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はてなキーワード: ベテランとは

2016-03-30

業務内容が標準化されていない会社はクソ

今の職場がそうだ。

ガイドラインもない。

から人への口頭の伝達(それを聞いてメモ)するしかない。

しかも言ってることがひとによって大きく変わる。

しか仕事の依頼をしたとき「それは私・俺の仕事じゃない」と言ってくる。(ベテラン社員)

そのくせ、何でも仕事を依頼してくる「あなたは窓口で、そこからどこに振るかは自分で考えて」というスタンス

サジを投げると…ベテラン社員上司に聞いて」→上司「なんで何でも俺に聞きに来るの?」

クソすぎてへどがでる。

2016-03-29

まらない試合に観客が不満を抱くのは日本社会のせいらしいな

大相撲春場所千秋楽白鵬バッシングに感じた違和感主語を思いっきり大きくとると「日本社会ルールというものに対する意識のユルさ」なのではないか?

http://watto.hatenablog.com/entry/2016/03/28/143551

地球は揺れず、世界も止まらず ベテラン同士の攻防はメイウェザーの勝利

http://blog.goo.ne.jp/saupon/e/13c9c097fe12f5ac3e2d46e7315a74b5

ボクシングメイウェザー相撲白鵬努力と才能の天才だし歴史に名を残すほど強いのは万人の認める所

メイウェザー玄人好みの技巧的なボクシングで世紀のタイトル戦としては見応えがないが最終ラウンドまで戦った

しかし超高額チケットを買ったボクシングマニアはいえない富裕層パッキャオならあのビッグマウスを倒してくれると期待のPPV視聴者からは不興を買った

白鵬千秋楽横綱同士の結びの一番で変化した

日馬富士と四つに組んでも8:2で勝てるだろうに

大一番を期待した観客が怒って帰るのも不文律を重んじる関係者から文句がでるのも納得できるのだが

どうも日本社会が悪いらしい

なでしこジャパンかな?

さて、ブログ主横綱が変化してもいいじゃないと主張しているのだが

コメント欄ではなんだか面白い方向に

id:kodebuya1968

これもし日本人力士が同じことをして勝ったらどうなってたんでしょうね?

ましてや優勝していたら...

id:ksaitou

id:kodebuya1968 間違いなく称賛されていたと思いますよ。命を賭けてもいいくらいに確信しています

ブログ主も間違いなく称賛するんじゃないですかね

2016-03-26

特別支援学校問題点

 感じたままに書きます

 私自身、不勉強なことが多いため、誤りもあるかもしれません。不備やご意見等ございましたら、ぜひ、教えてください。

1 特別支援学校教諭免許がなくても働ける

 小学校で働くには小学校教諭免許状必要中学校高等学校ももちろん同じです。

 最近教員免許がないのに何年も働いていた人がいて、ニュースにもなっていますね。

 しかし、特別支援学校では特別支援学校教員免許を持っていなくても働けるのです。普通校免許さえあれば。

 もちろん、教員採用試験も現状に合わせてきており、新規採用者には特別支援学校教諭免許状所持者が多いと思います

 しかし、ベテランと呼ばれる先生方には今も、免許不所持の先生が多くいます

 年功序列公務員ベテラン発言力はやはり、強い。免許不所持の先生発言でも、ベテランであれば優先されがち。

 もちろん、働きながら、講習や通信免許を取る先生も多くいますが、これでいいのか。

2 臨時的任用教諭が多い

 学校によっては、半数近い教員が1年で入れ替わることもあります

 教員採用試験合格しなかった臨時的任用教員が、次々と入れ替わる。

 系統性の確保、専門性の向上を謳う特別支援教育ですが、これでいいのか。

3 指導根拠曖昧で年長者の発言に流されやす

 特別支援学校普通校と異なり、教科書がありません。

 もちろん文科省が出している指導要領はありますが、授業内容を考える際、「思いつき」に頼らざるをえないことも多々あります

 何をやればいいのか思いつかず、ネット検索して、題材を探すことも多々あります

 迷った挙句、「散歩いいんじゃない?」といったことも…

 こんな現状で、指導根拠も何もありはしません。

 その結果、ベテラン先生意見や、去年やっていたことに「ちょい足し」して授業をする、なんてことも。

4 目標曖昧だが、TTのため、意思共有が難しい

 といった具合で、根拠不明指導がまかり通っている現状ですが、加えて、特別支援学校の特徴でもあるTTという指導体制が、問題根深くしています

 知的障害特別支援学校場合、6人学級なら、教員2人が担任となり、1年間過ごします。

 このTT、相性が合う人であれば、児童生徒にとってより良い指導支援を生み出す良いきっかけになると思います

 ただ、世の中にはいろいろな人間がいます。当然、相性の良し悪しもあります

 児童生徒にとって最善の支援方法を考えなければならない。そのときに大切なのは情報共有です。

 が、そもそもの根拠目標曖昧なのです。情報共有、できますか?

 ある程度、同じ方向性での支援は可能なのか?

5 発語のない児童生徒が普通校と比べて多く、体罰まがいのことをしても公になりにくい

 特別支援学校は、体罰事例がとても少ない。これは一見、望ましいことです。

 しかし、児童生徒から発覚しにくい特別支援学校。本当に少ないのでしょうか。

 怒鳴り声のような声が聞こえてくることも…

2016-03-21

3年前に書いたかもしれない感想

これだけ大人気でありながら、自分ラブライブ!をチェックするようになったのはかなり最近である

一応「Wonderful Rush」や「夏色えがおで1,2,Jump!」でその印象的な歌やPVもどきアニメに触れて惹かれてはいた。ライブ映像も見てみたけど、「皆歌上手いなー」と素直に思ったっけ。

そしてその流れで公式提供TV版一期二期ダイジェストだけyoutubeでチェックし、とりあえず劇場版を見て、そこで初めて本格的に興味を抱いたのだからにわかどころの騒ぎではなく、超スロースターターと言っていい。

以下、そんなノロマが昨日までEテレで見ていた第一期(2013冬アニメ)の感想である


結論から言うと、「この筋書きで、あれだけの人気が出たのが不思議で仕方がない」という感じである

そもそも、あまりに人気がなければその時点で二期など作られようがない。でも実際には人気も人気、中の人が「ここまで人気になるなんて思わなかった」と言うレベルである

そりゃそうだよ、だって企画2010年、電撃G'sマガジンという、完全にオタク紳士向けの雑誌の紙面上でひっそり始まったんだし。

それが今や、地元ショッピングモールヴィレッジヴァンガードでさえ扱っていて、そんな店頭の前を家族連れが通りかかった時、その中にいた中学生くらいの女子が「私あれ欲しいんだよねー」と普通に家族に話しかけていて、心底仰天してしまった。

この話に限らず、ラブライブ!が一部の男オタだけの内輪受けじゃなく、少なくない数の女性ファンも取り込んでいるのはpixivを見れば一目瞭然。艦これとどっちが多いんだ?ってくらいの投稿である

そして、企画自体は上述のように2010年から続いているものの、一気にファンが増えたきっかけがTVアニメ第一期なのだそうだから、本当に驚きである


そんなTVアニメ第一期の問題は、ラスト3話に集約される。正直あれダメだろ。なんであんな展開入れたんだって感じ。

逆に言えば10話までは良かった。現実ここまで上手くは行かないというか、どう見てもフィクションですって話だけど、それでも、メンバー手作り思い入れを込めてメンバーを増やし、グループを形作っていった感が伝わってきて、多分これが本作における一番の魅力だろう。

しかラスト3話は…巷で言われる「ラストで無理やりシリアス展開を入れて作品台無しにする花田脚本」まんまだったと言っていい。

でも話はそう簡単ではない。もし花田氏の脚本が「百害あって一利なしレベルだったら「もうお前はホン書くな」で終わりだが、実際には「49の利と51の害」くらいだろうか、作品による当たり外れがあって、例えば昨年放映の「響け!ユーフォニアム」では大当たりだったわけで。

で、本作ではどうだったかというと、これ(自分含む)穂乃果ファン怒るでしょ。ついでに「ラブアロービンタ」が第一期最大のインパクトになってしまった海未ファンも怒っていいと思う。

穂乃果の性格だと、あのダブルパンチは相当堪える筈で、辞めます発言も頷けるのだが、その見せ方が絶望的に下手なのだ

あれでは穂乃果が自分本位自己中な人にしか見えない。校舎屋上で穂乃果がああ言い出す理由を頭では理解出来てもイマイチ感情移入できず、見ていて「えー…」となってしまった。

後述のように、そんなラスト3話の中にも良い意味での見せ場はあったので、もうちょっとなんとかして欲しかたかな。


ちなみに、本作で一番株を上げたキャラはにこだろう。

彼女は出番こそ決して多くなかったものの、登場するたび印象的なセリフや立ち回りを披露し、それを中の人であるそらまる氏が完璧に演じきっていて素晴らしかった。

特に5話の「アイドルっていうのは~」というセリフ12話の「あんた、それ本気で言ってるの?」から始まって激昂するシーン、いずれも本作屈指の名場面である

結果として、気難しいところもあるけどそれ以上に可愛いところもいっぱいあって、実は1年生組と一番仲が良くて(面倒見の良さを想像させる)、そしてアイドルに対する強い想いが芯にあってと、これでファンが増えないわけがない。

もう一つの注目株は、花陽役のシカコ氏。

同時期にやっていた琴浦さんの出演で知っていたけど、元ファッションモデルなのにあれだけ芝居や歌が上手いのは嬉しい驚きである

何より最近声優さん新人であっても「上手く演れて当たり前」になっている。専門的にプロ指導を受け、その中で見どころのある人がオーディションを勝ち抜いてマイクの前に立っているのだから、そりゃそうだろう。

そして、そんな新人・若手がひしめく中にあってもなお、彼女は上手である

この調子で頑張って欲しいし、今後が楽しみである(最近だとオルフェンズにチョイ役で出てる)。

一方で、本職声優でありながら芝居も歌も…という人も残念ながらいる。まあでも「最初はヘボでも出撃を繰り返せばベテラン」なんて話もあるし、二期以降もう少し上手くなっていることを願いたい。


というわけで、Eテレの第二期再放送の告知マダー?

えっもしかしてやらないとか?

2016-03-20

ショーンKに学ぶ「話を聞く」技術

ショーン・マクアードル川上 ラストコメント書き起こし

具体的数字積極的に出すことで説得力を増そうとしているように思える。


 これはある。もう消されてしまったが事件直後まで生存していた以下の記事アウトランダーPHEVタイアップ記事)でも、「コメンテーターとして気をつけていること」を聞かれ、「一般人代表者としてなるべく中立的立場からためになるコメントすること」を心がけており、そのために「具体的な数字を出すこと」は大事だと言っている。

時間を我が物にする/東洋経済オンライン(削除済み)

コメンテーター担当するにあたって彼はそれなりにその分野の知識を調べようとしてきたのだろう。入門書ネット記事を探して読むくらいのことはやってたはずだ。

といっても「概説」以上の域を出ていたとは言いがたい。

具体的な数字(だいたいはパーセンテージ)や専門的な単語(だいたいは横文字)だけを拾い、一般論的な文章単語と矢継ぎ早に置き換えていくことで、「それっぽい」雰囲気を出していたにすぎない。

一部のラジオリスナーからは「話が明晰」「わかりやすい」などといった擁護意見が出ていたが、元となる文章平易なのだからあたりまえだ。

それをあの低音ボイスで述べるものから、なんとなく説得的でプロっぽく聞こえていただけだ。

気位の高いラジオリスナー特に政治経済チャンネルを聞いている奴らほどチョロい人種はいない。俺もセッション22で紹介された本はだいたい買ってる。

反面、彼の「聞く技術」はラジオパーソナリティとしては基本に忠実かつ理想的だ。

彼は担当している番組上、学者などの専門家的な人々とトークする機会が多い。

MCゲスト専門家なら、MCは「生徒役」として聞き手に回る。あたりまえの話なように思えるかもしれないがショーンKはこれが徹底できている。徹底せざるを得ない、と言ってもいいかもしれない。

ラジオパーソナリティというのはその人物がインテリであればあるほど、大なり小なり「自分を」喋りたがる。

ゲスト筋道だててきっちり話しているのに、余計な単語を拾ってそこから脇道へそれてしまテレビバラエティショー的な愚を犯すMCも多い。

そうでなくても、たとえば荻上チキりんなどは普段はそういう欲求をおさえて話に耳を傾けるタイプなのだが、ゲストポリティカル・コレクトネスファクトに反した発言したさいは絶対に看過しない。

彼はゲストだけでなく、オーディエンスに対してより誠実であろうとしているのだろう。

MCは難しい。相槌ひとつうつのでも、頭が良すぎたら「ああ、言いたいことを我慢してるんだな」と、ちゃらんぽらんすぎたら「ああ、話に興味ない/理解してないんだな」ということをゲストにも視聴者にも悟られてしまう。

ショーンKは見事にその間を取る。

相槌を打つべときはそれに徹し、何かリアクションを求められたり話が途切れたりしたときは即席で憶えた単語パッチワークし、「それっぽい」コメントでつなげることはできる。

ゲストというのは自分の言いたいことを言うことにしか興味ない素人だ。なので、「それっぽい」コメントの内容が多少薄かったりおかしかったりしても、あまりに気にしない。かといって、相手あんまりにポケーッとされるのも不快に感じる。適度に理解しつつ、俺の話の邪魔はしないでほしい。わがまま人種なのだ大学教授なんかに多いタイプだ。

ショーンKはその手の人らの話を聞く技術に長けている。男向けホスト技術と呼んでもいいかもしれない。

相槌をうつタイミングと聞く態度と低音ヴォイス理解度三十パーセントくらいのリアクション

ベテランラジオパーソナリティしか身につかない呼吸を、ベテランラジオパーソナリティゆえに修得している。

彼はプロだ。詐欺師や嘘つきとしては二流かもしれない。

しかし、「気持よく他人に話をしてあげさせる」プロとしては超一流だ。

これは日本社会において、なかなかに有用な専門技術であるように思われる。

願わくば、彼に復帰の機会があたえられんことを。

2016-03-15

長年ソープ嬢やってたベテラン嬢にも叙勲してやってくれないか

なあ、晋三くん?

2016-03-07

部署自分以外の人間が辞めることになった。

からなかったらこの人に聞けば良いとされるベテラン社員も辞めることになった。

入ったばかりの新人研修中だけど、この人ももう辞めたくなっているらしい。

まりみんな辞めることになるようだ。

部署上司に恵まれず、現場人間が苦労してきた。

再三訴えても、業務内容も人材的なことも改善されてこなかった。

歴代の上司が話を聞いてこなかったツケがまわってきたのか、不満が爆発した現場人間が次々に辞めてしまう。

ツケを払わされるのは残される人間なんだよな…

自分もまだ半年も働いてないんだけど…

2016-02-24

学生寮見学するときに、ここは見ておけ聞いておけ

世間受験シーズンもいよいよ終盤。受験生たち、保護者たちも後の大学生活を視野に入れつつあるだろう。

学生寮には試験日になると暇な親や試験後の高校生達が見学にやってくる。

家庭が貧乏だった私ももれなくその1人だったのだが、ぶっちゃけ見学に言っても何処を見れば良いか分からないだろうな、と思う。

せいぜいボロすぎる建物に引いたり、左翼系の落書きビビったり、意外ときれいだわ〜とか思ったり。

寮が出してるパンフレットなんかは基本的に「寮最高」みたいな情報ばかり載っていたりするが、良い点様々あれど決して最高ではない。月何万も払って下宿に住む価値はそれなりにある。

このエントリーでは、初見では分からいであろう見学するときに調べておくと良い点や、寮の条件などが意味する所を、寮生活4年目のベテラン視点で考えてみたい。

はいえ、このエントリーに書いてあることは一寮の一寮生の視点しかないことはあらかじめご了承願いたい。寮によって状況や内部システムは様々なので、この視点がどれだけ他に適応できるものなのかは分からない。

参考までに現在私が住む寮のスペックを簡単に書いておく

・旧帝国公立

自治寮

・男女混合、数百人規模、留学生多数

・寮費5000円以下

・4人部屋

シャワートイレ、炊事場、洗濯場共同

以下本題。

自治寮管理寮

これで寮の性格は大きく変わる。

住んでる学生管理してるのが自治寮で、大学管理してるのが管理寮

一般的な寮は管理寮だと思うけど、自治寮派閥を効かせてる大学もそこそこあるね。ウチもこれです。北海道の恵廸寮なんかはNHK密着取材を受けたりして露出が多いね

管理寮については憶測しかないんだけど、それぞれの特徴はこんな感じかな?

管理寮

自治寮に比べると寮費は割高(とはいえ2万程度?)

比較的綺麗、設備が整っている

・さすがに2人部屋が多いんじゃないの?と思ってます。1人部屋もあるところはあると思います

実態アパートと変わらない?

管理されているので「寮の仕事」がない

自治寮

・たいてい寮費が格安

・概ね汚い、設備が整っていない(ウチは冷暖房ないです)

・1人部屋はあまりない。ウチは4人部屋

・「寮の仕事」がある…当番や委員会会議出席の義務など。一個一個は大したことないとはいえ、積み重なると結構めんどくさい。

簡単に解説すると

自治寮で「寮の仕事」があるって言うのは、管理寮で「寮母さん」「守衛さん」「大学局員」が請け負っている仕事を、全部学生たちで分担しているということ。例えばトイレが詰まったりしていたら、管理寮だと放っておいたり寮母さんに言えば、後は勝手に直っていたりすると思うけど、自治寮だと寮の中の委員会の人に伝えて業者を呼んでもらったり、学校に連絡して業者を呼ばないといけない。修理も立ち会わないといけない。そんな感じでめんどくさがって放って置かれたり、直るのに時間がかかったり、大学が直すの渋ったりするこおもあるので、自治寮だんだん汚くなっていく。他にも寮の決め事のために会議に出席しないといけなかったり、仕事を請け負うための委員会に入らないといけなかったりするわけだ。他にも設備を拡充したい時は大学と交渉しないといけないし、大学お金がかかるのを嫌がるのでなかなか設備は良くならない。というところである

管理寮は綺麗で設備が整っていて、めんどくさい仕事がないのが魅力。悠々自適自分生活を過ごしたい人向け。

自治寮はめんどくさい仕事があったり汚かったりボロかったりする代わりに、ざっくばらんな雰囲気や横のつながり、自由さなんかが売りだろう。

大きな音を出さなければ夜中に共同スペースで楽器弾いててもあんまり怒られないし、学生同士で協力する場面が多いので横のつながりが厚い。お金の使い方も学生たちが話し合って決めるので、コンパや寮祭など楽しいイベントが開けたりする。こっちは学生的な生活にズブズブ浸かりたい人向け。

ちょっと長くなったけど大事なところだから許してくれー。

じゃあ次。

○何人部屋?

2人部屋だと相手が良い人だったり気が会う場合天国だが、合わない人と一緒になったり、喧嘩した時かなり辛いと思う。

3、4人だとそういうリスクは薄まるが、その分うんこ人間出会確率も高くなる。うんこ人間結構ます。話し合っても、根本的な性格は直らないんですよね。

あとは研究室バイトで夜遅いなど、生活が異なる人と生活を送ることになるので、人が多いほど部屋の中の生活習慣も雑多になる。寝てる時に多少明るかったり、物音がしたり。

このへんは各人の微妙な好み次第かなと思うけど、人間関係が怖い人は意外と多人数部屋の方がいいかもね。

○水場を見れば寮の美意識は分かる

はっきりいってあまり掃除したくない場所なので、ここを見れば美意識管理状態が分かると思う。

管理寮は清掃員がいたりするのでまあ綺麗だと思う。汚かったら雇ってる清掃員が悪い。

自治寮だと当番制できっちり定期清掃してれば綺麗だろうし、そういう寮は他のとこも綺麗なんじゃないかな。

ウチは当番がなくて、清掃員も時々しか掃除しないので自主清掃。汚いです。

○立地が良い感じか聞いとけ

主に自炊しない場合食事調達場所(定食屋コンビニなど)や銭湯などの有無なんかを聞いておくと良いかも。寮の設備を補完してくれる場所だね。

寮では、炊事場が共同で且つ部屋から遠かったりすると自炊がめちゃくちゃめんどくさい(6部屋隣の部屋に材料調味料調理器具を持ってキッチンを借りに行くような感覚。部屋と炊事場をめちゃくちゃ往復することになる。食器も使ったらすぐ洗わないといけない)ので、クタクタに疲れてる時とかに使えるコンビニ定食屋弁当屋などが近いと便利だと思う。

シャワーのみだと時々湯船に浸かりたいですね。

○居室以外の居場所(逃げ場)はありますか?

これは個人的重要だと思ってるんだけど、

居室の人間関係悪化した、部屋が汚い臭い、夜更かししたい(パソコンゲーム勉強)など、部屋以外の場所に居たいとき居れる場所があるか、ということ。

談話室食堂とか。夜中でも使えるかとか。こういうのが管理寮にはどれくらいあるかはわからないけど、確認しておくと良いと思う。

留学生の有無

国が違うと常識感覚の違いからトラブルになるというのはよくある話。それを含めて寮生活の味わいともとれるが、私はわりと避けたい。

まあでももちろん話せば分かる人もいるし、国際交流もまあまあできるかなお国料理を食べれるってのはあんまりないよねー。

留年・休学、院進学しても住めますか?

管理寮だと4年までというところが多いっぽい。

最初から留年するつもりの人はいないと思うが、いざという時心強いセーフティネットになってくれるので調べておいても良いと思う。

と、あまり包括的でない気がして申し訳ないが、こういうところに着目してみると寮生活実態が見えてくるんじゃないだろうか。

もしかして不安を煽ってしまったら申し訳ない。

はいえ、個人的にはとりあえず一回寮に入っとけと思う。単純に出たくなったら出れば良いし。逆に下宿してから途中で入るのは大変。

学生寮情報ってあるようでないなあと思ってる。

これが誰かの役に立てばいいなぁ。

眠れなくておかし時間学生寮エントリーを書いてみたが、需要はあるのか。需要があれば何かまた書きたい。

受験生受験ガンバ〜。

2016-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20160218220046

え?鷹の爪作ってる人の娘じゃなくて、鷹の爪作ってる人達を鞭で叩いて働かせてる人の娘って事?

フロッグマンなのか、DLEなのか、もう何が何だか…。

確か、女優だかモデルだかになりたいって言ったけれど「消費される側・使い捨てされる側」じゃなくて「使う側の方が面白い」みたいな感じで娘を危なくて汚い道に進ませない方向に成功したんだよね、確か。

彼女はと言うと、成果を挙げてるかというと、門前払いで悔し涙しか…みたいな所までは知ってる。

何か、あのフラッシュアニメって、全部ひとりで声を当ててて…とか、初めは、資金が無い中で細々とやっていく内に、成功したアニメって感じで売ってる印象があったから、私の勝手思い込みだったんだなって改めて思った。んな訳あるかって話だよなwわざとヘタウマさと素人臭さを出しつつ、大勢ベテラン勢を使ってるわけで。その旨味の上澄み部分を掬い取って生活している人間の娘であってる?

2016-02-16

半年前に比べて仕事ができなくなっている

学校卒業してITエンジニアとして入社して、右も左も分からないまま仕事をこなし、去年の夏頃の自分は今よりも仕事ができていたと思う。

お客様からは「最近仕事はやいですね」なんて言葉ももらった覚えがあるし、

ベテランの人からすればまだまだだけど、うまく仕事をこなしていたと思う。

だけど特に今年入ってから、もしくは12月頃から、一日中ボーっと過ごすことが増えた。

一行もコードが書けない日がだんだん出てきた。毎日パソコンの前に座ってコードを眺めているだけ。

ひどい時は3日はコードが書けない。

もちろん生産性は落ちるし、お客様から「まだできないのか」と催促の電話をもらうことも多くなった。

からといって、何が原因かわからないし、何が足りないのかわからないし。どうしたらいいかもわからない。どうすれば前のようにボーっとせず仕事をこなすことができるようになるのかわからなくなった。

結局自分がこなせる仕事は簡単なものだけだった ということなのだろうか。

2016-02-15

40代以上は使えない、リストラふざけるな!騙されないぞ

私が新卒入社した1991年就活が楽だった。

バブルが弾けた直後で内定が取りやすかった。

バブル恩恵はこれだけだった。

今と違い情報が少なくて、残業代が出る等なかった

社長残業代が嫌いなそうだ、でも毎日終電まで働いた。

若手だから年収は3百万ずっとそんな調子で歳を重ねた。

もちろんその会社しか通用しないスキルの積み重ねだけだ。

数年に一度の昇給のチャンスで年収は僅かばかりずつあがった

但し25年間残業代は貰えなかった。

もう40台半ば。転職はまず無理。

転職価値のあった20代、30代に会社しか使えない仕事を安月給でこきつかわれたことが痛恨の極みだ。

若いときに安く働かせ、歳を取ると追い出しにかかるのは会社としては悪質じゃないのか?

社員社長資産を増やす為の奴隷じゃない。

ベテラン社員給料が上がると思えばこその若者の安月給じゃないのか?

くだらない役員報酬を全て社員還元しろ

話はそれからだ、出来ないから全員吊るすしかないな

2016-02-14

ここ3ヶ月ほど頑張ったsteamゲーの実績解除作業に飽きてきた

既に持ってるけどほとんど手をつけてなかったゲームをやりこんで実績解除しまくってきた。

けど、なんか飽きてきたな。

BO2のベテランクリアの実績を解除するつもりだったけど、new storyを選んだせいでstorm PSRが使えなくなった時点で、

熱が冷めたというか、急にむなしくなってきた。

terarriaに過剰なくらい熱中したのが、逆に良かったかもしれない。

悪習慣をなくす方法の一つとして、その悪習慣を徹底的に極めるってのはアリだと俺は思うんだ。

これからは実績にこだわらず純粋に楽しむためにゲームできたらいいな。うん。

2016-02-11

PCを内蔵したキーボードが発売されて

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/20160211_742994.html

http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/742/994/04.jpg

https://www.google.co.jp/search?q=MSX&tbm=isch

「こんなの昔あった」「歴史はくり返すw」みたいなコメントがやたらとつくけど、正直、昔のとは違うよな。

むかしのは本体キーボードが一体だったけど「内蔵」って感じではないし。

ちょっとベテラン風ふかしすぎだと思うわ。

2016-02-05

PC内蔵のキーボード

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160205_742401.html

https://www.google.co.jp/search?q=MSX&tbm=isch

「昔はこうだった」みたいなことを言ってる人がいるけど、昔の8bitのやつって、内蔵っていうより本体の上にキーボードが乗っかってるって感じで、これとはあきらかに違うよな。

やたらと「時代が一周した」みたいなことを言うのってベテラン風ふかしたいだけなんじゃないの。

2016-02-04

清原和博凋落

 (以前書いたものを今回の事件修正

 清原和博覚醒剤容疑で逮捕された。1990年頃に彼がここまでひどい人生になるとは、一体誰が想像しただろう。

 今の若い人で「球界アイドル清原」の時代を知る人は少ないだろう。入団の経緯もあり、計算高そうで表情の起伏に乏しい桑田との対称で、清原喜怒哀楽が素直で純朴、というイメージ一般には持たれていた。また球界代表する投手のウィニングショット(例えば山田久志シンカー)を簡単に流し打ちスタンドに運ぶ打撃など、野球ファンに抱かせる将来への期待という点でも計り知れないものがあった。日本球界で、最もバッティング能力が高かった選手は誰かと言われれば少し迷いつつ「落合博満」と答えるが、素質や潜在能力については迷わずに「清原和博」と答える。

1990年代前半まで、当時は日曜日の午後に、テレビ朝日で必ず西武戦の中継が行われていて、私は(アタック25と一緒に 笑)毎週ほとんど観ていたと思う。だから清原和博の全盛時代は目に焼き付いている。

 かといって私は清原の大ファンだったわけではない。むしろ西武では石毛宏典秋山幸二などに比べて、プレースタイルが野暮ったいという印象があり、話すことも面白みのない優等生発言ばかりで(ヤクザキャラ現在でもこれが器用にできたりするのが悲しい)、正直それほど好きではなかった。しかし、これからどのくらい凄い成績を残すのだろう、というワクワク感を抱かせる選手であったことも確かである。好きな選手石毛秋山ではあったが、毎日の成績が気になったり、テレビで是非打ってほしいと願いながら見ていた選手は、明らかに清原であった。

 清原はいから悪くなりはじめたのか。個人的な印象で言えば1993年である。多くの人は1997年巨人入団から急激に悪化したような印象を持っているだろうが、それはあくまで「キャラ」の部分である。私は西武時代後半の不調を、そのまま巨人入団後も引きずってしまったと考えている。年度別成績を見ればはっきりするが、西武時代最後の2年と巨人入団後の2年はほとんど成績が変わらない。

 それまでの清原は、PL学園時代に叩きこまれ技術をそのまま生かして、自然体の構えから、そのまま軽く素直にバットを出している感じだった。それが1993年から、力感のある構えから打席内で大きな(さらに言えば無駄な)動作をするようにな った。体つきは、かつてよりガッチリするようになり、野茂伊良部の剛速球を豪快なホームランで弾き返すことがあった一方で、明らかに雑な三振が増えるようになった。それまでも調子の起伏が激しく、意外に精神的に不安定な選手であるという認識はあったが、この頃から徐々に打撃そのもの劣化している印象があった。

 特に1995年失望の年だった。春のキャンプ清原肉体改造をして相当に絞り込んでいるという姿が伝えられ、今までとは違う精悍な顔つきの清原に、私も「これは期待できるぞ」と思っていた。しかし、シーズンに入ると成績はさっぱりで、相変わらず動作の大きな打撃フォームから、雑な三振を繰り返していた。シーズン半ばに走塁中の肉離れで一月弱ほど戦線離脱をしたが、それまで故障知らずだった清原が、通常のプレー中に大きな怪我をするというのが俄かに信じられなかった。

 この「劣化」の背景には色々考えられる。一つにはよく言われていたことだが、清原自身打者としての理想や上昇志向が高すぎて、欠点を直そうとするばかりに利点を失わせてしまったこと、二つには秋山石毛、辻といった黄金期を支えたベテランメンバーが次々と西武を去り、清原自己満足的な打撃に歯止めをかける存在がいなくなってしまったこと、そして三つ目には、この時期パリーグ球場が新しくかつ広いものとなり、本塁打数も全般的に減少傾向にあったのだが、それに力で対処しようとしてしまったことである

 それでも清原が成長する過程なのかもしれない、と当時はまだ若干の期待を残していたが、巨人入団後に完全に露呈した打たれ弱さ、精神不安定さと、週刊誌の「番長キャラ」に自らも乗っかるようになったことで、清原の将来に期待することは完全になくなった。選手としての能力以前に、人格的に国民スターの器ではない(ある種純粋人間ではあるけど)ことは余りに明らかだった。週刊誌清原ネタを、自分も笑って楽しむようになってしまった。

 2000年以降に(清原によるとホームから離れて打席に立つことで)若干の復活の気配も見せたが、明らに無理なトレーニング野球選手とは言えないような体型となり、毎年のように大きな故障長期離脱を繰り返した。番長キャラにも年々拍車がかかった。オリックストレードされた頃は、既にかつての天性のしなやかさは完全に失われ、最後はまともに走ることすらできなくなっていた。若い頃の清原は頑健というだけではなく、無駄全力プレーをすることがない、身体に負担の少ないプレースタイルだったので、晩年ここまで怪我に悩まされるとは想像もできなかった。

 誰しもが思うことだが、18歳の時に既に完成されていた打撃技術をそのまま大事にし、無理なトレーニングをせずに練習で自然についた筋肉だけで勝負し、私生活でももう少し節制すれば・・・もし1990年の頃の自分に会うことができたら一体何をアドバイスするか、と清原に一度尋ねてみたい。

2016-01-27

自己顕示欲のある人のバイタリティ

Copu writingの中の人自分で考えたわけでもない丸パクツイートを繰り返して有名になって

それを知らない人から受けたインタビュークリエイターぽいドヤ顔してポエミーな回答してたの見てちょっと思い出したことがある。


以前某有名アパレルショップに勤務してたんだけど、前の店長本部ともめてやめたことがあった。

その元店長はかなりできる人で、本部命令に逆らってでも売上をガンガン上げていくすごい人だったんだ。

でも当然そのスタイルは続かずに俺の勤務中に大げんかになって辞表叩きつけるようにして辞めていった。

そのあとに本部が連れてきた店長がびっくりするくらいクズで、本部の言うことには揉み手擦り手でへいこらすんのに俺らバイトには偉そうっていう典型的タイプ

しか仕事が全くできずにベテランアルバイトほとんど仕切ってお店を回してた。



それがタイミング悪いことに以前の店の評判を聞いたらしい地元ローカル雑誌店長取材を申し込んできた。

明らかに前の店長の実績(と今頑張ってるベテランバイト)が評価されてのことだったんだけど、新しい店長は二つ返事でその取材にOKした。

おいおいお前仕事できねえくせに何しゃべるんだよ?と思ってたんだけど、できあがった雑誌を見てみたら目玉が飛び出るかと思った。

そのインタビューではさもこの店をここまでもり立てたのは自分の実績であり、本部との折衝やバイト教育も全部自分主導でやってますというような内容をとうとうと(そしてちょっとポエミーに)語っていた。

自分はまだまだ勉強しないといけないですけどね」というような謙虚姿勢までつけてて、インタビューだけみたら本当にすごい人って思うやつもいそうなくらいだ。



仕事ができなくても語るべきことだけはあるやつっているんだなと本当に思ったよ。

ある意味他人の実績を自分のものだと本気で思い込めるようなその図太い神経が羨ましい。

2016-01-25

PSO2で弱い奴が弱いその理由

一言で片付けられるやつらは除く

ファンタシースターオンライン2(以下PSO2)というオンラインゲームが公称400万IDもあるなら、そりゃ弱い奴も多いだろうというのが一般論だろうが、それだけでは無視できないほど異常と言えるほど弱いプレイヤーが多いのが筆者の実感だ。

普通な荒らし寄生エンジョイ業者だビジフォン戦士だと片付けておしまいだが、最近事情が違う。

装備は一流、スキルは三流

緊急クエストですぐに倒れたり低火力だったり有効ではないテクニックを使うなどしているプレイヤーの装備品を見ると、寄生装備だというやつはブラックリストに入れれば簡単だ。しか特に最近は一級品と呼べる装備であり、または育成レベル帯ならレベル帯以上の良い装備を持っているケースが最近多いように感じる。つまりスペックは十分ということだ。

にも関わらず悲惨プレイをしているのは、ジャストアタックという基本すらまともにできないプレイヤースキルの低さにある。横目で見ていてもわかる程度に、属性違いのテクニックを使う。明後日の部位を攻撃する。PAすら使わず通常攻撃で殴り続けるなどなど。

攻略情報を噛み砕けない

ゲーム内での解説が不十分なことの弊害であるのはその通りだが、Wikiなり攻略動画なりが充実しているPSO2ならそうした外部サイトに頼れば良い。むしろ今のご時世でそういったもの存在を知らないとは言わせないし、ここで語ってる弱いプレイヤーとは荒らしなどを除いた最低限PSO2なんてゲームに興味を持ち緊急クエストなどに挑むやる気はあるプレイヤーだ。しかも強い装備を持っているならそれが強いとわかる程度の知識もあり、攻略情報という効率プレイ権化のような存在を見ないでいられようか。

ということはつまり攻略情報を見てもそれを噛み砕けないのではないのか?と筆者は仮説を立てた。

効率の良いマニュアルプレイ

さて今の世の中、ソシャゲだろうとなんだろうとコスパ効率の良さが求められるプレイ常識となっている。

ならばそれこそPSO2なんてそうした情報を取り入れて最大限効率良くやるだろう。経験値稼ぎからボスの倒し方まで、PSO2の各攻略情報は充実している。誰もがその情報通りにやるだろう。しかしそこにこそ強いプレイヤーと弱いプレイヤーの差が生じる原因があるのではないかと考えている。

まりそれは、あまりにも今の新規プレイヤー効率の良いプレイを求めすぎて機能不全に陥ってるのではないか?ということだ。

経験値稼ぎはできる。メセタ稼ぎもできる。強い装備がどれかもわかるし、特殊能力解説サイト通りにやればできる。

ボス破壊できる部位も、どうすれば怯むのかも、周回の仕方もサイト情報通りやればいい。

前者はできても後者はそう頭で理解していても現実にはできないのが彼らなのだ

破壊できる方法は教えてくれても破壊する道具を教えてくれない

例えばダークファルス・エルダー本体をどう倒すのか。多くのプレイヤーはその手順を簡単に思い浮かべるだろう。

しかしその手順を説明しろとここで言う弱いプレイヤーに言われて解説できるだろうか?できるだろう。

しかしそれでもここで言う弱いプレイヤーは教えた手順通りに事を運べないと私は思う。何故か?

その弱いプレイヤーに、教えた人なりの攻撃方法しか教えず、攻撃する時の装備や動きに合わせた対処法を教えてないからだ。

レベル30のブレイバーがいるとしよう。この弱いプレイヤーは壊すべき腕や弱点であるコアの知識は実は持っている。

しかレベル30のブレイバーがエルダー戦で持つべ武器PAを知らない。

もっと言えば取得するべきスキルも知らないし、三本の腕が突き出された時にどれを攻撃すればいいかもわからない。

ウィークバレットが貼られて目印になっていたとしても、それを知らない。

馬鹿にし過ぎだと思うだろうか?だが筆者が真面目に考えた上での仮説だ。

そんなもの現状装備できる最強の武器適当な打撃能力付きユニットでも装備してみんなが攻撃してる腕を攻撃すればいい、と答えれば済むだろう。だが、ではこう問われたらどうするか?

レベル30/15のブレイバーハンターで最も効率良くエルダー本体戦が出来る装備とスキル配分と戦うパターンは?

悩むところだろう。懇切丁寧に指導するならば本人のクセに合わせたPAでの戦い方を組み、装備を考え、腕が伸びてきた時も馬鹿が下手なショックをやった時の対処法も教えてくれるだろう。けど普通に考えれば適当に装備できる装備品を紹介してやるのが精々で、戦い方もよくあるPAの使い方や敵の攻撃挙動を教えてやれば親切な方だ。

こんな、自分wiki見て装備できる最強装備でスキル必須と言われてるやつをとりあえず取得して、あとは攻略動画トレスしとけばいいような、そんなことが出来なから弱いプレイヤーは弱いのだと、筆者は考える。

お手本プレイからの逸脱

一定パターンはあれど一応はランダムな動きで敵は攻撃してくる。攻略動画があったとしても、まったく同じ動きを取るとは誰も思わないだろう。そんなものその場その場に合わせて避けるなり攻撃すればいいだけなのだが、とにかく弱いプレイヤーはこれが苦手なのだろう。

そのロジックを考えるに、効率の良さを追求しすぎるあまり効率的な動きを極端に恐れてるのではないではないだろうか?

あるいは投げやりになるでもいいし、思考停止するでもいい。とにかく完全なるシナリオ通りに戦いが運ばないと、途端に最も効率が良いプレイから外れてしまいそれは非効率的コスパの悪いプレイの扱いと彼らの頭の中ではなってしまう。それで真っ白になった頭は次にやるべきことを見失い、結果として無残な戦い方となってしまう。そして崩れる。

プレイヤースキルの無さもお手本が無いからと言える。本来は十全な火力を発揮したり倒れないためにと自然と覚えていくその動きは経験を積むしかないが、効率の良いプレイを求める彼らには経験を詰むという物はない。何事もトレースするものであり、それは囲碁の定石のように決まりきったパターンで発動させるものであり、すなわち攻略動画の動きをそのままやればそのままダメージが出るという脳死プレイだ。

当然そんな上手くはいかない。上述したように敵のパターンが少しでも違えば崩れるし、また味方が定石から外れた(けど普通攻撃パターン)行動を取ると攻撃して良いのか迷う。覚えているのはパターン通りのボタンの押し方であり行動そのものではない。しかも多くの場合攻略動画をそのままトレースする記憶力などあるわけはないので、中途半端再現となる。どのみちもっとかいお手本がなければ火力は出せないのだと考えられる。

その上でさらにあるだろうと思うのが、上述したような持つべき装備の不明だ。

効率の良い動きとはつまり攻略情報通りの理想パターンだ。その理想パターン再現するための装備の情報なんてものは、PSO2で恐らく存在しない。当たり前だ。その時点で最強の装備を持っていけばいい、という単純な答えで済むのだから

ところがお手本通りプレイにはそれではいけない。お手本通りの装備に特殊能力が無ければ効率的プレイ再現できないからだ。

おまけにPSO2はやたらと死に武器が多くユニットほとんど使い物にならない。ベテランがセカンキャラを作る時には恐らくある程度の我慢をしておよそのレベルを目安に装備を交換していくスタイルでやっていくだろう。しかしそういった蓄積のない新規プレイヤーでかつ効率の良いマニュアルを求めるプレイヤーには、逐一更新していくべきなのかそうでないのかの考えも無いと考えられる。

そんな馬鹿普通にゲームをやってれば見当がつくだろう、という常識は通用しないのだろう。考えても見てほしい、PSO2基本無料ということもあってオンラインゲームがそもそも初めてという人も多く、それでいてWikiにはコンシューマとは比較にならないほどのアイテムが(無駄に)並んでいる。その上、下方修正も度々ある。隠し潜在や技量といった要素もある。クラフトもある。レベルXXまではこの装備で大丈夫初心者Wikiスペックだけを見て判断するには厳しすぎる。

ソシャゲはどうだあれもWiki必須だ慣れるだろそれで。というその考えは通用しない。ソシャゲの多くはカタログスペック通りのものを揃えて数字で殴りあうシンプルものだ。フリック操作など色々あるがそれらは直感的で、またURSSRなど課金すればプレイ時間30分だろうと簡単に最強になれる。

PSO2esについてはわかりやすい。装備品クラスのみを条件とするので☆13でも初期から装備可能であり、本家が緊急ゲーなのに対しソロで回すのが基本だ。自分プレイヤースキルの無さを実感する要素もなく、効率の良いプレイ本家のような複雑さで踏襲する必要はない。

解決策はとにかくお手本を作ること見せること

今も薄々気づいてる人も少なくないだろうが、これはPSO2だけの問題ではない。

効率の良さを求めるあまり動けなくなる初心者が今後も各界隈で見られることになるだろう。ひょっとすればゲームに限らないかもしれない。

こうなったのは効率コスパを賛美する情勢や古参による貶し、非常識な行動をするとすぐ叩かれる今が要因の一つだと考えるが、それは今の世の中に限らず形を変えて昔からあることだ。それを取り除くことは不可能であろう。

PSO2アニメ効果もあって新規プレイヤーも増えていると公式は語っているが、彼らの多くも恐らく現代的な効率の良さを求めて、それを現実的プレイとすり合わせられずに弱さを実感しないままレベルけが上がっていくのだろう。そうではない中から普通プレイヤーとされる人をふるい分ける仕組みなのだと言われればその通りだが、それが果たして良いのだろうか?

公式も(まったく続きが来ないが)プレイに関する講座を作るなど初心者対策を(ようやく)始めているが、筆者の仮説が正しければそれは遅い上に意味が無い。必要なのはプレイヤーという役者のための台本と着るべき衣装を示すことだ。

当然そんなもの公式で出せるわけがない。しかプレイヤーレベルでやるには従来よりきめ細かい指南必要で、可能ではあろうがあまりにも馬鹿馬鹿しすぎてやってられないだろう。

しか馬鹿馬鹿しいと思うベテランが、今でもXH帯野良緊急は博打というようなことが拡大してほしくないと思うのならば、せめて装備品指南必要だろう。レベルXX/XXのFo/Teが装備する武器ユニット、それにセットするテクニックに取得するスキル。これがテーブル式に並んでいれば、恐らく今弱いプレイヤーの多くが装備するべき目安を適えるだろう。

いやちょっと待て最初に装備は一流って書いたよな?という点についてだが、彼らには上述したようにお手本が必要だとするならば、彼らが持ってる装備がお手本以上のものかもわからないということだ。ひとまず装備するべき基準を超えていると知れば安心して使えるし、そこから先のボスの倒し方などは、これはもう事細かに解説していくしか無い。

”この攻略動画より良い装備だったので早々と部位破壊してしまった時、次の部位を破壊しても良いのか?”

YES

↑こういう指南があるだけでもだいぶ違うのではないのだろうか?

おわりに

これらは全部仮説に過ぎない。だが筆者が最初に考えていた

”どうして弱い奴らはWikiを見ないのか?いや効率コスパだの世の中で見ないわけはない見てるはずだ”

という疑問から考えついたのがこの

効率の良いプレイをしたいばかりにあれもこれもマニュアル化してしまってるのでは?

そしてそこから少しでも外れると機能不全に陥るのでは?”

という仮説だ。

別に今の世代マニュアル人間だなどとは言わない。だが効率の良さを何事にも追求する世情ではあると思う。

真面目に、今のPSO2特にVH以下の緊急では指示厨と呼ばれてた白チャが必要なのかもしれない。間違った指示ならとんでもないことだが、少なくとも今の育成レベル帯の緊急クエはてんでバラバラの攻撃をするし火力は出ないしで、ならば多少間違ってても一点集中した方が火力が上がるというものだ。もっとも状況に合わせた臨機応変でまともな指示ができればの話なのだが。

また今度の動画コンテストでは解説部門があるらしいが、ベテラン向けの豆知識などはともかく初心者向けの解説には、ひとつお手本やマニュアルや型枠といった意識を持つと良いかもしれない。

はっきり言って筆者自身この仮説は馬鹿らしいしそんな弱い奴らは切り捨てろと思うが、一応はPSO2プレイしている身として新参がすぐに離れて衰退していくにもあれなので、せめて彼らが強くなってやれ共有は地雷だの野良は期待できないだの言われないようになってほしいものだ。

あと運営無駄な死に武器追加とか無告知修正とかやめろ。

2016-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20160117220246

軍人で考えてみようよ

一人も敵を倒したことのない新人と、100人の敵を倒したベテランなら後者が強そうだろ

100度敵前逃亡をしたベテラン新人なら似たような強さに見えるだろ

2016-01-17

日本育児休暇ってさー、結局大企業正社員公務員っていう一部の特権階級のものに過ぎませんよね。育児休暇が充実しているという北欧等ではどう機能しているのかわかりませんが、ネットで読んだ限り同一労働同一賃金が徹底しているようですから日本のような不公平感はなさげ(謎)。若い正社員女性育児休暇を取った穴埋めにベテラン派遣社員女性が来て、遥かに安い給料で同じ(あるいはより優秀な)仕事をし、正社員育児休暇を終えて戻って来ると派遣社員解雇、次の行き先はない、勿論彼女結婚出産のチャンスはない……なーんて事は北欧でもあるのでしょうか。

日本北欧を真似るなら、順番が逆じゃないでしょうか。先に労働者間の不公平さをなくしてから労働者育児休暇を整備すればいいものを、格差は温存したままで一部の特権階級にだけ手厚い育休を保障するのがおかしいんですよ。多分。

ていうか、妻が非正規場合夫は正規高収入の可能性もそれなりに高いですが、妻が正社員場合夫が非正規の可能性はかなり低いでしょう。つまり正社員の既婚女性というのは夫も高収入であり夫婦合わせての収入が高い勝ち組と考えていい。そういう人ばかりがさらに得をする制度ってどうよ。

2016-01-15

アラサー男だが女性向けAVにちょっとはまっている

なんというか「ああ、女の理想ってこんな感じなんだなあ」ってのが分かったり、

女の子が恥ずかしがりながらも結局楽しそうにエッチして満足している感じとかが、いいなあと思った。

あと、別にそっちの気があるわけではないが、トウの立ったようなベテランとか

薄汚いオヤジとか、イカニモギラギラ感じの男より、

そこそこなイケメン(すげえイケメンってほどではない)が相手役のほうが、

なんか画面がきれいだ。

もともと「女優が泣き叫んでいるのに、男が無理やり犯す」ようなAVとか

自然なほど泣き叫ぶようなよがり方をしている女優とかには

あんまり興奮できないタチなのだが、

その点でも、女優の反応が自然なのがいい。

いや、所詮作り物だから、あれが自然なのかっていう議論はあろうが、

製作スタッフ女性が中心で、女性意見を取り上げて作っているというから

多分「女性が考える、エッチの時の女性像」が投影されているのだろうと思うし、

自分の、さして豊富とは言えない経験から考えても、

あんな、男性向けのAVに出てくる女優みたいな反応する女性は、現実はいない気がする。

最大の欠点は、どうしたってカメラワーク男優中心になることだ。

当然といえば当然なのだが。

2016-01-12

アニメ声アイドル声優出身の人が母親役とかやるのって無理がない?

十年前とか十数年前にアイドル声優として第一線級にいた人ってさ、

当時はメインヒロイン女子校生役とかやることが一番多かったと思うんだけど、

まあ時代が一回りくらい進んで第一線から退いたら落ち着いた配役にシフトすること多いじゃない。

例えば主人公母親、とか敵陣営四天王参謀、とか担任教師、みたいな感じの

今なら井上喜久子さんが合いそうな感じの役。

で、バリバリアニメ声アイドル声優が年重ねて第一線から退いた後に

こういう役やってると「それは流石に無理がない?」って思うことがたまにある。

演技力的には実力あっても根本的に声質が当時のメインヒロイン向けのものから

どうしてもオバサン役みたいなのは齟齬がでてしまっているというか、

勿論問題ない人は大勢いるけど、

多分そういうのが合う人は若いときからそういう役をやれる感じの演技してたよね。

顔と違って声帯なんて30半ばとかそのくらいで老化するもんじゃないし。


花澤香菜とか水瀬いのりが年齢的にもベテランって言われる年になってきたらそんな役も多くなっちゃうのかなぁ。

ロリ属性とかなしの母親役やってるざーさんとか全く想像できないわ。

2016-01-11

[]手塚治虫「六等星(ブラックジャックより)」

★★★★☆

前置き

3巻6話。

あらすじ

六等星を見て小さいというピノコ

BJは、じっさいは一等星よりも大きいかもしれないということと、六等星のような人間が世の中にはいくらでもいると言って、その例を語り出す。

ある大病院に院長をやってもおかしくないベテラン医者がいた。

しかし影が薄いことから他の者からはいないも同然に扱われていたため、院長選挙でも候補者にもされずに無視されていた。

あるとき医者が帰る途中で事故に遭遇し、迅速かつ適切な処置を即座に行う。

通りがかったBJがその技術を絶賛し、なぜ地位を望まないのかとたずねるが、医者は欲が優先してはおしまいだと答える。

その後、院長選に出馬していた医者が全員収賄逮捕されてしまったタイミングで、病院重症患者が運ばれてくる。

病院からBJに手術の依頼がくるが、件の医者にやってもらえばいい、もしくは5千万だといって体よく断る。

病院スタッフはようやく医者に頼み、そこで初めて、医者スキルと本当に院長にふさわしい人間が誰かということについて認識を改めるのだった。

感想

BJが見も知らぬ他人医者技術を率直に絶賛するのがすげー珍しく思った。

あとは医者が欲を優先しちゃおしまいだって言われて何も返さなBJがなんか面白かった。

立派な人間は立派な人間と素直に認める柔軟さがあるんだな。

それが最後にようやく伝わるラストカタルシス言わずもがな

んで、BJも六等星だけど、ピノコ自分はそれを隣でわかっていてあげるというシーンがマジサイコーだった。

ピノコサイコー

マジでサイコー

最後セリフはどこか宮沢賢治チックでもあった。

ピノコor印象に残ったセリフなど

花火みてはしゃぐピノコと興奮して漏らしたピノコめっちゃかわいかった。

一等星は あのでかい星だ

六等星は ほとんど目に 見えないくらい かすかな星の ことだ

だがな ちっちゃな星に 見えるけど あれは遠くに あるからだよ

じっさいは 一等星よりも もっと十倍も 大きな星かも しれないんだ

世の中には 六等星みたいに はえない人間が いくらでもいる

先生は ベテランだ! なぜもっと地位を 望まないのですか?

医者は欲が 優先しちゃ おしまいですよ…ハハ……

………………

………………

いまごろ 病院の連中は 目がさめてるぜ

新院長を だれに するかって ことをね

れも そのかわい うちは にくまえちゃったじゃないのよさ

おまえには わからないんだよ………

先生って損よね… いつれも ひといぼっちで 人にきやわえて……

ね 先生 あのずーっと はなえて ひといぼっちで 光ってゆのが 先生よのね

ねー そいれ あの 先生の横れ くっついて ちっちゃーく光ってゆのは ピノコなのよのね

ランキング 

1.ときには真珠のように

ピノコラブストーリー

ピノコ愛してる

古和医院

六等星

二度死んだ少年

コマドリ少年

焼け焦げた人形

アリの足

はるかなる国から

えらばれたマスク

友よいずこ

めぐり会い

白いライオン

シャチの詩

つの

幸運な男

の子を殺すな!

閉ざされた三人

報復

目撃者

ある教師と生徒

万引き

タイムアウト

奇胎

からだが石に…

石浜真史劇場アニメ監督作としての「ガラスの花と壊す世界

ガラスの花と壊す世界」見てきた。

結論から申し上げれば、大ヒットは見込めないんだろうな、という感じ。決して駄作というわけではなく、見ごたえはあったのだけれど。

感想

泣きゲーっぽい雰囲気

キャラクターが非常にかわいく描かれている

コンピュータ用語を多用した少し入り組んだSF作品コンピュータ用語使うのは少し寒いというか陳腐というか。

・短い尺なので集中力が切れずに見ることができた。(途中に挿入歌の長いパートがあるが)

・全体的に映像が美麗で味のあるレイアウトが多い。

・終盤にいろいろと展開がひっくり返ったりまた返ったりとごちゃごちゃするのでついて行くのが大変

さて、この作品原案ポニーキャニオンが行った「アニメ化大賞」で大賞を勝ち取った「D.backup」という作品

そして上映時間は67分。おそらくはこのアニメ化大賞という企画において、ようやく取ることができたのが「劇場60分」という短い尺なのだろう。

そして、このアニメ化企画を引き受けることとなったのがTVアニメ新世界より」で監督デビューをした石浜真史氏。ポニーキャニオンとは「新世界より」で繋がりがある方。

というわけで、石浜真史氏が劇場アニメを初めて手掛けるということで、彼はいったいどういったアニメーションを作ろうとしたのか、Web劇場パンフレット掲載されたインタビューなどを参考にして、浅く簡単に書き連ねる。

(※この文章は筆者の独自解釈がふんだんに盛り込まれています。)

石浜真史演出経験

実は石浜氏は演出経験がそんなに多くはない。元々はアニメーターであり、原画作画監督キャラクターデザイン仕事をしていた。90年代から活躍するベテランである

かみちゅ!」「NHKにようこそ!」「東京レイヴンズ」「ヤマノススメ セカンドシーズン」など、OPED職人としてその演出評価されているものの、実は本編の演出をし始めたのは最近のことだ。

初めて本編の絵コンテを手掛けたのが初監督作の「新世界より」(2012年)、そして自分の描いた絵コンテを初めて自分演出したのが「四月は君の嘘」第5話(2014年)と、かなり最近だ。

であるから、この「ガラスの花と壊す世界」を手掛けることでようやく石浜氏は「演出家」を名乗れるようになった感じだ。

何を描くのか

原案存在するものの、はっきりとした原作はなく、さら原案からかなりアレンジしてもよいという自由環境の中で、石浜監督は何を描くことにしたのか。

自由という言葉だけでは何もとっかかりが無いので、A-1 Pictures石浜監督はまず企画方向性を探らなければならなかった。

そして企画を持ってきたポニーキャニオンプロデューサーから引き出せたのが「最初マーケット男性に絞りたい」「とにかく泣けるものにしたい」というものだった。

これを踏まえたうえで、石浜監督原案を見て感じ取った「キャラクターの立った物語」「『知識の箱』という世界観」という要素を広げて作品を作ることにした。


結果として、石浜監督がこの作品を作る上で重きに置いたのは「いかにキャラクターをかわいく見せるか」ということだった。

プロデューサーの「リモは絶対に守りたくなる存在にならなければならない」という発言を聞き、これは外せない点であると考えた。

そして、リモをはじめとしたキャラクター感情を中心に描き、泣ける物語にするという目標を軸に、石浜監督センスでさまざまな要素を盛り込んでいくことになった。

劇場パンフレットでも「すべてはリモのため」という旨の発言がある。

リモという存在デュアルとドロシーにどういった変化をもたらし、この3人の関係がどう変わっていくのか、それを描いたのが「ガラスの花と壊す世界」なのである

終盤の怒涛の展開も、SF的な入り組んだ設定も、すべてはリモというキャラクターバックグラウンドを固めるためのものなのだ

「泣ける物語」にするために固めなけらばならなかった背景のひとつにすぎないのだ。

新世界より」では壮大なテーマを持った物語を扱った石浜監督だが、今回は少し違った点に重きを置いたことになる。

制作における詳細なことはパンフレットに書かれている)

石浜監督もつ強みとは

さて、石浜監督の魅力とはなんだろうか。一言でいえば「オシャレ」なことにあると思う。

独特の感性だとか、常人でない発想とかそういったものとは少し違う意味でのセンスの良さが石浜監督にはある。

そういった意味では、同時に劇場公開されている尾石監督の「傷物語」と対比構造にあるのかもしれない。(尾石達也石浜真史専門学校の同期らしい)

何をどう見せればグッとくるかを非常によくわかっている。映像で見せる技術がとても高い人物だ。

今回の作品では全編石浜監督絵コンテを描いており、とにかくグッとくるカットがひたすら続く。興がそがれるダサいレイアウトが全く無い。

それに加えて、スタッフの人選にもオシャレさが発揮され、何を誰に任せるといいかという判断にも石浜監督センスが現れている(今回でいえば世界コンセプトデザインでの六七質さんの起用など)

そして、デザイン全体がすべて意味を持つように映像構成されるように考えられているのだ。

非常に意地悪な言い方をすれば、リモとの出会いと別れの物語を描いた67分のPVである

さらプラスアルファの要素として、石浜監督フェティシズムがにじみ出た少し艶めかしい人物描写があり、繰り返しの視聴に耐えうる映像に仕上がっていると言えるだろう。

オリジナル劇場60分という短い尺でキャラクター感情の動きを描き切るのはかなり無理があるものの、その映像表現力でどうにか補完したような印象である

結果として、作品として非常にまとまりのあるものとなったものの、映像を見る視聴者の感じ取り方にかなり委ねられたものになっている。

この物語をいかに噛み締め、咀嚼するかは自分次第だということだ。押し付けがましい映画ではないので、気楽に劇場へ足を運んでみてはどうだろうか。


参考

劇場パンフレット

石浜真史(アニメーション監督)(Rooftop2016年1月号) - インタビュー | Rooftop

「自由に作れる」ということの難しさ、「ガラスの花と壊す世界」石浜真史監督&プロデューサーインタビュー - GIGAZINE

2016-01-07

アクセの使い方がわから撤退

ただのゴムシュシュくらいしか使ったことな

クリップみたいなやつはゴムの代わりに挟めばいいんだよね?と思いつつ自信がない

店員さんは自分よりずっと若い女の子

自分女子何年やってたの?けっこうベテランのはずよね、的な年齢だ

聞くこともなにか恥ずかしくてできない

そして今日アクセ屋をうろうろしつつ、何も買わずに帰ってきた

なんだあのヘアアクセの種類は

誰か教えてくれよ

2015-12-26

長寿コンテンツ世代交代時代

新しいスーパー戦隊と、プリキュア情報が公開された。

動物戦隊ジュウオウジャー|テレビ朝日

魔法つかいプリキュア!-東映アニメーション

ジュウオウジャー監督である柴崎貴行は、2006年の仮面ライダーカブトデビュー作で、

メイン監督を務めるのは特命戦隊ゴーバスターズに続きまだ2作目。

脚本の香村純子はゴーカイジャー仮面ライダーウィザードでの評価が高く、今回が初めてのメインでの参加。

一方魔法使いプリキュアシリーズディレクター(通常のアニメで言う監督)は三塚雅人。

近年良演出を数多く繰り出し、今回が初めてのシリーズディレクター

キャラクターデザイン宮本絵美子も、プリキュア5の頃から作画監督として活躍しているが、キャラクターデザインは初。

とまあどちらも若手のスタッフが目立つ印象だ。

しかもただ若いというだけでなく、その実力を評価されている人材が揃っていると言っていいだろう。




思えばここ数年、プリキュア戦隊以外でも、長寿コンテンツにおける世代交代が進行している。

クレヨンしんちゃんでは、近年の劇場版を若手の橋本昌和高橋渉が交代で務めており、

劇場版22作の逆襲のロボとーちゃんでは文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。

続く23作、オラの引越し物語サボテン大襲撃では歴代で最高の興行収入を記録した。

同じシンエイ動画ドラえもんでも、81年生まれの八鍬新之介が、新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜での堅実なリメイクで、初監督ながら評価を集めている。

ポケットモンスターシリーズの最新作ポケットモンスターXYでは、それまで監督を務めていたベテラン須藤典彦から

28歳の矢嶋哲生氏が若くして監督職を継ぎ、キャラクターデザインアニメーターも若手を積極的に入れ、

さら作画の枚数制限をなくしたり、技を出す際のイメージBGを廃止するなど、積極的にそれまでと画面作りを変えている。

ウルトラシリーズ最新テレビシリーズウルトラマンXでは、09年の長髪大怪獣ゲハラでデビューし、TNGパトレイバーなどで注目を集める田口清隆をメイン監督とし、

長期の休止状態にあったウルトラテレビシリーズを復活させたギンガ、ギンガSの流れを引き継ぎ、

怪獣や、GoProをつかったり主観ショットを用いたりと、新しい要素を取り入れながら正統派ウルトラシリーズを描ききった本作は、来年には劇場版も控えている。




2000年前後デジタル機材への移行や、インターネットを中心にした新たな消費スタイルなど、それまでと違うものづくりの発想が求められるようになった。

そういった中で妖怪ウォッチアイカツなど新たな作品の登場や、スマホゲーなどコンテンツ文化自体世代交代が迫る中、長寿コンテンツ達はどのように今を歩むのか。

そして今後彼ら新しい世代クリエイター達が、どのような作品を、そして、どのような時代を作っていくのか、ぜひ多くの人に注目されて欲しいと思う。

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