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はてなキーワード: CSとは

2022-08-29

マンション大規模修繕工事が終わった。

5ヶ月もの間、工事の足場が組まれたため、日差しは入ってこないわ、工事の音は煩いわ、CS も見れなくなるわで大変だったが、ようやく終わった。

静かな生活が戻ってきた。嬉しい。

2022-08-26

ゲーム専用機石油王を囲う仕組みがあればあのタイトルの続編が?

CSゲー界隈はリメイクするタイトルが枯渇して死蔵ブランドに手を伸ばし始めてるけど、

初めから石油王を囲う仕組みを備えていればそもそもブランドが死蔵されずに済んだのかもな。

2022-08-25

anond:20220824173300

社会的弱者にとって地獄だよこの国は。

障害があろうがなかろうが、CS学位でもとってさっさと北米に逃げた方がいい。

2022-08-24

今日ブコメユーザー非表示化がはかどる

めんどくさそう(柔らかい表現にしています)な人をどんどん非表示化しよう。

こういう人たちって現実世界ちゃんと生きていけているのか、心配です。

少なくとも一緒に仕事絶対したくない。

fa11enprince そもそもソフトウェアエンジニアシステムエンジニアITエンジニア俗称であって、エンジニアではない。CS修士卒ですらない人が多い。プログラミングの話をしてもエンジニアリングの話しをしてないことが多い。

letra ソフトウェアエンジニアエンジニアという大きな主語で語るのはラーメン屋料理人という主語で語るようなものだと思ってる。

tuun (ソフトウェア)エンジニアて略すのやめようよ、短いのがよければちょっとニュアンス変わるけど(コンピュータ)プログラマのほうがマシでは

dominion525 そりゃまあ機械技術者として10年弱しっかりお仕事してきた人が未経験職種に行くならそりゃ報酬下がるだろ。くらいに思うし、「エンジニア」って雑表現するのも良くないと思うよ。

kurage_lizard 最近エンジニアって言葉プログラミングできる人と同意義で使われてるのどうにかして欲しい。その界隈が1番でかいから多少は仕方ないにせよ、プラントメカニカルバイオだって技術者だよ。byケミカルエンジニア

joseph150 この人機械系の仕事をしてるのに「エンジニア転職なんて言い方してるんだろう?今すでにエンジニアのはずでは?

atkitawktntt 機械だってエンジニアですけど…!?

2022-08-14

最近CSひぐらし(Vita)のやってるけどやはり時代を感じる表現が多いな

2022-08-06

anond:20220806141236

これだからバカと会話はしたくない

https://www.us-lighthouse.com/life/visa/l-visa.html

 

海外にある日本企業駐在させるのと、単身で居住拠点海外に移して地場企業で働くのでは

ビザの種類も難易度も違うの

日本から海外拠点出張(駐在)なら役職ごまかせば中卒でも問題ないけど、

海外居住拠点を移して日本関係のない地場企業で働く場合は適切なビザを取る必要があり、

適切なビザを取るには実際の職務内容と学位があってる必要がある

なのでCSは取れるなら取っておくに越した事はない

anond:20220806111557

日本から海外拠点出張(駐在)なら役職ごまかせば中卒でも問題ないけど、

海外居住拠点を移して日本関係のない地場企業で働く場合は適切なビザを取る必要があり、

適切なビザを取るには実際の職務内容と学位があってる必要がある

なのでCSは取れるなら取っておくに越した事はない

 

あとは他増田も言うように箔付やね

中卒・高卒データサイエンティストとか印象良くないでしょうよ

別に研究やるわけでもねーのに嫌な時代だねぇ・・・

anond:20220806110149

実際の仕事内容はともかくジョブ名はエンジニアになるヤツの話だぞ

もっとCS取る必要性すらないって話ですけど

そもそも本国でも学歴不問で募集かけてるポジション無数にあるんで

2022-08-03

CS学科人気なのか

米系外資大手日本オフィス新卒のヘッドカウントかなり少ないし英語できないと採用されないけど昨今人気のCS学生達は卒業してどこに行くつもりなんだろう?しょうもない企業ばかりの大日本帝国

2022-07-27

ゲームの保存について思う事

https://wired.jp/membership/2022/05/28/gritty-underground-network-bringing-japan-arcades-to-us/


上の記事の内容はふんわりというか特定ジャンルに特化したことを書いてはいないけど、基板関連を収集してる自分からすると海外勢の保存活動(メーカーからすると海賊版のような物だけど)に助けられている状態だと強く感じてます

お金を出せば解決するなら払いますが、物自体バラバラになってたり何が足りないかすらわからないことが多いです。


日本人がリペアに対して弱いというわけじゃなくて、身内に対しても情報を公開してくれなくて修復の可能性すらわからないので廃棄される。

あとはゲームジャンル(レースだったり音ゲーだったり)でクラスタが分かれていてお互いに情報が共有されなくて知識が集まらない。


ジャンルが違えば使える情報ってないんじゃね?と思うかもしれないけど、ジャンル関係なく同じハードウェアが使われていることも少なくて

シューティングゲームではエラーが出るけどレースゲームROMを起動させたら解消するとか少なくない。

その程度の事も共有されないほ閉鎖的なクラスタばかりだし、棺桶に基板を入れたいようにしか見えない人が買い占めている。



まぁあとはtwitterなんかで"ゲームの保存"を理由海賊版を自慢している人は全く役に立ってない。


ツイート斜め読みしただけなので深くは分からないけど某議員ゲームの保存を言ったそうだけど期待しています

ACCSだけでなく所謂ガラケーゲームサービスでも既に復元不可能タイトルは少なくないし、メーカーも無くなり権利問題だけでなくデータも残ってない物も多いです。

ネット上にサービス存在したって情報すらない物もある。


カセットCDを入手したら子供の頃好きだったもの出会える時代はすでに終わっているし、2022年現在だとオンラインじゃないと動かないゲームも少なくないです。

クソリメイクでもそれをできる権利者が残っているだけでもありがたいし羨ましいです。

個人がいつでもアクセスできる物までは望まないですが、10年後も惚れた作品に触れることができる可能性を残すことだけでもやってほしいと思いますね。

2022-07-22

anond:20220722193917

起業して食ってイケるレベルなら自虐なんてしていないんだよなぁ

起業して食っていけてる奴は親の仕事引き継いだとか援助受けてるケースを除いてみんな偉いよ

マジで尊敬する

 

短期的には、障がい者雇用でどっかに潜り込む予定

と言っても、発達障害かに任せてくれる仕事とかPCキッティングとかしかねーみたいなので、

目当ての1社受けてもし落ちたら障がい者枠での応募は終わりにして

一般枠で働くというか、フリーランスやろうかなって思ってる

もちろんフリーランスと言っても、常駐型の案件でそれ実質的派遣ですよね?🤔・・・みたいなヤツな

上司・同僚じゃなくて、客だと思えばワイも気を遣える・耐えられる可能性に賭けてみる

あとは新規事業部門立ち上げみたいな直雇用求人があれば、ひとりでガツガツ進められるだろうからそれやろうかな

 

中長期的には、CS取るのと英語かな

あと法律勉強

2022-07-21

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。1【追記したよ】

最近ドクターストーンというアニメの録画を見て年甲斐も無く「滅茶苦茶面白いなこれ!」って思って感動した。

人生って嫌な事も多くて、正直先も真っ暗で最終的に悲惨な結末を迎えるかもしれないな…って暗い想像をする事もよくあるんだけど

そういう時ベタだけど「うわめっちゃおもしれえなこれ!」ってコンテンツ出会えたらそれが一瞬でも生き甲斐になれる事がある気がする

なのでここ10年という最近に「これに触れる事が俺の生き甲斐なんだ!」ってくらいハマった物を少しずつ思い出して一度書き出してみたくなった

思い出せない物も沢山あるだろうけど、それでもその時その一瞬でも楽しめたのならきっと幸せな事だったんだと思う。ハマった年も覚えているなら書く事にする。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞2014年

まれて初めて最後まで追った深夜アニメ。このアニメを録画するためにブルーレイレコーダーを購入した。

機動戦士ガンダムSEED監督福田己津央氏が製作に携わっているという事で怖い物見たさで見始めたのだけど、見ている内に見事にハマってしまった。

OPに出てくるキラっぽいキャラが出るまではとにかく見ようかな…と思ってたんだけど、まさにそのキラっぽいキャラが出てくる4~5話で完璧にハマってしまった。本当に大好きだった。

次回が公開される一週間後を待ちきれず、放送日が来るまで何回も何回も録画した回を見返して待っていた覚えがある。今の自分からは考えられないくらいハマっていた。放送後に発売されたゲーム版スパロボも買っていない。

マジック・ザ・ギャザリング2012~2013年

イニスラード~ラヴニカへの回帰がスタンダートだった頃のMTG。当時友人達と一緒に遠くのカードショップまでカードを買いに行くほどハマっていた。

少年時代コロコロコミックで連載していたMTG時代デュエルマスターズが好きだったんだけど、地元MTGを取り扱っているショップが無かったので実際遊べるようになるのにその漫画を読んでいた頃から10年以上かかった。

基本的に安いカードしか買わないようにしていたんだけど、それでも結構な額を使ったような覚えがある。今ではその友人達との縁は切れたけれど、MTGだけは今でもMTGアリーナで遊んでいる。

当時ニコニコ動画MTG架空デュエル動画が大いに盛り上がっていて、そのシリーズが好きだった。所謂例のアレジャンルなので今となっては不謹慎かな、と思う。

空の境界TYPE-MOON作品2012年2013年

当時菊地秀行氏や夢枕獏氏の作品の影響で所謂伝奇バイオレンス小説にハマっていて、何でも良いか面白い伝奇小説は無いか!?と思っていた時期に古本屋出会ったのが講談社ノベルス空の境界だった。

一冊100円という事でとりあえず上下巻買って読んだんだけど、とにかく読みづらくて「Fateとか月姫好きな人間はこんな読みづらい文章作品にハマったのか…?」と読み始めた頃は思っていた。

読みづらい、とにかく読みづらい…と思いながら読んでいたけど上巻の終盤に始まる第五章・矛盾螺旋あたりから「あれ?この本読みづらいけど結構面白いのでは…?」と思い始め、下巻を読破する頃には完全にハマっていた。

正直今でもこの本の内容を理解しきれているとは言えないけど、主人公両儀式とその親友黒桐幹也恋愛物語にもうのめり込んでしまった。しばらく後にこの作品アニメ化している事を知りすぐにレンタルで全巻借りて見た。

アニメの出来もとても素晴らしくもう空の境界熱は止まる所を知らなかった。生まれて初めてアニメDVD、それも初回限定盤を買ってしまったし書店アンソロジーコミックスも買った。寝ても覚めても両儀式の事ばかり考えていた。

この自分の「好きだ!」「こういうのが見たい!」という熱量が、自分SSを書かせる行動力も与えてくれた。とあるコミュニティ空の境界SSを投下していたのもこの時期だったと思う。出来はあれだったけど、熱量はあった。

空の境界と同じ世界の話という事でメルティブラッドにも手を出してプレイしたし、メルティブラッドと同じ世界という事でついにCSFateにも手を出してしまった。クリアするのに60時間以上かかったけど、あれも凄いノベルゲームだった。

ここまで来るともう空の境界面白い、というだけでは収まらなかった。Fateの前日譚という事でFate/Zeroの小説通販で全巻買って読んだ。滅茶苦茶面白かった。その後はネットの各所でFateSSを読み耽りまくっていた。

空の境界アニメを見たんだから他の型月作品アニメも見るか!という事で、真月譚月姫DEENFate/stay nightのTV版と劇場版Fate/Zeroのアニメセールの時に全巻借りて三日で全話見てしまった。

正直今の自分には信じられないくらいの熱量がこの頃の自分にはあったと思う。倍速でアニメを見るのもしんどい今の自分が、TVアニメを計5クール分と劇場版アニメ一本を立て続けに見るとか、完全にハマっていた。

その後空の境界の続編小説が発売されている事を知りそれも読み、未来福音劇場版も楽しみだったけれど劇場には見に行けなかったのでレンタルで旧作扱いになる一年後に100円で借りて見た。これも中々面白かった。

この型月熱はずっと続くかと思っていたけど、ハマってから数年経つとやっぱり少しずつ冷めてしまった。色んな要因が重なった物だと思う。

型月ファン同士の嫌になるような叩き合いを見たとか、とある型月ファンサイトで作品叩きやらキャラ叩きやら嫌な思いをしたとか、自分の中で神聖視していた式のエッチな絵を見て衝撃を受けたとか、色々重なった。

結局2014年頃に放送されたUBWアニメ版は「劇場版の中で出来た自分イメージと違うと嫌だから」という理由で見なかった。2017年にやっていたアポクリファアニメは見たけど、こっちは先入観無く最後まで楽しめた。

多分今でも作品に触れたらそれなりに楽しめるんだろうなって思う。3/16事件とかDDDとか型月熱が冷めた後に触れてもそれなりに楽しかたから。それにしても、空の境界熱狂してた頃は本当に楽しかった。

修羅の門海皇紀川原正敏作品2013~2016年頃)

ある時月刊少年マガジン立ち読みした時に「陸奥VS呂布」という謎の煽りを見て何だこの漫画は…?と思ったのがこの漫画に対する第一印象だったのは覚えている。実際に読んだのはそれから大分経ってからだった気がする。

刃牙烈海王ボクシング編が「烈の門」と言われたり、夢枕獏餓狼伝をパクった作品だと夢枕獏本人に名指しで批判された事で、タイトルだけは読む前から知っていた。知っていたけど、中々手に取る気が起きなかった

それでもまあ有名だからきっと面白いんだろうな…と思って読み始めた所、最初の方は絵がお世辞にも上手いとは言えなかったり背景も正直手抜きだと思っていたけれど、いつしか…いつの間にか読む内にこの漫画にハマっていた。

第二部の決勝戦の頃には完全にハマっていたから、恐らくその前の片山右京戦・飛田高明戦あたりでハマっていたのかもしれない。第一部初期はあー夢枕獏作品パクリと言われたのも分かる…と思いながら読んでいたから。

気付いた時にはグラップラー刃牙夢枕獏作品より修羅の門には好きになっていた自分に驚いた。特に四部バーリ・トゥード編は未だに全格闘漫画で一番面白いパートなのでは?と思っているほどお気に入りだったりする。

修羅の門を読み終えた後には「とにかく修羅関係作品が読みたい!」と最初歴史物だからという理由で全く興味が無かったスピンオフ修羅の刻も読んでいてそちらにもハマっていた。幕末編と西部編、とにかく面白いんですよ。

その修羅の刻も読み終えると「もう修羅でなくても良い…川原先生作品なら何でも良い!」と、あの大長編海皇紀にも手を出していた。とにかく長くて表紙で何巻か見分けが付かない漫画、といえば知る人も居るかもしれない。

これもとにかく長かったんだけど…読み終える頃には「これもしかして修羅の門より面白くね!?」というくらいハマっていた。修羅の門を描いたご褒美なのか、とにかく川原先生の当時描きたい物を描いた漫画、だったのかもしれない。

この長い海皇紀もコツコツ集めて読み終えた頃には、他に読める川原先生作品といえばパラダイス学園やあした青空エンジェルHEROなどの短期連載作品か…それとも当時月マガで連載していた修羅の門の続編か、だった。

修羅の門とは全然雰囲気が違うなあと思いながらも川原先生の初期の作品も読んだし、修羅の門第弐門も九十九VS姜子牙戦あたりから毎月リアルタイム月マガ立ち読みして追っていた。とにかく夢中になっていた。

九十九VS子牙戦の間に挟まれ九十九VSケンシン・マエダ戦は「もしかしてこれ本当に九十九は負けたのでは…」と読んでいてハラハラしたし、その後のラスボス・海堂さんと九十九の戦いは最後までどちらが勝つか読めなかった。

この修羅の門第弐門のエピローグ、或いはプロローグにあたる修羅の刻・昭和編がその後月マガで連載されたのだけど、こちらも最後まで面白かった。あまり面白さに単行本も珍しく新刊で買いました。これまた面白かった。

その修羅の刻・昭和編を読んで自分の中で一旦何かが満足したのか…川原先生の新作・龍帥の翼自然と読まなくなった。これも海皇紀と同じで長くなりそうだ、と思ったのかもしれない。実際読んでみたら面白いんだろうけど。

フルメタル・パニック2018年以前)

これもいつ頃ハマったのかは覚えてないけど、少なくともアニメの四期が始まる以前だったような覚えがある。揺れるイントゥ・ザ・ブルー、が面白かった事がこの作品にハマった切っ掛けだったような気がするけどあまり覚えていない。

フルメタ最初の一巻か二巻かを読んだ後にその後長年放置していた覚えがあるんだけど、何かがきっかけで積読を崩してからはもう夢中になってフルメタを読み耽っていた。恐らく当時ロボアニメにハマっていたんだと思う。

短編はあまり好みじゃなかったけど、長編と中編が面白いのなんの。途中で積読が何巻か抜けていた時は自転車で即書店に走ってその抜けを埋めて読むくらい、それほどこの小説にハマっていた。夢中になって読んでいた。

途中で作者の後書きに反感を持ったり、正直最後の方の駆け足展開ご都合展開は好みじゃないと思ったけど、それでも面白くて時間を忘れて読んだ小説だった。スピンオフにあたるアナザーは未だ読んでいない。

アルスラーン戦記田中芳樹作品2015年~)

2015年荒川弘氏のコミカライズ版がTVアニメ化した作品アニメの一話を見て面白いな!と思い、二話までにそれまで積んでいた角川文庫アルスラーン戦記を全て読み終えた。滅茶苦茶面白かった。

アニメアルスラーン戦記主題歌が良く荒川弘先生キャラデザが魅力的という事で中々楽しく見ていた。割と初期に原作漫画を追い越してしまった影響か最後の方はアニオリ展開になってしまったのは残念だった。

とにかくこのアルスラーン戦記読破した事で「やっぱり田中芳樹作品面白い!」と思い、マヴァール年代記タイタニア夏の魔術や灼熱の竜騎兵等々それまで買っただけで積んでいた田中芳樹作品を貪るように読んでいた。

その中でも銀河英雄伝説は「数年かけてOVA外伝まで完全に制覇したのに、何で大まかな話を知ってる話をもう一度活字で読まなければいけないんだ?」と思っていた。実際読んだら、凄い面白かった。

当たり前だけどアニメ小説媒体が違うという一番の特徴があって、どれだけ声優さんナレーターの人の語りを入れてもアニメでは原作小説で描かれていた部分をそのまま全て作品に出来る訳ではないのだな、と思った。

OVA版が長いのもあって丁度内容を忘れ始めていた事もあってか、それとも純粋にこの小説が名作だからか、この場面や台詞は先にアニメで見て知っているなと思いながらもワクワクしながら読んでいた。

本編10外伝4巻の計14巻を読破した後は満足感と寂寥感の両方があったかもしれない。長い小説だけど、2018年2020年リメイク版が地上波放送された時はまた熱が蘇り読み返した。本当に良い作家さんだと思う。

とらドラ!竹宮ゆゆこ作品2016年

自分の中で小説ライトノベルを読むのが何より楽しみだった時期に読み耽っていた作品。これも一巻だけ読んだ後は長い事積んでいたけど、ふと他人とらドラ!読後の感想を見かけてこれは面白そうだと思い積読を崩し始めた。

どんな作品にも言えるけど、ある時期話題になった作品というのはやっぱり話題になるだけの面白さはある物だと思う。一度読み始めると「この先は一体どうなるんだ!?」と気になって気になって仕方なくなった。

この作品を読んでいて特徴的だと思ったのは、ヒロイン達が男にとって都合の良い一種アイドルではなく醜い所・駄目な所・嫌な所もある人間臭い存在として描かれている所だった。逆に男子達には理想が入っていた気がする。

積読を読み終えると続き読みたさに書店へ走り、それも読み終えると今度は「竹宮ゆゆこ先生作品なら何でも良い!」とわたしたちの田村くんゴールデンタイムも買って読み始めた。こちらも同じく最後まで楽しませてもらった。

特にゴールデンタイムは途中まではもしかしてこれはとらドラ!匹敵する名作なのではないだろうか?と思っていた。とらドラより巻数が少なかったためか終盤は駆け足気味に話が終わらせたのが残念だった。

ゴールデンタイム以降竹宮ゆゆこ先生作品には触れていないけれど、彼女電撃文庫で発表した二十数巻の小説はある時期の自分を本当に楽しませてくれた素晴らしい作品だった。本当にありがたい事だと思う。

野球漫画全般2015年以降?)

いつだったか自分の中で野球漫画ブームが起きていた時期があった覚えがある。現実野球が大好きという訳ではないけど、漫画というフィクションの中で描かれる野球という競技には本当にワクワクさせられた。

ドカベンなどの水島新司作品書店で片っ端から買い漁ったし、他にもあだち充作品ラストイニングおおきく振りかぶって名門!第三野球部ペナントレースやまだたいちの奇蹟などとにかく野球漫画を読みまくった。面白かった。

登場する女の子の可愛さは最強!都立あおい坂高校野球部が抜群だった気がする。中でも一番読んでいて夢中になれた作品ラストイニングだけど、結局何とか甲子園に出場した所以降はまだ読んでいない。いつか読みたい。

あだち充作品2015年以降)

野球漫画を片っ端から読んでいく内に、それまでタイトルと絵だけは知っていたけど読んだ事が無かったあだち充作品にも触れる事になった。最初に読んだ作品H2だったと思うけどこれがもう面白いのなんの。

野球恋愛をセットの物として描くからこっちは今野球が読みたいだけなのに!と思っている時はその恋愛要素が鬱陶しく感じる事もあったけど、それ込みで野球というスポーツを描く作品として本当に面白かった。

H2の後はタッチクロスゲームなどの野球物は勿論の事、ラフ虹色とうがらしいつも美空みゆきなど野球要素が無いあだち充作品明後日は読み耽っていた。読んでいて一番自分に合ってるな、と思ったのはクロスゲームだった。

コータローまかりとおる!2016年以降)

古本屋で全巻セットがお得なお値段で売られていた事から出会った作品タイトルだけは知っていたけどあまりに長すぎて自分が読む事は無いだろうな、と思っていたから意外な出会いだった。

82年連載開始の漫画という事で、最初は絵も内容も古いな…と思いながら読んでいたけど、絵が読みやすくなったりキャラクターに愛着を感じ始める頃には流石長期連載される漫画だけあって面白い!と思いハマっていた。

主人公コータローがとにかく作中で色んな事に手を出すのでこういう漫画である、と一言では言えないんだけれど…格闘・バトル・学園物の漫画というのが近い気がする。もっと言うなら何でも有り漫画なのかもしれない。

全59巻という長さにも拘らず最初から最後まで面白いストーリー漫画というのは本当に衝撃的だった。これは続編も面白いに違いない!と早速柔道編も買って読んだけど期待は裏切られる事無くやはりそちらも名作だった。

この名作少年漫画原作者の蛭田達也先生病気療養が理由2004年から連載が休止している事は知っているけど、実際に単行本最終巻を読むともうここから先は読めないんだな…と寂しく思ってしまった。

コータローまかりとおる!の連載が休止して再来年20年、この名作の続きが世に出る事があればこんなにめでたい事も無いのに…と思う。昔の漫画だけど本当に面白くて90巻以上退屈せずに読めるって凄い事だと思う。

anond:20220721070237anond:20220722013251に続く

2022-07-18

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

2022-07-16

anond:20220716074532 anond:20220716075025

日本給与水準で返せないとか起こり得ないので『知能障害があるが無自覚』か『そもそも返す気無い』のが悪い

めちゃくちゃゆるゆるな返済条件で資金調達出来るので、

知能障害無いヤツは奨学金旅行行ったり投資したり起業したり、奨学金趣旨とはぜんぜん違うことに金を使ってます

 

ただ、知能障害があっても学ぶことに制限をかけるべきでは無いし、そもそも教育は贅沢品では無いはずなので、

オンライン教育限定でも良いか高等教育無償化すべきですな

そして迅速にCSMBA取れるようにしよう。あと何気に強いバイオ分野も力入れろ。中小でもプライベートでも活かせます

2022-07-13

ネトゲをやめたい、けど、やめたくない

  

何いってんだこいつ

  

だってネトゲがつまらないわけじゃないんだ

しろ滅茶苦茶楽しい

  

ただ、その時間で他のこと、ためになる資格勉強から楽しいだけの映画鑑賞CSゲームまで色々だ、それが代わりにできることを考えると、辞めたほうがいい気がする

  

いっそネトゲがつまらくて、依存してイヤイヤやってるような状態なら話は簡単なんだけどなあ

2022-06-28

anond:20220628075918 anond:20220627104628

イヤイヤやってるなら手を動かさないと覚えないぞはその通りだけど

イチから作れば職にあぶれないとか下っ端の仕事をしないとかは

ちょっと異次元過ぎる発想だと思う

 

IT技術者はただのリーマン』って理解していないやつは

経験者へのハードル無駄にあげる一方で世界レベルにまるで無頓着だよな

SAD(社会不安)の人が逃げる理由を探してる?のでなくて

現役のIT屋さんだったら戦慄するわ本当マジで。なにを見て生きてるの?

 

アメリカ大学院卒でトライリンガルみたいなの見て、あばばばばばばばばば

やっぱCSくらいは取らないといけない流れかこれはと思った矢先に

その辺の道端を歩いている素人の方を捕獲してやらした方がマシなレベルウヨウヨいるのが日本IT業界

 

斜陽国家とは言われつつも2022年の現時点は豊かで平等な国だよ日本

2022-06-27

anond:20220627100621

いや別にIT職は敷居高くないで?所詮リーマンやし

そして敷居高くないことを出来れば内緒にしておきたいんだけど

 

 

上記精神で書きました

増田とワイの仲やしな

 

ただ、考えたら固まっちゃう人は、まずはIT職について涼しい部屋でキーボード叩いて給与で何か美味しいものでも食うを最優先でいいけど、

 

誰かを養わなきゃいけない人は、

CSをとること、英語できます(TOEIC600)ではなくIT企業ビジネス会議トランスレーションが出来るようになることを

想定して動いた方がいいと思うよとはお伝えしたい

杞憂で終わればいいが養うべきものがある場合てへぺろ★しにくいからな

塚越孝アナ10年後の振り返り(偲ぶ会もできていないと聞いたので)

ニッポン放送ラジオショッピング上記録ホルダーの塚ちゃんこと、塚越孝アナ

ちゃんが亡くなって10年が経ち、ラジオショッピングの売上がいまだに破られていない&いまだに偲ぶ会もできていないということで

様々な関係者に聞きいた話から、塚ちゃんお台場人生を振り返ってみる。(時系列あやふや

先に申し上げておくが、塚ちゃん関係者貶めるわけではない。

関係者それぞれの考えもあるし、内で思うべきこともあるだろう。

ただ、まさしく人間ドラマとはこのことだと言いたい。自分だったら番組化したいくらい。

そして、この人間ドラマから、亡くなってしまった塚ちゃんに朝から大変バカヤローと叫びたい。

2012年当時のフジテレビ視聴率三冠を逃しているにもかかわらず、三冠の亡霊に憑りつかれた状況だった。

外部から選択肢の2~3番手、にもかかわらず社内のプライドは1番手というギャップから

スポンサー代理店制作会社から出入り業者含めてギャップ顕在化し始めていた。

特に局内では右肩上がりインターネット関連の部署(旧デジコン局、当時はクリエイティブ事業局)だけになっていた。

FOD売り上げ規模は小さくても、右肩上がりということで株主総会でもクリ事の話をするくらいの状況だった。

そんな塚ちゃんアナウンス室にいた時からデジコン局のポッドキャスト番組に出ていた。

ちゃんがナビる落語番組appleから表彰されるくらいの規模で、若者向けデバイスアクティブシニアにもリーチできるということで

パトロンという仮面かぶった先進的なスポンサーには意外とウケが良かった。

(その時点でF1ターゲットフジでは異質だったが、地上波とのカニバリを避けられたし、

 逆にBSフジ親和性があって波を使わせてもらうこともあった)

ちゃんデスクはいつも本が山積みで、アナウンス室の中でとても目立っていた。

本の壁でパーテーションをするかのごとく、本をデスクに積みあげ、

本に隠れていろいろコソコソやっていて、アナウンス室の中でも浮いていた(しょうがない。。。)

ちゃんお台場に来たのは、ライブドア事件ニッポン放送フジテレビ利益を使えなくなってしまってことに起因する。

ここらへんはライブドア事件をググってほしい。

ニッポン放送本業以外の収益がなくなり、本社屋の建て替えもありバランスシート破綻寸前だった。

持株会社制に移行したこと理由に、ニッポン放送人件費の高い社員をまとめてフジ転籍させることとした。

そこでやってきたのが塚ちゃんだった。

実はニッポン放送は社屋の建て替え時に、スタジオフジデジコン局近く設けていたこともあり、

ちゃんアナウンス室よりも、現場フロアのほうが安心している感じだった。

フジにきた塚ちゃんニュース情報番組特集枠ナレをやったり、CSの自社枠紹介番組をやっていた。

ただ、ラジオノリなので、どうしてもテレビ周りの動きができなかった。

例えばラジオなら5秒無音で放送事故だけど、テレビは絵で訴えかけるシーンだったりする

でもそれがわからない、すべて説明し、相槌を入れ、常に話し続けないと気が済まない。

ちゃんだけではなく、ニッポン放送転入組の8割がテレビには合っていないと思われてた。

2割のプロデュース企画系の人は優秀だったけど、都市部から離れてアンテナが鈍ってきていた。

そんなこともあって、転入当初はニッポン放送での業務に近しい業務をしていた人たちも

3年目あたりから異動し始めた。そう、主に窓際への異動だ。会社看板ではない

本人たちはいつかは有楽町ニッポン放送)へ戻りたい/戻れるとよく言っていたそうだ。

ちゃんも同じだった。自分ラジオ人間なんだと。

ちゃんの思いは強く、日枝さんにも直談判していたそうな。

そんなところで、アナウンス室を出る内示が出たが、塚ちゃんは内示に反対し、

アナウンス室を出なければならないないら、少しでも出役が期待できるクリ事を希望し、

人事発表の時には異動先がクリ事に変わっていた。

2011年にクリ事に異動して、また塚ちゃんは悩んだんだと思う。

いままであんなに手厚かったフォロー配慮が一切なくなった。

クリ事としてはもう招聘出演者ではないので、手厚いフォローはしないということ。

それこそ、右肩上がりだけど規模の小さな事業部だからメイクさんも使えない。

ロケ現場でも、ゲストにはメイクさん使えるけど、塚ちゃんには使える費用が捻出できないとか。

さらに、功を焦る中途入社の年下上司からちゃんへの暴言の数々・・・

口では一兵卒から頑張ります!と挨拶しても、内心では塚ちゃんプライドはズタズタですよ。

1年クリ事にいて、自分の今の置かれた立場を認めなくなかったんだろうね。

その年も、日枝さんにも直談判していたそうな。それで今度こそニッポン放送に戻るんだと。

2012年6月25日(月)内示の直前まで周囲にそう話していたが、昼過ぎの内示では塚ちゃんの担務は何も変わらなかった。

内示の後の塚ちゃんの姿を見てる人/覚えている人はいなかった。

そして、内示の翌日2012年6月26日(火)に、デスクに塚ちゃん荷物があることを、誰も気に留めなかった。

いつもだったら重役出勤のはずなのに、朝から荷物があることがおかしいと誰も気づかなかった。

編集明けの早朝スタッフですらそうだった。内示も終わったか気持ち引き締めて当日午後の収録ために朝から出社してくれたんだと勘違いしていた。

そう、誰も塚ちゃん本心をわかっていなかった。

2012年6月26日(火)午後にポッドキャストの収録だったが、社内の収録現場に現れなかった。

今まで収録に連絡無しで来ないことはなかったので、いよいよザワザワしだした。

ところが、年下上司文句をまき散らすだけだった。

夜になり、荷物そのままでありながらも携帯電話が通じないことで、不審に思ったスタッフ部長級に相談し動き始めた。

部長級は社内への相談スタッフは塚ちゃんつながりの場所関係者たちへの連絡や訪問

そして、そのまま翌日2012年6月27日(水)になる。依然として行方知れずの中、午後になり、警備から発見の連絡となる。

なぜか現場確認部長級と現場スタッフだったらしい。

年下上司遺書の有無についてやたらと気にしていて、スタッフに何度も確認で詰め寄ったとか。

2012年6月26日(火)没となっているが、見つかったのは27日(水)

入退室ログの最終入構が25日(月)だったので、おそらくは25日(月)の夜にお亡くなりになっていたと思われる。

これが10年間の関係者調査のまとめです。

繰り返すが、塚ちゃん関係者貶めるわけではない。

関係者それぞれの考えもあるし、内で思うべきこともあるだろう。

ただ、毎年この時期になると、塚ちゃんハチャメチャな緩急つけた振り回し方が無性に恋しくなる。

しかしたら、今の日本を元気つけられたのかもしれないなぁと思い出してしまう。

ちゃんよ、2002年ニッポン放送を退局したときに、政治家にでもなってりゃよかったんだ。

話すことを生業としたいのは分かるが、自分一人だけで孤独な闘いを続けなくてもよかったんじゃないのか。

それこそリスナーと塚ちゃんの逆人生相談室をスイングしてもよかったじゃないか

残された人のことをどう思っているんだ?天国では横澤さんとどんな話をしているんだ?

ラジオのことはどう思っているんだ?今だったらyoutubeで話し放題できたんじゃないか

10年前のあの日も6月最後月曜日だった。

10年経っても大変だよ、塚ちゃん

合掌

2022-06-26

年収240万博士課程のリアル

anond:20220625124534

年収で殴り合う記事が増えてきたのでそろそろ低めの目線から殴っていこう

前提

自分コンピュータサイエンス関係研究室に在籍していて,日本学術振興会特別研究員(DC2)に採択された博士後期課程の学生

特別研究員は優秀だとされる学生に国が給与研究費を与える制度であり,その給与額がボーナスなし月20万.なので年収は240万となります

博士後期課程1年からもらえるDC1と呼ばれるプログラムと2年からもらえるDC2があり,倍率はどちらもだいたい5倍です.

5倍という難易度を高いとみるか低いとみるかは諸説ありますが,覚悟決まった人しか応募しないのでそれなりに難しいと思います

自分DC1には落ちてDC2には受かっているので,まあ特別優秀というわけではないけど業績はあるくらいの人間です.

生活

手取りは色々引かれて月15万.さらにそこから授業を受けていないのに授業料を払う必要があります不思議ですね.

公立場合申請すると半額免除になりますが,それでも年に約26万を払う必要があるのは大変です.

また,普通会社員とは異なり特別研究員は国に雇用されているわけではないので,社会保険料は全額負担になります.それも手取りに響いてきます

だいたい都内在住が多いので,みんな月5, 6万くらいの家賃の部屋に住んでギリギリ生活をしている人が多い印象です.

暮らしていけるのか

ちょっとした予定外の出費を気兼ねなくできる」のが年収1000万の生活らしいですが,240万はそうなると詰んでしまます

自分場合一番多いのが,友人の結婚のご祝儀で数万円が飛んでいくパターンでした.

あと病気にかかると厳しいので,心身を健康に保つ必要があります博士課程の場合特に一定間中ノルマ以上の業績を上げる必要があるので,

プレッシャーからうつ病になる人が少なくありません.その場合医療費もかさんでいくので,

メンタルコントロールするための手段(例えば他に趣味を作っておくなど)を持っていたほうがいいと思います

まあそういう変な出費や事故さえなければ,貯金はできないが生きていくことはできるくらいの生活をすることはできます

自分はそこまで物欲がなく事故もなかったので,2年間で100万くらいは貯めることができました.

それを元手に50万ビットコイン投資したのですが,一気に1/3に下落してしまいました.ビットコインカス

研究できるか

自由度の高い研究はできるんですけど,最近CS関係企業でも自由研究ができる風土ができつつあるので,どちらが恵まれいるかちょっとからないですね

結婚育児

やってる人はいるが共働きでないとほぼ無理.

飼えない.

副業

規定により不可能.昔はインターンでも金を返す必要があったが,最近は返さなくても良くなった

社会人博士

周りを見ている限り取れるんだったら学生のうちに取っておいたほうがいい

なんでわざわざそんなことやってんの

将来のキャリアプラスだと考えたから(希少性が高い,海外で働きやすい,ビザを取りやすい,など)

自業自得.有り難いと思え,国から貰っておいてぐだぐだ言うな

うるせーーーーーーーーーーーーーーーーー

会社員もっと大変なんだ,甘えるな

うるせーーーーーーーーーーーーーーーーー

低所得には低所得の、年収1000万には年収1000万の苦労があるんや

いや絶対年収240万のほうがツライでしょw

2022-06-25

経験で400万ってしょっちゅう見かけるから今度ちゃんと書くな

経験アラサー以上で400万目指すならとりあえずプログラムを書こうという前提は捨ててまずはインフラやりんしゃい

あと基本情報取るくらいなら、情報セキュ・ネスペ情報処理安全確保支援士の方が、理解やすいし、使い道あるし、実務で役に立つよ

ITパスポート基本情報はこれから CS やろうという学生さん知識詰め込みのために受けるもんだ

あとIT技術者がこの範囲すべてカバーしてたら嬉しいなっていうジェネラリスト養成に命を掛ける日本国企業の願望

ITワードにまったく馴染みがない or どうしても順序立てて勉強しないと発狂する気質場合のみ取ってもいいよ

 

Oracle Masterインフラのみで生きてく場合も後々プログラムやる場合も良い選択だよ

ペーパー得意なら Silver 目指してもいいけど、まずは bronze と SQL だけで良いよ

開発やらないパソコン先生系の社内SEでも、テクニカルサポートでも、インフラ保守でも、意外と SQLDB は触るし

一部の人が夢見てるデータサイエンティスト()でも SQL 使うし、マーケでも使うかもよ

要はとても潰しが効きます

 

⭐️未経験なら履歴書にあった方がスムーズに事が進みそうな資格(なくてもいいがあった方がいい)

 

ベンダー資格はクソみたいに高いけど、あったら更に事がスムーズに進みそうな知識資格

のんびりパソコン先生という名の社内SEをして暮らしたいなら、ADAzure知識はあった方がいい

意外とこの辺に興味が薄い人が多いから狙い目だと思うよ

けどネットワークサーバー知識が皆無だとどこで設定コケてるのか『?』ってなるので

CCNALPIC ほどは優先度高くない

求人需要が高いのは Intune、 M365Apps あたりだと思うけどとりあえず、

 

 

あと、AWS周り

AWS保守ベンダーAWS使った開発案件保守とかやるのでなければ優先度下がるけど

 

  • AWS Certified Cloud Practitioner
  • AWS Certified Solutions Architect
  • AWS Certified SysOps Administrator

 

上記に潜り込む訳じゃなきゃ資格は取らなくていいけど AWS 使わないとこないので知識はあった方がいいよ

 

それから、見栄っ張り or Google Workspace の案件に潜り込むなら試験で問われる内容の割にクッソ高いけど、

 

 

なんか Google のグッズ貰えたり、Googleイベント参加できるらしいで?

Microsoft 365Apps と同じく、Google Workspace は使っているとこ多いので、

該当案件に潜り込むのでなければ資格は取らなくていいけど知識はあった方がいいよ

 

 

あと何よりも重要な事なんやが、IT技術者って、ガチgeek以外は単なるサラリーマンやぞ

 

  1. 上司のケツ舐め
  2. さしすせそ:さすが!知らなかったです!(勉強になります)すごい!センスありますね!その通りです!(おっしゃる通りです)
  3. 深刻ぶった顔で頷き、反省したフリをする(今日の夕飯何しようかな?)
  4. なんだかヤバそうな気もするけど責任取るのは俺じゃないしヨシ!

 

上記の1〜4よりも大事なことって皆無だぞ

 

キトーが許せない人は技術者の適性は高いけどサラリーマンとしての適性は低いぞ

キトーが許せない人は下手したら罰せられてテキトーが許されない経理法務の方がおそらく向いてるぞ

anond:20220624093955

 

追記 6/27

※直雇用社内SE、直雇用で自社サービス保守サポート大手ベンダーの一次案件を想定してます

 多重構造になってるところに派遣されるみたいなのは想定していないです

 あと悪い人に騙されがちなので立ち回りに自信がなければ出来たらやめといた方がいい気がしま

 (もちろん絶対ダメってことはないよ。会社持ちで未経験案件のためにCCNAとらせてくれたり、

  CCNPCCIEとらせてくれたりもあるよ。あとSESから大手ベンダーの直雇用になる人もいるよ

 ただ、OK会社NG会社って一概には言えない&外から見て判断がつかないので

 可能なら避けておいた方が無難という結論になる)

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