2016-10-17

 【 1億総活躍どころか、1億総資格なのでは・・・ 】

 先日、建築現場で若手社員に「若い子で建設業に入りたい人居ないかなぁー?」と尋ねたところ、「居ません!!」と即答。

理由を尋ねると必要資格が多すぎるので、建設業に入職するよりもサービス業や鉄工関連の方がハードルが低く、入りやすいらしい・・・

確かに国家資格はもとより最近では、グラインダの砥石を交換するだけでも特別教育!(研削といしの取替え等の業務に係る特別教育)。

荷物を高さ2メートル積むにも技能講習!(はい作業主任者技能講習)。

とどめに田舎のオジサン田んぼで使っている草刈り機を使用するにも安全衛生教育!(刈払機取扱作業者安全衛生教育)。

田んぼのオジサンレベル安全衛生教育を受ける訳ないじゃん! 

講習修了証がなくてもホームセンター草刈り機売ってくれるし!

さらに追い討ちをかけるように来年から自動車免許に準中型が新設!

いまの御時勢、トラックバスドライバー不足というが、免許ハードルガンガン上げて何がしたいのだろう!

自分からすすんで免許取得にチャレンジしてまでドライバー希望する高校生大学生なんて皆無だし!

会社負担免許取らせたら辞める人も出てくるし!

他の先進国もここまで費用資格必要なのだろうか?

資格を増やすのも結構だが規制緩和の名の下に、減らす資格検討して欲しいよー

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