はてなキーワード: BSとは
別に教えてもいいけど、この中から有用なチャンネルを掘り出すのは結構シンドいと思うよ
はてな的には、徳丸浩のウェブセキュリティ講座 を実は知らない人も多いかも
あと どうぶつ奇想天外 と さまーず は自力で検索してて発見したので、このあたりも知らない人多いと思う
インド、バングラデシュ、いずれの国も年明けに感染拡大の兆しが現れ、3月頃から急上昇した。
NHK-BS国際報道を見る限り、病院は満床で医療崩壊。狭いベッドに無理やり二人ずつ互い違いに寝かされている映像が流されていた。
今後どこまで増えるか見通しも立たない。
一方、バングラデシュも危ない状況。
2月には数百人だった新規感染者数が4月上旬には7千人の大台へ。インドとは桁が二桁以上違うが、それでも過去最高の急増だった。
バングラデシュは人口(1.6億)や感染規模(累計73万人)ともに日本によく似ているので、なんとなく注目していた。
感染急増を受け、4月15日に国内国際線ともに航空便を一時停止。全土のロックダウン。その措置はさしあたり4月29日までとされているが延長される見通し。
しかし、バングラデシュのほうは、感染状況は現在、若干落ち着きをみせてきている。
陽性率は10%超えでまだまだ高いものの、このペースで減少すれば、5月下旬には、今回の波は終息するだろう。
バングラデシュに取引先に縁があり、見聞した情報もある。バングラデシュの視点からちょっと考えてみる。
今年3月、地理的にも政治経済も関係の深い両国が同時期に感染が拡大したことで、恐らくウイルス変異株についてもかなり共通の状況があるのではないかとおもわれた。ここにきて、バングラデシュの感染拡大に歯止めがかからなくなったのではと、不安になった矢先だった。
4月13日、ラマダン(イスラムの断食月)が始まるころから、どういうわけか感染ペースが徐々に落ち始め、10日連続で下降傾向となった。
他方、インドはというと、ヒンドゥー教の行事がらみで感染がコントロールできていない様子がこれまたNHK-BS国際報道で報じられた。
両国の差は何か、、、、下世話な邪推からいうと、案外、飲酒文化の違いかな?と思わないでもない。
インドもかつては、ヒンドゥー教の教えで飲酒が忌避された国であったが、
この十年くらいですっかり変わってしまって、今ではアルコール飲料市場が急拡大しているそうだ。
バングラデシュはというと、ローカルなビールが一社あるだけで、基本的にはイスラム教の戒律で飲酒の習慣はない。
アラブ諸国、仕事でよく行っていたので雰囲気を類推すると、基本、茶を飲みながら、夜な夜な、落ち着いて語り合っている様子じゃないかな。
酒とコロナの関係って結構、根が深いような気がするんだけど、どうなんだろうね。
さて、感染症と戦う社会システムという点でマジメに考えてみる。
バングラデシュの状況はいまだ予断を許すものではないものの、感染防止のコントロールという点では、かなり頑張っている。
ひょっとして成功しているのでは?と評価していいのかもしれない。ちょっとググって調べただけの情報だけど。。
ラマダン期間に突入して、接種ペースは落ちたものの、人口1億6千万人に対して、22日現在、740万回の接種を終えている。(日本→219万回)
供給という点で、インドとの政治経済の普段の付き合いが効いた、ということはいえるけれど、
それよりも重要なのは、供給可能なワクチンを効率的に接種へ回すシステム、ロジスティクスだと思う。
日本人がよく使うホテルなどの話をきくと、従業員全員、ワクチン接種済み。定期的にPCR検査との体制。
さらに宿泊者に感染者が出ることを想定して、ワンフロアを緊急隔離用にキープしているというホテルもあった。
最貧国と思われがちなバングラデシュだが、感染症へ備えた医療がしっかり機能していることの証左だ。
また、ロックダウンという、日本では強権!乱暴!と思われがちなイメージの感染症対策についても、
実は、わりときめ細かい対策をしているのかも、と思わせる動きもみられる。
例えば、ロックダウンの移動制限をコントロールするために、バングラデシュ警察が導入している移動許可証アプリ。
バングラデシュでは、4月14日から厳格なロックダウンが実施されているが、やむを得ない事情による移動は可能とされている(2021年4月15日記事参照)。その際には、バングラデシュ警察が携帯電話からの専用サイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで発行する「ムーブメントパス」の取得が必要となる。ムーブメントパス取得対象の用途は、新型コロナウイルスワクチンの接種、新型コロナウイルス検査の実施、日用品購入、医薬品購入、医療サービス受診、農業、輸送、卸・小売り、葬式、ビジネスとなっている。
ロックダウン期間中、医療サービス受診のために外出を予定しているある日系企業駐在員によると、「携帯電話から専用サイトにアクセスし、携帯電話番号、氏名、年齢、出発地、目的地、各管轄警察署、外出用途、パスポート番号、車両番号を入力し、顔写真をアップロードすると、ムーブメントパスが発行された。所要時間は2~3分だった。1度に発行されるムーブメントパスでは3時間の移動にのみ有効となっているため、場合によっては、医療サービスを受けた後、病院を出発する前にムーブメントパスをあらためて取得する必要がありそうだ」と不安そうに話した。
4月15日に業務上、ダッカ市内を移動した別の日系企業駐在員によると、ムーブメントパスを取得の上で移動していたが、警察による検問には遭遇しなかったという。しかし、移動中に警察官による検問がある場合は、取得したムーブメントパスをスマートフォンに保存し提示する必要があるので、注意が必要だ。
報道によると、4月14日までにムーブメントパス取得のために、2,780万件のアクセスがあったと伝えられている。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/04/cec2d312ceb3aac2.html
ま、多分、こういう取り組みの多くは、期待したようには、うまく機能しないんだろう。
でも日本の行政を振り返ると、できることを工夫してやる、という、そういうマインド自体、全く感じないんだよね。
システムをつくって、この難局を乗り切ろうとするマインドは、おそらく日本の行政のはるか上をいっているような気がする。
バングラデシュのニュース記事か何かで、道行く物乞いのマスク姿の老婆が写真の隅に写っていた。
コロナとの闘い、まだまだ先は長いのだろうが、みんな必死でがんばってると思わせるシーンだった。
まずは21世紀最大の難局をどうするか、全力を尽くすべき。1日も早い日常を取り戻すために。
オリンピックはやはり反対。どういう対策をしたいのか、まずはみせてほしい。
(追記)
新型コロナウイルス感染症拡大時にすべきこと、すべきでないこと、として
免疫力や健康を損ねたり、他人の健康を害しないように、アルコールを完全に避ける。
自分自身や家族、地域の人々のために、警戒心を持ち、迅速に行動し、冷静に判断できるように、シラフでいること。
アルコールを飲むと喫煙する、あるいは喫煙量が増える傾向があり、喫煙によりCOVID-19の進行はより複雑で危険なものになる。
また、室内での喫煙は家庭内の他の人にも害を及ぼすので、避けるべき。
とある。
強い酒ほどリスク大! アルコールは免疫力を下げる|NIKKEI STYLE
こんな記事も。これが正しいなら、そもそも酒量を控えろ、という呼びかけも感染症対策として有効な気がする。
では、国別の傾向としては?
同じイスラムでもイランはかなりアルコール摂取量が多い国→やっぱり感染多いな。じゃあ厳しそうなパキスタンは?現在、感染急上昇中。
(5/4追記)
https://anond.hatelabo.jp/20210504165055
に続く
続き。
そんなサブカル界隈さまの冷笑・道楽主義・ことなかれ主義のせいでどんな事が他にも行われたのか?
・レンタルビデオ編
喧嘩番長〜乙女〜やニルアドミラリの天秤、恋とプロデューサー、BAKUMATSU(前後編)だとか
それぞれの放送時期の有力腐夢関連のかませ犬同然で終わった腐夢関連がゴリ押しされ、
スマホ太郎やダイナミックコード、異世界チート魔術師、いもいも、CONCEPTION、ぱすてるメモリーズだとか
非アニメ層が偶然見たら「アニメなんてこの程度の代物」だとかいう誤解に繋がりかねない腑抜けも
超余裕太郎や賢者の孫のような量産型なろうもゴリ押しされるんだよ!
で、その一方で
けものフレンズ2017やガヴリールドロップアウト、スロウスタート、わたてん、
有力日常枠や
ヴァイオレット・エヴァーガーデンや宇宙よりも遠い場所の18冬人間ドラマ2強が入ってこないなんてことにもなった。
ことなかれ主義と道楽主義と冷笑主義の結果テレ東を増長させてBSテレ東でのプリチャン2年で打ち切り、
アースグランナーだけでなくシンカリオンやヴァンガード新作もBSテレ東放送なしみたいになったし。
独立局系だと
BS11でデス種や鉄血だとか微妙ガンダムが平然と放送されオリジンは再放送されない、
令和になってようやくシュタゲのゼロにならない最終話がBS初放送…
雀の涙程度だけど、興味がある分野とかの研究所とか最近はBSで歴史考察番組見るのが好きでよく見てたから好きな人が助教やってるとこに寄付するのいいなーとか考えてた。
話題の騒動を見て、専門知識があって学会にも出てるかもしれないけど、自分は無理なタイプの思想の人ががこうやって研究してるんだなーって思うと無理になったね。
おもしろーって思ってたのも一気に無理になった。
なんで趣味アカウントみたいな思想垂れ流しアカウントと実名アカウント分けれないのか不思議なんだけどって不満が出るし、
それをテレビで面白いなーって見てた自分が寄付できる1万円で研究が少しでも進んだりするってキモイなって思った。
それでその人たちは、本を書いてまた人をツイッターで差別したり馬鹿にしながら生きるんでしょ。無理じゃん。きも
よっぽどお金持ちか、寛大な心がないと人や文化を支援したりすることって無理なんだなって、いつもテレビも本も面白いです。ありがとうございますってお賽銭みたいな気持ちで寄付しようとしてたことを反省した。
最近BSでやっていた遠野物語の世界~アニメでいざなう不思議紀行~がとても面白かったけど次の放送はいつなんだ。
昔古本屋で遠野物語を買った時、新品未使かというぐらい綺麗なのに100円ぐらいでうわー嬉しいと思って買って読んでたら
表紙の折り込みに、○○ちゃん小学校入学おめでとう。この本は知らない世界を想像するととても面白いよ。想像力をもって学校生活がんばってね。おじいちゃん
的なメッセージが書いてあった。
その当時妖怪ウォッチが流行ってたからなのか、孫に遠野物語を送るおじいちゃん渋いしうらやましいと思ったね。
メッセージ付きって貰った時は押しつけがましいと思うかもしれないけど、のちのちジーンとするときあるから大事にしてほしいと思うけど
日本の演劇界が停滞しているのは「チケットが高すぎるから」か「給料が安すぎるから」か?
https://togetter.com/li/1679865
ここのブコメさあ
演劇のことまっっったく知らんやつが何とかなんかしら言おうとしすぎだろwwww
ほんとは演劇めちゃ見たいんだろwwww
舞台沼とか言ってる人たちが羨ましいんだろwwwwwwww
と思った。
個人的に興味のないエンタメ、たとえばサッカーにあまり興味がないんだけど、
サッカー業界がどうやってこれから発展していくかみたいなまとめにコメントしないもの
そもそも書けることがないし書きたいとも思わんし
なぜわざわざ、知りもしないことを語ろうと思ったの?
好きなんだろ、ほんとは見てみたいしはまってみたいんだろ?
有名な役者を舞台で応援しててワシが育てた顔してみたいんだろ?
テレビでは単なるアイドル的人気かと思ってた俳優の思わぬ身体能力や演技力に驚嘆したりしたいんだろ??
(三浦春馬の身体能力はほんとに素晴らしかった、かえすがえすも惜しい)
ただなーはてなーには演劇楽しむのが難しいってのはねーわかるようんうんよくわかるー
ていうのも演劇って一度「批評する自分」をはずさないと楽しめないからねー
そこはライブと少し似ていると思うんだが
ライブで細かい演奏ミスや歌詞の間違いなんかを気にしてCDと同じ音質を聞こうと思ってたら楽しめないわけじゃん
でもその場の生の体験、プレイヤーと同じ場にいて観客席の中で震える空気を直接感じとる体験をするときやはりそれは得難い喜びがある
なぜかというと、そのライブの場を「楽しかった」ものとして記憶するには、
そのパフォーマンスを「楽しむため」に感覚を全振りしなくてはならないから
集中して、手を叩いて、声をあげて、音楽を楽しむためだけの自分になろうとするし
それが舞台の上に伝わるのがわかる
そこに火はないし水もない、絶世の美女もいないし犬もいない
舞台女優は近くで見たら案外普通だし夜の月明かりは単なる色セロファンだ
でもそれを、騙されるために見る
彼女は絶世の美女で、あのカップには酒が入っていて、血も吹き出ないけど彼は切られて死んだし、いきなり歌をうたいだすのは普通のことだ
そういう意識の開きかたをした先に、演劇でしか味わえない喜びがあるし
そういう意識の開きかたを、よい舞台というのは力ずくに仕掛けてくる
なお一応書いておくと
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/sp/
http://www.moon-light.ne.jp/news/tv/
なに見たらいいかわかんない人は普通に賞とったやつ見ればいいと思う
https://www.hakusuisha.co.jp/smp/news/n12020.html
https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20191217150000.html
ところで冒頭のまとめ、今の日本の演劇の現状に課題がないとは思わんが
有名どころのチケットはとりづらくてかなわんくらいだし
むりでしょ? 演劇楽しむの
半笑いで斜に構えてバカにするとこ見つけられる方がかっこいいと思ってるもんね?
いいよいいよそのままの君でいてくれ
追記。
ふつうに興味のある人向けに真面目に演劇関連のリンク張ったところで
演劇題材という時点でにわかウエメセ説教フェチの遊び場になるのが目に見えてたから
とりあえずそいつらがアホに見えるように明らかに文体変えて煽りをおいといたんだが
教科書を読んだだけで、全く手を動かさずにテストの8割答案を埋められる人は何割いるだろうか?
テストのレベルにもよるとか言われそうだが、伝えたいことはそうではない。問題なのは、塾に通って何度も手を動かしても、教科書の例題を解くのが精一杯の生徒は確実にいるという事実を皆が無視して、馬鹿に優しくない世の中を作ってるということだ。
直感的に操作できるアプリケーションを本当に直感で操作できる人はひと握りだ。VBAなんてプログラミングの知識なしで書けると売り出したが、結局何割の人が使えたのか?VOOKUPどころか四則演算すらまともに出来ないから、ジジババは電卓で確定申告書を作ってる。
1番の問題は、貧しい人を救うセーフティネットはいくらでもあるが、貧しい人は往々にして馬鹿なのでその恩恵に預かれないということ。
例えば、馬鹿だと自らの貧しさを説明することが出来ない。去年に比べて収入が減ったことを説明出来ない。
「BSとPL作ればいいだろ、個人事業主や家庭のなんてちょっとググればサクッとつくれるだろ」と言い放っても出来ないものは出来ないのだ。
ふるさと納税がしたいが確定申告が出来ないから諦めてたサラリーマンがたくさんいたように、大半の人間は自分の現金収入すら把握してないし、いくら税金を払ってるかも知らないのだ。まして、現金以外の資産状況については全く説明出来ない。
教科書を読んだだけで答案を埋められる人にとっては、この世はイージーモードだ。
制度を作ってる人達もやっぱり教科書を読んだだけで答案を埋められる人たちなので、馬鹿にとってはハードモードなことを理解できない。
馬鹿は長い文章は理解できないし、条件分岐も例外処理も理解できない。
役所に行けば食べ物が貰えます、そのくらいのシンプルな仕組みのセーフティネットしか馬鹿が利用することは出来ないのだ。
本論とは話がズレるが、時折、田舎は文化レベルが低いとか教養がないとか言う議論があるが、自分の観測範囲だと、都会と田舎もヤンキー比率の中のマイルドヤンキーとガチヤンキーの比率が違うくらいで、ここで言うマトモな人間、教科書を読めば答案が埋まるような人間の比率は都会でも田舎でも1割くらいじゃなかろうか。
パトレイバー2が4DXで劇場公開してる。めでたい。コロナじゃなかったら行ってたなって思って、アマプラでパトレイバー2を見た。
私は押井守が嫌いだ。
詳しいわけではない。
なんで嫌いなのか忘れていた。
パトレイバー2で、第二小隊の息の根を止めたから大嫌いだったんだと思い出した。
テレビ版が好きだった。子供の頃に、毎週土曜日の朝BSで再放送を見ていた。衛星アニメ劇場とかだったと思う。
楽しかった。キャラクターたちがいきいきして、楽しそうだった。みんな笑っていて、いい加減なところがあっても、出動がかかればビシッと警察官なところを見せてくれていた。
勇んで見た。楽しみだった。またあのキャラクターたちの活劇を見せてもらえると思っていた。
劇場版パトレイバー。第一印象は「キャラクターが不細工」押井作品のリアルテイストにかなり寄せられていた。話の内容に、ゆうきまさみの絵だと浮くと判断されたからだろうか。
その時点で、この話はパトレイバーでやる必要があっただろうか。
話はとても面白かった。面白かっただけに悲しかった。映画として面白かったけど、これは第二小隊の物語である必要があっただろうか。
こわごわと、パトレイバー2を見た。
第二小隊は離散していた。
遊馬と野明は篠原重工のつなぎを着ていた。あの埋立地にはおらず、イングラムを「1年前までこれに乗ってた。今はデータ収集をしている物にすぎない」と言い、あんなにアルフォンスアルフォンス、あたしのアルフォンスと言っていた野明が「もういいんだ」と言った。
太田は訓練所の教官になっていた。進士は本庁の総務課長になっていた。残っていたのは、山崎と隊長たちだけ。
熊耳はどうなったんだろう。漫画準拠なのだろうか。正しくどうなったのかは、読み返さないと思い出せない。
映画冒頭12分で、大好きだっった第二小隊が無残に息の根を止められていた。
後藤隊長の「いいわけないじゃないの」に、とても苦しい気持ちになった。
時代が移り変わるときを描いた作品だから、今どきの若者をつつくような話題が出るのは自然なことだ。
でも私は1998年から進んでほしくなかった。いや進むのはいいとして、変わってほしくなかった。
パトレイバー2は変わっていくものを描いている作品だ。でもそれをやってほしくなかった。
後半、それでも変わらないものを描いていたが、それでも変わってしまった。
活劇の中にいたごきげんなキャラクターに、頭を押さえつけて現実を教えてやると言っているように見えた。
大好きなキャラクターたちが目の前で殴られているような気持ちになった。
技術は高かった。面白い映画だった。でもパトレイバー2は第二小隊を終わらせた。
悲しかった。ただただ悲しかった。目の前で惨殺されたような気持ちだった。
私の大好きだったあの人達をよくも殺したな。よくも。
よくも笑顔がすてきなキャラクターたちから笑顔を奪ったな。よくもはりついたゴムみたいな皮膚でぼーっとした表情に描いたな。
よくも明確な終わりをわたしに突きつけたな。
見たくなかったものを見せられた。レビューにはお子様は帰れと書いてあった。大人向けのパトレイバーだと書かれていた。
子供の頃に大好きだった作品に続きがあると知って、喜んでTVシリーズを見直した。コミックスを購入して読んだ。満を持して劇場版を見た。
クリスマスの朝に、サンタクロースはいないんだよって言われたような気持ちになった。
実写の映画は見ていない。押井守はキャラクターのカタキなので見ていない。面白いんだろうか。また寂しくさせられちゃうんだろうか。
映画としては面白い。でもキャラクターをなんであんなに殺して回るんだろう。技術はめちゃくちゃ高い。評価されるのもわかる。でもわからない。
押井守に原作のあるものを触らせないでくれー!大好きなキャラクターを装置みたいに扱われるのはいやだー!
悲しい!つらい!くやしい!何もできない!でも映画はおもしろかった!でも大嫌い!!最悪だ!!!
きらーーーーーい!!!!
自分の勤務先は某地方都市を中心に展開する書店で、ピーク時の年商は300億円を超えていたので、国内でも大手の部類であったと思う
しかし、今年1月末に新会社への事業譲渡と大幅な規模縮小を発表し、自分もリストラされることとなってしまった
(今と同名の新会社を設立し、そこに事業と従業員の一部を引き継ぎ商号も従来のままなので、表向きは何も変わらない)
出版不況と大手ECサイトの台頭で町の個人書店が一掃され、大手書店も苦戦が続く中、当社は書籍販売からの脱却を進め、規模拡大と多角化経営を推し進めていった
「どこの本屋も苦境だけど、うちは書籍以外も手広くやっているからなんとか黒字が出せてるんだな」と当時は勘違いしてしまっていた しかし世の中そんなには甘くない
書店と併設してDVD・CDのレンタルをやっていたが当然そこではレンタル専業の大手などと競合する(サブスクの普及でレンタル業界も苦戦が続く)
本やゲームの買取等のリサイクル事業も展開していたが、規模でいけばブックオフに敵うわけがない
VRゲームがみんなで楽しめるネットカフェなんていうのも新規出店していたが、既にアミューズメント業界は飽和状態で利益など生み出せるわけがない
書籍販売以外にも収益源となる柱をつくる!と言いながら、いくつものレッドオーシャンに飛び込んでいき結果として甚大な被害を出してしまっていたのである
ではなぜ赤字を垂れ流しながらも事業規模の拡大を図ることが出来たのだろう 会社側は公式には認めていないが粉飾決算が行われていたことはほぼ間違いない
(色々な関係者から聞いた話を総合すると、粉飾は数十年以上に渡って行われており、規模も数十億円レベルなので非常に悪質な粉飾である)
ここからは自分の推測であるが、経営陣が事業規模の拡大を推し進めたのは「新事業による黒字化」ではなく「粉飾決算を隠すため」がメインの目的であったのだろうと思う
PL(利益計算書)の粉飾は比較的簡単で売上を水増しするか、経費を過少計上するかだけでいい 問題なのはBS(貸借対照表)の方だ
PLで利益を水増しすればBSの純資産の部の繰越利益剰余金が増えるので、左右をバランスさせるためには資産を増やすか負債を減らすかしかない
負債の部は銀行借入を過少計上(簿外債務)させるとして、資産の部で計数操作が可能な項目はどれか
現預金はすぐに銀行にバレるので論外、建物や土地の固定資産も固定資産台帳の提示を求められるとアウトなので、行きつくのは「売掛金」か「棚卸資産」となる
当社は書店なので基本的には現金商売で売掛金は発生しない そこで棚卸資産(在庫)を過大計上するわけだが、店舗数が一定なのに在庫だけが膨らめば当然怪しまれる
それを隠すため新規出店を続けたわけだ 更にいえばゲームの買取やトレーディングカードの買取をはじめたのも同じ理由だと考えている
在庫操作は粉飾決算で一番多い手口なので、銀行も念入りに分析する 銀行側から「一般的な書店と比較して月商対比で在庫が多くないですか」と聞かれた際に、
「新規出店したので在庫も増えた」「書籍だけじゃなくてゲームやトレカの在庫もあるから」「書籍の在庫はいつでも取次に返本可能だから不良化することはないよ」と逃げることが出来る
今までに出店したことがなかった他の地方に積極的に出店したのも、他のエリアの地方銀行からの資金調達を可能にするためという裏の目的もあったのだろう
そうこうして自転車操業を続けていたわけだが、粉飾にはいずれ限界がくる 当社にとっての限界点は2019年6月であった
全店舗において注文した書籍が納入されないというトラブルが発生
会社側は顧客に対して「平成から令和への元号切り替えがうまくいかず、発注システムが不安定となっている 正常化には時間がかかる」という説明を行ったが噴飯ものである
町の個人書店ならいざ知らず、年商数百億円規模の書店からの注文がゼロだったら当然のことながら出版取次から取い合わせが来る
会社の説明は全くの出鱈目で、「資金繰りに窮し出版取次への5月末の支払が遅延したため、当社の経営危機を察知した出版取次サイドが出荷を全て止めた」というのが事実である
このままでは書籍の入荷が出来ず営業が続けられない、万策が尽きた経営陣はついに取引銀行を集めたバンクミーティングで全てを白状…という流れとなった
地元エリアを中心に数十店舗を展開する書店がいきなり倒産し全店舗閉鎖するのでは、地域に対する影響が大きすぎるので、会社側は私的整理による事業再生を目指した
しかしながら、単なる経営悪化ならまだしも長年に渡る悪質な粉飾決算が行われていたのは事実なので、銀行側も容易には応じない
私的整理は銀行借入のみに限定した債務カットが可能なので、納入業者等に迷惑をかけることがありません そのため事業価値を毀損せず再生を図ることが可能です
但し法的整理と異なって法的な拘束力がないため、全債権者(ここでは全取引銀行)の同意が必要となります(同意を得られないまま法的整理に移行するケースも有る)
一方で法的整理は裁判所が手続きを進めるため、債権者の過半数から同意を得られれば再生手続が可能となります
但し銀行借入だけでなく、商品仕入先に対する買掛金など一般的な商事債権も債権カットの対象となるため、事業継続に支障が出る場合があります(現金先払いでないと仕入が出来なくなるなど)
当社の場合は、最終的に国内最大手のレンタルチェーン店や大手家電量販店がスポンサーとして新会社に出資し経営参加することとなったので、なんとか全銀行の承諾が得られた
しかし新たに策定された再生計画には不採算店舗を中心とした店舗の閉鎖と人員の削減が当然のように織り込まれていた
自分が勤めていた店舗も残念ながら閉鎖対象となり、そして面談の中で自分が削減対象人員となっていることも伝えられた
「このまま会社が倒産すれば全社員が路頭に迷うことになる 大変申し訳ないが事業存続のためなので理解して欲しい」と言われてしまうと、承諾せざるを得なかった
会社として生き残るため多少の出血は止む無しという判断をするのは当然のことだろう
最終出社日に退職にかかる色々な手続きを終えると私は定時に会社を出た
私と同様に本日付で退職する同僚と個人的に送別飲み会を開いて会社の愚痴でも言い合いたい気分ではあったが、新型コロナが流行る中で居酒屋に行くことはやはり抵抗がある
まっすぐに帰宅し一人で晩酌を済ませた私は気晴らしにデリヘルを呼んでみることにした
過去に何度か呼んだことがあるお店のサイトをチェックすると、好みのタイプの女の子が居たのですぐに電話で連絡をした
先客が居たので待つこと約2時間、とても明るくてかわいい女の子がやってきた
普段は関西の店舗型風俗店に勤務しているが、今はコロナの影響で客足が激減しており、コロナの影響があまりない地方都市へ出稼ぎに来ているのだという
シャワーを浴びて照明を暗くし、私と彼女は布団の上で楽しいひとときを共有した
「ごめん 布団汚しちゃった 予定日はまだ先だったのに ほんとにごめんね」 見ると敷き布団に少しだけ血が付いている
ふだんはドラマ・映画の感想は自分のブログに書いているが、配偶者のDV・モラハラを疑っているため、ここに記す。
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』は事前の大々的告知もあり、最終回前は注目を集め、記事によると放送直後、#麒麟がくるは、Twitterトレンド世界1位だったそうだ。
織田信長と明智光秀(十兵衛)の関係破綻による悲劇、そもそもずっと理想を追い求め、生身の信長の寂しさに気づいていなかったのではと、視聴者総ツッコミの美しくも切ない、すれ違いのプラトニックラブストーリーだった。
最近、BSで再放送され、視聴した大河ドラマ2作品(独眼竜政宗、葵三代)と、第33回「槍ドン」で強烈なインパクトを与えた『おんな城主 直虎』、今回の『麒麟がくる』を比較すると、従来はホームドラマ、最近はミステリーないし政治劇・心理ドラマであり、戦のある、古の衣装をまとった文学作品のようだ。昔は、世界の平和(作品中では「平らかな世」)を追い求める主人公は漫画・アニメでしか描かれなかったが、実写に進出し、より現実味を帯びてきた。
どうみても、本能寺の変は、織田信長と明智光秀のこじれた関係が原因としか思えず、光秀は別の可能性(復讐に燃えた野心家・急な判断力低下)もあり得るとしても、信長は史実として、この性格・考え方だったのではないかと感じた。確固とした自身のビジョンはなく、信頼した「誰か」の願いを叶えるために行動し、武力と調略をもって国内統一を目指した。心から信頼した相手は光秀ではなく、別の小姓・家臣や妻(側室)かもしれない。信長の第一のアドバイザーがもし光秀なら、戦国3英傑ではなく、4英傑だ。画面の端々から、なぜ明智十兵衛光秀の味方となる武将が少なかったのかも痛いほど伝わってきた。実質No.2が操りきれなくなったNo.1を奇襲で弑逆するなど、茶番でしかない。
ネット上ではDV彼氏・メンヘラ彼女・暴走する公開パワハラ社長などと評価された染谷将太演じる織田信長。ああいった行為は、人として誰もが行うべきではないのなら、いま受けている配偶者の自分に対する行動は、まさにモラハラかもしれないと気づいた。なぜ一方的に罵られるのか。悪気はないようだが、床や机の上を掃除しろ、仕事より子育てを優先しろ、都心に買い物に行くな、温泉や美容院、映画館などに行くなと命令されるのか。世間では夫婦の年収比率は7対3や9対1で、ゆえに妻が家事育児をワンオペで担うケースが大半だと思われるが、幸か不幸か、賞与を含めて5対5か6対4、抜くと7対3である以上、偏る負担に納得できない。子どもの教育に投資するべき、移動時間の短縮に費用を投じるべきという意見は受けれられない。
「こじれた関係は終わりにしよう」。終わらせるのも正義、終わらせず生涯尽くし続けるのも正義。
「謀反人・明智」への評価の低さは、日本人は忍耐こそ美徳と判断するからだろう。それなら、もう生きずに死したほうが楽かもしれない。心を落ち着け、子どもの頃のように眠りたい。罵倒を受けずに、仕事の目標達成や子育てを全て放棄して。開放されたい。……同じような終幕の漫画・アニメは無数に見てきた。それをフツーの日本人が見る(もはやドラマ・アニメ好きしか見てないかもしれないが)、実写の大河ドラマ枠で描いたのはやはり驚きだ。
少子化による血脈途切れのため、ラストかラス2になりそうな天皇のいる御代・令和は、何度でも人生をやり直せる、リセットできる、生きやすい世の中であって欲しい。将来「とんでもラスト」と批判されるであろう、実は生きていた主人公が馬に乗って駆けていく『麒麟がくる』のラストシーンに触発を受け、自分語りしてみた。