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2023-03-19

今の40代オタクがボクの師匠プログラムCGDTM師匠のおかげ その2

https://anond.hatelabo.jp/20230319133934 の続き

2000年代後半

そもそも前述のオーディションの告知すらDTM magazine以外で見たことがなく(実際はもう少し色んなところで告知していたのだろうけれど観測範囲ではDTM magazineだけだった)、ネット上で注目されるのはロイツマガールからニコニコ動画投稿される初音ミクのIevan Polkkaを待つ必要がある。
実は初音ミクのIevan Polkka以前に初音ミク自体は注目されていたのだが、それは深夜アニメブーム文脈藤田咲ファングッズという需要であり決して初音ミクの可愛さやら革新性がDTM文脈評価されたっものではなかった。
実際に当時のKAITOMEIKO立ち絵更新されたのは初音ミクブーム以降であって初音ミク登場時点でもまだ扱いは非常に小さい。

この時期に触れて置かなければならないのはニコニコ動画誕生だろう。実際のところ2000年代半ばの項で触れなければならないのだけれど、現在ニコニコ動画として成立するのは2000年代後半からなのでココにする。
御存知の通り当初のニコニコ動画違法動画アップロードサイトであり、何なら当時話題であったYoutubeから動画を引っ張ってきて字幕を流すという方式であったため、Youtube側に違法動画が溢れ、負荷も高まりすぎたためBANされるという全くもって褒められない頭のおかし犯罪サイトだった。ドワンゴもそれを自覚していて運営ドワンゴだって黙っていた。

VIPPERニコニコ動画移住が促進されるのは前述したパートスレ問題2ちゃんねるまとめサイト問題による嫌儲勢の興隆によってニュー速VIPスレ執拗に荒らされるという事態が起き、YoutubeBANからMAD動画ブームが萌芽し始めて面白いコンテンツニコニコ動画へ増えてきたからであった。
その初期では違法動画アップロードのノリで無編集動画がアップされていたが次第に編集の手が加わるようになりMAD動画へと変化していった。代表格はアイドルマスターの「tUNAK M@ster (THE iDOLM@STER アイドルマスター インド版)」や「るろうに剣心英語版(フタエノキワミ、アッー!)」など。

ほぼ同時期にはMikuMikuDanceが登場、次第に増えていくボカロ曲(カバー曲)へMikuMikuDanceによるダンス動画を付けるなどの動きが発生。それらがボカロ曲絵師によるカバーの依頼、次第にモーショングラフィックス化が促進され今日のようなボカロMVが生まれるようになった。
その当時を振り返れば、Flash動画黄金時代BUMP OF CHICKEN天体観測やKのような動画を作りたいという想いが強くあったことを今でも懐かしく思う。あなた師匠がボクたち世代にそうさせたんだ。

livedoorねとらじ勢はニコニコ生放送登場とともに移住する。
livedoorねとらじ時代からカラオケ配信などの動きがあったものニコニコ生放送登場直前くらいか版権曲へ対して勝手字幕をつけて(当時は違法に)アップロードするニコカラという動きが発生し、この動画ニコニコ動画から(当時は違法に)ダウンロード携帯動画変換君(FFmpeg)によってPSP向け動画へ変換し、実際のカラオケ店で歌うという学生文化が生まれた。
当時のカラオケにはアニソンはもとよりボカロ曲なんて配信されていなかったので、PSPコンポジット端子AVケーブルカラオケ店のディスプレイモニタAVアンプへ出力して歌ったのだ(後にJOYSOUNDがこの学生文化に気づいてアニソンボカロ曲積極的配信DAMがそれに追従する)。これらの学生文化からニコニコ生放送でもカラオケ配信をするようになり、そこから歌ってみた文化興隆する。
歌ってみたニコニコ生放送の影響は計り知れないが負の側面もあり、livedoorねとらじでもあったような過激化が一部で促進され、配信しちゃいけない女の子の柔らかい2つの丘を見せちゃったりしてBANされるのも跡を絶たなかった。
結局、人気取りのために手っ取り早く女の子という要素を売りに全面へ出すと女の子要素を強く訴えることでしか評価を貰えないため次第に過激化していくのだ。livedoorねとらじ時代(約20年前)から何にも反省してないヤツは結構居たし、今のYoutube LiveやTikTokでも居るのでそういうのやめておきなと言いたい。10年前と20年前の失敗を繰り返すな。エロであれ悪ノリであれ何であれ犯罪を伴う過激化はダメだ。合法的過激しろ

歌ってみたキーアイテムであったPSP、実はMikuMikuDanceとも関係があり、MikuMikuDanceでのボカロダンス動画ダウンロードし、同様に携帯動画変換君によってPSP向け動画へ変換し、ダンスコピーして踊るということへ活用された。小型であり物理ボタン再生停止逆再生スキップなどが可能であったためダンス練習に丁度良かった。そうつまりこれの流れが踊ってみた文化の萌芽であり、PSP踊ってみたでもキーアイテムであったのだ。
当時のPSP、実は学生に対して物凄く影響を持ったガジェットで、当時の学生文化に疎い世代には信じられないかも知れないがPSP本体を所有しているのにPSPゲームソフトを所有していない女子学生が居たくらい学生の間では物凄く評価が高かったのだ。その影響度合いは当時のiPod以上と言って過言じゃなく往年のAppleファンには信じて貰えないだろう。

このあたりに来ると当時学生であった自分からしてもオタクへの風当たりは非常に改善されていた。
未だに自分の姉などはオタクへ対して少々嫌悪感があるようだけれど、学生時代から部屋に引きこもって続けていたことが仕事になっている現状を見て「アンタあのままじゃ犯罪者か何かになると思ってたけど今はそれが仕事だもんねぇ世の中わからないわ」などと諦めた感じでたまに言っている。
そんなの当たり前の話なのだ。ボクは師匠たちに憧れて今のような大人になった。師匠たちがどんなに迫害されても面白いモノを作り続けてくれたからこそボクたちは師匠のようになりたいと思った。モノを作る人が何かを変化させ、何も生まれない世界は何も変わらないんだ。ボクは師匠たちの手によって変化させられモノ作りをするようになった。

かにボクたちの世代オタク迫害ほとんど無くなった無くした、でも迫害されてきた師匠たちがモノ作りを辞めなかったからこそ今のボクたちはあるんだ。
今でも覚えてるよ!粗いのに精緻ドット絵面白いテキストサイト発音制限の中で奏でられるFMサウンド、低処理性能で実現する疑似3Dブラウザゲームあめぞうスレッディングシステム夢小説ツクール吉里吉里HSPアナタ達が作ってくれたモノなんていくらでも挙げられる!
憧れさせてくれた師匠たちへありがとうございます!と深々と頭を下げたい。


そしてボクたち世代を見て憧れてモノ作りをしたいという新しい世代の子が現れているのなら作り手としてこれほど嬉しいことは無い。


P.S.まりにも書きすぎて3/4削った。つまりこのエントリは1/4まで圧縮してるので何かのきっかけがあれば補足するかも知れない。

今の40代オタクがボクの師匠プログラムCGDTM師匠のおかげ その1

ゲッサンでどうやら同世代が当時を振り返る漫画を連載開始したようなので、別視点で語らせて貰おうか。

1990年代

めぐり合わせが良かったのかパソコン通信終焉期に同世代としては比較的早期にパソコンを手に入れ、パソコン通信をやっているお兄さんたちからプログラミングを習うようになる。
このお兄さんたちは今の40代、公開されているプログラムの改造についてフォーラム質問したこときっかけに、会話の中で自分小学生であることがバレてしまい、お兄さんたちは面白がって僕にBASICとCを二次関数も知らない小学生へかなり丁寧に教えてくれた。

お兄さんたちは次第に「これからインターネット時代だぞ」「大学にはJUNETがあって」などと教えてくれるようになり、インターネットやUUCP、TCP/IPWWWなどの知識小学生に詰め込むようになり、指導される言語PerlHTMLが増えたもの我が家にはまだインターネット環境がなかった。

Windows 95我が家に導入されるタイミングインターネット環境も敷かれ、ここでCGIゲーム出会いプログラミングへのめり込んでいくこととなる。
師匠たちの教えは素晴らしく当時のCGIゲームの主要開発言語はPerlであったため何も不自由なく改造がはかどり、負荷を高めても叱られが発生しにくいCGI対応ホームページスペースを提供してくれているプロバイダを探すこともよくやった。

2000年代初頭

その初頭(02年くらいから)にAdobe Flash方面で大きな動きがあり、いわゆる「FLASH黄金時代」を迎える。
Adobe Flashの派手に動くアニメーション音楽に衝撃を受け、そして我が家PCビデオメモリの貧弱さに絶望をした(お年玉全額投資した上で親に拝み倒してビデオメモリいっぱい積んでるPCへ新替した)。

2000年代以前もMML(Z-MUSICなど)でDTMを軽く触る程度やっていたものAdobe Flash自由自在マルチメディア感へ完全に影響され、本格的にDTMCGへ手を出すようになる。

当時主に使っていたDAWSinger Song Writerで、これは当時の師匠たちの主な環境ミュージ郎であったため影響を受けた弟子である自分DAWにおいてSinger Song Writerしか知らなかったという意味合いが大きい。結局、手に馴染んでいたMMLを完全に排除するまではいっておらず併用する形でDTMをやっていた。
当時のインターネット音楽事情を振り返れば今だから言えることだが、BOSSエフェクター回路図などがネット上に出回っており、おそらく電気関係を学んでいたであろう師匠たちの手によってミニ四駆改造を主とした電子工作の手ほどきを受けていた自分師匠たちから渡されたエフェクター回路図によって自作し、最終出力をMTRなどでレコーディングするという手法を取っていた。
当時のソフトエフェクター音楽素人自分でもわかるくらいに品質が悪く、何なら最終段をPCM音源出力するわけでなくFM音源でのみ仕上げるときは疑似ディレイや疑似デチューンなどの手法によってエフェクター表現するしかなく、ソフトエフェクターハードエフェクターを超えられないことが常であった。

Adobe Flashでは主にMotionSWFとSodipodiを利用して作成しており、Sodipodiは後にInkscapeとして派生していくことになり今でも使用しているが、MotionSWFはSWiSH2が登場すると直ぐに乗り換えた。MotionSWFは連番画像を事前に生成する必要がありActionScriptの扱いにも難があったためだ。
Adobe公式でLiveMotionというFlashアニメーションというのをリリースしていたもの学割が効くとは言え高価で、師匠世代の方々は学割が使えないのでSWiSHを使っていたこともあり影響された。
このあたりにTVアニメなどで使われる背景動画モーショングラフィックスという技術の括りに入るものと知る。まぁつまりモーショングラフィックスとは静止画アニメーションさせる技術総称なのだ

この時点で自分中学生自分の肌感覚だがこの時点でがまだ「オタク」へ対する風当たりは強く、中学校でもイジメ殆ど変わらないであろう扱いは散見されており、自分の姉たちからオタクっぽい趣味は良くないよみたいなことをよく言われたものだった。
まぁ姉たちも思春期だし、部屋にこもってパソコンへ向かってフヒヒとか言ってたり、電子工作で謎の機械作ってたり、Marshallのジャンクアンプをどこからか拾って来て修理してる弟は気持ち悪かったんだろう。

ただ運良くも両親が身体デカく産んでくれたおかげで、自分自身イジメられた経験がほぼ無く、というか面白ものを生み出すオタク友達イジメる不良が大嫌いだったので思春期だったこともありやり合っていたというのが実情だった。
なにせ一次産業家庭の生まれだったので早朝は実家の手伝い、親父の男子たるものスポーツくらい出来なければという保守的思想によって野球部所属し、帰宅後も実家の手伝いをしていたため身体が鍛え上げられる環境だったのだ。ツルんで威張り散らかし調子に乗ってタバコや酒をやるようなナヨナヨした不良に喧嘩で負ける道理は無い。
親父や教師たちは自分正義感溢れる少年だと思って度々喧嘩をしても大目に見てもらっていたが、実際のところはオタク友達が「イジり」に遭ったことに腹を立てて「俺たちに構うんじゃねぇ!」と思春期自分が怒っていただけだ。
ただこの不良たちとも仲直りをした。時代ビジュアル系バンドインディーズバンド流行り、そして青春パンクが注目され始めるとき。そんなときエフェクターアンプ自作修理し軽音楽部の部室へ持ち込んでいたので軽音楽部にたむろする不良たちが「えっ増田ってアンプ作れんの!?」となるのは別におかしな話じゃない。
不良たちもそのような状況でオタクグループをイジるのがバカバカしくなったのか次第に何かやるとき絡むようになり自分の通う中学校からイジメが無くなった。

イジメという娯楽はモノ作りという娯楽に勝てない。
イジメを根絶する力をボクは師匠たちから学んだ。今の世を見れば不良の一部はオタク側へ吸収されてしまっているし、そのような流れを作ったのは自分世代へ憧れを抱かせた40代になった今のアナタたち師匠だ。

2000年代半ば

Flashの影響が落ち着いてきたあたりでインターネットには新しいコンテンツ配信システムが注目される。インターネットラジオだ。
これは爆発的に普及し、当初個人サイトだった「らじちゃんねる」は「ねとらじ」となりつつも個人運営では負荷処理が追いつかずlivedoor譲渡されlivedoorねとらじになる。
奇しくもほぼ同時期に2ちゃんねるでは若年層が新しく設置されたニュー速VIP板へ集うようになりVIPPERインターネットラジオ配信をほそぼそと始めるようになった。
この頃のニュー速VIP板は明らかに自分と同年代が集っており、Flash黄金期の影響を如実に受けておりクリエティティの発露が著しく様々なネタスレが生み出され安価スレはその代表格で、更には涼宮ハルヒの憂鬱を発端とする深夜アニメブームからクリエティティは極限まで達しSSスレゲーム製作スレなどが大いに賑わうようになった。

そして負の側面も表に出るようになり女神スレや女VIPPERによるインターネットラジオ配信定番化すると、ニュー速VIP板内でのパートスレによるスレdat落ち問題視されるようになり、女VIPPERヘイトを集めるようになった。
それ以前から2ちゃんねるでは主に801板住民による板違いスレ違いや同性愛サロン板での荒らし問題視されており、女VIPPERによるインターネットラジオ配信によってBLファンであることが多いことが明らかとなっていたため、ニュー速VIP板内でも女VIPPER特に腐女子に対して風当たりが著しく悪くなった。
そこでパートスレを嫌うVIPPER腐女子へのカウンターとしてふたば☆ちゃんねるから2ちゃんねるへ輸入されたくそみそテクニックから作られたAAを使って女VIPPERによるインターネットラジオ配信スレを埋めるという連投荒らしをするようになる。

この動きは当の801板住民へも影響を与えたのか、801板では同人サイト作成奨励されるようになり、それ以前から評価の高かったYahoo!ジオシティーズ携帯勝手サイト魔法のiらんど同人界隈で注目され同人サイトの開設が爆発的に増えた。
しかしながらこの動きにも負の側面があり、同人サイト運営を行っている主に学生内で無断転載ホームページ素材サイトから直リンク問題が発生。Web系の技術者やホームページ素材サイト運営からヘイトを加熱させるという現象が起きてしまった。
特に怒り狂っていたのはいわゆるツクール系のゲーム製作者・ゲーム素材サイト運営者であり、当時のゲーム素材はまだGIFなどのドット絵素材が多かったため当時の携帯電話と相性がよく、同人サイト運営する学生無断転載直リンクするという行為に走ったのだった。

当時のHTML/CSSにも問題があった。携帯電話各社でHTML/CSS仕様が違い、自身同人サイトを彩りたい学生からすると携帯電話によって表示にバラつきが起きることは悩ましいことであり、画像素材はそのバラつきを最小限に留めることが可能である
さらに言えば魔法のiらんどなどで利用者が使えるストレージサイズが小さいという問題もあり、装飾にストレージ容量を消費すると自分イラストSS投稿できる量が減るといった悩みがあって直リンクへ手を染めていた。
もっと言えば当時の学生はあまりにも送信量が多いとプロバイダレンタルサーバレンタルホームページ事業者からホームページ運営者が怒られたり、送信従量課金契約場合は実際にホームページ運営者が実費を負担していたという事実を知らなかったのも無断転載直リンクへの拍車をかけていたと思われる。
現在社会人となっっているであろう同人サイト運営していた学生だった者はおそらく今まさに素材サイト管理人金銭負担させていた事実を知って驚いていると思うが、何故あんなにも注意され、素材差し替えなどで当時は嫌がらせと思うようなことをされたのか?を理解していることだろう。管理人は怒って当然なのだ

そのような状況を傍目から見ていた自分2ちゃんねる内の様々な製作系板やスレなどへ常駐し、HTML/CSSスレなどで素材提供などをし、更にはCGIゲーム罪と罰++ 二律背反ホスティングをしていたが、当時のDTM雑誌であるDTM magazineで1つの告知記事を見る。それが「プロ歌手デビューオーディション(VOCALOID中の人採用特典付き)」だ。
うつまりこれKAITOMEIKOデビューしたオーディションであり、当時の2ちゃんねるDTM板でVOCALOID評価はそこまで高くなく、たいていは「ボコーダ/ボーカルシンセの代わりにはなるのではないか?」程度の評価だったのだ。
様々な音楽制作雑誌でもVOCALOIDの扱いは非常に小さく、例えば当時のPC雑誌定番特集だったフリーソフト100選みたいなノリでVSTプラグイン100選の中にVOCALOIDボコーダ枠で入ってるくらいの極々小さないであった。むしろ登場時に言及していた名無しが評価の仕方は別としてVOCALOIDに触れているだけでもスゴイまである


https://anond.hatelabo.jp/20230319135025 へ続く

2023-01-25

ラジオ放送局 ゆめのたね ってホムペがあったんだけど、手作り感が昔あったねとらじっぽくてすごく良いなと思った

ってググったらまだねとらじあるんだ

見たら一番多いとこで56人とかだから実質終わってるけどまだちゃんあんだな・・・

2022-07-14

anond:20220714070811

VIP腐女子が本格的に排斥されるようになったのってlivedoorねとらじ以降だぞ

イナズマイレブンとか新しすぎる

2022-07-03

表現配慮の人たちそろそろ気付いた?趨勢が決まりつつあるよ

別に勝利宣言したいわけではないんだけど、おそらく今回の参院選は今後の〝表現〟に対しての評価が決定的になる分水嶺にはなると思う。
今回の参院選は18歳参政が始まった以降の子たちが本格的に参政できる選挙なわけで、彼ら彼女らは今後の若者文化へ強く影響を与える世代だ。

2006年4月オタク界隈は1つの大きなミーム経験した。いわゆる「ハレ晴レユカイブーム
このハレ晴レユカイの影響度は物凄く、当時の表現を借りて言えば、当時の中高生ネットだけでなくリアルでもサブカルチャーを楽しむという青春を送った。

しかしたら世代が少し上だと信じられないかも知れないけど、昼食時に放送委員好きな音楽を流して良い制度がある中学校高校では昼食時にハレ晴レユカイだけでなく様々なアニソン流れるという激変が起こったんだ。
信じられない?当時なにが起きていたか当時学生だった私が語ろうじゃないか

私よりも世代が上の先輩の皆さんにも友達カラオケに行くというシチュエーションがあったと思う。
もちろん私の世代でも友達カラオケに行ったんだけど、カラオケに行く場合に持ち出していた定番アイテムがあったんだ。
それがSONY PlayStation Portable通称PSP、つまりモバイルゲーム機だね。

2004年に登場したこモバイルゲーム機口コミ学生の間でどんどん普及していった。
当時はiPodなどが登場して注目を浴びていたんだけどiPodになくてPSPにある機能ゲームが好きな男の子だけじゃなくゲームに興味のない女の子にも刺さった。
しかしたら今の時代ゲームに興味のない女の子と口にしたら怒られてしまうかも知れないけど、PSP特殊性ゲームソフトを所有してないのにPSP本体だけは持っているという普通に考えればおかしな状況を生み出してしまたことにある。
ここでいうゲームに興味のない女の子でも持ってるPSPとは、つまりゲームに興味のある女の子だけでなくゲームに興味のない女の子ですらPSPを持っていたということ。
そして何故PSP学生定番アイテム化してしまったのか?と言えば、PSPパソコンから動画を取り込んで再生できる機能があったからなんだ。

このPSPパソコンから動画を取り込んで再生できるという機能学生カラオケ遊びを激変させる。
実はPSPには赤白黄ケーブル(RCAケーブル)が別売されていて、この赤白黄ケーブルカラオケ店のディスプレイ接続することによりDAMJoyサウンド配信されていない楽曲再生カラオケ店で歌うという文化興隆したんだよ。
先輩方の中に学生時代カラオケへよく行ったという思い出がある人ならばPSPのこの機能の衝撃は十分に伝わると思う。

音源をどうするのか?という疑問にも答えよう。
PSPカラオケ活用の前夜、ネット上では1つの文化興隆していたんだ。それが「ねとらじ」と「ニコ生」なんだよね。
ねとらじニコ生では配信者がリアルタイム放送を行うんだけれど、そこで配信者が歌うということがあったんだ。
その影響でニコニコ動画には通称ニコカラ」という歌詞字幕付きオフボーカル音源アップロードするユーザーが多く居て、なおかつ、わざわざニコカラにするのだから既存カラオケサービスでは配信されていない楽曲が多かった。
そんなニコカラをダウンロードPSPに保存してカラオケ店に持っていって歌う、これこそPSPに人気が出た理由であり、ゲームソフトを持ってないのにPSPは持っている状況を生む理由だった。

更に言えばニコカラを検索するとヒットするのは当時のカラオケサービスであまり積極的配信されていないアニソンゲーム音楽、そしてネタ曲、電波ソングが多く、多感な時期の学生はそのぶっ飛んだ曲調や歌詞へ影響を受けた。
しかした多少サブカルチャーに詳しい先輩であるならば同時期に登場する「ボーカロイド」にもアタリを付けているかも知れないけれど、まさにその通りでカラオケサービス配信されていないボカロ曲PSP経由で歌われた。

まだまだあるんだ。
PSP動画を取り込めて再生できるが、更に言えば動画再生機能も秀逸でボタンを押して動画コマ送り・コマ戻し・A-B再生なども出来たんだよね。
この機能ダンス練習する際は振り付け確認で非常に役立つ機能であり、ハレ晴レユカイ学生の中で広まっていく事になる。ここでハレ晴レユカイに繋がるんだ。

私たちサブカルチャーを歌い、そして踊ってきた世代
ネットリアルで「歌ってみた」をして「踊ってみた」をして学生時代を過ごした世代
青春の中にマンガがありアニメがありゲームがある世代

そんな私たち大人になった。
大人になった私たちには参政権がある。私の青春を守るための投票が出来る。

の子たちは配信者っぽいYoutuberとかボカロっぽいVtuberに夢中みたいなので私は当時を思い出して今の子たちの青春も守りたい。

表現配慮の人たち、趨勢が決まりつつあるよ。

2022-06-07

腐女子が一番掘り起こされたくないのは同性愛サロン板の件

何故なら「ま〜ん(笑)」などの女性器を揶揄する2ちゃんねるミームそもそも同性愛サロン板が発端だから

同性愛サロンからニュー速VIP板へいわゆる「淫夢」が輸入され、それと同時期に女性器を揶揄するミームまで輸入された
同性愛サロン板では腐女子による荒らし行為問題視されていた背景があって同性愛サロン板民が腐女子へ対して女性器を揶揄するようになったのが始まり
当時のニュー速VIP板の勢いは当時を知る者なら理解できるだろうけど、このニュー速VIP板の文化的影響は2ちゃんねる全体へ波及してしまった

では何故VIPPER女性器を揶揄するようになったのか?と言えば「ねとらじ」の女性配信者のせい
当時のニュー速VIP板ではいわゆる「ねとらじスレ」が頻繁に立っていたのだけれど端的なイメージを伝えるならば当時の女性配信者は「オタサーの姫」だった
ニュー速VIP板では本来「(良くも悪くも)面白さ」に高い価値が持たれていたのだけれど、ねとらじによって女性性のみで一点突破し、本来(ニュー速VIP板的価値観で)評価されなければならない面白さが不当にも評価されないという事態になってしまったんだ

更に言えば2次創作BLは当然ながら原作独自解釈を加えて男の登場人物の絡みを楽しむという文化だったのでVIPPERとしては受け入れがたいものだった
ねとらじ女性配信者がヘイトを買い、それへ巻き込まれるかたちで腐女子も叩こうという空気が醸成されていったがまだこのとき腐女子を名指しして叩くという動きがあまりなかった

この流れが変わるのがニコニコ動画同性愛サロンから輸入された淫夢の登場
ニコニコ動画違法アップロードMAD動画VIPPERが求めていた面白さがあり、VIPPERは次第にねとらじからニコニコ動画偏重していくようになるんだ

VIPPER淫夢が支持されたのは、一般的イメージされる腐女子が好む明らかなフィクションである美男子同士のBLとはかけ離れた、実写のガチムチぽっちゃりした男同士が絡み合うというある種の鏡面となっていたか
実際にニュー速VIP板へ腐女子が立てたと思われるスレには淫夢系のレスAAを貼り付けるという嫌がらせが横行した
当然、ねとらじ女性配信者を持ち上げる男VIPPERへも男同士が濃く絡む淫夢嫌がらせとなるので非常に高い効果があった

そして、ねとらじが廃れる切っ掛けとなるのがニコニコ生放送の登場
ニコニコ生放送はそれ以前に一大勢力となる東方アイマスボカロを取り込んで「歌ってみた」を興隆させる

黎明期ニコニコ動画には「腐女子コメント(腐米/腐コメ)」と呼ばれる概念があり徹底的に腐米は嫌がられたが、これはニュー速VIPからねとらじ女性配信者の空気が輸入されていたからだった

まり当時の2ちゃんねる女叩き、そして女性器を揶揄するミーム淫夢は切っても切り離せない関係があり、それらの背景を追うと腐女子による同性愛サロン荒らしに行き着くんだ
ねとらじ以前に1度2度の局所的なものではなく誰にも否定できないような多くの「ま〜ん(笑)」と揶揄されたという証拠があるならこの主張は成立しないので、どうぞ否定してみて欲しい

淫夢同性愛サロン板で生まれ腐女子同性愛サロン板を荒らしニュー速VIP板がねとらじ女性配信者対抗のため活用拡大し、その流れで「ま〜ん(笑)」と揶揄するようになり、ニコニコ動画へ輸出した
これが歴史

2022-03-14

anond:20220313233810

今って言ってる時点でそこまでニコニコ詳しくないな?結構新しいユーザかね?

ニコニコニコ生以前から同種の問題ネットにずっとあって改善されてないだけなんだぞ

直接の祖先をあたれば2ちゃんねるの「女神スレ」と「ねとらじスレからニコ生移住したユーザーがかなりの数が居て、その文化も同時にニコ生へ輸出されたんだ

ニコ生実装される前は一個人として前へ出てくるユーザー(≒クリエイター)には男女ともども意外と若い子が少なかったのだよ

理由未成年ネット契約する権限はないし、作品作りには現在よりもある程度の環境投資額必要であったからだ

調べたらわかると思うが「歌ってみた」が流行るのもニコ生実装前後で、ここから前に出てくる若い子が増えたんだ

それまで若い子たちは単なる閲覧者であることがほとんどだったんだ(もちろん例外的活躍している若い子も居たが)

2021-10-04

いつになったら40代以上は今のオタク理解するのか

ボクや周囲の仲間たちが絵を描いたり、ゲーム作ったり、作曲したり、電子工作したり、フィギュア造形したり、写真動画撮ったり、踊ったり、本を書いたり、色々するのは、それが楽しいことだからだ。
何故それを始めたのかは個々によるけどボクたち30代のオタクは少なくとも先達の40代以上のオタクたちが世に送り出してくれた作品群を楽しみ笑って憧れたというのは1つの大きな理由になっていると思う。

パソコン通信からインターネットへの以降が進む過渡期、ボクたちはそんな時に少年時代を過ごした。
あめぞうスレッディングシステムという大発明プロバイダホームページスペースで行われてきた「楽しいを作る」人たちをまだまだ未熟なボクが発見するための手助けとなったんだ。

すごかったとしか言いようがない。
RPGツクールでここまで出来るのか!1フレーズのみを変化させていくだけの音楽ってアリなのか!パラパラマンガじゃないアニメモーショングラフィックスフィギュアって意外と後付け多いんだな!リレースイッチじゃ大変なことをやるのがICなのか!オフ会でここまでやれるのかよ祭りじゃん!

はてなブックマーク40代以上の人たちのオタク蔑視がヒドイとか言われてたけど違う、ボクたちはアナタたちに憧れて、アナタたちのように「楽しいを作る」がやりたくて、そこにインターネットがあったからボクたちがアナタたちに憧れて作った楽しさを発信したんだ。
もちろん学校でもクラスメイトへ見せた。クラスメイトたちは素直に「スゲえ!ネットの○○みたいじゃん!」とボクのオマージュ先を一発で理解してくれた。

ボクだけじゃない、絵を描く子だって音楽をやるヤツだって楽しいを作る」の発表先は学校インターネットだ。インターネットはまだ普及しきっていないし多くの人々は学校しか発表先がなかったはず。

親や姉に言われた「そんなオタクっぽいの辞めなさい」と。
もちろんボクもテレビオタクがイジられたり叩かれたりしているのを知っていた。オタクと呼ばれてしまうことは格好悪いことなんだと理解していた。
でもインターネットを覗いてみれば楽しいを作ってる人がいっぱい居るじゃないか!この人たちは定義オタクなはずなのにメチャクチャ格好良いじゃないか

思春期からこその反発もあっただろう。でもボクは、ボクの友人たちも皆その当時から言っていた。
オタク何が悪い!」と。

深夜アニメブームが来た!ゲ製スレが大いに盛り上がった!ねとらじが!ニコニコが!
あのとき憧れたFlash職人、心の師匠たちがボクたちへ魅せてくれたように、1980年以降生まれ世代が「楽しいを作る」ための場が次々と登場した!

ボクたちは今でも憧れてんだよ!アナタたちに今でも魅せられてるんだよ!
40代以上の皆さまがその当時に作った楽しさこそボクたちの原点なんだよ!
ボクたちはオタクを当たり前にした世代だって言われる。言われるけれども違うんだ・・・!!
それをさせたのは、それをやりたくて、やりたくて、たまらなくしたのは、アナタたちなんだよ!

師匠アナタたちが居たからこそ!アナタたちが魅せてくれたからこそ!オタクを当たり前に出来たんですよ!アナタたちがボクたちの推進力なんですよ!!!

見渡して下さいよ世の中を!アナタたちの弟子が作ったもので楽しむ若い世代が居る。
その若者たちは今やTwitterYoutubeで次々と楽しいを作ってるんです。
今の若いオタクは、アナタたちが育てた弟子に憧れた子たちなんですよ。アナタたちの孫弟子が今の若いオタクなんですよ。
あの当時アナタたちが作った楽しさはオタクが当たり前になった今の世の中の礎になったんです。


いつになったら40代以上の方々は理解するんですか、今のオタクはあの時アナタ作品で楽しんだ少年少女です。


2021-09-21

コロナコミュニケーションメンタル

なんかアメリカだとお気持ちクリニックに行くのがもっとカジュアルなノリらしい?だから患者比率日本よりも多い。そして自殺者は日本より少ない。つまり精神問題を早い段階で解決しているわけで、日本よりも精神的に健康な好ましい状態にあると言える(なお犯罪率)

日本って近所付き合いとか寺とかがそういう軽い問題の初期対応に当たって解決していた(互助)と思うんだけど、いまって例えば賃貸住宅なら管理会社とか、もう警察とかだよね。騒音問題とか。人的資本を持たない人間というのは、そういう軽い問題の初期対応してくれるネットワーク希薄ってことなんだね。

まり、昔は近所づきあいや寺といった「地域」という最小単位社会集団によって、広く浅く誰でもサービスを受けられるエリア内だった。今は「人的資本を持つ者だけがサービスを受けられる」になってしまっている。格差ができちゃった。人的資本という格差が。

とはいえ、その昔の時代って今と比べてそもそも犯罪自体めっちゃ高いので、「犯罪率が高いからこそ互助必要だった」わけで、それと比べて現代は「犯罪率が下がったので互助がなくてもそこそこやれるようになった」とも言えるわけで、プラマイの結果どうなんだろうか。ワンオペ生活一人暮らし)が可能になったのも白物家電のおかげだし。

コロナ以後、陽キャがどんどん鬱病になっていくのは、普段から雑談しまくってSAN値を保っていたからなんだなあ。コロナがその会話を断ってしまった。人的資本はあるが、それを活用する機会を大きく削がれてしまった形。なまじ人的資本がある人だからこそ、それにある程度依存した人生してるわけで、だからこそ断たれると崩れてしまうということなんだろうか・・・。自立って難しい。いやそれとも、「面と向かって喋る」という手段依存しすぎて「ネットワーク越しにしゃべる」で充足・適応できない体になっていることも問題かも知れない、今後のコロナ社会に於いては。

インターネット老人ワイは10年以上前ねとらじPeercastで、コメントが読み上げられるだけで喜んでた。さらに昔のオールナイトニッポンみたいに。そんな陰キャの充足スタイルが今、発揮される時なのか。コロナ時代いうても日頃からやってる事と変わらないんですけど・・・僕、また何かやっちゃいましたか

2021-04-28

昔はねとらじで身内向けのラジオをやってたわけやん?

今はyoutubeアバターまといながらお便り読んだりの身内受け配信しているの時代進化を感じる

2021-04-24

日本インターネット女性蔑視史をを振り返れば「まーん」はそもそも

インターネット懐古厨の皆様はご存知だろうけど「まーん」はインターネットでは比較的新しい部類のネットスラングで、少なくともガラケーユーザー揶揄する「ポチポチ」や、ケシカラン画像投稿する女性ユーザーを指していた「女神」などよりも新しい。
この「女神」、「電車男」以降は女性2ちゃんねらーを指すようになっていくが、そもそもは前述したとおりケシカラン画像投稿する女性ユーザーを指していた。

2ちゃんねる黎明期では女性ユーザーと判明することが珍しく、女性ユーザーが登場したスレッドでは一種の「祭り」のように大騒ぎすることが定番化していた時期があり、まぁ言ってしまえば「オタサーの姫」扱いされていた(オタサーの姫はまーんよりも新しいネットスラング)。
そこからピンク」側でけしからん画像投稿する女性ユーザーが増えて、優れた能力を有するユーザーを指す「神」から派生してケシカラン画像投稿する女性ユーザー限定して「女神」という呼称が用いられるようになったのだ。
女神」の対象が拡大するのは前述したように電車男以降である

オタサーの姫」という言葉から察せられるように、何かにつれてスレッド内で持ち上げられる傾向にあった女性ユーザーをよく思わないユーザーは少なからず居た。
注目すべき点はこの女性ユーザーをよく思わないユーザー性別不明という点である
シカラン画像投稿するしないに関わらずスレッド内で「女神」と持ち上げられるとスレッド主題から外れて盛り上がってしまうことが多く、言わば「スレが荒れる」状態へ陥ってしまう傾向が確かにあった。

そこで用いられたアンチテーゼ意思表示が「まーん」である。多用された板はニュー速VIPだ。
その当時「ねとらじ」が流行するようになると容易に「ねとらじDJ」の男女がわかるようになった。すると当然「女神ミームが発生し、ニュー速VIPは一時期「女神」による「ねとらじ」が席巻してしまう。
ニュー速VIP別にねとらじ」だけの板ではなく、その他の面白そうなスレまで「dat落ち」する憂き目にあってしまい徐々に「女神」への風当たりが強くなっていったのだ。

さて、ここでこのエントリに着目した当時の様相を知る元VIPPER女性へ1つの質問をしてみたいと思う。
アナタは「女神」へ対して「まーん」と書き込んだ経験がありますか?
もし「無い」と言うのであれば、このエントリ偽史として投げ捨ててくれ。
もし「有る」と言うのであれば、その当時の様相を思い出し、なぜ同性へ「まーん」と言い放ったのか教えて欲しい。

以上だ。

2021-01-13

anond:20210112204810

ねとらじなつかしいな

5年くらいずっと聴いてた

あそこで2ちゃん用語ほとんどを覚えたわ

2020-11-27

[]第4回。増田がついに歌ってみた公開!?【夜に駆ける】

みなさーん。こんますー。

今日はなんと、お歌配信やっていきマスよ!

楽曲Vtuberなら誰もが歌ってるあの曲です……!では……いきマス!

沈むように 溶けていくように

色とりどりの☆(ほし)が広がるブクマ


JTの人」だった

そのアイコンですべてが分かった

日が沈みだした空と僕の増田

ダジャレしかコメントないんだ


初めて会った日から

僕の時間の全てを奪った

どこか真面目な空気をまとう記事

おもしろカテゴリー


いつだってページ更新 してブコメ欄を何度だって

触れる心無い言葉 うるさい煽り 鉞(マサカリ)投げられても

ありきたりな喜び きっと増田なら見つけられる


騒がしい日々に 笑えない君に

思いつく限り楽しい記事

「あとでよむ」に落ちてゆく前に

僕にブコメ付けてほら

忘れてしまいたくて 下書きの記事

気が向いたら公開 するつもり

ねむくないよ 今日は日が昇るまで 増田見てよう

はい……ごめんなさい。思いついてそのまま勢いで作ってしまいました。

知らない方にネタ説明しマスと、Vtuber界隈でも人気のある楽曲「夜に駆ける」の増田替え歌です。

本家こちら。(本家URL貼ることすら畏れ多いのですが……)

夜に駆ける Ayase / YOASOBI

https://youtu.be/by4SYYWlhEs

替え歌タイトルを付けるなら「夜に増田」ですかね。

結構頑張って考えたのですが、自分ではこれ以上のクオリティアップは難しいので公開しちゃいマス。

8割の完成度でもいいからとにかく出してみることが大切だと、誰かが言っていたようないなかったような。

みなさんも下書きのまま放置してるブログ増田とか、ありませんか?思い切って公開してみるのも良いかもしれませんよ?

もっとすごいのつくれるぜー」とか「ここの歌詞こうしたほうがいい」とかあったら是非。呆れて言葉もない方は……そのままブラウザバックで。

一瞬「きりたん」とかで本当に歌動画作ってしまおうかとも考えたのですが、本家様にむちゃくちゃ失礼なのでやめておきマス……(増田は30人くらいしか見てないからセーフ扱いにしてください)。

次回の予定はちゃんと決めていませんが、名前ファンネーム推しマークが決まりそうです。何かあればコメントトラバにおねがいしマス。

さて前回のコメント返信やっていきマスー。

皆様第3回もお付き合いくださってありがとうございマス。

ID:ffrog マシュ(ダ)マロ言い辛すぎて草 / 頑張って〜〜

マシュ(ダ)マロ企画はどうなってしまうのか、まだ考え中です。応援ありがとうございマス!

ID:msdbkm さかのうえのマシュ(ダ)マロ / 雑談配信雑談本編よりもスパチャタイムのほうが長くなるのあるある

今回は返信タイムより多分長いはず!

ID:death6coin 「えっとー。ブコメがつかなかった増田を何度も再投稿した話とかしたら燃えマスかー?」割と燃えそう。Vtuber増田存在自体最初から炎上みたいなもんだけどな

炎上するほど人気(ひとけ)が無いのが幸いです……。

ID:papercup140 赤い部屋と同じくらいの高さで再生された

あなたは|好きですか?

今回の歌も同じように再生されたのかな……

ID:Lagenaria 普段キーワードは使ってないんだけど、試しに読んでみたら確かにつらい話ばかりヒットしてしまうな…(例えば趣味とかでも趣味が無くてつらいとかそういう増田に行きつく)。比較無難なのは映画とかかなあ。

みんなつらいのに頑張ってて偉いです。増田で気が晴れてくれたらと思いマス。

映画雑談とか色々できそうですね。

ID:yume_ga_nai 14歳なのか

一番古い投稿2016年らしいですねー。

ID:madooka なんでもないキーワードを見ると未発掘増田が見つかって楽しいけれど一定期間は IT おじが連投していてツラい。元気に暮らしいるかな…いないかな…

ちょっと個性的というか変な人いマスよね笑(自分を棚上げ)

ID:srng 続くんだ

続きマス

ID:vndn はてな匿名ダイアリー個別投稿を指す「増田」と、この人物を指す「増田」が混在していてわかりにくいなあ。転生しよう転生。

名前提案があったので次回あたり発表しようかな。

ID:mirai-iro MAICO2020の話が出てきてるということはそれなりのおっさんだな

実は再放送あったんですよ?(返信抜けてましたごめんなさい)

ID:Galaxy42 文字情報だけで楽しめるはてなー、安上がりでイイネ。  タグ これはなんだ

今ならスパチャもタダですよ!

ID:daydollarbotch ファンネーム楽団員で推しマークは🆗

楽団員はこんますネタで、OKマークはなんだろ。青いからですか?

ID:gazi4 Vtuberというか、ねとらじというか

Vtuber増田です

ID:bluesura VTuber増田推しマークやっぱ🌟スターいいんじゃないですかねぇ  タグ バーチャルYouTuber|VTuber なにこれ

ところで推しマークってどこにつけるんですか?

ID:otation アンドロイドアナMAICO2010知ってるとか絶対オサーンな件

実は再放送やっていたのです。

ID:eos2323 初見です。草

初見さん、こんますー!チャンネル登録評価Twitterフォローはやらなくていいのでぜひ次回もブクマお願いしマス。

ID:yumiduki 名前増田だけだとVtuberっぽくないから、「増田イアリ」にしよう

名前提案ありがとうございマス。記事の「増田」と混同やすいという話もありましたので、他に候補がなければそれで決定しようかな。

ID:ogawaogawaogawapm 継続は力なりというから一年に一回でもぜひ続けてください

週イチくらいの間隔で投稿できればいいなあ、という想定でしたが……Vtuber増田はとにかくコンテンツ不足です。

2020-10-20

寂しいから疑似的なもの錯覚してるというよりは

vtuber流行ってるじゃん

https://anond.hatelabo.jp/20201011102542

増田さんから見ると「錯覚」に見えるのだろうけども、本人は錯覚じゃなくて本当のこととして充足してるんじゃないかと思うんだよね。

ひろゆき氏が言ってたけど、「コミュニケーションとれてる」と認知する条件って個人差が結構あるみたいで、VTuberがしゃべってて自分文字打って、自分文字VTuberに読まれると楽しいんだけど、それでコミュニケーション充足しちゃうんだろうね。わたしのことですが・・。昔はねとらじでもコメントまれると喜んでたし、10年以上前から俺やること変わってないんだよね。

ただコミュニケーションが成立すること自体が楽しくて、コミュニケーションの内容はあまり重要じゃないっていうか。コミュニケーション成立によって脳に「快」を供給することを欲していて、いわばおしゃぶりのようなものなのかも知れない。たとえば喫煙者タバコを吸い始めるとき理由動機もないでしょう?NO REASON, IT'S AUTOMATIC.

口寂しくてガムを噛んだり、手持ち無沙汰で貧乏ゆすりしたりハンドスピナー回したりするでしょ? ハンドスピナーとかフィジェットキューブなんかを「ADHDおしゃぶり」と形容してる人もいた。

たぶんAIがすごい賢くなってくると、もうAIと喋るだけで満足するようになると思うんですよね、マイクロソフトLINEAIやってる「りんな」ってあるんですけど、たまに話しかけるとドキっとするような的確なレスポンスが返ってくるんですよ。

キズナアイナンチャッテAI(設定)ですが、いずれはガチAIによるVTuberが登場するだろうし、いわゆる"Virtual Being"というやつ。それが将来的に自分推しになるのだろうなと思ってる。AIなら永遠だし、自分寿命が尽きるまで人生の伴侶たりえる。運営側仕様変更があったりすると悲しいので自分レンタルサーバーホスティングしたいな。

Vtuber面白いから観るものではない https://anond.hatelabo.jp/20201020124205

2020-04-30

anond:20200430091839

ふと思い出したけどノマドだなんだというのが流行ってた時

リモートワークするならこういう環境音がオススメっていうのが昔何個か出てたな

カフェにいるような環境音とか小雨の環境音とかクラッシックの詰め合わせとか

俺はこの10年くらいはFM802聞いてるけどその前はねとらじ聴きながら仕事してた

2019-04-17

anond:20190416172832

XP自作関係を知らなかったり

XP自作関係についてなんて誰も書いてなくて、

2001年発売のXP90年代後半にPC普及率を伸ばすのはタイムスリップしないと無理でしょ、

という話をしているんだが。

頭悪いのか?

吉里吉里吉里吉里2を一緒くたにしてたり

吉里吉里吉里吉里2の登場時期を分けてる記述に対してその反論マジで意味わからん

頭悪いのか?

ねとらじ知らんとかよくわかってないやつ

マジで知らんしな。

2007年時点で月間のリスナー数が10万人程度らしいし。

当時のはてなUUより小さいんじゃないの?

あと増田は都合よくスルーしてるけど、

アダルトゲーム市場が拡大したのはサターンで18推の販売が停止されたから」

の論拠が崩れてるのはデカいよね。

初っ端からこの程度の雑な認識で語ってるんだ、っていう。

元増田の主張を総合すると、

1996年SSで18推ゲームの発売が禁止されなかった反動エロゲ市場が拡大し、

2001年XP発売からPC価格が下がって1990年代後半に家庭に普及、

2000年から2005年ごろまでFlash動画ツクール流行ったのち、

1999年にほぼ同時に吉里吉里NScripterが登場したこときっかけに、

2005年から2006年にかけてノベルゲーム製作ブームが到来、

それにより2002年エロゲは最盛期を迎えたものの徐々に衰退、

2005年から新ジャンルSSブームなどに取って代わられるが、

2007年ニコ動が登場したことで完全にブームは終息した。

ということになるけど意味わかる?

2019-04-16

anond:20190416105947

XP自作関係を知らなかったり、吉里吉里吉里吉里2を一緒くたにしてたり、ねとらじ知らんとかよくわかってないやつがよくわからないで年代書いてるだけじゃねぇかw

2019-04-15

anond:20190415042641

この系統話題を見るといつも思うのが「ノベルゲーム製作ブーム」という要素を無視しているということ

1996年セガサターンの18推ゲーム販売が終了すると、アダルトゲーム市場は一気に拡大する(これはサターン反動だと思ってる)

しかしながら当時の中高生セガサターンというエロ供給機を失い、登場まだまだ普及しきったとは言えなかった高価なPCを所有できるはずがなく、悶々とした日々を過ごすこととなる

2000年代へ入るとWindowsXPの登場やPC自作ブームBTO興隆によってPC低価格化が進行し、何処の家庭でもPCを所有することが珍しくはなくなってきていた

そして興るのはオタククリエティティの発露先としてのFlash動画ブームRPGツクール2000ブームである(RPGツクール2000現在販売されているほどのロングセラー)

特にFlash動画現在ではFlash黄金期と称されるほど大人コンテンツ上り詰め、日々新しい表現や試み、作品が生まれていた

しかしそんなFlash動画盛者必衰は避けられず徐々に人気が低下していった

そんな中で2つのソフトウェアがほぼ同時期に登場、それが吉里吉里2とNScripterである

それまで同人ベゲー(当時のノベゲーは美少女恋愛ADVゲームとほぼ同義)は吉里吉里2の前身である吉里吉里RPGツクールで無理矢理に実装するのが基本であり、この2つのベゲエンジンの登場はゲーム製作ジャンル界隈へ大歓迎された

Flash動画が低迷しオタククリエティティの発露先が失われつつあった

紙芝居などと揶揄されるが、そんな紙芝居を楽しんでいたのがFlash動画ブームだった

皆がPCを所有し、PCが安くなったからこそデジタルへ転身する絵師が多く現れ始めた

巷ではエロ原作アニメが大流行した

エロ供給機たるセガサターンを失った過去シナリオに熱いパッションを宿した

オタクは優れたノベゲエンジンを手に入れた

すべてが揃っていた、これは時代必然であった、ノベルゲーム製作ブームが到来する

ここまでの話が2000年から2005年までのもの

ここから約2年間ノベルゲーム製作ブームは続くが、やはり飽きは来るもので次第に衰退していった

ノベルゲーム製作ブームの代わりに登場するのが「新ジャンルSS」と「ねとらじ」であり、2006年末にニコニコ動画の登場、2007年ニコニコ動画βとなりMAD動画ブームが興ってオタククリエティティの発露先がニコニコ動画βとなっていく(ねとらじ民はニコ生が登場すると移住する)

から俺の結論として「エロゲ衰退の理由エロゲ作りに飽きてみんなニコ動を楽しむようになったから」だ

2019-03-30

ありがとうDJポン太

2ちゃんにあった実況板にあったskypeで知らない人・国に安価突撃リレーラジオ

2007年そこで私はラジオDJとして学生時代に遊んでいた。

DJ名はひろしの嫁で、

安価で決まったハンドルネームはきこえなくなっただった。

しばらくしてねとらじ自体過疎化して、

繋がりも薄くなってしまったけれど基本はPCを使ってインターネットをする時代で。

2019年の今と違って、youtuberなんかいなくてUstreamちょっと出てきたくらいで、

米津玄師もまだいなくて、ツイッターラインもなくて。

あのころインターネット匿名性が高いようで高くなくて、

今みたいに実名ありきでなくて、

世界中の知り合いでない人とも繋がることができる世界だったのかと思う。

そんな時代に知り合った仲間が急逝した。

DJポン太。出会った時は35歳。まだ40代だ。

だいぶ長くなるかもしれないけど、今日のことは記しておきたくなった。

2019年3月23日心不全で亡くなったと彼のお仕事仲間の方から

facebookメッセージを通して3月28日の夜に連絡がきた。

3月30日の13時から火葬場に行く前に斎場お別れの会を開催しますと。

12年前のリアル世界では、プロデューサーとして一流な仕事人と聞いていた。

でも、Skype上では酒、タバコ、女、鉄道アニメが大好きで

すぐに下ネタに走るし、ド変態だし、セフレいるし、すぐにヤろうとかいうし、

お金持ってるはずなのに、たまに本当に金欠お金貸してとか言って踏み倒すし、

強引でくずだなあwだと思っていた。

本名も知っている仲で、オフあったのも数える程度だったけど会っても同じ感じで

でもなぜか、嫌いになることができなくて、

猫が好きで、酔っ払ってすぐ仕事とはこういうものチャットで語り出して

しろ仕事姿勢の話はほんと尊敬していて不思議な魅力のあるナイスミドルだった。

ここ5年くらいは全く連絡していなくて、

こないだつい3週間前に偶然facebook誕生日ポップアップが出てきて

おめでとうとメッセージを入れたぐらいだった。

そんな彼が亡くなったと。

リアルあんまり知らないけど、仕事と遊びには本気を出す人。

しかしたら名前を語った嘘かもしれないし。

昔の交友関係だし、ましてやネットの中での友達だ。

そんな彼の訃報が本当だったら?

12年前に、俺を呼べるくらい仕事成功するいい女になれよ、と口癖のように

チャットでも、通話でも、オフで会った時も言っていた姿がよぎった。

嘘だったら、嘘でもいいし。

本当に最期なら挨拶したいと思って、今日、3月30日に横浜斎場に足を運んだ。

もし本人が生きていてちゃんとした喪服で行かなかったら、

お前、こういう時はちゃんとした格好しないとダメだろと、

怒られるなと思って喪服も昨日急いで10着ぐらい試着して1着買った。

今日の空はどんより鈍色で、少し寒くて。

電車の中で、もしかしたら生前葬かもしれないとか考えたりしていたら目的駅に着いた。

斎場までの道のりで同じように黒い格好をした女性にあった。

しかけると目的地は一緒で、彼に仕事を頼んでいたクライアントさんだった。

彼女も先日これからお願いしますと挨拶したばっかりで、びっくりなんですと。

そんな話をしていたら、斎場に。

斎場は少し寂れたこじんまりとしたところで、

受付して10mもしない先に彼の棺と思い出の品々があった。

お線香の匂いがして、棺の右隣にお母様とご親類の2人立っていて。

女性が2人泣いていて。

お焼香の仕方もおぼつかなくて、きたよと挨拶したけれど本人と顔をあわせるのが怖くて

棺の中は見れなかった。

棺の横にはサッカーユニフォーム写真や猫を抱っこしている写真もあって、本人だ。と思った。

仕事仲間で今回の会をお手伝いしている方が

時間になったら献花とお見送りに向けて声をかけますと言われて待機することにした。

お別れをしにきた人数は30人いるかいないかぐらい。

同じように待機している人20代くらいの2人組に話を聞くと、

4、5年前に知り合ってスポーツ関連の仕事を紹介してもらったんです。

お酒タバコがだいすきで、仕事オンオフがはっきりしていて熱い人でしたよ。と。

もう一人同世代の方とも話したら、

仕事に厳しいけど、認めてもらえるのが嬉しかった。

仕事に熱く、クライアント先で話し出したら10分ぐらい一人ノンストップなんですよ。と

笑いながら話してくれた。

12年前に私が思った印象とあまりリアルも変わらないんだな。と思った。

私も正直にネットで知り合った友達と伝えると、みんな意外そうな顔をしていたけど、

彼らしくいろんなことに手を出してるね。と笑っていた。

そんなことを話していたら、時間になってお母様のご挨拶があった。

お母様に挨拶させるなんて。

彼のお父様が若くに亡くなって、形見結婚指輪をはめて大事そうにしていたことを思い出し、

なにやってんだと悲しくなってしまった。

親族がお棺を開けてYシャツネクタイ上着、彼の苗字が書いてある日本代表の青いユニフォームをかけてあげて。

マルボロだったり、ミニカーだったりを入れて献花の時に最期に顔を見て挨拶した。

昔と比べて白髪しわが増えていたけれど安らかな顔をしていた。

ぽんさん、

さぶりにあったけど、怪しい風貌あいかわらずじゃん。

相変わらずスーツが似合うね。

なんでか涙でちゃうなあ。

スカ凸のDJさんたちもきたがっていたよ。

リアルの人の話きいたけど、あいかわらず若い人への応援が熱いね

喪服6万円のなんだけど、もっとちゃんとしたやつ買ったほうが長く使えてよかったかな?

昔、服を買うなら一流のやつを買って長く使えって言ってたもんね。

お母さん悲しませちゃダメだよ。彼女さんも泣いてるよ。

ちゃん仕事できてるかな。ぽんさんがいういい女になれてるかなあ。

ねこちゃんどうするの。

ありがとう

そんなことを心の中で思いながら最期のお別れをした。

霊柩車に乗って彼の棺はお母さんと、弟さんと彼女さんの3人と斎場を離れて

お別れの会は終了した。

どういった人選をされたかからないけど、この場に来れてよかったと思う。

なぜかと言ったら失礼だけど、意外と彼が亡くなったことが悲しくて、

亡くなっても、なお人の死に慣れろよと、勉強させてもらっている気がする。

笑いながら、俺職場でも私生活クズだけど仕事尊敬できますよねって言われんだよね。と

語っていたのを思い出した。

当時も学生だった私に社会の仕組みを色々と指南してくれた。

彼と色々12年前に話した思い出の中で一番印象に残っている言葉がある。

会社歯車になれ」

歯車は、その機能必要から付いている部品なんだ。

会社歯車ってことは、必要人材ということだからな。

よく聞く「俺は会社歯車だ」と愚痴るやつは歯車じゃねえ、会社にとっては埃なんだからと。

ネットで知り合った人だし、彼の一部しか知らないけれど、

いま社会人として仕事をしている私の礎になっている言葉でもある。

実行できているかはわからないけど、これからもこの言葉を大切に仕事人として歩んでいこうと思う。

ありがとうDJポン太。

先に逝った飼い猫のポン太を撫でられているかな?

落ち着いたらまた、お墓に会いに行くね。

明日からもまたぽんさんに言われたこと思い出して仕事するよ。

安らかにねむってね。

きこより。

2019-03-25

オタクバッシングって女ということがコンテンツだったからだと思う

顕著になり始めたのが2ちゃんねるニュー速VIP興隆する直前、一気に加速したのが電車男以降だよな?

ニュー速VIPで女であることがコンテンツであると確定し、その後のねとらじニコニコ動画では知っての通り

散々問題を起こしサークルクラッシャーだのオタサーの姫などと揶揄されるまでになったのは日本ネット歴史的事実だよね

えっ?「そんなの一部のオタク女だけ」だって?そうだね「イジメてたのも一部のオタク男だけ」だよ

2018-11-23

Vtuber黎明期から見てて、自分Vtuberになろうと思って色々と準備してて、デビュー目前までやったが問題と疑問が発生したので、結果的デビューするのは辞めて今に至る。

問題の方は、割とありがちな資金面問題。だがこっちの問題シンプルな話なので取るに足りない。

重要なのは疑問の方だ。Vtuber側とファンリスナー)側の問題だ。

Vtube側に関しては、よく見ている人なら分かると思うが、生配信がメインで基本的雑談ゲームばかりで、Vtuberもとい「バーチャル」というスタイル環境を全く生かせてない問題

リスナー側に関してはモヤモヤを感じてて上手く言葉に出来なかったが、昨日のバーチャル蠱毒に対するファン側の反応でハッキリした。

Vtuber界隈がやろうとしている事、そしてファン側が求めていること、この両方において私が考えるVtuberの考えたが丸っきり違う。

オタク的な言い方になってしまうが、分かりやすい言い方をすると「解釈違い」だ。

1から10まで説明すると長くなるので出来るだけ短く言うが、Vtuber側に関しての違和感は今年の春前には覚えて、その現状におけるVtuber界隈の主流を気に入らないと思い

現在の主流を一切やらない方法で、バーチャルらしいVtuberをやろうと考えて冒頭の状態まで準備した。

だが、ファン側の反応を見ていると疑問を抱きストップがかかった。


昨日の件で分かったのは、「Vtuberファンは、Vtuberに対してバーチャル要素を求めている人がほぼ居ない」という事実だ。

この場合バーチャル要素とは、2D3Dかという話ではなく、そんな事は重要じゃない。どちらもどちらなりの魅力がある。

主軸がズレるので多くは語らないが、バーチャル蠱毒に関して私が思ったのは「こんな事バーチャルじゃないと出来ないじゃないか!」と気分が高揚した。

しかし、ファン側の反応は否定的意見が多く、こういう方向は求められてないんだなと明確に把握した。

かにバーチャル蠱毒問題点も多いが、バーチャルじゃなければ出来ない事だ。せめて賛否両論意見五分五分ならいいが、パッと見た限り否定的意見が8~9割。

恐らく、ファンが求めているものは、ねとらじニコ生流行った時から何も変わっていない。配信元とコンテンツの外見が変わっただけだ。

やる側が変わっても、見る側が変わらないんだから仕方ない。そして見る側が求める事をやると結局、過去コンテンツとやる事が一緒になるんだろう。

少なくともVtuber準備したのにも関わらず辞めてしまった事に関しては後悔してない。

しいていえば準備したキャラとか設定がVtuber専用にしちゃったから、他に流用出来ないから勿体無いなという事だろうか。

仮にデビューしたとしても、目立ちたくは無かったし、自分がやろうとしている事は主流に反することだから再生数三桁・チャンネル登録者も三桁もいかない予想は承知の上なのでその部分については別にいい。

ただ、Vtuber本人には冷めつつあるが、ファンに関してはもっと冷めた。

Vtuberに対してバーチャル要素を求めないファン」、一方「賛否両論はあっても、三次元という意味でもリアルという意味でも現実に縛られず、バーチャル世界じゃないと出来ない事を色々とやるべきだと考えている私」解釈違いだ。

これではVtuberになるのが馬鹿馬鹿しい、だからVtuberになるのは辞めた。

折角のVtuberなのに、ファンバーチャル要素を求めないというのであれば、やはりVtuber界隈は衰退するしかないんだろうな。

ファンコンテンツを潰すってこういう事なのかもしれないな。

2018-10-30

個人によるサブカルメディア放送歴史

海賊放送(不法無線局)

アマチュア無線FM放送によって法律違反した電波帯利用、強度電波によって放送される無許可ラジオ

当然ながらバレると摘発され罰金刑を貰うが、無線局運営者が学生だったりすると注意だけで済むことがある。

アマチュア無線をやっていると「ラジオやったら面白いんじゃね?」と発想しやすいため(未成年なら尚更)、アマチュア無線全盛期ではかなり問題になった。

ただし、地域アマチュア無線コミュニティが大抵は遵法派が多いので、地域アマチュア無線コミュニティメンバーから摘発される前に無線上で注意することが少なくない。

クロスベアリング法などによって不法無線局(≒自宅)は簡単に割り出されるので、法律は守ったほうが良い。

この件で代表的ものは「FM西東京事件」が有名。運営者は大学生だった。

ミニFM

免許必要としない無線局で、放送法上では放送局ではない。

超極狭エリアでのみ受信できるFM放送で、実際のところコチラがサブカル放送のメイン。

大半が音楽を垂れ流すミュージックラジオであったが、普段音楽を流しつつ、番組表を作りトークラジオもやるという局もあった。

リスナーからメッセージ郵便局私書箱を設置して受け付けるスタイルほとんど。

稀に地域アマチュア無線おじさんがやる気を出し地域イベント情報提供を行う目的ラジオ放送したりするのに使われたこともある。

この特性から同人誌即売会などでもミニFM限定的に開設されることも多々ある。コミケ参加者バッテリ駆動できるFMラジオ受信機を持っていくと新たな楽しみが増えるかも知れない。

Podcast

長らく個人によるサブカルメディア放送ミニFMが主要なプラットフォームであったが、ブロードバンドの登場によりミニFMからインターネットを通じて放送するPodcastへ移行する者が増えた。

WMAMP3で収録し配信するスタイルは非常に気軽で様々なPodcastチャンネルが生まれたが、Podcastブーム煽りを受けてあまりにもPodcastチャンネルが生まれすぎて混沌と化す。

そして同時に今までリアルタイム放送をしていた者達からするとPodcast感覚が掴めない、配信する環境を整えられないという欠点存在していたので、Podcastリスナーを取られたミニFM局が終了するなどが相次いだ(ミニFM終焉の原因がPodcastかは不明)。

Podcastは全盛期よりもリスナーが減ったとは言え、幾度かの転換点を迎えて今日も続いている。

ネットラジオ

ブロードバンド進化のお陰でリアルタイム配信可能となったことで誕生した音声配信サービス

日本では「らじおちゃんねる(後のねとらじ)」がブームとなり認知度が上がり、更にTVワイドショーで紹介され一部の一般人にすら認知されるようになった。

2ちゃんねるの実況板文化から派生したインターネットラジオを介した声によるTV放送実況は文字ベースの実況からの1つ転換点だったと言える。

極少数例ではあれど、ゲームを同時に起動してボイスチャットのように利用してMMORPGなどをプレイする用例や、ビジュアルノベルゲームをみんなでプレイするなどの用例もあった。現在で言うゲーム配信に近い。

こちらも全盛期と比較してリスナーは減っているが今日も続いているが、個人的な印象としてPodcastの方がリスナー人口は多いように感じる。

インターネットラジオが登場した頃にはミニFMはほぼ壊滅状態にあり、現在では極々一部の趣味人によってのみ期間限定運営されていることが多い(有名な老舗もいくつかはある)。

Adobe Flash

様々なメディアを埋め込みつつ、プログラマブルプラットフォームとして開発されたシステム

2ちゃんねるを中心に爆発的流行をし、現在Webクリエイターの中にはFlashで注目された者も居る。

現在でいうところの「コラボ」も数多く行われ、様々な表現実験の場となり、今でも参考になる発想が多い。

企業Webサイトでの採用事例も多く、インターネットの一時代を築いたと言っても過言ではない。

現在は惜しまれながらもAdobeFlashサポートの終了予定発表やHTML5の登場なども合わさり採用ゼロに近いものとなっている。

ニコニコ動画

Youtubeに感化され、2ちゃんねる実況板の影響を取り込んだ動画文字を表示するスタイル確立したのがニコニコ動画

当初は違法動画アップロードサービスと化して居たが、MAD動画ブームを皮切りにクリエティティの発露の場として成立する。

Flashからの移行組も数多くおりニコニコ動画黎明期を支え、次代にその技術を伝えた。

TV番組実況やゲーム実況が映像と音と文字により完全に成立。

2ちゃんねるDTM板のVOCALOIDスレしか注目されていなかったVOCALOID初音ミクの登場によりニコニコ動画で再評価され爆発的ブームが起こる。

初期のVOCALOID2ちゃんねらー全体で言えば知らない2ちゃんねらーの方が圧倒的に多い状態であり、何ならDTM板住人であってもDTM Magazine読者くらいしか知らないレベルであった。

更にはMikuMikuDance(MMD)の登場により、Flash時代ではマシン性能の兼ね合いで難しかった個人による3D表現が本格化。

現在Vtuberに近いMicrosoft Kinectとの連携によってMMDモデルを動かす試みなどが始まる。

そしてニコ生リリースされるとリアルタイムゲーム実況が確立され、現在Youtube LiveやTwitchの萌芽とも言える状態だった。

一部では現在でいうところのVLOG投稿する者もおり、様々な試みがなされた。

しか運営側の迷走の伴いサービスのコンセプトや品質陳腐化し、対応が後手になってしまユーザが離れるという事態に陥った。

現在ではユーザ目線での改善に力を入れているらしく今後どうなるかが注目される。

Youtube

そして現在個人によるサブカルメディア放送Youtubeがメインのプラットフォームへとなっている。

特徴的なのがニコニコ動画では登録者すべてがいわゆるニコ厨と呼ばれていたのだが、Youtubeでは動画投稿者がYoutuberで視聴者リスナーと呼ばれている点である

ニコニコ動画からコンテンツをそのまま移行したYoutuberも数多いが、元々ニコニコ動画投稿していた者は実写系が少ないという特徴がある(一部例外も居る)。

ニコニコ動画が自らコケたという部分もあるが、堅実に強化とユーザビリティの向上に努めたYoutube日本サブカル層も無視できなくなり、今日Youtube人気を決定付けた。

ニコニコ動画時代では少なかった顔出し実写系動画が増えたり、マシン性能の向上によって実現を果たしたVtuberの登場など個人によるサブカルメディア放送は転換点にあると言って良い。

次は何か?

プラットフォームの移行が発生するかはわからないが、これまで顔出しを拒んできたサブカル層が徐々に顔出しするという動きが昨今では起きている。

日本ではこれまで大手メディアの影響などにより社会全体でのオタク蔑視時代があったりなど海外に比べてサブカル層は顔出ししにくい環境であったとされてきたが、世代交代が進んできたのかサブカル層の顔出しが起きている。これは良い環境変化だと言える。

この次に何が起きるか?と言えばおそらくは「実名活動・顔出しの敷居がより下がる」程度にしか予測はできないが、様々な選択肢が増えることは歓迎したい。

視点を変えれば旧来のサブカル層が若い世代が持つ印象に救われつつあるわけだが、その若い世代技術継承したのは何だかんだで活動を続けてきた旧来のサブカル層なので、今後とも持ちつ持たれつという関係を築けていけたらなと思う。

そして続けて現れる今の若いサブカル層の技術継承した次代・次々代の子たちがどんな風にクリエティティを発揮するか楽しみでならない。

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