぜか「はしか」のようにラッセンを好きになっちゃう時期を迎えるものだけど、美醜の基準なんてひとによって違って当たり前なのよ。モーツァルトサリエリの格付けは「アマデウス」がしちゃったけど、ヴェートーベンシューベルトのどっちが上って難しくない? って書くと「おまえさっき太宰が下手だって言ってたじゃん!」とかひどいのになると「山田悠介! 山田悠介!」なんて連呼されちゃうんだけど、山田悠介うまいへたじゃなくて「間違ってる」からダメだよ。とかいうと「保坂和志! 保坂和志!」って返ってきそうでキリがないのでいいわけをやめる。

 何が言いたいかって実はまったくの逆で、それでも文章うまいへたって、きっと存在してるんだよね。いや少なくとも自分のなかでは間違いなくあるんだよ。同じことを何回も言わないで済ませられるかとかね。何気ない言葉の選び方とか、リズムとか句読点の位置とか改行のタイミングとか語順とかセンテンスの長さとかほんといろーんな要素が絡み合いすぎてて、たとえばリーダビリティって文章のうまさに入るのって言われちゃうともう答えはまったく出ない。でも個人的には入らないと思ってるって結論だけはちゃんとあるんだ。

 そろそろみんな気付いてると思うけれども自分なりにうまい文章を書きたくて書きたくて、読み返して「わあ、おれって文章うめーじゃん!」って思いたくて自分なりに努力してきたんだけどまったくダメで、下手でどうしようもない文章なんだけど文章を書くのは好きで、だから深夜にこんな下らない長文を書いてストレスを発散しているんだけど、まーまず間違いなくこの文章は読み返さないよね。ひどいから

 文章書くのってなんていうか心地よい行為だと思うし、こんなところに文章書いてるくらいだからみんなもきっと文章を書くことが好きで、だからさー、なんていうのかな、小説家とか関係なくってこうやって日常的に文章を書いているおれたちなんかはさ、上手な文章を書きたいなっていう欲求を誰しも持っているんじゃないかって思うし、その欲求には忠実になってもいいと思うんだよね。

 あー、文章うまくなりてーなー。

2013-08-22

風立ちぬ」はなぜ「分からなかった」という人が多いか

宮崎駿の新作「風立ちぬ」。

人気のある映画でありながら、同時に「見たけどよく分からなかった」という感想が多い。


ホッテントリにもなった岡田斗司夫の解説(http://blog.freeex.jp/archives/51395088.html)を私なりに要約(ややネタバレあり)するなら、

その内容は「戦争をはじめとした外界の醜い現実には興味を持たず、飛行機のような美しい世界を追い求めた人の物語」、

という事になるのだろうけど、そこまで読み取れずに「よく分からなかった」となってしまう。

敬称略私自身も説明されて、はじめて「ああ、確かにそういう話だ」と思った。)


こんな感じで視聴者にあまり理解されない作品になってしまった理由について、自分なりに考えてみた。


それを説明する為に、まず、私がこの映画を見たときに思った不満について述べる。

(後述するように、実はこの不満が、映画が理解されない理由と直結する。)


その不満とは、技術系の研究者映画であるにもかかわらず、研究者がうまく描けていない事だ。

私は技術系の研究職を生業としているのだが、そんな職業であるためか、この映画を見て、

いかにも技術に詳しくない素人想像したリアリティの無い研究者が描かれていると

思ってしまったのだ。


そう思ったシーンはいくつもあるのだが、特に気になったのが、サバの骨から飛行機に関するアイデアを思いつくシーンだ。

このシーンで気になった点はいくつかあった。

例えばサバの骨の曲線がどんな数式で表されるのか分からなけりゃ飛行機設計に生かせるはずないんじゃないかとか、

飛行機に関して膨大な知識と経験を持つはずの主人公がいまさらサバの骨くらいで何かを思いつくのは考えにくいとか。

(例えて言うなら、小学生ちょっとした一言大学受験数学の難問が解けてしまったような荒唐無稽さを感じたのだ。

ちなみにニュートンリンゴ事実かどうかかなり微妙らしい。)


しかしこのシーンでもっとも気になったのは、(技術系)研究者が描けていない事だ。

研究者が本当になにか重要な事を思いついたのなら、突然場の雰囲気や目つきがガラリと変わるだろう。

さすがにその場で研究のためにサバの骨をいじくり倒したりはしないかもしれないが、

少なくとも心の中ではそうしたいと思っている事を隠しきれないはずだ。


だって思いついたばかりの感覚的なアイデアをその場で言語化できるかたちに落とし込まなければ、

あとで考え直したとき感覚が失われてアイデアが何だったかからなくなってしま危険があるから


から本音を言うと、私はこのシーンを見て、本当に飛行機を作りたいと思ってるのか?と感じてしまった。



さて、本論に入ろう。なぜ「風立ちぬ」はあまり理解されなかったのか。

岡田斗司夫の解説が正しいとすれば、この映画芥川龍之介の「地獄変」や映画アマデウス」の宮崎駿版だという事になる。

しかし「地獄変」や「アマデウス」に対しては「分からない」という声はあまり聞かれないのに、

風立ちぬ」に関してはこういう意見が多く出てしまう。


なぜか。それは前述の研究者が描けていない事と関係しているのだと思うのだ。


地獄変」や「アマデウス」は、小説家映画監督という「芸術家」が「芸術家」を描いたものだ。

から鬼気迫るシーンや天才故の生き辛さが印象的な形で活写される。


しか宮崎駿軍用機見る方のマニアではあっても軍用機作る研究者ではない。


もちろん、ただ技術研究者を活写すればよいだけなら、簡単にできる。

例えば先ほどのサバのシーンで、周囲に目もくれずサバの骨をいじりつづけ、「おいおい大丈夫か?」と

周囲に言われてしまう、なんてのを付け加えればいい。


しかしそれをやってしまうと、ほとんどギャグになってしまい、作品の雰囲気をぶち壊してしまう。


まり宮崎駿は作品の雰囲気研究者を活写する事を両立できなかったのではないか

岡田斗司夫によれば本作の主人公宮崎駿であるが、なら素直に芸術家主人公にすれば良かったのに、(軍用機を描きたいから)そうしなかった。

結果として研究者でない宮崎駿雰囲気を壊さずに研究者を描くという相当困難な作業が必要になった。


から本作の主題であるはずの「周囲を無視して飛行機を追い求める」という部分が説得力をもって描けず、

結果として「分からない」という感想のでる物語になってしまったのではないかと思うのだ。




追記:

風立ちぬ」が理解されないのは「物語」がないからじゃないかという、とても的確なトラバがついた。

これについては完全に同意だが、本稿の趣旨は「ではなぜ物語をかけなかったのか」、

物語はおろか印象的なシーンすらなかったのはなぜか」という理由の一旦を探ったものである

2013-08-06

モチェルダウンス

どこかで聞いたことのあるようなフレーズ。ググっても見つからなかったのでネット外の伝聞情報をここに記す。

概要

モチェルダウンス(モチェルダウンス)は、イギリスロックバンド1969年ヘルシンキ前身バンドを結成、1992年メジャーデビューデビュー以降外部ミュージシャンの起用は多いものの、同じパーマネント・メンバー活動している。「ハテナムーラ」がヒットして以降は常に第一線で活躍し続け、現在アメリカ代表するバンドの一つである

ローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1327位。

メンバー

現メンバー

ジョン・レモン

アマデウス・オオミカ

メンバー

ミンナ・アホネン

ディスコグラフィー

シングル
「柿を食え」(607年)
デビューシングル。鐘がなるぜよ
「泣かないで」(794年)
泣くよウグイス平安京エイリアン
美しい国」(1192年)
最近はいい国作ろうとは教えないらしい
「変」(1582年)
M・アケチが脱退。
アルバム
ワイマール憲法」(1889年)
それまでDHCが持つ通販化粧品ナンバーワン記録を更新
相対性理論」(1905年)
天動説を覆す
トラトラトラ」(1941年)
最近MAXを見ない
「1969」(1969年)
稲垣潤一、もしくはヴェルディ川崎
マリリン」(1985年)
ハッピーバースデーディアプレジデントでおなじみのホンダ
「アイアンアーム」(2003年)
うちの近所のアトムボーイはここ数年で次々と閉店

2011-05-26

アーティスト様」を甘やかさなくていいです

母も姉も私も美術系の仕事

人に言わせりゃアート一家ってことになるだろうが

私は本当にアーティスト様って奴が嫌いだ。


だいたい世の中の非美術の人が良くないのだけど

とにかく作家と言うものに対して好意的な誤解や情状酌量の用意を持ちすぎている。

芸術家気質」とさえ言えば、非常識や奇矯な振る舞いが許されるようになっている。

度を越して非社会的、生活態度が堕落的、約束を守れない、言うことが幼稚、

…のような欠点が、むしろ何か創作的な才能の証明として美点のように取り扱われてしまう。


いいですか。

すべてのクリエイターっぽい職業人や学生で、幼稚な人や変な人がいたら、

それは特殊な才能の副作用でそうなっているのではなく、

単に世間並みの経験責任から逃げ続けたせいでそうなってるだけです


だいたい「アマデウス」みたいなものが”アーティスト”像として一等に出てくるの状況が良くない。

アーティストに馴染みがない人にとってはああいうのがロールモデルになりますよねどうしても。

でも、”破綻した人格と飛びぬけた才能が先天的かつ不可分なセットになってる天才”なんていうのは

極端で面白いからこそ映画マンガキャラとして出てくるのであって

美大や芸大出ただけの人間にそんなのは居ません。

美大出ごとき人間非常識の振る舞いを繰り返してたら

「さすが芸術家だな」じゃなくて、単に「いい加減な人生送ってきたんだな」と思えば合ってるんです


また、もちろん、

その手の「アーティスト」の変なイメージには美術系の人間自身も冒されています。

私の場合受験のために美術予備校に通うようになってから大量に遭遇して驚いたのですが、

みーんな、「逸脱者」の振る舞いをし始めるんです予備校生時点で。


それがまた明らかに”作った”逸脱で、全員同じ感じの逸脱。

ちょっと離れて見てると一人一人の区別がつかないようなそっくりのノリです

これじゃあ単に、軍隊に入ったら軍人っぽくなるのと同じ現象でしかない。

みんなでそういうレディメイドの逸脱に袖を通しておいて、自分個性的でーすって顔をしてる。

物言いも自信満々な感じになります。これもお揃いの自信満々。

自信満々がアーティストっぽいかです

「私の絵がわからないで落とすような学校にはこっちからお断り!」とか言います。

美大でもその空気は続きます(でも若干緩和します。)


関係ないんですよー、そんな表面上のポーズ製作するものの出来なんて。

どういう態度でも下手な人は下手です

まああんまり下手だとそういう逸脱者ごっこに参加しないものですが、

予備校で上位のほうだったりするともう勘違いが酷いことになります

同学年の上位クラスで逸脱ごっこの気風に染まってないのは私含めて3人しか居なかったですから



「私はアーティストですので」「これは芸術ですから」という免罪符一本で、

社会常識を踏み倒したり、世間に変な迷惑をかけたり、法律をぶち抜いたりしていいのは

アマデウスさんのようなモノホン天才、1時代に1人いるかいないかというレベル天才だけです

これは割合的に言ったら身長230cmの人みたいなもので、

この人に会ったり理解したりできるのは220cmぐらいの人間だけで、

普通に暮らしてれば多分一生すれ違うこともありません。

から現実的には「そんな人間は居ない」と思っていただいて結構です

更に、230cmかつ、世間の誰にでも230cmだと気づいてもらえる人、となると

もう霊界幽霊に近い。


みなさんが普通に暮らす娑婆世界

アート」だ「アーティスト」だと言いながらなんだか意味不明なことやってる人や集団、

そういうのが人様に迷惑をかけていたり、法律に触れたりしていれば、

何の躊躇も容赦もせずに非難したりしょっ引いたりしてかまいません。確率的に言って。


そいつらは「アーティスト」ではなく「アーティスト様」です

単なる「美大なんか出たばっかりに自分に甘くて常識のないだらしない奴になってしまった人間以下人間ですから

「いい年になっても自分天才じゃなかった事実に向き合えない臆病な嘘つき」ですから

モノみたいに蹴っ飛ばして排除していいんですよ。


自分には芸術からいからなあ~」「ひょっとして価値あるのかなー」なんて優しい逡巡は必要ありません。

まっとうに生きてまっとうに働いてる一般人あなたは、そんなのよりずっと偉いんですから

どうか上下関係を間違えないでください。

2010-11-25

彼女が死んだ話

 僕が雪村に出会ったのは、大学研究室新入生歓迎会ときのことで、そのとき歓迎する側にいたのが僕で、歓迎される側にいたのがいっこ下の雪村だった。

 彼女は、長くきれいな黒髪の落ち着いた女の子で、お嬢様という感じではないが、どこか品のある立ち居をしていた。

 僕は彼女とは別のテーブルにつくことになり、でも彼女のことが気になったのでたまにそちらの方へ目をやったりしていたのだけれど、ちゃんと正面に座って話す機会は、ひとつ上の先輩がくれた。

真田くん、ちょっとこっち来てよ」と先輩が僕を手招いて呼んだ。「この子エーティーフィールド張ってて、俺ひとりじゃキビシイよ」

 先輩なりのジョークである

 それで僕は、彼女の向かいに座って話をした。雪村は聡明で、控えめで、微笑みながら人の話にうなずき続けることができるタイプ女性だった。

 でも僕は自分のことが話したいわけではなくて、彼女のことが聞きたかった。僕はゆっくりと、何か自分と合うような話題がないかと探した。彼女趣味読書で、好きな作家恩田陸(←「ああ、あのガチホモミステリの……」)。よく読むのは講談社ノベルス(←今にして思えば恩田陸講談社ノベルスあんまり関係ない気がする)。映画も好きで、好きな監督スタンリー・キューブリック(←『バリー・リンドン』)とピーター・ジャクソン(←『乙女の祈り』)。ピクサージブリも好き。好きな漫画は『夢幻紳士』『百鬼夜行抄』『うしおととら』『タブロウ・ゲート』……。まともにやったゲームは『ファイナルファンタジーX』くらいで、時間カウンタが止まるまでやって(←大学受験が終わってから暇だったようだ)、「全てを越えし者」を倒すところまではいったとか。あと何かのレースゲームは前に進めなくて諦めたという。

 僕はといえば、好きな作家星新一で、好きな映画は『ショーシャンクの空に』で、好きな漫画ジャンプチャンピオンヤングジャンプヤングマガジンスピリッツモーニングだった。僕はその程度の文化パワーの人間だった。

 雪村は本当に本が好きで、暇なときには一日一冊くらいのペースで読んでいた。「『雑食なのでなんでも読みます』とか言うやつは信用できねえよ。そういうやつは絶対に大して本を読んでない」と吐き捨てる友人が僕にはいたが、雪村は本当に雑食で、ノンフィクションを除けばなんでも読む女の子だった。小説漫画も。

 その新入生歓迎会の日は、友達が帰るというので、彼女もそれについて早めに帰っていってしまった。僕はもっと残っていってよと頼んだけれど、穏やかに断られてしまった。

 次に僕が彼女と話をしたのは、それからしばらく後の教養の授業のときのことで、雪村は教室最前列に座って、社会学だったか文化人類学だったか講義を無視してペーパーバックを読んでいた。

 勇気を出して隣りに座って(←勇気を出したのだ)、何読んでるの、と彼女に訊ねた。雪村は手に持った本の表紙を見せてくれた。G.R.R.マーティンの『玉座をめぐるゲーム』だった。もちろん僕にはまったくわからなかった。

 それからも僕は、折にふれては勇気を出して彼女に話しかけていった。レポートがあるので……と断られてひどく落ち込んだりもしたけれど、ついに僕は彼女を連れて名古屋城デートにいくことに成功した。名古屋城はつまらなかったけれど、彼女といるのは楽しかった。

 そして初めて彼女から漫画を借りた。『夢幻紳士』だ。

 これはおもしろかった。本当に。

 それからも授業で隣りに座ったり、食事に誘ったりして、僕らは付き合うことになった。僕は実家に住んでいて、彼女下宿をしていたので、よく彼女の家に泊まって二人で本を読んだり、映画を見たりした。本山ゲオがあったので、近所でレンタルができて助かった。

 でも不思議なことに、幸せなことはそんなに長く続かないもので、僕と雪村が二人で東尋坊を見に旅行に行ったとき、泊まった旅館でカニを食べて一緒の布団で寝たあと、彼女は僕の知らない何かに引っ張られて、僕が寝ているうちに布団を出て服を着替えて旅館から脱げ出して、東尋坊の先から海に飛び降りしまう。

 東尋坊では死ねないという話があるけれど、やっぱりそれは嘘で、飛び降りればちゃんと死ぬ。雪村がそれで死んだのだから間違いない。

 彼女を失った僕は悲しくなって、雪村が死んだというそのこと自体よりもむしろ雪村が僕に一言も告げずに死んでいったことに鬱々と悩んで、こりゃだめだ、このままじゃ何も解決しない、と思ってそのまま十五の夜ばりにバイクで走り出す。でもそのバイクは別に盗んだものじゃないし行き先もきちんとわかっていて、僕は一直線に福井まで行って、雪村と同じように海にダイブする。そして生きて浮かんでくる。本当に死にたいのなら、そのための飛び降り方をしなければならない。

 病院のベッドでしばらく暮らすことになった僕は、とりあえずアマゾン小説漫画と学芸書とDVDを注文しまくって、それを片っ端から消費する。雪村が生きていたときにはこの女はまたなんか読んでんなあとしか思っていなかった僕が、いまさらになって雪村の触れていたものたちに目を向け始める。村上春樹を、伊坂幸太郎を、恩田陸道尾秀介舞城王太郎を僕は読む読む。雪村のようにペーパーバックをぺらぺらとはいかないが、翻訳者感謝しながら、ヴォネガットカポーティフィッツジェラルドを読む読む。福満しげゆき藤田和日郎増田こうすけを読む読む。カントを、デリダを、ヴィトゲンシュタインをホフスタッターをドーキンスを読む読む。そんでDVDはよく考えたら病室じゃ見られねえなと思ってそのままジャケットだけを眺める。いいじゃんアマデウス時計じかけのオレンジタクシードライバー

 そして読みたい本をあらかた読み終えてしまったので、そろそろ家に帰ってDVDでも見るかと思って僕は退院する。退院するために荷物を片付けてきれいな服に着替えて、もう忘れ物はないよな、と思って振り返った病室に雪村がいるのを見て僕はびっくりする。

いまさら化けて出てんじゃねーよ」と僕は言う。

 でも雪村は生きていた頃と同じ顔で、僕がさっきまで寝そべっていた病室のベッドに腰掛けている。いつもと同じように黒い服ばっかりを着ていて、別に幽霊だからって白いベッドが透けて見えたりはしない。

「いやーいいじゃん。嬉しいでしょ」と雪村は言う。

 そんな口調じゃねーよ。

2010-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20100714191952

アマデウス」を観ることをお勧めする。

君とは違う考え方の人達がどう苦しんでるのか理解できるよ。

2010-05-30

ウォルフガングvsアマデウスvsモーツァルト

○濁点ついてるとかっこいい

ウォルフガング、アマデウス+1pt

 

○ガ行の濁点ついてるとかっこいい(怪獣みたいで)

ウォルフガング+1pt

 

○「ー(長音符号)」はかっこいい

モーツァルト+1pt

 

○ちいさい「ァィゥェォ」はかっこいい

ウォルフガング、モーツァルト+1pt

 

○ラ行かっこいい

ウォルフガング、モーツァルト+1pt

 

○「ン」もかっこいい

ウォルフガング+1pt

 

○ちょっと長いとかっこいい

ウォルフガング(6文字、他は5文字)+1pt

 

○聞いたことある名前はかっこいい

モーツァルト+3pt

 

動物の鳴き声っぽいのが入ってるとカッコ悪い

モーツァルト(牛)ー1pt

 

 

結果発表

 

1位 ウォルフガング 6pt

 

2位 モーツァルト 5pt

 

3位 アマデウス 1pt

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