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はてなキーワード: モルヒネとは

2021-01-16

[]『PUI PUI!モルカー』のモルカーは「モルヒネカーニバル」の略ってマ?

見る電子ドラッグってそういうこと?

2020-12-14

anond:20201214094153

他の人が代弁してくれたけど。スウェーデン高齢者で疾患持ちだと、マスクなしで介護するという記事を読んだのだわ。そして、感染されるがままにして、コロナへの治療はしない。その後は、モルヒネ緩和ケアに移行だそうだ。

2020-11-29

理想の死に方はハードルが高い

世の中にはポックリ信仰だのコロリ観音などというものもあり、「ぽっくり死ぬ」のが一つの理想とされている。

まあ確かに死ぬと判っていて長く苦しむのは、特異な死生観を持っている人以外は嫌だろう。

また、認知症などで長く家族負担をかけて、とてつもない醜態さらし続けて「いつ死ぬんだろう」と半ば願われながら死ぬのも、物寂しい話である

ピンピンコロリは、やはり一つの理想である

とはいえ、1人暮らしの人などがいきなり自宅で死ぬと、発見されるまでに時間がかかってしまい、遺体や自宅が無残な状況になりかねないリスクがある。

では仕事中に死ぬのが良いかというと、これも微妙だ。

友達少ないから、全社会議とかで大勢にお別れしてもらえるのはまあちょっと興味あるけど、正直、社長とか上司とかが何言い始めるか分からない危険性があるし、

遺族が過労死労災を疑ったりして、後味が悪い結果にもなりかねない。

かといって通勤中とかに死ぬ電車が止まってしまい、何千何万の通勤客の呪詛を受けながら死ぬ、という割とキツいシチュエーションになってしまう。


なので、ポックリ死ぬなら、旅先が良い。

旅先の人にはちょっと迷惑をかけてしまうが、恨みつらみは残らないし、何か楽しく人生を生きて死んだ感が漂うから、遺される人も若干気が楽だ。

とはいえ、ポックリ死ぬのは、何の準備もしてないので、本人は良くても周囲に面倒をかける。

心の準備もできない。お別れも言えない。喧嘩中だったりしたら後味も悪い。連絡すべき関係先を洗い出すのも一苦労だし、遺品の整理も面倒だし、部屋が汚かったり、恥ずかしい所有物とかが発見される危険性もある。

という事で、お別れを言う時間くらい欲しい。

しかし、お別れを言うには「大病を患っている」という前提が必須である

事故死ぬ場合は、即死を免れても意識不明のまま死ぬ可能性が高いので良くない。ふためと見られない顔になってる可能性もあるし、恨みつらみや相手方保険屋との交渉とかがあって面倒極まりない。

やはり病死である。それも死ぬと判ってから1週間程度の猶予は欲しい。

部屋の整理は諦めるとしても、せめて3日はないと、遠方にいる家族が死に目に会えない危険性があるし、お別れがあわただしくなってしまう。

しか半年以上入院というのも厳しい。最後の方はかなり苦しみそうだし、そんだけ入院すると費用馬鹿にならない。家族金銭負担がかかっているのを気にしながら死ぬというのも、きつい。

という事で、1か月前くらいに余命が判って、家族や親戚・友人に連絡して、身辺整理を済ませて、1週間前くらいに入院して一通りお別れを済ませて、最終的になんか良いセリフを言って眠って3分くらいで、ピー、ご臨終です、というのが理想である


しかし、どういう死因ならそんな事が可能なのか。

コロナは割と近いが、あれは陽性反応が出たら1日かそこらで問答無用入院である身辺整理もできないし、入院する段階ではまだ死ぬと決まってないから、関係者に通知もしにくい。

それに、コロナ死ぬ場合、途中からなんかゴツい機器で呼吸を助けてもらう形になるので、お別れを言えない。感染するといけないから遺族も立ち会えないし、遺体の顔すら見えないという。

じゃあガンならどうかというと、ガンで死ぬのは相当キツい。最後モルヒネ使って痛みを取り除くとしても、そこに到達するまでに、手術や放射線治療などがあり、相当苦しむ。

それに、専門家じゃないから良くわからないけど、末期がんで余命1ヵ月になるまで気づかないというのも、さすがにレアじゃないだろうか。半年前には気づいてしまう気がする。そうすると、死ぬまで長い。

1か月前に死ぬとわかって、あまりしまず、身辺整理をする余裕があり、お別れも言える。

そんなの、何か凄い感じの宇宙船事故で冷たい方程式的な何かが無ければ、ありえないのではなかろうか。(私は宇宙飛行士じゃないし、前述の理由事故死はちょっと問題あるので、どのみち却下である

理想の死に方はハードルが高い。

2020-11-08

anond:20201108122845

トランプ案件ファクトチェックの怖いところは、本当にデマだとしてもデマ認定で溜飲が下がるのは、バイデンクラスタであり、最後には身内が安心するためのモルヒネと化すことだよなと。

かくして分断は加速する。

2020-10-23

自殺方法

首吊り

睡眠薬アルコールがあれば苦しくないかもしれない

めちゃくちゃスクワットした後にタオルで首を絞めると迷走神経反射を再現できるらしい

風呂で手首を切る

本当に死ねるのか疑問。突発的に出来そうなところはいい。でも切ると痛いのが嫌。モルヒネが欲しいモルヒネが。

飛び降り飛び込み

候補に入れない。飛び降りよりは飛び込み派かな。でも電車の遅延は迷惑からあえて選ぼうとは思わない。

練炭

やるならレンタカー借りて目貼りしてアルコール酩酊した上でやる。貧血や酸欠からブラックアウトは良く経験してるからそこまで恐怖はないかも。ペーパードライバーなので、レンタカーを借りて運転するところが一番怖い。

アメリカだと銃の自殺が一番人気らしい。経口が小さいとぎりぎり死ねない地獄だそう。銃が手元にないから出来ない

脱水と急性アル中

服薬自殺が出来なくなってから久しいが、アルコールなら余裕じゃないかと思う今日この頃アルコールを飲むと代謝経路的に脱水になる、から、脱水状態アルコールバカスカ飲めば死ねる気がする。脱水で死ぬのは比較的苦しくないらしい。

混ぜるな危険

迷惑そうだからする予定はないが、風呂場で目貼りしてからなら許されるのかもしれない。楽に死ねそうなガスを選びたい。

筋弛緩剤をどうにかして手に入れる

病院からパクるしかないが。まあ、死という人生の一大イベントを少しでも安らかなものにするために盗むのは仕方ないと思う。むしろ安楽死させない日本医者たちに問題がある。

シャブ

死ぬ前にやっとくのもいいと思う。どうせ死ぬし。きまってるとき人生で一番幸福だった、と形容する元シャブ中の話を聞いてかなり興味がある。しかし、シャブ中の人生経験したくないから打ったらさっさと死にたいところ。

凍死

北国に住んでいた頃はよく考えていたが、夜中に雪の中をうろうろしていると寒くてそれどころではない。アルコール身体を温める必要がある。

ヒートショック

老人にならなきゃ成功率は低そうだが手軽なので試す価値はある。

熱中症

これは結構ありだと思う。熱中症は何回もやってるが、きついっちゃきついが許容範囲体験したことがあるので恐怖が少ない。問題死ねるかだが、車の中など助けが来にくい状況を作って、なおかつ水分も控えるなどの工夫をすればいけるかもしれない。

2020-10-22

anond:20201022171952

そんなところを問題点にしてるのはただのバカ

本質メンヘラの小競り合いでしかいか

全員モルヒネに漬けとけ

2020-09-13

苦痛の無い自殺方法真剣に考えてみたい。

インターネットは何でも調べられる便利な場所だと、検索しても中々ヒットしない項目がある。

自殺方法である自殺方法について調べると真っ先に相談センターがヒットし、他の項目は出て来ない。

一過性自殺衝動は、気持ちが落ち着いて頭が冷静になれば自然と無くなる物だから、まず自殺を思い留まらせようとする事はきっと正しい。

ただ、常日頃から自殺という選択を考えている人にとって、「とりあえず一旦自殺を思い留まらせればいい」程度の気遣いは何の優しさにもならない。

殺人犯罪であり違法な行いであるが、自殺に関しては自殺した人間処罰する法律は無い。自殺法律の上では違法性の無い全ての人間に許された選択である

自殺話題になると「今から死ぬのに何でわざわざ苦しくない方法を選ぼうとするんだ、どうせ死ぬなら関係ないだろう」と言う人が必ず現れる。もしかしたら現れないかもしれないが。

考えてみてほしい。世の中には自分の力だけではどうしても自然睡眠できないので睡眠導入剤の力を借りたり、お酒を飲んでから寝る人だって居る。死ぬ事は睡眠と似ている。だから死ぬ事を永眠と言うのだろう。

眠るように逝きたいのであれば、可能な限り苦痛とは無縁でありたい。今の状況から解き放たれ楽になるために死にたいのに、何故酷い苦痛を味わってから死ななければならないのだろう。

ここからが本題であるが、苦痛の無い死に方とはどのような物か。自分自殺に関してはド素人も良い所なのでさっぱり分からないが、素人なりに考えてみた。

麻酔であるモルヒネなどで感覚を酔わせて、苦痛を無くしてしまう。その時に命を絶てば苦痛なくあの世に旅立てるのではないだろうか。

ちなみに麻酔はあまり大量に使用とするとそれだけで命に関わり、場合によっては死んでしまう事もあるらしい。麻酔の影響で死んでしまった人は恐らく訳も分からないまま死んでしまったのだろうか。

まあ実際のところ医療関係者でもないと麻酔の入手なんて出来ないだろうし、それも個人で使おうとすれば違法行為になるだろう。法律を犯すのは良くないと思う。

ならこういう方法はどうだろう。睡眠導入剤を沢山飲み、その後お酒を沢山飲む。薬とお酒は飲み合わせが悪いとかでとても体に悪いらしく、実際一緒に飲んでしまったあたり死んでしまった人も多いと聞いた事がある。

これも実際に試した事は無いのでよく分からないけれど、少なくとも素面死ぬよりは楽そうな気がする。お酒酩酊状態になるのだから、痛覚は大分薄れているだろうし寝ている間に死ねるかもしれない。

ただし、もし万が一死ねなかった場合…薬の過剰摂取による酷い副作用によって酷い苦痛一生物後遺症に悩まされるらしい。もしそうなってしまった時の事を考えたら、恐ろしくて自殺も出来ないかもしれない。

やはり人間自然に生き、自然病気になり、自然死ぬのが最も自然なのだろうか。そうかもしれない。そうでないかもしれない。人類がこれから先更なる発展を迎えるなら、苦痛なく自裁出来る手段発明されるべきだと思う。

2020-08-29

モルヒネとしての政権

安倍政権は確かに日本民主主義システムの根幹を食い荒らした。だがそれは、全て「安倍政権を存続させるためには必要犠牲」だった。この7年半、政官財こぞって「安倍政権を存続させるため」に一致して、他のあらゆる犠牲に目をつぶってきた。これは、安倍晋三個人と言う矮小存在の為しうることではない。これは、集団的無意識組織的犯罪なのである

では、なぜ彼らはかように凡庸な才の人間必死になって支え続けたのか?

他のどの時代でも、こんなことはあり得なかったと思う。実際、最初に彼が政権を握ったとき自民党への信頼は大きく傾き、人々には政権にNOを突き付けるだけの理性があった。二度目の政権安倍が周到に用意をしてきたと評する人も多いが、お友達優遇で、偉そうなことを言う割には国家観もビジョンもなく、肝心な時には判断できず、取り巻き失言おそまつ対応で足をすくわれ死んだりする。何一つ変わっていない。変わったのは、それらを覆い隠して守ろうとした「世間」の方だ。

この7年半、すでに壊れかけていた日本は、やはり更に大きく壊れた。たとえばコロナ下で、防疫の基本中の基本であるデータがまともに取られていないことが判明したが、専門家をまともに活用できず、役に立たないマスクの配布に大量の金と人をつぎ込むようなこの政権下では、予測できることだった。少子化は進行し、二極化は進み、文化社会を支えてきた「豊かな中間層」は死滅した。セーフティネットも、安定雇用もない社会に、「良識」の居場所は消えた。「復興は成し遂げた、事態アンダーコントロール」とのまやかしの下に、復興予算横流しされ、五輪というお祭り騒ぎに投入された。意見のできるまともな「官僚」は、自らの立場を去るか、命を落とした。

いま、私たちが生きている「令和の日本」の、それが実像である

そして、この間、政権はひたすら「事実を取り繕う」ことに力を尽くした。きわめて凡庸な才の首相を掲げる彼らは、「事実を取り繕う」スペシャリストだった。この7年半、何度奇妙な「閣議決定」を我々は見せられたことだろう! あたか小説「1984」における「真理省(政府の決定が真理である、と全ての過去の記録を改ざんして取り繕う省庁)」さながらだった。それも「安倍政権を守るため」だ。そのために、彼らは憲法解釈すら捻じ曲げた。なぜそんなことを? ……それは、事実直視できなかったからだ、と私は思う。

安倍晋三を評するもっとも的確なワードは、しばしば政権擁護するアンケートで聞かれた「ほかの人よりよさそう」という言葉だ。「よい」ではない。「よさそう」なのだ安倍晋三は、他の人よりなんとなくよさそうだと思わせることに長けた人だった。それは、経済政策人口政策の停滞・失敗で20年近い時間無駄にした日本を、更に大震災原発事故が襲って、もはや手の付けようがないと思われた時代に、人々を安心させるために必要な「モルヒネ」だった。「モルヒネ」は患者麻痺させるだけで、基本的には病を治しはしない。だが、それほど危機的状況でもあったのだ。

思えば、なんとよくできた「モルヒネ」であったろう。右側からの追及には、いかにも保守じみた言動(だが彼は一度も8/15靖国参拝は行わなかった)、憲法改正の掛け声(7年半かけてできなかったということは、端的に言ってやる気がなかったのだ)でかわし、左側からの追及には、経済政策と厚顔さで対応した。あの厚顔なスマイルで「問題ない」「大丈夫」と言えば、私のようなヒネクレ者ではないまともな神経の人なら、一応「信じてみてもいいんじゃね?」と思うだろう。そして、この社会状況の中なら「思いたい」だろう。


もちろん「モルヒネ」は、それが効いている間に大手術をするためには、絶対必要だ。だから安倍政権を支えた人が全て悪意100%でそれを行ったとは思わない。むしろ多くの人は、その根治的な大手術成功させるために、安倍晋三という「モルヒネ」を利用しようという、善意でそれを行ったのではないかと推測する。だが、地球規模の気候変動と相次ぐ天災消費税増税圧力、そして今回の世界的疫病の流行で、モルヒネ効果にも限界がきたようだ。

いま、我々の前に横たわっているのは、根治的治療も進まないうちに、手術中に次々とトラブルが発生し、かつモルヒネ限界量まで投与してしまった患者の体だ。安倍晋三は確かに何もしなかった。だが、7年半という時間を稼いだのは事実だ。その間に十分なことができず、時間切れを迎えてしまったのは我々だ。一人安倍晋三を責めても仕方ない。モルヒネ意志を論じたり、それが人体に多少の悪影響があったなどという議論をしても、正直意味がない、と私は思う。モルヒネモルヒネだ。肝心なのはモルヒネの効力にも限界がきたということ、そして、積み残した問題はどれ一つとして片ついていないということだ。

それでもこの日本という患者を生き延びさせようとするなら、もはや巨大な痛みに耐えながら手術を続行するか、無意味モルヒネだけを乱打して死を待つか、それとも全く新しいイノベーションという奇跡にかけるか、しかない。少なくとも、次期総理が「安倍路線継承」などと言い出したら、そんな政権半年保たない。それぐらい待ったなしな状況ではある。

こんな時代に、泥をかぶる次の政権に同情する。だが、重ねて言えば、日本そもそもこうなっているのは、別に安倍晋三一人の罪ではない。彼を支えてきた全ての人の罪だ。モルヒネが効いていた魔法時間は終わり、いま、現実に向き合う時がきた。それは困難な時代だが、いつまでもこの事態に「安倍のせいだ」を叫んでも、これまたモルヒネ頼りに変わりはあるまい。そんな時間はなるべく少なくした方がいい、と私は思う。それよりも、「安倍モルヒネであったこと」と「モルヒネ必要とされた状況」を認めた上で「モルヒネなしで今後どうするか」についての建設議論を始めよう。今後、生き延びていくためには、その認識が早急に必要なのではないかと思う。

anond:20200828183724

2020-08-09

anond:20200809215330

ワトソンくんの意見を聞くまでもなくこんな推理は朝飯前なんだな。モルヒネつんだなチューチュー💉

2020-07-25

安楽死の種類ごとに議論しろ

anond:20200725133254

  

積極的安楽死

故意患者の死期を早める目的をもって行う処置日本では以下の4要件を満たしていなければ患者自身希望があったとしても違法行為とされる

患者の耐えがたい肉体的苦痛

生命の短縮を承諾する患者の明確な意思表示

・死が避けられず死期が迫っている

苦痛の除去などのため方法を尽くし、他に代替手段がない

  

消極的安楽死

死ぬと分かっていながら救命延命必要処置をとらないこと。

日本においてもDNAR等、生前に本人や家族意向聴取して急変時に挿管や心肺蘇生、補助循環などどのような処置を行うか・行わないかを決めておくことがある。

これは患者患者家族説明を聞いたうえで医療選択する権利でもある。

  

間接的安楽死

生命短縮の危険を伴う苦痛緩和の処置を行うこと。モルヒネドルミカムなどの投与。ただしこれらの処置が本当に生命短縮を伴うかは議論が定まっていない

  

尊厳死

不治で末期に至った患者が、本人の意思に基づいて、死期を単に引き延ばすためだけの延命措置を断わり、自然の経過のまま受け入れる死のこと(日本尊厳死協会

尊厳死について決まった定義がないので日本尊厳死協会の言う尊厳死を載せる。

意識がない状態でもリビングウィル(終末期医療における事前指示書)を残しておくことで自分意思を表明することができる。

消極的安楽死と似ているが、国によっては積極的安楽死を含むことがある

  

どこまでが許せてどこまでが許されない安楽死かという議論必要だろう

2020-07-16

anond:20200716152652

9話

9話 ニッポンチンボツ

9話にしてようやく沈没してくれる日本。正直キャラクター物語を見るのが苦痛すぎて、途中から早く沈んでくれ・・・!と祈っていた。こんなにも自国に沈んでほしい!と思ったのは初めてかもしれない。そういう意味では「日本沈没」というタイトルはこの作品に非常に合っている。もしくは、日本が沈む前に登場人物が全員死んでくれた方がよかった。

ママが死んでしんみりしている空気の中、やけくそボートを走らせて「レッツゴークレイジー!」と叫びだしたり、クソラップの片鱗を見せた先輩には、正直脳にモルヒネが回ったのかと思った。脳にモルヒネが回ってくれていたほうが、納得できるのでとても助かる。ちなみにここからなーんか湯浅監督節を見せていて、嫌な予感はしていたんだけど、9話の中間部分で確信に変わってしまった・・・・・。

ママが命を代償に動かしてくれたボートに乗っていると、いかにもコストコ爆買いしましたみたいな食料を乗せて半分沈んでる船に出会った。食料や水はどうしたことか大半が海に浮かんでいたので、それを食べたり飲んだりするわけですが、たしか流出した爆買い食料を見て日本の海がこんなに汚れてしまって・・・とか歩が言っていて、そういうレベルの話か?と思った。重油とかじゃないしよくない?急にそれっぽいこと言わないでくれますか?意味深なこと深刻な顔でそれっぽく言っておけば許されると思うなよ。

それからよくわからないなんか自衛隊っぽい感じのムチャクチャいかつい船に乗って、ユーチューバーが現れた。ママが動かしてくれたモーターボートより頑丈そうでなんか強そうですごいやつだ。中には寝たきりのおっさんも乗っていて、二人とも無事でよかったです。

モーターボートはなんとここで普通に乗り捨てる。ママが死んだ意味がなくて本当にびっくりしてしまったし、8話を見てちょっと感動してしまった心を返してほしいなって思った。ママ普通に死に損なので困ったし今生き残ってるメンツだと一番死んでほしくなかったかな。PT内の唯一の良心が死んでしまい、もう希望はないと思ったし、その気持ちは正しかった。

海面にでてる標高が高いところがちょっとだけ残ってて、そこにみんなで上陸したらいきなり温泉が湧き出た。それでその温泉に入ることになって、なんかみんなで温泉に浸かってたらフリースタイルラップが始まった。もうここで私はクラベビのあのラッパーを思い出して半泣きだったんですよ。え、ここでラップを・・・?ここで・・・?どうして?しかも、それだけならまだよかったんだけど、歩も引きこもりの先輩も陸上やってたから、嫌な予感がビンビンした。陸上・・・フリースタイルクソラップ・・・ペロリ!これはクラベビに使われていた要素・・・。そしてこの粉は大麻・・・!

そこからはもう結構どうでもいい展開が続いて、座標にたどり着き、無駄ハイテクノロジーミッションインポッシブルローグネイションのイーサンハントが水の罠で大変なことになるっぽいことのオマージュ。具体的に言えば、その座標にはなんか国のえらい何かがあってそこのデータを寝たきりのおっさんの生体データを使って手に入れる事が必要になった。

それで寝たきりのおっさんユーチューバー洞窟にもぐるんだけど、当たり前だけど地震がきて洞窟内部も浸水ちゃうのね。データを移し替えできるのがクソ遅くてクソスぺのパソコンかよって思ったしなんか部屋の感じが全然重要そうじゃなかったかマジで2020年なのかなって思った。ユーチューバーおっさん浸水で死にそうになったけど、部屋に偶然会ったボンベをつかって重要データだけ取り出して泳いで脱走する。でもおっさん空気分けっこしてたはずが、おっさん実は空気吸ってなくて(おっさんは寝たきりだから空気吸えてなくても合図できねぇんだ!)ユーチューバー洞窟から無事に脱出してきたけどおっさんは半分死んでたってわけ。

そこから私がスクショした なんでお前にキスなんか・・・んっんっんっ・・・ につながるんですけど、この時ユーチューバーがなんか俺は失敗したことがない!俺は失敗しない!て広義の意味で胎界主の盆暗稀男みたいなこと言ってて、もしかして湯浅監督胎界主読んでた?て思った。急に運ぶ力の胎界主みたいなこと言わないでほしい。色も似てるのが嫌だ(盆暗稀男は白髪ユーチューバーカイト白髪)。「俺は失敗したことがない!俺は失敗しない!」セリフうろ覚えなので適当ですが、見てた時に急に稀男みたいなこというの最悪だ・・・と思ったのでその時思った感想として書いています

寝たきりのおっさんママと違って息を吹き返したのでよかったんだけど、せっかく取り出したデータを入れたケースが突然襲ってきた高波にさらわれて、なんか釣りとかすると危険なところ・・・堤防?何?にひっかかってしまった。どうする!?てなったときに突然先輩が数字を数えだした。突然数を数えだしたので本当にびっくりしたけど、なんか波が打ち寄せる間隔を図っていたらしい。

ユーチューバーも間隔を図って、丁度10秒ぐらいで行けば波が来ずにこっちに戻ってこれることがわかった。この間隔を数えている間、ずっと同じシーンが無限に繰り返されていたので気が狂うかと思った。詳しくはここのシーンを見るとわかるんだけど、本当に気が狂いそうになる。

クラベビの要素が出てきて嫌だな~と思ってた勘は残念なことに当たってしまって、先輩が陸上で鍛えた体を生かして、頑張ってデータ10秒以内にとってくることになった。ここで先輩が「君にバトンを渡す!」て言ってたのと、なんかそのセリフをクソみたいに韻踏んでて、本当にクラベビの感動をすべて汚されている気分になってしまって泣くかと思った・・・。

そのあとは先輩は波にさらわれて死んじゃった。9話の感想は終わりです。

anond:20200716152357

8話

8話 ママサイテー

この8話が一番良かった!!この8話を見て、ここまで見てよかった・・・・・・!!と思ったぐらいには、びっくりするほどまともなエピソードだった。同時期に見たフォロワーも8話は良かったと言っていたので、8話は本当に良い話です。1話から8話の間はすべて飛ばしてもいいぐらいです。

タイトルママサイテーは、何がサイテーなのかわからなくて、監督マジでこの話をどこに持っていきたいんだと思った。あえて誤解されたいのかな?日本沈没2020もそうだけど(まぁこれは原作がもともと日本沈没なので回避できなかったんだろうなって思うけど)タイトルだけ見た人間が、この話はクソだ!とののしるためにわざとつけたとしか思えない。でも実際のところ、アニメの内容もクソなのでなにもわからなくなるんだ。これで内容が最高だったらああ、この作品皮肉で出来ているんだなってわかるんだけど、実際全部クソなので監督が何をしたかったのか全然察することができないんだ・・・。

湯浅監督じゃない人がストーリー作ったとかなら納得する。

8話は朝になったらいきなり海のおっさんが、死体になっていたところから始まる。海のおっさんは7話の最後で何故か血を吐いて苦しむというフラグを立てていたので、死ぬのはわかるんだけど、鳥につつかれてむちゃくちゃグロ死体になってたのがよくわからない。やーっぱ死体をやけにグロく描いてるんだよなぁ。おっさん死体は、歩が叫んでいたら、突然現れたサメに食べられて消えたので歩が死体を処理する羽目にならなくてよかったなって思いました。

漂流して(この時間軸も何日たったのかわからない、一日なような気もするし、数日のような気もする)いる途中で、何も食べ物がない歩と弟の前に父親幻覚が表れて、「鳥を捕まえるんだ」て言ってくる。それを思い出した歩がいかだの上の鳥を捕まえたら魚をゲロって吐き出して食料ゲットだやったね!になったんだけど、その鳥が暴れたかいかだに穴が開いて沈みそうになってた。幻覚だかマジで霊が目の前に現れたのかしらんけど、死んでも余計なことする親父だな・・・。

あたしたちここで死ぬんだ・・・みたいな雰囲気になってたけど普通にママと先輩が手漕ぎボートに乗って現れたし、ママペースメーカーは壊れたモーターボートがあったのでそこで充電できててよかったです!先輩も怪我悪化とかそういうの無くてむっちゃ元気です!まだモルヒネが効いているのかも。ユーチューバー感謝

手漕ぎボートを漕いでたら、壊れてないモーターボートを見つけたので、そこに移ることになった。なんか寝たきりのおっさんが分かれる前にスマホに残してくれた座標を、弟がここじゃん!て秒で理解して広島沖?に行くことになる。場所あんまり覚えてないけどわざわざそこを見返す気もおきないので許してほしい。座標は、3、1・・・とかい数字から始まってたような気がするので、俺は円周率かな?と思った。座標に詳しい弟君がいてよかったです。

冒頭で、8話は本当によかった!て言ったけど、詳しく感想をまとめてみると何が良かったのか謎になってきた。(他の話に比べると)よかったです!

でも壊れていないモーターボートは、もやい綱が何かに引っかかって動かせなかった。ナイフもないし、どうしよう・・・になってたら、ママがもぐって解決してくるって言いだしたのね。ここで初めて明かされる設定なんだけど、ママ水泳選手だったらしい。水泳が得意ってのをここで初めて効いたので、本当にびっくりしてしまった。序盤でおぼれてた子供を助けたときに、私に助けられてよかったねて言ってたけど、それがまさか水泳選手だという意味合いだったとは思っていなかったので。

これ書いてて思い出したけど、序盤のママ飛行機に乗ってるときCAのお姉さんが体調は大丈夫ですか?て聞いてたのね。だからあ、なんか病気を抱えてるのかなみたいな描写はあった。でも、そのあと普通に泳いでたし、普通に歩いてたから、全然そのこと忘れてたわ。体調は大丈夫ですか?のあとむちゃくちゃピンピンして山とか登ったり泳いだりしてんのに病人とは思わねーだろ。お前みたいな病人いるか

それで、無茶をしたお母さんは実は感染症になっていたらしい。だから自分は余命わずかから・・・とその命をこのモーターボートを動かすことに使おうと決意して、海に潜ってもやい綱のひっかかってたところを解いてくれた。頑張って水面を目指したけどやっぱ途中で力尽きちゃって、それを歩が引っ張り上げた。この死んでるママだけやけにリアルだし気合はいっててもういい加減にしてくれと思った。死者を冒涜するところだけに力を入れるな。

ママに人工呼吸したら一瞬息を吹き返したっぽかったんだけど、後の描写でそれはただ吹き込んだ息が漏れただけとわかる。ママが死んで終わる感動の回だけど、何がサイテーなのかわからないししいて言うなら歩が全編を通してサイテーかな。8話はここで終わり。

anond:20200716152105

テンポが悪くて申し訳ない

6話はそれまで陸上というかありとあらゆるもの消極的だった先輩が、ランニングをしているところから始まる。大麻のことがなければ、引きこもりだった先輩が立ち直り始めた良いシーンだと思うが、ここでも大麻邪魔をしてくる。大麻のことを考えたくなくても一面の大麻畑のインパクトがそれを許さない。まぁ鬱の薬とかも麻薬みたいな成分入ってるっていうしね、大麻引きこもりや鬱を改善させてくれますよね。

AKIRAみたいな子供(これから便宜上AKIRA描写します)を誘拐しようとした犯罪者のジジィは当たり前だが監禁されることになった。この監禁している場所がなんか、ドラクエのお城の地下牢みたいな場所でここでも脳がバグる。まぁ宗教施設の外見もなんかファンタジー感もりもりなんだけどさ・・・。施設関係者は牢(マジでガチ牢屋)に閉じ込めたジジィのことを3つのモニターを使って監視してるんだけど、多分脳が薬物で終わっているジジィに牢を破るスキルはないからそんな監視必要ないと思う。ここまでしっかり監視してるとやっぱりジジィは戦争帰りのヤバスキル持ち老兵なんじゃねぇか疑惑が出てくるからやめてほしい。実際はスーパーを40年ぐらい経営してるから違う・・・はず・・・。てか、この牢今思ったけど中毒者を閉じ込めるためのものでは?完全にこの宗教は黒なんだよな。普通牢屋なんてものはねぇ!本当に2020年日本なのか?

頭が丸刈りな見た目完全ヤクザみたいな人が宗教関係者の中におるんやけど、まさか霊媒になる初老女性夫婦だった。これはマジでびっくりした。ちなみに即ネタバレするとAKIRAはこの夫婦ガチの子供であり、そしてモニターに映るガチ薬物中毒のジジィがその祖父・・・・ではなく、何の関係もない他人なのでびっくりした。ジジィは本当に何も関係ない他人だし、AKIRAを死んだ孫と重ねて誘拐しようとしていただけなのだ。人を2人も殺しておいて・・・とここは本気でびっくりしちゃったね。血縁関係とかじゃないんだ・・・。マジですっげー迷惑な人じゃん・・・・・・・・・・・・。こんな高純度のキチガイは初めて見たかも。

それを踏まえると、ジジィが高圧的に「車いすを用意しろ」て言ってた時に施設の人が丁寧に対応していたのも理解できるから悲しくなる。キチガイは刺激しないに限るためだ。暴れだすと何をするかわからないし、実際暴れたら2人弓で射殺しているので大変迷惑だ。というかジジィがモルヒネ中毒なのも、AKIRA誘拐しようとして、鎮静のために打たれてたりしたのを何度も繰り返した可能性すらでてきた(誘拐するまでがあまりにも手慣れているので)。それをまた受け入れて中に入れてくれたこ宗教団体は、やってることは真っ黒だが、とてもやさしいですね。

ちなみになんかジジィの本当の孫?がつくったやけに高性能な人工知能入りっぽいロボットとかも4話から出てきてたんだけど、存在意味がよくわからないので感想から省きました。今よく考えても謎の存在です。

シーンが変わり、労働の一環として寝たきりのおっさん介護を続けていた歩は、おっさんが爪をコツコツしたり目をパチパチしたりしてることに気が付く。そこでモールス信号アプリを入れて(こういうシーンがあるから全然災害中感がないが、日本以外は沈没してないのでアプリダウンロードできるんだろう)、おっさんモールス信号を解読する。地震が来るからやばいみたいな文章ができて、歩はそこでこのおっさんが、前にテレビ日本沈没する!ていってた博士ではないかと悟る。ちなみにひげがぼさぼさだし(介護するなら整えてやれや!)人相も全然違うので、パッとみではわからない。地震が来るからやばいのは恐らく日本中の人間被災しているのでわかっていると思うので、このシーンは「奇跡」で出来ている。博士がなんで宗教施設内で介護されてて、全身不随になってるのかは全然説明されないのでよくわからない。

そうこう言っているうちに地震がきて、まず像の金継ぎ部分から崩れていく、というかそこからぽきっと折れていく。せっかく金継ぎしたのにそこから折るんだ!?!??ここは思わず乾いた笑いが出てしまった。湯浅監督ツイッター

「金継ぎという独特の文化があります

壊れたものを繋いだ姿を「美しい」とするものです。

再生弱者を生かすという本作の一つのテーマへ繋がります

それは炭の中に残った熱、継ぎ接ぎの土器社会から落ちこぼれる者を生かすコミュニティなど、色んな形で本編に登場しま

#日本沈没2020」

と紹介されていたのでますます笑ってしまった。今思い返してみると全然面白くないが、疲れた脳にはウケる程度の力はある。生かすも何もそこから壊れているし、そのせいで死人?も出ている。最初大麻カレーを配ってくれたガチムチのおっさんは、弟を庇ってがれきの下敷きになって多分死んだ。ガチムチの大麻カレーおっさん豆知識としては、元力士だったためにガチムチなのであり、この宗教施設に来たのは八百長相撲界を追放されたからだそうだ。そんな世間って冷たいの?ニュース報道とかされたことないからわかんない。

そこから宗教関係者が地下に置いてあった大量の金の延べ棒を略奪しようとして殺し合いになったり、中年のおばさんが日本刀を抜いて戦おうとしたりしていた。金の延べ棒、金継ぎをやってるんだから施設内に金があるのはあたりまえなんだけど、金の延べ棒としてドン!とむちゃくちゃ大量に出てくるのでなんかもうすべてが雑だよ。あと施設内の人が当たり前のように銃を使っていて、ここは日本のはず・・・・・・・・・としかならないしどう考えてもヤクザと繋がっている。ちなみに銃は、この宗教とは関係なくなっても普通に出てくるので、多分この世界日本は銃規制法とかない。

そこから地震マジでやばくなって、宗教夫婦AKIRAを連れて逃げようとしたらAKIRAが落ちてきた瓦礫に直撃して死んでしまったのでとてもびっくりした。そこで明かされるAKIRA障害(おそらく知的障害)と、宗教夫婦がこの宗教を作った理由が明かされるんですけど、この理由は本当にやさしさで出来ているんですよね。

なんでこの宗教が作られたのかと言うと、普通に暮らせないAKIRAのために、霊能力を持つおばさんがAKIRAでも暮らせる理想郷を作るためだったんですよ。だからヤバいキチガイ老人でも八百長相撲界を追われた元力士でもなんでも受け入れてくれるんですよ。そんなやさしさを持った場所だったから、一部の宗教信仰んちゅは、崩れていく宗教施設とその元締めの夫婦運命を共にすると決めて、一緒に死にました。優しいなぁ・・・。でも最悪だなぁ・・・て思うのが、AKIRA死ぬ前に言った「おかあさんありがとう」を夫の方が多分AKIRAはこう言いたかったんだよ・・・て勝手に美しく解釈してきたことですね。AKIRAありがとうしか言ってないから、AKIRAが何を思ったかは推測することじゃない。まぁ、全員死ぬ前のシーンだからいいや。

地震で何もかも崩れてやばくなったので寝たきりのおっさんを連れて逃げようとする主人公一行。キチガイジジィとダニエルとはここでお別れになる。ダニエルのこの宗教施設に残る理由は悲しくて、彼の故郷であるユーゴスラビアはもうないから、もう優しく受け入れてくれたここで終わりでもいいやって思って崩れていく宗教施設に残ることを決めたんですよ。その感動的なシーンを、ジジィの塔からの弓矢スナイプがすべて持っていくから最悪だ。

ジジィはユーチューバーが救おうとしたんだけど、俺はいい!おいていけ!つって崩れていく宗教施設内に残った。そこで終わりかと思ったら、主人公一行の行く手をふさぐモブたち(当たり前のように銃を持っている)を狙撃して逃げるのを助けてくれるがその狙撃が神がかかっていて不自然まりない。ダニエルのシーンで締めてくれればこれほどなくよかったのに、完全に蛇足になっていて面白かったです。ジジィもダニエルも多分死にました。これで6話が終わります。5000文字も書いたので一旦区切ります

2020/7/15 22:49

7話 ニッポンノヨアケ

大麻編を過ぎると特に語ることがないぐらいには内容がなくなるのでびっくりする。実は大麻から先が本当のクソアニメとしての地獄の始まりだった。7話をダイジェストでまとめると、日本から脱出できる人がマイナンバー抽選で決められて、その抽選とは別に未来に期待できる若者が優先して沈んでいく国内から脱出できることになったけど、有望な陸上選手である歩は家族とかが心配だったので船には乗りませんでした。になる。

あとここで思い出したように歩の足のケガが変色し始めている。ここまで何日かかったのか全然からなくて、少なくとも多分2回・・・いや多分5回ぐらい夜が来ているんだけど、なんかもう1か月ぐらいたってる気持ちになる。5日ぐらいならまぁ納得できなくもない悪化の仕方だけど、歩の演技と描写全然痛そうじゃないので全然深刻そうに見えない。かなり適当描写だ。このアニメはすべてが適当で投げやりに見えるが、私が湯浅監督を信じたいので全部計算づくにも見える。その結果この感想を書くことになったので、あまり深読みはするものではないなと思った。多分日本沈没2020に関しては考察する方が間違っている。この考えを塗り替えてくれる考察があったら教えてほしいし、この考えを塗り替えてくれる考察が有志によって現れると信じさせてほしい。

また、7話にして初めてお母さんが心臓を悪くして、ペースメーカーをつけていることが発覚する。これまでの1話~6話では、お母さんは海に飛び込んでおぼれた子供を助けたり、普通むちゃくちゃ歩いていたり、全然元気そうだったので全然ペースメーカーをつけているのがわからなかったのでとてもびっくりした。びっくりしたっていうか、フゥン・・・そうなんだ・・・て気持ちになった。へぇ・・・。

脱出する船に優先的に乗れるはずの歩は、その他の家族日本に残ることになった+都合よく母親と別れる前にペースメーカーに気づいたので船から降りる。お母さんがずっと身に着けていたポシェットペースメーカーの電源?だったんだけど、最初ポシェットが開けられるときにお父さんの死体の欠片とかでてこないだろうな・・・と思ってドキドキした・・・・怖かった・・・でてきたのはお母さんの生命線だった・・・。でもお父さんの腐った手とか入ってたほうが正直よかったな。お父さんを想う描写が一切ないから。お母さんはマジでお父さんが好きだったの・・・?

しかもそのペースメーカーの充電がそろそろ切れてしまう。パソコン使えてるし充電させてもらえばいいじゃん、て思ったけどなぜかしない。さすがにペースメーカーつけてる人を無視したりしねぇだろ。マイナンバー持ってる人持ってない人番号がわからない人、というムチャクチャ適当仕分けがされててそこは面白かった。面白いと言っても、この作品は徹底してブラックジョークしかさないので別に純粋面白ものではない。

そうこうしてる間に船は出発して、でっかい地震も来た。みんなで車に乗って逃げるんだけど、途中で先輩の方に鉄パイプが突き刺さってしまう!でも奇跡的に先輩の鉄パイプは、ユーチューバースマホでググったかぎり多分大事なところを全部外していたし、ユーチューバー宗教施設からくすねてきたモルヒネを持っていたので、先輩は大丈夫だった。この怪我はのちの展開に全くかかわることがなかったのでびっくりした。

あと7話にして、急に不愉快な純血日本人以外差別主義者が謎の鉄の船?何?に乗ってやってくる。純血の日本人はこの船に乗せるが、外国人は乗せないというスリリン生みたいなことを言ってくるし、謎の船は全然客室とかなくてモロに剥き出しなので頼まれても乗りたくないデザインだった。航海を舐めている。海を舐めるな。主人公家族はお母さんがフィリピン人なので乗るのを拒否されたんだけど、フィリピン人のお母さんはともかく、歩と弟は言わなければバレなかっただろうなって思いました。でもお母さんもそうだと言われなければぶっちゃけただのちょっと日焼けしてる人だよ。ここら辺声優さんが全部棒読みなのでなんか言いたくない感が伝わってくるけど、ただの私の願望かもしれない・・・。

寝たきりのおっさんモールス信号でノリタクナイ・・・って言うし、謎のロボット犬も無駄に高い知能でノラナイ・・・て言って、結局その人種差別船には乗らないことになる。そこに都合よく海の男っぽいおっさんが来て、漁師船に乗せてもらうことになったんだけど、数秒後に人種差別船が座礁して爆発したのでスピード感にびっくりした。そんでもって海が荒れだして、船を捨てていかだに乗ることになって、ここでも普通に銃が出てくる。歩と弟と気のいい漁師おっさんけがゴム製の高性能いかだに入ることができて、お母さんとかユーチューバーとか先輩とかはここでわかれてしまう。正直ここで他の全員が死んだか?と思ったが、全員生きていたのでよかったです。思わずながやまこはるちゃんになってしまう。

ちなみにロボット機械からか、さすがにここで生き残ることはできなかったらしい。もしくはジジィの残した外車から離れたくなくて、あの車と一緒に海に沈んだのかもしれない。湯浅監督作品マスコットにしてはあっさりと消えてしまった。7話はここで終わり。

anond:20200716151534

増田の使い方が全然からなくて途中で途切れてしまった。続きを張ります

ストレスと言ってしまえばそれまでなんだけど急にキレ始めるので怖いし不安になる。さっきの終末クソモブ男とカイトを重ねたのだろうか。弟君も知人がすぐそばで死んだのに有名人に会えたことを喜んでいる場合なのだろうか・・・何も感情移入できないのでここらへんで本当に怖くなる。引きこもりの先輩は空気より存在感がない。PT内に入っていることも忘れそうだ。

カイトが一人だけなら謎の機械に一緒に乗せて助けてやるよと意地悪を言って、なんやかんやついてくる。お姉さんの死体はまぁどうしようもないし放置・・・諸行無常を感じる。お父さんのことはあれだけ引きずっていたのに、近所のお姉さんが死んだことはこのあとほぼ何も描写されないので、本当に無情です。

電気が生き残ってたコンビニに入り、必要ものだけもらうことに。歩は必要ものをもらうことに、すごい嫌だ・・・て言ってるけど、スタンスが周りでどれだけ人が死んでも自分は死なないと思ってる人間すぎるのでこれまたよくわからない。もうPT内で二人死んでるけど・・・。

明らかにイカレてる店主に警告され、矢を放たれて追いかけまわされる。矢の攻撃力を舐め腐っていた弟くんの体のど真ん中に矢がぶっささるシーンで3話が終わるが、全然インパクトはないし4話を知らないときにここで弟が死んだと言われても何も思わなかったことだろう。3話目感想終わり。3話目は正直不愉快の塊なので飛ばしてもいい。


4話 ヒラカレタトビラ

弟は偶然懐に入れていたゲーム機のおかげで怪我をすることなく生きていた。そんなことってある?懐にゲーム機を入れてなければ死んでいたところだったぜ・・・・。弟を射抜いた怖すぎるジジィはなんか急にヨボヨボのシワシワになってすまんかった・・・そんなつもりでは・・・とか言ってきたがどう考えても殺意シマシすぎて説得力がない。これで弟が死んでたら面白かった。はんだごてでジーッてやると、ひび割れゲーム画面も治るので面白い。

車でどこかに移動するのだが、地滑りなどが起きて地図無意味に(本当に無意味なのか・・・?地滑りが起きただけで・・・?)といいジジィが地図を捨てるので、ますます現在地がどこなのかわからなくなる。途中でやけに陽気なヒッチハイカダニエルを拾う。マギー審司ネタをモロにやってくる外国人だ。ここで歩と弟のお母さんがフィリピン人だったことがわかる。それまでただ外国から帰ってきた、やけに日焼けしてる人というだけの描写しかなかったので、ここでフィリピン人だと言われなかったら多分最後まで私はお母さんのことを日本人だと思ってただろう。

ジジィが外国人嫌いなのに外車に乗ってたりとかなり不愉快。でもそれと反して、宗教関連は全然不愉快じゃないんですよね。むしろやさしさの塊なのだ。突然大麻がでてきたりして意外性はあるけど、描写は全体的に見ると作品内で一番穏やかだ。

宗教ティにたどり着き、あたたかシャワー食事をもらう。優しい。なぜかみんな服を来たままシャワーを浴びるので、とても不安になる。野菜たっぷりカレーをもらい、それを食った先輩がお母さんのカレーみたいだ・・・と涙して存在感を出してくる。実は先輩のお母さんは、カレーができたわよと先輩に言ったあたりでカレーと共にがれきに挟まり、ぐちゃぐちゃに潰れて亡くなっていたのだった・・・。血とカレーがまだらに混じり合い、形容しがたい色になった母親死体を見たのに、ここでカレーを食える先輩。ただ焼かれているだけの猪を見て吐いた歩とはメンタルの強さが違う。

ガツガツとお母さんの味に似ているカレーを貪り食っている先輩をみんながほほえましく眺め、お母さんがカレーを食べて不思議な味ねと言ったところで、突然ダニエル大麻が入っているのさ!と言うので、前述した先輩のカレーに対するシーンが「大麻入りのカレーを食べてトリップしている疑惑」もしくは「お母さんがカレー大麻を入れてた疑惑」へと急激に変化することになるのでとても酷いと思った。そんでもってみんな大麻が入ってるって言われても普通にカレー食ってたから、多分大麻が解禁されたか大麻調味料代わりに使われている日本なんだろう。フォロワーが言う通りネオ日本なのかもしれない。普通大麻カレーを食わされていると知ったら非常時であっても怒るし、急に大麻入りカレーを出してくる宗教団体はどう考えても異常で怖いからだ。「クセになる味わい」そりゃそうでしょうよ・・・。

大麻外国では普通に解禁されてるところが多くなってきたけど、突然大麻カレー説明もせずに出してくるのはマナーがなってないと思うので、この描写は明らかに異常すぎる雰囲気で怖い。事前に「大麻が入っている」と言われればまだマシだったが、結局なぜかダニエルが澄んだ笑顔説明してきただけで宗教団体の人に「そのカレーには大麻が入っていますよ」と言われることはなかった。

というかお母さんがフィリピン人であることを考えると、この舞台日本ではカレー大麻が入っているのは当たり前なのでは?(お母さんが◎◎スタイルカレーね!と言って明らかにこのカレーを知っている雰囲気なのに、食べてみたら不思議な味だと思う描写から)。当たり前なことは説明する必要もないからね。やはりスパイス一種として扱われているんじゃないだろうか。大麻日本の国草だし、日本スパイスである七味唐辛子にも一応大麻の種が入っている。きっと日本沈没2020では大麻麻薬ではなくスパイスとして描かれているのだ。大麻をキメていると考えると、登場人物全員になんらかの狂気があるのも理解できる。大麻描写が度を超えて肯定されているので、湯浅監督大麻をキメて日本沈没2020を作ったと言われても理解できるけど・・・。

大麻入りカレーを食った後は施設内を案内され、日本文化である「金継ぎ」や「もったいない」をなぜかダニエル説明する。ここでも何故ダニエル説明するのかはよくわからない。説明したがりやさんなのかもしれない。歩も弟もお母さんもジジィも引きこもりの先輩もみんな日本に住んでいるし大半が日本育ちなのに・・・。

地震につよいからと言ってモンゴル家屋であるゲル」に案内され、なんかエスニック雰囲気なまま一日が終わる・・・と思ったところでここでジジィが麻薬中毒なのが発覚する。ジジィがここにみんなを連れてきたのは麻薬を手に入れるためだったのだ。そりゃ矢も射かけてくるだろうな・・・と納得してしまう強すぎる設定に痺れた。いやでも、矢を射かけてくるのは意味わかんねーんだよな戦争でも経験したのか?このジジィはありとあらゆる意味で強いので、仮にフォロワー日本沈没2020を見る時はこのジジィに注目しておいてほしい。

てかジジィは普通スーパーの店主?なんだけどなんでモルヒネ中毒になってんだよ・・・。

なんか中華系っぽい怪しげなピンク色の雰囲気、そしてやけに和っぽいBGMの中、背中ドン!と入った入れ墨が目立つ初老女性がシルエットだけでヌルヌルンと得体の知れないヨガを行っているところで4話目が終了。大麻にいきなり横っ面を殴られた回だった。文章だけでは説明しきれない独特の空気感があるので、インパクトを求める人は4話は見たほうがいい。


5話 カナシキゲンソウ

爽やかな朝にジジィがサウナに入り、水風呂で汗を流すところから始まる5話。どう見てもヤク抜きの現場だ。このジジィはもう薬物中毒と、歳のせいかかなり狂っているので、ヤク抜きする意味はないと思うしなんでこのシーンが入るのかはわからない。

ジジィは唐突に水風呂につかりながら「はぁ・・・ここにいる・・・」と感慨深げに言うのですが、これには後述する理由があった。初見だと唐突意味からないことをいうので、もう完全にこのジジィは終わっているなと思った。いや実際いろいろと終わっているんだけど・・・・とにかくパワーが強すぎて一番印象に残っている。

ラジオ体操やってる宗教団体の人たちがいたり、クソデカ彫像メチャクチャ金継ぎがされていたりする。クソデカ彫像メチャクチャ金継ぎを行うのは、明らかに金を大量にもっていないと無理なので、宗教団体の財力が垣間見える。突然主人公一行に合流してきたジジィが偉そうに車いす要求普通に歩けるのに。ただ、この車いすがのちに活躍することになる。

この話で「マザー」と呼ばれる4話最後にでてきた初老女性が、10の子供を媒介に霊を下ろすスピリチュアル儀式施設内で行っているのがわかる。この子供がどう考えてもAKIRAなのでオイオイオイ・・・と思った。依り代として財布を受け取り、依頼者の母の霊を下ろして津波に攫われた私を助けてくれてありがとう・・・と依頼者に言うのだが、続く言葉が「暗証番号は金庫の中だよ」なので何もかもが台無しになる。ここらへんでさすがにストーリーハシゴを外されまくるのにも飽きてくるし、正直こういうシュールギャグ全然面白くないので苦痛になってくると思うが、大麻編は6話まであるので大麻のその先に何があるのか知りたい人は6話までは見たほうがいい。

最初大麻入りカレーを配ってくれたクソデカいおじさんがなんか白濁したポタージュみたいな謎の料理を配ってくれる。多分説明されていないが、これにも大麻が入っているんじゃないかと疑ってしまった(大麻が入っている説明はされなかった)。というかこの場所のすべての食事大麻が混ぜ込まれていても不思議ではない。なんでかっていうとびっくりするほどでかい、明らかに違法なクソデカ大麻畑がこの宗教施設には存在するためです。

大麻カレーを食べてからやけに表情が明るい先輩が、労働の喜びに目覚めるなどして人間性を取り戻していく姿はどんな顔をしたらいいかからなかった。大麻がなければいい話なのに、大麻のせいで何もかもが疑わしく思えてくる。それもこれも大麻が悪い。

大麻が出てくるとストーリーの何もかもが破壊されていくことがよくわかるので(登場人物すべての行動に「もしかしてこいつは大麻をキメてるかも」のノイズがかかるため)、もしかしたら大麻のすばらしさを語っているのではなく、大麻の恐ろしさを訴えているのかもしれない。こういう考察も、監督大麻キメてそうなハチャメチャ奇想天外な展開をどんどんお出しされるともう考えるのが馬鹿らしくなってくる。これを反日アニメだと思っている人は見る前からすでに頭がおかしいか、それかたぶん視聴していないと改めて思った。そういう意味では監督天才なんだけど、このアニメは最悪。

労働の一環として歩は寝た切りのおっさん介護をすることに。寝た切りのおっさんは全身不随になっていて、ちょっとだけ指とあと目だけ動かせる。おっさん介護をしている歩の表情はなんかやけに穏やかだ。あれだけ情緒不安定な姿を見せられた後では、大麻があらぶっていた精神クールダウンしてくれたんだろうとしか思えないが・・・。

夜になって労働奉仕活動?がおわり、一行は割り当てられたゲルへと戻る。薪の火が消えたので、やけに活力的になった先輩がガスバーナーを持ってくるよといってゲルから出て行った。ガスバーナー・・・?マッチとかじゃなく・・・?ゲル燃えそう。火はガスバーナーを使うまでもなく、ジジィが息を吹いて起こして終わったので先輩の行為無駄に(わざわざその描写もある、何なの?)。その日に行われる謎の週末パーティに誘われたので歩と弟はパーティへ参加することになった。

パーティに参加する前に、歩と母親がまた喧嘩をするんだけど、その理由が酷い。お父さんの声を聴きたいという歩にお母さんが聞いても無駄だよ・・・っていうんだけど、歩はそれをお父さんを忘れて、ダニエルと仲良くしたいからだと思うし、それをお母さんに言ってしまうのね。あまりにも酷すぎる・・・実の子供でもこんな子供は嫌だ。お父さんが死んでつらいのは歩もそうかもしれないけど、恋人を亡くしたお母さんが一番つらいと思うよ。

言いたいこといって気持ちよくなった歩にお母さんが「大人になってちょうだい」て言うんだけど、なんかもう、大麻編の先がどうなるのか見たい!て気持ちがなかったらここで切ってた。それぐらい最悪だったし、大麻畑のある宗教施設の週末パーティはやっぱりドラッグパーティで、この描写がクラベビを思い返させたし、先輩は多分大麻を吸ってDJになった。ちなみにユーチューバー大麻を吸っていたことがこの後判明する。

息子と娘がドラッグパーティに参加している間にダニエルとお母さんが話す描写がね、また良いんですよ・・・こういう要所要所に湯浅監督節をキメてくるのでなんかだらだら見ることになる。

そんでもってお母さんと歩が和解するなんかいい感じの雰囲気の朝が来たと思ったら、急にジジィが車いすを乗り回しながら弓で施設内の人間を2人ほど殺す描写がやけにかっこよくでてきてもうマジでなんか温度差で死ぬんだよね。ジジィの描写文字であらわすと頭痛くなるから描写しません。

5話冒頭の「はぁ・・・ここにいる・・・」は宗教として祭り上げられている10の子供のことだった。ジジィはこの子供を奪還するためにここに来たっぽいんだけど、絶対大麻理由50%ぐらいを占めているんじゃないかと思う。ちなみに子供を連れ出そうとしたジジィは、盗んだ車で脱走しようとした途中でヤクが切れて運転を失敗し、宗教施設の塀に突っ込んで自損して気絶したので最悪。ここで5話が終わる。今思うとここが一番の山場だった。

2020/7/15 20:43

6話 コノセカイノオワリ

ここら辺まで視聴すると、タイトルカタカナ描写されているのも腹が立ってくるようになる。ちなみに「コノセカイノオワリ」がタイトルだが、ここで終わるのはどっちかっていうと世界じゃなくて宗教施設だ。そもそも日本だけ沈没してるからタイトルスケールがでかすぎる。クソアニメを見ているとこういうところにもケチをつけたくなる。なまじメッセージ性があるから考察する余地があるんだが、その考察をしている最中でわけがからなすぎてこっちの頭がおかしくなってくる。勝手おかしくなったのを作品のせいにしたくもないが、本当に理解できなくて脳がバグる

湯浅監督は、なんか炎上してますね~みたいなスタンスツイッターで取っているが、このアニメで何がしたかったのかあとでインタビューとかでまじめに答えてほしい・・・。いや、やっぱり失望しそうだから答えなくていいよ。なんか炎上してますね~~いやそりゃ炎上するでしょうよ・・・逆に炎上しない自信持てねぇよこんなの。監督炎上しないと思ってたん・・・?逆に怖いよ。てかこれに関しては、内容じゃなくてタイトルが悪い。日本沈没2020、完全に内容がタイトル負けしているのだ。別タイトルオリジナルアニメだったら、ここまで炎上しなかったと思う。なぜなら日本沈没2020を見て(本当に見たのかは非常に疑問に思うが)騒いでるのはツイッターで見たところ右翼左翼の人が中心だから一般人間と、監督ファンはどこを褒めればいいのかわからないのでさほど話題にもなってないという印象がある。最もこれはあくまで私の印象なので、自分で「日本沈没2020」をツイッター検索するのが一番いいです。自分の目で確かめて。

とか思って湯浅監督ツイッターを見たら

「素直にこうあった方が良かったと言う意見も今後の参考になる。評価分析された非難はあまり参考にならない事が多いが、たまに誉めてるものに鋭い見方があったりする。つまらなければ、あまり考えないし、面白ければよく考えるせいかと思う」

と言っていた。実力がある監督がクソアニメを作ると、つまらなくても考える羽目になるんですよねぇ。実力があるから何気ないシーンに考察余地を残せてしまうし、実力があると知っているからこそ監督はこのシーンでこういう表現を訴えてるんじゃないだろうか?と考えてしまうんだ。だってこれまでの作品がそうだったし、そう思わせる下地表現監督アニメで作ってきたでしょ。クラベビとか特にすごかったですよ。クラベビ何回も見返した。特にバトンのシーンがあまりにも素晴らしかった。バトンが澄んだ音を立てて地面に落ちて、何度渡しても了に受け取ってもらえないところの表現が本当にすごくて、ネトフリを開くと必ずクラベビのあのシーンを見たくなったし実際に見てた。だから日本沈没2020酷評されてたけど、まずは自分の目で確かめようと思って最後まで見た。

まぁケモノヅメとかはぶっちゃけわけわかんなかったけどでも日本沈没2020レベル意味不明さではなかったのよね。そして面白かった。他の作品も全部面白かった。ケモノヅメはわからないけど、面白かった。日本沈没はわからないし、面白くないです。だからこそこの考察感想?書いてるのが自分自身むかつくんだけど、こういう形を取らないと「大好きな湯浅監督のクソアニメを見た」感情に整理がつかない。日本沈没2020を見る前は、まさか自分が「お前のことが大好きだからこそ殴っているんだ」みたいなDVクソ野郎みたいなことを主張する羽目になるとは思わなかったな。

私は「作者はそこまで考えてないと思うよ」って言葉だいだいいっきらいなんですけど、日本沈没2020に関しては「作者はそこまで考えてない」ことを祈ってしまう。すべてを大麻のせいにしたいです。

途中から感想じゃなくて文句なっちゃったけど、感想へ戻ります


6話はそれまで陸上というかありとあらゆるもの消極的だった先輩が、ランニングをしているところから始まる。大麻のことがなければ、引きこもりだった先輩が立ち直り始めた良いシーンだと思うが、ここでも大麻邪魔をしてくる。大麻のことを考えたくなくても

日本沈没2020を観ての考察(?)・感想ネタバレ

ふせったー内で身内にずっと吐き出していたが、日本沈没2020を観て思った事をここに張っていく。匿名だし、増田なんて多分本当に日本沈没2020に興味がある人ぐらいしか見ないだろう。でもその人が見てくれたら何よりもうれしいことはない。増田作法がわからないので何もかも間違ってたらすみません

しか一昨日ぐらいに日本沈没2020ネットフリックスで全話見た。批判されていたのは知っていたが、湯浅監督作品がすべて好きだったか自分の目で確かめたいと思った。結果悪い意味で打ちのめされて、日本沈没2020を観た次の日はずっとふせったーに籠って、まる一日をかけて30000文字ぐらいの感想(あらすじがほとんどかもしれない)を書いた。ただ30000文字からものすごい長い。なのでその1日でわかった要点をまとめるとこうなる。

①「日本沈没2020」は右京先生の「日本沈没」を元にした作品で、ノベライズがある

②そのノベライズは、湯浅監督が書いたものではない。なので日本沈没2020ストーリーを描いた脚本家湯浅監督ではない・・・

湯浅監督はこれほどなく忠実に「日本沈没2020」をアニメ化していた

もうこのことさえ知ってくれればあとはどうでもよくなる。反日だのなんだの騒いでいる人もあほらしくなる。何故って日本沈没2020を視聴したらそんなことは言えなくなるからだ。これはもうそういう次元作品じゃないんだ・・・・・。感想内で何度も書いたけど、逆に本当に見たのか気になるぐらいだ。反日だの陰謀だのなにもかもが虚構だ。批判すればするほど滑稽に見えて、考察すればするほど何もなくて空しくなる。こんな虚無のストーリーもなかなかないんだけど、そこで湯浅監督表現力とぶつかってしまってビッグバンが起きたのは不幸だった。

丸一日かけて日本沈没2020に浸かってしまったのは多分私がアニメがどう作られているかに詳しくなかったのが原因だ。だから脚本湯浅監督が作っているのかと思ってしまった。そこが間違いだった。これは自分無知を恥ずかしく思った。OPとEDもしっかり見るべきだったんだなぁ。今度からはしっかりチェックしますね。

下記からふせったーに書いたものをそのままコピペしたものになる。読んでもいいし読まなくてもいいけど、とりあえず置いておく。これから日本沈没2020を観ようかなと思っている人の参考になるとすっげーうれしい。また、途中で湯浅監督をぼろくそに言っているが、それは脚本家存在を知らなかったためです。申し訳ありません。

長すぎるので2つに分けます


2020/7/15 14:30

無限文句言ってしまうので改めて感想をまとめたいと思いました。本当に無限文句言えるんですけど、それすら監督予定調和の中な気がしてそれにもキーッ!むかつきますわぁ!!の悪役令嬢になって地団太を踏んでしまうことになるのですごいアニメだった。1話から振り返りをします。

1話 オワリノハジマリ

序盤は普通に日本沈没2020の始まりだ・・・!て感じで、すごい描写が良かった。リアル感のある揺れ方とかでここで一度トラウマがよみがえって気分が悪くなった方もいるんじゃないかと思う。陸上練習中に地震被災し、足にけがをしてパニックになって周りの友達を助けずに逃げてしまった主人公、歩の心情も、無力感と罪悪感にまみれていてよかった。14歳もの・・・。ただ、逃げているときに歩が父親が庭に飾ったイルミネーションのことを思い出していて、それで家族が集まる場所の証になったのが「神社に飾り付けられたイルミネーションだった」時には思わず2度見をしてしまった。電気の消えた町の中で燦然と輝くイルミネーション神社の絵はまるで悪夢のようだったし、何かの幻覚なんじゃないかと思った。

突拍子すぎてよくわからなかったし、貴重な電気イルミネーションで全部使うなや!としか思えないのがすごい(このしばらくあとにイルミネーション電気ぎれで切れる)。ただの地震やないぞ・・・!?普通にあちこちで人が死んでる災害やぞ・・・!?なんかもっとあったんじゃねぇのか!?しかも七色に輝くゲーミングイルミネーションでもうだめだった。ここで嫌な予感がした人は正しいと思うし、大部分の人間が「何故イルミネーションを?」と思ったのではないかなと思う。肯定的意見があったら教えてほしい。あとどこから調達したのか普通に気になるな・・・。

まぁイルミネーションはさておきとして、神社にはイルミネーションを目印にして家族が集まっていた。水泳が得意らしいお母さんと、日本語英語を織り交ぜて話すやけにむかつくクソガキのゲーマー弟と、建築仕事をしているお父さんだ。あと近所の知り合いのお姉ちゃんと、引きこもり陸上の先輩がいる。この引きこもりの先輩は、なんかイケメン有名人らしくて同じく避難してきた近所のおばちゃん集団にヒソヒソと噂をされていた。

日本沈没2020ではそういう今話すことじゃねぇだろ?みたいな感じの描写が異常に多い。それも湯浅監督ツイート通り、表したかった「リアル」なんだと思うが、日本沈没2020なんてビッグタイトル以外のタイトルでやってほしいところだ。あと一応私自身も東北震災経験してるし周りがパニックになるところも見てたけど、流石にあの状況であそこにいるの引きこもりのあの子でしょ・・・?とかい人間はいなかったなぁ・・・正直家族とか知り合いのことが気にかかりすぎてそれどころではないよ・・・好意的に見れば、先輩のことを説明する一番の近道とも言えなくもないのかもしれない。ただ、この先に先輩の引きこもり描写が何か意味があったのかというと、特にないのでやっぱり必要ないと思う。だからやはり、人間の悪意だけをあえて描いているのだと思う。そこは作品を通して徹底的に描かれているから、意図的だろう。

それから突然お母さんが家族写真を撮ろう!と言って・・・・まぁ、どうなるかわからいか写真に残しておきたい気持ちはわかるけど、震災時に写真を撮るような心理状態にはならないと思うので、ここも え?急に写真!?となってしまった。この写真も後々最終話伏線(?)だったことがわかる。あんまり伏線って言いたくないけど、まぁ写真を撮るのにも理由はあったという話。

そこから急に木の下に座り込んでいた引きこもりの先輩の腕に、雨かと思ったら血が降ってくる。あと死体?も降ってくる。空を見上げるとヘリコプターから人が落ちていて、イルミネーションされた木にも死体クリスマスの飾りみたいな感じで乗ってた。

死体が降ってくるときに音がするわけでもなく、最初私は木に元から死体がひっかかっていたのかと思った。死体イルミネーションで輝いている枝に乗っていたので、そう考えるとお父さんが死体無視したことになってしまう。だからやっぱりヘリコプターから落ちてきたんだろう。でも重力関係でそこにひっかかるまえに枝が折れるし、血もビチャビチャ降ってくるんじゃないか?なんかいつの間にか怪我をした人達避難してきて、これにて第一話が終わる。

ここの空気が完全にゾンビ物だったので、このままゾンビ物が始まるのかと思った。いっそここで日本沈没2020ゾンビ大パニックかに路線を変えてたら湯浅監督最高!て言えたのだが、残念ながら日本沈没2020日本沈没2020のまま10話まで続いていく。1話目の感想終わり。


2話 トウキョーサヨナ

朝になり、なんかユーチューブとかネット記事を探していた人達が騒ぎ出す。ユーチューバーカイトという人がなぜか沖縄沈没の瞬間をドローンで撮っていて、こいつは一体・・・?となる 沖縄沈没の瞬間をドローンで撮れるユーチューバーは正直意味がわからない。なんでドローン沖縄全体を観察してるんだよ。どういう規模のユーチューバーなんだ。国が雇ってんのか?

日本が第2のアトランティスになるとか陰謀論だとか、なんかツイッタートレンドに上がってそうな感じの勢いで人々がありとあらゆるノイズをしゃべる。ネットにも記事がどんどん出ている。マスコミ情報を出さないというセリフすらある。携帯テレビを見て情報を集める人がいない描写といい、ここは完全に日本マスコミへの風刺ですね。いたかもしれないけど見返す気はないです。

避難先になった神社はとても高い場所にある。というか神社って大抵そういう感じだよね。まわりに水が満ちてきたので、ここから脱出しようみたいな話になったんだが、避難先の神社にはコンビニ物資を大量に持ってきているコンビニ店長さんがいた。よって食料や水に困っているというわけではなかったし、普通ならここで安全高台を捨てて歩くという発想にはならないと思うが、みんな神社を出た。歩は怪我をした足を保護することもなく、汚水まみれの水に浸かったので足が痛いみたいな描写がある。お察しの通り後で傷口から感染症になる。予定調和と言ってもいい。ここは別に違和感はない。まぁそりゃそうなるよねという感じだ。逆にならないほうが不思議なので、感染症になってくれてよかった。

神社にいた集団は、西に行くか東に行くかで途中で別れることになる。主人公たち(父母、弟、歩、近所のお姉さん、引きこもりの先輩)は西へ、他は東へ行くそうだ。ちなみに主人公たちが西へ行くのは弟が海外ゲーマー友人と連絡をとってどこに逃げたらいい?て聞いたことが理由なんだけど、別に根拠とかなくてゲーマーはただ「西に行け」と言ってるだけなのでマジか?て思った。予言か何かかよ。

別れる時に集合写真を撮る。ここは理解できるよ。ただ、2話で理解できた展開はここだけだった。

西へ向かって歩いてる最中に、謎のロードバイクに乗った男がなんか水を球体にしてそのまま飲めるやつを食べていたり、スケボーに乗った男が主人公たちを追い越すシーンがあるが、何を伝えたいのか全く分からないので、なにもわからなかった。歩かないで何かに乗れ!という意味だったのかもしれないですね。

道端に座り込んでいたおじいさんとおばあさんに、歩が家族にとって最後の水を「これが最後の水である」とわかっているのにどうぞと言う。おじいさんとおばあさんは普通にそのもらったペットボトルをもらったものだと思い、バッグへしまう。歩のえっ?という表情にこちらもえっ?となった。これどうぞ・・・て言われてそれが最後の水だと思うか?なんかこう、意図的に外してるのはわかるけど、外しすぎて意味わからんことになってるからマジで意味わからん

歩いた先にあるコンビニには何もなくて、歩がごめんねって言ってた。コンビニに何もないのがもうなんか災害起きてから1日後のそれじゃなくて、明らかに退廃後の日本・・・みたいな感じで時間間隔が何もわからなくなる。多分この世界の人々は自宅に備蓄とかしてない。

そこからなぜか山に登り、滝を見つけた。滝がある山で良かったですね。泳げないといってた弟をお母さんが滝つぼに突き落としたりしてて私がドン引きしたりした。そのあとは民家に降りて鳥がやけにリアル死体を食べているところを見たり、お父さんがコメディ調でイノシシを仕留めたりした。野生動物舐めるな。

イノシシを捌いて焼いてるときに歩が突然吐き出したので傷から感染症がとうとう体に影響を?と思ったらなんか多分肉がダメな人っぽいだけだった。別にそれはいいんだけど人が飯を食ってるときに吐くのは人間として最悪だと思う。肉をみて気持ち悪くなるんなら猪をさばいてるときに吐きなよ。なんで焼いてるときに吐くんだ。

肉が食べられない?のでおなかがすいたよ~になってる歩のために、お父さんが山芋を取るな!の看板を見つけて山芋をさがしてそこらへんにあったスコップ山芋を掘る。長すぎて木の根っこ掘ってんじゃねぇのて思った。お父さんが掘り進めている間に、歩が蔦に覆われた「不発弾注意!」の看板を見つける。

というか不発弾注意!の看板がそこら辺にあるし、なんで山芋看板は蔦でおおわれてないのに不発弾注意の看板繁殖した蔦でむちゃくちゃにおおわれてんだよ。どうやらここらへんの住民不発弾で死なれるより山芋を取られる方が嫌だったっぽい。それか山芋不発弾がセットになっていたので、この近くの山芋不発弾の上に芽生えるのかもしれない。つまり山芋を掘ろうとしなければ、不発弾出会うこともないので、結果として山芋を掘るな!という看板だけ綺麗にするのだ。ここまで考えて悲しくなった。

お父さんが不発弾で爆散四散する前の前振りがこれなんだけど、本当に意味がわからいから、これから日本沈没2020を見る人はここで止めといてもいいと思います。この適当シナリオに対して、土くれと一緒にバラバラになったお父さんが降る光景とか、お父さんのちぎれた手とか、そういう描写に力入ってんのが本当に笑うしむちゃくちゃ笑った。全編通して死体描写だけは上手いんだよな。しかも2話はそこで終わる。え?ここで終わるんですか?お父さんと土と血の雨の中で!?てのにもびっくりした。

ちなみにここで山芋に対して、「お父さんがつくったこれ大好き!」て思い出すセリフがあるんだけど、山芋で何を作ったのかは最後まで明かされなかったです。2話の感想終わり。

2020/7/15 18:10

3話 マイオリタキボウ

前回でお父さんが爆発したけど、特になにも思ってなさそうな顔で歩き続ける一行。その中でも歩だけはむっつりとした顔をしていて、お父さんが爆発したのを気にしていることがわかる。ここの部分は歩以外のみんなは、とりあえず生きる事を目標にしているのだということは伝わってくる。悲しむことはいくらでもできるし、今はまず命をつなぐことが大切だからだ。でもこの作品あくまで「日本沈没」なのであって、他の国も全部滅びたわけではないので、主人公たちがここまでサバイバルする意味はさほど感じられないのがネックになっている。普通だったら神社自衛隊や救援を待つんじゃ・・・。

ただその場合はこの物語は始まらないんだけど、でも何もこんな物語にしなくても良くない?

歩は無限父親のことを考えていて、歩いている途中で癇癪を起して道端に座り込んでしまう。その癇癪の起こし方があまりにも幼稚で、お父さんがプレゼントしてくれた靴を脱いで投げ捨てたり(死んだお父さんのプレゼントなのに大切にしないんだ!?)何日も風呂に入ってないからお母さんが臭いとか、お母さんの顔が汚いとかちょっとわけのわからない暴言を吐く。お母さんのことが嫌いなのか?あまりにも酷いのでここはちょっとびっくりした。湯浅監督は歩に何をさせたかったんだろう。ここの考察を求む。ちなみに10話まで見たけど、特にお母さんが歩のことを邪険にしたとか、お母さんの子供じゃないとか、そういうのは一切なかったんだよな・・・。反抗期?お母さんかわいそうだ・・・。

都合よく通りかかった明らかにこの終末を楽しんでる感じの男の車に乗せてもらい、どこかへ移動。この移動もどこなのかよくわからないがどこかへ向かっている。ガソリンスタンドガソリンを入れようとしたけど、機械が動いてないので入れられず暇になった男がタバコを吸いながら近所のお姉さんの肉付きのいいお尻を見て襲おうとする。ここまでは終末のテンプレ

近所のお姉さんはそれまで何も描写がなかったのに、いきなりつよつよカラテの有段者になり、男を撃退する。とはいえあんまり効いておらず、男がスタンガンを取り出してきて一瞬危ないことになるが、お母さんが棒で殴って助かる。ただ、男がむちゃくちゃタフすぎてお母さんも反撃を受けてやばいことになり、最終的にスタンガンを奪って結構長い電撃のカットのあとにようやく男を倒す。倒れた男の眼鏡をお姉さんが奪って引きこもりの先輩の割れ眼鏡と交換してあげるのが美談風に描かれているが、なにも美談ではないし俺が先輩だったらそんな眼鏡はかけたくないかな。

この描写ここまでいるか?お母さんがお腹みぞおち当たりを殴られててすごいかわいそうだった。暴力描写にもめちゃくちゃ力が入っていた。力を入れるところを間違っていると思う。ストーリーとして必要なところに力を入れず、死体描写暴力描写だけにやけに湯浅監督ならではの表現力とテンポを入れるので、結果として「日本沈没2020から受ける印象が醜悪になる。狙っているのだろうけど最悪の一言に尽きる。

日本沈没2020は徹底的に「主人公たちがどこにいるか」を描写しないんだけど、そのせいでマジでどこにいて何をしているのかわからない。車のガソリンが切れたので、いかにも両脇に危険な感じがある謎の道をひたすらに歩く。近くに富士山が見えるので、多分山梨とか・・・静岡とかそこら辺なんだと思う・・・。あやふやすぎる・・・。

引きこもりの先輩を気遣った近所のお姉さんを見て、自分も気にかけてもらうために歩がわざと座り込む。近所のお姉さんは優しいので構ってあげる。どうしたの?と言われたのでおしっこ行きたい・・・という歩。さっき意地をはって喧嘩した手前、母親トイレ行きたいかちょっと待っててと言えなかったんだね・・・。思春期反抗期?だね・・・。

近所のお姉さんと連れションしにいったが(お姉さんは明らかにトイレに行きたい感じじゃなかった)、一歩の差でお姉さんが溜まってた毒ガスで死に、歩は生き残った。本当に一瞬で死ぬので、とても展開がスピーディー。空から謎の白髪イケメンが謎の機械を使って下りてきて、そこは毒ガスがあるから立ち寄るな!と言ってくる。前触れもなく急に現れたので本当にびっくりした。

有名ユーチューバーカイト(KITE)じゃん!と弟君が喜び、カイト自分のことを知っていた弟君おかしをあげようとしたら歩がいきなりキレ始める。そのキレ方がまた異常で、あげようとしたお菓子を人から盗んだものだと決めつけて、取り上げようとする。そのお菓子外国お菓子で、カイト外国の人なので盗んだものじゃないでしょと弟から言われる。ここ本当に思考が飛躍しすぎててわからない・

2020-07-07

anond:20200707054640

CD出すやつが日本でやるわけがない。

つか、医療大麻合法です。

えっ大麻じゃん

いいえ、モルヒネのことです。

2020-07-05

anond:20200705115121

大量のモルヒネ無しには耐えがたい苦痛がもう何日も続いていて、いつ終わるともわからない苦しみの中でただ生きることしかできない人を前に、同じ事言えんの?

2020-05-10

父亡くなる

私は物忘れがとても酷くて色々忘れちゃうから忘れない様に何度も読み返して記憶に焼き付ける為にメモする

 

末期癌の父をさっき自宅で皆で看取った

昼間訪問した時はまだ反応があったんだけど0時過ぎぐらいから呼吸がちょっとおかしくなったというので、母から2時に電話が来た

 

誰も歩いていない真夜中の静かな町を早歩きで向かう

暗く静かな道でバクバク打つ鼓動が妙に痛い

実家は近いか電話来てすぐに着けた

 

人工肛門にしてからどんどん痩せていって、

徐々にご飯が食べられなくなって、父は骨と皮でゴツゴツになってしまっていた

入れ歯だったからごっそりげっそり頬がこけちゃってねちょっと不憫でね

 

誰も泣き叫ばず静かに看取る真夜中

掌の中で命が消えていく哀しい時間

 

段々目の焦点が合わなくなって、白目が濁るってのかな?瞬きとかの動きが減っていき、亡くなると体温が失われて肌の色が変わっていくんだね知らなかった

 

その時を迎えた父は、寝た様に見えた

ぽかんとクチ開けていつものパジャマ着て酔って寝ちゃったみたいに

だけど、違う

腹膜が1mmも動いてない

それを見て、ああもう呼吸をしてないんだなって痛感した

開いた口と閉じた瞼

苦悶さは一切見えない

モルヒネの力で苦しさはなかったみたいだけど、目頭に残ったこの液体は、たぶん父の最期の涙だ

  

私が電話受けて実家着いてから10分ぐらいで父は逝った

まるで着くの待っててくれたみたいだ

昼間は自力でベッドから起き上がって座る位置直したり動いたりしてたって言ってから、今夜逝こうと決めたのかな?

それぐらい不思議な早さだった

 

末期がんの診断出て2年

思っていたよりも長く父は生きた

胃がん浸潤大腸切除

その後抗がん剤で髪が抜けてしまって、でも抗がん剤止めたら髪が生えて生命力すごいなーなんて言ってて

末期がんって判ってから仕事辞めて家にいる事になった父は家具作りやスマホ家事料理を始めた

引っ越したばかりの団地の部屋を得意の家具作りであちこち整え、スマホを学んでネット競馬したりLINEyoutube視聴やポケモンGOもしだした

炊き込みご飯を勧めたら気に入ったみたいで美味しいのを作る様になったし、カレーも作った

茶碗蒸しプリンも良く作って食べさせてくれた

庭いじりが好きな父は四季折々庭を整えられて少し楽しみを持ててたみたい

あとめだか飼いだしたけど上手く育てられなくてすぐ死んじゃうから悲しくなって飼うの止めたって聞いてちょっと辛かった

 

今回は自宅で看取れたので良かったと思う

心電図モニタは母の希望でつけなかった

祖父の時は病院心電図モニタありで音が結構辛くてイヤだなって思ってたから今回は無しでいくって聞いてたので良かったと思う

医者さんも看護師もいない自宅だから、逝こうとする父を皆で静かに見守れて良かったと思う

 

コロナで休業期間で家族全員が毎日じっくりゆっくり看取り期間があったから徐々に覚悟が出来た

 

ありがとうありがとう

って母がずっと言っていた

…お父さん

私もありがとうって思ってるよ

 

朝が来た

真っ白な光の風

暗かった闇が潮の満ち引きみたいに引いて朝が来た

父がいなくなってから初めての一日が始まる

しっかり務めるよ

 

 

火葬をしてきたので追記

 

日経ってから実家へ行った

一日後に見た父はダブルスーツ着せてもらえてて安置してもらってた

顔は一日前に見たままだった

胸には花束が載っていた

父が庭で育ててた花で作った花束

ピンクと白の綺麗な花で、ちょうど咲いたんだそうだ

手摘みの花束ってのがとても我が家らしいなと思った

 

もう一度、声をかける

訃報を送ったら、会社の人とか私の周囲の人達が私が父の面白話をちょこちょこしてたからか、話した事すら忘れてた父との小さなエピソードを覚えててくれて、それが嬉しいねーって話をしたり、孫が父に書いた手紙があったりしたのでそれを見せてもらった

 

出棺後はお別れの時間がないよと言うので、僅かだけど二人きりにしてもらった

線香をあげてから、頭を撫でる

暖かかった頭

髪の毛は一日前と同じ柔らかでふわふわだったけど、髪の毛の先、皮膚からはすでにドライアイスでかっちこちの冷え冷えの身体

わっちゃってて、最期に撫でた頭の温もりとのギャップ感がかなり激しかった

 

斎場

斎場は静かで少し薄暗く、涼しかったので落ち着いて過ごせた

 

先に行った私達から遅れて父と母が車で着いた

車はクラウン

ああ、トヨタなんだ

父はレンタカートヨタって決めてるぐらいトヨタ絶対の信頼を置いてたので、ちょっと笑ってしまった

(偶然なのか帰りに捕まえたタクシートヨタ製だった。どこまでトヨタ好きなんだ)

 

白っぽい棺が台車に載せて運ばれてきて、お花を入れてあげてと言われた

ここでも庭から摘んだ花を入れてあげられた

庭いじりが好きで実家も深い山の中の人から、あっちに行ってもきっと珍しい草木を見つけて育ててるだろうねなんて言いながら皆で父を花で埋めていく

注文してた花と育てた花で棺が埋まっていく

ダブルスーツパリッと着て綺麗な花に埋もれた父のその姿は、見ていても不思議と決して不幸な感じはしなかった

 

余談なんだけど、遠い昔、親戚の葬儀に参加した時、棺に釘を打つ作業があった

知らない親戚だったけどあれは二度とやりたくなかったから、この斎場ではそれがなくって良かったなと思った

 

粛々とやる事が進んで、やがて焼き場の扉前に棺が運ばれる

みんなで父にお礼を言った

ありがとう がんばったね ありがとう

泣きながら 泣き崩れない様に支え合いながら 涙そのままに 既に涙が枯れてたり

各々の別れ方だった

 

そして、横、縦と閉まっていく扉

金属製の重い境界の扉

かにかにしめやかに

その時は終わった

 

時間ぐらいして、燃え終えた父が出てきた

乾いた白いバラバラで粉々の崩れたただの物になった身体

それは死んだ珊瑚みたいで骨に見えなかったし、これが父だったんだとはちょっと思えなかった

物を骨壷に入れて、布巻いて、木箱を母が抱える

ようやく終わったなー。そんな感じ

 

真夏の様に暑かった昨日とはうって変わって、とても凉しい皐月らしい午後のお別れだった

 

三週間前ホスピス入院になったけど、何とか実家に戻ってきた父

そこからゆっくりゆっくりかに逝く様に準備をしてたそうだ

整えてなかった実家の不便な所のビフォーアフターを済ませ(DIY好きの父なのであちこち整えてった)、身の回りの物の整理や、搬出搬送やすい様に動線の整理も済ませ、亡くなる3日前、栄養のない点滴に自分意識で切り替えたとも聞いた

吐き気が酷かったんだって

 

二年半、末期がんの父を皆で思い思いに看病をし、逝くまでを皆で見られた事

祖父の時出来なかった事を全て出来たと思う

言い方悪いけど、母の時にまたやる事になるだろうから、その覚悟も出来たと思う

 

私もこんな風に逝けたらいいと思えた葬儀でした

 

コメントありがとうございました

モルヒネ意識が混濁してた父ですが、最期には目があって何度かアイコンタクトを交わせたのですが、その眼差しと動きには心残りや苦痛な感じは一切見受けられなかったので、悔い無かった様に感じられました

2020-04-16

anond:20200416212245

それは各国の中央銀行がじゃぶじゃぶ金突っ込んでるから

今は重症で死にそうで痛がってる人にモルヒネ与えてるようなタイミング

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