はてなキーワード: 福利厚生とは
男の人に聞いてみたい。
①もし自分が男性でなかったら今ほどの収入を得られたと思いますか?
私は女性で、都内のそれなりの国立大学を卒業して、新卒で入社した会社があまり収入や福利厚生が良くなくて、これは将来まずいと思って資格をいくつか取って転職をして今は人並みの収入を得ているのですが、仮に自分が男性だったらもう少し金銭面で楽だったのではないかなと時々思うんですね。これ、男性は逆にもし自分が女性だったら今ほどの収入を得られないだろうと思ったりするのかなって。知人友人にはとても聞けないので、話題に便乗して投稿します。答えてくれる人がいたらうれしい。
おっす、おら大企業。
ひょんなことから地元へのUターンを画策してるんだが、転職活動きっつー。
研究開発一筋10年のキャリア、弊社でしか通用しませんです!という現実を突きつけられ途方に暮れています。
ブクマカ及び増田の諸兄におかれましては、何か叱咤激励罵詈雑言お願いしたく(ちなみに日立社員ではない)。
そもそもね、おらの地元にゃ同業や関連事業の研究開発拠点などない。それは仕方ない、地元悪くない。
やむなしやむなしと、経歴・スキルを生かせなくもなさそうな求人ポチっとな→「ここに年収550万円の求人があるじゃろ?福利厚生も良いぞ」…きっつー、年収大幅ダウンかつ良いと言ってる福利厚生も現職対比悪化。甘えんな?希望するのは私の自由だ。
…くっ、未経験職種でも頑張ります!→「ちっす、年収400万~っす!」→ははは、そだよね。
お!未経験可!しかも年収700万円!→「初任地選択可、全国47都道府県転勤」「きみもツーブロゴリラと契約して不動産を売ろうよ☆」→はあああああ?????死ぬ。
地方は年収低すぎ今すぐ死ぬ!って話じゃないのよ。要は大企業でタコツボスキルしか身に付けてこなかった人間≒俺!は、一蓮托生の思いで現職にコミットし続けるしかないってことよ。昔はそれでよかったけれど、今は45歳でご退場なディストピアなわけで。
このあと益々タコツボに深くハマる未来が見えているのに、のほほんと過ごしていきたくないのですよ、私は。
自分が築きたいキャリアに合っていて、かつ、この年齢で未経験OKな会社にどうにかこうにか潜り込み、レベル上げて地元企業や地方支社を物理で殴って再転職、がベターかしらねぇ。
表題の通り。最近本当に心が痛いニュースばかりだから書いておきますね。
妻:30代前半、固い職種。
娘:イヤイヤ期。
正直中退したことに関しては後悔はあるし、ポストについた同期に関しては嫉妬もあります。
ただし、負け惜しみかもしれませんが、任期無しポストにつけるのは本当に一握りだし、何十倍(場合によっては100倍以上)の倍率を勝ち抜く必要がある。
仮に一時的に収入が上がったとしても永続的でない=安定ではない。と考えると企業に属するしかない。
組織に属する以上やりたいことばかりではない。でも守ってもらえるのは本当にいいぞ(福利厚生)。
命を絶つ前にこんな奴もいるって思ってもらえたらと思って書いてます。
あなたにとって研究ってなんですか?命を捨ててもいいものですか?
私にとっては家族を作ることのほうが大事でした。だから研究を捨てました。以上。
ベストな選択肢ではないと自覚している。でもまあまあ悪くないかなと。
マウント取ってると思われるかもだけど、研究が出来ない博士課程後期はまじでディスられるのでこれくらいは許せ。
夢をあきらめるな。
包装関係の会社員から独立してデザイン系(絵描きではない)のフリーランスを5年 去年4月に法人化して
無事1回目の決算が終わったのでフリーランスで思ったことや実践したことを書く
(私見だが)起業はまったくのゼロからはじめられる、起業する!と決めてから何で起業するか考えてもいい
だがフリーランスになるにはまず業界がフリーランスを受け入れる状態かどうか?が最重要だと思った
まず第三者的な目で自分のいる業界を評価してフリーランスが求められてるかどうかを判断するべし
前職から仕事をもらうつもりはなかったので、フリーになると決断した8ヶ月前からポートフォリオを作り
外注を募集してる会社にメールや郵送で○○月からフリーになるのでよろしくお願いします!って形で売り込んだ
の3つに絞った
理由としては会社員時代に外注として売り込んでくるフリーランスの資料を
上司がみるときに、職務経歴についてはほとんど振れてなかったから
結果として返事をくれたのは18社中11社で、フリーになる前に仕事をくれたのは5社だった
(エージェントを使おうかとも思ったけど、ただ仕事を右から左に受け流すだけで結構なマージンを取られて
基本的になにかトラブルがあれば守るのはプレイヤーじゃなくてクライアントだと(俺が勝手に)思ったのでやめた)
つまり営業時間中にしか連絡はできないし、「今日中に」というのは日付が変わるまでではなく営業時間内にという意味
納期ギリギリに徹夜で作業して朝方メールで納品すると、クライアントは9時に出社してきて10時ごろにメールを見て修正や確認などのリターンを送ってくる
6時にダウンして13時ごろに目が冷めたら「午後イチの会議で使いたいので12時までに返事ください」みたいなメールが来て真っ青になる...
なんてことが起きると大変なのであんまり浮世離れしたタイムテーブルは現実的じゃない
フリーランスから真っ先に想像するのが「時間が自由になる」のと「収入が上がる」の2つだと思う
時間は当然自由になるが前述したとおりクライアントは会社(員)なので、クライアントには土日は連絡つかないし
唐突に平日に休み作ってもクライアントからは容赦なく連絡が来る(予め言っておくとそんなこともないけど)
3連休中になんかトラブルあってもただモンモンとしながら連休明けるのを待ったりしてそんなにいいもんでもなかった
とはいえ会社員なら事務員がやってくれる作業を全部自分でやってるし福利厚生も無いのでそれらを現金化したらこんなもんだろうって感じ
結局のところ年収1000万に手が届いたあたりで消費税課税事業者になって売上が単純に8%下がったのと
所得税が一気にあがるってフリーランスの旨味をまったく感じられなくなったので同じくらいの規模のフリーランス数名と合同会社を作って法人化した。
社会保険が高くなったけど税理士に頼んで事務関係は楽になったし、会社役員という肩書は結構便利
経費もかなり自由になるし、福利厚生も設定できるしとっても快適
18:15追記
たしかにこの書き方だと年商1000万と読めますね、実際は2年目で年商1000万を超えて4年目に消費税を収めはじめ、5年目で年収1000万を超えました。
A.事前にきっちりルールを作って書面にしたので内部崩壊的な意味では今のところ問題なし
基本的には全員それぞれフリーランスのときと同じことやってるだけ、請求書も会社名に担当者名をつける形で分けてる ...とはいえ赤の他人同士で作る合同会社は3~4人が限度だとは思う
A.逆だと思います。 家族に経理をやってもらってる間、自分は金になる作業ができるので収入は上がるし、事業専従者給与は全額控除になるので専従者の控除額目一杯まで払えば家計的にもおいしい
https://anond.hatelabo.jp/20190405004215
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190405004215
NTTグループの増田やそのブコメを見て思うところあったので、自分のブログに書こうかとも思ったけど増田に書く。世の中には「普通の平凡なサラリーマン」にすらなれない人がいるんだよいう観点で。
構成はNTTグループ増田のそれに合わせて書く。分量は少なめで。
「安定してそこそこの給与が保障されている」という環境に対する憎悪の声がここ二十数年ほど高くなっているが、「安定してそこそこの給与が保障されている」環境が必須な人は一定の割合で存在するのでは?そういう進路を選択したほうが貧困に陥らずに済む人だっているのでは?そこから外れた瞬間に貧困に陥ってしまうのでは?(私自身も若いころはそういう視点を持てなかった。)
「普通」の人間にすらなれない人にとっての一つのセーフティーネットが存在することを私は実感したし、それを無くすのは自分のためだけでなく、社会のためにもよくないのでは?ということを捉えていただければ。(近い将来、その「一つのセーフティーネット」が無くなって私自身が惨めに野垂れ死ぬ可能性は高い確率であると思っている。)
修士新卒で就職。40代前半。いわゆる氷河期世代ってやつです。バックエンド業務に従事。
30くらいの時にブラック他部署との仕事でメンタルを病んで療養。復帰はしたが、不信感やらいじけ根性発揮やらで30代序盤にして「この先の人生はもう余生」と決め込む。今思うと、内心そう決め込んでいても「一生懸命仕事をやろうとしているポーズ」を取ることの重要性を理解していれば年功序列レールに数年の遅れで乗れたのになあと思うのですが、当時はとにかく辛くてそんなこと考える余裕すらなった。後の祭りだし後からならなんとでも言える。
過去は変えることはできないので、節約生活と可能な限り小銭を拾う生活をするしかない生活を強いられているんだッ!!(バカの自業自得)
経営は非常に安定している、、、とみなされた時代もあったようです。
労働組合は御用です。組合の側から「労使協調」という言葉が出たときにはのけぞりました。物事には建前というものがあるのでは?そりゃあ実態が御用組合で組合出向が人事部の出世コースなのはみんな知ってるけど、、、と思わないでもないです。
私自身の年収は650万ほど。残業しまくっていた就職3,4年目の頃と同じ水準ですね(さすがに今は残業時間は減っています。というかそんな残業生活もう無理)。40歳超えてこれですので、金銭感覚が比較的幼いままでよかったなあと思っています。この先歳をとるにつれどんどん周囲に差を付けられてきつくなるんでしょうけど。
(収入が順調に上がるにせよ上がらないにせよ、生活レベルは上げないほうがいいと思います。というか生活レベルって小金が入って油断すると勝手に上がっていくものです。心身の疾患で収入が上がらなくなったときに悲惨ですし、心身に問題がなければないで貯蓄が増えていきます)
年齢や学歴の近い人は最低でも係長、早い人はとっくに課長に上がっていて当然年収1000万超えです。
30代序盤までは、普通に過ごしていても優秀であってもメンタル疾患の欠陥品(私)であってもその時点での年収差はあまりないようです。後になって響いてきます。
ヒラ→主任→係長→課長、、、と昇格していきます。「普通」の人間でいられる限りは今でも係長までは多少の差はあれど基本的に年功序列です。もちろん私はそのレールにすら乗れていません。
学歴が高いほうが昇格が早い、という傾向はあるようです。自身の反省から言うと「普通」になれなくとも一生懸命頑張っているフリくらいはしましょう。社内ニートのキャリアパスを選択するのは最低でも、(表面的な体裁を保っていればなんとか年功序列で上がれる)係長に上がってからにしましょう(自戒)。係長にすら達していない若いころからいじけて余生モードになってもいいことはありません(体験者は語る)。いじけて社内ニートになるのはいつでもできます。実際課長以上のクラスでそういう人はいます。
なお、優秀な人は異常に昇格が早いですが、「あんな奴がどうして」「女性だから優遇されているのか?」というケースは少なくとも私の視界では見たことがないです。課長以上の世界は私からは見えないのでわかりませんが。
あと、昇格に関する(暗黙・非暗黙の)ルールはあるみたいですが、他人を人事評定する立場に立ったことのない私には正直わかりません。「普通の」コミュ力があればそのへんの情報を下っ端でも聞けるみたいなんですが。
社宅や寮はあります。以前は安価で長く居られたらしいですが、年々制度改悪されて今では基本的に35歳までしか使えないようです。値段については、改悪されたとはいえ普通に借りるよりは安いみたいです。
独身者は補助を受けたければ寮に入れ、という方針です。既婚者は条件をクリアすれば多少の賃貸補助を受けられます。こちらも年々改悪されて今に至るようです。40歳超えたら補助は一切ありません(だったはず。単身赴任に関しては別)。
そんなものはない(関羽)。家やマンションを買うための財形制度はあります。
私自身が持ち家を持っていないし検討すらしたことがないので正直よくわからないです。ただ、わりと多くの人が「年相応に」家なりマンションなりを購入しているようです。まあ、私はそういうルートにすら乗れなかったので、、、
旅行とかスポーツジムとかに使えるポイント制の制度があります。小銭を拾って生きていかないといけないので、これは、、、ありがたい、、、
勤務時間帯はコロコロ変わっていました。一日の労働時間が長くなる代わりに休みが増えるとかその逆とか。ただ、最近は世間の趨勢を無視できず世間並みになっている感触です。フレックスやリモート勤務や時短勤務などがあります。
残業規制は私が入った頃はいいかげんでした。最低でも終電帰宅がデフォなのに残業は毎日20時きっかりまでとか。(若いころはそれでもなんとかこなせるんですけど、それで心身のダメージが蓄積していくということに気づいたのはもう少し後の話)
社内外の関係者(犠牲者)が捨て身で騒いでマスコミ沙汰労基沙汰にしたことや世間の流れもあって、今では残業規制はNTTグループ増田の言っている程度には厳しくなりました。ただ、一部の部署では「退勤タイムカードを押した後残業」みたいなのが常態化しているという噂も聞きます。
人件費圧縮のため残業は減らせという職場全体の方針なのに、残業時間が少ない人は暇人認定されて評定上はよろしくないみたいです。じゃあどうすりゃあいいんだよ。
あと、フレックスが導入されたので残業時間の調整はしやすくなりました。今月残業多くて今日はやることないから早く帰りますとか。まあそんなこと言ってられない時はどうにもなりませんが。
有給休暇、夏季休暇、傷病休暇があります。繰り越せる休暇はいいんですが繰り越せない休暇はきっちり消化しないと上司が怒られます。
他は、最近急にコストに関して経営陣が意識高い系になっているけど、その内容が「とにかく目先の支出を減らすこと」という、民間大企業がかつて陥った罠に数周回遅れで嵌まっている感がムンムンします。「目先のコストカットが目的化してしまい本業に支障出まくり」という余所様の失敗はさんざん話題になっているのにそういう情報に触れていないんだろうか。
低いです。が最近は若い人の離職率が上がってきています。先日部長が「若い人が離れていくのは問題だ。もっと職場の一体感を」とズレたコメントをしていたのが印象に残っています。部長まで行くような人がその分析、、、?
個人的には、ここ数年人事が欲しがるような人材(安定のためとかそんな学生は要らねえ!)が増えた結果として若い人の離職率が上がっているんでしょ?人事がそういう人材を採用している方針的に当然の帰結では?と思っています。
・将来がどうかはともかく、貧困になりたくない人(「普通」になれなくても必死になんとかしがみつけばそこそこの生活費は確保できます。今のところは)
・社会的信用を求める人(エリートでもお荷物でも外から見れば所属組織名は同じ)
・馬鹿正直な人
・ルールや決まりよりも部署の声のデカさがすべて、という現実に適応できない人
・一攫千金を求める人
私はかつて「私は普通の人間(社会人)にくらい当然なれるさ」と思っていたし、もしかしたらそれ以上の…なんてことを思っていました。
最近話題なった45歳over首切り某民間大企業が、その昔「成果主義」とか言い出して世間的にも話題になってました、当時就職直後だった私もご多分に漏れず「自分は当然成果主義で給料の上がる側」と思っていました。
今は私の職場も(年功序列の面も残っているけど)「成果主義」が進んでいますね。イチローの引退会見じゃないけど、若いころの自分に「おまえメンタル疾患で普通の人間にすらなれずに成果主義どころか年功序列レールにすら乗れてないぞ」と言いたいですね。
そんな欠陥品でも当面は生きていけることに対しては、今のところは運がよかったな、と思っています。ということで退職しません。クビになった時に備えてチマチマ小銭を貯めます。まあ実際クビになったらそんなのすぐに吹っ飛ぶんだろうけど。
NTTとはジャンルが違うけど規模は同じくらい。30代前半の平社員で年収700万弱。仕事の質にしては貰ってる方だと思う。
社員食堂は美味しくないけど福利厚生はそこそこ良い。大卒以上はよほどやらかさない限りはオートで担当課長までは昇進して、年収1,000万超になる。
大した仕事はしなくてもクビにならずに1,000万。そんな社員が増えすぎてるし、採用も絞ってるから新陳代謝が全く無くて職場にクズしかいない。完全に働かない者勝ち。
おそらく自分の世代は定年まで相対的に高めの年収を維持できないだろうから、あと少しで逃げ切りキメられる高年収クズどもが憎くて仕方ない。
辞めて転職しようにも、自分のような低スペックでは今の会社以上の条件は望めないし、何より高年収クズと差がつくのが我慢ならない。俺はどうすれば良いのだろう。
古くからの知り合いがセミナービジネスに手を出していて悲しい。
何でも屋さんみたいなのも継続してやってるみたいだけど、プロフィール見たらさ、
「継続して月収50万円!繁忙期は月収100万円を達成!」
とか書いてあるんだね。
まず、そもそも個人開業している人の月収って何よって話でさ、もしかして月商?
まぁ経費と税引いて月収換算でってことなのかもしれんけど、社保も厚生年金もなく一人でやってる零細企業の月収50万円って福利厚生含めたらサラリーマンの月収いくら換算なんだろう…
それを考えないで単純計算しても、繁忙期が2ヶ月あるとしても年収700万円ってことだよね。
何でも屋さん界隈では凄いのかもしれんけど、プロフィールを真に受けたとしてもこの程度の実績で何を人に教えられるのよ。
お前がまずビジネスセミナー受けて稼げるようになったら?と思う。
知り合いではあるけど他人なんだから放っとけやという話なんだけど、詐欺とかマルチとかで捕まることがないようにだけはしてほしい。
自分の仕事はちょっと特殊で、複数のバーチャルYouTuber(以下「vtuber」とする)運営会社と関わる機会があった。
以下は私見であり事実では無いかもしれないけど、こういう立場の人間もそう居ないと思うので書いておく。
vtuber運営会社はだいたい大学生ノリかブラック企業かに分けることが出来る。
大学生ノリは特に深く考えて運営をしていないせいで、いろんな面でまともな会社とは言えない。給料面だったり福利厚生面だったり。
ブラック企業は当然社員を使い捨てのコマとしか思ってない。ただブラック企業としてやってきたおかげで、外から見ればまともな会社に見える。ただ中身は大学生ノリの会社以上にヤバい。
なので一見してまともじゃ無さそうに見える会社以上に、一見してまともそうに見える会社の方がヤバかったりする。
なぜこのような企業が幅を効かせているかというと、競合に大手がいないこととvtuberになりたいというのが若年層の子が多いこと。大手がいれば自身の会社がやばい事が知れ渡ってたちまち立ちいかなくなる。だからどんどん大手には参入して欲しい。若年層の子が搾取されるのは見ていて辛い。表に出てきてないけど普通の企業じゃ考えられないようなことをしてるvtuber運営会社がある。たぶんこれは近いうちに問題が表面化すると思う。
街でモデルにスカウトされたってよく分からない会社の誘いに乗る人は少ない。それなのに何故vtuberはよく分からない会社を信用してしまうのか。君たちの時間は有限なんだ。vtuberデビューに応募するなら本当にその時間を使う価値がある会社か本当に吟味してからやって欲しい。社会の色んな所を見てきたおじさんからの忠告だ。
最近よくNTT(事業会社含む)の退職エントリを目にするので、あえて逆の立場で書いておこうと思います。
端的に言えば「NTTグループは就職先としてそう悪くないよ」ということ。
もちろん当然万人にとっていい会社というわけではないので、
就職 or 転職でNTTグループに少しでも興味を持った方の判断の助けになればと思い、筆を執りました。
「NTTグループ」と言いつつ私は1社しか知りませんので、他のグループ会社では異なる点もあるかと思います。
NTT事業会社(茸の会社)に新卒で入社。30代前半。開発業務に従事。
開発といいつつコーディングは外部へ業務委託しているので、業務範囲は要件定義とプロジェクト管理。
要件定義も実際のドキュメント作成は常駐BPが担当し、プロパーの私は専らレビュー専門。
この辺はNTTによらず大手企業の開発部門やSIerはほぼ同じだと思います。
はじめは「良い点」「悪い点」に分けて書こうと思ったのですが、それは私見でしかないので、
「特徴」として淡々と事実を書いていこうと思います(とはいえ多少バイアスはかかっていることは否めませんが)
経営は非常に安定しています。なんたってNTTの筆頭株主は財務大臣です。
民間企業ではありますが、NTTがつぶれるのは国がつぶれるとき、と言っても過言ではないでしょう。
また労働組合の力が非常に強いため、他の大手企業のようにリストラや早期退職募集なども考えにくいです。
私自身の年収は800万ほど。年間300時間程度(20~30h/月)の残業代を含むので1秒も残業しないと700万弱でしょうか。
扶養手当(妻+子供1人)が毎月32,000円出ているので、独身だともう少し減ります。
私は子供が一人なのと給料以外の収入がそこそこあるので生活や教育資金に困ることはありませんが、
一馬力の給料収入のみだと、少々不安のある額だと思います。周りはたいてい共働きです。
残業の多寡や家族構成、家賃補助の有無や後程述べる昇格次第で変わりますが、年齢別のおよその年収はこんな感じです
20代前半:400~500万
20代後半:500~600万
30代前半:600~900万 ★このあたりから昇格によって差が出てくる
30代後半:650~1200万 ★管理職にならないとどう頑張っても1100万程度が限界
40代以降:650~1600万?
役職とは別に「社員資格等級」があり、一般資格→エキスパート資格→管理職(→役員)となっています。
各資格等級ごとに複数階層になっていて、一般資格は平社員、エキスパート資格は主査(いわゆる係長)~課長、管理職は課長~部長までの役職に相当します。管理職は非組合員です。
管理職の最上階層からさらに昇格する(一般的に本部長以上)と役員になりますが、雲の上の話なので詳しくは知りません。ここでは管理職以下について述べます。
在級年数と年一回の評価で昇格するかどうか決まることになっていますが、
実情は入社1~2年で決まる通称「最早コース」に乗っているか否かで大きく差があり、
最早コースの人は評価なんぞ関係なしにガンガン上がっていき、最速30歳でエキスパート資格(主査)、35歳でエキスパート資格の課長、37歳で管理職の課長まで昇格します。
その後部長クラスまで上がるのはさすがに狭き門のようですが、最上級の管理職社員であっても年収は1500~1600万程度、執行役員になってようやく2000万を超える程度らしいので、その点では夢のない会社だなと思います。
一方で私を含む一度最早コースから外れた人はゆったりとしたスピードで昇格し、評価と運が良ければ40代で管理職になり、課長や部門長(担当部長)まで上がる人もいます。
私も最早コースの同期に比べて数年遅れで主査に任用されましたが、中にはまだ一般資格等級の同期や先輩もいます。
ただし勤続年数によって昇給する賃金要素(一応評価によって変わる)があるので、長く勤めていれば万年平社員でも600~650万くらいはもらえます。
再早コースや昇格の決まり方がブラックボックスなのと、お世辞にも優秀とは言えない人が再早コースになっていたりする点は多くの社員の不満点だったりします。
特に最近は「女性管理職を増やせ」という政府の圧力(?)のためか露骨な女性優遇が目立つため、女性は非常に昇格しやすく、男性はなかなか昇格しない傾向にあります。
なお非組合員の管理職になると役職定年があり、役員まで上がる一部の人を覗き、だいたいは50代でグループ会社に転籍になります。
一度退職金が出て再雇用扱い(いわゆる天下り)ですが、転籍後の年収は3割減程度と聞きます。
管理職の下っ端で終わって転籍するよりは、エキスパート資格で定年まで勤務した方が生涯賃金は上がるようです。
住宅関連の手当てはそこそこ手厚く、①社宅 ②賃貸の家賃補助 ③持ち家の住宅ローン補助 があります。
単身なら1万円程度でワンルーム、世帯持ちなら2万円程度で2LDKに住めます(家族構成によって値段や部屋数は変わる)
35歳までの年齢制限がありますが、会社都合(異動)により社宅に入る場合はその限りではありません。
地域や物件のグレードによりますが、家賃のおよそ半分を会社に負担してもらえるようなイメージですね。
こちらは45歳までの年齢制限がありますが、会社都合(異動)により賃貸物件を借りた場合はその限りではありません。
受けている融資の種類や金利によって利子補給だったり返済補助だったりと名前は変わりますが、最大でも25,000円/年しか補助が出ません。
一番ショボいです。NTTは社員に家を買わせたくないのか!?と思えるほどです。
以上を見てもらえれば分かる通り、なぜか持ち家所有者の冷遇が半端ないので、家賃補助が貰えるギリギリまで賃貸に住んで住宅財形をたんまり溜め、
キャッシュで持ち家を買うスタイルがスタンダードになりつつあります。
私は若いうちに家が欲しくて買ったので、翌年は年収がガクッと下がりました(補助が840,000円→25,000円ですから当然ですね)。
余談ですが、今の超低金利と住宅ローン減税による所得税還付を考えると、あながち持ち家が損とも言い切れません。
住宅関連以外では無料で受けられる人間ドックや持ち株会の補助金などが人気ですが、最近カフェテリア制度のポイントが減らされる改悪があったので、社員の不満が募っています。
1日の所定勤務時間は7.5時間で、標準勤務時間は9:30-18:00(休憩1時間含む)です。部署によってはフレックス制を採用していたりします。
時短勤務も最短4時間から選択できたり、リモートワークも浸透してきているので、子持ちの女性もたくさん働いています。
PCのログイン/ログアウト時刻と残業申請のアンマッチが15分以上発生すると上長に通知が行くため、サービス残業はあり得ません。
また残業自体の規制も厳しく、月間38時間を超えていいのは年6回までで、そこを超えても上限は60時間です。
年間200時間を超えれば忙しい人(部署)、年間300時間を超えたらかなり忙しい人(部署)という印象になります。
毎週水曜日(部署によっては金曜日も)と毎月1回の給料支給日はノー残業デーです。
土日祝日以外に付与される年間の休暇は以下の通りで、100%消化させられます。
・夏季休暇:5日
・創立記念休暇:半日
・ライフプラン休暇:勤続5年ごとに5日(最大40日まで繰り越せる)
年次休暇の消化期限が9月末なので、例年9月はオフィスの人口密度が非常に下がります。
なお年次休暇は1時間単位で使えるので、まるまる20日休む必要はありません(もちろん休んでもいいです)。
「役所に行きたい」「寝坊した」「なんとなく」といった理由で当日朝に1~2時間休を入れたり、
逆に「ライブに行きたい」「早く飲みたい」「なんとなく」といった理由で数時間早く帰ったりすることもできます。
NTTグループの中では若い会社かつ社員の年齢も比較的若いので、”NTTっぽさ”は比較的低い方かもしれません。
・危機感が無い
・意思決定が遅い
といった印象を持たれるようです。
非常に低いです。産休・育休からの復帰率もかなり高い印象です。
ただ、特に最近は優秀な若手(上で述べた「再早コース」に乗っているような社員)の離職が増えています。
転職先は多岐にわたりますが、開発系だとベンチャーや開発ベンダーなど実際に手を動かす職種への転職が目立ちます。
・給料は中の上でいいので安定が欲しい人
・影響力(エンドユーザ数や顧客企業数)の大きな仕事にやりがいを感じる人
・自分の手を動かすより、人(プロジェクト)を動かすことにやりがいを感じる人
・ガッツリ稼ぎたい人(30代前半以前に1000万~)
・仕事に刺激や変化が無いのは耐えられない人
・PowerPointやExcelが嫌いな人
・多くのエンドユーザよりも、目の前の一人のお客様に価値を提供することにやりがいを感じる人
・自分の手を動かして物を作ったり売ったりすることにやりがいを感じる人
私は
「給料は中の上でいいので安定が欲しい人」
「影響力(エンドユーザ数や顧客企業数)の大きな仕事にやりがいを感じる人」
なので、今の仕事は天職だと思っています。ということで、NTTを退職しません。
家にテレビが無いから、社員食堂で垂れ流されているワイドショーだけが情報源なんだけど
去年の春 桜が満開の駅で、ピカピカの新卒だった俺はうずくまっていた
新生活を始めたくなくて、新しく暮らす街の駅に着いた途端動けなくなったのだ
本当はこんなはずじゃなかったのに
俺は当時 内定をもらった中で、一番有名でデカくてCMもよくやってる所に就職した
デカけりゃ潰れる事も無いだろう
一通のメールが届いた
詳細は割愛するが「数日間山奥で合宿」「携帯使用禁止」「外部には漏らさない事」
ネットでよく見るブラック企業研修 そのままの内容で一瞬頭がクラクラした
だけどもう卒業も目前に迫っているし
就職活動できる時期でもない
それに、山奥ってだけで内容は普通のビジネスマナーとか そういうものかもしれないし...そう誤魔化すうちに合宿の日はやってきた
「社会人としての心構えを作るために」新入社員は数日間山奥で叫び続け(特定出来ないよう詳細は省く)毎日毎日繰り返し訓練を続けた
夜は2人1組で宿泊部屋が与えられて、俺は真面目な眼鏡の男と同室だった
携帯禁止だろうが 外の世界の情報がないと気が狂いそうになったので俺は夜中いつも携帯を触っていた
付近にバス停は無かったが(独自のバスでここまで連れて来られた)4時間歩けば 交通機関にたどり着けるようだ
当初 眼鏡は気さくなやつだったのに、もう完全に笑顔が無くなっていたし、真面目な性格が災いしたのか 合宿の訓練での失敗を真剣に悩んで寝言で「すいません、すいません」と謝るほど病んでいて可哀想だと思ったのだ
俺の脱出計画を聞くと 眼鏡はすっくと立ち上がり部屋を出て行った
は????
俺が呆然としていたら 眼鏡はすぐに戻ってきた 後ろに指導教官を連れて
謀反者の俺をチクったのだ
俺は滅茶苦茶にしばかれた
肉体的にも精神的にもきつかったが
罵倒の言葉や行為より この状況にいる自分が惨めで ただ親に申し訳ないとそればかり考えていた
事が終わる頃にはもう日が暮れていた
一人で冷めた弁当を食った
合宿に行く前、家族は就職を祝って俺の大好物のすき焼きを作ってくれた
「よかったなぁ よかったなぁ」
「お前の良い所を見つけてくれる会社が絶対あるって 言っただろう?」
「立派な会社に入って 自慢の息子だ」
弁当に少しだけ入っていた肉を食って そんな事を思い出してしまい 俺は急に怖くなった
この合宿が終わったら俺はどんな顔で家に帰ればいいんだろう?家族はきっと笑顔で「どうだった?」って聞いてくるだろう
本当の事を話したらきっと悲しませる
ちゃんと嘘つけるだろうか
それが一番怖かった
耐えて耐えて 合宿最終日を迎えた
今までの俺たちを認める言葉を沢山投げかけて、もう20歳もすぎているのに 子供みたいに同期は皆泣いていた
久々に暖かくてうまい飯も出た
帰りのバスで「いい経験になったね」と口々に語り合う同期達の隣で 俺はぼんやりと外の景色を眺めていた
来た時には積もっていたはずの雪が すっかり溶けて無くなっていた
ようやく一人になって家に帰るまでの間
俺はずっと迷っていた
本当の事を話して就職を蹴るか
家族の顔を見た瞬間 きっと許してもらえると
そう思って 合宿の全てを話した
けれど俺の予想に反して 家族には認めてもらえなかった
そういうのは良くある話で、社会人とはそういうもので、多少の辛いことは乗り越えるべき せっかく大きな会社に入ったんだから、頑張りなさい そうやって励まされて励まされて
俺はやめる勇気もなくて、ただ鬱々とした気持ちばかりが大きくなって 入社日を迎えた
入社式では チラホラと空席を見かけた
俺のほかにも辞めたいと思った奴 やっぱりいるよなと安心した一方で、こんなにも(ほぼ全員)が辞めずに入社式に出ている事も異常だと思った
続きは後日書きます
終身雇用制、手厚い福利厚生、残業は多めだが全額出る、そんな昭和の夢の残滓のような会社に勤めていたんだけど昨年退職した。
待遇は非常に良かったんだけど(0.6Googleくらい)、安定が自分の中で恐怖に変わっていき、やがて耐えられなくなってしまったので退職に至った。今は年収が半分になってベンチャーみたいなところにいる。預金残高を見て不安になることはあっても前職で感じたような、先細りの籠に閉じ込められたような気持ちには未だなったことがない。
前職のような会社は日本にあまり無いから参考になる人は少ないかもしれない。これはあくまでも平成という時代に10年間昭和のサラリーマンをやってきた自分のそれまでの人生のまとめであり弔辞だ。
もしかしたら、公務員とかレガシーな産業で利益を独占的に得られる会社に潜り込んだ人にとって何かの参考になれば幸いである。
地方都市生まれ、小中高と公立育ち、大学は他県の国立大学へ、理系でマスターを修了後に学校推薦で就職。
地方の医学部に進学した人がバズってたけど、私は井の中の蛙というか幸せな環境で育ったなあと思う。学区が良かっただけかもしれないけど、所謂ヤンキー的なタイプは少なくて、開業医の子息とかとも普通に遊んでた。うちは公務員だったけど(子供だったから気が付かなかったという事情もあり)、引け目や負い目を感じたことはなかったと思う。財力の違いを感じたのは高3で進学先に私立の医学部を選んでたときくらい、他は塾とかも選択肢が限られていたのでみんな一緒だった。
理系を選んだのは高校で7割くらいが理系を選ぶ環境だから何となくという要素が大きい、医者になりたいとかエンジニアになりたいとか思わなくもなかったけど、何より理系は潰しが効くし、数学が苦手じゃなかったらやっとけくらいの気持ちだった。
高3のときの偏差値は公立の医学部には足りず、迷わず他県の地方国立大に進学。大学でやりたいこと云々より自分の偏差値で行ける最大限の学歴に行ったという感じ。お陰様で入学後に学力不足を感じて本当に苦労した、かろうじて留年を逃れたくらいの成績。マスターは殆どの人が行くからというだけで選択、例によって院試は内部生にも関わらず死ぬかと思った。
そんな体たらくだったので、就職のときは仕事と研究との関連性だとか一切興味がなく、学校推薦で行ける会社の年収を四季報で確認して上から順番に面接。お辞儀できれば受かるという情報通りヌルい面接をあっさり通り前職に内定した。
○どんな会社だったのか
・環境
東京から車で2,3時間くらいでコンビニまで徒歩30分くらいかかる僻地、面接に行ったときヤバイかなと思ったけど、地方の大学生からすれば東京まで2,3時間で行けるというのはそれなりにメリットがあった。あとアマゾンが送料無料をやり始めた頃で、アマゾンが届けば生きていけるかなあとも思ってた。
・待遇
これは無茶苦茶良かった、待遇というか給与だけだけど。就職を決めたときの四季報だと平均年収は0.5Googleくらいで(平均年齢43歳のね)、辞めたときの年収は0.6Googleくらいあった。ただし、基本給:残業代:賞与が4:4:4で、賞与は完全に業績連動のため期待は禁物。リーマンショックの頃に3,4年働いても基本給が5000円しか上がらなかったのは忘れられない(さすがにその後是正された、けど過去の貰えていない分の保証はなし)。
残業代が4というところからお察しの通りで、残業時間は年間で700〜900時間くらい。寮や社宅は完備のため、平日は会社の敷地から一度も出ることなく過ごしていた。
・業務
表向きは最新技術の研究開発となっているけど、実際は雑用と書類仕事に疲弊していた。入社してから一度も新しい技術みたいなのを研究したことはないと思う。ひたすらに社内調整、下請を買い叩く、行き当たりばったりで問題を解決するの繰り返し。更に営業案件とか製造案件の雑用がバシバシ入ってくる。先のことを考える余裕なんて一切なくてアワアワしているだけで10年過ぎてしまった。
私に限らず全社的にそんな仕事ぶりだったけど、市場は寡占状態なので会社は常に儲かっていた。そもそも枯れた技術なので顧客は新商品とか新機能は望んでいないのだから。たまに声の大きい営業が上げてくるマイナな案件に対応するために右往左往して終わり。そのマイナな案件にかける時間を全体に対する原価削減に当てたほうが良いのではとは皆が感じていた。
一応良いところを挙げておくと、暗い実験室に引き篭もって量産の目処のない机上の空論をやるよりは、現場の問題を拾い上げて設計に反映するのは楽しかった、それは生産技術の仕事ではないのかと思いつつも。
同僚も学校推薦で来る似たようタイプなので、穏やかで話が早くやりやすかった。東大東工大が主な学閥なので地方国立大は肩身が狭いとか無いの?とかはたまに聞かれたけど、管理職になりたいだとか野心がない限りは別段に何も不自由は無かった、学歴よりも上司だとか部署のガチャ要素が大きかったし、皆が平等に不公平という感じだった。
・組織
上の意向を忖度して言われる前にやることが尊ばれる文化という感じ。基本的にマネジメントというものは全く無く仕事もこれやっといてというだけで納期も仕様も何もない。上司の指示どおりに働いていたら、その上から烈火のように直接指導されることもザラ(そうゆう時の上司は沈黙)。酷いなと思いつつも、上司とその上も同じような関係だし、その上もそのまた上も…
これがいわゆる昭和の日系企業かぁと思っていた(違ったらごめん)。賽の河原に石を積むというか、降り積もる雪をひたすら取り除くような気持ちで働いていた。
人事評価みたいなのも形式的で、上司は査定するけど、結局は偉い人の好みに合わせて査定をつけないと書き換えられてしまったうえで上司の評価も下がるので(人を見る目が無いという理由で)、偉い人の好みをどうやって察して査定をつけるかという作業になっていた。偉い人に取り入ろうにも年に一度も話すことがないし。逆に気に入られている人もそんなに親しげではないので、何が基準かは永遠にわからなかった。
こんな状況でどうしてやる気を失わなかったのかというと、査定が悪かろうと昇進が遅れようと、何だかんだで高給をもらっている自覚と責任を感じていたからだと思う。少なくとも自分の給与以上は働かないと、お世話になっている子会社や取引先に会わせる顔が無いという気持ちで踏ん張っていた。
○どうして辞めようと思ったのか
20代の頃は仕事や組織に不満がいくらあっても、それを上回る待遇を得ていたので辞めようとは思わなかった。仕事なんてものは所詮は時間と感情の切り売りで、仕事にやりがいとかいうのは、金が払えない会社の言い訳だと思っていた。
ところが30代になり預金残高が1Googleを超えたあたりで、ふと将来のことを考え始めた。余りにも遅すぎた自我の芽生えだったのかもしれない。
いつの間にか同僚はみな結婚して家のローンや保育園の話をしている。家族がいる奴は良い、自分の代わりにお金を使ってくれて、それで幸せになれるのだから。ここで暮らしていれば子供の1人くらいは私立の医学部に入れられるかもしれない。で、私はどうなる?20代の頃と預金残高以外で何が変わった?
お前も結婚すれば良いのではないかと言う声が聞こえるけど、これは中々上手く行かなかった。こんな僻地にある会社だから、相手は地元の人ばかり。上記のように地方を転々としてきた自分とはどうしても感覚が合わない、例えば同僚の結婚式で、高校の部活の先輩後輩の関係が30過ぎても未だに残っているのが嫌だった。
敵を増やしそうだけど、地方にはヤンキーと良家の子女しか残っていないんだと思う。ヤンキーは説明不要でいわゆる地元のマイルドヤンキーさん、看護学校もあるので一人でやっていけるこの手のタイプは多い。良家の子女は女子大を出て実家に戻って地元の金融機関に就職という感じ。同僚の奥さんはどちらも結婚したら寿退社して社宅に住んでいた。
私だったら、相手が1Google稼いでいても専業主夫になりたくないなあと思う。その程度の収入に自分の後の人生の選択肢の全てを預けたくない。私は夫婦は人生の連帯保証人だと思っているので、こうゆう自分の感覚と合っている人と結婚したかったんだけど、残念ながらそんな人とは出逢えなかった。それほど立ち入った話はしないけど同僚と上のような話をしていたら「そもそも君は結婚相手に何を求めているの」と言われたのが印象深かった。私は友だちとか親友的な要素、少なくとも同じ地平で物事を見渡せる人が欲しかったし、これまでもそうゆうタイプと仲良くなってきたけど、同僚的にはそうじゃないらしい。明確な言語化はできないけど配偶者に求める要素は、自分や家庭を甘やかし指導する父母か、育て導く愚かな子女で、少なくても対等の関係という要素を求めてはいないようだった。
そんな食わず嫌いをしているうちに同僚の息子は小学1年生、これからも私がああだこうだ言っている間に大学生になって家を出るのだと思う。その頃の私はきっと40代半ば、もう結婚もできないし転職もできない、ただ自分は失敗した、取り替えしがつかないという気持ちを抱えながら、報われることのない仕事をしている。やがて50代になって預金残高が5Googleを超えて、高級老人ホームに入ること夢見て死ぬんだろう。
安定している故に見えてしまう自分の将来、この少し広い会社の敷地の中で人生を終えるであろう現実、その恐怖に囚われてしまってからはもう辞めること以外は考えられなくなってしまった。そこからは早い、たまたま自分のやっていた職種と募集がマッチングしたから逃れることができたけど、本当だったらこの歳で逃れることは難しかったと思う。前述のように賽の河原のような雑務がメインなのでとても潰しが効かないし、何よりも給与が激減する不安に耐えられない。
高校生に対してライフプラン(仕事と出産などを含んだもの)を教育するみたいな話をニュースで見たけど、これは年齢関係なく必要だなと心から思う。別に結婚とか子供とか興味は無く、食べてくために働くというのは本心として良いと思う。けれど同期同僚が結婚して子供ができて、仕事に意味や成果は無く、ただ歳だけが増えていく状況であなたはどこまで正気を保てますか?というのは自分自身によく確認したほうが良い。登山なりゴルフなり何かしら見つけられた人はそれで良いし正気を保ち続けることができると思う、私にはそれができなかった。
昭和という時代は、定職さえあれば誰もが家庭を持ち豊かで幸せになれるという幻想を皆で信じていたから実現できた神話だったんだと思う。家族がいれば多少の理不尽にも耐えられたし仕事に魅力が無く潰しが効かなくても何とかなった。けど平成が終わるこの時代に神話はもう死んでいた。
私は辞めることができたからまだ良い、けど私のような気持ちで辞めることすらできない人が、あの会社に大量に留まっているとするなら。前職に留まらず、世の中の会社や社会のどこかに、私のような人間が大量に潜んでいるとするのなら。
欧米でよくある銃乱射事件とかは、こうゆう時代の歪みから発生するんじゃないかなと思う。俺はきちんとレールに沿って人生を進んできたのになぜ幸せになれない?俺がおかしいのかそれとも社会が狂っているのか?
話が逸れてしまった。10年間よく会社に尽くしたし、会社も十分それに報いてくれたと思う、総じて良い会社だった。ただ、私は会社と同じ昭和の夢を見ることができなくなってしまった、それが退職理由。平成の終わりにこうやって昭和の夢の残滓のような会社を去ることができたのは何か奇縁を感じる。
努力すれば東大に入れる。理屈ではそうだが定員が限られており、日本中の頭のいい人間が努力して(または努力すらせずに)入るものだから、凡人が努力しても東大入学者には追いつけない。
はてなーは東大卒が多いからこれではわからないということであれば東京藝大でもいい。
才能のない凡人が努力をしたところで幼い頃から芸術に浸ってきた天才を押しのけて東京藝大に入れるわけがない。
東大卒のエリートや藝大卒の芸術家が現在やっている仕事は知力や能力があるからできる仕事であって、それを今すぐやってくれと凡人がいわれてもできると思うか?
Googleの天国のような福利厚生と天使のような同僚が取りざたされるが、入ったからにはITのフロンティアを切り開くような働きが求められる。
見えている幻想にとらわれるのはもうやめよう。
最寄りが新宿あたりのIT系の数十人規模の会社にいた。大きな公園の近く。役員的なことをやってた。会社立ち上げから参画しててお給料もたくさんもらってた。業績もまぁまぁで行く末は自分が代表になって皆を引っ張っていくんだと思ってた。辞める数年前に結婚して子供ができた。
結婚してすぐに代表の社内不倫が発覚した。発覚したというか、もう見るからに社内不倫してた。自分が部下を引き連れバーとかに飲みに行くといちゃいちゃしてる現場に遭遇した。
自分が結婚するまでは自分本位で動いていたものの、結婚してからは家族のため、子供のために金をしこたま稼いでいた。
社内不倫している代表の会社にいるのはなんなんだ?自分が頑張った分代表の奥さんが不幸せになるのか?と思うと精神が崩壊した。近くの大きな公園に行って一人で彷徨いながら泣いた。俺の幸せは他人の不幸なんだと。
やってられなくなり、ナンバー2に告発した。彼も同じ時期に結婚・子供が出来ていたので分かり会えるだろうと。分かり会えなかった。許容範囲だとのこと。他の役員も許しているらしい。要は金を稼げば何をしてもいいらしい。本当かどうかは分からないが。代表は相当優秀&実績を残しているためそう言うのも分からなくもない。
転職した。10年以上連れ添った会社&育てた会社を辞めた。転職先はすぐに見つかったけれど100万位年収が下がった。社員数は15倍位に増えた。社食があったり福利厚生が充実していて年収が減ってもなんとかやっていけた。あらゆるストレスがなくなってのびのび仕事に打ち込めるようになった。
なにこれ。
ハッピーじゃん。
代表の奥さん見てるー?旦那さん不倫しまくりだよー!職場ではセクハラしまくりだよー!
死んでしまえ
転職してみたのよ。キャリアアップってゆーやつ?いわゆる。ま、なんだかんだ言って給料上げたかったし、やりがい?みたいなのも欲しかったし。大会社で働くっつうのも経験してみたかったのね。前はブラック中小企業だったので。
まー、大きな会社は良いですわ。年収もそこそこ上がったし。保養所やら福利厚生やら、社内ジムとかもあるし。入社して一年経つが使ったことないけどな。知り合いがジムでハアハアしてるのなんて見たくないし、こっちも見せたく無いわ。どーでもいい。
とは言うものの、なんだかんだ、自分の抱えている問題というか、性格的な、ぶっちゃけ言うと、ひきこもり体質というか、ぼっち体質というかは、全く変わらないんだな、と、ここ一週間誰とも話してないことに愕然としたわけ。あー、オハヨザイマス。。オサキニシツレイシマッス。。くらいしか声にしてないわーと思って。何ちゅーか、もう、ダメなんだと思うわ。あれ?俺、全く溶け込んでないわ~~と思うのよね。
周りの男がOLと話してるのを、あー、あの子のおっぱい大きいなー近くでガン見したいなー、いっそのことモミモミしちゃいたいなーとか思いながら、コソコソ聞いてるだけで1日があっという間に過ぎる。ってゆーか、アイツら声大きいから聞こえちゃうんだけど。仕事?してるよ、1日中エクセル開いたり閉じたりしてるよ。あと、時々、部署の共有フォルダ見て、へー、こいつ、こんな資料作ってるんだーとか覗き見してる。
昔からそうだな。幼稚園の頃も教室の隅っこで、ブロックで一人遊びばっかしてたし、小中の頃なんて、図書館で漫画ばっかりみてたわ。はだしのゲンとか。ギギギギギ。高校はなぜ卒業できたのかすら分からない。大学に至っては、全く記憶にない。
四年間、ずっとぼーっとしてた。
DevRelの人たちが楽しそうなので嫉妬している。
定義が広いので、自分のDevRelの捉え方を明確にしておく。
広報に近い役割なので、自社の製品・サービスを情報を発信していることが多い。さらに、DevRelなので個人として発信しているように見える。
なので、自社の製品・サービスのすごさを、さも自分の成果のように話しているように見えてしまう。いわゆる「他人のフンドシで土俵を取る」のように見えてしまい印象が悪い。
自分の価値観として、新機能を開発するR&Dエンジニアが一番あこがれる、みんなも同じはずだというものがある。 この価値観が認知を歪ませていて、DevRelを「R&Dエンジニアになりたかったが、妥協してしまった人」のように認識してしまう。
それなのに、本人たちは楽しそうな発信を繰り返しているし、注目度も高い。 憧れている人も多数観測する。
なので、自分の価値観は間違っているのではないか、無意味な意地でチャンスを逃してるのではないか、という不安を感じてしまう。
推測だが、たぶん以下のような職種だと思う。
なので、福利厚生・給与に魅力を感じ、ソフトウェア開発者を続けるのを断念したのではないかと邪推してしまう。 「製品のコアからは遠くなるが無関係になるわけではないし、給与もあがるし我慢しよう」といった判断があったのではないか。
ナショナリズムよりの感想になるが、才能ある日本のソフトウェアエンジニアが国力の差に負けて、こういう職についていること・つかざるを得ないことを残念に思う。
当方Webエンジニアのフリーランス、多分増田と似たような業種・収入だったので概ね同意する。ただ「フリーランス」って括りだとフリーライターとかITエンジニア以外の色々な業種も含んでしまってるから、多分感覚が違うんじゃないかと勝手に予想。
ただ俺の場合は基本リモートで働いてるから交通費もあまりかからず、必要経費は家事按分とPC関連だけで済むからたかが知れてる。これだけでも増田と環境違うっぽいから、近い業界のような気がするけど人それぞれ前提条件が違うからそこを意識しないと不毛な気がする。
そもそもブクマを見るに、比較対象にしてる正社員の待遇が大手企業っぽいから、そこも感覚が違うように思う。俺は中小やベンチャー系のWebエンジニアでしか正社員の経験が無いけど、退職金はまずなくて、ボーナスだって存在しないところがざらにあった。ボーナス5ヶ月とか天国かよ、見たことねぇよ。家賃補助って勤務先から3駅以内だと数万円もらえるやつ…え、違うの?
話が逸れたけど、正社員でも給料以外にもらえるものが少ない業界と、各種福利厚生が整ってる業界とでは正社員の何倍稼げば同レベルという計算式が違うから無意味に思う。
数年前にある事件に巻き込まれた。同時期に家族と周囲のトラブルがあった。最終的には警察に相談に行くことにもなった。
それらは解決して、ここ数年とても平和で無事な生活を送っている。
落ち着いた今だから考えられるんだが、私はカウンセリングかなにかを受けるべきではないのか?という思いがある。
数ヶ月に1回ほど、希死念慮に捕らわれる。泣いたり爪を噛んだりする。視界の端にロープや包丁が見える。
当時はかなり精神がボロボロになったが、カウンセリングや心療内科にはかからなかった。
先日会社の福利厚生で全員が受けるカウンセリングがあったが、普通に元気です、とだけ答えて終わってしまった。
今は無事で平和だから、今なにか相談すべきなのかどうか分からない。
悩ましい。