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はてなキーワード: キャッチーとは

2021-07-03

anond:20210703165258

案外いいんじゃないのこれ。

新宿さぼてんで一緒にトンカツ食べられる方』

って言うのキャッチーだし。

最初から結婚結婚!」よりも

「とりあえず一緒にトンカツでも食わん?」

くらいの距離感はかなりアリアリだと思うわ。

anond:20210703143658

ぶっちゃけ炊き出し」という言葉上下関係や施しをイメージされてムッとした人が多かったせいだろ

キャッチーフレーズってのは訴求効果が強い

2021-06-27

水道民営化

自治体水道局会計コンサルやったことある立場だけど「民営化」って言葉に釣られすぎだと思う。ここに囚われると本質見誤るよ。

単にコンセッション方式が導入されるだけ。

自分実家とかさ、爺さん婆さんが住んでる自治体水道会計(もしくは簡易水道特別会計)の決算書予算書)見てみなよ。

そこの導水費・配水費ってあたりにデケエ委託料積んであったら、もうすでに民間に任せてあるってことだ。

正直、小さい自治体は自前で技術者(ほぼ定年間近)を確保できないので、ほぼほぼ民間委託してるのが現状だよ。(お前らが常々田舎はクソだとか言ってるけどそのとおりで人が来ねえんだよ)

※「民間委託民営化は違う」とか言いたいんだろうけどそもそも民営化じゃねーから

コンセッション方式の導入は、この委託のやり方のバリエーションが増えるだけの話。

外資ガーとかテキトーなこと吐いてる奴は、厚労省審議会資料一回でも見てから言ってくれよ。(100字で頭良く見られたいんだろ? 脊髄反射のお前らに言うけど、一次ソースにあたった発言した方が頭良く見えるんだぞ)

水道事業会計って独立採算が基本だから水道管の更新アセットマネジメント検索してみて)を考えたら、俺の目から見ても人口少ない自治体水道維持するの結構厳しくなるよ。(後年の住民に膨大な借金残せば可能だけどな)

広域カバーしてくれる資本力のある民間委託するのもベター手法の一つだと俺は思うけどね。

戦争法」とか「共謀罪法」とかさ、共産党なのか立憲民主党なのかメディアが主導してるのか知らないけど、もうそういう政局に持ち込むための手法やめた方よくない? 「水道民営化」って言えばキャッチーなのかもしれないが中身全然嘘だもん。

水道民営化」でリアルタイム検索してもさ、そういう手法に煽られた頓珍漢なツイートばっか出てくるじゃん。ブコメもそうだけどさ。働いたことなさそうな奴の考えた「〜べき論」とか聞いてらんないんだよ。

現実問題、もう地方水道やばいよ。わかってない奴が反政府思想に煽られてギャーギャー言って、お前の爺さん婆さんの自治体水道の維持が困難になるかもしれないってのは一度考えてみたらいい。いや、現実的なシナリオとしては最低限の予算クオリティで維持されることになるだろうな。そしてそれが原因で大きな事故が起きた時に、お前らは「やっぱ田舎はクソだな」とか当事者性の無いこと言ってコタツ鼻くそほじってるんだろうよ。

芯食ってる批判があれば追記するかも

2021-06-21

ウマ娘の後にソシャゲアニメ不毛地帯になってしまった

https://anond.hatelabo.jp/20210621121141

私の中でシャドーハウスとなんとか乱が最高という時点で今期はマジでしかったね……

ウマ娘2期リアルタイムで見てた時は「いうほど面白いか?」って思ってたし

今でもそこまで高くは評価してないんだけれど

なんだかんだクッソわかりやすくてキャッチー王道だったなと。

なんというか、俺のように特にアニメ思い入れがない人間にとってはちょうどいいのがウマ娘だったんだと思ったわ。

今期アニメ、「頭使わなくていい奴はレベルが低すぎて、そうでないやつはいちいち頭使わないと見れないのでしんどい」という塩梅でちょうどいいものがなかった。

傑作よりも自分にとってちょうどいいものが観たい。もうオタクとしては死んだのかもしれないけれどそんな気がする

2021-06-18

YOASOBIはアンコールを聞け

夜に駆けるばかりがかかりすぎているけど、YOASOBIの良さが最も詰まっているのはアンコールという曲だ。

音楽ちゃんと習ったことはないけが、これは断言してもよい。

YOASOBIの真骨頂ミニマルミュージックにある。

ミニマルミュージック定義自体曖昧な部分もあるが、基本的にはある特定の短いメロディリズムを周期的に繰り返し、それが少しずつ変化していく様子を楽しむという音楽ジャンルだ。

さて、ここでミニマルミュージック代表的一曲を紹介したい。

それがThe wind forestである

となりのトトロ「風の通り道」と言ったほうがぴんと来る人は多いだろう。

久石譲代表的な曲の一つであり、そして久石譲こそ、ミニマルニュージックの第一人者でもある。

このThe wind forestミニマルミュージックだと考えている人は実はそれほど多くない。

その理由は単純で、ミニマルミュージックしからぬドラマティックな展開と、サビのゴージャスさがこの曲にはあるからだ。

しかし、そうした演出面を削ぎ落とすと、この曲自体は実にシンプルメロディライン構成されていることがわかる。

その点だけに焦点を当てればこの曲は間違いなくミニマルミュージックであり、しかし、その定義に縛られないくらいに万人の心に響く曲として完成したのがこのThe wind forestである

まり久石譲ミニマルミュージックを突き詰めた末にたどり着いた一つの最終形がこの曲だと言えるのだ。

ミニマルミュージック面白さは、繰り返しと裏切りにある。

人間という生き物は何事に対してもパターンを見出そうとする習性がある。

その習性を逆手に取って、ほんの少し裏切ることで、人はそこに意外性という面白さを見出すようになる。

ミニマルミュージックは、まさにその意外性をひたすらに楽しむ音楽だと言える。

ではなぜYOASOBIの楽曲ミニマルミュージックで、YOASOBIの楽曲ミニマルミュージックとして完成度が高いのかを説明したい。

平たく言うと、昨今の一般的アーティストは曲の幅をもたせようとしたとき、あれでもなくこれでもなくとにかく詰め込もうとする。

展開を激しくしてその落差が才能であるかのような見せかけをしようとする。

聞いている側の人間は、そんな発想はなかった!と、それを才能だと勘違いする。

当然だ。自分を含め、音楽を聞くことはしても作ることをしない人間が大半だ。

料理と一緒で作る側の想像ができないから、思いもしないものが出てきただけで簡単に優れたものだと勘違いしてしまう。

音楽もそんな安っぽい市場で出来上がっている。

YOASOBIの楽曲は、まずサビがある。

そしてそのサビがその曲を作り上げる上での最もミニマル構成要素となっている。

それに対し、いわゆるAメロBメロは、そのサビを想定より少しずれた方向に展開させ、今度はそのメロディ同士がミニマル構成している。

まり一曲に、サビ、AメロBメロという3パターンミニマルミュージックが詰め込まれていて、それらを組み合わせて1つの楽曲として構成されているのだ。(それらをつなぐためのメロディ存在しているが、それらは基本的にどこかのメロディの転調である。)

それらを激しくドラマティックに展開させるわけではなく、ほんの少しずつ、期待通りから少しだけ外れるけどでも決して心地悪くならないように、とても細かく繊細に意外性が散りばめられることで作り上げられている。

そして、そうした楽曲に対して、ボーカルの幾田りらの歌声絶妙マッチしている。

彼女の声を単調と表現するのは乱暴だ。

歌がうまい=パワフルな歌唱力と考えられがちだが、彼女凄さはその歌声の安定感にある。

ある意味では機械的と捉えられるかもしれないが、決して単調なわけではない。

安定感の上に少しのゆらぎとうっかり見落としてしまいかねないような表現力が含まれている。

これを表現力に乏しいというには浅はかで、決して押し付けことなく、同じような繰り返しと思わせながらも毎回新しい発見をもたらせてくれるような実に繊細で表現力にあふれる歌声だと言える。

同じような繰り返しに見えて、ちょっとした変化や意外性に富んでいる。

そう。つまり彼女歌声のものミニマルミュージックのものでもあるのだ。

アンコール」を聞き終えた方は、次に「優しい彗星」を聞いてほしい。

夜に駆けるに比べれば展開もつまらない、メジャーでは受けないような曲かもしれないが、この曲をミニマルミュージックとして聞くと評価が変わってくる。

どこぞの評論家がYOASOBIの楽曲を安っぽいと表現していたように記憶しているが、クラッシックオーケストラが至高だとでも思っているのではないだろうか。

寿司屋に入ってフレンチのフルコースが至高だと言われても、だからどうしたとしか返答のしようがない。

恥ずかしいのはお前だ。

さて、この2曲を聞けば、YOASOBIのサウンドミニマルミュージックによって構成されているという仮説を理解してもらえるはずだ。

そうしたら最後に聞いてほしいのはこの曲だ。

ハルカ

最初からメロディがいきなり転調する様子は、まさにミニマルミュージックのそれだ。

そしてこの曲は、サビに入るときに再び大きく転調し、サビ終わりに再び、しかも幾度なく転調していく。

最近流行りの、ただの意外性を求めるだけのこびた転調ではない。

曲の最初にかかった1フレーズメロディがすべてのベースになっていて、ミニマルミュージック本来の気づかれないようなそれでいて意外性のある変化をすっとばして、変化し終わった形をいきなり見せてくるような転調なのだ

曲全体を聞き終わったとき、それが連続性のある転調と気づく。いや、気づかないでも一つの曲として心地悪くなく楽しむことができる。

そしてそれを一つの楽曲として破綻させることなく結びつけているのが幾田りらの絶対的安定感のあるヴォーカルなのだ

申し訳ないけど、YOASOBIはずっと食べず嫌いだった。

キャッチーメロディと、悪いけど面白みのない歌声になかなか食指が伸びなかった。

そんな中、夜に駆けるブームが終わった頃、埋もれていた楽曲が耳に届くようになって考えを改めた。

そして聞いているうちに、ミニマルミュージックの新解釈であるという仮説を立ててからは、俄然聞くことが楽しくなった。

誰の邪魔をするでもないようなかかりかたをしているのに、一度意識が向けばその構成面白さに引き込まれていく。

そんな不思議な魅力に気づいてしまった。今日ヘビロテが止まらない。

残念ながらこの曲調が売れる曲調ではないことだけははっきりとしている。

しかしながら、彼らの才能が詰まったこれらの曲に少しでもスポットが当たることで、彼らの才能がもみ消されてしまわないことを祈るばかりだ。

まずはアンコールを聞いてくれ。

それが面白いと思えたら優しい彗星を聞いてくれ。

その上でハルカを聞いたら、彼らの才能がどれほどのものかわかってもらえるはずだ。

才能が詰まっているのはアンコールだが、ハルカではその才能が爆発しているのだ。

ドラマティックでゴージャスな楽曲ばかりが名曲なわけではない。

現代ジムノペティといえるような彼らのミリマリズムを感じ取ってほしい。

2021-06-15

ジャイアンの倒し方(あるいはPR会社としての出木杉くん)

日々のつらさに耐えかねたのび太は、出木杉くんに相談を持ちかけた。出木杉くんはその協力要請こころよく承諾し、のび太にこう助言した。

ジャイアンを倒したければ、学校を動かさなければならない」

剛田武くんは少し乱暴な子として職員室のあいだでも有名であった。しかし、公立小学校には様々な問題を抱えたクラスや複雑な家庭事情を持った生徒が数多く在籍しているため、教員たちは剛田武くんの言動にいちいち構っている暇はなかった。

いじめ慣れしている剛田武くんはひとの目に付かない暴力強奪がうまく、クラスで大きな問題になることはこれまで一度もなかった。それは彼のいじめっ子としてのセンスのよさであり、また「剛田武は少し乱暴な生徒」というレッテルによって彼の乱暴性を個性として許されてきたところがあった。

のび太くんの声なき声を出木杉くんが拾い上げたのは、彼の中にある揺るぎない正義感に加えて、政治的意味で次第に声が大きくなっていく剛田武くんに対して個人的に嫌気が差し始めていたからだった。のび太くんはそのことも承知の上で、助かるならなんでもいいという気持ちであった。

「でも、どうすればジャイアンに勝てるんだろうか」と弱気になるのび太に対して、出木杉くんはエリートらしい得意げな笑みを浮かべながら、もうひとつ踏み込んだ助言をした。

ジャイアンに勝ちたければ学校を動かすしかない。学校を動かしたければ、世論を動かすのが有効だ。そして世論を動かしたければ、メディアを動かすんだ」

出木杉くんはあくまでもクラス内戦に過ぎないこの紛争を、"学校ごと"に格上げさせる方針を示した。

まず出木杉くんは友人である朝日くんに情報提供を行った。朝日くんは学校新聞編集長で、学校新聞編集室の中でもっと発言力を持っていた。

出木杉くんはこれまでの剛田武くんによる悪行をまとめた資料(以下、デキス資料と呼ぶ)を朝日くんに手渡した。朝日くんはデキス資料に目を通しながら、出木杉くんに対してこう言った。

「確かに剛田武くんの行いは非人道的かもしれない。だけど、これくらいのことはどこのクラスにもよくあることだよ。それに、大きな声では言えないけど剛田武くんを敵に回すことは我々にとっても得策じゃない。我々学校新聞報道することに意義を感じないね

出木杉くんはその反応が返ってくることをわかっていたかのようにうんうんと頷く。

「確かに朝日くんの言う通りだ。5年2組のちょっとした暴力なんて、学校にしてみれば裏庭で起きている猫の諍いみたいなものだろうね」

「じゃあどうして持ちかけたのさ、出木杉くんらしくないぜ?」

出木杉くんはその言葉には応えず、にっこりと爽やかに微笑みながら席を立った。

「とにかく、これからも連絡はするよ。記事にしたくなったらいつでも言ってくれ」

のび太くんはこれまで殴られた回数や奪われたおもちゃの数を数えて、デキス資料をより具体的な数字で補強していた。それはもちろん出木杉くんの指示であったが、出木杉くんはそんな数字よりももっとセンセーションもの必要性を感じていた。

出木杉くんはデキス資料改訂版を何度か朝日くんに送っていたが、この日はたった一文だけを載せて送った。

「来週の朝礼で、野比のび太氏が剛田武氏に宣戦布告します。」

毎週月曜に体育館で行われる朝礼では、校長先生あいさつと各委員会からの報告が行われる。出木杉くんはのび太所属する美化委員からの報告時間を巧みにハッキングすることで、のび太宣戦布告を告げる機会を与える作戦に出た。

校長先生定型的なあいさつが終わり、学級委員から順に今月の報告が行われる。美化委員会の順番は最後であることは出木杉くんにとって都合がよかった。続いては美化委員会からのお知らせです、という進行役の声を合図にして、のび太くんが全校生徒の前に立った。

のび太は美化委員として、校舎前の花壇が何者かに破壊されていたことを報告した。本来であれば報告はここで終わりだが、のび太は続ける。5年2組の剛田武くんが教室備品勝手に持ち出したり、箒とちりとりを剣と盾に見立てて遊び、すぐに掃除用具を壊してしまうことを報告した。そして、剣のように振りかざされた箒によって、自分の肩や腹に青あざができていることを、お気に入り黄色カットソーをめくって見せた。体育館内がざわつく。

のび太の手足は緊張で震えていた。声も震えていた。しかし、出木杉くんにとってはそれも計算済みであった。全校生徒はのび太の震えを見て、緊張ではなく剛田武くんへの恐怖心を連想するはずだと確信していた。のび太の震えは、今まさに剛田武くんから殴られてきたかのようなリアリティを持たせていた。また、のび太の弱々しい外見が同情を引き寄せることも計算に入れていた。

教員たちが異常事態気づき、近くにいた教員のび太の近くまで駆け寄ってくる。だらだらと演説している時間的な余裕がないことを察したのび太は、演説最後剛田武くんを象徴する3つの行為「モノを奪う行為」「モノを壊す行為」「人に暴力をふるう行為」をまとめてこう呼ぶのだと強く訴えた。

「これはジャイアニズムだ」

朝礼は中断され、それぞれのクラスがぞろぞろと体育館を出て教室に戻っていく。その道中、全員が校舎前を通る。つまり破壊された花壇を見るのだ。そして全員のこころの中で先程の言葉リフレインされる。

ジャイアニズム

実際に花壇を破壊したのは出木杉くんであった。しかしあの朝礼が終わったあとに全校生徒が目撃する象徴的なものを壊すことによって、それが剛田武くんによる破壊行為であるかのように印象づけられる。それに、一見は百聞にしかずという言葉があるように、報告を耳で聞くよりも実際に破壊されたものを見てもらうほうが印象に残ると考えたからだ。

次の日には、学校新聞のび太演説トップ記事として伝えた。ジャイアニズムというキャッチー見出しもさることながら、これまで出木杉くんがデキス資料として学校新聞に送っていた剛田武くんの悪行が記事内容に厚みを持たせていた。のび太演説破壊された花壇は全校生徒が知っている。それ以外の皆がまだ知らない情報が載っていることにニュース性はある。新聞が貼られた廊下の前で、あれもこれもジャイアニズムだったんだと誰もが語り出した。メディアが動いたことで学校話題剛田武くんの悪行に一気に傾くのをのび太は感じた。

ジャイアニズム」という言葉はあっという間に一人歩きをし出した。具体的な事実であろうがなかろうが濫用され、よくある単なるケンカではなく、ジャイアンという特別な力による暴力であると印象付けることに成功した。

剛田武くんは怒りに震え、一度教室のび太の胸ぐらを掴んだことはあったが、周りの目が明らかに自分悪者として見ていることに居心地の悪さを感じ、それ以降はのび太無視するようになった。クラスだけでなく学校から悪のレッテルを貼られた剛田武くんが廊下をとぼとぼ歩いていると、教頭先生が「剛田くん。放課後校長室に来なさい」と声をかけた。しょんぼりしながら小さな声で返事をする剛田武くんの背中はこれまでにないくらい小さく見えた。

のび太はその様子を遠くから眺めていた。気が付くとのび太の隣には出木杉が立っていて、ふたり剛田武くんの背中を眺めていた。

情報を制するものが勝つんだよ」

最初にのび太に助言したときのように、出木杉くんはエリートらしい笑みを浮かべながら言った。

「でも間違った情報もあった。ぼくがジャイアンや妹の悪口を言ったがばかりに殴られたこともジャイアニズムとして処理されてしまったし、それに、花壇を破壊したのは出木杉くんだろう?」

「花壇を壊したのがジャイアンだなんて一言も言ってないよ。君の読み上げた原稿にも書いてないし、学校新聞にも書いてない。みんなが勝手に誤解したんだ。でもまあ、実際に剛田武くんが花壇を踏みつけたり蹴り飛ばしたり姿を見たことがあったんだ。後日誰かがきれいに整えたので、ぼくは破壊されたときの様子を忠実に再現した。つまり演出したんだ」

「危なっかしいね

「そうさ。情報誘導の仕方次第では、世論はどちらにも傾く可能性があったんだよ」

「でもきみは上手に情報操作することで、クライアントであるぼくを勝利に導いた」

ジャイアンに勝つにはそれしかないんだよ。ジャイアンが実際の暴力を行なってくるのであれば、きみは虚構の拳を振るわなくちゃならない」

虚像の拳か。情報武器になる、っていうのはこういうことなんだね」

感心するのび太の顔を見ながら、出木杉くんは微笑んでこう言った。

「いいかい、のび太くん。情報武器に仕立て上げる何者かが、その背後には常にいるんだよ。仕掛ける必要のなかった戦争次世代通信規格の主導権争い、あるいは新型コロナウイルスワクチン接種まで、情報武器扇動する者がいることを、もっと意識しなければならない」

おしまい

※この記事フィクションです。実在人物や団体などとは関係ありません。のび太ジャイアンといったキャラクターたちは実在しますが、記事中のような人格ではありません。ジャイアン誕生日おめでとう。

2021-06-09

○ンポさんに期待してたものはなかった

Pixiv検索したけど「○ンポさんがイックゾー!敏腕プロデューサーポルノで主演デビュー!90分ポッキリコース!」みたいのはありませんでした。

残念です。

私はこのときを6年待ち続けましたよ?

いつかもっと有名になって、そしたら名前キャッチーだしきっと出るだろうって。

映画がでっるぞ~~~」のCMを見たときは、これなら「薄い本がでっるぞ~~~」がいいたくて書く人が続出でしょうなと思ったものです。

でも違ったんです。

なかったんですよ。

なにも。

○ンポさんが○ンポに囲まれているような絵はどこにも。

こんなことってありますか?

○ンポさんの作者が大好きな○イカだって女児向けアニメなのに平気で○ンポが出てくるような絵がPixivいくらでもあるじゃないですかコミケでの新作の告知がされているじゃないですか。

なんでですか?

その境界はどこにあるんですか?

あなた達の視聴覚と○ンタマを繋ぐ神経がバグってるんですか?

それともなんですか5年ぐらいかけて私が画力を鍛えて自分で描いてればよかったんですか?

美術の授業通信簿2(課題は送れずに提出しましたが3以上を与えることを美術教師としてのプライドが許しませんでしたの意)を12年間守り続けたこの私に絵を描けと?

事故で脚を切り落とした子供サッカーボールプレゼントする○ンタクロースかなんかですか?

2021-06-08

純文学作品は読んでてつまらない。ストーリーがしょぼい』に対して

純文学にページをめくる手が止まらないようなストーリー展開は不要文章の美しさや味わいを楽しむものだ』


これ言う純文学好きは、ストーリーがクソでなおかつ文章がヘタクソで美しさとは程遠い純文学作品が平気で賞を獲る現状をどう考える?

なおかつ、そういうつまらない作品を書いた現役高校生だったり、得体の知れないキャッチー職業だったり、有名人だったり、作家文学雑誌編集者と繋がりが元々あるマスコミ関係者だったりが

「な、な、な、な、な、なんということだ!!!大傑作!!!とてつもない才能!!!こんな凄い作品を書ける人間がいたなんて!!!!大賞はこれにしましょう!!!

えっ!?これ書いた人って女子高生AV女優地下アイドルミュージシャンなどで代入可能)だったのーー!!??ぜーんぜん知らなかったわぁ」

みたいなノリで賞を貰える現状をどう思ってるの?

2021-05-29

何故日本ではLOLやR6Sが流行らないのか?なぜAPEXが流行ったのか?

面白さがわかるのに時間がかかるから

日本人基本的にせっかちで、効率を求める。ゲームと言えば楽しいモノ、という考えが強い。

LOLやR6Sは複雑なUI武器マップキャラクター能力を使いこなせなければ楽しくならない。

時間に余裕がありダラダラとゲームをするような人に向いている

なので日本では「初めから楽しく、奥深い」ゲームウケるバトロワ系はルールがわかりやすく、突っ立ててもある程度上の順位になれる。


キャッチーさが足りない

日本漫画大国であり、「可愛い、かっこいい」「明るい」「個性的キャラクター」「インモラルさ」が好まれ

このインモラルさと言うのは、キャラクターホモだったりレズだったりする事

LOLやR6Sはゴツイおじさんやおばさん、少量のイケメンが厚塗りのダークな感じで描かれている。ポップなキャラクターに親しんだ人は

「なんかあか抜けてないな」と感じてしまう。興味が惹かれない。


③実は面白くない

日本は実はゲーム大国だったりする。大体のゲームはやり込めば面白いのは当然。ゲーム制作者の中で日本人ゲームに対する評価キツイのは有名。

LOLは実は面白くないが、単に日本ゲームに慣れ親しむ層がおらず、コミュニティが出来て流行ってるだけ。

2021-05-28

[]が『ウマ娘』で正解だったと思う理由

投稿です。こんにちは

増田」が「アノニマスダイアリー」の略だと初めて知りました。略し方ヤバない? 原型残ってないじゃん。

いやー、さすが「携帯電話(持ち歩く通信機器)」を「携帯(持ち歩く)」に略す民族ですわ。

「何を持ち歩くんだよ!」

ってツッコミたくなる。

本題に入ります

「『ウマ娘』が『ウマ娘』で正解だったと思う理由」。

より正確には、

競走馬擬人化するにあたって全員女の子にして正解だったと思う理由」ですかね。

……略称文句言ってたやつがつける記事タイトルじゃねえな!


結局は私も、正確さよりキャッチー表現を好む民族の一員と言うわけですね……もうこれは魂に刻みつけられた性(サガ)です。

話を戻します。

なぜ、「全員女の子にして正解だった」と思うのか、その理由を三本立てでお送りします。

1.人気

競馬世界というものは、一部の例外こそあれど牡馬が強い世界です。

スペシャルウィークサイレンススズカトウカイテイオーメジロマックイーンゴールドシップと言うように、アニメのメイン所は牡馬ばかりです。

では、これを性別そのままアニメにしたら?

その場合、もちろん『ウマ娘』ではなくなりますね。『プリティダービー』でもなくなるでしょう。

『ウマ人(仮)』としておきましょう。

男性人気より女性人気の強い作品になることは、ほぼ間違いなさそうです。

ここで問題になるのが、そう。

『ウィニングライブ』です。

当たり前ですが、男性アイドル女性アイドルに求められるものは違います。どう違うのかはここでは言及しません(正直言うと、違うだろうなってことくらいしかからない)。

男性女性が入り乱れて歌うわけです。これ自体別に悪いことじゃないんですが、問題は「ターゲット層がとっ散らかる」ところにあります

そもそも最初期のPV(うまぴょい伝説のやつ)を見ればわかると思うんですが、企画立ち上げ時点では女性アイドルメインで、競馬要素はスパイス程度に考えていた、つまり男性ターゲットだったことが分かります

競走馬擬人化ではなく、アイドル大集合もの競馬(レース)要素を入れる感じですね。

ここまで聞いて、「いや、男女分けるならウィニングライブやらなければ良くね?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

かに、1期1話放送時点では

「これいる?」

「いらない」

なんて言われていたウィニングライブですが、今では

「いる(鋼の意思)」

「鋼の意思はいらない」

とまで言われるようになりました。

※『鋼の意思』:上位回復スキルの一つ。序盤に前が詰まった時に発動。状況が限定的なため発動率が低く、また発動しても序盤の回復スキル無効回復になりやすいため弱いスキルとされている。

ウィニングライブは、『ウマ娘』人気の一翼を担う要因であることは間違いありません。それを取り除いてしまっては、今ほどの人気はなかったでしょう。

2.「ウマ人(仮)」アンチ問題

まず、現状について考えてみます。「ウマ娘」のアンチにはどんな人が多いか。目立つのは大きくわけて二つ。

女性化に難色を示す競馬ファン
性的搾取に嘆く表現規制派

ですかね。

JRAの同一馬登録禁止規則に反しているか

なんていう変わり種のイチャモンをつけてくるのもいますが、それは除外します。

(ちなみにこれはテイオーとマックイーンの衣装違いについて言ってました)

では、もし『ウマ人(仮)』だったとしたらどうか。

実の所、①はさらに二つに分けられますそもそも擬人化が無理な人と、女性化が無理なだけで擬人化のもの抵抗はない人。

前者に関してはどうしようもありません。

では、後者ならファンになってくれるか。そう簡単はいきません。

競馬ファンって、男性ほとんどなんですよ。

「1.人気」で述べたとおり、「ウマ人(仮)」になった場合にはどちらかといえば女性向けの、イケメン勢揃いのコンテンツになるはずです。

なので、アンチにはならないにしてもファンにはなりきらない……つまりプラス要素になるかどうかでは微妙なわけです。

じゃあ、②は?

無理です。どう足掻いてもアンチです。ありがとうございました。

なんでかって、一人一派なのに一枚岩なんですよ、あの方々。

女性を馬扱いして(以下略)」って言う人が何も言わなかったとして、別の人が違う視点で目を付けたらそこに賛同しまからね。

人気作品宿命です。

「今話題になっている『ウマ人(仮)』アニメ視聴しましたが、あまりにも酷くて泣いてしまいました。レースで勝つのは男の『ウマ人(仮)』ばかりで、女性の『ウマ人(仮)』はどこまでも弱い存在として描写されています制作陣に女性はいなかったのでしょうか。女性活躍させない、という男の思想が透けて見えて、とても辛かったです。」

こんな感じのツイートに、リプライ引用リツイートなんかで

「いやダスカとかウオッカ勝ってたやん笑」
アニメまともに見てないだろこいつ」
現実競馬がそうなんだよなぁ……」

こんな感じで言われて大炎上するでしょうね。

ダイワスカーレットウオッカ言及しなかった理由について「アニメ見てない」「見たけど都合が悪いから黙ってる」とか言われる。

けど、実は炎上させるのが目的で、あえてガードを下ろして殴られに行ってる……とか。

現実競馬でオスが強いことは理解しました。ですが、春の天皇賞本来死ぬはずだったサイレンススズカ生存させたり、本来有り得なかったエルコンドルパサースペシャルウィークの対決などをやっていた以上、IF展開はいくらでも作れたはずです。それをしなかったのは、女性蔑視の(以下略)」

とか言ったりして。

「スズカの天皇賞は秋なんだが」
「いや、だからダスカもウオッカも勝ってるやん笑」
牡馬をオスって呼んでるのが気に食わない」

こんな風に、リプライもなんか細かい揚げ足取りみたいなのが増えてくるんですよ。「そこ指摘する必要ある?」って思えてきて。

最終的には、

そもそも、オスの方が強い競馬というコンテンツをわざわざ取り上げてアニメ化しようという時点で、既に悪意が(以下略)」

とかなんとか言っちゃったりして。

普通にありそうで嫌だな……

自分で書いといてなんですが、気分悪くなってきました。あの方々のエミュレートとか、するもんじゃないです。この辺にしときます

3.「ウマ人(仮)」ファン問題

今度は反対に、ファン側の問題

「1.人気」であげたような「ターゲット層がとっ散らかる」問題を乗り越え、なんなら逆手にとって広く多くファンを獲得して、現在の「ウマ娘」と同等の人気作品になったとして考えます

スマートファルコン」を例に出します。

ウマ娘」では「ファル子」と呼ばれて愛される、トップウマドルを目指す「逃げ切りシスターズ」のリーダーというキャラクターですが、現実では牡馬です。

じゃあ、男の『ウマ人(仮)』としてデザインするなら、どんなキャラクターになるでしょうか。

スマート」要素、「ファルコン」要素、それから元馬の要素を入れると考えると、確実にクールイケメン誕生することでしょう。

眼鏡してそう。

芝に適性がないためダートを主戦場とする彼。しかし、トップを目指すのは『ウマ人(仮)』の宿命クールな彼だが、その心は熱く燃えている。

「俺がダートトップになる。そして……俺が、ダートトップにする!」

ファル男くん、この辺はファル子とあんま変わらないですね。

そして彼は、同じくダートを主戦場とする『ウマ人(仮)』であるハルウララ」と何らかの絡みはあるでしょう。あるはず。ハルウララ牝馬なんで『ウマ娘』と同じ感じのキャラで。

時期が被ってないから育成でライバルになるとかはなさそうだけど、なんかしらある。はず。

というか、『ウマ娘』では二人の絡みあるの? 私はファル子持ってないんで分からないんですけど……あったら見たいんですけど……

閑話休題

で、その「なんかしらの絡み」を見た人々の中に、「何か関係性」を見出す人がいないと言いきれますか?

言いきれませんよね?

そして、その人が描いたスマートファルコン×ハルウララ漫画(全年齢)が大バズりする可能性がないと言いきれますか?

言いきれませんよね?

その後、その人が描いたその漫画が人気になり、『ウマ人(仮)』界隈ではそのカップリング王道になって、二人が結ばれて間に子を授かる漫画イラストなんかが沢山出てくる……可能性がないと言いきれますか?

言いきれませんよね?


すみません。さすがにしつこいですね。それで大事なのが、「スマートファルコン」と「ハルウララ」、現在も存命なんですよ。そうなってくると、ちょっと嫌な想像できちゃいますよね?

いやー、ハルウララ。育成イベントといい、ファン暴走に縁がありますなあ。(今回のはお前の妄想だろ!)

まり何が言いたいかっていうと、現在の『ウマ娘』は、男女カプが育ちにくい土壌にあるんですよ。

まあトレーナーとか言い出したらそうでもないんですけどね。ウマとウマの話です。

女×女のカップリングになるので、子を成すとかそういう方向に行かない(行きづらい)んです。

これ、そこまで重要でもなさそうに見えて割と大きくないですか?

え?

ファン暴走して馬主迷惑をかけた事件が『ウマ娘』で既にあるって?

いや、あれはアンチ犯行ですよ。

知らない人向けにざっくり説明すると、ニシノフラワーセイウンスカイ馬主さんが

「盛り上がるならなんでもOK!(大意)」

と寛容さを示したツイートに対し、

エログロなんでもOKですね! おもちゃにしていいって許可出たぞ!」

リプライをしたっていう事件ですね。

このリプライをした人っていうのが、さっきチラッと触れた

JRAの同一馬登録禁止規則に反しているか

っていう変なイチャモンをつけてきた人の、

なりすまし

なんですよね。

ちょっと何言ってるか分からないですか?

整理しましょう。

変なイチャモンをつけてきた人なので、仮に「チャモ」としましょう。

そのなりすましを、「偽チャモ」とします。

……略称文句言ってたやつが(以下略)。

リプライを送ったのは「偽チャモ」です。

なんですが、私はちょっとここを疑ってるんですよね。チャモは、その前から公式にリプでイチャモンつけてたんですよ。だから、チャモがやべーやつなのはわかってたんです。だから

なりすましを騙った本物

である可能性も捨てきれないんです、私は。

ことが起きる前日、チャモはせっせと公式にリプ、さらにそこへ入ったツッコミに対してもせっせと持論リプをしていました。そんな中、ある一人が彼の理解者を装って近付いた(リプライ)んですね。

その話の流れで、「あなた(チャモ)みたいな正義感の強い人に、ウマ娘二次創作を取り締まって欲しい」みたいなことを言ってたんです。

(ここから推測・妄想)

それを受けて、チャモは

「へー、ウマ娘界隈ってなんか二次創作問題起きとんのか?」

と、少し調べる。そして、彼は気付く。

ファンのフリして馬主迷惑かければコンテンツ潰せるやんけ」

しかし、自分アカウントでそれをやるのはあまりにもリスクが高い。

「せや! 同じ名前、同じアイコンアカウント作って凸ったろ! これでなんか言われても『なりすましがやったことです』って言い返せるやん!」

(ここまで推測・妄想)

ことが起こった時に、「お前なんてことしてくれたんだ」ってチャモにリプライしてる人がいたんですけど、それに対する返答が早かったのも妙なんですよね。「いや、ID違いますよ。ほら、アンダーバーの数が」って。いかにも、事前に用意してたみたいだなぁって。

とは言え、妄想・推測の域を出ません。本当にただの「なりすまし」かもしれない。

だとしても、チャモがアンチとしてリプで持論を展開するやべーやつだということは前日の時点で明らかだった。

そのため、なりすまし犯が「アンチ行為をする際の『隠れ蓑』として」チャモをなりすまし先に選んだ可能性もある。

※『隠れ蓑』:『鋼の意思』の下位スキル一般的な語としては、本当の考えや姿を隠す手段として使われる。

まあ、どちらにせよアンチであることには違いないです。

ただ、『ウマ人(仮)』ほどではないにしても、『ウマ娘』にも同様の問題はあります。その辺を意識して、引き締めていきましょう。

ウマ娘』で正解だった理由と言いつつ、アンチの話ばっかりしてて申し訳ないです。

あとは、「1.人気」の話になるんですが、「可愛い女の子キャラクター」って、男女両方から愛されるんですよ。

これが「男性アイドルイケメン」だったら、男には正直あんまりさらないんですよね。少なくとも、私には刺さらない。

まあ、そんな感じの理由があって、私としては、

ウマ娘』は『ウマ人(仮)』じゃなくて正解だったと思います

2021-05-23

[]○○しか勝たん

「○○しか勝たん」は、「○○が最高」「○○に勝るものはない」という意味です。この○○の部分には、好きなアイドルキャラクター食べ物などが入ります。つまり自分の好きなもの全般的に褒める言葉です。

最もスタンダードな使い方は、推しメン賞賛する「推ししか勝たん」というフレーズ。というのも、この言葉はもともと女性アイドルファンの間で使われていたものだそうです。そのキャッチーな響きから日常生活においても取り入れられて、広まったんですね。

2021-05-11

テニスイタリア国際1回戦後錦織圭記者会見で語ったことの詳細

NHK含めてキャッチーな部分だけ切り取ってテレビメディアが報じてるせいで橋下徹からトンチンカンな猛バッシングを受けている錦織圭選手

スポーツ紙報道と、海外メディア報道引用して、会見で語ったことの詳細を記録したい。

いくつかの報道を見た限り、錦織圭は会見で最低2回、英語日本語東京五輪の開催是非についての質問を受けている。

英語質問への回答はロイターにほぼ全文が映像確認できる。

テニス錦織五輪開催に疑問呈す「議論必要」、大坂同調字幕11日) | ロイタービデオ

https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC84GBHNVXBRO4OT0LL22251HYW

記者大阪なおみ選手が昨日ここで、五輪を今年東京で開催すべきか葛藤を抱えていて、この問題についてもっと議論必要だと語った。あなたはこの問題についてどう思うか」

 

錦織圭ちょっと同じようなことを言うが、私はIOC日本側の内部で何が起こっているのか、何も知らない。彼らが何を考えているのか、彼らが(五輪対策切り札としている)バブルをどのように作っていくか、どの程度考えているのかわからない。というのも、これはこの(イタリアの)トーナメントみたいな100人規模ではなく、選手村に1万人規模が集まり複数トーナメントが行われるからだ。だから簡単なことではないと思う。特に今の日本の状況では。日本の状況は良くない。日本だけじゃなく世界中のことを考えなければならない。

 選手に限って言えば、うまくバブルを作れば大会はできるかもしれないが、それでもリスクは残る。選手村で100人、1000人の感染者が出るかもしれない。コロナ簡単に広がったから。だから私はなおみと同じことを言うよ。どうしたら安全プレーできるのか、よく議論しなければならない。」

また、上記英語回答とは違う切り口で日本語で語った内容は日刊スポーツの丁寧に錦織の心情を考慮しながら書かれた記事でいくつか確認できる。

錦織圭五輪に疑問「死人が出てまでも行われることではない」昨年感染経験 - テニス - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/tennis/news/202105100001105.html

抜粋

錦織は会見で何度も言葉を選び、「こういう風にやるよと表明してくれれば、具体的な意見も言える」(中略)「例えば」と前置きをし「死者がこれだけ出ていることを考えれば、死人が出てまでも行われることではない」と、疑問を投げかけた。

「今も大会中に、数人は(感染者が)出たりする」

アスリートのことを考えれば、できた方がいい」。だが、あまりにも感染対策への情報が少ないことを訴えた。「どういう話し合いが行われ、どんなバブルが取られるのかもよく分からない」。だから、前日9日に大坂なおみが言ったように「早く議論をして、判断した方がいい」と、大坂賛同した。

五輪が開催されれば「出ないという選択肢は難しい」と、自身立場理解する。(中略)それでも、本音コロナ患者が出ない時にやるべきかなとは思う」と強調した。

スポーツ報知でも具体的に語った内容がいくつか確認できる。

錦織圭コロナ禍に揺れる東京五輪は「死人が出ても行われることではないと思う」 : スポーツ報知

https://hochi.news/articles/20210510-OHT1T51171.html

「究極を言えば、1人でも感染者が出るならあんまり、気は進まないですけどね。例えばだけど、死人が出ても行われることではないと思うので。究極的には、一人もコロナ患者が出ない時にやるべきかなと思いますけどね」

錦織は、100人規模のテニスツアー大会でも1大会中に数人は感染者が出たりするのに数万人規模の五輪感染者を出さずにいられるのか、感染対策バブル方式複数競技の同時開催の五輪で上手くいくのか、具体的な内容で選手に届く情報発信をしてほしいと訴えている。未だに観客数をどうするのかも決まってないくらい具体的な対策内容が届いてない状況だからこそ「気が進まない」状態になっているということだ。

それをNHK代表だがテレビメディアは前半の五輪組織委への具体的な提言などを地の文で流して映像ではキャッチーな「1人でもコロナ患者が出ない時にやるべき」という部分だけ放送して、五輪出場に気が進まないという気持ちが先にあるかのように切り取り演出されている。

錦織圭 東京五輪・パラ「1人でも感染者出るなら気が進まず」 | オリンピックパラリンピック 競技選手 | NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210511/k10013024931000.html

2021-05-10

弱者男性です。なぜ理解のある彼くんが叩かれたのかを書いてみます

anond:20210509075626

あなたの大嫌いな弱者男性です。

KKOとまではいきませんが、とっくに成人しているのにいまだ交際ゼロ人間ですから恋愛弱者としては上等かと思います

自分で言うのもなんですが、顔の造形の悪さには自信があります

性格の悪さにも同様に自信がありますが、性格が悪いゆえに仕事をする上で取り繕える程度には困っていませんし

それも自称しかないので、実態がどうなのか、それで生活が本当に上手くいってるのかはご想像におまかせします。


弱者男性に随分と憎しみを向けられていたようですが、真摯文章を読ませていただきました。

読んでいるうちに、以下の2点が頭に浮かびました。

・「理解のある彼くん」をあげつらって批判していたのは弱者男性だけに限った話ではない

そもそも理解のある彼くん」持ちは非難されても仕方のないことをしでかしている

今回は「望むところだ」ということで、後者を重視して書いてみます

あくまで、「理解のある彼くん」持ちとハンデを持つ女性は完全に同一では無いという見解であり、

以下はハンデを持つ女性全てを批判しているものではありません。

これから記載している内容に反論がありましたら遠慮なくご指摘ください。


理解のある彼くん」は当事者エッセイ漫画から可視化された

理解のある彼くん」は、何も最初から障害病気のハンデを持つ女性攻撃するために産み出された単語では有りません。


それは障害病気のハンデを持ちながらもそれらに向き合いながら生きている、ということを綴った女性達のエッセイから概念発見されました。

ネット複数の作者の漫画の「理解のある彼くん」が登場するページを1枚にした風刺画像を見たことがあるでしょうか?

まるで判を押したように展開が同じなのです。

エッセイということは実体験でしょうから、細かいところは省いたりフェイクを挟んでいる可能性があるとは言えど大筋はノンフィクションでしょう。

「なんだかみんな展開が似たりよったりだぞ??」と気づかれだしました。


この指摘については、何も弱者男性だけから発信されたわけではありません。

女性作家からカウンター的にエッセイ漫画で指摘されているものでもあります

この指摘で耳が痛かったならば、弱者男性だけを敵視するのは誤りであると言えるでしょう。

あなたがたが敵に回す範囲軽蔑すべき範囲本来もっと広いはずです。

それをすることができない、いや認知しようとしないのは何故でしょうね。


理解のある彼くん」そのものが、ハンディキャップ持ちの女性でも人生がイージーだと決めつけたわけではない

全ての女性が「理解のある彼くん」を得られるとは思っていませんし、

理解のある彼くん」を得ることが誰であっても簡単だとも思っていません。


今度はそのエッセイ漫画前後のページに問題がありました。

すぐキレる、情緒不安定になり周囲に当たり散らす、それらが病気障害によるもので苦しんでいる――――――。

いかにハンデを抱えて生活することが大変か、という点で綴られていましたが、

自分」が大変である、という視点のみで描かれていることが多いという感想を持ちました。

健常者視点で思いやりもへったくれもなくて大変恐縮ですが、

綴られているケースのうち、同情すべきものももちろんありましたが、

いくつか幼稚過ぎて理解できない行動も含め、都合よく正当化されているように見えました。

(それだけ的確な判断力を持ち合わせられないぐらいに根深病気である、というのを私が理解できなかったのかもしれません)

しかしながら、作者は過去のことを反芻しエッセイに仕立ててるうちに、再考して思うところがなかったのかなと考えています

ウソを書けということでなく、ぼかすなり内省の補足をするなりあるはずです。


上記は私個人の感想ではありますが、エッセイ漫画を通して「女性はハンデ持ちでもイージー」というネット上の共通見解が得られたのは、

私と同じような感想を持った人が多かったのでしょう、と勝手に推察しております

理解のある彼くんがいるから」ではなく、「理解のある彼くんだって出来る上に、そもそもこんな認識で生きているから」と思っているのです。


「私が弱者男性故に対象女性というだけで色眼鏡で見ている」、そう思われるかもしれませんが、

他で消化器系を長く患われている女性作家さんのエッセイではその苦労や辛さに深く同情し、何一つ批判的な感想を抱きませんでしたし、

精神を患われている女性作家さんでも「理解のある彼くん」に疑念を持っていた方のもの

特に前後でも病気理由にした問題行動の正当化を感じる部分もありませんでしたので、

やっぱり「理解のある彼くん」の登場があるエッセイ作家さん達だけが悪目立ちしているように見えました。


本来努力し、助け合い、思いやりを持ちつつも懸命に生きるハンデを持った女性たちという

決して揶揄物笑いの種にすべき存在ではないものについて、これだけマイナスイメージを持たれてしまったのは、ここにあります


ここでは「理解のある彼くん」に絞って女性の話をしていますが、

もちろん「甘ったれ男性」がいることも否定しませんし、弱者男性の中にそういった部類の人間がいることも承知しております

同じく非難されてしかるべきでしょう。


漫画のせいにするのか?という疑問もあるかと思いますが、

ハンデを持った女性リアル理解する上で、当事者の知り合いがいるという人もなかなか少ないでしょうし、

そもそも当事者はむやみやたらに打ち明けることは無いでしょう。

自分病気のことを顔を合わせる周囲の人間にベラベラ喋ることがありますか?

そんな「リアル」で認知されることが少ない状態では、ネットの発信力が強い現代において、

エッセイの「悪い意味で最もキャッチーな部分」によって認識を悪い方向に塗り替えられてしまった、というのが今の状況かと思います


本当に恨むべきは誰か、理解してきましたか


同情

それでも、結果的に「女性はハンデ持ちでもイージー」という結論

十把一絡げにして非難対象になってしまった「まともにハンデと向き合っている女性」への誤った非難があったことは否定しません。

大変不快な思いをされたことでしょう。心中お察しします。

何故止めなかったのか、何故助けてあげなかったのか。何故咎めなかったのか。

貴方が、貴方達が弱者男性を助けなかったのと同じ理由ですよ。

でもそれは「過去に助けてくれなかったから、同じように助けなかった」ではないです。

そもそも、「弱者男性を助けなかった理由」でなく「〇〇を助けなかった理由」というべきでしょうか。


ですから、「弱者男性精神障害女性サンドバッグにしてきた」という結論

十把一絡げにして非難対象にすることも咎めきれないですね。

それが誤った非難であるのか、今からでも再考するかは貴方自由にしてください。

ここまでで弱者男性だけへの恨みの炎が更に燃え上がったとしても、それも一つの結果かと思います

2021-04-18

有名な短歌外国人差別として炎上し、短歌の終わりを感じた

はじめに言っておくが、増田は「ポリコレ短歌を殺した」というつもりはない。

お父さんお元気ですかフィリピンの女の乳首は何色ですか

https://twitter.com/aymusk/status/1382910231223562244

若手歌人の上坂氏による短歌で、そのキャッチーさ・ショッキングからSNSでも何度かバズっている作品である。ここで「有名」というのは歌壇での話ではなく、一般ウケの話で恐縮なのだが、見たことある人も多かろうということで「有名」と評した。

今回、その「父」が死去したことにより上坂氏が再度ツイートしたところ、以前は見かけなかった「差別的だ」との引用RTリプライが寄せられているようで、上坂氏は謝罪に至っている。

増田短歌評価を書くような場所じゃないと思うのでその辺は省くが、ちょっとした短歌ファンとして今回の件はショッキングだった。

言うまでもなく、そして穂村弘による評価でも言われている通り、この作品は父に対する強い負のイメージからまれ短歌である

これはフィリピンに対するネガティブイメージではなく、「あのクソ親父は女がいたかフィリピン駆け落ちしたんだろう」というのが詠まれた状況であろう。なお、駆け落ちという言葉でわかると思うが、ここでいう「女がいたから」というのは「フィリピンに行けば女がいくらでもいる」といったものではなく、「特定フィリピン出身の女が居て、そいつのために行ったのだろう」という意である

上坂氏は後日談のように当時の心境を書いており( https://twitter.com/aymusk/status/1382914438290804739 )、それなりに上記解釈が合っているとは思っている。もし上坂氏が「そうじゃない」といえばそれまでだが。

仮に上坂氏の父親大阪に逃げたならば「大阪の女」、フランスに逃げたならば「フランスの女」、で短歌構成することは不可能ではなかろう。

さて、今回見受けられる批判は主に人種差別、例えば「フィリピンといえば女だと決めつけているのだろう」といったものが多い。

困ったことに、そう解釈することも不可能ではないのである

短歌とは極限まで言葉の数を削ぎ落とし、鑑賞者に想像余地を持たせるものであろう。たとえば「歌人フィリピン女性に悪意を抱いていたのではないか?」という解釈を試みる事自体を間違っている行為だと断言できる気はしない(もちろん歌人意図とは異なるのであろうが)。

昨今のTwitterにおけるポリコレにまつわる炎上は、文脈がどうであったかが論争になるケースが多いように思う。要は「これは差別的発言表現コンテンツだ」という批判に対し、「切り抜きだ」「このコンテンツにはこういう意図があったのに、そこを無視して炎上させるなんておかしい」といった流れがよくある。

そういう点では短歌炎上の題材として「最適」である文脈が削ぎ落とされており、批判擁護もしやすい。更に元々表現抽象であるため、曲解するほうが悪いと断言するのも難しかろう。

そもそも炎上する短歌なんてあるのかよと思うかもしれないが、家庭や人間関係のことを詠んだ歌は多い。

今回の「フィリピンの女の乳首」は極端な例だが、例えば家庭の光景を詠んだものに「この表現ジェンダーロールの固定を想起させる」といった批判が寄せられることは今後ありうるだろう。

歌人がこの状況に対峙するには、「この短歌はこういう意図です」と声明を発表することしかないように思われる。しかし、作者によって説明が付けられた短歌短歌といっていいのか?それエッセイじゃない?

それとも、釈明・説明付与することを避けるため、誤解を招くかもしれないという理由表現選択肢が狭まっていくのだろうか。もちろん差別的表現なら論外としても、誤解を招くかもといった理由表現が狭まっていくことは果たして「コレクト」なのだろうか。

省かれた文脈に対して説明が求められ、作品表現ポリティカルにコレクトであることを示さなければならないこの時代短歌の命は短いのかもしれないと感じてしまった。

本件を歌人の方々はどのように捉えているのだろうか。

2021-04-13

もういい加減擦るのやめたら?

「謎の半導体メーカー」とか知らん人に向けてのキャッチー言葉なだけやん

それ以外にも未だにずっと揶揄してる言葉何個もあるよな?

いい加減聞き飽きたしおもんないんだよお前

チンパンジーみたいに「謎の半導体メーカー(笑)」って何年もシコるなつまら

2021-04-09

ヤマザキの手造り天ぷら

ん? と思ってよく見たら、さつま揚げのようだ。地域によってはそう呼ぶと聞いていた。青木蒲鉾店の製品らしい。

うまいちょっと意味が分からいくらうまい練り物割合とかアピール力があるやつじゃなく、辛味の加減とかが絶妙飲食店なら 680 円くらいで出してそう。ちょっと言い過ぎた。でもとても 162 円では食べられない、おいしくしようとしている食べ物の味だ。

説明責任を突き詰めた結果、数値を示して捺印を得ないといけない昨今、「食べ物はおいしい方がいいよね」みたいな素朴さはもはや珍しい。すべてが F になるコンビニ業界で、生き残るどころか業界 5 位だそうだ。

公開せずに余所から資金調達を得ない会社特有ミッションを重視する…いや多分そういうことじゃなくて、なんだろう、普通のことを普通にやっている雰囲気がある。おいしいものを見つけてきて販路つくって売ったら三方良しだよね。

そりゃそうだよね。で、キャッチーな売り文句の原価のかからない製品じゃない方を選ぶ理由は何。おいしいから。それでは済まない。おいしいものを安く売ると全体の売り上げの伸びがこの程度予想されてってプレゼンしないといけない。いけないんだっけ?

なんだか疲れている。自覚しているより随分と疲れていたようだ。

2021-04-06

TELハラって

ハラスメントって言うから角が立つだけで、普通に電話が苦手ですとか、電話恐怖症ですとか、社会不安障害的なものとか、単に固定電話は非効率だと思うとか、教育なしでは電話に出られないとか、具体的に言えば全然納得できると思うんだけどな。

メディア勝手キャッチー名前をつけちゃうから内容がいまいち伝わらず、そんなのは甘えだとか反感を買って、本当に困ってる人が周囲から理解を得られず更に社会生活で苦しむことになるんじゃないか

問題提起はいいけど、変な名前つけないで欲しいわ。

電話の苦手具合にしても人それぞれだろうし、十把一絡げにTELハラなんて言われたら当事者が困るから

2021-04-05

なんとなくで生きすぎてる思うから

ちゃんと好きなもの理由をつけて話そうと思う

そうだなぁ…感覚的に好きなもの音楽の話にしよう

俺は好きだ。ピノキオピーが好きだ。

ボカロ歴史についてはドにわか…というのもおこがましい、ドシラソファミレドにわかだ。

初めて聞いたボカロは覚えていないが姉がイカサマライフゲームを聞いていたのが最後記憶

昔、学校でミクが流行っていたか初音ミクプロジェクトミライを買ってもらった。

今思えばこの頃の環境が一番オタクに優しかったな、カースト上位が全員オタクだったか

やってみて好みだなって思ったのがささくれPピノキオPだった。これが出会いだな。

ちょっと暗い歌詞と音が好きだったんだと思う。

母親に頼んでスマホを貸してもらって、ピノキオピーマイリスを見たそのときの最新投稿が頓珍漢の宴だったのをよく覚えている。

それからしばらくはマイリスを周回していた。

ピノキオピーは曲が多いから、アルバムクロスフェードで大体の位置記憶していた。

個人的には漫画が好きだ。comic and cosmicの発売がすごく嬉しかったのを覚えている

引っ越し環境がかなり変わったことがあって、そのときは、ちょっと周りにトゲをばら撒くような歌詞自分の心を守ってくれるような気がした。

からはっぴーべりーはっぴーとか、人間なんか大嫌いが好きになった。

このあたりの曲は言葉を選んで強いことを言っているから、言ってやった!感が強くて、歌っていて気分が良い。

うっせぇわが流行ってるのってそういうところあるんだろうなって思う。

関係ないけどadoマジで歌が上手いから消費される歌い手にならないでほしいし、語彙がちゃんとしている上で言葉の強い歌を歌ってほしい

それからしばらくして、生活に少し慣れてきたときには何気ない歌に励まされた。

あめのひ喫茶とか、宇宙みかんとか。

あと本当に辛いことがあったとき、今でもネガポジを歌ってしまう。

心が重たいときにはcontinueも沁みた。

最初ピノキオPの何気ない素朴な歌詞がすごく好きだ。今も。それが強い気はする。

ピノキオピーの好きなところはやっぱり歌詞だ。曲調も好きだが。

いろいろあるんだけどレアノの毎分毎秒毎時間感動してられないものとかブラックホールヶ丘商店街アイスの棒のあたりとかの素朴さが好きなんだ。

そういう歌詞の身近さが、最近ピノキオピーでは少なくなってるきがしてさみしい

どうしてちゃんテーマとかどうなのって言われそうだが最近ピノキオピー歌詞リフレイン率はヤバい 体感だけど

404もリアルにぶっとばすも愛されなくても君がいるもちょっとキャッチーじゃなくリフレインしている、その隙間にもっともっと自我さらけ出してほしいと思っちゃうのはオタクキモくてイタい欲求なんだとは思う

でも正直言ってさんさーら!では感動した、ARuFa表現する言葉の巧みさに脱帽した

全部好きだけど、友達百人できる?できないのところが彼らしくてやっぱり好きだなと思った。

彼の夢と希望と少しの諦めと内輪ノリがないまぜになったような言葉遣いは沁みる。

インターネット上の元気いっぱいバカ真面目バカARuFa体現した歌が良かった。

MeiMeiみたいなユルさとはじめまして地球人さんを聴いたときのワクワクが同時にきて、ちょっとしかった。

俺としては一番ピノキオピーがとっつきやすキャッチーさとひねくれ感と共感を上手く歌にできているのがはじめまして地球人さんだと思ってて、本音を言うとこの時期にコンパス楽曲提供を依頼されて欲しかった この欲求は無茶すぎるけど

でしゃピノもよかったピノキオピーが調整する声が好きだがね、可愛くて聞き取りやすくて

ちょっとマイリス見に行ってらリアルにぶっとばすが99作目だった、マジ!?100作目は祝いたい

散文すぎるが次100作目ってわかったらもう言いたいことなくなった、とにかく大好きだピノキオピー…アンタのポップな曲調、内面に迫ろうとしたり、どうでもいいことを急に言ったり、たまに説教臭いことも言う、距離が近いけど頼れる先生みたいな歌詞が好きだ。これから作曲していってくれ…頼む…生きて作曲してくれてありがとう

なんか感傷的だな 日記じゃなくて雑記だし

あいいか。終わり

2021-03-22

韓国アイドル日本語歌唱verが嫌い

 韓国アイドル日本語歌唱verが嫌いだ。理由は下三つ。

 

 ①日本語が甘い

 ②日本語に直したラップが聞いてられない

 ③聞いててこっちが恥ずかしくなってくる

 

 さて、好きな韓国アイドルグループがある。韓国人が多いが、英語中国語を喋れるメンバーもいるので割りとグローバルだと思う。日本ファンも沢山いる。

 彼らのことは大好きだ。セルフプロデュースと銘打って、ダンス振り付け作詞作曲等、プロと力を合わせて彼ら自身コンテンツを作っている。まじアニメなんじゃないの?ってくらい凄い。そして日本を愛してくれている。韓国というとやはり反日教育だとかあんまり良い噂は聞かないが、がんばって日本語覚えてくれたり、アプリ生放送中に流れた簡単日本語をさっと読んでくれたりする。ちなみに日本流行ったバブリダンスライブ披露してくれるファンサービスなんかもあったりした。すごいな。

 しかし、もう日本語で歌わなくていいよ、と言いたい。頑張って日本語シングルを出してくれる。それも一度きりじゃなくて、何度も続けて日本語verで歌ってくれている。これは本来ならやらなくて良い行為だ。いつも母国語韓国語で歌ってるのを買っているから、別にわざわざ日本語で歌わなくたって大丈夫だよ。

 彼らは、レコーディングのチェックも彼ら自身で行う。作詞作曲をする韓国アイドルメンバーが、プロデューサーのように指示を出し、確認する。ここで驚きなのが、日本語のチェックも韓国人がやるのである。そうとう日本語勉強してくれているのは痛いほど分かるし、ありがたい。でも、やはりネイティブではないので、日本語母国語とする私が聞くと、失礼だが恥ずかしくなって聞くのをやめてしまう。典型的な例をだすと、日本語の「ツ」がほとんど「チュ」になってしまう。韓国人の話す日本語モノマネでよく見ると思う。

 そして外国語だと大体意味が分からないので、どんな内容かあまり理解せず聞くことができる。洋楽などもそうだが、意味が分からいから良いのである。彼らのキャッチーメロディー歌詞和訳した字幕YouTubeで出るのだが、結構日本アイドルとそう変わらないチープなことばかり書かれていてがっかりした。それから私は歌詞日本語訳は見ないことにしている。だって大体「君が好きだ」とか「落ち込んだりすることもあるけど前を向こうよ」とかありきたりなのである。あと日本語訳が単にださい。外国からもっとカッコイイこと言ってるんだろうなという幻想を保つため、歌詞は見ない。MVとコンセプトだけで十分だ。

 ただ感動したのが、韓国人、中国人アメリカ人がいるこのグループで、日本語verの冒頭を歌うのが中国人だったということだ。冒頭の歌詞の四文字目に日本語の「ち」があるのだが、中国人発音は素晴らしかった。日本の溶けるような柔らかい発音だった。

 あとラップ日本語と相性が良くない。刺すような鋭さがあるラップが好きなのだが、なかなか日本語だと難しい。もちろん日本でもラップ文化はあるし某ラップアニメは目の付け所がシャープだなあと思う。

 わざわざ日本語で歌わなくても買うんで、歌いやす言葉で歌ってくださいな、という感想

 

2021-03-19

超いまさら、YOASOBI「夜に駆ける」に個人的に思うあれやこれや

少し前にとある音楽評論家ツイートがプチ炎上した。

曰く、YOASOBIのアルバムを聴いて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」とのことだ。

実は私もこの評については概ね同意なのだが、考えをまとめるために「夜に駆ける」を題材に少しだけこのことについて書いていきたいと思う。

見当違いな点もあるかとは思うが、素人ながら20年以上音楽をやってきた人間の一意見だと思っていただけると幸いだ。あと、あくまで音に関する話だから歌詞かについては割愛

メロディについて

特に変なメロディだとは思わないけど、ドラマチックさには欠ける気はしている。目新しさも特にない。が、キャッチーではあると思う。冒頭とか思わず口ずさんでしまインパクトはあるし。

アレンジ

正直ここが一番ツッコミを入れたいところだ。かの音楽評論家の言っていた「音色・音圧のショボさ」はここに主な要因がある。

無駄を省いた、と言えば聞こえはいいかもしれないが、多分Ayase氏はまだそこまでのテクニックを持っていないだけにすぎないのだろう。音の緻密さはなく、だいぶ荒削りだ。

キック4つ打ち重要なローのスピード感いまいちだ。だいぶもっさりしているように思う。

ピアノボイシングも工夫がない。低音で3和音を鳴らしているのは編曲理論としてはあまり好ましくないし、それが結果的ピアノのローをEQでごっそりカットするということに繋がっている。

ギターについてはまぁ職人立ち位置だなとは思った。サウンドメイクはもうちょっと頑張って欲しいけど。

全体の構成としてもだいぶのっぺりしていて、場面場面での厚みにあまり変化がないのが気になった。

ボーカルについては

正直あまり印象に残らない、というのが個人的感想だ。ややのっぺりした歌い方は最近シンガーソングライター系のそれに感じたが、声に強烈な個性があるわけでもないのでそれが逆効果になっているように思った。

歌に表情をつけるためのテクニックがまだ途上なのかな、全体のサウンドがのっぺりしているのにボーカルものっぺりしてるからいまいち曲に抑揚がないように感じてしまう。コンプがどうとかって話じゃないよ。それが私の感じた「つまらなさ」に繋がっているのかな、と思った。

エンジニアリングについて

とにかく平面的で一直線上に張り付いた、奥行き感のないサウンドに感じた。レンジも狭いし。

デジタルビートにも関わらず、キックボトムエンドの量感が感じられないのはかなり気になるところだ。4つ打ちなのにノれない…。

あと、とにかくピアノの音がパッツパツなのが気になりすぎる。曲調が曲調だからなのかもしれないけど、それにしたってそんなに音数が多いわけでもないアレンジの中でこんなにダイナミクスのない音にするのはどうなのかな、と感じる。

ボーカルもほやっとして抜けにくい声質だからなのか、パッツパツのしゃりっしゃりになっていて、もうちょいナチュラルに仕上げてもいいんじゃないの?っていう感想だ。

で、ここまでパッツパツになっていながらも、全体的に音圧感はない。

はい、ここで勘違いされそうな単語「音圧」が出ました。音圧っつーのはマスタリングにおける海苔波形がどうとかって話ではなく、一つひとつ音色もつ太さやスピード感、ヌケ、煌びやかさのことだ。パワーというか。

全体的に音が細いんだよね。圧倒的な素人感というか、ちゃんと音作りしてないなーってのがすごく分かる。


で、ここまでいろいろ書いてきたけど、例のプチ炎上したツイートに関連して「スマホとかで聴いてる層をターゲットにしてるからそういう音なんだよ、そういうマーケティングなんだよ」という意見が見られた。

いや、違うでしょ。どう考えてもAyase氏が

「いいサウンドを知らない、いいサウンドの作り方を知らないだけ」

でしょ。

かに彼が作る音楽を好んで聴く層というのは中高生が多いのは事実だ。そして当然高価なオーディオ機器など持ってはいない場合ほとんどだ。今の時代なら、スマホワイヤレスイヤホン聴くという人が多いだろう。

だが、だからといってそういった層が気づかないような部分のこだわりを捨ててしまうというのは、作品としての完成度を下がるだけでしかない。もっとも、この場合はそのこだわり方もまだよく知らない段階だと思うが。

私は「スマホ向けのサウンドに仕上げる」ということには普段から疑問を感じている。クリエイターたるもの「どんな環境で聴いても最良と思えるものに仕上げるべき」と考えているからだ。それに、スマホフィルターに通してしまえばそれは勝手スマホの音になるわけで。

過去名曲スマホで聴いたら、その魅力は劣化するか?そうではないはずだ。Steive Wonderの曲はグルーヴを失うか?浅倉大介アレンジは煌びやかさを失うか?Dream Theaterサウンドは分厚さが薄れるか?

ちょっと脱線した。

まりあれよ、クリエイターたるものクオリティは追求し続けてほしい、という話だ。

じゃあどんな環境においても最高のサウンドに聞こえるようにするためにはどうするか?何よりもまず、作る人間がそれをしっかりジャッジできるモニター環境を構築する事だ。

Ayase氏の制作環境MacBookヘッドホン直挿し、というツイートがバズったことを知っている人は多いと思うが、私はそれを見て非常に納得した。

誤解してほしくないのだが、私は別にそんな環境で曲を作ることが悪いと言いたいわけではない。お金なければその中で頑張るのは当たり前だし。

ただ、もう一つ誤解してほしくないのは「いい曲を作るための環境構築にお金をかけなくても良い」というわけでもない、ということだ。

例えばいいオーディオIFやスピーカーを買うことによって、それまで聞こえなかった音が聞こえるようになる、というのは当たり前だがよくあることだ。私もそこまでお金をかけられているわけではないが、現時点でミドルクラスくらいのモニター環境は構築できているとは思うので、その実感は何度も味わってきた。

まり「できることを増やす」ためにある程度投資した方がいいということだ。SEに置き換えれば、シングルコアCPUメモリ2GBのクソスペPCじゃ仕事にならないのと似ていると思う。

ただまあ、直近のインタビューではある程度機材を導入したりしているような回答もあったので、これからAyase氏の作る音楽がどうクオリティアップしていくのかは…………別に興味ないか……。

私もそのうち気が向いたら「夜に駆ける」のアレンジでもやってみるかね。

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