はてなキーワード: パッキャオとは
ピケオーにチンチンにされて負けてから身体が一気に異常にデカくなり10連続KO。
K-1引退してボクシング行きますって言ってから身体が一気に異常に小さくなりKO負けで引退。
ボクシングやめてキックに戻ってきますって言ってから身体が一気に異常にデカくなりワンパンKO。
関係ないけどボクシングはドーピング検査が国内スポーツではトップクラスに厳しい。
昨日の試合の公式動画の対戦相手がタイ人でホームなのにコメントがドン引きしてたぞ。
前日軽量1.6kgオーバーって時点でアレなのに現場出たら10kgは違うように見えた。
それで勝利者インタビューで「パッキャオとやりたい」ってさぁ。
やっぱボクシング行ってステ抜けたら戦うの厳しくなっちゃったのかねぇ。
ステを使ってパワー(筋肉)を付ける→ステが抜けるとパワー(筋肉)が落ちる。
パワーが一度上がってしまうと落ちることに対して恐怖感が生まれる。
そういう理由でステを一度使うと辞めることが極めて難しくなる。
一時期から全選手ドーピング(抜き打ちも含めて)検査するようになった。
日本で大活躍したヴァンダレイ・シウバもアリスター・オーフレームも引っかかってる。
https://www.videor.co.jp/tvrating/past_tvrating/boxing/01/index.html
具志堅と辰吉と亀田の人気があっただけでもともとこんなもんやろ。
それでもボクシングは定期的にゴールデンタイムに放送されとるし、PRIDE・K-1の没落やプロレスの低迷に比べたらぜんぜんマシやで。
パッキャオの6階級制覇がもう10年前、ドネアの5階級制覇でさえ5年前と考えると
むしろ最近やとクロフォードやウシクの主要四団体統一のほうが注目されとるで。
そのWBSSバンタム級で井上尚弥は圧倒的な強さをこの二試合で見せつけたというのに、日本ではそんなに騒がれている様子がない、という寂しさ・・・
というかボクシングの弱点はそこやで。
これで勝てば有名になれる権威のある試合、っていうのがないんや。
日本歴代最強、現役世界最強との評判もある井上尚弥がつい最近イギリスで、バンタム級では事実上の世界最強決定戦だと言われていた、IBF世界チャンピオンのエマヌエル・ロドリゲスをなんと2Rノックアウト。
あまりマニアではないものの、ボクシング好きな俺はその衝撃に興奮したわけだが、その日、その試合の話を会社でしたら誰も井上尚弥を知らなかった。
そのうちの一人に「マジで知らないの?」って聞いたらほんとに知らないって。
じゃぁ誰なら知ってる? ってそいつに聞いたら「亀田興毅」。とっくに引退したってばさ。
プロデビュー以来、18戦全勝・16KO勝ち・三階級世界制覇・2団体統一王者で、世界チャンピオンや元世界チャンピオンを何度も1〜2RKO、「井上は井上自身以外誰も勝てない」と言われるほどなのに、知らない???
大した実力もなかった口だけ達者なお騒がせ亀田にあんなに熱狂してたのに、亀田なんかよりはるかに真っ当で段違いに強い井上尚弥を知らないなんて、意味不明。
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トラバやブコメ読んでると、実感通り最近はボクシング人気はあまりないようだ。
日本は意外かもしれないが、世界全体で見るとボクシング大国だそうだ。
世界的なボクシング記録サイト「ボックスレク」によると、2017年4月20日時点で、アクティブに活動しているプロボクサーの数は世界で2万3460人。ボクシング大国のメキシコが3343人、マーケットの一番大きいアメリカが3266人、いま最もボクシング景気がいいと言われるイギリスが1000人で、日本は1436人となっている。同サイトによれば、ほかに1000人を超える国はアルゼンチンだけだ。
https://number.bunshun.jp/articles/-/827916
ところが同記事によれば、日本のボクシング人口は減少の一途だという。
記事では少子化などを原因に挙げているが、K-1のように格闘技ジャンルが増えたことも一因かもしれない。一時期確かにK-1はテレビの放映時間帯を奪っていたし。
友人と話していたら、その昔は具志堅や辰吉など、昭和から平成中期ぐらいまではボクシング人気は確かに続いていた、と。
悪漢亀田の影響もあるかも知れぬ、と、あれで白けてしまい多くの世間的人気を失った面もあるのでは、という話もあった。
ところで一個だけブコメに返事。
3階級制覇とか2団体統一とか、とにかく王座の扱いが軽すぎて誰がどう強いのか端から見ていてさっぱり分からない。なんで統一王者や防衛戦を目指さずに階級を変えるのかが分からない。
最近の傾向としては連続防衛記録よりも複数階級制覇を目指す傾向が強いですね。同一階級だと強い相手が限られていることや、複数階級だとサクッと階級上げてマッチメイクしやすいこと、上位階級の強い相手を倒せば同一階級でやるより強いイメージを与える事ができるなど、色々理由があるそうです。
そうしないと、ただでさえ現在では同一階級に、正規王座、スーパー王座、暫定王座など複数の王座規定があったり、或いは主要4団体に渡って何人もチャンピオンがいて「ほんとに強いかどうかわかりにくい」状態なので、同団体同一階級に拘ってても面白みにかけるわけです。
ただ、複数階級制覇も体重コントロールが難しいなど、出来る人は限られているので(パッキャオみたいな六階級制覇は異常)、じゃぁ同一階級で世界一決めようじゃないかという意図で始まったのが、井上尚弥が今やってるWBSS(World Boxing Super Series)なんですよね。
そのWBSSバンタム級で井上尚弥は圧倒的な強さをこの二試合で見せつけたというのに、日本ではそんなに騒がれている様子がない、という寂しさ・・・
ノンアルコール茶葉ペデストリアンノーモア本懐ソフトクリーム堀江貴文ユーゴスラビア南京錠蒲田ノロウイルス白村江の戦い万景峰号ホリデイノーマライゼーションナスカの地上絵丹波凛孫正義リンドバーグリーンの翼ほうとうパッキャオ秋篠宮家サブマリン墾田永年私財法アルソック懐中電灯ソフマップカンタムロボ佐川急便マッキントッシュコードブルーロリコンカンバセーションピース本田圭佑かちどき橋セットポジションミライアカリカーボンナノチューブパリストンコブラキッズノーリターンヤンヨーステンテーブルクロス新海誠テニアン島真珠湾攻撃コンボイガリア戦記タクティカルアームズネメシス号チャンドラボース坂井三郎近親相姦アリストテレスいんきんたむし今敏大友克洋キーエンスソードアートオンラインミリアルドピースクラフト渡辺麻友オイスターソース花魁死海文書ムンバイ。
大相撲春場所千秋楽の白鵬バッシングに感じた違和感は主語を思いっきり大きくとると「日本社会のルールというものに対する意識のユルさ」なのではないか?
http://watto.hatenablog.com/entry/2016/03/28/143551
地球は揺れず、世界も止まらず ベテラン同士の攻防はメイウェザーの勝利
http://blog.goo.ne.jp/saupon/e/13c9c097fe12f5ac3e2d46e7315a74b5
メイウェザーは玄人好みの技巧的なボクシングで世紀のタイトル戦としては見応えがないが最終ラウンドまで戦った
しかし超高額チケットを買ったボクシングマニアとはいえない富裕層やパッキャオならあのビッグマウスを倒してくれると期待のPPV視聴者からは不興を買った
日馬富士と四つに組んでも8:2で勝てるだろうに
大一番を期待した観客が怒って帰るのも不文律を重んじる関係者から文句がでるのも納得できるのだが
どうも日本社会が悪いらしい
なでしこジャパンかな?
これもし日本人力士が同じことをして勝ったらどうなってたんでしょうね?
ましてや優勝していたら...
id:kodebuya1968 間違いなく称賛されていたと思いますよ。命を賭けてもいいくらいに確信しています。
ブログ主も間違いなく称賛するんじゃないですかね
ホリエモンと言えばTwitterのフォロワーが120万人とか居てビジネス界隈でも「大御所」みたいな雰囲気があって、
何かあると「堀江さんがこう言った」とか「堀江さんならこうする」とかその発言をありがたがる連中もたくさん居る。
私としてはその発言を見る度に「なんでこの人はこんなに偉そうなんだろう?」と疑問に思う事が多いので、どなたかこの「ホリエモン」のすごさを私に教えて欲しい。
いちおう、私なりにホリエモンについて調べてみたりもしたんだけどいまだにその「すごさ」がわからない。
例えば過去にホリエモンは3回博打を打っていて全部失敗している。
・ニッポン放送の買収
・球団の買収
これ全部失敗に終わっているのだ。あげくの果てに実刑判決食らって投獄までされている。
ひょっとしたらホリエモンは「失敗はしたけど、これによって知名度が上がったからビジネス的にはオッケー」などと言うのかも知れない。
じゃあその「上がった知名度」でホリエモンがどんなビジネスを展開しているのかと言うと、
755の広告塔になったり信者から10万円づつ取って寿司を食べたり、
メルマガを出したりサロンを運営したり本を出したりカネを貰って商品を宣伝したり、要するに「信者からカネを集めるビジネス」しか展開していないのである。
一線を退いた芸能人が「○○と行くツアー」やディナーショーなどで食い繋ぐのに似ているし、
「お金持ちになりたい」「ビジネスを成功させたい」と願う人達からお金を巻き上げる構図は与沢翼と何が違うのか。
試しにTwitterを覗いてみたら、
「私がプロデュースしているカロリー1/2の豆腐生チョコ毎日限定で販売しています。是非お買い上げください! 抹茶味も! (リンク) 飲み会にはぜひカンゾウサプリを! (リンク)」
などとおっしゃっている。
これが「ビジネス」なんだとしたらあまりにも短絡的すぎるしショボすぎやしませんか。
スケールはともかく、誰にでもできて誰にでも思いつくようなことしかしていない。
ソフトバンクの孫さんとか、楽天の三木谷さんなんかはアンチも多いだろうけど、
思想や手法はともかく、その実績に関しては誰も文句のつけようが無いレベルで、
「時価総額ン兆円の企業の創業者」ってもうそれだけで誰もが納得する疑いようのない事実だと思うのだけど、
そういう目に見える形での実績があの人のどこにあるんだろうと思う。
芸能人なら別に目に見えない形でも良い。でもあの人は「ビジネス人」っていう顔をして商売をしているのだ。
結局ホリエモンには何も残っていないし、新しいビジネスにチャレンジしているとも思えないし、鋭い切り口を持っているとも思わない。
ホリエモンチャンネルだとか新しい肉会の代表とか、やたら美人な女性を連れまわしていたり、
「東京の女子大生で堀江さんと飲んだこと無い人いるの?」と揶揄されるレベルで性欲にコロッと負けるあたり、
小物っぽさしかないように思える。
例えばNewspicsというアプリがあって、それを覗くと色んなニュースに色んな人がコメントをしていて、
ここでもホリエモンは何故か人気でフォロワーもたくさん居るんだけど、じゃあそのホリエモンがそれぞれのニュースに対してどういうコメントをしているか抜粋したいと思う。
「(消費税10%論で)意外に影響すると思う」
単純な一言感想文「だけ」なのです。消費税が社会に影響するのなんて当たり前じゃないか。
もちろん単純な感想文が悪いとは言わないけど、たまには鋭い視点で切り込んでくれても良いじゃないか。
でも全てがこの調子なのです。
「ほんとかよ」って思う人は是非NEWSPICSでホリエモンをフォローしてみて欲しい。
鋭い切り口も新しい視点も何にも無い。
こんな人をいっぱしの「ビジネス人」として持ち上げるのはいい加減にやめた方が良いんじゃないかと思う。
私の視点が間違っていて、実はこの人なりの「すごさ」はあるんだよ、
というのであれば、ぜひこの人の「すごさ」を私に教えて欲しい。
そろそろこの人について総括しても良い時期が来てるのではないか。
昨日のメイウェザー・パッキャオ戦もそうだったが、何故か素人は「攻撃的」な試合を異常に評価する。
パンチを避ければ「逃げ」、KO決着でなければ「凡戦」。
彼らに言わせれば「パッキャオは手数が多く攻撃的だったから勝ちだ」ということで、
超絶技巧で相手の攻撃をかわしカウンターを決めるよりも、突進して空振るほうが勝利に値するらしい。
パンチを当てなくてもいいなんて、シャドーボクシングでも見たいのだろうか?
ちなみにスタッツを見ると手数でもメイウェザーの方がパッキャオを上回っていたという。
サッカー界においては、試合に負けるたびに「相手はアンチフットボールをした」と言い訳する、シャビさんという選手が有名だ。
彼が所属するFCバルセロナは、「攻撃的」で、かつ勝ち続けるスタイルを確立した。
「バルセロナの戦術こそが真のフットボールであり、守備的な戦術はアンチフットボールである」と高らかに宣言した。
しかしそれによって現れたのは、バルセロナが延々と一方的に攻撃を続けるだけの、実に退屈な試合だった。
だが果たしてそれはすべてのサッカーファンが望むものだっただろうか?
野球で言うなら、ホームランが飛び交う乱打戦と、息が詰まるような投手戦と、どちらが良いかということになるだろうか。
まぁ、好きなチームがホームラン連発で圧勝するのはそれはそれで気持ちの良いものだ。
だが客観的に見たときに、野球の試合として面白いのは、断然、投手戦のほうだろう。
そもそも、大量点を取り合うような試合は、「名試合」ではなく「馬鹿試合」と言われるものである。
パッキャオ・メイウェザー戦も近くなり世間のボクシング熱が盛り上がってまいりました。
メディアではパッキャオは貧民上がりのアジアの英雄で、メイウェザーは金の亡者でヒールキャラという構図がされてるようですが、パッキャオが練習をサボって遊びまわっていた事などは誰も触れない。
まあ先の話は置いておいて、先日の井岡・レベコ戦でも振り返ろうかと。
この試合、完全に井岡の作戦勝ちでした。まずマッチメイクから振り返ると、井岡は階級を上げてまだ数戦でレベコは長期政権を築いていました。
井岡は前々回にアムナットに完封されたわけですが、アムナットの特徴は足を使ったアウトボクシングで、クリンチなどのダーティーな技も多用。リーチでは井岡より上で、井岡のガードの間を破るアッパーが得意でした。
今回のレベコは基本的にファイターよりで好戦的なスタイルを好み、身長では井岡より10cmほど低く、またパンチはフック系のパンチが多くいです。
このように正反対の特徴で、井岡が苦手な点を尽く潰してのマッチメイクになっています。井岡陣営のマッチメイクは強化版亀田とか、メイウェザーに近いものがあって、苦手なタイプであったり圧倒的な強者との試合を避ける傾向にあります。
実際の試合では、序盤の動きのクオリティーではレベコが良かったものの、井岡は慎重に戦います。懐を深く構えて、身長差を活かしたリードジャブ中心の攻撃でレベコの射程を徹底的にさけていました。
レベコも井岡の左ジャブを避けてからのボディフックなど考えてはいたものの、攻撃の多くは届かず、逆に責めるところをジャブでカウンターを取られる形が多かったです。
そのまま試合は流れて、中盤でポイント差を気にしたレベコが攻勢をかけるも、井岡はカウンターのジャブとガードで相手にせず、最後までポイントアウトしていった形です。
レベコの研究不足もあったと思います。一つ前の前哨戦でも井岡はガードの間を打たれていましたし、その間を通すアッパー系のパンチとか、体を寄せて自分の距離で戦える戦法を準備していなかったように思えます。
試合としては、八重樫井岡戦に近いものがありました。ミニマムからの井岡の相手を見てもそうですが、このタイプの選手には井岡は強いです。距離感がいいので、リードジャブを使いながら自分のペースで戦えます。
でも、選手としての戦い方の幅が広がったのかと言われると、疑問符がつかざるを得ないでしょう。この戦い方では軽量級塩決戦を制したアムナットはおろか、ゾウシミンにすら勝てない気がします。
軽量級の日本のスターは完全に井上尚弥で、今後この路線を続ける限り井岡がスター街道に返り咲くのは無理でしょう。
さて、パッキャオ・メイウェザーの予想ですが、メイウェザーがパッキャオを塩漬けにして12R大差~中差の判定勝ちと予想します。
今までのパッキャオの動きではメイウェザーを捕らえられるとは思いません。かと言ってメイウェザーが攻撃的になるとも思えないので、パッキャオは捨て身で攻撃的になるしかないでしょう。
両者ともに耐久力がある選手なので、あまりKOという展開は考えられないです。
一昔まえの、クロッティやコットをガードの上からめった打ちできたパッキャオならロープ際まで追い込んで優位に立てたかもしれませんが。
http://anond.hatelabo.jp/20141229205000
http://anond.hatelabo.jp/20141230221445
http://anond.hatelabo.jp/20141231224951
http://anond.hatelabo.jp/20141231235523
http://anond.hatelabo.jp/20150101005735
・ウォータースのドネアKO
・パッキャオ復活
・井上の躍進
・ロマチェンコ、サリドのダーティーなプロの洗礼に屈するもゲーリーラッセルを下し最速世界王者に
・相変わらずウラディミール・クリチコ強し。隙がない。
記憶を辿りながら今の世界チャンピオンを眺めてみるとこんな感じか。
今年は全体的にディフェンスに注目が当たった年だったように思う。
ガードやパリングだけじゃなく、フットワークやボディーワークに加えてポジショニングの上手い選手が上位選手として名を連ねている。
ロマゴンやゴロフキンといったKOモンスターも攻撃にこそ注目が集まるが、ディフェンスのレベルも恐ろしく高い。ロマゴンに至ってはインファイトでも殆ど強打を貰わないので、あれだけ一方的に攻め続けることができる。
マイダナによるメイウェザー崩しは功を奏しかけた。普段なら使わないような左上からの打ち下ろすようなフックはL字ガード崩しの新たな定石になりそうだ。
来年の展開
パッキャオの復活によって長年待たされ続けたパッキャオVSメイウェザーの気運が高まっている。
恐らくメイウェザーは避けるだろうが、ブラッドリーのダッキングに外されまくったパッキャオが今のメイウェザーを捉えられるとは思えないというのが実現した際の個人的な見解。
後は今年頭角を現した新星がどれだけ実力を発揮してスーパースターへと上り詰めるのかというところが注目。
若手スーパースターがやや不足している感のあるボクシング界だけに、サウル・アルバレスやダニー・ガルシア、さらに日本の井上尚弥などにも期待したい。
http://anond.hatelabo.jp/20141229205000
http://anond.hatelabo.jp/20141230221445
http://anond.hatelabo.jp/20141231224951
田口戦
田口の出来が素晴らしかった。井上戦でも見たけどこんなにいいボクサーだったっけ?
日本人らしからぬフットワークと目の良さが素晴らしい。ストレート系のパンチをスウェーやバックステップで躱す技術が上手い。
フットワークに関しては、突っ込んでくる相手をバックステップで躱すだけじゃなくて、左右でポジションを変えながら戦える辺りもいい。
スピードのある左ジャブや威力のあるロングの左ボディもいいし、上下の内訳もできる。
基本ボクサー気味の選手なので、ガチャガチャの打ち合いよりも中長距離で自分のボクシングができれば今後はかなり固い勝負ができる。
河野戦
ボクサータイプなら距離詰めるときに頭振って入らないと左で狙い撃ちされる。これは昨日の八重樫でも同じことが言えるけど。
あとヒメネスの横の動きに対応できてなくて、ロープ際まで圧力かけても横に逃げられるから、貼り付けるための動きがいる。
コーナーでも体入れ替えられて逃げられてるし。
この横の動きと横の動きとへの対応は日本人ボクサーに欠けている部分だと思う。
メイウェザーはそれが格段にうまいし、ファイタータイプと呼ばれるパッキャオでも横の動きは相当上手い。マルガリート戦とか見るとよく分かる。
今日のリゴンドーでもそれは顕著だった。世界トップレベルに行くならボクサーでもファイターでも必須の技術だと思う。
内山戦
攻撃に関してはやっぱり凄い。
課題はディフェンス面か。ほぼガードで捌く攻防分離型の選手で、アルツール・アブラハム的なボクシングをする。
解説も言っていたように打ち終わりにガードが下がるのはガードディフェンス型の選手としては注意したい。
もうこれから攻防兼備型にスタイルを変えるのは無理だろうから、今のスタイルでいかにやっていけるか。
Sフェザーってあんまりスター選手いなくて、サリドも微妙だし、ガンボアか上下階級でクロフォード、ウォータース、ロマチェンコ辺りがスターかな。
サリドに勝てるかは際どい。
解説はまあ良かった。TBSの後で見たので。
マッチメイクは他局に比べるといまいち盛り上がりにかける感じがあったけど、良かったと思う。
田口が良かったのが収穫か。
http://anond.hatelabo.jp/20141229205000
村田戦
徐々にプロとしての精度は上がっているように思うが、世界でも層の厚いミドル級戦線で世界を狙うならもう一歩という感じ。
ボディーワークよりもガードでのディフェンスを多用しているため、攻防分離になりがち。
かと言ってかつてのアブラハムのような一発の強さが無いだけに、怪物ゴロフキンは元より現在のトップ戦線を相手にするにはもう少し武器が欲しい。
まだ育成段階で、1~3年程度かけて世界戦を狙う感じだと思う。
八重樫戦
元々ディフェンスや攻撃力があったわけではなく、ハンドスピードとフットワークの早さが魅力の選手。
フットワークを使いながらアウトボクシングをすればなかなかいい選手なのに、案の定打ち合いに行ってカウンターで狙い打たれた。
パンチ力があるならリーチ差を逆手に取ったインファイトでもいいかもしれないが、如何せん火力不足。
出入りのスピードはあるけど、いつも直線で入るからリーチの長い相手の左ジャブを素直に貰ったのが痛かった。
ボディKOがなくても負けていたように思う。井岡戦の再現を見ているようだった。
リナレス戦
ボクシングの質で言えば上記2戦とは一線を画する完成度。
しかし、スウェーが気になった。今日の相手では問題がなかったが、二発目三発目を捌けるディフェンスではないように思う。
打たれ弱いという弱点があるだけに、このディフェンス力では今後の相手次第ではKO負けもありうる。
トレーナーのフレディ・ローチは攻撃力の育成には定評があるが、攻撃偏重の指導はパッキャオのように打たれ強かったり、トニーのような天性のディフェンス力がない選手にとっては諸刃の剣。
井上戦
何もいうことが無いくらいの圧倒的な出来だった。
この選手なら誰とやっても圧倒できるだろう。ロマゴンにすら勝てるかも知れない。