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2023-05-05

人生努力した事がない。

何かを本気で頑張って、結果としてそれが失敗に終わったとしても、その努力をしたという経験人生において糧になると言われている。

努力した経験のある人は、新しく何かに取り組む時も「頑張り方」を知っていたり、多少嫌な事でも「耐え方」を心得ていたりする。

私は二十余年生きてきてその経験が全く無い。

学業習い事部活仕事など全てにおいて、だ。

一番最初に始めた習い事公文だった。

なんだかんだ幼稚園の頃に始めて中学の頃までやっていたが、特別頑張ってやっていたわけでは無い。最初の頃こそ好きでやっていたもののあとは完全に惰性だった。

中学に上がる頃にはもう月に1、2回、数枚の宿題を提出してはまた数枚持って帰る、みたいな取り組み方で意味なんて無いようなものだった。

公文式は学校の授業の進行に関係なくどんどん自分で先の単元を学習していけるので、中学半ばくらいまではいわゆる勉強の「貯金」があったおかげで国、数に関しては苦労することがなかった。

それもあって中学地元中高一貫校合格。(なお後で知ったが定員割れしてたので落ちる心配はほぼなかった)

そして勉強貯金が尽きてくるとガクンと成績を落とし、それとほぼ同時に学校のものが面倒臭くなりサボりがちになる。本格的に逃げ癖がつき始めたのもこの辺りじゃないかと振り返って感じた。

幸か不幸かエスカレーターだったので中3〜高校卒業までずっと出席日数をギリギリ下回るくらいで、先生方のお情けの課題をこなして進級してそのまま卒業した。

部活中学最初ラグビー部に入っていたものの、全く楽しく無いし運動音痴である事を自覚したので1年そこらで辞めて、以降高校卒業まで帰宅部だった。

小学校の頃もサッカーラグビー習い事としてやっていたがどちらも長続きしなかったし、今となっては別に強制でもない部活に、それも明らかにきつそうなラグビー部に何故入ったのか自分でも謎だ。

大半の人が人生で一番努力すると言っても過言では無い大学受験ですら私は努力しなかった。

最初の方はMARCH第一志望にしていたが、高校に半分も通っておらず成績も最底辺人間にはどだい無理な話だと気付くのに時間は掛からなかったので、滑り止めとして日東駒専の夜間を受ける事にした。

日東駒専といえば聞こえは悪く無いかもしれないが夜間は滅茶苦茶敷居が低い上に受験科目が現代文数学のみで、公文勉強貯金だけでもなんとかなるレベルだった。

MARCH受験も辞めればよかったのに言い出せず「とりあえず受けてみよう」なんて親の言葉に乗せられ、前日にホテルまで取ってもらって受験会場では殆ど時間船を漕いでいた。本当に申し訳なさで一杯だった。

そんな苦労せずに入った大学で当然学業を頑張れる訳もなく、初めての一人暮らしという名の自由に浮かれて遊び呆けるようになる。

から昼過ぎまでバイトして、サークル麻雀打ちに行くか、帰ってゲームするか。そんな日々だった。

幸いバイト人間関係も良く、仕事も楽かつ楽しいというこの上ない大当たりを引いたので続けられた。

最も、そんな当たりでも最後の方はサボりがちになったのだが。

大学1年、2年とそれぞれ取得単位は一桁。

卒業出来る見込みも限りなく低く流石に3年で挽回兆しが見られなければ大学を辞めて実家に戻れと親に言われる。当然である

結局3年になっても大して出席率は変わらず、更にバイト先が潰れる。

新しいバイトを始めるも周りが十個以上年上の人だらけだし仕事はクソつまらないしで1週間程度でバックれ。

ただでさえバイト収入だけじゃ足らずに毎月のように家族に泣きついていたのに生活できるわけもなく、とうとう消費者金融に手を出す。

累計で100万いかいくらいを借り入れ、返済は全部ガン無視

大学3年中頃、賃貸契約更新タイミング大学に行ってない事も働いてない事も多重債務者になっている事もバレ、退学し実家送還

実家に帰ってからコンビニ夜勤コンビニ夕勤、コンビニ夜勤でそれぞれ2ヶ月、半年、2年働いた。田舎すぎて働くところがコンビニくらいしかなかった。しかも後ろ2つはバックれているのでもうその店に行けない。一番近いコンビニだけはバイト先の候補から除外したのは賢明だった。

実家に戻って2年ちょっとの間で消費者金融から借りた分は債務整理という形で全額返済した。

で、今絶賛無職なのでバイト探しの合間にこれを書いている。

とりあえず携帯代と奨学金の返済が滞ってるから次のバイトはもうちょっと長続きしたらいいな。

途中から自分の屑っぷりをひたすら披露している様になったが

自分の今の能力で出来ないことはやらない

いくら楽しくても、いくら楽でも飽きが来たときに辞めてしま

という「なる様になる」の精神で生きてきたので、努力と忍耐を身に付ける術を知りたい。

歯を食いしばって耐え忍ばないと死ぬくらいの環境に身を置くのが一番早いのだろうがそれすら怖くて出来ないし、最悪死ぬ方が楽ならそっちを選ぶだろうという無敵の人状態になってしまっている。

嫌だ嫌だと言いながらなんだかんだ頑張れる人は素晴らしいしかっこいい。恐らくどこかで努力してきた下地があるんだろう。

自分にはそれが無い。

2023-05-04

[]

瑞浪化石博物館パレオパラドキシア化石レプリカ披露目発表会が開かれるので見に行って来ましたわ

まず市長さんが熱弁されて、このビッグウェーブにノリたい気持ち満々でしたわ

発見者のかたと学芸員のかたの解説もありましたの

河川清掃ををしているときに、いつも止めるところより奥にフラフラと行ったら見つけたそうですわ

別室で取り出し中の化石が展示されていて、発掘状態レプリカを作ることの意味理解できました

埋まっていたときの初期位置情報は大切なので取り出しで壊してしまう前に残したかったのですわね

別の復元骨格標本をみると、デスモスチルスは第七肋骨まで胸骨に繋がっているのに

パレオパラドキシアの幼体の復元骨格標本は胸骨が浮いていて肋骨に繋がっていませんですわ

化石が不完全だったのかしら?幼体だからかしら?

今回の全身骨格化石復元ではそのあたりに注目したいですわ

お父様に抱かれた小さな女の子パレオパラドキシアをみて「ぱれぱれ」と言っているのが可愛らしかったですわ

明日まで陶磁資料館と市之瀬廣太記念美術館無料で開いています

公園でもイベントをやっていらして、家族連れがたくさんいましたわ

anond:20230503220919

オタク=性欲ひけらかす無恥者」という差別発言に対して差別主義者だと批判されたことが「オタク=性欲ひけらかす無恥者」は正しいことを証明している!

・・・

いや頭大丈夫か( ̄▽ ̄;)

差別発言をした人間差別主義者と批判されるのは個人攻撃でも何でもなければ差別発言が正しいことを何も証明しとらんわ

オタク=性欲ひけらかす無恥者」を「黒人=野蛮」とか「女=無能」とかに置き換えて考えてみ?




追記

anond:20230504195706

なぜ偏見なのかを説明せず



客観的データを示すことなく印象論で「黒人=野蛮」とか「女=無能」とか「オタク=性欲ひけらかす無恥者」とか決めつけることを偏見って呼ぶんやで

覚えたての言葉ドヤ顔披露してるところに冷や水ぶっかけて悪いけど、ひとつ勉強になったな

そして反論してる側のブコメ詭弁放置して、元増田詭弁術だけを指摘するあなた



——『Whataboutism』

2023-05-03

そのジャンルはよく知らないけどなんか面白そうって感想が一番ためになる

Youtubeブログをやっているとためになる知識や見識を披露しなければってなるけど、そういうものは伸びないし全然感想がつかない

から知識4割、エンタメ6割程度にして賑やかなことをしていることをみせると、そのジャンルに直接触れないような人がポロポロ感想を言ってくれてメチャクチャ嬉しいし重要だなって思う


もちろん前提知識がだめなら崩壊するけど、例えば女の子キャラを動かしてよくある豆知識ちょっと凝った演出表現するだけでも意外となんとかなる

おっさんの「それはこういうことだよ」は全くナンセンスで完全に無視していい

素人に伝わる楽しさが重要

新潟から東京港区(の南側)に移り住んで驚いたこ

自分大学卒業を機に、新潟から港区白金高輪引っ越した。

住み始めておおよそ3年が経った。

港区」と言っても、白金高輪港区の南に位置する、閑静な住宅街だ。家賃も言うほど高くはない。

そのため、いわゆる「港区」のキラキラギラギライメージを醸成する六本木赤坂とは、趣も異なる。

そんな白金高輪に、私は3年ほど前に、新潟から引っ越してきた。

実を言うと、それまでは白金高輪という地名さえ知らず、恥ずかしいことに「しろがねたかわ」と読んでいた。※正しくは「しろかねたかなわ」

そもそも港区であるということに気づいたのも、契約書にサインする直前だったりする。

そんな地方田舎者には、この地の生活に驚きがいくつかあった。

① 高級車をよく見かける。

私はあまり車には詳しくないが、やはり高級車をよく見かける気がする。

大抵、一軒家の車庫には、素人にも少なくともエンブレムから国産車ではないことは分かる、ピカピカの外車が並んでいる。

暖かくなるこの行楽シーズンには、キラキラオープンカーサングラスのイキりMaxフル装備ドライバーも、日常的だ。

少し前の話になるが、高輪ゲートウェイ駅のお披露目の時には、ガルウィングランボルギーニが停まっていた。

見せびらかすために、わざわざ遠くから来た人だったのかもしれないが。

スーパーに高級品がやたらと並んでいる。

クイーンズ伊勢丹リンコス肉のハナマサといったスーパーが近くになる。

当然、いずれもごく普通リーズナブル商品も一応売っている。

しかし、同じぐらい、妙に高い商品も、「え、みなさんこれぐらいのやつは買いますよね?」といった雰囲気、さも当然のように並んでいる。

1,000円のレトルトカレー、3,000円のオリーブオイル帝国ホテルバターピーナッツクリーム外国お菓子豊富調味料などを見ていると、お土産屋に迷い込んだかと錯覚する。

5,000円ぐらいするブランド和牛ステーキ肉も年がら年中置いているが、こんなもの年末年始誕生日ぐらいにしか買わないだろ、という新潟県民の感性は、白金高輪から外れているようだ。

③ 意外と発展の余地があるように見える。

白金高輪は、近くの広尾麻布と比べると、まだ開発され切った街ではないように見える。

高輪ゲートウェイ駅の開業2020年だったため、これからなのだろう。

坂や道うねり一角には、昔から住んでいるのであろう古ぼけた一軒家、謎の古本屋や良く分から葬儀屋などが残されている。

一口に「港区」と言っても、地域ごとの風情にはやはり、いくらかの差があるのかもしれない。

おかげさまで家賃は抑えることができるため、とりあえず「港区に住んでいる」とイキりたい諸氏には、悪くない選択肢だと思う。

しかし、いうまでもなく、そびえたつタワーマンションは、価格べらぼうに高い。

億越えのマンションは当たり前のようにある。そういった世相には疎いのだが、有名人も住んでいるらしい。

私は見上げ、そのふもとの日陰に涼むことしかできない。


他にもいくつかあるが、おおよそこのあたりが、自分にとっては驚きだった。

総じていえば、住みやす土地だ。

それほど生活費がかさむわけでもなく、中心地に対するアクセスの良さと喧騒から距離を兼ね備えている。

しばらくしたら、もう少し広い部屋に住みたい。

もちろんここ、白金高輪で。

2023-04-29

anond:20230429000118

自分が持ってるエピソード知識披露して

相手を楽しませる?ことが会話だと信じてる人いるよね

悪気なく

2023-04-28

息子が教祖になった

30代の一人息子。真面目でおとなしいのだが、不器用で要領が悪かった。

小学生時代放課後公園で何度練習しても逆上がりができず、家でどれだけ練習しても二重跳びはできなかった。中学受験では塾の仲良しグループで唯一全落ちしてしまった。

それでも進んだ区立中では楽しく過ごしていたし、高校受験では所謂名門都立高校に進んだ。しかし、大学受験では再び挫折浪人したもの国立に落ち早慶に進んだ。国家公務員志望から法曹志望に切り替え、予備校に通い一生懸命やっていたようだが予備試験には受からず、法科大学院修了後も司法試験に受からなかった。

3回目の司法試験の際に初めて短答試験合格し、私や夫が心配するくらい勉強して論文に挑んだが、残念ながら不合格だった。リビング椅子の上で不合格を知った息子は一点を見つめて呆然としていたが、突然エビのようにビタン!と勢いよく跳ね、そのまま床にうずくまって歯軋りを始めた。私が声をかけても反応せず、そのまま奇声を上げて気絶してしまった。

それから息子は二日ほど部屋に篭っていた。三日目の朝にリビングに降りてくると「司法試験は諦めて就職する」と言ってきた。

息子は企業法務部で働き始めた。職場環境は良かったようで本人も楽しそうにしており、私や夫は安心していた。社会人になって以来、息子は帰宅が遅くなり、休日の土日も殆ど家を空けるようになっていたが、忙しいのかと思い気に留めていなかった。

社会人になってから3年ほど経ったある日、息子から自身主催しているセミナーを手伝うように頼まれた。夫も休日だったため、よくわからないまま二人で会場に赴いた。すると、先に集まっていた人々から先生のご両親ですか?」と聞かれた。そうだと答えると突然周りが慌ただしくなり、恭しく部屋に控え室に通され、ソファの上でお茶お菓子を出された。そして、みんなから口々に息子の凄さを聞かされた。「先生のおかげで人生が変わった」、「先生のおかげで世の中の構造が見えるようになった」、「先生のおかげで人生意味を見出せた」というように。

息子が遅れて控え室に入ると、私たちの周りに集まっていた人々は一斉に息子を囲み、また口々に挨拶と賛辞を繰り返した。息子はそれをあしらい、準備をする様に言うとみんな解散していった。息子から今日セミナーの終わりに会場の外で本を売るからレジをやって購入した人に僕の両親だと言って挨拶握手をして欲しい」と言われた。

時間になり会場に人が集まってきた。私と夫は後ろから立ち見していたが、来場数は100人ほどで若いカップル、小さな子供を連れた若い女性私たちと同じ中年男性、80過ぎの女性など年齢層はバラバラだった。息子が登壇すると、ある人は勢いよく拍手し、ある人は「先生!」と勢いよく叫び、ある人は立ち上がってお辞儀した。息子が話し始めると場が静まり返った。話してる内容は陰謀論だった。息子曰く、世界支配しているのはビルダーバーグ会議で、日本ビルダーバーグ会議意向を受けた日米合同委員会支配している。みんなから事前に集めた悩みを発表し、その悩みの根本原因にはビルダーバーグ会議と日米合同委員会があり、自分は愛と真実によってこれらから世界解放するのだという。

正直聞いていて呆れてしまった。息子はオカルト話と陰謀論を混ぜこぜにしたような話を披露し、来場者はそれを真面目な顔して聞く。

息子が一通り話し終えると控え室にいた女性が登壇し、「これまでの先生指導集がいよいよ完成しました。ご希望の方は会場の外の物販コーナーにてお求めください」と言いお開きとなった。来場者はすぐに外には出ず、息子の元へ行列を作って何かを質問したり相談していた。

私と夫は控え室にいた別の男性に案内され物販コーナーに立った。先程女性が紹介した息子の指導集が並んでいたが、なんと文庫本サイズ発言と日時がまとめられただけのものが一冊25000円である。会場から出てきた人々は今度は物販コーナーに列を作り、老若男女迷うことなく購入していった。そして私と夫に握手を求め、息子を讃美した。ある年配の女性からは涙を流してお礼をされた。全てを売り尽くし、私と夫はよくわからないまま帰宅した。

息子が知らない間に教祖になっていた。

2023-04-27

科学Youtuber中世科学

最近科学Youtuber面白くて動画をいろいろ見ているんだけど、これって中世(近代)の科学者の姿の再来なのではないかと思った。

当時、貴族とかの前で実験披露するパフォーマンスをやっていたわけじゃん。

大勢の人の前で、科学実験をしてそれをエンターテイメントとしてみせて収益を上げる。

まさに大昔の科学者の姿じゃないか

一周回って原点回帰

動画配信とネット広告というイノベーション面白ものを見せてくれるものだ。

2023-04-26

強度行動障害バービー人形も欲しい

ウィスコンシン州暮らし、嫌なことがあるとパニックになって周囲が見えなくなる。

バービーの他害の激しい時期には、ケンカサンドラ症候群になったり、きょうだいスキッパーステイシー、チェルシー学校で大変な時期もあった。

だけど、最後にはみんな笑ってCNNチャリティードキュメンタリー撮影に臨める。

番組たまたま見ていて感銘を受けたバイデン氏のガーデンにも招かれて、みんなでパフォーマンス披露する。

そんなお人形

連休でどこかにいこうという話題にならないのがお前らで、連休終わって大渋滞や激混みに対する社会的解消法をドヤ顔披露し合うのがお前ら

うたプリの非売曲の件で思うところ

うたプリゲームDVDに特典で付いていた曲やドラマCD販売してほしいというツイートを見かけた。

それに対し、そのツイート引用RTして非売楽曲配信はやめて欲しいというツイートも同時に目にした。

 

うたプリ楽曲販売配信状況だが、

今でこそ、配信で購入することができるようになってきているが、どうしても入手困難な楽曲が多数存在している。

それが、ゲームDVDの特典となっていた曲である

その中でも、ゲーム連動購入特典の楽曲は、現在正規手段では購入不可能

 

ゲーム連動購入というのは、

例えばポケモンだったら、スカーレットバイオレット両方買ったら特典CDプレゼント…的なもの

 

主に、

ファンタスティックmelodyアニメイトで連動購入するともらえたCD

・Special Campaign CDSwitch移植したソフトを3本全て購入するともらえたCD

この2枚が挙げられる。(他にも色々あるけどパッと思いついたのがこれなので悪しからず)

 

特にひどいのが、Switch移植版の特典CD

うたプリは元々PSPソフトで、そこからVitaSwitch移植している。

多少の追加要素はあれど、PSPから律儀に追いかけていた人は全く同じ内容のソフトを3本買わされている。

 

当然だが、特典CD一般的流通はしていないし、配信もしてない。

そのため、メルカリ中古ショップでは価格が高騰している。

 

そして、この2枚のCDだけでなく、

かにつけてうたプリドラマCDを特典にしていて、小売店によって内容が違うのがデフォ

余程の熱量でなければ全てのドラマCDを手に入れるのも無理難題というわけである

 

このような土壌があることを前提に、それでは冒頭で書いたツイートの件、

 

非売楽曲配信はしてほしくないという方の言い分としては、

安易配信されてしまっては特典CDほしさに何本も同じゲームを購入し続けてきた人達(ツイ主含め)の反感を買う。

特典CDが欲しいならお金をかけろとのこと。

(※ただ、円盤であれば、というツイートがあったので、ツイ主はCDなら発売してもいいと思っているのかも)

 

私もうたプリ歴は赤ちゃん小学校卒業するくらいの年月になるので、言いたいことはわかる。

決して安くはないお金をかけ、しかも全く同じ内容のゲームソフトを、

今まで何本も何本も買わされて手に入れてきた曲なのに、配信で聴けるようになってしまったら私たち立場は何なの?と。

 

逆に、特典CD販売配信してほしいとツイートした方は、

改めて特典CDを発売することで、

新規ファン聴く機会ができ、全てを追えていない古参ファンも嬉しいよね、と言っているのだと思う。

 

結局何が言いたいかというと、

このような特典商法を続けているせいで、ファンの中でも選民意識的ものが芽生えて、

より新規を受け入れられない環境が作られてしまっているんだろうな、ということ。

 

往々にして、古参ファンとは新規ファンを煙たがり、古参アピールをしてマウントを取りたがるものだが(偏見

上記に挙げた特典CDについては、新規ファンにとっては金の問題ではなく、「聴ける機会が一切ない」ことが問題

ぶっちゃけ古参たちが同じゲームを何本も買って、どれだけ金をかけてきたかはこの話題においてはどうでもいい。

(もちろん古参たちのおかげで今のうたプリがあるのは重々承知

 

昨年には映画がヒットし、目に見えてわかるほど新規ファンが増えているし、出戻りも多い。

このチャンスは最大限に活かすべきで、新規と出戻りに固定客になってもらうように、

運営古参大手を広げて迎え入れるべきなんじゃないかと思ったりしたわけだ。

 

4月1日プリンセスさまの件で大炎上してから話題に事欠かないうたの☆プリンスさまっ♪

今はブロッコリーハピネットに買収されるかどうかが注視されている時期。

 

3月CGライブイベントでは物販のごみカス在庫炎上していたり、

なんなら今渋谷などの各地で行われているブロッコリーの物販イベでも相変わらずのごみカス在庫っぷりを披露している。

 

うだうだと仕事もせずに書いてきたが、今運営方針を変えなければ、うたプリは先細る一方だと思っている。

とりあえず、非売曲とドラマCDを発売してくれ。

冒頭のツイートを見てからずっとGRANRODEOのNOT for SALEが脳内を駆け巡る一日だった。

2023-04-25

ウルトラギャラクシーファイトとそれに対する人々について考えたこ

本当はこういう文書くのどうかなあと思ったんですよね。

こんなこと書いて自称ジャンル治安維持名目にしたお気持ちヤクザみたいなファンって言われると困るなと思うけど、言われても仕方ないしなと思いましたし。

対象子供向け作品ですし、実写作品現在大人気のコンテンツですし。

でもちょっと昨今の意見の分かれ方を見まして、「考え方を変えろとは言わないけど頭の片隅には置いておいて欲しいな」と思ったので書かせて頂きました。

大人気の特撮シリーズウルトラマンってシリーズありますよね。

去年大盛況でしたね、「シン・ウルトラマン」とか。

最近新しいウルトラマン番組放送時期の発表が来たり、今も新情報カウントダウンが行われていますね。

その新情報を巡りまして、その中の一つの作品、「ウルトラギャラクシーファイト」という作品が今注目を集めています

ウルトラギャラクシーファイト」は今3シーズン?3作品?出ています

最初シーズンは今「ニュージェネレーション」というジャンルで分類される新しいウルトラマン達(キャラ名は沢山いるので割愛します)にスポットライトを当てた話でした。

その次のシーズン、「大いなる陰謀」、続く「運命の衝突」ではアブソリュートタルタロスという新しい敵、その仲間たちがやってきて、ウルトラマン達は新しい脅威に立ち向かわねばならない…という話でした。

ウルトラギャラクシーファイト」というシリーズには実は基本ウルトラマンしか出てきてません。

世間によく知られている、「人間ウルトラマンが何らかの要因で一体化し、その正体を隠し続けながら日夜地球に訪れる脅威と戦っているよ」という話では無いわけです。

そこでかなり意見割れました。

まず「ウルトラマン」という作品は「円谷特撮ヒーローシリーズ」の一つです。

世間でよく知られているミニチュアジオラマや、火薬による爆発、ウェットスーツ着ぐるみを着用したキャラクター達との戦闘を工夫を凝らして撮影したシリーズですね。

怪獣の口から出る光線で吹き飛ぶ街、逃げ惑う人々、ウルトラマン怪獣に投げ飛ばされてその背中で押し潰される建物

クワしますね。

そしてウルトラマンと一体化することになった人間の苦悩、その秘密を隠し続けなくてはならないジレンマ戦闘が続く中で人々を守るために常に選択と苦難に向き合わなくてはならない日々。

そして、人間とは全く違う存在、「ウルトラマン」達と種族を超え、文明を超え、理解し、絆を深め合うストーリー

心が踊りますね。

長いので以降「ウルトラギャラクシーファイト」は「ギャラファイ」と略させて頂きますが、ギャラファイには実は人間、出てきません。名前を呼ばれたりはします。

ほぼウルトラマン怪獣と星人と、「アブソリューティアン」と呼ばれる強大な敵の物語です。

意見割れたのはそこです。

まずざっと抜粋しますが

ウルトラマンとは人間との関わりを大事にした作品ではなかったのか」

「俺はウルトラマン自分より脆くて弱く、利己的な存在である人間と接して影響を受けたり与えたりするのを見たいんだ」

ウルトラマン同士の人間関係など正直どうでもいい」

という意見が出てきました。

特撮らしく、人間にとっては巨大な建造物を軽々と超えてしま身長を持つ怪獣ヒーローが戦い、街を破壊したり守ったりしながら戦うのが見たい」

「何かを守るために戦うのがウルトラマンではなかったのか。人間との関わりもなく大義名分もない戦いをされるのはウルトラマンではない」

という意見も見ました。

わかります。言われてる内容はとてもよくわかります

かなり前の作品なんですが「ミラーマン」という作品があります

ミラーマン」は大人も楽しめる特撮として作られた作品なので初期の方はかなり人間スポットライトを当てた話があります

自分出自に苦しむ主人公や、生き別れになった親子、すれ違う恋人、心の寂しさを紛らわすために変な宗教にハマる人とかね。

でもその人間ドラマより、ミラーマンで人気だったポイントは「ヒーローが巨大化して巨大な怪獣と戦う」という所だったそうです。

これの裏付けになるかもしれない話がありまして、「ミラーマン」には裏番組として「シルバー仮面」という作品がありました。

シルバー仮面」も特撮ヒーローです。

しかし彼はシリーズ前半は巨大化しませんでした。

ミラーマンが巨大化して怪獣と野山をころげ回って殴り合いをしている頃、シルバー仮面商店街で敵を追いかけ回していました。

その時視聴率が高かったのは圧倒的にミラーマンの方です。

結果的に言いますシルバー仮面もこれを受けてシリーズ中盤から巨大化能力を手に入れています

まり「巨大化したヒーロー怪獣の戦い」は視覚的なダイナミックさもさることながら、ただ大きくなったのではなく、戦う中でセットを派手に壊したり、爆発で吹き飛ばすあの迫力で人の心を引き付けるのだ、ということが証明されたわけですね。

それがギャラファイになりますと、まず舞台宇宙の上にウルトラマン達の故郷、光の国とその周辺の惑星ですからまずみんなウルトラマンサイズで物が出てきます

ウルトラマンが見上げるくらいの高いタワー、ウルトラマンと同じくらいかそれよりちょっと身長が高い敵。

その辺を壊してもあんまり心が痛まなさそうな岩だらけのなんにもない惑星。(焼き尽くすと心が痛みそうな緑に囲まれた星もありますよ)

これは確かに先程述べた特撮のいい所が全部取り去られたように感じますね。

その辺のゴツゴツした岩が光線で溶けたり切り落とされても、街中で戦闘している時、もしかしたら逃げ遅れた人がいるかもしれないビルが崩れて「ああっ大変!」という気持ちちょっと湧かないかもしれませんね。

皆同じような身長の敵やウルトラマン達がボコスカ殴り合いをしてもその辺の人間喧嘩しか見えないかもしれませんね。派手な光線やアクション、音が付いていても。

それに実はギャラファイの敵の大半は、地球を狙ってきません。

なんでかと言うと「ウルトラマンに恨みを持つ連中」が大半だからです。

理由はまだはっきりと明かされていないのですが、ギャラファイ2、3でアブソリュートタルタロスは、自らもその一人である「アブソリューティアン」という種族の存亡のため、ウルトラマン達を排除したいと思っているのです。

なので歴代ウルトラマン達に倒されてきて、ウルトラマンに恨みを持っている強敵達を主に蘇生させて戦いに臨んでいるので割と地球安全(多分)なんですよね。

となると「地球ピンチから地球人の皆!力を貸して〜!」ともできませんね。

ウルトラマンシリーズテーマの根幹であるウルトラマン人間の関わり」も描かれないわけです。

こうして描いてみると結構困りましたね、ウルトラマンシリーズの魅力の大半を削り落としているわけです。

でもギャラファイが全く魅力的では無いのか、と言うとそんなことはありません。

大きなポイントは三つ。

ニュージェネレーション以前の歴代ウルトラマンをかなり網羅している」

「登場回数が少なかったウルトラマンモードを細かく拾っている」

「各作品メディアミックスにわたる小ネタを各所に織り込んでいる」

というのがポイントです。

ギャラファイには実に様々なウルトラマン達が出てきます

みんなご存知ウルトラマン

そのウルトラマン最終話で迎えに来たゾフィーを初めとする「ウルトラ兄弟」と呼ばれる昭和から生み出されてきたウルトラマン達。

俗に「平成2期」と呼ばれるコスモスを始めとしたネオス、ネクサスマックスメビウスシリーズに登場するウルトラマンたち。

そして、ウルトラマンUSAやパワード、グレート、リブットといった海外作品に登場したウルトラマン達。

ギャラファイ3にはミニアニメ劇場版作品だったナイス、ゼアス、ボーイなども参戦していますね。

これらを合わせると実に沢山の様々なウルトラマン達を登場させてくれたのがこのギャラファイシリーズです。

実はこの中には

作品が発表されたものの、長らく客演もなく後日談でどこへ行ったのか、今何をしているのかも分からなかった」

作品終了後、メインのウルトラマンしか客演がなく、サブのウルトラマンとどんな関係になっていたのか分からなかった」

というキャラクターも多くいます

それがこのギャラファイで言及された事で、

作品が終わったあとも、一緒に戦った仲間と協力して任務についている」

とある惑星に留まり、誰かに力を与えたり、道を示す役割をしている」

など「現在の姿」が明かされたウルトラマンも多いのです。

そして次のポイントですが、今まで登場回数などが少なかったウルトラマンモードチェンジなどを生かしているのもギャラファイです。

ギャラファイ2の時大騒ぎでしたね。

ウルトラマン達の危機に、共に戦った仲間であるウルトラマンジャスティスとともに駆けつけたウルトラマンコスモスのスペースコロナモード

ご時世がご時世でしたか名前的に出せないんじゃないかって言われていたのにまさかの登場です。

スペースコロナモードってウルトラマンコスモス劇場版しか出ていないんですよね。

しか宇宙での活動に適したモードですので地球に来るとよく知られてる青いルナモードエクリプスモードなっちゃう。

でもギャラファイは宇宙空間の話なので何とスペースコロナモードでの登場に違和感がなかったわけです。

そして極めつけはウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したコスモス個人としての究極形態フューチャーモードに、同じくウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したウルトラマンジャスティス クラッシャーモード

そして更に2人が合体したウルトラマンウルトラマンレジェンドまで。

同じシリーズクロスオーバー作品客演何となく予想出来ても、ここまで丁寧な客演での活躍描写はなかなか他でも見られないはずです。

そしてもうひとつ、ギャラファイ3に登場したウルトラマンネクサスウルトラマンノア

ウルトラマンネクサスは「ウルトラマンネクサス個人として三つの形態を持ち、ギャラファイではその全ての形態披露しました。

そして特筆すべきは、ウルトラマンネクサスが持つ固有の能力、別次元を展開し自分を含めた対象をその空間の中に取り込む「メタフィールド」の能力を作中で描写したことです。

なんのために使われたのかは本編を見て欲しいので割愛します。

そして、ウルトラマンノアの登場。

ウルトラマンノアウルトラマンネクサス最終話に登場したウルトラマンであり、その特殊性は、客演したウルトラマンゼロ活躍する「ベリアル銀河帝国」でも書かれています

しかしそれ以降の登場が殆どなく、ギャラファイで登場した際は多くの人を驚かせました。

しかもこのノアスーツ一新されています

ギャラファイではジャスティススーツなどがそうなのですが、ショーイベント用のスーツ転用したりして使われています

しかし長らく登場の無かったノアは綺麗に新しく作られて登場したわけです。

そして最後ポイント

ギャラファイ2ではコスモスジャスティスネオス、セブン21、80が共闘する話があります

平成2期組、一人は昭和一見関連性が分からないように見えるこの組み合わせですが、実はコスモスネオス、80は他作品や時事関係で繋がりがあります

コスモステレビ放送当時、事情があって最終回手前でテレビ放送を続けられなくなってしまたことがあるのですが、その空いた枠を1クール作品を作り走りきることで繋いでくれたのが、元々イベント限定ウルトラマンだったネオス。

そして、80は漫画ウルトラ超闘士激伝新章」にて自分の力を制御出来ず苦悩するコスモスを宥め諭したキャラとして書かれた繋がりがあります

長くなるので他の小ネタ各自でお探し頂くことをお願いしますが、ざっとこれだけの魅力がギャラファイにはあるわけです。

しかしそれだけが、今回ギャラファイに起きている賛否両論について考えたことではありません。

私がこれからお話する、「これを聞いて考えを改めなくていい。でも頭の片隅に置いておいて欲しい」と思う話は、まずざっと10~15年前の話に遡ります

前衛的なストーリーテーマ視聴率にかなり波があったウルトラマンネクサス放送された頃でしょうか。

当時の時点で円谷プロダクションはかなり危うい状態だったそうです。

作品に対する意見の分裂や予算不足など。

ウルトラマンネクサスメタフィールドなどにその一端が現れています

背景は不思議な光の演出、地面はゴツゴツしたあまり壊れるものがない岩場という異次元

壊すセットの削減です。

ウルトラマンネクサスがほぼ毎回メタフィールドや山の中で戦っているのはこういった事情が反映されています

ネクサスの終了後、マックスメビウス作品は続いていきましたが、その後長らく新しいウルトラマンが現れないという時期が続きました。

新しいコンテンツとして生まれ大怪獣バトルには殆どウルトラマンが出ず、怪獣で戦うレイオニクスバラーレイモン、そして今後大出世を遂げるゴモラウルトラQにて活躍したリトラなどが活躍しました。

カードダス遊んだ記憶がある人もいるでしょう。

そしてその大怪獣バトルの劇場版ウルトラマンシリーズに変化が訪れます

もう10年以上経つけどニュージェネレーション戦闘を切って未だに全然に立ち続けてるウルトラマンがいますね。

彼です。

ウルトラマンゼロです。

彼の登場でウルトラマンを好きだった人々は大いに沸き立ちました。

大怪獣バトルの辺りでかなり会社が苦境に陥っていることはよく知られていたので「もう新しいウルトラマンを作れないくら疲弊しているのか」とまで言われていたコンテンツが見事に彼の力で持ち直しました。

その後ウルトラマンゼロは宿敵であるベリアルとの戦いを続け、過去作品からリブートされたミラーナイト、ジャンボット、ジャンナイン、グレンファイヤーなどの仲間と活躍し、それは後のニュージェネレーション達、ウルトラマンギンガやビクトリー、Xやオーブジード、ルーブ、タイガゼットと後続の作品を押し上げていくことになります

もちろんゼロやウルティメイトフォースゼロと呼ばれるチームのキャラクター達だけの活躍ではありません。

ウルトラマンシリーズのグッズとして特徴的なソフビ

から集めていた人々はご存知だと思いますが、昔のソフビは今より大きく、種類も豊富でした。

放送終了したウルトラマンタイプが数年後も全部売り場にあったくらいです。

しかし、大怪獣バトル周辺から種類は少なくなり、サイズは小さくなり、塗装も前身のみになっていきました。

しかしそれに対して挑戦したのがギンガやX。

スパークドールズ」という足にコードが書かれたシールがついた新しいソフビを開発することで、「ソフビ玩具連携するグッズ」を作り出したのです。

そして大怪獣バトルにもあったカード Permalink | 記事への反応(2) | 03:35

2023-04-24

ストレス耐性がなくなったときに起きること

日々のちょっとしたことにもストレスは発生しているが

通常時はクッションのような防御機能で気にならなくなっている

披露などでストレス耐性がなくなると、このクッションがどんどん薄くなっていき

日々無意識に感じているストレスがわかるようになってくる

 

そういう普段意識できてないストレス

・予定、やらなきゃいけないことがある時

・2つのことを考える時

・かゆみ

キーボードを打つこと

・消化

また後でかく

2023-04-23

anond:20230423222520

安心して

過去恋愛事情男性遍歴を披露している投稿に「みんなお前の胸にしか興味ないのに自慢してて可哀想

って言うのは間違いなく女

から見ると過去男性遍歴は自慢にならない

数年前にSNS自撮りをよく上げるタイプ巨乳の人が過去恋愛事情男性遍歴を披露している投稿に「みんなお前の胸にしか興味ないのに自慢してて可哀想」みたいな事を書かれているのを読んでからずっと心のどこかで彼氏の事を疑っている

私も学生時代に友人たちにネタにされた事があるくらいには平均よりも胸が大きい方だから

そして彼氏セックスの時に確かに胸の大きさを褒めてくれた事が何度もあったか

彼氏は胸が大きいから私と付き合いたかったんだろうか

付き合う前、私と友達になってくれたのも仲良くなったら胸が大きい女性セックスができると思ったからじゃないだろうか

私が好きなんじゃなくて私の大きい胸が好きなだけなんだろうか

もしくは「この乳とセックスできなくなるのは惜しい」的な理由で、本当は色々合わないとか嫌いだとか思いながら我慢妥協しながら付き合ってたりしないだろうか

もしも病気事故などで私の胸を切り落とさないといけなくなったら、私への興味も私の価値も一切失われるんだろうか

こんな風に疑うのってきっととても失礼なんだと思うし、申し訳ないと思っているけど、やめ方が分からないや

2023-04-21

ここが変だよフェミニスト プロ野球

実例を挙げる

1.選手の嫁が「妻として支える姿」をアピールすることに対して異を唱えない

最近だと板野友美。健気に妻として支える姿を頻繁に投稿している。例えばストーリーズに「#友飯」とハッシュタグを付け、カツ丼など品数の多い献立披露している。

が、それに対して異を唱えるフェミニストは見たことがない。基本的プロ野球選手の嫁には甘いのだ。 

2.野球外なら炎上する表現に異を唱えない

あるピッチャーに対する固定的な捕手を示す「女房役」「正妻」といった、ともすれば性差別的な表現に対してダンマリである。また、応援歌で「男なら〜」系のフレーズが入ることがあるが(例:千葉ロッテチャンステーマⅣ)それに対しても批判してるのを見ない。

3.チアリーダーに異を唱えない

他のところなら「露出が多い」「性的過ぎる」とフェミニストからガソリン撒かれるようなプロ野球チアリーダーに対して、フェミニスト批判してるのを見たことがない。

基本的に、他の領域ならガソリン撒かれて大炎上するような行動、表現であっても、プロ野球が絡むと極めて難燃性になるのだ。

他にもあれば情報提供ください。

2023-04-20

一級建築士矩子の設計思想2巻の後書きで編集部では単行本が売れるとは思ってもいなかった、って書いてあって編集なのに最近コミック流行っている理由全然分かってないんだなー、って思ってしまった。

美少女動物園とか揶揄されていたのは今は昔。

専門的なあまり知らないような分野を美少女が専門知識披露しながら成功していくっていうのが最近王道で、

一級建築士矩子の設計思想はまさにその流れにそった作品から、著者の知名度バックボーンもあって売れないわけがない、と思っていた。

2023-04-17

anond:20230417215128

残念ハズレ

エスパー能力披露したいならもうちょっと鍛えてから来てくれよな!

anond:20230416125731

便乗して2023冬アニメ感想を書く

解雇された暗黒兵士(30代)のスローセカンドライフ

予想外に面白かった。十分な武力を備えた主人公調停交渉術をメインに問題解決していく様は格好いい。アクションシーンの作画予算少なめで残念

犬になったら好きな人に拾われた。

昔のお色気漫画のような無理やりな展開に「そうはならんやろ」と突っ込みを入れながら見たら面白かった

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

戦闘マニア主人公が毎回活躍して面白い。ハイランダーと血鉄鎖旅団銃夢彷彿させる設定。2期があったら観る

シュガーアップルフェアリーテイル

イケメンの苦悩を私が救ってあげる系。ジョナスのクズ野郎っぷりが一周して愛しい

スパイ教室

スパイ物+暗殺教室時系列倒叙なので全体としては尻すぼみだが、各話毎では面白かった。トリックを全部台詞説明してくれるのでわかりやす

真・進化の実〜知らないうちに勝ち組人生

最初からクソアニメとわかっているのでクソっぷりを楽しめた。ギャグパロディも全てしょうもない。愛すべきクソアニメ

人間不信冒険者たち世界を救うようです

クソアニメ。メインキャラ4人がパーティー組んだところがピーク。算数ベアナックルだの、ステッピングマンだの結局何だったんだ

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

礼儀正しくて、ガツガツしてない男主人公に好感が持てる。キャラの顔(超イケメンとややイケメン、超美少女とやや美少女)をもっと描き分けてくれたら尚良かった

トモちゃん女の子

まずトモちゃんキャラデザの時点で大成功。がっしりした体格でパッと見男、よく見ると女で、しかちょっとかわいいという。

キャロル役にちゃん英語喋れる人(天城さん)を連れてきたのも良い。あとはキャラクター達がドタバタやってるだけで全部楽しい

転生王女天才令嬢の魔法革命

1話を見終わった時はすっげー面白いの始まったー!と思ったが、ドラゴン入れ墨辺りがピークだった。

ヤンデレ弟以降は今ひとつスッキリしないパーシャルな展開。

ED曲でキャスト2人(千本木さん・石見さん)がハモるところは最高なんだけどな~

もののがたり

話の展開が遅いと思ったら分割2期だった。まったり神様アニメ(例:我が家お稲荷様猫神やおよろず、いなりこんこん等)のカテゴリ

アルスの巨獣

世界観・各種設定は魅力的だが、その披露に終始した感がある

冰剣の魔術師世界を統べる

面白さはまあまあ。エリサ役の春村さんはもっと売れてほしい

最強陰陽師異世界転生記

主人公ちゃん無双してるので普通に面白い。意味ありげに登場して、やられちゃった敵パーティーよ…。きつねのユキちゃんかわいい

久保さんは僕を許さな

途中で放送延期になってしまった。久保さん役の花澤香菜さんに構ってもらう多幸感が心地よいアニメ

REVENGER

面白いけど、もっと一話完結の回を増やしてほしかった

もういっぽん!

だんだん部員が増えていくのがワクワクする王道部活物。ライバル選手達一人ひとりを体型含めて描き分けようという意欲が感じられてすごいと思った。続編があったら観る

Buddy Daddies

アンナ先生の魅力。それと木野さんの全開クソガキ演技と「俺はお前達の家政婦じゃねえー!」の名台詞が印象に残った

お兄ちゃんおしまい

最高です。色指定が良いんですよ。素晴らしいアニメを作ってくれてありがとう

2023-04-16

ジャニーズ帝国繁栄させて被害の拡大に一番加担したのは

俺たちなんじゃないか最近考えている。

俺たちというのは具体的には

昭和の終わりに北公次の本が出たり世紀末に文春裁判報道されてた頃には物心がついていて、

別にCDも買わないし金なんぞビタ一文落とさないけど

ジャニタレが出てるバラエティドラマ見て視聴率に貢献したり、

キムタクとかジャニタレの服や髪形マネしたり

カラオケで歌ったり

ジャニーズ事務所ジャニタレのやることをネットでわりかし好意的に騒いだり(例えば最近だとTOKIO農業に関する活動とか)

していた俺たちのことだ。

俺は「光GENJIへ」が出た時のことを覚えてる世代なんだが、

告発もあって光GENJIの人気が落ちてその後の忍者とか男闘呼組イマイチパッとせず

まあそりゃあんな話が出てきたらなあと思ってたらそのうちSMAPが人気になりV6学校へ行こうとかDASHとかも流行ジャニーズ帝国とか言われてるの見て、おいおいと思っていた。

年齢的に光GENJIがやられてるならSMAP辺りも該当するはずなのに、よくわかってなさそうな若い女の子だけじゃなくてその当時のいい大人の男も女もふつうキムタクとか中井ドラマ見てたもんだから、これいいのか?ってさ。

ジャニーズに入ろう、入れようと思う人が多いのは

一過性女子供アイドル以上の存在、男にも憧れられる国民的なアイドルになれるチャンスがあるからなのは大きいだろう。

しかも年取ってもバラエティドラマの派手な仕事ができて安泰。

NHKディレクター告発者に「親が知っていたら入れてたと思うか」と質問してたが、

未成年の娘をヌードにしてまで話題を作ろうとするステージママもいるぐらいだから

息子がスターになることを期待して、知ってて入れてた親もいるんだろうなあと思う。

これは別に被害者を責めたり逃げられたはずだというつもりでは全くないんだが、

我慢してデビューできたらスターになれるかもしれない、一生安泰だという思いがあったから今まで告発する人があまりいなかったり、事務所に残って稼ぎ頭や広告塔結果的になってしまったタレントがいて、被害者さらに増やすというサイクルになっていたんだろう。

もしこれが一時的若い女の子に人気になったとしても、

せっかく我慢しても稼ぎを回収する前に人気が落ちて派手な仕事もなくなって終わり、

ドラマバラエティも出たら視聴率が下がるから出れない、男が真似する存在になんてなりようがない、

大多数の人間からはあの事務所だとバレると好意的どころか気の毒がられる

そんな存在であれば、事務所に入ろう、入れよう、続けようと思う人もこんなに多くなかったんじゃないだろうか。

告発者を叩いてる層の文面とか見ると、イマイチジャニーのやってた事の重大さをわかってなさそうというか、若そうな感じがするのだ。

まあ普通に考えてジャニーズにのめりこむのは10代~20代と考えると、

過去報道の頃にはそもそもまれてないか物心ついてない年なんじゃないか

業界人マスコミメディアは性虐待の実際の所を知ってたり知るルートもありそうだが、単なるファンにそういうルートがあるかというと、年齢とか考えると過去の噂程度にとらえてたんじゃないだろうか。

ジャニタレ披露する「ジャニーさん」のおもしろエピソードを真に受ける程度の知能で、ある意味ジャニーさん」のファンでもあったからああいう反応になるのかもしれない。

そういうことを考えると、

からこそ、ファンではない、冷静で常識的なまとも判断力のある俺たちが、

告発本か、おそくとも裁判報道タイミングジャニーズの息の根をとめておくべきだったのだ。

お茶の間スター、皆の人気者、馬鹿にされつつも愛される存在なんかじゃない、

事務所にいる限りは気の毒な被害者で、間違ってもあこがれるような存在ではない、

出てるものは買わない見ないまでは現実的に難しくても、少なくとも好意的話題にしたり歌ったり真似したりするべきじゃなかったのだ。

ジャニタレ好意的な知り合いがいたら、悪徳事務所に加担することを咎めたりするべきだったんじゃないだろうか。

狂信的なファンは一部いるかもしれないけど、世間一般から白い目で見られる事務所

そんな存在にできていれば、世代的に考えて今話題になっている告発者が被害に遭うことも、告発者を叩くファンが生まれることもなかったんじゃないか

少なくとも、男同士の性虐待が具体的にどういうことなのかはっきりわからない年頃で

小遣いでCD買ってたような子供と同じくらいには、

俺たちにも責任の一端はあるんじゃないだろうか。

一連の報道を見てそんなことを考えている。

オバチャン達の鉛筆模写見飽きた

推し名前パブサするとかなりの高頻度でフアンのオバチャンが描いたセンスのない鉛筆模写ファンアートがヒットする。いや別に下手な鉛筆模写が悪いわけじゃない、だけど検索に引っかかるのがこういうのばっかりだと界隈全体のイメージが悪い。いわゆる神絵師によるセンスの良いファンアートも沢山あるのに神絵師若い絵師はわざわざファンアートアップする時に推し名前タグ付けしたりしないので検索には引っかからない。オバチャンファン界隈では芸のない素人模写でも推し本人に見てほしいのか名前タグ付けするのが常識になっていてしかもオバチャン同士で褒め合い互助会してるので無駄いいねコメント数が多いから余計に目につきうざくて仕方ない。検索避けもせず鍵なし垢で生々しい夢妄想垂れ流すし中には推し自分の夢妄想漫画にして恥ずかしげもなく披露してしまう猛者もいる。どうかしているとしか思えない。文化が違うとおもってみて見ぬふりしててもあの手の人たち界隈内で異様に目立つから界隈全体が誤解されてしまう。〇〇(推し)のガチ勢キモいおばさんだらけだと思われている。つらい。

2023-04-15

黒鉄の魚影 名探偵コナン原作ファン感想

いつも原作ファンサービスがあるコナン劇場版だが

今回もその点はちょいちょいある

ただしか最近作品の中だと、言うほど…なのでその勧め方はよくない

大体原作ファン映画見に行くんだからほっといてほしい

以上、偏屈人間性を冒頭で披露したところでの感想だが

脚本家はおそらく原作を未だにまだちゃんと読んでないんだと思う。この脚本家はずっとそう

でもまぁいいや。コナン✕灰原もいい。そこへの想いは伝わった

問題原作キャラ崩壊させていく脚本にある

勿論端々で今、青山の手が入ったなと思うところは多いのだが、行動で崩壊していくのだ

そして原作での立場だと「そうはならんやろ」ということも多く「脚本原作読めよ」と言う思いが強くなっていく

もう何年も脚本してるのにね…だからこそ今作の脚本の雑さが分かって辛かった

もっとちゃんと組み立ててくれてたのに今作はどうしてそうなった?という出来

インタビューを見ると最初事件から付け足したり消したりして残った設定が散見されたのだが、本当に残った設定がゴミのように散らばっていて目障りで仕方なかった

かにコナンと灰原のストーリー部分だけ見たら、原作灰原とかなりキャラ性が違うが、二次創作灰原と思えば丁寧に描かれてたと思う

しかしそこ特化しすぎたのではないか。これじゃあ本当に同人誌みたいだ

ポスターに出てくるキャラルールちょっと入れた感じ

黒の組織の描き方も無茶苦茶アクションもよくない

OPも酷かった。これ過去最低。音楽も入れ方が酷い。作画もここ6作くらいでは一番だめ。なんで?監督にはがっかり

盛り上がるところもない。ノルマのような「いつもの」も地味すぎて「お約束」にはなってない

画面が常に同じ、薄暗い、カタルシスもない。事件規模が小さい。単調

オリキャラもかなり弱く思い入れもない

別に自分は灰原との恋愛模様あたりも青山が加えた流れで納得した部分があり、いわゆる炎上部分は否定的ではないのだが、

それ以外であまりに【雑さ】が目立っており、ちょっと許容できないでいる

後日談ラストの回収も微妙。投げやりになっただろ

もうこの監督脚本コンビには今後一切期待できない

贔屓(推し)が元贔屓(元推し)になるまで~好きと義務の間で~

※前書き

贔屓というのは宝塚で言う推しのようなものです。

分かる人にはすぐ分かる元贔屓ですが誰か分かってもそっとしておいて下さい。

◾︎本文

(下書きににして出せないまま8年も経ってしまったのだけど、区切りをつけるため投稿します。)

なぜ贔屓が元贔屓になったのか?

っていうか元贔屓のことを私はちゃんと好きだったのか?

贔屓が退団してからその答えに至るまで様々な葛藤がありました。

最初に言っておきたいのが元贔屓と今の贔屓を二人を天秤に掛けて元贔屓以上に贔屓が好きになって乗り換えたという訳ではない。

この二人はすごく似ているのだけれど(私見でね)現役時代の二人を比べたことなど一度もなかった。

元贔屓のことは某大作ミュージカルで好きになり組替えをきっかけにファン活動にのめりこんだんだけど、私のファンピークは2番手時代~2作目あたりでした。

元贔屓の2番手時代はその当時2番手になるのではないかと言われていた上級生を抜かして組替えしたことが原因であまりファンに受け入れてもらっていないような雰囲気がありファンでも胃が痛くなる状況だった。

入出でもダントツで遅く入って早く出ていく日々。

ファンの間では、楽屋に居づらいのではないか、辛い思いをしているんじゃないか憶測が飛び交ったり。

しかも元贔屓はファンが少なかった!!笑

入出に来るようなファンしかり。

ファンが増えなかったのは色々原因あるとは思うけれど、会に入ったり入出をするメリットを感じられなかったからではないかと思います

今だから思うけど、元贔屓はギャラリーするだけで十分だったかもとファンですら思う。

日の入りなんて私含め数人くらいしかいなかった時もあり、元贔屓はギャラリー死ぬほど嫌いだったので手紙を奪うようにとると一瞬で楽屋に入っていった。

その時は元贔屓が可哀そうで可哀そうで、私は学生だったのもあって結構な頻度で入出に行っていました。

2番手時代の元贔屓は少ないファンが「私たちが守って(応援して)あげなきゃ」と使命感を感じさせるような何かがあった。

追い打ちがトップになる前の大量の組替え、それがまるで元贔屓がトップになる為の体制を整える為のようで組ファンから批判は凄かった。

本当のことは分からないけれど、あまりに衝撃的でそのすべての批判が元贔屓に行っているような感じがあった。

発表された翌日はどうしても自分の思いを伝えたくて『何があってもあなたについていきます』という内容の手紙を渡すため用事を全部キャンセルして入り待ちに向かった。

紆余曲折を経てトップ就任が発表され、その時のスケジュール帳にはしっかりとトップ就任発表日が記されている。

幸運なことに前トップのサヨナラショー前楽も観れて本来出演してなかったショーナンバーを踊る元贔屓も観れた。

披露初日もムラまで行って開演アナウンストップ羽を背負った元贔屓にぐっと胸が熱くなった。

披露目公演観劇数は途中から数えなくなるほど観たし、客降りした元贔屓が本来お客さんとはハイタッチしかしないのに自分だけ手を握ってもらったことがめちゃくちゃ嬉しかったり。

トップになって初のショー、当たり前だけどどの場面でもセンターに元贔屓が居て楽しかったし何より芝居が良作だった。

この頃の私は純粋ファンだったように思う。

でも思ってみればこの頃から色々とおかしくなっていった。

自分が好きで行っていた入出も途中から自分意志など関係なくいかなければいけないという義務に変わっていき、渡したかった手紙も何を書いていいのか分からなくなっていった。

観劇回数が大幅に減ったのはトップ中盤〜後半の地方の長期公演からだった。

劇場東宝は行きやすいしごまかして行ってたけど地方の長期を通うにはモチベーションが足りなかった。

そして私は上演作品が嫌いだった。

トップ前半期はとてもいい公演をしていたのに個人的にあまり好きでない再演公演を当てられまくった後半の暗黒期を私は未だに許せない。

特に退団公演、観劇していて怒りが沸いた公演は初めてだった。

初日幕間のファン流れる通夜のような雰囲気、みんなが

「これが退団公演か……」

「こんな駄作をあと何十回も観なきゃいけないのか」

と思ったに違いない。

ショーがなかったら絶対に救いようがなかった。

良い公演に当たらなかったというのは贔屓が元贔屓になった要因ではない。

観劇回数は減ったけれどそれでも観ればやっぱり好きだなぁと思ってしまうのだ。

やはり一番の要因は退団発表に関する色々だった。

退団発表より前に発表されたショータイトルが退団仕様だったため

『次回公演で元贔屓は退団するに違いない』

と言われていたのだが、私はどうしてもそれが信じられなかった。

元贔屓は至る媒体で100周年のことについて聞かれ、その度に「本当に大切なのは101年目から」と口にしていた。

だがそれが現実に発表され、寂しさとか惜しむ気持ちより先に来たのは落胆だった。

「あれだけ101周年目が大事とか言ってたのに自分は辞めるんかい……」

私は勝手に裏切られたような気持ちになってしまった。

そのうえで決定的だったのは退団公演集合日で同期の人が元贔屓と一緒にやめることが発表された時。

「やっぱりな」と思うとともに心が急速にさめていった。

「この人この組でトップになる意味あったのかな?元いた組にずっといればよかったんじゃないの?」

トップになって何がしたかったんだろう」

「結局は自分が、二人がよければ組の事はどうでもいいのかな?」

一度思い始めると良くないことしか考えられなくなっていった。

しか無駄ファン歴が長いと友人伝いに知りたくないことも耳に入ってくる。

タニマチの事だとか、ファン派閥とか、、、

会に入った当初仲良くしていた子も一人、また一人と辞めていって結局退団公演まで残ったのは私一人だけだった。

宝塚にいるの、辛かったのかな」

「ガードの事、ただのギャラリー除けにしか思ってなかったのかな」

「仮初めでも演じてもいいか舞台上で位トップコンビを演じて欲しかった」

そう考えていくともう何もかもがどうでもよくなっていった。

ファンならその人のすべてを受け入れるべき、受け入れられないのはファンじゃない!!という人もいると思うけれど、私はそんなご立派なファンにはなれないし、なるつもりもない。

何よりこれ以上この人のファンを続けていたら、私はこの人を嫌いになってしまうと思った。

言い方は悪いが、私は悩み、苦しんでいる元贔屓が好きだった。

元贔屓はトップとして、スターとして完璧な人ではなかったと思う。歌も、ダンスも、人間としても。

2番手の元贔屓には自分の欠けたものをよく分かっていて、それを埋めようともがき、苦しみ、ただひた向きに舞台に向かっているように私は感じていた。

それがトップになってから宛てられるのは、当たり前だけれど全てが元贔屓のために作られる公演で、もちろん元贔屓は日々上を目指して進化していったのだけれど、その進化のかたちは2番手トップ初期の頃とは少し違っていた。

目指すものがなくなり、ただ作品にすべてをかけられる充実期というんだろうか。

「私が観たかったのはこんなのじゃない」と思ってしまった。

そう思った時に気づいてしまった。

結局私は元贔屓自身について行きたかったのではなく、自分理想通りになるであろうと仮定した元贔屓に着いていきたかったのだ。

退団公演は正直義務感とただ「既に払ったチケット代がもったいない」という2つに支えられて観劇に行っていた。

それでもモチベーションを保てなくて、入出待ちには中々行けなくなってしまった。

周りの空気も私にはつらかった。退団に向かい元贔屓を送り出そうとする姿勢や、1公演を惜しみ涙する人たち。

あと少ししかないのに、元贔屓の男役はもう見れないのに、どうして自分はその人たちのように熱くなれないんだろう。素直に応援できないんだろう。

ヨナラショーでもパレードでも泣けなかった。

観劇では泣けないのに、終わった後どうしようもなく虚しくなって泣いて帰ったこともある。

結局私は退団公演を結構な回数観て、サヨナラショー付きの回は全部観れたし、千秋楽の入りも出もフェアウェルにだって参加した。

うそれは好きだからファンからというよりもはや意地のようなものだった。

ずっと(といっても新公主演後からだけれど)見ていた元贔屓の最後を見届ける。それだけに固執していた。

終わった時は実感も寂しさもなく、「あ、終わったんだ」とあっけなかったことを覚えてる。

退団後しばらくは私はいから元贔屓のことを応援するのが好きからでなく義務になっていたのだろうと考えるようになった。

パッと気持ちが離れたのは退団公演集合日の発表だったけれど、実際はもっとからな気がする。

それとももしかしたら最初からきじゃなかったんじゃないかとすら思ってしまう。

でもやっぱり昔のDVDを観たりするとそこには私が好きだった元贔屓がいて、自分でもよく分からなくなってしまった。

元贔屓が悪い訳でも、辞めた同期の人が悪い訳でもない。

ただ着いていけなかった私が悪い。と自分を責めることもあった。

退団公演が終わってしばらくはとても無気力で、宝塚を観る気にもなれなかった私を奮い立たせてくれたのは

YOUは何しに日本へ?」だった。

ドイツ在住の宝塚ファンに密着したというもの

たかった宝塚を観るためにお金を貯めて異国の地へ、好きな人の退団を思って涙している。

私はそれにとてつもなく感動した!!この出演者の人たちに昔純粋ファンだった自分自身を重ねていたのかもしれない。

この番組を見て、気になっていた今の贔屓を観にムラに行こうと決心した。

その後は宝塚でのもやもやは同じく宝塚で晴らす!というようなハマり具合。

私が今とても贔屓が好きなのは反動もあるのかもしれない。

正直今後私がずっ現贔屓を応援できるのかというととても微妙だと思う。

だって私昔は元贔屓に退団しても一生着いていくと思ってたし)

私はもう二度と好きなのか、義務だったのかなんて悩みたくないし、楽しくて宝塚を見ているのにつらい思いはしたくない。

贔屓のファンになって、前と比べるとずっと緩くだがファン活動も再開した。

今、楽しくてしょうがない。

お芝居でもショーでもオペラ無くてもどこにいるかわかるし、1人だけをオペラで追ってしまって他の人を見る余裕なんてない。

感想のお手紙を書いてると楽しいし、入出で姿を見るだけで満足、お手紙を渡せて幸せ

お茶会お話をしてるのを見るのも幸せだし、近くに来ると嬉しい。

握手をするときは緊張するし、そしてほとんど覚えてない。

文字びっしり便箋6枚にわたる手紙を寝ずに書いても全然眠くない。

そのたびに私は『前にもおんなじことを思ったことがあるな』とデジャヴを感じていた。

そうだ、元贔屓を応援していた時だ。

私は元贔屓のことを忘れて現贔屓を新たな気持ち応援していると思っていたのに、現贔屓を応援していることで、元贔屓のことを好きだったのはけして嘘ではなかったのだと思えた。

そう思うと、生で観て泣けなかった退団公演のショーが今になって泣けて泣けてしょうがないのだ。

元贔屓は確かに私の贔屓だった。

私は確かにあの人のことが好きだった。

誰かを好きでい続けるのは幸せなことだけれど、同時にとてもエネルギーを使う。

長く応援していると色々としがらみが増えていく、自由だと思っていたことが不自由になってその時好きだったことを否定したりしまったりする。

「ずっと好きです」

いつまでも応援しています

元贔屓に送った言葉は今では嘘になってしまったけれどその時の私は確かにずっと、いつまでもという感情を贔屓に持っていたし感じさせてくれた。

それは嘘じゃないと思う。

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