はてなキーワード: 強制入院とは
1回目は幼稚園児の時だった
近所の同級生に突然首を絞められ、眼の前が暗くなり死ぬと思った
首を絞められた翌日から体調が悪化し、はしかも発症して2ヶ月程、
幼稚園を休園することになった
自分は大人しい子供で他人と争うことなどなかったので、何故彼が
首を絞めたのかは不明だった
彼は中学生の時に隣県に引っ越していったが、大学生の時に彼から
連絡があり、一度だけ会ったことがある
彼は中学を卒業してから働き始めたそうだが、当時は無職で理由を
聞くと、職場で暴れ精神科に1年ほど強制入院させられていたという
彼の父は若くして精神疾患で亡くなっており、遺伝かもしれないと
本人は言っていた
あれからも実家には彼から何度も電話がかかって来ているそうだが、
親は適当にあしらってくれているらしい
もう二度と会うことはないと思う
増田は精神科医が「それはひどい!いますぐ病院にぶち込みましょう!」と言ってくれて、2年くらい強制入院になって、退院する頃にはお兄さんがすっかり人格が矯正されて穏やかになってみんなハッピー!というのを期待してたかもしれない。でも増田の言う通りパーソナリティ障害の可能性は高いし、パーソナリティ障害は本人が自分の意思で治療に取り組まないかぎり治ることはない。精神科医の「こっちに押し付けんなよ」という態度は目に浮かぶようだし、増田は辛い思いをしただろうが、にこやかに対応されたところで結局精神科という医療でできることはほとんどない。
じゃあ誰がなんとかしてくれるのかって、それは警察と司法である。そもそも、もし第三者であれば、暴力を振るったり、脅迫をしてくるようなやつがいたら、それは即警察案件だろう。家庭内暴力が表にでることが稀なのは警察の怠慢ではなく(ないわけじゃないが)、被害者である家族が事件化を嫌がるからだ。本気で被害者である家族が被害届を出せば、警察はそれを拒むことはできない。でも増田のケースでもそうだろうけど、特に親はよほど酷いことをされても表沙汰にはしたがらない。だから増田のようなケースは日本に無数に存在し続ける。
福祉課だって「自分たちに言われても」と内心思いながら、ただただ傾聴していたのだろう。目に浮かぶようだ。
現実的にこういったケースでなにかできるとしたら、以下のような流れになる
いずれも簡単なことではない。何よりお母さんがこれをやり遂げようという意思をもたなければおぼつかない。一番最初のどこかに避難する、という行動がまずほとんどの場合不可能だろう。人間は、今の状況がどんなに苦しいものでも、そこから抜け出るというアクションを取ることはなかなかできない。その状況が長く続いていれば尚更である。親は子への負い目もある。
今後どうすれば良いか、なのだが、増田がどうしたいのかがよくワカラン。母親の安全を確保したい、兄の面倒も見て欲しい、ってあたりだろうか。
書いてあることの限りでは、母親に対する高齢者虐待の疑いもあるので、まず母親と兄を切り離し、お互いに独立して生活できる状態にする、ということになるかな。
母親を兄から切り離す、ここがまず困難を伴う。一番手っ取り早いのは兄が警察に逮捕された隙に引っ越しちゃうことだろう。
警察をかませないなら、高齢者虐待防止法に基づく通報を市町村に行いつつ、地域包括支援センターに相談しよう。
包括のケアマネが接触し、母と兄を説得して、施設入所を決めて施設に逃がせれば、あとは一人暮らしの兄をどうやって支援していきましょうねという問題になる。
だが、母親が「この子は私の子だから」とか言いながら嫌がる場合もある。そうなると強制力のある介入をしないと無理ということになる。
その場合とれるのは母を医療保護入院させてしまうか、兄を医療保護入院か措置入院させるか、兄を逮捕させるかあたりではないかと。
5年前、同居している親父がアルコール依存になり病院へ強制入院させた。
その時の親父は完全におかしくなっていて、お酒を飲むことを辞めさせようとすると暴言を吐いて暴れた。
最終的には家出して夜中に突然家に帰ってきて暴れたりと地獄のような毎日を送った。
その結果、親父をアルコール依存病棟へ強制入院させることになった。
兄貴と親戚のおじさんに助けを求め、近所の公園で親父を捕まえて病院へ行った。
病院には事前に連絡していたのでついたらすぐに対応してもらった。
アルコール依存の病棟というと檻に囲まれた何もない部屋というイメージかもしれないが
実際に窓には檻がついていた。
収容されて数日は暴れる人がいるのでそういう部屋に通されれるらしい。
孫たちは元気かな?といった内容だった。
この段階では、正直もう一緒に住むのは難しいと思っていた。
家には3歳と1歳のこどもがいたし、奥さんにも自分の親のことでこれ以上迷惑をかけることはできない。
でも家族で何度も話し合い、親父が心から反省して自分の人生を変える覚悟があるのなら
もう一度だけ信じようという話になった。
入院期間は三ヶ月
その間に、親父とも何度も話した。
親父はまさか一緒にまた住もうと言われると思ってなかったみたいで
僕の奥さんにもその覚悟を今までのことを謝る手紙を書いてくれた。
「おそらくまた飲酒する可能性は高いと思ったほうがいいです。しかし監視ではなく観察し、最終的に断酒ができるようにすることが重要です」
とアドバイスをもらった。
対立の関係ではなく、一緒に断酒を行う仲間として支えていく支援の関係性が重要だった。
それから親父は頑張っていた。
健康的な生活を行い、家族のために自分ができることを率先してやってくれた。
孫たちも成長して幸せなじいじになっていた。
断酒が長いと少しでもアルコールが入ると顔が赤くなって分かる。
でも僕らは監視せず観察を続けた。
親父はきちんと病院に通い、一度アルコールを飲んでしまっても常習的飲酒にはならなかった。
親父は僕が知る限りもう3年くらい断酒できていると思う。
歳はとったけど以前よりも元気で明るくなった。
つらいことがあった時に飲酒し、苦痛が和らぐと脳が「酒を飲むと苦痛から開放される」と認識する。
それを繰り返すことで飲酒が苦痛を和らげる手段に変わっていく。
しかし、次第に依存していき、苦痛がなくとも酒を飲むこと自体が目的に変わってしまう
回りが監視し軽蔑し不信に陥ると強いストレスを感じ、それがまた飲酒に繋がってしまう負のループが親父にはあったのかもしれない。
発達障害の二次障害(鬱、セルフネグレクト、依存症)で入院中の兄の代わりに生活保護相談に行った。
他県からわざわざ窓口に来るだけでとても労わってもらえて心が楽になるような、こんな家族を持って申し訳なくなるようなモヤモヤした気持ちでいっぱいになる。
予想はしてたが家族は養えないですか?と聞かれた。申し訳ないが、ここ数年で兄のために500万以上使ってるし、これまで養ってた家族は老後の資金を使ってしまっている。
そして私は老後の資金の補填に食料送ったり、ボーナスやらなんやら理由をつけてお金を渡している状態のため難しい。(本人たちが素直に受け取らないため)
そのため生活保護を頼るようにケースワーカーから言われて役所に相談に行ったが、終始私は何してるんだろうという気持ちだった。
兄に働かないならホームレスになってもらうしかないと強めに叱ったら自殺未遂をして強制入院になった経緯があるのでそのまま野に放つわけにもいかず、とはいえ養うこともできないので、病院に指示されるまま2時間かけて役所に行き、人様のお金を使わせてもらう相談をする。申し訳ない気持ちしかない。
現状鬱やら依存症にやらなっているが、そもそも兄の発達障害は軽度の部類。適切な仕事を選べば働けるのに病気を理由に働かなかった。
以前働いてた仕事は「〇〇が頭おかしいから鬱になった」「勤務内容が求人通りじゃない(途中で部署異動になっただけ)」と文句言って辞めてる。
自分の知っている社会的なルールに沿ってないと感じると過剰に攻撃するタイプだったらしい。
次の仕事は事務がいい、それなりに給与が必要だから吟味して探してるとか言い訳してたが、厳しく叱ると「俺は精神病だ」と病気を盾にしてた。
精神科から処方された薬を飲みすぎて目の焦点が合わず、イラついている兄が恐ろしく、加害されないように強く言えない時期が数年あったのも良くなかった。でも、運動不足とはいえまだ30代前半の男性に勝てるようなスペックの人間は我が家にはいなかった。自殺未遂して強制入院にならなかったら、今も怯えていただろうと思うとゾッとする。あの時、勇気を出して叱って良かったと思う。
本当にこんなやつが貰うための金ではないんだよなあ、と思いつつ、兄が自分で役所の処理をすることもできない(叱られることが嫌いで税金未払い等の負目でいけない)ため完全に社会と断ち切られてしまって無敵の人にならいよう、病院の言うとおりにやっている。
仕事調節して、朝5時に起きて電車に揺られて役所行って、家に帰る時間もなく役所の近くのコワーキングスペースで仕事を始める。本当に何をしているんだろうか私は。
兄が無敵の人になってしまって万が一事件を起こしたら私が社会的に死ぬので退院して適切な施設に引き渡すまではと思って頑張っているが、私の社会的信用を人質にされている感覚がして辛い。
どうしてこうなってしまったのか。役所の人たちが親身に話を聞いてくれる度に申し訳ない。兄がひっそりと滅びてくれないだろうか。
医療保護入院は保護の必要がある患者を①医師の判断と②家族の同意を条件に強制入院させる制度で、家族が協力するパターンでは通常こちら。まあ正確には次に言う措置入院とは要件が異なるんだが。
措置入院という制度もある。普通の措置入院と緊急措置入院の2パターン。こちらは自傷他害のおそれが要件になる。自殺しそうとか他人に怪我させるとかの場合。暴言だけだと微妙、脅迫とかまで行けば該当しそう。
問題行動が激しくなり家族で面倒見きれなくなった認知症患者を、施設に入所してもらうお約束のパターンとしては、まず医療保護入院で病院に行き、投薬と心理療法等で介護施設で面倒見れる程度まで状態を安定させてから施設に退院がよくあるのではないかと。
全く同じ体験したので書くけど、まず増田自身が潰れないためにどうすればよいかを最優先に考えてほしい。もはやこれ以上でも無理そうだなと思ったら躊躇なく強制入院という措置を取ること。小さい子供がいるならなおさら自分を大事に。共倒れだけは避けてくれ
説得は不可能である可能性も高いことは最初に覚悟してほしい。その場合、最悪矯正入院になることも。
とりあえず増田が単体でメンタルクリニックに行ってほしい。人気どころは数カ月待ちとかザラなので一日でも早く予約してくれ。もはや奥さんが手に負えないレベルだったり、升田の疲労がピークなら緊急入院もできるので入院施設のある精神科に相談を。医師だけでなくソーシャルワーカー的な人がいるので相談に乗ってくれる。
看護師「認知症の患者を縛ると、認知機能も悪くなるし、よくないよな……歩けなくなるのは自然なことだし、むしろ転ぶのは仕方がない部分もあるもんな……この人員じゃ見切れないし……」
マスコミ「人員不足を言い訳にするな!転ぶのは医療事故!医療事故!医療事故は危ない!危険が危ない!」
看護師「じゃあ、いろいろリスクはあるけど、拘束するしかないよな……」
マスコミ「日本は国際的には身体拘束が多すぎる!看護師の怠慢だ!人権侵害!人権侵害!人を縛るな!統合失調症の人が、俺はマトモなのに縛られたって言ってるぞ!」
看護師「ええ……拘束してるのはお年寄りと知的障害の人が多いんだけど……でもそんなに騒がれるならリスクは承知で外すか……でも人手もないから心配だな……」
地裁「転ぶのわかってたでしょ?他の人の排泄介助をしてた?寝たままオムツにしてもらえばいいんじゃないの?500万払って?」
看護師「もう辞めるか……」
マスコミ「看護師が足りない!医療崩壊!国が悪い!国が悪い!」
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県立西宮病院で認知症患者が転倒、重い障害「転倒の恐れ予見できた」 県に532万円支払い命令 神戸地裁 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202211/sp/0015773009.shtml
強制入院4回に「強い疑問」、統合失調症の男性訴え 「精神医療問題」身体拘束の数は約10年間で2倍(東洋経済オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2684ce62b6275e97e3300524ce88faf8a02e9ffb
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20170704/1499151440#bbutton
ここのブクマ米に「昔は座敷牢が」と言って昔を単純に否定するものが多いが
現代の障害者雇用や精神科の長期強制入院なんて座敷牢と変らないんじゃないの?
あと、別に筆者は全てにおいて昔の方が良かったなどとは言ってないよね?
「全て昔が良かった」ではなく、「昔の方が良い面もあった」という個人的な意見すら認められない人がどうしてこんなにも多いんだろうか
https://toyokeizai.net/articles/-/413292?page=2
果たして診断結果は「ADHD (注意欠陥・多動性障害)。ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)の傾向もあり」というものだった。
話はずれるが、ここで私が発達障害当事者の人たちの取材を通して疑問に思っていることについて少し言及したい。
それは医師による診断基準のばらつきだ。例えば、「大学を出ているのに発達障害のはずがない」「話し方が発達障害らしくない」などという謎の理由で門前払いを食らう人がいる一方で、受診したその日にいとも簡単に発達障害と診断されたという人もいる。そうかと思うと、即日診断された挙句、そのまま精神科病院に強制入院させられた人も知っている。
俺は24時間増田見てるわけじゃないからその増田知ってる前提で物言われても困りますよ
あなたも病院行って発達障害ないか調べてもらった方がいいんじゃないですか、自閉傾向ありませんか?
あなたが知っている記事やブコメを全ての増田が知っているわけじゃないんですよ
ついでにあなたが信用するかどうかなんてどうでもいいです
社会福祉協議会に電話かけて「返還の見込みがないと貸し出せないし、仮に出ても支給は1ヵ月以上先だから今すぐどうにかなるものではない」と言われたのは事実だし、
生活保護は確かに申請日に遡って支給されるけど、申請と審査には時間がたくさんかかって仮に申請通っても初回の支給日までに数ヵ月以上かかるのがザラなのも事実です
自殺未遂でもして閉鎖病棟に強制入院でもさせられたら数ヵ月の生活は保証されるので支給日まで生きながらえることはできるでしょうがね
犯罪すれば刑務所にぶち込まれるから数年の生活が保証されるのと一緒ですね
自殺に失敗すれば数ヵ月の生存が保証されるので支給日まで生きられるという逆転の発想ですね
あなたも病院行って発達障害ないか調べてもらった方がいいんじゃないですか、自閉傾向ありませんか?
あなたが知っている記事やブコメを全ての増田が知っているわけじゃないんですよ
最悪だ。
ことの発端は、違法ダウンロードをしようとしたことだ。違法ダウンロードが悪いことなどとうにわかっている。見たかった映画が見つからない。見つかっても英語字幕すらないようなものや、ダウンロードやストリーミングができないようなもの、映画ではない別のファイルがダウンロードされたり、とにかくもう散々だった。それだけで2時間くらいは使ったと思う。日本語サイトだけでなく、英語のサイトも見た。それでも見たい映画にはたどり着けなかった。もちろん、プライムビデオを契約すればこんなことにならないことくらい知っている。それでも、月数百円が払えない。私の収入は月数万円あるが、そのお金はサイトの運営費(wordpressでサイトを運営している。Googleアドセンスで収益を得ることを目指している)に消えたり、そして多くは貯金に消える。本当はもっと稼げる。在宅ワークではなく普通の会社に入れば、月に30万円くらいは稼げる。それだけの能力があるからだ。それでももう成人しているというのに、親が働く許可を出してくれない。だから仕方なく(これでも2年やってようやく許可が得られた)在宅ワークしかできない。だから、繰り返すが、プライムビデオの月会費が払えないのだ。
2時間を無駄にしたことと、どうせプライムビデオなんて契約すらさせてもらえない自分では月数百円が払えないし、親に頼んでも絶対に許可されない(ということ、その他いろいろが積み重なって、私は家具を投げた。数回投げた後、なんか嫌な音がした。床に穴が空いてしまったのだ。しかもかなり大きな穴が…これが親に見つかったら間違いなく怒られるだろう。1週間後には旅行も控えているが、それすらなくなるかもしれない。もう嫌になった。
精神科には通っている。しかし正直もう通いたくない。効果がないし、なにも変わらないからだ。3時間は平気で待たされるし、そのうえ診察は3分といった具合だ。そしてその診察にもなんの意味もないどころか、ただの時間の無駄である。だから薬だけもらっている。これが薬事法かなんかに引っかかることは知っているが、時間を無駄にしたくないから問題ない。その精神科は地元にあるというだけで、そしてやぶ医者でもないから仕方なく通っているだけだ。本当はもっと話を聞いてくれたり、親身になってくれたりする精神科に転院したい。何度も訴えたが、「いまの病院で十分でしょ」と言われて親は転院させてもくれない。そうして私でも病院を探してみたものの、良さそうなところが見つからない。どこも似たり寄ったり、何も変わらない。
20歳になって、ようやくお酒が飲めるようになったのに、親は「精神科の薬を飲んでいるからお酒は飲むな」と言い、ろくにお酒を飲ませてくれない。親が間違っているとは思えないが、はっきり言って、薬よりもお酒のほうが遥かに効く。幸せになれる。満たされる。それでも、親が許可する程度だけ飲んでも、最初は酔えたのに、だんだん何も感じなくなっていった。なんで大麻や覚醒剤が合法じゃないんだろう。どうせ薬も酒も効かないのなら、それくらいしか楽になれる方法なんてないはずだ。
仕方がないので、海外の心理士とカウンセリングをしてもらった。1時間で5000円くらいかかるが、これは私のポケットマネーから出ている。すごく大きくは変わらなかったが、それでも、効果はあった。もう少し続けたかったが、お金が心配になり、やめざるをえなかった。
悔しい。
アダルトチルドレンだとは思っていないし、これが虐待だとかネグレクトだとは思ってもいない。親は親なりに私を理解し愛してくれた。調子が悪くて泣いていたときに、「そんなにつらいなら美味しいものを食べに行こう」と言って、いつもの店に連れて行ってくれた。そのときに日本酒を飲んだが、あまりに美味しくて泣きそうになった。
それでも。
満たされない。愛されたい。必要とされたい。思いっきり抱き締めてほしい。
風俗にでも行こうと思ったこともあった。そうしたら、お金も貰えるし、抱いてくれるし、「愛してる」とも言ってもらえる。
それでも、さすがに、それが「本当の愛情」でないことくらいは、私にだってわかる。
安心感がないのだ。「家族に守られている」という感覚がまったくない。数年前には手を上げられたことも何回もあったけれど、そんなことはもうされない。安心して良いはずなのに。それでも、あの頃よりもいまのほうがずっと情緒不安定だ。
有名になりたい。認められたい。たくさんの人に囲まれたい。本を出したい。メディアに出たい。私のことを知ってほしい。私だってひとりじゃないと思いたい。
とにかく、現状を変えたい。
薬は6年くらい飲んでいるけれど、結局20キロくらい太ったし、薬に支配されている気がするし、もう飲みたくない。だから1か月前くらいに全部勝手に辞めた。飲むべきなのはわかっていても、たとえ強制入院されたとしても飲みたくはない。太るということは、もともと弱かった自己肯定感を失うことだ。醜い体になってまで、生きていたいとはもはや思わない。
これが身体の病気だったらどんなに良かったか。周囲には「かわいそうに」と思ってもらえるし、親ももっと良い病院に連れて行ってくれるし、なによりも障害の程度が客観的にわかる。差別や偏見というよりかは、ただ単につらさが「わかってもらえる」ことは間違いない。
自分やひとを傷つけたいと思っても、どうせ誰も助けてはくれないし、せいぜい精神病院か刑務所に放り込まれるだけだろう。
なんで安楽死を認めてくれないのだろうか。それが無理なら、せめて安全な違法薬物でも開発して、簡単に幸せになれるようにしてほしい。
フェミの正体みたりって感じだな
あなたたちの求めて戦った民主の力は我々日本・台湾・欧州・アメリカ・オーストラリア・インドが引き継ぎます
「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上
天安門事件」の学生リーダーのひとりだった弁護士・李進進Photo: 対話中国(Dialogue China Think Tank)
Photo: 対話中国(Dialogue China Think Tank)
1989年の「天安門事件」につながる民主化運動の中で学生リーダーのひとりだった弁護士が白昼のニューヨークで惨殺された。犯人の女は現行犯逮捕されたが、不可解な動機や言動から、北京から刺客としてニューヨークへ放たれたのではないかと疑う者も多い。
22ヵ月間投獄され、亡命
「天安門事件」の学生リーダーのひとりだった弁護士・李進進(リィ・ジンジン、米国名ジム・リー、66)が、3月14日正午前、米ニューヨークのクイーンズ区・フラッシング39番街にあるビル4階の事務所で刺殺された。享年66だった。
当日、李進進の事務所には、3日前に来訪したばかりの中国人女性・張暁寧(ヂャン・シァオニン、25)がケーキを持参し訪れた。11時44分ごろ張は突然、「今日は法律の用件で来たわけではない」と言いつつ李の背後から彼の首を片腕で強くロックし、コートの内ポケットから素早くナイフを取り出して、ためらい無く李の頸動脈を一撃。続けて頸部、胸部、腹部をメッタ刺しにした。
目撃者によると、張は素早くナイフを取り出しためらい無く頸動脈を一撃したことから、相応の訓練を受けたとみられる。
瀕死の李はニューヨーク・プレスビティリアン・クイーンズ病院に搬送されたが、12時8分に出血多量で死亡が確認された。
湖北省武漢市生まれの李進進は1970年、15歳で中国人民解放軍に入隊し、除隊後、文民警察組織の中華人民共和国人民警察に勤務。1979年、湖北財経学院(現・中南財経政法大学)に入学し、のち北京大学の博士課程で学ぶ。
1989年の「天安門事件」期間中はデモで重要な役割を果たした労働者団体・北京工人自治連合会の法律顧問を務めた。同年6月4日に人民解放軍が天安門広場のデモ隊を虐殺したあとは故郷の武漢へ逃げ帰るが、人民を煽動した容疑で逮捕され、22ヵ月間投獄される。
釈放後は起訴を免れ、1993年に渡米。コロンビア大学、ウィスコンシン大学で学び、レストランで下働きしつつ法学博士号を取得。卒業後、ニューヨーク州で弁護士資格を取得した。
犯人の張暁寧は現行犯逮捕された。張は1997年河北省邯鄲市生まれで、北京の大学で学び、2021年8月下旬にF-1学生ビザで米国に入国。渡米直後の2021年9月14日、国連通常総会の開会日当日に張は、国連本部の外でプラカードを持ち、北京市内の精神病院に強制入院させられたことを非難し、彼女をレイプした北京市公安局の警官を厳罰に処すよう訴えるデモンストレーションを繰り返した。
国連本部の外で通常総会当日にプラカードを持ちデモンストレーションをする張
国連本部の外で通常総会当日にプラカードを持ちデモンストレーションをする張
その後、李の存在を知った張は、李が法的な手助けをしてくれるものと期待し、3月11日、李の事務所を訪れた。
李の親友弁護士・朱偉は「後の祭りだが、李進進はあの女に関わるべきではなかった。11日に事務所に来た女は泣きながら、数日前に米国移民帰化局(BCIS)の移民面接に落ち、貧しく無一文同然で、中国で警官にレイプをされたと訴え、庇護を求めた。李は心優しい男。彼女を無償で助けるつもりでいた。あとで女は李に、自分から受信したメールを全部削除しろと要求したが、彼は削除しなかったようだ」と悔しがった。
李進進弁護士事務所向かいの保険会社職員は11日の凶行について、「たまたま開いていたドアから事務所内を見たところ、女性が興奮して、物凄い形相で李弁護士に詰め寄っていた。李弁護士はとても物腰の柔らかな紳士で、事務所の女性職員が慌てて、興奮している女性を彼から引き離した」
「李弁護士が静かに『オフィスで騒がないで。必要なら一緒に警察へ行ってあげましょう』と話すと、女性はその3倍を言い返していた。暴力的な態度で大騒ぎするのを見かねた職員が警察に通報したため、警官が2人来た。李弁護士が警官に、大丈夫だから彼女を逮捕しないでと言うと、女性はそのまま逃げるように事務所を立ち去った」
天安門事件が起きた1989年当時、中国人民解放軍の女性記者だった江林 Photo: The New York Times天安門事件から30年目の初証言──元「人民解放軍・女性記者」が見た“地獄”
カメラの前で逆上
張暁寧は殺人罪で起訴され、3月14日19時37分、警察官によってニューヨーク市警察第109分署から勾留先に移送された。その際、「なぜ殺したのか?」「悔いてはいないのか?」などメディアから中国語で問われた張は激昂しながら、叫んだ。
「後悔なんかしてねーーわッ!」
「後悔しているとしたらお前らの裏切りだ! 中国人なのに反共産主義者を叫びやがって!」
「おまえらは無数の学生を傷つけてきたのに、まだ学生を傷つけるのか!」
【#中国】
米国に住む中国出身の女性、张晓宁 が、天安門学生運動の指導者であった李进进氏(66歳)をナイフで殺害。女性は「おまえらは中国人でありながら、中国共産党に背いている!」と叫んでいる。
米国に住んでいてもこれか。共産党の洗脳、恐ろしすぎる…????
— NEKO????⬛????????????????⬛????????????????⬛ (@usapepe) March 16, 2022
在米華人メディアへの敵視発言から、張暁寧が中国共産党の熱烈な支持者ということが明らかになった。そして留学生である自身は、思うような庇護が与えられない被害者というスタンスだ。
だが、計画的に成人男性を刺殺するような根性の据わった女が、自身をレイプしたという中国警官ではなく、たった一度しか会ったことのない弁護士を刺し殺すというのは説得力に欠ける。
張は学生ビザで渡米したが、これまで一度も通学した形跡が無い。そもそも新型コロナウイルスが蔓延している時期に、中国当局は一般人民の出国許可は出さない。
張は李進進の前に、在米民主団体の中国民主人権連盟に、中国のニューヨーク総領事館から警告があり、圧力を受けていると語り、庇護を求めたという。
殺人罪と銃刀法違反で起訴された張暁寧は3月18日、クイーンズ区刑事裁判所に初出廷する予定だったが、精神不安定を理由に出廷を拒否した。地元紙によると、最高25年の実刑判決か終身刑が科される可能性があるという。
李進進はこれまで、中国政府に迫害されて来た多くの中国人を助けて来た。経済的に困窮している移民からはいかなる代金も受け取らなかったという。筆者にはこの李自身の同胞への献身が命取りの引き金になったような気がする。
北京・中央美術学院の学生によって天安門広場に建てられた「民主の女神」像(1989年6月1日撮影)天安門事件を風化させたい中国共産党─追悼日直前に香港の記念館が休館した背景とは
李進進は、「天網行動」「猟狐行動」(海外逃亡中の知能犯や経済犯の逮捕と不正取得された資産を没収する中国政府の特別捜査キャンペーン)のターゲットになったり、指名手配されたりした人民に米国での法的保護を提供してきた。
特権を利用して実際に不正蓄財や収賄した党員、公務員、汚職事件容疑者などの国外逃亡者が逮捕されるのはともかく、「天網行動」「猟狐行動」は、中国政府の意に沿わない経営者、弁護士、学者、研究者、作家、ジャーナリスト、NGO(非政府組織)関係者、アーティストなどの罪をでっちあげて中国に強制送還する口実にも使われているからだ。李もたびたび「『天網~』『猟狐~』は反腐敗運動ではなく、反体制弾圧の手段」と批判してきた。
李進進は、2008年に中国当局に香港で逮捕され、金融詐欺罪で起訴された「天安門事件」の学生リーダーのひとり、周永潤(ヂョウ・ヨンルン、55)の弁護を担当した。
また、中国政府が政敵を逮捕するために、 国際刑事警察機構(インターポール)が加盟国の申請に応じて発行する国際手配書「レッド・ノーティス」を濫用することに反対していた。
中国で逮捕状が出ている被疑者などについて人物を特定し、海外で発見し次第、中国へ強制送還するよう要請できるものだからだ。
「李進進が“天安門”の元リーダーだから殺された」という憶測は的外れだろう。今年は「天安門事件」から33年。当時、民主化へのうねりを作った学生運動リーダーたちは既に政治的影響力を持たず、中国共産党の脅威ではない。
今になって李進進が「消された」とすれば、「33年前のリーダー」だったからではなく、習近平政権が本気で取り組んでいるキャンペーン「天網行動」「猟狐行動」を邪魔する存在とされたからにほかならないからだろう。
在米弁護士仲間は、李が弁護活動中に得た中国共産党の特務(諜報・謀略・秘密機関)の活動資料を米連邦捜査局(FBI)に提出するのを阻止するために殺したと疑っている。
李進進が惨殺された2日後の3月16日、米司法省は、中国の情報機関、国家安全部の指示を受けて米国在住反体制派中国人に監視や嫌がらせを行っていたスパイ容疑で王書軍、劉藩、林啓明、孫強、マシュー・ツブリスの5人を逮捕し、起訴したと発表した。
暗殺犯の張暁寧は、北京で特務の訓練を受けた捨て駒の刺客だろう。渡米後の反中パフォーマンスやテレビカメラの前の支離滅裂な絶叫は、精神に異常があることを印象づけるための演技と思われる。
李進進の葬儀は事務所近くのチュンフック葬儀場で27日午後に挙行される。関係者は既に、FBIに対し、李殺害事件の捜査を要請した。FBIの捜査によって、李進進が「消された」真相は明らかになるのだろうか。(Text By Jun Tanaka)