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2022-07-15

エホバの証人って今どんな感じなの

8年くらい前に辞めた元二世ですが、今彼らはどんな活動してるんでしょうか。

教義も割とコロコロ変わるから変わったこととかあるのかな。

コロナ禍初期は現役の家族から手紙が来たりしてて、「あー玄関ノックして伝道活動はできないもんなー」と思ったりしてたけど、今はどうしてるんだろうか。

統一教会献金への圧のヤバさが話題になってるけど、エホ証は金こそ露骨にせびらないものの、時間奉仕伝道活動)にできる限り捧げるようにとの圧が強い。

正規開拓者」って立場になると毎月70時間奉仕しないとだめって縛りがあったりしたが、さすがに手紙書くだけで70時間も潰せないよな。

ダラダラ歩いたり公園お茶したりしてなんとか70時間やってたのに。

あと自分が辞める少し前から、「毎月一定額の寄付献金一種)を納めるように」ってルールができてたけどさらに厳しくなってたりすんのかな。

私たち自発的寄付しか受け付けません!」みたいなこと言いながら半ば強制し始めたのもヤになった一つの原因だな。

でも一番心配なのは独身の4-50代の信者な。

エホ証の中では熱心な信者ほど人気だから早く結婚できるんだけど、半端にダラダラ続けて独身のまま4-50代に突入した男女の信者自分地元には結構居た。8年後の今彼ら彼女らは何に幸福見出して生きてるんだろうか。

2022-05-10

勉三さんの彼女wwwwwwwwwwww

https://imgur.com/a/8ytQZtB

苅野勉三

かりのべんぞう

CV:肝付兼太

木手家の隣人の浪人生高卒)で、キテレツからは勉三さんと呼ばれている。詰襟学生服を着用し、レンズの分厚い牛乳ビンの底のような眼鏡をかけている。

 

残念ながら要領が悪く不器用な人で、バイトもしているも中々勤まらない。自分自分の事を「自分はなんてダメなんだ~」とボヤいているシーンがある。

こんな感じでなんだか情けない・さえない印象を受けるヒトだが、なんと彼女持ち(上原友紀。原作では「上原君子」)で、仲は比較的良好。

浪人生の時に当時デビューしたての寝台特急北斗星に乗って札幌大学受験しに行ったこともある。

アニメ版では六浪の末無事に高尾大学経済学部入学した。ちなみに六浪なので、順調に卒業しても新卒三十路になる。

正直アニメ放映時の時代を考えると、その人生は決して楽観視できるものではない(むしろ大卒であるがゆえに絶望しかない)のだが、そのあたりは特に触れられていない。

勉三さん

CV.肝付兼太

キテレツ大百科に登場するキャラクター

本名は「苅野勉三(かりの べんぞう)」。山形県出身の25才。

東北訛りの喋り方で、常に敬語一人称「ワス」で語尾に「~だす」とつける。

キテレツ家の隣のボロ家に住む浪人生

高尾大学経済学部入学する為に上京したが、6浪している苦労人。

貧乏な為、勉強する傍らアルバイトもしている。

が、毎回尋常じゃないミスをしてクビになる為、様々なアルバイト経験している。

学ランが普段着であり、服のセンスは皆無。

分厚いビン底メガネをかけ、無精髭が生えている。

メガネの下は藤子メガネキャラクターおなじみの3ではなく、とてもつぶらな綺麗な瞳。

趣味は酒、パチンコ、笛、編み物

性格は純朴で、頼りないが心優しい青年

極端な程に心配性なのが欠点

キテレツコロ助と関わる事も多いが、トラブルの原因にもなっている。

にも関わらず、嫌われてなくむしろ好かれている。

意外と博識な為、頼りにされる事もある。

ドラえもん作風に馴れてると、少年少女がメインの中、彼らと共に積極的事件に巻き込まれていく彼のような大人キャラクターは中々新鮮に見えるだろう。

上原君子(アニメでは上原友紀)という顔良し・性格良し・スタイル良し・高学歴高収入(アニメでは客室乗務員になる)の五拍子揃った彼女がいる。

当初は嫌われていたが段々と勉三さんの優しい一面に惹かれ、交際が始まった。

キテレツ発明を利用したのは秘密ナリ

中盤にて、念願の運転免許を取得。

赤色のオンボロ車(ミニクーパー)を手に入れた。

しかし、運転は巧くない。

まず車が必ず雨漏りしてしまう。

頻繁にオーバーヒートし、坂道に止めるだけでエンストする。

ハンドルを握ると性格が変わるスピード狂であり、横断歩道歩道橋まで走ってしまう。

が、次第に運転に慣れていき、現在安全運転を心掛けている。

浪人生イメージが強いが、7回目の受験にて念願の高尾大学経済学部合格

無事に大学生になったが、相変わらず貧乏である

当初はオカルト研究会所属していたが、辞めてしまった。

勉強も真面目にしておらず、レポートは提出期限ギリギリまで放置し、試験には落第する有様である

アニメでは顔がそっくり母親(CV.花沢さん→カレーパンマン)が登場した。

いかにも古風な母親だが、息子思いで元気溢れるパワフルな人。

NHK放送された実写ドラマでは、山本耕史が勉三さんを演じた。

ちなみにこの勉三さんは東京大学を目指していた。 

余談

方言で喋るというのは実は肝付兼太氏のアドリブ

当初の台本には普通に標準語セリフが書かれていたが、「この顔で標準語おかしい」と思ったという。

また山形出身という設定を知らなかったため、初期は茨城弁で演じていた。

勉三とは、漫画アニメキテレツ大百科』に登場するキャラクターの一人である

通称、勉三さん。本名、苅野勉三。CV:肝付兼太

曖昧さ回避

依田勉三 - 北海道帯広開拓した開拓

勉三(生放送主) - ユーザー生放送配信者兼歌ってみたカテゴリ男性投稿者(歌い手)。

概要

主人公である木手英一(キテレツ)の家のとなりに住む浪人生。季節を問わない学生服とビン底メガネトレードマーク

山形出身で、アニメ版では東北弁で喋る。山形実家には勉三そっくりの顔の母親、苅野ヨネ(CV:山本圭子遠藤晴柳沢三千代)が住んでおり、時折上京しては勉三の様子を伺いに来ている。

何度も浪人を繰り返しており、その着古した学生服には風格さえ漂っている。

アニメ版では、途中で高尾大学合格しており、それ以降は浪人生ではなく大学生となっている。ただし、大学にまじめに通っているかというとそうでもない模様。

何気に彼女持ち。原作では上原君子アニメ版では上原友紀(CV:吉田菜穂→遠藤みやこ)という名前で、アニメ版では最終的に客室乗務員就職している。

ニコニコ動画において

ニコニコ動画に限ったことではないが、キテレツ大百科のメインキャラクターであるコロ助+4名の子供たちに劣らぬ知名度を持っており、あちこちパロディ対象とされる。

ニコニコ動画においてはそのようなパロディ作品ひとつ「野性の闘牌 鰻」での登場が最も多いと思われる。あるいはキャラ差し替え投稿者コメント名前だけ載っていることも多い。「勉三」でキーワード検索するとそのような動画が多数ヒットする。

2021-10-29

皇族にとって結婚とは

日向地域中九州と違って鉄器製造文化がなかった

隼人地域、つまり熊襲の近くは不穏で人が住めなかったからだ

そこで中九州の国は、隼人の拡大を防ぐため、大陸傭兵部族である鮮卑日向に入れた

鮮卑部族とは政略結婚も行われ、一大勢力となった

この混血の部族はのちに近畿に東征した

先人開拓者饒速日尊を死なせて天皇を名乗り、ヤマトの国をつくったと

日本海側の出雲国越国をどうやって支配たかは別の話

古事記はおそらく鮮卑側が書いた神話なので、様々な内乱があったことは、ぼかされている

から古墳から多くの頭蓋骨が出ても驚くことではないな

2021-10-24

anond:20211023111102

今はガジェット系のYoutuberがそういうのやっているよね。

わけわからんものを買って、奇声を上げてレポートする感じのは。

スタパ氏は30年ぐらい時代を先取りしていたのだと思う。

偉大な先駆者開拓者だと思う。

2021-10-13

[]2021秋アニメ概ね見たざっくり感想

見てないのもそこそこ

一覧、大枠ストーリーアニメイトサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5947

前期で面白かったのは かげき、メイドラ、ジャヒー、Night head2041

感想には偏りが強い

欠けてる部分は見次第追記しま




ヴィジュアルリズ

男性ヴィジュアルバンドアイドルアニメ

かいことは気にすんなの展開で進むのと狙ってる客層が決まってる感



王様ランキング

一時期広告に出まくってた漫画アニメ

正直設定のせいであまり見てて気分の良いものではない

ただクオリティは高いしノイタミナ枠でアニメ化するくらいだから先々で面白いと言える作品なのだと思う

序盤の無様さが受け止められるかどうか



海賊王女

クオリティ高め、今後のストーリー展開はまだ不明

1話プロローグすぎて情報まり無し

男性ヒロインが何故か真田の鎧で主人公の姫をぶっ叩いて1話終わり

コメディ割合と本筋ストーリーとのバランスが取れてれば期待できる



かぎなど

KeyクロスオーバーSDアニメ

雑に例えると異世界カルテット

作品見てきた人なら楽しく見れるはず



ガンダムブレイカートローグ

新規よりもある程度追ってるファン向け

でもその素材が6年前のゲームってどうなの

ビルドダイバーからリライズの流れを受けて絶対コケられない



がんばれ同期ちゃん

Twitter大人気なアレ

ショートな分見やすくてクオリティも充分でよかった



逆転世界電池少女

異次元から軍国日本現代日本SDサイズロボットで攻めてきて掌握、サブカル禁止したので戦うって設定はそこそこ凝ってる

ボアニメだけどSDサイズ(2頭身)なので迫力には少し欠ける、操作主人公ヒロインの2人1組かつヒロインの気力(メンタル)でパワーが決まるシステムは色々使えそう

全体的にクオリティは高くオリジナル設定がかなり多いのでそこが合えばハマる、今後のストーリーは全く予想できない



吸血鬼すぐ死ぬ(吸死)

コメディ枠、展開が結構早いので飽きない

気を抜くとそのセリフの速さから聞き逃すかもしれない

吸血鬼死ぬだろうな〜って場面でちゃんと死んでくれるので楽しめる

基本的1話完結なので中盤以降中弛みが不安



境界戦機

ガンダムじゃないけど基本的にはガンダムストーリー展開、ロボット

敵機に人を乗せないことで破壊へのハードルを下げたのはナイスアイデア

主人公機の色味は完全にガンダムデザインガンダム世界ならエースモブ程度

日本が分割支配されてる設定なので敵の機体デザインが00のように分かれてるけど主役と相対した時に映えが不安



ぐんまちゃん

深夜でやる内容か?

夕方Eテレ向け

※指摘有、日曜の朝でした申し訳ない

深夜のノリがあるようなないような不思議雰囲気

朝ならこんな具合でいいのかもしれない

良くも悪くも引っかかりがないので大きく展開できるかは微妙



主夫パート2

前期紙芝居と叩かれたけどそこまで悪くなかった

ちょっとだけセリフ聞き取りにくい部分はあったのが直ってれば楽



古見さんは、コミュ症です。

クオリティ高め、原作面白さをそのままアニメ化頑張ってる

これは見続けることで面白くなってくやつだから序盤のスロースタートしょうがない

もう1話ごとに詰め込んでバンバン話を進めてほしい



最果てのパラディン

異世界転生だけどまだ能力は未開花、育ってきた環境特殊な設定

3人の霊体?に育ててもらってこの先パラディン騎士)を目指していくっぽい

舞台がいつもの中世ファンジーなので見慣れたストーリーになったらちょっとキツい



サクガン

クオリティ高め、掘削とロボット

開拓の岩石に囲まれ生活エリアから出て開拓者となりたい主人公とそのフォローに回る親

親は元開拓者で主人公の進路は反対してたけどそれを認めるまでが1話なのでまだストーリー本筋展開してない

アクションの見栄え良し、1話の引き良し

主軸の話が進む2話以降で判断

2話まで見て序章完といった感じ

1話最後現実を味わった主人公が2話途中まで暗いままなのが良い

怪獣の行動など伏線も張ってるようでこの先楽しみ



さんかく窓の外側は夜

BL要素がかなり強くミステリー部分は結構面白い気がするのにそれ以外が合わない

かい説明無しで話が進む点、急にギャグっぽいことを挟む点など人によって好き嫌いの分かれるストーリー

何にせよBLしか見えないのでミステリーとして見ると気が散る

ホラー成分強いので見るタイミングに注意かも



シキザクラ

特撮アクション3Dアニメ

チープな3Dしたことアクションバンバン動かせるようにしてるのかな?実際よく動く

ストーリーキャラは平日夕方向け、特に目新しさはない



終末のワルキューレ

テンポが悪すぎる、神と人間のバトルなのに神らしさがない

超人バトルならケンガンアシュラアニメが当たりだったのでそちらをおすすめ



進化の実~知らないうちに勝ち組人生

いじめられてた僕が異世界転生をきっかけに〜といつものやつ



真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境スローライフすることにしました

実力を隠して薬師をやってるオレ、村人がピンチの時には本気を出して助けるぜってパターン



世界最高の暗殺者異世界貴族に転生する(暗殺貴族

前半萌えキャラが戦うありがちな萌えアニメ系統かと思いきや主人公は中盤から出たジジイ

ストーリーがまだ始まってないので2話以降

キャラはきっちり作られてるのでかわいいキャラで見るタイプならこれ

2話で暗殺要件が語られる+ストーリー展開

どこに面白さを見出すか人によるけどコメディ要素結構多いので楽々見れる



先輩がうざい後輩の話

期待枠、安心安全完璧動画工房

忘れてたけどこれラブコメだったわ

万人向け、作者の漫画Twitterで公開されてるのでそれ読んで合うならアニメok



大正トメ御伽話

良い意味で落ち着いたストリー

波を求めるというよりはこの2人を見守る系アニメ



takt op.Destiny

クオリティ高い気がするが見ててワクワクというか次も見たいといった感じがあまりない

キャラも絵も綺麗で凝ってるけどそれを抜いたストリーはそこまで新しくないか

キャラメインのアニメなら充分、脚本重視にはちょっと物足りない

中盤まで見て飽きさせなければ最後までファンは付いてきそう

2話が事実上1話最後蘇生?じゃなくて召喚か?

クオリティは安定して高い、音楽が軸なのでその尺がどうしても長い

会話劇と絵力アクションが見所



月とライカと吸血姫

期待枠、ヒロイン林原めぐみ

ソ連風の宇宙開発が圧倒的な世界吸血鬼がいるファンジーミックスだけどそこまで違和感はない

林原めぐみがいることでスタッフが引き締まってる雰囲気を感じて期待

実験生物に対する態度の理由ちゃんとしていて脚本も練られてる気がする

2話強がり可愛いのとキツく当たってくる科学者をしばきたくなる

関係性がすぐ構築されないのも良い、伏線が少しずつ撒かれてる雰囲気



Deep Insanity THE LOST CHILD(ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド

スマホゲーなありがちな展開や戦闘と思ったらまんまゲームだった

プレイヤーが見るなら良いが新規が見るには見飽きた流れ



でーじミーツガール

後述ブルーピリオドの後半に放送

2話まで進んでるが短すぎて何が起きてるのか全くわからん

ただ次も見たいと思う雰囲気の良さはある



デジモンゴーストゲーム

日曜の朝らしいアニメ

デジモン定期的に出てきては消えるのは何故なんだ



テスラノート

インキャラ映った瞬間ホラーかと思った

まりにも作画が酷すぎて不気味

それを目当てに一部Twitterが盛り上がってるのでそういう枠

ただ脚本面白いらしい、あの絵でストーリー集中できるのは多分才能



闘神機ジーフレーム

ここまでひどいCGは久しぶりに見た、全体的な作画不安定、ロボットもの

ストーリーも腐る程みた展開

ってか新幹線横転する事故で無傷とかもう全体的に雑なんよ



プラオレ!~PRIDE OF ORANGE

キャララブライブ雰囲気もそんな感じ

とりあえずよくこの棒読みok出したなってのが体験できる

スポーツものありがちなストーリー展開になったらもうキャラ見るしかない、その時まで見ていれば。



プラチナエンド

原作はビックネームだけど今更デスゲームは飽きがある

というかそもそも原作評価微妙なのでこの先推して知るべし



ブルーピリオド

期待枠、アートゼロから解説しつつ進めるアニメは誰が見てもわかりやす

思ったより展開が早いがアニメはどこに着地させて終わるのか気になる

宗教画風景画など見たことのあるアートから入るのも取っつきやす

やっぱ最初美術先生無駄な嘘を言わない辺りで見てる側も真剣になれるしどんな評価も隠さないのが良い



舞妓さんちのまかないさん

Eテレで展開してるのが残念

MXなど深夜にやればゆるキャンなどの日常ゆるアニメとして覇権だった

クオリティは高いし原作面白いからもったいなかった

個人的おすすめひっつみ



魔王イブギアに身を捧げよ

BLらしく話の途中でぶつ切りになる場面があるがそれは別としてちょっと面白い?

女性の出ないおねショタというか説明は全く出来ないがじわじわ面白いのがふしぎ



マブラヴ オルタネイティヴ

原作は古いゲームアニメは気色悪い生物グロロボットアクション

この1話ファンサというかゲームの前日談らしく世界観の説明で終わる

さすがに原作が古いので2話以降あまり目新しさはないか

2話にして作画じわじわ危ない



見える子ちゃん

どうしてこうなった

原作から劣化して謎のエロ推し、色々なフェチがある人向け

エロホラー微妙作画ちょっとひどい



無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

相変わらずのクオリティ



MUTEKING THE Dancing HERO

意味不明しか言いようがない

原作?は昔あってそれをリメイクしたらしいが面白いとは言いにくい



メガトン級ムサシ

悪い意味でいつものレベルファイブ、これもロボット

夕方にやれば子供にウケたか



結城友奈は勇者である-大満開の章-(ゆゆゆ)

やっと無事終わったのにアニメ再開でまた視聴者が病む予感しかしない

とりあえずやけに1話金かかっとる



ルパン三世 PART6

説明不要パート5も同時再放送で混乱しそう

パート4もほぼ必須





2021-09-27

アメリカ女性団体は五歩も六歩も先を行く

タツノオトシゴ交尾は「小学生には性的すぎる」。保守団体が本の撤去を求める

https://www.huffingtonpost.jp/entry/sea-horse-book-is-too-racy_jp_61513ba7e4b098483a77c1ae

タツノオトシゴ交尾を伝える本は、小学生には「性的すぎてふさわしくない」として、アメリカテネシー州団体が、小学校から撤去を求めている。

本の撤去を求めたのは、保守団体「マムズ・フォーリバティー自由を求める母親たち)」の支部で、子ども向けの本「タツノオトシゴ―ひっそりくらすなぞの魚」を、同州ウィリアムソン郡の小学校使用するのを禁じるべきと主張している。

団体は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの本が「人種間の対立を生じさせる」として禁止するよう求めている。

さら19世紀初頭にリンゴの種を植え続けた開拓者ジョニーアップルシードの本を「暗い」と批判し、ハリケーンについて書かれた本は「ハリケーンがもたらす破滅的な影響を知るのに、1年生は幼すぎる」と主張している。

団体規制を求める本は31冊。ちなみに、禁止を求めている支部代表には、公立学校に通わせている子どもはいないという。

公教育が信用できないのは日本現場でも同じ。

日本のお母さんたちも子どものために、欧米を見習うべきだろう。

悪影響の恐れがある過激性的表現人種間の分断を煽る表現、先回りして対応しよう。

2021-08-23

「社内にロールモデルがいない」と言っている女性

自分会社内にロールモデルがいなかったら、あなたがそのロールモデルになるんだよ!

開拓者特権」という言葉がある。

何もない荒れ地をどのように開発するかは、一番最初開拓する人間自由に決めることが出来る。

ロールモデルをどのように作るかはあなた自身

あなただけに許されている特権なの!

2021-05-12

anond:20210510224030

Platina Jazz

Rasmus Faberが率いるアニソンカバージャズバンド

ジャズアレンジがおしゃれで演奏も当然上手くて映像雰囲気がある。

my mechanics

錆び果てた金属製の道具を、工具と時間と労力を使ってレストアする。

アンティークな道具に高い価値があるわけではない。

自分で道具を直すのに参考にするつもりでもない。

ただ見ていて謎の満足感が得られるというだけである

LADB Restoration

上に同じ。

Primitive Technology

森の中で原始の技術再現して一人で家を建て道具を作り暮らす。

自分civ開拓者になった時に活用するためではない。

ただ見ていて謎の満足感が得られるというだけである

BBQ Pit Boys

アメリカ人BBQやばい

ホットサンドメーカー使いのリロ氏のレシピなら手が届くが

本格BBQに大量の肉は真似する気にはならない。

ただ見ていて謎の満腹感が得られるというだけである

English Heritage

英国ビクトリア朝時代生活再現動画

レシピ動画のMrs Crocombeが自信ある料理長然としていて好き。

イギリス発音聞き取りやすさと材料テロップ料理再現可能だが

自分ビクトリア時代料理を作りたいというわけではない。

ただ見ていて謎の満足感が得られるというだけである

李子柒 Liziqi

中国田舎スローライフを美しく撮影した動画

料理のね、調理する量が多い。

滇西小哥 Dianxi Xiaoge

上に同じ。

豆腐動画豆腐製造から発酵させ毛を生やし調理に使うまでがまとまっておりおすすめ

Just For Laughs Gags

カナダモントリオールのご長寿ドッキリ番組。

会話音声は無し、言語を問わず見るだけで理解できる作りがありがたい。

Earl of Kelvin

 この動画youtube側で長らく地域規制(日本)がかかってましたが、最近規制解除されたようです。

 新規投稿ではなく2019/04/06に細々と公開していた動画です。新しい動画はそのうち公開するのでお楽しみに…

という投稿コメントが先月残されていた。

MMD界隈には全く詳しくないのだが、サジェストに出てきてサムネにつられて再生してチャンネル登録してから動画本数3本に驚いた。

今後に期待したい。

2021-03-07

[] #92-4「サイボーグ彼女

≪ 前

医者らしき男は、事の顛末説明し始めた。

「『ラボハテ』と『シックスティーン』はご存知ですか」

「知らない人の方が少ないでしょう」

少し前、この時期を『技術革新最前線をひた走る者達が選別され、誰の目にも明らかになる頃合い』だと語ったのを覚えているだろうか。

その象徴的な存在こそ、この『ラボハテ』と『シックスティーン』という二つの企業なのである

「『ラボハテ』と『シックスティーン』はですね、とあるテナントを巡って争いの真っ最中だったんです。マスダさんが事故に遭った、あの場所近くですよ」

テナントの奪い合い? 私がこうなったことと、どう関係あるんですか」

「順を追って説明しましょう」

激動の時代、この界隈は未だ開拓予知があった。

逆に言えば、開拓者になれれば旨味も大きいってことだ。

生産の割当や、価格協定においてイニシアチブをとれる。

後に続く企業が爪あとを残そうとしても痛くも痒くもない。

なんだったら、その爪を折ることも、己が力とすることもできる。

この時点でツートップだった『ラボハテ』と『シックスティーン』も、そのことは良く理解していた。

からテナントひとつとっても無視はできなかった。

隙さえあれば確保しておきたいし、少なくともライバルには持っていかれたくないわけだ。

だが、そのために泥仕合じみたマネーゲームに興じるのは割に合わない。

そこで、とある取り決めをしたのである

技術なのだから技術力で勝負を決めようじゃないか

そうして、自社の機械を戦わせることにしたのだった。

このやり方は話題性もあり、お互い自社のプロモーションにもなる画期的協定といえた。

ニュースで見たことあります……それに私は巻き込まれたってことですか」

普通なら考えられません。両社の戦闘ロボットたちは、味方ロボット人間攻撃しないようにしつつ、相手ロボットだけを狙うようプログラムされていますから

通常なら、射線上にいたとしても人には誤爆しないよう作られているはずだった。

それに母が被害に遭ったのは、その渦中から離れ気味の場所

わざわざ狙わない限り、絶対に当たる事のない位置だ。

「原因は“コレ”です」

そう言って男は、ポケットからボロボロの布切れを取り出した。

母はその布切れに見覚えがあった。

「それは……っ」

事故に遭う少し前に、しぶしぶ付き合っていた学生運動

その活動で身に着けていた腕章だった。

どうやら、タイムセールに気をとられて着けたままだったらしい。

「これに描かれたマークが原因で、戦闘ロボットがマスダさんを敵だと勘違いしたのでしょう」

その腕章に描かれた絵は、『ラボハテ』と『シックスティーン』のシンボルマークを重ね合わせたものだった。

たぶん、それぞれの企業皮肉意図があってのデザインだろう。

「それでロボットが誤認した……っていい加減すぎませんか!?

「何らかのバグか、それとも……」

医者は一瞬ハッとした表情をして、途中で言葉を止めた。

何か思い当たる節がある。

母は、その機微を見逃さなかった。

「“それとも”……何です?」

「いえ、個人的な推測なので……むやみに混乱を招くだけです」

「だとしても、私には聞く権利があります

次 ≫

2021-02-22

必読書コピペマジレスしてみる・日本文学

方針

森鴎外舞姫

留学先で女性妊娠させて見捨ててしまう話なので、近頃は評判が非常によろしくない。そのくせ、この文体のせいで美しいと感じてしま自分がいて、実はこれ、レトリック文体によって騙されることに注意しろっていう警告なんじゃないかって気もする。「自分おすすめ編」にも書くつもりなんだけど、ナボコフロリータ」もそういう自己正当化がとにかくうまい

余談だが、鴎外自身東洋人だったこともあり、留学先では写真を撮らせてくれと頼まれたことがあったという。それに対して、構わないけどもあなた写真も逆に撮らせてくれ、と言って、相手も満足させつつ日本人としての尊厳も守ったことがあって、これは割と好きなエピソードの一つ。まあ、漱石よりは世渡りうまいよな。

樋口一葉にごりえ

古風な文体挫折しかかるも何とか読破。これよりは幼馴染系の「たけくらべ」のほうが好きだったなあ。増田では古文いるかどうかで議論になったことがあったらしいが、古文がすらすら読めるほうがこういう趣味というか楽しみが増える気もするし、純粋実用面だけでいえば法律用語や古い公文書を読む必要がまだあるんじゃないのかな。

舞姫」の話の続きだけど、古典文学にもやっぱりクズエピソード結構あり、じゃあどれを教えてどれを教えないかは割と難しい。

泉鏡花高野聖

僧侶山間で美しい妖怪出会う話。文庫ちくま日本文学全集で読んだ。全集と銘打っているけど、このシリーズ日本の近現代文学作家ベスト盤みたいな感じで、チョイスはいいのだけれどときどき抄、つまりダイジェスト版みたいなのが紛れていて、コンプリートしようとは思わなかった。

話としては幻想的ですごく好き。幻想譚が好きな自分がどうして泉鏡花にどっぷりはまるまでいかなかったのかが不思議なほどだ。当時は、著名な作品をどんどん消化しようと思って乱読していたからかもしれない。そういう意味でも、課題図書読破することが自己目的化した読書には幾分害がある。

国木田独歩武蔵野

とても好き。小説が読めなくなったときには、文豪の書いたこうした随筆というか、風景描写の豊かな文章を読むことで、自分リズムを整えたくなる。外出の難しい昨今、こうして空想世界でだけでも豊かな自然のなかで過ごしたいものだ。五感が刺激される文章というのはなかなかない。

夏目漱石吾輩は猫である

我輩を吾輩に修正

ここ最近漱石の評判はあまりよろしくないと聞く。所詮は当時の欧米文学の輸入に過ぎないとか、結局は男社会文学だとか。言われてみれば確かにその通りなのだけれども、日本近代文学開拓者にそこまで求めちゃうのも酷でしょうと思わないでもないし、この作品からたったの十年で「明暗」にまでたどり着いたのだから、やっぱりすごい人ではないかと思う。五十になる前に亡くなったのが惜しまれる。

で、肝心の内容だが。基本的おっさんおっさんの家をたまり場にしてわいわいやる日常ものなので、当時の人にしか面白くないギャグを除けば、普通に笑える。最終回は突然後ろ向きになるが、もしかしたら漱石の本分はユーモアにあるのかもしれない。

余談だが漱石留学時代日記に付き合いのお茶会について「行カネバナラヌ。厭ダナー」とのコメントを残している。

島崎藤村破戒

素直に面白かった。若干のプロパガンダっぽさがなくはないが、読んだ当時は差別する側のねちっこさや意地の悪さが良く書けているように思われた。とはいえ、昨今は善意から来る差別についても考える時代であり、問題はより複雑になった。

被差別部落問題については気になっているのだがなかなか追えていない。日本史について読んでさまざまな地域実例について断片的にかじった程度だ。それでも、地域によって温度差やあったり、差別対象が全く異なっていたりすることがわかり、どこかで日本全体の実情について知りたく思っている。

田山花袋蒲団

女中の布団の残り香を嗅いで悶々とする話だってことは覚えているんだけれども、読んだときにはあまり印象に残らなかった。なぜだろう。自分が読んできた近代文学は、基本的ダメな奴がダメなままうだうだする話ばかりだったからかもしれない。その多くの一つとして処理してしまたか

で、自分が好きなのは飢え死にするほど悲惨じゃないくらいのダメさであり、親戚のちょっと困ったおじさんくらいのダメさなんだろうと思う。

有島武郎或る女

読んだことがない。ただ、ドナルド・キーンの「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」によればこんなことを書き残しているそうだ。「僕ハ是レカラ日記ハ僕ノ身ニ大事件ガ起ツタ時ノミ記ケルコトニ仕様ト思ツタガ、矢張夫レハ駄目な様デアル。日記ヲ記ケ慣レタ身ニハ日記ヲ一日惰ルコトハ一日ヲ全生涯カラ控除シタ様子ナ気ガスル。夫レ故是レカラ再ビ毎日日記ヲ始メ様ト思フ」(意訳。日記書かないとその日が無かったみたいで落ち着かない)。ここでツイッターに常駐している自分としては大いに共感したのである。そのうち読もう。

志賀直哉小僧の神様

読んだはずだが記憶にない。「暗夜行路」で娼婦の胸をもみながら「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶよくわからないシーンがあったが、そこばかり記憶に残っている。これを読んだ当時は、この小説のように自分がどれほど理想を抱いていたとしても、モテいからいつかソープランドに行くのだろうな、とぼんやり思ったことを覚えている。

ちなみに、自分が初めて関係を持った女性貧乳だった。だがそれがいい

お父さんとうまくいっていない人は子供の才能をつぶす話である清兵衛と瓢箪」が刺さるんじゃないかな。あとは少女誘拐視点の「児を盗む話」もよかった。

内田百閒『冥途・旅順入城式』

大学時代知り合った文学少女から薦められて読んだはずなのだが、覚えているのは「阿房列車」の何編かだけだ。それと、いつも金に困っていて給料を前借りしていて、そのことのまつわるドタバタを描いた作品日記もあって、そうした印象ばかり残っている。

関係ないけど就職活動中に、この文学少女から二次関数を教えてくれと言われ、片想いしていた自分はそのためだけに都内にまで足を延ばしたことがある。いいように使われていたなあ、自分あいつには二度と会いたくないが、元気にしているかどうかだけは気になる。

宮澤賢治銀河鉄道の夜

めんどくさいファンがいることで有名な作家全集には第三稿や第四原稿が収録されており、比較するのも楽しい。俺は〇〇は好きだが〇〇が好きだと言ってるやつは嫌いだ、の○○に入れたくなる作家の一人。○○には「ライ麦畑で捕まえて」「村上春樹」「新世紀エヴァンゲリオン」「東京事変」などが入る(註:この四つのものとその愛好家に対する歪んだ愛情から来る発言です。僕も全部好きです。すみません)。サブカル系にはこれがモチーフになっているものが数多くあり、その点では「不思議の国のアリス」と並ぶ。

思想に偏りはあるが、独特の言語感覚や観察眼は今でもすごく好きだ。余談だが新書の「童貞としての宮沢賢治」は面白い。

江戸川乱歩押絵と旅する男

知り合いにいつもぬいぐるみキーホルダーを持ち歩いてかわいがっていた男がいたが、それで本人が落ち着くのならいいと思う。不安の多い世の中で、人が何か具体的に触れるものにすがるってどういうことなんだろう、って、ってことをこの作品を思い出すといつも考える。どこで読んだか思い出せなかったが、これもちくま文庫全集でだった。

横光利一機械

狭いコミュニティの中でこじれていく人間関係の話ではあるけれども、新潮文庫場合表題作よりも他の話のほうが気に入った。印象に残っているのは十二人の旅芸人夜逃げする「時間」と、ナポレオンヨーロッパ征服に乗り出したのはタムシのせいだったという「ナポレオンと田虫」。

谷崎潤一郎春琴抄

実はこの作品は読めていない。谷崎作品は割と好きで、「痴人の愛」「刺青秘密」「猫と庄造と二人のおんな」「細雪」は読んだ。「痴人の愛」という美少女を育てようと思ったら逆に飼育される話は自分人生観に多大な影響を与えたし(例の文学少女気持ちをもてあそばれても怒らなくなってしまったのもこれが遠因だろう)、「細雪」はただ文章リズムにぷかぷかと浮くだけで心底気持ちがいい。ついでに、戦時中生活爆弾が実際に降ってくるまでは震災コロナでただよう自粛雰囲気そっくりだったこととよくわかる。

ところで、最近久しぶりに谷崎作品を読もうと思ったら、ヒロイン名前が母と同じだったのですっかり萎えしまった。というか、ここ最近趣味が「健全」になり始めていて、谷崎作品に魅力を感じられなくなっている。感覚がどんどん保守的になっていく。これはいかん。

夢野久作ドグラ・マグラ

ミステリ編参照。anond:20210215101500

川端康成雪国

高校生の頃に読んだのは確かに記憶に残っているのだけれど、高校生川端康成エロティシズムが理解できたかどうかはよくわからない。たぶんわかっていない。せいぜい伊豆の踊子の裸の少女を読んで、ロリコン発症させたことくらいだろう。

太宰治斜陽

太宰はいいぞ。自分は愛される値打ちがあるんだろうか、というテーマを本人の育った境遇パーソナリティの偏りや性的虐待疑惑に求める説は多いが、そういう心理普遍的ものでもあり、だから多感な時期に読むとわかったつもりになる。芸術に何歳までに読むべきという賞味期限原則としてないが、これもできるだけ若いうちに読んでおくといい。太宰の理解者ぶるつもりはないが。

もっとも、本ばかり読んで他の活動をないがしろにしていいものだとは全く思わない。あまりにもドマイナーな本を読んでマウンティングするくらいならバンジージャンプでもやったほうが話の種にもなるし人間的な厚みも出るというものだ。たぶん。

三島由紀夫仮面の告白

天才的。男性のあらゆる種類のコンプレックスとその拗らせ方を書かせたら彼の右に出るものは少なかろう。ただ、大学卒業してから突然読めなくなってしまった作家でもある。息苦しくなるまで端正に磨きこまれ文章のせいかもしれない。

武田泰淳ひかりごけ

極限状況下でのカニバリズムテーマにした小説なんだけれども、途中から戯曲になって、「食べちまう葬式ってえのは、あっかなあ」などとやけにのんびりした台詞が出てくるなんともユニーク小説。ただし、これは単なるブラックジョークではない。物語は序章、戯曲第一部、第二部と別れているのだけれども、その構成にきちんとした意味がある。

人類全体の原罪を問うようなラストは必見。あなたは、本当に人を食べたことがないと言えますか?

安部公房砂の女

祖父母の家から貰ってきた作品で、愛蔵版らしくカバーに入っていた。カフカにはまっていた時期だから楽しんだ。カフカ父親の影から逃れられない主人公とは別の種類の渦巻にとらわれてしまった主人公がだらだら、ぐだぐだしてしまうのだが、カフカ男性によって抑圧されているとしたら、こちらは女性に飲み込まれている文章だ。

大西巨人神聖喜劇

未読。不条理陸軍の中で、最強の記憶力を頼りにサバイブする話だと聞いて面白そうだと思い購入したのだが、ずっと積んだままだ。これに限らず、自分戦争もの小説漫画をあまり読んでない。戦争に関しては文学よりも歴史書からアプローチすることが多い。

これは自分の悪癖だが、戦争ものになると庶民よりも知識人にばかり感情移入してしまう。

大江健三郎万延元年のフットボール

大江健三郎は初期の作品をいくつかと、「燃え上がる緑の木」三部作を読んだきりで、どういう態度を取ればいいのかよくわかっていない作家の一人だ。狭い人間関係の中のいじめだとかそうした描写に病的に関心のあった時期に読んだせいで適切な評価ができていない。

燃え上がる緑の木」は新興宗教原子力発電といった(結果的には)非常に予言的であった作品であったが、癖が強くカトリック宗教教育を受けた自分であっても世界観に入り込むのに時間がかかった。「1Q84」よりもきつい。面白いが。

萩原朔太郎『月に吠える』

大学時代の友人に薦められて読んだ。「この家の主人は病気です」と、飢えて自分を食ってしまったタコの詩ばかりを覚えている。覚えているのはこれだけだが、この二つが読めたからいいか、と考えている。大体、詩集ってのはピンとくる表現ひとつでもあれば当たりなのだ。そして、それはあらゆる書物にも当てはまることである

福沢諭吉福翁自伝

祖父学生時代に送ってくれたのだけれども、ぱらぱらとしか読んでいない。

子供向けのものだった気もするし、近々原文にチャレンジするべきか。自助論西国立志編)なんかと合わせて、自己啓発書の歴史を知る意味でも興味深いかもしれない。

正岡子規歌よみに与ふる書

読もうと思って読めていないけれども、これまたドナルド・キーンの本で面白記述を見つけた。「墨汁一滴」の中に、つまらない俳句乱造しているやつの作品にはどうせ碌なもんなんてありゃしないんだから、そういう連中は糸瓜でも作ってるほうがマシだ、という趣旨のくだりがあるそうだ。創作する上でのこういう厳しさは、いい。

石川啄木時代閉塞の現状』

ローマ字日記しか読んだことがない。たぶん日本最初フィストファックが描写された文学かもしれない。春画はどうか知らないけど。

小林秀雄『様々なる意匠

詩集翻訳しか読んだことがない……。

坂口安吾堕落論

堕落と言いつつもある種の誠実さについて語った本だった気がするが、それよりも新潮文庫で同時に収録されていた、天智天皇天武天皇家系にまつわる謎についてのほうが印象に残っている。

哲学編に続く→anond:20210222080300

関係ないけど芥川が載ってないのは納得できないぞ。

2021-02-11

anond:20210210164828

デュファイルネサンス音楽開拓者でしょう。でもルネサンス音楽の前にアルスノヴァなどの中世音楽が栄えていたじゃありませんか。

既に他の方から御指摘があるように、マショーを忘れるわけにはまいりません。ノートルダムミサ曲の作曲家

(なお、昔の音楽は単純という指摘がブクマでありますが、マショー音楽が単純と言うのは無理があるのでは?)

2020-11-22

anond:20201122185901

ドンマイ

いろんな意見があっていいしバチバチにやって生きていこう

開拓者はいばらの道を突き進むのだ

2020-11-17

[] Vtuber語りたい・ときのそら

ずっと見ている訳じゃないし、歌を聞く時間がうまくつくれない人間から歌については分からないの許して

個人のこと

Vtuber黎明期から活躍してた開拓者でみんなのママ。おっとりほんわりした雰囲気でみんなに対してとっても優しい。今はホロライブ放送してる。歌が上手で歌が好きで、歌を歌いたいという夢を叶えた女の子

素敵なところ

みんなに優しいあなたが好き。ホロライブ ももちろん他のVtuberも同じように優しさを振りまく女神様のようなイメージ

放送まったりが多くぽけぽけしてる感じが多い。ホラゲをやるときだけ別人化するのでそのギャップも良い。最近はことね様と放送することも多い。

ファンアートかにもかなり細かく返事をくれて、どんなにおっきくなってもどんなにすごいことをしてもきっとそらともの傍にいてくれるし、そういうファンでありたいと思わせてくれる存在

放送

これはほんと言いたいんだけど、リスナー含めての居心地がとても良い。和めるので和みたいときに良い。気の知れた友達のVと楽しそうにコラボしてるのがとても好き。楽しそうで幸せそうなのが一番いいよね。

2020-10-20

能力の高い開拓者になると大ヒットを引き起こせるのではないか

鬼滅の刃社会現象になっている理由について色々な理由考察されているけど、一番の理由はこれだと思う。

まり「鬼滅以前のジャンプには鬼滅の刃のような作品存在していなかったから」。

鬼滅の刃の連載が始まったのは2016年11月だったけど、当時の少年ジャンプって日本の「失われた30年」みたいな雰囲気だったと思う。

90年代ドラゴンボールスラムダンクその他)のような黄金期はとっくに過去のものとなり、いつ終わるか分からないワンピースファンも半分諦めているハンターハンター、そして新しく出てきてはすぐ消えていく90年代の焼き増し劣化コピーのような新作ばかり。

今までジャンプ作者が思いつかなかったような世界観キャラクター作品が新鮮だった。

そしてそれが読者や時代に見事にウケたので大ヒットになった。

まりは、鬼滅の刃の大ヒットの構造的要因とは「90年代黄金期の否定」なんだよ。

ジャンプ必要友情努力原理原則は守りつつ、90年代とは全く違う漫画を作ったから大ヒットした。

2013年に大ヒットしたドラマ半沢直樹についても同じだと思う。

当時のテレビドラマ刑事モノ・医療モノ・弁護士モノばかりで、銀行モノのドラマほとんど無かったと思う。

どのテレビドラマ警察病院弁護士事務所か裁判所ばかりで視聴者が内心飽き飽きしていたところ、それまで思いつかなかった銀行ドラマということで大ヒットしたのではないか

そして半沢直樹というドラマ自体も丁寧に作られていたのは言うまでもない。

それまで誰も思いつかないような分野を最初開拓したのが、大ヒットを起こしやすいという法則はあるよね。

2020-08-29

コロナでの大学研究のやりかた

コロナ人生が変わってしまった人は多いと思う。私も仕事雰囲気が変わり始めている。

私は運がいいことに、やりたいこと興味のあることを比較的できる研究者を某旧帝大でやれる機会に恵まれている。専門は化学。だが、それも音をたてて変わり始めている。

もともと将来の仕事を何にしようと明確に描いたことはなかった。幼少期に育った地域比較英才教育とは程遠い地域であり、貧困家庭も多かった。友人の家に行くと昼間からおじさんがゲームをしていたり、パチンコや酒に明け暮れている、そんな地域である小学校でありながらも学級崩壊に近いことが起きており、義務教育の内容をきっちりと終えることができなかったと記憶している。そんな状況を深く考えることはなく、私は周りの事象に対して疑問を持ち、調べるのが好きだった。なぜ水は雨として降ってきて、山を流れて、コンクリートの隙間から流れていくか。そんなことが気づいたときには不思議だったと思う。幸いにして先生にも恵まれた。疑問をもち、それを自分のペースで解決するのが好きであり、校庭のはじっこで疑問点などを書き出していたとき理科若い先生理科室に誘ってくれた。そこには違う世界があり、好きなだけ実験していいと言われてのめり込んだ。ガスバーナーをつけてよくわからない化合物を熱して色が変わる、気体がでる。一つ一つが楽しくてしょうがなかった。だが先生がある日突然学校に来なくなってしまい、程なくして全校集会が開かれた。持病の喘息でなくなったらしい。どうしたらいいのかよくわからいくらい、悲しかった。狭い実験室の僅かな道具から世界の広さをあれ程教えてくれた先生がこの世からいなくなってしまったのが悲しかった。学問世界を広げてくれるというのを肌で教えてもらえたと実感している。

当時はショックだったが、中学校から親の転職関係引っ越し比較普通地域引っ越ししまった。小学校ときにはサワガニを追ったり、カエルを捕まえて、ビーダマンからでてくるビー玉の平均距離などをひたすら数える子供であったが、引っ越し地域では勉強熱心な地域であり、誰も放課後には遊んでいる子供はいなかった。塾に行くとのはなしだったが、恥ずかしながら塾という単語を知らなかった。動物を捕まえた数よりも試験の点数を重視する地域であり、ひどく狼狽したのを覚えている。小学校での経験があってか理科数学が楽しくて仕方がなかったが、何故か閉塞感があった。あくま中学高校でのお勉強というのは与えられた範囲でやる学びであり、そこに自由度は少なかった。結果的勉強はできたのでとにかく自由を求めていた。高校には入ったが、倫理先生哲学議論ばかりしていた。こう考えると私は先生に恵まれているのだが、先生に学びの自由を求められる場所はと聞いたとき日本には殆どないと言われてしまった。あ、そういえばといって、それがきっかけとなり京都にある大学に行くことになった。

大学自由であった。毎年謎に作られる像やコスプレ卒業式で有名な大学であるが、学生多様性がまったくもって違っていた。そこでも縛られるのが苦手な私は大学で授業に行けなかった。ただ、大学図書館にはホコリを被っていながらもたまらなく刺激的な書籍が非常に多くあり、図書館毎日通った。楽しくて楽しくて仕方がなかった。たぶんそれは小学生の時に一人で課題を設定して、問題解決をする。そういうプロセスであっただろう。数式、活字が踊っているようにすら感じた。一般教養の授業でもムラ社会議論する授業や、紙飛行機を飛ばす授業など色々あり、不思議な授業であったと思う。ただ相変わらず大学の専門の授業は指定教科書から逸脱していなく、面白くなかった。ある意味授業に関しては圧倒的に劣等生であったが、たまたま行った授業のときに言われた印象的な言葉がある。「結婚は何回でもできるが、研究室選びは一度しかできない。」人生パートナー何度でも選べるが、人生の専門となる研究室は一度しか選べないとのことだった。へそ曲がりな私は研究室で変わったことがやりたいと思い、研究室を巡ったが、どれもこれも古臭いホコリを被った図書館で聞いたことがあるような内容だった。日本最高学府学問として理解できてしまうということが非常に悲しかった。ただ、たまたま非常に尖った研究室があり、そこで私を拾ってもらえた。やはり私は先生に恵まれていた。研究室は今思えば世界的に有名で先駆的な研究室であり、そこで自由研究を行う機会に恵まれた。朝から晩まで先輩後輩教員ディスカッションしながら、自由自在に研究をすることができる。研究費も潤沢であり、装置も多くあるために闇実験自分の考えるすべての実験ができてしまった。卒論テーマ自分でかってにテーマ設定をして卒論発表までさせてもらえた。今思えばあんなことに、というテーマであったが、当時は楽しくて仕方がなかった。卒論が終わった当日、テーマの変更を推奨された。初めて方向性提示されたが、一言であった。ここには恩師の力があったと思う。結果的に与えられたテーマとは関係なく、M1勝手実験をして修士論文を3本書いた。楽しくて仕方がなく、博士課程に進学した。博士では論文12本書いた。ちょっとした自慢である

博士資格名刺の角に書くことができる運転免許のようなものであるというのはよく言ったもので、単なる認定試験である。友人が大学ポジション公募に出す中、私は自分学問を切り開くのだと思い、博士研究員をすることに決めた。なんとなく海外日本より風通しが良いだろうと思い、日本研究から支援をうけて、海外に2年間いけることになり、それまでに一切したことがない分野に飛び込んだ。将来学問を切り開くためには甘んじて先達のいる学問をすすめるよりも、開拓者であるべきという精神である。ただ現実は厳しかった。言った先の研究室では私は初めての外国人であり、装置の使い方、実験の仕方、単語すらわかっていなかった。学部生に単語意味から教えてもらいながら、教科書を端から端まで読んで、理解した。論文は2年間で3000報くらい読んだ。めちゃくちゃ勉強し、1日の睡眠時間は3時間程度だった。結果的に分野での最高峰論文誌に数報報告することができて、ライフワークが見つかったと思った。ただこの辺りから研究に対する見え方が変わってきたと思う。日本人会でいつも飲んだくれている友人がいた。大学では見たことがないが日本人の友人を探しているようだった。何が楽しくて研究をしに海外に来ているのかというふうに聞くと彼は出身研究室に戻るので1年間遊びに来ていると話していた。悪い冗談かと思っていたが、実際に彼は日本出身研究室で職を得て戻っていった。不思議ものである

当時の海外での受け入れ研究室教員にぜひともこの国で残って研究をすすめるべきだと言われた。日本講座制の影響もあり若い研究者活躍しにくいということを聞きつけていてくれていたらしい。ただそのときに今まで私を支えてくれた恩師たちの姿が頭をよぎり、日本に恩返しをするべきではないかと思った。施されたら施し返すという精神である日本に戻るためには公募書類を出さないと行けないのだが、不思議と通らない。面接にすら呼ばれない。それまでに分析していなかった私が悪かったのだが、どうやら日本ではコネというのが幅を効かせているらしく、面接にすら呼ばれない。それとずっと付き合っていた婚約者との結婚もあり、フットワークの軽い私はならば日本に帰ろうと、日本に帰り、講演ツアーを行った。幸いにしてその一つが目に止まり研究プロジェクトの一環で雇ってもらえた。そこでも好きに研究をしていいと言われ、論文を好きに書いた。楽しかった。研究だけしてたまに論文を書けばいいというのは至極楽しかった。ただ、学生研究ができないのがとてつもなく寂しく、コネはなかったが、海外の訳のわからない研究室研究をしているよりも経験つん日本研究している私は魅力的に見えたのか、公募に通った。めぐり合わせというのは不思議ものである

こうしてやっとただの研究者から大学教員になることができた。恒久的に研究ができるというのは非常に幸せであり、研究以外も楽しんだ。毎週の授業というのはライブである。そのへんのストリートミュージシャンよりも自分の一つ一つの発言学生に聞いてもらえることができ、研究に対するスタンスなど伝えることもできる。学問というのは積み重ねの学問である。積み重ねがあるから新しさがわかる。ひとつひとつ丁寧に教えていき、学問の楽しさを伝えたが、やたらと聞かれるのは単位がとれるかかどうかであった。研究室でも熱意をもって新しい実験の仕方や、研究分野の掘り下げのための論文読み込みを学生と一緒に行った。ただ、学生から文句が出てそんなに頑張りたくないとも言われてしまった。悲しい。私はそんなに魅力がないのだろうか。大学教員というのは研究以外の思った以上の雑用があり、それに追われていた。ただ、そのたびに今まで知的教育享受してき立場からそれを授与できる立場にならねばと思い、一所懸命に振る舞った。その結果ここでの学問結果をなんとかして論文にすることができた。これからすべてが軌道に乗る、そう思っていた。

そんな先のコロナである実験を専門としている私は当然大学に来なければ研究をすすめることができない。だが、緊急事態宣言あおりをくらい、研究室での研究活動オンライン中心になり、さらに愛妻は妊娠中であったために下手な行動はできない。研究が中心であった私の生活は転換を余儀なくされた。学生と最新の実験成果を共有できない、授業はオンラインとなりzoomの先では、全く授業を聞いていない学生いるかも知れないという状況で苦しかった。価値観も変わらざるを得ない矢先に子供が生まれた。福音であった。

学問というのは先んじてその場で役に立つものではないが積み重ねだと思っている。子供も同じで、毎日毎日状況が日進月歩である。首を動かすことがしんどそうだった子供が、今では自分の力で首を動かし、光の導く先を必死に見ようとしている。大学で学びをしている学生一時的にやる気を失っている子もかつては私の子供と同様日々ひとつひとつできていくということが楽しかったのだろう。相変わらず大学での研究活動制限されている。以前ほどの自由担保されておらず、どうしても何かしらを管理する必要がある。その一つ一つの行為が私には苦しい。ニュートンスペイン風邪タイミングで新たな学問をみつけた。私にはそれほど頑張ることはできるかわからないが、研究を行い、学生希望や考え方を論理的に教えるというのが現在の職での義務であろう。間違いなく私の研究生産性は下がったが、価値を下げず上げることが義務であると思い、日々努力している。

2020-08-10

anond:20200809204235

それなら逆に、移民したい人はいます移民しないとダメになる可能性があるということでは?

開拓者が作った国が世代交代を重ねて地元民化して保守化していくのはよくあることだ。

保守化してしがらみの中で、成長が詰まって落ちていく。

別の国で成長のために新しい開拓者を集め、政策がうまくいって発展して、

世代交代のうちに地元民化して保守化して・・・やはり成長が頭打ちになって沈んでいく。

これの無限ループで発展してきたと思うよ。

2020-07-21

続編の製作決定で物語の結末が変わる事ってあるんだなぁ…と思った話

新機動戦記ガンダムW」という作品がある

1995年から1996年まで放送された、従来の「宇宙世紀」の世界観一新し新たな世界観を構築・定着させた「機動武闘伝Gガンダム」に続く、まったく新たな視点からガンダムワールド》を描く新世ガンダムの二作目である

人類コロニーに住むようになって百数十年。地球を巣立った人類は、宇宙コロニーでの生活に新たな希望を求めていた。しかし、《地球統一連合》は宇宙での権益を確保するため、非武装を解く指導者暗殺正義平和の名の下に、圧倒的な軍事力をもって各コロニー制圧していった。アフターコロニー195年。作戦オペレーションメテオ連合に反目する一部のコロニー居住者たちは、流星偽装した新兵器地球に送り込む行動に出た。それは、五体の最新型モビルスーツガンダム」。そして、それらを操る五人の少年戦闘プロフェッショナル…彼らこそが、コロニーから送り込まれエージェントだった。というあらすじだけど、Gに負けず劣らずこちらも非常に斬新だと思う。

僕はこの作品存在を視聴する前から知っていた。ゲーム作品によく登場していたからだ。ガンダムWは放送中は勿論の事、放送が終わってからも非常に高い人気を誇り、長い間ロボットが登場するゲームには引っ張りだこだった。

そこで僕はこのガンダムWという作品一目惚れをした。「こんなに美しいロボットが居るのか!?こんなに主題歌がカッコいいのか!?このヒイロって主人公クールすぎるだろ!」ともう好きになる要素しか無かった。何もかも好みだった。

厳密に言えばその作品は「Endless Waltz」というWの続編だったけど、事情をよく知らない僕はこういうサブタイトルなんだろうなと勘違いしていた。「ビーストウォーズ」の「超生命トランスフォーマー」のような副題だと思っていた。

ガンダムシリーズを取り扱ったゲーム作品において、このガンダムWの人気の絶大だった。どの作品にも五人の少年と五機のガンダム達は登場していた。その中にTV版を取り扱った物もあったので、そこでやっと僕は勘違いに気付いた。

ガンダムWの主題歌はどれもカッコ良かった。「JUST COMMUNICATION」も、「RHYTHM EMOTION」も、「WHITE REFLECTION」も、そして「LAST IMPRESSION」も。原曲の良さがゲームアレンジから伝わってきた。

そして、本編もカッコ良かった。「お前を殺す」「死ぬほど痛いぞ」などWを視聴する前から知っていた有名な台詞を実際に聞く事が出来た。「50階建てのビルから飛び降りても骨折するだけで死なない」「骨折自力で治す」「鉄格子素手で握り潰す」などあまりにも有名主人公ヒイロ逸話も全て真実だった。まさかGガンダムの後とはいえガンダムでこんな事を出来るキャラクター達が登場するとは。宇宙世紀強化人間でもここまで人間離れしてない気がする。

Wといえばカトキハジメ氏が手掛けた数々のMSも忘れられない。古くからガンダムファンの中には「GとWはガンダムとして認められない」と否定的人間も昔は少なからず居たらしい。そんな人でもMSトールギス」のデザインに関しては唸らずにいられなかったそうな。デュアルアイや特徴的なV字アンテナなど所謂ガンダム」的な記号は無いのに、あれほどまでにヒロイックな印象を放つMSはそう無いと僕も思う。非ガンダムライバル機の頂点の一つではないだろうか。

ゲーム作品ではあまり出番の無いヒロインリリーナドーリアン」の動向も気になった。序盤で父親を殺された彼女は父を殺した犯人への復讐を目論んだり、物心付く前に生き別れた兄と再会したり、とある王国王女として国家再興のため学園を経営する事になったり、その国が攻められ再び滅びたと思ったら今度は世界国家元首祭り上げられた後すぐに辞めさせられたり。MSにも乗らないというのに何と波乱万丈な人生だろう。Wって4クールの話なのに。

設定記録集に抜粋された放送開始前の企画書によると「新機動戦記ガンダムW」という番組の最大の特色は、息をもつかせぬドラマ展開らしい。確かに主人公達の立ち位置も倒すべき相手も次々に移り変わるガンダムWという作品は非常に目まぐるしくスピーディーな展開だった。勢力図の複雑さは歴代ガンダムNO.1と言っても良いと思う。Zガンダムにも同じ事が言えるけど、一度見ただけでストーリーを把握出来た人はきっと居ないんじゃないだろうか…?

物語の終盤、遂にコロニー革命軍ホワイトファングと地球世界統一国家軍は激突する。ガンダムパイロット達は、どちらにも与さず双方を否定した。未来とは強者支配によって訪れる物ではない、自分達の手で掴む物だと。

このガンダムWの終盤の展開は本当に熱い。それまで世界各地で戦っていたガンダムパイロット達が、遂に5人全員肩を並べて戦うのだ。全49話のアニメでチームが結成されたのが44話目だと言うのだから堪らない。待ちかねたぞ、ガンダム!後期OPラスト10話でようやく解禁された!その後期OP映像が完成したのは何とラスト2話!最終回TVシリーズとは思えない超絶作画といいガンダムWという作品クライマックスは最高に面白かった!!傑作だ!

そしてこの「新機動戦記ガンダムW」という作品は前述したように非常に人気が高かった。宇宙世紀でない所謂アナザーガンダム」であったにも拘らず翌年にはOVA製作され、後にOVAを一本に纏めた劇場版も公開された。

僕はTV版を見終えた後すぐにこのOVA作品Endless Waltz」を見た。この作品に僕が初めて「ガンダムW」の存在を知った時から恋い焦がれていた。ここまで長かった。そして…冒頭の戦闘シーンから度肝を抜かれてしまった。

「何だこの超絶作画!?量産機の動きがTV版と全然違う!しかもこのMSの描き込み!!あ、ガンダムデザインもEW版になってる!スゲー!!」とTVから圧倒的に向上したOVAクオリティにもうテンションが上がった。

舞台TVシリーズから1年後。地球宇宙の戦いが終わり平和になった世界で突如何者かに誘拐されたリリーナを連れ戻すために、世間クリスマスだというのにヒイロ達がまた働くはめになるという内容だった。いかにも続編物らしい。

何と言っても超絶美麗な作画が特徴で、90年代OVA作品としては「ガンダム0083」や「マクロスプラス」と同じくセル画ロボットアニメ極致の一つだと言えるかもしれない。その美麗な作画カトキハジメ氏が新たにデザインを描き下ろしたガンダム達が戦う。この所謂「EW版」の機体はガンダムファンから絶大な人気を得ており、一時ガンダムWのガンダムといえばこの「EW版」を指す事もあった。現在でも定期的に新商品が出続けている。何という人気だろうか。

Endless Waltzでは最終的に『平和自由』を自らの手で掴み取るために立ち上がる民衆の姿が描かれる。弱者たちの代弁者として戦っていたガンダムパイロット役割を終え愛機を爆破した。彼らは自分の道を歩いていった。

こうして、ガンダムWというお話は綺麗に終わった。TV版で完全平和への道を模索し様々な人達が戦った。EW版でその平和を維持するためには一部の人間が戦うだけでは駄目なのだ民衆が立ち上がり声をあげる姿が描かれた。

TV版では描き切れなかった問題とその解決までを描いた見事な続編だと思う。「Endless Waltz」の数十年後の世界を描いた「Frozen Teardrop」という作品もあってこちらでも何らかの事件は起きているらしいが、僕は恒久平和の実現は非常に難しいと考えているのでそういう続編があっても良いと思う。まだ最初の方しか読んでいないけど結構自分好みだったので僕は好きだ。古くからガンダムWファンにはあまり評判が良くないなので人には薦めないけど…。

この「新機動戦記ガンダムW」という作品は非常に個性的面白い。キャラクターエキセントリック言動や行動からギャグアニメという人も居るけど、平和と戦いについてキャラ哲学を続ける内容は硬派である、と高い人気がある。

ここからが本題なんだけど…実は「ガンダムW」という作品の結末は企画当初に予定されていた物から変更されたらしい。これは「ガンダム」に限らずどんな作品で起こりうる事なので悪い事ではない。変更した結果面白くなる事も多い。

TVアニメではラストに亡き父と同じ外務次官の任についたリリーナヒイロから贈られた手紙ぬいぐるみ発見し、その手紙ヒイロの前で破り捨る所で話が終わる。1話ヒイロリリーナから手紙を破り捨てたのでお相子だろうか。

一方小説版コミックボンボンときた洸一先生が連載していた漫画版では微妙に異なる結末が描かれる。TV版ではヒイロ達5人の少年顛末は描かれずその後幾つかの外伝を経て「Endless Waltz」に繋がるのだが、この二作ではヒイロ達は火星地球計画に参加し開拓者として火星へ向かう事となる。ガンダムWで火星舞台となるのは「Frozen Teardrop」なので、大分先取りしている事になる。というよりEWが無ければ即FTが始まるのだろうか。

これは完全に僕個人の好みなので良い悪いの話ではないけど、僕はTV版のラストより小説版ボンボン版で採用された企画当初に考えられていた終わり方の方が好きだ。ガンダムWという作品TV版だけでは「ヒイロ達はこの戦いの後何をするんだろう?」という疑問が残るけど、当初の構想では彼らは火星に赴くと断言されている。また小説版ヒイロは《戦いしか知らない俺たちは今の世界にはすぐには適応できないだろう。俺は戦いの中に身を置く事に慣れきってしまったのかもしれない。赤い惑星には俺たちの戦いが待っている。俺は再び戦いの中に身を投じるつもりだ。だが、今度の戦いは死への戦いではない。生きるための戦いだ。俺は必ず生きてみせる》と語っている。幼い頃からエージェントとして戦闘訓練を受けてきた彼らが日常生活にすぐ適応できるかは分からない。実際で「Endless Waltz」においてガンダムパイロットの一人であった「張五飛」は平和世界無用存在であると切り捨てられた兵士のために立ち上がり、自らが「悪」になる覚悟ヒイロ達と戦った。ベトナム戦争PTSDを負いどうしても平和生活に馴染めなかった「ランボー」のような兵士がきっとあの世界にも沢山居たんだと思う。ヒイロも、トラウマに苦しめられていた。

僕がこの終わり方が好きなのはヒイロ達の戦いがまだまだ続く所にもあると思う。ヒイロTV版で《地球統一連合》を裏から操る秘密結社OZ」の企みにより地球宇宙の和平を望む平和論者であり連合最高司令官でもある《ノベンタ元帥》を殺害してしまう。ヒイロは己の犯した過ちの審判を仰ぐため、元帥一族すべてに面会する旅に出る。己の罪を告白した後相手拳銃を手渡し「ご家族の怒りと無念だった元帥の魂が引き金で静まる事」を願う。

ノベンタ元帥の孫娘・シルビアは「こんな事させて自分だけ楽になろうなんて!!卑怯わ!」とヒイロに怒る。僕も少しそう思う。僕は続編でヒイロが生きている事を知っているので、彼が元帥のご遺族に殺されない事を知っている。

「命なんて安いものだ。特にオレのはな…」という台詞にあるように、ヒイロ・ユイという主人公はとても自分の命を安く見ている。1話民間人に顔を見られて早速自害しようとしたが死ねなかった。2話でも機密保持のために自殺じみた行為を行ったが死ねなかった。3話では飛び降り自殺を図ったが死ねなかった。10話ではガンダムOZに渡さないために機体を自爆させたが死ねなかった。物語の序盤でこれだけ自殺を図った主人公は他に絶望先生くらいだろうか。

そんな死にたがりの彼にいきなり拳銃を手渡されて「貴方のご家族を私が殺しました。許せなければ撃ってください」と言われても大半の人は困惑すると思う。怒った相手に殺されたとしても死にたいヒイロからすれば願ったりだろうし。

そのヒイロが、最終回でついに「俺は死なないっ!!」と生きる意思を見せるシーンは感動だ。これまで手にかけた相手の事で内心ずっと悔やんでいたヒイロが、EWの終盤戦いを終え「オレはもう誰も殺さない…」と呟くシーンも良い!

まり自分の行いを悔やんでいるヒイロには、火星開拓への従事という初期の終わり方は前向きな贖罪になったんじゃないだろうか?と僕は思うだけど…その終わり方だと「Endless Waltz」という作品は生まれなかったろうな…。

続編の製作が決まる事で現在進行中の物語の結末が変わる事はきっとよくあるんだろうけど、それはつまりその作品の続編が生まれるという事だから良い事だ!と僕は思うガンダムW、今年で放送終了25周年らしいです!

2020-06-30

anond:20200630155128

カタン開拓者に通じるものがある

戦略と運の両方があって勝てるゲームって感じ

2020-06-11

アメリカだと先住民虐殺を招いたとしてコロンブス像倒されてるらしい。

日本リベラル北海道開拓者の像倒さなくていいの?

2020-02-09

GIGAスクール抗争の視点 その1

誤字ではない。

年末緊急経済対策補正予算で出てきたGIGAスクール構想。

全国の小中学生に一人一台パソコンを持たせようという大事業で、国内文教市場趨勢が大きく変わりかねない一大事だ。

GIGAスクール構想の実現について

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

文科省の示す標準仕様ではWindows10iPadOS、ChromeOSの中からどれかを選べとされていて、MicrosoftAppleGoogleによる激しいシェア争いが繰り広げられる見通しとなっている。

この激しい抗争を傍から見て楽しむための視点を整理したい。

そして、身バレするとたぶん叱られるので、増田でやることにした。

Microsoft最初に動く理由

3社の中で、最初に動いたのはMicrosoftだった。

日本マイクロソフト学校向けに低価格な「GIGAスクールパッケージ」を提供

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1233155.html

これを受けて、巷では「文科省Microsoftがつるんでいる」という見方もされているが、これは正しくない。

かに、現時点で文教市場において圧倒的に高いシェアを獲得しているのはWindowsであり、文科省からは当然事前に打診はあっただろう。

だが、現在出ている標準仕様Windowsにとって有利とは言えないものになっており、文科省から便宜が図られているとは考えられない。

つのOSの中で、最もマシンパワーを要求するのがWindowsであり、シェアが高いからこそ、低スペックWindowsの使いにくさも広く知られている。

標準仕様に対するスペック面での批判が多いことからもそれは明らかだ。

さらに、Windowsを快適に管理するには高価な管理ツールを利用する必要があることも、ユーザー体験として知っている。

それでも、文科省からは他の陣営と同価格帯での勝負を求められており、条件としてはかなり苦しいところからスタートとなってしまっている。

そんな逆風の中で「シェアを守る戦い」を展開するMicrosoftとしては、他社より先んじて不安ネガティブな印象を払拭しておく必要があった。だからこそ、最初に動いたのだ。

そこにあるのは強い危機感であり、下のリンク先の記事のように野望などではない。

教育5万円PC」に秘めたマイクロソフトの野望。強み捨ててまで教育界を変革できるか

https://www.businessinsider.jp/post-207254

また、この記事ではオンプレからクラウドへの移行が思い切った挑戦のように書かれているが、周知のとおりナデラのMicrosoftAzure会社であり、何年も前から総務省と組んで自治体学校サーバAzureクラウド化させているし、文教向けには積極的Microsoft365を売り込んでおり、前からクラウドには積極的だった。

ただ、この記事が全くのでたらめかというと、そうでもない。

強い危機感をもったMicrosoftが切り捨てる決断をしたものがある。

切り捨てられたSKY

Microsoftが今回切り捨てたもの、それはSKYだ。

藤原竜也CMをしているSKY SEAは有名な商品で、ご存知の方も多いと思う。

そのSKYが、学校向けに提供しているのがSKY Menuという授業支援ソフトで、優れた操作性でWindows管理負担軽減に役立つので、全国で広く使われている。

一方で、かなり高額なソフトでもあり、学校パソコン導入費が高止まりする要因の一つとなっており、今回はそこに目をつけられたのだと思われる。

また、機能的にも古き良き一斉授業において先生子供たちを管理統制するためのものであり、文科省が今後進めたい方向性合致しないことも大きかったのだろう。

これらはあくまで推測にすぎないが、結果として標準仕様は明確なSKY外しになっている。

SKY文科省には積極的ロビー活動を行ってきただろうが、どうもこの事態を事前に把握できていなかったようで、大型事業から一方的排除されて戸惑っているようだ。これまた推測だが、文科省ではなく総務省経産省意向が強く反映された結果かもしれない。

MicrosoftSKYは非常に良好な関係を続けてきたが、そのパートナーを切り捨てる決断をせざるを得ないほど、今回、Microsoftは追い込まれている。

問題は、SKY日本人向けの使いやすインターフェースに慣れた学校現場が、どうしたってバタ臭い、Intuneの操作を受け入れられるかどうかだ。

周知の事実だが、現場にはシステム管理をできる人間など存在しない。

人に金をかけなかった分のコストSKY Menuのコストだったのだが、そこをいきなり切り捨てて問題はないのだろうか。

Appleは苦戦する

次に、シェアナンバー2のAppleを見てみよう。

iPadタブレットPC開拓者であり、幼児でも扱える抜群の操作性、軽快な動作シングルタスクゆえの安全性AirPlayによる快適な画面転送豊富アプリなど、学校現場に適した特性を持っており、かなりのスピード教育分野に広がっていった。

個人的に使っている先生も多いし、子どもの家庭に転がっている割合も高い。

シェアは2位だが、パソコン教室を除いて一般教室での利用で考えた場合、ほぼ差はないか、上回っているかもしれない。利用される時間で考えらたら、おそらく上回っている。

文科省が何もしなければ、さらに普及しただろう。

ただ、今回のGIGAスクールでは、すでにiPadをかなりの数導入している学校以外で、新規iPadを導入するところは少ないと考えられる。

その理由は、標準仕様が明らかにiPadOSを想定していないからだ。

一応選択肢には入れてあるが、標準仕様構成ではBluetooth接続ではない物理キーボード必須としており、4万5千円には到底収まらない。

これでは、すでにこれまで導入してきた財政力に余裕のある自治体以外は手が出しにくい。

これは、おそらく文科省Appleを好ましく思っていないことによる意図的仕様だろう。

Apple文教向けの製品提供しているわけではなく、あくま個人向けの商品を使っているにすぎず、クラウドサービスGoogleMicrosoftのように文教向けに力を入れているわけではない。一社独占で選択肢もない。文科省意向にも、全く協力的でない。

こうした背景から文科省Appleに有利とは言えない仕様を作ったのだと思われる。

すでにiPad教育をはじめているところは、そのまま進めるだろうし、一定シェアは確保するだろう。ただ、新規シェア拡大は難しく、Appleがどこまで本気で取り組むのも見えてこない。

台風の目Googleの野心

Chromebook日本におけるシェアは低い。ここ1~2年でようやく少し広がり始めた程度だ。だが、世界では高いシェアを誇り、特に北米では文教向けパソコンの主流となっている。

世界から大きく乖離していることを気にしている文科省は、ここ最近Chromebookを強く推してきた。

今回の標準仕様に最も適合しているのは、誰の目にもChromebookであり、Googleのために仕様を作ったと言われても全く違和感がない。あの3種類の仕様の中で、4万5千円できっちり使える状態になるのは、Chromebook+G suiteしかない。

癒着を疑うなら、MicrosoftではなくGoogleだろう。

それがわかっているかMicrosoft危機感を強めているのであり、また、その反応を引き出すために文科省は不自然なまでにGoogle優遇したのだと思う。

とにかく、これから新規に導入する場合自治体費用負担が最も少ないChromebook第一選択肢になるだろう。

少なくとも、文科省はそう誘導している。

Google自身も、ここ最近日本文教市場を本気で取りに来ていて、下の記事にあるように EDIXでは凄い人だかりで熱気に満ちていた。

教育現場Chromebook本命主体的な学びを実現するために、クラウドが欠かせない理由とは

https://www.watch.impress.co.jp/kodomo_it/news/1197938.html

まだ目立った動きは見せていないが、どこまで本気の野心を抱いているのか、それによって信じられないほどにシェアを拡大させる可能性がある。その場合に食われるのは、AppleではなくMicrosoftだ。

GIGAスクール台風の目になるのは、間違いなくGoogleだろう。

今後の予想

ここまで書いてきたとおり、シェアを守ろうと必死Microsoftと、シェア拡大を狙うGoogleの構図が中心で、Appleは、少し離れたところで現在シェアを維持する形になるだろう。

かなり不利な情勢からスタートしたMicrosoftだが、いち早く動いたことで印象は上向いた。

あとは、低スペックWindows10への不安SKY抜きになる管理面での不安、最終的な費用面での不安、といった知っているからこその不安をどこまで払拭できるかが重要であり、継続した情報発信が求められる。

一方のGoogleは、知名度の低さや、知らないことによる不安を解消するために、何がどこまでできるかを広く知ってもらう必要がある。

また、Googleサービスは、わかりやすUI一見親しみやすいが、サポートは充実しておらず、必要情報が得にくい。

Office365とG suiteの両方を管理したことがある人間ならわかってくれると思うが、初見でとっつきやすいのはG suiteだが、情報収集含めて最終的に管理やすいのはOffice365の方だ。

すでに書いたが、学校現場にはシステム管理できるような人間がいない。

それを踏まえたサポート提供できるのかどうか、学校自治体価格だけを見て飛びつく前に見極めないといけない。

Chromebookに以前から力を入れてきたチエルのような企業が、そこを補えるようになると面白い

チエル、GIGAスクール構想の1人1台環境に最適なChromebook活用パックを発売

https://ict-enews.net/2020/02/07chieru-2/

最終的には、Microsoftが50%くらいに落ち着き、Apple30%、Google20%くらいまで伸びるのではないかと見ているが、さてどうなるか。

文教市場を押さえることは将来ユーザーの獲得につながるため、各社とも力を入れてくると思われる。

これだけ激しい抗争は滅多に見られないので、各社の戦略注視して楽しみたいと思う。

2020-01-19

ぼくのかんがえたガンダムストーリー

CCガンダム(コンパクトシティガンダム)

高度に文明を発達させた人類宇宙へとその勢力圏を伸ばしたものの、その拡大のペースは永遠には続かなかった。目新しい技術革新が起こらない冬の時代は数百年単位で続き、現状を維持するのも難しくなった。

コロニー老朽化が進んでも、人類には新たなコロニーを作るだけの資源も体力も技術もなく、そして何よりニーズもなかったことで、コロニーの廃統合が進んだ。幸か不幸か人類人口漸減していたので、空きはいくらでもあった。やがて人類は、月と地球、そして月と地球を繋ぐ中継コロニーの3カ所だけに住むようになった。12億に満たない人類にとって宇宙は広過ぎた。

ある日、放棄されていたコロニーが月に落下した。甚大な被害を出したこ大惨事は、何百年も前から警告されていた起こるべくして起きた事故だった。地下に暮らす月だったからまだマシだったものの、これが地球で起きていたら人類文明再起不能ダメージを与えるレベル大事故だった。

人類は慌てて放棄済みのコロニーを百年以上かけて除去したが、月と地球を結ぶ最後コロニー宿題として残った。このコロニー黄金時代の頃から常に人類最大のコロニーであり、そして最古のコロニーでもあった。

九龍城のように増改築されたこコロニーは今も現役だったが、いつ地球に落ちてきてもおかしくはない状態だった。100年以内に地球に落下する確率は15%以上ーこの数字を重くみた人類は、このコロニー放棄することに決めた。これは同時に月も放棄することを意味していた。宇宙船の往復では月の居住環境を維持する事はできず、中継コロニーが不可欠だったからだ。

しかし昔からこのコロニーの住人は開拓者祖先だとの自負が強く、10年の猶予期間が過ぎた後も3割以上が居残り「ここで生まれた我々は、ここを終のすみかにする」と主張した。痺れを切らした地球政府は、コロニーに対し実力行使に乗り出す。

2020-01-07

開拓者になれた!」つって1平方メートルの畑みてるのキチガイかってぐらい頭が悪くて気持ちが悪くて吐きそう

2019-11-29

さな自慰メロディ


あれはマザーファッキン4月のことだった。

私たちはクソ水泳大会に出るため、ブルシット目黒全裸ウェットスーツで向かっていた。


しかし手を挙げようにもちんぽこタクシーはまったく捕まらない。

恋人キリンの交接器のように赤ら顔。ファイト突入する。


「ハン! なぜ日本Uberが普及しないかわかったわ! カーセックス文化根付いていないからよ! あなたといればよくわかるわ! 竿は短し手コキに易しとはまさにあなたのような日本不能者のことよね!」


応戦する私はロッテリアのてりたまバーガーおすすめ)を脇の下でつぶす。

アポクリン腺破壊したので、もう腋臭バーガーを食うことはない。


「君はすぐにセックスを引き合いに出してばかりだな! それは自分がオルガズム未開拓者だとバニラしているようなものだぞ! たまには自慰のことを考えてみたらどうだ! ほうら! オーナニ! オナニ! 高感度! オーナニ! オナニ! 大乳輪!」


恋人ヒステリックグラマーと化し国道へ飛び出す。

強引にヒッチハイクを試みるが、ダイナにはねられて二週間の入院


病院へ見舞いに行くと、待合室には若かりしジャック・ワイルドがいた。

湿った長髪。どこか寂しげな瞳。かわいい


「おにいさん、それおいしそうだね」


ジャックは私の脇に挟まったクア・アイナパインバーガーへ手を伸ばす。

私はその手を叩き落として、キチガイクレーマーとしての本領発揮。

土下座強要しインスタストーリーにアップしながら激昂する。

どうやらジャック日常的にスリを嗜んでいたらしい。


「手癖の悪い子だね! ポリに突き出すよ!」


不安と恐怖で泣き出しそうなジャック

かわいい。食べちゃいたい。


「それが嫌ならあたしの召使として働くことだね! あんたなんていうんだい! ジャック? たいそうな名だね! あんたは今日から痔だ! 痔! 40秒でついてイキな!」


赤ら顔でイッた痔。その姿をオカズにイッた私と共に病院へ出てオフィスへ向かう。

痔は存外仕事の飲み込みが早く、ボスの鶴ボイスによりあっという間にPMに昇格。

私はインスタントバリスタ兼ペーパーアサシンに任命され日々を優雅に過ごしていた。


そんなある日、いつものようにリモコンバイブを入れたまま出社すると、

私のデスクはまるごとなくなっていた。


「どういうことです!」


ボスに詰め寄ると私のインスタを見せてきた。

しっかり濃厚4.4牛乳全裸で浴びている動画だ。


ミートゥーだよ」


愚かさに愕然とした。メイトゥのロゴ。わが社の最大のライバル

タイミング良くイッた。


そんなこんなで私のホワイトカラー生活終焉

多摩川は水質も改善されとても住みやすくなった。

やくざ者に頼まれ戸籍を売ったり、大麻を育てたりして生計を立てた。

しか流行病の性器リウマチとなり、いよいよ死を考える。


「久しぶりです。覚えてますか」


テントに入ってきたのは痔だった。

ずいぶんと老けてしまい、もう頼まれても絶対食べたくない。


「ぼく過労のストレスアル中なっちまいまして」


そいつはひどい、と言おうと思ったが性器リウマチが頭をよぎりやめる。


あんたに最後、お礼をしたくてきました」


なにを思ったか痔は私に馬乗りになる。

私のズボンを無理やり下ろし始める。


「やめな! なにすんだい! エッチ!」


あんたおれが好きだったんだろう! ずっと見てたじゃないか!」


抵抗する私はテントから飛び出し、川の中を走る。

いかけてくる痔。おっさん二人の迫力のない鬼ごっこ

石を踏み外して沈む私。水のなかで溺れる。

よぎる死。とっさに辞世の句を読み上げる。


「イキぬべき 時知りてこそ 世の中の 尻も尻なれ チンもチンなれ」


薄れゆく意識の中、私はなにかと接吻するのを感じる。

全盛期マッスル北村おっぱいだといいな。


目覚めると、そこは黄色天井の病室だった。


「みっともないわね」


差し込む西日。夢精した私のブリーフを洗う恋人の後ろ姿。

そうだ。あの日トラックに轢かれたのは、私のほうだったのだ。


「ずいぶん気持ちよさそうにしてたわよ。何の夢を見てたのかしら」


枕の横にはつぶれたパインバーガーが転がっている。

一口けが減ったパテはしなびてカビを生やしている。


性器リウマチの夢さ」


白髪恋人はくすくすと笑う。少女に戻ったかのように。

窓の外では痔の瞳によく似た色の鳥たちが飛んでいた。

2019-10-28

英語で一番最後のことをultimate、最後からひとつ前をpenultimateというんだけども

これは語頭の『pen』に「ほとんど」という意味があるのでこうなるらしいのね(peninsulaはほとんど島→半島)

シルバニアペンシルバニアもこれやろなぁとわかってちょっとテンション上がったんだけど

実際はペンシルバニアペンPennで、開拓者ウィリアム・ペンの森という意味(シルバニアは森の村の意)だった

英語ってむつかしいな

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