はてなキーワード: こはるとは
二次創作の話になると、原則違法!金目当てのイナゴ!パクリでクリエイターぶるな!エロは愛がない!みたいな威勢のいいのが出てくるけど、島本和彦ほどの大物が堂々と二次創作同人誌を売ってる実状みるとそんな批判もむなしいと感じる。
今回のルックバック本は藤本タツキ(ながやまこはる)が承認してるけどさ、あれも事後承諾にすぎないわけ。無断で本出したことには変わりないからね(集英社は二次創作のガイドラインを設けてないからほぼ確実に無断)。そもそも他の作品の同人誌も無断で出しまくってるし島本先生。ベテランのプロがあれをやって好意的に受け取られるのが風潮なんだから、業界的には勝手に二次創作つくって金取るのはOKってことでしょ。嫌だと思った権利者は差し止めればいいってだけ。
島本先生のはオリジナリティがあるとか、受け狙いエロ二次創作と一緒にするなとか言われそうだけどさ、個別の良し悪しも外野が判断することじゃないよ。だからみんなOK。ガイドラインがあれば従う、なくてもやっていいけど差し止められたら引き下がる、それだけ守ればOK。権利者がちと不利に感じるけど、それである種のバランスがとれてるんだろう。
噛み付いた尻アイコンの人の方もかなり漫画を読む人だし、「ながやまこはる」の事を知らないわけではない
藤本タツキ 藤本タツキ先生です!あとツイ元は妹のながやまこはるちゃんだ 二度と間違えるな‼ | つか、義務教育受けてないデンジくんが相続放棄とか知る訳ないし相手はヤクザの闇金だっつの (2019/03/06 08:16)
ホクロ(トガタやコベニちゃん)とツノ(パワ子)と妹(ルナ、ながやまこはる)というタツキのキャラ属性全部盛りのナユタchang☆ (2019/08/05 14:47)
漫画の才能が溢れすぎて普段の言動が許される枠の漫画家なので問題ない|ながやまこはるちゃんも連載前からツイ登録されてるからな それくらい傾いてないと創作はできんよ(偏見 (2020/02/22 20:49)
何、“ながやまこはる”ちゃんがタツキ先生本人だと!?そんなの信じないぞ! (2020/07/02 01:29)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/shonenjumpplus.com/episode/316190246906981105
晒すことになって申し訳ないけど、あまりにもひどいなと思ったので。
ながやまこはるという藤原タツキの妹と称するアカウントのことは、藤本タツキの漫画をそれほど熱心に読んでない自分ですら知っている。
https://twitter.com/nagayama_koharu
なので「妹って誰?ながやまこはるちゃん?」というコメントがどういう意図をもって書かれたかは、氏の漫画を読むファンにはおおむね通じるはずだ。
それが面白いと思うか、「あ、はい」と思うかは人それぞれだと思うけど。
ところがうまく通じなかった人がいたばかりか、そいつに口汚い言葉を投げかけられる始末。辛いよね。
自分ならメタブして、なかやまこはるの時点で冗談なのわかるだろボケ!文意をくみ取るの下手か!
あとてめえの感想文、なんかこう、なんたら構文といわれそうなアレだな!
くらいのことは言ってやりたくなる。
ただ、これっぽい出来事は、はてブだろうがTwitterだろうが意外と見かけるから地獄だ。
犬を飼うことになった。
数ヶ月かけて迎え入れる子犬を選び、一緒に暮らすためのあれやこれやを準備して、とうとう明日、迎え入れる運びとなった。
準備を進める中で避けて通れないのが家族の一員となると犬の名前だ。さまざまな案が候補に出された。
その中で妻がいたく気に入って激推してきた名前があった。それを仮に「こはる」とする。
これも仮にだが、彼女の配偶者たる自分の名前は「春」の一文字で「しゅん」と読む。だから、小学生の頃から愛称は「はる」で、妻とも子供が産まれるまでは愛称で呼び合っていた。
そんな背景を妻が説明すると
「えー、じゃあ子犬は小さいパパってこと?なんか嫌だ!」と難色をしめす娘たち。
犬の名前は身近な人の名前を避けるというセオリーがあるが、発音は違うし周囲に自分の愛称を認知している人間は妻の他は居ないので実際特に問題は無い。
ただ、少し引っかかりはする。なので自分も控えめに、それは同意しかねると意思表示した。
しかし以後、家族で子犬の話題になると妻が執拗に「こはる」と呼び続けるため、半ば「こはる」が既成事実と化し、娘たちも「それで良い気がしてきた」と発言するにいたって、正式に子犬の名前は「こはる」に決定してしまった。
夫婦仲は決して悪くない。むしろ良好だと思っている。では子犬の名付けについて妻の心情をどう考えればよいのか。ただのお巫山戯なのか、単に愛されているだけなのか、実は夫を犬扱いしたい心の表れなのか。今ひとつ気持ちが消化できないまま、明日、妻と子犬を迎えに行く。
6話はそれまで陸上というかありとあらゆるものに消極的だった先輩が、ランニングをしているところから始まる。大麻のことがなければ、引きこもりだった先輩が立ち直り始めた良いシーンだと思うが、ここでも大麻が邪魔をしてくる。大麻のことを考えたくなくても一面の大麻畑のインパクトがそれを許さない。まぁ鬱の薬とかも麻薬みたいな成分入ってるっていうしね、大麻も引きこもりや鬱を改善させてくれますよね。
AKIRAみたいな子供(これから便宜上AKIRAと描写します)を誘拐しようとした犯罪者のジジィは当たり前だが監禁されることになった。この監禁している場所がなんか、ドラクエのお城の地下牢みたいな場所でここでも脳がバグる。まぁ宗教施設の外見もなんかファンタジー感もりもりなんだけどさ・・・。施設の関係者は牢(マジでガチの牢屋)に閉じ込めたジジィのことを3つのモニターを使って監視してるんだけど、多分脳が薬物で終わっているジジィに牢を破るスキルはないからそんな監視は必要ないと思う。ここまでしっかり監視してるとやっぱりジジィは戦争帰りのヤバスキル持ち老兵なんじゃねぇか疑惑が出てくるからやめてほしい。実際はスーパーを40年ぐらい経営してるから違う・・・はず・・・。てか、この牢今思ったけど中毒者を閉じ込めるためのものでは?完全にこの宗教は黒なんだよな。普通牢屋なんてものはねぇ!本当に2020年日本なのか?
頭が丸刈りな見た目完全ヤクザみたいな人が宗教関係者の中におるんやけど、まさかの霊媒になる初老の女性と夫婦だった。これはマジでびっくりした。ちなみに即ネタバレするとAKIRAはこの夫婦のガチの子供であり、そしてモニターに映るガチ薬物中毒のジジィがその祖父・・・・ではなく、何の関係もない他人なのでびっくりした。ジジィは本当に何も関係ない他人だし、AKIRAを死んだ孫と重ねて誘拐しようとしていただけなのだ。人を2人も殺しておいて・・・とここは本気でびっくりしちゃったね。血縁関係とかじゃないんだ・・・。マジですっげー迷惑な人じゃん・・・・・・・・・・・・。こんな高純度のキチガイは初めて見たかも。
それを踏まえると、ジジィが高圧的に「車いすを用意しろ」て言ってた時に施設の人が丁寧に対応していたのも理解できるから悲しくなる。キチガイは刺激しないに限るためだ。暴れだすと何をするかわからないし、実際暴れたら2人弓で射殺しているので大変迷惑だ。というかジジィがモルヒネ中毒なのも、AKIRAを誘拐しようとして、鎮静のために打たれてたりしたのを何度も繰り返した可能性すらでてきた(誘拐するまでがあまりにも手慣れているので)。それをまた受け入れて中に入れてくれたこの宗教団体は、やってることは真っ黒だが、とてもやさしいですね。
ちなみになんかジジィの本当の孫?がつくったやけに高性能な人工知能入りっぽいロボットとかも4話から出てきてたんだけど、存在の意味がよくわからないので感想から省きました。今よく考えても謎の存在です。
シーンが変わり、労働の一環として寝たきりのおっさんの介護を続けていた歩は、おっさんが爪をコツコツしたり目をパチパチしたりしてることに気が付く。そこでモールス信号のアプリを入れて(こういうシーンがあるから全然災害中感がないが、日本以外は沈没してないのでアプリもダウンロードできるんだろう)、おっさんのモールス信号を解読する。地震が来るからやばいみたいな文章ができて、歩はそこでこのおっさんが、前にテレビで日本沈没する!ていってた博士ではないかと悟る。ちなみにひげがぼさぼさだし(介護するなら整えてやれや!)人相も全然違うので、パッとみではわからない。地震が来るからやばいのは恐らく日本中の人間が被災しているのでわかっていると思うので、このシーンは「奇跡」で出来ている。博士がなんで宗教施設内で介護されてて、全身不随になってるのかは全然説明されないのでよくわからない。
そうこう言っているうちに地震がきて、まず像の金継ぎ部分から崩れていく、というかそこからぽきっと折れていく。せっかく金継ぎしたのにそこから折るんだ!?!??ここは思わず乾いた笑いが出てしまった。湯浅監督のツイッターで
それは炭の中に残った熱、継ぎ接ぎの土器、社会から落ちこぼれる者を生かすコミュニティなど、色んな形で本編に登場します
と紹介されていたのでますます笑ってしまった。今思い返してみると全然面白くないが、疲れた脳にはウケる程度の力はある。生かすも何もそこから壊れているし、そのせいで死人?も出ている。最初に大麻カレーを配ってくれたガチムチのおっさんは、弟を庇ってがれきの下敷きになって多分死んだ。ガチムチの大麻カレーのおっさんの豆知識としては、元力士だったためにガチムチなのであり、この宗教施設に来たのは八百長で相撲界を追放されたからだそうだ。そんな世間って冷たいの?ニュースで報道とかされたことないからわかんない。
そこからは宗教の関係者が地下に置いてあった大量の金の延べ棒を略奪しようとして殺し合いになったり、中年のおばさんが日本刀を抜いて戦おうとしたりしていた。金の延べ棒、金継ぎをやってるんだから施設内に金があるのはあたりまえなんだけど、金の延べ棒としてドン!とむちゃくちゃ大量に出てくるのでなんかもうすべてが雑だよ。あと施設内の人が当たり前のように銃を使っていて、ここは日本のはず・・・・・・・・・としかならないしどう考えてもヤクザと繋がっている。ちなみに銃は、この宗教とは関係なくなっても普通に出てくるので、多分この世界の日本は銃規制法とかない。
そこからは地震がマジでやばくなって、宗教夫婦がAKIRAを連れて逃げようとしたらAKIRAが落ちてきた瓦礫に直撃して死んでしまったのでとてもびっくりした。そこで明かされるAKIRAの障害(おそらく知的障害)と、宗教夫婦がこの宗教を作った理由が明かされるんですけど、この理由は本当にやさしさで出来ているんですよね。
なんでこの宗教が作られたのかと言うと、普通に暮らせないAKIRAのために、霊能力を持つおばさんがAKIRAでも暮らせる理想郷を作るためだったんですよ。だからヤバいキチガイ老人でも八百長で相撲界を追われた元力士でもなんでも受け入れてくれるんですよ。そんなやさしさを持った場所だったから、一部の宗教信仰んちゅは、崩れていく宗教施設とその元締めの夫婦と運命を共にすると決めて、一緒に死にました。優しいなぁ・・・。でも最悪だなぁ・・・て思うのが、AKIRAが死ぬ前に言った「おかあさんありがとう」を夫の方が多分AKIRAはこう言いたかったんだよ・・・て勝手に美しく解釈してきたことですね。AKIRAはありがとうしか言ってないから、AKIRAが何を思ったかは推測することじゃない。まぁ、全員死ぬ前のシーンだからいいや。
地震で何もかも崩れてやばくなったので寝たきりのおっさんを連れて逃げようとする主人公一行。キチガイジジィとダニエルとはここでお別れになる。ダニエルのこの宗教施設に残る理由は悲しくて、彼の故郷であるユーゴスラビアはもうないから、もう優しく受け入れてくれたここで終わりでもいいやって思って崩れていく宗教施設に残ることを決めたんですよ。その感動的なシーンを、ジジィの塔からの弓矢スナイプがすべて持っていくから最悪だ。
ジジィはユーチューバーが救おうとしたんだけど、俺はいい!おいていけ!つって崩れていく宗教施設内に残った。そこで終わりかと思ったら、主人公一行の行く手をふさぐモブたち(当たり前のように銃を持っている)を狙撃して逃げるのを助けてくれるがその狙撃が神がかかっていて不自然極まりない。ダニエルのシーンで締めてくれればこれほどなくよかったのに、完全に蛇足になっていて面白かったです。ジジィもダニエルも多分死にました。これで6話が終わります。5000文字も書いたので一旦区切ります。
2020/7/15 22:49
7話 ニッポンノヨアケ
大麻編を過ぎると特に語ることがないぐらいには内容がなくなるのでびっくりする。実は大麻編から先が本当のクソアニメとしての地獄の始まりだった。7話をダイジェストでまとめると、日本から脱出できる人がマイナンバー抽選で決められて、その抽選とは別に未来に期待できる若者が優先して沈んでいく国内から脱出できることになったけど、有望な陸上選手である歩は家族とかが心配だったので船には乗りませんでした。になる。
あとここで思い出したように歩の足のケガが変色し始めている。ここまで何日かかったのか全然わからなくて、少なくとも多分2回・・・いや多分5回ぐらい夜が来ているんだけど、なんかもう1か月ぐらいたってる気持ちになる。5日ぐらいならまぁ納得できなくもない悪化の仕方だけど、歩の演技と描写が全然痛そうじゃないので全然深刻そうに見えない。かなり適当な描写だ。このアニメはすべてが適当で投げやりに見えるが、私が湯浅監督を信じたいので全部計算づくにも見える。その結果この感想を書くことになったので、あまり深読みはするものではないなと思った。多分日本沈没2020に関しては考察する方が間違っている。この考えを塗り替えてくれる考察があったら教えてほしいし、この考えを塗り替えてくれる考察が有志によって現れると信じさせてほしい。
また、7話にして初めてお母さんが心臓を悪くして、ペースメーカーをつけていることが発覚する。これまでの1話~6話では、お母さんは海に飛び込んでおぼれた子供を助けたり、普通にむちゃくちゃ歩いていたり、全然元気そうだったので全然ペースメーカーをつけているのがわからなかったのでとてもびっくりした。びっくりしたっていうか、フゥン・・・そうなんだ・・・て気持ちになった。へぇ・・・。
脱出する船に優先的に乗れるはずの歩は、その他の家族は日本に残ることになった+都合よく母親と別れる前にペースメーカーに気づいたので船から降りる。お母さんがずっと身に着けていたポシェットはペースメーカーの電源?だったんだけど、最初ポシェットが開けられるときにお父さんの死体の欠片とかでてこないだろうな・・・と思ってドキドキした・・・・怖かった・・・でてきたのはお母さんの生命線だった・・・。でもお父さんの腐った手とか入ってたほうが正直よかったな。お父さんを想う描写が一切ないから。お母さんはマジでお父さんが好きだったの・・・?
しかもそのペースメーカーの充電がそろそろ切れてしまう。パソコン使えてるし充電させてもらえばいいじゃん、て思ったけどなぜかしない。さすがにペースメーカーつけてる人を無視したりしねぇだろ。マイナンバー持ってる人持ってない人番号がわからない人、というムチャクチャ適当な仕分けがされててそこは面白かった。面白いと言っても、この作品は徹底してブラックジョークしか出さないので別に、純粋に面白いものではない。
そうこうしてる間に船は出発して、でっかい地震も来た。みんなで車に乗って逃げるんだけど、途中で先輩の方に鉄パイプが突き刺さってしまう!でも奇跡的に先輩の鉄パイプは、ユーチューバーがスマホでググったかぎり多分大事なところを全部外していたし、ユーチューバーが宗教施設からくすねてきたモルヒネを持っていたので、先輩は大丈夫だった。この怪我はのちの展開に全くかかわることがなかったのでびっくりした。
あと7話にして、急に不愉快な純血日本人以外差別主義者が謎の鉄の船?何?に乗ってやってくる。純血の日本人はこの船に乗せるが、外国人は乗せないというスリザリン生みたいなことを言ってくるし、謎の船は全然客室とかなくてモロに剥き出しなので頼まれても乗りたくないデザインだった。航海を舐めている。海を舐めるな。主人公の家族はお母さんがフィリピン人なので乗るのを拒否されたんだけど、フィリピン人のお母さんはともかく、歩と弟は言わなければバレなかっただろうなって思いました。でもお母さんもそうだと言われなければぶっちゃけただのちょっと日焼けしてる人だよ。ここら辺声優さんが全部棒読みなのでなんか言いたくない感が伝わってくるけど、ただの私の願望かもしれない・・・。
寝たきりのおっさんはモールス信号でノリタクナイ・・・って言うし、謎のロボット犬も無駄に高い知能でノラナイ・・・て言って、結局その人種差別船には乗らないことになる。そこに都合よく海の男っぽいおっさんが来て、漁師船に乗せてもらうことになったんだけど、数秒後に人種差別船が座礁して爆発したのでスピード感にびっくりした。そんでもって海が荒れだして、船を捨てていかだに乗ることになって、ここでも普通に銃が出てくる。歩と弟と気のいい漁師のおっさんだけがゴム製の高性能いかだに入ることができて、お母さんとかユーチューバーとか先輩とかはここでわかれてしまう。正直ここで他の全員が死んだか?と思ったが、全員生きていたのでよかったです。思わずながやまこはるちゃんになってしまう。
ちなみにロボットは機械だからか、さすがにここで生き残ることはできなかったらしい。もしくはジジィの残した外車から離れたくなくて、あの車と一緒に海に沈んだのかもしれない。湯浅監督作品のマスコットにしてはあっさりと消えてしまった。7話はここで終わり。
ふせったー内で身内にずっと吐き出していたが、日本沈没2020を観て思った事をここに張っていく。匿名だし、増田なんて多分本当に日本沈没2020に興味がある人ぐらいしか見ないだろう。でもその人が見てくれたら何よりもうれしいことはない。増田の作法がわからないので何もかも間違ってたらすみません。
たしか一昨日ぐらいに日本沈没2020をネットフリックスで全話見た。批判されていたのは知っていたが、湯浅監督の作品がすべて好きだったから自分の目で確かめたいと思った。結果悪い意味で打ちのめされて、日本沈没2020を観た次の日はずっとふせったーに籠って、まる一日をかけて30000文字ぐらいの感想(あらすじがほとんどかもしれない)を書いた。ただ30000文字だから、ものすごい長い。なのでその1日でわかった要点をまとめるとこうなる。
①「日本沈没2020」は右京先生の「日本沈没」を元にした作品で、ノベライズがある
②そのノベライズは、湯浅監督が書いたものではない。なので日本沈没2020のストーリーを描いた脚本家は湯浅監督ではない・・・
③湯浅監督はこれほどなく忠実に「日本沈没2020」をアニメ化していた
もうこのことさえ知ってくれればあとはどうでもよくなる。反日だのなんだの騒いでいる人もあほらしくなる。何故って日本沈没2020を視聴したらそんなことは言えなくなるからだ。これはもうそういう次元の作品じゃないんだ・・・・・。感想内で何度も書いたけど、逆に本当に見たのか気になるぐらいだ。反日だの陰謀だのなにもかもが虚構だ。批判すればするほど滑稽に見えて、考察すればするほど何もなくて空しくなる。こんな虚無のストーリーもなかなかないんだけど、そこで湯浅監督の表現力とぶつかってしまってビッグバンが起きたのは不幸だった。
丸一日かけて日本沈没2020に浸かってしまったのは多分私がアニメがどう作られているかに詳しくなかったのが原因だ。だから脚本も湯浅監督が作っているのかと思ってしまった。そこが間違いだった。これは自分の無知を恥ずかしく思った。OPとEDもしっかり見るべきだったんだなぁ。今度からはしっかりチェックしますね。
下記からはふせったーに書いたものをそのままコピペしたものになる。読んでもいいし読まなくてもいいけど、とりあえず置いておく。これから日本沈没2020を観ようかなと思っている人の参考になるとすっげーうれしい。また、途中で湯浅監督をぼろくそに言っているが、それは脚本家の存在を知らなかったためです。申し訳ありません。
長すぎるので2つに分けます。
無限に文句言ってしまうので改めて感想をまとめたいと思いました。本当に無限に文句言えるんですけど、それすら監督の予定調和の中な気がしてそれにもキーッ!むかつきますわぁ!!の悪役令嬢になって地団太を踏んでしまうことになるのですごいアニメだった。1話から振り返りをします。
序盤は普通に日本沈没2020の始まりだ・・・!て感じで、すごい描写が良かった。リアル感のある揺れ方とかでここで一度トラウマがよみがえって気分が悪くなった方もいるんじゃないかと思う。陸上の練習中に地震で被災し、足にけがをしてパニックになって周りの友達を助けずに逃げてしまった主人公、歩の心情も、無力感と罪悪感にまみれていてよかった。14歳だもの・・・。ただ、逃げているときに歩が父親が庭に飾ったイルミネーションのことを思い出していて、それで家族が集まる場所の証になったのが「神社に飾り付けられたイルミネーションだった」時には思わず2度見をしてしまった。電気の消えた町の中で燦然と輝くイルミネーション神社の絵はまるで悪夢のようだったし、何かの幻覚なんじゃないかと思った。
突拍子すぎてよくわからなかったし、貴重な電気をイルミネーションで全部使うなや!としか思えないのがすごい(このしばらくあとにイルミネーションは電気ぎれで切れる)。ただの地震やないぞ・・・!?普通にあちこちで人が死んでる災害やぞ・・・!?なんかもっとあったんじゃねぇのか!?しかも七色に輝くゲーミングイルミネーションでもうだめだった。ここで嫌な予感がした人は正しいと思うし、大部分の人間が「何故イルミネーションを?」と思ったのではないかなと思う。肯定的な意見があったら教えてほしい。あとどこから調達したのか普通に気になるな・・・。
まぁイルミネーションはさておきとして、神社にはイルミネーションを目印にして家族が集まっていた。水泳が得意らしいお母さんと、日本語と英語を織り交ぜて話すやけにむかつくクソガキのゲーマー弟と、建築の仕事をしているお父さんだ。あと近所の知り合いのお姉ちゃんと、引きこもりの陸上の先輩がいる。この引きこもりの先輩は、なんかイケメンの有名人らしくて同じく避難してきた近所のおばちゃん集団にヒソヒソと噂をされていた。
日本沈没2020ではそういう今話すことじゃねぇだろ?みたいな感じの描写が異常に多い。それも湯浅監督のツイート通り、表したかった「リアル」なんだと思うが、日本沈没2020なんてビッグタイトル以外のタイトルでやってほしいところだ。あと一応私自身も東北の震災は経験してるし周りがパニックになるところも見てたけど、流石にあの状況であそこにいるの引きこもりのあの子でしょ・・・?とかいう人間はいなかったなぁ・・・正直家族とか知り合いのことが気にかかりすぎてそれどころではないよ・・・好意的に見れば、先輩のことを説明する一番の近道とも言えなくもないのかもしれない。ただ、この先に先輩の引きこもり描写が何か意味があったのかというと、特にないのでやっぱり必要ないと思う。だからやはり、人間の悪意だけをあえて描いているのだと思う。そこは作品を通して徹底的に描かれているから、意図的だろう。
それから突然お母さんが家族写真を撮ろう!と言って・・・・まぁ、どうなるかわからないから写真に残しておきたい気持ちはわかるけど、震災時に写真を撮るような心理状態にはならないと思うので、ここも え?急に写真を!?となってしまった。この写真も後々最終話の伏線(?)だったことがわかる。あんまり伏線って言いたくないけど、まぁ写真を撮るのにも理由はあったという話。
そこから急に木の下に座り込んでいた引きこもりの先輩の腕に、雨かと思ったら血が降ってくる。あと死体?も降ってくる。空を見上げるとヘリコプターから人が落ちていて、イルミネーションされた木にも死体がクリスマスの飾りみたいな感じで乗ってた。
死体が降ってくるときに音がするわけでもなく、最初私は木に元から死体がひっかかっていたのかと思った。死体はイルミネーションで輝いている枝に乗っていたので、そう考えるとお父さんが死体を無視したことになってしまう。だからやっぱりヘリコプターから落ちてきたんだろう。でも重力の関係でそこにひっかかるまえに枝が折れるし、血もビチャビチャ降ってくるんじゃないか?なんかいつの間にか怪我をした人達も避難してきて、これにて第一話が終わる。
ここの空気が完全にゾンビ物だったので、このままゾンビ物が始まるのかと思った。いっそここで日本沈没2020ゾンビ大パニックとかに路線を変えてたら湯浅監督最高!て言えたのだが、残念ながら日本沈没2020は日本沈没2020のまま10話まで続いていく。1話目の感想終わり。
朝になり、なんかユーチューブとかネットで記事を探していた人達が騒ぎ出す。ユーチューバーのカイトという人がなぜか沖縄沈没の瞬間をドローンで撮っていて、こいつは一体・・・?となる 沖縄沈没の瞬間をドローンで撮れるユーチューバーは正直意味がわからない。なんでドローンで沖縄全体を観察してるんだよ。どういう規模のユーチューバーなんだ。国が雇ってんのか?
日本が第2のアトランティスになるとか陰謀論だとか、なんかツイッターのトレンドに上がってそうな感じの勢いで人々がありとあらゆるノイズをしゃべる。ネットにも記事がどんどん出ている。マスコミは情報を出さないというセリフすらある。携帯でテレビを見て情報を集める人がいない描写といい、ここは完全に日本マスコミへの風刺ですね。いたかもしれないけど見返す気はないです。
避難先になった神社はとても高い場所にある。というか神社って大抵そういう感じだよね。まわりに水が満ちてきたので、ここから脱出しようみたいな話になったんだが、避難先の神社にはコンビニの物資を大量に持ってきているコンビニの店長さんがいた。よって食料や水に困っているというわけではなかったし、普通ならここで安全な高台を捨てて歩くという発想にはならないと思うが、みんな神社を出た。歩は怪我をした足を保護することもなく、汚水まみれの水に浸かったので足が痛いみたいな描写がある。お察しの通り後で傷口から感染症になる。予定調和と言ってもいい。ここは別に違和感はない。まぁそりゃそうなるよねという感じだ。逆にならないほうが不思議なので、感染症になってくれてよかった。
神社にいた集団は、西に行くか東に行くかで途中で別れることになる。主人公たち(父母、弟、歩、近所のお姉さん、引きこもりの先輩)は西へ、他は東へ行くそうだ。ちなみに主人公たちが西へ行くのは弟が海外のゲーマー友人と連絡をとってどこに逃げたらいい?て聞いたことが理由なんだけど、別に根拠とかなくてゲーマーはただ「西に行け」と言ってるだけなのでマジか?て思った。予言か何かかよ。
別れる時に集合写真を撮る。ここは理解できるよ。ただ、2話で理解できた展開はここだけだった。
西へ向かって歩いてる最中に、謎のロードバイクに乗った男がなんか水を球体にしてそのまま飲めるやつを食べていたり、スケボーに乗った男が主人公たちを追い越すシーンがあるが、何を伝えたいのか全く分からないので、なにもわからなかった。歩かないで何かに乗れ!という意味だったのかもしれないですね。
道端に座り込んでいたおじいさんとおばあさんに、歩が家族にとって最後の水を「これが最後の水である」とわかっているのにどうぞと言う。おじいさんとおばあさんは普通にそのもらったペットボトルをもらったものだと思い、バッグへしまう。歩のえっ?という表情にこちらもえっ?となった。これどうぞ・・・て言われてそれが最後の水だと思うか?なんかこう、意図的に外してるのはわかるけど、外しすぎて意味わからんことになってるからマジで意味がわからん。
歩いた先にあるコンビニには何もなくて、歩がごめんねって言ってた。コンビニに何もないのがもうなんか災害起きてから1日後のそれじゃなくて、明らかに退廃後の日本・・・みたいな感じで時間間隔が何もわからなくなる。多分この世界の人々は自宅に備蓄とかしてない。
そこからなぜか山に登り、滝を見つけた。滝がある山で良かったですね。泳げないといってた弟をお母さんが滝つぼに突き落としたりしてて私がドン引きしたりした。そのあとは民家に降りて鳥がやけにリアルに死体を食べているところを見たり、お父さんがコメディ調でイノシシを仕留めたりした。野生動物を舐めるな。
イノシシを捌いて焼いてるときに歩が突然吐き出したので傷からの感染症がとうとう体に影響を?と思ったらなんか多分肉がダメな人っぽいだけだった。別にそれはいいんだけど人が飯を食ってるときに吐くのは人間として最悪だと思う。肉をみて気持ち悪くなるんなら猪をさばいてるときに吐きなよ。なんで焼いてるときに吐くんだ。
肉が食べられない?のでおなかがすいたよ~になってる歩のために、お父さんが山芋を取るな!の看板を見つけて山芋をさがしてそこらへんにあったスコップで山芋を掘る。長すぎて木の根っこ掘ってんじゃねぇのて思った。お父さんが掘り進めている間に、歩が蔦に覆われた「不発弾注意!」の看板を見つける。
というか不発弾注意!の看板がそこら辺にあるし、なんで山芋看板は蔦でおおわれてないのに不発弾注意の看板は繁殖した蔦でむちゃくちゃにおおわれてんだよ。どうやらここらへんの住民は不発弾で死なれるより山芋を取られる方が嫌だったっぽい。それか山芋と不発弾がセットになっていたので、この近くの山芋は不発弾の上に芽生えるのかもしれない。つまり山芋を掘ろうとしなければ、不発弾に出会うこともないので、結果として山芋を掘るな!という看板だけ綺麗にするのだ。ここまで考えて悲しくなった。
お父さんが不発弾で爆散四散する前の前振りがこれなんだけど、本当に意味がわからないから、これから日本沈没2020を見る人はここで止めといてもいいと思います。この適当なシナリオに対して、土くれと一緒にバラバラになったお父さんが降る光景とか、お父さんのちぎれた手とか、そういう描写に力入ってんのが本当に笑うしむちゃくちゃ笑った。全編通して死体描写だけは上手いんだよな。しかも2話はそこで終わる。え?ここで終わるんですか?お父さんと土と血の雨の中で!?てのにもびっくりした。
ちなみにここで山芋に対して、「お父さんがつくったこれ大好き!」て思い出すセリフがあるんだけど、山芋で何を作ったのかは最後まで明かされなかったです。2話の感想終わり。
3話 マイオリタキボウ
前回でお父さんが爆発したけど、特になにも思ってなさそうな顔で歩き続ける一行。その中でも歩だけはむっつりとした顔をしていて、お父さんが爆発したのを気にしていることがわかる。ここの部分は歩以外のみんなは、とりあえず生きる事を目標にしているのだということは伝わってくる。悲しむことはいくらでもできるし、今はまず命をつなぐことが大切だからだ。でもこの作品はあくまで「日本沈没」なのであって、他の国も全部滅びたわけではないので、主人公たちがここまでサバイバルする意味はさほど感じられないのがネックになっている。普通だったら神社で自衛隊や救援を待つんじゃ・・・。
ただその場合はこの物語は始まらないんだけど、でも何もこんな物語にしなくても良くない?
歩は無限に父親のことを考えていて、歩いている途中で癇癪を起して道端に座り込んでしまう。その癇癪の起こし方があまりにも幼稚で、お父さんがプレゼントしてくれた靴を脱いで投げ捨てたり(死んだお父さんのプレゼントなのに大切にしないんだ!?)何日も風呂に入ってないからお母さんが臭いとか、お母さんの顔が汚いとかちょっとわけのわからない暴言を吐く。お母さんのことが嫌いなのか?あまりにも酷いのでここはちょっとびっくりした。湯浅監督は歩に何をさせたかったんだろう。ここの考察を求む。ちなみに10話まで見たけど、特にお母さんが歩のことを邪険にしたとか、お母さんの子供じゃないとか、そういうのは一切なかったんだよな・・・。反抗期?お母さんかわいそうだ・・・。
都合よく通りかかった明らかにこの終末を楽しんでる感じの男の車に乗せてもらい、どこかへ移動。この移動もどこなのかよくわからないがどこかへ向かっている。ガソリンスタンドでガソリンを入れようとしたけど、機械が動いてないので入れられず暇になった男がタバコを吸いながら近所のお姉さんの肉付きのいいお尻を見て襲おうとする。ここまでは終末のテンプレ。
近所のお姉さんはそれまで何も描写がなかったのに、いきなりつよつよカラテの有段者になり、男を撃退する。とはいえあんまり効いておらず、男がスタンガンを取り出してきて一瞬危ないことになるが、お母さんが棒で殴って助かる。ただ、男がむちゃくちゃタフすぎてお母さんも反撃を受けてやばいことになり、最終的にスタンガンを奪って結構長い電撃のカットのあとにようやく男を倒す。倒れた男の眼鏡をお姉さんが奪って引きこもりの先輩の割れた眼鏡と交換してあげるのが美談風に描かれているが、なにも美談ではないし俺が先輩だったらそんな眼鏡はかけたくないかな。
この描写ここまでいるか?お母さんがお腹のみぞおち当たりを殴られててすごいかわいそうだった。暴力描写にもめちゃくちゃ力が入っていた。力を入れるところを間違っていると思う。ストーリーとして必要なところに力を入れず、死体描写や暴力描写だけにやけに湯浅監督ならではの表現力とテンポを入れるので、結果として「日本沈没2020」から受ける印象が醜悪になる。狙っているのだろうけど最悪の一言に尽きる。
日本沈没2020は徹底的に「主人公たちがどこにいるか」を描写しないんだけど、そのせいでマジでどこにいて何をしているのかわからない。車のガソリンが切れたので、いかにも両脇に危険な感じがある謎の道をひたすらに歩く。近くに富士山が見えるので、多分山梨とか・・・静岡とかそこら辺なんだと思う・・・。あやふやすぎる・・・。
引きこもりの先輩を気遣った近所のお姉さんを見て、自分も気にかけてもらうために歩がわざと座り込む。近所のお姉さんは優しいので構ってあげる。どうしたの?と言われたのでおしっこ行きたい・・・という歩。さっき意地をはって喧嘩した手前、母親にトイレ行きたいからちょっと待っててと言えなかったんだね・・・。思春期?反抗期?だね・・・。
近所のお姉さんと連れションしにいったが(お姉さんは明らかにトイレに行きたい感じじゃなかった)、一歩の差でお姉さんが溜まってた毒ガスで死に、歩は生き残った。本当に一瞬で死ぬので、とても展開がスピーディー。空から謎の白髪のイケメンが謎の機械を使って下りてきて、そこは毒ガスがあるから立ち寄るな!と言ってくる。前触れもなく急に現れたので本当にびっくりした。
有名ユーチューバーのカイト(KITE)じゃん!と弟君が喜び、カイトが自分のことを知っていた弟君におかしをあげようとしたら歩がいきなりキレ始める。そのキレ方がまた異常で、あげようとしたお菓子を人から盗んだものだと決めつけて、取り上げようとする。そのお菓子は外国のお菓子で、カイトも外国の人なので盗んだものじゃないでしょと弟から言われる。ここ本当に思考が飛躍しすぎててわからない・
件の漫画を読んだのが例のバズってる批判ブログ(へのブクマコメント、への当人からの返答)がきっかけだったため、当初から批判よりのバイアスがかかっていることは否めない。
フーン、知らなかったけど読んでみよう。
→漫画としてものすごく上手く出来ていて面白い。故に、軋轢を抱えた姉妹の芸術へかける熱い思いと家族愛の物語として爽やかな青春譚のようにさらりと読まされてしまう。
幸いなことに、『尊い』などと絶賛する声や批判への批判はタイムラインには現れないが、無言でながやまこはるちゃんのツイートのリツイートが流れてくるのを見てはぞっとしてしまう。
この違和感の正体を探るように批判よりのツイートを探してはうんうん、と頷いて安堵感を得ている自分は全くもって卑怯な人間だと思う。卑怯が極まって、結局こうして初めて増田に書いていたりするくらいには。
以下、個人的なあれやこれやを書かせてもらう。
考えたままつらつら書いたのでまとまっていないし、ろくに推敲もしていないので読みづらいと思う。
当人の了承なく作成されたアイコラが校内に貼り出され、無遠慮な性的からかいへの苦痛を訴えるも「芸術だから」「妹はあなたを愛しているから」をまるで免罪符か何かのように振りかざされ、訴えを取り下げられる。
苦痛を訴えた当人は自らに課せられた性的な幻想を打ち崩すセルフヌード作品でアイコラ作者に「勝利」する。
自らを打ち負かした当人にますます心酔するアイコラ作者は当人の断りなく、芸術家でありミューズである彼女のところに押しかける。
行動だけを取れば狂気の押しかけストーカーであるアイコラ作者の暴挙は批判されない。
そして姉はセルフヌードで妹を打ち負かしたことにより、芸術と称したアイコラを生み出した「妹」からの屈辱を跳ね返し、彼女もまた、妹を心から愛しているのだと証明した(という幻想を抱かれている)から。
類まれな才能を持ち、嫉妬と羨望で火花を散らし合うライバル同士でありながら、誰よりも身近な存在である「姉妹」という関係性、妹からの狂気を孕んだ一方的な執着と崇拝。
妹のじっとりとしたまなざしには、うがった目ではなく「性的なまなざし」が見受けられる。
美化したなまめかしい体つきで腰をくねらせて悩ましげな表情を見せる幻想の「姉」は妹の性的願望の現れであり、だからこそ、絵を見たものは性的な欲望をそこに向ける。
自身の性的消費にショックを受けた姉は、身勝手な幻想を打ち壊さんとばかりに貧相な胸で股を大きく広げ、好戦的な表情を見せつける自身のセルフヌードで妹に勝利する、というクライマックスは冒頭の「自身の性的消費」にショックを受けていた彼女が取った行動としては信じられないほど鮮やかで爽快感に溢れている。
『消費されることを拒んだ自身の裸体を自ら晒し、屈辱を跳ね返す』
並大抵の人間に出来ることではないだろう。
『自分の裸を無断で見世物にされて本気で嫌がっていた、自分の感覚と近しいものを持った思春期の女の子』の物語を読んでいたと思っていたら、彼女は超人だったことが明かされ、別々の道を歩むと思っていた芸術家二人は「姉妹だから」というある種の血族の呪いにより、べったりと癒着した関係が続くのだと示唆されて物語は終わる。
『素敵なお話』としてうっとりしようにも、あまりに妹の行動、周囲の無邪気さが不快で、それらに対してとった姉の行動、その強靭さは信じがたく、『冷静に考えるとめちゃくちゃ嫌な話なのに物語として綺麗に落ちてるところがすごい』という薄ら寒さを感じた。
not for me.で済む話なのかもしれない。
要は『作者が萌えを貫くためにぶち壊した倫理観、価値観、キャラクターが自分には受け入れがたいもの』なのである。
お話だからいいじゃない、被害者はどこにもいないんだからで済むと言われればそれまでである。
とはいえ、作中の『性的被害を訴えても取り合ってもらえない』『家族愛だから、の一言で不快なことを受け入れることを強要される』『女体は軽々しく性的消費をしていいものとされている』といった事象はあまりに現実の世界での出来事と地続きで『理不尽な性的消費が受け流されている作品世界が気持ち悪い』のだと思う。
それが男性の手によって描かれていることを『社会における無自覚な暴力の再生産』として取る人がたくさん居たからこそ、『男性に置き換えると物語が成立しない、この世の中での男体と女体の扱われた方の不均衡』への嘆きも含めての批判が広がっているのだろう。
美術学校関係者から指摘されていた『ヌードモデルを性的に見ることの非常識さは業界への偏見を助長するもので許しがたい』という意見に関してはもっともだと思う。
性別を入れ替えては〜という意見を見て、少し前にモーニングの新人賞で話題になった漫画のことを思い出した。
この作品と同じく、芸術を志す兄弟のライバル心と羨望と執着が描かれ、結末はこの作品と同じように、兄弟間でのべったりとした癒着に落ち着いて終わっていた。
そういう話が好きな人が多いということに尽きるのだろう、結局のところは。
そういえば、Twitterで「大丈夫?おっぱい揉む?」の吹き出しが大流行したけど、きらら系4コマの「こはる日和。」の1巻が元ネタかもしれない。
2016年の5月頃に「大丈夫?おっぱい揉む?」の吹き出しである「#おっぱい揉むテンプレ」が流行した。その前に発売されたまんがタイムきらら2014年12月号に、このセリフが出ている。
もっとも、すべての元凶と思われるツイ主は刀剣乱舞のファンなので、元ネタの可能性は低いかもしれないが…
3人で読書の話をしている途中で、こはるは眠気を感じてしまう。その様子を見て、ひまりはネットで調べた「元気のない人を元気にする方法」をこはるに教える。それを聞いたこはるは、登校中に見かけたニナにおねだりする。
1. こはるとみさきとひまりの3人が登校中に秋について話す。
4. こはるがニナを見かけた途端に倒れる。それを見たニナは動揺。
6. ニナがこはるにおっぱいを差し出す。ニナ「はい…」→みさき「やらんでいい」
7. みさきが「こはるはいつもいいかげんだから」とニナを落ち着かせる。
8. ニナ「こはるちゃん!どんどん私にいいかげんにしてきて!」
9. 再びこはるがニナのおっぱいをおねだり。そして、差し出すニナ。→みさき「いい加減にしろ」
私はごちうさやきんモザといった日常系が大好きだ。「こはる日和。」はきららで最も布教したい漫画だ。一言で言えば、女子高生の日常をひたすら可愛く描いた「究極の日常系」「究極のCGDCT」。
きらら系4コマは、変わった部活や趣味といったスパイスを入れる傾向があるが、「こはる日和。」にはそんなものはない。「特徴がないのが特徴」という言葉が非常に似合う。
もはや、「漫画を読む」というよりも、頭を空っぽにして「かわいい女の子がじゃれ合っているところを覗く背徳感を楽しむ」ものだと思っていたほうが良い。登場人物のホクロの位置紹介や、体のパーツを強調した描写は女子高生を覗く「背徳感」を引き立てる。だから、この作品には独特の中毒性がある。
ひょっとしたら、アニメ化したら難民救済アニメとして化けるかもしれない。
「こはる日和。」に一番親近感があるのは「ゆるゆり」かな。仲良し4人組とごらく部のみだけど。みさき×ひまりの関係と結京を比較したら面白いと思う。
「大丈夫?おっぱい揉む?」と発言しているひまりの1コマがある。
こはるにおねだりされたニナが、おっぱいを差し出す場面がある。そのときのニナの表情がたまらん。
「こはる日和。」がどういう作品を少しだけ調べたいなら検索してみよう。
出典は、ねこうめ先生のきらら系4コマ「こはる日和。(3巻)」だが、いろいろと闇が深いパワーワードだと思う。そう思った理由が次の3点だ。
この3点について、じっくりと解説してみよう。
教え子の母親と女教師の関係と聞いただけで闇が深いと感じるわけだが、問題のキャラクターを紹介してみよう。
エミールが攻めで千紗が受け。どちらになっても十分闇が深いわけだが、エミールの方が攻めになれば、なおさら背徳感が増す。
そういえば、きらら本誌は「今度のきららは、きわどくて、せつない。」フェアをやっていた。そのうち、スロウスタートの十倉栄依子と榎並清瀬、すなわち女子生徒と女教師の関係が「きわどい」と表現されているが、エミールと千紗の関係は間違いなく「きわどい」を通り超えている。
「こはる日和。はわりと女の子同士で付き合うのが自然な世界観」と作者本人は発言している。そんな世界観で、このセリフはないだろうと思ってしまう。
ひょっとしたら、女の子同士で付き合うのが当然でも、現実の日本と同じように同性婚が合法化されているわけではないのだろう。それなら仕方がない。
ただし、エミール、テメーはダメだ。デンマークは同性婚が合法化している国だ。バイセクシュアルが異性愛から同性愛に走って、そのまま結婚することもあり得るのだ。
エミールが「女同士なら浮気にならないと思います」と言って千紗に攻め込んだわけだが、その後の展開が大変なことになっている。
(念の為、できるだけ文字を塗りつぶした、内容が気になる人はAltキーとAキーを押そう。)
顔が赤くなった千紗はヤケになってお酒を飲んでしまうわけだが、気が付かないうちに寝落ちしてしまった。
目を覚ますと千紗は服を着ていなかった。そして、LINEっぽいメッセージに、エミールから娘のニナとアーニャが通っている学校の制服を着てダブルピースをしている千紗の写真が「昨日はごちそうさまです」(意味深)というメッセージと共に送られていた。
千紗はエミールとお酒を飲んだ後の記憶が残っていないわけだが、何をしたかは分かっているようだ。
もともと、千紗は淑やかで大人しい性格だが、お酒が入ると性格が変わる。
その後の展開として、単行本3巻の巻頭描き下ろしカラーでエミールと千紗のクリスマス(意味深)が描かれているが、どうなるかはご察し下さい。
正直、この回は「こはる日和。」が「捏造トラップ」に片足突っ込んでいるような気がした。エミールと千紗の話が雑誌に連載されていた頃は、ちょうど捏造トラップのアニメが放送されていた。
「女同士なら浮気にならないと思います」が闇の深いパワーワードだと話した。
しかし、「こはる日和。」自体は女子高生のゆるふわな日常を描いた健全な4コマである。ストーリーを読むというより、かわいい女の子たちがキャッキャウフフしているところを読者が覗くという感じの漫画である。つまり、究極のCGDCTだ。アニメ化したら難民アニメとして化けると思っている。
「アキバBlog こはる日和」と検索したら作品の雰囲気が分かると思う。google:アキバBlog こはる日和
ちなみに、この4コマ、姉妹百合もある。少しだけ、妹の愛が重く感じる。さすがに妹が「おねえちゃんと同じ産道も通ってないくせに」とは言わない。
『サクラクエスト』(SAKURA QUEST)は、P.A.WORKS制作の日本のテレビアニメ。田舎町の観光大使に就任したヒロイン達を中心に、廃れた“ミニ独立国”を再興するために奮闘する物語(wikipedia)
主人公の「ゆきのちゃん」こと、木春由乃は、派遣会社から給料をもらっています。一体のどぐらいの年収か相場から計算してみました。
家賃 | 30,000円 | (ログハウス) |
食費 | 30,000円 | |
日用品費 | 5,000円 | |
被服費 | 15,000円 | |
交際費 | 20,000円 | |
水道光熱費 | 15,000円 | (電気/ガス/水道) |
携帯料金 | 9,500円 | |
光回線 | 6,800円 | |
交通費 | 15,000円 | (バス,乗合のガソリン代等) |
小計 | 146,630円 | ① |
---|
健康保険 | 8,423円 | (協会けんぽ) |
厚生年金 | 4,697円 | |
源泉所得税 | 4,810円 | |
雇用保険 | 830円 | |
小計 | 18,760円 | ② |
---|---|---|
①+②小計 | 165,060円 |
残高 | 4,940円 |
---|
灯油代 | 10,000円 | 10月〜3月) |
合計 | 175,060円 | (△5,060円) |
---|
家賃 | 0円 | (ログハウス) |
食費 | 30,000円 | |
日用品費 | 5,000円 | |
被服費 | 15,000円 | |
交際費 | 20,000円 | |
水道光熱費 | 0円 | (電気/ガス/水道) |
携帯料金 | 9,500円 | |
光回線 | 0円 | Wifi使い放題 |
交通費 | 15,000円 | (バス,乗合のガソリン代等) |
小計 | 94,500円 | ① |
---|
健康保険 | 8,423円 | (協会けんぽ) |
厚生年金 | 4,697円 | |
源泉所得税 | 4,810円 | |
雇用保険 | 830円 | |
小計 | 18,760円 | ② |
---|---|---|
①+②合計 | 110,960円 | |
残高 | 50,040円 |
更に冬に暖房費追加
灯油代 | 10,000円 | 10月〜3月) |
合計 | 120,960円 | (39,040円)黒字 |
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アニメの中では、由乃はほとんどお金に困った話は出てきていないので、順調に行けば1年後には50万円近く貯金できているはず(帰省込みで)
もしも、木春由乃が格安スマホ(Freetelあたり)を使っていれば、携帯料金は月2500円程度だとして、114,000円節約。60万円近く貯金できる(帰省込みで)
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よしのちゃん、だんないよ〜
アニメーターの人や、まちおこしで、タダ働きさせられている人に比べれば だんないよ
実際に、地方創生のコンサルやNPO組織、地域おこし協力隊では、学生、社会人問わず無給の労働や、低賃金労働が問題になっています
葵こはる が入って無いじゃないですか〜