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はてなキーワード: 希望とは

2024-09-01

anond:20240901165001

過去恋愛弱者男性アドバイスしたことなんだけど、子なし女っけなしなら、子どもがいる他人の家庭に出資するというのはどう?

子育てしてる人たちにカネを注いであげれば、社会明日に貢献してることになる。

それって人生希望になると思わない?

anond:20240901165001

ここのメインのユーザー層は20代だろうから人生希望を聞いても帰ってくる答えは企業就職して働くこと、だと思うけど

anond:20240901165001

週末にランニングをしてるよ

キロ走って 少しずつ距離を伸ばしてる

単純計算で10年後には10キロになってる予定

10キロだぜ!?

ちょっとしたモンだろ

これがオレの生きる希望

人生希望がないんだが… 俺だけか…?

おーい皆んな!

先月ついに四十代に突入した男です。

何とか今日までやってこれた。

だけど、振り替えってみて気付いた。

アレ?

俺、人生希望がない。

彼女どころか女友だちさえいたことないか子どもを望む希望ゼロ

仕事においても俺は歯車に過ぎず、会社普通歯車に過ぎない。

錆びて動かなくなるまで回り続けるだけの存在

悲報人生希望がない俺の人生ゲーム性がない。

詰んでる。

皆んなの人生希望ってどんな感じか教えてくれ。

かつて希望を失った人は、どうやって新しい希望を得たのか、アドバイスくれると嬉しい。

人生希望がなくて平気な人… そんな人がもしいるのなら… 心構えとかをご教示いただけると助かる。

俺はこの社会はクソだと思う

クソッタレ!この腐った社会のどこに希望があるってんだ?

俺は毎日必死に働いて、勉強して、自分を磨いてきたのに、何も変わらねぇ。

この社会は俺の努力なんて糞ほども評価しやがらない。

1. 努力なんて無意味

どれだけ頑張ったって、結局のところ、この社会じゃ意味がねぇんだよ。

能力主義?笑わせるな。コネと見た目と出身校、それだけじゃねぇか。

2. 評価システムのクソさ加減

なぁ、誰か教えてくれよ。

どうやったら正当に評価されるんだ?

頑張れば頑張るほど、周りから嫉妬の目で見られる。

そして、上からは相変わらず低い評価

このクソみたいな評価システム、ぶっ壊してやりたいぜ。

3. 偏った価値観ウンザリ

外見がいい奴、有名大出身の奴、そいつらばっかりが持て囃される社会なんて、マジでうんざりだ。

中身のない奴らが偉そうに上に立って、本当に能力のある奴らが下で苦しむ。

こんな世の中、間違ってるに決まってる。

4. 機会の不平等さにイラつく

まれた時から勝負は決まってるんだよ。

金持ちの家に生まれりゃ、いい教育受けられて、いい就職先に行ける。

俺みたいな底辺家庭出身は、這い上がろうとしても、壁にぶち当たるばかりだ。

これのどこが公平なんだよ!

5. 固定化された階級社会

一度下に落ちたら、もう二度と這い上がれねぇ。

この社会じゃ、貧乏人は貧乏人のまま、金持ち金持ちのまま。努力して成り上がれるなんて、テレビの中だけの話さ。

現実もっと残酷なんだよ。

結論

こんなクソみたいな社会で、俺はいったい何のために生きてるんだ?

努力は報われない、正直者がバカを見る、能力のない奴が偉そうにする。

もう、うんざりだ。

でも、どうすりゃいいんだ?

俺にはもう、希望も夢も何もねぇ。

この社会は、本当にクソだ。

anond:20240901001914

私より若かったらいいんじゃないですか。

若いって、希望なく生きないといけない時間が長いだけという気もしている。


死んでも生きても社会に何の影響もないってことも

なんかツラいんですよねぇ

自分もその辛さというか虚しさは感じている。「働いていること」で「社会自分が影響、貢献している」って思えて自尊心のようなものを保てるタイプとそうでないタイプ結構はっきり分かれていると感じている。

自分は「働いていること」は基本的代替可能歯車に堕ちてしまったという絶望感でしかなくて、働いてる自分社会への影響力は正直ゼロだと思ってる。

しろ趣味で絵を描いていいねをもらうとか、そういう活動のほうが自分社会への影響力を感じて自尊心が満たされる。(いいね数個しかもらえない程度だけどね。それでも「自分が死んでも他の人がまったく同じアウトプットができる労働」より「自分が死んだら全く同じアウトプットはこの世に出てこない創作活動」のほうが生きてるって感じられる。もっと身近なものでいえば「新しい料理レシピを完成させた時」とかい家事活動でも労働よりは生きてる実感を個人的には得られる)


ここはほんと、かなり根本的な価値観の違いだろうけど、せっかく不労所得がそんなにあるなら、自分みたいな考え方をした方が、労働に苦しまなくていいハッピーライフ漫喫できるんじゃないかなあ。せっかく心ひとつ幸せになれる切符を持っているのだから、ぜひ、我々無能社会歯車への感謝の心は忘れないようにしながらいい意味バカにして、高等遊民ライフ満喫してほしい。ちなみにワイはマインドだけはこれなのに底辺労働者なので二重にしんどい。オワタ

2024/08/31

 ひとつノートの中に自分精神を集約するという考えがしばしば私の心を捉える。私の注意力は散漫であり、精神活動の成果をただ生活の諸場面に撒き散らして終わってしまう。だがそれを一か所に押しとどめることができれば、そこに何か、私の精神の輝きと呼べるようなものが見えてくるのではないか、と期待するのである

 私という薄ぼんやりした光は集光レンズ必要としている。

 瞑想がその役割果たしてくれればよいのにと思う。だがこうして左手文章を書くことのほうが、はるかに強く光を集める。(注:この文章は紙のノート利き手でない手で書いた文章を転記したものである

 瞑想によって心を集中させるには、私は自分に甘すぎるのかもしれない。単にコツが掴めていないだけかもしれないが。

 これから自分人生に何一つ希望が持てていない。希望というか、楽しみにしていることがない。またそのような対象ができるとも思えない。というのは、未来において何かが得られることを心待ちにするという心理状態が、もはや私においては不可能と感じられるからだ。

 つまりこういうことだ。手を尽くして欲しいものを掴み取ったとする。すると私は「手を尽くしたのでこれは当然のことだ。起こるべきことが起こっただけだ」と思うだろう。そこには高揚感や達成感はなく、自明疲労感が残されるだけである。では苦労なく手に入れたとしたらどうか。その場合は「ただそのようになっただけだ。私の人生とは関係がない」と思うだろう。

 要するに、私は非常に疲れやすいので、達成の小さな喜びは、達成に至るまでの労力に打ち消されてしまい、かといって単なる幸運自分の手柄とも思えない、ということである

 そもそも達成したい事柄自分にはほとんど存在しないのである物質成功はもはや煩わしいものとなっている。もちろん私は虚栄心にまみれた人間からちょっとした成功でしばしば調子に乗ってしまう。そしてしばらくして我に返り、みじめな気分になるのだ。それは、その時の喜びが、純粋に虚栄心に由来するのであって、自分の本当の望みとは関係ないことを知るからだ。何かが上手くいくたびにそれがわかるのだ。

 この記述自体が虚栄心によるのであって、私は自己認識に失敗している、と思う。

 仮に努力の末に二兆円の資産を得たとしよう(自己認識の上では、別にそれが欲しいわけではないが)。私は喜ぶだろうか?働く必要がなくなり、時間的自由を得られたことを自分ポジティブ評価するだろうとは思う。つまり少し安心するだろうということだ。

 私にとって物質成功とは、物質苦痛を減らす方法に過ぎない。苦痛は少ないに越したことはないが、耐えれば済む話でもある。快適に生きて快適に死んだとして、それをよい人生とは思えない。その意味で、快も苦痛も大差ないと考えている。

 私は異常に理想が高いのだ。あるいは、私の理想は、現代社会一般的なそれとは位相が異なっている。これは宗教的感情である

 もちろん、物質快楽よりも宗教的崇高さのほうが格上だから、と私の虚栄心がささやいているだけという可能性は否めない。というかたぶんそうなのだろう。自分のやる気の無さにもっともらしい説明を与えているだけだ。

 異様な無気力。これだけが真実であるしかしそれが真実であるなら、私の人生の目的が形而上学位相にの存在しうる(しないかもしれないが)、ということもまた真実ではないか

 「無気力治療できる」という通念が、社会物質的傾向を強化しているのだ。物質的傾向というのはここでは精神位相無視する傾向性のことを意味している。「我々に迎合しないのは甘えである。なぜならその手段は常に準備されているのだから」というわけだ。コンサータを飲んで労働にいそしまないのは甘えである

 勇気をもって NO を突き返そう。だがその NO が具体的にどのような形をとるのか分からいから困っている、と言える。出家か?だがこの道も物質世界に吸収されて久しい。

 手書きだと時間がかかる。続きは明日考えよう。

2024-08-31

俺的・カッコよさナンバーワン絵画を見てくれ

https://www.aci-iac.ca/art-books/alex-colville/key-works/pacific/

Alex ColvilleさんのPacificという絵

見てくれましたか

まず見てくれ!!!頼む!!!!!!

バチクソカッコよくないですか?

明るい昼の(しか電気はついてないので薄暗くもある)、海の見える部屋で、上半身裸で窓枠に腕をついて(たぶん)海を眺めている男

部屋は殺風景で窓が大きく、男の他に部屋の中にあるものといったらなにやら目盛のついた机と、その上に無造作に置かれた拳銃だけ……

人も船もいない昼の海の某洋とした静けさと、男のリラックスした立ち姿からただよう穏やかな雰囲気

いちばん手前に置かれた無機質な拳銃から醸される、剣呑雰囲気

この対比っつうか、対比でもなく、二つが混じり合った感じが、本当にもう、めちゃくちゃカッコいいと思うんですよ

最初に貼ったリンク解説だと、テーマとしては自殺なのかも、しかし本人は自殺についての絵だとは考えてないと言ってる、的なことをいろいろ書いて、最後には「この絵が描いているものが迷いなのか決意なのか、希望なのか絶望なのかは、鑑賞者によってのみ決められるのだ」みたいなことを言ってる

そうなんだよ

わかんないんだよこの絵がなんなのかって正直

しかし一つ言えるのは、とにかくバチクソカッコいいということだ

絵のことって全然わかんないけど、これはなんというかビビとき

そんでPacificってタイトルも激マブですよ

オーシャンのパシフィックでもあるだろうし、原義としての"太平"でもあるんだろう

パシフィック!なんせ響きがいいよな

この絵の醸す雰囲気バッチリハマっていると思う

もし将来、どこかでアレックス・コルヴィル展が開催され、この絵が来るみたいな話になったら、俺はかなり頑張ってでも行くだろうと思う

逆にたとえば、俺がこの絵をまったく知らなかったとして、何かの偶然でちょうどアレックス・コルヴィル展に入って、そこでこの絵を初めて見たら、確実に絵の前で立ち尽くすことになるだろうと思う

うわっ、かっけ〜……とか言ってさ

わかりますか?この絵のカッコよさ

わかってほしいんだよ

あとこの絵、あまりにカッコよすぎて映画オマージュされてもいるらしいな

メチャクチャわかる

たとえば俺が漫画家だったら、扉絵オマージュするもん絶対 でも原作がカッコよすぎるから恥ずかしくなってボツしかできないかもしれん

とにかくカッコいい

カッコいいと思うんですよ

anond:20240831112250

AIによる要約

20代後半の夫婦で、妻は個人事業主、夫は会社員。妻の収入は夫より多いが、結婚引っ越しに伴う費用を主に妻が負担しており、現金の貯蓄が減っていることに不安を感じている。夫は鬱病を患っており、現職が精神的に安定しているため転職は難しい。また、夫は都会での生活にこだわりがあり、家賃が高い現在住まいを選んでいる。子供を持つことを希望しているが、将来的なライフイベントに備えるために貯金必要だと感じている。妻は夫の金銭管理に対して不満を持っており、自分管理した方が安心だと考えているが、夫婦間での話し合いは難航している。妻は今後の金銭管理や貯蓄について不安を抱えており、疲れていることを吐露している。

anond:20240831093411

多分取れないと思う。

去年共同親権について盛り上がってる時にいろいろ調べてみたけど、母親側が親権希望してる場合父親親権取るのはかなり難しいと感じた。

anond:20240823132137

俺は公共の場でハッテン行為したことはないが、お仲間たちにハッテン場扱いされてる公共施設を「社会見学」と称して冷やかし目的で利用すること、その利用中に実際にハッテンと覚しき行為を目撃すること、知人から公共の場でのハッテン体験談を聞くことは結構ある。

なので公共の場でハッテンするゲイ思考の一端を推測を交えながら紹介することで、元増田ブクマに寄せられてるノンケブクマカ諸兄たちの疑問に答えてみようと思う。

俺はそういう行為実践してないし肯定もしてないしさっさと警察まれとも思っているが、そういうゲイアングラな生態を大いに面白がってもいるので、こういうリテラシー低めの人間が無理な方はバック願います。あと当然ながら露骨な性描写も含む。

なぜラブホ使わない?

ゲイのハッテンにもグラデーションがある。アナルを使ってのバックプレイからただ互いの勃起を見せ合うだけのプレイまで、行為ハードソフトの濃淡もあるし、ラブな気持ちにも濃淡がある。

アプリ出会った2人が意気投合して、あるいは事前にリクエストして初ベッドからカップルのようにイチャイチャプレイすることもゼロではないが、基本ハッテンは「性処理」が目的で皆ドライなのだ

例えば現場トイレだと、小便器で互いの奮い立った逸物を確認したあと目と目で通じ合えば個室に籠もり、手や口を使って発射して立ち去るまでお互い一言も発しないなんてこともザラなんだそうだ。

そういう濃淡の淡のほう、サクッと抜きたいときタイプの男の手や口を借りるだけ。その処理にわざわざ移動して金払ってラブホには行かないのだ。

あとハッテン場扱いされてる公衆トイレ一般銭湯サウナに行くと指にキラリと光るものをお持ちの殿方が結構多い。いわゆる既婚ゲイ・既婚バイ諸氏であり、ゲイバレしたら困る人たちである

既婚ゲイの秘匿・隠密行動度合いにも個々人でグラデーションがある。例えば後述の有料ハッテン場はゲイタウンじゃない繁華街でも雑居ビルの上階にひっそりあったりするのでバレ率はそこまで高くないから利用するが、ゲイ向けマッチングアプリ家族スマホチェックや誤爆投稿マッチ相手から個人特定が怖いから利用しない、といったようなリスクの捉え方は人それぞれだ。

それでいうとラブホに男2人は現場押さえられたらもう言い訳できないのである、本人の感覚としては浮気でも本気でもなくただの性処理なのに。

から外回り中の駅トイレや退社後の一般サウナ等、ノンケ男が出入りしても問題無い場所でそそくさとハッテンするのである。俺としてもそっちの方が通報されたときリスクがヤベーだろどんな判断だよ!とは思っているんだが。

ゲイ向けマッチングアプリ使え!

実際若い世代真剣交際目的でもヤリ目でもゲイアプリやXのDMを駆使して出会っている、健全でよろしい。アプリ自体の普及もあるが、コロナ禍初期の行動調査燃料費高騰による入場料値上げで若い子が有料ハッテン場から足が遠のいたのもアプリ全盛の一因である

しかし同じヤリ目でも女子を落とすゲーム感覚だったり、多少タイプから外れていても女性器ついてれば興奮するからOKだったりするノンケ男子と違い、ヤリ目ゲイ男子は男の好みが細かいである。ヤるだけなので収入性格無視して問題ない、要は顔とガタイとチ●ポの好みである

マッチして顔とガタイとチ●ポの画像交換したあといざ待ち合わせしても、「おめー過去の全盛期のマッチ画像送りやがったな!今ガチムチ通り越してピザデブじゃねーか!」ってこともしょっちゅうである

そうすると互いに顔・ガタイ・チ●ポさらした状態で即マッチ即ハッテン出来る有料ハッテン場が楽チンすぎて恋しい……でもお金いから頻繁には行けない……そうだ一般銭湯なら低価格で全部見放題!という思考回路に実際なるのかは、俺はもう若くないのでほぼ推測だ。ただそういう話をぼかしてジョークの体で語る20代知人はいる。

有料ハッテン場に行け!

有料ハッテン場にも店ごとにいろいろ入場コードがあって、先ほど言及したプレイの濃淡の淡、ライトプレイ専門の店も無くはないが、シャワー完備の店はアナルプレイ指向の客がほとんどで、手や口でサクッと抜きたいだけの人が公共施設なんて使わずお行儀よく出向いたとしても以外とマッチしづらい。

抱きたい・抱かれたい男たちからのバックプレイのお誘いを一回一回断るのもなかなかしんどいである。(タチネコポジションロッカーキーバンドをどこに付けるかでアピールするタイプの店だと、バック無し希望バンドアピールできる場合もある)

そしておそらくここが一番のポイントなんだが、全世代ウェルカムなハッテン場はそこまで多くないのである

旅館業法宿泊拒否にあたるからかどうかは知らないが、しっかりした個室で宿泊できるタイプのハッテンサウナ年齢制限がない一方、

クルージングスペースと呼ばれる、簡易なシャワー室と仮眠室(という名目プレイエリア)だけあるタイプのハッテン場は、すぐヤれるノリの良い空気感を維持するため、来店頻度の高い性欲ギンギンの若い顧客マッチ率や満足度を高めて利益をあげるため、大抵40歳以上の入場を制限する。

鍛えていて筋肉ムキムキなら多少トシいってても可のマッチョ専門ハッテン場なんかもあるがそれでも大抵40代までだ。ゲイおっさんには若いゲイとサカる権利がないのである

そしてゲイおじは当然全世代向けのハッテン場でもアプリでもハブられなかなかマッチしないので残る道は2つ。

1つは金で解決ゲイ向け風俗通称売り専のコア顧客層が50代おじになるのはこのためである

もう1つはゲイ市場から抜け出す、すなわち公共施設でハッテンするのである。もちろん公共でヤる若いゲイにもタイプはあるしおじのモテ度もそう変わらないんだが、

ハッテン場の入場料ほどコストを払ってないし本番プレイでは無いぶん「サウナオナニー見せ合うだけだし別にこのオッサンでもいっか」と妥協する子も稀にいるし(ヤリ目ゲイは好みが細かいという前段での話と多少矛盾してしまうが、プレイの濃淡で相手許容範囲が変わる子はいる。痩せてるチビの巨●なら咥えてみてもいいが抱かれるのは嫌だとか)、

トイレに籠もって何本咥えられるかチャレンジ」みたいなタイプとかオッサンとか関係ない変態趣味の子も極々稀にいるそうだ。そういう子をゲイおじはデマだらけの出没予告書き込みからモノホンを精査して日々ハントしているのである

迷惑行為迷惑行為

とはいえどんな理由があろうとも迷惑行為には違いない。ノンケ諸兄に迷惑かけない場でいちばんライトなハッテンがしやす場所はどこだろう……脱ぎ系ゲイバーゲイクラブイベントだろうか。自分はあまり出向かない業態なのでそれほど詳しくないが説明してみる。

脱ぎ系バー下着一枚になった客同士が酒を飲みながら交流するゲイバー形態で、店のコンセプトによって褌やケツワレ(ジョックストラップスポーツ向けの布面積少ない下着)等のドレスコード指定もあったりする。

服を脱いでゲイの心も解放する!のが主目的健全バーも多いが、広い店だとなぜかバーエリアの手前、ロッカーエリアの裏手に薄暗いダークルームがあり、そこに意気投合した2人が吸い込まれていったりする。

脱ぎ系クラブイベントも同様に下着一枚に着替えた客がクラブフロアで踊りつつ、何故かフロア端の薄暗いダークエリアに消えていくスタイル

もちろんバーでヤってもクラブでヤっても公然わいせつだし店側もはっきり「禁止」と告知してるのだが、要は「客同士が勝手にやってるだけで店は関知してないしサービスとして提供してない」のポーズのための告知で、現場はほぼお目こぼしされてる状態だし、過激を謳うクラブイベントだとフロアど真ん中、ミラーボール輝く下で尺八がおっ始まるのである

妊娠心配がないのと現在はおハーブも大っぴらには出回ってはないことから「風紀の乱れ」的な当局摘発はないが、まあ本気出されたらしょっぴかれてもしょうがない乱痴気騒ぎだとは思う。

そしてここまでハッテンの舞台はすべて東京を想定して語ってきたが、地方田舎ゲイ人口も少ないので当然有料ハッテン場も脱ぎ系バーゲイクラブ商売として成り立たないか存在しないし、男同士でラブホに入ってるところなんか目撃されたら瞬く間に噂は広がり即死である。(繰り返しになるが公共施設わいせつ行為を目撃通報されても即死の筈なんだがな)

そういう訳もあって公衆浴場でのわいせつ行為逮捕というニュース地方のものが多い印象がある。(東京ローカルメディア警視庁発表の同様の事件をわざわざニュースとして取り上げていないだけかも知れないが)

親父が死んだ

困ったな、あまり悲しくないんだ

家を出て22年

今年5月に「病気悪化してきたから会ってやってほしいが、仲立ちはしたくないので自分で連絡しろや」

という母からの胸糞な要請を受けて親父に連絡をして、向こうの希望するままにセッティングをして、すっぽかされた

別に病気のせいで来られなかったならそれでいい

そういう病気だし

しかし連絡がひとっつも来ない

手土産も郵送して書簡に見舞いも書いたのに、何も連絡がない

そして昨日亡くなったと叔母経由で知らされた

もちろん母からは何もない

家を出た理由根深くて書ききれないが、母とは違って親父とはいい思い出もあった

から会ってもいいかなと思ったのだが

それにしても親父のためにと言うのならば、仲立ちくらいちゃんとやれやと思う

結局実家の人々は親父のために動く気はまるでなかったんだなと思うと、

あんたも浮かばれないね」と言ってやりたくなるってもんである

なお、母には少しもいい思い出がないので、多分こっちは亡くなったら祝杯もん

さあ、葬式

きっと私は親不孝者として袋叩きにあうのだろう

母と弟をいかにして面罵するか、理論武装して戦うこととしよう

2024-08-30

anond:20240830224049

おれで笑う

きっと「希望を求める心の麻酔薬」を脳が分泌するようになるんだ。

悲報】ワイ、結局書いてしま

希望天井があるのが希望になってる人がいるかも知れないのによ

なるべく誰も傷つけないことを祈る………

アインシュタイン人生意味ない?

これはメモ

モヤモヤが収まらないので、日記として書き留めとく。

半年前、3人目の身内が死んだ。

俺は思うんだが、多分、人って最期死ぬのが怖くなくなる。

きっと「希望を求める心の麻酔薬」を脳が分泌するようになるんだ。

人生に悩み。

生きる目的理由に疑問を持つ誰かの前には。

人生には意味なんてないよ、という慰めの言葉が掛けられる。

「そうだ」「そうだ」と

たくさんの賛同で飾られて。

でもそれって。

希望を求める心の麻酔薬」を皆んなで助け合って製造する、社会的システムなんじゃないか

もしマインクラフトがアプデもなく新しいダンジョンも増えなかったらどうだ。

村人が暮らしやすくなるために村を整備し続けるようなゲームプレイに憧れるか?

「満足するクスリ」を脳に投与され。

希望する心を麻痺させられてさ。

アインシュタインベートーベン人生にも、意味はないと考えるなら辻褄は合う。

でもそうじゃないでしょう?

誤解のないように言っておくと、慰めのためのアドバイスが悪意から出てるとは決して思わない。

だけど、

だけど皆んな。

まり人生諦め過ぎてね?

福岡から東京に出たの間違いだった

去年の夏に福岡から東京に異動をきっかけに出てきた。

これまで九州からたことがなく都会に出たいという思いがあり、異動希望を出してたのが通ったのが経緯。

一年経って、慣れるかと思いきや福岡に戻りたい思いが日に日に強まっている。

なんでそんなに帰りたくなるのか自分なりに考えてみた。

お金がかかる

当たり前だけど、生活費や食費諸々にかかるお金結構違う。知り合いの福岡出身の人が関東で家を買ったんだけど、車1台しか止められないそんなに大きくない家で億は行かないけどそれなりにしたらしい。

そういう話を聞いて、関東で戸建てだけはやめとこうと思った。自分理想は、サザエさん家の平屋建てだ。

プライベート空間がない

移動に限った話だけど、福岡は基本車社会から車中で1人の時間を過ごせる。1人カラオケしたり、夜風を浴びるのが好きだった。

一方、東京電車移動だから常に人がいる状態

全くリラックするタイミングがなくて疲れる。あと最近はまじで観光客が多すぎる。座れないと余計に疲れるし福岡に帰りたくなる。

あと戸建ての家と家の間隔狭すぎない?2階の窓から手伸ばしたら届きそうな近さも嫌だ。それとか線路沿いにずらっと並んだ家々も(これは福岡にもあるかもだけど)、うるさくないのかな?って気になる。関東電車本数多いから朝から晩までガタンゴトンしてるの嫌じゃない?

東京郷土料理ってなに

もんじゃ焼きうまい。だが、家では作らん。

東京に来てから食事って大切だと思った。九州の魚とか、もつ鍋とか、食べたくなる。福岡から東京に出た人が口を揃えて言ってた「東京は、お金を出せばいくらでも美味しいものはある。だけど、ふらっと入って美味しい店はない。」の言葉がよくわかる。Google map評価で4.0以上でも当たり外れが結構あるイメージ。店探しの難易度高い。

スーパーの品揃え悪くない?

福岡には少し郊外に出るとなんでも揃っているトライアルとかコスモスがある。そこら辺に買い物に行けば食材から日用品まで一通り買える。しかも嬉しいのが24時間営業店舗が多いことと何よりも安い。

ところが、東京は、お店の規模がコンビニくらいのところ多くない?車もないし(使う距離でもないけど)はしごして買い物するのめんどくさい。

あとたくさん買い物できないのがストレス

電車10kmの距離に30分もかかるのかよ

これはもうしょうがないけどさ、たった10kmの距離なのに停車駅多いから30分かかるのなんなの?あと直線距離で行けば5kmなのに路線がなくて乗り換え2回して30分とか。

車で行っても信号が多いから結局変わらないくらいかかるのかもしれないけど、それでも乗り換えとかめんどくさいなって思う。

⑥日が暮れるのが早い

東京に来て1番最初にびっくりしたのはこれかも。

夏場でも19時くらいまでしか明るくないのな。

冬場だと17時には真っ暗になってて、余計に気が落ち込んだ。

日照時間が短いと鬱になりやすいみたい話を聞いたことあるけど、あながち嘘じゃなさそう。毎年あの短さはちょっと耐え難い。


とまあ、考え出したらキリがないんだけど、

九州出身の人ってUターンしてる人がわりかし多いと思ってる。反対に、東北とかの関東より北に住んでる人は定住してるイメージがある。自分の周りだけかもしれないが。

あとさ、東京しかないものってそんなにない気がしてて、時間差はあるけど福岡にも輸入されるし、東京しかないんだったら旅行で行けばよくない?っていう。

ただ、東京はなんでも揃ってるからあと5年くらいはこちらで経験させていただきつつ、その後は福岡に戻れたらなあなんて考えている。

所詮田舎もんは、田舎がちょうどいいってことに東京に来て気づかされました。とさ。

anond:20240828200541

女の場合は旧ジャニーズを始めとする2次元3次元アイドルBLイケメンだらけの学園アニメゲームみたいなコンテンツとして消費してる

からアニメゲームYouTubeやvtubarやプロ野球等、女に人気のコンテンツは基本男のみの集団

推し恋愛非難するのはコンテンツを楽しんでる所に水を差されたという理由に過ぎない

SixTONESだって同じグループの他のメンバーヲタが張り切って非難している

なぜセックスを重視し切実に求める性別がは男に偏るのかというと、ノンケ男性セックス快感を得られない個体はほぼ皆無だが、女は膣でイケない者も多い

結婚できないだけで既婚者に比べて死亡率と自殺率が跳ね上がるのも男

自分と同じ属性(低身長、未婚中年男性)の男のアプローチを拒絶したり「低スペックでいいか高身長若いイケメン希望」と公言して足切りする無名匿名の女に大量の男が群がりネットリンチする光景は女では起こり得ない

anond:20240829024930

SSR増田だ。皆コメントありがとう。無事に承認欲求が満たされた。

一晩経って冷静になってみると、適性あってSSR引けたので余裕だったぞってことしか書いてないなって思ったので、いただいたコメント返しつつ、もう少し一般的課題について自分なりの感想を書いてみたいと思う。

これは赤子もだけど、妻も夫も夫の会社SSRなのでは?

全部SSRでよかった。ついでに妻の実家23区内で母が保育士持ちというチート案件だ。

「このご時世に1ヶ月すら休めない会社なんて辞めちまえ」←日本男性サラリーマンの4/5ぐらいは辞めることになるな。(男性の育休取得率は20%以下)

育休取得率伸びてくれ。理想は3ヶ月〜6ヶ月くらいは欲しいけど、無理ならせめて1ヶ月頼むから取らせてくれと。産後パパ育休といって8週間を2回に分けて取得できるルールもあるのでパパはどうにかして交渉して欲しいと思う。それも無理ならいっそのこと辞めてしまって失業保険もらいながら転職活動した方がマシだと思う。

妊娠時に妻がフリーター10ヶ月後に就職しかも夫より稼いでるってすごい

妻はすごいんだ。育児中暇だからリスキリングするって言ってTOEIC95%くらいとって就職決めた。自分よりよっぽど労働適性高い。

テニスボール当てるとこが違ったんだよという恨みは今でも事あるたびに言われる。そんなのわかんないよ…

自分も言われた。コツは肛門のあたりに脊柱と水平方向を意識して全力でうんこを押し戻す意識を持ったら少し妻に褒められた気がする。

妻側だが、ちょうど保育園探さねばな…面倒だけど…と思っていた頃だったので助かる!やっぱ早め早めに準備しとかないと色々と詰むよな…

保育園は機会逃すと詰むからな。0歳児4月入園申請自分自治体では11月初旬だったのだけど、それまでに生まれてないと毎月の欠員補充か1歳児4月入園タイミングしかないのはバグだと思う。自分場合は余裕こいていて見学とかまったくせずに一番近いところから申し込み欄いっぱいに希望出したら第9希望くらいの園に運よく拾ってもらった。

ん? と引っかかる所もあって(ミルク持たせて寝かすとか)釣りかどうかの判断が難しいが、おおむね同意/一人目が育てやすくて二人目作ったら我が強くて大変、という話もよく聞くので、本当に運なんだろうな。

友人の家庭や育児の話をネタ普段から釣ってるからそれっぽく見えるのかな。今回はほぼ脚色なしだ。妻からブリーチじゃなくてストパーだ、事実を書けと言われたのでこれを機会に訂正しておく。あと予定日の3ヶ月前じゃなくて1.5ヶ月前まで働いていたらしい。ミルク持たせて寝かす点は、普通は逆流とか詰まらせたりってことで避けるべきなんだな。勉強になったわ。ありがとう。6ヶ月頃になると赤子なりに逆流しづらい体勢をとれるようになっていることもあるので、引き続き注視しながらやっていくわ。

訂正:普段からは盛ったわ。すまん。過去1年で2件くらい。ちなみに事前に許可とって公開前に下書き見せて知人の了承は得ている。釣りというか代筆に近いのだと苦し紛れ免罪符とさせてくれ。まあ、いずれにしても褒められた趣味ではないな。

素晴らしい活躍っぷりだと思うが一つだけ付け足したい。もっと適当でいい。汚くても雑でも泣いてても元気に生きてればいい。全然大丈夫だ。と事あるごとに自分洗脳して適当道を邁進する。神経質が子育て最大の敵。

そう思う。育児にある程度のいい加減さは必要。哺乳瓶の消毒なんて1日1回やればいいだろ。

ミルクのほうが消化に時間かかるから長く寝る。子供の泣き声気になる人は我慢ではどうにもらないので、耳栓ノイズキャンセリングを使ったほうがいい。親の耳も個人差なので仕組みで改善すべき。

ミルクは消化悪いからよく寝る説は聞くな。比較のしようがないかわからんけど。耳栓など仕組みで解決すべきというのは同感だわ。病んでしまうのは実際にやりすぎてしまっているケースが多いと思うから自分も妻もまあまあいい加減な性格でよかったと思っている。

この赤ちゃんは紛い物だ。粉ミルク特有の嫌な香りがする/2年後に来てください。本物の育児をお見せしますよ

フハハッ 貴様ときが赤子を語ろうとは笑止千万!!究極の育児が聞いて呆れるわ!!(育児んぼ)

エリート面してきた我が子もそれなりに苦戦したくらいだから離乳食で苦労する親は多い”私のn=1は離乳食「も」苦労しなかったって言ったら怒られる流れかな?笑/安産+夫と子がSSRで楽勝でした。来月で一歳。

素晴らしいね。こういう楽勝エピソードも少しは広まって欲しいと思う。1歳おめでとうございます

しかに夫は昆虫の世話が上手いタイプです

虫屋は赤子嫌いでない限り、適性めっちゃ高いと思う。時代昆虫少年性差について語るのは雑に危ないけど、男性ヲタク的な育児適性についてはもっと知られてほしい。ペット感覚に近い方が変に赤子に気使いすぎなくて良い面もある。あと大概手続きとかは男性の方が向いていることが多い。

ミルクにしたら比較的夜寝るとは思う。何かを引き換えにするしかない。 ちなみになぜ初乳すらあげなかったのな気になる。

初乳をあげなかったのは、妻が「なんかキモい」ってひと言。母親でも母乳をあげることへの抵抗感のあるひとはいる。確かに自分も乳をあげたいかと言われるとキモいと思う気持ちわからんでもない。免疫については母乳が良いと言われるけど、保育園通うまでは一回も病気しなかったので、胎児のうちにある程度の免疫は備えているもんだと思うんだ。まあ、今のところ健康でよかった。

今どき専業主婦問題ないほどの収入一年の育休がまず凄すぎる。どんな業界?条件?で働いてたらこんなにホワイトな家庭生活が送れるのか知りたい。※内容や気遣いも勿論素晴らしいと思います

IT業界ですね。実際に休んだのは7ヶ月くらい。蓄えについてはほとんどなかったけど、もともと生活コストが低いのでなんとかなったわ。23区内で両方地方出身とかだとそれなりに給料良くないときついと思うわ。実家太い人間は、相続税対策で贈与の非課税枠や結婚出産時に1,000万まで非課税かい金持ち優遇政策もあるので全力で活用したいな。そんなやつどんだけいるねんって話だけど。

まとめ

・育休はとれ。できれば6ヶ月、どんなに厳しくても1ヶ月は頼むからとってくれ

補助金関係申請など夫でもできることは全部やれ

保育園の準備はいますぐやれ

産後は妻の体力回復第一

実際のところ、両親のサポートなしで生活維持しながら育児して仕事復帰ってのは結構大変だと思う。俺頑張って働いてるし、どこまで育児のこともやればええねんって話もよくわかるんだけど、どうにかするしかないよね。妻との分担とか比重とかは正直どうでもいい。家族の維持のために自分必要だと思うことをとにかくやるしかないって感じ。

妊娠がわかってからの届出・申請病院探し、保育園系は夫が活躍できるところだと思うから。変に役割分担決めずに妻と一緒に歩んでいけると良いのだと思う。

寝ない子育てている親は心底すごいと思う。本当にお疲れさまです。無論、苦労している親を煽る気持ち微塵もないのでどうか悪しからず。どうかお体を大切にしてください。

子供が欲しくない

増田アラフォー女性

未だに子供が欲しいという母性本能が全く芽生えない、欠陥女である

 

20代の頃あんなに一緒にクラブワンナイトやらなんやかんややりまくってた友人たちは、今やしれっと立派にお母さんをやっている。みんなすごい。

 

そういや30くらいの時に先輩たちが「増田ちゃん!今は欲しくなくても、35過ぎると女は本能的に子供欲しくなるから!でもその歳になると妊活まじ大変だから!だから今は欲しくなくても将来のために卵子凍結しときなさい!!」ってめっちゃ言ってたけど、当時の彼女たちの年齢になっても全然本能働いてないわ。

 

欠陥女なりに頭では、いつか子供欲しいと思ってはいる。

今は楽しく生きてるけど、40代50代になると、趣味とかもだんだん飽きてくるんでしょ??自分の為だけに生きるのが辛くなってくるんでしょ??未来への希望=子を残すことが自分の生きる希望にも繋がってくるんでしょ??

あと誰かが子を産まないと国が詰むしね。私の老後を支えてくれる人財必要だよね知ってる。

 

 

 

それでもやっぱり今の気持ちとしては別に欲しくない。

夫と猫と暮らしてる今の暮らしで充分しあわせ。むしろ母となった友人たちの出産子育ての恐怖談を聞くたびに、ますます子供が欲しいという気持ちは薄れていく。

 

ちなみにあまりにもヤツらが恐怖談しか語らないから、子供がいるメリットや自慢話をしてくれや!と懇願したところ、彼女らは熟考の末に「メリットは正直ない。でもそういうもんじゃない。理屈を上回る存在」という回答を総じていただいた。

理屈じゃ語れないのなら、感情的に子が欲しいと思えてない私は完敗であるだめだこりゃ

 

 

でも引け目はある。

彼女らがキャリアと家庭の両立やら、子の教育やら、お金のことやら悩んでる姿を見ると、なーーーんの悩みもなく自己中に生きてる自分の幼稚さに不安にはなる。

自分以外の誰かを抱えて生きてる彼女らの方が、人として圧倒的に成熟してるよなーと思う。

世の中のお父さんお母さんみんなすごいよ。

2024-08-29

30歳になったけどこの先どうしたらいいかからない

30歳になったけど何がしたいのか、これから先どうなるのか分からない

スペック

男性 30歳

フリーランス 年収800万円

都内一人暮らし未婚恋人なし

趣味特になく仕事終わりにNetflixYoutubeを垂れ流しor適当ネット記事を漁る

交友関係仕事家族以外に何も無い

これから先何をして行けばいいのかわからない。やりたいこともないし、身体も弱いからいつ収入がなくなるか分からない

世の中の30歳は何を希望?にしながら生きているのか知りたい

anond:20240829131110

するなら休みを合わせて月一回昼間

この時間作ってみたらって話だったんだが

誘って拒否されて落ち込んだら外で探せばいいよ

俺はそうした

レス希望の妻は浮気を疑っても証拠探しとかはしないものだよ

anond:20240829121307

外では働けないけど世話はできる専業主婦希望の女も婚活市場に入るから

こどもが一歳になった。もとい妻に恨まれない産後の過ごし方について

産後の恨みは一生とかなんとかというポストが荒れているので、ここぞとばかりに自分体験を投下する。何かの参考になれば(特に妻の出産を控える夫よ)と思いつつ、実際は自己顕示欲を満たしたいだけなので好き放題書く。

さて、自分は約1年ほど前に妻が初産した夫の立場だ。

妊娠発覚

フリーター自分正社員計画妊娠ではない。とりあえず安定期に入るまでは静観。心拍確認できた(妊娠2ヶ月くらい?)段階で両両親に報告。

妊娠期間

互いに仕事に余裕があり融通が効いたので、1,2ヶ月ごとの検診に必ず2人で通っていた。この時期のデートは専ら病院から始まる。医療の民に色々聞きながらぼちぼち出産準備を進めることに。

互いに実家から遠く離れたエリア暮らしていたので、ゼロから2人で情報を調べ始めた。身内の経験者にソースをあたれないデメリットはありつつ、変にバイアスからずよかったとも思う。実際自分の両親世代情報は古いものだったりギャップのあるケースも少なく無いので、情報ソースはまず医療関係者、そして身近で出産経験のある友人を頼ろう。親は目の色変えて口出そうとしてくるに違いないが、心を鬼にして病院自治体に頼るんだ。

しかしまあ、人によって出産体験十人十色で、時に癖の強い看護師なんかは平気でやばいこと言ってくるケースもある。調べすぎは禁物。ちなみにその時妻はインスタで妊婦が絶叫する動画を漁り、こえーとかいって鬱になっていた。誇張抜きに、100人居たら100通りの出産体験がある。肝に銘じよう。

妊娠中は母体メンタル不安定になるケースも多いらしいので、とりあえず全力フォローだ。妻を救えるのはお前しか居ない。

自分はというと、特段変わらず普段どおり過ごしていたように思う。今となっては記憶は朧げだけど。妻は一時つわりがしんどそうだったものの、その期間を除けば概ね普段どおり。予定日の3ヶ月前くらいまでは働いていたような気がするし、もともとお互い飲み歩いたりする性分でも無い。

早めに仕事の終わった妻は、歩いて近所のスーパーへ買い物へ行き、カフェで甘いものを食べるのをささやかな楽しみにしていた覚えがある。帰って一緒に料理を使って、一緒に食べて、ベッドで寝ながら映画を見て眠る日々がとても幸福だったことを覚えている。

自治体サービス

すごい手厚い。母子手帳妊婦検査健診補助券、出産一時金、小児医療助成児童手当、その他報奨金・補助金。色々あるぞ。すごいぞ。絶対活用するんだ。申請は全部お前がやれよな。妊婦の手を煩わせるな。

出産

妻は無痛分娩を望んだが、近所に対応している病院が少なくやむを得ず普通分娩に。ちなみにいわゆる無痛(麻酔)が良いなら、妊娠発覚時点で即座に実施しているすべての病院ローラーして予約すべし。首都圏競争激しいし、地方地方そもそも対応している病院が少ない(産婦人科医だけでなく麻酔医が必要らしい)ので結局激戦だ。その際夫が電話しても妊婦から直接電話くださいとかクソみたいな仕様があったりもするが、めげずに電話をかけまくるんだ。無痛分娩にも、自然陣痛を待ってから麻酔をする場合と、あらかじめ出産日を決めて強制的に産ませる計画分娩がある。詳しくは調べてくれ。ちなみに自然陣痛を待つ場合陣痛の進捗が遅れると余計に課金されるクソみたいなシステムもあったりするので把握しておこう。妻じゃなくてお前がだ。

余談が過ぎた。で、結局普通分娩を渋々選択した妻は予定日を2週間過ぎたあたりで強制的入院となった。陣痛が来なくて予定日を超過すると、胎盤のパワーが劣化して胎児危険が及ぶらしい。なので薬剤を投与して強制的陣痛を促す。ただ、陣痛が起こるだけでは赤子は生まれない。なぜなら陣痛の進捗と並行して子宮口を開く必要があるからだ。子宮口が開いていないと陣痛を起こしたところで赤子は出ずにケツが裂ける。妻の場合子宮を柔らかくする錠剤を飲んで経過観察、効果が思わしくないのでバルーンという風船的なもの子宮口に挿入して強制的に拡げること一晩(ちなみにこれが痛みを伴うという人も居る)。ようやく子宮口が開き始めたので翌朝に漸く陣痛促進剤の点滴を開始。このタイミングで自宅に待機して無限ゼルダをやっていた自分召喚。立ち合いのもと出産に臨むことに。

で、結論から言うと、立ち会いの経験については特に書けることはない。というのも促進剤を打ってから3時間というスピード出産であっという間に超絶安産に終わってしまたからだ。勇んでテニスボールを持参し全力サポートする構えでいたが、ぶっちゃけ出産立ち会い時に夫にできることは無い。自分のやったことと言えば、陣痛の波に合わせてテニスボールを全力で妻のケツに押し当てて効果がないと文句を言われる。痛みで妻が暴れるのでベッドの手すりにクッションを置く。分娩室に移動する際に使い捨て割烹着みたいなエプロンを逆に着て看護師失笑さらう。妻の口元に水分補給用のペットボトルを持っていくがストローが無いので役に立たない。そうだ、ストローは持っていけ。

なので、ただただ自分の無力を悟る一瞬の3時間だったが、人によっては24時間以上かかることもザラなので、とにかくそばにいること、無力感に苛まれながらも全力で妻を支える気持ち、あと絶対に寝ないことが大切なのだと思う。知らんけど。

産後

妻は4泊くらい入院して母子共に問題がなければ自宅に帰される。その間に妻は体を療養しつつ、満身創痍の体で看護師から母乳とか沐浴など一通りの訓練を受ける。自分場合は運良く個室に空きがあり、夫も泊まって良いとのことだった(無論育児指導も一緒に受けた)ので、妻と同時にスタートをきれた。あと妻はミルク育児(いわゆる完ミ)を希望しており、看護師に渋い顔をされながらも鋼の意志出産したその日のうちに乳を止める薬を飲み、初乳をあげることもしなかった。自分としてはなんだかなあと思いつつ(本音を言えば乳をあげる妻の姿を見たかった)も、即ち育児を全て自分ができることになるので、妻は自分の療養に専念できることを思えば悪くない。実際に退院後は大部分の育児自分が行い、今もそれは変わらない。

育休

自分は超絶ホワイト企業に勤めていたので、妻の出産予定日以降は会社休み、妻の出産後に即1年間の育休を取得した。初産だったこと、会社の融通が効いたこと、両親のサポートが得られない事情から、互いのリソースを全て来たる赤子に全力を注ぐ体制で望み、結果として夫婦不和などもなく、1年をクリアすることができた。他所死ぬほど書かれているかと思うが、とにかく夫は仕事を休め。育休を取得しろ。育休は権利。育休制度もいくつか選択肢があり、ややこしかったりするので(会社の人事も制度を全て把握しているわけではない)事前に調べて取れる選択は全て検討すべし。

新生児

新生児ほとんど寝ている。3時間ごとにミルクを飲んで寝る。泣く。うんこをする。おむつを変える。ミルクを飲む。寝る。泣く。風呂に入れる。ミルクを飲む。寝る。というルーティーン自分場合特に時間の分担は決めていなかった。新生児もそうだが、それ以上に妻の回復が最優先ということで可能な限り自分が行っていた。といっても妻は元気そのもので、退院翌日にケツから血を流しながら自動車運転美容室に髪を切りに行ってた。本当はブリーチたかったけど産後は禿げるから美容師拒否されたらしい。ハゲてもいいのでやってくださいって言ったらしいけど無理だったって。当たり前だろ。

いや、止めたよ。全力で。絶対に行くなって。行ったら死ぬって。安産だったけど無理矢理いきんで出したか出血がひどく股が裂けて何針も縫ったって。けど狂人には何を言っても無駄だった。結局傷が開いて痛えとか言っていたけど。出血産後1ヶ月くらいは続き、妻の産後に最も辛かったことを聞いたら退院後1週間溜めた特大のうんこをひり出したことだってさ。妻が超人でよかった。

通常は母体が元に戻るまで半年とか1年かかる場合もザラにあるらしいのでとにかく母体を気遣えと。産後骨盤がゆるゆるらしいので、歩行もなるべく避けた方が良いのだとか。

完全母乳場合、この時期に病む母は多いと聞く。なにせ満身創痍で初めての3時間おきにミルクをあげるぐにゃぐにゃの今にも死にそうな謎の生命体の世話を強要されるのだから。乳も初めは出ない。乳を出すのにも訓練がいる。いまだに母乳信仰は根強いが、躊躇なくミルクを使え。ミルクなら父でもあげられる。そしてとにかく母体を守れ。子より母だ。頼れるなら両親でも親戚でも友人でもなんでも使え。産後母体負担を減らすことに全力だ。ここさえ乗り切れさえすれば、妻に以後何十年も三行半を突きつけられることは無かろう。え?そんなの無理だって馬鹿野郎。このご時世に1ヶ月すら休めない会社なんて辞めちまえ。

その後

赤子はすくすく成長するが、基本的ルーティーンはさほど変わらない。子育てをする上で気づいたことは、子育ての適性の有無が難易度を大きく左右するということ。例えば子ども泣く→おむつを変える→ダメミルクを飲ませる→ダメ→寝かしてみる→ダメ→あやす→気晴らしに外に連れていく→ダメ→車に乗せる→ダメ風呂に入れてみる→ダメ放置する→以下ループみたいな事態が発生するが、この辺りの試行錯誤を労せず淡々とこなせる人間がいると極端に難易度が下がる。昆虫少年で何かと生き物の世話が得意だった諸君、君たちは有望だ。夫に育児を望む女性は、交際相手に幼少期にペットの世話をしていたかどうか聞いてみるといい。

ちなみに参考にはならないが我が子は生後1ヶ月で毎日6〜8時間まとまって夜に寝ていた。妻もエリートなら赤子もエリートだ。新生児期を除けば、産前よりもよっぽど我々は寝ていた。一応、申し訳程度に自然光のサイクルに任せて日没後は間接照明で過ごすとか、ベビーベッドで1人で寝かすなどの試みはしていたが、実際のところこれは赤子そのもの個性に寄るところが大きいと思う。寝ないやつはマジで寝ないらしい。3ヶ月目には暗い部屋でベビーベッドに放置すると1人で寝るようになり、寝かしつけが要らなくなった。6ヶ月目には1人でミルクを飲むようになった。夕方、眠そうなタイミングを見計らって風呂に入れ、服着せたらミルク渡してベビーベッドに転がしとくとほとんど朝まで寝てる。

これまで散々煽っておきながら、自分はいまだに育児に困難を覚えたことが無い。妻はというと、赤子の鳴き声が黒板をキーキーされる程度にイラつくらしいので、赤子が泣き止まない頃はよくキレていた。適性大事。あと赤子の性質。その意味SSR引いた自分に言えることは何も無い。まあ、必要以上に不安を煽る記事も多いので、育児余裕だったという例もあるということで。

離乳食

最初から変に気合い入れて手の込んだ料理を作ろうとするんじゃないぞ。いいか大切なことを言うぞ。

離乳食は「食事」ではなく「食べる練習」だ。肝に銘じろ。6,7ヶ月くらいから始めるのが一般的だと思うが初めはろくに食べられない。食えたところでどのみちろくに消化できない。消化器官や腸内環境だったりが未熟だから大人のように消化吸収できるわけではないんだ。ならばなぜ食べさせるのか。そう、食べる練習だ。大切なのは、柔らかさと粒度、そして粘度だ。それが備わってさえいればゴムでも紙でもなんだっていい。味なんてどうせ初めはわからん

お前が食っている時なんて何も意識していないだろうが、初めての人間にとってはどうやら複雑な作業らしい。まず食材を舌に乗せる、そして舌で喉に送る、そして飲み込む。この三段活用にそれなりに反復作業必要なのが赤子という存在だ。だが安心しろ、誰もが初めからできたわけじゃない。お前だってそうやって練習してきたんだ。いずれできるようになる。まず赤子を観察しろ。どこのプロセスで詰まっているかを想定してトライアンドエラーを繰り返す。もう一度言う。柔らかさ、粒度、そして粘度だ。毎回少しずつ変えて、こどもの様子を観察しろ。それをひたすら続けるんだ。食材や味にこだわるのは、まず赤子が固形物を難なく飲み込めるようになってからで遅くない。

これまでエリート面してきた我が子もそれなりに苦戦したくらいだから離乳食で苦労する親は多いと思う。結局いまひとつうまくいかずに自治体相談したら、やたら癖の強いスパルタなオバはんが出てきて事細かに教えてくれた。困ったとき自治体を頼れ。

保育園

これ、実は妊娠発覚時点から活動(いわゆる保活)を進めるべき案件。マジだよ。保育園は神。えー、3歳まではやっぱり自宅でみたいなあとか悠長なことほざいてるお前。お前だよ。今すぐ自治体webサイトを漁って保育園を探せ。そして見学に行け。産後戦争から余裕のある今のうちにやっとくんだ。絶対だぞ。ちなみによほど田舎でなければ、基本的には共働き+両親が同居ないし近隣に住んでいないことが公立保育園利用の最低条件となる。競争率の高い自治体によってはそれでも収入が高かったりすると平気で落としてくる。出産時期によっては最も入園確率の高い0歳児の4月入園できないケースもある(つまり10月くらいには産まれてないといきなり苦戦を強いられることになる)が、毎月自治体が欠員を公開しているので、めげずにトライだ。もしどちらかが育休中や無職場合ダメ元でも就職活動中として無理矢理にでも入園できる可能性を追うべきだ(その場合入園後3ヶ月以内に就職することが条件)。入園希望は第10希望くらいまで書けるだけとりあえず書け。

ちなみに公立保育園情報はまともな自治体なら事細かに情報を公開している。23区内なら、例えば片方働いて20点、両方なら40点、その他の加点や減点要素、この保育園に入るなら最低41点は必要ですよ、みたいな情報を親切に公開してくれていたりもする。が、とにかく資料が難解で理解するのには訓練が必要だ。法律の条文や自治体の公開している公募要領だったりを難なく読めるスキルがあればそんなに苦労はしないと思うが、常人には難しい。理解させる気さえないと感じる。逆に、多くの人がろくに読解していないとしたら希望はそこにある。高学歴増田諸君であれば多少の苦行を受け入れさえすれば難なくこなせる範囲だろう。

保育園復職するのにはもちろんのこと、こどもの遊び相手だったり退屈しのぎだったり新しいことを覚えてくることだったり良い点は書ききれないほどあるが、自分が一番助かったと感じるのは食事だ。0歳児入園場合食事も当然こども用に作る必要があるのだけど、これをおやつも含めて1.5食分、しかも豪華で自宅ではとても作れないクオリティで出してくれるのが保育園。これには本当に助かってる。真っ当な大人がこどもの面倒見ながら自分の他にこどもの食事を2食ないし3食作って仕事してとかどう考えても無理だから復職たかったら全力で保育園に入れろ。いやむしろ保育園に入れるために復職ないし就職しろ

我が家は無事10ヶ月で保育園入園をキメ、妻は就職し、超絶ホワイト企業に勤める自分はフルリモートで働き、食事を作り、保育園の送り迎えをする菩薩のような父業をしている。無論、妻の方が圧倒的に収入は高い。

大丈夫保育園に通わせても十分こどもと遊ぶ時間は作れるから。どうせ入園して半年くらいは毎週のように病気もらっていくらでも病院連れてってあげられるし自宅療養できるから安心して保活に全力ベットしてくれたまえ。

1歳

だいぶ人間になってきた。人によっては歩くし、意味のある言葉も発するし、芸もいくつか覚えるし、意思疎通もできたりする。喜怒哀楽がはっきりある毎日楽しそうに暮らしてる。当たり前だけどみんな個性バリバリ。いいぞこどもは。おもろいぞ。

これまでこれといった危機も苦労もなくやってきたけど、この先も色々困難はあるだろう。これからが本当の地獄だ...って多分先輩諸兄は誰もが言うだろう。そしたらその先をぜひ増田に書いてくれよ。みんないろんな体験談を読みたいんだ。

長くなったが以上だ。参考にならないって?冒頭に書いた通りだ。妊娠出産もこどもも妻も夫も十人十色。あー、本当に育児体験てなんてのは全く参考にならないね。みんな頑張れ。そして楽しんで。妻(夫)を大切にな!

2024-08-28

anond:20240828002410

機械

夫との関係に「離婚」という選択肢が浮かび始めたのは2年前、長女が18歳になった頃からだ。

大学生になってから、気の強いはずの長女が泣いて帰ってくることが度々あった。学校アルバイト先で、人の輪にうまく溶け込めず悩み続けていた。彼女は傷つきやす子供の心を抱えたまま、大人になろうともがく渦の中にいた。

娘はぼろぼろと泣きながら、何時間もかけて胸の内を私に語り続けてくれた。私はひたすらうなずき、一緒に涙しながらその話を聞いていることしかできなかった。

「……もし、どうしても解決しないようだったら、私からお父さんに相談してみようか?」と、私は尋ねる。

「ううん。それはいい」と娘は、生理的嫌悪感をふくんだ表情で、はっきりと言う。

「……お父さんはどうせ、何もわかってくれないから。絶対に、言わないで」

私はその返事に戸惑ったような表情をしながら、どこかで娘の言葉に、正鵠を得たような爽快感を感じてもいた。

夫への、積み重なり続けた違和感に耐えられなくなってきたのは、いつからだろう?

20年前、長女を身籠ったタイミングで私は退職し、それから専業主婦として家庭のことだけに集中させてもらっていた。

夫は必死に、私と3人の子供を抱えても不自由がないほどに稼いできてくれた。会社までかなり遠いこの場所にも引っ越してきたのも、子供たちのことを考えての決断だった。毎日通勤都心暮らしていた時と比にならないほどの負担だったろうけれど、彼はいちども愚痴を吐かなかった。

毎週ではないけれど、彼に余裕があるとき子供たちを連れて遊びに行っていってもくれた。私に負担がかかりすぎないようにと、積極的家事も手伝ってくれていた。

体力的にしんどい日々が続いていたけれど、彼は父であるということに真剣に向き合ってくれていた。客観的に見ても彼は、完璧な夫だった。

それなのに。私は、子どもたちが巣立った老後を、夫と一緒に暮らしていくイメージが全く持てなかった。

いつからだろう。「本当は夫は、私なんて見ていないのではないか」と思うようになったのは。

彼の何気ない言葉に、ATM流れる自動音声のような、わずかな不気味さを覚えるようになったのは。

彼は、決して弱音を吐かなかった。どんな逆境でも、家族のために感情を排し、立ちはだかる問題解決し続けてきてくれた。

まだ籍を入れる前の、学生時代のこと。私の親族金銭トラブルが発覚し、その影響が私にまで降りかかりそうな事件が起こったことがあった。

私はあまりに複雑な状況にパニックになり、すすり泣くことしかできなかった。そんなときでも彼は、私をまっすぐに見つめながら、力強く励ましてくれた。

大丈夫。僕が君を、絶対に守るから

彼はそう言って、学生カバンからルーズリーフボールペンを取り出して、私に示した。

「ここに、関係する人たちを図にして書いてほしいんだ。分かる範囲で、大丈夫から

私は震える手で彼に言われるまま状況の相関図と経緯を書いた。彼はその紙を手に、役所法律専門家を探すために奔走してくれ、数週間後にはすっかり問題解決する筋道を示してくれたのだった。

私はその時、「この人となら、家庭を持てる」と確信を覚えた。私がどうやっても手に入れられない「強さ」を、彼は持っている。

その直感は正しかった。この20年、子どもたちを生み育てるパートナーとして、彼以上に私にふさわしい人はいないと断言できる。

──それなのに、私の心は、彼に対する冷酷な感情を押さえつけることができなくなっていた。

籍を入れてから月日が立ち、夫の役職が上がるにつれ、彼の仕事責任は増えていった。理不尽理不尽狭間に立たされ、膿んだ傷口を埋める脱脂綿のような仕事ばかりが増えていった。

ある時、いちばん仲の良かった同期が社内である問題を起こし、夫が同僚に解雇勧告をしなければならないことがあった。

彼は悩みながらも、それをやり遂げた。その日の夜、彼は珍しく強いお酒を飲みながら「あいつには、障害を持った子供がいたんだ」と私に言った。

馬鹿なこと、させやがって」と、夫は言った。それは誰に向けられた言葉なのか私には──たぶん夫にも、わからなかったと思う。

そうして徐々に、彼は学生時代よりはるかに「強く」なっていった。夫の決断によって何十人、何百人もの人生が大きく変わり、その規模は日を追うごとに、どんどん大きくなっていった。

実際には、夫はなにひとつ決断しておらず、ただ上から降りてきた決定を実行していただけに過ぎなかった。けれど夫は職務上、それが自分意思決定であるように振る舞う必要があった。彼自身も、そう思い込むように意識的に努めていた。

それはきっと、彼の心を守るための自己洗脳でもあったのだ。ひとりひとりの人生に誠実に心を痛めていたら、数日で精神が砕けていただろうから

夫は出勤前にいつも、鏡の前で目を閉じ、ぐっと唇を噛んで何かを考えていた。鏡越しにみえるその表情は、映画西部劇に出てくる、灼けたフォークで傷口を塞いで止血するガンマンを思い起こさせた。

彼はそうして、あらゆることを数字に置き換え、複雑な世界解決可能課題に分解し、それ以外のものは一切、存在すべきでないものだと考えるようになっていった。次第に、私達に対しても社員に対してと同じように振る舞うことが増えていった。私たちとの会話の枝葉を嫌って、最小の言葉で端的な結論だけを話すように求めた。迷いや矛盾を指摘し、論理的かつ客観的物言いをするよう子どもたちに強い言葉指導し続けた。

「彼は、こんな人だったのだろうか?」と、考える夜が、どんどんと増えていった。

言葉にならない違和感自分の中で膨らんでいき──「離婚」の二文字に、救いを感じるようになっていった。

──そんな、ある夜。娘が20歳になり、私と夫はこれまでの日々を振り返るような会話をしていた。

夫は満足そうな表情で、「ようやく、『育て上げた』って感じがするなあ」と、しみじみと呟いた。

その言葉に私は、歯の神経に氷を当てられたような嫌悪感を覚えた。

育て上げた?

気づけば私は、数十年の積もり積もった違和感に耐えられなくなり、ダム崩壊したように彼に反論をしていた。

「……正直、あなたと『子供を育てた』という感覚はないの。まるで自分が育てたような気持ちになられるのさえ、不愉快

私は、私の中にある違和感必死言葉にしようとした。私は言葉が下手だけれど、夫と対話するなら、一日でも早いほうがいい。衝突を先送りにしていくうち私の心が限界を迎え、「離婚」の選択肢を選ばざるを得なくなるより、ずっとましだと思えた。

私は必死に、思いつくまま言葉感情を彼にぶつけた。

妊娠中に体調が優れなかったのに彼が飲み会に行ったとき、私は井戸の底に放り込まれたみたいに寂しかった。

夜鳴きがひどかったのにあなたは、いつものように眠り続け、起こしてはいけないという気持ちと、押し付けられているという理不尽さの中で、湧き上がる自己矛盾葛藤で心が壊れそうだった。
3人の子供がそれぞれ別のことで泣き喚いていた時にテレビを見ているあなたに、くだらない育児はお前の仕事であって俺の仕事ではない、という無言の圧力を感じ、絶望を覚えた。

私は彼に謝ってほしかったわけでは無い。ただ、ほんの少しでいいから彼に、私の感情想像してほしかった。彼が仕事で、どれだけ過酷世界を生き延びてきたのか、私には本当にはわからない。だけど私は、彼の心の痛みを想像することは決して手放さなかった。だからこそ、何があっても彼と生きていこうと思えた。ただ私は、私が子どもたちに対して20年間そうし続けてきたように、「大変だったんだね」と、私の感情に触れてほしかった。

これまでの私達は間違いなく、背中合わせで敵と戦いつづけてくる最高のパートナーだった。

けれど、これから人生に、大きな敵はもういない。それなのに彼は、私に背中を向け続けたまま、私でなく敵を探し続けている。彼と一緒に次の人生を生きていきたいからこそ、そんな彼に、本気で変わってほしいと思った。

夫は取り乱すように話す私に、かなり強く動揺しているようだった。

リビングは気まずい沈黙でいっぱいだったけれど、私は、彼の心がすこしでも動いたことに、僅かな希望の光を感じながら、眠りについた。

──数日後。

夫が、「この前の、ことだけど」と私に話しかけてくれた。

「実はあの日のことが、すごく衝撃で。それで──ある人たちに、相談してみたんだ。君への賛同意見、僕への批判意見。いろいろと本音で言って貰って、考えさせられたよ」

「そう……だったの……」

「僕のあの日言葉は、君に誤解を与えてしま表現だった。ごめんよ。……これからもっと君と、本音で話し合っていきたいと、そう思ったんだ」

「!……そんな……」


私は夫のその言葉にとても驚き、喜びの感情が溢れてきた。彼はこれまで、他人相談なんて絶対にしなかった。きっと彼は、私とのこれから人生真剣に向き合って、変わってくれようとしているのだ。そう感じ、涙が出そうなくらいに嬉しかった。

次の言葉を待つ私に、彼は言った。

そもそも、君の中では育児の実働だけが育児範囲であり、その裏の予算調達プロジェクトとは独立した業務だと捉えていたんだね」

「……え?」

私は、彼が何を言っているのか、全く理解できなかった。

「その点ついては、僕の言葉が正確ではなかったかもしれない。とはいえ育児の成果を君だけのものだと捉えるのは、違うと感じもしたよ」

彼は、そう言って立ち上がり、冷蔵庫麦茶を取りに私に背を向けた。


「率直に行って、君の発言支離滅裂で、意味を成していないかった。それでも多くの同意が集まるのに、素直に驚いた。──多分もう二度と相談することはないけど、いい体験だったよ」

彼の背中が私には、人間を真似る機械のように見えた。

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