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はてなキーワード: 主観ショットとは

2017-07-09

炎上した「コック〜ん」のどこがエロいのか???

お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあで」 サントリー「コックゥ~ん!」CMに「下品」「下ネタ」と批判相次ぎ公開中止へ

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/07/news096.html

「コックゥ~ん」と「ごっくん」の発音が似ているために性的もの連想されたのではないか

「ごっくん」は、女性が精液を飲むことを意味するアダルト用語だ。

しかし少なくとも制作者には、「コックゥ~ん」に性的意味を与える意図はまったくなかったはず。

「コックゥ~ん」は、「頂を飲んだ後に思わず口にしてしまAlc.7%の最高峰のコク刺激」の満足感を表現するフレーズとして設定された。

「コック」が力強い刺激、「クゥ~」が刺激、「~ん」が〆の満足感を表現している。

「頂」のサイトを見て、確認してほしい。

http://www.suntory.co.jp/beer/itadaki/

炎上したCMでは「コックゥ~んしちゃう?!」という字幕が出るため、女性が「ごっくんしちゃう?!」というエロ連想することが可能だ。

ただそれは勝手勘違いだということだ。

テレビCMでは男性である俳優唐沢寿明が「コックゥ~ん」をやっている。

「コックゥ~ん」は別にエロくない。

また、「絶頂」という言葉からエロ連想させたことも考えられる。

性的エクスタシー、いわゆる「イく」ことを絶頂と呼ぶことがある。

しかしそうした連想CM制作者の意図するところではない。

そもそも絶頂という言葉本来の使われ方は、まったく性的ものではない。

絶頂

  上りつめた一番高い所。「山の―」。最高の程度。 「人気の―」

TVCMの方では唐沢寿明が山の頂上に立ち、「俺は今しあわせの絶頂にいるー!」と叫ぶ。

絶頂」は別にエロくない。

主観ショットエロい

映像男性目線で一貫して描かれている。

男性は画面には登場しない。

このような手法POV(Point of View)とか、視点ショット主観ショットなどと呼ばれる。

これはアダルトビデオでも、しばしば用いられる手法で、視聴者に没入感を与えることができる。

これがエロい雰囲気にさせているのか?

おそらく違うと思う。少なくとも決定的にエロくはない。

というのは、サントリーCMではすでに使われてきた手法からだ。

サントリー金麦」では、女優檀れいが、夫と思われるカメラを見つめ、話しかける。

http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/l/94.html

サントリー鏡月」では、女優石原さとみが男友達と思われるカメラを見つめ、話しかける。

http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/l/97.html

「ひとくちどうぞ(ゆず)篇」などは「間接キッスしてみ?」などと語り掛け、割とエロい気がするが問題視されていない。

これらを見ると、主観ショットエロい、とは言えない。

という具合に、消去法でエロい理由を消していくと、残る可能性は2つかと思う。

1.シチュエーションエロい

出張地方にやってきた男性サラリーマンが、若く美しい女性出会い居酒屋で2人きりでいい雰囲気で飲んでいるという設定・状況がそもそもエロい

2.映像のものエロい

女性の目つき、口ぶり、背景の雰囲気などが生々しくてエロいカメラマンの動きやフォーカスのうまさも無関係ではないと思う。

2015-12-26

長寿コンテンツ世代交代時代

新しいスーパー戦隊と、プリキュア情報が公開された。

動物戦隊ジュウオウジャー|テレビ朝日

魔法つかいプリキュア!-東映アニメーション

ジュウオウジャー監督である柴崎貴行は、2006年の仮面ライダーカブトデビュー作で、

メイン監督を務めるのは特命戦隊ゴーバスターズに続きまだ2作目。

脚本の香村純子はゴーカイジャー仮面ライダーウィザードでの評価が高く、今回が初めてのメインでの参加。

一方魔法使いプリキュアシリーズディレクター(通常のアニメで言う監督)は三塚雅人。

近年良演出を数多く繰り出し、今回が初めてのシリーズディレクター

キャラクターデザイン宮本絵美子も、プリキュア5の頃から作画監督として活躍しているが、キャラクターデザインは初。

とまあどちらも若手のスタッフが目立つ印象だ。

しかもただ若いというだけでなく、その実力を評価されている人材が揃っていると言っていいだろう。




思えばここ数年、プリキュア戦隊以外でも、長寿コンテンツにおける世代交代が進行している。

クレヨンしんちゃんでは、近年の劇場版を若手の橋本昌和高橋渉が交代で務めており、

劇場版22作の逆襲のロボとーちゃんでは文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。

続く23作、オラの引越し物語サボテン大襲撃では歴代で最高の興行収入を記録した。

同じシンエイ動画ドラえもんでも、81年生まれの八鍬新之介が、新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜での堅実なリメイクで、初監督ながら評価を集めている。

ポケットモンスターシリーズの最新作ポケットモンスターXYでは、それまで監督を務めていたベテラン須藤典彦から

28歳の矢嶋哲生氏が若くして監督職を継ぎ、キャラクターデザインアニメーターも若手を積極的に入れ、

さら作画の枚数制限をなくしたり、技を出す際のイメージBGを廃止するなど、積極的にそれまでと画面作りを変えている。

ウルトラシリーズ最新テレビシリーズウルトラマンXでは、09年の長髪大怪獣ゲハラでデビューし、TNGパトレイバーなどで注目を集める田口清隆をメイン監督とし、

長期の休止状態にあったウルトラテレビシリーズを復活させたギンガ、ギンガSの流れを引き継ぎ、

怪獣や、GoProをつかったり主観ショットを用いたりと、新しい要素を取り入れながら正統派ウルトラシリーズを描ききった本作は、来年には劇場版も控えている。




2000年前後デジタル機材への移行や、インターネットを中心にした新たな消費スタイルなど、それまでと違うものづくりの発想が求められるようになった。

そういった中で妖怪ウォッチアイカツなど新たな作品の登場や、スマホゲーなどコンテンツ文化自体世代交代が迫る中、長寿コンテンツ達はどのように今を歩むのか。

そして今後彼ら新しい世代クリエイター達が、どのような作品を、そして、どのような時代を作っていくのか、ぜひ多くの人に注目されて欲しいと思う。

 
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