はてなキーワード: 親の金とは
多分創作増田だけど、ポスドクの彼氏と別れるか悩んでるやつ読んで、自分も文系院生(その後ドクターに行ったけど、特にめぼしい業績を残せず学問の道を去ったらしい)の歳上彼氏と別れたのを思い出した。
男は奢れ!とは思わないけど、私が稼いでるからって理由で歳下なのに多めに払わされるのは納得いかなかったし、「議論が好き」って言いつつ、話の腰を折って言葉で相手をねじ伏せるのが好きな人だった。
何が面白いって、親の金で私立の中高一貫男子校を出て、浪人して、やっぱり親の金で大学院行ってるのに、自分のことめちゃくちゃ貧乏人だと思ってたこと。「俺なんて、万引き家族だよ笑」っていうのが口癖だった。
無理。生き辛いレベルを越した。のびのび生きている人に嫉妬までし始めてしまう。
どうやったら好かれるか、マウント取られないか、評価が上がるか仕事中も考えてる。思考に思考を重ねて、要らない洞察力を発揮してる。
助言された所で、何をしても無駄だと思う。
自己啓発本やメンタル系の本を読めば変われるんだろうか。本の知識なんか付け焼き刃に過ぎない。
いざ人間を目の前にすると、緊張と混乱で実践なんかできずに噛む。そこを付け込まれる。
かと言え一切努力してない、というつもりはない。どうやって生まれながらのいい子って育つんですか?
周りに自分の弱さをさらけ出しておいて弱者の振りをしたかと思いきや妊娠して職場から逃げる奴が嫌い。だいっきらい。そんなの弱さじゃなくてもう図太さじゃないの?
プライドだけ糞高い私には、とてもとてもそんな事できません。
結局、鬱病とか情緒不安定とかボコられても弱さを見せたほうが愛されるんだろう。
社会が死ね。世界に私だけなら死のうなどと思わない。お前らが悪意害意不快色々向けるから、そのご機嫌伺いを続けてる。お前らが殺すんだよ。
ルッキズムに踊らされすぎ。髪ボサボサパンツスーツだった時には見向きもしない癖に、身なり整えたとたん優遇すんじゃねえよクズが。
どうしよも無く未来が見えない。私をこんな状態に追い込んだやつが元気に生きてるってだけで首かきむしりたいほどくやしい、憎い。意味わからない。家畜?
もっと不幸にならないといけないのだろうか。幸せになりたい。生きたい。なのに、生きるのにまったく向いてない。
愚痴垢自体は否定しない。世の中全員同じ意見とは限らないから、肯定派も否定派もいる。ただ同じ意見の人と繋がり合って、思考停止で否定するのはどーかと思う。清く正しくアンチ活動してください。人格否定、レッテル貼り、個人と集団の混同。自分の反対意見派を中傷するのは見てて不快です、これも一意見。全部ただの感想、意見だから。自分の事をすべて正しいと思ってる人がだいっきらい。これは私怨です。
平和って実現すると思いますか?私は思わない。実現するはずがない。そんな事できるような生物じゃないと思います、人間。全員が他人の意見を尊重しつつ発言でき、共に解決へ向かうような人間なら良いけど。それで、自分の見る世界が全てだと過信しない、自分の利益ばかり考えない。他人に優しい。そんな人間いますか?見たこと無い。
こういう暴力的な苦しみが、嵐みたいに去ってって、力が抜ける。それでまた毎日、嫌な記憶や考え事がぐるぐる湧いてきて、それを一生懸命消そうとする。消そうと毎時戦って疲れる。
中学1年生の娘が生活に支障をきたすレベルで一重に悩んでいたので二重整形を受けさせた - Togetter
元ツイートが削除されているせいで見れないが、簡単にまとめると
「一重に悩んで不登校になりかけている娘に夫の反対を押し切って二重にする整形手術を受けさせたら性格も明るくなり学校にも普通に行けるようになった」
という内容である
まー完全に悪手
一応断っておくけど二重にする程度の整形手術を否定するわけじゃない
ただそれは大人が「毎日アイプチするのめんどくせーからいっそ手術しちまうか」という場合だ
整形手術は身体的、経済的に多大なコストやリスクがあるうえに非常に依存性が高い
そんな整形手術を「一重の悩みで不登校になり」「二重手術しただけで性格が明るくなる」メンタリティの「中学生」にさせるのは、メンタル病んでる人間に覚醒剤ブチ込むようなものである
ルッキズムに苦しむ娘に整形というルッキズムを肯定する手法で対抗させてしまった
このまま育てば自己肯定感を容姿、つまり整形することでしか得られなくなりかねない
今後の人生で壁にぶつかるたび、「上手く行かないのは容姿が悪いからだ。整形が足りないからだ」という思考に陥り、整形依存性になる可能性が非常に高い
そもそも人生の幸福度に対し容姿が与える影響など、(人生上手く行かないのは自分の容姿が悪いせいだと考える人が思うほど)大きいものじゃない
元ツイートの父親が手術に気づかなかったことを娘に対する無関心の顕れとして批判している人が多かったが、これは「あれほど思い悩んだ一重二重問題は父親ですら気づかない程度のことでしかない」ということの証左である
もちろん容姿がいいに越したことはないが、少なくとも二重に生まれるよりは、二重にしたい娘に対し母親専決で手術費用がすぐ出てくる(おそらく数万〜10万円程度だろうが)経済的余裕のある家に生まれてくるほうがよほど恵まれている
一重に悩む娘に必要な言葉は「一重でも可愛い」じゃなくて、一重であることは容姿という点で不利であることは認めたうえで「それを補って余りある(容姿以外の)魅力がある」ということだ
あるいはそういう容姿の不利を覆せるほどの魅力を身につけるべきであるという教育だ
勉強でもスポーツでもいいが、レベルの高い人間の集団になればなるほど、そして年齢が上がれば上がるほど、周囲からの評価項目の容姿の内訳は減って(適正な割合になって)くる
どこにも、いくつになっても容姿を揶揄してくる低俗な人間はいるだろうが、自ら、時間をかけて養った自己肯定感はそういった声をノイズとして処理できる
ついに30歳になった、なってしまった
20代を週3、4日程度のアルバイトやパートばかりで履歴書に書ける職歴は白紙、特技も趣味も志望動機も全部白紙、なんにもない女と、相成ってしまったのだ
18のころだろうか、急激に足腰の悪くなった母の介護で過ごして恋人もいない
まるで親の介護をしていたせいかという言い方だが親のせいだけではない
勿論30歳にして処女だし異性と手を繋いだ経験すら数えるほどしかない
交際経験は、続いたとして3ヶ月、セックスまですらも行かずに終わった物ばかりなので交際経験なしと言った方が早いだろう
おまけにコロナの関係で仕事をクビになって無職の引きこもり、やることといったら炊事洗濯家事くらいの物でなににもならない
とことんまでクズなのだが、せめて私が20代も前半ならよかった、まだ若いから許された
外に出ないから異性との出会いは完全にゼロだし(これは言い訳だ、どんな状況であれ出会う人は出会っている、)、こうなる前から異性に食事に誘われてもなにを話せばいいのか解らず結局どうにもならなかった
相手に不愉快な思いさせてしまったのだと言うことだけは理解できた、次もまたという世辞が恥ずかしくてみっともなかった
親はコロナが落ち着くまで外にでるのも怖いから、と仕事探しはゆっくりしたらいいと甘やかしてくる
家にいてじっくり面倒を見て貰えるのがうれしいと世辞を言ってくれる
暑くても雨でも寒くても足は痛む、リハビリに付き添いながら、関連書籍を読み込んだが
結局年齢によるもので根本的解決はないとばかりがかかれていた、あえていうなら筋肉をつけることだとわかった
私には実兄がいる、忙しく飛び回っているのでなかなか顔を合わせることは出来ない。それでも出来うる限りは安否確認の連絡をくれている
忙しい中で時間をとってくれて大変ではないだろうか、余り無理をしていなければいいがと思っても私に出来ることはなにもないのだ
そんな兄もまた、今は私家にいて母の面倒を見て貰える方が有り難いと世辞をくれる
それがいけない、甘やかされると甘えてしまう、元来甘やかされれば増長して驕る女なのだけれど
流石に今回ばかりはゆっくりしていていい年齢ではないのことは理解できる
自分は別に人間は恋愛をして結婚しない事を否と論じたいわけじゃなくて、
事実として、もしかして自分は所謂人を愛せない女のではないかと調べてみたことがあった
(あまりにも細分化されており本だけでは解らなかったがそういった人たちのいるお店には人生で立ち入ったことがないので少々怖じ気づいてしまい足を踏み入れることが出来ず、結局よく解らなかった)
それならそれで一人でも生きられるように自立して生きる道を見つけないといけないと思っているわけで
というか、だけどそもそも前提として自立すら出来ていない人間が他者と生きるなんてもっと無理があるんじゃ、と余談だが色々と考えてしまう
私も恋人とまでは言わなくとも会話できる異性くらいはほしいと思っている
だけれど恋愛偏差値のあまりにも低い私は異性と話すとイコール恋愛に直結してしまう
これはいけない、相手に迷惑だ、とそこまで思ったがそもそも今は会話する相手すらいないのだった
それに、いざとなるとなにを話せばいいか解らなくて、会話が終われば酷く疲れて気持ち悪くなってしまう
人と話すと疲れるものなのは当たり前だとは思うけれど、これではどうにも恋愛に発展しようにない
友愛は解る、友人と遊びに行くのは大好きだ
それでも終わって帰れば疲れが出てしまう
その上恋愛としてデートという名目がつくとなにもわからず気持ちが悪くなってしまう、比喩ではなく、戻してしまうのだ(汚い表現になってしまい申し訳ありません)
あまりにも相手に迷惑だと気がついてから、誘われても余りに乗らないようにして今となってはお誘いはゼロで
閑話休題、とくとくと私のどうにもならない恋愛に関して吐露してみたが差し当たっての問題は恋愛よりも仕事だ、お金が必要だ
それは少し寂しいかもしれないけれど生きることは出来る
だけどお金は直接的だ
いまは、みっとももなくも貯金と親の金で何とかなっているけれどかこれからどうする
私にはなにもない、才能もなく、なにも特技がなく、性格もよくなく、粗忽でドジで、人に好かれるタイプではなくそれでいて不真面目だ
親は、恐らく余程のことがない限り私よりも先にいなくなる
いっそ順序が逆であればよいのにと言うのは余りにも身勝手な親不孝だろう
一人、初めて自立しなければならなくなるとき、必ず遠くはないいつかやってくるその時
その時に私に残された者は親の遺産の家が一つと、職歴一つなく自分一人で稼ぐことも出来ない女なのだ
兄に頼る? 忙しくも飛び回って、それでも常にこちらに気を配っている兄弟に迷惑をかけられる筈がない
子供の頃から色々とあった我が家のせいで結婚すら出来ていない兄にこれ以上の迷惑をかけるわけには行かない
私には、認めたくないけれど血縁上姉と呼ぶべき女性がいる、ちなみに父とは数年前数十年ぶりに事故にあったとかで緊急治療室で顔を見てから一度も会っていないが生きてはいると思う
姉は、今生活保護を貰って生きている
親を謗り、兄弟を羨み、自分一人で生きていくと行って夜逃げした姉は今どうしようもなくて、行政を頼って、生きている
それは別に悪いことではない、どうしようもないとき行政を頼るのは国民として正しい姿勢だ
だけどどうしようもなく、私は姉と呼ぶべきその女に自分の未来を重ねてならない
これは完全に私が姉への恨みの色眼鏡で見てしまっていることだって理解している
書きたいことを書いて、羅列も言葉もめちゃくちゃできっと読みづらいことこの上なくて申し訳ない
私には文章を書く才能すらないのだ。なにも特技も才能も継続する力すらもないまま、30歳だ、ハッピーバースデートューミーだ
日々、明日も生きているという事に恐怖する
電車に乗りたい、正しくは乗りたくない
電車を見逃して、見逃して、ぼんやりと過ごして誰も自分も見ていない
雑踏の中でただ一人何時間も何時間も過ぎていく電車を眺めたいと思ったのは、恐らく思い出が美化されているからだ
結局あの時は帰路の電車に乗り込んでいつも通りにただいまといった
あのときはそれが正解なんだと思うと、言った
おはようからおやすみまで、どうもツイ廃です。
ツイッターで低用量ピルや緊急避妊薬、望まない妊娠などの話題が上がるたびに思い出す数年前の出来事。
私は中期中絶をした。
予期しない妊娠で苦しむ女性と緊急避妊薬を薬局で購入できるようにとの活動が特集され、
その様々な意見を見ている中で、
「中絶をした人の体験談などはあまり聞かないからイメージで語っている人も多いだろうが」
というような文章を目にした。
そもそも中絶という選択肢に直面しない限り、中絶について調べもしないだろう。
そして中絶という選択肢に直面し調べた私でも、体験談などはあまり見られず、病院やまとめのサイトばかり見ていた気がする。
このブログがバズるかどうかなんてさっぱり分からないが、より多くの人に、そして困ってる人に一例として読んでもらえたら嬉しい。
なんとなく偉そうな感じになってしまったが、本当にこの当時はどうしようもない人間だったので
現代社会の闇がかなり見える文章になるかもしれないが、ご了承願いたい。
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大学2年生の冬。
私はパパ活をしていた。
それもいわゆる「本番あり」のものだ。
普通にアルバイトもしていて、大学生の一人暮らしとしては苦しくないぐらいの給料は貰っていた。
いつものようにDMでやり取りをし、日時と場所を決め、その男の人と会った。
ゴムを付けてセックスをし、相手がイったため私もぼんやりのんびりしていたらまた相手が挿入してきた。
ぼんやりしている時にゴムを捨てていたのはなんとなく見ていた。股の感覚もいつもとなんだか違う。
絶対に付けていないと思い、相手を蹴飛ばす勢いで拒否したらさすがに離れた。
その後シャワーを浴び、股もいつもより念入りに洗いホテルを後にした。
この時慢心せずに産婦人科に行きアフターピルを貰うべきだったのだが
パパ活をしているという後ろめたさと、直接的に中に出された訳ではなかったので大丈夫だろうと考えていた。
(産婦人科に行ったことが無かったため心理的ハードルも高かった)
生理が来ない。
しかし学校とアルバイト(割と力仕事系)(とパパ活)で忙しく、生理周期も安定していなかったためとりあえずスルーした。
そしてこの頃から何とも言えぬ気持ち悪さを感じるようになった。
食欲はあるが、胃が固形物を受け付けない。量も食べられない。
アルバイト先の人たちにも「最近なんか胃が気持ち悪いんですよね~」などと呑気に喋り、
季節柄もあり胃腸炎なんじゃない?と色んな人に返されていた。
そして春になり、大学3年生になった。
相変わらず体調が思わしくなく、友達に何の気なしに上記の事情を話していたら
冗談半分で食べづわりなんじゃない?と言われた。
血の気が引いた。生理も来ていない。
その日の帰り道、意を決してドラッグストアで妊娠検査薬を購入。
泣きそうになりながら電車で産婦人科を調べ、直近で予約をした。
しかし中絶が出来ない病院だったため、検査のみでその日は帰宅。
しかし週数が経ち、中期中絶の時期に入ってしまっていたため別の病院を紹介される。
そして紹介された産婦人科へ。
週数としては確か12週とかで、なるべく早く手術を、とのことだった。
金額は65万円程度。
決して裕福では無い家庭で、私が行きたい大学に行かせてくれて、一人暮らしをさせてくれた親に
なぜ自分はこんなことをお願いしているのだろう。
本当に本当に自分が情けなくて、こんなことになった自分が悔しくて、涙が止まらなかった。
母親は、頻繁に男と遊ぶ姉を見て、ずっと「遊ぶのは構わないけど妊娠だけはしないようにね」と笑うように言っていた。
医者に事情もやんわり話し、父親の欄は無しではできないかと交渉したが
少しでも連絡が取れる可能性があるならサイン貰ってきてくださいと言われた。
タイミング的にも心当たりがあるのは生で入れてきた男だけだったので、ツイッターのDMを送った。
中絶などという単語はもちろん出さず、また会いたいんだけどどう?的なものを。
無事会えることになり、当日待ち合わせ場所に向かうと想定とは違う男がいた。
実は原因のセックスの際、もう一人の男と合わせて3人でホテルにいた。
このもう一人は会った後にDMが送られてきたのだが、私は原因の男の別垢か何かだと勘違いしやり取りをしていたのだ。
その場で原因の男にDMを送ってみたが、返答は無かった。
しかし私としても後が無いため、申し訳なく思いながらもなんとか説得しそのもう一人に同意書へサインを貰い帰宅した。
入院は5日間で、1日目の朝に入院、3日間かけて子宮口を拡張、4日目の午後に強制出産、5日目の午前中に退院。
1日目はなんとも感じなかったが、3日目ともなると生理痛のような重たい感覚が広がり
元気など1ミリも出なかった。
重たい感覚が無くなり、やっと解放された安堵でご飯をめちゃくちゃおいしく感じた。
そして退院1週間後に経過観察。
子宮の妊娠のための膜(うろ覚え)も破れておらず、再度妊娠が可能。問題なし。
もし万が一この膜を傷つけてしまったらもう妊娠できない可能性があることは事前にきちんと説明を受けていた。
「強制出産」と書いた通り、中期中絶はあくまで出産であり、死産扱いになる。
火葬は病院が手配してくれるので、私は遺体は一度も見ていない。
これも父親の名前を書く欄があるため、同意書と同じ男の情報を書いた。
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以上で一連の話は終わりのはずである。
どこかに自分で記録を取っていたわけでもなく、うっすらとした記憶だけで書いているので順番や細かい部分は違う可能性はある。
そして少しだけ補足や余談。
・産むという選択肢は無かったのか
→無かった。親の金で学校に通っているし、卒業してくれとも言われていたし、相手が正確に誰かも分からないし、好きでもない人間のDNAを持った子供を産もうとは私は考えられなかった。予定外の妊娠で産む人は、その勇気と決意を尊敬します。
・費用について
→最初に65万円を払ったが、社会保険や国民保険で出産一時金を申請できるため40万ぐらいは戻ってくる。当時は父親の扶養に入っていたため、申請が通ってお金が振り込まれたかは私では確認できていない。
私はこの出来事を日常的に気に病んだりすることは無いが、影を落とすことは不意にある。
先日親知らずの相談で歯医者に行った際、麻酔したことはあるかと聞かれた。
病気の手術はしたことが無かったため即座に「無い」と答えたが、直後に中絶の際に麻酔していたことを思い出した。
何の手術?などともし聞かれたら…と考えてしまい訂正することもできなかった。
それと産婦人科の問診票には、妊娠経験と回数を記入する欄がある。
こればかりは嘘を付けないので、今後産婦人科にかかる際は「1回」と書かなければいけない。
中絶以来産婦人科にはかかっていないが、今後望んだ妊娠でかかったりした際にも
「1」という数字が付きまとうのは苦しい。
とても仲が良くて信頼のおける友人たちにはこの話をしているため、たまに「彼氏とやっていたら途中でゴムが外れていた」などの相談が来る。
その際には迷わずアフターピルを飲め、産婦人科に行け、と言っている。
生理が来ないことに怯えて生きるのは本当につらい。そのまま怯えて待っていたら妊娠する可能性だってある。
今は彼氏がいて、付き合い始めの頃にこの話はしている。
もし次に付き合う人がいたとしても、この話を受け入れてくれる人でないと出産はできないなあ。
きっと妊娠して産婦人科に通っている最中に、妊娠経験があることが分かってしまうと思うから。
今はそれも完全にやめ、正社員として働いている。
・両親とも兄弟とも仲がよく、年に二回くらい揃って国内旅行をする
・小、中、高校と部活が楽しくて友達がいて喧嘩もして充実した青春を送った
・小学校からの幼馴染み4人と定期的に集まって喋ったり旅行したりする仲が続いてる
・都市部まで一時間の田舎の1LDKでのんびり一人暮らししている
大学時代にもっといろんなことに挑戦すればよかったなとか、交際相手が居たら楽しいだろうなとか、いくつか思うことはあるけど概ね満足している。五段階評価なら四くらい。
浪人した時も留年した時も新卒就職に失敗してニートしてた時も「今回ばっかりはもうだめだ」て絶望してたけど、なんだかんだで乗り越えていた。勉強も就職も、もっと頑張ればもっとレベルの高い地位を獲得できたのかも知れない。でも今、まあ満足してるなと思えているだけで十分かなと思う。
将来に対する不安は人並みにあるけど、それもなんだかんだで解消されていくんだろうな。ほどよく生きていきたい。
うちも似た感じ
でも幼稚園で「うちって貧乏なの」と私がみんなに言っていることが伝わると母は慌てて「中流家庭」と言い直した
あとからなぜ貧乏だと言い聞かせていたのか聞くと「平均的な金銭感覚を持ってほしかったから」らしい
しかし小学校から海外校で芝生の校庭にエアコン付き屋内プールだし、クラスメイトの親は社長などの明らかに高収入とわかる職業ばかりだったし、年に何度もビジネスクラス時々ファーストクラスで海外旅行
さすがに気付く、というか自分のことをお嬢様だと思い込んで完全に天狗になっていた
そんな時突然父が会社を辞めた
家にあったフィットネス用品やらカラオケやら高そうな家財を売り払って帰国することになった
父は私が高校生になってもまともに働いていなかった
でも私は大学に行きたかったので家計を気遣って奨学金を申請した
先生に呼び出されて、審査が通り無利子の第一種を借りられることになったと伝えられた
奨学金担当の先生は苦学生だったらしく、我が家の源泉徴収票を見て哀れみ激励してくれた
学部4年次、就活が嫌になったし大学院で研究を続けたくなったので再度奨学金を申請した
そして大学院を修了して就職、しかし奨学金の返済がなかなかにキツかった
母に愚痴をこぼすと学部、院の分全て、合計数百万を一括で返済してくれた
ここで疑問が湧く
なぜ一括で返す金があるならわざわざ借金したんだ……?
うちの親は基本的に放任主義で、子供がやりたがることはとりあえずなんでもやらせてみる方針だった
私は貧乏な家計を気遣えるいい子ちゃんのつもりだったので、奨学金を借りることをもちろん両親に相談していた
両親は「とりあえずやってみなさい」と言い私はそのままうちを無収入の貧乏一家だと思い込んだまま奨学金を借り続けた
それは源泉徴収票の提出で行っていた
そんな風に先生に激励されたのを覚えている
それを私は知らなかった
今思えば両親はろくに働いている気配がないのに私は塾にもピアノ教室にも通い続けていたし、海外留学は高校生の間に2回も行った
留学費用を稼ぐためという名目で学校に許可を取ってアルバイトをした
しかしなんだかんだで親が出すことになり、バイト代は全て服に使った
大学附属のやつではない
入居時に百何十万円納め、毎月の支払いも二十万弱だったことを後から知った
住居費と学費は親が払っていた
両親が働いていないからうちは貧乏というのは私の思い込みだった
あまり働かずに好きなことをしていても暮らしていけるほどの資産があったのだ
聞けば家や車などの大きな買い物も含めて、借金や分割払いはしたことがないという
私の奨学金以外は…
まあこれは親ではなく私がした借金ではあるんだが…返済を頼ってしまったが…
今でも私が車などを買う際にローンを組むと払う金額が増えて損ということで、まず母が現金一括払いをし、私が毎月いくらかずつ返す"お母さんローン"というシステムを利用させてもらっている
「今思えば」とは言えどうして気が付かなかったんだろう
かなり狭い枠だったはずだ
それをお金を借りる必要がなかった私が掠め取ったために本当に必要な家庭が枠から溢れてしまったのではないか
直近1年間の収入が極少ないことと、多少成績が良いだけでどうして申請を認められたのだろう
というか源泉徴収額って資産は関係ないの?収入に対してだけ課税があるの?
その辺もいい加減勉強した方がいいのだろうな
これを堂々と語ったら多くの人が呆れ、軽蔑すると思う
元増田を読んで似ているなと思って吐き出したくなった話
ブコメ読んで沸いた疑問
しかしそう考えていくとさらに先祖の資産であって親の金でもない
親はそんなに働かずたまに減った分を補充している程度なので増やしてもいない
今生きている誰の金でもない金は誰の金なんだ
私が生きてきたのにかかった金は私程度の収入では一生かかっても返せない
もちろん収入の半分以上を毎月家に入れて誰かの資産を補充している
でも一生補充しても補充し切れる金額ではない
いるよ!元増田に届け!
最後に生活保護があると思うこと。他の制度が優先だから全て使い切る。自治体によって違う内容があるかもしれないから細かいところは調べてみて。もう知ってることならすまない。
父親。今後毎月20万かかると書いてあるけど疑問。個室に入ってる?実は年金かなりもらってるとか他に所得がある?70歳以上で住民税非課税になってない?後期高齢者医療は?高額療養費の対象には?あと、障がい者手帳や特定疾患はない?とにかく医療費はもっと安くなりそう。
70歳以上で住民税非課税なら『限度額適用・標準負担額減額認定証』を役所で発行してもらって病院に出す。保険外を足しても月に10万程度?になるかもしれない。寝たきりで胃瘻で挿管してるなら転院して長くなりそうだけどそれなら施設より病院にいた方が安い。
もし状態が落ち着いて病院から施設にという話が出たら、年金所得が少ないなら金額的には特養一択。特養で個室ユニット型は生活保護にするときに困る(住居の金額が生活保護の基準額を超える)から、多床室で胃瘻対応してくれるところを探して待機者に入る(住民税非課税ならユニット型でも母親の施設より安くなると思う。ちな複数の施設に申込み可)。看護師が対応できるところ探すの大変だけどがんばれ。特養は待機者が多いから一度他の施設で待つという手もある。ぼったくりに注意。金をとるか介護の内容をとるか。
医療保険なら高額療養費、介護なら高額介護サービス費。さらに1年間に世帯でかかった医療と介護の自己負担を合算して少しは戻るかも。
母親。グループホームで月18万なら部屋代5万以上?これから生活保護も考えてることを(生活保護で賄える室料の部屋に移れるように)ホームに話をしておく。母親の年金が少ないなら生活保護のために父親との世帯分離も考える。両親とも本人名義の貯金は使っていく(残高多いと駄目だから)。
生活保護になるまでの間、グループホームで訪問看護とかの医療系サービス使ってると介護保険の自己負担分も医療費控除の対象になる。母親の高額介護サービス費や自治体独自の制度は申請してる?多少でも負担が減るかもしれない。若年性アルツハイマーなら発症から5年位と言われてるけど、少しずつのお金でも年で積もれば大きい。
生活保護申請するときに親族含めて扶助できるか文書でも照会がある。子供たちだけでなく両親の兄弟にも連絡があるかもしれないので今のうちから「大変で…」と話しておくこと。医療費だけ生活保護にしたり、両親のうち一人だけ生活保護とかもある。それまでは両親の貯金使う。家や土地の処分も準備しておく。残るものはなくても親の金を親が自分達のために使うと考える。できるだけ自分の財布から持ち出さない。ときどき行くのは大変だけど遠くてもどうにかなる。ハードモードすぎるけど金は割り切って。元増田もご安全に。
やれ「竹中が日本を壊した」だの「人権後進国」だの「奴隷労働が常態化したブラック国家」だの…みなさん口を極めてこの国の労働環境を罵っていますが、働いていないひとは何人いるのかな?
みんな働いているんじゃないか?
働くっていうのはね、その体制を支えるってことなんだよ 戦争は最低だ!ラブアンドピース!って言いながら素直に徴兵に応じて戦場で敵兵を撃ち殺す それは欺瞞でしょう
俺は就活をそもそも一切やらずニートをやり、親の金を食い潰してきたーーお前の親だって労働してるんだからお前も間接的に体制に加担しているだろう、と言われるとそれはそうかもしれないが、間接的なだけマシだろう
俺はお前たちとは違う
世間体に負け、プライドに負け、生活に負け、飢えに負け、無様に地を這って労働に手を染めたお前たちの如き意思薄弱の人権蹂躙者とは違う
口だけはもうやめろ
取引先に「今お願いしてる税理士が役に立たないから腕の立つ税理士を紹介してくれないか」と相談された
税理士にあまり関わったことが無い人だと「税理士がやることって税務申告くらいなんだから大した違いなくね?」と思われるかもしれない
「オーナー企業の創業者が保有する株式の相続対策」「納税額をなるべく抑えるための設備投資の提案」「企業合併の際の適格合併の要件について」
くらいは普通に熟せて欲しいのだがそんな税理士が地方都市に居るかなと思って調べてみてレベルの低さに愕然とした
市内に事務所を構えている税理士のうち、7割程度が税務署上がりで無試験で税理士になったとんでもない連中
税務署側もOBの税理士の申告内容についてはあまりケチをつけてこないので税務申告業務は普通にこなすがそれ以外のことは全く期待出来ない 論外である
では試験合格組はマシなのかというと、そちらはそちらで調査結果は惨憺たる内容だった
地元に古くからあるA税理士事務所は、実務は二代目息子が行っているがこの二代目は税理士試験に落ち続けている
隠居状態の先代の資格で事務所は維持出来ているものの、先代が亡くなれば有資格者が居なくなるため事務所は閉鎖に追い込まれる状態
B税理士事務所も同じく二代目が後を継いでいたが、こちらは親の金で商学系と法学系の大学院を出ることで試験全科目免除で税理士になったろくでなしだった
その後も色々調べ続け、某大手監査法人に勤務したのち地元にUターンして会計士事務所を開業したというまともなところが見つかったので取引先の要望には応えることが出来た
「会計のIT化が進むことで税理士などの士業が用無しになる」みたいなことが囁かれて何年も経つが、全体のパイが縮小するとしてもゼロになることはない
競合相手が無能な税務署OBばかりなら顧客などいくらでも開拓の余地がある ひょっとしたら税理士業界はブルーオーシャンなのではないかとすら思えてしまった
俺は「働いてまで生きてどうする」なんて思っちゃうタイプなんだけど、Twitterで学生時代の同期のみなさんを見てるとみんな楽しそうに生きててすげえなと思う
楽しそうっつっても「仕事大好き!一日中ずっと楽しい!最高!!!」とまでは行かず、月曜日には仕事がイヤだと愚痴を言い平日の夜には疲れたと呟きつつも、休みになると楽しそうに好きなものの話をしたり出かけたりしている、って程度だ
俺はアレできねえなあ
社会人(この言葉かなりキモくて嫌い 「労働者」だろ)の入り口たる就活の時点で完全に無理になって今ニートだしな
親の金があるからまだ生きてられるけど、親の金がなくなったら自分で働いて金稼いで生きていくぞ!とはどうしても思えない それくらいなら死んだ方がいい 履歴書書いてどっかに行って面接受けて、その後初出勤して研修受けて…みたいなことを考えるとマジでイヤになってくる 浴室のドアを目張りして練炭炊いて睡眠薬飲んで、好きな音楽をイヤホンで聴いて…ってののほうが100倍マシ
みんなどうやって生きることへのモチベーションを保ってるんだろう
楽しいことが多いのかな 俺だってそれなりに色々楽しもうとはしてんだよな 音楽も映画もゲームも小説も漫画も好きだ 散歩も好きだしホテルとか旅館も好き スーパーも好きだな
甘いものも好きだし辛いものも好きだ ラーメンも好きだな 汁なし坦々麺なんかもいい 中華料理屋のチャーハンもステキ
最近は出かけると色んなところに紫陽花が咲いてて風情がある 晴れてる方が好きだけど、部屋の中にいる分には雨音を聞くのも趣があるな
楽しいこととか好きなものはまあまあある けどそれ全部合わせても一日働くことの苦痛に勝てない どうしたらいいんだこの絶望感
脳がマズいのか?ドーパミン受容体とかそういうのがおかしいんすかね 人より楽しみを得られてないとか、なにかを楽しみにする能力が低いとかそういうことなのかしら
それか鬱病なのかな 無駄に人生を悲観してしまってるのか 働いてみれば案外楽しいのか? でもなあ つまらない講義ばっかりでもない大学行くのすら苦痛だったんだから仕事なんてもっと苦痛だよな
僕は普通の家庭に生まれた。虐待やら育児放棄やらとは無縁で、お金持ちでも貧乏でもない、本当に普通の家庭で、何不自由なく育った。
小学校の放課後は毎日サッカーをし、中学校で部活に勤しみ、高校ではサルみたいに騒いだ。何一つ変わったことのない普通の子供だった。
勉強も結構頑張った。志望校には合格出来なかったけど、滑り止めのMARCHに合格して、今年で3年生になる。
高校は勉強に集中するからとバイトはしてなかったけど、大学に入ってからは毎日のように働いた。それこそ社員さんと同じくらい。
そうでもしないと必要なお金が稼げなかったから。学費を稼ぐだけなら月4万円くらい稼げばよかった。奨学金もあるし、少しだけ親にもお金を払ってもらっているから。
でも僕だって遊びたい。サークルにもやたら金がかかる。通学定期代や飯代、生活費も必要だ。多い時では、月に16万稼いだこともあった。
ところで、MARCHなんてのは、まあまあの名門大学だと思う。そりゃあ難関国立や早慶に比べたら大したことないけど、バイトの面接で大学名言うと「すごいね」なんて言ってもらえる。そんな大学だろう。
ベンツを乗り回す人、常に有名ブランドアイテムを身につける人、老舗和菓子屋の息子、田舎に土地持ってる家の人、錦糸町のタワマンに住んでる人、付属高校からエスカレーターで進学してきた人。みんな僕の大学仲間。
大学の講義で先生が言っていた。金持ちの子供は良い教育(というよりも進学に直結する教育)を受けられるので高学歴になり、いい仕事に就けるため、その結果金持ちになれる。それが繰り返される。逆もまた然り。
なるほどそれなら合点がいく。そこそこの名門大学に来るような学生の家庭はそこそこの金持ちってわけだ。
親の金で大学に行き、親の金で教科書を買い、親の金で通学定期を買い、親の金で飯を食い、親の金で携帯代を払い、親の金でサークル活動し、生活費も払わない。それがみんなの当たり前だった。
違う。全てが僕と違う。僕が必死こいてバイトして、バイトして、バイトして稼いだ金を、ねだるだけで手に入れられる人たちばっかだった。
多分、みんなは僕がどれくらい必死になって金を稼いでいるのか知らない。
7日間連続でフルタイムのシフトなんて出したことないに決まってる。
フルタイム連勤が続いた日の休憩時間で、店長の悪気ない些細な無駄話がきっかけで心が壊れた経験なんてあるはずがない。ましてやそのあと疲労とストレスで高熱出してぶっ倒れるなんて経験も。
昼飯代節約のために早起きして弁当作ったり、スマホの通信量の契約は一番安いやつにしたり、めちゃめちゃ楽しそうな飲み会を鋼の意思で断ったり、そんな経験はないんだろう。
僕は気がつけば、大好きなはずの大学仲間を嫉妬の目で見ていた。
大した苦労もしないでバラ色学生生活を送っているみんなが憎らしくなっていた。
人生イージーモードのくせに、ノーマルモードの僕と同じステージにいるのが許せなくなっていた。もし僕がイージーモードだったら、第一志望のあの大学に行けたかもしれない、なんて妄想もした。
でも、みんなのことを嫌いにはなれなかった。みんな愉快で、優しくて、こんな俺でも仲間と認めてくれたから。
だから、こんなことを喚き散らかしてはいけないと思った。表に出してしまえば、きっとみんな僕を軽蔑するに決まっている。黒い感情は箱にしまって、押し入れに隠したはずだった。
バイト先が閉店。収入は月3万の奨学金のみ。新しいバイトを探し、面接を受けては人手足りてるからと落とされる日々。
これでは学費が払えない。こんなご時世だし、生活費は親に頼み込めば融通してくれるだろうけど、サークルが活動再開できる状態になったとしてもその時僕は無一文だ。
そんな時に、みんなが色んなものを買っている。ニンテンドースイッチ、歌手のライブDVD。動画配信のサブスクに加入したりもしている。
僕が学費やサークルの出費に怯えてここ数ヶ月1銭たりとも使ってないのに、みんなはそんな心配しないでドカドカと金を使っている。
ステイホームでやることがない僕は、暇つぶしに掃除をしていると、二度と取り出せないように奥の方にしまったはずの玉手箱を見つけてしまった。
このままでは多分、僕はそのうち箱を開けてしまうと思う。その時は、僕が大学での居場所を失う時だ。
この文章を書いたのは、箱の中身は何なのか、開けたらどうなるのかを確認して、気持ちを整理するため。要は、放っておくと到達してしまうタイムリミットまでのただの時間稼ぎ。
女オタクでやっていないともはやすでに人権を剥奪されかねない、今最も勢いのある、飛ぶ鳥も落とす、泣く子も黙る、超覇権ジャンル、それがツイステッドワンダーランド。
ディズニーにもヴィランズにも枢やなにも興味がなくても、ツイッターのTLに流しそうめんみたいに流れてくるからちょっと興味を持って始めたという人も多いはず。かく言う自分もその口である。
当方、ディズニーは何度かディズニーランドに行ったらくらい。小さな頃は家にディズニー映画のビデオテープがあった。まあ、話題の新作映画が面白そうなら観る。
先日、ディズニーに大変思い入れのある増田のツイステッドワンダーランドアンチ記事が一部で話題になったが、これはディズニーに大して思い入れのない人間のツイステッドワンダーランドアンチ記事である。ツイステッドワンダーランドファンには再び「お気持ち」「お気持ち」とぶっ叩かれガソリンを撒かれ火を放たれるかもしれないが、正直なところ「お気持ち」と腐される程の気持ちもない。
ただ、ファンダムがここまでの規模になると自由に好きなことを呟けるはずのTLでちらりとでもツイステッドワンダーランドに好意的でないことを呟こうものなら火を放たれるので匿名ダイアリーを書き殴る次第である。
理由はただ一つ、自分と同じように「え?これ面白いの?流行ってるけど全くわからん。自分のオタクとしての感性は死んだのか?」と慌てふためきながらトートイトートイ顔がいい〜と周囲に合わせて囀る悲しきオタク達に「君は一人じゃないよ」と手を差し伸べるためである。あと自分が書きたいからかな。書くとスッキリするからね。
以上より、ツイステッドワンダーランドファンの閲覧は推奨しない。と、記していても読む人は読むのだろう。
そもそも自分はソーシャルゲームもノベルゲームもほとんどしないので、毎日ログインしないとならないのが面倒くさいとか露骨なガチャ誘導が鼻につくとか文字送りがダルいとか細々としたソシャゲノベルゲー文化への違和感があるのだが、そんなところをあげつらうとキリがないので(1)ゲーム性(2)世界観(3)ストーリーの3つに絞って扱き下ろしていく。
(1)ゲーム性
擁護する隙もなくクソである。これはファンでさえ異論がないと思う。
このゲームがゲーム性を発揮する点は、バトル、リズミック、ノベル内の選択肢であるがどれも「ゲーム」と呼ぶにはお粗末な出来である。
バトルはガチャで集めたキャラクターをレベル上げして数字をぶつけ合うだけで、ほぼじゃんけんである。金と時間のある人間が圧倒的に有利なじゃんけんである。これ以上言及することは特にない。そもそもこのバトルはオートでとばすことが出来るのでゲーム的に重視されていないのだろう。
リズミックは、いわゆる音ゲー要素だが、まず音楽とノーツのタイミングがあっていない。この音ゲーを作った人間には致命的にリズム感が欠けている。ノーツが増えると動作が重くなって画面の動きがガタガタになるのでタイミングも合わない。
耳で聞いてリズムを合わせることも、目で見てノーツをタップすることも出来ない。
先日、リズミックでアイテムを集めるイベントが開催されたらしいが、一回もタップせずに画面を眺めているだけでクリアできるらしい。これは不確かな情報なので「こういう噂がある」と記すに留める。
最後にノベル内の選択肢であるが、これが一向にストーリーに影響している気がしない。しっかりと検証したわけではないが、どの選択肢を選んでも話相手のキャラクターの反応は変わらない。
なぜ選択肢が設定されているか分からない。ストーリーをオートで流していると選択肢のたびに止まるからやめてくれ、とさえ自分は思った。
(2)世界観
ゲーム性がクソであることはファンもアンチも異論はないと思われるが、このあたりから意見は分かれるかもしれない。
このゲームの世界観は、基本的にハリーポッターである。これはファンも「ツイステッドワンダーランドは治安の悪いホグワーツ」「ハリーポッターが好きな人はツイステッドワンダーランドをやって!」と放言しているので共通認識としていいだろう。
パクリだ、とは言わない。全寮制の名門校、特殊な入学許可、特色ある複数の寮、マジックアイテムによる組分け、動く肖像画、住み着くゴースト、魔法史、魔法薬学、錬金術――ハリーポッターが後世の魔法学園モノに与えた影響が絶大だというだけの話である。トールキンの指輪物語以降世界中の洋風ファンタジーが様変わりし、十二国記以降国内の中華風ファンタジーへの敷居は低くなった。我々は確実にアフターハリーポッターの世界を生きている。
だが、それを架空の世界の架空の学校の設定にそのまま持ってくるのは浅はかであるとは思う。ナイトレイブンカレッジはイギリスにあるのか?
そもそも生徒は多くの国から集められているようだが、その場合のナイトレイブンカレッジの立ち位置が分からない。公立ならば他国からの生徒は留学生なのか?私立ならばスラム出身などの裕福でなさそうな生徒は学費をどのように工面しているのだろう。奨学金のある世界なのか?あったとしてそれまでろくに教育を受けていなそうなスラム出身の生徒を迎える体制は整っているのか?
世界中から優秀な魔法使いの卵を集めているなら、ナイトレイブンカレッジの政治的な立場はかなり微妙になる。ナイトレイブンカレッジはどの国に所属しているのか。卒業生の進路はどうなるのか。他国の、王族でも金持ちでも何でもない生徒は国に帰ることができるのだろうか。
というか、生徒の出身地一覧も○○の国があったかと思えば✕✕の村との表記があったりして一貫していない。国と村を併記するのはどうなんだ、という疑問もあるがこの際置いておく。便宜上、国と称しているだけで連合体なのだろうか。それこそイギリスみたいに。
登場キャラクターが「そんな奴ツイステッドワンダーランド中どこを探してもいないよ」というセリフを口にするシーンがあるので、ツイステッドワンダーランドは国名か大陸名であるらしい。
気になるところは多々あるのでこのへんにしておくが、世界観については今の所ガバガバだなぁという印象しかない。
みんなハリーポッターの前知識があるからうっすらとこんな感じかなーと隙間を埋めているにすぎない。
せっかくディズニーの世界観を借りているのに、登場人物が全員白人風イケメンなのも個人的にはがっかりポイントである。そのへんは好みなので追及しないが。
日本国内だから好みの話で終わっているが、海外展開は難しいかもしれない。
(3)ストーリー
ここが一番ファンとアンチで意見が割れるだろう。アプリのレビューには「ゲーム性はイマイチだけどストーリー、キャラクターは最高です!」という意見が散見される。
個人的には「嘘だろ」と思っている。というか世界観がガバガバなのだからそれに付随するストーリーもガバガバになるのは致し方あるまい。
1章は毒親に抑圧されていた少年寮長が周囲を同じように抑圧していたが、反旗を翻され逆ギレ大暴れというストーリーである。個人的に特筆すべき点はない。
他の生徒の命を危険に晒したのに特にお咎め無しなことにはずっこけた。退学とまでは行かずとも、寮長は辞めたほうがいい。失敗は誰にでもあるが、それを指摘され顔を真っ赤にして奇声をあげキレ散らかし周囲の人間を殺そうとする者に責任ある立場を任せてはいけない。危険すぎる。
ストーリーとしては可もなく不可もなく、個人的には退屈だが、まあ凡といったところではないかと思う。好きな人は好きだろう。
2章は王家の不貞腐れた次男坊がスポーツ大会で不正をしようとするが露見し、逆ギレ大暴れというストーリーである。1話と変わらない?そのとおりである。
この次男坊はライオンキングのスカーがモデルと思われる。今もはや懐かしさすら感じる二言目にはメンドクセーダリーを口にする典型的な「本気出せばやれるんだぜ?」キャラである。その時点で薄ら寒いがそのへんは個人の好みだ。
スカー同様王弟の地位に満足しておらず虎視眈々と王の地位を狙っている……かと思えばそうでもない。どうせ俺は王になれないんだと腐り、憎い親の金で学校を二留している。やることと言ったら温室でのサボりか校内スポーツ大会のライバル選手を襲うこと。ショボすぎて泣けてくる。それも露見したら「あーだりーこんなの本気じゃねーしおまえらが勝手にやったんだろ」と不貞腐れるダサさ。おまけに憎いはずの兄の息子には懐かれていてタジタジである。意味わからん。
スカーをモデルにしているならば、兄も甥も手にかける覚悟のある男であってほしかった。
と、ここまでやって自分はこれ以上進めることを諦めた。ストーリー、うっすーーーー。ふつーにつまらん。
どこが駄目とか、ここが駄目とかじゃなくてシンプルに退屈。なんかどっかで見たことあるストーリー(有名なディズニー映画を下敷きにしているから当たり前か?)に00年代女オタク向けの謎の風味付けがされている。10代の子には新鮮かもしれないが、古のオタクは己の痛々しい過去を思い出して体中の穴から血が流れる。
トイレの鏡で前髪をM字にかため、上目遣い(本人は睨んでいるつもり)で「咬み殺すよ……?」「俺を怒らせたら怖いよ?」とドスをきかせる女オタクが跋扈した時代があったのである。歴史は繰り返すのだろうか。
これから髪にメッシュを入れ「締め殺すよ……?」とピチピチするいきのいい女オタクが現れるだろうか。すでに現れているかもしれない。自分はそれを優しく見守ることができるであろうか。
最後に
タイトルは「人気が分からない」としたが、まあなんとなく人気の理由は分かる。はからずもタイトルが釣りになってしまった。
二次創作の場が大きくSNSに移行している昨今「バズる作品」に求められるのは綿密な世界観でも繊細なストーリーテリングでもない。「みんなが知っていること」「みんなで盛り上がれること」だ。
そういう意味でディズニーという大看板と枢やなという大先生のチョイスは大成功をおさめている。
あとは妄想力たくましいオタクがガバガバ世界観もガバガバストーリーも好きなように埋めてくれる。
我々のようなまずは原作ありき、原作を骨の髄までしゃぶるオタクはすでにオールドタイプなのである。老兵は何も言わずにただ消えゆくしかない。
コロナ下、公務員でも大企業サラリーマンでも正規社員は、お気楽である。大変だと言いながら、大企業は株主には配当を社員には給料どころかボーナスまで出すのだ。返さないでくれと言う銀行にもせっせと借金ゼロを目指して返済している。どんだけ内部留保を貯め込んでいるのかだ。公務員は国債を出せば良いのでこちらも負けじ劣らずお気楽だ。テレワークなんて楽勝で午前中でさっさと仕事を片付ければ、後は自由なのだ。これからはテレワークだなんて格好を付ける経営者もいるから、更に楽になりそうだ。特に大企業では大卒はガチで働かなくとも、1000万円くらいの年収なら、40歳になれば到達するし、残業も厭わずに必死で働くなら30代前半で到達する。サラリーマンの5%しかいないなんて本当だろうか?業績が良ければ何も貢献していなくとも年間ボーナスだけで1000万円を超える時もあるし、子会社に出たら出たで下手に仕事をすると子会社社員に嫌われるのでハンコを何も言わずに押して定時にさっさと帰る、そうした方が意外と業績も上がり、何もしていないのにたんまりとボーナスがでる、流石に1000万円はないが、その半分くらいにはなる。本当に楽勝だ。とにかく待遇が良く、必死で働く馬鹿がいる会社に入ることが大事で、入ってしまえば後は平均点路線で、そこそこ働けば良い。仕事は馬鹿に任せれば役員を目指して、それこそ馬車馬のように働いてくれる。何のかんの言っても外からは見えない世界だし、敢えて外部に言う必要もない。日本はいまだに完全なる学歴社会なので貧乏な家に生まれてしまうと予備校で受験テクニックを学べないので、相当に地頭が良くないと大企業の指定校には入れず、大企業に入るチャンスもない。ただ受験などはテクニックだけだ。就職氷河期においても優良大企業は採用を継続していた。メディア、マスコミは真実は伝えないので世の中が見えないのかもしれないが、いまだに既得権益の世界で別に無駄な努力などしなくとも座ってハンコを押していれば平均点は取れるのだ。出世はしなくとも、退職金も企業年金も出るし、グループ企業の個人年金もだいたい付き合いで入るので、引退しても年収500万円は下らないので贅沢は無理でも生きては行ける。加えて持株会にも入っていれば、年間百万円程度の配当だが結構ありがたい小遣いになるし、税金も2割で済む。港区の世界と違い、この程度のレベルなら注目もされず目立たないが、気楽に生きていけるので自分のような凡人には心地よい。しかし、現代資本主義社会は、全く持って不条理な世界だ。60歳で定年を迎えても大企業の場合、グローバル化しているので海外も厭わないのでまだ働きたいと言い、海外に出れば、家付き、車付きで年収1000万円、しかも手取りで維持出来るのだ。仕事も大した事ない。メディアの海外年寄り駐在員も同様なので決して報道されない。彼らのめちゃくちゃな待遇を知れば視聴者は怒り出すに違いない。起業するとか芸術や音楽で勝負するとかは考えず、人生自分の時間を大事にのんびりと行きたいなら、とにかく大企業の指定校に入り、真剣に企業研究し、狙った会社に入る事が大事で大学とは凡人にとってはその為にある、入社したら、先ずは受験テクニックの延長でそこそこ働き、様子を見ながら、自分の時間を楽しむ為に手を抜いていくことが大事なのである。まあ役員を目指すなら、それこそ今ならAIだ、DXだと必死で働かなけばならないが。。。金持ち喧嘩せずで親の金で有名私立一貫校か、受験テクニックを得て指定校かに入り、大企業に潜りこんで自分のような楽をしている株主からしたら腐った連中を貧乏界出身ながら地頭を生かして異様に頑張り続ける人間が支えているのが現実なのだ。このあたり、大企業内のエリートも高級官僚も同じだ。とにかく資本主義とは理不尽な世界なので、自分の立ち位置を見極めて、生き方を考える事が重要なのである。そうでないと悲惨な目に会うのだ。