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2017-11-29

ニコニコ(く)でニコ生は死んだ

1.ニコニコ(く)がニコ生崩壊の引き金を引いた

有料会員は、2017年11月に発表したデータによると、前年同期の256万人から28万人減少。

まるで、シャッター街と化した賑わいをなくした商店街のように、客と店が閑散とし、それが負のスパイラルとなって更に客と店が逃げていくような状況に陥っている。

思い返してみれば、2009年から2013年頃は配信者も、リスナーも勢いがあり、ニコ生には熱があった。

しかし、その熱は徐々に失われ、人々の感情を動かす熱情は冷めつつある。

もちろん、一部例外はある。七原くんや、加藤純一のように、未だニコ生を楽しんで盛り上げている人もいる。ここで指摘しているのは、サイト全体の空気感の話だ。

しかし現状は、Twitterを眺めても、ニコ生を愛し、毎日のように生主話題で埋め尽くしていた重度のニコ生愛好者のアカウントの多くが、ニコ生のことをつぶやくのをやめてしまっている。自分が2年前に作った、情報収集用のヘビーリスナーを放り込んだリストの3~4割が休止状態だ。

先の見えない、絶望感漂う現状に、ニコ生にしがみついている(過去の盛り上がりを忘れられない)人々は、再びニコ生の隆盛を、最後希望ニコニコ(く)に託していた。

しかし、期待はやっぱりと言うべきか裏切られた。

この発表で、乾坤一擲、人々の希望を与えられるような内容があれば、まだニコ生は数年持ったかもしれない。だが、ニコニコ(く)の発表内容は、サーバーが重い、閲覧がプツプツ止まる、とにかく見づらいという、一番利用者が望み、改善を期待していたところすら手がつかず、子供だましのようなお茶を濁した機能追加のオンパレードで、我々利用者最後希望を打ち砕いた。

もう、ニコ生に期待することはないと思うので、その死に水を取るキモチで、ニコ生が衰退した原因を考察しつつ、何故ニコニコ(く)がダメなのかを書いていきたい。

2.ニコ生衰退の原因

ニコ生が衰退した原因は、一体何だったのだろうか?

そう問われた時、その人の立場により、多様な回答が出てくると思われる。

外部サイトの隆盛、稚拙運営、逃げた配信者、通報厨、リスナーの変化、支援者…。

それらは、複合的に絡み合い、単純ではない。これらを少しでも払拭するような内容であったならと、慚愧に堪えない

(1)環境の変化
外部サイトの隆盛

2013年頃までは、競合サイト比較してニコ生の優位点が多く、ニコ生1強の時代が4年ほど続いていたように思える。石川典行渋谷キングなどの有力な荒らし配信者(当時)を外部に放逐しても、隆盛を保っていた。しかし、現状は違う。YouTubeLiveLINE LiveInstagram Storiesなどの、巨大SNSを基盤とした巨大な競合サイトの台頭が顕著になり、その他独立系ツイキャス、ふわっち、showroom、OPENRECなどがニコ生の牙城を日々切り崩し、今や見る影もない。マクロミル2017年7月に行った調査によると、これから配信をはじめる10代の視聴しているライブ配信サービストップはYouTubeLive、2位がニコニコ生放送配信しているトップInstagram Storiesで、ニコ生ツイキャスYouTube LiveInstagramLiveなどの後塵を拝し、LINE Liveと同率の6位となっている。

実感としても、配信者やリスナーの外部流出が著しく、1強を誇っていた数年前と比べるべくもなく、シャッター街となった商店街様相を呈しており、寂れた印象を与えている。外部に人が流出した上で、新規が競合サイトに吸われたため、サイトとしての熱や勢いを失ってしまったのだ。

スマホ利用者の急増

ニコ生の弱点として、よく上がるのが「スマホ対応の不備」だ。

若年層のインターネット利用の主流がスマホに移りつつあった2013年から、競合サイトであるツイキャスはそのニーズを捉え、低帯域でも閲覧が可能な高性能なスマホ閲覧アプリ提供していた。一方で、ニコ生は未だにバックグラウンド再生もできず、低帯域での再生は断続的な切断によるストレスが多く、基本機能であるアンケートにも参加できないなどのチープなスマホ対応しか行ってこなかった。

利用者の利用環境の変化に対応できなかったことにより、より使いやすツイキャスなどの競合サイト新規ユーザー獲得負けてしまった。

利用者層の変化

ニコ生サービス開始2009年から8年。8年という歳月は、中学1年生が成人するほどの環境の変化をもたらす。

配信者、リスナーともにライフスタイルの変化により、閲覧を辞めることもあるだろう。

それに加え、ライブ配信自体認知が広がり、よりライト層が閲覧を始めたことにより、2ch文化を引き継いだ、垢抜けないニコ生ギーク感(おたくっぽさ)は忌避され、よりスマートツイキャスLINE LiveInstagramなどに流れていった。(ここは、他サイト利用者意見を拾ったわけではないので、根拠に薄く、想像が含まれる。異論があれば教えて欲しい)

ニコ生時代に取り残されてしまったのだ。

(2)運営ドワンゴ
システム改善不備

ニコ生システムは今年実装された「新配信」になるまで、ここ5年ほど、ほとんど改善が加えられていない。

それは、無計画増改築を繰り返した上、低待遇技術者が大量に退職した結果、システム改修がほぼできなくなってしまたことに起因する。

 参考URLhttp://hiroki-uemura.hateblo.jp/entry/2015/09/01/230611

結果、超会議や町会議などの「イベント」を繰り返すことにより、利用者の不満をかわす方針を取ったドワンゴ。不満は見事抑えられたが、上記の外部環境の変化についていけず、緩やかに競争力を失っていった。

しかし、ツイキャスの台頭に危機感を覚えたドワンゴは、ツイキャスパクリのような「ニコキャス」をローンチするも、あまりのできの悪さに3日で閉鎖に追い込まれしまった。

それから2年、2017年システムの大幅な刷新を予告しているが、大幅な後手に回ってしまった感が否めない。

加えて、マネタイズ収益化)が競合よりも上手くいっていたことが、結果的に変化に対応するリスクを取ることができなくなったという面も考えられる。

ニコ生では、リスナーが「広告」を打つことにより、配信時間を延長できるチケット配信者にプレゼントできるシステムがある。これ、運営収益を上げることができ、配信者は延長料500円を払わずに延長でき、リスナーは目立つ形で広告を売って、配信者に名前を覚えてもらったり感謝してもらえるなど、「三方良し」の理想的システムだった。

しかし、競合サイト投げ銭システム一般的となった今、一部配信者は「自分の懐に入らない投げ銭広告)」に不満を感じ、上記Win-Win構造が崩れてしまっている。

技術的な問題と、成功体験による現状維持が原因となり、外部環境の変化に対応できず、ずるずると現状を維持し続けたことで、結果的競争力を失ってしまった。

サイト操作性(UI)とユーザー体験UX)が最悪

ニコ生は、同時閲覧数がある一定数を超えると「満員」状態になって配信をみることができなくなる。

それはシステム上の問題なのだが、ここで「プレミアム会員なら優先入場!」的なボタンが出てきて、プレミアム会員への入会が促される。渋々入会して「優先入場」ボタンを押すも、画面が1瞬切り替わって同じ画面に戻される。プレミアム会員にはいっても入場できない状態が続いているのに「こちらが入り口です」と入れない入り口への誘導が繰り返される。このような、利用者視点がまったくない操作性の悪さがサイト内に山ほど散見され、利用者ストレスを与える作りになっている。ストレスを抱えた利用者は、このような稚拙サイトを再度利用したいと思うだろうか?ユーザー体験UX)が全く配慮されていないのだ。

新規配信者のケア不足

ニコ生トップページをみると、他サイトと大きく違う点が1つある。

それは、他の配信サイトの多くが、盛り上がっている配信や、新規配信者をトップページで紹介しているのに対し、ニコ生企業配信の紹介が大きく割かれているのだ。これにより、新規配信者が配信をはじめても、ふらっと立ち寄るリスナーの数が減り、いつまで経っても過疎から脱せない停滞感が生まれる。

過去においては、ある程度の閲覧数を稼げば、ちくらん上位に掲載されてリスナーを獲得することが出来たり、ミラー大手のこざまミラー新規配信者を「発掘」してリスナーを獲得する機会があった。

また、ランダムでいろいろな配信を見せる「ニコ生クルーズ」や、配信者のコンテスト「ナマケット」などで配信者が発掘されることもあったが、今や殆ど機能していない。

現状においては、新規リスナーがただでさえ減っているのにもかかわらず、初見が最も訪れやすニコ生トップページ企業配信大手チャンネル配信に埋め尽くされ、過疎配信者は日の目を見ることもなく、ただ根絶されていっている。

ビジョンの欠如

ニコニコサービス追加は、これまで良い意味でも悪い意味でも、ノリと思いつきで行われてきた。

既になくなった機能ニコる」然り、マストドンの追加然り。

スタンプなど、ユーザーモチベーション維持に役立ったものもあったが、これらの機能追加は、裏を返すとシステムの複雑化を招き、システム改善難易度を高めていった。ニコニコ(く)において、ニコ生ニコキャスが並行して運用されるのも、複雑化した現状を整理できなかった苦肉の策だろう。

しかし、それらを今回の改定で、整理し、川上社長は、あるべきコミュニケーション像を、ビジョン提示すべきだった。

それらのビジョンなく、枝葉のどうでもいい機能追加に終始し、抜本的な根治を目指さなかったことが、今回のニコニコ(く)の失敗だと思う。

(3)配信

配信者の離脱マンネリ化も、ニコ生の衰退の一因であろう。

新規配信者の参入が困難な現状も相まって、リスナー大手配信者に固定化し、一部の大手はその座にあぐらをかいて惰性で続けている。それは、いつまでも「安泰」な地位約束されている、新規が伸びてきにくい環境からこそ、古参大手既得権益が守られ、切磋琢磨が生まれにくい環境にある為だ。

しかし、ニコ生全体の熱が失われた今、先を考えている配信者の多くはニコ生に見切りをつけ、配信環境が整い、収入源としても有望な競合サイトに流れていっている。

(4)リスナー

配信者だけでなく、リスナーも惰性で続けている人が多い。

惰性で配信を見続けると、様々な弊害が出てくる。

過去と同じことを見ていても、再放送のような気分になり、楽しみを見いだせなくなる。

しかし、配信を一度見るのを辞めると、「流れ」がわからなくなり、取り残されたキモチになる。

結果、面白くもないのに、飽きた配信者の配信をずっと閲覧することもなり、不満を抱えながら配信を見続ける。その中の歪んだリスナーは、楽しみを通報などの妨害行為に見出すようになったり、特定をして配信者を潰すなどの犯罪スレスレ好意に手を染めるものも居る。

リスナー流動性がある程度あれば、このような弊害は生まれにくいが、リスナー固定化された環境下では、このような現状になってしまうのも自明の理かもしれない。

3.ニコニコ(く)を「失敗」と断じる理由

これは簡単な話だ。

上記で掲げられた課題殆どこなすことができず、既存利用者失望を招き、期待感を生むことができなかったことにある。

期待感さえあれば、様々なニュースサイト露出し、SNS拡散され、人々の話題に上がって熱が戻ってくるきっかけになったかもしれない。加えて、一度外に出た配信者やリスナーが「古巣」を見に来ることも会ったかもしれないし、その流れで他サイトリスナーがやってきた「かも」しれない。

しかし、その機会は永遠に失われた。

この先、ニコ生は、数年前にmixi体験した、坂道を転げるようなユーザー離脱が待っている。

2017-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20170528104332

元増田です。コメントありがとうございます。…あなた、ひょっとして天才な方ですか?

そうですよね。増田氏の言うやり方なら、(少なくとも自分より)揉めないし、俺の思う伝説級も上がってこないし、三方良ししかない。思いつかなかった自分無能を恥じている最中でございます

2016-02-10

20代 副業アフィリエイトで月収200万円稼げても決して幸せではない。

副業アフィリエイトをされている人は多いと思う。

私もそうだ。年収260万~300万円近くで貧乏なのが辛く、

お金があれば全て解決するだろうと、夢を持って始めた。

本業が終わってからは全てをアフィリエイトに費やした。

平日は1日6時間、平日は15時間近く作業する事も多かった。

稼げない日が続いたが、2年程して月収100万、200万を超える

月が出てきた。

しかし、予想していた生活幸せかと言うとそうでもない。

確かにアフィリエイト報酬が100万円を超えた辺りからは、

欲しい物を好きなだけ買い、美味しい物を食べ、

年収260万~300万時代では行けない所にも行った。

だけど、幸せを感じることが出来たかと言えばそうではない。

しろ辛い事の方が多かった。

理由1:人間関係をまともに築けない。

好きな事をして月に100万円の収入があるのに、

理不尽な事に頭を下げて月20万円を貰おうとするのは、無理だ。

もし収入源が本業だけであれば、素直に頭を下げれただろう。

そして、そこから学ぶ事も多かったはずだ。

安定した収入があると、理不尽な事に頭を下げるのは拷問だ。

しろ、今まで自分お金の為だけに頭を下げていたのか、と

分かって悲しい気持ちになった。

理由2:地位名誉は得られない。成功者として認められる将来が見えない。

世間的に認知されていない仕事成功しても、どこか胡散臭さが残る。

アフィリエイトで億稼いだとして、

親や恋人恋人親族に、上手く説明出来ている姿が思い浮かばなかった。

どこかビクビクしながら生きていかなければいけない、

そんな未来は嫌だった。

理由3:ビジネススキルが身に付かない。

正直、かなり適当でもそれなりの金額を稼ぐ事が出来る。

勿論、それなりの作業量勉強必要だが。

しかし実際のビジネス必要な対面スキルコミュニケーション能力が全く身につかない為、

アフィリエイトで稼げなくなった時、他の仕事で通用する気がしなかった。

サラリーマンで月収50万円稼ぐには、社会人としてかなりの経験や実力、信用が必要だ。

アフィリエイトで月収200万円稼げても、社会人としては未熟なまま。だからどこが不安が残る。

20代は失敗が許される時期。この時期に月収200万円稼げているからと言って、

あぐらをかいて、実際のビジネススキルが全く身につかないまま

時間が過ぎていくのが、とても怖かった。

理由4:アフィリエイトは後ろめたい。関わる人が幸せか?

斎藤一人さんも言っている。

仕事三方良し「売り手よし、買い手よし、世間よし」が良いと。

アフィリエイトはどこか後ろめたい。

売った人の顔を見ることはない。売り切りも可能だ。

そして根拠の薄いランキングサイトで売っている罪悪感。

世間の目は決して良くはない。

どれだけ自分のしている事を正当化しようとしても、

どこかで論理破綻してしまっていた。

勿論、悪い商品を扱ってはいないけれど、

から気持ちいい成功は味わえなかった。

お金に困っている人に、キャッシングをすすめる。

自分なら絶対キャッシングはしない。

親や恋人お金で困っている時、キャッシングをすすめるのか。

すすめる訳がない。

自分想像していた月収100万円以上稼ぐ人と言うのは、

人間性やビジネススキルを学んだ、立派な社会人だった。

しかし今の自分は全くそんな事はない。

その理想現実の差に落ち込むのを繰り返し。

昔、プレイステーションなんかのゲーム

アクションリプレイという裏ワザソフトがあった。

クリアまで1ヶ月かかるゲームを、1日でクリア出来るのだ。

それと似たような気分かもしれない。

2015-09-03

喫茶店のたしなみ方

喫茶店へ行くのが好きだ。

それもスターバックスタリーズのような大手コーヒーチェーンではなく、

大学の近くで学生街に溶け込んでいるような純喫茶が好きだ。

純喫茶看板にあっても、実際には軽食を出しているところも多い)

なので、出張で知らない街へ行くと、まず喫茶店調査することにしている。

ちょっとひなびた感じの佇まい」、「剥げかかった看板」、「人名屋号

三方良しなら文句は無いが、最近は私好みの喫茶店も減っている。

これは時代の流れなので寂しさはあるものの仕方がない。

店にはいるとまずはトイレの位置を確認する。

空いていればトイレに一番近い席に座ることにしている。

あんまりトイレに近い席は人気が無いので、だいたいは空いている。

注文はどの店でもホットブラックコーヒーに決めている。

決めているとメニューを見て、あれこれ考える手間が省けるし、

それに、喫茶店看板メニューブラックコーヒーに決っている。

極たまにホットケーキも頼む。こういうお店で食べるホットケーキは格別だ。

一息つくとトイレへ行く。

用を足しに行くのではない。汚物入れを確認するのだ。

私がよく行くお店ではだいたいトイレひとつしかなく、男女共用のところも多い。

汚物入れが空なら蓋をそっと閉じる。

中身が入っていたなら中身をポケットに忍ばせたビニール袋に移しトイレの窓から捨てる。

けっしてトイレに流したりはしない。

あとは席に戻ってコーヒーをたしなみながら、好みの女性トイレに行くのを待つだけである

女性トイレに行ったあとですかさずトイレに入り汚物入れを確認する。

収穫がある時もあれば無い時もある。

ただ、いくら収穫がなくっても顔もわからない人の物を頂戴したりはしない。

こればかりは性分なので仕方がない。

収穫がある時はぬくもりを確認してからビニール袋に保存する。

臭い漏れないための配慮である

2013-12-21

全部に通った自己PR

「山ほどあるエントリーシートを読んでいるあなた、お疲れではありませんか?そんなあなたの疲れを吹き飛ばす魔法呪文を私は知っています。それは…『布団がふっとんだ』どうです?くだらなさすぎて笑えてきませんか?私はこのように、常に人を笑顔にさせることを考えています三方良しという言葉がありますが、自分も、お客様も、世の皆さんも笑顔になれるような仕事がしたいと思っています。」

…、という夢をみた。

2013-09-28

http://www.riabou.net/entry/2013/09/26/224354ブコメが非公開でモニョる

まあ、なんつーか、私怨系。読んでも面白くない。

ものの分かった人間なら、こんな増田読むより

http://stanza-citta.com/bun/category/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%81%AE%E8%BE%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%81%93

読んどけってだけの話。

本題

艦これから始まる海軍歴史

http://www.riabou.net/entry/2013/09/26/224354


ってのがあって。まあ当方軍オタなんで、うっかりミスとかは笑って流せても、ドヤ顔史実とまるで違うことを書いてあるとムカツクのは避けられない。若い頃はコメント欄喧嘩売りに行って当然、ぐらいの行動力はあったが、おっさんになったのでブコメで一番気になったことだけ指摘しておいた。

そしたら、

ブクマコメントミスがあるとか指摘してる人たちもいるけど、そゆ人らがちゃんと情報出してくれることもどうせないのだよなー


ってえらく挑戦的なブコメを(自分に向けたものかは分からないが)書いてる人がいた。その後さら

「ページ作者の希望によりブックマークの一覧は非表示に設定されています

になってさらモヤモヤミスの指摘が図星だから消したのかよ、みたいなネガティブ全開思考に。

まあ「分かりやす物語」を優先して書いたらあんなかたちになるかな、とは思わなくもない。思わなくもないけど、史実史実でないかといわれたら困る。

以下蛇足

=====

戦艦歴史適当


日露戦争ドレッドノート

日露戦争はそれまでの常識をいろいろ覆した戦争だった。

全部書くとキリがないので海軍兵備に与えた一番大きな影響だけ書くと、

「遠くから大砲を撃っても戦艦は沈まない、という常識を覆した」

ことになる。それまでの常識では、戦艦の主砲とは取扱が難しく、発射準備も大変で撃てる回数も少なく狙いを付けるのも難しい、と弱点だらけで、海上での決戦で使い物になるとは思われてなかった。

ところが、アドミラルトーゴーに率いられた日本海軍は、常識外れの遠距離の交戦で、大量の大口径砲を効果的に使い、ロシア艦隊を完膚無きまでに叩きのめしてしまった。

この結果、「この常識って実は時代遅れじゃね?」とこっそり疑っていた人たちが一気に表舞台に登場、各国ともその教訓を適用させた新型戦艦の建造に一斉に走る。その競争に勝って新戦艦の第一号の栄誉を担ったのがイギリスの「ドレッドノート」であり、以後その名に倣って新世代の戦艦ド級戦艦、あるいはそれを超えるという意味超ド級戦艦などと呼ばれるようになった。

第一次世界大戦

話を端折って第一次世界大戦が勃発&終了。

実は日露戦争から大戦勃発まで10しかないのだが、この間の戦艦を巡る話を書いてると本の1冊ぐらいの分量はすぐに埋まるので端折るしかない。

大戦の教訓は、実は日露戦争と比べると分かりにくい。10年後に分かりやすい答え合わせのできた日露戦争と異なり、両次大戦の間には20年の時間があり、そこに軍縮条約世界恐慌という、全列強の軍備を歪めた/正したイベントが転がっているせいである。また、参戦国によって教訓の受容の仕方(解釈)も違っていたせいでもある。

といっても分かりにくいと言って逃げているわけにも行かないので、いくつか項目を挙げる。

戦艦時代終焉

後知恵で言えば、ドレッドノートによって始まったはずの「戦艦時代」はこの戦争中に終わった。

大金を投じて整備された戦艦群は、戦争に大して影響を与えなかった。戦艦同士が殴り合う大海戦こそ起きたものの、それで戦争の展開も国家の命運は、ほとんど変わらなかった。仮に何らかの代替手段があれば、この時点で戦艦という兵器が滅んでも不思議ではない位、悪いニュースである

また、戦争中、イギリスを一番脅かしたのは、ドイツ戦艦ではなく潜水艦だった。島国イギリス必要とする、物資を運ぶ船を沈めまくり、危機的な状況に追い込んでいる。

それなのに、戦艦では潜水艦を攻撃できない。

「一番の脅威になった敵に対抗できない、そんなものが主力兵器と言えるのか?」とも論難されるようになったわけである

もちろん、潜水艦以外の普通艦船相手なら、戦艦はなんなく撃沈できたし、潜水艦能力自体もまだまださっぱりだったので、戦艦存在意義自体が否定されたわけではなかった。しかし、この理由は一世代後、二次大戦が終わってから戦艦にとどめを刺すことになる(後述、しないかも)。

航空時代の開幕

「空」という新しい戦場が導入され、攻撃力はともかく、偵察力が爆発的に向上したことで、海軍のあり方が大きく変わることになった。

それまで、敵艦隊を見つけるには、偵察艦を方々に派遣してマストの上から見張るという手段しかなかった。航空技術はそれを変えた。つまり、遙かに高速で遙かに高い場所から偵察できるようになった。

大戦当時、飛行船で空から偵察する、という圧倒的なアドバンテージドイツ海軍は有していた。

イギリスにそんな結構ものはなかった。さりとて、航空機は発達途上であり、飛行船ほどの長距離を飛べる飛行機もなかった。やむなく、海面を滑走路とする航空機水上機を使おう、として、北海気象条件に阻まれる。

海だから波浪という物があり、荒れやす北海気候水上機実用性をがつんと引き下げた。

この偵察能力の差は決定的な物であり、イギリス海軍が規模と伝統で劣るはずのドイツ海軍相手に苦しい戦いを余儀なくされる大きな原因となった。一方が相手がどこにいるかを察知し、他方が何の情報も持たないなら、それは勝負になるはずはない。

誰が考えても、空を支配できない海軍に将来がないことは明白だった。

イギリス水上機に見切りをつけ、普通航空機運用できる艦艇の開発に取り組むことになる。航空母艦誕生である

高速戦艦時代(未遂)

先述の如き変化はあったが、列強海軍は引きつづき、より強力な戦艦を求めていた。理由は色々あるが、

「敵が戦艦で攻めてきたら戦艦でないと対抗できない」

が最大の物で、「相手が持っているから対抗するために必要」というたいていの軍備に適用できる理屈がこの場合にも機能した。

そこで各国は第一次世界大戦の教訓を反映させ、より高速で、より防御力に優れ、より攻撃力の高い戦艦を作ろう、としたところで、その高価さに気付くこととなった。最先端技術の塊になった当時の新型戦艦は、作って運用するだけでもとんでもない金食い虫だった。

無理矢理現代に置き換えると、最先端スーパーコンピューターと巨大な工業プラントを合体させたでっかい超合金の塊を、高速で自在に航行させるようなものから、まあ、安いはずはない。

日本海軍整備計画だった『八八艦隊』など、国家予算に占める割合が3割4割は当たり前というとんでもない代物となった。

日本より遙かに豊かだった米英にしても「これなんか違くね?」と政治家たちが考え始めるようになった。

もちろん、戦争差し迫っているとか、他に代替手段がないとかであれば、無理してでも兵器を作らねばならない。ならないが、当時はそんな世界情勢ではなかった。

結果、軍縮会議が開かれ、各国は軍備に制限をかけることとなった。


条約後の世界と軍備

よくある誤解として、

太平洋戦争が始まるまで、各国の海軍兵備に対する考え方とは大艦巨砲主義で、戦艦がすべてだと思われていた」というのがある。間違いである。。

実際には、第一次世界大戦後の世界では、

戦艦は高価なばかりで戦争の役に立たない」「戦艦廃止も現実的な選択肢」 >

というのは一定以上の有力な考えだった。先述のように、戦争の展開を見るかかぎり、戦艦はあまり役に立ってなかったように見えるし、先述のように「相手が持っているから対抗するために必要」だったら、話し合って削減していけば、いずれは廃止できるという理論も成り立つ。

逆に、英独間で行われた戦艦の建造競争両国間の緊張を高めて一次大戦の一因になったという見方もある。 つまり、話し合いで軍備を制限すれば、軍事費節約できて納税者が喜ぶだけでなく、世界が多少は平和に近づき、さらには軍人が欲しがっている新兵器の開発・配備の余地だって増す、という「三方良し」が期待できた。

一応、「航空機が発達すれば戦艦など楽々撃沈できるようになる」と主張する過激な航空論者(この時点では過激を通り越して電波系と言われても仕方ないレベル)が一部に存在して、「いや、戦艦の防御力を強化すれば航空攻撃にも十分対応できる」とする戦艦主義者(この時点ではこちらが正論)と論争を繰り広げていたりもしたが、本筋ではない。

本筋、つまり実務者たちは、太平洋戦争始まるよりもずっと前に、新兵器、つまり空母」を配備してなければ勝てない、という正解に到達していた。 >
けれども海軍中枢と政府の間で戦艦vs航空機論争が繰り広げられる中で、現場艦隊指揮官達はそんな論争の行方とはまったく別につの結論に達しつつありました。それは「空母がなければ艦隊決戦は勝利できない」という認識です。航空機戦艦を撃沈できようができまいが、海戦で敵空母を撃破してしまえば味方艦隊は一方的な砲戦観測ができ、遠距離砲戦で圧倒的な優位に立てるからです。そして戦艦を撃沈できるかどうかは別として爆撃、雷撃も自由に実施できます。 >

まり戦艦の最大の存在理由、 「敵が戦艦で攻めてきたら戦艦でないと対抗できない」に、新しいルール、 「敵が空母を連れた戦艦で攻めてきたら、こちらに空母がいないと、戦艦でも対抗できない」が追加されたのである

航空過激派の主張に反し、当時、航空機で本当に新型戦艦を撃沈できるかは、まったくの未知数で正解は不明だった。 だが、防御力に劣る、つまり戦艦よりも弱い船なら撃沈できる、あるいは撃沈できるようになる事は、ほぼ確定していた。 一方に空母がいて、もう一方に空母がなければ(あるいは撃破されてしまえば)、偵察力で致命的な差が出た上で、戦艦以外の船が撃沈され放題の逆ボーナスステージに強制突入することになる。

>
こうして「空母は敵空母発見次第、敵戦艦ではなく敵空母に対して攻撃隊を指向する」という海戦ドクトリン確立され、マニュアル化されます1930年代日本海軍が強く意識していた「アメリカ海軍制空権下での艦隊決戦という概念」とはこうした考え方です。海戦空母が無ければ勝てないことは空母を含む艦隊の演習を繰り返すだけで確信される極めて明快で誰もが理解できる事実でした。海軍中枢と政府との間で交された「戦艦vs航空機」などといった派手な議論は現場艦隊にとってはどうでも良かったのです。 >

言い替えるとこの時点で来るべき海戦の想定展開とは、

航空機で敵艦隊を探し、先に発見する。発見したら、空母から攻撃隊を出して相手の空母を最優先で叩く。空母が撃破された側はとんでもなく不利になる」

というものになった。 何のことはない、史実太平洋戦争の諸海戦のものである
まり、 >
戦争で使われた艦の多くは、 大戦が始まる前にすでに建造されました。太平洋戦争をまだ知らない設計者や軍人が、「次の戦争はこうなるだろう」という予想のもとで作った艦です。しかし彼らの予想は全て覆され、艦艇たちは思いもよらない戦いに挑むことになりました。 >

というのはドラマチックで面白い表現かもしれないが、正確ではない。

2011-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20110920163622

なんでこういうアタリマエのことを言うと叩かれるんだろうね。

震災が起きた時も水値上げして売ろうとした人らにバッシングがあったよね。




三方良しwwwwwwwwwwwwとかwwwwwwwwwwwwwwww

信頼wwwwwwwwwwwwwwwwwwwとかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

2011-06-02

震災直後の経済お話再考~飲料水を引き合いに出して~

震災直後、

地震に乗じて値上げする企業を批判するのは違うでしょ。値上げによって本当に必要な人に数少ない商品が分配される。無料提供は素晴らしいことだけど、数が大量にあるからこそできること。

http://twitter.com/#!/GkEc/status/46853898253778944

というツイートが、軽く炎上した

私も、震災直後まだ親族との安否も覚束ないところで見た記事であるため、脊髄反射としてか見下してしまったのだ。

どちらにせよ、私が取った行動が変わるわけでもないので、少し落ち着いた今、私なりに考えてみたい。

貨幣と信用

震災時、貨幣の信用が毀損されていたか、というと今振り返ってみればそんなことはなかったと思う。

しかし、震災直後は著しく経済活動が停滞したことは事実である仙台駅前は都市機能こそ沿岸部に比して少なく、数日でスーパー開店するほどまで再開したが、流通の停滞、限られた資産の切り崩し、労働市場の損害など被害が甚大だったことは疑いない。(私の父は無事だったが事業停滞により退職となった。)

供給問題

さて、流通が停滞しているのだから、商品の分配の問題が浮かび上がる。寄付自治体などの尽力で一定の確保は見込めるものの、それでも頼りないだろう(だいいち、寄付は適切な分配以前に適切な供給が難しいという問題があるが、それは本旨ではない)

となると、適切に市場へ物資を供給するため、調整が求められる。具体的には非被災地の値上げによる供給抑制だ。それをせずとも、「被災地へ優先的に物資を回しています」というポジションをとれば値上げはしなくてもすんだかもしれないが。

が、だ。その時被災地でもあるが、比してダメージの少ない関東圏は衝動買いの只中にあった。流通機能のダメージが少ないにもかかわらず物が売れ、原発の影響から水が売れ。私の住む埼玉南部はいまだ水が売り切れるときがある。

適切な分配に際するいくつかの問題

ここから、実際のツイート解釈していく。

先にも書いたが、商品の値上げは企業が取りうる手段としては数に含まれる。これは供給量が減ったために必要な人へ物資が供給されないためのやむを得ない措置である特に関東圏では実施してもよかったのではないか、と今は考えている。

それをしないために次に考えられる措置は供給量を増やすしかない。

店舗側では購入制限の徹底も必要だろう。私の近くの某大手スーパーは、一時期550mlの水にまで購入制限がついたときがある。

震災以降のいくつかのスーパーの実例

ところで、いくつかの店を回ったところ、海外から輸入された水がたくさん売られていたのは多くの人が確認したところだと思う。コントレックスミネラルウォーターやヴォルビックなどが出回った。

しかし、日本消費者震災直後でもワガママであった。なんということだろう、硬度の高い水を購入せずに、比較的柔らかな水だけが売れたのだ。

結果として硬度の高い水、具体的にはコントレックスミネラルウォーター売れ残り、まあどちらかと言えばヴォルビックが売れる。そして、硬度の高い水だけが売れ残るという奇妙な光景が見られた。いろはすみかんフレーバーも残っていた。クラブソーダ(炭酸水)の方が売れていた。

最後の手段はやっぱり値上げ

店長もまさかこうなるとは思わなかったのではないだろうか。せっかく水を仕入れたと思ったら硬度で選ばれてしまった。軟水だけの供給量を増やせなどという要求を、まさか震災直後にされるとは思うまい

こんな生物に職を選ぶなだというのは言ってもムダだというのが骨身にしみたであろう。そう、人は選択と行動で表現されるのだ(某八月エロゲより)

となると次はどうするだろう。今のまま押し切るか?いやいや、今のままでもクレームが来るのに、そんなことをしてはそれこそ店の信用問題である

というわけで、次に出てきた水が   日田天領水   だ。

はまさかスーパーでこれを見ることになるとは思わなかった。なんせ、胡散臭い。一時期私の体調を気遣ってか祖父が「まあ使ってみろ(ドヤ」と段ボールで送ってきたのがこれだ。なんのことはない、料理に適した普通の軟水である

まあ、ブランドなんてそんなもんかと思いつつも「あ、おいし~い。さすがだね」と相槌を打ったのは忘れません。祖父もニコニコ。さすが日田天領水

しかし、値段が高い。2L一つで400円近くはしたはずだ。おねだん四倍(近くのスーパー基準)。

この高価らしい水を出すまでしないと、震災直後にあっても揺るがぬ消費者マインドを発揮した国民を満足させることは出来なかったということなのだ。

これぞ「三方良しである(棒)

余談だが、ある程度供給も安定してきた今となっては、このお水はただのお荷物に成り下がっています。起きていることは全て正しい(キリッ

まとめ

  • 天災が起こっても人間ワガママだよ、選ぶな、なんて無理だよ。
  • からどっちにせよ値上げは不可避だったよ
  • GkEcくん馬鹿にしてごめんね

おまけ

あのツイートを見て「被災地に水持ってって高値で売りつけるなんてヒドイ!」と脊髄反射した先生怒らないから手をあげなさい。


 
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