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はてなキーワード: 作業者とは

2017-02-27

品質問題の原因追及

どう考えてもサビ残過重労働作業者キャパを超えてたのが原因なんだが

品質保証の奴は何と言ってごまかしてるんだろうか

つーか同じようなことが何度も起こってるんだから客見せ用の嘘報告書いてる暇あったら現場改善しろ

受託クライアント企業に求めることと反省

受託をしていて、良いクライアントというのは

ジャッジが早く

周りの部署との連携がとれていて

建設的なアイディアが出てくる企業だと思う。

スムーズプロジェクトが進むからだ。

見積りの時点ではそこが見えないが

関係者リテラシーは実はとてもプロジェクト費用に影響してくる

そういうと、知識を持っていればいいだけのように聞こえるが

それだけではない。

自社を愛しているクライアントかどうか。

である最近感じるようになった。

クライアント担当社員がその自分所属している会社を愛していると

周りの部署を巻き込んで多方面から確認検証する

しかし、社員自分所属している会社を愛していないと、

自分領域だけの確認をしがちで

何かしらの工程も見落としがちで

から部署からクレームが入りがちで

終わった工程をやり直しがちで失敗しやすい。

から仕事をする会社の人はその会社を好きでいて欲しいと思う

そして終わった後の満足度も接し方で大きく変わってくる

そこから逆に反省すべきこともある

自社にもそれは言えることだから

作業者ですよという立ち位置仕事をすると、クライアントパートナー

アイディアを出さない、専門的な見解が不足しているという風に見られる

そうした中で自分会社を愛することから始めようと思った。

でも社畜というキーワードが飛び交う今の社会で全面に出すことが真でもないのだと迷う

2017-02-23

プレミアムフライデー真意

明日日本史上初のプレミアムフライデーだが、この制度政府自民党経産省経団連が込めた真意説明しておく。

ポイントは2つ。

1つ目は、制度策定厚労省が一切絡んでいない、財界主導の制度であること。

2つ目は、「プレミアム」という枕詞

月末の金曜日という時期は、普通会社員なら月末事務とかでかなり忙しい時期である。そう、普通会社員ならば。

しかし、そうならない層がある。

大手企業幹部以上や、上級官僚を始めとした「上級国民」層だ。

例えば、多くの大手企業が、月末の金曜日の午前中や昼過ぎに、当月の業績を振り返る「経営会議」を行っている。この経営会議に出席するような幹部層は、月末までに完了しないといけない「作業」は一切持たない「口を動かして人を動かす人達なので、月末金曜日経営会議が終われば暇になる。遅くても15時までには。

からプレミアムフライデーは15時からに設定している。

プレミアムフライデーの15時を過ぎたら、同日の23時59分までに終わらせないといけない仕事が残ってる「普通の」人達を横目に見つつ、「お前らも早くこういう立場になれよ」と彼らに声を掛けながら、晴れやかな顔で繁華街に繰り出す…そういう制度なのである

言い換えれば、近年向上心がなくなってきたという調査結果も出ている日本人に対して、向上心喚起させる施策なのである。手を動かす作業者ではなく、口で人を動かす上級国民を目指せ、と。

高橋まつり事件を受けて、作業外注化が進んでいる。ビッグコミックスピリッツの「気まぐれコンセプト」でも描かれていたが、広告業界では、事件後、夜にまたぐような作業下請けに投げ、自分たちは遅くても20時には退社するように、仕事のやり方を変えている。勿論、下請け業者はその分残業が増えるが、売上は増えていない。

厚労省が絡むと下請け人達ガーとなるので、始めから厚労省は除外して制度設計を進めているのだ。

まり元請け立場に居て、口で人を動かす立場に居られる人達を愛で、彼らのような人になりたいと普通の国民に思わせる制度が、プレミアムフライデーなのである

2016-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20161118171514

そういう充実感とかを求めるのなら経営者か少なくとも経営陣になれよって話なんだよ。

もともと増田立場は、ただの作業者であって、上司入力された雑用をこなすだけのポジションであって、そこにはやりがいなんて必要ないし、「よりよい仕事」なんてものもない。

いままでは、そうであるにも限らず、クラブ活動的に自分の好きな(かつ、指示もされていないような)仕事をして、残業代という形で給料を水増ししてたんだ。少なくとも経営学的には、そうだ。残業削減で定時退社運動っていうのは「君たち社員の働き方は自由気ままで、会社の指示に対して贅肉が多すぎる。そういう自分勝手はやめてくれ」っていう会社からメッセージなんだよ。

充実感とか、改善とか、企画とか、そういうのをやりたければ、独立して自分経営者になるか、じゃなければそういうポジションに行けって話だ。

2016-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20161026223924

個人でがんばれるならそれはそれでいいと思う

元増田意図としては、個人技もいいのだけど、納品というもの競技にすることで

チーム連携大事さ、優良プレーとは、みたいなのが可視化体験できるようになって

発注両方ともにレベル底上げになったらいいなあと


野球だってサッカーだって放送がなかったらここまでレベルあがってないでしょう?という考え


IT現場の不幸な問題って色々あると思うんだけど

だいたいこのへんの能力不足に帰結してて、放映がメジャーになればこのへんが客観視できる人が増えるんじゃないかなーと思った

2016-10-23

マネジメント現場が頑張って労働時間を削減した話

最近長時間労働労働時間削減の話題が多いが、ここ増田では、マネジメント上意下達でよーいドンで残業禁止挙げ句職場破綻、「そんなことになりましたけどいいんすか」というようなエントリーが多いように思う。

本当かよというのが正直な感想で、理由は「余りにも無策で始め過ぎ」だからだ。

自分が見た会社組織は、そこまで「んー、やってみないと分かんないから考える前にやってみようぜ、良きに計らえ、ドーン」みたいな夢見がちの集まりではない。

天才ぞろいではないが、物事やる前はそれなりに策を考えて踏み切る。


弊社は「残業を一気にゼロしました」とまでは行かなかったが、「日付が変わっても社員が在社してるのが当たり前、一部は徹夜普通終電前には帰り辛い雰囲気から、「21時以降は一部の社員しか残ってない」まで業務改善できた。

真偽の話題になっても、自分疑念を抱いたのと反対の角度の話になるだけなので、ちょっと変えて、「どうやってそれをやって、結果どうなったか」を特定されない程度にぼかして言おうと思う。



やった事

現場の稼働可能工数の割り出し

・発生する作業工数の徹底読み

外注の確保

検品担当者雇用

クライアントに対する交渉交渉

クライアント開拓

クライアント窓口者が「帰る」



現場の稼働可能工数の割り出し

まず、現場作業者が週の間にどれくらい稼働可能かを30分単位で割り出した。


・発生する作業工数の徹底読み

実際に発生する作業も、30分単位で厳密に見積もり、発生した時点で作業一覧表に記載する。

工数リアルタイムで表示され、事前の稼働可能工数とつき合わされる。


外注の確保

優秀な外注を確保した。


検品担当者雇用

検品をする」のが作業の大半の人を雇用した。さらに、手のあいものダブルチェックする。


クライアントに対する交渉交渉

「これはやる意味があるのだろうか」「やっても結果が良くなく、元の木阿弥になる」といった作業クライアント窓口者が粘って交渉する。これは窓口者の力量も求められる。


クライアント開拓

新規クライアント開拓は日々行う。このクライアント言う事はどんな無茶苦茶でも聞かないと即死というような状態にならないようにする。


クライアント窓口者が「帰る」

クライアント窓口が作業を追い込んで、定時退社を(すくなくとも)目指す。

クライアントにも「その時間普通いないんで」という共通認識を日々もってもらう。



さてどうなったか

外注費の増大

仕事の変質

人件費圧縮

・売上げ確保

体調不良退職者の激減

・緊急稼働の激減

・社内の雰囲気改善



外注費の増大

外注費は増大した。社内の仕事を外に降ったので当然と言える。


仕事の変質

クライアント窓口者の仕事は、「社内に仕事をふる」事からクライアント交渉する」「外注を発掘してくる」「外注と良い関係を保って良い仕事をしてもらう」事に変質した。

経験がモノを言うので、先輩社員が日々レクチャーしている。


人件費圧縮

以前の異常な稼働状況で、その分必要だった残業代人件費圧縮された。

労働者手取りは一部減ったが、なにせ以前は「人間らしい生活が出来ないし金払っても休みたい」レベルだったので、抵抗らしい抵抗はなかった。

あとタクシー代も減ったな。


・売上げ確保

売上げは確保された。売上げの確保はマストだ。

利益率に関しては増えてないが、売上げの総量が増えればカバーできる。


体調不良退職者の激減

以前は定期的に体調不良で突然倒れるもの会社に来なくなるものが出ていた。

同僚が倒れたとき会社雰囲気が「酷い事になった、こんな事は二度と起きないようにしよう」ではなく、「彼が抱えててた仕事をどうしよう」であったこと、その事態が何度も繰り返された事は忘れてない。

組織にとって「人の健康」の優先順位は「請け負った仕事の達成」「売上げ」より低いのだという冷厳で情けない現実をはっきり認識した。

しかし、ここ数年出ていない。

かけた戦力を即席で穴埋めして、ちょっと動けるようになったらまた誰かが倒れる、ということの繰り返しから、雇った人間時間をかけて教育する余裕も出てきた。

先輩が新人の隣りで笑いを交えながら業務を教える。

退職者が挨拶をして円満に辞めていく。

社員が花を渡して見送る。

それだけの事がどれだけ心を落ち着かせるか。


・緊急稼働の激減

常態化していた、エラー対応の為の緊急稼働は激減した。

検品担当者が事前に危険ミスを見つけるからだ。

検品担当者は「まだ起きていない事」を発見する仕事なので、雇ってみないと重要性に気づき辛い。しかし、今となっては現場が口を揃えて「彼らがいない事を思うとゾッとする」と言う。


・社内の雰囲気改善

以前の会社は「今は緊急事態だ」とマネジメントが言うと「緊急事態が何年続いてるんだよ、ずっとじゃねえか」という雰囲気だった。

弊社に就職すると友達が減った。週末も疲労で気絶してるから当然だ。

人は突然倒れた。倒れないものは示し合わせて一気に退職した。弊社を見限ったのは明らかだった。

最近は、「これだけ変えられただから自分たちもっと難しい課題を実現できる」という雰囲気になっている。

後輩が「会社にくるのが好きなので」と言ったのは心に響いた。

後輩のためにも自分ができる改善もっとしていこうと思う。




追記

ブクマカ諸氏に「クライアントとの交渉」が刺さったようなので、その補足をしたい。

純粋利益だけを第一に考える資本家にはどう立ち向かうのか」と言う話にもちょっと応えたいが、資本家経営を左右するほどの大会社ではないので、経営層に対してという話をしたい。


まず、相手クライアントであっても、経営層であっても「腹パンして引き下がらせる」という「やるかやられるか」の対決はしていない。

交渉」というと、そういう見方をしがちだけど、それがマジで組織リアル」だったらその組織は危ういと思う。

クライアント経営現場の3者にそれぞれの利害や優先順位の違いこそあれ、基本的にはそれぞれ重なりあう所の「おなじ目標を共有する」存在であって、「やるかやられるか」は商取引になじまない。

「おなじ目標を共有する」が微妙に違う存在同士が利益を共有できる「良い落とし所を見つける」のが商取引だ。


「良い落とし所を見つける」という精神は「クライアントとの交渉」で重要になる。


クライアントとの交渉

クライアントとの交渉は、窓口がクライアントを打ち負かしにはいってない。

弊社では、あくまで「これがお客様ベストなのです」というスタンス交渉し、多くのクライアントから「○○さんがそう仰るのなら、それは良い方法なのだろう」という「信頼」を得ている。

この「信頼」は作業現場との協力で培ったものだ。

現場アウトプットの力が窓口の交渉力になる。

読んでるあなた現場にいるなら、強力なアウトプットで窓口を支え、窓口ならば「単なる作業の手数が欲しい」以上の期待をされるよう、クライアントの信頼を勝ち取ってほしい。


経営層とどう向き合うか

経営層は「純粋利益だけを考える」訳ではない。

そもそも会社は「利益の為だけ」に存在しておらず、それは「手段」だ。

ただ優先順位の違いはある。

なので、優先順位が低くなりがちな「労働時間の削減」をどう「マストである」と認識してもらえるか。

ここでは「労働時間の削減がマストであるという認識経営に持たせる要素をいくつか上げたい。


事業の高度化

マネジメント層の育児

株式公開


事業の高度化には、人材の定着が不可欠だ。短期人材を使い潰す事を繰り返していると、いつまでも仕事の内容が成長しない。経営もの申す機会があったら、そのことを訴える。

機会があったら数字の一つも資料にしたためて一席打とう。それがどういう内容であれ、経営数字に敏感だ。


マネジメント層の育児は意外とボディーブローのように効く。経営者は「仕事こそ人生」なので、そもそも「人生のそれ以外の価値」をそんなに実感していないように思う。だから労働時間の削減」の優先順位が下がるのだ。

マネジメント層に家庭を持つものを送り込むと、経営の身近な人間から人生には人間的に生きる時間必要だ」と感じるようになる。

こういった事が組織意思決定に影響を及ぼす。


株式公開は、まだ公開していない会社に大きな変化をもたらす。労務管理がいい加減な会社は、審査を通らず上場できない。このことは「労働時間の削減」の優先順位を上げる圧力になる。



最後ひとつ、実感として上げたいのは「組織が成長していること」がいろいろな改革バッファを生むという事。

「身の丈にあったそこそこの事業」という生き方は、「成長しなくていい」という事とはちょっと違うように思う。

改革で生まれる、予測不能な、時に良くない変化も「成長している」ことが生んだ余地が埋め合わせるのだ。

2016-10-17

 【 1億総活躍どころか、1億総資格なのでは・・・ 】

 先日、建築現場で若手社員に「若い子で建設業に入りたい人居ないかなぁー?」と尋ねたところ、「居ません!!」と即答。

理由を尋ねると必要資格が多すぎるので、建設業に入職するよりもサービス業や鉄工関連の方がハードルが低く、入りやすいらしい・・・

確かに国家資格はもとより最近では、グラインダの砥石を交換するだけでも特別教育!(研削といしの取替え等の業務に係る特別教育)。

荷物を高さ2メートル積むにも技能講習!(はい作業主任者技能講習)。

とどめに田舎のオジサン田んぼで使っている草刈り機を使用するにも安全衛生教育!(刈払機取扱作業者安全衛生教育)。

田んぼのオジサンレベル安全衛生教育を受ける訳ないじゃん! 

講習修了証がなくてもホームセンター草刈り機売ってくれるし!

さらに追い討ちをかけるように来年から自動車免許に準中型が新設!

いまの御時勢、トラックバスドライバー不足というが、免許ハードルガンガン上げて何がしたいのだろう!

自分からすすんで免許取得にチャレンジしてまでドライバー希望する高校生大学生なんて皆無だし!

会社負担免許取らせたら辞める人も出てくるし!

他の先進国もここまで費用資格必要なのだろうか?

資格を増やすのも結構だが規制緩和の名の下に、減らす資格検討して欲しいよー

2016-10-09

未熟な私のパワハラ労働時代記憶

パワーハラスメントなる用語があったのかどうか、そんな時代の話。

 

私は社員五人という小さな会社に勤めていた。非常に小さな業界で、環境コンサルタントという分野に属する。大枠としては土木建築分野に入るかもしれない。そうした大手コンサルタント会社からこぼれてくるような仕事を拾って商いをしていた。たまたま転職しようと思って転職雑誌を見てたら自宅に近いところになんだか業種が良く分からないその会社募集広告があったので応募し一発採用となった。当時は私のような特に何のスキルもないような人でも転職なんか簡単だった。それもそのはず末期ではあったがバブル時代はまだ続いていたから、そんな小さな会社でもそこそこ給料はよかった。

 

初めてパソコンに触った。というか、パソコンなしでは成り立たない職種で、まだCUIGUI移行期の時代自分プログラムを書かないといけない仕事だった。今ならエクセルで表やグラフなんて簡単作成できるが、当時はプリンタに直接描画命令コマンドを送るという恐ろしく面倒な事をしてたのが懐かしい。グラフなんかXY-プロッタで作図してたんだよ。ページプリンタを導入してからは少し楽になったけど、ともかく、今の時代なら10分あれば出来る仕事が何時間も掛かる、そんな時代だった。

 

社長は私の10歳年上で、とある地方の有名大出身者。一方私は、大学進学を諦めた専門学校出身者。退職するまで、この差別がずっと続いた。社長は当初は学歴など関係なく仕事能力大事だ、みたいな事を言っていたが、口では言わないが他の大卒社員にはそこまできつく言わないのに私だけにはほんとにきつい言葉を放つ。もっとも、私もかなりバカだったと思う。何せビジネスマナーすらろくに知らないレベルで、前の仕事工場作業者だったので定時になればタイムカードを押して帰ればよいというような考え方や、仕事というのは与えられた仕事を教えられたとおりにするものだという考え方が身に染み付いてしまっていて、なかなかそんな自分を変える事が出来なかった。

  

とは言え、自分自身でもそのことにすぐ気がついて自分を変えようと努力していたのは事実である。昼休みになれば近くの本屋さんに行ってビジネス書立ち読みしたり、あるいは購入したりとか、残業も構わず時間でもやったり徹夜もしたり、気づいた事があれば率先して色んな提案をしてみたり、内実はともかくとしても結構頑張ったと思う。でも、社長はそうして私が努力している事を評価する事はほとんどなかった。今でも忘れられないのは、社長と二人きりの状態で私が遅くまで残業して作業している最中に「お前は頑張りが足りない」ときつく叱責された時の光景である。流石に今まさに一人で頑張っている私自身にそれはないだろと思ったのでぶちぎれて「今こうしてやってる最中にそれはないでしょ!」と言い返したら、後にも先にもその時一回きりだけど社長は私に詫びた。で、それ以降も、事ある毎に散々「努力が足りない!」のような内容で酷く罵詈雑言を浴びせ続けられたのである。「辞めてしまえ!」など日常茶飯事だった。しかも、他の社員がいようと、取引先に出かけてようとそんなの関係なくやられた。

 

褒められたり普通に対応してくれたこともないではない。ある定型的なデータとりまとめなどは私は誰よりも早かったので、しょっちゅう感心されたものであるしかし、多少なりとも高度な仕事は私には与えられる事は決してなかった。多分、私でも出来たろう。しかし、「無能な」私にそんな高度な仕事を任せたら滅茶苦茶される、というのが社長の考え方だった。社長は人に教えるのがド下手で、社員の誰もがそう言っていたが、とにかく教えられてても話があちこち飛ぶし、こちらが知らないことなのに知ってなければいけないか如くに説明する事柄も多く、何を言っているのか良く分からない。その上、それでもきちんと理解できたように振舞わないとすぐ不機嫌になるので、こちらも質問しづらい。分かってないような反応をしようものなら「お前何聞いてたの?それはこうなってるって分かって当然だろ!」と、そもそも理解させようという気がない。それでも大卒社員には私とは違って多少は丁寧に説明していた。私は徹底的にバカにされた。

 

そんな風に何年かやってると、自分自身でもどんどん自分卑下するようになり、自分ダメなんだと自分自分を追い込むようになっていった。朝起きるのも辛く、朝が来るのが嫌で夜もなかなか寝ようと思わなかった。それでも、結婚もし子供も生まれ家庭を持つようになって、そう簡単には転職もままならない。それに、他の会社に言っても似たようなものかあるいはこれより酷いかもしれない、などと考えてしまい、ならば会社にい続けるのであれば、どうにかして社長に認めてもらう他はない、などと思うようになっていった。だが、そんな社長と私との人間関係下ではうまく行く筈はない。向こうは私を完全に見下しているから、何をやっても悪循環、少しでもミスしようものなら罵詈雑言仕事があまり与えられなくなり、「役立たず!」「いったいお前ここに何しに来てるの?」「他のみんな頑張ってんだから朝早く来て掃除でもしとけ」など等どんどん扱いは酷くなっていった。遅刻も何度もするようになり、無断欠勤もしばしばするようになって、結局、非常に些細なことで滅茶苦茶に叱責されたのを切っ掛けにして、退職する事になった。

 

社長は悪い人というわけではなかったと思う。多分、何とか私も頑張ってもらおうとは思ってたんだと思うけど、仕事という厳しい現実の前に不条理なまでに厳しくする事になってしまったんだろう。ともかくも、病院には行かなかったので診断されたわけでもないが、おそらくは私は鬱病に近い状態に陥ってた。次に転職するまで、ちょっとした個人的仕事実家の援助で食いつなぐこと三年掛かった。退職するまでの2年くらいは毎日死ぬ事を考えたけど、既に子供もいたし、死の選択は許されなかった。

 

・・・・というより、私は今生きている。そして、あんなに酷いパワハラ状態だった会社での事が、実は様々に今の仕事に生かされている。パソコンとかもそうだし細かい仕事のやり方とか、あるいは社長があの時何故罵詈雑言叱ってたのかとか冷静に考えて実務に役立てたりも出来ている。私個人体験だけで大きなことは語れないとは思うけど、彼女死ぬべきではなかったと強く思う。生きてさえいたら、まだまだ道はあったはず。無論、精神状態が追い詰められて鬱病になって死を選択してしまうことになってしまうのも仕方ない面もあると思うけど、出来る事なら逃げて生き延びて欲しい。人間は弱いけど、それでもなお強く生きることも出来る、と私は思う。

2016-08-30

高畑絶対楽しんだと思うよ

行為目的として死体を掘り返す墓荒らしが、ルーマニアに出没しているという。

同国首都ブカレストで、2日前に埋葬されたばかりの92歳の女性遺体が掘り返され、衣類をはぎ取られている姿で発見された。そして、検死によってその遺体に性行為が行われていたことが分かった。

墓堀作業者の1人は地元メディアに「動物だってそんなひどいことはしません。この男は病的な快楽を求めていますし、衣服が破かれた遺体を墓に戻さないんですよ」と怒りを露わにしている。

現場に呼ばれた地元牧師はまた、「数秒以上見ていることもできませんでした。女性遺体と荒らされた墓を見た時、すぐさま心が痛みました」と驚きを語っている。

そうした中、被害女性の息子が地元メディアに「この国には取り組むべきもっと重要問題があります。私がこの件に何の関係があるんですか?

私は葬式にも出ましたし、役割は果たしました。あとは警察仕事です。私は何も知りませんし、言うこともありません」と冷たいコメントをしたことで、各地から非難の声が上がっている。

この一件については現在警察調査中だ。

http://news.livedoor.com/article/detail/11521019/

2016-08-21

一人の人間作業が集中しているということ自体マネジメントの失敗を表している。

その割り当てられた作業をこなす理由はないのでは?

会社のため」という理由依存することは今この社会状況においては正しいのだろうか?

実際に数十年にわたって一つの会社に存続し続ける人はたくさんいるので、

会社のため」の理屈正当性はいくらかはあると思う。

ただ、結果としてはマネジメントの失敗を覆い隠しており、

いつまでもマネジメント技術が育たない結果となっている。

末端の作業者自分作業範囲を厳密に守ったほうがマネジメント技術は向上する。

末端にあまりにも多くを負っていて、中間層責任を取らない構造になっている。

スケジュールが遅延するなら、そのスケジュール要求した人にも当然責任があるんですよ。

受ける側のキャパティを考えた上で要求するのが発注者の役目です。

2016-08-17

「嫌なことをするのが仕事なんだ、それが金になるんだ」ってのが違うって言ったのは、

楽しいことをするのが仕事なんだ、それが金になるんだ」と思ってるからではないです。

作業者感情作業価格に直接の関係は無いです。

支払い能力のある所から需要がある仕事から金になるんです。

あなたのおっしゃる通り、

誰かがやらなくてはならないが誰もやりたがらない仕事というものはもちろんあるでしょう。

その仕事を引き受けるのはとても立派なことです。

社会貢献にもなるでしょう。他人から感謝もされるでしょう。

しかしそれらは単独ではほとんど金にはなりません。

支払われる金額仕事に不釣り合いだから、誰もやりたがらなくなったのですから


あなたは私を団塊脳だと罵りましたが、

嫌な仕事を工夫して少し楽にする、くらいの事は考えてもいいんじゃないでしょうか。

疲れたら時々手を抜く、くらいの事は考えてもいいんじゃないでしょうか。

お体が心配です。御自愛くださいませ。

2016-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20160803104837

けど現実には「うつ病休職した」人間の方が結果的に救われていないか

仕事量は控えてもらえる、精神面への配慮もされる。

うつになる寸前でがんばっている人は仕事量は増える一方、精神面の負担も増えるばかり。

病名がつくかつかないかで、受けることのできる補償って大きく違うよ。

まあ、長い目で見れば出世コースからは確実に外れるし、良いことばかりとは言えないけど

それも考え方次第だと思うよ、淡々作業者に徹して早く帰れるのならそれも悪くない。

2016-07-07

良く分かる「みずほ銀行デスマーチ

やあ、デスマーチってるかい

実はデスマーチ基準ってのがあって、7時間寝られるか。

なんと自宅に居る時間は5時間だけ?継続してたらデスマーチよ。

法律守って作業者が自宅に9時間いられるようにマネジメントするのがお仕事

(鎮火の初動は、終電まで働かせといて健康管理自己責任とか言う人の排除から

というわけで、みずほ銀行最近また話題になったので、振り返ってみよう。

銀行権力闘争根本原因

さて、みずほ銀行吸収合併は、こんな感じ。

で、記憶に新しい2011年東日本大震災システムトラブルの影響で、

システム刷新して再発防止するぜ!というのが2012年スタートの話。

みずほコーポレート銀行みずほ銀行吸収合併されて、

みずほコーポレート銀行みずほ銀行改名

はい、クソメンドクサイですね。

モメにモメるぜ銀行格式の話

しっかし、この合併って超ややこしくて

第一銀行が1873年(明治6年)創業

安田銀行1880年明治13年)創業

日本銀行1881年明治14年)創業

日本興業銀行1900年明治33年)創業

とか並べると、ウワー関わりたくね-って判るでしょ。

今のみずほ銀行は、旧みずほコーポレート銀行なので、旧富士銀行なのね。

法人格法律上会社人格)も、SWIFTコード世界的な銀行識別番号)も、旧富士銀行のを使ってる。

でも、日本国内で使う統一金融機関コードは、旧みずほ銀行で、旧第一勧業銀行で、旧第一銀行なのね。

なぜなら、旧第一銀行統一金融機関コードは0001で、旧富士銀行が0003だから

なんでマルチベンダーなのよ

ベンダーってのは企業システムを納入する業者だと思ってね。

銀行システムを納入すると継続的に儲かります保守とかで。

しかも、元みずほコーポレートたる興銀は企業向けメインで、元みずほ銀行は個人向けがメイン。

AKB宝塚歌劇団合併したみたいなもんスよ。そりゃ一歩も引かないわな。

自分とこのシステムが他行の軍門に下るのは承服しがたい。

という政治的決着を経て、

銀行としての本懐は第一勧銀の富士通

信託として信頼と実績の富士日本IBM

外向けに儲かってるところは興銀の日立

全銀システムはそもそも開発保守をずっとNTTデータがやってるんで、そこしかやるところがないという)

なぜデスマーチが終わらないのか

あのね、マルチベンダー地獄っていうのは、違うのよ。

全銀ネット使うなら、NTTデータ噛ませないのはありえない。

そして三菱東京UFJ銀行の開発はちゃんと終わりました。あそこも無茶やりました。

ポイントは、どの派閥が主導権を握って、有無を言わせないか

UFJ派閥抗争で完全に疲弊しきった所を、天下の三菱御三家東京三菱銀行が救済しました。

から、旧UFJ系(日立)は「実利で残した」という形で、東京三菱側(IBM)が完全にコントロールしてた。

主導権が完全に旧東京三菱側にあるので、旧UFJ(旧三和銀行)がなんか言っても鼻で笑われるレベルね。

まりクライアント(依頼主)側の命令系統キッチリしてるかどうかが全て。

結局みずほシステムって完成するの?

家を建てる時にさ、大工左官職人と配管職人ガラス屋と設備屋が居るから完成しないとか、無いでしょ。

それぞれの職人にそれぞれの指示をして、結果として一つの建物ができるのはそんなに珍しく無い。

(もちろんちゃんと連携しとかないと穴空いてないか換気扇付けられんとかあるんだけど)

から、誰かが主導権を握れば普通に完成するよ。

例えば、みずほ銀行の現頭取の林さんは富士銀行の人。

だもんで、日本IBMプロジェクトマネージャーに全権委任して、組み直せば終わるよ。

みずほ銀行内の揉め事は、全部林さんがOK/NG決めて、IBMPMが采配して進める。

要は、クライアント(依頼主)側の意思統一ができていないのが一番の問題

これは、ベンダーがーとか多重請負構造がーとか、そういう問題じゃない。

第一勧業銀行富士銀行日本興業銀行合併が終わってないのが問題

(外面の話じゃなくて、内部的に一つにまとまってるかってことね)

つうか、みずほ情報総研音頭取らないの謎だけどな。

自社もまともにできてないのにSIとか臍が茶を沸かすぜ。

追記その1

みんなコダワルねぇ。

ヤヤコシイということだけ判ればエエのに。

とするじゃろ

/*合併前の法人格リスト 第一勧業銀行, 富士銀行, 日本興業銀行*/

/*ここから2002年*/

社名変更(みずほ銀行, 吸収合併(吸収合併(第一勧業銀行, 会社分割(富士銀行, 富士リテール)), 吸収合併(新規設立(みずほ統合準備銀行), 会社分割(日本興業銀行, 興銀リテール))))

社名変更(みずほコーポレート銀行, 吸収合併(富士銀行, 日本興業銀行))

/*ここから2013年*/

社名変更(みずほ銀行, 吸収合併(みずほコーポレート銀行, みずほ銀行))

追記その2

第一勧業銀行第一銀行から来てることは知らなくて良いなんてコメントは甘い甘い。

日本では古いほうがエライ。それは実にシンプル帰属意識や誇りに結びつく。

今をときめく日本銀行よりも第一銀行(第一国立銀行)の方がエライのよ。

まり第一勧銀の方が富士よりも格が上だと思ってたりする。

んで、明治創業の三行がプライドを漲らせたママ

  1. 一般人相手預金業務を第一勧銀の富士通システムにする
  2. 企業相手の貸付業務を興銀の日立システムにする
  3. 信託業務は富士日本IBMシステムにする
  4. 信管理とか項目名どうする?
  5. 合併元それぞれの銀行マンがそれぞれのシステム担当者に違うこと言う

よしもと新喜劇AKB宝塚歌劇団合併したみたいな話に例えると

「この衣装リストはどう管理しますか?」

衣装衣装で良いだろ」

「じゃあそれで」

「おい衣装セットリストは揃えるのが常識だろ」

レビュー衣装は別で管理が良いな」

「えぇ……」

小道具って衣装とセットにしますか?」

「しないだろJK」「含めるに決まってるだろ?」「千秋楽だけ生花衣装扱いで」

「えぇ……」

「どうかな?公演の日取りは決まってるけど」

「「「おおむね順調です!」」」

(オマエラマジいいかげんにしろよ)

追記その3

はいはい結論だけ読みたい人ようこそ。産業

(三行で正確に知りたいってのは業腹ってもんだ)

期日があるし作り出してから摺合せとか、そりゃ炎上せずにはいられない(相川七瀬感)

2016-06-25

[] ウォーターフォールメリット

http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807

から始まった何年ぶり何度目かのウォーターフォール (vs アジャイル) 論争だが,この記事もその反論記事支援記事も含めて,「ウォーターフォール採用する(せざるを得ない)理由」について書いてあるものはあっても,「ウォーターフォールメリット」について書かれた記事が見当たらないのには驚く。

各種記事

私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い

http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807

まずこの記事。「メリットはない」って言ってるんだから,書いてないのは当然なのかもしれないが,アジャイルメリット=なぜアジャイルがいいのか,についても書かれていない。これではFUDといわれてもしかたない。

日本アジャイル流行らない理由

http://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/06/21/102501

日本アジャイル流行らない理由」≒日本ウォーターフォール採用される(消極的な)理由は書いてあるが,ウォーターフォールメリットについては書かれていない。

ウォーターフォール開発プロセス有効

http://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/06/21/102501

タイトルから期待して読んだが,「ウォーターフォール課題と言われてるものは,実は解決されてるよ」という記述が大半を占める。

最後の一節は「アジャイル問題」として,「変化に人間がついていけない」点が挙げられていて,その裏返しでウォーターフォールがいいよ,ってことを言いたいのかもしれない。しかし,アジャイルは「変化に機敏に対処する」ことが眼目であって,何でもかんでも変化させなければいけない,というものではないので,指摘自体的外れに見える。

ウォーターフォールアジャイルを考える

http://arclamp.hatenablog.com/entry/2016/06/23/172941

冒頭,

まず、「ウォーターフォールは何のメリットも無い」は嘘です。何のメリットもないもの存在するわけないので。

とあって,メリットを語ってくれるかな,と期待させるが,結局「スコープが確定しているならウォーターフォールでいい」,という消極的採用理由が述べられるだけで,メリット積極的採用理由は述べられていないように見える。

ウォーターフォールメリット

ではウォーターフォールメリットは何なのか?

それを語る前に,まずウォーターフォール定義しておく。現在日本ウォーターフォールとして認識されているプロセスは,国防総省式の「戻りの線」なしのものである。即ち,確定した要件なり仕様なり(以下まとめて「スコープ」と呼ぶ)は変更しない。「ウォーターフォール」という名前自体が,この一方向性に由来している。従って,ウォーターフォール定義としては,「(フェーズゲートを超える際に)確定したスコープは変更しないプロセス」で良いだろう。

この定義に沿わないプロセスは,「偽ウォーターフォール」であり,以下に述べるウォーターフォールメリットを受けることはできない。メリット享受できないだけでなく,この種の「偽ウォーターフォール」は(「偽アジャイル」同様)大きな害悪を撒き散らす。

さて,「確定した要件仕様は変更しない」ことのメリットは何か。パッと思いつくのは「手戻りがない」ということである。確かにこれはメリットと言えるかもしれないが,手戻りがなくてうれしいのは主に作業者である。これでは弱い。もう一歩踏み込んで「手戻りがない」と発注者/受注者含め何がうれしいのか。

答は

納期 and/or コストぶれるリスクを小さくできる」

である

すごく当たり前のことなのだが,これが書かれている記事が見当たらない。

そしてウォーターフォールメリットはこれだけで,それ以外にはメリットと言えるものはおそらく存在しない。

やはりウォーターフォールにはメリットなどほとんどなかった

ここで,前節で登場した三つの要素「スコープ」「コスト」「納期」に注目してみる。

よく見るとこれらは,いわゆる「QCD」に対応している。ちなみにここでいう Quality (品質) は「バグがない」等の「問題の不在」だけを指すのではなく,本来意味での「品質」,即ち利用者の役に立つか,使いやすいか,ということまで含むものであるスクラムアジャイル)を知る人であれば,「トレードオフスライダー」の「品質」に相当するものだと理解してもらえればよい。

そうすると,前節のウォーターフォールメリットは,以下のように言い換えることが可能である

ウォーターフォールメリットは<品質を固定することで>コスト納期ぶれるリスクを小さくできる点にある」

これで問題が明らかになった。要するにウォーターフォールは,コスト納期のために品質二の次にするプロセスなのである

その結果,これまでどんなことが起きてきたか

あくまで変更を行わなかった場合

開発の途中で,要件仕様問題が見つかったとしても,あくまウォーターフォール定義に殉じると,出来上がるのは「使いにくい」「使われない」システムである

事業会社IT会社に転生させることが、これからSIerミッション」 ( http://gothedistance.hatenadiary.jp/entry/2016/06/20/153941 ) に,その実例らしきものがでてくる。

禁を破って変更を行った場合

これを行った瞬間からウォーターフォールはその(ほぼ)唯一のメリットを失い,混沌が始まる。

最も多いパターンは,発注者側が(もはやスコープ品質を固定するという前提が失われているにも関わらず)納期コストの確定というメリット享受を譲らず,プロジェクトデスマーチ化する,というものであろう。あるいは,コストは譲るが納期は譲らない,というパターンの方が多いかもしれないが,いずれにせよデスマーチ化につながりやすいことは間違いない。

そしてこの副作用として何が起きたかというと,受注者側がそれを見越して納期コストバッファを積むようになった。当然それは見積もりの不透明感につながり,発注者側に受注者が「ボッて」いるのではないかという不信感を植えつけることになった。要するにお互い不幸になったのだ。

うまくいくのは非常に限られた条件が成立する場合のみ

スコープの変更の必要が生じたら,どちらに転んでもいい結果は得られない。となると,ウォーターフォールがうまくいくのは,「スコープが明白で,変更の可能性が全くない」開発案件に限られる。統計をとったわけではないので,そのような案件がどの程度あるかはわからないが,直感的には「ほとんどない」のではないかと思う。なぜなら,そこまでスコープが明白であれば,今はパッケージSaaSのようなレディメイドのものを導入する方が安いし早いしリスクも小さいからだ。

もう一つの可能性としては,スコープが変更不要になるまで,とにかく事前の準備と調査を徹底的に行う,というパターンもありうる。しかし,これは「準備と調査」の過程事実上いろいろ試作することになる(そうしないと変更のリスクが消せない)ので,もはや作業プロセスの大半が実はウォーターフォールではない,ということになるだろう。

アジャイル銀の弾丸ではない

ではアジャイルプロセスを導入すれば,これらの問題はすべて解決するか,というとそういう話ではない。ウォーターフォールメリットが(ほとんど)ないことと,アジャイル有効であることとは,独立議論である

そもそも「アジャイル」というのは考え方であってプロセスではない。だから,考え方を理解せずにプロセスだけ導入すると「偽アジャイル」になって,害悪を撒き散らすことが多い。

アジャイルの考え方は,主に以下の2点でウォーターフォールと大きく異なる。

1. スコープの変化がありうることを前提としている

2. スコープ品質=役に立つこと(=使えないものを作らないこと)が最優先であり,そのためにコスト納期が変化を(ある程度)受け入れる

この考え方こそアジャイル本質であって,CI/CDやDevOpsなどは,変化にすばやく対応するための道具にすぎない。もっといい道具があればそれを使えば良いし,CI/CDがなくても変化に迅速に対応できるのなら使わなくてもいい。

また「スコープに変化がありうること」は必ずしも「スコープをできるだけ確定する」こととは矛盾しない。リスクを下げるために,スコープはできるだけ確定する努力をする,というのはアジャイルでも変わらない。変えるべき時は変える,という点が違うだけだ。なんでも後で決めればいい/変えてもいい,というのは「偽アジャイル」であって,害悪しかない。

もちろんこれがあれば何もかもが解決する,という類のものでもない。上述の2点があるだけで(少なくとも今のたいていの開発案件において)ウォーターフォールよりマシになりうるとは思われるが,別の問題(例:納期コストの変化をどう扱うかという問題)も,同時に導入されてしまう。特に日本では請負契約によるソフトウェア開発が一般的であり,これが「納期コストの変化」と絶望的に相性が悪い。

もっとも,今の「ウォーターフォール」によるソフトウェア開発が,請負契約の成立条件である契約時にスコープを確定(し,変更しない)」を厳密に守っているわけでもない以上,これだけを理由アジャイル否定するのはどうかとも思う。

契約については,IPA等でも取り組みがあるようだが,いずれにせよ契約を行うのは発注者と受注者であり,受注者側だけでどうこうできる問題でもないので,発注者側の意識の変化を期待するしかいかもしれない。

2016-06-24

有料動画違法アップロードは期せずしてフリーミアムモデルを構築していると思う。

素人の作った稚拙編集で、低画質、低音質の動画となって動画サイト掲載される。

そこで気に入れば正規方法で見ればよいし、そこであえてお金を払ってまでは見ないという人は潜在購入層ではなかったので正規制作者には損失ではない。

正規制作者にとっては勝手に手間とリスクを冒して広告を行ってくれるのだから作業者から利益を得ているともいえる。

2016-04-26

作業用に

スマホ会社総務部から借りた。ちょっと緊急だった。

借りたスマホは、そのまま依頼のあった、他部署へ渡した。

しばらくした後、その他部署作業者から報告があった。

どうやら、総務の貸し出し担当者私的に使ったらしき情報がそのまま残っていたようだ。

確認したところ、鳴りやまないSNSからあやしい通知と、あぶない性癖連想させるブラウザの大量履歴

ちょっとおかしい奴だとは思っていたが、まじで笑えないなぁと思いながら管理者現場権限アプリの削除と履歴の削除をし、再び他部署へ戻した。

この際なのでリークしてなんらかのリストラ材料に...と考えたのだがちょっと弱いかな?。おそらく横領罪になると思うんだが、チクリ所をミスって個別名誉棄損とかで訴えられるのも面倒だ。

ということで担当者エスパー魔美にご執心だったことは胸のうちにしまい、おれは今日新橋に消える。アディオス マミマミ

2016-02-28

寝るも死ぬ自己責任

ロープ所作業の研修を受けてきたのだけど

周りを見渡すと寝ている人が結構目につく。

法律で決まっているので

仕方なく受講しているような

そんな雰囲気の中講義ははじまる。

いやはや

講義が進むにつれて講習を受ける意味

というのがわからなくなってくる。

配られたテキスト内に

災害事例なるものが載っているのだが

作業者のアホさ加減が伝わってくるものばかり。

そりゃそうだよね。

講習を真剣に受けずに

決まったとおりに作業できない人間だもの

話聞かずに寝てるんだもん。

命がけの作業に関する講習で

寝てるんだもの

テキストも見ず

先生の話も聞かずにねているんだもの

ほんとお馬鹿さん。

ステージにたってお話しする講師

テキストを読むだけで眠気が襲ってくるような内容だしさ。

終わった後の講師のやりきった感。

一生忘れないね

受講者もそうだが

講師講師じゃね。

暗黙の了解なのか

法律で決まっているからなのか

とりあえずやっとけばOKみたいな

そんな雰囲気の会場。

きわめつけは

講師一言

講習時間が決まっているか

喋らなけきゃいけないんだと

そんなだから

いつまでたっても災害が減らないのではないか。

こちとら真面目に聞いてるんだし。

そんな奴が多いから

法律が厳しくなってくる。

どんどん意味不明な条文が増えてくる。

危険な事を

危険だと認識する能力が著しく低い者は

受けない方がいいよ。

作業もしなくて結構

だって

周りに迷惑かけて

死ぬだけだから

チーン。

死んだら死んだで

本人の馬鹿さ加減を世間晒すことになるのだけど

死んだ人間の周囲はそうもいかない。

会社のせいだ会社のせいだ。

と、騒ぐのである

俺だったらそうするもん。

気持ちはわからないこともないけど

マニュアルどおりに作業しなかったでしょおたく旦那さん。

ってね。

死人にくちなし。

何も言えねー。

とにかく

ロープ所作業なんちゃらの研修を受けるやつは

しっかり講師の話聞いてください。

死んだらおわりですよ。

悲しむ人がいることを忘れないで

クラウドワークスが人を幸せにしなかった記事を見て

思うところが多かったので増田に書く。

労働マッチングが今のところ使うべきじゃないのは元記事で嫌って程わかることだからそれについては話さない。

それ以外に、内容がソーシャルワーク以外にも、

IT系仕事共通して言えることが多いと思い、自分も感じたところまとめる。

■「余計なもの

これが本当に罪深い。

私が知っている範囲だと、よく「ディレクターはいらない…なんて話が飛ぶ。

こまごました詳細が分からない人にとって、「交渉」というのは「駄々をこねる作業」にしか見えないので、

それに労働力を割くのが理解できない…ということなのだろう。

でもその認識は大いに間違っている。

たとえば家を作るとして、リテラシーの無い人間

大工電化製品相談をする。電力は何Aが良いか?とか…

大工にとっては全く畑違いの話なので「よくわかりません」と答える。

すると依頼者は「それでもプロか!」と激怒する。

こういう不幸を防ぐために、ディレクターのような調整役が要る。

大工いくら積んだところで素晴らしい電化製品の調度は不可能だ。

効率コスパ最悪な上に、欲しいものはあがらない。

効率的に、安くて素晴らしいものをつくるために、

調整役は必要なのだ

世の中のクライアントに、ディレクターの本当の仕事を知ってほしい。

世の中では、おそらく

ディレクターが何をしているのか、分かる人は少ない。

それは仕方のない事だが、

せめて発注する側のクライアントになる人にだけは、それを理解しておいてくれたら

もっと皆がしあわせになれる道があるんじゃないかと思った。

「余計なもの」が一体どんな役目をしているのか。

まりディレクター(調整役)の仕事効用が周知されたら、少しだけ世の中の仕事がよくなるのではないかと思った。

クライアント(発注者)のITリテラシーが低い”

クライアント(発注者)の人間のクズ率が高い”

これも、クラウドアウトソーシング以外で、零細~中規模くらいの会社だと、

社内でも普通にある。

IT業界だと、他業種を割とがっつりやっていた人が

ベンチャーで一発あてよう!といったノリで参入してきた人が割と多い。

(本当に多様で、国の機関にいた人や、銀行SEをやっていた人など様々だ。)

他業種ながら、パワフルでパンチのある経歴で、

実際にIT仕事をしても、持ち前の活力で乗り越えていく。

会社評価も上がり、黎明期からもう10年以上経った今では、彼らがコントロール側(偉い人枠)に就いていることが多い。

だが、いかんせん、ITプロではないのだ。

からIT関連のリテラシーについては非常に薄い。

だが、その人たちが大事な決定権を持ち、ことを牛耳っているのが

今のIT業界なのだ

そしてその彼らが、さも全て知っているような顔で

「それ必要なの?」とかをさらっと言う。

社内では、偉い人になっているので、「(あれ?変なこと言ってるぞ…?)」と思われても、あまりツッコみが入らない。

そうやって、そのままの形で仕事が次のフローへ流されていく。




誰かが、その偉い人達に口添えできる仕組みがあれば、

またその偉い人達が、「自分だけでは、ことを十分に把握できるリテラシーはない」と自覚できていて、わかる人間意見をきちんと仰げれば

これもまた、少し世界が優しくなるのではないかと思った。

(※世の中には、その辺ができている偉い人も大勢ます。ですが、歴史の流れでできていない方もまだまだ多い…という意味です。)

一番不幸なパターンは、

その偉い人が、自分リテラシーが足りてないことを認めず、

知ったかぶりをして、丸投げするパターン

政治的にはあってるんだろうけど、その下には無数の屍が転がるので、その責任を持つ覚悟は忘れないでいてほしいと祈るばかりです。


例え、政治的必然性があって結果的に行動は変えられないとしても、

自分が行っている事に自覚を持っていて、できる限りの努力をしようとするのか、

無意識で、無関心に気にしないで進むのかでは、

だいぶ、状況が変わってくるのではないかと思う。

悲鳴を上げている下流の作業者に愛の手を

そうやって、いろいろ施策を考えても、

やはり始まってみないとわからない穴はたくさんある。

そして、作業者は見えないところで、地獄へ続く穴へドコドコと進んでいく。

それをどうにかするには、

見通しのいいところからちょっとしたアドバイスを与えることだと思う。

(手伝いはしなくても)

方向を少し変えられるかもしれない。




下流の作業をしている人間というのは、

見習い期間などで、経験が浅い人間が多い。

その人たちにとっては、「当たり前」がなんなのかわからない。

なので、妙な上流の指示も

甘んじて受けてしまい、

更に地獄の扉を開いていってしまう。

そこに、ちょっとした

経験者の見解があれば、

ツッコみを覚えられるし、

道はずいぶんと変わるものだと思う。

まとめ

つらつら思う事を書いたが、構造を変えるにはどうしたらいいのか、

最近は本当によく考える。

できることは少ないけれど、

こういった記事投稿することで、少しでも、何かを変える一手になれば幸いに思う。

2016-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20160219144636

書いてたら段々腹が立ってきた。

上司にAの件を確認だったり相談だったりしに行ったら、途中で結論出てないままBにワープ

その時すぐ「ちょっと待って。とりあえずAの話を先に……Bの話はAに直接影響しないですよね?」って言うと、

上司は「影響しない。でもBが!!そうだけどBで!!!からB!!!」ってでかい声で言ってくるばかりになる。とてもうるさい。

ああこの人、一度ワープすると頭の中がワープ先でいっぱいになるタイプなんだな……ってことで、

ワープしたらまずはそっちの話が落ち着くところまで付き合って機を見てAに戻そうみたいな作戦にしたんだけど、

今度はその途中でC→D→E→Fとどんどんワープしていって、

途中から自分担当じゃないからわかんない話とかも出てきはじめると「ちょっと○○君きて!!」ってなって上司の前に並ぶ人が増えていく。

でも呼ばれて来た人の顔を見たらまた別件を思い出すみたいでさらワープが加速して、

最終的に上司が話し疲れるか、最後に話してた件について結論が出た時点で満足するみたいで、「そいじゃ、あとよろしく」と勝手に切り上げようとする。

一度「あれ?っていうかなんでこんなにみんないるの?時間もったいない作業して作業!!」って言いやがった時は横から舌打ちが聞こえた。

とりあえずそれじゃ困るのであわてて「いやちょっと待って最初のAの件が」ってなるわけだけど、運が悪いとそこから再度Bへのワープが始まったりしてもう地獄

疲労感に負けて一度引き下がって再度聞きに行くと、「この間話しただろう!(結論出てない)なんで今更そんなことを聞きに来るんだ!!」って怒られる。

「こう進めます、いいですか、ダメですか?」みたいな「イエスかノーでお答えください」って言ってる国会じみた聞き方しに行くリーダー格の人も、

結局同じように絡め取られて時間を浪費する流れになるので、みんな関わらないで済むうちはなるべく関わらない方向でやってるみたいだ。

自分もなるべく上司の席に行かないようにしている。

「その方針でOK」程度の言葉を引き出すのに1時間単位でかかることもあるので、本当に疲れるし時間もったいない

思えば、締切間近な仕事がある日に上司の方からこっちの席にやってきて、超時空話法で時間を奪われて作業が遅れる原因になったことも1度や2度じゃない。

「今急ぎの作業があるので片付いたら伺いますから後でいいですか?」って言って追い返そうとしても、

「うんうん後でいいよ、それはそうなんだけど~そういえば~そもそも~」って言って話が止まらない。帰ってくれない。

でも上司は「作業が遅れるのは作業者責任感が足りないからだ」ってさらに上の人に平気で言い放つ。

定期的な通院が必要レベルで体を壊すメンバーが続出して、上層部から休日出勤禁止されたときは「自分のせいで長時間労働になってるのに体調管理が甘い」って言ってた。

すぐ近くの席にいるけど、いっそ全部メールでやり取りさせて欲しい。

以上、ただの愚痴

2016-02-18

ソシャゲって宗教に近いと思うんだけど

http://www.4gamer.net/games/238/G023885/20160216028/

PlayStationWiiXboxなどのゲーム機で,最後まで遊べるデータも入って5000円,6000円という値段をつけて売られているゲームと,

ソーシャルゲームのように後からいろいろ出てくるゲームとで,同じ仕組みや法律判断されるのはおかしいのかなぁ,と思うんです。

もともと同じ「ゲーム」でも,それはもう違うものじゃないのかしら,と。

ちょっと前にソシャゲ運営をしておりました者です。

運営と言うのは、教会神父やお坊さんに近いんじゃないかなと思うんですね。

ソシャゲの中での人間関係のこじれについて助言してあげたり、運が良くなる壺を販売したり、まぁこの壺、じゃなくてカード

実際に効果があるんですが、50%も60%も体感値はあまり変わりがないので信じてもらえないこともあります

他にもお布施が高いと言う声に答えて奇跡のようなサービスする事もありますし、素行の悪い人たちをポア、ではなくデータをバンする事も。

まぁ判断を下すのは辛いんですが。

  

それにしてもこの対談は誘導尋問みたいで気持ちが悪いですね。

隊長ガチャ射幸心を煽るように、空売りしたいサイバーエージェント暴落させるべくに煽っているんじゃないかとさえ考えてしまます

子供の名義で空売りなのか、第三者に依頼され、お金を受け取って真剣炎上エンジョイしてなんて…楽しく妄想しています

  

本題のグラブルに関しては、詐欺行為として立証したい考えのようですが、運営をやっていた側からすると設定ミスではないんだろうかと思えるんですね。

設定ミスをしてしまったけれど、運営として強気な振る舞いしなければいけないので孤軍奮闘している感じです。

運営と言うのは24時間コンビニで働くのと同じぐらい辛いものがあり、ミスの少ないルーチンワーク設計実行していくのが安定運用のカギになります

ガチャに新キャラを追加するのもルーチン化されて何も考えずにどんどん追加していったんでしょう。

3%の最高レアリティ枠に10種類突っ込めばそれぞれ0.3%ぐらいになり、いい感じに”当たりにくい”ガチャとなりますが、

何十体と繰り返しと新キャラを追加すれば、1体あたりの当たる確率小数点以下の数字コンドームの薄さのような値になり、

実際に目標数が出回らないカードになってしまうこともあります

正しい運用ガチャの最高レアリティ枠は入れ替えて程良い確率担保することですが、

入れ替えずに追加する一方となり確率が低くなり過ぎたのではないでしょうか。

グラブルぐらいに売れると、よくある話が、Pが天狗になりパワハラに走ってしまい、

たとえ下っ端の作業者がこのガチャ確率に気づいてたとしても助言できる空気がなくなってしまう、と言うもの

まあ原因は何であれ、あれはプロ運営故意で設定する確率ではありません。

  

札束で殴り合わせる」ようにして

こう言ってはいるんですが、ガチャを回す行為が”殴り合い”になんて感じないんですよね。

ガチャ確率が低いことに感付いたユーザーガチャを回しながら、動画撮影をしたりキャプチャを取っていくんですよね。

これって、セコイですよね。お金を払って超絶レアカードが入れば儲けものだし、もしもカードが出なくても、

スーパー課金したヒーローとしてSNSなんかでバズるんですよ。

下手したらゲームユーザー数を超える人たちに見てもらえる可能性だってあるじゃないですか。

どの道お金を払ってハッピーなんですよ。殴らずに。彼ら高課金ガチャユーザー自己顕示欲のためにガチャを回してるんです。

   

ゲームに飽きた後,何も手元に残らない……というのはねえ。

  

何も残らない問題に関しては、これは傍から見たらそうなんでしょうね、でも、ほんまは残るんやで!(関西弁)と言いたいです。

一人で遊んでるユーザーはきっと何も残らない。でも友達と遊んでるユーザーは負けて悔しかったり、勝って嬉しかったことが

思い出として残っていると思うんです。友達と遊んで思い出に残らないなんてレジェンド悲しいことはありません。

ソーシャルゲームなんです。

ソーシャルのつながりが面白くしたり思い出を作ったりするんです。

断捨離時代にいちいちものが残るなんて必要ないです。大事ものは心のどこかに残っているんですよ。

  

ソシャゲはまだ生まれて間もないジャンルです。良いところも悪いところもあると思います

でも、決してすべてが悪じゃないので、これからも悪いところは直して良いところは伸ばす感じで成長して行くことを願っています

そのためにも自分運営から離れて新規タイトル頑張ります

2015-12-26

三菱重工客船工事遅れについて漏れ現場の声

以下の二つの記事を踏まえての匿名掲示板から漏れ伝わる現場の状況を備忘録も兼ねて引用しておこうと思う。

三菱重工、3度目の客船納入延期 米カーニバル系向け

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25HNS_V21C15A2TJC000/

客船建造の遅れ回復へ 三菱重工必死総力戦

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO86769480U5A510C1000000/

■倍増の4000人を投入 事務所からの移動時間も短縮


ニュース速報 長崎版 第19面

868 :ななしばい:2015/11/16(月) 22:51:16 ID:HzivZ05k0

客船建造はノウハウがある欧州の造船所が主だからなぁ

国内の船会社発注すればいいと思うけど、採算が取れないとみて20年前の船を改装してお茶を濁すくらいだし

造船自体斜陽産業みたいなもんだし先は長くないだろうね

869 :ななしばい:2015/11/16(月) 23:09:01 ID:ps4B1NIc0

建造中の客船には

仕事しないでボーッとしてるだけの人間がいかに多いか

作業者は居るが、人を集めればいいってものじゃない

870 :ななしばい:2015/11/17(火) 00:18:25 ID:HOAnvA2w0

>>869

外国から職人を呼び寄せたはいいが、言葉が通じくて指示が出せず途方に暮れている

という話を聞いたことがある。

通訳くらいちゃんと用意しとけよと言いたい。

871 :ななしばい:2015/11/17(火) 01:47:06 ID:DEI2VSq.0

外人就労ビザで来てる人たちだからみんな一応のスキルは持ってる。でないと就労ビザなんて簡単に降りない。

問題日本中からかき集めた素人作業員経験カスだらけ。暇さえあれば船室内で隠れてスマホゲームやってる。

こんなカス何百人集めても船は出来上がらんって。

もう問題が山積し過ぎて三菱も細かいところに全く目が届いてない。

もう現場カオスだよ。

872 :ななしばい:2015/11/17(火) 03:06:02 ID:cqqyJlls0

今の三菱てんやわんや

新型ガス船も設計どうりの燃費出ず、契約上2番船3番船と作り続けて行かないといけないのに

豪華客船に人を取られて資源探査船も工期遅れ、人を集めるも派遣ゴミクズ集団で使い物にならない

しかも、海外技術者とは言葉も通じず、作業が進まず、残業続出!

大波止バイク置き場は夜遅くまで三菱バカが占拠中

12月に延期した納期も守れないのは当然の事、もちろんまたまた特別損益を百億単位で出すのは内緒の話w

赤字覚悟で豪華客船2隻受注したのは受注主が6隻建造計画があったか

でも、あまり三菱の能無しっぷりに飽きれて、船主のアイーダ欧州に残りの4隻すべて取られちゃった

職人を育てず、見よう見まねの経費削減して派遣アウトソーシングばっかするからこうなるんだよw自業自得

造船総合スレ その14

63 :NASAしさん:2014/08/25(月) 20:09:55.50

三菱重工クルーズ客船建造から撤退を計画=独紙

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0QV2T820140825

67 :NASAしさん:2014/09/05(金) 08:34:24.20

>>63

これ本当か?うちの会社三菱長崎に何名かやってて

客船の配線工事やってるがそんなうわさ聞いてないっていうが

ただ工事は遅々として進まんが

629 :NASAしさん:2015/12/23(水) 11:18:36.34

かい仕上げが残っていて、年内無理かもーー大本営発表みたいになってきましたね

http://blog.livedoor.jp/centimenta/archives/50826027.html#comments

2. 作業員C 2015年12月23日 01:12

何度も言ってます

1番船、2番船共に、素人作業員が悪の始まりです。

配管、配線も終わった部屋に防熱をする為のピン打ちで、配管や配線を傷つけ、やり直し。

間違えた配線や配管をし、やり直し。

不注意から簡単に防げる災害を起こし、作業効率が下がる新しいルールを作り、

毎日会議では、休憩が長い、喫煙所が汚い、帰りが早いと小学校でも言われない情けない内容の連絡。

監督検査基準検査官次第で見る所が違い過ぎて混乱。。

もう飽き飽きです(笑)

どんな素人でも、居れば給料を貰える。

三菱の昔からシステムです。

丘の現場みたいに、頑張った人が儲かる。

素人仕事が出来ない人は給料が安い。

当たり前のシステムを、そろそろ始めるべきでは??

634 :NASAしさん:2015/12/24(木) 15:38:47.06

元々、造船業自体技術者技能者も減少してんのに人集めよう思ったら必要以上にボロが集まるんは偉いさんやったらわかるんとちゃう

639 :NASAしさん:2015/12/24(木) 21:54:58.60

>>634

造船業経験の人も大量に来てるぜ~

新卒で三ヶ月の研修受けただけの技術派遣とか

むろん船の用語を一切知らないレベルなので、来てくれてもまったく負担軽減にならない

bulb plate を valve混同、大混乱を招いたり…

わろけてくる

【造船】もはや風前の灯? 三菱重工の失敗で日本の豪華客船建造喪失危機

206 : sage[] 投稿日:2015/11/17(火) 00:18:05.51

>>1 現場で働いてる者だけど・・・

・重工トップ曖昧設計契約

設計不具合有りまくり

・重工社員二次三次業者に丸投げで現場の事は解りませんし、上から命令を伝えるだけ。

・重工社員は仕切れないので、現場同士で話し合うも我先現場

・配管、内装しようにも物がありません。

納期が詰まってきて、上の手さえ入れればと云う感じの現場レベルの低さ。

・不良外国作業員の我儘さと、制御できてなさ。

現場必要な物が無くなる不思議

今、2番船にかかってるが、現状変わってませんwww

ニュース速報長崎版の書き込みがすごい

11月の時点でその後の発表と同様のことを暴露してる。

今度の年度末までの期限に間に合うのか本当に不安になるなこりゃ。

2015-12-13

今日もまた失敗した。

手順は全て書き出してから作業にあたっているというのに、予期していなかった事態ミスが無くならない。

ミスの生じるところは「ここまでだったら大丈夫」というような境界が明確でなく、作業者の勘に依存するするところが大きい箇所であることが多い。そして自分にはその勘が備わっていないことはこれまで何度も思い知らされてきた。本当にただ「気をつける」くらいしか解決策が無いのが辛い。気をつける対象は明確に決まっているわけではない。そして失敗による工程の遅れを取り戻すために更に急いだ結果、これまでだったら問題なく進めていたところまで失敗するようになってしまった。

また、意図的かどうかに関わらず横槍が入ることもいつもの事のようになってしまっている。

からそういう体質なのか、所属する組織における面倒事の解決に当たらざるを得なくなることが多かった。その度に問題に対して真っ向から勝負を挑み、精神をすり減らしてきた。

それらを解決したからといって特別スキルが身についたわけではない。日々の生活立場を維持するために、多大な労力を支払ってきただけだ。他のことでもそうだが、そうすることでしか道は拓けないという脅迫観念が染み付いてしまっているのだ。やれるかやれないかではなく、やれたかやれなかったか。やれなかったらそこでおしまいという焦燥感が頭から離れない。それでもここまで何とかしてきた自分に自信を持つべなのだろうが、次も何とかできるとは限らないという思いが心を支配している。

失敗や面倒事に巻き込まれる度に襲ってくる焦り、悲しみ、絶望感といった余計な感情自己暗示と薬で何とか抑えこみ、心を鎮めて目の前の仕事に集中する。そんな毎日を繰り返している。いつも期限に追われており、仕事を追うということが出来ていない。

気がつけば日付が変わってから帰宅するのが当たり前になってしまった。

それでも、諦めたくない。諦められない。諦めたら今よりも更に辛く、苦しく、惨めな生活が待っているから。

諦めたくない。諦められない。

早く楽になりたい。


の憂鬱な気分を少しでも吐き出したいと考えてここに書き込んだ。

後になってからこれを見て「そういやこんな時期もあったなぁ」と思える日が来ることを祈る。

2015-12-12

とある会社CMS

クラウドサービスというか、すべての作業

ブラウザ上やらないといけないという仕様CMSを使っております

独特の作業手順やデータ格納ルールなどの追加知識が必要になるという事もたいがいなのに、

CMSがあるサーバアクセスする会社回線がそもそも細いのに加えて、

サーバ自体海外にあり、そのサーバシステムがすぐに処理が重くなる仕様な上に、

さらには、全世界の支社の作業者が時差の関係日本時間夕方以降になると増えるため、

加速度的に処理が重くなってついには作業ができなくなるという素晴らしい状況。

実際、顧客から会社の内外のおえらい方々から結構お叱りをうけているらしい。

よくこんなの全社導入しようと思ったな。

企画見積もり・実装したやつでてこい。貴様らにはグーパンチだ。

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