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はてなキーワード: エモいとは

2022-08-06

タツキ、ノーランダフト・パンク

タツキの漫画に本物の感情が見えない、という増田さんの増田ブクマ集めていたが、個人的にはそのトラバタツサンプリングDJ説が納得行った。大量のインプットから好きなとこサンプリングしていいの作るやつ。サンプリング編集であってただのコピペではない。やはりそこは天才。大量に映画見ただけで自分作品アウトプット出来る人は少ない。

ただタツ作品に体温というか感情を感じないなーというのはわかる。岡崎京子作品さらに冷やしたくらい。登場人物感情、ではなく、作者の感情。そしてどこか冷めていて突き放した演出が魅力なのもよくわかる。

ノーラン作品にも同じようなことを感じる。ものすごくエモなシーンを描いていても、それは「こういうのがエモと大衆は感じる」と学習した冷めた何かがやってるように見える。たしかエモいエモいけど。

タツ作品を見てノーランとは逆方向に思い出したのがダフト・パンクだ。

過去名曲から大量のサンプリングをしてエモい曲を沢山作り、とうとう偉大なミュージシャンたちとコラボやって賞も取った。こっちは何故かすごくエモさを感じる。エモのサンプリング

別にどちらが偉いとか偉くないかではない。作風の違いでしかない。

何が言いたいのかわからなくなってきたが、この3つは自分の中では同じ思い出グループに属している。

2022-08-04

anond:20220804175819

それは確かに少年漫画雑誌子供から大人まで読むもんな。ワンピースからチェンソーマンまで載ってるし。

青年漫画雑誌はさすがに子供はあまり読まんだろうけど老若男女が読むし。読者の性別年齢層の割合雑誌によるだろうけど。少女漫画雑誌はそれぞれの読者の年齢層に特化されてる。

関係ないけど自分タツキはnot for meだった。短編にせよ何にせよエモいと言われてる部分が、そっすね確かに…みたいな。何十万時間古今東西映画を見て人間とエモを学習した宇宙人AIがエモを出力、みたいなイメージノーラン作品から受ける印象と似ている。

あと関係ないけどよくエロで騒がれてるジャンプ漫画読んでみたが、普通にエロしかないマンガでびっくりした。それが悪いとか少年漫画誌に載せるなとかい意味ではなくて、エロ以外に読むとこねーな…っていう。エロ目当ての子供にリーチして売る、っていう手法何度でも繰り返すのだな。売れるから

anond:20220804162915

強者男性が生み出した弱者男性ベビーカーの女が攻撃されるのってエモいよね

因果応報というか、身から出た錆というか…。

2022-07-25

「みんなが知ってるもの」の見つけ方

昔はテレビに出てくるものだった。周りが良く買ってる雑誌というのもあった

今ってインスタやTikTokなんだろうけど、発信側が流行を決めるというより、クラスインフルエンサー的なスクールカースト上位が「これめっちゃエモくない?」みたいに見せてきたもの

「マジエモい~」と思ってもいないのに賛同して、拡散のお手伝いをする

という感じで「みんなが知ってるもの」を見つけてる(作ってる)んだろうかと予想

結局発信者が変わっただけで、今も昔も「みんなが知ってるもの」って誰かが広めたかったものなんだなあ

2022-07-24

anond:20220724184013

単なる宗教の違いで戦争なんかしないよ

相手土地価値のあるものを奪えるから戦争するの

宗教の違いで戦争が起きるって考えるとエモいドラマチックだし感傷主義を満たすから間に受けやすいけど

単に地球上に豊かな土地とそうじゃない地獄土地があって、資源の奪い合いしてるのが戦争実態

2022-07-19

もう新しい動詞形容詞って生まれないのかな

ググるとか、エモいとかクリックする みたいな英語系じゃなく、純日本語で新しい言葉(特に動詞形容詞)ってもう生まれないの?

もしそうだとすると、過去に作られた動詞完璧すぎるか、または日本初の新しい産業文化が生まれていないのか。

俺が思いつかないだけかもしれない。もしあったら教えてほしい。

なんかたくさんのコメントがあって面白いな。

自分では思い付かないことや、確かに〜って思うこともあった。ありがとうございます

個人的に思うのは北海道の「うるかす」=水につけてふやかす って方言日常使いしやすいと思うんよね。普及しないかな。

2022-07-12

米津玄師LemonのMVの足見せって当時話題になった?

ここがすごくエモいというかエロい

https://youtu.be/SX_ViT4Ra7k?t=203

当時は米津玄師をあまり聞いてなかったから知らないんだけど、当時話題になったのかな?

最近ここばっかり見てる。チラリズムってすごいな。これが性癖に刺さるというのかな。

2022-06-24

anond:20220624073024

10年間片思いで、4回目の告白でもフラれるのがエモいという曲なんだろうか

2022-06-07

腐女子感情分析言語化を拒むのってなぜだろう

腐女子って、推し語りとかはめっちゃするけど、なぜか自分感情分析平易な言語化をしたがらない。不思議に思う。

しかしたら女オタク全般なのかもしれないが、私が交流のある女オタク腐女子で、非腐女オタの生態が曖昧なので腐女子として書く。

言語化しないというのはつまり評論批評的な作品への言及をしたがらないし(稀にする奴は浮いてるとして敬遠される)、「地雷を嫌がるのはこういう感情の動き」みたいな言語化もしたがらない。

たまに「地雷って何がどう地雷なのか」みたいな話をしていることはあるが、そこではアレルギーなんですとか宗教なんですとか、地雷というたとえ話にさらにたとえ話を重ねていて、共感や説得の手法としてはアリだが分析言語化はされづらい。

それに自分分析をしたがらないだけではなくて、他者分析していると「わかってない」「レッテルの押しつけ」という反発が大きい。

言語能力が高い人は十分いるのに、不思議だ。


もちろん分析的な言語化にある種の乱暴さがあるのは間違いない。

たとえば物語作品理論的に分解して言語化するのは、マジックネタバラシのように、「魔法面白さ」をある程度解体にして「仕組み的な興味深さ」にしてしまう面はある。

感情分析も、言葉からこぼれ落ちるもの絶対にあるし、それがむりやり型にはめることになるのもたしかである

そうではあるが、それでもその「言語化という乱暴な試み」には価値があると思うし、男性ジャンルだとそのような蛮勇をするやつがそれなりにいる。

年々、評論家気取りのオタクが嫌われるようになっている傾向は男オタクにも言えるのだが、それでもやろうという奴とそれを読む奴は今でも出てくる。

でも評論気質腐女子は本当に居場所が作りづらい。


なぜBLを好むようになったかという話題で、ハマるきっかけになった作品を語ることは盛んだが、己の欲望や執着がどこから来るか分析するのは嫌われる。

地雷を見た時の拒否感がどのような感覚なのかを表現する言葉は見るが、その拒否感を分解することはされない。

エモい作品のどのシーンがエモいのかは熱く語られるが、どうしてその描写がエモく感じられるのか、ここでいうエモとはどのような感情なのかを明確化することはやってはいけない。

男性ジャンルでも、このような分析をすると「無粋だ」「野暮だ」「理屈っぽい」「難しくいおうとしてるけどただ可愛くて好きなだけだが」と散々叩かれたりするのだが、それでも分析したいという欲望が抑えられない奴らが活動しており、何年後かにはそれが界隈の財産になっていることも多い。

だが腐女子ジャンルだと、なんというか本当にタブーという感じがある。

言語による解剖の手際がいい話ほど、「恐ろしくて存在すべきではない話」のように思われる。

己の欲望コンプレックスや悪意の根を探る/探られることへの恐怖が男性より強いような。

なぜなんだろうな。

anond:20220607014124

かに少しズレたら悪趣味な感じの不思議ニュアンスのある時代だった気がする

俺も子供だったからアレだけど

レトロじゃなくてやっぱ90年代エモいって感じだわ

好きだった漫画が死んだ

いやあの「漫画家」が死んだわけではないので安心してもらいたい。

聞いてくれよ。自分フェチドンピシャドストライクな漫画を見つけたんだわ。

運命だと思って毎回第一から読み返し、拝み、いいねを押し、「単行本待ってます!!」と暑苦しいメッセージまで送った。

が…。死んだ。作品として死んだ。

フェティシズムをくすぐるタイプ作品というのは、個人的意見ではあるが、下品上品ギリギリを攻めるものだと思ってる。

以前はそのバランスが神がかっていたのに…。哀れ、下品の崖から滑落してしまった。あぁ。

途中から唾液をベチャベチャ、擬音もベチャベチャ、乳首舐めたり、雑菌がどうのこうの言い出したり、汚いだけの作品に成り下がってしまった。

猫や爬虫類にチロチロッと舐められていたのが、いつの間にか牛や大型犬にベチョベチョ舐め回されていた感じだ。担当編集者が変わったのだろうか?

捕食シーンもほとんど無くなってただ舐めてるだけだし。じゃあ主人公である必要なくね?恋愛要素としては「それでも主人公を選ぶ」あたりがエモいんだろうけど、そういうの求めてないんだよ。なんなんだ一体。

あ〜。

ショックだ〜。せっかく単行本も出たのにー。絶対家宝にしようと思ってたのにー。

でも表紙の絵はすごく可愛い!!ちょっとだけ悩むな…。

でも一番良かったのは無料公開されてる第一話なんだよな…。web公開終了で単行本に収録される部分は悪くなる一方ってわかってるからな…。

あー。

目を覚ましてくれー。

ももし、この路線変更で人気が出たのだとしたら、元ファンとしては嬉しいよ…。さよなら…。

2022-06-04

pixiv運営悪口を言いたい

書き殴ってるしめちゃくちゃ長いです。

2010年前後の話なので今はどうかわからないけど、

まだランキング総合オリジナルに分けられていない時代ジャンル二次創作デイリーランキングが埋め尽くされ実力のある一次絵描きが埋もれてしま現象に不満の声が上がっていた。

それで運営オリジナルタグプラス補正、人気版権タグマイナス補正、また軽度な性的表現同性愛要素のチェック項目も作り男女で人気に偏りがある場合マイナス補正、とランキングアルゴリズム唐突に変えた。

ランキング上位から腐向け漫画や全年齢ギリギリを攻めた発情顔の萌え絵駆逐されエロ記号抑え目の美少女+背景までしっかり描き込まれた美麗系のイラストばかりランクインするようになった。

この傾向はオリジナルランキングと男女別ランキングが導入されてからもなぜか続き、映画蜜のあわれプレゼンで「この世界観pixivではなく実写で見られる贅沢よ」的なことが書いてあって「あぁもう今の人にとってpixivサイト色はアンニュイ美少女が夢と現実の間を揺蕩うようなエモいもので、真面目な絵師朝目新聞から移住したパロディ屋が混在するカオス空間じゃないんだな…」となんとも寂しい気持ちになった。

pixiv営利企業な以上推奨作品優遇も仕方ないのかもしれないけど、少なくともコミケ運営のような「すべての表現を受け入れる」という理念はないと思う。

ただムカつくのがpixivクリーンイメージにしたそうな割に二次創作禁止にもしないしYouTubetumblrのようにエロ禁止にもしないところ。

それどころか「同人誌なんてめんどくさいもの作るより美少女イラストで客を釣れるだけ釣ったらR-18差分pixivFANBOXに載せた方が稼げるよwマージンは払ってもらうけどねww」なんてことやってる。

よく同人作家について「人気版権という他人の褌で相撲を取ってるくせに一端のクリエイター気取り」と揶揄されるけど二次同人が卑しい商売ならそのおこぼれにあずかっているpixivはなんなんだよと思う。

pixivそもそも無償作品投稿してくれる絵師とそれ目当てにアクセス課金してくれるROM専がいないと成立しないサービスで、確かに便利だし商業デビューした人もたくさんいるけど出版社みたいに作家原稿料払って担当付けて育成してるわけじゃない。

あなたの作りたいを応援しますー美術手帳特集されましたー現代アート集団コネありますサブカルチャーの受け皿で日本最大のクリエイターポートフォリオサイトですーほら見てください著作権侵害してない美麗絵ですよー」といくらアピールしたところで他人の才能に便乗してるだけだし…。(以前はてブの人気エントリに上がっていた意識の高い退職エントリ見て「でも結局自己顕示欲と性欲に負けて二次創作という禁断の果実に手を出したオタクのおかげで大きくなった会社でしょ?」と思った)

pixiv自体は何もクリエイティブなことをしない代わりにユーザーをあたたかく見守ってくれているかというとそうでもなく、カオスラウンジ騒動運営批判作品は即BANもしくは一方的センシティブ設定・改悪され続けるUI特に絵描きの顔であるアイコンの大幅な縮小とサムネトリミング)など実際はクリエイターの嫌がることも何度もやってきた。

二度目の悪質なセクハラ報道に「仕事の告知など替えの利かないサービスとして利用している人が多いのに責任感のない企業」という批判も見かけたけどそもそもpixivクリエイター支援するなんて理念はないと思いますよ。

pixiv運営が愛しているのはお金取引企業アピールできる文化貢献的なイメージで、キモオタ腐女子運営批判するヤツは表に出てくんな(でも退会はしないで引き続き養分になってね)ぐらい思っててもおかしくない。

でもセクハラでやっと燃えるあたりpixivセルフブランディングってけっこう成功してるんだなと思う。

他のwebサービスに関するブコメ見てると「メルカリ転売ヤー巣窟youtubeは謎のBAN基準クリエイターを守らない、ニコ動ゲイフォビア、仕事をしないTwitterJapan」とかけっこう批判されてるのに。

舌鋒鋭いはてな民なら「本来けがえのないはずの個人製作作品に単純な評価基準を設け競争心を煽りオタクリビドーで飯を食っている癖にオタク冷遇自分の懐は痛めないのに若手クリエイターパトロン面する悪徳企業」ぐらい言ってもおかしくないのになあと思いました。

2022-06-03

個人的に『勇者ミーリは58歳』を全く評価出来ない理由

勇者ミーリは58歳 - 寺屋キハチ/くろむら基人 | 少年ジャンプ+

https://shonenjumpplus.com/episode/3270296674382491466

はてなブックマークではほぼ絶賛一色ですが

個人的には「これがネーム大賞???」でした。

   

以下で理由を述べます

   

   

1.いちいちトカゲや竜を殺害してるのが不快

これは細かいイチャモンではなく話の根幹のことです。 

  

この作品

「『人類抹殺を図る魔王』というのは誤解で

 自分意志無関係に毒が噴き出てしまってるだけの人間だった」

「老勇者の戦いも実は攻撃や討伐を目的とするものではなかった」

と言うのが大ネタですよね。

   

そういう建付けならモンスターとのバトルも不要でしょう。余分どころかノイズになってる。 

  

  

勇者なのに戦いではない解決を目指す、強さも求めない

がミーリの個性と斬新さであるという作品

こういうバトルや殺しを見せる必要は全くない。

 

更には作品全体やメイン二人がまあ優しさや思いやりみたいなことをテーマとしてるのに

生き物を結構残忍に殺す描写を入れる理由はなんなのか。

    

別に殺しを描写すること自体問答無用ダメだ減点だなどと言ってるのではなく

作者がきちんと考えたうえで描写しているとは見えない描写が多い、  

そのことが作品の質を落としているという話です。

     

 

無駄に殺しの描写を入れることに疑問のない時点で

「戦わない、恐ろしい相手でも理解する、相手のために頑張って互いによいものを得る」

という作品ライン統一感がなくなり薄っぺらくなるでしょう。

あー作品で描いてることが作者の骨身から出てないんだなとわかってしまう。 

  

ネットのやっすい反応

「はー、いいもん読んだ。」

「泣いた。最高すぎる。映画で見たい。」

「あーー良くて泣いちゃった。すごく好き。」

みたいなのをなるべくたくさん稼いでバズりたいなあという算盤でやってる。

自作品に没頭できない創作特有の痩せた考え があるだけなんだなと。

  

 

またもっと単純な話

ミーリの設定的にもあのバトルはよくないですよね。

 

ミーリは歴代勇者の中でも攻撃の才能がある方ではなく

その後の人生かけて探求するのも攻撃術ではないんだから

若い頃に苦戦した竜を楽に穴だらけにして一方的に殺せるようになりました」

なんて描写は焦点がブレるでしょう。

攻撃力が上がってる描写は要らない。

魔法研究余録攻撃力が上がってるとしてもそれを見せる必要はないんです。

   

しろ若いはいきがって激闘してたけど

今は戦わずに竜を落ち着かせてするっと通行出来るようになりましたとかなら

ミーリの過ごした時間や身につけたもの言葉を使わずに見せられたというもの

 

 

「ここは何のために竜を殺すの?この描写の狙いちゃんと考えてあるの?」

と詰めない担当編集はお給料泥棒です。

 

 

 

  

2.魔王の設定もちゃんと考えてない 

同じことはもちろん魔王にも言えて

自分の体質を忌まわしいと思ってる魔王

たか説明の為にその体質使ってトカゲの命を奪うのは引っ掛かります

  

殺生しないために数百年同じ場所に留まってる人間の行動として違和感があるし

これから救う対象としてはなんだ結構嫌な奴だなあってなっちゃうでしょう。

 

    

もちろんこの時点で嫌な奴なら嫌な奴でもいいし

自暴自棄でワルぶった魔王の振る舞いとして生き物を殺すならいいんですよ。

そこでミーリに

「でもあなたは本当は殺すのが嫌なんでしょう?」

「でなければ同じ場所に留まって我慢しているわけないから」

看破されるとかね。 

 

でもそういう効果とかなんにもなくただ殺してる。

作者の無考えばかり伝わってくるキツい描写はノイジーなんです。 

 

  

 

3.不老不死毒ガス魔法の設定もてきとう

無考えノーアイデアストーリーの土台構造にも及びます

そもそも不老不死になり毒ガスを撒き続ける」って何のための魔法なんでしょうか?

その魔法を作った者の意図が全く触れられないので魔法がただのご都合装置になってるんです。

  

最大の障害無意味なご都合装置なので

その解析や理解や超克になんのドラマも生まれないんです。

 

 

この作品はミーリの挑戦のお話ですよね。 

ならば魔王から噴き出る呪いを解くには、魔王人格的に激突しないといけないでしょう。

魔王が「害意を持たず魔法に巻き込まれただけの人」という変化球でいくならば

その魔法の主の意図と激突しないといけないでしょう。  

 

不老不死毒ガス」という魔法がただの作者の都合以上のものであるなら、

その魔法を作った存在の願いなり祈りなり悪意なりがあるはずで、

ミーリがそれと戦ってこそ障害がただの障害装置以上のものになるんです。

 

なのにそこがなんにもないので

ミーリは努力して技能上げたので魔法を解けたって話になっています

 

問題解決障害克服がキャラの心の動きと絡み合ってないので

これはドラマになってないですよね。

 

 

4.国や勇者の設定もてきとう

作中説明によると

毒ガス耐性のある人間が数十年に一度生まれ勇者として育成される。

毒ガス散布者である魔王の侵攻を防ぎ、あわよくば魔王を倒して領土奪回するのが任務

これを何代もやってるっぽい。

  

なんで歴代勇者の誰も魔王の正体を報告してない?

 

たぶんどの勇者も何度も生還して何度も再討伐に向かって果たせず衰えたり死んだりして代変わりだよね?  

魔王に悪意はなく変な魔法にかかってるだけです。」

必要なのは国を挙げた魔法研究であの魔法を解くことです。」

「私は魔王との意志疎通やサンプル採取の任を負いましょう」

   

これを歴代の誰1人国王に進言しなかったのは何故?

 

 

無理矢理合理的説明考えるなら

歴代勇者全員国のことなどどうでもいいサイコで、

 勇者待遇が美味しいので長く続けることだけ目標にしてた。

 魔王のとこまでいって茶を飲んで帰って『今回惜しかったっす!』と報告してた」

とか?

 

あとは王家が実は魔王の正体知ってて八百長してるとか?

魔王が居座る地域が強い隣国の侵攻ルートになって国防資するとか?

まあそんな描写何処にもないし勇者送る理由が薄いけど。 

 

ミーリも何の戦果もないまま40年勇者やり続けてて

何で誰も「勇者が居てもいなくても同じ」って気付かないのだろうか?

   

魔王勇者八百長してくれるならちょっと王国に近付いたり戻ったりさせて

毒ガスが近づいてきましたが私が食い止めて押し返しました!」とか出来るけど

そういう描写もないですね。

  

 

5.二人はなんで恋愛してんの?

そもそもミーリがなんでこんなに魔王に惹かれてるのかわからないんですよね。 

 

ミーリが下層出身だとか、国王畜生でミーリを鉄砲玉みたいに考えてるって設定はまあわかる。

でも救国の英雄でそれなりに技能も鍛えた若き勇者承認してくれる人くらいこれまでにもたくさんいたはずでしょ。

 

魔王あんなによろめく理由が話の構造として作れてないので

そこを押し切る為に恋愛にしちゃってるだけ。

 

かに恋愛理屈じゃないかもしれないけど

フィクションストーリーでそこに頼ってモチベーション作るのはダメじゃない?

  

魔王から魔法詠唱がきれいだ」「教えることが向いてるかも」って褒められたのに

結局教師になってないからそこの誉め言葉ディテール無駄になってるし

こういうガバが無数にある。

  

何故ミーリは一人で研究するのか

目的明かして国立研究団作って進めれば数年で終わったのではないか

あたりまえのように何の説明もない。

  

二人の関係雰囲気で押し切っていて

あの境遇魔王からこそ言える言葉でミーリを変えたとか

この育ちと立場のミーリだからこそ魔王を変えた救えたとか

そういうのが何もない。

 

現実恋愛必然性は要らんけど

物語恋愛でこれはどうなんだろう。

魔王はそりゃ数百年で数人しか女に会ってなくて親身になってくれたら

選択余地なく惚れるだろうけどこれはお話なんだから

もっとお互いが特別である理由が惚れた腫れたや歳月の積み重ね以外で作れないとダメじゃないのでしょうか。

  

  

それにエイジズムって言われるかもしれないけど

恋愛モチベーションにしてるのに58歳で達成する話ってなんか変では?

 

別に年寄り恋愛するなとは言わないんだけど

そもそも恋愛尊いとも思わないので

この話が恋愛である必要感じないというか。 

   

     

6.恋愛抜きの話じゃダメだったの?

たとえばだけど 

勇者だがなんかの問題で疎外されて孤独だったミーリちゃん

魔王との交流で自信もらえたとか八百長で功績つけてもらったとかで

人と向き合えるようになった、社会に迎え入れられるようになった、

それで誰かと結婚して家族も持って幸せでした、じゃダメなの?

こっちの方がいい話じゃない? 

 

 

    

それだけじゃ魔王置き去りで薄情だっていうなら

孫の顔もたくさん見てそろそろ寿命を感じた老ミーリが

数十年ぶりに魔王討伐と言いだして家族心配されながら旅立って

国王には「実は魔王を倒す魔法を長年研究していました」「最後のご奉公です」と。

  

それで人のいない毒エリアで不老の魔王に再会して持参の酒でも飲んで

会わなかった数十年の自分人生幸せを報告をして

魔王によかったなあと言われて喜び合って。

  

私に人生をくれたのはあなたから

恩返しにその不老不死毒ガスを解いてあげたいと思っていた

あなたにも人と触れ合えて誰かと家族作って年取って死ぬ人生差し上げる

  

つって

驚く魔王魔法を長年の研究最後の力で見事に解いて

人間に戻った魔王と初めての握手でもして看取られて死ぬ。 

  

とかでよくない?

  

ミーリの悲願と研究は隠しておく方が

後半の展開のノベーッと一本調子なところも解消されるし。

 

 

7.まとめ

わかってる。

消費者感想でこうしろとかこうしたらとかとかまで言うのはやりすぎだと。

別に何が正解だとか決めたいわけじゃない。 

   

でもあの作品はあまりにあまりというか。

「作者の衝動もなくさしたる中身もなく置きに行っただけの”いい話”」で

「なのに緻密でもなく考えも足りず技巧すら感じられない作りガバガバ」で

「ページ数のわりに情報薄く展開も平板ドラマも驚きもないボンヤリ」で

これがネーム大賞って大丈夫なの?と感じずにいられない。

    

今まで仕事中に読んできたジャンプ+の読み切り漫画

もっとガチっとした構成ストーリー作品幾らでもあったような。

ネームだけで選抜してこんなフニャフニャガバガバが大賞?

   

  

この出来のもの読んで

「大好き」「泣いた」「最高すぎる」になるタイプの人めっちゃコスパいいよね。

全くうらやましくないけど。

 

ブコメ1 読まずに反論してるだろ系

fukken じゃがトマ警察の亜種かな。。

じゃがトマ警察検索したけど全然違くない?

リアリティ取材の話じゃなくて構成や設定がどうなんですかって話だけど。

  

その適当ご都合主義な部分を丁寧に描いたとしてそれで面白くなるのか、って話よ。

「頑張って魔法能力を向上させて意味わからん魔法が解けました」よりは…

  

創作というのは取捨選択。読ませたいもの面白くするための部品以外は全てを捨てる勇気必要

余分な描写はむしろたくさんあるって話を結構実例挙げながらしたんだけど。

まあ長いんだけどさ、あなたは読まずに反論してるよね。

ミーリはむしろこれだけの中身しかなくて無駄ページ多いと思う。

作画の人大変だったねって感じ。  

 

develtaro 大丈夫なの?は集英社心配することで審査員コメントにある「ポテンシャル」がすべて。この賞は完璧作品を求めているのではなく、将来の原石探しでしょ

2022/06/03 リンク

「まだ粗いけどこいつの熱とかポテンシャルやべえな!」ならいいけど

ミーリの作者はどうもそれの正反対な感じだよね

っていうことを書いたんだけど。

痩せた考え、打算を感じると。

 

つーかあなたはほんとにこれが荒削りの原石とかに見えるのか?

私の眼には「置きに行ってるなあ、もう成果が欲しいだけで描きたいことないんだろなあ」

みたいな印象です。   

 

alice-and-telos ジャンプ作家性を我慢してお約束キッチリやり切れる人が突き抜ける場所なんじゃないのかなあ。作家性はその内ほっといても滲み出るから、ほっときゃ良いやんと思う。

2022/06/03 リンク

あれにそういう抑えきれない作家性は全く感じないので

賞上げる必要あんのかしらと思った。将来性を買えない。全く。

  

studymonster つい最近特に理由もなしにモンスターの討伐をするモンハンが苦手みたいな文章読んだけどどこでだったかな。そういうのが苦手な人もいるだろうね。 2022/06/03 リンク

いや別に荒くれ者の話とか狩りとか連続殺人鬼の話とかなら

最初から最後までずっと生き物殺しててもいいんだけどさ。

関係ないけどサカモトの人死にって誰も得しない人死にだよね。

ただの初期設定ミスって感じ。

絵がかっこいい虚無。

  

ブコメ2 ミーリって恋愛モノ?

cinefuk 不殺テーマではなく、恋愛も大した描写がない。原案問題か、膨らます際の問題原作解釈違い)か。コミカライズと元のプロット大賞作品を並べてくれれば、読者も切り分けできるかも 漫画 増田 演出

2022/06/03

あの恋愛全然憧れないし惹かれないよね。

シルバー恋愛をきちんと描くってスタンスでもないし。

abczchang 5番目は問題やね(※イケメン)。他は難癖に近いし、6はそもそも恋愛から評価されたんやで。ジャンプなのにど直球の(中年女性向け恋愛モノが評価されるんやなぁという意外感はある(まあ意外でもないけど

2022/06/03

恋愛から評価された?中年女性向け恋愛モノ?そうかなあ?

この恋愛恋愛モノとして素敵!って言ってる奴女性読者にもいないでしょ。

もっとエモい」みたいなボンヤリした方向の評価じゃん?

作者は男だと思う。 

  

ブコメ3 情熱漫画読み様

daydollarbotch 漫画読み様はコスパ悪そうで大変だなあ

2022/06/03

漫画に限らないし、残飯食べて満足してれば最高にコスパいいんだよ。 

xevra なるほどここまで情熱的に推されては読むしかないな。相当な名作だな

2022/06/03

クソだなと思った漫画ですらちゃんと読む人間

ボヤボヤボヤーと読んで「最高すぎる!」って言う人と

十年続ければ豚とソクラテスぐらいの差にはなるよね。

これも漫画に限らず。

  

ブコメ4 そのほか 

dirtjapan 増田の言うとおりにしてたら正しい駄作しかできなさそう。

2022/06/03

増田の言うとおりにしたら成功するなんて言う気はゼロだけど

ミーリは「ガバガバしてて熱もなくおまけに駄作」だと思います

BLOGatBENJAMIN あれ、なんやかんやあったけど、魔王討伐した(討伐の正解が解呪だった)という話で、感動部分はおまけだと解釈していた。

2022/06/03

であれば解呪がミーリの最後の答えであることやそれが正解であることは

もうちょっと伏せて引っ張った方がよかったよね。 

  

kuzudokuzu ジャンプ+の読み切りはそこまでレベル高くないよ。

打率は知らないけど良いものはとっても良いぞ。

 

hisawooo ここは嫌いなものを語っていいインターネットですか?イケメン魔王にまほ嫁の気配を感じてしまい駄目だった。

2022/06/03

まほ嫁がわからないので無念。  

話それるけど

嫌いなものを語るのがはばかられるのはおかしいよね。

人間に対してとかならよくないかもしれないけど作品には言っていいと思う。

「この漫画が素晴らしい!」も「この漫画全然だめだ!」も等価だと思うけど

何故か前者言ってる奴は人格まで肯定的評価されて

後者言ってる奴は悪人マナー違反者のように見られる。

まあ全然気にせず好き放題言うんだけども。

 

maxk1 ここまでの粗探しに情熱を感じる ホントは好きなのでは

2022/06/03

漫画読むのと考えるのは好き。ミーリはお世辞にも好きではない。

ぜぶらもそうだけどこの程度で情熱や愛を誤検知する人って

すごくボンヤリやってるだけだと思う。

 

で好きな漫画

たとえばだけど同じジャンプ+で勇者魔王が出てくる読み切り

https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237324248450

はよほどかちっとしてて好きよ。絵もいいよね。 

子供が大量に死ぬけどミーリが竜に穴空けてるのと全然違うでしょ。

    

ブコメ5 怖い

hisamura75 そうまで言うなら、っていうんで読んでみたけど、増田そもそも読めてないのでは? 魔王はこのおっさん一人しかいない。これまでの勇者はみんな負けたんだよ/ファーストブクマ増田ご本人かな?

2022/06/03

???

 

魔王はこのおっさん一人しかいない。

魔王複数いるというような認識を書いただろうか…

 

>これまでの勇者はみんな負けたんだよ

戦う必要どころか意思すらない魔王にどうやって負けるの。

先代も事故死したと明言されている。

 

この人は増田文章もミーリも何をどう読んだのか全く分からない

1の「ほとんど読まずに反論してるだろ」系の人と違って読んだっぽい

それでこれ。

 

自作っぽいアイコンクオリティ含めなんか怖い人だ····

 

2022-05-29

anond:20220529174204

美人上司が皆の前ではさん付けなのに二人のやり取りではくん付けしてくれるのがエモいよね

2022-05-20

平成5年まれが選ぶ平成邦楽BEST50

anond:20220517213328を見て自分もやりたくなったので今更ですがやらせてください。

キリがないので1アーティスト1曲縛りで。

順位付けしようとしたけど結局好きなアーティスト順にしか並べてないことに気づいて発売順に並べることにしました。

1990-1999

あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう / 岡村靖幸 (1990)
MAGIC TOUCH / 山下達郎 (1993)
虹 / 電気グルーヴ (1994)
強い気持ち・強い愛 / 小沢健二 (1995)
心を開いて / ZARD (1996)
I'm proud [full version] / 華原朋美 (1996)
Liar! Liar! / B'z (1997)
明日、春が来たら / 松たか子 (1997)
願い事ひとつだけ / 小松未歩 (1998)
picnic / rumania montevideo (1999)

2000-2006

夏の幻 / GARNET CROW (2000)
Close To Your Heart / 愛内里菜 (2000)
ロージー / aiko (2001)
二人のアカボシ / キンモクセイ (2002)
そうだ!We're ALIVE / モーニング娘。 (2002)
key to my heart / 倉木麻衣 (2002)
あたしンち / 矢野顕子 (2003)
Passion / 宇多田ヒカル (2005)
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル / Perfume (2006)
パレード / 平沢進 (2006)

2007-2013

you may crawl / school food punishment (2007)
FREE FREE / 鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ (2007)
チャイナディスコティカ / Aira Mitsuki (2008)
the Time is Now / capsule (2008)
Jasper / 木村カエラ (2008)
LOVEずっきゅん / 相対性理論 (2008)
PRECIOUS / MEG (2009)
水玉病 / アーバンギャルド (2009)
Last Love Letter / チャットモンチー (2009)
能動的三分間 / 東京事変 (2009)
それでも言えない YOU&I / 南波志帆 (2009)

2010-2013

2人のストーリー / YUKI (2010)
美ちなる方へ / 神聖かまってちゃん (2010)
PONPONPON -extended mix- / きゃりーぱみゅぱみゅ (2011)
ルーキー / サカナクション (2011)
PERFECT BLUE / Base Ball Bear (2013)
Saturday night to Sunday morning / Shiggy Jr. (2013)
社会の窓 / クリープハイプ (2013)
でんでんぱっしょん / でんぱ組.inc (2013)
ミッドナイト清純異性交遊 / 大森靖子 (2013)

2014-2018

LOVE ME TENDER / Wienners (2014)
WillYou♡Marry♡Me? / 清竜人25 (2014)
トキノワ / パスピエ (2015)
君が私をダメにする / 黒木渚 (2015)
生きていたんだよな / あいみょん (2016)
金星 / 女王蜂 (2016)
  • 作詞作曲薔薇園アヴ
  • 「火炎」とか「夜天」もいいんだけど、やっぱりこれが一番かなと思う。一時期これとtofubeatsの「SO WHAT!?」ばっかり聴いてた。どちらも明るい中に切なさがあって好き。
N.E.O. / CHAI (2017)
アラジン / 水曜日のカンパネラ (2017)
READY FOR YOUR LOVE / 平井堅 (2017)
7秒 / モーモールルギャバン (2018)

以上、50曲。選曲コメントで合計6時間ぐらいかかった気がする。でも楽しかった。

BEST50から漏れた曲をこの続きに書いてたけど文字数制限で省かれたので別記事に分けました。

anond:20220520014210

2022-05-18

平成7年まれ俺の平成邦楽TOP30

https://anond.hatelabo.jp/20220517213328

この記事を見て自分もやりたいと思った。

個人的思い入れのある曲を30曲。順位は上位のもの以外は割とテキトー

アーティスト名と曲名コメントを少しだけ。


30 - 21

きのこ帝国 - スクールフィクション

イントロがカッコ良すぎる。曲全体としてはそんな好きじゃないけど、たぶんイントロだけだと300回近く聴いた。通して聴いたのは3回くらい。


ケツメイシ - 海』

ケツメイシと言ったら夏歌、夏歌といえば「夏の思い出」だと思うけど、個人的にはこっち。メンバーラップがまだ完成されてない感じとオールドスクールトラックが最高。


CAPSULE - I Wish You

リリースカットされたピアノフレーズがかっこいい。割と中田ヤスタカの曲は楽器を重ねて空間を埋めるように編曲された曲が多い印象だけど、この曲はかなり隙間を意識して作られてて好き。


Perfume - ナチュラルに恋して

中田ヤスタカと言えばPrefumeだけど、断トツでこの曲が好き。コンプレクストロみたいな構成トラックで、いろんな楽器音色が入れ替わり立ち替わりするのが良い。こういう編曲しかJ-POP歌物でっていうのはなかなかない。


やくしまるえつこ - ヴィーナスジーザス

相対性理論10代の頃に死ぬほど聴いた。メランコリックな曲が多いけど、この曲は明るくて良い塩梅。「荒川アンダーザブリッジ」懐かしいですね。


宇多田ヒカル - time will tell

よく行ってたクラブで朝方流れてた曲。この曲を聴くと当時の朝の渋谷匂いとか景色が蘇ってくる。


高田梢枝 - 秘密基地

元々知ってて良い曲だなとは思っていたけど、何かのイベントでこの曲の弾き語りを聴いて泣いてしまった思い出がある。この曲で涙を流せる純粋さはずっと持っていたい。


西野カナ - Darling

デビュー当時の、着うたギャルR&Bみたいな曲も好きだったけど、この曲以降の西野カナはかなりいい曲多い印象。個人的に「パッ」とかも好き。


「L'Arc~en~Ciel - winter fall

普段はそんなに歌詞意識して音楽は聴かないけど、Hyde比喩比喩を重ねたような歌詞結構好き。


井口裕香 - 白金ディスコ

神前暁作編曲した楽曲で一番好き。田中秀和楽曲と迷ったけど、オタク受けとか関係なくこの曲は良い。


20 - 11

KEYTALK - トラベリング

所謂歌物ロックから一曲。この疾走感に初期衝動が感じるような曲、いつまでも好きなんだろうなって思う。


岡村靖幸 - ビバナミダ』

80年代スタイルにどこかフレンチハウスっぽい風味も感じる編曲が最高。岡村靖幸は昔の曲じゃなくて最近バキバキトラックの上で歌い上げてる曲の方が好き。


『Avec Avec - おしえて』

10代中盤から20代前半まで、Maltineをはじめとするインターネットレーベルにハマってた。こんなにスウィングさせても成立するんだって当時はかなり衝撃的だった曲。こんなにビートがヨレてる曲は正直世界中探してもこの曲だけだと思う。


『FLIPPER'S GUITAR - さようならパステルズ・バッヂ

華奢でまだあどけなさが残る二人のルックス楽曲に全てが最高。どの曲にしようか迷ったけど、一番爽やかなのはこれかな。完全に後追いなので、渋谷系をリアルタイム体感してみたかった気持ち


Cornelius - NEW MUSIC MACHINE

個人的には小沢健二よりCorneliusの方が好き。楽曲実験的で、アルバムごとにコンセプトも違うから聴いてて飽きない。


aiko - キラキラ

当時付き合ってた彼女カラオケで歌ってて、そこから好きになった。元々全然いたことなかったけど、いろんな楽曲を聴いてみると、ブルーノートがとにかく多い。ポップスというより完全にブルースシンガー


TOWA TEI - Mars

独特なプラックフレーズにチープなピアノフレーズ原田郁子ボーカル全てが最高。シンプル2stepビート気持ち良すぎて、部屋で一人踊りまくってた思い出。


PUNPEE - Bad habit』

HIPHOPと言えば今はTrapだが、Boom bapでもなくまさかのJuke。コードワークはめちゃくちゃお洒落で他に類を見ない楽曲


七尾旅人 - サーカスナイト

こういうエレピでゴリ押すタイプアーバン楽曲が大好きなんだが、その中でも断トツエモいとはこのこと。


YEN TOWN BAND - Swallowtail Butterflyあいのうた〜』

Charaの「Junior Sweet」と悩んだがこっちにした。


10 - 1

Lamp - A都市の秋』

日本で一番好きなバンド。全曲共通してコード進行がお洒落すぎる。


RIP SLYME - 黄昏サラウンド

昔はセルアウトなんて言われていたけど、RIP SLYMEの良さが分かった時「HIPHOPは2周目」みたいな風潮もあった。この曲はPESトラックを作っているけど、DJ FUMIYAトラックマジでヤバい。今聴いてもぶっ飛んでるし、5人でもっと活動してほしかった。


フジファブリック - 若者のすべて

夏の終わりのなんとも言えない気持ちを上手く表現してると思う。この曲を聴くと、何年経っても鬱屈した10代の頃を思い出してしまう。


平井堅 - KISS OF LIFE

Japanese 2step名曲編曲シンプルさに、サビ後半のベースラインで何杯も飯が食える。


KinKi Kids - Kissからはじまるミステリー』

山下達郎Worksから一曲シティポップとnew jack swingが融合したような楽曲。本人が歌ってるバージョンも好き。


ASIAN KUNG-FU GENERATION - 或る街の群青』

高校時代鬱になって不登校の時期があった。そろそろ行かないと出席日数がヤバいと言う時に毎日聴いてた曲。「蹴り出す速度でどこまでも行けるよ」って歌詞が当時の自分に刺さりまくった。


Nujabes - reflection eternal

唯一のインスト曲。出席日数がヤバくて学校に行ったものの、授業をサボってラグビー部の部室裏で聴いてたのが懐かしい。曲としては完成されすぎてる。サンプリング元が優秀だってのはあるけどね。


『iの数式 (imoutoid's ComplexFunktion Remix)』

亡くなった今でもカルト的に人気のある伝説天才トラックメイカー、imoutoid。僕の人生で一番好きなアーティストでもある。ダンスミュージックテクノロジーの発展により進化するものだけど、2007年くらいの技術高校生がこの曲を作ったと思うと驚きを隠せない。imoutodはダンスミュージックトラックメイカーとしてのセンスはもちろんのこと、J-POP的な分かりやすさに作家性も兼ね備えていた。生きていたら今頃世界的なアーティストになっていたと思うし、今聴いても新しい。


livetune - ファインダーimoutoid's“Finder Is Not Desktop Experience Remix”)』

好きすぎるのでimoutoidからもう一曲無駄な音が一切なくて完成されすぎている。ハイハットだけで何倍も飯が食える。彼がメジャーレーベルから出した楽曲はこの一曲のみなのでめちゃくちゃ貴重。


SMAP - 夜空ノムコウ

間違いなく人生で一番聴いた曲。J-POPとはどこか前向きなメッセージが込められているものだと思うけど、この曲は人生の気怠さを歌っている。しか国民スターだったSMAPがだ。この曲は「愛があれば壁を乗り越えられる」とも「努力は報われる」とも言ってない。ひたすら過去を思い返して「夜空ノムコウにはもう明日が待っている」だ。とてつもなくリアル。今後も聴き続けるんだろうなと思う。


2022-05-16

朝の出来事

今日は久々の歯医者だ。詰め物が取れてしまった。もともと歯は綺麗なほうだと自負しているが、歯ぎしりをする回数が増えたので歯が割れしまうことが増えた。マウスピース作ればいいんだけどね。

どれくらい時間がかかるだろうか、何回通院することになるだろうかというドキドキもありながら、とりあえず朝くらいはいい気分で迎えたいと私は今やっているモーニングの店を探した。

そう、現在私はワーケーションである。ここの土地勘などまるでない。やっと一軒だけモーニングをやっている喫茶店を見つけた。昔ながらの雰囲気だ。こういうのは大好物だ。雰囲気だけでおなかいっぱいになるではないか。迷うことな入店

そこの喫茶店オーナーさん?がかわいいおじいちゃんだった。テーブル席はワックスかけたばかりだからカウンター席に座ってくれると助かります、、、ってペコペコするんだもん。かわいい

モーニングAセットを注文。厚切りトーストゆで卵コーヒー無難なセット。だけどそれが至高。ドリップで淹れられたコーヒーハチャメチャに美味い。やはり昔ながらの喫茶店コーヒーは間違いない。たぶん、それが顔に出てしまったのだろう。オーナーさんが「コーヒーゼリー作ったのでよかったらどうぞ」とまさかサービスしてくれた。こういう喫茶店サービスしてもらったのって何気に初めてだ。そのコーヒーゼリーはおいしいコーヒーの味を壊さないかの丁度いい甘みが入ったとても上品ものだった。売ってくれないかな。美味しいのに。

こういうエモい喫茶店モーニングを食べたというだけで私のQOLはもう爆上げしているのだが、サービスなんかしてもらったらもう今日は終了でいいと思ってしまうほどの満足感に浸ってしまう。それなのに、お会計時にあめちゃんをおつりと一緒に渡してくれた。どこまでいたりつくせりなんだろう。「来てくれたのが嬉しいからね~食べてね~」ってずっとニコニコしてた。人柄良すぎではないか。なんていい朝のスタートなんだろう。さあ、今日も頑張ろうと思った。

だけどいまだに歯医者が怖い。

2022-05-10

ここ10年で本(雑誌漫画は除く)を200冊ほどしか読んでないのだが

本当に文章力落ちてきてる。

増田に転がってるようなしょーもない文章ばかりよんでここ20年ぐらい過ごしてきたのがボディーブローみたいに効いてきた。

エモいだの神だの草生えるだのンゴだの言ってりゃコミュニケーション取れてしま世界に長くのは不味かったらしい。

定期的にちゃんとした文章が書かれてる物を読んで、どういう文章がまともなのかを認識し直さないとあかんね。

ラノベエッセイレベルでもいいから、一応は校閲通過済みの文章をもうちょい読むべきだった。

中学生の頃の自分のほうがまだ文章力あったなと常々感じる。

あの頃は週1冊は本読んでたから、どういう文章を書けば少しはマシに見えるかがすぐにイメージ出来てた。

頭の引き出し開ければ少し前にインプットしたまともな文章パターンがいくつも出てきたからなあ。

最近句読点省略してるような文章ビックリマーク多用してるような文章ばかりインプットしてるから引き出しの汚染が進みすぎて使い物にならない。

ガベージインガベージアウトの法則だね。

いやいや人間やっぱ本は読んどけですよ本当。

本読んだ所で一見何の役に立たないように見えても、最低限度まともな文章はどう書けばいいのかが無意識レベル修正されるから

まともな文章を一行読むたびに、微粒子レベル自分文章構成における微妙なズレが矯正されていくんだよ。

その重要さが改めて実感できた。

一度本から離れて離れて離れまくってやっと再認識した。

2022-05-09

鎌倉殿の13人は現代アート

平家物語の古い臭っさい取って付けたような悲惨プロットオンパレードに作り手のケツの座りの悪さが滲み出る中でキャスト獅子奮迅の働きでなんとか絵をこしらえてて韓流ドラマとか見てるようなおばちゃんらが義経可哀想ぅぅぅ~!菅田将暉イケメンやのにぃぃぃ!とか言ってちゃんと御涙頂戴できてる現象がすごくエモい。あれは名作だわ

2022-05-03

素晴らしい楽曲からクソみたいなMC

昨日とある音楽イベント

結構というかかなり人気があるバンド

戦争とか知床の船の事件とか色々あるよね

でも今日はそんなの関係ねえ!事件は今ここで起きてんだ!」みたいなことMCで言い出して

高揚してた気分が一気に冷めた

別にお気持ち表明とか善人ぶりたいわけではなく

中途半端に実際の事件持ち出してなんかいいこと言ってる風にしようとする陳腐さに呆れた

それを「エモい」「ロック」「ブッ刺さり」「泣きそうになった」とか言うファンにもちょっと引く

まらMCするなら黙って音楽やってた方がかっこいいなと思った

てか死んだ人の中に君らの音楽ファンもいたかもしれんしその場に関係者がいたかもしれんし

そういうことは考えなかったんだろうか

2022-04-29

ルックバックでわからなかったとこ

さらルックバックの話なんだけど、ファンの人が感動しているポイント自分はまったく感動できなくて、逆になんで感動するの?と思ったので、教えてほしい

 

藤野京本小学校卒業式出会い一緒に漫画を描くことになった世界世界A)では、二人は数年一緒に活動したのち道を違えることになり、美大に進学した京本キャンパス侵入してきた通り魔に襲われて死ぬ

藤野は、京本自分出会っていなければ美大に進学することもなく、ひいては通り魔によって命を落とすこともなかったと思って自分を責める

一方卒業式出会わなかったほうの世界世界B)でも京本世界Aと同じ美大に進学し、同じように通り魔に襲われるが、たまたま藤野に助けられる

藤野小学校ぶりに漫画を描くのを再開したと京本に話し、雑誌に連載することができたらアシスタントになってくれと彼女に頼む 二人の友情がここから始まることを示唆して世界Bのほうのエピソードは終わる

 

藤野京本卒業式出会っていようといまいと、いずれ京本引きこもり自発的にやめて美大に進学して通り魔に襲われていたのだから藤野自責の念を抱く必要はない、という結論はわかる

しかし、それと同時に、卒業式出会っていようといまいといずれ藤野漫画を描いていたし、二人は出会って友情を育んでいた

藤野漫画を描くことになった」「二人は友達になった」はどっちも藤野人生にとってトップクラス重要出来事

世界Aと世界Bのどちらでもその二つの出来事は起こる ただし世界Aでは京本死ぬ

だったら世界Bの方がよくない?

卒業式の時点で二人は出会ってなければよかったんじゃないの?

なので「じゃあ藤野ちゃんはなんで(漫画を)描いてるの?」という京本の問いかから始まる一連のエモいシークエンス(はっきりと言葉にされるわけではないが、「京本に読んでほしかたから」という藤野気持ち表現されている)も萎えしかなくない?

世界Bでは「京本に読んでほしい」というモチベーションがなくとも漫画を描いているのだから世界Bの話を挿入することは、世界Aにおける「京本に読んでほしかたか漫画を描いてきたし、これからもそうする」という決意を感動的なものにするどころか「え、じゃあ出会ってなくてもいずれは漫画描いてたし、京本通り魔に襲われた時点で藤野漫画家になってなかったら京本は死んでなかったんじゃん、後味悪〜」と思わせるだけなのでは

少なくとも自分はそうだった

みんなあれの何に感動したの?

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