2016-03-26

特別支援学校問題点

 感じたままに書きます

 私自身、不勉強なことが多いため、誤りもあるかもしれません。不備やご意見等ございましたら、ぜひ、教えてください。

1 特別支援学校教諭免許がなくても働ける

 小学校で働くには小学校教諭免許状必要中学校高等学校ももちろん同じです。

 最近教員免許がないのに何年も働いていた人がいて、ニュースにもなっていますね。

 しかし、特別支援学校では特別支援学校教員免許を持っていなくても働けるのです。普通校免許さえあれば。

 もちろん、教員採用試験も現状に合わせてきており、新規採用者には特別支援学校教諭免許状所持者が多いと思います

 しかし、ベテランと呼ばれる先生方には今も、免許不所持の先生が多くいます

 年功序列公務員ベテラン発言力はやはり、強い。免許不所持の先生発言でも、ベテランであれば優先されがち。

 もちろん、働きながら、講習や通信免許を取る先生も多くいますが、これでいいのか。

2 臨時的任用教諭が多い

 学校によっては、半数近い教員が1年で入れ替わることもあります

 教員採用試験合格しなかった臨時的任用教員が、次々と入れ替わる。

 系統性の確保、専門性の向上を謳う特別支援教育ですが、これでいいのか。

3 指導根拠曖昧で年長者の発言に流されやす

 特別支援学校普通校と異なり、教科書がありません。

 もちろん文科省が出している指導要領はありますが、授業内容を考える際、「思いつき」に頼らざるをえないことも多々あります

 何をやればいいのか思いつかず、ネット検索して、題材を探すことも多々あります

 迷った挙句、「散歩いいんじゃない?」といったことも…

 こんな現状で、指導根拠も何もありはしません。

 その結果、ベテラン先生意見や、去年やっていたことに「ちょい足し」して授業をする、なんてことも。

4 目標曖昧だが、TTのため、意思共有が難しい

 といった具合で、根拠不明指導がまかり通っている現状ですが、加えて、特別支援学校の特徴でもあるTTという指導体制が、問題根深くしています

 知的障害特別支援学校場合、6人学級なら、教員2人が担任となり、1年間過ごします。

 このTT、相性が合う人であれば、児童生徒にとってより良い指導支援を生み出す良いきっかけになると思います

 ただ、世の中にはいろいろな人間がいます。当然、相性の良し悪しもあります

 児童生徒にとって最善の支援方法を考えなければならない。そのときに大切なのは情報共有です。

 が、そもそもの根拠目標曖昧なのです。情報共有、できますか?

 ある程度、同じ方向性での支援は可能なのか?

5 発語のない児童生徒が普通校と比べて多く、体罰まがいのことをしても公になりにくい

 特別支援学校は、体罰事例がとても少ない。これは一見、望ましいことです。

 しかし、児童生徒から発覚しにくい特別支援学校。本当に少ないのでしょうか。

 怒鳴り声のような声が聞こえてくることも…

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