はてなキーワード: バックパッカーとは
バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手だけがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアダプライアだということに気付いた。
モザンビーク共和国の最北部、タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアダプライア。ナンプーラからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。
21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースのミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しかも悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。
あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所はバスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビをバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。
モザンビーク最大の都市、首都のマプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路で入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都は首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人の観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西に流れるザンベジ川を超えると舗装道路がほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂なバックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人は自分だけになってしまったらしい。
いわゆる発展途上国の場合、自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物の押し売りやホテルやタクシーの客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかしアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなどほとんどないはず。外国人慣れしていない土地の人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかわからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園のパンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。
惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。
重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かに話しかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいるもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分の兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人は十中八九陸路でタンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビをバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。
「あんた、国境に行くんだろ。300メティカルで明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」
なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日も今日に劣らずタフな一日になりそうだ。
運賃として提示された300メティカルは日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラックで明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。
握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。
「寝る場所が必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ」
男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物を国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ。
青年の背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラの看板、商店や食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太の電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。
10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外のコンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ、想像通りのボロさである。
「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」
青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。
入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟なジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。
"Single 1200. Twin 1600."
シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年の言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地の人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字は酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。
「もう少し安くはならないの?」
老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。
「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」
なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのだから。
「部屋を見せてくれる?」
僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。
一つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャと乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。
開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素なものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか。
「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」
「ん? この部屋は600メティカルだが」
僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題がありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗、マラリア、野犬、その他諸々の野生動物、危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。
「で、どうするんだ」
「…窓が付いている部屋も見たいな」
「だろうな」
ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。
「1200メティカルだけど、いいよな?」
振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれ、こちらの完敗である。
「…いいよ。この部屋にする」
宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。
「明日の昼まで停電だから電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」
「一本いくらですか?」
「サービスだよ」
僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。
靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。
別に友達と呼べるほどでもない、たった1日だけ話した、SNSで繋がってるだけの知り合いがクラウドファンディングで資金を募り世界一周しようとしてるらしい。
彼と出会ったのは2年前のバンコクのゲストハウス。たまたま同じ宿に泊まっていたらしくロビーで声かけられ、酒を飲みながら話した程度だ。
私も海外旅行が好きなので彼とは話が合うのかなーと期待していたが、話をして3分で馬が合わないことに気づいた。
とにかく自慢話だった。外人と仲良くなって朝まで路上で酒飲みまくった、酔っ払ってドミトリーぶっ壊した、野宿して警察に怒られた、日本でヒッチハイクして移動しまくったとかしょーもない自慢。彼は自称進学校を経て中堅大学に進学し、特に勉学に励むわけでもなく友人と毎晩遊び歩く典型的な文系大学生だった。
あまり長く話す時間はなかったが、またどこかで会うかもしれないからとSNSを交換しようと言われた。またどっかで会うかもしれないならSNS交換する必要ねえだろ、と思いつつも彼をフォローし、別れた後にこっそり投稿を見てみた。
彼のSNSには、変人しかいない高校の仲間、一生ダチのコンビニバイト仲間、終電を逃してでも共に飲み明かす大学の仲間との思い出たちがもれなく半々の男女比の写真と共に"感謝"の言葉を添えて投稿されていた。また、彼の周りにはたった2ヶ月くらいの大学生の長期休みにバックパッカーをしに行くだけで送別会を開いてくれたり空港まで見送りしてくれる恵まれた仲間がいることもわかった。
その時私は、彼が海外旅行に来てるのはなく「バックパッカー」をしに来ていたということに気が付いた。彼は、周辺環境にはいないバックパッカーというアブノーマルな人間になって注目を浴びたい、なるべく多くの逸話を引っさげて故郷に錦を飾りたい、という気持ちが原動力で東南アジア一人旅をしていたのだろう。それを表すように、彼の投稿にはほぼ全て「#バックパッカー」というハッシュタグがついていた。
そんな時代あったな、と懐かしくなった。かくいう私も彼と出会ったバンコクは1人で海外旅行している最中だったし、過去に何度か1人で海外旅行をしている。1人で海外に行くことにこれといった理由は特になく、写真でしか見たことないところに行ってみたい、1人だと誰にも気を使わなくて済むから、みたいなそんな感じだ。
そんな私ですら、初めて1人で海外に降り立った時はなんでもできるスーパーマンだと錯覚していた気がする。しかし、旅先で様々なアブノーマルな人間と出会い、自分がノーマルな人間だとすぐ気づいた。本当にアブノーマルな人間は関わりたくない、こうはなりたくないと思うほどアブノーマルだったし、こいつらがバックパッカーなら自分はただの旅行者でいいな。という気持ちになった。そういう点ではよく旅人が言いがちなセリフだが「価値観」が変わったのかもしれない。SNSでバックパッカーを名乗りアブノーマルを演じる彼も、帰国するまでに「価値観」が変わるだろうし、今は好きにやっとけと思った。
しかし彼は違った。帰国後に彼のSNSを覗くと、せっかく広い世界を覗いたのにも関わらず、元々いた狭い世界に戻り恵まれた仲間の前であぐらをかいていた。
彼は恵まれた仲間と「お前変わってるよwww」「まあなwww」みたいな会話をし(想像)、バックパッカーの経験を生かして相も変わらず目的のないヒッチハイクなどを続けていた。
2ヶ月の東南アジア一人旅では彼の生活や言動、行動は変わることなく、唯一変わったのは誰にでもできる経験をして自分は大きい人間だと勘違いする歪んだ「価値観」だと、SNS越しで悟った。
まあ関東圏に住む彼とは二度と会うこともないだろうし、SNSくらい好きにやらせてあげればいいな。と飯の写真しかSNS投稿しない私は思った。
そんな彼がクラウドファンディングを始めたらしいということを耳にした。この話を聞いた途端、2年前のむず痒い感覚が突如としてこみ上げてきた。
どうやら彼は大学を卒業するまでの間に世界一周をするため、クラウドファンディングで資金を募るらしい。ホームページを早速見てみると、クラウドファンディングで支援してくれた人々へのリターンは「”あなたらしく”生きるためのメッセージ動画」らしい。なるほどわからん。
ページの彼の自己紹介欄には、辛い過去を乗り越えて自分らしく生きている現在への経緯が書かれていた。彼の過去を否定しているつもりはないが、ありきたりの文脈すぎてどこかにテンプレートが販売してるのかとすら思った。そして「私が私らしくを生きることで、あなたがあなたらしく生きる」という崩壊したロジックで押し切ろうとする姿はむしろ清々しく思えた。
リターンの動画を撮影する機材もGoProらしく、おそらく映像編集もプロ並みの技術ではなくかじったことある程度だろう。なぜなら彼はリターンとして自分の経験を動画という形に残るもので他人に押し付けるのであって、それを支援する人も彼の行動力に対して支援を行い、メッセージ動画などもちろんどうでもいいのだろう。
なぜほぼ赤の他人とも言える人間を見てこんなにもむず痒くなるのか。おそらく、私も海外旅行が好きだからこそ、「同族として見られたくない」という意識がかなり強いからだろう。そして周囲の人間から私と彼は同族に見られているかもしれない、という被害妄想をしてしまい、反射的にむず痒くなってしまうのだ。
彼のクラウドファンディングは現在資金調達途中で、量は多くはないもののそこそこの資金を集めているように見えた。
もしかしたら私自身がノーマルな人間だと悟っているからこそ、アブノーマルに見える彼と、目的のない旅にすら支援してくれる恵まれた仲間がいる環境、そして歪んだ「価値観」でも前に進み続ける行動力を羨ましく思ってるのかもしれない。
あー、人の金で世界一周したいな。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 100 | 8313 | 83.1 | 33.5 |
01 | 54 | 12216 | 226.2 | 95 |
02 | 23 | 6224 | 270.6 | 222 |
03 | 28 | 3908 | 139.6 | 62 |
04 | 30 | 4466 | 148.9 | 48.5 |
05 | 20 | 3556 | 177.8 | 49 |
06 | 13 | 3826 | 294.3 | 65 |
07 | 46 | 4270 | 92.8 | 35 |
08 | 68 | 6474 | 95.2 | 46.5 |
09 | 66 | 6785 | 102.8 | 37 |
10 | 86 | 8999 | 104.6 | 47 |
11 | 71 | 8920 | 125.6 | 52 |
12 | 86 | 6655 | 77.4 | 32 |
13 | 94 | 9148 | 97.3 | 34.5 |
14 | 78 | 10225 | 131.1 | 30 |
15 | 75 | 14486 | 193.1 | 28 |
16 | 97 | 12285 | 126.6 | 36 |
17 | 106 | 10803 | 101.9 | 35.5 |
18 | 101 | 11565 | 114.5 | 41 |
19 | 120 | 7533 | 62.8 | 35 |
20 | 81 | 8082 | 99.8 | 36 |
21 | 111 | 7452 | 67.1 | 37 |
22 | 120 | 18530 | 154.4 | 34.5 |
23 | 139 | 15477 | 111.3 | 35 |
1日 | 1813 | 210198 | 115.9 | 38 |
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6487670(4888)
しょうごくんの話
https://note.mu/shogo622/n/n99e40d665438
を読んで、
四半世紀前の学生の頃を思い出したよ。
生まれて初めてパスポートとって、いきなり一人でバックパッカー気取りで
旅行代理店の人に
「インドか、俺も若いころさ、スリランカにフェリーで渡ったことがあるんだよ、懐かしいな。君は初めての海外旅行?気をつけろよ。これからメシでもどう?」
と助言をいただいた。これから初めてインドに旅立つ若者に万感の思いがあったんだろう。
「いえ、これから待ち合わせがあるんで」
「そう・・誰?まあいいや、じゃあ、ま、気を付けてね」
あの時、何の待ち合わせだったかを彼に具体的に話していれば、あんな目には合わなかったな、とあとで後悔することになった。
そのときすでに、当時流行っていたいわゆる「トランプ詐欺」にまんまと引っ掛かってしまっていたからだ。
代理店に行く前、道を歩いていたら日本人だろ?と声を掛けられ、あとでチケット取り終わったら日本に住んでいる妹と電話で話してくれ、とかなんとか、すっかりそそのかされて、
待ち合わせをすることになっていたのだ。
そして、代理店を出て、待ち合わせ場所にいき、そいつの車に乗り込むや、まんまとバンコクの郊外へ連れ去られてしまった。
トランプのゲームをする前から、部屋の外で人の気配を感じるなど、ただならぬ雰囲気を感じ取ったので、ブルネイの石油商人を名乗る怪しげな対戦相手が登場して間もなく、決意して
振り返ると「おい、ちょっと待て」といってバイクのヘルメットをかぶりかけている恐ろしい形相の男がいた。
外は雷が鳴っていて豪雨だったが、死ぬほど走って道端を歩く人をみつけて助けを求め、タクシーを呼んでもらった。
バーツが足りなかったので、その人にお借りした(ま、返せなかったのでこれも詐欺か)。心臓のバクバクがやんだのはタクシーが空港についたとき。
旅の始まりがこんな調子だったので、トランジットのバンコクの空港で一人反省会。
トランプ詐欺がアジア地域で定番中の定番と知ったのは帰国してからのこと。
その後、カルカッタ。
緊張のあまり、リキシャのおつりが1ルピー足りないくらいで血が上った。カネに関して、無駄にナーバスになっていた。
インドをゆっくりと南下するなかで、ヨーロッパやアメリカ人バックパッカーにいろいろと旅行の注意点やテクを教えてもらった。
あるドイツ人の兄ちゃんは、飲み終わったペットボトルを私に見せて、
「いいか、覚えとけ。インドじゃ、飲料水も用心しないといけないんだ。俺は飲み終わったら、いつもこうやって、ナイフで底に穴を空けて再利用させないようにしてるんだ。」
苦笑いした。ま、人それぞれ何かしら痛い目にあって、その人なりの経験でサバイバルしているんだということがわかってきた。
半月くらいすると、ようやく緊張がとれてきた。
知り合った韓国人旅行者とも話をした。トレッキングにいった友人が拉致されたらしく、今も行方不明で心配だ、と話していた。
プリーで沈没中の日本人とも時々話をした。ドラッグ情報交換のサロンのようになっていたのが印象的だ。
その後、あちこち経て、スリランカへ到着。チェックインするなり、宿のおかみが小声で、少年は欲しいか?と聞いてきたので、??と怪訝に思っていたところ、その後
一部欧米人旅行者の、現地の少年少女に対する気持ちの悪い性癖を目の当たりにして、オエっとなったあたりで始めての海外旅行を終えて無事帰国した。
*******
卒業してからは、仕事柄、世界中飛び回っている。個人の旅行でもね。
欧米はもちろん、アフリカ、アジア、アラブ、中南米もいく。残念ながら中国はまだない。
しょうご君の例を出すまでもなく、本人の備え次第で「危険への暴露」は異なってくる。
重債務貧困国で、水道は泥水みたいな劣悪な環境であっても、観光客がおらず、
そうはいっても、リアル北斗の拳と揶揄されるホンジュラスやエルサルバドルの都市部とかね。ある意味、ヤバい。
地方部のマラスの支配地域のほうが、麻薬ルート上にあって支配が確立しているだけに、まだしも安全だったりする。
首都はレストランでメシを食っていたらいきなり強盗とか、タクシー営業のみかじめ料のいざこざでバーンとかはあるにしても、
例えばナイロビなどに比べると、ものすごく安心する。お金を安心して下せるレベル。
アフリカの一部地域では、銀行を出る瞬間、かなり緊張することが多い。
それと、ブラックアフリカの遺伝子というのか、血の気の多さに圧倒されることも。
現地の駐在員や日本の公的な機関から、乗っている車が交通事故を起こしたときの注意点として、耳を疑うようなアドバイスをもらったことがある。
たとえ事故がこちらの責任であっても、ポリスに連絡などせず速やかに現場を立ち去れ、というのだ。つまりひき逃げしろと。
なんどか交通事故を目撃したことがあったので、直感的にすぐ理由が分かったんだけどね。
事故の直後、野次馬がわらわらと寄ってきて、こいつが悪いのか!と加害者と目された側に対して、タコ殴りの暴行を加えるということが日常茶飯事なのだ。
結局のところ、それぞれの地域で、それぞれのシチュエーションで、異なる社会的な背景のある危険性があり、一概に殺人発生率やテロ、治安の悪さだけでは語れない。
それと自分自身の備えとして、現地の政治経済の概況くらいは把握できるよう情報収集ができないと、どの国にいっても危なっかしい。
言葉もね。スペイン語などローカル言語で最低限、警察に自分の立場、欲求を説明できるくらいの能力がないといざというときマズイ。
また先進国だからと安心していると、フランスのパリでいきなり恐喝されるかもしれないし、
ロスで一杯飲んだ帰りに拉致られるかもしれない。
グレイハウンドのバスのトイレに行こうとしたら、中からナイフを持った無賃乗車の男に「シッ!」と睨まれるかもしれない。
朝食を食べにホテルの部屋を出た隙に、さっきまでメールを書き途中だったパソコンがとられるかもしれない。
あるいは、池袋を歩いていたら暴走車両に、、、なんてこともあるかもしれないしね。
国名は書かないけど、アメリカから敵視されている国のなかには、案外と親日的な国であり、かつ人々も穏やかで
いろいろ書いたけど、
みたいな助言は、おこがましくてできないけれど、
経験っていうのは、その国に行かないと経験できないことでもあるので、
めげずにいろいろ旅すればいいんじゃないと思うね。
いい増田。
ほとんどのバックパッカー現地でツアー組んでるよ。全部自分の足で名所回る人見たことないもん。
外人の集団に放り込まれて英語ガイドが付く。それって、日本語ガイド料ケチってるだけやん?
ツアーで行けばいいじゃん。
海外でバックパッカーと出会っても、挨拶したらどこの国を旅したの?みたいなのでランク付けするのなんなん?
アフリカとか中東行って怖い目にあった話聞かされても「すごい!!」とか思わないし、馬鹿じゃないのとしか
あと、旅行記で多いけど、現地で出会った〇〇さんとかいちいち個人的に仲良くなった感出してくるの意味不明それ必要?
ツアーでは味わえない俺だけの旅行みたいなの全面に出してきて気持ち悪いんですけど。
多分に漏れず大学生の頃に量産型バックパッカーとして世界一周をしていた際、
インド北部を1ヶ月旅していたのでその時のことを振り返ってみた。
・詐欺師に偽物パシミーナのスカーフを売られた云々という日本人女性に絡まれる
・宝飾店に連れて行かれる
・トトロの木を見に連れて行ってくれるというインド人のバイクに乗る
・ウォッカを煽られる
・ガートで手を揉まれて金をせびられる
・頭も揉まれて金をせびられる
・観光に連れて行ってくれるという男にまんまとついていく
・男友人の家で朝ごはんをいただく
・翌日の帰り際、弟が病気だからという理由で3万円くれないかと打診される
・駅までトゥクトゥクに乗るものの、FIXした金額の数倍を請求される
・支払いを渋った結果、「日本人は金払いがいい。お前はケチだから本当は韓国人だろ!」と言われ、すぐ近くにいた韓国人が激怒する
・トゥクトゥクドライバーとの値段交渉の結果、道中で怪しいお土産屋に3件連れて行かれる
・ホテルの場所を尋ねると、そんなホテルはない。うちに来い。と。
・遠くまで行きたくてトゥクトゥクドライバーを1日チャーターした結果、実家に寄ったり息子のお迎えに付き合ったりする
・バイクに轢かれる
・明らかに封を開けた川の水を汲んできたであろう水を売られる
・道に迷っていたら、弟が結婚式でハッピーなんだ。お前も一緒にお祝いしてくれないか云々…と話しかけられる
・風雲たけし城の話をきっかけに、怪しいお茶屋さんに連れて行かれる
いま振り返ると完全にアウトな件がいくつもある。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 83 | 17634 | 212.5 | 40 |
01 | 46 | 5322 | 115.7 | 45 |
02 | 30 | 12991 | 433.0 | 74 |
03 | 14 | 6596 | 471.1 | 202.5 |
04 | 22 | 2423 | 110.1 | 102.5 |
05 | 12 | 953 | 79.4 | 61 |
06 | 31 | 1891 | 61.0 | 34 |
07 | 61 | 5784 | 94.8 | 47 |
08 | 113 | 6204 | 54.9 | 32 |
09 | 200 | 14419 | 72.1 | 35 |
10 | 181 | 9753 | 53.9 | 35 |
11 | 170 | 14705 | 86.5 | 35 |
12 | 194 | 9409 | 48.5 | 24 |
13 | 128 | 10528 | 82.3 | 53 |
14 | 176 | 14447 | 82.1 | 41 |
15 | 141 | 11514 | 81.7 | 34 |
16 | 83 | 14544 | 175.2 | 34 |
17 | 132 | 20950 | 158.7 | 33.5 |
18 | 113 | 10945 | 96.9 | 39 |
19 | 115 | 13253 | 115.2 | 44 |
20 | 122 | 9927 | 81.4 | 39 |
21 | 117 | 15431 | 131.9 | 40 |
22 | 104 | 6747 | 64.9 | 29 |
23 | 111 | 11132 | 100.3 | 38 |
1日 | 2499 | 247502 | 99.0 | 37 |
大船渡(4), バックパッカー(12), 嫌韓厨(6), ホタル(3), 当てはめよ(3), 閉園(3), 純丘曜彰(3), 嫌韓流(3), かんぽ生命(4), 労災保険(3), 緊急入院(3), 山田太郎(32), 議席(17), インド(31), 京アニ(37), れいわ(11), 遺族(11), 放火(13), 山本太郎(8), エアコン(8), ガソリン(16), 大学院(11), 支持者(14), 詐欺(23), 議員(21), 表現規制(13), 民主(8), 野党(24), 韓国(45), 弁護士(17), 騙さ(15), 自民(14), 自民党(20), 壊れ(13), 研究(25)
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おれも思い出したので書きたくなった。自分も同じく量産型バックパッカーだったんだけど目的は○リファナだった。
南インドから旅を始めて電車を乗り継ぎ観光しながらネパールまで陸路で移動した。
途中でいろんな人が声かけてくるのでご飯を奢ってもらったり、一緒にキメながらチャイを飲んでダラダラしてた。
家に誘ってくれたのはおそらく10代後半の青年。ブッダガヤだったかな?
一緒にご飯食べようと言ってくれてノコノコついていった。家にはお母さんと姉妹がいた。
建物はコンクリ?でてきたアジアによくある四角い家で、窓や玄関に扉はなく開け放たれていた。
1階が土床のリビングになっていて、屋根に登ったら姉妹が脱穀?の作業をしてた。
端に座って眺めてたらきゃっきゃと笑いながら楽しそうにしてて可愛かった。
そんでお母さんがご飯作ってくれたんだけど、なんか焼きそばみたいな料理だった。日本のインスタントラーメンみたいなやつね。あれよく食べるらしい。
自分も相手も英語がほとんど話せないから特別なことは何もないんだけど、一緒に写真撮ってそのあと自転車を貸してくれてひとりで近所をぐるぐる回った。
めちゃくちゃ楽しかった。夕方に自転車を返してそのままお金払うことなくバイバイした。
その次はネパールのポカラ。オフシーズンだったらしくどのホテルにも全然客がいない。
宿泊していたホテルは開業して間もないらしく、若いお兄さんがいろいろと世話を焼いてくれた。
2泊したところでお兄さんが「近くの丘に親族が住んでるんだ。リアルネパーリの生活を見たくないか?」と言われたので
「見たい見たい」といって荷物をまとめてチェックアウトしてノコノコ着いていった。
お兄さんが「この上に住んでるよ」というから登り始めたんだけど「丘」じゃなくて完全なる「山」
おい、Top of hill っていうからもっと緩やかなとこ想像してたけど完全に登山じゃねーか。こっちはサンダルだぞ。
と思ったけど、そのお兄さんはスラックスに革靴でひょいひょい歩いてた。ネパール人ヤバイ。
そんで2時間ぐらい歩いて辿り着いた家はほんとに山の頂上。ポカラが一望できる素敵な家でした。
家には電気がなくて水道もない。山の斜面を段々畑にしてトウモロコシを育てていた。雑草もすごいなーと思ってよく見たら○リファナがいっぱい生えてた。草。
食事は朝晩ともにご飯とカレーみたいな野菜をスパイスで味付けした料理。ものスゴイ量の米を食べる。
朝食の準備は小学生の女の子の仕事だった。石のすり鉢で唐辛子やニンニクのスパイスをゴリゴリすりつぶしてご飯と一緒に食べる。これがまたうまい。
その家にも3泊ぐらいして、おじさんと畑行ったり、女の子とトランプしたり、山頂を散策しておじさんと一服したりした。
インドの詐欺師はバックパッカーはこういうのが好きなんだろ?っていうのすげー研究してると思う。
大学を休学した俺は、『深夜特急』に影響された量産型バックパッカーとして、東南アジアとインドを放浪してた。既にiPhoneのある時期だったから(4か5だったかな?)、大した苦労もせず。
東南アジアで3ヶ月くらい過ごして、まだその頃は民主化されてなかったミャンマーを陸路で越えるのが無理と判明。バンコクのインド領事館でビザを取って、飛行機でカルカッタへ飛んだ。
バンコクで買ったコピーのロンリープラネット片手に、カルカッタの刑務所の様な宿(4畳でベッド以外何もない。共用のシャワーは水しか出ない)の前で日本語話すインド人2人組に声を掛けられた。日本語勉強中とか言ってたかな。あと「この通りで先日欧米人が殺された」とか言ってた。
2人組と一緒にカルカッタでインド映画みたり、例のごとくマリファナの話になったりで、酒飲んで夜まで過ごした。
俺はすっかり初対面のインド人と過ごすカルカッタの夜を満喫していた。
で、翌日、友達の実家のある田舎に行くから一緒に行かないか?となった訳だ。
刑務所の様な宿の前で待ち合わせて、市内を観光した後、車に相乗りして、その友達の田舎へ向かった。前日の2人組に1人(名古屋に妻がいると云うダルビッシュ似のイケメンで日本語ペラペラ)が加わってて、俺を含めた4人で向かった。
6時間くらいの道のりだったか。インド音楽を爆音でかけながら狭い車内で4人で踊り狂いながらビール瓶をラッパ飲みして、窓から投げ捨てながら突っ走った。思い出すと気狂いだけど、その時はめっちゃ楽しかった。
ダルビッシュ似の実家に着いた頃には日が暮れていた。町というか集落で、道路がめちゃくちゃボコボコだったのを覚えてる。
ダルビッシュ似の家はその集落の長みたいな感じだった。集落の他の家がただの土壁なのに対して、ダルビッシュ似の家だけはタイルでお洒落で。
結局俺はそこで2週間くらい過ごした。基本居候しながら集落でグダグダとすごしてたけど、途中で車で2時間くらいかけてブッダガヤにも行ったりしたな。バラナシは危険とかで行かなかったけど。
集落の周りは何もないひたすら原野。一度丘の様なとこに上がったけど、ほんと見渡す限り原野で所々の丘の上にヒンドゥーの祠的なのが見えたっけ。
集落では子供らと遊んだり、英語教えたりもしてたけど、すぐに飽きてきて、近くの町でバイク借りようぜ、となった訳だ。俺から言い出したのか、話に乗せられたのかは、覚えてないけれど。
で、いざ町へ行くと「今金がないから出してくれ。お前が日本帰ったら必ず振り込んで返すから」となって俺が全額出した。
その時、俺はもうそいつらと連絡先交換して、完全に友達と思ってた。
レートとかも考えずに多分40万くらい払ってたと思う。アホだけどラリってたし額もよく覚えてないけど。
で、俺はその後もデリーまで旅を続けた訳だけれど、帰国後そいつらとは音信不通。結局金は帰ってこなかったという話。
今じゃ40万なんて一月で稼げる身分になりました、とさ。懐かしいな
コメント見てたら、
yu173
これじゃない? http://tabisora.com/blog/travel/india2018-raj/ 「コルカタで「ガヤの実家に行こう」と誘ってくる男は詐欺師です」
ワロタw
この2枚目の写真のサダムって奴。こいつだわ。はじめに日本語で声かけてきた奴。約6年越しの衝撃w
写真だと分からないけど、めちゃちっこかったこいつ。150cmちょい。ムスリムだから写真撮るなとか、言ってたんだよ思い出した。
つか、他の奴らもみんなイスラムだから写真ダメとか言ってたな。
アホな俺は当時、それすらも「群像崇拝禁止ってこんなものか!」とか新鮮な気持ちになってたのは、秘密だけど。
まぁ、こっそり撮った写真は残ってるけど。もちろん詐欺師だと疑って撮った訳じゃなく。日本に帰ったら、友達にこの体験を自慢してやるぜ!ってノリで隠し撮りしてたw
1枚目のラージって奴ともなんか集落で飲んだ気がするなぁ、いろいろ楽しい思い出もあるんだよなぁ。
あいつら元気かなぁ
(インド以外の詐欺 https://anond.hatelabo.jp/20190726193138)
結構長い間、いったん出国して日本に帰国しては再入国してって感じで、ゆるいバックパッカーをインドでやってた
多かったパターンは、インドの空港や駅から事前に手配してない声かけて来たタクシーにのっちゃって(これは絶対にやっちゃダメ、今ならUBER使った方が良い)
そのタクシーがグルになってる観光会社に連れてくんだけど、そこで監禁されて、やむなく契約した十何万円もする様なプランでカシミールとかに飛ばされちゃうって感じの詐欺に合う
んで、カシミールとかに行ったら行ったで高原をトレッキングしてると後ろからぶん殴られて全財産取られたりする。こうなると命があるだけ儲けものだ。
他には、電車で声かけて来たインド人に勧められるままに、飲み食いしたら眠剤入りで目が覚めたら全財産奪われてるとか
そんなのもよく聞いたし、そういう子を助けたりもしたよね。
女性の場合なら、声かけてきたインド人が親切に観光ガイドをしてくれたんだけど、物陰で襲われたなんて話もある
ガンジャ=麻薬を勧められてやってるパッカーも結構見たし、当たり前だけど捕まったら碌な事になんなくて脅されるって事もあった様だ。
俺が泊まった宿でも、テレビの裏やベッドの下なんかに麻薬が隠されている事なんかがあったりした。
当然だが泊る前にチェックして、そういうのを見つけたら怒って泊まらない様にしていた。
親切な顔で近づいてきて、高額なものを買わせようとしたりなんてことは日常茶飯事だったよ。
タージマハルなんかで話しかけてくる奴なんて100%、ガイド代をぼったくりたい奴だし
自分から声をかけてくるインド人は全員詐欺師か強盗だと思う位で丁度いい位の用心が必要だよ
鍵のかかってない荷物を宿においとけば、中身がなくなるなんて当たり前の事だって位の気構えが必要だよ
そう言えば、高額な宝石を買わせようとする詐欺師に、導入のトークで「日本では管さんが首相になりました」って日本語で教えてもらって
コーヒーと飯を驕る代わりに彼のパソコンでニュースを読ませてもらったこともあったなw(※詳細は追記以下に)
電車がテロリストの襲撃に合ったって言うんで、武装した軍人が車両に乗り込んでて、軍人と談笑しながら目的地まで過ごしたこともあった。
銃撃戦の音を聞いたのは、あれが人生で初めてだった。怖かったよ。
だけどな、インドの電車とか、凄くわかりにくくて、今何駅にいるのかも分からんって事があるし、目的地が分からないとか
お腹を下してるのだけど薬が手に入らないとか、いろんな場面でインド人に助けてもらった事も沢山あったよ
インドは面白い国だが、心構えとある程度の経験がないと、一人で行っちゃいけないよ
気構えさえあれば、女性一人のバックパッカーなんかも割といるので、問題なく旅行を楽しめる国ではあるんだけどな
悪いが、しょうごくんは油断しすぎだ、とインドに沈没した俺は思う。金はとられても命があってよかったと思うよ。
せっかくだし、インド沈没者としてインドへ旅行する初心者が最初の旅行で最低限やっておいた方がいいと思うことを書き留めておきたい
ポイントとしては万一の際に、家族や警察が足跡を辿りやすくしとくことを意識がけるということだ。その腹積もりで用心してれば、簡単に騙される事も減るだろうし。
空港や駅から宿までの道のりが最初の関門で危険なので、慣れないうちはバスなんか使ったりしないで日本で手配した方がいい。往復5千円とか取られて高いが、Uberを使うのも不安ならば、これが安全だ。宿も最初と最後を同じにしておくことで、万一の際の日本での対応が早くなる。俺の場合は宿の支配人に日本語で書いた、旅行計画やメッセージ入りの封筒を渡しておいて、何日に宿に戻ってこなければ大使館へ渡してほしいと、チップ込みで手渡しておいた。
現地で交渉すれば幾らでも安く上がるインドの宿だけど、それだと足跡が途絶えるし、最初はネットで予約しておいた方がいい。慣れてきて交渉にも自信が出てくれば現地でやればいいけど、慣れないうちはネットで予約する方がボラれないし安全です。デリー市内の鉄道なんかは日本で乗るのと変わらなくて便利だけど、都市間移動は注意した方がいい。鉄道窓口なんかは、特に詐欺にあいやすいポイントなので使わないに越したことはない。リキシャは都度都度捕まえるのもいいけど、観光地を1日動き回るなら、信頼できそうな人を1日雇うといいですよ。
そこそこの宿に泊まると、フロントに旅行代理店の人がいたりする。インドが怖い間は、安いわけではないけどボラれる事もないので、そこで鉄道チケットやタクシーの手配を依頼するのも悪くはないです。かくいう俺も、最初の旅行ではデリー、ジャイプル、アグラの移動は宿で手数料払って鉄道チケットの手配を依頼しました(笑
「違うよ、俺〇大だし。なんか、ほんとっぽいのが凄いな。学生がインドで詐欺やってたら先生泣くよー」
「違いますよ。日本語を忘れない為に日本人と話したいんです。そういえば、菅さんが日本では首相になりました」
「嘘だ・・・いくら民主党でも、そこまで馬鹿じゃないはずだ・・・」
「小沢さん負けましたね。残念です。」
「本当なのかよwwちょ、おま、そこのレストランでコーヒー奢ったるから、そのノートPC使わせてくれ。」
「んー困ります。でも僕の店でならOKです、チャイもあります。」
「分かった。俺がOKしたものなら、4品まで料理も頼んでいいわ。」
「じゃあOKです!」
~~~~
「そんなに嫌ですか。でも日本はすぐに代わるから大丈夫じゃないですか」
「要りませんwww」
~~~~
「この後、僕のお店でチャイ飲みませんか?宝石とかお土産とか置いてます。日本の漫画もあります。」
「無理、君にご飯奢ってお金なくなったし、宿に帰って寝るから。じゃあな~」
それなりにじっくり読んで元増田の葛藤もある程度理解できた、つもりだ。煽りと言うか攻撃的な文章もそりゃ増田の風物詩みたいなもんだ。その上で言わせてもらう。
「結局お前は何になりたかったんだ?」
ZOZOTOWNの前澤みたいなカリスマ成金なのか、官僚閣僚として日本を牛耳るのかはたまたそこから代議士に転身して政治の世界に若い風を吹かすのか、そう言った「自分の成功した姿」が見えてこねぇんだよな。よく「敷かれたレール」なんて例えられるけれど、お前がモタモタしている間にお前よりもできの悪いトロッコ達が要領よくレールを奪っていったに過ぎん。
それからお前が言う22、3の頃から既に日本なんてオワコンもいいところなんだしそれだけ学力があるなら「俺様のスケールはこんな島国じゃ釣り合わねーよ」と日本を飛び出し世界中バックパッカーしても良かったんじゃねーの?帰国して今頃意識高い系ベンチャー社長になってたかも知らんし。
国が悪い?社会制度が悪い?まあそれも一理あるだろう。だがそんな国にお前は何の義理がある?優秀なお前を優遇しない国にしがみつく理由がどこにある?
企業面接のような定型文で返されるときがままあって、そのなかでも「学生時代、バックパッカーしてたときに途上国の貧困問題に衝撃を受けてどうにかしたいと思い、そのためにはITが必要だと感じ現職のエンジニアに至った」と言われ、今担当している仕事を聞くと「アルゴリズムの改善してて期待した結果が得られたときは楽しいです~」と言われたときはもはや呆れた。
新卒ならまだ分からんでもないが明らかにアラサーくらいだったから「エンジニア経験は十分積めてるはずだからさっさと既に途上国を支援してる会社に行くなりしろよ」と思った。
新規サービスの開発・運用は役に立つかもしれんが一機能のアルゴリズム極めてる場合じゃないだろ。
数年後には実行に移すとか言ってたけどどうなるのやら。
前に旅費の提案してできないといわれてから、何度か話す機会があったけど具体的にはもう言わずに聞いてたら値段設定が何でもちょっとおかしい人だったと気がつきました。パック旅行(相場)の金額の半額以下で行きたいらしい。多くは語らず無理かなーといいました。
ブコメ読んでて思ったけど私もカプセルやドミトリーはつらい派でしたが、最近のカプセルもドミトリーも都心だと綺麗なところ増えてるからレディースフロア選んだりとか、追加料金払って個室にしたらほぼビジネスホテルだなって思う。
一人部屋だしトイレや風呂の順番を気にしなくていいので、同行者が嫌がらなければ結構良いところでした。一人一室なのも良かった。旅行してるのにって嫌がらない同行者によります。
好奇心で日帰り高速バスとか空港泊とか色々試したけど、都会はなんでもあるので宿も交通も決めてなくてもお金さえあればなんでも解決できるなった思う。24時間営業のスーパー銭湯なんて駅から徒歩圏内にないですし。高速バスで停留所降りて時間潰せるファーストフード店もないよ。
若い時、同性の友達と安いビジネスホテルに泊まったらエレベーターガラス張り、廊下の照明ピンク、部屋のテレビピンクチャンネルっていう元ラブホテルに泊まったことがあって、あれはびっくりした。(普通にじゃらんで予約できたんだよ)
・エンジョイエコカード(大阪)
安いのでこれ買って地下鉄で移動してた
平日800円
土日600円
機内で購入した、ピーチもあるよね
乗車のみ820円
870円くらい
600円
900円
以前使ったときは500円で地下鉄付だと1200円だったのでバスのみ買って
約30分で行ける所が良かった。
片道1850円
往復3000円
土日祝日のみ500円
・仙台まるごとパス2日間
2670円
・ドニチカ(北海道)
地下鉄1日乗り放題
土日祝日のみ520円
60サイズ807円
120サイズ1477円
便利だとおもったもの(その他)
・無印良品「肩の負担を軽くするPCポケット付リュックサック」
真似して買ったけどこれで3000円はコスパが良かった。
スーツケースの選び方のポイントとしては、荷物拡張が必要か・PCポケット必要か・コロコロの脚の数・伸ばした段階が何センチか
っていうのも大事だけど「コインロッカーに入るかどうか」も大事。
100均編
・休息シートor樹液シート
・冷えピタ(夏場)
・メイク落とし(コットンにメイク落としを含ませてジップロックでも可)
・汗ふきシート
ドラックストア編
・胃薬(食べ過ぎ、胃のもたれに)
・イブプロフェン(痛み止め)
・絆創膏(爪が欠けた、靴擦れした際に)
↑このあたり、使ったら捨てるので帰りには荷物が減る。
薬とかはよっぽどの田舎に行かない限り買い足せるので1日分でOK
使いたい!と思ったときに無くて我慢する方が悪化すると思うので。
・パックのジュース(野菜生活とかおーいお茶とかのサイズのやつ)
ホテルの選び方
・休むだけ:漫画喫茶・スーパー銭湯・長距離高速バスの夜便とか、いずれも体力的にきついので1泊まで。
(合わせて使うと疲れが取れやすいが、いくらか足してビジネスホテルに泊まった方が金銭的にも精神的にもコスパがいい)
・寝るだけ:値段によってはカプセルホテルまで落としてもいい。一応個室になれればいい。
・寛ぐため:ホテルや周辺に長時間いるのでオフシーズンのハイクラスにしたい。金額が倍くらい違う。日程を動かせないなら兎に角早めに予約する。)
・延泊可能なビジネスプラン(往復航空券+シティホテル1泊朝食付あたりのプラン)
宿にはパックと自分でとったことを説明しておくと同じ部屋のままにしてくれたりする。
あと、これは田舎の観光地に住む人間としての発言だけど、遠征やバックパッカーみたいな旅をして観光地や温泉地にきて値段でビジネスホテル選ぶくらいなら多少高くても一泊二食付きの温泉宿にしておいた方がいいよ。マジで何も無いので夜には閉店しちゃうし。明かりも何もないよ。食事も何もかも困るのから。都会のビジネスホテルに食事なしで泊まって食事はその辺で、朝食や不足したものはコンビニで・・・とか思ってたことが何もできないよ。
「10カ国に行って一度もスリに遭ったことがない」みたいなまとめ見て思ったんだけど、何カ国以上だと旅慣れてるなあっていう印象になるの?
ぶっちゃけ自分は、10カ国...だけで語れる?と思ってしまった。
マウントしたいわけじゃなく
・仕事で海外行く人はもっと行ってる(これを言っちゃあおしまいか)
と思うから。
逆に、3カ国しか行ったことないけどそのうち1カ国に1年住んでたとかだとまた印象変わるよね。同じ国に何度も行ってる人もいるか。
あと全部ツアーでガイド付きバス移動とかだとうーん?と思うかも(でも年取ったらそういうことするかもしれないし否定はしたくない!)
かくいう自分は、大陸ならではの地続き移動が大好きなので、鉄道移動できるなら1度に3カ国ぐらい行く。
フランスから隣国へ1泊だけとか、アメリカからメキシコ日帰りとか、トランジットで半日だけぶらつくとか、行ったことあると言っていいのかレベルの滞在も含んで、30カ国になる。
もう一度言うが、マウントじゃない。渡航経験は多くないのに数だけ稼いでしまうタイプだと思う。
人の旅行話を聞きながら会話して初めて「なんで黙ってたの!?」と言われることもある。逆にバックパッカーの人とかだと「ふーん。まあまあ行ってるね。」みたいな感じ。
だいたい海外旅行好きって言うのは恥ずかしくて言いづらい。うまく言えない。。お金がかかる趣味だからともすれば嫌味っぽいし。
あと自分は女性なんだけど、旅行に関して男性ってマンスプレイニングしたがるので非常に疲れる。(キラキラ女子っぽい旅行をしていないかどうか執拗に確かめようとする)
本題に入ろう。
実際、旅慣れてる基準というか、履歴書の趣味欄「旅行」って書けるぐらいの経験って何カ国以上になるんだろう?
読書や映画鑑賞なんかといっしょで、経験に時間がかかるものこそやっぱり量が1つの基準になると思うのでぜひ聞きたい。
(こんなことで旅行を測っても仕方ないというのは百も承知なのですが、就活に使えるものなのかどうか知りたい)
【下記のどれか1つでも満たす】
・1度に半年以上の滞在もしくは旅行を経験したことがある(除:仕事)
・年齢と同じ数以上の国を訪れたことがある(同じ国に複数回訪れた場合も、再度カウントできるものとする)
【下記に該当するものは除外する】