はてなキーワード: あしからずとは
https://anond.hatelabo.jp/20201206124933
この方、体が大きいにも関わらず、人とぶつからないための努力を続けていてえらいなって思いました。
かくいう自分も、体はそんなに大きくないながら人混みでよく人にぶつけられる人でした。
こちらが頑張って避けようとしても相手に避ける気持ちがなければ解決しないだろ!と何度も心が折れそうになりました。
そんなあるとき、なにかのテレビ番組だったと思うのですが、そこで目からうろこの回避方法が紹介されていました。(ソースを検索したけど見つけられませんでした。)
半信半疑ながら、ダメ元、わらでも掴む思いで実践してみたところ効果てきめん。
結論から書くと、その方法とは、「自分で行きたい方向の一点を見つめて歩く」です。(※追記 目線だけより、顔ごとその方向に向けるとより効果的です。)
皆さんの議論を整理すると、人混みを歩く上での分類は以下のようにされています。
「わざとぶつかってくる人」
「避けない人」
「頑張って避ける人」
そこに、もう一つ分類を加えてほしいのが「避けたいけどどうしていいかわからなくなる人」
そして、自分はそこに分類される人でした。
なぜそのようなことが起こるかというと、その一番の理由が増田に指摘がありました。
そうです。
目があっているからです。
逆じゃないの?って思うかもしれません。
違うんです。逆じゃないんです。
なぜなら、お互いの視線が合っているということは、お互いがどちらに進むかの予測ができない状態になってしまっているからなんです。
その結果、お互いが気づいているにも関わらず、避けられないという事態が発生します。
自分は避けようとしていたのに相手が避けなかったと、お互いが考えてしまう原因にもなります。
そのテレビ番組では、人同士がすれ違おうとするときに、同じ方向に何度も避けてしまう状況を回避する手段としてまず紹介されました。
実験で、お互いの目を見たまますれ違おうとすると、先程述べたとおり、何度も同じ方向に避けるということが起こりました。
その次に、どちらか一方だけに、相手の目を見ずに、自分の進みたい方向だけを見て歩くように指示をしました。
すると、その実験ではそれ以降一度もぶつからずにすれ違うことができました。
片側が相手を見ていなくても、片側が相手の視線によってどちらに進みたいかがわかるので、避けることができたのです。
ここで、行き先の一点だけを見つめてぶつからずに渡りきれるかどうかという実験です。
顔に取り付けられたカメラの映像を見ると、まるでモーゼの十戒のように人混みが目の前で割れていくシーンが映っていました。
今までぶつからないように相手の動きを観察しようとしてきた自分にしてみれば、まさに魔法でも見させられているかのような気分でした。
それならばと自分でも試してみたところ、本当に、笑ってしまうくらい人が勝手に避けてくれるようになりました。
もちろん、こちらを全く見ないで突っ込んでくる人は一定数いました。しかし、その人達は見ていないだけなので、避けるのは簡単でした。
この日以降、どちらに避けていいかわからずにぶつかるということは本当に、一切なくなりました。
ただし、この実験は今ほど歩きスマホが当たり前になっている時代でありません。
当時のスクランブル交差点のように一点を見つめるだけで人とぶつからずにあるききるということはできないかもしれませんが、最低限の回数を避けるだけで人とぶつからずに渡りきれるはずです。
「わざとぶつかってくる人」=いずれにしてもどうしようもない
「避けない人」、「あんまり避けない人」=くやしいけど自分から避けるしかない。
「避けたいけどどうしていいかわからなくなる人」=自分が行きたい方向の一点を見つめて歩けばぶつからない。
これは、あくまでぶつかりたくない人はどうすればよいかの話であって、ぶつかってくる人をどうにかする話ではありませんのであしからず。
ただ、増田が「わざと目を見て、目があってるのに避けない」と言っていたので、それは誤解でむしろそれがぶつかる原因になってるかもしれないと思って書いてみました。
狭い通路で相手側がどう動くが凝視して観察するよりも、平行に進めるように進行方向の一点を見てすれ違ったほうがぶつからずに安全にすれ違うことができます。
ただし、そんな自分も一度だけ自転車同士で立ち往生してしまったことがあります。
自分は一点だけを見て進んでいるつもりでしたが、あまりにも相手の表情がわからず、最後まで自分を信じきれずに進路を変えてしまったところ、相手も同じ方向にハンドルを切ってしまうことが起こってしまいました。
サンバイザー、まじでクソ。滅べ。
※追記
一点だけ見つめて、とは言っても、周りを全く見てなかったら当然ぶつかります。
普段どおり人は避けつつ、どうしても相手の行動が読めないときに、自分からまず視線や顔の向きで向かいたい方向に対しての意思表示を示してみましょうというお話です。
相手が同様に一点だけを見つめて向かってきたら自分から避ければいいだけなのでぶつかりません。
ここに書いたのは、人にぶつからないように努力してるけど、どうしてもぶつかってしまうことが多い人の手助けになればと思ってのことで、誰もが人混みで絶対にぶつからない方法ではないです。
ちゃんとした文章とか書くの下手くそなので、喫煙を例にとって考えてみる。
禁煙なのにタバコを吸ってる人がいる……とざわざわしてる店に突撃して、
喫煙というのは、マナーを守らないと人に迷惑をかける行為だから、「喫煙は害悪!」と主張するのはまぁ間違ってはいない。ただ、ちゃんと喫煙所でマナー守って楽しんでいる人のところに押しかけて難癖付けてまわるのは明らかに間違っている。「嫌なら来るな(見るな)」ということ。
タバコをはたき落とされて踏みにじられてめっちゃくちゃ腹が立つけど、わざわざ煙を浴びに来るなんてこいつ馬鹿か?としか思えない。喫煙者以外も「さすがにそれはおかしいだろwww」と笑い出し、彼女らはすごすご退散していく。失ったタバコは惜しいが、喫煙所がなくなることはなく、次の日からはまた平和な喫煙ライフが楽しめる。
禁煙の店を選んでる人たちは、別に喫煙文化を否定するため集まってるわけじゃなくて、ただたばこの煙は好きじゃないと思ってるだけ。
それなのに、自分勝手に喫煙するやつが紛れ込んでいたので、やめてくれない?って言ってるところだった。そこへ乗り込んできた過激喫煙派連中の言い分は
「禁煙しろとか言ってるやつは過剰反応。ていうか全然煙くなくね?」
「ここの人々は喫煙文化を迫害してる!我々は被害者だ!喫煙の自由!」
ところが、おかしいだろと声を上げるとますます彼らはヒートアップ。ぷかぷかスパーとタバコをふかしながらこう主張する。
「禁煙派はモンスタークレーマーだ!消えろ!」
「謝るなんて意気地なしめ」
なんて言い出す始末。
「ここにいるとこんな嫌な目に遭うんだな」と思った禁煙派の人たちは去っていく。
結果、煙が大丈夫な人と過激喫煙派だけが残る。やがて過激喫煙派も飽きてきて、元いた喫煙所へ戻っていく。こうして、荒廃したお店とわずかばかりの人だけが残る。
タバコ臭くなった店に、苦手な人たちは近づかなくなる。別に困ることはない。禁煙の店はいくらでもある。
つまり、まとめると
前者は、煙が嫌だと言いながら自ら煙をひっかぶりに来てる矛盾したアホ。被害者はタバコを何本かむしり取られる羽目になるが、喫煙所自体はなくならない。アホの言ってることは矛盾してるので、すぐに消火する。
後者は喫煙所から出てこなければいいのにわざわざタバコが苦手な人に煙ふっかけてまわる加虐アホ。最初の一人がさっさと謝れば、匂いもすぐに落ちただろうに、乗り込んできたアホがトンチキながらもでかい声で主張しながらタバコをふかしまくったせいで、被害者はその店を見限って離れていった。
ってのが今回の騒動の印象。
まーだらだら長く書いたけど。
個人的には、上記のタバコ騒動のような印象を受けたので、例の企業を擁護してるオタクはフェミよりも迷惑度たけ〜なって思ったってこと。
いつも「俺たちの領域に入ってきて価値観を押し付けるな!」って主張してるくせに、今度は自分たちが乗り込んでいって「俺たちの価値観を受け入れろ!」ってやってるのが正直よ〜わからん。
あんたらの毛嫌いしているフェミがやってることと逆のように見えて、押しかけて暴れまわる迷惑行為である点は全く同じじゃないかと思うんだけど。今回は宇●ちゃんやラ●ライブの件とかとは根本から違う。もう女性が声を上げたらなんでもフェミ扱いにして叩いてよし!って思ってるようにしか見えない。
自分はオタク側の人間だし、フェミに漫画とかイラストとか叩かれると嫌な気もちにもなるよ。でも最近はそんなことより、「フェミを叩かないやつはオタクじゃない」「エロ系イラストをどんどんオープンにしていこう」みたいな主張を頻繁に見かけることのほうにうんざりしてるクチ。
嫌がる人がいるからひっそり楽しもうね、ただそれだけでいいんじゃないかなと思うんだけど。もちろん表現の自由があるんだから、内容は放埒でいい。ただ、おおっぴらに楽しませろ!っていう態度、そこは放埒じゃあだめだ。そんなんだからフェミに隙を与えて、規制しろだなんだって言われるんだろーに。
はー。めんどくせぇ世の中。
最後に
フェミ、オタクという表現を用いたけど、今回のことに怒ってるのはフェミだけじゃないし(というか大部分は普通の女性なのでは?)、擁護してる連中が全員男オタクとも思わない。あくまでわかりやすい例としてあげただけなのであしからず。そもそも、オタクとフェミを対比させること自体おかしいのかもしらん。あんまり真に受けないでくれ。
初めに言っておくが、自分はskebというシステムそのものに文句がある訳ではないし、
コミッションの様なわずらわしさ、頼む時の恥ずかしさが無いのは、大いに楽なシステムだろう。
問題はそれを利用する気持ちや心構えでそう見えてしまうという話です。
それに、IDは以前適当に浮かんだコンテンツの名前当てはめただけでそのコンテンツには何の思いもないのであしからず。
プりコネやグラBル、ヱクナイでも良かった
最近の御時勢もあってskebを利用する絵師が増えて来たが…その中には
「skebで描きました!胸を盛ったのは指示があったからです!許してヒヤシンス」
とか
「依頼で描いた物です!変態だけどそういう要望だから、俺は悪くねぇ!!」
みたいな
が、チラホラと見られるようになり、個人的にですが凄くガッカリです。
skebの依頼を蹴るのはまだわかる…嫌いな性癖や中身もあるし。
それに絵師がSNSで描かずに愚痴言ってる!みたいなのは逆も然りだしそこは別に今回問わない。
と思ってしまう。
権利上は確かに絵師の物だから、その後何をしてもいい事になる。
しかしskebといえどお金のやり取り、ある種の約束や仕事とも言えるのに、取引相手を蔑ろにする態度は可笑しい。
仕事で言えば仕事が成立、官僚した顧客に対して悪口を言う様な物だし、性癖や願望となればセンシティブでどうしても恥ずかしい部分だし猶更だ。
相手がもう分かり切っていて仲良しだとか、依頼主が自虐的にネタにしていいよ~とか言ってるなら兎も角、そうではないのなら
だと思う。絵がいいなら文句なしの人もいるだろうけど
自分みたいにそういう無礼な態度を持つ絵師には頼みたくない、或いは頼んでもいいけどそこは嫌みたいな人も結構いると思う。
そしてそれらの行為をすると、どうしてもskeb形式(これ自体は問題ない)も相まって金の亡者に見えてしまうんです。
エロ絵に関して個人的な拘りを持って接してる方の話やあくまで自分の妄想やロマンを形にしてるんだ!みたいな
直接的に言わなくても、誰もが1度は同意してRTやらいいねをした事あるだろう。
言ってしまえばきれいごとだが、自分もそれ自体は素晴らしいし、良いと思う。信念は大事だ。
しかし上の様な事例を同じ人間がその意思を見せつつしていると途端にキナ臭くなり「金だろお前」となるんです。
skebで了承する物の中身の中には普段は描かないけどまぁ描けるといった
があるでしょう。それ自体は例えば知らない作品のキャラ描くだとかと一緒で問題はないし、折角だからのチャレンジもあるでしょう・
という形になってしまう。これは前述の通り凄く失礼な態度であると同時に第三者からすると
とも受け取れる態度になってしまう(少なくとも自分はそう見える)
これが前述の絵描きへの賛美への同調が合わさると非常に気持ち悪い。
プロのならイヤイヤやるのもアリでしょう。生活上降りられない場合もあるし。
最悪、skeb絵を描く時間でバイトでもすればいいんです。絵のバイトも無くはないだろうし。
一抹の絵師に夢見すぎだ!とかお金貰うのの何が悪い!とかいう人もいるでしょうしそれも1つの真理です。
しかし少なくとも
賛美と描いてあるのを見ればわかるが、いわばコレは意見ではなく絵描き信念的な問題です。
それを都合のいいようにブラしているのは、一番醜いと思います。
長くなりましたが駄文読んでくれた方ありがとうございます。
田舎がどうこうという話題になると、田舎の認識が人によってズレがあって、噛み合ってないことがよくある。田舎でも駅前なら大丈夫だろうとか。
なので、街のランクを考えてみたけど、田舎と感じるのはどの辺からになるんだろうか?東京以外全部田舎という過激派は置いておくにしても、やはり個人個人でどこかにラインを持っているはず。
なお、自分は関西住まいのため、例に挙げているのはすべて関西の都市になるのであしからず。
RANK A:大都市・・・大阪市、神戸市、京都市などの100万人以上の都市。公共交通機関が発達しており、車がなくても困らず、娯楽も揃っている。
RANK B:大都市のベッドタウン(大)・・・枚方市、高槻市、尼崎市など人口の多いベッドタウン。町の規模も十分に大きいので、町中でも暮らせる。
RANK C:中都市・・・姫路市、和歌山市、奈良市など、大都市からは離れているが県庁所在地等である程度、独自の経済圏を築いている。この辺から車がないときつそう。
RANK D:大都市のベッドタウン(小)・・・向日市、生駒市など人口の少ないベッドタウン。大都市に出るには困らないが、町中には何もなく、何かするには大都市に出る必要がある。
RANK E:小都市・・・福知山市、田辺市、豊岡市など、人口はそこそこあるが大都市からは距離が離れており、電車が1時間に1本あるかないかレベル。個人的に田舎のラインはここから下。
地方へ移住した当初は マジで RANK B が田舎だと思ってた
というか中核市くらいの規模感・利便性でもそう思ってた。引きこもりの物知らずのアホでしたわ
現在は、夕方以降、懐中電灯を持ってないと出歩けない地域を田舎としている
田舎がどうこうという話題になると、田舎の認識が人によってズレがあって、噛み合ってないことがよくある。田舎でも駅前なら大丈夫だろうとか。
なので、街のランクを考えてみたけど、田舎と感じるのはどの辺からになるんだろうか?東京以外全部田舎という過激派は置いておくにしても、やはり個人個人でどこかにラインを持っているはず。
なお、自分は関西住まいのため、例に挙げているのはすべて関西の都市になるのであしからず。
RANK A:大都市・・・大阪市、神戸市、京都市などの100万人以上の都市。公共交通機関が発達しており、車がなくても困らず、娯楽も揃っている。
RANK B:大都市のベッドタウン(大)・・・枚方市、高槻市、尼崎市など人口の多いベッドタウン。町の規模も十分に大きいので、町中でも暮らせる。
RANK C:中都市・・・姫路市、和歌山市、奈良市など、大都市からは離れているが県庁所在地等である程度、独自の経済圏を築いている。この辺から車がないときつそう。
RANK D:大都市のベッドタウン(小)・・・向日市、生駒市など人口の少ないベッドタウン。大都市に出るには困らないが、町中には何もなく、何かするには大都市に出る必要がある。
RANK E:小都市・・・福知山市、田辺市、豊岡市など、人口はそこそこあるが大都市からは距離が離れており、電車が1時間に1本あるかないかレベル。個人的に田舎のラインはここから下。
https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/zeni-yamete
こんな記事を読んだ。
このお母さんが言ってることは正しい。間違いなく。
ただ私はこの記事を見て、また、ここ最近の芸能人自殺の件を見て、自分の過去の事を鮮明に思い出した。
自分語りする場他に無いのでこちらで失礼します。長いから読まなくていいよ。
私は毒親から生まれた。母が特にヤバい。どうヤバいかは読んでる内に分かると思う。
父親もヤバいけどマシ。父親は私が5歳の時に借金が問題で離婚した。借金の原因は母であり、父が母に耐えられなくなったというのも離婚理由の一つ。
あと他に父親のヤバい所は私が3歳の時に未成年淫行で逮捕経験有り、今もたまに何かしらで逮捕されてるくらいでしょうか。
母は嘘しかつかない人だった。
自分がいかにすごいかを毎日私に語っていた。嘘じゃないかもしれないが運動が出来て頭が良くてとてもモテたらしい。
一番よく聞いたのは、母が子供の頃芸能オーディションに応募して最終選考まで残ったのに親に反対されて最終選考に出られなかった話だ。
だから、自分は子供を決して縛ることなく何でも自由にさせてあげるんだと息巻いていた。
他には、身内や近所からこんな酷い事を言われた!と言って悲劇のヒロインを演じていた。そして、自分は正当だって話をセットで私や色んな人にしていた。
母は家事を一切しない人だった。
私は物心ついた時には包丁を握って、火を使って料理をしていた。何度も火傷したり指先を切り落とした覚えがある。ピーラーは100%切ってしまうので使うのを止めたし今でも怖くて使えない。指先が無くなったことで病院に行ったことはない。幸い、今指の形が変とか火傷の跡が目立つとかは特にない。
洗濯や洗い物は一回分でも溜まるとその晩母は発狂して私は何度も殴られ首を絞められ怒鳴られ、学校へ行く時間(朝)になるまで逃げられなかった。
ちなみに寝不足なうえにわんわん泣いてから学校に行くから瞼は毎日一重。今は何もせずに二重だが、同級生からは整形を疑われることがある。
そういえば包丁を投げられたことも何度もある(シンクに置きっぱなしだったせいで)。運良く毎回避けられたが避けなければ刺さってた。
赤ちゃんの頃はどうしていたか。ホームビデオを見る限りでは父親が家事をしていた。母は自分がしていたと言う。だから、家事も何もかもを全て私にやらせておきながら「誰があんたを育ててあげたと思ってるの!」が口癖だった。
私は何言ってんだこいつと思っていたが、ふとした時に何故だか自分が悪いかのような気になった。言われたその時ではなく、あとから何もない時に急に罪悪感に襲われた。
母は働いたことが無い。
しかし、一度だけ、試食販売のバイトをした。私が中学の時一度だけなんだけど、それを一生やってるかのように「私は働いている!」と言い続けた。
母は身内や近所に嫌われていた。
祖母や伯母は「母は昔からこういう性格で褒められたのは芸能人並みの容姿だけ、だから結婚してないと駄目なのに逃げられた」と口癖のように言っていた。(ちなみに私は父親似のブス)
母はその言葉に誇りを持っていたらしい。歳は40超えていたけどいつでも芸能人になる気満々だった。頼むからそうしてくれ、家にいないでくれと思って40超えてても応募できるオーディションを色々調べて教えたけど、行動に移されることは無かった。
近所からは、毎晩発狂してる事で心配の言葉を掛けられた事がある。その時母は「うちの子が癇癪持ちで、すみません」と言った。
母は、一度言葉にしたことはその場を取り繕うための嘘でも本気で本当だと思い込める。その晩、私が癇癪持ちなせいで近所から恥をかいたと朝まで怒鳴られた。
その晩だけでなく、機嫌が悪いと必ずその話を持ち出した。
繰り返していく内に私は自分の記憶も信じられなくなっていった。
しかし、とある近所の人は私に「あなたは普通だよ、お母さんがおかしいだけだから」と何度も言ってくれた。その一言だけが支えになった。
母はその人の事をことさらに嫌っていた。こんな酷い事を言われた、という話は主にその人からだった。
最初に出した記事から思い出したのはここです。笑 マジで関係ないです。作者さんすみません。
母には愛人がいた。
私が生まれてすぐの同窓会で会った既婚者。ダブル不倫。結果として父より長く付き合っていた。
私が成人後家出した後、「〇〇が家出した原因は愛人がいたせいなんでしょ?それがショックで家出したんでしょ?別れるから帰っておいで」とメールが来た。死ねと思った。
父は愛人の存在を最近まで知らなかった(さすがに知ってると思って私が言ってしまった)。
父とまだ離婚してない時もその愛人とは家で会ってて、私が3~5歳の時(覚えてないけど離婚前)「今、家に借金取りのヤクザが来るから猫のフリしてて」と母に言われ倉庫代わりだった部屋の扉にガムテープを貼って閉じ込められた。
私は言われた通り、にゃーにゃー鳴いて扉を引っ掻いたりしていた。
ヤクザが何かもわからない私はガムテープが張られてない隙間から覗いてみた。見えたのは知らない男の人。しかしそれはその後小学生になって初めて顔を合わす母の愛人の姿だった。
母は生活保護を受けていた。
つまり私も受けていたことになるんだけど、暫くして不正があるってなって、全額返金を求められた。と、母は話していた。
私はここの詳細はわからないけど、心当たりあるとしたら祖母と父親から充分な生活費を貰っていたことかなぁ……。生活保護費は母の夜遊び代だったので。
その時高校生だったので、アルバイトをしていた私のお金、それまでのお年玉貯金(そもそもお年玉は母に取られてたので、内密に受け取っていた僅かな分しかない)や奨学金含めて、全て生活保護の返済に充てるという事で母に没収されました。
高校生の時のアルバイト代はその後も全て没収、生活がものすごく困窮した。お昼ご飯はお弁当だったけど、時間的にも金銭的にも作れなくなって、何もない日があって友達から少しおかずを分けて貰っていた。
しかし母は相変わらず夜遊びしていた。私は夜遊びに行ってもらう方が都合が良いのでその事を問い詰めるような事はしなかった。どこに行ってたのかも知らない。
もしかしたら、嘘をつかれて、私から取ったお金も遊びに充てていたかもしれない。
高校を卒業する時、私は県外の専門学校に行かせてもらえるはずだった。
小学生の時から良いなと思っていて身内全員に勧められ、漠然とそこに行くんだって思っていて、大学の勉強はしてなかった。
中学で1年半不登校して(この時は、完全に部屋に閉じこもって母とも誰とも顔を合わせない引きこもりをした)基礎が何も分からなくなってしまったのでその時点で勉強はだめだと思っていた。
けど、丁度進学を決めるタイミングで祖父が亡くなり、遺産で揉めて学費が払えませんとなった。
私も貯金がゼロ、なら就職しかない、と思ったら担任に「もうさすがに遅くて無理です」と言われた。そして勧められたのが、高校の系列の専門学校だった。推薦できるし安く出来るからって。母は最初から最後まで可能不可能の話はせず「あんたの進路はあんたが決めなさい」とだけ言った。
私は"家から出られれば"どこでも良かった。その話を担任にこっそりとしたら、寮があるから大丈夫と言われて、じゃあそうしようと決めた。
しかし、実際は寮には入れなかった。
推薦入学の為面接があって、面接の部屋に学生は5人いたのだけど私にされた質問は一つ。
「寮に入りたいって希望してるけど何で?きみ、家近いよね?」
そんな事聞かれると全く思っていなかった(担任とのシミュレーションにも無かった)ので、とにかく本当の事は言えないから「自立する為です!」と答えた。
それに対して「親孝行した方が良いよ?」と鼻で笑われた。それで私のターンは終わった。最悪だった。
その後3年は、放課後から朝までアルバイト漬け、家には風呂に入る為だけに帰り学校で寝る、というような生活を繰り返した。帰る度に母が何か喚いていたけど黙らせた。
話していなかったけど、私は小学校高学年くらいから母の暴力に暴力で返していた。私の方が力が強いので捻じ伏せることが可能だった。生きる為とはいえ今でも罪悪感しかない。それに暴力癖は今でも抜けない。普段生活していて手が出る事は無いが、彼氏と喧嘩して手が出てしまった事がある。別れた。子供は勿論結婚なんかも無理だろう。
それで、もう卒業式さえ出れば良いって時に東京のクソボロネズミ出まくりシェアハウスを借りて、必要最低限の荷物を送って、何も言わずに家出した。
あんなに働いたのに引っ越し後の残金(卒業式の為に一度故郷と往復する飛行機代を除いて)は2万円とちょっとだった。
慌てて就活を始めたが、最初に当たった企業が「きみ田舎から出てきたの?東京は甘くないよwでも仕方ないからうちが拾ってあげるよwうちの寮に住むならね。給料は14万もあげるよ、田舎だとこんなに貰えないでしょ?寮の家賃は6万。これは東京では物凄く安い方だからね。ほら、ここにサインして」逃げました。チェーンだから名前晒してやりたいくらいだ。
心折れてシェアハウスの近くでアルバイトする事にしました。給料の支払い日の都合が良くてラッキーだった。ギリ初回の家賃が払えた。
このかん、何度も自殺未遂した。物心ついた時から死にたかった。
幼稚園児の時も友達と喧嘩ばかりして友達が悪いのにその子の顔が可愛いから擁護されて、私が悪いんだって周りに指さされて、でも幼稚園の近くに住んでいた大人(変人)が「あんたは悪くないよ!この子が悪いんだ!」と急に怒鳴ってきて、ビックリしたし周りもあいつヤベーぞ不審者だ注意しろ!みたいな感じになったけど私はその言葉で救われた。その変人がいなかったら幼稚園の屋上から飛び降りていた。
小学生の時担任に親の事相談したら「そんなわけないでしょ、いいお母さんじゃない、ちゃんと育ててくれた人に感謝しなきゃだめよ」と言われた。児相の存在も知らないから最後の頼みの綱のつもりで相談したのに最悪だった。でも、私も当時は自分の状況をうまく説明できなかった。虐待されているとは思っていなかったし。でも、なんか説明できないけど不当な扱いを受けている、そしてそのせいで自分はとても苦しいという認識だった。だからその日死ぬつもりだった。放課後、当時好きな人と少し進展があった。嬉しかったけど私は今日死ぬんだぞ、今のが最後の会話だからな覚えておけよと思った。遺書にも書いた。その晩家のベランダの柵の上に身を乗り出して後は手を離すだけのタイミングで好きな人の事思い出してしまった。泣きながらベランダをよじ登った。
中学に上がり私は引きこもりになった。理由はなんかもう狂ったから。友達が私の事褒めると、嘘だと思ってしまう。私の脳内が勝手に誉め言葉に変換してるだけで本当はずっと貶されているんだ、私はキチガイなんだ、こうなったのは親のせいだ、そんな事を思いながら母が毎日扉前で「いい加減出て来い!」と怒鳴っているのを聞いていた。
ちなみに飲食は母が夜遊びに行ってる間にした。そういえば夜遊びも近所の人に色々言われてたけどそればかりは余計なお世話、私にとっては唯一の安息の時間だから正そうとするな。食料はちゃんと買っててくれた。と言っても、ほとんどツナ缶だった。育ちざかりにほぼツナ缶とマヨネーズしか食べなかったせいか身体が成長しなかった。友達にチビを弄られる。最悪。
引きこもってる間は元気にしてた。何故ならパソコンがあったから。2chに「死にたい人が書き込むスレ」みたいなのがあって、年齢など書きこむテンプレがあってその通り書き込んだら「まだ若いから大丈夫イキロ」みたいなレスをたくさん貰った。そうなのかあ、と他の書き込み見てみたら確かに50代とかが多くて、私若っ全然余裕じゃんと思った。
それでも一度だけ「そろそろ死なないとなあ~」と思ってまたベランダの柵の上に登ったけど、やる気になれずやめた。
引きこもることに飽き、死ねないし今のままじゃマジでやべえと思って2年の2学期からいきなり登校したらマジで誰?みたいな感じだったけど誰も何も聞いてこなかった。暫く過ごして、「転校生だと思ってた。自己紹介しないから変だなって」と言われた。物珍しさで人が集まり友達に恵まれた。小学生の時好きだった人はクソヤリチンになってて冷めたけどめちゃめちゃ楽しい中学時代を過ごせた。全国の引きこもり!デビュー、意外といけるぞ!もし失敗しても気にすんな!
高校~専門学校は家出の為に働くことに必死で自殺未遂はしなかった。何度も死のうとは思ったけど世間体も気になりだして、とりあえず、家を出てから考えようって思ってた。
家出後。家出直後は紆余曲折あったが、安定してきたのは3年後頃。それまでに2回転職した。1つ目、2つ目のアルバイトははっちゃめちゃのどったばったの学生の延長みたいなノリの職場だったので死にたくなってもすぐウェーーーーイwwみたいになれたのに、3つ目は無。職場環境も人間関係も金銭面も何も不満が無かったのに、何をしても楽しくなくて、ご飯食べてるだけで悲しくなって死にたい……死にたい……とずっと唱えていた。ある日職場の先輩が死んだ顔をしていたので「死んでますね」って言ったら「うん、何もないのにね、死にたい」って突然言われた。わかる~!って返してそこから「何でかよくわかんないけど死にたいあるある」を言い合った。ちなみにその先輩は私みたいな人生は送ってない。自分で「人生順風満帆で家族大好きだし最近大好きな彼と結婚したし最高に幸せ♡」と言っていた。最高に幸せ♡なのに何でかマジで死にたくなって死にたくなる意味が分からなくて解決法も無いから本当に死のうかな?でも死んだら旦那悲しむし……と思っていたそうだ。今思えばあの職場が何か呪われてたかもしれないが、私はそれを聞いて、あっ毒親育ちじゃなくても死にたくなるんだ~!って安心した。安心したらその意味不明の死にたいもどうでもよくなっていった。
でもその職場で、ある日上司が変わった。すると職場環境が一気に最悪になった。クレーマーが激増して日々殺意しかなかった。てかマジでここにいる人間全員殺して私も死ぬ!って所謂無敵の人思考になっていた。電車のホームに飛び降りようともしたけど、それよりもなによりも殺したくて仕方なかった。殺さないと死ねないと思った。でも殺しちゃいけない事は分かってるし犯罪したことないからやり方わからなくて、とりあえずその時から信号無視する車とかを避けることをやめた。あわや死ぬところだったみたいなタイミングでちゃんと死ねば悔いなく死ねる、失敗しても保険金貰えるだろと思って死を避ける反応をしないようにした。けど、運がいいのか悪いのか全部あわやで済んでしまった。
そうこうしてる内に仕事をなんとか辞められて、今。在宅ワークをしている。
リアルで誰とも触れ合わずにいるとぜーんぜん死のうとは思わない。けど、死ななきゃなあ……と思って過ごしている。あーいつになったら死ねるんだ。
「幼稚園」には「幼稚園教諭免許」を持つ「幼稚園の先生」がいます。
飲み会で「幼稚園で先生してる」って話すと、割と皆さん、「面倒見の良い優しい人」と思ってくれるようですが、みんながみんなそういう人ではないのであしからず。
「オレ、保母さんって凄いって思うよ。小さい子の面倒見るのって大変だよね」という「オレって分かってるぜアピール」をされることも多々ありますが、私「幼稚園教諭」なんです(言わないけど)。あと、今どき「保母」って。
世の男性は「幼稚園教諭」ではなく、「保育士」が好きなのでしょうか。
某そっち系の動画サイトで「保育士」と検索してみたら380件ヒットしました。「現役保育士」だと56件。「元保育士」だと5件。そういうことですか。
増田ではマイナスな話題でよく出されるゲームだが、普通に大人気で覇権だから何が面白いのか知りたくて興味本位で遊んでみた。
ストーリーをよくよく読み込んでみると、やはり主要人物が全員悪役由来だからか
「ガチャも回してもらえる愛されるキャラクター」と「ヴィランとしてもヒール行為をさせる」ヘイト管理の両立バランスが難しいのか、
どの章もガランと何か大切な穴が空いたみたいな印象を受ける。章ごとに起こる事件は最後に解決するが、実質的には何も解決していないのだ。
可哀想と思ってもらうために章ごとに用意された可哀想要員のキャラクターたちは可哀想になったままというか…
また、教訓や寓話で理解してる現代人にとっては、どれもただただ自業自得すぎるお話に見えてしまうというか。
でも女性だけ向けのアプリゲームとしては演出がお洒落で丁寧であるし(ディズニー様様かもしれない)、
キャラの中でもラスボスめいたマレウスの登場の仕方を始めストーリー中で個々のキャラクターを知る過程は楽しめた。
でも総評を考えると、ストーリー(というかプロット)がそんなに…となる。
このゲームが大好きで、毎日このゲームを考えてるプレイヤーはどういう部分にのめり込んでいるんだろうといろいろ考えてみた。
ストーリーは未熟だが、キャラクターはどれも親しみやすい設定と突飛な設定が融和して魅力的に思えるし、キャスティングに驚く(こんな声だったのか、という)キャラクターもいた。
題材が題材だし、読める空白や行間が多くていわゆる「考察」が容易なんだろうが、それがこのゲームを楽しんでる人たちが一番好きな要素なのかと推察した。
要はキャラクタービジネスなんだな…キャラクターがよくないと売れないんだろう。(ディズニーでありかつ枢先生を起用してる時点で売れる要素があるのはともかくとして…)
あとはお洒落なところも大事だと思う。そういう趣味でもあるかと思われそうだが、このゲームが流行る前に覇権だと教えてもらった魔法使いの約束とかいう女性向けソシャゲも遊んだが、
衣装がとにかくモードさがあるというか、流行をうまく取り入れてかつリッチに仕上がった服飾ばかりだった。
ツイステの枢先生はその辺に関しても評価が高い漫画家だったろうこともあるし、とにかく小洒落てデザインが凝ったものは売れるんだろうな
自分はジョブホッパーでもうすぐ二桁目くらいの転職の者だが、転職した際にマネージャーが無能だなと思ったこと3つに絞ってまとめてみる。
もちろん身バレしない程度にフィクションを入れているのであしからず。
新卒で入社した従業員数50人規模の会社なんだが、マネージャーが機嫌が悪いとヒステリックを起こすことが度々あった。
その会社は営業会社で自分は営業として入社したんだが、ヒステリックを起こすと机の上のノートやペンをキレながら投げて、ブチギレる。
ヒステリックを起こすタイミングはお客さんからの苦情の電話を受けた時だったり、社長からキレられたりしたあとだ。
とはいえ社長がいるときは我慢をしているのか、そういったことはしないんだが、社長が外回りでいなくなった途端に唐突にキレる。まぁそもそも社長がいる場合は社長が大声で色んな人にブチギレてるが。
もちろん怒号が飛ぶので、社内は唖然とす…ればいいんだが、責められてる人間に対して総務の人間もキレていて、社内は険悪なムードが漂う。
本来マネージャーが助けるべきじゃないの?と思うんだが、新卒がマネージャー「たち」のストレス発散用のサンドバッグみたいになっている。
新卒は毎年10人くらい採用されるんだが、残るのは3人程度。こういった現状を見かねてか、自分は退職した。退職時にももちろん退職届を受理しないと言われたり居座古座があったが。
その会社は今は社名を変えたり電話番号を変えたりして営業を続けているらしい。早く消えればいいのにと思っている。
社員数が 200 人規模の会社に転職した。社員数が多いだけあって、定着率も高いんだろう。キレるマネージャーがいなかった。マネージャーは。
同じ部署内でキレ散らかしてる課長クラスのやつが二人いた。一人は昇進して部署から離れたが一人は残ったままだ。
その会社は作った資料は平・課長・マネージャー関係なしに他の人に見せる文化があった。当時はお互いを信頼してるんだなと思った。
その課長クラスの人間から資料の確認を依頼された自分は、ここ間違ってますよって指摘したんだが、「じゃぁお前がやれば?」とキレられたのだ。
他にも自分が逆にその課長クラスの人間に指摘をお願いすると「意味わからん○ね」と言われる。挙句の果てに「お前池○か?」とも言われる。
正直この会社に居たくないなと思い始め、徐々に他の社員との距離をおいた。それを見かねたのかマネージャーのマネージャーに指摘されたのかわからんが、
マネージャーが自分の元にきて「仕事がうまく進んでないようだけどどうしたの?」と聞いてくれた。正直嬉しかった。
事情を説明すると「お前のコミュニケーションが悪い。なんでそれを相手に伝えないの?なんでそれを先に言わないの?」と言われ
チャットワークで見てるって言ってたじゃないですかと返すと「テキストで感情なんてわかるわけないだろ。相手に伝えないお前が悪い」と最終的に言われた。
会社を辞めて数ヶ月、貯金が尽きたタイミングでそろそろ金稼ぐか…ということで新しい会社に入社した。
その会社の従業員数は前の会社と同じく 200 人程度。マネージャーもその部署の人達も穏やかな人が多かった。会社ガチャ成功か?って思ったんだが、その会社は意思決定が極端に遅かった。
例えばボールペン一つ買うのに稟議をマネージャー、総務、社長まで通さないといけないくらいだ。マネージャーに決裁権ないのかよとさえ思った。
前例がないことをやろうとすると他の部署 4 つくらいの人間を集めて会話する必要があるらしい(マネージャー談)。仕事をすすめるにあたっても、できることが限られるため、なにかするしても上にお伺いを立てる事がセットな感じだった。
一番ひどいなと感じたのは、現場で決める必要があるものであるはずなのに、現場の人間全員を揃えて何も決定できないような会議が頻発していたことだった。
現場の人間は10人くらい居たんだが、全員意見が違うこともあってかなかなか決まらないし、何も前に進まないことが多かった。
というかその会社は業務の半分が会議で埋め尽くされるような会社だった。営業できないじゃん。これが俗にいう会議をして仕事をした気になるってやつか。
マネージャーに意思決定を求めても自分じゃ決められないという謎のレスをもらって、その場の会議は終わることが多かった。
結局誰かが「あの件で☓☓で進めていいですよね?」って再確認したら会議で必死に話していたことが、発言内容をみんな忘れたのかあっさり通るみたいなことも多々あった。
まるで精神と時の部屋にいるような気持ちを味わった。いたことないけど。
大阪万博会場3Dと、当時の写真が見れるサイトみつけて、ノスタルジックエモおしゃすぎて死にそうなのと、
1970年に生まれていなかったことを激しく悔やんだので、HPの感想と、私のEXPO70の呪縛について語る。
https://www.asahi.com/special/expo70/#3d
(朝日新聞の回し者ではありません。政治思想とかもないので、あしからず)
こんなにエモちらかしたイベント、今やっても大盛況になるに決まってるじゃない。
むしろ、今の日本の経済状況で、こんな大規模に各国のパビリオンを作れるとは思えない。それが悲しい。そして1970年代の、生き生きとした日本をノスタルジックに語るかつての日本人たちと同じテンションで話せないのが悔しい。1970大阪万博をテーマにした作品は数多くある。20世紀少年にしろ、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国にしろ、万博世代でなくてもノスタルジックに浸れるが、当時を経験している人々と同じ熱を持てるわけがなく、見聞きした情報で脳内補完するしかないのだ。
これはクリエイターの作風にも影響すると思う。共通言語で語れる何かは、その世代の時を生きる人たちに対して、何らかの影響を人生に及ぼしたるものであり、共感を与える。語らずとも全国民が共有して認識している事柄、そして気持ちを揺さぶる何かに、1970年があることが、とても羨ましいのだ。
翻って、我々の世代での共通言語とは何か。私が物心ついた時からの記憶では、地下鉄サリン、阪神・淡路大震災、9.11、3.11、そしてコロナだ。これらは、世界レベルでの共通言語かもしれないが、ちっとも、たのしくない。わくわくしない。ノスタルジックを感じさせるものではない。なんなんだろう。
大阪万博のに関連したキーワードは、とっても心が踊る。「エキスポ」「パビリオン」「人類の進歩と調和」どれもなんか楽しそうで、なんかかっこいい。インターネットもなく、情報が少ない時代に、情報がとんでもなく詰まった、夢のテーマパークが、現れたらそりゃ楽しいよね。現代は逆で、情報過多な社会と言われている。取捨選択しないと自殺まで追い込まれるくらいに情報が多い。
楽しい自由は、ある程度の不自由の上に成り立つと思っていて、制限がある中でその隙間をぬって自由を見つけるから達成感があるのかなと思う。授業中にマンガ読み放題だったら、多分読まない。今は情報が多過ぎるがゆえに、しんどいニュースがいっぱい拾い上げられやすいのかなと思う。誰かを叩いたり、妬んだりのほうが視聴率やアクセス数が稼げて、キラキラした未来の裏を暴露して足引っ張ったり、前向きなことやるより後ろ向きなことを世に出したほうが短期的にお金稼げるのかなと思う。
あとは勢いが出なくなってる。でけーイベントやろうと思うと、ある程度頭空っぽにして、イケイケドンドンで進めていく人がいないと、周りの意見ぜーんぶきいてたら企画倒れすると思う。岡本太郎の太陽の塔、当時だって反対する人が沢山いたというのだから、今だったらできてないかも。後世から見て賞賛されることも、現世で叩き潰されたら、なんも残らんなと。保守的に立ち振る舞うのが今のSNS社会の処世術だけど、破天荒なやばい人が拾い上げられなくなってる気がして、なんでも世論に問いかけて同意を得るのは違うんじゃねーか、と、渋谷駅の岡本太郎の絵を眺めながら、思った次第であります。
データに基づいてる訳ではなく、仮説と推測ベースなのであしからず。
・批判されてばかりの安倍首相はじめ政権の方々。批判するのはいいんだけど、間接的に我々が選んでるはず。誰もそこに突っ込みを入れないのは何ででしょう。
・前例の無い事態に、後から振り返ったら100点満点じゃないかもしれないけど、及第点にはなるんじゃないかと。ただ、今後の参考にするためにも、それぞれの断面でのクライテリアや判断軸を明確にして、振り返ることは大事。加えて言うなら、これから先に起こり得る事に対しても、上記を明らかにしながら政権運営をしてほしい。
・アベノミクスと呼ばれる好景気。本当は良い景気というより強い景気をつくるべきだったのではないか。多少経済活動が止まっても何とか凌げるような、そんなイメージ。
安倍政権が経済を心配して対応が後手に回っているのは、経済が低迷する事を恐れているというより、好景気が仮面で成り立っていた事がバレることを恐れているような。
・自粛や要請に対して補償を要求する事に対して。自営業に限らず会社員であっても給料が保証されてない時代だと認識してないのだろうか。上級国民でさえも理不尽に振り回される可能性があり、理不尽と無縁なのは最上級国民だけではないかと考える。そう考えると個人という観点で補償を求めるのは違和感を感じる。もちろん、どのような場合でも生活保護レベルは保証されるべきだとは思うが。そもそも、自粛要請出なくても外出は自粛するだろうし、感染が広がれば自然と経済が縮小する。自然に起きるか指示されるかの違いだけ?
・アベノマスク。発表が下手で真意が伝わらなかったのと、タイミングが悪かった。 布マスク自体は口鼻に直接触らなくなる点と、気軽に使える点、なんだかんだで無いよりはマシだろの観点で効果はあると考えてる。
マスク不足自体はとても深刻で重大な問題だが、工場ラインの稼働率を上げるくらいなら何とかなるかもしれないが、ライン新設や新規参入ともなると原材料調達から完成品輸送までのサプライチェーン全体の問題となる。文句言ってる奴はこの辺の問題を認識してるのか?落ち着いた後に投資分をどう回収するかも問題となる。そういった社会構造を考えなければならない。人命が最優先とはいえ、社員を路頭に迷わせてまで対応する必要があるのか。お客様は神様ですとか人命最優先とか、そう簡単な問題ではないのでは?
・若者の感染率が高い件。 行動的な一面もあるとは思う。しかし、在宅勤務出来ない働き方をしているなど、社会的構造による結果の一面もあるのでは?
若者の感染率が高いから若者はけしからんみたいな安直な結論になるのが悩ましい。
単なる暇つぶしの徒然でした。
私は宇宙図書館に勤めている。まぁウソなのは当然だが、そういう前提で書かせて欲しい。
先日、仕事上の格が上がり下っ端から下っ端リーダーくらいの立ち位置になった(給料が上がるので実際に役職がちょっとあがった)。
宇宙図書館での下っ端の役目は例えば「本の貸し出し」「返却された本の整備陳列」「読書コーナーの整備」「事務室の整備」とか多岐に渡る……が、まぁ本当に雑用みたいなものだ。しかし末端とはいえ、誰かがやらなきゃいけない仕事なので必要ないとは口が裂けても言えないだろう。正直誰でもできる仕事だが、誰かがやらなきゃいけない仕事でもある。
さて、その下っ端の中に「こいつ明らかにASDだろ……」と思うやつがいる。仮にA子としよう。
A子をASDだと思う根拠は多岐に渡る。例えば「仕事の内容に応じてやる気の差が激しい」「雑談の興味関心のブレ幅がでかすぎる」「毎日の提携業務中のどこかで必ず忘れる項目がある」「言葉尻をやたら気にする」とか色々。「お前が勝手にASDだと決めつけてるだけだろw」と思われるかもしれないが、これでもこのA子のせいでASDについて結構調べたうえで言ってるので、まぁそういう前提でいて欲しい。
そして馬鹿にするわけじゃないが、おそらくIQが低い。ひどく応用が効かない。臨機応変という言葉から遠い位置にいる。
そういう事情もあって「A子に頼むくらいなら他の下っ端に仕事を任せた方が良い」という状況が非常に多い。だって仕事割り振ってもダラダラやるか、どこかで抜けが発生するもん。
以前、「相手がASDなら、ネットの体験談とかでよくある『やることを網羅的に指示』すればいいんじゃね?」と思って試したことがある。結果としては全ての項目を漏れなくやってくれたし変なつまづきもなかったので十分うまくいったと言える。……のだが、正直下っ端がやる程度の仕事で内容を網羅的に指示するのは骨が折れるし、それやるくらいなら他の人に指示した方が簡単に済むということに気付いてしまった。
面倒なのでそういうことをやらずに口頭で「○○を△△して、良い感じによろ。問題が起きたら連絡して」と指示すると、問題が起きる以前の「それちょっと考えたらわかるだろ」と言いたくなるようなことで質問されるし、肝心なところで報連相しないか、もしくは他の割り込みタスクの末に指示したタスクを忘れてしまう。そこまで面倒みなくちゃいかんなら最初から他の人に頼んだ方が絶対良い……。
というわけで現在A子は「本の貸出・返却受付」ぐらいの簡単な仕事しかやらせてない。それもコロナのせいで利用者が少ないのでほとんど出番がないのだが……。(正確に言うともうちょっと仕事はあるのだが、ボカさせてほしい)
私は下っ端であるときも下っ端リーダーである今も、暇を嫌うので優先度が低いタスクをいくつか保持する傾向がある。例えば今は「オススメの本コーナーをそろそろ刷新しようかなぁ」とか「蔵書検索端末のマニュアルをもうちょっとわかりやすいのにしたいなぁ」とか。手をつけたのはいいけれど他の優先度が高いタスクに埋もれているものがいくらかある(最近はコロナ対策で特に)。
そういう急ぎもしないけどやった方がいいことを仕事としてA子に回してもいいのだが、しかし実際「なにか仕事はありますか?」とも聞いてこない程度のやる気の人員にそういうことを回したくない。これはA子に限らず、やる気が薄い下っ端全員に言えるのだが(A子にやる気があるなら多少面倒を飲んでも回してると思う)。
先日、A子が仕事の重要なところでポカをしたので少し叱責した。ものすごく要約すると「仕事をやるときは責任をもって最後までしろ」という話なのだが、私は人に怒られるのも人を怒るのも好きじゃない。ニコニコしながら「おいおい、しっかりしろよなーw」程度の注意で済ませたいのだが、しかしリーダーとしてキレなきゃいけない場面もある。
そんな私なので人を怒ったあと、ものすごく一人反省会をする。体育会系は好きではないのだがあえて彼らの表現を借りるなら「殴った方も痛い」のだ。実際にぶん殴ったわけではないのであしからず。
A子を殴った(比喩)あと、ものすごく悶々としてるのだが、これは誰が悪いのだろうか?A子がやらかすたびに思う。
A子は正直、間違いなくASDだ。ただ上司からそういう話は聞いたこともないし、A子自身からもそういう相談を受けたことはない。私はどの程度気を配らなければいけないのだろう。
A子が仕事の工程を抜かしてしまうのはASD故なのだろう。でもそれにしたってメモを取ればいいとは思うのだが、彼女がメモ取らないのは彼女が怠惰なのか、それともASD特有の症状で難しいのだろうか。そうだとしたら、A子がASDとわかっていても「面倒だから」と工程表を渡さない上司の私に問題があるのだろうか。だとしたらA子が仕事の工程を抜かすのは、回り回って私のせいで、彼女を責める上司の私はヤバいヤツなのだろうか。
彼女が応用の効かない系の人間だとわかっていて、他の下っ端のときと変わらない指示をした結果失敗するのは私の問題なのだろうか。とは言え私は下っ端リーダーとしてやらなきゃいけないことが多いのでA子にだけ構うのも難しいのだが、結局のところ上司の私が無能だから上手い指示ができていないのだろうか。
彼女が仕事をだらだらやったりするのはやる気がないのではなく、ASD特有の症状だから仕方ないのだろうか。それとも適正に見合っていない仕事を回す私が悪いのだろうか。しかし下っ端はいわゆる「(普通は)誰でもできる仕事」をやるのが仕事であり、人員の数にも限りがあるのでそういうことが発生するのは仕方ないのだが、そういう場合はASDの彼女に回した以上仕方がないと飲み込むしかないのだろうか。
私が無能であるならばそれを棚上げした発言になるのだが、正直今の職場が彼女にあった職場だとは思えない。自分に見合った会社職場を選んでくれよと言いたくなるのだが、新卒採用で入った彼女にそこまで求めるのは酷だとは思う。そのうち、長い人生のうちに学んだ失敗の一つになるだろう。その失敗の渦中にいる私はまいっちゃっているのだが……。
大体わかるよね。
こいつヤバイぞ、って。
前任者の報告も見てたけど、当たり障りない内容にうっすら漂う
不穏な空気。
事務局は見過ごすかもしれないけど、担当する私は見逃さないよ。
この場合、問題の責任がどこにあるのかクリアにして、それを前提に
私は接し方を変えるだけ。
本当に困っているなら、対策を真剣にお伝えするけど、やる気のなさを
プログラムの不備やらのせいにする輩のために無駄なエネルギーは使いません。
私の仕事は1のやる気を倍増させたり、持続させること。
ないものを倍増はできないのです。
高遠丞くんのGOD座退団の報せを受けたとき、頭が真っ白になった。月並みな表現ではあるけれど。走馬灯さえ見えた気がする。
あたしを心配してひっきりなしに鳴るLIMEの通知音がどこか遠くに聞こえた。
高遠丞くんをご存知だろうか。
といっても、ちょっと観劇が趣味の人にはきっと常識で、でもそうでない人間はすこしもピンとこないのだろうなと思う。
なんでもいいからとにかくあたしの知ってる高遠丞くんの話をさせてくれ。
最後まで読んでもなんのオチもなければまとまりもないしあたしはずっと泣いていますが、最初に言っておくとこれはちゃんとしあわせな話。結論として、高遠丞くん、大好きだ〜〜〜〜!!!!!っていう話に死ぬほど文字を割きます。よろしくな。
GOD座という劇団の名前くらいは誰しも聞いたことない?ないのかな、一般人の感覚がわからん
あるでしょ?!??!
高遠丞くんはそこのトップで、あたしの推しでご贔屓で王子様だった。
あたしが丞くんと出会ったのは、丞くんがまだ入団したばかりの頃だった。元々観劇が好きでちょこちょこGOD座にも足を運んでいたのだけど、推しやご贔屓の概念はなくて純粋にそのお話を楽しむタイプだったので、当時は役者の顔や名前も満足に覚えていなかったと思う。そんな中であたしがなんで当時新人で端役をつとめていた丞くんに目を留めていたのか実のところよくわからない。声のハリとか立ち姿が好きだった。あたしがちょっとミーハーだったのもある。いやなんでだろうな。奇跡かもしれない。世界、これを奇跡って呼ぶことにしよ。
そこからGOD座の公式インステアカウントやブログを読んで彼のひととなりを知って、どんどん好きになった。丞の劇団員ブログは正直全然面白いものではない。何十人もいる劇団員がかわりばんこに書いているブログで丞の番が回ってくるのを永遠かと思うくらい待っていたのに文章は短いし、写真も少ない。私生活もなければジョークのひとつもない。真面目さ、演劇に対する果てしない情熱。彼が書いたものは何を読んでも、いつだってそれしかわからない。そこが好きだった。
そうしてゆるくゆるく高遠丞くんを応援する日々が一変したのが、そうだ、ご存知あの舞台。
あたしはあの舞台を今後一生覚えているのだと思う。
ときたま再演もしてるからお願いだからみんな見てほしい。あっでももう丞は………………あの舞台は……………………………
虚無……………………………………………………………
丞の役は王子様。正真正銘の王子様。「GOD座の丞」と言えば王子様、のはじまりである。
GOD座のお家芸、きらびやかな舞台と華やかな役者。その中心に世界一素敵な男。凛とした姿勢が、よく通る声が、意志の強い眼差しが、あて書きかと思うほどぴったりハマった、少しシャイだけど正義感の強いとびきりやさしい王子様。夢中になった。恋をしないわけにはいかなかった。一生応援すると誓った。
そこからのあたしはバカほどGOD座に通い、丞の出てる舞台の初日と千秋楽は絶対におさえたし地方公演にだって行った。初主演をつとめてからどんどん人気が出てファンも増えていった。ちょっとさみしくて、うれしかった。役どころもだいたい主役か準主役の王子様とかなんかキラキラしたヒロイックな男。世界一似合ってしまうので仕方がない。何度あたしを恋に突き落とした?
丞とほぼ同期にあたる晴翔くんはたまにインステに丞との写真もあげてくれたので、並の晴翔推しより晴翔のインステを見た。劇団員ブログを見た。カーテンコールでファンに向ける笑顔はどんどん上手になったのに、相変わらず劇団員ブログはつまんなくて、大好きだった。
そんなストイックなブログじゃ、丞くんが如何に演劇を愛しているかくらいしかわかんないでしょ?!??
そんなしあわせな日々に飛び込んできた退団のニュースのことの重大さがよくやく伝わったでしょうか?!??!?!
よく生きてだと思う。いやほんとよく生きてたよあたし。
あれほどに舞台を愛していた丞くんが芝居をやめてしまうなんて考えられない。もともと自己発信の少ない丞だ、GOD座からのお知らせ以外に何一つ情報は出てこない。他のファンたちの余計な詮索がしんどくてツイッターのアカウントに鍵をかけた。GOD座となにかあった?と考えてみたところでわかるわけもない。ただわかるのは、GOD座のような大きな劇団を自主退団した丞はきっともうどの劇団にも入れない。GOD座と何かあったならなおのこと。いやこれいま自分で打ってて過呼吸なるわ。吐きそう。本当に何日も満足に眠れなくて、泣きながら明け方に寝て泣きながら目覚めてまた泣いた。廃人の日々。
そこにさした一筋の光明。
MANKAIカンパニーとGOD座のタイマンアクトで、高遠丞が出るらしい。GOD座じゃなく、MANKAIカンパニーとして。
このときの気持ちを形容しようにも、キャパオーバーの飽和状態でどうしようもない。わけもわからず縋るような気持ちでチケットを取った記憶だけある。いやあんまり記憶がないな。丞がまた舞台に上がれる!というぶん殴られたような衝撃的な喜びと、GOD座と対決って大丈夫?負けたら解散?MANKAIカンパニーってどんなところ?と次々に疑問符が溢れ出た。溢れ出ただけネットで調べまくったら正直全然勝ち目がなくて、また眠れない日々に逆戻り。
いやだいやだどうして!だった以前と比べて、もしかして役者続けられるかも?って期待があるぶん余計しんどかった。絶望感が期待と不安に変わっただけ。
それでも、確実にその公演は舞台で丞がまた見られる。そのあとはわからない。「最悪の場合」に向けて心の準備を整えながら、そして泣きながら、初日を待った。
初日の公演を見たとき、あたしはまあ当たり前のように爆泣きしてたんですけど、ほんとのところそれがどういう感情なのかよくわからなかった。だってそこにあたしの大好きだった王子様はいなかった。衣装だっていままで見てきたものに比べたらえらく地味に見えたし、舞台も質素。演技だって、あんまり詳しくないけどいつもの丞の大胆さは影を潜めて、シンプルな動きになっていたようにおもう。
でも、「高遠丞」がいた。
ううん、「ラファエル」がいた。
親友思いで生真面目で頑固で、心優しい男がいた。いつもより繊細な動きで、微妙な表情で。
初日のあとも何度も何度も足を運んで、やっとあたしは悟った。
わかってしまった。
丞はこのために、これがしたくてGOD座をやめてそこにいるんだね。
それに気付いて、また泣いた。いや泣きすぎじゃんって思うでしょ、あたしがいちばん思ってるよ。でもこれはなんだろう、悲しいんじゃないんだよ。純度100%のうれしいでもない。強いていうなら、GOD座の王子様へのお別れと、感謝と、あたしの大好きな人の新たな門出のお祝いの気持ちだ、これは。
しかしMANKAIカンパニーの公演は見るごとに良くなったり悪くなったり、みんなが手探りで、でもみんながきっと演劇バカで、そうやってつくってるんだろうなって思った。みんな、丞みたいな人なんだろうな。だったらいいな。ついにGOD座とのタイマンアクトのその日、あたしはあんまり不安はなかった。相変わらずMANKAIカンパニーの公演に安定感はないけれど、大丈夫だと思ったし、実際に大丈夫だった。まあアホほど泣きはしたんですけどね。そのときのカーテンコールの丞の泣きそうな顔が、いままで見てきたどんな王子様よりも素敵で魅力的で、嬉しくてほっとして結局キャパオーバーで泣いた。オタクはすぐに泣くんだよ。
ただ少し思うのは、これがもし本当に丞のやりたかった芝居なら、GOD座で丞は何を思って演じていたんだろう。あたしが好きだった丞を、丞はちゃんと好きだったのかな。あたしたちは丞に王子様の仮面を押しつけてしまっていたのかも、と思ったら途方もなくしんどくなる。もう謝ってもしかたがないけど、きらびやかな仮面じゃなくて、ありのままの「高遠丞」をあたしはちゃんと応援したい。今からでも遅くないよね?
願わくば、丞もGOD座でのたくさんの思い出を、愛しく思ってくれていますように。ワガママを言うなら、あたしが大好きだったGOD座の君も嘘や偽りじゃないって、楽しかったって、言ってよ。それだけがあたしの願いです。でももうなんでもいいや、生きててくれてありがとう、舞台に帰ってきてくれてありがとう。
ついでに。MANKAIカンパニーでの丞の劇団員ブログを見てあたしは笑ってしまった。プライベートの話も写真もない、来てくれたお客さんへの感謝と演劇の話だけが堅苦しく、しかし真摯に書かれたその短い文章に。大好きだ、あたしは一生高遠丞が大好きだ。
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