はてなキーワード: なでしこジャパンとは
女子W杯のなでしこジャパンはベスト8で終わった。2年前の絶望的な状態からは良くはなったが、まだ発展途上に居ると言うことが良く分かった。
12年前の女子W杯でまさかの優勝を遂げてから、女子サッカーの競技者数は大幅に増えると思われた。
JFAの「選手登録数」によると12年前の2011年は26,237人で、そこから一時的に伸びて2013年には3万人を超えたが、以降は伸び悩み。ここ数年は28,000人前後をうろついている。→https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/player.html
日本はアメスポ文化の国なので他のスポーツ競技の人口傾向はアメリカのそれと似てるのだが、女子サッカーだけは似ても似つかない。アメリカは知っての通り女子サッカー大国だが日本は小国。それはなぜか。いろいろ調べてみたら・・・
しかし、日本とアメリカでは、男女比率が決定的に違う。日本では男女比2:8~3:7で、アメリカはその逆だ。
米国における吹奏楽は軍楽隊を起源としており、男性だけ、または男性中心の吹奏楽部(あちらの部活動は学校授業の一環だが詳細説明は省く)や楽団が多数構成されるようになり、その文化が今でも根付いている。近年は幾分女性率は上がっているが、未だに女子禁制のバンドも少なくない。
日本でも1950年代までは男性中心だったが、1960年代から一気に女性比率が増え、1970年の段階で男女比ほぼ半々となり、今や大半が女性だ。
こうなった理由はいくつか考えられる。この時期に何度か起きたギターブームで男子生徒がそちらに流れたこと、日本におけるウーマンリブ(女性解放運動)でのターゲットの1つに吹奏楽が選ばれたことなどが挙げられている。ただ米国では男女比逆転の話はない。
世界的には女子サッカーは「女性解放運動」の象徴とも言われており、女子サッカーの強さと女性の権利の強さは比例すると言われる。男子サッカーがそこまで強くないアメリカやスウェーデンが強いのが象徴的だ。
しかし、日本における女性解放運動の象徴は、1960年代から急激に女性比率が上がり、今やほとんどが女性で占められる「吹奏楽部」であり、女子サッカーではない。
日本で女子サッカーの競技者数が増えないのはバスケやバレーボールとかに女子生徒を取られているためとよく言われているが、それだと女子バスケもバレーも普通に強いアメリカが女子サッカーも強く、競技人数が桁違いの理由が説明がつかない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230808/k10014157471000.html
にあるが、代替策は結局テレビとラジオでの呼びかけだという。はてブではマストドンにしろとかActiveなんちゃらにしろと好き勝手言ってるが、テレビよりはるかに使いづらく効果も薄いからどの自治体もそんな愚策はしないだろう。旧ツイッターの数々の失策が、災害時におけるテレビの復権を後押しした形だ。
NHKBSのMLB中継で大谷翔平の活躍を見るのは、在宅勤務などで午前中に家に居られる日本人の日課となったと言っても過言ではないだろう。「おはようございます」は「大谷ホームラン」という意味のスラングにまでなっている。
土壇場までテレビ放送できないかもと騒がれたが最終的にNHKが日本の試合だけ放映権を獲得する形で決着した。
日本で自分達の試合がテレビ放送されることに対してなでしこジャパンの選手達は大喜びし、モチベーションがアップしたことで大会でハイパフォーマンスを見せていると言われている。
今回のなでしこジャパンは10代後半から20代前半の選手が多い。既に5点取っている宮澤ひなたは23歳、準レギュラーFWの藤野あおばは19歳。
テレビ世代と言われてる50代以上の話ではなく、いわゆる「Z世代」が、自分達の活躍をテレビで見てもらえることでモチベーションがアップして躍進に繋がるというのは、「テレビの復権」を示す話と言えるだろう。視聴率もノルウェー戦は10%を超えた。勝ち進めばもっと上がるはずだ。
お前は二度となでしこジャパンの話をするなよ。
まったくそのとおり。
「何時間練習するの?」「食事はきをつけてるの」「政治に役立つアドバイスください」(これはジョークを兼ねる)
みたいな質問にすべきだ。土人みたいにかじることがジョークじゃない。
今から10年前の2011年7月末、女子サッカーのW杯で“なでしこジャパン”が初優勝を果たした際のことを覚えていますか。
凱旋したメンバーたちは連日テレビ番組に出演し、MCやレポーターたちから同じ質問を何度も何度も浴びせられました。
「結婚したいですか?」「彼氏はいますか?」「将来、子どもは欲しいですか?」──どれもこれもサッカーの内容とは全く関係ない、極めて個人的なことばかりです。
さらに、スタジオには「金メダルを取ってモテるようになりましたか?」という質問を、柔道家の塚田真希さんやレスリング選手の吉田沙保里さんに聞いたVTRが流れました。それはそれは不愉快極まりない演出だったものの、スタジオのMCやレポーターたちは大爆笑。「強い女=モテない」という悪意が漂うVTRを恥じることなく、ウケまくっていたのです。
スポーツと関係のないことばかり問われる選手たち(画像:ゲッティイメージズ)
私はとてつもない違和感と憤りを覚えたのですが、誰も何も言わないので「自分の感覚」に自信が持てませんでした。それでもやはり怒りが収まらず、当時、レギュラーで出演していたラジオ番組で、米国での女子サッカー選手のスタジオ出演時の扱われ方との違いを話したところ大反響! 「よくぞ言ってくれた!」というメッセージが殺到したのです。
そこで翌日は連載コラムに、さらに深堀した内容を書き公開しました。ここでも大大大反響を呼び、女性だけでなく男性たちからも「あれはヒドイ!」「あんなの会社でやったら即アウトだ!」「河合さんみたいな、女性じゃないと言えないなぁ。もっと言ってやれ!」と激励メールが殺到。あちこちのメディアからも取材を受けました。
さて、なぜこんな昔のことを書いているのか? お分かりですね。
そうです。“あのメディアの愚行”から10年がたった今もなお、女性のアスリートに敬意を払えない輩が存在する。
先日、社会的な立場のある人間が、金メダリストに失礼極まりない態度を取りました。そんな“しょーもない輩”(失礼とは思いますが、あえて書きます)の愚行を擁護する声もありました。
元なでしこジャパンの永里優季選手が男子サッカーチームへの移籍するニュースでネトフェミがわいて喜んでる。
「男女で括るなんておかしいぞ!」みたいな感じで言う人が多いけど、ホントに?って疑問に思う。
まずスポーツの場合、フィジカルの観点で女性は男性に大きく負けている。
例えば男女5人ずつ10人を適当に集めてきて、一番頭がいい人は女性である確率は少なくとも50%程度ある。
しかし一番力持ちな人や足が速い人が女性である可能性は急激に減る。
それは男女を混合した時、どう考えても女性に勝ち目がないからである。
だから男性から隔離した。女性の中でなら優れてる人たちが活躍できるように。
永里優季選手はたまたまトップクラスの実力を持つ人で、それは個人的な夢の追求として応援するべきだとは思うけれど、
「このまま女性がどんどん男性の中に混ざっていけばいいのに」「そもそも男女で括られてるなんておかしい、なくすべきだ」という考えは危険だと思う。