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はてなキーワード: だがそれがいいとは

2024-01-17

Anond AI

犬は可愛いけれどバカだった、だがそれがいい

それはキミへの布石であって、それ以上でもそれ以下でもない、と清く自分にも他人にも肯定できる、人間として、優しく、犬として、賢く、そこだけで十分なのだよ#fgoニートアイドルマスターシンデレラガールズ出会ってしまった話。別に大して辛いこともない日常なのに、あなた特別存在だった。特別存在からこそ、あなたは世の中で一番可愛い。だからこそ、あなた特別な人だからこそ、これからもずっと

Anond AI作成

2022-10-19

初音ミクなんて無機質なロボ音声で、全然人間代替になってなかったろ

だがそれがいい」って需要はあると思うが

2022-10-02

anond:20221002100524

だがそれがいい

奴隷じゃないと裏切られるかもという弱者男性の自信の無さの弱さを上手く表現出来ている

2022-06-21

妻の名前マルゲリータ

マルゲリータは私の妻の名前だ。

変わった名前なので、妻を名前で呼ぶとみんなの注目を集めてしまう。

から私は妻を「マルちゃん」と呼んでいる。

なんだかラーメンみたいな名前であるだがそれがいい

なぜなら妻はラーメンが好きで、特にマルちゃん麺づくりが大好物からだ。

そんな折、妻がマルちゃん麺づくりのCMに出ることが決まった。

妻は大喜びだ。

ただその影響でピザハットCMは降りることになってしまった。

仕方がない。麺とピザは相反するものから

2021-12-14

anond:20211214175954

おっ!ワイのヒッゲと同じくらいの剛毛さんだな!だがそれがいい

2021-09-07

anond:20210907235518

くたびれたおじさんは

「まだまだヤング」と思っているんだろうに……。

👧だがそれがいい

2021-07-24

松岡修造に癒される

今までのゴタゴタとか関係なかったかのように安定の暑苦しさ。だがそれがいい。癒される。

みんななんだかんだで修造好きだよな。そうだろ?

2021-06-14

シコザル底辺労働者なんだけど最近体調がヤバい

映画版愛しのアイリーン」の主人公みたいに労働帰宅してAV見ながらオナニーするしか楽しみのなかった俺なんだけど最近映画を見る趣味ができた。FANZAプレミアムコースといくつかのサブスク登録して映画AV映画AVとローテしてる。なんなら映画の途中でムズムズしてきたら中断してAVを見たりするんだけど、そのせいで最近ちょっと体調がおかしい。

最近ホラーにハマっててもう映画から投稿から怪談から何でも見てるんだけどちょいちょい中断してAV見ながらシコってるのね。ホラーめっちゃ得意、全然怖くないってわけじゃなくて、正直「出るぞ、出るぞ」ってシーンだとヘッドフォン外しちゃうことがあるくらいには怖がりなんだけど、だがそれがいい。それこそがホラーの楽しみ!で、AVも見て二重の意味でふぅ……ってなるんだけど、それを繰り返した結果、怖いシーンになるとナニがバッキバキになるようになってしまった。

カヤコ「あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛」僕「ひぃいいいいいい」ナニ「ムクムクムクッ」

ホラーに集中できないんじゃ……いや、元からホラーの途中でAVスイッチングしてたりはしてたけどさ。困るのはホラーの見過ぎで、深夜の帰宅途中とかで路地の奥が真っ暗で、うわー……こわっ、ってなった瞬間ナニが反応しだしたりする。こう、日常ちょっとホラーポイント鬼太郎妖怪アンテナばりにナニがビーンなっちゃうのはマジで困る。

まさかこんなことになるなんて思ってなかったのでわりと普通に後悔してる。ホラーホラーAVAV棲み分けすべきだった。なぜこんなことになってしまったのか。

そんなわけで僕のおすすめAV女優は奥田咲さんです。

2021-02-22

必読書コピペマジレスしてみる・日本文学

方針

森鴎外舞姫

留学先で女性妊娠させて見捨ててしまう話なので、近頃は評判が非常によろしくない。そのくせ、この文体のせいで美しいと感じてしま自分がいて、実はこれ、レトリック文体によって騙されることに注意しろっていう警告なんじゃないかって気もする。「自分おすすめ編」にも書くつもりなんだけど、ナボコフロリータ」もそういう自己正当化がとにかくうまい

余談だが、鴎外自身東洋人だったこともあり、留学先では写真を撮らせてくれと頼まれたことがあったという。それに対して、構わないけどもあなた写真も逆に撮らせてくれ、と言って、相手も満足させつつ日本人としての尊厳も守ったことがあって、これは割と好きなエピソードの一つ。まあ、漱石よりは世渡りうまいよな。

樋口一葉にごりえ

古風な文体挫折しかかるも何とか読破。これよりは幼馴染系の「たけくらべ」のほうが好きだったなあ。増田では古文いるかどうかで議論になったことがあったらしいが、古文がすらすら読めるほうがこういう趣味というか楽しみが増える気もするし、純粋実用面だけでいえば法律用語や古い公文書を読む必要がまだあるんじゃないのかな。

舞姫」の話の続きだけど、古典文学にもやっぱりクズエピソード結構あり、じゃあどれを教えてどれを教えないかは割と難しい。

泉鏡花高野聖

僧侶山間で美しい妖怪出会う話。文庫ちくま日本文学全集で読んだ。全集と銘打っているけど、このシリーズ日本の近現代文学作家ベスト盤みたいな感じで、チョイスはいいのだけれどときどき抄、つまりダイジェスト版みたいなのが紛れていて、コンプリートしようとは思わなかった。

話としては幻想的ですごく好き。幻想譚が好きな自分がどうして泉鏡花にどっぷりはまるまでいかなかったのかが不思議なほどだ。当時は、著名な作品をどんどん消化しようと思って乱読していたからかもしれない。そういう意味でも、課題図書読破することが自己目的化した読書には幾分害がある。

国木田独歩武蔵野

とても好き。小説が読めなくなったときには、文豪の書いたこうした随筆というか、風景描写の豊かな文章を読むことで、自分リズムを整えたくなる。外出の難しい昨今、こうして空想世界でだけでも豊かな自然のなかで過ごしたいものだ。五感が刺激される文章というのはなかなかない。

夏目漱石吾輩は猫である

我輩を吾輩に修正

ここ最近漱石の評判はあまりよろしくないと聞く。所詮は当時の欧米文学の輸入に過ぎないとか、結局は男社会文学だとか。言われてみれば確かにその通りなのだけれども、日本近代文学開拓者にそこまで求めちゃうのも酷でしょうと思わないでもないし、この作品からたったの十年で「明暗」にまでたどり着いたのだから、やっぱりすごい人ではないかと思う。五十になる前に亡くなったのが惜しまれる。

で、肝心の内容だが。基本的おっさんおっさんの家をたまり場にしてわいわいやる日常ものなので、当時の人にしか面白くないギャグを除けば、普通に笑える。最終回は突然後ろ向きになるが、もしかしたら漱石の本分はユーモアにあるのかもしれない。

余談だが漱石留学時代日記に付き合いのお茶会について「行カネバナラヌ。厭ダナー」とのコメントを残している。

島崎藤村破戒

素直に面白かった。若干のプロパガンダっぽさがなくはないが、読んだ当時は差別する側のねちっこさや意地の悪さが良く書けているように思われた。とはいえ、昨今は善意から来る差別についても考える時代であり、問題はより複雑になった。

被差別部落問題については気になっているのだがなかなか追えていない。日本史について読んでさまざまな地域実例について断片的にかじった程度だ。それでも、地域によって温度差やあったり、差別対象が全く異なっていたりすることがわかり、どこかで日本全体の実情について知りたく思っている。

田山花袋蒲団

女中の布団の残り香を嗅いで悶々とする話だってことは覚えているんだけれども、読んだときにはあまり印象に残らなかった。なぜだろう。自分が読んできた近代文学は、基本的ダメな奴がダメなままうだうだする話ばかりだったからかもしれない。その多くの一つとして処理してしまたか

で、自分が好きなのは飢え死にするほど悲惨じゃないくらいのダメさであり、親戚のちょっと困ったおじさんくらいのダメさなんだろうと思う。

有島武郎或る女

読んだことがない。ただ、ドナルド・キーンの「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」によればこんなことを書き残しているそうだ。「僕ハ是レカラ日記ハ僕ノ身ニ大事件ガ起ツタ時ノミ記ケルコトニ仕様ト思ツタガ、矢張夫レハ駄目な様デアル。日記ヲ記ケ慣レタ身ニハ日記ヲ一日惰ルコトハ一日ヲ全生涯カラ控除シタ様子ナ気ガスル。夫レ故是レカラ再ビ毎日日記ヲ始メ様ト思フ」(意訳。日記書かないとその日が無かったみたいで落ち着かない)。ここでツイッターに常駐している自分としては大いに共感したのである。そのうち読もう。

志賀直哉小僧の神様

読んだはずだが記憶にない。「暗夜行路」で娼婦の胸をもみながら「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶよくわからないシーンがあったが、そこばかり記憶に残っている。これを読んだ当時は、この小説のように自分がどれほど理想を抱いていたとしても、モテいからいつかソープランドに行くのだろうな、とぼんやり思ったことを覚えている。

ちなみに、自分が初めて関係を持った女性貧乳だった。だがそれがいい

お父さんとうまくいっていない人は子供の才能をつぶす話である清兵衛と瓢箪」が刺さるんじゃないかな。あとは少女誘拐視点の「児を盗む話」もよかった。

内田百閒『冥途・旅順入城式』

大学時代知り合った文学少女から薦められて読んだはずなのだが、覚えているのは「阿房列車」の何編かだけだ。それと、いつも金に困っていて給料を前借りしていて、そのことのまつわるドタバタを描いた作品日記もあって、そうした印象ばかり残っている。

関係ないけど就職活動中に、この文学少女から二次関数を教えてくれと言われ、片想いしていた自分はそのためだけに都内にまで足を延ばしたことがある。いいように使われていたなあ、自分あいつには二度と会いたくないが、元気にしているかどうかだけは気になる。

宮澤賢治銀河鉄道の夜

めんどくさいファンがいることで有名な作家全集には第三稿や第四原稿が収録されており、比較するのも楽しい。俺は〇〇は好きだが〇〇が好きだと言ってるやつは嫌いだ、の○○に入れたくなる作家の一人。○○には「ライ麦畑で捕まえて」「村上春樹」「新世紀エヴァンゲリオン」「東京事変」などが入る(註:この四つのものとその愛好家に対する歪んだ愛情から来る発言です。僕も全部好きです。すみません)。サブカル系にはこれがモチーフになっているものが数多くあり、その点では「不思議の国のアリス」と並ぶ。

思想に偏りはあるが、独特の言語感覚や観察眼は今でもすごく好きだ。余談だが新書の「童貞としての宮沢賢治」は面白い。

江戸川乱歩押絵と旅する男

知り合いにいつもぬいぐるみキーホルダーを持ち歩いてかわいがっていた男がいたが、それで本人が落ち着くのならいいと思う。不安の多い世の中で、人が何か具体的に触れるものにすがるってどういうことなんだろう、って、ってことをこの作品を思い出すといつも考える。どこで読んだか思い出せなかったが、これもちくま文庫全集でだった。

横光利一機械

狭いコミュニティの中でこじれていく人間関係の話ではあるけれども、新潮文庫場合表題作よりも他の話のほうが気に入った。印象に残っているのは十二人の旅芸人夜逃げする「時間」と、ナポレオンヨーロッパ征服に乗り出したのはタムシのせいだったという「ナポレオンと田虫」。

谷崎潤一郎春琴抄

実はこの作品は読めていない。谷崎作品は割と好きで、「痴人の愛」「刺青秘密」「猫と庄造と二人のおんな」「細雪」は読んだ。「痴人の愛」という美少女を育てようと思ったら逆に飼育される話は自分人生観に多大な影響を与えたし(例の文学少女気持ちをもてあそばれても怒らなくなってしまったのもこれが遠因だろう)、「細雪」はただ文章リズムにぷかぷかと浮くだけで心底気持ちがいい。ついでに、戦時中生活爆弾が実際に降ってくるまでは震災コロナでただよう自粛雰囲気そっくりだったこととよくわかる。

ところで、最近久しぶりに谷崎作品を読もうと思ったら、ヒロイン名前が母と同じだったのですっかり萎えしまった。というか、ここ最近趣味が「健全」になり始めていて、谷崎作品に魅力を感じられなくなっている。感覚がどんどん保守的になっていく。これはいかん。

夢野久作ドグラ・マグラ

ミステリ編参照。anond:20210215101500

川端康成雪国

高校生の頃に読んだのは確かに記憶に残っているのだけれど、高校生川端康成エロティシズムが理解できたかどうかはよくわからない。たぶんわかっていない。せいぜい伊豆の踊子の裸の少女を読んで、ロリコン発症させたことくらいだろう。

太宰治斜陽

太宰はいいぞ。自分は愛される値打ちがあるんだろうか、というテーマを本人の育った境遇パーソナリティの偏りや性的虐待疑惑に求める説は多いが、そういう心理普遍的ものでもあり、だから多感な時期に読むとわかったつもりになる。芸術に何歳までに読むべきという賞味期限原則としてないが、これもできるだけ若いうちに読んでおくといい。太宰の理解者ぶるつもりはないが。

もっとも、本ばかり読んで他の活動をないがしろにしていいものだとは全く思わない。あまりにもドマイナーな本を読んでマウンティングするくらいならバンジージャンプでもやったほうが話の種にもなるし人間的な厚みも出るというものだ。たぶん。

三島由紀夫仮面の告白

天才的。男性のあらゆる種類のコンプレックスとその拗らせ方を書かせたら彼の右に出るものは少なかろう。ただ、大学卒業してから突然読めなくなってしまった作家でもある。息苦しくなるまで端正に磨きこまれ文章のせいかもしれない。

武田泰淳ひかりごけ

極限状況下でのカニバリズムテーマにした小説なんだけれども、途中から戯曲になって、「食べちまう葬式ってえのは、あっかなあ」などとやけにのんびりした台詞が出てくるなんともユニーク小説。ただし、これは単なるブラックジョークではない。物語は序章、戯曲第一部、第二部と別れているのだけれども、その構成にきちんとした意味がある。

人類全体の原罪を問うようなラストは必見。あなたは、本当に人を食べたことがないと言えますか?

安部公房砂の女

祖父母の家から貰ってきた作品で、愛蔵版らしくカバーに入っていた。カフカにはまっていた時期だから楽しんだ。カフカ父親の影から逃れられない主人公とは別の種類の渦巻にとらわれてしまった主人公がだらだら、ぐだぐだしてしまうのだが、カフカ男性によって抑圧されているとしたら、こちらは女性に飲み込まれている文章だ。

大西巨人神聖喜劇

未読。不条理陸軍の中で、最強の記憶力を頼りにサバイブする話だと聞いて面白そうだと思い購入したのだが、ずっと積んだままだ。これに限らず、自分戦争もの小説漫画をあまり読んでない。戦争に関しては文学よりも歴史書からアプローチすることが多い。

これは自分の悪癖だが、戦争ものになると庶民よりも知識人にばかり感情移入してしまう。

大江健三郎万延元年のフットボール

大江健三郎は初期の作品をいくつかと、「燃え上がる緑の木」三部作を読んだきりで、どういう態度を取ればいいのかよくわかっていない作家の一人だ。狭い人間関係の中のいじめだとかそうした描写に病的に関心のあった時期に読んだせいで適切な評価ができていない。

燃え上がる緑の木」は新興宗教原子力発電といった(結果的には)非常に予言的であった作品であったが、癖が強くカトリック宗教教育を受けた自分であっても世界観に入り込むのに時間がかかった。「1Q84」よりもきつい。面白いが。

萩原朔太郎『月に吠える』

大学時代の友人に薦められて読んだ。「この家の主人は病気です」と、飢えて自分を食ってしまったタコの詩ばかりを覚えている。覚えているのはこれだけだが、この二つが読めたからいいか、と考えている。大体、詩集ってのはピンとくる表現ひとつでもあれば当たりなのだ。そして、それはあらゆる書物にも当てはまることである

福沢諭吉福翁自伝

祖父学生時代に送ってくれたのだけれども、ぱらぱらとしか読んでいない。

子供向けのものだった気もするし、近々原文にチャレンジするべきか。自助論西国立志編)なんかと合わせて、自己啓発書の歴史を知る意味でも興味深いかもしれない。

正岡子規歌よみに与ふる書

読もうと思って読めていないけれども、これまたドナルド・キーンの本で面白記述を見つけた。「墨汁一滴」の中に、つまらない俳句乱造しているやつの作品にはどうせ碌なもんなんてありゃしないんだから、そういう連中は糸瓜でも作ってるほうがマシだ、という趣旨のくだりがあるそうだ。創作する上でのこういう厳しさは、いい。

石川啄木時代閉塞の現状』

ローマ字日記しか読んだことがない。たぶん日本最初フィストファックが描写された文学かもしれない。春画はどうか知らないけど。

小林秀雄『様々なる意匠

詩集翻訳しか読んだことがない……。

坂口安吾堕落論

堕落と言いつつもある種の誠実さについて語った本だった気がするが、それよりも新潮文庫で同時に収録されていた、天智天皇天武天皇家系にまつわる謎についてのほうが印象に残っている。

哲学編に続く→anond:20210222080300

関係ないけど芥川が載ってないのは納得できないぞ。

2020-08-27

anond:20200827223831

から物足りないのか、だがそれがいいなのかが文面では伝わりづらいなぁ

対面してなんかで使ったことあるけど、文章なのかで使いづらいのか、まだ

食レポとかだと、結構見るけど、誉め言葉なことが多い(けどそこまで絶賛してるわけでもないような

2020-07-31

3分クッキング

湯を沸かせ。その間にフィルム剥がし、かやく、液体ソース、粉末ソースを取り出し、かやくをあけておく。

パチンッ! 沸いたな。注げ。そして1分待つ。湯切りだ。ソースをかけて混ぜる。

俺の塩が完成した。記念に一口食べておけ。

皿を1枚用意して、半分に分けろ。

片方に、昨日のチキンマックナゲットの残りのレモンタルタルソースを混ぜる。

もう片方に、昨日のチキンマックナゲットの残りのアラビアータソースを混ぜる。

食べろ。オゥ! レモンの爽やかさ! 次第に俺の塩味に戻る。だがそれがいい

食べろ。オゥ! これはスパゲヘッティだ。頭から尻まで。よく塩茹でされたスパゲヘッティだ。

交互に食べろ。オウフ! 新しい食べ物! そして新しい食べ物

冷める前に食べきったか

よくやった。これが3分クッキングだ。

食後には10分かけて豆からコーヒーを淹れて飲むが良い。

2019-07-14

学園戦記ムリョウ推したい

学園戦記ムリョウ」の脚本がムリョウ公開された。無料でムリョウが全て読めるなんて素晴らしい。

今更ながら、Blu-rayが出ているのを知った。DVDBOXを購入したくらい好きなのに恥ずかしい。

正直、恐る恐る脚本を読んだ。ハマってから年月が経ち、始と年齢が近かったのが今じゃ親たちの世代だ。感覚が変わって、好きなものが好きでなくなったら悲しいなあと思ったのだ。

杞憂だった。ムリョウはいいぞ。

特に推したいのは京一と晴美である

3話までは、主人公に突っかかるただの嫌な奴と地味な女の子である主従関係があるのにちょっとエロスを覚えた。

4話を過ぎると訳ありな描写が増えてくる。嫌な奴は愛せるおバカさんであり、地味な女の子は一足先に大人階段を登っていたのだ。

京一が晴美に振られるのは最高の瞬間であった。大切な人だからこそ見せられない本心もどかしい。あらゆる緊張と耽美が一斉に襲ってきた。

雨の中を絶叫しながら走る人を、笑ったらいいのか哀しんだらいいのかわからない。

空蝉の時は晴美最強伝説が築かれてワクワクした。「ムリョウ」は女性が強い。主従と見せて、実のところ京一は晴美の尻に敷かれてる!京一のことを分かっている晴美がたまらん。

お互いの気持ちが少しずつ通じ始めたところで、俺はデートだはアホだ。今度は砂浜を爆走している。だがそれがいい

アホになった後、晴美が頑なに主従関係を貫く理由を明かした。あーやっと相思相愛なのが伝わったよ!泣いたよ!

守口父と峯尾父の友情もいいし、今となっては親の方に感情移入するようになって、残して逝った守口夫婦と、残された側の両方に揺さぶられる。

19話は泣きっぱなしだった。京一と晴美の話としてはほぼクライマックスである。あれほど天敵扱いだった無量を信じるのである。あの京一が?全ては大切な人のため。

最終回近くで「自分たちができること」を二人仲良く見つけた姿は成長としか言えない。

モブ子の恋」を読んでおあああーっとなってしまった(ネタバレあり)

Pixivコミックで連載中の「モブ子の恋」をずっと読んでいて、更新をすごく楽しみにしている。

主な登場人物は地味で目立たなくて大人しい主人公女子大生田中信子(モブ子)と、バイト先の同僚で同じ学年の入江君(メガネ・シュッとしている・真面目そう・モブ子が好きな相手)だ。

田中モブ子ということになっているが普通に可愛い。この顔はモブじゃない。

また,入江君は最初恋愛に興味ないって感じだったのに、いつの間にかモブ子のことを好きになっている。

この辺は作者の甘さが見え隠れしているかんじがあるが、まあそれはいい。

ネタバレすまんけど結局相思相愛になるんだけど、それまでの過程、すなわち

一言以上しゃべるようになって、お互いに好意自覚して(でも相手自分を好きということはわかってない)、連絡先を(周りの協力を得て)交換して、

バイト先の集まりで出かけて、二人で出かけるようになって、告白して、恋人同士になる

という流れがも~~~~~~~~~~~~~~~~めちゃくちゃスローでもどかしく、だがそれがいい

こんなシーンがある。

モブ子が,入江君と以前より少し仲良くなって話せるようになって、

バイト仲間に好意がバレて「告白しないの?」みたく言われて、今の関係を崩したくない、つながりを持った状態でいたい

と答えたら,そんな状態いつまでも続く保証なんてどこにもないと言われる。

それで、二人で出かけるようになって2回目くらいの日の前夜に、

「これまで,私は自分が何も行動しなかった未来と向き合ってこなかったな」と思い、

今日全部終わってもいいから、気持ちを伝えたかった、入江君のことが好きだと告げる。

入江君もその日同じこと思ってて、まあうまくいくんだけど。

この話を何度も読み返して、

好きな人特別になるために、恐怖を感じながら、今までの心地よい関係を壊してでも想いを伝えるモブ子は強くてかっこよくて美しいなと心が震えた。

そして、すごくうらやましかった。


自分には好きな人がいて、その人とは月に何回か会う機会があり、連絡先も知っているが

それは必要に迫られてのことで、個人的な付き合いはない。

今までモノの貸し借りとかお菓子を交換したことはある。

その人のことはほとんど知らない。どこに住んでいるかも何歳なのかもどこ出身かも、恋人配偶者いるかどうかもわからない。

聞けば教えてくれるだろうけど、聞くタイミングがない。言い訳である

知り合って2年くらいで,最初はそういう気持ちは全くなかったのだが、長い期間にわたって接しているうちに特別だと思うようになった。

相手のことをほとんど知らないのに、なぜこのような感情が起こったのかはわからない。

自分も、このままときどき会う機会があって、話して、それで嬉しくていろいろなことを頑張ることができるこの状態がずっと続けばいいなと思っていた。

でも、モブ子の恋を読んで、自分精神的にすごくダサいなと痛感した。

いきなり告白するのは論外だが、もし食事に誘ってみたところで、断られたらどうしよう?と思うと怖くなった。

想像したら、死んでしまいそうになった。

行動に起こさなければ、自分妄想の中でずっと甘い雰囲気を味わっていられる。

でも、万が一誘いに応じてくれて、それまで知らなかったことを色々質問して,恋人配偶者もいなかったら告白して、と考えて

万が一受け入れてくれる未来想像すると、もうだめだと思った。

こういう関係性の人に対して、どうやって食事に誘ったらいいんだろう?

自分恋愛に対して疎く、自分から恋愛的行動を起こそうと思ったのは初めてで、どうしたらいいのかわからない。

その辺で歩いている仲のよさそうな二人連れも、こんな思いを乗り越えて今があるのだろうか。すごい。

モブ子の恋は、好きな人に好きだと言いたくなるマンガだ。

今年の夏は、そう決意して実行にうつした読者の死屍累々が見られるかもしれないな。そして、自分もそこにいる可能性はとても高い。

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