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はてなキーワード: レフェリーとは

2018-02-14

アマゾンアップル等を分割すべき、という記事翻訳 (続き)

https://anond.hatelabo.jp/20180214155553文字数制限?に引っかかってしまったのか途中で切れたので続きです。

「003: アメリカ政府より強力」~「005:ジェダイマインドトリック」の前まで

続きはhttps://anond.hatelabo.jp/20180214161344

003: アメリカ政府よりも強力

巨大テクノロジーに屈服してしまったのは連邦政府だけではない。アマゾンの第二本部への入札の一貫として、州とシカゴ市役人アマゾンに13億ドルの給与税を免除し、そのお金をアマゾンが適切と考えるやり方で使えるようにすることを提案した。すばらしい。シカゴ徴税権をアマゾンに渡してしまい、シアトル企業シカゴの住民に最適な方法でお金を使用してくれることを期待しているわけだ。

政府の服従それからひどくなるばかりだ。もしあなたアイスキャンディーを作って子どもたちに売ろうと思えば、高額な食品医薬品局のテストを無数に受け、また原料・カロリー・糖分を表示した完璧なラベルをつけなければならない。しかし、インスタグラムユーザー同意書にどんな注意書きが書いてあるだろう。我々はソーシャルメディアプラットフォームティーンエイジャーの抑うつ状況を悪化させていることを示す大量の研究存在を知っている。自分自身に問いかけてみよう。もしアイスクリーム子どもたちを自殺させやすくしているとしたら、我々はドレイヤーズのCEOがシリコンバレーのディナーで大統領の隣に座るのを肩をすくめるだけで見過ごすだろうか。

こうしたソーシャルメディアプロダクトがタバコと同様の中毒媒介システムであることを信じない人は、7才の子からiPadを取り上げようとして、自分の殺人計画を告げるような視線で見られるといった経験がないのだろう。この手のプラットフォーム中毒性を信じないなら、どうしてアメリカティーンエイジャーが一日平均5時間インターネットにつながったスクリーンに張り付いているのか、その理由自分で考えてみればいい。ソーシャルメディアが与えてくれる様々なご褒美のせいで、我々はまるでスロットマシーンの前にいるように自分の通知をチェックさせられ続ける。子供や十代の少年少女はこうしたプラットフォームがもたらすドーパミンの欲望にとくに影響を受けやすいという研究もある。多くのテクノロジー企業幹部自分の子供にはこうしたデバイスを触れさせないと公言しているのも不思議ではない。

以上のような問題は全て正当な懸念だ。しかしこれらの理由のどれ一つとして、あるいはこれら全てを集めたとしても巨大企業の分割を正当化する理由としては足りない。これから述べるのが、私が信じる四大企業を分割すべき理由だ。

004:トラストを分割すべき理由
経済目的

ヴァンダービルト大学ロースクール教授であるガネシュ・シタラマンの主張は、アメリカには中産階級必要であり、我々の代表民主制が上手く機能するために富がバランスよく分配されるよう、憲法デザインされているというというものだ。富めるものがあまりにも多くの力を持ってしまえば、寡頭政治につながる。だからアメリカ民主主義という舟を安定させるためには中産階級が舵にならなければならないのだ。

経済とそのキーとなる主体である会社の基本的目的は、中産階級を作り出し維持することであると私は信じている。1941年から2000年にかけてアメリカ中産階級世界の歴史においてもっとも優れた「善」の担い手だった。アメリカ中産階級は正しい戦争に資金を提供し、戦い、勝利した。高齢者の世話をし、ポリオ治療にお金を出し、人類を月に送り、世界の他の国に対して、自分たちモデルとなって、消費とイノベーション社会経済改革するエンジンになりうることを示したのだ。

経済の上向きのスパイラルは家庭と企業の間での循環に依存している。家庭が資源労働を提供し、企業がモノと仕事を提供する。競争は発明と優れた製品(ハッピーアワーリアビューカメラetc.)を提供するモチベーションとなり、車輪はいつまでも回り続ける。巨大企業ステークホルダーに対して莫大な価値を作り出す。それなのにどうして私たちの目の前で、歴史上初めて、他の国の中産階級が成長しているのに自分たちの国の中産階級が没落するという事態が起きているのだろう。経済中産階級中産階級が育む社会の安定を維持するためのものであるならば、我々の経済は失敗してしまっているということだ。

過去30年でアメリカ生産性が大幅に向上したのは間違いない。アメリカ消費者があらゆるレベル自由主義社会の羨望の的になったことを否定することはできない。しか生産性の拡大と消費者地位の向上の結果作り出されたのは、高給の雇用経済の安定をすばらしい電話と1時間以内に配達されるココナツウォーターと交換してしまうようなディストピアだった。

どうしてこんなことが起こったんだろうか。2000年代になってから企業投資家が夢中になったのは人間をテクノロジーで置き換えることによって急速な成長と利益の急拡大を可能にしてくれるような企業だった。こうして作り出された巨額の富が安価資本を引きつけ、他のセクター脆弱になった。古い経済に依存する企業と巣立ったばかりのスタートアップには何の希望もなかった。

結果として出来たのは企業にとっても人々にとっても勝者総取り経済だった。社会イノベーション経済の側(領主)とそうでない側(農奴)の二つに分かれてしまった。一つの素晴らしいアイデアがウン億のベンチャーキャピタルを集める一方で、普通の人、あるいはただ幸運でなかった人々(私たちのほとんどだ)は退職後の貯金をするためにもっともっと働かなくてはならなくなった。

億万長者になるのが過去に比べて簡単になったり難しくなったというわけではない。痛いほど明らかなのは過去30年で見えない手が行ってきたのが中産階級を締め上げることだった、という事実だ。30歳の人間がその両親が30才だったころに比べて貧しくなったのは大恐慌以来始めてだ。

何か手を打つべなのだろうか。こうしたイノベーションアイコンたちが、経済の調子を保つための一時的撹乱を行っているだけだとしたらどうしよう。トンネルの向こうではより強い経済と高給が待っているという見込みはないんだろうか。しかしこんなことがありえないという証拠はすでにある。事実、二極化は勢いを増しているように見える。これは我々の社会に対する最大の脅威だ。これが自分たちの住んでいる世界なのだから仕方ないという人も多いだろう。でもその世界私たち自身が作り出したものではないのだろうか。百万人の百万長者を生み出すことからひとりの一兆長者を生み出すことに、私たち意図的アメリカの使命を変えててしまったのだ。アレクサ、これって良いことなのかね?

マーケットは失敗してる、どこでも

今まさに我々は劇的なマーケットの失敗の只中にある。そこでは政府が巨大テクノロジー企業への大衆の熱狂によって黙らされてしまっている。頑丈なマーケット効率的で強力だが、グランドに定期的に入って旗をあげ、チームを動かすレフェリーなしではフットボールゲームが成立しないように、枷のない資本主義私たちにもたらしたのは気候変動、抵当危機、そしてアメリカ医療保険だ。

独占はそれ自体常に違法だったり望ましくないものだったりするというわけではない。単一企業投資を行い、安価サービスを行うのが合理的であるところでは、自然な独占が存在する。しかしこの場合トレードオフとして厳しい規制が伴う。フロリダ電力は1000万人にサービスを提供し、親会社であるネクストエラ・エナジー時価総額720億ドルだが、その価格とサービス基準市民受託された人々によって規制されている。

対象的に四大企業は厳しい規制なしに独占「的」な権力を維持しおおせている。私が彼らの力を「独占『的』」と表現したのは、アップルだけは例外かもしれないが、彼らがほとんどの経済学者が独占の核心だと考える、顧客向け価格の釣り上げを行ってはいないからだ。

しかし、四大企業は我々が本能的に感じる大きな政府への反感を見事に利用し、競争が――私有財産賃金労働自発的な交換、価格システムと同様に――資本主義エンジンの不可欠なシリンダーであることを忘れさせてしまっている。彼ら四大企業サイズの巨大さに加えてチェックを受けない権力によって競争市場は抑圧され、経済本来目的を果たすことも阻害されてしまっている。つまり、活力ある中産階級を作り出す、という目的だ。

空気の供給

どうしてこんなことが起きるのだろう。1990年代マイクロソフトがどうやってネットスケープの息の根をとめたかを思い出すのは有用だ。はじまりは何の問題もなかった。ある会社が優れた製品(ウィンドウズ)を作り出して、それがセクター全体へのポータルになった。今であればプラットフォームと呼ばれるだろうものだ。その成長を維持するため、その会社はそのポータルを自社製品(Internet Explorer)の方向に向け、パートナー(Dell)をいじめ競争シャットアウトした。ネットスケープブラウザの方がより人気で90%のシェアを得ていたとはいえ、マイクロソフト意図的インターネットエクスプローラーを援助しているのでは勝ち目はなかった。

同じ状況は四大企業ではどこでも起こっている。グーグルが上手くマネタイズできるよう、検索結果の最初のページがゆっくり支配されていくことや、iPhoneの画面上の準標準プロダクト(アップルミュージック等)、強豪相手(Snap)を邪魔し、叩きのめせるよう会社(フェイスブック)の持てる全ての資源を按配すること、他の会社がとても競合できないような要求水準の設定と攻撃的な価格設定(アマゾン)。

(不)自然な独占

しかしたら消費者にとってもこういった「自然な」独占の方が都合が良いのかもしれない。しか司法省の考え方は違ったようだ。1998年に、連邦政府マイクロソフト相手に訴訟を起こし、反競争的な慣行を非難した。裁判を傍聴していた人が報告するところによると、マイクロソフト幹部インターネットエクスプローラーをタダで提供することで「ネットスケープ空気の供給を断」ちたかったと証言したのだそうだ。

1999年11月に、ある地方裁判所ではマイクロソフト反トラスト法に違反しており、会社を二つに分割することを命じるという判決が出た(一つはウィンドウズを売り、もう一つはウィンドウズ用のアプリケーションを売る)。会社分割の命令高等裁判所却下されたが、マイクロソフトは会社の独占的な慣行を抑えることで最終的に政府と和解に達した。

和解内容に対して甘すぎるという批判もあったが、司法省があの時マイクロソフトを有望新進企業を芽のうちに潰してしまうという罪状で警告することがなかったら、今のグーグル――今や7700億の市場価値があり、自由市場の信奉者にとっての希望の的だ――が存在しえたかどうか、考えてみる価値はある。反トラスト法がなければ、マイクロソフトマーケットの独占を利用して、ちょうどウィンドウズによってネットスケープ安楽死させてしまったように、グーグルよりもBingを使わせるよう仕向けていただろう。

司法省マイクロソフトに対する訴訟が、マーケットに新鮮な酸素を送り込むという点で最も大きな効果を持った例であることは確かだ。株価にして何兆円ものドルを解き放ったのだから。四大企業による力の独占は、酸素不足のマーケットを作り出してしまった。私は何十回も小さな会社によるベンチャーキャピタル向けプレゼンを聞いたことがあるが、そこで説明される内容はどこでも、いつでも同じだ。「四大企業とは直接戦えませんが、四大企業の買収先としては素晴らしい会社になれます」。その細い針の眼を通すことが出来なければ、会社はその幼少期を生き抜くために必要酸素(資本)を絶たれてしまう。IPOもベンチャーキャピタル資金提供を受けた企業の数も過去数年で着実に減少している。

かつて「悪の帝国」そのものだったマイクロソフトと違い、グーグルアップルフェイスブックアマゾンは巧妙なPRを洗練されたロビイング――オプラ・ウィンフリーコーク兄弟をかけ合わせたようなものだ――と組み合わせて、マイクロソフトに課されたような批判からほとんど逃れおおせている(https://anond.hatelabo.jp/20180214161344に続く)

2017-11-01

情弱はてなのみなさんってまだ企業叩いてるんですね

結局ハンドしてサッカーしてる選手がいるいじょう、こっちもハンドしてサッカーするしかないんだよね

問題はそれをスルーしてるレフェリーとかサッカー協会問題だろって話なのに

なぜか企業であるプレイヤー批判が来る

悪貨が良貨をつぶしまくってるんだから悪貨にたいしてきちんとレフェリングすればいいのに

結局厚生労働省問題なんだよ

でもまぁその厚労省ブラックなんだからお笑いだけどなwww

2017-08-17

日本問題ってレフェリー仕事しないってことだよね

ブラック企業問題なんてその典型でさ

社長が糞だ、上司が糞だなんていう観測範囲の不満はだれでも指摘できるんだけど

じゃあ厚労省労働基準監督署やら労働組合はどうなんだって話でしてる人ってそういないんだよ

サッカーみたいに隣で色かえて監視してるわけじゃないから、馬鹿にはわからない

俺がネットブラック企業って言葉をしってもう16年(2001年にネットはじめて2chで知った)だけどさ

ようやくなんか働き方革命とか言い出してんのな

そんでようやくブラック企業リスト実名で発表しますとか言ってんの

いやいやいや、遅すぎない?仕事しなさすぎにもほどがあるよね

ルール作るのはいっちょ前だけど

そのいっちょ前作っても笛吹かなきゃ意味がないよねみたいな話

からなんていうか、テレビ番組の内容の問題テレビ局じゃなくスポンサーに苦情を出すのが効果的だみたいな話なのよ

労働問題上司とか社長文句言っても無駄なのよ

2017-07-26

コメント欄に押し寄せるレフェリーたち

ある記事に対して正しいか否かを議論することがいつも適切だろうか。

少し前にこんな記事東洋経済オンラインに載った。

「男はみんな「元カノの成分」でできている」http://toyokeizai.net/articles/-/181141

この記事の内容は、作家である筆者が、自身人生に影響を与えた元彼女との思い出を語るものである

コメント欄では当てはまる、当てはまらない、キモイ、一緒にするななど議論を呼んでいる。

さて、この記事は本当に「男はみんな「元カノの成分」でできている」と主張する文章だろうか。

言及しているのは以下の箇所である

>よく男は未練たらしいとか、元カノはずっと自分のことを好きだと思っているんじゃない? とか言われる。でも言わせてほしい。それは違うのだ。

>男は昔の恋人を「忘れない」のではない。男は昔の恋人で「できている」のだ。

(中略)

>だから男が昔の恋人のことを、ついこの間のことのように生々しく思い出したとしても、

>「それがあなたの成分なのね」と笑って(笑わなくてもいいですが)許してほしい。

文末の許してほしいという言い回しからすれば、ちょっと後ろめたさを感じつつも

元カノ(あるいは女性たち)に自分気持ちを訴えているという程度だろう。

そもそもこの文章ほとんど筆者個人の話しかないし、明らかに男の性を主張するものではない。

まり、文の焦点が違うのだ。

ところがこの記事コメント欄は、男が元カノの成分でできているかどうか、その成否判定で溢れている。

別に自分が当てはまらないとコメントすることがダメではない。しかし野暮なのだ

例えば「向上心のない者はばかだ」という文章はとてもインパクトがあるが、その正しさについて議論するのは焦点がズレている。

ニュース論文であれば正しさが第一観点でもよいだろう。

だが正しさが肝心でないものまでその議論をすべきだろうか。

はいかなる場面でも正しさの議論を繰り広げてしまレフェリーのような人たちを、野暮だと思うのである

2017-05-30

人の彼女を寝取ろうとした人間の戯言 1

あれは去年の冬、僕が22歳の時だった。大学が嫌になってしまって実家帰省していた僕は地元バイトをしたりしながら、フラフラしていた。課題もたまっていたしやるべきことが溜まっていたけれど、そう言うことから逃げるために実家に帰っていた。そして毎日毎日意味もなくバイトをする中でインターネットけが僕の癒しで、特にSNSを楽しんでいた。

そんなある日、僕の元に知らないアカウントから連絡が来た。なんでも自分高校の5つ下、17歳の後輩の女子しかったけども、プロフィール出身校など書いていない僕をどこで知ってなぜ連絡が来たのかはっきりわからなかった。けれども、とりあえず連絡を取り合って見た。

そして彼女から話を聞いていく中で、僕は驚きの事実を知った。高校の同期の非リア非モテ童貞だと思っていた友人が実はその5つ下の後輩と付き合っていた上にすでにセックスをしていたと言うことが明らかになったのだ。リア充童貞だったわけだ。ただ彼は彼女に対し自分高校時代について多くを語ろうとしなかった。だから親友である僕に彼の高校時代などについて一度話を聞いて見たいと連絡が来たのだ。

正直彼は容姿いいわけではなく、オタク権化みたいな見た目で、彼自身も非リア芸をSNSで展開していたし、それは疑うことのない事実だと思っていた。しかしそうではなかったんだ。正直裏切られたと同時に、やることやってんだな、とも思った。

高校の同期が女子高生交際している上にセックスまでしている、それだけなら同期で集まった時にみんなで話して盛り上がるゴシップの一つに過ぎなかったのかもしれない。でも話を聞いていくと同期のクズっぷりが少しずつ明らかになった。

初のセックスに関しても彼の童貞卒業、そして彼女初体験にもかかわらず全く愛がないセックスでげんなりしてそれ以来セックスはしていないと聞いたし、記念日プレゼントもなければ普段愛情表現もなくて、一方的彼女が彼に奉仕している、そういう関係だった。髪型彼氏指定する髪型強制させられていて、彼女はなぜ自分彼氏のことを好きなのか理解できないとすら言っていた。それを聞いた僕は奴隷だな、と言うのが素直な感想で、僕は義憤に駆られたけれども、どうすればいいかからなかった。そんな折、彼女から二人でカラオケにでも行って一度彼氏愚痴を聞いて欲しいとの誘いが来た。

行くべきか悩んだ末、興味本位で僕は行くことにした。

カラオケボックス彼女から話を聞くにつれ、彼女の健気さに僕は惹かれた。正直可愛かった。可愛いと言う感情は弱い生き物に対して抱く感情のそれであると以前聞いたことがあるんだが、まさにそれだ。それに僕と彼女は本当に馬が合った。本当に盛り上がって、かなり長時間カラオケボックスに居たものの全く飽きることなく、そしてカラオケにもかかわらず全く歌を歌うことなく終わった。

でもその中で、彼女と僕は盛り上がりすぎた。最初ソファの端と端に座っていた僕らは少しずつ距離が縮まっていって、いつしか隣同士になった。健気な彼女努力と、彼氏愚痴を聞いていく中で彼女努力を褒めるために彼女の頭を撫でると、彼女は甘えた声を出し始めて、一気に触れ合う面積が増えた。少しずつ彼女の息も荒くなって、彼女は「キスしよ?」と禁断の提案をして来た。

その頃僕は東京彼女が居た。でもその彼女とはただ単に互いに異性が欲しいから仕方なく繋がっていただけの、愛のない関係だった。実際実家帰省していたからといって寂しいと言う感情もなく、こまめに連絡を取り合うこともなかった。そういうある意味冷めた距離感というのが居心地が良かったのでもあるが、まあとにかくそういう関係だった。

それでも僕は彼女持ちだ。僕は迷うべきだっただろう。しかし僕は全く迷わなかった。正直に言うが全く迷うことなく、僕は彼女と唇を重ねた。彼女は小刻みに震えながら、僕と濃密なキスをした。いろんな女性キスをして来たが、今までで最高のキスだった。もう僕は止まることはできなかった。彼女の小さな体を抱きしめ、何度も何度もキスをした。

22歳にして、17歳の女子高生カラオケボックスで抱きしめ、キスをした。彼女親友恋人でもある。でも僕はもう、彼女が好きになっていた。たった数時間会っただけにもかかわらず。禁断の関係だった。もはや漫画小説かと言うレベルの話である

そして彼女も、「もし先輩に先に出会っていたら、先輩を好きになってたと思う」と言って来た。もう僕たちは停車位置を大きくオーバーランして、暴走していた。

最後彼女は「これは『共犯』だからね」と言って、互いに今日カラオケボックスで何があったかは互いの恋人に対してだけでなく、多くの関係者や友人に対しても秘密にすることを約束した。

そして僕たちは『共犯』という名の元に、互いに恋人がいるにもかかわらず、いわば「セックス抜きのセフレ」として、今後もイチャイチャして行くことにした。僕たちは互いに本命恋人いるから本気にならないようにしながらも、イチャイチャしていこうという約束だった。でも僕はすでに本気だった。しかし同時に彼女親友彼女でもある。

この感情相談するのに適切な人間はなかなかいない。高校同期の友人に相談しても手を出すことを制止されるに決まっている。そんなわかりきった綺麗事なんて僕は欲してないんだ。ただ、この複雑な状況において、この僕の走り出した熱情に対し、手を出しちゃいけないならなぜいけないのかを納得させてくれる、そう言う人間必要だった。

から僕は恋愛経験豊富な年上の知人男性にどうすべきかを聞いた。その時その人は「その女子高生を落とすしかない」と言った。その知人は僕と東京彼女の冷めた関係についても知っていたので、そこまで本気で好きになったのなら、いくところまでいくべきだと言った。そして両方を目指すのはダメだ、どっちかにしないといけないとも言われた。

僕はそれを聞いた数日後に、東京彼女に対して別れ話を提示した。色々あったけれども、互いに冷めた関係でもあったので大きく揉めることもなく、すんなりと別れた。

また同じ時期に東京飲み会に参加した時のこと。普段占いなんて気にしない僕だったけれども、飲みの席で占い勉強していると言うとある女性自分運勢を占ってもらった。すると、恋愛運はあまり良くない。そして運命の人とはまだ出会っていないと出た。ちょっと参ったな、と思いつつもその時はあまり気にしなかった。

そして実家に戻った僕は、「高校同期と彼女関係健全化を図る」という名目のもと、彼女会合を重ねた。その時の僕は同期との友情も維持しつつ、あわよくばJKと仲良くしたい、付き合いたい、そういう感情だった。ただ僕はまだ本気で彼女のことを狙っていることを明かしていないのでそこまでガツガツ行くこともなかった。

JK彼氏(そして僕の高校同期)のことをここでKと呼ぶことにする。

バイトの合間を縫って彼女の家に行ったり、カフェで待ち合わせしたりして僕は彼女愚痴を聞いたり、彼女がKにどういうことを求めているのかなどを聞いて、Kと彼女関係を取り持とうとした。とにかく僕は目的だけは真面目だったので彼女の家に行く際もマナーや態度にも最大限を気を使っていて、彼女のご両親からも認められていた。今の彼氏(K)よりも僕の方がいいんじゃないか、みたいなジョークすら言われていた。

そんな後ろ盾を得た状況だったので今思えばKに対してなかなかひどいことも言って、申し訳ないことをしたとは思う。でもあの時僕は義憤に駆られていたし、間違ったことを言ったとは思っていない。ただもう少し表現方法は色々あったかもしれないなと今反省している。

しかし僕はいずれ彼女のことを本気で好きであることを明かさねばならないとは思っていた。そして彼女もある程度察していたのか素直に自分欲求を言ってみて、と聞いてきた。だから僕は素直に彼女のことが好きであると言うこと、そして東京彼女と別れたことを説明した。彼女特に驚くことはなく、「それなら奪い取るために頑張ってみて」と、対立構造明確化させた。こうなった以上僕も男だ。やるしかない。

僕は彼女の家にしょっちゅう通った。行くのは彼女から来て欲しいと言う相談がある時だけで、僕から行きたいと言い出すことはない。もちろん目的彼女と話をしてKのどういうところが問題なのかを聞き、そしてより良いKと彼女関係の構築を目指してどこを着地点にするのかということを僕が第三者的視点から検討するという目的だった。

役人出会い系バーに行って問題になったりもしているけれど、僕の場合は本当に調査目的だった。それは事実

でもカラオケボックス燃え上がった僕と彼女関係簡単に消え去るほど弱い火ではなかった。

彼女と会うたびに僕は彼女を抱いた。とにかく抱いた。それは彼女から求めて来た。僕が先に手を出すのは良心の呵責に堪えなかったからだ。でも僕が彼女に求めていたことでもある。互いに『共犯』という名目のもと、とにかくイチャイチャした。それに僕は少なくともKよりはセックスが上手いという自信があった。実際彼女は僕とイチャイチャしてる時、ものすごく感じていた。そしてある時には一緒にホテルに泊まってイチャイチャすらした。

体の相性って存在するんだな、と思った。多分体の相性が良かったんだと思う。とにかく楽しくて、正直離れられそうになかった。

肉体関係だけじゃなく、普通に喋っていても楽しかった。しょうもないことから大事なことまで、いろんなことを話している中で僕と彼女の考えは非常に近かったし、話していて本当に楽しかった。ここまで女性と話していて楽しかったことはない。彼女は聡明で年上の僕の話にもついてきて自分なりの考えを臆することなく話すので、話していて楽しかった。女の子と話しているのではなく、一人の大人と会話している感覚だった。正直尊敬の念すら抱いた。

イマドキのJKみたいなくだらないこと、当たり障りのないことをグダグダ喋るようなタイプではなかった。例えるならPulp Fictionのミアみたいな女性だった。気まずい沈黙は嫌うけれど、それを回避するためのつまらない話も好まない。そう言う、少しめんどくさいタイプではあったけれど、考えが近かったぶん色々話しやすかった。

やがて僕は彼女とKと僕の3人で集まって話す機会を何度かセッティングし、関係改善突破口としようとした。表向き僕はレフェリーとしてその場に存在していた。その中でKは幾度となく彼女を泣かせた。僕の目の前で僕の好きになった女を泣かせるKという男が僕は憎かった。幾度となく傷つけ、そして傷つけたことへのリカバリーも十分ではなく、それがまた彼女を傷つけた。なんで、なぜ、そんなにも無神経になれるんだと。なぜわかってあげることができないんだと。本当に僕は怒りで体が震えた。

そんな状況だから僕と彼女は本当の意味で互いに好きになり始めていた。最初は僕が一方的に本気になっていただけなのに、彼女の方も本気になりかけていた。本当に幸せ時間だったし、僕は彼女のあらゆるものを欲した。

そうして僕たちは幸せイチャイチャし続けていた。でもそれと同時に僕はKと彼女関係改善のための努力も続けていて、Kは確実に良い方向へと変化し始めていた。僕は完全な悪にはなりきれなかったから、Kと僕との関係も守りたかったし、Kと彼女関係最初の対等じゃない関係を改めて改善するつもりだったし、僕と彼女関係に関してもこのまま幸せになりたいと思っていた。

しかしその3つは最初からどうあがいても両立できないものだと今ならわかる。でもあの時の僕はとにかく今Kと彼女関係マイナスになっているのでそれを僕の努力で0にまで戻してやり、その間に僕が彼女との関係で大きくプラスを稼げば彼女は確実に僕を好きになるだろうと。そしてその結果僕とKとの関係が多少冷え込んだとしても僕の努力についてKは僕に感謝するだろうし、長い付き合いだから関係が切れることはないと考えていた。それにもしKとの関係が切れたとしても彼女を手に入れることができればそれでいいとすら思っていた。

そうして僕の計画軌道に乗り始めたところで僕は年度末が迫って来て忙しくなり、東京に戻って大学職場関連の手続きなどに追われ、彼女にあまり会えなくなった。それでも僕はずっと彼女のことは好きだったし、片時も忘れることはなかった。

そして僕がつらい時期を乗り越えることができたのも、彼女のおかげだと今も思う。彼女からもらった励ましの言葉や時には彼女に叱責されたことも思い出して、そうして僕はつらい時期を乗り越えた。ただ優しくするだけなら誰にでもできる。僕のためを思って叱ってすらくれる彼女を僕は本当に心の支えにして、必死に生きた。必死だった。

僕はその頃メンタル面に問題を抱えていて、父からもそのことについてよく怒られていた中で、彼女が本当に僕のメンタル面の改善において決め手となる後押しをしてくれた。これが僕の中では本当に嬉しくて、Kも変わっただろうけども僕も変わったぞと、はっきり胸を張って言えると思っていた。

そうしていつしか冬が終わり、春になった頃。Kと彼女関係改善に関しては僕の努力によりある程度目処が立って、一時かなり冷え込んでいた二人の関係も多少回復していた。

それでも僕は絶対彼女が選ぶのは僕に違いないと信じていた。そこに根拠はない。でも僕は絶対にKよりも僕の方が彼女幸せにできると確信していた。それは内面もそうだし、就職も決まっていて収入もそこそこ確保されていて、より現実的選択肢だと自分のことを思っていたからだ。

しばらく会えなかった中で彼女3月末に久々に会うことになり、一緒に花見をしながら互いの話をする中で僕と彼女はやっぱり馬が合うなと確信したし、彼女公園であるにもかかわらず僕にすり寄ってきて、僕のことを好きだと言った。僕はほぼ勝利確信した。

そして新年度が始まり、ある程度忙しさの峠を越えて、先日僕が久々に彼女とまとまった時間話す機会を得た。と言うより彼女から話したいと言って来た。久しぶりだ。「今話しても大丈夫?」と聞いて来たので僕は少し嫌な予感がした。でも僕は大丈夫だと答えた。

内容はKと彼女と僕、3人の関係についてだった。

↓続き

http://anond.hatelabo.jp/20170530080621

2017-01-27

主張したいことがないと論文かけないなら博士課程なんて辞めてやる

だって大学院入ったばかりの頃はもうちょっと希望に溢れてバリバリがんばるぞ!とか思ってたはずなんだ。

工学部機電系就職も恵まれてたのにそれを捨てて理学系に来たんだ。当然そのつもりだった。

研究室セミナーで数々のマスハラをうけても、進捗報告で「それは違う、君の言ってるここはおかしいでしょ!」って毎回のように炎上しても、それでもちゃんと耐えていられると思ってた。

甘かった。

いつ頃からか、毎週の報告会が近づいてくると脈拍がおかしくて胃がひっくり返りそうな感覚で何度も嘔吐するようになってた。

たぶん酸蝕のせいか前歯が欠けていることも、言われて初めて気がついた。

精神安定剤睡眠導入剤は一度それに頼るようになると増えることはあっても減ることなんてない。

ただでさえ立派な肩書きのついたおじさんってだけで私にとっては威圧感を感じるのに、私のためだけに一対一で圧迫面接を毎週やってくれるのだ。こんなに効率的に削られる環境もそうそうないだろう。

処世術を身につけた私は、報告会の時にはなるべく断定的なことをいって詰められるより、ボスの気分を害しないよう曖昧な返答に終始するようになっていた。

詰められるかわりに今度は「何言いたいの?意味がわからないんだけど。」と言われる回数が増えていった。

でもあからさまにマスハラ受けるよりはそっちの方がずっとマシだ。ボスよりずっと私のことをよく知ってる友人たちにもよく言われてることだし、たぶん自分でも言ってる意味がわかってないことのほうが多いから。なんで間違ってるか自分でもわからない詰められ方してる時より、そうだよなあやっぱりわかんないよなあ、って自分でも納得できたから。

D進するかどうかは悩んだけど、親類縁者で理系大学院にいくのなんて私が初めてで両親はそんな私を誇りに思ってくれてた。研究テーマが決まってなくて学振すら出せなかったけど、それでも両親は支援してくれた。まだいける、まだいけるはず。

療養のために半年休学したりもしたけど、なんだかんだで3年乗り切ってきた。幸いなことに後輩の卒研指導などの役割分担からは外されていた。自分のことだけで精一杯な現状に引け目を感じつつがんばって、なんとかようやく原著論文投稿にお許しをもらった。レフェリーコメントが帰ってきた。introduction からなかなcriticalな指摘がきてる。進捗報告の時に改定案を見せなきゃ。

見せたところで帰ってきた返事は「言ってる意味がわからない、つまりどうしたいの?」。いつものことだ。昔の私じゃない。こういう時はどうするか?ボスがどのように理解したがってるかなんてこっちは知ったこっちゃない。こちらが取りうるほぼ唯一の戦略はどうとでも取れる玉虫色の返答をジャブとして繰り出して、相手の出方に応じて適切な返答を作る。即興ながら官僚の作る国会答弁問答集にだって負けないぞ!私の頭はキレッキレだ。

いつものこと、どう返事したかなんて細かいことは覚えてない。その代わり、呆れ返った声で彼が返した言葉はジャブどころか私に向かってストレートに投げつけられてきた。

「あのねえ、◯◯さんがこの論文でどういう事を主張したいのか、まずそれをはっきりさせてくれないことにはこっちだってアドバイスしようがないんだよ」

なんで今更そういうことを言ってくるんだ。私が何を主張しないべきかだけはあれだけしっかりわかってるくせに。辛い。苦しい。私は何を主張したいべきなんだ?わからない。わかってたらもっとはっきり自分意見を今までも言えてきたはずだ。でも私が知ってのは、ただただ「私は何をしないべきか?」。それだけだ。

「何をしないべきか」を彫刻刀で一つづつ削っていったら、版画みたいに「何をするべきか」がネガとして浮き上がってくる、そううまくはいってくれなかったようだ。

私は何をしたいべきなんだろう??最初論文の主張の話だけだったはずなのに、考えれば考えるほど、この問いに人生のものまで絡め取られていってる気がする。

何をしないべきか?逃げ出すことが敗北なのはわかってる。ボスだけじゃなく共著者みんなに対しても無責任なことだ。中退なんて高校だけでもうたくさんだ。でも、いくら「何をしないべきか」を潰していっても、どこからも「何をするべきか」は浮かび上がってこない。あとどれだけ「何をしないべきか」を潰していけばこの暗闇の中から一筋のネガが見えてくるんだろう。

疲れた。来週もまた研究室に行ける気がしない。レフェリーへお返事書く期限もたぶん間に合わない。「何をしないべきか」だけははっきりわかる。もっと別のことを私はわかりたかった。とにかくもう疲れた

2017-01-11

新しいプロレスの決め技考えた

ヒールレスラードーピング薬を相手ぶっかけた直後、結託したレフェリー検査キット持ってくる

2016-11-07

ブラック企業問題っていつも会社とか経営者文句言うけどさ

じゃあお前らは何か対策とってるのかって話で

ネット愚痴る程度じゃない?

昔はハチマキして旗もって運動してた映像みるけど

最近じゃほんと聞かないよね

なんかダサいよね~とかいってさ

その結果が今なんじゃないの?

あと、国は何してんだって話だよね

違反した選手を見て見ぬ振りするレフェリーがいたら

まずたたかれるのはレフェリーだよね

労働レフェリーは何してるの?

2016-05-08

五ヶ月付き合った見合い相手マックで会うのが妥当と言われたが公開処刑される身の上も考えてくれと言ったらなぜか謝罪され城跡に登る事になった理由とは

あった出来事を列記したら、もはや最近ラノベタイトルとかを通り越して、むしろスパムメールの件名みたくなってしまった。

主人がオオアリクイに戦いを挑んで幾星霜とかそんなの。(うろおぼえ)



本日ノルマダイエット終了後の追記:おおうまた忘れた。http://anond.hatelabo.jp/20160417155219の続きね。

あとなんか突然トラバ返しするのが凄く億劫になったので全レスやめる。なんだろ急に。ダイエット疲れかな?




本日の対戦カード



閣下見合い相手婚活初心者。すっごいえらそうなので閣下。でもすっごいえらそうな態度ではないとの本人談。

吸血鬼書き手婚活ベテラン。紹介者から初心者向けとか男嫌い向けとか人嫌い向けとか思われてる疑惑



デートもとい閣下と会う前に改善した事>



・財布と定期入れを新調(ブランド物って馬鹿高い)

レシートは速攻で捨てるようにした(別にもともとレシート貯める趣味なんざない)

カード類は財布に三つ付いていたカード入れの、外から見えない場所に二か所に分けて収納(かさばる)

ダイエットは一日一時間〜二時間、平均時速2km継続中(緩やかに痩せつつある)



前哨戦


閣下が「デートとかする段階じゃない」「マックとかで会って話して距離を縮めるべき」みたいな事を言ってたので、とりあえずご希望通りにマックで会う。

仕事の後に一時間運転して閣下地元へ。いつも通りの五分前行動で、待ち合わせ時間より早くマックへ行くと驚天動地、なんと遅刻常連閣下が待ち合わせ時刻よりも早く来ていて、レジで注文している。

内心で感動にむせび泣きつつ挨拶するとそっけない態度。声もかけたが返事もせず二階席へ。不機嫌そう。



<言われた事リスト



「車とか財布とかなぜ買うのかがわからない」(貴女が買えって強制したようなものでしょう閣下

「何で相手から言われた通りにしてしまうのかわからない」(貴女と仲良くしようとしているからなんですが閣下

はいはい言われていたら流されている気分になる」(いいえという選択肢ないじゃないですか王様

本心を言えばもっとカッコいい人がいい」(ホントに凄い爆弾ぶつけてきます閣下

もっと身なりに気を使った人がいい」(ホントに何で合コンとか行かないんですか閣下

男性としてグッとこない」(ホントに何で付き合ってるんですか閣下

「あまり話もふくらませてくれないし」(それはお互いが努力する事じゃないんですか閣下

意見を出さなければ一人で出かけるのと同じことじゃないですか」(意見を出して貴女の機嫌を損ねたくないんですが閣下

「何もこだわりがなければつまらない」(私は貴女面白がらせるために生きてるわけじゃないんですが閣下

「これまでの婚活相手じゃなく今目の前にいるのは私じゃないですか」(だから貴女に合わせているんですが閣下

「素直にならないと、いずれ続かなくなるから、素直になれ」(どちらにせよ我慢が足りなくて困るのは閣下なのでは)

もっと思っている事を喋れ」()



思っている事 = ここに書いてあるような事



詰んだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!



戦後処理



次に会う日を決めてバイバイした後で、閣下から(!)メールが届く。

閣下自分からメールを送ってくるのは初めて、件名にRe:が付いてないのも初めて)

「言い過ぎました、今の段階で言うべき事ではありませんでした」との旨。

すげー閣下が謝るの初めて見たよ、逆に怖えー、と思いつつも無難な返信をしておく。

でもまあ閣下が凹むのも何なので、

「私は閣下の好みじゃなくても、閣下の好みに合わせて変わる事ができます

みたいなメールも後で送っておく。

「金を掛けるのは、相手の好みに合わせて変わる事とは違いますよね」

みたいな長文メールが返ってくる。

このあたりが分水嶺だな、と思う。

正直に喋れとも言われたし、もうこれは回避しようがないかな、と諦めて

仕事柄あちこちの地元民にも顔割れてるし、各所のマックで延々と公開処刑すんのやめろや、あと価値観押し付けんなや」

メールする。

翌日やたらなっがい謝罪メールが届く。

価値観押し付けはしないしマックじゃない場所で会いましょう」との事。



本戦



うわーこえー、あれだけ口を慎まなかったお嬢さんが平謝りしてんよー、マジこええ。

と思いながら、地元民のいない個室タイプの店を探しておく。(閣下による公開処刑対策

日の出ている内からマックで会おうみたいな話になっていたがそれが方針変更になり、かといって閣下にやる気もあまり感じられなかったので、待ち合わせ時間そのままで閣下地元にある城跡へのハイキングに誘う。

いつもはグダグダグダグダ賛成とも反対ともつかない意見をダラダラ述べる人があっさり承諾した。

ハイキングなら弁当必須かね、と思ったのでサンドイッチおにぎり弁当を作って持って行く。



デート中言われた事>



城跡への道は三十分足らずというから楽だろうと思っていたら地獄

カモシカのようにひょいひょい登っていく閣下の後をぜえはあ言いながらついてゆく。泳いでてよかった。

折角持って行った弁当は「まだお腹すいてないです」との事で食べてもらえなかった。

蚊に刺されながら街を眺めて、すぐに下山する。

城跡の広い公園をぶらぶらした。閣下小学生時代シイの実収集ポイントが近くにあると教わる。(ヒャッハー今日一番いらない情報をゲットしたぜェーーッ!)

水道施設のそばにたむろす猫達を発見。猫にまみれて喜ぶ私と、距離を取る閣下



「先日は周囲も気にせず色々言っちゃってすいませんでした」(謝罪と言う割には不満げなんですが閣下

「カッコいいところを見せて欲しくて、感情的なっちゃって…」(いやそれどういう感情かわからないんですが閣下

「私がこうして欲しいなって相手に言うのが、負担に感じて…」(言ったのはご自身なんですが閣下

「そう言ったら溜息つかれたから、それも負担に感じて…」(溜息つかせたのはご自身なんですが閣下

「前の車とか前の財布とか、好きだったんですね」(別にきじゃないんですが、普通は人の持ち物に口出さないと思うんですが閣下

「買い替えた車も特にこだわりがなさそうだったから、あぁ、また話すネタが一つ減ったなって」(ていうかそもそもあなたから話題振る事自体が稀な気がするのですが閣下

「(猫は)あまりきじゃないですね。せっかく育てた家の畑の作物を荒らす野のケモノへの憎しみが…」(そうですかエボシ様)



私が過去婚活で利用したお店へ。個室多くて、店員外国人ばっかりの、外国料理屋。



「祝われると喜ばなきゃいけないなあって思って、負担に感じる」(交際相手とは反社会性をぶちまける相手ではないのですが閣下

自分の反応が芳しくなかった事で相手フォローしなきゃと思うと、また負担に感じる」(自分行為によって発生した結果ではないのですか閣下

「しぐさがいちいち丁寧で女っぽい」(私はノーマルです閣下

「お弁当とか作ってくるし、新しい車も女性っぽいし、女性的な人なのかなあと」(男女問わず婚活女子力重要です閣下

「食う時の姿勢は良くなった」(ありがとうございますですが本気でいつも上から目線ですね閣下

「だが口を隠すしぐさが女っぽい」(下品にならないよう隠しているだけです閣下

「歩く時に振る手の指が揃っていて女っぽい」(どこまで見てるんですか閣下

「礼をするときの指が揃っていて女っぽい」(ホントプラス評価をしてくれない人ですね閣下

「『そこまで見るのか…』とか言うのやめて下さい。“私が何も言えないから”」(言えない事に対して別の問題を感じたりはしないんですか閣下

「私があれこれ言った分、私にも、もっと綺麗になってくれとか言われたら困るなあって思って」(別に言いませんけどじゃあ何で反撃の予想される攻撃をためらいなくしてくるんですか閣下

「お互い本音で言い合って、それでぶつかって価値観が合わなくてダメならそれはそこまでの縁だったんだなって思うんで」(人を試すと人に嫌われ、縁を試すと縁に嫌われる、とは思いませんか閣下



仕事議事録とか書くからいつ誰が何を言ったかとかは割と覚えてる方だと思うけど、あまりにも発言量が多いため、書いておかないと忘れる。

というか忘れても構わないような雑談をにこやかにしたいのです。普通に婚活しに来てるんで、普通に婚活したいのです。

三ヶ月付き合って手も握りたくないくらいの完全拒絶だし批判も口をついて止まらないのに、破談にしないし、約束もするし、普通に出てくる。

はいえ、

別に私だけじゃなくて、恐らくどの野郎に対してもこういう態度なんだろうな。というのは接してて何となくわかるので、それ以上は言わぬが花か。

閣下も恐らく私と仲良くしたいとは思っているんだろうけど、これまで積み上げてきた人生が、たぶん許可しない。

積み上げた人生邪魔するなら、婚活積み上げて慣れてくしかいからなあ。

私も婚活初期は「よく知らない人といきなり交際とか言われてもなあ、楽しくもないのに笑顔なんて浮かべたくない」みたいな事考えてたし。


時間喋って、来週会う約束をして、バイバイ

帰り際に旅行行ったお土産をもらったので(うめぼし)、帰宅後すぐ、明日職場に持っていく梅おにぎり弁当を作り、携帯写真とってメールに添付して送付。(行動が女子

無事、「野菜も食え」とのご返信を頂きました。

あと「また城跡行ってもいいですよ」とか返ってきたので、これはツンデレ変換して「また城跡行きましょうね」と捉えておく。

が正直あそこはもう行きたくない。なぜなら…


足へのダメージが翌日の勤務終了後に一気にきたからだ。閣下のあの脚力は一体…。



<戦果>



・過剰に祝わない事を条件として、閣下誕生日をようやく教えてもらった。私の二週間前。(書いとかないと多分忘れる)

・私の誕生日簡素に祝ってくれるらしい(喜ぶべきところだろうけど簡素て)

・もうマックで、衆目のニヤニヤ顔の並ぶ先で公開処刑される事はなくなった

・その代わり、私の隠れ家的外国料理屋が新たな惨劇舞台に選ばれる事に

オーナーまじゴメン



<次回までに改善すべき事>



・男らしい歩き方、食い方、礼の仕方(一体どこで習えるというのか……男塾?)

男性としてグッと来させる(壁ドンとかしたら即ボディーブロー飛んできそうな人なんですがそれは)

・何か祝う事があっても、あまり大げさに祝わない

相手の反応が乏しかったりローテンションでもガッカリしない

サプライズはしない

閣下がどこか行きたがるのは珍しいので、また城跡に行けるように足腰を鍛えておく

・虫よけスプレーとかも買っておく



<次回の死守ライン



・これまでの経緯を客観的に見た場合登録者であり異性の紹介を受けている自分が「婚活やる気全くありませんアピール」をばんばんしてるという事にあまり気付いてないというか、客観視についてそれとなく指摘しても、「仲介人にきっちり話せばわかってくれます大丈夫自分の評判は自分で守りますよ!」みたいな事を堂々と言い切っていたので、そ う い う 事 じ ゃ ね え ん だ よ って事をどうにか穏便に伝える。

・たぶんすごく難しい



感想戦



要するに閣下本音で喋る相手でないと続かないって言いたいみたいだけど、

本音で喋ってぶつかりあって夕日の河原決闘して親友になるのは男同士の友情だと思うんだ。

まあやるけど。言われたからには合わすけど。ホントどうなりたいのこの子



<追記>



閣下じゃなくて吸血鬼自身はどうしたいん? みたいなトラバブクマコメが多かったんでこれだけ。



私はただ単に結婚したいだけで、

結婚するには目の前にいる相手に全力を尽くすのが最短”と過去の沢山の婚活経験から判断してて、

閣下根性気合に溢れてるおかげか私の目の前からいなくなったりしない以上は、

閣下結婚不安を感じる要素を除去しつつ、ひたすら仲良くしてゆきたいと思ってるだけなんだよね。

まあ不安要素なくなってから結婚の申し込みしても素直に頷かなそうな人だけど。(猫はあまのじゃく


尊敬できる相手結婚したいとか思う人は偉人伝とでも結婚してればいいワケで、私は普通にありふれた人間女性結婚したい。

から別に閣下欠点満載だろうがまるで合わない人だろうが構わないし、そもそも誰と一緒に居たって結局は疲れるんだから、誰かと暮らす=耐える、それが当たり前。

相手が誰でもいいという覚悟が無ければ婚活なんてできないし、どんな相手にも合わせるべく懐深く構えているけど、相手攻撃的だったり反抗的だったりすれば当然その分こちらのモチベは下がるし、向こうの評判も勝手に下がっていって向こうは自分自分を不利な立場に追い込む事になる。

過去にもいたけど「交際は二人だけのものから!」という理屈交際時に好き勝手する人って、仲介者とか紹介者というレフェリーがいて強い影響力がある事忘れてるんだよなあ。

一応説明はしたんだが・・・閣下全然わかってなくてスゲエ強気だったからなあ。無知は最強。



上のような記事の書き方だと、閣下に何か言われた時にすぐに反撃セリフを思い浮かべているように読めるかもしれないけど、実際、具体的な反論は家に帰ってゆっくり考えてからでないと出てこないんだよね。

というか実際に閣下がガミガミガミガミ怒ってんの見てる時って、なんかほっこりしてる。イキイキしてんなあって。

仲良くしなきゃって思うからひたすら落ち着かなくはなるけど、あまり怒りとかは覚えない。

閣下の言ってる事って文面に起こすとめちゃくちゃ失礼なんだけど、なぜか不思議と、実際に言葉として言われてる時は何かあんまり嫌じゃないんだよね。閣下人徳なのかねえ。

何だろう、口うるさいお母さんがお父さんを容赦なく責めたててる感じ? どっか微笑ましいんだよねえ。

2016-04-23

はてな国8箇条の憲法にあてはまるブロガーブクマカはアカウント消せよ

書き込みの際の基準な。

これにあてはまったら即死刑、はてなの決まりだ。

国の知性を維持するのは国の義務だ。

1,具体的な内容がない

互助会ブロガー仕事をするのは馬鹿らしいと思いました♡」

なんでそう思ったか、どういう事件バックボーンにあるのか、しなかったときリスクはなにか、馬鹿らしくない仕事はないのか、などなど深堀してからしゃべれ。

ブクマカ「わかってない」「ちゃんと読めてない」

典型的な思わせぶりっこ文。主張と根拠はワンセット、抽象度が高い文は内容ゼロレッテル貼り

2,ゴミみたいな内心の忖度

互助会ブロガー「目立つ人たちへの嫉妬でしょ?」

説明するまでもない、論外だから死ね

ブクマカ「叩いてるのは文才があって嫉妬してるからだろ?」

説明するまでもない、論外だから死ね

3,脊髄反射おじさん状態

仕事するのはバカバカしいよね~」「バカバカしいだと!舐めてんのか!?そんなんで生きていけると思ってんのか!?

具体化がヘタなバカ娘を即叩きに走る無能

なんでそう思うの?と問うてからしろよいくつだよおまえ

4,文脈確認せずに叩き

「日曜診療7000円ってたけぇなぁ」「アメリカ比較してみろ!そしたら安いってわかるぞ!」

表現との兼ね合いもあるが、文脈がなにか、メタメッセ-ジがなにか理解する努力ができない読み手は論外。

5,都合のいい解釈

4と反するようだが、好印象持ってる人の発言勝手に良く受けとるパターン

死ぬなら黙って死ねよ。自殺エンタメ化するな」「死ねとか煽るなよ」

「この人は煽ってない!!この人の本心エンタメ化されて悲しんでるだけ!!」

おれはこう解釈したがほんとうに正しいのだろうか?と自問自答してから書こう。

6,読み手から第三者から客観的に読めると思っている

第三者の冷静な意見としてちゃんと俺の考えも聞けよ」「ブクマカはレフェリー

第三者から冷静に読めていると考える読み手ほどタチが悪いものはない。

バイアス防衛機制第三者の読みにしろ自己投影にすぎない場合が多い。

自分の考えを精査する前に発言する読み手書き手とおなじく無責任

これをしないほとんどのブクマカは自分の思い通りにしてやろうと脊髄反射で口を開いているだけ。

7,自分がそのメッセージを発信する動機自覚的でない

「気に入らないから叩きたい」「正しい俺様理想通りに変えたい」「自分知的に見せたい」「アフィで稼ぎたい」「みんなからチヤホヤされたい」など自覚的であるべき。

もちろん他人にこれを言うのは2に当てはまる。

他人に言う前にまず自分のことを考えろ。

きちんとした動機なら表現にも気を遣うようになるし、議論のゴールをはっきりさせられる。

8,議論有意味正当性を探せる

そこそこ言語化ができる人間なら、いくらでも適当理屈をつけられる。

ただの知的ゲームにすぎない。それっぽいことを言い合ってるだけ。


発言する前に自分思考正当性を疑う

発言する際は自分発言する動機メタメッセージを明確にし、読み手の際は相手メタメッセージ文脈を探す

相手発言イラッとしたら自分偏見がないか確認する、イラッとした理由言語化する

相手発言イラッとしたら共有できる目標を探し、それを議論のゴールとする

相手発言イラッとしたら相手発言の「なぜ」「文脈は」を問う

このレベルができないバカフィードバックを受け入れろとか言われても、バカは死んどけとしか思えないのでよろしく

2015-10-17

悩ましい

3歳になるウチの息子はお母さんのことが好きで好きでたまらないようだ。

父親である俺には、まるで恋敵を見つけたかのようにバチバチした視線を浴びせてくる。

俺と奥さんが話をしているときまって割り込んでくるし、夫婦ハグでもしようもんならボクシングの名レフェリーのように割って入ってくる。

「子はかすがい」とか、いったいどこの誰が言い出したんでしょうか。嘘だろ、おい。

だがまあ、息子の気持ちも分かる。

俺も奥さんが自分のお母さんだったらきっと幸せで堪らないだろうな、と思う。

それくらい、ウチの奥さんが息子に注ぐ愛情の大きさと子育てスキルは高い。

大きすぎて高すぎて震える。

はいえ、俺が奥さんの息子になるということは、今の夫というポジションを捨てざるを得ないわけで。

奥さんと一生添い遂げられる今の立場を手離したくはないし、息子の気分も味わってみたい。

ああ悩ましい。

2014-03-15

STAP細胞剽窃問題についてのとある会話

A(私):STAP細胞問題についてある大学教授研究員がこんなことをつぶやいている。

これから査読を引き受ける際に、捏造剽窃まで念頭に入れて論文を読まないといけないとしたら、やってられない。 https://twitter.com/hirokagi/status/442575902942035968

理研STAP細胞問題で驚くのは、倫理観の欠如だ。ここまで滅茶苦茶だと、何を信じてよいのか分からない。写真を使いまわされても、画像操作されても、レフェリーが見抜くのは難しい。全ての著者の過去論文に全部目を通すのは無理だ。 https://twitter.com/galois225/status/442623715348455424

インチキ論文査読するのは全く無駄なので、査読した人たちのリソース時間)が無駄になる。上手に文章を書くところまでは許容範囲だけれど、データ自体捏造であるのは、許容されません。 https://twitter.com/buvery/status/442577799451119618

B(歴史学者):それは学問に身をおくものとして怠慢だ。そのような発言を学者研究者がしてはいけない。

A:しかし実際にこの問題をきっかけに今後チェック体制が厳しくなると、時間お金や人員を余分に割く必要が生まれるので、彼らの発言は愚痴ではあるがもっともでは。

B:このような学問の妨げとなるような発言をしてはいけない。あのような論文を上に通さないためにも査読とは時間をかけるものだ。

A:現存する全ての論文写真を把握するのは無理だ。だから不正はないというある程度の信頼性によって成り立っていたはずが、この一件でそれが崩れそうになっている。改善するために新たにリソースを割くことで効率も落ちる。彼らはそれを愚痴にしている。

B:愚痴を言うべきではない。論文というもの時間をかけて多くの人が査読審査するものだ。今回は気付けずにNatureにまで通してしまった理研内部の怠慢でもあるし、Natureにも厳しく審査をするレフェリーがいるはずなのにこうなってしまった。

A:では愚痴必要性については個人の主観なのでこれ以上議論する気はない。ただ彼らの言うように剽窃を完全に見抜くのは不可能だ。本来ならばNature剽窃100%完全に見抜くことは可能だと?

B:可能だ。Natureほどであればしっかりとしたレフェリー体制が整っており、何重にも審査している。しかしながら今回はそこの怠慢で起きてしまったミスだ。

A:Natureがどの程度の人員と時間をかけているかは不明だが、完全に剽窃を見抜くのは物理的に不可能ではないか。

小休止

A:Nature査読ポリシーがあったので引用する。

実際にNature査読ポリシー(Peer-review policy : authors & referees @ npg)には以下のような記述があります

(私なりの日本語直訳を併記、正確には元の英文を参照してください)

"If the manuscript is deemed important enough to be published in a high visibility journal, referees ensure that it is internally consistent, thereby ferreting out spurious conclusions or clumsy frauds.

(対象とする論文が)雑誌に掲載するに値する重要性があると認められるならば、査読者は誤った結論(spurious conclusions)や不器用不正(clumsy frauds)を探し出した(ferret out)上で、論文が首尾一貫していることを確認する。"

からさまにわかるような不器用不正査読で見抜きたい。

"Journal editors do not expect peer review to ferret out cleverly concealed, deliberate deceptions.

巧妙に隠された意図的な虚偽(cleverly concealed, deliberate deceptions)を査読者が見つけ出すことは期待しない。"

ただし、巧妙な不正を見抜くことは無理。

論文査読ではデータ捏造などの不正を見つけることはあまり期待されていない」 http://masa-cbl.hatenadiary.jp/entry/20140311/1394548424

A:次に雑誌記事を引用する。

日本マスメディアはなぜか『nature』を金科玉条のように扱っているんだが、同誌に掲載された論文の半分はのちのちの検証で間違いだったことが判明するそうです。もちろん『nature』では専門家らに論文査読させ、ある程度の裏付けを取ってから掲載します。しかし、それも完全ではあり得ない。これまで世界中に出ている全ての論文画像データに目を通し、それらを正確に記憶している研究者などいません。

「なぜ『nature』は「STAP細胞論文を掲載したかhttp://agora-web.jp/archives/1585914.html

A:これらのように、Nature査読する上で完全に不正を見抜くことは想定していないとしている。

B:それならばNature査読システムは腐っている。もしくは自然科学という分野が腐っている。査読過程不正を見抜くことを放棄してはいけない。

A:しかしながらこの査読ポリシー合理的だ。やはり現存する全ての論文を把握し不正を見抜くのは現実味がない。時間がかかりすぎる。

B:自然科学の分野においてはそうかもしれないが、人文科学、たとえば歴史学論文においては査読は正確に行っている。

A:分野の問題ではない。どの分野であろうが、膨大な数の論文がある現状で剽窃100%見抜くのは不可能だ。

B:不可能ではない。一体Natureの何を守ろうとしている?

A:今の文脈のどこにNature擁護する要素があったのか。自然科学人文科学の間に優劣をつけているわけでもない。剽窃を完全に見抜くのは不可能だと言っている。

B:あの論文を上に通してしまった人達責任がある。なぜチェックできなかったのか。このせいで世間から学問根底が疑われてしまう。

A:Natureに通すまでにあの論文を通したあらゆる人に責任は生ずる。この一件により、今後査読者は「この論文剽窃ではないか」ということを念頭に置かなければいけなくなり、本来不必要であった労力を費やすことになる。

B:これまでの多くの学者が労力を費やしていないわけがない。

A:労力を費やしていないとは一言も言っていない。さらに別の労力が必要になると言っている。

下平行線

2013-05-06

情報ソース権威の高い低いで信頼する・しないを決めるのは時代遅れ

自然科学トピックについてネットで議論になった時“(超有名な雑誌)”にのってたから間違いないの一点張りで,途中の理屈妥当性の議論に入れない人がいる.

学術雑誌レフェリーと全く相容れない感じになっても論文が載ることもある.議論を敢えてよぶためだ.

昔,英語があまりできなかったので間違いであれば指摘いただきたいが,Physical Review Letters って巻末の“こないだの○○の話,XXだからおかしいぞ”みたいなコーナーが結構盛り上がってたような気がする.

例えば CERN中洲産業大学理論が食い違ったとして,ヨーロッパの一流機関からCERN を信じちゃうのはせいぜい新聞社まで.(もちろん中洲産業大学浜名湖ホトトギスの凄い分解能のいい検出器を使ってるからとかなら別)

全てについては,i) その議論を咀嚼して正しい・筋が通っているとあなたが思う. ii) データに信頼が(まあ)おける. iii) 追試可能である.これらのうち一つでもかけてるものは,まあ,せめて“保留マーク付きの付箋”をつけてアタマしまうべきである.それをごっちゃにしてサイエンスに載ってるから,とか国際なんとかコミッティーの声明をそのまま報じちゃうのはせいぜいテレビまで.

それができない限り日本技術立国になれないし,787 の電池は再び出火する(と思う).

2012-11-14

動物の格闘観戦って今はできないの?

最強動物議論とか絶えないわけだしリアル猛獣同士が闘っている所を観戦できるショーが開催されたら

一代エンターテイメント産業になると思うんだが・・

力が互角な動物同士巨大な闘技場で戦わせて、どちらかが致命傷になりそうだとレフェリーが判断したら

中央に柵が現れて強制的に格闘を中止させるとか。

2012-04-02

(雑感)Facebookに見る実名主義と経歴社会

日本Facebook流行らないと言われていた。(実際には利用者数は増加し続けている訳でその懸念はどうだったのかというところに疑問を感じたりもするのだが)流行らないと思われていた理由に実名主義日本で受けないというものがある。実際、Facebook上にはニックネームらしい人物の多数登録されているので実名主義が完全に浸透したというわけではなさそうである

 そこで、日本で何故実名主義流行らないかを考えてみた。

個人の経歴に対する考え方の相違

 経歴に対する考え方が日本アメリカでは決定的に異なっている。どう異なっているのか?

日本

各個人の人生全てを判断しようとする。

アメリカ

各個人の成功歴を判断しようとする。

と私は考えている。つまりアメリカにおける経歴の考え方は、ある特定の個人がある行動を達成させるだけの能力があったのか、また現在その能力を有しているのかという判断指標であると私は思うわけである

ここではその例を一つあげようと思う。「マイクタイソン」と「江夏豊」を比較してみる。

マイクタイソン江夏豊

この二人を同列で並べるのは少し馬鹿げているかもしれないが、共に覚せい剤経験者でありその国のスポーツ分野において多大なる貢献をした人物という点では変わらない。

マイクタイソンの悪歴

耳噛み事件

翌年6月28日に行われた再戦では、ホリフィールドWBA世界ヘビー級王座に挑戦するが、耳噛み事件(雑誌等で世紀の噛み付きとも称された)を起こし、2回の耳噛みにより3R終了時に失格負けとなった。この反則行為により、試合後はリング上で大混乱となり、一年間のライセンス停止処分を受けた。

1999年に復帰するも、年に1試合程度と試合間隔が極端に開くようになる。2002年6月8日にレノックス・ルイスの持つWBCIBF、IBO世界ヘビー級王座に挑戦。結果は8RKO負け。2003年6月暴行容疑で再度逮捕

2004年4月15日K-1試合出場契約を結ぶ。日本国内でのプロモート契約であるが、薬物犯罪者という理由で日本に入国できなかったため、実現は不可能であった。2004年7月30日、復帰戦となるノンタイトルマッチで1ラウンド中盤で膝の靭帯断裂。その怪我が響き、ダニー・ウィリアムズに4ラウンドKO負け。2004年12月、器物損壊容疑で逮捕

波乱に満ちた生活

2006年12月29日自動車ナイトクラブから帰宅する途中にパトカーと遭遇。衝突しかけた折りに取り調べを受けた際、飲酒運転およびコカイン使用所持(再犯)が発覚したことにより逮捕された。2007年11月19日禁固1日と執行猶予3年の判決

2008年5月16日ジェームズ・トバック監督によるドキュメンタリー“Tyson”が第61回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映された。同日行われた記者会見では、タイソン本人が作品の題材となった自らの人生について語った。

2009年6月6日ラスベガスで3度目の結婚式を挙げた[4]。11月12日ロサンゼルス国際空港自分家族写真を撮ろうとしたカメラマンともみ合いになり暴行をした疑いで逮捕されたが、その後証拠不十分のため不起訴処分となった。

2010年7月2日メッカ巡礼のためサウジアラビア入りをする[5]。

表彰歴(実績を除く)

国際ボクシング殿堂

2011年6月12日ボクシングを志してから目標でもあった国際ボクシング殿堂への殿堂入りを果たす。

WWE殿堂

ライセンス停止中の1998年3月29日アメリカのプロレス団体WWEの『レッスルマニアXIV』のメインイベントにて特別レフェリーを務めた経緯から2012年3月31日WWE殿堂に迎えられた。


江夏豊の悪歴

1993年3月3日覚醒剤所持の現行犯で、覚せい剤取締法違反により逮捕される。覚醒剤の所持量が多かったため、初犯ながら懲役2年4ヶ月の実刑判決を受け静岡刑務所に服役、名球会からも退会した(これについては自主退会とも、金田正一会長による除名とも言われている。現在は復帰)。1995年4月27日に仮釈放され、出所後は野球解説者・評論家に復帰した。

表彰歴

なし

何故江夏豊野球殿堂入りを果せないのか

一時の気の迷いで薬物に手を出し、自ら指導者の道を断ってしまったことを悔やむ声は多い。また現在の選定方式で江夏が選ばれる事はもう無いが、野球殿堂入りを熱望するプロ野球関係者も多い。

とあるように野球殿堂入りを望む人間も多い。にも関わらず殿堂入り果たしていない。世界記録であるシーズン401奪三振、最優秀救援投手5回、オールスター9連続三振ノーヒットノーラン達成。功績から考えれば殿堂入りをすべきものである。これがアメリカ社会であったならばマイクタイソン同様に殿堂入りしているだろうと私は考えている。マイクタイソンはその悪歴を有しながら殿堂入り果たしている。これは彼のその分野における功績のみが評価されたものだと言ってもいい。必要なことは成功、実現したという経歴であって決して悪歴ではない。しかし、日本に至ってはそうはならない。一度でも道を踏み外せばどれだけの実績を持っていても社会的に評価されなくなってしまう。そのことを表しているいい例だと私は思っている。

実名主義の浸透に望むこと

これは私の希望である実名主義の浸透の鍵を握るのは経歴に対する考え方にあると私は思っている。一つの汚点によってその後の人生全ての功績が無駄になるのが今の日本だ。だからこそ実名を避け匿名を利用する人が多いと思うのである。経歴において必要なことは過去の失敗や悪行ではない。これから成そうとしていることが成功可能かどうかにある。あって欲しいというのが私の意見だ。Facebookに望むこと。それは実名主義の浸透によって今の日本の経歴に対する考え方を一掃して欲しいと思うのである。仮に日本FaceBook実名主義が浸透する時には、経歴に対する考え方は変わっているであろう。失敗しても立ち直れる世界。何らかの理由により犯罪者となった者が更生することのできる社会。それを私は望むのであり、Facebook上での偽名利用は止むを得ないのではないのかと思う。。

以下参照及びに引用
マイクタイソンに関する事項

マイク・タイソン - Wikipedia

江夏豊に関する事項

江夏豊 - Wikipedia

2010-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20101210204849

作り手・売り手としてどう行動するか、だろうな。

相手側は理屈へったくれもなくあの手この手で規制しようとしているわけだから、やっぱりやられる側も同じような方針で対応すべきだと思う。

プロレスにたとえるなら、相手はルール無用何でもありで、凶器は仕込むわパイプ椅子振り回すわレフェリーグルだわというプロレスラーたいなもの。

それに対してルールを遵守しても勝つことは絶対に出来ない。「俺はルール最後まで守った」という自己満足しか残らない。

こういう争いは消耗戦に持ち込ませるというのも一つの戦略ではあるよ。肝心の規制推進派(石原都知事や猪瀬副知事あたり)に、「こんなくだらない事で返り血を浴びるなんて割に合わない」と思わせる事が出来れば御の字。

地方議員を三期やった俺の父曰く

年寄りってのは人生仕事がうまくいかないと手頃な何かを見つけてそのはけ口にするものだ。

順風満帆な人生を送っている人は、あんな中身のない漫画アニメ子供が好きこのんで見るとは考えないし、ましてやそれらが社会に悪影響を与える力があるなんて思いもしないだろう。

との事。

2010-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20101008234008

元増田からコメントいただいて光栄だ。

手短に書くと、戦略としてよくないのではないか、というのが俺の感想だ。

元々俺がものを言いたかった相手というのはどこぞのコンサルだの誰かだのの権威に目が眩んで耳を塞いでいるのだから、特にそれが道義的に非難されることではないと思うのだが、いかがか?

これがディベートのようなもので、レフェリーがちゃんといるようなものであれば、それでもいいと思う。

ルールの決まっているゲームならば、ルールを守る限りで、勝てばいいからだ。

だが、実際に相手を説得するような場合には、相手が気にくわない手法を使ったからといって、こちらもそれを使っていいということにはならない。むしろ逆効果になって、目的(説得すること)から遠ざかってしまう。

増田の苛立ちはよくわかるが、それでも相手を挑発していいことにはならない。

意見が対立するであろう相手なら、なおさらだ。

「普段なら聞く耳を持たない連中が今なら持つかもしれないから」

と考えてのことなら、挑発をすべきではないし、細部を犠牲にしてでもシンプルに書くほかないだろう。

海外に出ることに反対だとも言っていないことはわかってもらえるか?

というのは理解した。

だがおそらく、「それほどダメではない」とか、「反対だとも言っていない」ということは、伝わりにくいだろう。

まあ単純に、俺の読解力の問題かもしれないが。他の人のことはわからないからな。

増田の主張で一番共感したのは、

そもそも、知識というのは持っているだけで人生が楽しくなるはずのものだ。お前らはアニメゲームやITに関する知識を溜め込むことは大好きなのに、自然社会人間に関する知識を溜め込むことは無益だというのか?それはただの偏見だ。

という部分だ。

これをもっと挑発的ではない形で伝えられないか、とも思う。

2010-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20100613141216

違う見方をすれば、

結婚に対する認識教育のない状態の集団で生活しているからこそ、世の中で働いている女性

だからこそ、結婚に憧れる、ということなんだと思うのですが、

「なんでこんなこと知らないんだ」だけにしがち。(別にそれを自分の家の子を同列に教育することを支持しているわけではないのですが)

また、こういう状態で手切れ金=結婚なら、離婚はできないという社会的契約に添っているのはむしろ女性の気がします。=ずっとそういう社会で生きてきたから

だからこれを離婚に後で持ち込んだら、結婚という個人的現象の以前に、大企業雇用反故や契約違反の側面が強いと思うんですよね。

「本気じゃないなら、手を出すな」

昔から御曹司などありがちだけど放置されがちな問題。

一応、フェアに両方の側面からレフェリー的に書いてみました。

どちら側からでも良いので、つっこみ、コメントお待ちしてます。

2010-01-20

自費出版の時代

ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51347634.html

電子出版でもっとも恩恵を受けるのは、学術書だろう。ほとんどの専門書は数百部しか売れず採算がとれないので、初版印税なしとか著者が一定部数買い取るなどの条件で出版してもらう。それも絶版になったら図書館以外では読むことができないが、電子出版なら拙著のように、絶版になってもウェブで本を出せる。

自費出版の最大の問題は、ブランドである。通常の本は有名な出版社リスクを負って売ることによってその価値をシグナルしているのだが、自費出版ではアマチュアトンデモ本と本物の学術書の区別がつかない。これを審査するレフェリーをつけた電子出版プラットフォームができれば、手数料を20%とるだけでも十分ビジネスになるだろう。

2007-10-31

亀田の件は富樫の件と真逆

日本ボクシング会にとって辰吉丈一郎以来なんじゃないかって言うスター候補が現れたのに、それをうまく利用できなかったJBC日本ボクシングコミッション)は相当ひどい。

実力とか関係ないなく、亀田家以外に知名度があるボクサーなんてほとんどいないのに。

世間の周知度では、長谷川穂積でさえデビュー前の亀田の三男より多分低い。

その上マナー研修とかバカじゃないのかと?

ショーにマナーを期待してどうする。お前ら亀田が礼儀正しくしているところを見たいのか?

あのメチャクチャ感が楽しいんじゃないか。因縁つけてる所も面白いし、「シャーオラー!!」とか、試合後のカラオケとか意味が分からなくて最高じゃないか。

反則も含めてショーなんだよ。いっそのこと、あの外人レフェリージャーマンスープレックスでも決めてくれれば、タイガー服部が急遽登場してくれたかもしれないのに。

1年半も休載していたアホ富樫をそれでも守り続けている(かは知らないが・・・)集英社はその辺よく分かってる。

カリスマ候補はそうそう出てこないんだ。カリスマは既存の枠には納まらないんだよ

あと、亀田は元からどうでも良かったからどうでもいいんだけど、個人的にはむしろ内藤嫌悪感を持った。マスコミの思惑通りしゃべらされて、結果的に亀田への批判を煽った。本人は気づいてないだろうけど。

試合後いじめたいわけじゃないとか何とか言ってたけど、いじめてんだよバカ。直接手を下さないで裏で煽ってる典型的で卑劣いじめ

オナニーマスター黒沢で言えば内藤恭子みたいなヤツだ。意図せずにやっている辺りさらに始末が悪い。

まぁ親父から切り離したことで守ったって事になるかもしれないけど、それでも魅力は半減だよね。

っていうか切り離せてないし。

2007-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20071013003617

223 :ID:f/a6Qcur0 :2007/10/12(金) 22:45:28 ID:f/a6Qcur0

一応コテつけておくね

>>141>>172は自分の書き込み。

あとつまらないことだろうけど、本気の亀田ファン以外は

釣りやたて読みすらやめておいたほうがいいよ。

なべやかんを襲う関係者などいない。

今は関係者に煮え湯を飲ませた亀田とその取り巻きが標的になっている。

釣り冗談のつもりでも、関係者からの擁護だと勘違いされて

家に乗り込まれても知らんよ。

ちなみに少なくとも今日の午後からは、工作員とやらからの書き込みは一切ないはずだ。

そういう指示が出ているという話は知らない。

また擁護する団体などもうない。

こんなワンクリック詐欺みたいなこと書いてる時点でネタでしょう。

172 :名無しさん@恐縮です :2007/10/12(金) 22:37:23 ID:f/a6Qcur0

それとこれはネット時代の恐ろしさなんだろうけど

リングの材質やエプロンの広さ(つまりリングの狭さ)まで暴露された。

しまいには、あの金色グローブに金属片をつけていたのまでレフリーに見抜かれ、リング下に捨てられたのまで放送された。

とどめはセコンドの指示。

いま兄と親父が苦しいコメントをしているというのは、別にファンに向けたものではなく「利害関係者」に対しての精一杯の言い訳

271 :ID:f/a6Qcur0 :2007/10/12(金) 22:52:26 ID:f/a6Qcur0

金属片に関しては、黒っぽいもの(2R)がグラブの紐の間から抜かれて捨てられているだろ。

11R終了時のものが、あれはおそらく金色に塗装したテープだろうが

表面がざらざらしているのも。

今回はレフリーやジャッジの買収はない。

簡単に言えばWBCだから。

あといい推測が出ているね。

スレで「亀田一家は二度とリングに上がることはない」と書いたが

拾う神(悪魔?)が現れたかもという話がある。

グローブに細工するというのは、通常の反則とは比べ物にならない大問題です。

ビック・ドラクリッチのようなレフェリーが、それを注意もなく終わらせるはずがありません。

亀田の左グローブに注目してください。

http://d.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20071011/capt.296e6554e97e4d96a9cc169f0564d11a.japan_boxing__xkan101.jpg

http://d.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20071011/capt.b3b5f7fa1ce54125b54c6fa79c86283b.japan_boxing__xkan102.jpg

1枚目にはREYES(グローブメーカー)のロゴがありますが、2枚目にはありません。

試合の動画を見れば、このロゴが剥がれただけなのがわかります。

録画していない人(がほとんどでしょうが)は、動画サイトで確認してください。

ちなみに、2Rに剥がれたのは写真の左グローブではなく右グローブロゴです。

6Rの時点では、右グローブロゴは剥がれていますが、左グローブロゴはまだ剥がれていません。

http://ca.c.yimg.jp/sports/1192108523/img.news.yahoo.co.jp/images/20071011/jijp/20071011-00000025-jijp-spo-view-000.jpg

12Rには既に左グローブロゴも剥がれています。

http://d.yimg.com/us.yimg.com/p/rids/20071011/i/r2735199034.jpg

こんな自称事情通の与太話が簡単に信用され、いつのまにか事実とされかねないのが「ネット時代の恐ろしさ」だと思います。

余談ですが、グローブに細工した例としては、1983年6月16日ビリーコリンズジュニアvsルイス・レストがあります。

レストトレーナーであるパナマ・ルイスが、レストグローブのパッドを抜いていたというもので、

加害者であるレストと、トレーナーのルイスには刑事処分が下され、ボクシング界を永久追放されています。

被害者であるコリンズジュニアは、レスト戦まで全勝でしたが、レスト戦で目に障害が残ってリングに上がれなくなり、

9ヶ月後に自殺が疑われる形で事故死を遂げています。

話を戻します。

自身に何かひとつでも専門分野があれば、2ちゃんねるをはじめとした

ネットの書き込みに、いかにデマが多いかわかると思います。

亀田の数々の反則は非難されて当然ですが、根拠がないのに「あいつならやりかねない」と決め付けたり、

それをもとに非難するのはやめましょう。

(一部修正・追記 10月18日

「12Rには左グローブロゴも剥がれています。」では「左グローブロゴは12Rに剥がれた」ととれるので、

「12Rには既に左グローブロゴも剥がれています。」に修正しました。すみません。

http://sports.yahoo.co.jp/news/photo?a=20071011-00000025-jijp-spo.view-000

↑の記事が消えてしまったため、↓の写真に貼り替えました。

http://ca.c.yimg.jp/sports/1192108523/img.news.yahoo.co.jp/images/20071011/jijp/20071011-00000025-jijp-spo-view-000.jpg

写真ウェブ魚拓です。

http://s01.megalodon.jp/2007-1018-2354-13/d.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20071011/capt.296e6554e97e4d96a9cc169f0564d11a.japan_boxing__xkan101.jpg

http://s02.megalodon.jp/2007-1018-2354-59/d.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20071011/capt.b3b5f7fa1ce54125b54c6fa79c86283b.japan_boxing__xkan102.jpg

http://s04.megalodon.jp/2007-1018-2355-43/ca.c.yimg.jp/sports/1192108523/img.news.yahoo.co.jp/images/20071011/jijp/20071011-00000025-jijp-spo-view-000.jpg

http://s04.megalodon.jp/2007-1018-2356-17/d.yimg.com/us.yimg.com/p/rids/20071011/i/r2735199034.jpg

動画で検証したい人用に下記にまとめておきました。

2R38秒:亀田が右アッパーを打った直後、亀田の右グローブロゴが剥がれそうな状態になります。

2R2分4秒:レフェリータイムを取って亀田の右グローブを触り、ロゴリング外に投げます。

2R2分11秒:亀田の右グローブロゴがなくなっているのが確認できます。

8R22秒:亀田の左グローブロゴが剥がれそうな状態になっています。

8R1分16秒:リングロゴが落ちます。

8R1分18秒:レフェリーロゴを拾い、リング外に投げます。

8R1分31秒:亀田の左グローブロゴがなくなっているのが確認できます。

一部修正・追記前のウェブ魚拓です。

http://s04.megalodon.jp/2007-1018-2345-22/anond.hatelabo.jp/20071014183635

2007-10-13

難しいボクシングと分かりやすいアングル

ボクシングが熱い。というか亀田一家というボクシング家族が熱い。

私はスポーツ全般に疎く、野球は辛うじてどのチームがセリーグかぐらいまでは分かるのだがそのほかの諸々は全然分からない。

そんな素人でも亀田一家は言動が汚く世間に嫌われていて次男坊はなぜかリングで歌を歌うことぐらいは知っている。なので熱いというのは世間を騒がせているというか露出度が高いという意味である。

話題のタイトルマッチ内藤大助vs亀田大毅)の写真を見たが、最初の感想は「どっちもイイ身体してんな」であった。ネットで最弱とかまで言われている次男大毅君だが若さもあってチャンピオン内藤よりも筋肉に張りがあるように見えた。八百長とか何だとか言われてるが身体は作っているわけだ。

内藤の試合後のインタビューでも試合態度に文句たらたらながらもボクサーとしてのポテンシャルはあるというフォローのような惜しむようなそんなコメントも出している。

ふとボクシング漫画はじめの一歩」にそんな話が無かったかと思った。とても勝てそうに無い格上のチャンピオンに挑戦するために反則も厭わず試合に挑む、みたいなもの。ドラマとしてはあり得るだろう。

そしてボクシングには厳格なルールレフェリーとジャッジがいるわけで、反則にはそれ相応の対応をすればいい事なのではないか。

亀田一家の試合は視聴率が良いそうだ。この試合で平均30%近く最大40%にまでなった。兄興毅に至ってはさらに10ポイント増しになるらしい。ボクシングなんて嗜好の強いスポーツでここまで注目されるのは素材としては化け物以外の何者でもない。しかも亀田一家はヒーローではないのだ。

皆「偉そうでムカつく亀田の誰かが負ける」のを期待して見ている。スポーツとしてのボクシング関係ない。因縁のドラマゲームで決着を付けるという、まさにプロレスとしかいいようが無い興業(ショー)としてここにある。

一方でボクシングはずいぶんと奥深くセンスと技巧に富んだスポーツらしい。

内藤コメント

ボクシングって、試合終わって抱き合うでしょ。ついさっきまで本気で殴り合ってたのに。こんなスポーツはない。

「目を狙ってきた」ボクシング内藤陣営一問一答 産経ニュース 2007.10.12 18:17

からも伝わるように、良い試合ではお互いの才能と弛まぬ鍛錬でギリギリまで研ぎ澄まされた技術認識し互いに敬意を覚えずにはいられないということなのだろう。

専門のスポーツライター亀田一家がそういった才能職人的な技術を軽視するような言動を嘆いているようだ。

この試合では内藤がフェイントを多用している話が出てくる。腕の挙動だけでなく、眼球の動きでも機を偽るのだそうで素直に感心してしまう。が、全然分からない。

正直私はテレビボクシングの試合を見ても入っているパンチとガードされているパンチの区別もつかない。解説の人は要所で興奮するので分かる人には全部見えているのだろう。

結局のところ亀田一家へのブーイングもスポーツライターのような専門的視点ではなく、ヒールベビーフェイスというプロレスアングルへのお客のヒートアップに過ぎない。

だとすればそれは亀田一家の演出する「ボクシング興業」の上にしか成り立たないものではないのか?ショーとしての分かりやすさに皆が注目しているのにそれを否定するという皮肉。「このままではボクシングが駄目になってしまう」‐本当にそうなのか?駄目だったのは(派手さの無い軽量級)ボクシングだったのではないのか?

野球にしてもサッカーにしても興業の成功は子供時分に誰もが経験したゆえの観客の理解の厚さによるのではないかと考えている。かつてボクシングチャンピオン国民ヒーローであり、ボクシングをやることがファッションだった時期もあった。その後日本は豊かになり、今後この殴り合う過酷なスポーツ競技人口が増えるとは思いがたい。

スポーツライターがその深い造詣で玄人らしい分析をするのも良いが、今必要なのは武道のような求道的態度でなくわかり易さなのではないだろうか。

ぶっちゃけ格闘ゲームのように中継に様々なテロップ(HIT!とかFEINT!)を入れてもいいんじゃないだろうか。

2007-10-12

素人でも世界チャンピオンになれるボクシング

内藤vs亀田次男の世界戦。

俺もほとんどの人と同じく、判定に行くまでもなく早い回で亀田がKOされると思っていた。

ところが、まがりなりにも試合は判定までもつれた。

これを見て思ったのが、ボクシングって素人でも世界チャンピオンになれるんだなってこと。

抱きついたり頭から突っ込んだりされると、世界王者でも素人をKOできない。

もちろん反則を取られないようにレフェリーも買収していたのだろう。

そうすると判定になる。判定になれば金の力がものを言う。

今回内藤が勝てたのは、亀田一家とT○Sが金をケチったからというだけ。

いくらなんでもあの内容なら亀田の勝ちにはならない、という意見もあるかもしれないが、たった一年前、あれ以上に差がある内容なのにランダエタは負けにされている。

ランダエタはダウンも奪い、最後はKO寸前まで追いつめているのに。

あの試合も、亀田信者は「マスト判定ならああいう結果になることもある」と擁護していたが、ガッツさんはじめボクシング関係者の意見では6??8ポイント亀田リードされていたという。

今回の試合も、最後の反則の3ポイントがなければ、ポイント差は5??7ポイント

金の力で逆転可能なレベルだ。

さすがの○平会長やT○Sも、低視聴率が続いて金がなくなったのが、内藤にとってはラッキーだった。

切腹して死んだ次男も、兄貴ほどには金を使ってもらえなかったのがショックだったのかもしれない。

まあとにかく金さえ積めば誰でもチャンピオンになれるってこと。

というか世界王者なのに素人をKOできないって恥ずかしくね?

2007-09-26

家族を語ってみる

父は公務員です…大酒飲みで母はよく、廃品回収ときに一升瓶を大量に捨てるのが恥ずかしいと怒ります。ヘビースモーカです。でも最近勤務先が完全禁煙になったので本数は減ってるようです……自称ニコチン中毒でアルコール中毒です…後者は結構近い位置にいるんじゃないかと心配です……それ以上に、毎晩今日は勤務先で○○と喧嘩してやった!と武勇伝を語るので、娘は父の社会生活が心配でなりません…

母は専業主婦です…未だにセンター試験に毎年チャレンジしてます……英語古典は私より全然点数取るので悔しいです……数独とお絵かきロジックが大好きで、最近脳トレに興味を示しているので誕生日プレゼントDSとセットで贈ろうか悩んでいます…よく父と結婚したな…と思うときがあります……実は30年近く一度も運転したことがない超ぺーぱーどらいばーです。

妹と弟は大学生です……二人とも旧帝大にいったので姉である私は立つ瀬がありません…でも私が高専に行ってお金節約してやったおかげだと恩を着せることにしてます……妹は地元大学にいきましたが弟は遠い大学にいってしまいました…日本縦断するかのように遠いところです…姉はなぜ弟があんなところにいってしまったのかちょっと不思議です…家に帰っても弟がいないというのは寂しいものです……ボクシングごっこをする時…レフェリー役が足りないのです……20才超えた女が二人、殴り合いに興じるというのはどうなのでしょうか…

妹も弟も工学部です……父も母も文系なのに子供x3は見事に理系になりました…きっとミニ四駆の改造にきょうだい全員ではまっていたせいでしょう……

大好きな私の家族です…私は同じように素敵な家族を作ることができるんだろうかと、最近よく考えます…

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