はてなキーワード: 印税とは
https://no9.co.jp/faq(現在閉鎖中。不思議だね?)⇒直りました。
https://note.com/sleeping_husky/n/nf4e615affd10(関連記事)※コメントから拾わせて頂きました
炎上理由は生成AI関連で、まあコンテンツの卸売り業者が商品をちゃんと精査しなかったという点に要約されるが
明らかに生成AIと見て取れるものを商業ベースでも展開してしまった点は御粗末と言わざるをえない。赤松先生なにやってんの。
さて、ナンバーナインのはなし。あそこは根本的に、ガワだけよく見せようという姿勢が強いベンチャーだった。
(※追記:メインは生成AIの話じゃないです!どういう会社なのかって部分で見てきたものや思うところがあるって愚痴)
俺は一応商業経験もあって、その後、キンドルでわりと儲けさせてもらい、いまでは業界関連の正社員で働いている元作家・副業作家みたいなポジションだが、
当時、それなりに商業でやってきた作家のはしくれとして、あの会社のイメージ戦略には辟易としていた。
業界の基本構造をおそらく理解していながら、クリエイターに有利誤認させて利益誘導する彼らのロジックは非常に不快だった。
「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」と煽ったり
「まあ、それでもやるっていうんならそれはそれで良いところあるんでしょうけどねえ」
とか、公然と発信してたんだよ。まるで「大して売れてもねーのにそこで描いている奴は情弱」と言わんばかりにね。
俺はそれがめちゃくちゃムカついた。
なぜなら、実際にサイトの条件詳細(なぜか今表示されない)を読んでみると
ナンバーナインは「ウチは80%作家還元!」とか超アピールしながら
「定価ではなく入金額(出版社の取り分=販売価格の25~50%)の8割」
(アダルト系だと性器修正が率の低下がエグく、既存出版社がやってる作業を全部任せたらAmazon販売額のたった4%)
(オールド出版社も総じて電子のほうが印税率が高い。出版社への入金額ベースなら30~50%、販売額ベースなら、15~20%が多かった)
つまり、まともに比較したらどっこいどっこいなのだ。なのに「相手にだけ不利な条件の数字を出させている」形。世論誘導の手口と同じだよね~。
これをやっといて、改めて引用するけど、相応の立場の人が配信で
「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」とか言っちゃってんだよ。ダブスタにも程がある。
DL数に応じたロイヤリティ(インセンティブ)を「印税」と言っているのも言葉の使い方が明らかにおかしい。
ふつうの出版社も「電子印税」と便宜的に呼んだりするが、本来印税ってのは、売れたかどうかに関わらず、刷ったぶん確実に払ってくれるお金のことだ。
ちなみに、クリエイターの意見も紹介してるけど概ね褒めてるのは、数字が一元管理できることであり
そんなふうに「わかってる」人が取りこぼしを回収するために商業以外のチャンネルとして利用する分には有用なのは間違いない。
実際、システムとしてはいい感じみたいだしね。エンジニアは優秀だけど、広報の品性が下劣ということかもしれない。
まあ、ナンバーナインのほうをいろいろサゲたけど、既存出版社に対して思うところがないわけではない。詳しく読まないとわからない、って構造のずるさは同じだ。
あと、純粋に業態で比較するなら、たとえば、「写植や(エロなら)性器修正を自分でやるから率を上げてくれ」ができない状態、
編集者監修も含めてセット売りしてる業態といえる(ナンバーナインはそれがオプション扱い)
ただコレって、写植が汚かったりクオリティのばらつきがあったらブランドイメージが作れないから、それとトレードオフで悪い点ばかりじゃあない。
俺だって憧れた作家たちが描いている雑誌って概念がなきゃ商業連載なんて目指さなかったし。
でもね!!!連載準備期間マジで食えないのはもうどうしようもないよ!!!!???泣
まあとにかく、実態以上に他をサゲて、自分らをアゲるやり方ってアンフェアでむかつくから、この機会なら伸びるかなと思ってエントリ。
ポケポケでグッズ展開を妄想してみた
SARやARが出る確率は0.22%で、7割の確率で当たるようにしたい場合、500回引けばいいことになる
アクリルコースターであれが猫のしっぽだと送料込みで2700円ぐらいでできるが、猫のしっぽのルールを守らないといけない。
猫のしっぽのルールはPSD形式での納品なので、AdobeのPhotoshopが必要になる。
納品作業にかかる時間は3時間ぐらいと仮定し、時給2000円で動かすとすると、6000円。
製造原価は1.27万円だが、4千円は固定費なので、1か月4個の注文が見込めるとすると、製造原価は0.97万円となる。
売値を7万円に設定した場合、ポケポケの運営が手にする粗利益は6万円となり、かなりおいしい商売ではあるが、これはあくまで売れればの話である。
ポケポケのターゲット層である子供であり、その背後にいる親御さんは7万円をほいほい出すことができない。
出せたとしても1万円程度である。
売値:7万円
アクリルコースター+SARやARのカードが入手できるコード付き
売値:1.2万円
ただ、これだと子供や背後にいる親御さんはノーマルコースでSARやARのカードが手に入るようにしろと文句を言いだすのは確実である。
落としどころどころとしてはノーマルコースのほかにもう一つ追加して、印税という形でSARやARのカードをの作家にお金を渡し、その分、売値に反映させ、SARやARのカードが入手できるコードを付けるのがベストかもしれない。
さて、その場合の売値はどうしよう。
「単行本作業に一手間増やしてください!売上が伸びると思うので!最終的に僕に入る印税を増やしたいので!」ってことでしょ?
それに対して出版社の社員は印刷所との調整事項が増えたりするわけじゃん。
見本として試しに表紙を刷るとか、発色がどうなるかを確認するとかの伝書鳩もさせられるよね。
まあ確かに最終的には出版社の利益にもなりはするけど、出版社としては「この漫画は売れなそうだし過去カラー扉絵の使い回しでもいいよな。それだったら色の感じもすでに分かってるし」と妥協してもいいわけだ。
それを漫画家が「僕の出世作になるかも知れないから表紙はオリジナルでお願いします!あっ、それと単行本作業のために休載してもいいですか?修正したい箇所たくさん見つけっちゃんですけど、連載と並行してやるのはキツイっすわ」とかやってくるわけでしょ?
出版社からしたら「え~~~まずは連載の方に力を入れてよ~~~~」となってもおかしくないよね?
じゃあむしろ出版社側は「作業代と穴を開ける迷惑代払ってよ」となってもおかしくなくない?
「漫画家の側が金を払わされるべきだ」っていうのは普通に考えたら普通に出てきておかしくない仮説だ。
でも皆がこれを無意識レベルで破棄しているから誰も口にしない。
恐怖したね。
大物漫画家なら自分の会社から原稿料払ってんじゃね。知らんけど
大物漫画家が雑誌掲載をせずに描き下ろしで単行本を出したいと言って実現した。原稿料は入るか入らないか。普通は入らずに印税収入のみだよ。
出版社の裁量で掲載する著作物の雑誌に載せる著作物使用料を払う。
昔は売れない漫画でも初版で最低1万部くらいは刷ってくれてた(たとえ売れなくても印刷した時点で印税が発生した)のが、最近は新人だと2000部とか3000部スタートらしいからな。
そこは絶対に譲らぬ
それで発行部数が伸びたのなら金は貰う
編集協力などは出版社が「勝手に」やってる事だから金なんか払うわけないだろ?
出版社がやるべき当然の業務で、売上利益の中に費用は含まれるはずだ
だが
独立した業務依頼なわけだから、きっちりと作業費が発生すべきもので
立てよ国民
表紙作業には金を払え
漫画単行本の場合は、表紙も作者の作品の一部だから印税になるというだけの話。表紙で原稿料をもらいたいなら編集に表紙絵を雑誌に掲載してくれって言えば原稿料もらえる。最近は雑誌連載で次の単行本の表紙絵のカラー掲載をよく見る感じ
ここでちょっと考えてみてほしい。
大物漫画家が雑誌掲載をせずに描き下ろしで単行本を出したいと言って実現した。原稿料は入るか入らないか。普通は入らずに印税収入のみだよ。
こういうケースで漫画家が「原稿料をもらえなかった!酷い!」と言ったらネットはどう反応するだろうか。「当たり前だろ印税もらってるんだからいいだろ」という意見が多数派になるんじゃないの
よく雑誌に掲載された原稿がそのまま単行本になると思ってる人がいるけど、ページが加筆されたり差し替えされたりすることもある。その場合に新たな原稿料は入るのか?入らないと思う人が普通でしょ。
ただし編集が気を使って修正原稿をネット掲載したりとかしたなら原稿料が出る。
表紙絵を印税とは別に買い切りで契約することもできるかもしれないけど、それだと漫画家が出版社と仲違いして原稿引き上げたいという時に、その表紙絵だけ出版社に残りっぱなしになっちゃうんじゃないの