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はてなキーワード: 獅子奮迅とは

2021-07-12

メロス激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿はなむことして迎える事になっていた。結婚式も間近かなのであるメロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺ろうやに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。「王様は、人を殺します。」「なぜ殺すのだ。」「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」「たくさんの人を殺したのか。」「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」「おどろいた。国王は乱心か。」「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」 聞いて、メロス激怒した。「呆あきれた王だ。生かして置けぬ。」 メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城はいって行った。たちまち彼は、巡邏じゅんらの警吏捕縛された。調べられて、メロスの懐中から短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以もって問いつめた。その王の顔は蒼白そうはくで、眉間みけんの皺しわは、刻み込まれたように深かった。「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。「おまえがか?」王は、憫笑びんしょうした。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁はんばくした。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟つぶやき、ほっと溜息ためいきをついた。「わしだって平和を望んでいるのだが。」「なんの為の平和だ。自分地位を守る為か。」こんどはメロス嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」「だまれ、下賤げせんの者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔はりつけになってから、泣いて詫わびたって聞かぬぞ。」「ああ、王は悧巧りこうだ。自惚うぬぼれているがよい。私は、ちゃん死ぬ覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、メロスは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」「ばかな。」と暴君は、嗄しわがれた声で低く笑った。「とんでもない嘘うそを言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」「そうです。帰って来るのです。」メロス必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」 それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑ほくそえんだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙だまされた振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかい奴輩やつばらにうんと見せつけてやりたいものさ。「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」「なに、何をおっしゃる。」「はは。いのち大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」 メロスは口惜しく、地団駄じだんだ踏んだ。ものも言いたくなくなった。 竹馬の友セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニス面前で、佳よき友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。メロスは、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言で首肯うなずき、メロスをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。メロスは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。 メロスはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌あくる日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。メロスの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊こんぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。「なんでも無い。」メロスは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」 妹は頬をあからめた。「うれしいか。綺麗きれいな衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」 メロスは、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。 眼が覚めたのは夜だった。メロスは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから結婚式明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄ぶどうの季節まで待ってくれ、と答えた。メロスは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺こらえ、陽気に歌をうたい、手を拍うった。メロスも、満面に喜色を湛たたえ、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。メロスは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分からだで、自分のものでは無い。ままならぬ事であるメロスは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。メロスほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、「おめでとう。私は疲れてしまたから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」 花嫁は、夢見心地で首肯うなずいた。メロスは、それから花婿の肩をたたいて、「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、メロスの弟になったことを誇ってくれ。」 花婿は揉もみ手して、てれていた。メロスは笑って村人たちにも会釈えしゃくして、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃であるメロスは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。メロスは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、メロスは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。 私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の奸佞かんねい邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若いから名誉を守れ。さらば、ふるさと若いメロスは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止やみ、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。メロスは額ひたいの汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに王城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気のんきさを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧わいた災難、メロスの足は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫はんらんし、濁流滔々とうとうと下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵こっぱみじんに橋桁はしげたを跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟けいしゅうは残らず浪に浚さらわれて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。メロス川岸うずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」 濁流は、メロス叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽あおり立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はメロス覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。メロスは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻かきわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍れんびんを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。メロスは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼりのぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊山賊が躍り出た。「待て。」「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」「その、いのちが欲しいのだ。」「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」 山賊たちは、ものも言わず一斉に棍棒こんぼうを振り挙げた。メロスはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、その棍棒を奪い取って、「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙すきに、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石さすがに疲労し、折から午後の灼熱しゃくねつの太陽がまともに、かっと照って来て、メロスは幾度となく眩暈めまいを感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。ああ、あ、濁流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ち倒し韋駄天いだてん、ここまで突破して来たメロスよ。真の勇者メロスよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。愛する友は、おまえを信じたばかりに、やがて殺されなければならぬ。おまえは、稀代きたいの不信の人間、まさしく王の思う壺つぼだぞ、と自分を叱ってみるのだが、全身萎なえて、もはや芋虫いもむしほどにも前進かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。身体疲労すれば、精神も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者に不似合いな不貞腐ふてくされた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、できる事なら私の胸を截たち割って、真紅心臓をお目に掛けたい。愛と信実の血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。けれども私は、この大事な時に、精も根も尽きたのだ。私は、よくよく不幸な男だ。私は、きっと笑われる。私の一家も笑われる。私は友を欺あざむいた。中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じ事だ。ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。セリヌンティウスよ、ゆるしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を、欺かなかった。私たちは、本当に佳い友と友であったのだ。いちどだって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことは無かった。いまだって、君は私を無心に待っているだろう。ああ、待っているだろう。ありがとうセリヌンティウス。よくも私を信じてくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝なのだからな。セリヌンティウス、私は走ったのだ。君を欺くつもりは、みじんも無かった。信じてくれ! 私は急ぎに急いでここまで来たのだ。濁流を突破した。山賊の囲みからも、するりと抜けて一気に峠を駈け降りて来たのだ。私だから、出来たのだよ。ああ、この上、私に望み給うな。放って置いてくれ。どうでも、いいのだ。私は負けたのだ。だらしが無い。笑ってくれ。王は私に、ちょっとおくれて来い、と耳打ちした。おくれたら、身代りを殺して、私を助けてくれると約束した。私は王の卑劣を憎んだ。けれども、今になってみると、私は王の言うままになっている。私は、おくれて行くだろう。王は、ひとり合点して私を笑い、そうして事も無く私を放免するだろう。そうなったら、私は、死ぬよりつらい。私は、永遠に裏切者だ。地上で最も、不名誉人種だ。セリヌンティウスよ、私も死ぬぞ。君と一緒に死なせてくれ。君だけは私を信じてくれるにちがい無い。いや、それも私の、ひとりよがりか? ああ、もういっそ、悪徳者として生き伸びてやろうか。村には私の家が在る。羊も居る。妹夫婦は、まさか私を村から追い出すような事はしないだろう。正義だの、信実だの、愛だの、考えてみれば、くだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜い裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。やんぬる哉かな。――四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。 ふと耳に、潺々せんせん、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々こんこんと、何か小さく囁ささやきながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにメロスは身をかがめた。水を両手で掬すくって、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復かいふくと共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! メロス。 私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。メロス、おまえの恥ではない。やはり、おまえは真の勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい! 私は、正義の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、ゼウスよ。私は生れた時から正直な男であった。正直な男のままにして死なせて下さい。 路行く人を押しのけ、跳はねとばし、メロスは黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴けとばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。一団の旅人と颯さっとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの男も、磔にかかっているよ。」ああ、その男その男のために私は、いまこんなに走っているのだ。その男を死なせてはならない。急げ、メロス。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。風態なんかは、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、シラクスの市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。「ああ、メロス様。」うめくような声が、風と共に聞えた。「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。「フィロストラトスでございます貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」その若い石工も、メロスの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの方かたをお助けになることは出来ません。」「いや、まだ陽は沈まぬ。」「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」「いや、まだ陽は沈まぬ。」メロスは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、メロスは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! フィロストラトス。」「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいい。」 言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、メロスは走った。メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、メロス疾風の如く刑場に突入した。間に合った。「待て。その人を殺してはならぬ。メロスが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉のどがつぶれて嗄しわがれた声が幽かすかに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。メロスはそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ、「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧かじりついた。群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。セリヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」 セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯うなずき、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑ほほえみ、「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 メロスは腕に唸うなりをつけてセリヌンティウスの頬を殴った。「ありがとう友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。 群衆の中からも、歔欷きょきの声が聞えた。暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。「おまえらの望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」 どっと群衆の間に、歓声が起った。「

anond:20210712125327

2021-03-11

[] #92-8「サイボーグ彼女

≪ 前

この戦いは何度も行われ、その度に母は獅子奮迅活躍を見せた。

人間の知能と、機械強靭身体

その振る舞いは、昨今の急激な技術革新に対する人々の期待と不安、その二つを象徴するようであった。

興味の度合いや好き嫌いはあれど、世間はその活躍視線を向けざるを得ない。

望むと望まざるに関わらず、母は一躍“時のヒト”となったのである

だが、この流れが永遠と続くはずもなく、いずれどこかで塞き止められる。

それは母の復讐心が薄れたとかではなく、“無関係だが無関係ではない”箇所が要因だった。


いうならば“世間の関心”である

なにせ、勝負の内容はいだって同じだ。

一方的蹂躙

痛快な展開も、こう何回もやられては慣れる。

そして、“慣れ”は“飽き”となる。

成熟は後に腐敗となるか、よくて発酵関の山

これが時代劇とか異世界チートものなら、それでもいいのかもしれない。

しかし、母は桃太郎侍でもないし太郎でもない。

ヒトは人の心があるが故に、赤の他人へ向ける“興味の量”が決まっている。

センシティブお題目で、傍観者の関心を引くのにも限界があるんだ。

そんな幾度も繰り返される戦いが10を超えたあたりで、さすがに観客の熱も冷め切っていた。


「マスダさん、私どものからこのような提案をするのは心苦しいのですが、何か別の要求はございませんか」

企業も、最初の内は催しの再開と盛り上がりを喜んでいた。

だが、この頃になると世間の注目度も落ち着き、スポンサーも離れたがっていた。

そんな中で、安くないロボットを作り、その度に破壊されて平然とはいかない。

敵側のシックスティーンは、特にその損害が大きかった。

その額は、初めから莫大な賠償金を払っていた方が遥かにマシ、そう思えるほどだったという。

「私の気が済むまで、そちらの都合は関係なく続けると。正式契約も交わしましたよね」

「ですが、このままだと我が企業も回らなく……」

「だから、それは“そちらの都合”でしょ」

しかし、母はその申し出を断った。

から見れば意固地になっているだけに見えるが、そうではない。

しろ母の復讐は、ここからが“本番”だったんだ。


母は、自分をこんな目に遭わせたシックスティーンを許す気はなかった。

その恨みは、機械サンドバッグ見立てて晴れるようなものではない。

そして直接の原因ではなかったものの、ラボハテ側にも多少の痛みは与えたかった。

そのための一計が、この大掛かりな催しだったのである

企業赤字だろうが関係ない。

ロボットを作り続け、必要のないテナントを買い続ける。

自分を苦しめた企業のクダラナイ催しに、今度は企業自身が苦しむ。

この皮肉じみた展開こそ、母の望むシナリオだったのである

なんともクレバーで、クレイジー復讐だ。

次 ≫

2020-11-04

『TENET』が公開された前後、それはもう界隈は期待していた。

なにせコロナ禍において著名な監督による大作映画から

映画界の救世主となりえるかっていう期待があったんだ。

結論から言えば、順当に盛り上がり、順当に興行を得た。

期待はずれというほどの失望はなかったが、救世主というほどの羨望もない。

せいぜい獅子奮迅活躍で砦をひとつ守りきったってところだろう。

そもそもひとつコンテンツに救いを求めるの自体が無茶ぶりではあるんだが。

からこそ件のアレの盛況っぷりは凄まじいという他ない。

愛の数値化だとかエントロピーの逆行だとか、それよりも有り得ないことが現実で起きている。

個人的にそれくらいの衝撃。

2020-09-06

セックスしながら走れドスケベメロス 第三話

前回までのセックスしながら走れドスケベメロスは……

卑猥(きれい)な衣裳も買って来た。さあ、これから行って、スケベ村の人たちに知らせて来い。猥褻結婚式は、あすだと。」

セックスしまくりアルカディア

セックスしまくりアルカディア

「私はマンコホジリンティウスJr、こっちは弟のマンコホジクリンティウス。」

「ドスケベメロスのスケベ弟になったことを誇ってくれ。」

「ちんぽ。」

ドスケベメロスは笑って発情奴隷も一緒にスケベ村人たちにもアクメ会釈して、破廉恥宴席からエロ立ち去り、淫乱小屋にもぐり込んで、アクメ死んだように深く眠った。眠っている間にも局部ボーボー発情奴隷は「何を食べたらこんな陰毛が生えるのか。」と言いたくなるようなモッジャモジャの陰毛をモッサモサに揺らしながらドスケベメロスセックスしていた。

 

 

 スケベな眼がセクシーに覚めたのは翌る淫靡まり無い日のエロスとカオスリビドー渦巻く薄明の頃である。ドスケベメロスは百万回デスアクメした発情猫のようにセクシー跳ね起き、スケベ南無三、アクメ寝過したか、いや、まだまだ卑猥(だいじょうぶ)、これからすぐにスケベ出発すれば、えっち約束セックス刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの全ての性器が無敵のえちえちなイケオジ王、つまり性器無敵えちえちイケオジ王に、スケベ人のスケベ信実のスケベ存するところをスケベ視姦(み)せてやろう。そうしてアクメ笑ってえろえろ磔のむらむら台にエロ上ってやる。ドスケベメロスは、スケベ悠々とエロ身仕度をはじめた。そして先程跳ね起きた衝撃で陰毛ジャングル発情奴隷子宮ゲリラアクメしてしまい、そのアクメ衝撃でスケベ記憶エロ忘れドスケベメロスにめろめろでしゅきしゅきぴゅーなただの雌穴になった。昨日よりも激しくいやらしくクソスケベに腰を降るのでドスケベメロスはうっかり2㍑射精してしまった。感度3000倍の媚薬が溶け込んだ雨、その名も感度3000倍媚薬雨も、いくぶん小降りになっている様子である。まるでスケベ老人の射精のようであるエロ身仕度はスケベ出来た。さて、ドスケベメロスは、ぶるんセクシーな両腕と発情奴隷の尻毛か陰毛かの区別のつかない剛毛が激しく自己主張するクソスケベな尻を大きくエロ振って、感度3000倍媚薬雨中、ドエロ矢(アロー)の如くセックスしながら走り出た。

 私は、今宵、アクメ殺される。アクメ殺される為にセックスしながら走るのだ。スケベ身代りの穴友をアクメ救う為にセックスしながら走るのだ。えちえち王の猥褻奸佞邪智(わいせつかんねいじゃち)を打ち破る為にセックスしながら走るのだ。セックスしながら走らなければならぬ。そうして、私はアクメ殺される。セクシー若いエロ時(ジェネレーション)からえっち名誉をむちむち守れ。さらば、クソスケベなふるさと若いドスケベメロスは、淫乱羊に射精コントロールされている時くらいつらかった。幾度か、アクメ立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら発情奴隷乳首を噛んで走った。スケベ村をエロ出て、猥褻野(フィールド)をエロ横切り、淫乱森をエロくぐり抜け、迷いセックスエイリアンワガママアナルエロ差し出し、隣スケベ村に着いた頃には、感度3000倍媚薬雨も止み、セクシー日(サン)はエロ高くシコ昇って、そろそろセクシー暑くなって来た。ドスケベメロスは額のえっちな汗をセクシーと言うにはあまりにも卑猥こぶしエロ払い、発情奴隷ジャングルの奥底に隠された秘境のようなクリトリスエロつねり、ここまで来れば卑猥(だいじょうぶ)、もはやスケベ故郷への未練は無い。美っ痴妹たちは、きっと佳いスケベ夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりエロスも無い筈だ。まっすぐにえちえちセックス王城に行きアクメ着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの猥褻(のんき)さを取り返し、好きなエロ小歌卑猥(い)いセクシー声で歌い出した。

♪アクメの声が聞こえてクるよ

♪おごぉ♡おぽぉ♡おぐぅ♡おげぇ♡

♪ぽご♡うげ♡あへ♡あへ♡ぴぃっぴっぴっぎひひひぃぃぎぃぃぃぃいいいい♡

ぶらぶらセックスしながら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全セックス里程のエロ半ばにエロ到達した頃、ドエロ降ってドエロ湧いたドエロ災難、ドスケベメロスセクシー過ぎて最早淫乱なスケベ足は、はたと、エロとまった。視姦(み)よ、前方の感度3000倍の媚薬原液流れる川、その名前感度3000倍媚薬原液川を。きのうの媚薬豪雨セックス山の媚薬水源地は氾濫し、媚薬濁流滔々(びやくだくりゅうとうとう)と下流に集り、むちむち猛勢一挙にチンポの形をした橋、その名もチンポ橋をしこしこ破壊し、どすけべうどすけべうと響きをあげる媚薬激流が、木葉微塵にチンポ橋桁を跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、エロ立ちすくんだ。発情奴隷はお構いなしに腰を振ってアクメしている。あちこちと視姦(なが)めまわし、また、セクシー声を限りにえっちに呼びたててみたが、繋舟(けいしゅう)は残らず媚薬浪に浚(さら)われて影なく、淫乱渡守りの姿も視姦(み)えない。媚薬流れはいよいよ、えっちにふくれ上り媚薬海のようになっている。ドスケベメロス媚薬川岸うずくまり、助平男泣きに泣きながらドスケベゼウスに手を挙げて哀願した。発情奴隷セックスに夢中だった。「ああ、エロ鎮めたまえ、荒れ狂う流れを! エロ時(タイム)は刻々に過ぎて行きます。スケベ太陽も既にえっちな真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、えちえちセックス王城に行き着くことがスケベ出来なかったら、あの佳い穴友達が、私のためにアクメ死ぬのです。ぷみゅぅ♡」

 媚薬濁流は、ドスケベメロス叫び射精のアクメ声をせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。媚薬浪は媚薬浪を呑み、エロ捲き、エロ煽り立て、そうしてエロ時(タイム)は、刻一刻と消えてイく。今はドスケベメロス覚悟射精をした。セクシーに泳ぎ切るより他に無い。ああ、変態神々も視姦(しょうらん)あれ! 媚薬濁流にもスケベ負けぬえろえろ愛とえちえち誠の偉大なスケベ力を、いまこそエロ発揮して視姦(み)せる。ドスケベメロスは、ざんぶくちゅくちゅじゅんっと媚薬の流れにエロ飛び込み、百匹のえろえろ大蛇のようにのた打ち荒れ狂う媚薬浪を相手に、必死闘争(セックス)を開始した。満身の力をセクシーな腕にこめて、発情奴隷セックスしながら、押し寄せ渦巻き引きずる媚薬の流れを、なんのこれしきとアクメ掻きわけアクメ掻きわけ、あくめくらあくめっぽう獅子奮迅連続絶頂のスケベ人の子エロ姿には、変態神もエロ哀れと思ったか、ついにエロ憐愍(れんびん)をスケベ垂れてくれた。えっちに押し流されつつも、視姦事(みごと)、対岸の媚薬樹木エロ幹に、セクシーにすがりつく事がエロ出来たのである卑猥(ありがたい)。ドスケベメロス淫乱馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きをエロ急いだ。またもその衝撃で発情奴隷は特大ゲリラアクメをして、エロ記憶エロ取り戻した。しかし、一度知ってしまった快楽は忘れられず、バイオ玩具化一歩手前であった。一セックス刻といえども、むだにはエロ出来ない。セクシー陽(サン)は既に西にエロ傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をセックスしながらのぼりのぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊ガンギマリアクメしているのがガンギマリアクメしているガンギマリアクメ猫でもわかるくらいにガンギマリアクメしているガンギマリアクメ女山賊がガンギマリアクメしながら躍り出た。

To dosuke be continued……

2018-06-17

anond:20180617080208

頼むから智と技のぶつかり合い神々が定めし理、その断片を話さないでくれ

ブリッツボール間中世間話で何の前触れも……あいつに…セフィロスに……一太刀入れることさえなく聖戦結果をペラペラと話し始める人間、何クポ?

帝都の外れにある森で謎の少女出会った俺は、全試合録画して、現世のカルマが片付いたら少しずつ観ようと思ってる。

魔列車…それでも“力”を求めるのなら断じて否フォンで追憶のラプソティを聞いたり、神の座を変えたりすればいい。

でも、移動中のチョコボとかヴェルサス定例会議の席とかヴォイド・スフィアのない戦士たちを取り巻く”空気”で、同席した人間(食欲の旺盛さという点において豚に近い生物)同士が話し始めると逃げ場が闇の中…。

電脳世界ニュースも、大地駆ける鋼鉄の巨大竜内の情報屋も、もちろん色と音を奏でる美しきホームアースや天の声を告げしものも避けるようにして君臨している俺の獅子奮迅が一瞬で無に帰する。

「……気は済んだかね? コンバートしていて後で見る故、神の定めし限界は言わないでいただけますか?」とか言エル間柄ならいい。

当然、運命歯車に囚われし者どもだ…それが世界選択から、そんなことを言えない…とは言い切れない…古代種たちとも付き合わねばならぬいけないか大丈夫(…そう、『今』は、ね…)。

かといって、試合を見、幾多の命を奪ってきた己が右手を眺めながら仕事をしようものなら全く進まないし。

俺の愛したこ世界はどうすればいいんだ?

2016-12-14

いねぇ~

修羅場を乗り切ったねぇ~

獅子奮迅の働きだったねぇ~

達成感だねぇ~

もうすごい有能っぽい

すごい仕事できる人間っぽい

でも本当の有能はそもそもそんな困難な状況にならんようにするもんなんや

おーよちよち明日も張り切って仕事してくだちゃいねぇ~

2016-04-10

[]4

「縦ロールさん」

 姫カットお嬢様が欄干に手をついて下々を見下ろす縦ロールお嬢様に声をかけた。

 いきなり刺し貫かれないための用心である

貴方とここで事を構えるつもりはありませんわ。

 それよりあちらをご覧になって」

 姫カット様が手のひらで示される方をご覧になると、

 お二方のお嬢サバイバル部員が戦端を開こうとしていた。

「手の内を知っておけば、のちのち有利でしてよ?」

「……」

 猛者は見えないところで周到なものだ。インシュロック使いのお嬢様も下々を見下ろした。

 戦っているのはアセチレン溶断器(切断器)使いのアフロお嬢様と、

安全帯使いのツーサイドアップのお嬢様だった。

 アセチレン溶断器は見てのごとく、精巧な黄銅のノズルから

恐ろしげな蒼炎を吹き出している。

 アフロお嬢様圧縮酸素バルブを操作するたびに炎が白く輝き、キュゴーと轟音を吐き出す。

 彼女の威嚇は効果的だった。顔に火を向けられれば本能的に避けられずにはいられない。

 実際、ツーサイドアップお嬢様は腰が引けていた。

 だが、彼女には遠距離から敵を攻撃する手段がある。

「てやっ!」

 気合いと共に、安全帯のフックがフックにふさわしい軌道アフロに向かって飛んでいく。

 スウェーでかわしたお嬢様リボンがはらりと切れ落ちた。

「うふふ……このフックは外側を研いであるのよ」

 そのまま金物を舐めそうな厄い表情でツーサイドアップお嬢様は言った。安全要素がどこにもない。

 くさり鎌そのままの用法で、自爆に注意して、彼女連続攻撃を繰り出す。

 アセチレン溶断器の威力をもってすればフックも溶断できるが、

それには事前の加熱が必要であり、高速移動する状況では非現実的だった。

 アフロお嬢様は何度か試すそぶりを見せたもの時間の浪費に終わる。

 だがそれは伏線だった。

「フックが切れないならスリングを切ればいいじゃない!」

 いつもより一歩踏み込んだ火が化学繊維スリングを焼き溶かす。

 高熱に劣化したスリングはフックの遠心力に耐えきれず、危険な金物は接線方向に飛んでいった。

「ちっ!」

 かんばせに焦りの色を浮かべて後退するお嬢様を、青い炎が追いかける。

 そこに一閃、銀色の光が走り、褐色と黒のボンから伸びる二本のホースを切断した。

「ふふふふ!わらわの安全帯は安全ダブルフック(ランヤード)でし!!」

 語彙力あやしく勝ち誇るツーサイドアップのお嬢様

 外野のお二方は品評された。

「あの方はアフロさんの恐ろしさを見誤っていますわ」

アフロさんの真の恐ろしさは、二つのボンベを抱えて動き回る、その膂力!」

 姫カットお嬢様のいうとおり、

 アフロお嬢様はすかさず武器ボンベそのものに持ち替えて振りかぶった。

 ごちん!

 鈍い音に続いて、爆音がとどろく。

 が、どぅーん!!

 アセチレン空気中分量2.5~81%の広い爆発範囲もつ、とても危険物質である

 酸素については言うまでもない。

 アフロお嬢様安全処置より攻撃を優先させる果敢な精神が裏目に出た。

 ホースが切断されたまま戦闘を続けた二人は起こるべくして起きた事故に遭ったのだった。

「……し、獅子奮迅の爆発でしたわね」

突っ込みませんわよ……」

 爆煙たなびく中、まなびたいことのなくなった姫カットお嬢様

髪をなびかせて観戦席をたった。脇腹をさりげなく庇っている。

 二人の戦闘中も縦ロールのお嬢様に仕掛ける機会をうかがっていたのだが、

ついに決定的な隙は見つけられなかった。

 ただ一矢を報いてもいた。

 縦ロールのお嬢様はいつのまにか欄干にインシュロック

止められた一房の巻き毛を見つめて一笑する。

姫カットさん……恐ろしい子!」

 暴力的危険帯と写真提供リタイア

 残り6人!

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160409213124

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160411184413

2012-05-26

親と子が共に不幸になる、親だけが幸福になる、自分けが幸福になれる、それぞれ選べるとしたらどれを取るか?決まっている。己の幸福を迷わず選べよ。親ならばそれを望むが当然だ

Nico2Justice 2012/05/25 19:34:56

あの獅子奮迅でさえこういう事言っているのに河本叩いてる奴らは・・・

2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101006010021

彼、普段言ってることの99%は正しいと思う。この問題における一連の調査にも脱帽した。尊敬してる。

純粋技術的な点についてはね。

俺も今回の高木先生獅子奮迅の働きには、技術屋の一人として感謝している。ただ、大屋氏の下記の批判って、この件に限らず「セキュリティ専門家高木浩光」にとってかなりクリティカルだと思うんだ。

http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000739.html

あえて言うと(これが最後の部分の議論だが)でもそのツケを法律問題に全部回されても困るということは明確に言ったな。それは何故かというと、前々回に書いたが法律ですべて解決せよと言われたら事前統制を強化して自由を制限する方向でしか処理のしようがないから、ということになる。

「お前らは技術的に/セキュリティ的に間違っている」という言い方自体は正しいし、これからもどんどんやって欲しい。けど、それを全部真に受けると、行き着く先は警察国家にしかならないと思うんだよな。

個人的に、このことは以前から懸念してたし、その普段のモヒカン的やり方そのままで #librahack のヒーローみたいになって、これで先生の言うことを真に受ける奴が出てきて悪い方向に行かなければいいな、と思っていたんだが、正直案の定って感じ。

とはいえ、今回の件の功績は功績だと思ってるので、今後もがんばって欲しい。応援してます。

2010-03-14

2ヶ月という期間を考えると

あれは絵に描いたもちかな。

やはり細部にこだわる路線に変更しよう。


赤服デモ(反独裁民主戦線-UDDデモ)情報 26

4 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:39:18 ID:0LRZFhg.0

ディンデンの方からものすごい黒煙があがってるよ

5 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:40:00 ID:0F0X//DA0

13日 20:20

撮影者タイ人

M79 3発爆発 ラチャップラロップ通りにて

http://www.youtube.com/watch?v=JMlMkQyMaBU

怖っ。

6 :5:2010/05/15(土) 19:41:35 ID:0F0X//DA0

14日でした。昨夜の爆発の動画です。

7 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:42:51 ID:hF49PSKI0

>>4

一度消えかけたのに、またはっきりと煙が見える。

8 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:43:29 ID:jqHQ4otA0

タイには兵役があるというが、顔つきをみると見事に中華系がいないな。

みんな色黒。なんかあるんだろうな。

9 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:44:10 ID:R9T.S8520

そろそろクロ服がでてくる時間帯ですな。

昨日みたいに獅子奮迅のAKA乱射で軍を撃退するのでしょうか?

10 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:44:59 ID:0LRZFhg.0

スレからですが、あまりにもすさまじいですねラチャ情報さん

気をつけてくださいよ

866 :ラチャ続報:2010/05/15(土) 18:57:47 ID:lDdvxzvs0

しばらく小康状態で大通りを車やバス(504番)が

走り出したので、やれやれと思い午前中の死者の画像を

アップしようとしていたら外で大声がするのでベランダ

出たら、うちのコンドーの入口にタイヤと竹でバリケードを造営中。

「そりゃないよぉ」と唖然と見ていたら、コンドーの責任者

100バーツずつ渡して場所の移動に合意。お前らほんとに金だけ。

バリケード壊して移動中に今までにないすさまじい銃撃が始まり

タイヤを積んだトラックの運転手は中で即死し、クラクション

鳴りっぱなしになっている。

男ども(近隣住民と赤服)はうちのコンドーの敷地内に転がるように

逃げ込んで、ガソリンスタンド前で撃たれた死体も引きずってきた。

今までの鬱憤を晴らすかのような兵士のものすごい銃撃です。

兵士がコンドー前まで侵攻してきて、動くものはすべて撃っている。

<兵隊も田舎出身だから赤福は撃たない>と言ったのは誰?

見境なくなんでも撃っている。

コンビニ看板にボッ!と煙があがった。

40 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:55:49 ID:Eehbn5Tc0

何回兵隊使えば気が済むのか。中途半端なんだよアピは。

42 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:57:11 ID:jDm1i7v60

というか、今の時期、プラヴィハーンや、南部情勢に政府は神経注いでられないから、今攻め時だと思うんだけど、

パッタニー解放戦線の方々や、カンボジア軍の方々は何をしとるとですか?


46 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 19:58:45 ID:jqHQ4otA0

プラヴィハーンはともかく、南部情勢ってこれまでも政府がまともに神経を通わせていたとは思えない。

50 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:00:19 ID:aYSgNUg20

アビシットは白兵戦に頼るから、軍や警察にムダな死傷者が増える

援護のため、爆破力の強い投擲弾を多用して、ある程度、赤服を壊滅

に追い込んでから、兵を投入するべきでは?

51 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:00:29 ID:jDm1i7v60

6時だけど、ラチャはどうでっか

53 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:02:23 ID:jDm1i7v60

ランナム当たりは外国人も多い住宅地だからさ、あまりに破壊力高い兵器は、一般を犠牲にしすぎでしょ。

正式な退避勧告出してないから、やっぱりまずいんじゃない。

56 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:03:18 ID:Eehbn5Tc0

銃声はやんだね。殺し過ぎたんだろうね。

57 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:03:45 ID:1VGgsM0w0

一斉放送来たね

63 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:06:05 ID:/IeMl9TE0

59 今始まった。。

65 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:06:36 ID:2F9muXaA0

市民が亡くなったのは赤服と反赤服の衝突によるものらしい

茶番劇だな、治安本部。

69 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:08:39 ID:L/hDTKxc0

やたらと「ロントート(処罰する)」という言葉を言ってるが。

75 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:11:58 ID:ZLO4ewoI0

一斉放送、問題の地域に立ち入った場合の処罰の量刑報道だったと思います。

77 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:12:53 ID:WMcZpkVI0

アヌサワリー方面で断続的に黒煙が見えるんですが。。

81 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:15:29 ID:ZLO4ewoI0

>>76

具体的に立ち入り禁止区域に入った場合量刑と、それに付随する重い罪だと

懲役何年でとかなんかそういうんだったよ。

要するに行かなきゃいいって事だ。

82 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:16:01 ID:0LRZFhg.0

ランナム又始まったぞ。

88 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:17:47 ID:uTh82X4U0

NHKのニュースでラマ9のフォーチュンタウンが映ってたんだけど、

フォーチュン自体が閉鎖されてるのかな?

閉鎖はMRTの駅だけ?

96 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:21:33 ID:BANjsNBc0

ラチャ 凄い銃撃戦だ、、銃声がやまない、、

98 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:13 ID:jqHQ4otA0

ラチャって、軍が定めた四角形の外側ですよね。

その外側に出てこれば容赦はしない。

かといって内側にいては兵糧が。。。

白旗あげて出てこない限りはダメってことですね。

102 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:45 ID:0LRZFhg.0

今銃声止んだ。

103 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:23:52 ID:dV/wtoqo0

genobangkok 今のラマ4だそうです。写真が来た。http://brizzly.com/pic/2G2D

これみるとバンコクは戦場だってイメージが定着しちゃうぐらいインパクトあるよ。

108 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:28:41 ID:0LRZFhg.0

ランナムから引っ越します。

114 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:32:08 ID:e4xSkHdE0

明日の朝まで軍隊が前線を持ちこたえてくれるのを祈るだけ。

まあ、デモ隊の分際で軍隊制圧するわけにもいかんだろうから勝ったところでせいぜいにらみ合いか。

123 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:35:48 ID:aYSgNUg20

治安部隊がタクシン首相派のデモ隊と衝突。

「伏せろ!さもないと射殺する」と叫ぶ兵士。

http://sankei.jp.msn.com/photos/world/asia/100515/asi1005152020005-p1.jpg

124 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:35:59 ID:TazD04ok0

ラチャの住人を蛇蝎の如く嫌っていた例の親のスネ齧り元・留学生は、今の状況を見て高笑いしてそうですね。

125 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:36:23 ID:1IOYtD660

日没で一般市民犠牲者増えそうだな。

128 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:38:44 ID:0LRZFhg.0

ディンデンから巻き上がっている黒煙すごいな。

このへん一帯をおおいそうだよ。

129 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:39:24 ID:hF49PSKI0

ディンデンの煙がドンドンパワーを増してる。

どうなってるか????????

気合入れて見に行こうかな。

134 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:30 ID:R9T.S8520

煙幕で視界不良にして進撃をさせないつもりだろ

そして煙幕の向こうでクロ服がスタンバイ。

もうM79ではすまない。RPGが火を噴く。軍は多数の死傷者をだし敗走。

135 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:43 ID:K46WR3q60

爆弾テロ歓楽街で起きたら

日本人犠牲者が多く出るだろうな

136 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:41:43 ID:iM/VroSk0

>>124

超一流商社(笑)だけに、赴任はもう絶望的だねw

138 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:08 ID:.Vtp1VQk0

今危険なのはバンコクの一部の地域に限られてると思うのですが。

バンコク在住の方々、どうでしょう

非常事態宣言の出ている他府県いますが全く平和な日々をすごしてます。

140 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:51 ID:0LRZFhg.0

ディンデンの黒煙

今日未明破壊略奪されたバンコク銀行のATMの前あたりだと思われる。

141 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:42:55 ID:WAmr0Urw0

ディンデーン炎上

http://blog.livedoor.jp/shuma0719/

145 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:44:46 ID:jqHQ4otA0

うちはプロンポンですが、いつも通りですよ。いつもより外歩いている人も多いみたい。

146 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:45:34 ID:LDCln9Wg0

また一斉放送みたいよ!!

147 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:45:51 ID:ETPsDsWU0

プラトゥーナムに住んでるタイ人の知人が今朝撃たれて亡くなりました

あの辺、ラチャプラロップ許可なく通行すると容赦なく撃ってるようです

149 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:46:07 ID:dV/wtoqo0

muri_bkk むむ、うちの方にも近づいてきた…。クローントイ交差点に赤組集合中。 via: @js100radio

150 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:46:29 ID:ZLO4ewoI0

>>145

外出禁止とか軒先が戦場とかの事態に備えて買出し中の人じゃない?

私もさっき行って来た。

最悪2週間位は家から出れなくても問題ない。

155 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:50:12 ID:R9T.S8520

あちこちにクロ服が分散してるのに意味がない作戦。

実際攻撃したらエンポリに再集結してもいいしどうにでもなるわな。

UDDも既に作戦外エリアに別働隊が大勢いるんだろ

158 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:51:04 ID:EwEmmDBY0

さっきラチャ近辺に住む友達に電話したら、ランナムをバイクで通ってきたと言っていた

戦闘地域は入らなかったみたいだが、血のあとを住民が水で流してたと言ってた。

でも、この中に住んでいるといえば、封鎖地域に入れてくれるみたいだね。

164 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 20:54:19 ID:aYSgNUg20

タイで一般市民多数を巻き込む市街戦 18人死亡

軍筋によると、バンコク中心部の元首相派占拠地域から北へ約2キロ離れた

ラチャプラロプ地区で、治安部隊と同派支持者の銃撃戦が終日続いた。

目撃者によると、現場居合わせトラック運転手や通行人らが巻き込まれ、

2人が死亡した。緊急医療機関は、衝突が多いため死傷者数の把握は難しく

なっているとしている。

火炎瓶を投げる反政府デモの参加者

http://www.asahicom.jp/international/update/0515/images/APX201005150006.jpg


182 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:05:36 ID:9dQM1xww0

>>147

うちのスタッフも昨夜銃撃で死亡しました。赤シャツではなく、その辺の住人です。

今日アリーまで遺体を引取りに行ったのですが、安置室には10体を超える遺体がありました。

実際何人死んでいるのでしょう。政府発表だと数が少なすぎるような。

いい加減でやめてほしいものです。

183 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:07:25 ID:0LRZFhg.0

182さんの知人は赤服ではなく一般人だったのですか。

巻き込まれてしまったのですね。

147さんの友人は赤服ではなく一般の方だったのですか?

191 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:35 ID:sZTlBUNw0

ラマ4道路では赤服が遊び半分みたいに威嚇の花火(音が強烈)を打ち上げてるが、

軍隊に実弾攻撃されるかもな?

192 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:37 ID:e18BrklM0

正しいかどうかは別として、治安維持のために市民の反感を買う報道はしないだろうな

なくなった無関係の方々の冥福をお祈りします

193 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:12:51 ID:ETPsDsWU0

>>183

プラトゥーナムに住む一般人です

赤服ではありません

195 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:13:42 ID:R9T.S8520

伊勢丹前の本隊の映像みた。

子供老人多数、赤ん坊までいた。

赤ん坊とかキツイよ。

196 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:14:49 ID:PW2BdBLk0

軍はさっさと撤退しろよ。

鎮圧に何日も掛ったらバンコク市内が戦場になっちまう

こっちに発砲するなよ、危ないじゃないか。

198 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:16:38 ID:R9T.S8520

まったく無力なデモ隊は伊勢丹前にいる。ここだけは絶対攻撃してならない。

赤ん坊みてベトナム戦争思い出した

201 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:17:59 ID:sZTlBUNw0

ラチャプラソン占拠している赤福たちは「今後自分たちがどうなるか」なんて考えていないんだろうね。

子供とか赤ちゃんとか連れているなんて狂気の沙汰だよ!

202 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:18:06 ID:dV/wtoqo0

>>196

他人の事を気にも留めない国民性が、市内破壊をものともしないだろう。

軍は国王の臣下。バンコク都内(市内じゃない都内だ)が戦場になろうと

気にも留めないだろう。

205 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:18:55 ID:PW2BdBLk0

閉鎖エリアで軍は無差別発砲に近い状態だな。

通りを通るものすべてに発砲している。

206 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:19:46 ID:dV/wtoqo0

>>200

できもしない発言をするべきではない。

アピシットは国王陛下の信任を受けて首相になった。

赤福の要求はアピの退陣だ。要求を呑むということは

いこーる即ち王権への侵害に他ならない。

207 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:19:48 ID:sSkOqYUE0

5時過ぎからラマ4の戦争が始まったかな。

兵士も撃たれたという。by ネーション

210 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:20:58 ID:R9T.S8520

もう迷惑だから広範囲の封鎖だけはやめてほしい。

選挙したほうがこんな大騒動起こすより100倍ましな選択だった

211 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:21:08 ID:1GIIUohs0

軍も仲間がやられて段々本気になってくるな。

214 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:22:15 ID:68p7TS1.0

政府は、一昨日から、指定エリアから無関係の人は出るように警告してきている。

赤が武力を行使している時に、一般市民がうろつくのはあまりにも危機管理ができていない。

政府に協力するのが一般市民の義務だ。

危険地区には立ち入らない。

危険地区に住んでいるものは出歩かない。

222 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:27:47 ID:ZLO4ewoI0

>>216

金が欲しかっただけのタクシンの方が一体いかほどマシなんだか。

223 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:28:05 ID:6ZCgrpm20

今回の問題の根本がわからなくなってきた…

224 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:29:00 ID:rZV.ZQ3I0

>>183

うちの女性スタッフ普通のOLです。いつものように

会社の近くでタイ人同僚と食事してのち、帰宅途中に巻き込まれたようです。

充分注意はしていたはずなんですけどね。

>>186

多分そうでしょうね。去年もいろんな噂が飛び交いましたが

今年は物証をもろに見てしまいました。でもどこの新聞にも乗っていないんですよね。

自分たちが着いたときにも別の遺体を棺桶にいれて運び出していました。

遺体を棺桶に入れる前に対面させてくれたのですが、その部屋には金属トレー

に載せられた遺体が10体以上、どれも普段着で、被せ物もなく並べられていました。

227 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:29:52 ID:68p7TS1.0

政府11月14日選挙提案をのまなかった理由は、リーダーたちの保釈が認められなかったからだ。

自分たちが刑務所に入りたくないからと、政府の提案を蹴り、こうした事態を招いたわけだ。

責任は、すべて赤服リーダーたちにある。

236 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:33:51 ID:LBE.5GRo0

赤服が報復のため、この3、4日中、デパート等の公共施設を爆破する噂がながれています

が、誰か関連情報ありませんか??

240 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:35:26 ID:/r5kA0560

ランナムにアパート借りようかといくつか目星をつけていたんだけど

ダメになっちゃった・・・

ランナムみたいに比較家賃安価

飲食店や買い物できる店がいくつかあって

でも兵士が銃持ってうろうろしていない地区ってどこですか?

日本を発つ日が目前に迫ってるんで・・・・

241 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:36:25 ID:R9T.S8520

アビシット政権は総選挙するならバンコクを戦場にすることを選んだわけだが

ここまでタイボロボロになれば勝者なし。

ようするに選挙で負けるぐらいなら皆全員負けてしまおうとする焦土作戦なのであった・・

242 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:36:35 ID:sZTlBUNw0

ラマ4の赤服は花火を打ち上げて遊んでますね!

245 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:37:21 ID:XfXx7kms0

>>240

現状だとオンヌットかプラカノンだね。

246 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:37:23 ID:aGTfNF3g0

>>240

アパートの質問などは、このスレではなく専用スレでやって欲しいな。

適したスレで質問すれば回答するよ。

247 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:38:03 ID:PW2BdBLk0

死者が多すぎる、軍は撤退するべきだ。

250 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:40:54 ID:0LRZFhg.0

ランナム付近又始まった。

251 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:41:04 ID:68p7TS1.0

赤服は息をするようにデマを流す。

デパートを爆破するのならすればいい。

ますます国際世論は反赤になるだけなのだから、

脅しに屈したらテロには勝てない。

252 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:41:26 ID:f/F2Spl20

大使館からメール来たぞ。

>4.大使館仮事務所の開設、

大使館周囲の治安状況の悪化により、15日夕より、インペリアルクイーンズ・パーク・ホテル

会議室に仮事務所を開設しました。

>連絡先は以下の通りです。当面の間、お問い合わせ等は、大使館ではなく、次の電話番号にお願いします。

>なお、領事および広報文化窓口については、既にお知らせのとおり、17日は閉鎖しますのでご理解をお願いします。

>18日以降の窓口業務については追ってご連絡します。

大使館仮事務所代表

> ○02-261-9300 内線5025、5029

>領事関係問い合わせ(パスポート、査証、証明、邦人援護)

> ○02-672-5504、5505、5506

よしよし、一応考えてるな。

インペリアルクイーンズ・パーク・ホテル内だったら利用しやすいし。

254 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:42:52 ID:b.Z3bEKs0

質問です。

彼女を残して日本に仕事で一時帰国してきちゃったんだけど

エカマイ、プラカノンあたりって普通ですか?

255 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:43:33 ID:jDm1i7v60

>>254

問題ございません

256 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:44:08 ID:68p7TS1.0

政府は、肉を切らせて骨を切る作戦で、失ったものは、倍返ししてもらえばいい。

UDDリーダーたちは、もう死刑求刑確定だ。

257 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:44:13 ID:/IeMl9TE0

エカマイ平和です

263 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:46:56 ID:OIlVyP460

昼頃にタイ人の知人からデパートに行くなと連絡がありました。

264 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:49:17 ID:R9T.S8520

死んだら遺族が100万Bゲットだぜ。

265 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:50:29 ID:IHaRvmfA0

ロビンソンチャダで飯と酒してきた。

平和すぎて、テレビ報道が信じられないくらいだねえ。

ディンデンなんか、目と鼻の先なのにな。

268 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:54:03 ID:e18BrklM0

解散総選挙すればいいとほざいてる奴がまだいるとは失笑ものだ

選挙する予定日まで出したのにそれを蹴って別の要求をどんどん追加していったのは赤ではないか

その時点で選挙要求なんてのは実は言い訳だったとしか思えなくなった

272 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:55:14 ID:AYPE.gq60

>>261

日テレビで居座ってる人のインタビューしてたんだが、

「いやー、1ヶ月くらいバンコク観光もかねて来たんだけど、

そろそろこの子(一緒にいる子供)の学校もはじまるからねー、

もう帰ろうかと思ってるんですが、バスお金もなくてねー、

困ってるんですわー、はははー」

みたいな感じだったよ。田舎から、観光気分で来て長期化して

どうしていいかわからないってのが大半なのかな?

273 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:55:39 ID:jDm1i7v60

どうでもいいけど、この騒ぎが収まった後は

ルンピニ公園~ランナム当たりは、有数の心霊スポットになるのは間違いない

274 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:56:01 ID:.xpZKJAQ0

Troops virtually declared curfew on Rajprarop and Soi Rangnam.

They announced that members of the public could not enter the two roads after 6 pm.

上記はTHE NATIONからです。

どうしよう。俺ランナム在住です。

今も外でバーンバーンと言ってるし。

275 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:56:51 ID:sSkOqYUE0

死者22人。BY-保健省

実際はもっと多いだろうね。

赤十字マークの軍用車が負傷者を運んでいたけど、この軍用車が曲者。

92年の時も死体を連れ去った。

276 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:57:24 ID:IHaRvmfA0

>>274

食料は当然備蓄してるだろ?

数日は部屋に篭ってな。

277 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:57:48 ID:68p7TS1.0

赤のテロリストは、攻撃したあと市民の中に逃げ込むから、軍は反撃できない事情もある。

市民を楯に使うのだから、市民が死んだら赤の責任だ。

280 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 21:59:33 ID:ZLO4ewoI0

>>277

戦場に設定された地域市民は出歩いてない。

座り込み続けてる女子供老人も、もはや知らなかったではすまされないでしょ。

283 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:00:30 ID:MLTJm8Do0

>>263

開いてるデパートなら行っても大丈夫だよ

291 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:05:42 ID:68p7TS1.0

UDDのリーダーたちは執行猶予なしの実刑だから、当分出てこられない。

293 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:06:07 ID:03Sc/NU20

今朝、ソイランナムからカオサンに避難

ここは、平和

294 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:06:53 ID:/j.7bfKM0

家内の友人がバンランプーだが、今は平和だそうだ。

299 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:10:40 ID:R9T.S8520

タクシンカリスマは凄いな

タクシン支持者がクロントイ地区に続々と集結中。すでに1000人を超えたとの情報。新たな集会拠点になる可能性が高い。現場ではプラティープさ

んが演説をした模様。 #ThaiRedJ

300 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:11:39 ID:/j.7bfKM0

軍部が内部分裂する可能性もあるんじゃないのかな。

地方出身が多いからね。

301 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:11:44 ID:68p7TS1.0

ついに正体を現したなスラムの婆。

302 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:12:23 ID:R9T.S8520

ついにクロントイ地区もUDDに堕ちた

もうバンコクの半分がUDD

303 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:12:52 ID:ZLO4ewoI0

クロントイやばいね。ついにうちの近くに来たか(泣)

1000人かそこらならまだ何とかなるだろ。今のうちに追っ払って欲しいなぁ。

304 :オー様と名無し:2010/05/15(土) 22:13:15 ID:k3Ymu99U0

日本大使館からのお知らせ(UDD デモ) 2010年5月15日その2

反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起

2010年5月15日18:00現在

1.本日のUDDデモ関係の最新情勢は次の通りです。

15日午後2時、UDDは、集会場の物資が底をつきつつあるため、インペリアルショッピングセンターサムローン店、インペリアルショッピングセンター・ラ

プラオ店及びタイコム本社の3カ所(大使館ホームページ掲載の地図ご参照)を集合場所として、物資を持ち寄り、ラチャプラソンの集会場へ向けた行

進を、UDD支持者に呼びかけており、通過点になると見られるラチャプラロップ通り周辺で散発的発砲が行われています。

2.また、タイ政府報道官代行は、15日、陸軍第11歩兵連隊本部の緊急事態回復センター(CRES)より一斉テレビ放送にて、現下の情勢に関

する国民向け説明を次の通り行っております。

(1)今朝のCRESの会合において、治安当局より、14日22時の時点でのUDD集会参加者数が6,000名であるとの報告が行われた。その内訳

は、ラチャプラソン交差点プラトゥナーム交差点:3,000名、ラチャプラソン交差点パトゥムワン交差点:1,000名、ラチャプラソン交差点~チッドロム

交差点:1,000名、ラチャプラソン交差点~ラチャダムリ交差点:500名、ルンピニ公園:500名、である。

(2)UDDは、集会場地域を包囲する治安部隊の更に外側から、更に包囲しようとしていることから、治安部隊は互いに連携をとり、自らの防衛を強

化し、包囲を受けないよう細心の注意を払うよう、指示を行った

3.このような緊迫した情勢にありますので、封鎖地域はもとより、その周辺および外周地域でも緊張が高まっておりますので、封鎖地域付近には近づ

かないようにし、封鎖地域付近に滞在している在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に巻き込まれないため、厳に外出は控えて下さい。

4.大使館仮事務所の開設、

大使館周囲の治安状況の悪化により、15日夕より、インペリアルクイーンズ・パーク・ Permalink | 記事への反応(0) | 16:13

2009-08-07

エンドレスエイトは終わらない

2009年8月6日エンドレスエイトは、7週間ほぼ同内容の物語を放送し、そして8回目にしてようやくの終わりを見せた。

 

視聴者の思いはさまざまであろう。あるものはその終わりにカタルシスを覚え、あるものは8週間かけてこれか、と憤っている。

あるものはなんだかんだ終わって寂しいという思いを抱いている。

しかし彼らに共通しているのは、「やっと終わった」。その安堵感だった。

 

ところが。ところが、だ。

その2009年8月27日。何が起きたと思う。何が起きたと思う?

NHK涼宮ハルヒ再放送をはじめた。木曜日の25:30。第1話からの放映なら、涼宮ハルヒの憂鬱ほどの人気アニメならば、

まかりまちがって、なにやら奇跡めいた出来事や、真っ黒な裏事情のようなものがあってこのような顛末になったのかもしれない。

だが違った。とても大人の裏事情だとか、奇跡なんて言葉では片付けられない悪意がはびこっていた。

NHKは、「エンドレスエイト」の最初のエピソードから放映しはじめたのだ。

 

NHKエンドレスエイトは、そのまま8週間かけて終わりを迎えた。

ネットでは「NHK奇行」、「NHKはじまったな」、「NHKおわったな」なんてありきたりな形容をされた。

ところがだ。NHKはおわってなんかいなかった。翌週、またエンドレスエイトを最初のエピソードから放映しはじめた。

そして呼応するように、テレビ埼玉が再び涼宮ハルヒの憂鬱再放送しはじめた。

どのエピソードかっていうのはいわなくても分かるだろう。

エンドレスエイト」――テレビ埼玉、はじまったな

 

エンドレスエイト現象」とでも呼ぶべきその事象は、瞬く間に広まった。

NHK教育日本テレビフジテレビTBSテレビ朝日。どれも例外ではなかった。

はじめは木曜日の25:30から、30分枠だった。それが1時間枠となり、別の曜日にも広まり、どのテレビ局も深夜帯は涼宮ハルヒの憂鬱しか放映されなくなった。

京都アニメーションは更なる攻勢にでてきた。「エンドレスエイト、新作発表」。

いつ作っていたのやら、エンドレスエイトを新たに作り直していた。内容? ご存知の通りだ。

 

だが、一つだけ戦い続けたテレビ局があった。テレビ東京

ネット上でテレビ東京の数々の逸話を聞いたことがある人は多いと思う。

そう、他のテレビ局がジワジワと侵攻を許すなか、テレビ東京だけは決してその領域を踏み越えさせることはなかった。

京都VS東京東京の守りは堅く、崩れなかった。

 

日が経つごとに電波エンドレスエイトジャックされていった。2010年8月NHKエンドレスエイトしか放映しなくなった。

9月10月テレビ東京以外の放送局は全て、エンドレスエイトしか放映しないような有様になった。

しかし、それでも、テレビ東京は戦い続けた。

新作アニメは常にテレビ東京で放映されていた。それしか残る枠はないのだから、当然のことだ。

アニメオタクの最後の聖域として、テレビ東京は在り続けようとしていた。

 

その均衡が崩れる瞬間は、意外とあっけなかった。「エンドレスエイト劇場版 三部作公開決定。第1作は12月末上映。」

11月に入り、たちまち流れたニュース。その翌日からテレビ東京は完全にジャックされた。

本当に一瞬の出来事だった。その日、日本アニメーションは完全に終末を迎えたといっても良かった。

 

 

――クリスマス。かつてはアニメオタクだった俺も、エンドレスエイト日本を席巻しはじめてからというもの、

まるで憑き物でも落ちたかのように所謂オタク趣味が消えていった。

いまでは女の子とも普通に会話できるようになったし、先週ついに彼女もできた。

「おまたせっ!」

「おまっ、おっせーよ何分待たせんだよ」

「ごめんごめん、ほらっいこうよ」

彼女との2回目のデートコンドームの準備はできてる。今日童貞を捨てる。ホテルホテルホテル

手をつなぐだけで、俺の男の部分はいきり立っていた。だめだ、落ち着け! 落ち着け! 落ち着け

「kきょ、今日は行きたいところあるっていってたけど、どこ?」

「見たい映画があるんだけど。前、アニメ好きだったって言ってたよね?」

彼女言葉意味することは一つだった。

アニメが好きだって言ってた。いつの話だよ

 

エンドレスエイト劇場版はごく普通に始まった。何度も見た。本当に何度も見てるものだ。

彼女だって何度も見てるはずだ。飽きないのか? 洗脳でもされてるのか?

なぜ楽しそうに眺めてられるんだ、こんな茶番

 

茶番だな! 実に下らん茶番だ!」

俺の考えに呼応したかのように叫び声が響いた。

「君達もそう思うだろう! こんな茶番を見せ付けておいて許されるはずがないのさ、京都アニメーション!」

その立ち姿。気づいた。見覚えがあった。

「あ、あなたは……山本寛監督!?」

「ほう、私をご存知とは、光栄だな。どうだ、こんな茶番見てて楽しいかい?」

俺の、オタクとしての、最後の矜持がうずいた。

「これっぽっちも、おもしろくねえ!」

「そうだろうそうだろう! 実にくだらないよなあ!」

指同士を叩く。パチンッ、ドーン!バーン

スクリーンが壊れた……すごい!」

「君……私は京都を叩く! 君も来るかね」

京都ですって!? し、しかしいくら山本監督といえども、いまや魔都と化した京都へ乗り込むのは……」

「そう、確かに危険だ。私ひとりではね……」

 

山本君一人にいかせるわけにはいかんだろう」

「み、宮崎監督?」

「何も京都に憤りを感じていたのは、彼だけではないからね」

庵野監督!?」

京都連中は俺が皆殺しにしてやるぜ!」

冨野監督だ!?」

「俺達が力をあわせれば百人力よ!」

「す、すごい。樋口監督に細田監督……見分けがつかない!」

AIRでの借り、変えさせてもらうほかない」

「出崎監督! それに……押井監督まで!」

「……(コクッ」

「さあ君も、私達と一緒に京都を討とう!」

「はい!」

 

そして8年が過ぎた。京都へ放たれたミサイルが要因で始まったWW3は、2018年を持って終戦となった。

日本国の若きリーダーとして獅子奮迅の活躍を見せた山本寛、多くの人たちは、死ぬ間際まで彼の名を忘れることはなかった。

 

 

エンドレスエイト、完

2009-02-06

陸路兄弟VSおまる兄弟

兄者、斥候より報告。敵軍勢が北五里に現れたようです」

陸路兄弟の弟、陸路兆次は迫り来る軍勢の報告に緊張を隠せなかった。兄の運長に比べ、まだ実戦経験が少ない。ほぼ初陣と言ってよかった。

「よし、歩兵部隊は中央で堅陣を組め。騎馬隊は歩兵部隊の両翼へ展開し、相手陣容に対応できる形で待機」

陽は青く晴れた中天にかかりつつあった。西に山を仰ぎ見る草原、その少し小高くなったところ。運長は騎馬隊五百のうち、二百五十を率いて歩兵部隊の右翼に展開した。西の山から流れる河を隔てて、敵軍とまずは向かいあうことになるはずだ。水量は大人の腰ほどである。事前に斥候に調べさせていた。河を渡って来なければならない相手に圧倒的に不利な地形を選んで布陣していた。

兆次は歩兵部隊二千を率いている。運長は兆次の緊張を見抜いていたが、言葉をかけなかった。緊張はしていても自分の初陣の時より間違いなくいい顔をしている。そう感じていたのだ。だが、それも言葉にはしなかった。

余計な言葉をかけなくても、戦いが始まれば兆次の体は自然と動く。陸路一族に流れる「いくさびと」の血がそうさせるはずだ。初陣での自分が、かつてそうであったように。

斥候からの報告が立て続けに入る。歩兵五百。敵軍との距離は一里を切っている。見える。雑然と行軍している。軍としてようやく体をなしている、という程度だ。

敵軍のほぼ中央に「おまる」の旗がたなびいている。おまる兄弟の兄、おまる(大)はおそらくそこにいるのだろう。ほぼ全軍が歩兵で、騎馬はおまる(大)を含め、十に満たないようだ。おまる兄弟の人徳のためか、人員が集まらなかったのであろう。兵力は二千五百対五百。戦を生業としてきた陸路一族を前に、この戦力差は決定的とも言えるものであった。

「騎馬隊、前へ」

相手の陣容を見て、運長は両翼の騎馬隊を歩兵より前に進め、五百騎を歩兵の前で一つにまとめた。あの軍相手なら騎馬隊五百の突進で大勢は決してしまうかもしれない。運長はそれでも自分の考えに気のはやりがないか、もう一度自らに問い直した。

河の向こうにおまる兄弟軍が布陣した。躊躇なく先頭の歩兵が河に飛び込み、浅いところを渡ってくる。

やはり……。運長は先ほどの自分への問いかけが杞憂であったと感じた。所詮おまる兄弟は兵法も知らない素人だ。

組み合わせが決まった時点で、運長はおまる兄弟に会い、試合方法を騎馬戦にしないか?と持ちかけた。それも「何でもあり」の騎馬戦にしようと持ちかけたのだ。白鳥の首が付いた大小のおまるにまたがり、おまる兄弟は、アホ面を揃えて「いいよー」と快諾した。弟のおまる(小)にいたっては鼻水まで垂れっぱなしのアホ面だった。場所、時間に至るまで、おまる兄弟は陸路兄弟の条件を全て受け入れた。もう既にそこで勝負は始まり、結果は決していたのかもしれない。

河を渡ってくる歩兵部隊の中央でたなびく「おまる」の旗を見据えた後、運長は自分の馬の鞍に立てた「陸路」の旗を振り返った。旗を取られた方が負け、その他は何でもあり、自分がおまる兄弟に言った言葉をもう一度胸の中で繰り返し、そして、河を渡るおまる兄弟の歩兵部隊を見つめた。もう少しで「おまる」の旗が河を渡る。

敵が川を渡って来たならば、川の中で迎え撃ってはいけない。孫子曰く「半ばわたらしめてこれを撃たば利なり」この場合なら、敵軍の中央にある旗が渡ってから迎撃すれば、渡りきっていない敵は身動きがとれない。まさに運長はその時を待っていた。もう少しだ。右手を挙げる。

「突撃」

右手が振り下ろされると同時に、陸路騎馬隊は敵軍に襲いかかった。宋襄の仁など関係ない、要は勝てばいいんでしょ、そう呟いていた。河を渡ったおよそ三百の敵兵に動揺が走る。運長は手綱を握り締め、先頭に立って敵の歩兵部隊を二つに断ち割った。見事に統率された陸路騎馬隊は、一匹の蛇のように「おまる」の旗の下の十に満たない騎馬に絡みつく。浮き足立った騎兵を粘りつくように取り囲んだ。

運長は手にしたピコピコハンマーで、騎馬上の兵士を次々と叩き落した。見えた。旗。手を伸ばし、一瞬の隙を突いて「おまる」の旗を取った。

にやり。おまる兄弟は微笑んでいた。鼻が垂れている、こいつは弟だ。今奪い取った旗。「おまろ」そう書いてあった。瞬間、気づいた。五百の陸路騎馬隊は三百ほどの歩兵に取り囲まれている。運長の背中に冷たいものが走った。退避せよ、そう叫ぼうとした。

「あれは?」

陸路騎馬隊の一人が河の方を見て叫んだ。河の水量がいつの間にか増えている。その上流から、白いものが無数に流れてきていた。白鳥? 否。おまるだ。数千というおまると、それに乗った歩兵が河を流れてきている。突然現れたおまる部隊は、陸路騎馬隊の近くの岸からそのまま上陸してきた。上陸してわかったことだが、おまるに乗っているというより、おまるの底から足を突き出し、あたかもおまる型の浮き輪でもしているような歩兵だ。その数ざっと見て、五千。

最初の歩兵三百の動きは巧みだった。運長とその周り百騎ほどの騎馬以外は、囲みの外に逃がしている。ジリジリと運長の旗をめがけて包囲を狭くしているのだ。最初の行軍の乱れはフェイクだったのだ。運長は歯軋りしながら手綱をさばき、百騎に密集隊形をとらせる。そうする間にもどんどんおまる部隊は上陸し、三百の歩兵とあわさって囲みを強固なものにしていくのだった。

不意に衝撃が来た。兆次の歩兵二千が、おまる部隊と歩兵三百の囲みに猛然と突進していた。楔の隊形で囲みを穿ちにかかっていた。楔の先頭で、兆次が鬼の形相をしていた。ハリセンを振るい、おまる部隊をなぎ倒していく。囲みの外に追いやられていた騎馬隊もそれに続いている。陸路の血が兆次の中でたぎっていた。緊張を隠せなかった弟が獅子奮迅の戦いをしている。呼応するように、運長の胸に熱い何かがこみ上げてきた。

「歩兵部隊と合流する。総員、歩兵部隊に向かって血路を開け」

地を震わせるように叫んでいた。ピコピコハンマーがうなる。乱戦になった。少しずつ、弟の部隊に近づいた。やがて、伸ばした手と手が触れ合うように、歩兵と騎馬の部隊は一つになっていた。立派な「いくさびと」となった兆次の顔を見つけ、思わず運長の口の端が緩んだ。

だが、緩んだ口の端はそのまま凍りついた。

一つになった陸路騎馬隊と歩兵部隊は、水量を増した河を背にしていた。五千のおまる部隊と三百の歩兵隊にぎちぎちに包囲されている。運長は自分の背にたなびく陸路の旗を見た。これでは敵も旗には手が出せないはずだが・・・。

大きな白鳥が一羽、上流から流れてくる。いや、大きすぎだ。30メートルはある。頭のてっぺんに「おまる」の旗があった。そして、河を背にした運長の前で止まった。にょきっと足が生え、立ち上がった。50mはある。そして、しゃべった。

「あの日、勝ったって思ったんだろ。その時点で負けてたんだよ、あんた達はさ」

おまる兄弟の兄、おまる(大)の声だった。

「こいつはおまる型モビルスーツ、スワン号。美しいフォルムだろ。おまるってやっぱり芸術だよな、そう思うだろ?」

バカでかい白鳥は、頭を下げた。運長の鞍でたなびく「陸路」の旗にゆっくりと向かっている。反射的に運長は鞍の上に立って、両膝を曲げた。どうしても欲しかった勝ちが近づいてくる。飛べる。つかめるよな、俺達なら。なあ、兆次・・・・・・。

運長の体は跳躍し、スワンの顎あたりを頂点とする放物線を描き、河の中に消えていった。

スワンは、与えられたエサでも食べるように、たやすく「陸路」の旗を咥え、おまる兄弟の二回戦進出が決まった。

http://anond.hatelabo.jp/20090130135752

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