2022-07-27

ゲームの保存について思う事

https://wired.jp/membership/2022/05/28/gritty-underground-network-bringing-japan-arcades-to-us/


上の記事の内容はふんわりというか特定ジャンルに特化したことを書いてはいないけど、基板関連を収集してる自分からすると海外勢の保存活動(メーカーからすると海賊版のような物だけど)に助けられている状態だと強く感じてます

お金を出せば解決するなら払いますが、物自体バラバラになってたり何が足りないかすらわからないことが多いです。


日本人がリペアに対して弱いというわけじゃなくて、身内に対しても情報を公開してくれなくて修復の可能性すらわからないので廃棄される。

あとはゲームジャンル(レースだったり音ゲーだったり)でクラスタが分かれていてお互いに情報が共有されなくて知識が集まらない。


ジャンルが違えば使える情報ってないんじゃね?と思うかもしれないけど、ジャンル関係なく同じハードウェアが使われていることも少なくて

シューティングゲームではエラーが出るけどレースゲームROMを起動させたら解消するとか少なくない。

その程度の事も共有されないほ閉鎖的なクラスタばかりだし、棺桶に基板を入れたいようにしか見えない人が買い占めている。



まぁあとはtwitterなんかで"ゲームの保存"を理由海賊版を自慢している人は全く役に立ってない。


ツイート斜め読みしただけなので深くは分からないけど某議員ゲームの保存を言ったそうだけど期待しています

ACCSだけでなく所謂ガラケーゲームサービスでも既に復元不可能タイトルは少なくないし、メーカーも無くなり権利問題だけでなくデータも残ってない物も多いです。

ネット上にサービス存在したって情報すらない物もある。


カセットCDを入手したら子供の頃好きだったもの出会える時代はすでに終わっているし、2022年現在だとオンラインじゃないと動かないゲームも少なくないです。

クソリメイクでもそれをできる権利者が残っているだけでもありがたいし羨ましいです。

個人がいつでもアクセスできる物までは望まないですが、10年後も惚れた作品に触れることができる可能性を残すことだけでもやってほしいと思いますね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん