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2022-01-10

anond:20220108225844

アクロバット解決

役者は全員日本人やけど

中国人ベトナム人タイ人韓国人台湾人モンゴル人や

インドネシア人シンガポール人やミャンマー人等々が入りまじった

アジア国連合の国際的宇宙基地かいう設定にする手もあるんやで

まあ日本じゃそう見せるための役者教育が徹底できんだろうけど

世界人口比ではモンゴロイドのほうが白人より多いはず

2022-01-09

最近CM見てても所得層の格差を感じる

商材もそうだけど低所得層向けは

CM内のドラマ工事現場コーヒ飲んで夢をみるとか

ベテラン役者がガススタで働いてたり

距離トラック運転しているのが若手役者とか

見る人の職業に身近なものが増えてきた。

中流家庭層向けの物はきれいな家で両親子役の3人が一家団欒とか。

売る相手向けに構成しているのだろうけど昔よりもはっきり収入格差を感じる。

上流向けのやつを見ないのはオワコンテレビで心動かす前に各営業担当いるか意味いからか。

2022-01-08

anond:20220108061046

お笑い芸人みたいな売り方してるからでしょう。

芸人仕事自分を下げて笑いを取ることですから

バカにされる生き方をしてなんぼな世界です。

本質理解せずに真似すると「思ってたんとちがう・・・」となるのでどういう生き方をしたいのかよく考えて仕事を選ぶべきですね。

同じように表に出る仕事でも役者歌手のように笑いを生業としてない人であれば自分を下げる必要はありません。

Vtuberでもそうじゃないですか?

純粋に歌や芝居や技能知識勝負してる人たちは自分を下げたりしてないはずですし、ファンもそれを求めたりしてないでしょう。

2022-01-07

anond:20220106191411

まずはYoutubeと似たテレビがどのような経緯をたどって来たかを見る必要がある。アイドルテレビの華みたいに言われるけど、実際テレビ出演者を見てみると映画役者関係者ドラマ・・、演劇バンド歌手アイドルを含む)、お笑い伝統芸能、専門分野の解説者、ニュース政治記者とそれぞれの専門分野を持っている。ではアイドルの専門分野というと一部を覗いて普通可愛い女の子といった所だと思う。

コミュニケーション能力でその場を盛り上げても長時間視聴者を空きさせないのは難しい、さらに金を払わせるのはより難易度が高い。この事実無視して一時の勢いに乗ってPVを稼いでもいずれネタが尽きる。つまり突き抜けた才能を持つ人を集める必要があるのだが、どうもVTuber運営は何も考えず中身が可愛い子を集めたのではないかと思われる。

突き抜けた才能や専門性が無いという前提に立って何か方法が無いかと考えると、一つは生身のYoutuberがやっている様に環境を変えてそこから何かを引き出す事で学んでいく方法が考えられる、ただVTuberは3Dモデル現実との融合が難しいのでこの方法は使いづらい。これが初期に言われていたVTuber限界説の理由だと思う。もう一つは外部から才能のある人や専門家を引っ張ってくる。この方法VTuberが聞き役に回って視聴者といっしょに学んでいくというスタイル

話は変わって、選曲の話で流行っている曲を歌うと書いてあるけど、これは意識して分けた方がいい。曲から検索自分を見つけて欲しい場合はすでに流行っている曲で、自分流行らしたい曲ならまだ誰も歌ってない時に歌って貢献する。

結局の所テレビへの反発や3Dモデルが動く目新しさが無くなって行くにつれて他のコンテンツとの競争に曝される事になるのだから遅かれ早かれVTuber社会的ポジションを考える必要がある。

2021-12-26

anond:20211226154930

ありがとう

おお、同じ考えだったのですね!

役者がいて、結果堅めだったわりに、予想はなかなか難しかったですよね…

ワイド安かったけど、5000円1点勝負だったので、3500円儲けました

まあ、そんなに端金って額じゃないだけ儲かったので、一応満足ではあります

2021-12-21

anond:20211221015822

これな。キャラの向こうには人がいる(役者やらスタッフやら会社やら)ので、そこを掘っていくと飽きない。「あの会社ってこれも作ってたんだ〜、そういえば共通してる部分あるな〜」とかそういう楽しみ方もできる

2.5次元とか声優ライブが盛り上がるのもそれ。結局人のほうが面白い

キャラ萌えてる人もよくよく観察するとオタク友達とオタ活するコミュニケーションの部分が重要だったりする。結局は人

2021-12-17

2021の出来事 鬱病 退職 神様 ヤリ捨て

今年で数え年の25歳になった。

2021年、今年はどうやら厄年らしい。

厄年なんて所詮迷信だろうと今でも思う。

2021年1月 鬱病新卒入社会社退職した。

留年した挙句拾ってくれた会社である受験期の高校生より馬鹿私立文系カスを何人も採用してくれる懐の深いIT系会社だ。

それでどうやって生きてきたのかなという程処理能力が遅いカス寿司打で一生ミスタイプSEを響かせてそうな程タイピングやばいカス。そんなカス達を2ヶ月程で鍛えたのち「バックアップ体制ちゃんとある」と言い、カス達にとっての未開の地(常駐)に放つ大胆さもある。安心する言葉ではある。現に自分には入社3年目のとても頼もしい先輩がついてくれることになった。「余裕余裕!」と嘘みたいに狭い喫煙所でワイワイ笑った。

おすすめの店があるんだよと言われ連れてかれた店が『安安』だったときはどう反応すれば良いか理解らなく、少し抜けたところもあるのかなと笑えた。基本的には面白く優しく仕事も出来る人だった。趣味も合った。麻雀競馬野球タバコ休憩中は常に話が盛り上がった。男はギャンブルサッカー野球を知っていればどこでもやっていけるのだと思った。

ある日、とても頼もしい先輩が消えた。LINEはUnknownだった。どうやら退職代行を利用したらしく、本気で使う人いるんだと最後ちょっと笑っちゃった。

それから地獄が始まった。

バックアップ体制というものは一度なくなったら整えるのは一筋縄はいかないらしく、自分一人で全てを処理する必要があり残業につぐ残業だった。「まあ辛くなれば普通に逃げればいいしな…」と当たり前のことを常日頃考えていたし、今までの人生でもそういう辛いことあれば逃げてきた人間だったのに、そのときは何故か踏ん切りがつかず結局寝→労働→寝→労働の日々が数ヶ月続いた。

気取って立ちながら仕事できるスタンディングデスクというものが未開の地にはあったので、気取りながら仕事していたところ、急に目眩がしてきた。「ヤニクラかな?」と思いつつまあなんとか耐えていたのだが、あまり今まで自分が感じたことのない苦しさになり、トイレに駆け込んだところ酔ってもないのに初めて吐いた。なんかやばいなという焦燥感よりも「やっとこれで理由ができた」という安堵感の方が強かったのを覚えている。

翌日は日曜日休みだったので初めて精神科に行った。理由付けを貰うのには一番ぴったりな場所だと思ったからだ。

その日の自分は素晴らしい役者だったので、演技とは思えないくら自然に泣くことが出来た。先生と話をした後に、理由付書を4,000円で書いてもらいお薬ももらった。もう解放された気分だったので、書いてもらったあとは串カツ田中で独りで美味しい物を食べた。お薬は今も飲んでいる。

とても頼もしかった先輩に倣って退職代行を利用した。

その後すんなり辞めれたことは逆に苦しかった。


2021年8月 付き合った

今の時代ネット簡単に異性と知り合うことが出来る。自分ルックスいまいちだし、高校時代クラス女子家庭科の授業中ワイワイ話し合ってた『クラスの中で一番付き合いたくない男子ランキング』で見事ワースト2位だった。

そんな自分でも彼女が出来るんだからネットは偉大だと思う。

大学時代、初めて出来た彼女に対し「自分は顔が良くないから」とネガティブ発言をしたら「そんなことないよ!」と返され、その優しい一言が、今の自分がまだ恋愛に対して一歩踏み出せる勇気をくれていたのだと思う。

その彼女は別れた後、ゼミ内で自分容姿を貶してきた男と付き合っていたが。

新しい彼女はとても気の良い子で、料理が得意で、オシャレで可愛い女の子だったと思う。多少ぶりっ子の感じはあったので、男にウケ、女には…なタイプだ。そして巨乳だった。好きになれば関係ないよなんて言うが、自分的にはあればあるだけプラスになるし、虜にもなる。

彼女とは色んなところに行った。転職して土日は不自由なく動けるようになったし、彼女とも予定は合った。自分地方出身彼女横浜出身だった。あちらのほうが都内地理には明るく、新しい発見を色々させてもらった。

ある日、原宿に行った。原宿駅のすぐ近くには明治神宮がある。自分明治神宮が好きだった。あんな都会に緑がいっぱいで、歩いていてとても落ち着くところだった。テンションが上がり、じゃあ行こうかとなったところで彼女の顔色はそんなに明るくなかった。「ちょっと疲れてるからカフェでも入ろうか」と言われたのでそうした。素直に従ったが休憩後にも明治神宮には行けなかった。

それから日が空くが、デートをする約束の日に、自分は直前の予定が押してしま遅刻してしまった。謝ったが、彼女はまったく怒らず「大丈夫だよ」「偶然街で昔の友達と会ったかお茶してていい?」と優しく返事をしてくれた。もちろんダメと言えないし、1時間程遅れてしまうのでむしろ偶然の友達感謝をした。

駅に着きLINEをすると、まだお茶をしているみたいで一旦彼女友達がいるカフェまで来て合流しようかという話になった。知らない人なのになという思いは多少あったが、非はこちらにあるので素直に向かった。

2人がいるカフェに入り合流をした。席に着いて2,30分くらいは普通の話をした。まだ付き合って日が浅いけど結構色んな所へ行きましたよとか、彼女の作るミートスパゲティはとても美味しいんですよとか。

そんな話をしていたが、2人が「トイレ行ってくるね」と同時に席を立った。そろそろ良い時間にもなるしここで解散かなと思っていた。

2人は戻ってくるとさっきまでと雰囲気が違っていた。

大事な話があるんだけど聞いてくれるかな」と彼女が真面目な顔で言った。なんで初対面の人がいるこの状況なんだよと思ったし、戻ってきて顔見た時点で嫌な予感は凄くしていたけど、何故か格好つけて良いよと答えた。

「本当に信じてるものがあって、君にも理解ってもらいたいんだ」と言われた。

頭の中で最悪の選択肢が2つあったけど、難しい方だったみたいだった。マルチ商法であれば真っ向から否定できた。でも言われたことは恐らく宗教のことで、それをマルチ商法と同じように否定するのは憚った。ある意味その人の全てだろうし、真っ白になってしまった。

彼女が言った細かい話はもうあまり覚えていない。自分は「ここでこの話をするのはもうやめたいんだけど」としか言えてなかったと思う。その度に「大事な話だから」と同じ内容を繰り返された。

話は入ってこないし、平行線のままでいたが、「震災でも信じてた人は助かったの」と言われたのはずっと覚えている。

それは自分にとってとても人を馬鹿にした発言に思えた。「それ以上この話を続けるならもう出ていくね」と言っても、あっちはまだ続けようとするので5,000円をテーブルに置き、そのまま店を出た。追っては来なかった。

駅まで歩いて、最寄り駅に着いて、家までまた歩いてるときちょっと泣いた。家に着いた時点で彼女からは何も連絡はなかった。

今までのことは全部嘘なのかなとか、セックスだって普通にしたんだけどなとか、あっちも勇気出して話した結果こうなってどうなんだろうとか、色々思うところはあったけど、考えれば考えるほど自分キモくなってその日は終わった。何故か物凄く眠れた。

次の日に「考えは否定しないけど理解は出来ないし、今までみたいには行かないから別れよう」とLINEを送った。彼女は「納得いかない」と言っていたが、修復なんて考えられなかったので、ひたすらゴメンなさいと返し続けた。

勇気を出してくれていたのならば第三者は挟まないだろう。

別れることに合意はしてくれたのだが、定期的に連絡が来て怖かったので最終的にブロックした。

後々考えたら明治神宮鳥居が駄目だったのだろうか。

2021年11月 ヤリ捨てされる

元カノから突然連絡が来た。

「久しぶりにご飯でも食べない?」

結構ウキウキで準備をしていたと思う。当時は自分がガキすぎて不細工に見合わない言動をしてしまったせいでヒビが入り別れてしまった。それ故にあちらからまた連絡をしてきてくれたのがとても嬉しかった。

ちょうどあちらの誕生日も近かったので、好きだったハンドクリームプレゼントとして買うくらいには浮かれていた。

店は焼肉屋で、酒類提供禁止も明けていたのでお互いビールを飲み良い気分になっていた。元カノはどちらかといえば少し気が強く、思考が男寄りなのもあって、話をしていてとても楽しく感じた。あのときはくだらないことで拗ねてゴメンねとか気軽に言えたりもした。

3,4杯飲んで、じゃあ次の店でも行こうかとなった時に、「ウチに来ない?」と言われた。正直急だったし驚いたが、お酒も入っていたので断る理由はなかった。3年ぶりに手を繋いで心臓バクバク言ってたのを覚えている。

次の日が仕事だったしもちろん着替えもなかったが、そんなことも気にならないくらい良い夜だった。

馬鹿もので一度ヤれば「復縁かな?」と考えにもなったし、翌日の仕事中はこれからのことで頭がいっぱいだった。

また、次の日が祝日だったので「会えるかな?」とLINEを送った。

返ってきたのは「やっぱりごめん。昨日のことはなし。」という返事だった。立場が逆ならそこらへんにある話だと思うが、その文面を見た瞬間こういうパターンもあるのねと落胆した。

自分本位で上手くいくことを想像すると得てしてそうはならないと今までの経験で十分理解しているはずなのに。

打ちのめされた気分になったので、「わかった」とだけ返信をし、その日は久しぶりに独り酒をした。


2021年4月 自転車に轢かれる

2021年7月 5万円入った財布を紛失する

2021年9月 弟に子供が出来て立場がまずくなる

2022年は最高の年にしたい。

2021-12-14

バチェラー4という「作品」に関するいち考察

バチェラージャパン4という作品を途中まで見たので現時点での感想を述べる。

なお本シリーズを見るのは今回が初めてで、本国作品も未視聴なので、本作が前作までと比べてどうかという話はできない。


ドキュメント風の舞台作品である

男女ともに参加者俳優さん、女優さんだよね?番組のコンセプト上、職業などの肩書きは立派だが役者としては無名、無経験が望ましい。かつSNSでもキャラを崩さない人。危うさがない人。それらのキャストキャラクターの役割バランスよく振られ、物語に沿って演出されている。

 視聴者全面的感情移入できる女性

 視聴者が敵意を感じる女性

 視聴者によって評価が真っ二つになる女性

→これらのキャラクターが動くことによる面白さを描くので、脚本編集能力がエグい。ただ、ドキュメントを銘打っている分、違和感を感じる層は離れていくか、釈迦閻魔様のような立場で楽しむ方にシフトしていく。初めからフィクションと書いてあれば新海誠作品として楽しむけどね。

演出は オーディション番組

視聴者完全不参加型、審査員は1人。付加価値としてキャッツファイトが見られる。


③売りは、視聴者の期待にどこまでも応える番組

ハラハラさせられるんだけど最終的には結末は一緒というジョーンズ感。そうそう、これが見たかったんだよ、という水戸黄門感。視聴者の期待を裏切ってほしいという期待も含めて応えてくれる。



コメンテーター役割

今川、指原、藤森のおかげで番組が3層構造になっている。(参加者→3人→視聴者。)あの3人がある程度ジャッジメント道筋を立てるので視聴者安心できる仕組みである

参加者視聴者の2層構造だったら、距離が近すぎて、見ていて非常にしんどい番組になることだろう。




恋愛

仮にこの非日常環境好意を感じるとするならばそれはドーパミンのせいであって、オキシトシン系はついてこないぞ。10の子は真に受けて真似しちゃダメだよ。これはAVとして楽しむものなのだから



家族観

4のバチェラー限定するけれど 母はどんな時も父を見捨てなかった と言うが、その父は母に対しては何を与えていたのかを合わせて語ってくれないと、薄っぺらく聞こえる。結局sexできる母親が欲しいんだよねって私が解釈する前に早く説明して欲しい。それでいいならそうするけど。



⑦その他疑問

※この番組純粋ドキュメント番組として、感動しただの、切ないだの、誰の性格が良い悪いだのと、完全な手放しで楽しんでいる層が一定数いそうで心配である出演者もあれこれ言われると思うので、人権心配である

※とっても絵が綺麗なので、どんなに盛り上がるシーンでも、今この視点の後ろには何人いるんだろう?(カメラマン、照明、メイク衣装、音声さんなど)何回リハして、何回立ち位置確認して、何回リテイクになったんだろう?と思ってしまうので、各種スタッフ存在を頭から消すのが難しい。警察24時だったらあん映像取れないぞ!という感じである


衣装さんの仕事が良すぎる。全員漏れなく可愛い


※オスとメス

そもそも動物の群れの中で一匹のオスを奪い合ってメスが淘汰し合うというのは不自然だよなぁ。私が知らないだけでメスがオスをめぐって殺し合う動物がいるのだろうか。動物ってだいたいオスの方が派手じゃん、ツノとか羽とかたてがみとか。メスの方が派手な動物っている?有識者の方、教えてください。


外国人を入れるというお約束

ハーレムものだと必ず外国人ハーフの人が出てきて、多様性や非日常感を添えてくれつつ、最終的に本命にはならないよね。どの作品起源なんだろう。



まだ視聴途中なので考察が変わると思います

2021-12-13

海外ドラマNG集とか見てると、育成環境の違いを実感する

日本でも昔はNG大賞とかやってたけど、ああいうの見せるって恥部晒してるようなものだと思うし、時間無駄、金の無駄だと思うよね。

どいつもこいつも失敗したら両手合わせて謝ってばっか。

逆に海外だとゲラゲラ笑ったり何ならわざとNG出したりする。

そんで日本からするとふざけた連中でしか無いのにそいつらはストライキとかもやったりするし年収日本人とかよりも高い。文字通りスターだし。

日本人はそういうのできないよね。役者でも。

しかしながらそういう役者が好き勝手やってゲラゲラしながら高い収入もらってヒャッハーする一方仕事できないやつがマックジョブ日本人未満の収入を得てフードスタンプもらってギリギリ生活をし、ハリケーンがてめえの人生ズタボロにしていくし、スラムなんかも割とある

スケールが違うんだよね。等身大の幅が違う。

2021-12-11

今日観たBLと読んだ非BL

はー、ひっさしぶりに時間を忘れてガッツリ本を読んだ。

ドラマ『美しい彼』第4話

あらすじ

 卒業式の日、平良は清居から不意にキスされた直後に突き飛ばされ、携帯側溝に落とし水没させてしまう。携帯から失われた、清居の連絡先。平良は清居と自分はもう関係ないもの自分に言い聞かせる。そして大学に進学した平良写真サークルに入り、そこで小山出会った。小山との時間平良の心を温かくしてくれる。平良小山との心地よい関係にずるずると浸かり、友達以上恋人未満のような付き合いを続ける。

 ところが、小山誕生日小山に誘われて観に行った劇に、なんと清居が出演していた。平良は1日を小山の為に過ごすはずが、清居から打ち上げに誘われた瞬間、「行く!」と反射的に答えてしまい……。



増田感想

 毎度言ってるけど、今回もまた萩原利久平良再現度が120%。完璧過ぎてヤバい。これぞまさに平良原作既読勢は、ストーリー原作に忠実でないとか平良にしては背が低すぎるのではないかとか(だが実のところ萩原利久結構高身長さんだったりする。どちらかと言えば清居役の八木勇征の背が高すぎるとも言えるが、あの身長からこそのプロポーションの良さなわけで……)で不満の人もいるみたいだけれども、少なくとも平良だけはマジで平良なので原作既読勢もニッコリ、になるといいんだけどなぁ……。

 ビーバー小山が思った以上に好青年風なので、小山に対する平良無自覚塩対応はただ「何この冷たい奴」くらいの寒い印象を与えただけでスルーされるほどのものになって霞んでしまうのではないかなと危惧したけど、清居に打ち上げに誘われた時の平良の「行く!」の即答はピュアさがありつつも無慈悲無自覚俺様キングオブキモうざ感に満ちており、とてもよかった。直後に場の空気が瞬間冷凍され小山がピキピキしてる様もとてもいい。あー、このドラマ役者さん達ほんと芸達者すぎていいわぁ〜。

 そして遂に孤高のクールビューティー清居の化けの皮が剥がれる時がきた……! 実はさびしん坊で甘えん坊の清居がツンツンツンデレ平良の脛に蹴りの一撃。このエンドから来週は遂に清居のターン。次回予告に興奮を禁じ得ない。平良による城田フルボッコ事件が清居の視点から見れるだなんて最高過ぎる。



私立探偵麻生龍太郎』(柴田よしき

 私みたいな二次創作からBLに手を染めた系の人間には、商業BL恋愛に重きを起きすぎていて少女漫画のようにゲロ甘くネチネチしていてあんまり受け付けられないっぽい。というあなたにはこれがおすすめ!! と言われて手に取ったんだけれども、本当は同作者の『RIKO――女神永遠――』から読んだ方がよかったのかな。本作の主人公は『RIKO』シリーズに登場する人気キャラクター麻生龍太郎物語サスペンスとかミステリーとかの類だけれども、麻生龍太郎とその同性のパートナー山内練のBL要素がある。しかBLレーベルから出版された作品ではないので「非BL」扱いだ。

あらすじ

 麻生龍太郎は色々あって警察を辞め、私立探偵として独立開業する。人を雇う余裕はないが、自分一人で食べていくには何とかなる程度に、細々とやっている所に依頼人がやって来たり、恋人の練がふらりと現れたりする。短編4話。ちなみに、BLとしてのあらすじはというと、ずっと別れ話してる、の一言で表せる。

『OUR HOUSE

 麻生事務所に裕福そうな身なりの女性 唐沢が依頼の為に訪れた。彼女の依頼は意外なことに、子供の頃に住んでいた借家の縁の下に埋めた「タイムカプセル」を探してほしいというもの借家は取り壊されてしまったものの、管理していた不動産屋のつてにより、借家過去の住人達消息トントン拍子に知れて、調査は順調に進むと思われた。ところが、唐沢には思いもよらない思惑があったようで……。

『TEACH YOUR CHILDREN』

 もっといい部屋に引っ越そうと誘う練。だが麻生は乗り気ではない。練に金を出させていい所に済む気は麻生にはないのだった。挨拶もせずに練が帰ってしまった後、依頼人が訪れる。今回の依頼人は、憔悴した様子の中年男の石田。彼は私立女子学園中等部校長をしていたが、既に退職した若い女教師河野から、身に覚えのないセクハラで訴えられかけていた。しか河野最初から石田を陥れる為に巧妙な罠を張っていたという。仕事を引き受けたものの、石田の話に釈然としない麻生。そんな時、一本の電話がかかって来た。電話の主は麻生の古い知り合いの沖田。彼女は元警察官で、現在麻生同業者だ。沖田の誘いで飲みに出た麻生だったが……。

『DEJYA VU』

 風邪を引いてしまった麻生病院受診し、調剤薬局へと薬をもらいに行ったところ、そこの薬剤師の顔に見覚えがあるような気がした麻生だった。そして相手麻生に見覚えがあるという。薬剤師の名は川越琢磨川越はいつどこで出会ったのか、どうしても気になって仕方のない麻生は、おそらく川越とは警察時代麻生担当した事件関係者の誰かだろうと麻生は見当をつけ、昔の仕事仲間・山背に川越琢磨という人物を知らないかと問い合わせた。すると、後に山背は川越琢磨について、思いもよらない情報電話でよこしてきて……。

『CARRY ON

 女をたぶらかし風俗に落とす、いわゆる「スケコマシ」の田村田村と偶然に再会した麻生は彼と会食をしているのだが、練との煮えきらない関係について説教をされてしまう。

 田村と別れた後、麻生はある女性から声をかけられる。彼女後藤絹子。東京地検の元検事で、現在弁護士をしており、離婚して旧姓の「早坂」に戻っていた。

 早坂絹子は麻生に奇妙な依頼をしてきた。それは、彼女が叔母の啓子から貰った指輪盗難に遭ったので探してほしいというもの。早坂は指輪を叔母から不正手段により取得したため、指輪所有権を持たず、そのため警察に頼ることが出来ないという。麻生指輪の手がかりを求めて、まずは啓子の元婚約者犀川修造の元を訪ねたが……。

増田感想

 ネタバレなっちゃうから詳細には言えないけど、どの話も面白かった。得に4話目の『CARRY ON』は本の半分弱のページ数を占める中編なだけあって、複雑に伏線が張り巡らされている。

 トリックもいいけど、登場人物の得に女性心理描写が巧みで素晴らしい。『TEACH YOUR CHILDREN』で河野石田校長を陥れようとした理由には、相手をハメるほどの気力と頭脳はなくとも、自分が同じ目に遭わされたら出来るものなら相手地獄の底に突き落としてやりたいと思うだろう。実際、私にも似たような経験はあるしね。『CARRY ON』で登場する馬淵尚美の、カッとなってハチャメチャな行動に出てしまった、その時の心理の移り変わりもリアルだった。

 BLとしては、麻生山内練は相思相愛だけど、前述の通り最初から最後までほぼ別れ話をしているようだし、練はたまにしか登場しないのもあって、そんなに満足度は高くはないかな。面白ミステリー小説を読みたいならいいけど、ガッツリBLを読みたい時に読むものではないかも。

 あ、一話目の途中になんか古のケータイ小説みたいに行間の開いてる箇所が一箇所あるけど、その部分は古式ゆかしい感じのBLラブシーンだったのね……。そ、そういう表現するんだぁ。驚き。

ちょっとしたBL解説

 本作はシリーズ物なので、これを読んだだけだと麻生と練の関係性とか練の人となりが良くわからないんだけど、麻生は元警察官で、練はヤクザ世界に片足をツッコんでお金を稼いでいる人。二人は相思相愛なんだけれども、麻生は練にヤクザ稼業から足を洗って欲しく、一方練はそういう気はなく、しかも恩人のヤクザの組長の跡目を継ぐかどうかっていう所。そんな訳で本作では別れ話が出ているのだ。

2021-12-08

観たBLと読んだBL雑記

ドラマ『美しい彼』第3話

あらすじ

 コンテストに出場した清居だったが、一位にはなれず。コンテスト終了後に一人きりで悔しがる清居を追いかけ、声を掛ける平良だったが、拒絶されてしまう。夏休みが終わると、教室ヒエラルキーが一変。清居はコンテスト入賞を逃した。たったそれだけの事で城田達、元清居のグループが清居外しを始め、それはやがて露骨イジメへと進展してしまう。城田達による清居への悪辣嫌がらせに遂にキレた平良は……。

増田感想

 これまで、原作に比べると純朴で可愛い印象だった平良が、ここへ来て原作通りの根暗アグレッシブ俺様ぶりを発動! マシンガンを構える平良の闇の深すぎる目線にシビれた。てか、「マシンガンがあればいいのに」って独白バッチリマシンガンをぶっ放すシーンで表現してしまうの面白いw なのに平良が城田に殴りかかってボコボコにするシーンは写さないし、平良の顔や身体に跳ね返ってるのは血糊ではなくトマトジュース(城田が清居にぶっかけたやつ)にしてしまうという、謎の表現規制w

 平良役に萩原利久を当てたことに当初は批判の声もなくはなかったんだけれども、萩原利久で本当に良かったとしみじみ思った第3話だった。あの平良の目つきを再現出来る役者は他にいないのではないかと思った。あと、跪いて清居の手の甲にキスするシーン、腐女子の夢がめっちゃ詰まってた!

 城田が平良八つ当たりした理由がわかりにくいような。といって私も原作の部分を正確には覚えていないけど……二学期初日に城田と二人で自撮りしてた元清居ファンロリ巨乳ちゃんが清純そうな顔して二股かけたせいで別れた、というやり場のない怒りを通りすがり平良にぶつけたとか、そんな感じだったような気がした。そんなドロついた背景のある城田とロリ巨乳ちゃんが、卒業式には何事もなかったかのように和解しているのには笑った。平良と清居の同級生達は小学生かよってくらい幼い。城田があまりにもアホな言動をする子にされているせいで、やること最悪なのにいい子っぽく見える。そもそも高校三年生なのにクラスで亀を飼っていたりとか、夏休み宿題を写し合いしてるとか、謎にリアリティの無い高校生描写なのは一体何故なんだ。

 清居がハブられたせいで思いがけずに訪れた平良と清居の二人だけの時間が、萌え萌えしくてよかった。お家で一緒に宿題したりとか、自転車二人乗りで帰ったりとか。

 さて、残りあと2話。次回にはあのビーバー小山が登場する訳だが、陰のあるイケメン平良&清居とは真逆陽キャ爽やか系イケメン高野洸小山役を担当しており、半端ないラスボス感が! しかも爽やか良い人そうな役作りでありつつ、なんだか「お前自分イケメンだってこと良く分かってるだろ」って感じさせる、うっすらとした嫌味のある演技。ビーバー小山ハンパない。予告では平良小山の前に立ちはだかる清居……これまたキングオーラを放っており、来週も見逃せないな。

 平良役の萩原利久、清居役の八木勇征小山役の高野洸は将来ビッグ役者になりそう。今もう既にすごいし。


『ENNEAD』(Mojito)

あらすじ

 正直読んでもあらすじが今ひとつからなかったのだが、エジプト神話の話。

 1話全部と2話の殆ど神話パートで、2話の終わり辺りでアヌビスが父のセトに歯向かい、そこにホルスがやって来て、ボコられた。3話でイシスがセトに殺されかけて、ホルスがセトを刺す。

増田感想

 シーモアで3話無料だったので読んだのだが、3話までではさっぱりストーリーがわからない。分からなさ過ぎるよ!

 ENNAD(エネアド。ヘリオポリス九柱神)の一人セトが暴虐の限りを尽くし、ホルスがそれを止めようとセトと王座を巡って闘うわけなのだが、Pixiv百科によれば、どうやらセト←ホルスBLであるっぽい。なるほどわからん面白そうではある。買って読むかというと……保留かな。

 なんか……たまに韓国BLを試し読みしてみると、ストーリーがかなり殺伐としているので驚く。海を超えてまで人気が出るような作品からこそ過激作風なのかもしれないけど、愛憎の憎の部分がめちゃ強いのはなんなの……。



ただの日記

 とあるBL書きのコミュニティで、BLと非BLの違いってなんなの? と聞かれた。

 アマチュア字書きの書くBL場合は単に男同士が愛し合ってるかセックスしてるかというだけで他に確たる決まりはなさそうだよ、でも商業BLはそれだけでなく他に守らなきゃいけない掟があるようだよ、と私は答えた。

 そしたら質問者が「じゃあ私の作品BLではないってことですか。私はBLだと思うんですけど、BLというジャンル設定で小説投稿サイト投稿したらダメなんですか」と食ってかかって来たので相手をしたんだけど、どうも要領を得ないというか……。そもそも最初アマチュアの字書きの書くBLは男同士が愛し合ってるかセックスしてるかというだけで他に確たる決まりはないって言ったじゃん! アマチュアなんだから好きに投稿すりゃええがな。誰も文句なんか言わぁしねえよ! と思ったけどそんなこと言ったら怒りそうだから丁寧にリプライした……。

 質問者自分作品なんかクソクソのクソだからプロになるなんて夢もまた夢だと言いつつ、BLってなんですか? 女性向けってなんですか? ライトノベルってなんですか? 等、アマチュアWeb上で投稿する限りにおいては別にそこまで厳密に考えんでもいいことを、あくま商業作品定義としてどうなのか? っていう意味で聞いて来るので困った。一体、この人は何なの? 死ぬほど自信が無いと言いながら実はプロ目指していたりするの?

 段々相手するのが馬鹿らしくなってきたけど、真面目に対応しないとキレ散らかしてコミュニティーを荒らし荒らしから垢消して去る系かなと思ったので、「ggrks」と言いたいのを抑えて分かる範囲で答えた。

 最終的に、

ジャンル分けを気にするのはプロになろうと思ってコンテストに応募する時だけで、ただ投稿サイトに投稿するだけなら、自分BLと思ったらBL投稿すればいいってことですね」

 と分かって貰えた……。と思ったら、

「で、私の作品BLなのでしょうか?」

 と、話が振り出しに戻った。

anond:20211207234515

俺に一目惚れした女の子とその後結婚することになるわけだけど

まあそれはおいといて大学に進学し、コミュ力を鍛えるため演劇部に入った

これがまあ失敗で、演技力はついたけどコミュ力を鍛えることはできなかった

3年在籍して主演舞台もなんどかやったけど誰とも会話した覚えがない

当然友達など一人もできない

役者仲間であり友達がいない変わり者仲間のOくん、元気ですか

君とは二人舞台もやったし一緒に二人で金沢旅行に行ったけど、少しも仲良くなれなかったね

それから俺は稽古で消耗し過ぎて学業がおろそかになり、ついには部活フェードアウトして

から電話にも出ず引きこもってパソコンばかりやるようになり、そのまま中退

通常であればここで人生が終了しているところだが俺の場合はここから人生の始まりだった

 

急に記憶スイッチが入ってしまい全く関係ない増田へのトラバで半生を回顧してしま申し訳無い

2021-12-06

anond:20211206164326

やっぱ矯正って偉大だわ

たまにテレビとか映画見てても「こいついい役者なんだけど口開けるとガチャガチャなのもったいない」って思う奴おるし

2021-12-05

anond:20211204082528

ジョジョ演技力ある役者さんばかりキャスティングしてるから……。

声に違和感を感じる原因って、声質ではなくて演技力の話なんだと思う

みんなちがってみんないいはそりゃそうだけどさ

2021-12-04

anond:20211204215039

子供は親を選べないこと、ゆめゆめお忘れになるな。子供ができた時点で、アンタが他人と上手くやれないとか、そんなんどーでもいい。たとえそんなでも、んなもん億尾にも表面化させるな。仮面かぶって舞台役者気取ってでも、"幸せ感"を出せ。その幸せ感をもって子供に接しろ子供が小さいうちはな。大きくなって独立したら、今度はアンタの気持ちを一番に考えて行動しな。周りがどう思うとか、どう言うとか、んなもんどーでもいい。子供幸せにしてあげられるのは親しかおらんけど、自分幸せにしてあげられるのは、他人じゃない、自分だけだ。

ポリコレ映画問題点って

ポリコレ映画に持ち込むのうんざりするんだが」

anond:20211204011112

これを読んで思ったんだが、ポリコレ映画(に限らずゲームなど)の問題点って、「誰も本当にポリティカリーなコレクトネス」には興味がないことだよね。

要は今のポリコレって、「作品出資する金持ちリベラル」が、ポリコレっぽい作品出資してる=流石!と褒められるための名刺しかないじゃん。

無理やり金で脅してポリコレねじこんでるから中身の質が低い。

それに付随したい、金も出してなくて権力にすがりたいだけの奴らが、ポリコレポリコレと喚いて足場固めをしている。

ポリコレが金儲けの道具ですらなくなって、名誉欲や権力欲の道具に成り下がってる。

から制作者はやりたくもないのに、嫌々表面上だけポリコレにしてるような酷い作品が多い。

本当にポリコレを目指してるんなら、今のポリコレは一体どういう意図で、誰に向けたものだっていうんだ?


LGBTストレートが演じると「LGBT役者の機会を奪ってる」と批判が起こるけど、じゃあ労働環境改善するためのものなの?

労働環境改善なら作品の内容は関係なくない?

日本アニメキャラで肌が黒いとすぐ黒人認定されて、黒人以外が吹き替えをすると批判が起こるけど、それ「褐色アジア人」を無視してることにならない?

黒人労働アジア人労働に優先するというのがポリコレ見解なわけ?

「様々な人種LGBT映画に出ることでマイノリティ勇気づけられる」っていうけど、

とにかく色んなマイノリティステレオタイプを出しときゃいいんだろ、作品台無しになっても雑に登場させればいいんだろって今の状態は「勇気づけられる」わけ?

スターウォーズなんてそれでアジア人キャストヘイトが集まったけど、完全に「雑な仕事をしたせい」でみんなが嫌うキャラクターになってたわけじゃないか

「客を喜ばせる商売であることを忘れて、ポリコレ優先で仕事も雑になってヘイトまで生むって、ポリコレとして本末転倒すぎじゃないか

かっこいい白人女が映画ゲームに出るたびに毎回「レズバイ」って設定なの、それ本当にLGBTの人のためを思ってる?

それこそ「イメージ固定化」だし「LGBTの消費」じゃない?

娯楽なんだし自分好みの設定のキャラで喜ぶのはいいけど、それって何一つポリコレじゃないぞ。わかってる?

世界一売れた映画でもいまだに日本描写80年代ステレオタイプだったよ。

大作映画ステレオタイプで出されたうえで、さらにそのステレオタイプが受け入れられて問題視もされないことが浮き彫りになって、それで勇気づけられるほどマイノリティ馬鹿だと思ってるの?

ポリコレは素晴らしい、ポリコレがなかったらもっと差別的作品で溢れかえる!」と言ってる人は、こういう悲惨な現状をきちんと批判してるの?


表面だけは取り繕ってるせいで誰も本当の問題に辿り着けず、議論批判もできなくなって、

批判すれば自動的に「差別主義者」扱いされる状態を生み出した。

これが「ポリコレ」の一番最悪なところ。

本当に、最悪の一言だ。

2021-12-03

昨日今日に読んだBL

 シーモア無料で読めるBLを物色したのだが、無料作品最近新刊が出た作品の1巻部分とか以外は、精神力をごっそり削がれるなぁ。ずらりと並ぶ表紙の裸率の高さたるや。無料なんだから仕方ないけれども、頭痛くなってしまい、面白そうなタイトルが探せない。

 ともあれ、読んだBLのことを書く。

オレとあたしと新世界(古宇田エン)

 シーモアで今月の9日まで、4話ぶん無料公開されている。

あらすじ

 日雇い労働者マコトは、ある夜、仕事仲間に連れられて入ったゲイバーでしのぶと出会う。しのぶが元彼が家に置いていった棚を解体する為の工具をマコトから借りたことがきっかけで二人の距離は縮まる。仲のいい友達のはずが、いつの間にかしのぶの部屋に入り浸っていたマコト。ほぼ恋人同士状態にも関わらず、マコトはしのぶの本名さえ教えて貰えないまま日々が過ぎていった。そんなある日、しのぶは職場ゲイバーの夏恒例の日帰り海遊びから帰ったら本名を教えるとマコト約束する。ところが海遊びの帰りのバスの中、マコトがしのぶの肩に持たれたまま寝入ってしまい、目を覚ますと……。

増田感想

 軽い気持ちで読み始めたら、ヤバい、猛烈どシリアス。わかりやすい超特大不幸急展開に突き落とされてしまったぁ! すごくベタなんだけど前フリほぼ0でこれはかなりきついな。1話目の陽気なゲイバーのイケイケなノリはなんだったのか。ずっと陽気な仲間でキャイキャイしながら支え合っていくのではなかったのか。

 時の経過とか時系列がかなり分かりづらくて、何度もページを行ったりきたりしてしまった。そこが分かりづらいからこそ突然のシリアスにまんまと衝撃を受けてしまったのだけれども、しかしそれにしても第一話半ば辺り、解りづらすぎね? という気もする。

 期間限定無料の4話のラストがあまりにも引きが強すぎて、思わず1巻を買いたくなってしまったのだが、某BLレビューサイト確認したところ、最近4巻が出たばかりでしかも未完。3巻から4巻が出るまでに三年以上の空白があったというので、続きを正座待機するのはかなり辛そう。完結するまで買うのは止めとこうかな。恋愛ものというよりも、とあるゲイカップル人生を描いた超大作なのかな。読むのに覚悟が要りすぎる。あと、読み応えはあるけど萌えはしなかった。



『飛行少年ズ』(野火ノビタ

(【追記】おもいっきタイトル誤変換していた!「非行少年ズ」ではなく「飛行少年ズ」が正しい)



 「野火ノビタ」は榎本ナリコ先生二次創作でのペンネーム。本作は『幽遊白書』(冨樫義博)の二次創作BL漫画で、カップリングは蔵馬✕飛影。

あらすじ

 百年後の未来。飛影が東京タワーの近辺をうろついていたところ、偶然蔵馬と再会する。妖力を喪いただの人間となった蔵馬は、人としての天寿を全うして一度死んだが、自分そっくりアンドロイドに憑依して復活し、日本に帰ってきたという。ちなみにタイトルsteel man No.28の意。つまり鉄人28号

  • 『好き好き大好き』

 黒龍に心の表層部を喰われてしま精神幼児化してしまった飛影が、蔵馬の背中にへばりついて離れなくなってしまった話。タイトル戸川純の曲から

 大人になった蔵馬が、飛影と自身との関係ピーター・パンとウエンディの関係になぞらえて語る話。

二次創作なので感想を書いても仕方ないような気もするが……。

 一話目は飛行して、2話目はぶっ飛んでいて、三話目もやっぱり飛行していた。さすが『飛行少年ズ』というタイトルなだけのことはある。久しぶりに読んだが、懐かしき平成同人誌のにおい! 楽曲引用、枠外で語られるどうでもいい設定、変な模様のスクリーントーン。懐かしい、ああ懐かしい!!

 『SM-28ラスト辺りの飛ぶシーン、鉄人28号というよりはサイボーグ009だった。002と009は飛ぶというよりは墜落したのだけれど。『好き好き大好き』は全力で飛ばしてるギャグから最後ストンと切なさ残すエンドなのがとてもいい。これ、こういうところが、野火ノビタ先生同人誌の好きなところ。『飛行少年』では、唐突にフック船長役で軀が登場したけれど、そんなことして、剃刀入の殺害予告とかビリビリに破られた本の返送とかに遭わなかったのだろうか。と、昔の過激派やおいちゃん(←腐女子という言葉が当時はなかったのだ)恐すぎ伝説を当時の同人界隈を知る人からいたことがあるので思った。ピーター・パンとウエンディ……原作はどうかなと思うが、二次創作での蔵馬と飛影の関係性って概ねそんな感じがする。

 榎本ナリコ先生の『センチメントの季節』が読みたくなっちゃったな。BLじゃないけど。


 私自身はリアタイ当時はBLをまだ知ったばかりだったという(むしろ幽白で知ったのだが。)のもあり、幽白BLにそこまで深い思い入れはない。だが、野火ノビタ先生の蔵飛はすごく印象に残ったので、大人になってから再録本を買った。今の私のBL読書傾向からすると、幽助✕蔵馬辺りにハマりそうな気がするが、さてどうかな。といって、幽白全巻読み返すのはちょっと億劫だ。いざ読めば面白くて徹夜読破しかねないほどだというのは、分かっているけれど。


『日々、君』2巻(小池定路

あらすじ

 劇団の手伝いやさとるの脚本を通して、演劇をしてみたいと思ったいつきは、そのまま入団新米役者として稽古に精を出すことになった。一方、さとるはというと、いつきが入団したことを嬉しく思いながらも、私情を挟んで依怙贔屓をしてしまうのではないかとおそれていた。また、自身のいつきへの感情性愛含みの恋愛だと気付き、自己嫌悪に陥ってしまう。

増田感想めっちゃネタバレする。)

 んまぁー!? 想像以上にちゃんとBがLしているではありませんこと!?

 ていうか、最後まで恋なのか何なのかわからないままもだもだし続けて終わるのかなと思っていたから、ちゃんと告るまで行ったことに驚いてしまった。その前に、いつきの豪快な脱ぎっぷりに動揺したさとるが、「そういう意味」での欲をいつきに対して持っていたことを自覚して悩む……ところまで行くとも思ってなかったし。ほのぼの系かと思ったら、案外シビアに掘り下げたな。1巻の冒頭辺りでまず、いつきのうなじの辺りが綺麗だと独白していた時点で、さとるがそういう欲を持っているのはモロ見えだったから、今更いつきの後頭部の刈り上げ部分を触りたい以上のことを言うとは思わなくて。いいけど……読んでるこっちもかなり動揺する展開w

「同性をそんな目で見るのは失礼では?」

「異性に対しても失礼じゃないの?」

 というさとると坂上の会話が印象的。自分気持ちを打ち消すのに、もはや同性だから言い訳にはならない。いい時代だけど奥手人見知りには退路がなくて大変かもなあ。

 それと、最強に萌えた&笑ったのは、パーカーonパーカーいつきくん。いつきのかわいい挙動の最たるものがこれ。かわいい

 この巻で早くも完結になってしまったけれども、もっとさとるといつきの日常を見てみたいなぁと思う。小池先生あとがきに描き足りないと書いておられたので、小池先生ツイ垢フォローしなくては! ちなみに、ずっと自キャラで遊んでいるタイプBL作家さんが私は好き。

 

2021-11-26

観劇マナーって何で必要なの?というお話

観劇10年超の舞台ファンです。同時に、役者ファンでもあります

先日、ある舞台を観に行きました。

舞台自体はとても楽しかったのですが、SNS感想を探していたら、

ライブグッズのトレーナーを着て観に来ている人がいた」

と悲しんでいる人をお見掛けしました。

多くの人は、「特定個人ライブグッズを身に着けて観劇に行く」ことに対して否定的だったのですが、

一部「私は気にならないけど・・・」「服くらい別に良いのでは?」という反応もありました。

それを眺めながら、

「あれは良くない」「これはだめ」という注意喚起はよく見るけれど、そればかりではなくて

そもそも観劇マナーって何で必要なの?ということを、みんなが自発的に考えていけたら良いなあ

と感じたので、なんとなく私の思うことを書き留めておきます

これからマナーについて考える時に、何かの参考になれば幸いです。

まず、観劇に限らず、マナーとは「想像力」「気遣い」だと私は思っています

大切なのは自分が気になるかどうか」ではなくて、「周りに気にする人がいる可能性があるかどうか」です。

・・・という、抽象的な話をしていても分かりにくいと思うので、

先に書いたライブグッズの件について、少し具体的に考えてみます

あるアーティストさん(以後Aさんとします)のファンが、Aさん主演の舞台を観に行くことになりました。

せっかくだから、Aさんがライブ販売したグッズを身に着けて行きたい。

Aさんに、「あなたファンが観に来てますよ!」って伝えたい。

私にもずっと応援している推しがいるので、その気持ちはとってもよく分かります

応援している気持ちは、本人にしっかり届けたいですよね。

でも、ここで少し立ち止まって、「想像」してみてください。

その応援の仕方に、問題はないでしょうか?

大前提として、今から行こうとしているのはAさんのライブではありません。

舞台は、Aさんひとりのものではありません。

Aさん以外にも、Bさん、Cさん・・・たくさんの出演者さんがいて、皆さん同じだけの熱量をもって一緒に舞台を作り上げています

そして、その舞台を観に来るのは、当然ながらAさんのファンだけではありません。

Bさんのファン、Cさんのファン

更には、作品自体好きな人観劇をすることが好きな人

その劇場が好きで、その劇場で上演される作品は何でも観る人。

属性目的バラバラ他人同士が、たまたま同じ日のチケットを取って、同じ舞台を観る。

劇場というのはそういう場所です。

例えば、Aさんのライブに全く別のアーティストさんのライブグッズを身に着けた人が現れたら。

「お前何しに来たんだ!?」ってなりますよね。

作品とは全く関係のないグッズを身に着けて行くということは、Aさんのファン以外の全ての人に、そういう思いをさせてしま可能性があるということです。

もちろん、気にしない人は全然気にしません。

でも、気にする人は本当に気にします。

から可能性が少しでもあるのなら控えておく。それが「気遣い」であり、「マナー」ということだと思います

ちなみに、もっと先まで想像すると、

Aさんをよく知らない人が上記のようなAさんファンの姿を見た時に、

「Aさんのファンって空気読めないんだな・・・」と不快に感じたりします。

人によっては、「Aさんには申し訳ないけど、ファンが怖いから私の推しとは今後共演してほしくないな・・・」とまで思われることも。

ファンの行動が、巡り巡ってAさんの評価を下げてしま典型的な例です。

Aさんも、Aさんと共に仕事をする人達も生きた人間ですから、その人達に対する「気遣い」も必要です。

特に舞台は、役者さんと観客が同じ場所存在している訳なので、

ファンマナーがなっていないと、それが舞台上の人達にもダイレクトに伝わります

好きな人に、「うちのファンすみません・・・」って肩身の狭い思いをさせるの、悲しいですよね。

舞台は、「時間お金で買うもの」という人もいます

周りの人達も、自分と同じだけのお金を払って、同じだけの期待を胸に席に着いています

お互いに嫌な思いをすることなく、させることなく、劇場に集った全ての人が、楽しい思い出だけを持って帰ることが出来るように願っています

そして、舞台に関わる全ての人が、幸せ気持ちで公演を終えられますように。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

2021-11-25

デューン見てきた感想

専門用語多すぎて何の話してるのかわからん場面が多かった

もうこの手のハリウッドSF大作ものでは当たり前になってきたが、盛り上げどころの戦闘シーンでは臨場感が凄い、目の前に超巨大な怪物天変地異メカ現存するような感覚アドレナリンがでる

ヒロインポジション母親でおばさん感あり、萌え萌え美少女とは言わんが若い女の子も置いた方がと思うのは俺がロリコン文化に疑いを持たない日本人からか?

キャラ死にすぎ、重要そうなポジションキャラでもあっさり死にまくる、せっかく用意したキャラ使い捨ててる感ありもったいない、見てる方もいちいち人物相関図がリセットされるので記憶するのがめんどくさい

アラビアンナイト的な砂漠地帯文化SFガジェットが混じる世界観は独特で美しい

主人公主人公感がない、ヒョロガリ陰キャ雰囲気役者さんの顔立ちのせいかスケールが小さそうな印象がする

主人公未来予知能力があり、突然未来ビジョンが見えたりするのだが、それを表現するために進行中の出来事から突然主人公予知能力で見てたビジョンに切り替わったりする

今これどっちやねん?としばしば混乱した。監督メッセージでも同じ演出多用してたからこういう演出が本当に好きな人なんだなーと思った。ちょっとくどく感じる。

2021-11-24

TBSで今やってるドラマ日本沈没

軽い。何もかもすべてが軽い。

重いテーマを扱ってるはずなのに、それが全く伝わってこない。

役者の演技すら軽い。そういう演出をわざとしてるのだろうか。香川照之無駄遣い。

虎者ーNINJAPANー三年目に思うこと 〜脚本必要性について〜*0

TravisJapanの主演舞台が決まって、しかもそれが3年も続いてて、幸せなことだな、って思っています。本当にその気持ちは、嘘偽りなく、あって。「約束された現場があるありがたさ』、そのことには本当に感謝しています

けどね、さすがにちょっとだけ、わがままも言いたくなってきました。人って贅沢なので。あと、普段ジャニーズ舞台愚痴をいうのは、時間無駄だと思ってるので、ぼんやり見るように心がけてるのですが、

11/30締め切り案件(*1)があって寝不足なので、暗闇で眠くならないように、でもトイレも行きたくならないように、カフェインタブレット飲んで行ったら、頭がさえちゃって、考えなくていいことを考えながら、舞台を見てしまった。

ということで、ここから2021年版の愚痴です。読みたくない方、ネタバレ踏みたくない方は、ここから先、読まないでください。

***

虎者に関する愚痴は、もう基本的に「脚本」もうちょっとなんとかならない????です。そこに尽きます

2019年も、2020年も、そして2021年も、虎者の感想として「お芝居部分はショータイムを見るための、壮絶なじらしプレイ」として認識してました。だってショータイムの方が楽しいんだもん。どう考えても。

2021年は、お芝居シーンのラストで、「俺たちの育ての親の朱雀が闇の帝王だったなんて、とんだ災難だったよな。」と七五三掛龍也が言うセリフがあります。その時、客席で思ったのが、「そのとんでも設定の舞台、見せられてるこちらも、とんだ災難だけどね」ってことです。

でも、今日は頭が冴えてたので、これ、演じている方はもっと「とんだ災難」じゃない?ということに気がついてしましました。この、セリフほとんどなく、うっすい内容の舞台の中で、Travis Japan もImpactors もすごく頑張ってるな、と気づかされる部分があります。(「のえる」と「かいと」以外は舞台中で役名がでてこないので、フルネームで記入します。)

例えば、松田元太は最初に「まだ力が足りない気がする」って言っていた通り、ずっとちょっと周りを警戒してるちょっとビビリな感じを出しているし、中村海人は、自分が「のえる」を置いていった判断をずっと引きずっているのを全面に渡ってだしています。2人とも、ちょっとしたセリフきっかけにして、なんとかキャラを作ろうとしています一見セリフが多く、キャラクターを作りやすく思える「川島如恵留」と「宮近海斗」は、きっかセリフを言わされすぎてて、実は逆にキャラクター作りづらそうだなぁと思ってみていますそもそも、一回完全に舞台上で死んでから特に何の説明もなく復活するなんて役、やり易いわけないです。今回、川島如恵留物語のひずみをすべて受けとめる役になっていますが、それをなるべく自然に見せようとすごく頑張っていると思います

Impactorsでは、オオワシ(影山拓也)、ハヤブサ(佐藤新)が、もともとキャラクター性を与えられているのに加えて、武器も違うのが強いです。他はみんな、武器が刀だけれど、全幕、逆手で通してる基俊介も、キャラ立ちしてるな、って思います。逆手持ちは自分で決めたのでしょうか。すごい工夫です。せっかくならみんな武器を変えるだけで、バリエーションだせると思う。

そして、カゲロウ松井リマ)、朱雀長谷川純)の2人。カゲロウは、前半は虎者の敵のフリをしているが、実際には虎者を味方にしたいと考えていて、朱雀は前半は虎者のボスですが、実際には虎者を使い捨てようとしています。2回目以降の観劇でそれを知って見ると、2人とも、ものすごく密かに持っている本心の芝居をしていて見応えがあります。でも、初見だとその演技の意図がわからない。虎者ーNINJAPANーは、古典演目ではないので、さすがに初見では気がつけない演技を強いる脚本はどうなんだろうと思います。(*2)

クイズ番組で、クイズが「1+1=?」みたいなものだけだったら、どんなに知識のある人でも、ポンコツ回答できそうな人でも面白くならないと思います舞台において、「脚本」はクイズ番組クイズと同じ。「ホン」が不在に等しいこの舞台を、必死面白くするように頑張ってる7人(+7人+1+1人=16人)、の努力、ほんと凄まじいです。

お芝居の最後に、中村海人が、如恵留に対して、置いていったことを謝り、それに対して松倉海斗が「もういいじゃないか。2度はくどいぞ。」という箇所があります東京公演では、ここのシーンにおいて、2人がアドリブで遊び始めたのですが、11/21くらいからかな、アドリブはなくなり、元に戻りました。想像ですが、きっと、「ここは、最後シリアスなシーンとして演るべきでは」と大人からアドバイスがあったのだと思います

かに、お芝居全体からしたら、ここはシリアスに演じるべきかもしれない。でも、観客としては楽しみにしてたアドリブでした。だって、もう他に虎者同士の関係性がでる箇所が少ないから。

1人1人のキャラがなく、ということはキャラ同士の関係性もない虚無のお芝居のあとにある、ショータイムショータイムになった瞬間、重たい鎖かたびら脱いだ?ってくらい、自由にいきいきと踊り始めるTravis Japan

2019年に屋良くんが教えてくれた通り、本当にたくさんアイコンタクトを取りながら、楽しそうに踊っていて、だから見ていて、とても楽しいです。虎者の無味乾燥実体のない「役」を脱いで、本来Travis Japanになったから、みえ関係性があるんですよね。はぁ全幕、ショータイムやってて欲しい。

***

とまぁ、ここまでツラツラ愚痴を書いてきたのは、単に憂さ晴らしをしたかったわけではなくて。あと、チケット代返せ、とか、もう観に行かないぞ、とかいう話でもなくて。来年以降も虎者があるとしたら、こういう要素ちょっと入れてくれたら嬉しいのにな、的な妄想話がしたかたからです。(*3)

2019年2020年2021年と毎年脚本が変わっているのは、しっくりきていない、という考え自体は共有されているのだと思います。私が2021年版で一番気に入っているところは、謎の家族設定がなくなったところ。でもそのせいで、物語が薄味になったのも事実だと思います。(設定なくしたら、足さないと)

舞台見ながら、考えていたのは2つ。(カフェインって怖い。こんなに普段ポンコツでも、頭の中がデュアルコアになる。)

1つは、せっかくTravisJapan と Impactorsが 7人同士なので、1人の人間の中の「善」と「悪」を描くスタイルにして、最後、清濁併せ吞んだ形の「真の虎者」になるタイプ。(Impactorsの名前が影虎軍団ならちょうどいい。)朱雀は父で、カゲロウは(魔法で年をとらない)母で、それぞれ戦っているみたいな感じ。

これだと、どういう悪の心と戦っているかで、ダンスバトルだったっり、殺陣だったり、戦いのバリエーションできそう。(去年のバトン対決のやつ、楽しかった。)

ちょうど7だし、「七つの大罪」とか、ちょうどいい具合にハマりそう。(日本だと、ほんとは、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八徳の方が、ハマりがいいような気もするので、朱雀カゲロウ巻き込んでもよいかも?)

もう1つは、忍者設定をもっと生かす。メンカラも踏まえて、

宮近海斗(赤):炎系の術を使う

川島如恵留(白):風系の術を使う

七五三掛龍也ピンク):幻術を使う

吉澤閑也(黄):毒術を使う

中村海人(緑):木の葉の技を使う

松倉海斗(土):土系の術を使う

松田元太(青):水系の術を使う

とか。

いま、適当に書いたので、ほんとはもっと良いのがあると思いますが、まぁそんな感じ。(『伊賀の影丸』読みたくなってきたな笑)

それぞれ、得意な術の情報とかあるだけでも、トランポリンとかトランポリンとかトランポリンとか、映像ももっと作りやすいと思うし、楽しめると思います。俊足の七五三掛!とかキャッチフレーズがあっても楽しいし、松松の分身の術もみたいです。(そろそろ、脳内で「千年メドレー」は踊れる気持ちになってきたので、分身の術も習得したいなと思ってます。)

もうね、ほんと素人の思いつきなんで、別にただ書いて、昇華たかっただけなのですが、できたら来年は、少ないセリフを手がかりになんとか舞台を成立させようと努力しているTravis Japanじゃなくて、

新しい「役」の仮面かぶっているところがみたいです。

私が、普段舞台を観に行くのが好きな理由は、「役者さんが自分自身をメディアにして、別の人物表現するところ」です。器と中身のずれというか、隙間の所が、ゾクゾクします。役名と、実際の名前が一緒のジャニーズ舞台においては、少し変わる部分もあると思うけど、光一さんと「コウイチ」が同一ではないように、やっぱり「役」の仮面というのは存在するのだと思います来年こそは、重たい鎧ではなく、つけるに足る仮面をつけた舞台がみたいです。

と、ここまで、全て、来年も虎者ーNINJAPANーがある前提で書いてきてますが、そして、今のところ、あると確信していますが、まず、ありますように!!!

*0:あえての〜を仕込んでみました。(言わなくていいことをいうスタイル

*1:M誌大賞鬱をわずらっています

*2:複数回見ることが前提なんだとしたら、それはそれで、事務所もっと言いたいことがあるよ。笑

*3:来年、まったく同じ脚本でも、今年よりひどいと言われても、全力で行くは行く。

2021-11-22

anond:20211121144555

家族サポートがない老人は困難が付きまといます。」というフレーズを見て、思い出したことがある。

特定防止のため詳しくは書けないが、近所に孤独徘徊老人がいた。

でも身なりや言動が多少でもマトモなら、おせっかいな心優しい人が警察役所通報してくれるだろう。

だが、その老人は「山姥」と「ゾンビ」を足して割ったような出で立ちで、はっきり言って異様だった。

長年の徘徊から髪の毛は歌舞伎役者みたいなボリューム(もちろん洗髪していないので超不潔)、身につけていた衣服はボロ布で、ほとんど上半身は素っ裸に近かった。

しかも近所中を言葉にできないよう叫び声を上げて歩き回っていたので、それを見た祖母は「またいたよ…」と引いていた。

とある情報から聞いたところ、(詳しくは書けないが)「色々とあった結果」ロクな治療も受けられず、ああなってしまったらしい。

20年近く前に実在した妖怪みたいな人だったが、東日本大震災前後から見かけなくなった。

どこかで保護されていればいいが、「家庭の事情から察すると楽観的なことは考えにくい。

増田含むはてなーツイッターでも頻繁に見かける「(病んだ)独身高齢者」が増えていくにつれて、こういう事例は珍しくなくなるだろう。

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