はてなキーワード: 大義名分とは
平和を脅かし、国民の主権を踏みつけにし、主権者国民の権利をないがしろにしつづけている。
今、安倍政権をとりまく種々の問題はすべてこの条文を改正しようとしているがために起きている。
それはクワトロ・バジーナがシャア・アズナブルその人であるというくらい公然の秘密だ。
70才を超え、TVばかりみている私の父でも知っている。
悪魔の条文を守ることを政治信条とする人間たちが、話し合いをする場でいつも話し合いをせず、相手をゆるさず、理解せず、ただただ痛烈に非難するだけなのに、国と国との紛争解決の場で、兵士や市民の命を懸けて武力を用いそうになっている極限状態で、急に他の人たちには決してまねのできないレベルの有意義な話し合いをするという。
なんという傲慢。なんという他人蔑視。なんという問題認識能力の不足。
これはごくごく単純なコモンセンスだろう。
トマス・ペインが今日本に生きていたら「イエス(高須)」と賛同してくれるに違いない。
安倍政権よりも真っ先に糾弾すべきは野党だ。まっとうな政治をするために欠けているのはまっとうな政権よりもまっとうな野党だ。
でもこんな国民のコモンセンスが決して共有されないマスメディア。
メディアの安倍政権追求報道を見ていると、「アポロは月面着陸していなかった説」を主張する陰謀論者の話を聞いているようでほとほと理性をすり減らしてしまう。こっちまで馬鹿になりそうだ。
どんなに有効な反論をしても黙殺されて、何か自説に都合の好さそうな材料を小出し後出しで持ってくる。
これはオールドメディアの自殺としてのちに歴史の教科書に載るべき事件だ。この事件の構図や裏側をスクープすることこそジャーナリズムじゃないのかね。いや本当に。
ところで、私はしがないサラリーマンだ。生活に必死だ。後進国の人々に生活水準でどんどん追い越されている立場のものだ。
でも、こういう私を赤化あるいはリベラル化しようとはせず、馬鹿にしているエリート層が日本の赤でリベラルだ。これも公然の秘密だし、コモンセンスだ。
こういう増田を書けば、私もネトウヨと揶揄されているものの一人になるだろう。
でも私は思う。私は荻上チキと文化論ではいい友達になれると。もちろんこれはコモンセンスじゃない。
でも彼は私のことを馬鹿にして決して友達とは思ってくれないだろうね。これはコモンセンスかもしれない。
さて私は2度転職して3度パワハラを受けた。今の野党がやっているような内容だ。
できるはずのない仕事量を押し付けてミスがあった。仕事の基礎を揺るがすようなミスだと騒がれた。でも本当は些細なミスだ。騒いでいる当の本人が協力すれば防げたし、わずかな時間でカバーできる。本当に基礎をゆるがすようなミスならばあなたはなぜそんなに無関係を気取っているのか、本当にあなたに責任はないのか、なぜそんなに非協力的なのか全く理解できなかった。
野党が悪魔の条文を守るためにやっていることは、国民の生活を脅かすパワハラ文化を日本に根付かせ、正当性を与えるようなものだ。
多くの人は見たことあるだろう。パワハラ現場を。あの野党のやり口はまさにそれではないか。
労働者を守る。代表する。と自認する立場の国会議員が労働者が苦しむパワハラのやり方を公開講座として日々メディアにのせる。
森友問題は、安倍昭恵さんの脇が甘くて詐欺師に懐にもぐりこまれたのが真相なのはコモンセンスだ。奔放な性格の昭恵さんを証人喚問して、そのうえで挑発して不規則発言を誘導し旦那の首をとろうという野党とその協力メディアの筋書きもまたコモンセンスだ。こういう本当に罪を犯していなくても有罪として裁いてやろうというやり口が職場ならパワハラだし、学校ならいじめのやり口そのものだというのは、もちろん、コモンセンスだ。
私はたまたま利益を上げることできる才能と運に恵まれていて3度ともパワハラをしのげた。だが、昭恵さんは相手が悪い。スターリンのように罪状はなんでもいい。最初から首だけを狙っているからだ。これもまたもちろんコモンセンスだ。
加計問題の本質は安倍さんの友人であれば人権は制限される。ゆがめられてきた獣医教育行政を正す機会と能力に恵まれても実行してはならない。安倍さんの友人が安倍さんと志を同じくして協力してはならないという点にある。安倍首相は常に孤立していなければ不正なのだ。これは野党とメディアのコモンセンスだ。一方で、セクハラをしたとされる福田財務次官よりもよほど悪質で、直接手まで出している鳥越俊太郎氏が別段問題視されず、その後もTVでご意見番をしているのは悪魔の条文の有力守護者であるからというのは国民のコモンセンスだ。守護者たちの友人関係は「善」なのだ。自分たちの連帯が素晴らしいからだ。
台湾出身で、台湾国籍をさかのぼって抜くために台湾政府に借りを作っている野党議員や、他人を疑惑の総合商社と非難しておいて自分が詐欺を働き、さらにそのうえで「ワークシェアリングだった」などと珍妙な言い訳をして今また首相を詐欺師扱いしている野党議員、そういう人たちがのほほんと議員を続けていられるのも悪魔の条文の守護者に加担しているからだ。これももちろんコモンセンス。
外国に借りを作った国家権力者がその後どういう行動をとるか、ドイツに特別列車を用立てられたレーニンがドイツと講和をして領土をたくさん割譲した例をみても明らかだろう。そして結局即時講和、平和を叫んでも実際は列強の干渉戦争を呼び込んでしまった。
自分の詐欺を十分に反省しない癖に、ほとんど女と甘酸っぱい時間を過ごせていない私のようなすばらしい日本男児をレイプ魔の子孫として世界に紹介し、歴史に記録しようとする。だれもまずは自分がやりすぎなくらい反省しなさいよと教えてあげない。他人にはやりすぎなくらい反省しなさいと強要してくる。20万人の性奴隷強制連行が嘘八百というもやはりコモンセンスだし、罪のない無力な市民を無実の罪で吊し上げ迫害するのが左翼の政治信条。これもコモンセンス。
私たちの知る権利、野党を正す権利、労働者としての権利、歴史的無実を叫ぶ権利、挙句の果てには総選挙で民意を示す権利でさえも憲法9条を守るという大義名分によって踏みにじられようとしている。この条文があるからこんなことが立て続けに起きるのか!?そうなのであれば、必ず!絶対に!すぐさま!憲法9条悪魔の条文は改憲されなければならない。これこそがここで一番言いたかったコモンセンスだ。
私がもし熱烈な護憲論者なら今すぐこの卑劣な改憲阻止運動を糾弾する。国民すら二派にわけて争わせる平和主義者・武力放棄論者があってたまるか。(武力蜂起論者なら合点がいく。)
そんなやつらには絶対に紛争を話し合いで解決できないだろう。今だって解決できないし、する意思もない。拷問の末無実の罪を自白させるようなことをやっている。まぁ、政治信条からしてそういうやり方が好きなんだろうけど。これもやっぱりコモンセンスだね。
高須クリニックが起こした裁判の記事が出てるけど名誉毀損なんてただのカモフラージュ
こいつが本当に潰したいのは規制緩和の方だ
っていう規制緩和の答弁だったので訴訟すること自体がそもそもおかしな話
じゃあなぜ裁判を起こしたのかって言うと規制緩和されると高須クリニックは困るんだよね。
美容外科業界は、倫理規定があって、業務内容について詳しい宣伝をできないの。
ウェブのHPは、あれは宣伝じゃないというグレーゾーンで誤魔化してるだけで
そのタブーをまた裏技で独り突破して、ご禁制やぶりしてるのが高須。
西原に「彼氏のことを漫画にしてるだけ」という大義名分乗せて、自分とクリニックの宣伝マンとして多額の金渡してる。
この裏技を独占で使って、他の同業者を出し抜いてるのに、規制緩和なんかされたら、裏技のために大金ぶっこんでる意味なくなる。
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外務省が、在日朝鮮人の北鮮帰国希望者に対して、帰国の便宜をはかる方針を決め、とりあえず国際赤十字に調査を依頼し、その報告をまってこれを実施に移したい意向だといわれる。まだその間いろいろ問題があり、今後政府と与党との間で慎重に検討した上でなければ、最終的な結論を見るにはいたるまい。
われわれは、北鮮への帰国を望む人たちに対しては、その切なる希望をかなえるのが当然(不明)あると考えて来た。在日朝鮮人の総数は約六十万人といわれ、そのうち北鮮への(不明)望んでいる人たちは在日朝鮮人総連合会の調査によると、十一万七千人にのぼっていると発表されている。この人数については、いずれ正確な調査を必要としようが、これらの人たちの大部分が生活苦に悩んでいるので、北鮮政府が帰国のための船舶や費用を配慮するとあれば、その希望を満すために日本政府として帰国の便宜をはかるのはまさしく当然のことであろう。
ただここで問題なのは韓国側の態度で、北鮮を韓国領土の一部としている建前上、北鮮を日本が相手とすることは許せないと主張し、また北鮮帰国は韓国に敵対する陣営を利するものだとして強く反対しているのである。
しかし周知の通り「人権に関する世界宣言」の第十三条二項には、「何ぴとも、自国をふくむいずれの国をも去り、また自国に帰る権利を有する」と明記されている。さらに一昨年のニューデリーにおける赤十字国際会議でも、外国に居住するものが、その故国に帰ることを望む場合は、その国の政府は出国を許さねばならず、本国はこれを受入れねばならぬ、と決議されたのである。いわば、北鮮帰国問題は基本的人権にかかわる問題であることが明白である。
藤山外相が、日韓会談の続行中に韓国側の反対するこの北鮮帰国問題をとりあげたこと(以下不明)
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北鮮帰国希望者の問題は、ほおかぶりしているべきことではない。北鮮系の在日居留民団体である朝鮮総連にいわせると、七万人が北鮮に帰ることを希望しているという。その理由は日本にいては食えないからだという。北鮮政府も引取りたがって、旅費も船賃ももつとまでいっている。日本としても彼らに対する生活保護費の増加、貧困を主因とする犯罪の横行に手を焼いている。帰ってもらえればそれに越したことはない。そればかりでなく大きな大義名分として、居住地選択の自由は、近代社会においては何人にも奪われることのない基本的人権なのである。北鮮へ帰りたいと言う朝鮮人を、日本に引止めておくという根拠はない。人道上の重大問題である。
それにもかかわらず、政府が北鮮帰国を許さずにいるのはなぜか。日韓会談の決裂を恐れるからである。これは日韓会談を進めるための条件の一つとして韓国側から要請されたことである。行政当局のなかには共産側の謀略だから警戒すべしと言う意見もあるが、帰国させるべきだという考え方の方が強いようだ。しかし日韓会談を決裂させたくないという岸首相らの考えが、帰国を許させずにいる。
我々はもちろん日韓会談を成功させたい。しかしいままでの情勢から見ると日韓会談は日本側が全面的に譲歩して、無理でも何でも先方の主張をいれない限り、早急には妥結しない形勢にある。しかし全面譲歩などは、許されるべきことではない。おそらく日韓会談は、二十六日に再開されても、その後決裂しないまでも、とぎれとぎれて長びくであろうと思われる。そのあ(以下不明)
男女平等の価値観が当たり前の社会になって来ていても、未だに女は男に自分以上の経済力や甲斐性を求めることを止めようとしない。
止めようとしない以上は、女は男から容姿や若さで選別され続ける。
「結婚は顔と金の交換」なので、男に自分以上の経済力を求める女は、男から容姿や若さで選ばれる覚悟を決めているということなのだろう。
逆に、経済力を身に付けた女の自由度は飛躍的に高まる。独身のまま生きてもいいし、自分好みの男を配偶者として選ぶことも出来るのだ。
これとは別の問題として、男性側の経済力が下がり続けていることも事実である。
男はこの困難に対してどのような行動を取ったかというと、男の側が女に対して経済力を求めるようになったのだ。
女性の社会進出を日本全体で進めなければならない、という大義名分がある以上は、男が女に対して経済力や甲斐性を要求することに対して社会は許容している。
女性の社会進出の改革を70年間進めてきた結果、世の中はどう変わったかというと、「男が女に対して経済力を求める」という新しい価値観が生まれたのだ。
そして女性の社会進出の改革は今後も続くことになる、というよりこれからが本当の改革の始まりなのだ。
管理職や指導的地位の女性の数を3割に増やすという努力目標だと、あまり成果が出てこないことも事実。今後は、罰則を設けた強制義務に格上げされることになるだろう。
そうなると、男はますます委縮していき、今以上に男は女に経済力や甲斐性を要求する流れが強くなるのだ。
今までの男社会の仕組みとは、元々男女平等だった男女関係において、男側だけに経済的な「下駄」を無理やり履かせることによって成立してきた。その「下駄」が文字通り取り上げられてしまってきている以上は、男は弱くなるのは当然の話ではないか。
その人よくわかりませんゴメンネ。
よその国では、まぁ勝ったほうが、英雄になれる。大義名分は後からついてくる。
負けた側に与していたら、確実にヴィラン扱い。
そんな処でしょう。
しばらく結婚しないだろうと思っていた中学時代からの親友の結婚式に出席したことを機に、結婚に向けてのそりと重い腰をあげた。
何から始めていいか困っていたときに、同じく地方に配属された友人が出会い系で出会った女性と結婚したという話を聞いた。
はじめは出会い系なんて半信半疑だったが、出会い系(今はマッチングアプリと呼ばれているらしい)のよさを熱く語る友人の熱に圧されて登録してみた。
なるほど、これは確かにいいかもしれない。僕が登録したのは月額固定料金のものだったのでサクラのメリットがないし、マルチっぽい人はちらほらいるがこれは不思議と写真で見分けがつく。
それに趣味のコミュニティもたくさんあり、映画やら音楽やらの話をとっかかりにして話題を広げやすい。
マッチングアプリを通じて実際に何人かの女性に会ったが、驚いたのは2回目にデートをするときにちょっとしたお菓子をくれる人が多いということだ。
この前ちょっと旅行行ったのでお土産です、なんて言われて500円ぐらいのお菓子をもらったが、これは2回目のデートで渡すお菓子としてこれ以上ない正解だと思った。
まず、旅行先で買ったお土産というのが非常にいい。これはつまり、旅行先でお土産買うときの5分ぐらいはあなたのことを考えてました、と暗に言っているようなものだ。2回目に会う人間にもたれる好意としてはこれぐらいがちょうどいい。
それに500円ぐらいという値段もいいではないか。もらってもそこまで気を遣わずに済む。デート中にランチかスイーツでも奢ればなんとなく気持ちがチャラになるような金額ではないだろうか。
僕はお菓子を作ったことがないから分からないが、材料買ったりから始めるとするとおそらく1日がかりだろう。会って2回目の人間にもたれる好意としてはこれはあまりにも重すぎる。自分のためにそんなことをしてくれる時間があるんだったら、募金活動とかゴミ拾いとかもっと世の中の役に立つことに使ってくれという気分になる。
近場で買った美味しいお菓子なんてのも結構微妙だ。旅行先で買ったお菓子には「お土産」という大義名分があるが、それ以外のお菓子は「プレゼント」になってしまう。
社会人だから会って間もない人間にお土産をもらうのは慣れているが、意味もなくプレゼントをもらうのには慣れていない。会って2回目の人間に意味もなくプレゼントをもらうのはなかなか心理的負担になる。
結局のところ、2回目のデートでは、もし直近旅行に行ってれば500円ぐらいのお菓子をお土産として渡すのがベストで、そうでなければ何も渡さない方がマシなのである。
・24時間体制という大義名分の元いくらでもサビ残をすることになる
・実際に24時間体制を維持するために残業している人間がいるので隠れ蓑になる
・労働基準法が適用されない≒どんな理不尽な事をしてもいいと解釈する奴が沢山いる
・何かあるとすぐに「衣食住が保証されているだけ有り難いと考えるべき」というタコ部屋理論が飛び交う
・人をやたらと動かして部署をコロコロ変えていくので全員が派遣社員で構成されているようなもの
・その結果自分が何をやっているのかが分かっていない人間が多すぎる
・お互いに自分が何をやっているのかを正しく把握できていない状態で必死に誤魔化しあうだけ
・何をやっているのか分からないまま無理やり進めるので何もかもがチグハグになる
・激しい責任転嫁が始まる
・これが下っ端の新兵から一番上の幕僚に至るまで全体で起きている
・ヤベー組織
と聞かされていたんだけど、流石にそこまで酷くないだろと油断していたら、聞かされていたとおりでした。
俺は呆れ果てて何も言えないでいたが、同じくクラスメートであるタイナイが、カジマの蛮行を嗜めた。
そのタイナイが嗜めるのだから、カジマのやっていることは思っている以上にタブーのようだ。
「抗議活動は結構だけど、これはただの目立ちたがりの売名行為にしかならない」
「こーいうのは目立ってなんぼでしょ!」
「悪目立ちで集まるのは、騒ぎに乗じたいだけの烏合の衆だ。それだと肝心の問題についても、大衆に正しく認知されない。主義主張が何であれ、正しい筋道で実行されなければ正しい支持も得られないんだ」
「あーあー、そうやって物知り顔で、抗議活動している人の出鼻を挫いていくんだよなあ。タイナイみたいな自称常識人は~」
タイナイの言うことは真っ当だが、カジマにはまるで通じない。
カジマに自身を客観的に見れる冷静さがあるなら、始めからこんなことをやろうとはしないだろう。
「カジマ、お前のやってることはむしろヘイトを広めるだけ。しかも、そのヘイトはお前自身に向かうぞ。一般大衆からはアニメオタクは過激で常識もないバカだと思われ、アニメオタクからは抗議活動の邪魔をする輩だと非難される」
「え……そこまで深く考えてなかった……よし、この抗議活動はやめるっす!」
カジマは大義名分があるからやっているだけで、別に高尚な志があるからこんなことをやっているわけではない。
いっちょ噛みしたいだけでリスクまで背負いたくはないので、それをチラつかせるたほうが効果的なのだ。
「あーあ。現実の喧騒から離れて、楽しい気持ちでアニメを観ていたいはずなのに、どうしてこんな現実問題でヤキモキしなきゃならないんすかね……」
カジマは何だか純粋ぶったことをのたまっているが、俺たちは面倒くさくなってきたので無視した。
ところかわって父のほうでは、フォンさんと共に重役たちの説得に回っていた。
「…………いま一度考え直しませんか」
「そうは言っても、アニメってのは総合芸術だろ? 監督とは言っても、その実アニメの製作は他のスタッフたちの働きによるところが大きい。彼が『ヴァリオリ』を作った代表者だと表現することは不可能ではないが、100歩譲っても彼だけの、彼のためにある作品ではないはずだ」
「もちろん『ヴァリオリ』はシューゴさんだけの作品ではありません。ですが……」
「我々だって何も全面的にシューゴ氏を責めているわけではない。出来れば彼に監督でいて欲しかったし、実際これまではそうしてきた。だがモノにはコンプライアンスがあり、限度もある。そして我々が何度言っても彼は改めなかった」
「言っておくが、君たちにだって責任はあるんだぞ。君たちが彼の手綱をちゃんと握っていれば、こうはならなかったかもしれないのだから」
しかし、いずれも色よい返事はこなかった。
ーー『ハテアニ』スタジオ。
世間ではかなり騒ぎになっていたが、スタジオ内は意外にも落ち着いていた。
この界隈でスタッフが途中で入れ替わるなんてのは珍しいことではなかったし、それは監督という立場でさえ例外ではない。
今回はそれが人気アニメの監督だったというだけで、世間よりも現場のほうが冷静な者は多かった。
それに監督が誰であろうと給料が変わるわけではないので、現場の人間はただ目の前の仕事をこなすしかないのだ。
せいぜい、暇をしてるアニメーターが、WEBメディアの取材でテキトーなことを並べるくらいである。
しかし、現状ではその程度で落ち着いていても、このままではいずれ瓦解するという危機感が、父とフォンさんにあった。
やはりシューゴさんを呼び戻すのがベターだが、成果は芳しくなく、父たちは頭を抱えていた。
「シューゴさんの『ヴァリオリ』における功績を丁寧に説明しても尚、誰も首を縦に振ってくれませんね……」
こうなった大きな要因は、シューゴさんに対するネガティブイメージが強く残り続けているのが大きな要因だった。
特にある一件では、彼の過激な言動によってアニメ業界全体が激震し、謝罪会見にまで発展したこともある。
経営側から見て、そんな人間を制作のトップに置き続けるのは、リスキーすぎると判断するのは当然だったのだ。
「フォンさん、“あれ”はどんな調子ですか」
「では、そろそろシューゴさんのほうにもアプローチをかけてみましょうか」
先日、彼女と話していて、なにかの折に結婚を申し込んだ。電話で大事なことを軽く言うのもどうかと思うけれど、つい口を突いたのだった。
彼女は困ったようにう~んと唸り、ぽつぽつと話し始めた。別の男性から結婚を申し込まれたこと。そいつが僕の友達だということ。色々な将来のことを考えると、あなたと居るのは不安を感じてしまうということ。でもあなたのことは間違いなく好きだということ。
素直に、そっかあと思った。実のところ、結婚を申し込んでおきながら、僕はその生活を真面目に想像したことがなかった。彼女と一年ほど暮らしたけれど、生活が整頓されているとは言えなかった。僕は大学を留年していて、彼女は社会人だった。僕は好き放題飲み歩き(飲み放題歩き好きだった)、彼女は厳しい職場で帰りが遅かった。
彼女と暮らしていなかったら、今も大学生をやっていることは間違いない。僕はそのことを一生かかっても返せないような恩に感じている。今もそうだし、この先もそうだろうと思う。彼女はずっと最愛の恩人だ。
一方で、彼女は僕の素行を少なからず心配していた。心配というよりも、その点に関しては若干引かれていたし、諦められてもいたと思う。心のどこかで、この人と平穏無事な家庭を築くのは無理だろうと思っていたはずだ。彼女にとっての区切りは、僕が大学を卒業したことだったと聞いた。僕が東京に引っ越すことになり、最後の朝に彼女は新幹線のホームで泣いた。僕はそれを寂しさだと思ったけれど、彼女にとっては最後の区切りの涙だった。
彼女に結婚を申し込んだ男のことも、輪をかけて複雑だった。彼のことを僕はとても尊敬している。誰にでも頼られる、世話好きのお人好しで、怒ると怖いのだ。そう、怒ると怖いというのが一番尊敬しているところだ。人は誰かに嫌悪感を持ったり、苛ついたりする。大抵の場合、そこには大義名分はない。なんとなく嫌いだし、なんとなくムカつくし、そういう気持ちは大勢には支持されないから、仲間内で悪口を言ったり、茶化したりして溜飲を下げる。その点、彼は怒るとき、本当に怒る。なぜ怒っているかを明確にして、それを正さない人に正直にぶつけて、なお直らないようなら完膚なきまでに言いくるめる。そういう怒り方をできる人なのだ。僕は彼が人として大好きだ。たまに彼に怒られたいと思うくらい、好きなのだ。
彼女の心配することの一つは、彼から結婚を申し込まれたことを僕が知ったら、彼と僕の仲が悪くなるかもしれない、といったことだった。話を聞いた瞬間は、僕は友人と恋人を同時に失うのだと思って、黒い稲妻が自分の一生涯を照らしたように感じた。それと同時に、すべてが冗談なような気もした。人のいい彼が、そんなことを言うだろうか。どうしても気になって、夜中も3分の2が過ぎた頃に彼に電話を掛けてしまった。もちろん、出なかった。
彼からのコールバックは、翌朝だった。真面目な話が僕は苦手だ。真面目に話すことが苦手なのだ。真剣な話をするのに、どうして眉をしかめなくちゃいけないのか分からない。真剣な態度じゃなきゃ伝わらないことなんて、この世になくていい。あるいは、伝わらないならそれでいい。だから、おちゃらけて話すことにした。
しばらく話していると、彼の彼女に対する想いは、真剣なのだと伝わってきた。十分おちゃらけに付き合ってもらった。彼は僕に嫉妬することさえあったらしい。そうだろうな、としか思わなかった。僕に言えることなんか、せいぜい彼氏の座にあぐらをかいてすまなかった、ということぐらいだ。彼女についての僕の想いがどれだけ強いものなのか、そんなことを誰かに証明する必要があるなんて思っていなかったから、面食らってしまった。ただ彼の話を聞いて、聞いただけだった。
僕は彼のように怒れない。人の彼女に勝手にそんなことを打ち明けといて、こちらには黙っているとは筋が通らないじゃないか、とか。僕と彼女を応援する気持ちがありながら、それでも彼女が好きなんて理屈が通じるのか、とか。幾らでも怒ることはできたと思うけど、怒ってどうなるのだろう。誰が得するのか考えたけれど、僕も彼女も彼も、誰も幸せにならなかった。それでもそのとき、僕は少なからず怒りたかった。誰かれ構わず、殴りたかった。
それから、彼女とまた電話して、別れることになった。彼女は、これまで僕と遊びに行った場所をひとつひとつ挙げて、鮮やかに話した。あれは楽しかった、あれは辛かった。色々な話をしたけれど、僕が思い出として記憶しているのは、半分くらいのようだった。思い出せなくて、悲しくなった。その時々で、たしかに楽しい瞬間があったはずなのに、彼女のように語れない。こんなに好きなのに、何一つ言葉が浮かんでこないし、怒ることもできない。自分は情のない人間なのだろうか、と思って寂しくなった。
彼女は、今後も僕を好きでいてくれる。形を変えた「好き」だけど、僕はそれがとても嬉しい。距離感にはそのうち慣れるだろう。忘れるのは得意なのだから。彼も、たぶん友達でいてくれるんじゃないかなと思ってはいるが、僕はどうしたらいいのか分からなくなる。彼女たちとの付き合い方を探って、寂しさを掘り当てたら、それが最後なのかなと感じている。
ネットで言い合ってるヤツラは、根本的に言えばただの好き嫌いや自分がイヤな思いした事が理由なのに、
「世論が」「世間が」「人道的に」「善良なファンが」「悪質な厨が」「差別に繋がるから」「反日だから」とか付けて自分ではなく大多数の意見を演じてんじゃねえよ。
はっきりと言え、「俺が嫌いだから滅んで欲しい、というか滅ぼすためにアンチしてる」「俺が好きなものを理解できないクズ共に素晴らしさを教えてやってる」ってな。
自分が正しい自信無いから、尾びれだの衣だの付けてそれらしく言いやがって。
虎の威を借るなんとやらだよお前たちは。
オタク死ね、男滅べ、デブ消えろ、チビ殺したい、たけのこ販停しろ、作者死ね、某社潰れろ、はてなキモい、ツイッタークソ、ニコニコ閉鎖頼む、2(5)ちゃん潰れて。
いいんだよ、そう言えば。「俺が嫌だから」は立派な理由なんだから。
というかもう言い合うのじゃアレだし殺し合ってくれ。
一番手っ取り早くて簡単な解決法だよ。互いに住所教え合うだのして殺し合え。
殺されたほうが悪、殺したほうが正義ってな感じでヨロシク。
面倒くさいんだよ、なにもかもが。
私は大学1年で、今は帰省してて、高校時代から勤めている回転寿司店でバイトしている。私は軍艦・一部にぎり、デザートポジションを担当している。寿司屋のバイトは一人当たりの仕事が勤続年数を重ねるたびに内容が多くなる。マルチタスクというべきか?
もっと詳しい仕事内容は、ポジションごとに一人~二人、三人で、にぎりは別部署で内容は異なるが五人、六人。軍艦は三人程。私は軍艦配属になることが多い。軍艦は一人はオーダーといい、客から直接注文を受けた寿司を作る。注文内容はディスプレイに表示される。あとの一人~二人はサンプル・補充・持ち帰り寿司の担当をする。このサンプルがタイトルの食料ロスに関わる。サンプルというのはレーンに寿司を並べることである。よくプレート(正式名称わからぬがレーンによくあるやつ)の後に寿司が二皿程度ある。誰が食べてもいい。これらはオーダー担当の負担軽減や販促の意図がある。または今日期限の食品を使い切るためにサンプルが使われる。しかし食べられないものもある。一定時間流れたものは全て廃棄である。店側の従業員が食することもない。すべて残飯となって捨てられる。たとえ大トロだろうが、高級ネタだろうが関係ない。せっかくサンプルで作った寿司が食べられず廃棄、そしてまた作る。この繰り返し。繁忙時間帯になると、社員からレーンを寿司で埋めなきゃいけない。サンプルが溜まると社員に注意される。その時間帯は捨てられる寿司がめちゃくちゃ多くなる。プラスで食べ残しやオーダーキャンセルした寿司も大抵廃棄。あまりにも無駄を重ねている。ほかの飲食業界がどうなのか知らないがファミレスでも食べ残し程度くらいではないだろうか。寿司屋の廃棄は多すぎる。それに比例して発注も必然的に多くなる。金も食料も労働も無駄である。しかしこんなこと言うと回転寿司という大義名分がない。しかし沼津魚河岸寿司(静岡県全域・神奈川県一部・東京羽田空港などに店舗がある)では客がタッチパネルで注文して、レーンに流れて寿司が流れる。サンプルは一切ない。オーダーのみ対応という業態である。これは無駄な食料が発生しない。これこそ回転寿司ではないだろうか。(当の沼津魚河岸寿司は回転寿司ではないと公言している)このサンプル制度はかっぱ寿司はあまりない。時間帯にもよるが、プレートだけ流して、タッチパネルで注文する。夜遅いと、オーダーのみ対応となった。はま寿司、スシロー、くら寿司はガンガンサンプルがながれている。外食産業の食品ロスはあまり問題にはならないが、もっと問題にすべきではないだろうか?
小保方氏がSTAP細胞に関する論文でやらかしてから4年、博士号取り消しの処分が決定してから2年以上の歳月が流れた。
小保方氏がメディアを悪い意味で騒がせていたちょうどその頃、僕は東京大学を受験したものの点数が足りず、合格を貰っていた早稲田大学の某理系学科への進学が確定的となっていた。
世間とマスコミは小保方氏と早稲田をぶっ叩きまくっていた。ガバガバ博士論文を通した早稲田はクソ、コピペ改ざんの小保方氏はクソ、STAP細胞は存在しない!( ー`дー´)キリッみたいな感じで、受験に失敗した結果早稲田への入学が決定していた僕にとっては追い打ち、死体蹴りでなかなかの真顔案件だった。
「うるせぇ有象無象共!このまま早稲田が叩かれまくって僕が就職するときに『ええ?あの小保方さんの早稲田?』みたいなこと言われて不利になったりしたらテメェら責任取れるのかクソが!!」と大いに荒れていたことを今も覚えている。
話の本流からは逸れてしまうが、バッシングの果てに尊い人命が失われているし、人権侵害級の話もあったのでそのあたりについては壁に手をついて俯いた猿のごとく反省して頂きたいとは思う。とはいえどうせ反省を促してもマスコミは絶対に反省しないで今後も似たようなことを繰り返すし、叩いた民衆は自分が叩いた自覚を持って無くて全く反省しないだろうから無意味だとは思うが。炎上している誰かを叩いているとき、それはそれはきっと気持ちがいいのだろう。大義名分も自分にあり、多数のうちの一人であって責任はほとんどない。さぞ楽しかろう。そういう奴が無自覚に人を殺し、人生を壊したりする。
話を本筋に戻そうと思う。
あれから4年間を早稲田大学で過ごしたが、小保方氏の事件はまあそれなりに早稲田に反省を促したように感じた。
いつ頃だったかは忘れたが、小保方氏の学部時代の所属学科である応用化学科の実験レポートで剽窃が発見され、かなりの人数が罰則を受けたと噂で聞いた。
理系における実験の重要度は他の講義の比ではなく、実験の単位を1つ落としてしまえばその他全ての単位をきっちりと取っていても5年生コース(早稲田では4年生を2回というようなことは無く、『留年』すると5年生とか6年生になる)が余裕で見えてくる。剽窃発覚だと半期の単位取り消しと停学がセットでひっついてくるので、ほぼ確実に留年である。
応用化学科は小保方氏以来、随分とそのあたりが厳しくなったという話だったが、それを裏付けるように大量BANの話が出てきたのでなるほどなぁと思った。
卒業論文を提出する段階で知ったことだが、早稲田大学では過去の早稲田内のレポートや様々な論文と類似度を数値化し、ちゃんと自分の手で書いたレポートかをチェックするシステムが稼働しており、インターネット越しの提出窓口から提出すると自動でそのチェックがかかることになっている。このシステムに引っかかってしまうと随分まずいことになるらしいが、実際どうなるのかは分からない。ただ研究室の教授が相当めんどくさそうに言っていたので、まあそれなりにやばいことになるんだろうなと思う。早稲田なりの再発防止策、なのかもしれない。実際いつ頃から稼働してるシステムなのか知らないので断定はできないが、今の早稲田では剽窃はなかなかにハードルが高い状態になってると思う。
データじゃなければなら余裕で剽窃できるという話はあるが、実際に応用化学科の実験レポート(基本紙で提出)で剽窃が発覚してる例もあるし、その後も似たような話をちらほら聞いているので、抱えるリスクと得られるリターンをまともに考える頭があれば剽窃はしないという結論に至るような状況だとは思う。
コピペで博論通った件も、「科学における論文」というのが多分に性善説的に構築されているところがありその穴を突かれた感じなので、今のように定期的な見せしめBANと性悪説的なシステムを稼働させて威圧するというのは効果的だと一学生としては感じている。
ただまあ、学生の間では過去レポが出回っていることは事実だしそれを参考にして文言や順序を大きく変えて要旨を保つという方法ならシステムには引っかからないようなので、もう何かNARUTOの中忍試験編であった「カンニングするならバレないようにやれ」の試験みたいになってきている感じがしないでもない。こういうのはもう原理的に防ぎようが無い。早稲田に限らず慶応だろうと京大だろうと東大だろうとムリだ。まあ自分の言葉で再構築できる程度に理解してるならOK感がしないでもないし、難しいところだと思う。
今はもう存在しない器具名をレポートに入れてしまう、文言が同じ、データが完全に同一、誤字脱字のタイミングが同じ。そういう頭湧いてるレベルのアホみたいなことをやる奴は少なくとも排除されて、それなりに労力をかけた人が馬鹿を見るような状況ではないので、まあ良いのかなと個人的には思う次第。
早稲田は随分と頑張ったと思う。
コメントを見て、大事なことを書き忘れていたことに気付いたので追記を。
あの事件を受けて学生が剽窃パージに怯えつつ暗く沈んだ学生生活を送ったかというと全くそんなことはなく、この事件を時折ネタにしつつたくましく生きていた。
狩野英孝の「スタッフ~~~~!」のネタになぞらえて「スタップ~~~~!」と叫んだり。
明治大のサークルで愚か者が酒に薬を入れてやらかした件や東大で愚か者が女性に下劣な暴行を働いた件などの折、「さーて、どこまでマスコミで騒がれるでしょうか!!目指せSTAP超え!!」などと騒いでみたり。
論文を読んで英語で発表するという課題で、STAP細胞やその後の懸賞論文を持ち出してきて発表してみたり。
STAP細胞のコスプレをした者も居ると聞いた。上記の若干寒い内輪ネタの数々ならまだ理解できるが、こればかりはあまりにも意味不明過ぎて首をかしげたことを覚えている。
「小保る」等という謎の単語が生じていたが、どうも意味は「剽窃がバレて大学から罰則を食らう」という意味らしい。
その他にも、話の流れの中で自虐ネタとして使われたりもしていた。
かのスーパーフリー事件、早大生「あー・・終わったー・・」捜査官「終わってねぇよ」で有名な早大生による大麻栽培摘発などと並び、早稲田の恥ずかしい歴史に名を連ねてしまったこの論文不正事件だが、『きちんと真面目に剽窃などせずレポートを書いている学生』にとっては話のネタ程度のもので終わりそうだ。
早稲田の大学当局は反省した。しかし学生は反省していない。当たり前である。一部を除き大多数の学生は丸ごと剽窃等というアホみたいなことはしないから関係のないことだ。僕に限れば、自分がしたことではなくかつて同じ学び舎に居た誰かと大学が過去にしでかした件のせいで、大学以外の帰属コミュニティで多かれ少なかれ色々言われたことで、薄いながらもむしろ反感のような感情すら持っていた。「は? 僕関係ないんだが。自分が入学した時点でとっくに卒業していた奴の話なんか知らんがな」という感じである。現在に至っては特に何の感情も伴っていない。「そんなことあったね」と微笑みつつ日本酒を飲むだけだ。
帰属する組織やそのかつての構成員のうち何人かが何かをしでかしたことで、組織のみならずその組織の人員までもが色々と悪様に言われたりする事例は枚挙に暇ない。
「そういう人間を育てた大学なんだから、お前もそういう風に見られて当然」と言う人が居る。
恐るべき暴論である。つまり早大生は全員スピリタスで女性を酔わせ強姦し大麻を栽培し革マル派に属し論文はコピペで提出する人間として見られることを受け入れろということである。他の大学も同様に、例えば東大生は全員所属組織の講堂を実力で占拠し全員女性の局部にドライヤーをあてる人間として見られることを受け入れろということであるし、慶大生は集団で女性を強姦し父親を刺殺する人間として見られることを受け入れろということである。名大生はもっと凄い。同級生にタリウムを盛り女性を斧で殺害する人間として見られることを受け入れろということである。頑張れ名大生。
悪質な組織に所属しているからその構成員が悪影響を受けるというのは、一部は正しい。暴力団やブラック企業というのはまさしくその典型であろうし、もっと卑近な例で言えば毒親が居る家庭というのもその1つだろう。
大学はどうか。日がな一日遊び倒すような人間が育ったり一部のアホ共が増長する程度には大学名による謎の権威があることは否定できない。だからこの面で大学の悪影響というのは認めるところである。しかし、全員がそうではない。
暴力団を辞めて反省し必死で正業で生きていく者が居る。ブラック企業を辞め、新たなブラック企業を生み出しかねない染まりきったブラック企業的思考を改めて新しい環境で邁進する人が居る。毒親を反面教師として良い親であろうと心がける人が居る。
大学も同じことで、愚か者がテレビを騒がせる一方、真面目に勉強して真面目に研究して、世界に通用する成果を生み出す人や、大きな企業に就職して働いて社会に貢献する人や、新しいサービスを考え出して会社を起こし、新たな価値と雇用を創造する人が居る。
当たり前のことではあるのだが、人や組織が何かをしたとき、それだけがその人や組織の全てではない。良い面も悪い面も持ち、多面性を持つものだ。
かつて何かしらやらかして早大の名に傷を付けた人も居るが、長期的な目で見るとそんなことを歯牙にも掛けない程に早大の名に(結果として)箔を付けてくれた先人達が居て、今の早稲田がある。
早大生は今日も元気に学んで研究して、アルバイトして税金を払って、遊んで色んなところでお金を使って経済に小さいながらも貢献し、そして高田馬場でゲロを吐いて地域のネズミと鳩をせっせと育てるのである。
まず最初に、これは端的に言えば”お前が言うな”論を展開しているだけである。
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自分はTwitterで萌え萌え(死語)絵師のフォローが9割の人間で、いつものようにTwitterのTLを巡回していると”淫夢ネタ”を使っている同人作家やイラストレーターがポツポツ見られる。
昨今の日本のインターネット文化において真夏の夜の淫夢は最早お笑いコンテンツとして確立しており、中学生くらいからおっさんまで幅広く笑いのネタにしていて、実際自分も、そして周りの友人もネタにしている。
突然だが、ここ最近こんな話題が挙がった、”同人誌の違法DL&UPをやめろ”
うん実に正しい、少なくとも法律と倫理の面からしたら同人誌の違法DLは完全にアウト(同人誌自体がグレーなのは後ほど)、それを指摘するのは至極当然である。
同人作家は同人誌やそれ以外の同人グッズ等を売った結果に得られた金で食いつないでいる人も多い、違法DL&UPは本来作品を買った際に作家に入る金が作家に入らなくなり、作家が食っていくことができなくなる犯罪である。
違法DLがやっと指摘されたのかと、正直まだネットにこんな良心を持った人間がいるのかと感心していた、それを真夏の夜の淫夢を見て笑っている作家が指摘するまでは。
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ここいらで真夏の夜の淫夢、略称”淫夢”がどういうものなのかの考えを見ていこう。
一行で説明できる規模ではないが要するに”ゲイビデオに対して罵倒暴言を吐いて遊んだりゲイビデオ男優の音声や画像で音楽や動画を作って遊ぶコンテンツである”
現にACCEED(ゲイビデオ会社)がニコニコ動画等での淫夢の違法UPについて警告している。
http://animeseiyu.hatenablog.jp/entry/2017/05/23/172823
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話を戻そう、そんな差別主義&違法視聴丸出しのコンテンツを見てる作家が、何故同人誌の違法DLを指摘できる?
他人の畑から作物を盗んだ挙句唾を吐く盗人が逆に、自分の畑から作物が盗まれたら「盗みをやめろ!犯罪者!」と言っているようなものである。
実に自己中心的で都合が良い、自分の作品は保護するがゲイビデオは気持ち悪いし笑っていい風潮があるから保護しなくていいと。
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まず公式に権利者側が出すガイドラインの中で二次創作しているならそれに違法性はない。
しかし二次創作の同人誌は普通に著作権侵害であるが、一応二次的著作物になり著作法上保護される。
しかし何故黙認されているのか?それは双方にとって利益が生じるからである。
ほとんどの二次創作物は作者の許可を得てはいませんが、ファン活動の一環として黙認されています。
作者としても、自分の漫画のキャラクターイラストをネットに公開されたところで何の損害もありません。
むしろファン同士の交流を盛んにして作品を盛り上げてもらいたいと思っているのではないでしょうか。
引用 http://chosakuken-kouza.com/kihon/nijitekichosakubutu.html
著作権は親告罪(権利者が訴えなければ有罪にならない)ので星の数ほどある同人誌を裁くのは不可能に近いしまず利点がない。
おまけに勝訴しても貰える金は雀の涙ほどで百害あって一理無しがほとんどの現状である。
またその作品が重なる二次創作によって有名になれば作品の知名度=売上 に繋がるのである。
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しかしゲイビデオにそれはない、違法アップロードされて有名になっても、ゲイビデオなんて買うモノ好きな人間はおよそ居ないしそもそも原典が違法で公開されている、さらに男優に対しての誹謗中傷等も考えても見て欲しい、〇〇社のゲイビデオに出たら一生ネットの晒し者として自分が「汚い」「気持ち悪い」と悪目立ちする末路を。
よって持ちつ持たれつつの関係すら成立しておらず、何もゲイビデオを違法視聴して良い大義名分にはならない。
それなのにも関わらず自分の作品が普段誹謗中傷して遊んでいるゲイビデオと同じように違法アップロードされたら鬼の首を取ったように違法UP&DLに憤る。
ジャンル自体も落ち着いてる。人なんて滅多に増えない。その中でのんびりと楽しく本をだしたり感想言い合ったりして、身内ジャンルみたいな状態でのほほんと生きてたし、それが楽しかったけど、新しく入ってきた人の存在がもう私には耐えられなくて、嫌になってしまった。
ジャンルは好き。かきたいものはある。でもあの人がいるなら別にかきたくないし、発表したくない。地雷シチュの話をふっかけられても、何にも楽しくない。好きじゃないから。
他の人もみんなその人がいう地雷シチュの話をし始めたら、もう駄目。自分が好きなものがないから嫌なんて、そんな子供みたいな事言わないでって自分でも思う。でも駄目。私には女体化の良さは分からない。
多分よっぽど地雷らしい地雷なんてない。スカもリョナ・モブレも自分が好きかどうかは置いておくけど、嫌いじゃないし読めるし読む。
大スカは多少抵抗あるけど、小スカは割と好きだしモブレも好き。性癖の範囲はそれほど狭くない、と思う。ハピエンもバッドエンドも死ネタもなんでもOK。
でも女体化は違う。
一時的に何かのアクシデントで女性の体になって最後には元に戻るみたいな話なら、まだ受け入れられるけど、先天性の女体化って本当に無理。
最初から女として生まれてきたならそれは全く違う別人で、同じように成長はしなかったでしょう?
二次創作全般を、キャラを筆者の玩具にする行為だと認識した上で言うけど、それってキャラを都合のいい玩具にしてるだけで別に好きなわけじゃないでしょ?
私は男性同士の恋愛を好んで読むしかく、腐女子だから、男同士であってほしい。
特殊性癖だから配慮しろ!と声を大きくして言うつもりもない、配慮なんてしなくていい。
そもそもBL自体が特殊性癖だから。かきたいものをかきたい時にかきたいように、かけばいい。
でも自分が好きなものを他人も当たり前のように好きだと思わないで欲しい。貴方は好き、でも私は好きじゃない。
大きくないジャンルで、王道CPでもないから、最近になって話をするようになった人は勿論目に入る。
長くいてくれたら嬉しいなと思うから、感想を言ったりする。それから仲良くなったりも、まあする。
でも地雷シチュの話をかいてってせびられても無理なものは無理。
だって微塵も興味がない。好きじゃない。わざわざ好き好んで見たくない。
自分に、自分の好きなものを認めない攻撃性がなくて良かったと思う。
自分の萎えは他人の萌えだと理解しているから、世の中の全ての事象をある程度のラインまでは許容出来る、出来ている。
みんな良いって言ってくれるのに、みんなも好きだって言ってるのに。ってだから何?みんなって誰?他の誰でもない、私の主人格の私が好きじゃないって言ってるんだから、他の誰が好きでも、確固たる事実として、私は好きじゃないんだよ。
大衆が好きだっていうものを全ての人間が好きになるわけじゃないよ。自分の好みを「世間が」なんて大義名分振りかざして押し付けないで。
「みんな好きだって言ってるし、かいてるんだから○○さんも次の新作とか新刊は」ってその他の誰かの好きは私には関係ない。
好きだって言ってる人と楽しんで。私は嫌いだと公言した事はないけど、好きだと公言した事もない。
女体化の話をみんなでしていても、その輪の中に加わることはない。
でも嫌いだとわざわざ公言して、周りに配慮しろというつもりがないから、嫌いだと公言してないの。
嫌いだと言わないのは、他の誰がそれを好きでもそれを他人の事として受け入れられるからであって、決して好きだからじゃない。
どんなものにも好きな人がいる以上、わざわざ嫌いだと口に出す必要がないから、嫌いだと言っていないだけ。
何も言わない事と好きを履き違えないで。
そうして、好きじゃないものを強要され続けて、好きじゃなくなってしまった人と同じジャンルで、同じようにいる事が辛くなってしまった。
何を見てもその嫌いになってしまった人の影がちらつく。
でも今のジャンルは好き。
楽しい。
嫌いに、なれない。
そんな気持ちで半年同じ所にいたら、もう心の方が先にダメになってしまって、最終的に女体化をかかない私の作品なんて、誰も求めていないんだって思うようになってしまった。
好きに、なれないから。
好きだといいきかせて作ったものが、人の心をうつとは思えないから。
好きだけど、距離を置いて、作品も全部一回消してしまって、既刊も全部処分して、通販もやめてしまって、何も残さず、何も持たず、全てを今ここに置いていく。
そうでもしないときっとズルズルと好きで嫌いのまま、継続してしまうから。
それはきっと辛い。
何にも持たない私はきっと心が軽くて、どこにでもいけるんだと思う。
行くところもいきたいところも、何にもないけど、それでも何か新しい好きを探すのは、きっと楽しい。
嫌いな人を嫌いと言わない事に。
嫌いな人と仲良くする事に。
好きが嫌いに変わる前に別れれば、きっと好きなままでいられる。
どうでも良くなってしまうかもしれないけど、私に嫌いな人を嫌いだと突き放して、人と喧嘩をする元気はない。
嫌がらせをして、攻撃して、他人を追い出して得た安寧に価値なんてないし、意味もない。
そもそも自分が嫌いなものを、人には言えないような手段で排除して、それでも同じところにいるなんて、正しいと思えない。
自分の正しさが絶対だとは思っていないけど、私が今いるこの場所は、他人を傷つけてまで、欲しいものではない。
きっと私が愛したあのジャンルは、あの人が自分の好きを他人に押し付けて、強要し続ける限り人が減っていくのかもしれない。
嫌いを共有したくないから誰にも話をしていないけど、にこやかに話している裏で同じように苦しんでいる人が居るのかもしれない。
でも私はその人を置いていく。
数年後にはその人はいなくなっているかもしれない、そうなったらまた帰るんだろうし、もっと夢中になれる事を見つけていたら帰らないかもしれない。
それならそれでいい。
あと一回だけ、イベントを申し込んでいるから、それには出る。それで本当におしまい。
終わりはいつでも寂しい。
自分は男なのでわからないんだけど、生理だと告げる恥ずかしさがわからない。
たまにあけっぴろげに今日生理で辛いわと言ってくる女子がいる。
でもそれを聞いても下品ではしたない女性だとも思わないし、辛いんだな可哀想にって感じだ。
今日日、生理を知らない男なんて童貞ですらいないだろうし生理の辛さも昔以上に男社会にも浸透してると思ってる。
でもこれは男の(しかも一個人の)捉え方でこっちが気にしてないからそっちも気にするなっていうのは違うし、女性側としては何を気にしてるんだろうと思う。
仲良い人はさっきみたいなあけっぴろげな人だから同じくわからんって言うし、
よっぽど仲良くないとこんなこと聞いたらセクハラになるから聞けないよなぁ
追記
自分はそんなことないけど、一部で生理って性的なものってイメージがあるのか。それならちょっとわかるかも
まずいくつかのコメントに対して返信する前に、自分の生理観の違いと世間の生理観の違いについてちょっと驚いたのでそれについて語ろうと思う。
自分の中では生理といえばズーンとした腹痛やイライラといった気分障害的な意味合いが強くて、性的な要素や排泄物的な要素は極めて些末なことだと思っていた。
世間では違うみたいだ、排泄物的な認識の人もいれば性器を連想させることだったりするんだとびっくりした。
まず生理の日にデートがあると出合い頭に「今日生理だからイライラさせないで」と釘を刺される。
生理の日にちょっと粗相があるとすぐ喧嘩になってしまうので、(8:2で相手が悪くても)こちらが速攻で折れた。甘いものも買ってやった。
一緒に家にいるとき生理が来た時は、動けないからと近くのコンビニまでナプキンを買いに走らされたこともある。そのおかげかちょっとナプキンマスターだったりする、多い日用の羽つきの大き目のやつって言われたらあーあれかってなる。
そしてこちらが不満げにしていると決まって言われるセリフが「生理だからイライラさせないで」だ。
男としては生理の辛さをわからないだけにもうそれ以上言えない、まあ実際本当にしんどそうな時もあったので何も言えない。
医者に嘘の診断書を書かせる生活保護の不正受給者にしか見えなかったが、「生理だから」の大義名分になす術はなかったのである。
この生理DVの影響だろうか、僕にとって生理は非常に辛くて可哀想なもの、気に触れないようになるべく慎重に行動するべきものという認識になっていった。
その印象が強すぎて排泄物的な連想もましてや性器の連想など微塵もなくなった、気分障害と腹痛のサインでしかない。
気を使ってくださいアピールができるのでむしろメリットもある(これはちょっと言い過ぎかもしれないけど)
別にいきなり生理って告げなくても、明らかにしんどそうにしてしまったり告げる必要が出てくる時はあるだろう、そういう時。