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2023-06-08

これが富裕層の生態だ!

ちょっと思い立って、自分のことを書いてみようと思う。

世間的な基準では富裕層成功者といえるんだろうが、それでも現実問題としてそう贅沢なことはできないし悩みも多いよ、というお話です。

【経歴】

現在40代後半です。

子供のころから勉強は得意で、高3のときから3か月だけ受験勉強して東大理1合格。理3も狙える成績だったが、医者になる気はなかったので理1で充分。

その後、物理学者になるかソフトウェア産業仕事するか迷ったが、金に目がくらんでソフトウェア産業選択

最初の4年だけサラリーマンをしたが、同僚がアホすぎるし給料も安いし、自分協調性に欠ける性格なので辞めてフリーランスエンジニア転向。今はともかく、当時は珍しかった。

仕事上では特に最初の数年は波乱万丈でとてもここには書けない。15年前に結婚し、今は4人子供がいて、6人家族である

仕事

ソフトウェア仕事最近年収4000万前後

月給いくらではなく、完成形のソフトウェア仕様を定めて、開発費と月額保守費で稼ぐのがポイント。いったん安定稼働してしまえば月額保守費で長期にわたって労力をかけることな収入になる。一番長案件だと、それだけで累計収入2億円くらいなんじゃないのかな。

開発はほとんど自分個人でやるが、一部は友人に委託することもある。こういう仕事個人間で長期に形成された信頼関係の中で成り立つものなので、SNS転職サイトでは絶対に出てこない。

僕の仕事関係者がこれを見ても、僕だとはわからない範囲で書いています

家計

かに年収は4000万なんだが、お上2000万はもっていかれる。

お上とは法人税所得税住民税厚生年金健康保険の合計だ。

自分だけの法人を作ってそこから自分給料を払っているが、自分給料を上げると所得税が上がり、自分給料を下げると法人税が上がるので、トータルではそう大きな差はない。江戸時代と同じ五公五民

サラリーマンの人に言っておくと、社会保険は労使折半なので、会社として負担する人件費は額面年収+15%くらいだぞ。

まり手取りは年2000万、1か月あたり160万くらいだ。消費税抜きにすると145万ほど。

そこから

家賃50万: 都心に住んで6人家族だとふつうの家でもそれくらいかかる。なおタワマンではなく普通賃貸住宅

教育費40万: 子供1人あたり10万。モノより経験に金を使う主義なのでこれくらいは当然。

食費20万: 家族が多いと、ハナマサの安い肉とかを活用してもそれくらいにはなる。

日用品光熱費その他20万: スマホ代も6人分だし。

実家への仕送り10

手取り160万/月でもこんなものです。貯蓄に回す分はあまりない。王族のような生活とは程遠い。

支払いは可能な限りクレジットカードにまとめてて、その支払いが大体70万/月。その明細を見ても、妻が使った分含めて特に贅沢はしてない。

服はユニクロしまむらだし、ワインも1本2000円以下のしか買わないし、外食も月1回程度。大した余裕はない。

旅行は年1回行くが、6人家族なので、国内でも100万、海外なら200万かかる。なかなかの出費だ。

都心に住まなければ生活費は圧縮できるが、子供がある程度大きくなると友人関係などから引っ越しは容易ではない。最初の子が生まれる前に郊外引っ越しておけばよかった、と思わなくもないが、ケチケチしてても自分寿命が尽きるほうが先だろうからバンバン使う主義だ。

なお、スポーツ選手漫画家など、人生総収入がごく短い期間に集中する人はこの不公平感が僕よりさらに大きいと思う。制度がクソすぎる。

行政へ】

年間2000万納めつつ子供4人育ててるんから児童手当の所得制限がどうこうとかで揉めてるんじゃねーよ。誤差の範囲だろうが。

少子化の原因は、産業構造の変化とかもあるが、消費税社会保険料率の上昇ですよ。これを10年前の水準に戻してくれれば僕の手取りは年300万増えるし、それなら子供もう一人追加してもOK

それだけの負担をしても、僕は子育て大好きだし、子育ての喜びは生物本能だとも思うので、これが一部の特権的階級だけのものになっているのが本当にもったいないと思う。

2023-06-07

異常独身男性まっしぐらな俺の自分語り

幼稚園の頃に引っ越しがあって、全く知らない土地にきた。知り合いもいないし、親の教育方針で家の近所の保育園ではなくかなり家から離れた幼稚園にいきなり放り込まれた。元々いた幼稚園記憶がないから前はどうだったのかわからないけど、新しい場所に全く馴染めず常に疎外感を感じていた。

小学校に上がると、遠くの幼稚園に通っていたのもあって知り合いが一人か二人しかいない状況になった。登校初日、あまり不安から泣きながら親に行きたくない駄々をこねたのを覚えている。

多少の疎外感と友達殆どいない生活にもなれたころ、遊具の上から友達に突き飛ばされて骨折し、授業に参加できなくなった。

そこからというものさらに周りから避けられクラスから浮いた存在になった。それが原因だったのかいじめが始まった。

そうでなくても私は親の方針髪型坊主で、理屈っぽく嫌味たらしいCS深夜アニメ再放送ばかり見ているような今考えるとどうしようもなく気持ち悪い子供だったので、いじめ必然だったかもしれない。

悪口ものを隠されるだけではなく、ありもしない噂を立てられたり、殴られたり蹴られたり投げ飛ばされたりもした。

いじめ主犯格友達が通る階段を避けて、上級生の使う階段を早足で駆け上がる日々が続いた。

そんな日々が5年ほど続き、限界に達した先生いじめのことを報告した。幸いなことにとても良い先生だったので一応形的にはクラスのほぼ全員から謝罪を受けた。

しかし、暴力や直接的な悪口がなくなっただけでよりクラスから浮いた存在になってしまい、あからさまに避けられるようになった。

特に女子生徒から存在自体が悪かのように嫌がられたのを覚えている。

中学生に上がると、幸運なことに別の小学校からの生徒もいたため、いじめ過去を知らない子達とはそれなりに仲良く出来た。

が、大半の人間からは避けられクラスからはやはり浮いていた。

しかも当時の私は携帯を持っておらず、クラスの内のカースト政治にも殆ど関与しない立場だったため、常に空気のような扱いであった。

高校では小学校からの知り合いがいない学校に行きたいと思い、受験勉強に励んだ。

これは完全に自業自得だが、今まで宿題も碌に出さないような人間だったので勉強をし続けることや受験プレッシャーに耐えられずあからさまにノイローゼになり情緒おかしくなっていた。

そのせいで勉強に対するトラウマのようなものが生まれしまった。

とにかく志望した高校には合格でき、話し相手も数名見つかったが、今までの人生友達いたことが殆どないため友達の作り方が分からず、連絡先もろくに交換できなかった。

そもそも話が合う人間が全くいなかったのもあるが、高校でもそんな調子で虚勢を張ってはいものの例によってクラス政治には全く関与せずまたもや浮いた3年間を送った。

そして今しょうもない地元の私文に進学して勉強への苦手意識を拗らせて単位ギリギリ取れるぐらいのフワフワした感じで過ごしている。

高校の時のように集団生活でもなくなったため、今は本当に友達が一人もいない。

どうすれば友達を作れるんだろうか。そして私はどこで人生を間違ったのだろうか。

とにかく暇で暇で仕方がない大学生活を楽しむためのコツを先輩方に教えてほしい。

大学受験しなくて良かった

産む産まないの話で思い出した。

オレは大学受験して上京するか、当時ずいぶん迷ったんだ。

道は確かに二つに分かれてた。

悩んだ挙句、どっちに転んだって人生はある、ってノリで覚悟を決めた。

結局、近くの工場就職してしまったんけど、あの頃は本当に、判断材料がなくて。

大学受験して良かった」「大学受験しなくて良かった」

双方の意見平等に聞いて選択たかったよ。

振り返ってみると大学受験しなくて良かったとは思う。

地元結婚して子どもに恵まれて、早い時期から子育てに入れたので自分時間も多く取れてる。

大学受験した友だちと飲んで話したんだけど、当時はみんなメチャメチャ忙しかったって言ってた。

トイレの中にメモを貼って英単語を覚えてたんだとか。

オレはというと、多感な時代ゆっくり好きなだけ寝て過ごし、年上の女の子デートしたりして。

「ねえ、受験勉強で得た知識、まだ覚えてる?」

3人とも首を横に振った。

大学勉強した内容は?」

また首を振った。

必須の授業だけ出て、宿題は誰かのコピーを提出して乗り切ったんだって

「じゃあ大学入った意味なくね?」

そんな事はない、らしい。人生が豊かになったよ、と言っていた。

でも具体的に何がどう豊かなのかは最後まで話してくれなかった。

最終的にオレは、大学受験はしなくて良かったと思ってる。

ひょっとすると友人たちは、オレに気を使って学問のヒミツを隠していたのかも知れない。

大学に行かなければ羨むだけで理解不能な、人生の豊かさの秘訣を伏せていたのかも。

だけど彼らは、勉強のことも仕事のことも嬉しそうに話さない。

寝てないのを自慢気に話すし、大学に行かない生き方には関心はないっぽい。

そんな彼らを見てオレは、優先すべきは幸せだった、と自分の中での結論を出した。

2023-05-31

これが富裕層の生態だ!

ちょっと思い立って、自分のことを書いてみようと思う。

世間的な基準では富裕層成功者といえるんだろうが、それでも現実問題としてそう贅沢なことはできないし悩みも多いよ、というお話です。

【経歴】

現在40代後半です。

子供のころから勉強は得意で、高3のときから3か月だけ受験勉強して東大理1合格。理3も狙える成績だったが、医者になる気はなかったので理1で充分。

その後、物理学者になるかソフトウェア産業仕事するか迷ったが、金に目がくらんでソフトウェア産業選択

最初の4年だけサラリーマンをしたが、同僚がアホすぎるし給料も安いし、自分協調性に欠ける性格なので辞めてフリーランスエンジニア転向。今はともかく、当時は珍しかった。

仕事上では特に最初の数年は波乱万丈でとてもここには書けない。15年前に結婚し、今は4人子供がいて、6人家族である

仕事

ソフトウェア仕事最近年収4000万前後

月給いくらではなく、完成形のソフトウェア仕様を定めて、開発費と月額保守費で稼ぐのがポイント。いったん安定稼働してしまえば月額保守費で長期にわたって労力をかけることな収入になる。一番長案件だと、それだけで累計収入2億円くらいなんじゃないのかな。

開発はほとんど自分個人でやるが、一部は友人に委託することもある。こういう仕事個人間で長期に形成された信頼関係の中で成り立つものなので、SNS転職サイトでは絶対に出てこない。

僕の仕事関係者がこれを見ても、僕だとはわからない範囲で書いています

家計

かに年収は4000万なんだが、お上2000万はもっていかれる。

お上とは法人税所得税住民税厚生年金健康保険の合計だ。

自分だけの法人を作ってそこから自分給料を払っているが、自分給料を上げると所得税が上がり、自分給料を下げると法人税が上がるので、トータルではそう大きな差はない。江戸時代と同じ五公五民

サラリーマンの人に言っておくと、社会保険は労使折半なので、会社として負担する人件費は額面年収+15%くらいだぞ。

まり手取りは年2000万、1か月あたり160万くらいだ。消費税抜きにすると145万ほど。

そこから

家賃50万: 都心に住んで6人家族だとふつうの家でもそれくらいかかる。なおタワマンではなく普通賃貸住宅

教育費40万: 子供1人あたり10万。モノより経験に金を使う主義なのでこれくらいは当然。

食費20万: 家族が多いと、ハナマサの安い肉とかを活用してもそれくらいにはなる。

日用品光熱費その他20万: スマホ代も6人分だし。

実家への仕送り10

手取り160万/月でもこんなものです。貯蓄に回す分はあまりない。王族のような生活とは程遠い。

支払いは可能な限りクレジットカードにまとめてて、その支払いが大体70万/月。その明細を見ても、妻が使った分含めて特に贅沢はしてない。

服はユニクロしまむらだし、ワインも1本2000円以下のしか買わないし、外食も月1回程度。大した余裕はない。

旅行は年1回行くが、6人家族なので、国内でも100万、海外なら200万かかる。なかなかの出費だ。

都心に住まなければ生活費は圧縮できるが、子供がある程度大きくなると友人関係などから引っ越しは容易ではない。最初の子が生まれる前に郊外引っ越しておけばよかった、と思わなくもないが、ケチケチしてても自分寿命が尽きるほうが先だろうからバンバン使う主義だ。

なお、スポーツ選手漫画家など、人生総収入がごく短い期間に集中する人はこの不公平感が僕よりさらに大きいと思う。制度がクソすぎる。

行政へ】

年間2000万納めつつ子供4人育ててるんから児童手当の所得制限がどうこうとかで揉めてるんじゃねーよ。誤差の範囲だろうが。

少子化の原因は、産業構造の変化とかもあるが、消費税社会保険料率の上昇ですよ。これを10年前の水準に戻してくれれば僕の手取りは年300万増えるし、それなら子供もう一人追加してもOK

それだけの負担をしても、僕は子育て大好きだし、子育ての喜びは生物本能だとも思うので、これが一部の特権的階級だけのものになっているのが本当にもったいないと思う。

2023-05-30

今の大企業の開発部に自宅ガレージものづくりをしていた人はいただろうか

小中高とずっと受験勉強してたんちゃう

受験勉強無駄である

小学校から大学単位を取って好みの運動サークルに入ればいいね

端末配布されてんるなら動画見れるやろ

リモートでいけるだろ

2023-05-28

スピマスを半月で一周できない奴は世界史受験やめとけ

大学受験における世界史の話をする。


世界史の特徴、特に日本史との最も大きな違い。それは、平均点レベルまで到達するのに時間がかかることである


日本史は覚えたことが得点に直結する。古代ことな古代の内容が分かれば得点できる。


だが、世界史は違う。


古代ローマのことを覚えただけでは設問のほとんどに答えられない。

例えば入試では「古代ローマ民主制比較して現代民主主義を考える」みたいな技能思考必要とする問題が出題される。ローマを覚えてもすぐには得点にならないのだ。


まりこれは、「暗記しただけでは勝てない」ということを意味する。そして、平均点に到達するのに大きな労力がかかる。


さらに言うと、そこまで労力がかかるとなると、モチベーション維持が大変である


とすれば、受験に備えるためには以下の条件を満たす学習を進めなければいけない。


用語を覚えることについて

1.最低限の語句

2.モチベが落ちる前に

3.素早く覚えきる

→「ポエニ戦争」「マグナカルタ」「則天武后」「資治通鑑」などの語句古代から現代まで各地域ごとにひととおり知っている状態、空欄補充ができる状態にする


②流れを押さえることについて

1.覚えた語句

2.時代地域を横断して

3.関連づけて理解する

→かなりざっくりした言い回しになるが、「十字軍において、最終的には聖地奪回した状態を維持することはできなかったが、その過程イスラームとの接触を通じてもたらされた文物価値観は後のルネサンスにも影響した」という感じの理解。その中で人物ほかもう少し具体的な用語付与していく。サラディン、インノケンティウス3世ラテン帝国、アンティオキア、とか。


ここで問題となるのが、どちらにどれくらいの時間を割くのか、という点だ。しかし、当然ながら時間は有限である上、理解を「定着」させる為には②により多くの時間がかかる。


まり何が言いたいかというと、①を終わらせて初めてスタートラインに立てるのであり、そこまでの作業を迅速に終わらせられないような人間受験世界史勝負舞台に立てないから諦めろ、ということだ。



諦めずにその勉強ができる人間は続きを読んでほしい。



さて、先述の作業の期間の目安が二週間つまり半月であり、そのために最も有効問題集のひとつが「スピマス」である


詳しくは以下のサイトより。


30日完成 スピードマスター世界史問題

https://www.yamakawa.co.jp/product/03077


しかし、いきなりこんなものに取り組んでも何も意味がわからないだろう。


受験期までにちゃんと通史を学べる恵まれ高校はそう多くないだろう。そこで、先述②より先にまず把握しなければいけない最低限の「流れ」を把握するのに最適なサイトがある。


NHK高校講座 世界史

https://www.nhk.or.jp/kokokoza/sekaishi/


20分×40回で800分。受験勉強へのトータルの時間を考えれば大した量ではない。


用語は決して多くなく、これを見ただけでは知識量としては受験通用しない。あくまで流れを掴む用途なので、躍起になってちゃんとしたノートを取る必要はない。


各回のラストで内容を要約してくれる。それを見てなんとなく雰囲気が掴めればいい。


これらを高校夏休みが始まるまでに終わらせられないなら受験世界史にはスタートラインにたどり着くこともなく敗れることだろう。


しかし、今の時期、5月末に始めて6月15日までに終わらせられればまだ間に合う。


それから1ヶ月かけて基本的問題集に取り組み、夏休み共通テスト過去問に取り組むことができれば、9月には個別入試対策ができる。


そうすれば、よほど偏差値の高い大学でないかぎりはまず通用するレベルに行き着く。


受験生達の健闘を祈る。

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 3/3


4. 人生の敗北を味わったこ

 不採用だった。全力は尽くしたが、致し方ないと思った。約一週間後、mixi日記キャプテン君が住友商事内定を取ったことがわかった。第一志望だったので、そこに行くらしい。その日記には、いろいろと別世界のことが書いてあった。

・去年の秋、大学に五大商社の人が来て、体育会部活挨拶に来た。その時に一緒に食事をして、「ぜひ弊社に!!」とスカウトを受けた(五社中の三社)。

・ほかに受けた化学メーカー(東レ)の最終面接では、「御社は第二志望です。住友商事第一志望です。そこに落ちたら弊社にお世話になります」とはっきり宣言したうえで内定を獲得。

三菱商事も、三井物産も、伊藤忠商事も、選考を途中で辞退。自分とは合っていないと感じたため。

 この時ほど、人間力というものの差を実感したことはない。アイツはすごかった。俺とはレベルが違う。俺はサッカーしか頑張ってこなかったけど、あいつはサッカーだけじゃなくって、受験勉強だって人間関係の構築だって頑張れる人だった。

 いやアイツは、どんなことにも本気で取り組むことができる。それでいて人間が好きだ。そういうエリートなのだ。当時も今も、俺はキャプテン君が羨ましい。俺もそんな人間になりたかった。なれなかった。

 もし、今どこかでキャプテン君が俺の増田日記を観ていたとしたら、匿名でいいかコメントがほしい。誰だとわからないように隠してくれて構わない。

 今では俺は、こんなに落ちぶれてしまった。正社員じゃないし、年間収入だって今のキャプテン君の五分の一に満たないだろう。クビになる可能だってある。毎年、戦々恐々だ。

 今でもサッカーが好きだ。自室の中にはサッカーゴールが置いてあるし、試しに蹴ってみることもある。部屋の壁にぶつけないよう、慎重に、慎重に蹴っている。たまに飛び出してしまうこともあるけど。

 キャプテン君はどうだろうか。今でもサッカーをやっているのだろうか。とにかく今は、二十年前の思い出が懐かしくて、愛おしい。涙が止まらない。

 第一志望の企業不採用になった後は、坂道を転がるみたいだった。入りたい会社を受けども受けども、内定は得られない。二次面接までは行くのだが、そこではなんというか、明らかにやる気みたいなのが足りてなかった。

 春を過ぎた頃だったか。同じ京都にあるITベンチャーを受けに行った。詳しい時期はもう覚えてない。はっきり言ってしまうが、㈱はてなだった。実は大学生の頃からはてなユーザーだったりする。

 俺と同じ大学出身の人が面接をしてくれて、縁を感じた。エントリーシート筆記試験も一次面接も、特に問題なく進んだけど、二次面接で一気に苦しくなった。

 志望動機とか、会社を将来どうしたいとか、自分が将来どうなりたいとか、そういうことを喋れなかった。しどろもどろだった。どう考えてもこれは落ちた――そう思った。

 相手面接官は、「自分が入りたい会社というのはね、自分が将来どんなキャリアを描きたいのか、どんな人間になりたいのか、そういうところから逆算して決めていくんですよ」「今のままだと、増田くん、僕らの仲間になれないよ。ほかの会社だって難しいんじゃないかな」「もっとゆっくり立ち止まって考え直そう。増田君がどの会社に行くとか関係ない。真剣に考えて」と、人生アドバイスまでしてくれた。

 後日、大学パソコンログインすると、二次面接の結果通知がきていた。『合格』だった。次の選考に進めるらしい。これが最後通牒だと思った。「次でなんとかしろ」。そういうメッセージだった。

 結局、俺はダメだった。はてなは辞退したし、ほかの選考が続いていた会社も悉く落ちて、ようやく内定を得られたのは夏の終わりだった。烏丸御池の辺りにある小さい広告会社だった。※今は別の場所引っ越している。

 この頃には、千亜子ともあまり会わなくなっていた。就活間中は、お互いに忙しいから会えなくて当然なんだけど、まさか俺のせいでここまで会えなくなるとは。

 千亜子は、その年の初めから一気呵成就活に励んでいた。それで、俺より四か月も早く内定を決めていた。千亜子スチュワーデス(CAのこと。当時は呼び方の過渡期だった)に内定したと聞いて、やはり只者じゃないなと感じた。劣等感だった。

 この頃の自分というのは、なんかもう、劣等感がすごかった。就職活動サッカーはできないわ、千亜子には会えないわ、勉強だって最後単位を取り終えるあたりで躓いていた。

 フツーの人生だったけど、それなりに成果を得てきたつもりだった。持ってる側のつもりだった。でも、俺はダメだった。今でいう抑うつみたいな状態になっていた。

 秋になると千亜子と会うようになっていたのだが、よそよそしくなっていた。俺が内定した会社を告げると、「あー、よかったね。一緒に東京行けないのは残念」と言っていた。

 もうすぐ最後インカレという時期だった。ある日のアルバイト帰り、千亜子キャプテン君が働いている河原町通りの飲食店の近くを通ると、千亜子がいた。ほかの大学生数人と一緒だった。私服だったし、おそらく飲み会帰りだろう。

 店の近くまで行ったところで、自動ドアが開いた。すると千亜子が中に入って行って、上の階へと小階段を昇ろうとする男子学生(※キャプテン君ではない)の背中を掴んで、ぐいっと引きずり降ろしていた。

 ちょっと驚いたけど、別に険悪な雰囲気でもなかった。それで、何やら彼と顔を近づけて話を始めた。この後の段取りとかを話してたんだろうか。俺のすぐ傍にいたほかのアルバイト友達と思しき学生が、こんなやり取りをしていた。

「千亜子さん酔うと暴走するよな笑」

「そういえばキャプテンさん、最近亜子さんにアタックしてる」

飲み会帰りにご飯に誘ってはったで。みんなが見てる前で」

「二人とも一流企業だし。似合ってると思う」

 こんな話をしていた。※当時の日記に書いてあった。

 惨めな気分だった。俺が千亜子釣り合ってないのは確かだ。内定した会社ランクが違うから。俺は就職活動に失敗した。インカレだってスタメンに選ばれなかったし、アルバイト先でも俺よりすごいやつは何人もいる。

 人生で、ここまで負けまくるのは初めてだった。「畜生」と思ったけど、当時の俺にはどうにもできない。

 千亜子にフラれたのは、新年が明けてすぐだった。大学カフェテリアで、夕方に一緒にコーヒー飲んでる時に、「卒業するし、そろそろ終わりにしない? いい人、いるんでしょ。知ってる」と言われた。

 今日、そんな予感はしていた。サッカー試合勘みたいなもので、雰囲気でなんとなくわかる。今年の初詣は千亜子の予定が合わずダメだった。おそらくキャプテン君と一緒に行っていたのだろう。

 当時、『いい人』はいなかったけど、「そうしよう。お幸せに」って言ったら、「お互い、これから人生でいい思い出にしていこうね」と千亜子が言った。

 当時の日記には、そんなことが書いてあった。記憶言葉ごまかしてはいないはずだ。当時の俺は、そこまで弱い人間ではない。40を過ぎて今それを読んでいる。やはり涙が止まらない。



これで結びになる。

就職してからの俺は、うまくいかなかった。仕事の才能は平凡のようだった。しかし、大学時代の失敗を引きずっていたせいで使えない人間だった。「あんた、サッカーすごかったんやないん?」みたいなことは何度も言われた。また、同じ会社で「学生サッカー選手権で活躍するところを観た」という同年代社員もいた。

かにそうだったかもしれないが、最後に出たインカレだって、負けかけの試合で後半でお情けで出してもらったくらいで、別に凄いわけでもない。アルバイトだって、ずっと居酒屋で頑張っていて、そこで最後に新しい彼女作れるかなって頑張ったけど、五人以上にアタックして全く相手にされなかった。素の自分というのは、モテる方ではなかった。ちょっとサッカーができるくらいで女にモテようなんて傲慢だった。

そんなこんなで、気持ちが沈んだまま新年度の四月を迎えたのだ。でもって、実社会通用するはずもなく、新卒で入った広告会社は二年で辞めて、後はずっと契約社員とか派遣社員だ。

キャプテン君と千亜子は、俺が広告会社を辞める頃に結婚した。mixi日記を読んだけど、それはもう凄い結婚式だったらしい。総合商社勤めだけあって、マイミクだったら無条件に結婚式招待OK!! という宣伝をしていた。会場までは知らないが、きっと東京都内のオシャレな会場だったに違いない。

俺は行かなかった。お金がないのもあるが、なんかもう、人生が面倒くさかった。

不惑になった今でも、当時の俺の何が悪かったんだろうと振り返ってる。昨年末も、実家にあった段ボール箱を引っ張り出して、当時の日記を読んだ。大学回生から付けている日記を、半日かけて読んでいったのだ。この増田日記ベースになってる。

俺の何が悪かったのか? 三点にまとめると、次のようなところか。よくない行動のハットトリックみたいだ。

就活で失敗した程度で凹んだのはおかしい。どんな会社に入ろうと未来はあった。

・どんな自分でも自分自身なんだって気が付いてなかった。失敗したって、自分という人間価値が下がるわけじゃない。むしろ、失敗前の自分<失敗後の自分だ。それがわかっていれば卑屈になることもなかった。俺は挑戦したのだ!! そんなメンタルから就活サッカー恋愛もうまくいかなかった。

サッカーができるくらいで調子に乗っていたこと。どれだけサッカーができようが、それは実社会必要とされる力の一部分にすぎない。大事なことはもっとある。

もっと自分を認めること。生きているだけでもすごいんだと、自分を褒めてやりたかった。人間にはみんな価値があるのだ。

いや、四つあるんかーーーーい!! と、大学時代の俺だったら、陣内智則みたいにツッコミを入れていただろう。今はそんな気力もない。

あの頃に戻れたら、とは思わない。いや、本当は戻ってみたいけど、それは間違いだ。これまで負け犬なりに努力してきた自分否定したことになる。過去自分を裏切ってる。だからダメだ。

今の俺は、あの時よりも成長してる。だったら、もっと成長できる!! もっと頑張ったら、幸せになる未来があるのかもしれない。結婚はできそうにないけどな。

ここまで読んでくれた人、ありがとう。何人読んでるかはわかんないけど。

気持ちの整理をつけることができた。また来週からは、しみじみと社会人生活をやっていきたい。

どうすれば幸せになれるんだろうかと考えて、ひとまず、今年の春から地元の草サッカークラブに入ってみた。自分自身が練習してるのもあるけど、子ども達に教えることもある。

ひとまずは、こんなところでいいのだろうか。まあ、ゆっくりやってみよう。幸せでありたい。増田ブックマーカーのみんなも幸せにな。

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 1/3


先日、不惑(forty years old)を迎えた。今では草臥れたおじさんだけれども、昔はサッカーが大好きで、自他ともに認めるサッカー馬鹿だった。

小学校から始めた。当時は、とにかくドリブルが大好きで、どんな形でもゴールを決めたら嬉しくて、勝っても負けても楽しかった。何も考えずにサッカーやってた。そんないい思い出もあるが、人生トータルでは辛い思い出の方が多い。

この日記は当時の個人情報でいっぱいだけど、俺はもういいよ。十分に生きたと思ってる。どうなってもいい。特定されても大したキズじゃない。クビになるのを恐れるような会社勤めでもない。

小学校中学高校も、部活一筋だった。中学時代にユースに誘われたことが一度だけあるが、自分は超一流にはなれないと何となくわかっていた。本当に才能がある奴は輝きが違う。自分サッカーを楽しめればそれでよかった。全国優勝とかには興味なかった。

高校は、京都府内にある名門校だった。懐かしい。思い出すにつれ、いい思い出と悪い思い出とが交錯するみたいになって、感傷的な気分になってくる。今はトニックウォーターを飲みながら書いてるけど、気分がいい。

それでさ、高校で補欠or正レギュラーに選ばれるようになったのは高二の秋以降だったんだが、最後の年になると1回戦から最後試合までフルで出場できた。国立競技場で戦えなかったのは残念だが、あの時の自分は輝いていたと思う。輝いていたのだ……。

大学は、とその前に、当日記は、いわゆる人生の落後者の振り返り日記になる。たまに、増田とかはてなブログでもそういうの投稿してる人いるだろ。自分もやってみようと思ったのだ。

俺という人間が落っこちきっかけは、大学だった。これから書く文章を要約すると、高校卒業後はスポーツ推薦(セレクション)で同志社大学に入った。そこでも、運や努力甲斐があって人並以上に活躍ができて、チアリーダー彼女ができて、学業も順調で、アルバイトも楽しくて、四回生になって、さあ就職活動だ、、、というところで人生の敗北を味わった。そこから転落していった。

俺より凄い奴なんて、世の中にはいくらでもいた。その一人が、当時の大阪大学サッカー部でキャプテンをやってる奴だった。以下アイツとしよう。

これがまた凄かった。価値観大人びていて、熱血漢で、スポーツは当然できて、面白い小話ができて、総合商社内定して、それで最後に、俺の彼女そいつに取られてしまった。あの時は、そりゃあキツかったよ。

俺がいい会社内定できていればもしや、という思いは当時あったがその線は薄いだろう。俺がアイツより優れていたのはサッカーだけだった。俺とアイツは、サッカーで対戦したことが一度だけある。高校時代に府大会でやり合った時、圧倒的な差で点をもぎ取って勝利を収めた。

ピッチ上で1on1にもなったが、俺の勝利歴然だった。見え見えの目線トラップに引っかかって、アイツは筋違いの方向に足を蹴り出した。それで、スルッと抜いてやった。高二の春季大会だったと思う。

大学以降は、リーグが違ったので対戦することはなかった(うちは一部で、阪大は二部)。しかし会場で見ることは稀にあった。

まあ、これから昔の日記を読みながら、ちょっとずつ書いていく。辛い思い出にはなるけど、他者から見たら参考になることがあるかもしれない。そう願っている。

今回、この日記を書こうと思った最初の切欠は、先日まで放送されていたアニメブルーロック』の影響だったりする。あれだけ見事なサッカーアニメを見せられて、つい昔を思い出してしまった。

今の自分は、アニメの後半で出てきた、サッカーを諦めた馬狼照英が自宅テレビサッカー試合を見ながら発泡酒を開けるシーンがあっただろ。まさに、あれだ。あれが今の自分なのだ契約社員で、ワンルームマンション暮らしで、あんまりお金がなくて、実家も太くないから帰るわけにもいかない。

それでも、人生一度くらいは筆を取ってみたい。思い立ったが吉日ということで、ちょっと書かせてもらう(4/27時点)。どれくらいかかるかな。三週間くらいか。みんな五千字は書いてるイメージがあるから、それ以上の文量でいくことにする。ほとんど大学生になってから体験記になる。



1. 高校大学に入ってから

 運のいい人間だった。サッカーというのは、誰でも想像はつくだろうが足を酷使する。高校時代全国大会活躍するような選手でも、ある時から怪我に悩まされてしまい、まともに練習ができなくなり、実力が落ちて試合に出してもらえなくなり、ハード練習をしてまた怪我を……といった悪循環に陥る選手が少なからずいる。実際、俺の同期の一人はそれでサッカーを辞めた。

 高校と違って、大学場合セレクションで入って部活を辞めても大学生をしていいのだが、律儀だったそいつは、出身高校に詫びを入れたうえで潔く退学していった。

 幸いにも、そういう怪我とは無縁だった。かといって、そこまで実力があるわけでもない。府のトレセンに選ばれた経験もない。選ばれかけたことは何度もあるらしいのだが。ポジションは……すまないが内緒でお願いしたい。フォワードみたいに目立つポジションじゃない。

 大学回生までは順調だったかな。部活毎日キツイけど成長している感覚があったし、トレーニングメニューとか選びやすかったし、アルバイトも始めた(木屋町居酒屋だった。どんがまと、さざんか亭と、あとはジャンカラでも働いたっけ)。

 本当に順調だった。学生生活は楽しかった。サッカーの腕前も上がって、二回生秋季にはベンチ入りして、三回生になる頃にはスタメンが基本だった。関西サッカー一部リーグ活躍してる大学生、といえば聞こえはいいけど、実際、精神的にはそんじょそこら学生と一緒のレベルだった。

 練習中に調子に乗ることはあったし、アルバイト先で後輩にマウント取ることもあったし、体育会の悪い連中に至っては、女遊びに夢中になって、今だと警察沙汰逮捕されてニュースになるようなこともやっていた(俺は無縁とは言わないが、断じて犯罪は冒していない。むしろ、やりかけた先輩も後輩も止めていた)。

 勉強部活もマジメにやったつもりだ。普通大学生だった。でも、三回生の夏前だったかな、幸せ大学生になったのだ。

 関西地区での試合だと、応援団チアリーダー部がやって来ることが稀にあった。本当に稀だったけど。それで、ある交流試合だったんだが、その日は調子がよくて活躍できた。敵味方の動きを読んだポジショニング完璧だったし、要所要所で相手ドリブルカットして、俺が蹴り上げたボールセンターラインを飛び越えて味方のところにドンピシャで飛んで行った。ただ、ゴールを決めることは叶わなかった。ゴールを決めるポジションじゃないので、どうしようもないのだが。

 試合が終わった後で、帰りのバスを待つ最中チアの子達とちょっとした話になったんだが、その時にメアド(※TwitterLINEは当時ない。GREEmixi黎明期だった)を交換した女の子がいた。

 その子(千亜子とする)の見た目は、そりゃあ可愛かったけど、英語が話せるところとか、知的なところとか、お酒に酔ったら暴れがちなところとか、某飲食チェーン店花形店員だったのとか、品のあるところがよかった。性格は明るかったりドライだったり、区別が難しかったな。演技するタイプだった。

 体型は普通だった。ふくよかとか、細いとかは何ともいえない。胸はそれなり。好みのタイプではあった。オムライスとか作るのうまいし、たまに唐突に泣き出したりする。

 千亜子は、恋愛積極的な方だった。デートではよく手を繋いだ。セックスの相性はよかったと思う。最中はよく緊張してたけど、段々と気分が乗ってきて、いろんなことを言ったり、やったりしてくれた。

 交際期間は、三回生の秋から一年と少しだった。まあ、平凡なカップルだったと思う。喧嘩とかもなくて。終わりはあっけなかった(最後のあたりに後述)。単位をほぼ取り終えて、学生生活最後満喫してる一月頃に遠回しな言葉でフラれてしまった。



2. キャプテン君のこと

 三回生の秋頃だった。ある男子学生と知り合った。阪大サッカー部でキャプテンをしていた。上で説明した『アイツ』のことだが、さすがに失礼なので以後はキャプテン君とする。彼とはリーグこそ違えど、顔を合わせる機会はたまにあった。といっても、こちからしかけることはなく、せいぜいすれ違ったり、試合を遠目で見たりする程度だった。

 それで、ある時に知ったのだが、そのキャプテン君は、千亜子と同じアルバイト先だった。二回生の時に同時にその飲食店に入って、それから一緒に働いていたらしい。

 俺がそのキャプテン君と千亜子が一緒にしゃべっているのを見たのは、ある試合場での一度きりだった。まあ、普通アルバイト友達みたいな感じだったな。千亜子マイミク繋がりで、俺のアカウントにもキャプテン君の情報が表示されていた。

 ところで、キャプテン君の試合風景だが、圧倒的闘志でもってプレーするスタイルだった。反則スレスレチャージは当たり前であり、プッシング(相手を押す)やトリッピング(相手を蹴る)も恐れなかった。本人がどんなつもりなのかはわからないが、とにかく闘志が凄かった。

 ただ、残念ながら……実力が足りなかった。キャプテン君は反則っぽいプレーをするにしても、審判からするとモロバレの位置取りで、かつ見えるようにやっていた。相手身体に触れることで反則を取られていた。あれではダメだ。

(注)

サッカーでどこまで相手接触してよいかだが、概ね次の三点に要約できる。サッカー試合を見ることがあれば意識するのも面白い

自分から接触するのは、肩だけで押す行為に限って可。腕や手や足はダメ

自分から触れない不可抗力とみなされた場合は、相手接触しても反則にならない。。

ボールを狙った行為でも、真後ろからスライディングなどは危険行為とされる。

 そのうえキャプテン君は、まともなプレーについても大学レベルに達してなかった。いや、そこらの高校生に比べると遥かにうまいが、大学サッカー活躍できるレベルにはないという意味だ。

 当時の阪大は、関西二部リーグと三部リーグを行ったりきたりだったと思う。大学練習設備もおそらく不十分であり、練習時間だって他の部活と融通を効かせてやっているようだった。そんな環境だし、受験勉強サッカーも一流の選手なんて、そうそういるはずもない。

 キャプテン君の試合最後に見たのは大学四年の時だった(リーグが違うと試合を観る機会がほぼない)。相手選手と1対1になってる時に、ボールを取るために肩をぶつけに行っていた。右足でボールを手繰り寄せようとしたらしいが、相手ふくらはぎを蹴ったうえ、身体をぶつけて吹き飛ばしていた。わざとか……? と思ったが、それにしては迷いがなかった。

 レッドカードと思いきや、イエローで済んでいた。が、その十分後にはまた相手の足を狙ったスライディングをかまししまい、さらイエローを食らって……しょっぱい試合になった。

 当時、俺はある意味キャプテン君を尊敬していた。これまで俺がいたサッカー部で、あそこまで勝利にこだわる人間を見たことがないからだ。下手ではあったが、精一杯にボールを取りに行って、仲間に檄を飛ばして、試合を終始いいムードにしようとする。

 ある時などは、試合が終わった直後の屋外ミーティングだったと思うのだが、別の選手試合場の壁に押し付けて怒号を発していた。「俺らは本気になる力が足りとらん。もっと自分を主張せんと!!」みたいな要旨だった。

 人に対して、ここまで熱くなれるヤツを見たことがなかった。中学でも高校でも大学でも、ここまで自分言葉自己主張できるヤツはいなかった。キャプテン君は、俺の心に爪痕を残していた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212235

2023-05-24

おめぇよぉ、保育園の送り迎えしかしてねぇのにイクメンって呼ばれてどんな気分だよ。

残りの家事育児全部やってもワーキングママだぞ。

育児ママ」も「ワーキングパパ」も聞いたことねぇなぁ!どうなってんだよクソクソクソ!


おい、次はそこのやつ。おめぇは妻が退院した後、お義母さんが家に2週間手伝いに来て、「そのあいだ部屋が無いか廊下で寝てるわぁ、まいったわぁ笑」みたいなことを言ってたよなぁ。ボケが!!

てめぇ、子どもが産まれる前から戦力外くらってるじゃねえか。

育休取れない、会社も早く帰れない、できないできないなんにもできないのお前のためにお義母さんが来てくれたんだろうが。

なにをヘラヘラしてんだよこのトンチキ!!


はい次の方。あんたとは何回かお互いの育児についてはなしたよなぁ。

子どもがまだ離乳食も始まってないのに、「サッカー一緒に練習したい」とか「子ども受験勉強見てあげたい」とかさぁ。

子どもが大きくなってからやりたいことばっかりで、こっちが「ミルクどれくらい飲めてますか」とか「認可入れそうですか」とか聞いたらキョトンとしてたじゃねえか。

あんたさぁ、こどもの「いま」の話が出てこないんだよ。子どものこと考えてる風で、全然向き合ってないじゃん。

あんたの育児はいつはじまるんだよ。なぁなぁなぁ教えてくれよ。


んで、あーお前か。お前は名付けのときだけしゃしゃり出て、子どもに読めねぇ名前付けてたな。

まぁそれはいいんだけどよ。

お前、聞いてもないのに育休取れなかった話をベラベラしゃべってたなぁ。

プロジェクトアサインされたばっかり」とか「引き継ぎが難しい仕事だった」とか。

ん、出産の1週間前に妊娠に気付いたのか?

まぁ、がんばって自分キャリアを守ったって話だよね。よかったね。

てか、育休取れない理由はみんな持ってるっつーの。で、育休取る理由をセットで考えてみたのかよ。

考えてないよな。だってお前は育児したくないだけなんだから

それをもっとらしく御託並べやがって。クソッ!プロジェクト炎上しろ


最後にお前。週三で飲み会行ってる上に、週末ゴルフ行ってるらしいなぁ。なーにが妻に感謝だ!

飲み会ゴルフ仕事のうちだって?知るか!!

そんな会社辞めろ!同年収の他の会社探せ!

出世してる男は全員妻に育児押し付けてんのか?!

主語がでかいって?うるせぇ!!

2023-05-23

未来自分のために頑張る」が辛すぎて「今の自分享楽へと逃げ込む」

そうして人生が腐り果てた結果に対して「過去自分から懺悔を聞かされる」人生がどこまでも続いていく。

本当に辛い……。

俺はどこで間違えたんだろう……。

人生のかなり早い時期からコレだったように思う。

割りと聞き分けのいい子供だったので「残さず食べて大きくなろう」と親がいうものからどんなに味覚に合わないものでも必死に食べていた。

きじゃなかったはずのニンジンピーマンがいつの間にか私の好物であることにされ、親戚の集まりに行くと従姉妹連中が私の皿にニンジンを次々に投げ込んできて、私はそれを黙々と食べ続けていた。

そんな人生がずっと続いていた。

でも心の中では本当に辛かったから、即物的快楽に身を委ねることが多かった。

将来のために頑張って受験勉強をして、とにかく今すぐ気持ちよくなりたいかゲームオナニーしまくった。

スポーツ趣味と言える思い出はなくただただ学生時代勉強してオナニーしてゲームしていただけだった。

でも勉強は苦手だったんだよな。

結局、「未来自分のために」は自分事にならないんだよ。

自分事として勉強に向かってないから、全く興味が湧かなくていつだってただただ苦しいだけで全然頭に入らなかった。

二流の中学に入って、エスカレーターして、そのあとは3流の大学に入り、3流の人間なりに「将来」を考えて公務員就職することを選び、今は毎日後悔している。

過去自分なりに頑張って積み上げたはずの「未来」の姿は、ただただ辛い辛いと毎日言いながら意味を感じられない仕事をするだけの人生だった。

今を考えることを無視しすぎた。

未来自分はいつか「今の自分」になるし、「今の自分」が「過去自分」になったとき過去を変えることはもう出来ない。

未来のためにすり潰される苦痛の中でそれを紛らわすための痛み止めのような行為ばかりをして過ごした過去が無数に積み上がっていく。

自分人生を振り返ってみて、愛せる過去が全く存在しない。

今もただただ辛い……安定しているだけの仕事だけど、その安定は「苦行のような人生」が安定して続くことしか意味してねえ。

もう「未来」さえも存在しない。

公務員をやめてどうにかなるような未来も見えねえ。

何も見えねえ。

俺の人生は完全に失敗した。

「今を生きた結果として、素晴らしい過去と、それなりの未来が手に入った」という形に人生をどうにか作り込めなきゃ行けなかったんだ。

頑張ってニンジンを食べ続けた結果、好きなんかじゃないと今更言う事も出来ずに親戚中からディスポーザーにされていた幼少期がそのまま自分人生の延長線なんだ。

しんどすぎる……なんでこんな人生になったんだろう……。

からどうやって軌道修正すれば良いのか全く思いつかない……。

自分が何をしたいのかもよくわからないし、それほど辛くもなく出来ることで金を稼げそうなものはない。

ダラダラゲームをしてダラダラとネットで駄弁るぐらいしか出来ねえ。

いや……ネットで駄弁るのは最近もうかなりキツクなってきた。

程度の低い人間は程度の低い人間しかコミュニケーションの機会を得られないっていう階級固定のシステムがだいぶインターネットでも強くなってきた。

そしてそのことにはもう辟易している。

若さから来る勢いと柔軟さを失って、下ネタパワハラ押収に頼ることしかできなくなった人間とのコミュニケーションはもうしたくない。

職場で無理やりつきあわされるのだけでもう十分だ。

インターネット疲れたと言ってる人の気持ちがやっと分かってきた。

「ウェーイ!肩パンウェーイ!」「ちょwww今季深夜アニメがマジシコwwww」みたいなコミュニケーションを50年も100年も続けられるのはある種の天才なんだよ。

俺は普通人間から下劣さにおいても才能がなかったんだ。

多分大抵の人は人生において下劣さとか高潔さとか清純とか外道とか善良とかそういう属性を貫いて生きることさえ出来ないんだろうな。

から皆して人が変わって言ってしまうんだ。

同じキャラを続ける才能がないんだ。

多分俺の悩みも、30年続けてきた「将来の自分のために」を旗印として粛々と過ごしながら溜まったストレスはシコシコして吐き出す生き方にいい加減飽きたんだ。

恐ろしいな……公務員何て「ダラダラと同じ生き方を続ける権利が得られること」だけがメリットみたいな仕事を選んじまってこんなことになるとは。

もう俺の人生にとって何のメリットもねえじゃん。

でも今更辞めるのは怖いんだよ。

俺は要領が悪いからさ、たった10年そこらでももうショーシャンクの爺さんみたいになっちまったんだ。

外は怖いんだ。

自分が本当は人の役には立てないのを認めたくねえ。

業務処理能力として身につけたと言い張ってるものが単にくだらん身内ルールに対しての慣れでしかないことを直視したくねえ。

でもこんなことをあと30年も続けるなんて気が狂っちまいそうだ。

いっそ仕事が楽ちんなら何か趣味でも始めるんだろうが。

つい1時間前に帰ってきたような生活をもうずっと続けてるんだ。

疲れたよ……せめて時間が欲しい……仕事をしている時間が安らぎもなく楽しみもないならせめてそれ以外の時間を作るための時間をくれ……。

俺は本当に人生を間違えたと思う。

今なあらハッキリ分かる。

安直な道を進んだ俺の罪だ。

罰が重すぎること以外は納得している。

敵が来ないことを祈り続けるタタール人砂漠みたいな毎日は虚無が過ぎる。

アレ以下の人生があるとはね……それも俺の人生が……

2023-05-20

10代での妊娠我慢した結果が

「これから女性も働く時代!!高校生のころから全力で受験勉強して一流大学に入って一流企業に入らないと!!

 10代で出産??馬鹿言ってんじゃないよ!社会のために働いて自己実現!!!

という社会運動からまれもの

高齢出産パート暇つぶし主婦だとか

産休育休3回転コンボ退職社員とか

「早く結婚して仕事辞めてぇ」が口癖の女とか

 

いったい誰が幸せになったんだろうなって考えちゃうよね

2023-05-19

anond:20230519113521

ほんとそう。

なんか受験勉強勉強というよりもtiktokで見た勉強法の勉強ばっかしていたり、

まだB2インターンの段階だけど意識高い系ムーブばっかしてて大学勉強全然してない。

失敗する匂いしかしないのが悲しい

2023-05-17

努力が嫌い

努力するのが嫌いだ。

いや、好きで努力してる人の方が少数派なのは分かっているのだが、それでも敢えて言わせてもらいたい。私は、努力するのが、嫌いなのだ

もうすぐ30歳になるのだが、25歳くらいの時に、ふと「あたし努力嫌い!向いてない!無理!!」と気付いた。遅すぎるが、本当にその年齢で気付いた。

なぜ気付いたかと言うと、「自分にとってどのような取り組みが『努力すること』になってしまうのか」を正確に把握できるようになったからだ。25歳にして、やっと。

語学勉強受験勉強。話のレベルが合わないコミュニケーション電車移動。ヘアアレンジ。これらへの取り組みが私にとって、まさに努力だったのだ。

今までこれらに対しては、「やらなきゃいけないし、やらなきゃ結果的死ぬほど怒られるし、やれるけど、疲れる」といった感じだった。恐ろしい事に、“努力している”という自覚がなかったのである。25年間も。

以降、「自分にとって、これは努力」と発覚したものは、次々とやめていった。遠ざけて、一切手を付けないようにした。

すると、人生毎日毎日、めちゃくちゃ楽しくなった。もう努力してた頃の生活には戻れない。何か一つでも努力があると、この幸せ暮らしは終わってしまう。

努力が嫌いなくせに、自分にとって何が努力になるのかも分かっていなかった無知で愚かな私にサヨナである

一方で、生活の中にある程度努力を組み込めている皆さんのことは、本当に、本当にすごいと思っている。私みたいに「10か0か」なスタイルをやるのではなく、「無理はしないが、時には努力する」という、とてもバランスの良い生き方ができているから。

ただ、私は努力が嫌いだ。そして、努力が嫌いであるということと、何が私にとって努力になるのかを、絶対に忘れないでいたい。幸せ人生のために。

anond:20230517090425

二、三歳の子供抱えて受験勉強できるか。

絶対にかなり大学ランクは落ちるね。

そして、小学校低学年子持ちが就職余裕と思ってるならお花畑すぎだろう。

2023-05-14

中学受験かわいそうだから受験勉強うまい子はすぐに医学科に入れてあげなさい

さっさと医者になってもらわんと困る

5、6年程度の飛び級くらいいいやろ

受験勉強できてるなら留年もない

国家試験対策心配なら予備校に行けばいい

2023-05-11

大手企業サボり蔓延してそう

「これから楽をするために今勉強する」って考えろって勉強法に書いてあるんだけどさ

これが例えば受験勉強で、東大に入って大企業入社することがゴールなら

そのあとは当然「楽するため」に大企業内部ではサボり合戦が始まるんじゃないの?

Twitter解雇された人とかも「楽してた」人たちなんじゃないかなって思うよ

 

会社大企業にして最も優秀な人材を集めた結果が「サボり合戦」になるのって

こういう理屈だよね

めちゃくちゃ勉強するんだけど、最終的にはサボり目的から

教育リソースだけ食い潰して社会になんの還元もされないんだな

不毛

2023-05-03

自分たち過去を美化して「オールオタク」を名乗る馬鹿悲惨現実

https://anond.hatelabo.jp/20230503084650

釣りにしては雑なので、本当の気持ちを書いているという前提でレスする。

この手の「僕は優等生です」アピールしかできないオタクが「オールオタク」を名乗っているのを見るたびに悲しい気持ちになる。 「オタク生活で何も得られなくてオタクから逃げたくせに、オタク以外にアイデンティティと呼べるものがないか記憶捏造するしかなかった負け犬がまた一匹」という感想しか持てない。こういう人間にだけはならないようにしたい。

東大京大生よりもMARCH関関同立レベル中途半端学歴人間の方が学歴にこだわる」というよくある話を思い出す。そういう人間の方が受験勉強の大切さを語ったり、勉強しないやつに説教をしたりするものだ。この増田も、オタクでいうところのMARCHぐらいの人間だったのだろう。「気づいたらオタクになっていた」タイプではなく、当時一生懸命オタクになろうとしたのだろう。まじめにコツコツコンテンツを消費して、細々と感想を書くような優等生的なオタクだったのは間違いない。しかし、オタクというのは優等生であること自体はたいして評価されない。頑張ってなお、この増田オタクとしては何も価値を生み出せなくて大して評価されなかった。周りにもっと面白い奴がいたし、オタクとしてうまく友達を作れなかったりして埋もれてしまった。こういう人間はたいがい響凱のように加齢に従って「オタクであり続けること」がだんだん苦痛になってくる。そして体力や時間や余力やらいろんな事情があってオタク活動からフェイドアウトした。しかも、自分意思できっぱりやめたわけではなく、その他の現実妥協・敗北して引退した。逃げるようにしてやめていったのだ。しかも、その挫折を受け入れるだけの根性もないヘタレからすっぱりと諦めることもできずに亡霊としてネット彷徨っている。

この増田は一人でコンテンツを楽しみきるような自我も持たずそれでいて馬鹿になって騒いで友達を作ることもできなかった。オタクとしての素質が低すぎた。結局オタク活動に多大なコストを払ったのに、自分にとって誇れるような輝かしい何かを得られなかった。オタクであることにこだわった時間が長かったのにオタクをやめて何者かになることもできなかった。何の成果も得られませんでした! オタクとしての敗北者!増田がこういうオタクライフを送ったことがありありと想像できる。かわいそう。増田オタクとして不完全燃焼なままだからオタクとしての本当の楽しさを知らない。だからオタクという概念に対してネガティブイメージを持っている。

この増田は、オタクとしての自分しか語ることがないのに、オタクとして語れることが大して何もない。オタクとしての人生にも不満が残っているが、それでもオタクであったこと以外自分人生に何も残ってない。増田のような人間40歳を越えだすとアイデンティティクライシスに陥る。典型的負け犬だ。こういう「負け犬」が自分を守るために何をやるか。答えは一つ。「自分記憶捏造する」である。「自分は立派なオタクだった」ということにするのである

しかし、増田所詮オタク活動の中から何も得られなかったMARCHクラスオタクだ。立派なオタクアピールしたくても優等生だったことだけが取り柄で、自分オタク活動について何か他人に語れるようなことはない。オタク活動を続けているうちは何物にもなれなかった雑魚である以上、自分オタク遍歴を語っても白けられるだけ。完全に詰んでいる。

と思いきや、負け犬オタクにとって唯一のチャンスが「TPOがわかること」「ポリコレ」だった。現役時代は何一つ評価ポイントにならなかった「優等生だったこと」それ自体評価してくれるようなぬるい世界ネットにはある。作品の良しあしなんかわからなくても、TPOをわきまえているというだけでちやほやしてくれるアホの集団迎合してしまうのだ。オタク時代どれだけ頑張っても評価されなかった負け犬からしたら、オタクDISるだけでほめてくれる世界幸せのものだろう。そうやって「反オタク」の世界簡単に取り込まれるのだ。巡り合わせが悪ければ統一教会に取り込まれていただろう。そのくらい増田はチョロいし怠惰人間なのだ

こうして増田堕落してしまう。「僕は優等生です」とアピールすることで、オタク外の人に評価されて、オタクに対してマウントを取ることで、現役時代オタクとして何の評価もされなかった現実復讐をしてすっきりしているのだ。オタクとして「優等生的な態度」「勤勉さ」をアピールすることは何の価値もないが、それしか語ることがないんだから仕方ない。オタク活動から喜びを得ることができず、オタク活動苦痛だったからやめたにもかかわらずこの増田は誰よりも「オタクであること」をアイデンティティとしている。オタクとして評価されなかったことをずっと怨んでしょうもない復讐をして喜びを感じてしまうほどに。なんてダサいんだ。

私はこういう「自称オールオタク」を見るたびに、北斗の拳の25巻に登場するコウケツという人物を思い出す。

フォッホホホ。もはやオタクの誇りだけで食える時代ではないのだ!

きさまらオタクはどこまでオレをコケにするんだ!

ええか!わしわな!オタクたちにドブネズミといわれたんだ!

わしはあの時の屈辱を忘れたことはねえ!その恨みを晴らすのを夢にまで見た!

かわりに他のオタクをドブネズミ同然に殺してくれるわ!

漢字で書くと「高潔」でまさにポリコレと相性がよさそうな名前だ。みなさんも、今後こういう人物を見かけたら、ポリコレと呼ばずにコウケツ様とお呼びすると良い。


トラバの反応が弱くてつまらん。

元増田が「根拠なく他人妄想でどれだけ人を傷つけることができるかを競うゲーム」を始めたので、それに応じてあげただけなのに、元増田応援してたやつがこっちだけ顔真っ赤にして「根拠がないだろ!」とか言い出すのを見ると「お前が始めたゲームだろ」って言いたくなるわけだが。もしかして殴り返されるの想定せずにこんな雑なルールで「根拠なく他人妄想でどれだけ人を傷つけることができるかを競うゲーム」を始めたのか?

俺は正しくお前たちを鏡に映しただけなので、お前が殴ってるのは鏡に映ってるお前自身だぞ。そんなことにも気づかない間抜けなのか。元増田馬鹿にしてたやつがこっちも馬鹿にするのはいいけど、こっちだけ批判してるやつ、さすがに鳥頭すぎって笑っちゃうんすよね。

2023-05-01

海外大学は推薦状と簡単テスト(常識テストレベル)と自分の今までの活動実績で入学許可が降りるから

海外大学にうかったっていうのは学ぶチャンスをもらっただけにすぎず

めちゃくちゃ勉強しないと卒業できない

海外大学に受かっただけじゃ日本大学のように必死受験勉強を勝ち抜いた秀才とは違うんだよ

海外大学に受かったっていえば

入試自体が激ムズの日本大学と同じだと勘違いしてくれるバカいるか

って感じで、海外大学に受かったっていってるやつ。やはり小賢しい感じがする

 

現時点でそのような活動してるってことは

将来はMBAとか海外での学歴を利用して怪しいコンサルになるのとかが関の山っすね

別に応援しなくても良くね?

2023-04-30

anond:20230429134708

受験勉強だとキラ勉よりガリ勉の方が重宝されるけど、社会に出るとキラ勉の方が役立つ場面多いんだよな

綺麗にまとめられたパワポ広告デザインセンス、見やすいまとめ

適職はデザイン系やライタープログラミングもひょっとしたらキラ勉の方が上手くできるかも。

研究職に就くならキラ勉は害になりそうだけど、大体女は文系職に就きがちだから

2023-04-29

anond:20230429134708

から本気で受験勉強をしたい子は電車の中で勉強するんよ。これが女子高生電車の中で必死勉強しているのをよく見かける理由な。

「人の話が処理出来ない奴へのアドバイス」は役に立たなかった。

https://anond.hatelabo.jp/20230423111053

各所で話題になっていたので、実際にアドバイスを試してみた。

結論から書くと、役に立たなかった。

①敵の話が全て俺の予想の通りだった。

大体、人間の会話なんて大したパターンがない。

俺は自分仕事のどこにミスあるかなんて全てわかっているし、上司が怒りの表情で俺に話しかけてきたら、そのミスのどれか指摘してきているに決まっている。

また、相手趣味嗜好、時事ネタの何を好むかも大体わかっているので、相手の機嫌次第で何の話をしてくるかは大体わかる。

世の中は、俺の予想通りの行動をしてくるやつらしかいないことを再確認し、話を最後まで聞くのは時間無駄だなということがわかっただけだった。

俺はちゃんと、他人PCモニタに何が映ってるか監視しているし、他人日常会話に聞き耳を立てているし、

朝誰もいない時に机も漁っている。同僚のスマホPCの解除パスも、6割くらいは覚えている。

そういう努力をしていない人間けが、敵の話を予想できないのだなと思った。

『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』という言葉を贈りたい。

まずは誰もいない時に机を漁り、他人書類を読み込んでおくことだ。

②話を聞かない能力が失われる

そもそも、何故人の話を正しく理解する必要がある?

コミュニケーションとは、つまり他人を利用するためにある。

無知は利用するため、知識悪用するためにある。

例えば貴方創価学会やマルウェイ、統一教会等やものみの塔などの話をちゃんと聞く必要があるだろうか?

会社にかかってくる、不動産投資営業や、保険営業の話を、理解する必要があるだろうか?

そういうことだ。

世の中は、「聞かない方が良い話」や「理解しない方が良い話」に溢れている。

それらの詐欺カルト的な話など、しっかりと耳を傾ければ、ある程度の合理性は見出せるのだ。

あなた幸せになれる」などという甘言なのだから論理的理解すればするほど、ハマっていくものなのだ

オウム高学歴人間達がドはまりしていたのも同じで、彼らは話を聞く能力や読解力があったからこそ、カルトにハマってしまったのだ。

仕事もそうだ。

何故ならば、仕事上のコミュニケーションの行きつく先というのは「人生を食いつぶし会社や俺のために奉仕しろ」という言葉に他ならない。

何故、そんな言葉理解する必要がある?胸に手をあてて考えろ。

他人言葉自己流に都合よく解釈し、ああお客様の役に立つことなんだな、とか、自分の成長にも繋がることなんだな、と思い込むことによって社会は成り立っている。

上司の指示や話をしっかり理解しろなど、残酷言葉に耳を傾ける必要はない。

俺が会話をする時は他人を利用するためか、他人を陥れる時だ。それ以外の会話をしたことがない。

そんな俺の話を聞く必要があるか?ないだろう?つまりそういうことだ。だが、俺は善人だ。なにせ、自分が悪意を持っていることを知っている。

そして本当に他人を利用する悪人なら、自分の悪意を晒したりしない。デメリットしかいからな。

真の悪人とは、つまり自分行為社会善や共通善に則っていると思い込んでいるやつらのことである

わかるだろう。

他人無償アドバイスをするような人間の言う事は聞く必要がない。俺のような善人の言葉を除いて。

時間の有限さを無視している

我々に人の話を全て聞く時間があるだろうか?

いや、ない。

国語テストの話をしよう。

国語物語文や論説文を解く時、まさか主題となる文章を頭から読んでいたのではないだろうか。それは誤りだ。

問題から読むのが正解だ。

国語の長文読解は、①問題文で使用されているのと、同じ単語の連なりを全体視で見つける。②問題文と関わりのある文章段落のみから情報引用し解答する。

これだけでいい。短時間で解答することができる。しかも間違えない。そもそも文章全体を捉え、理解することなど、時間の有り余っている暇人だけやっていればいい。

俺の経験が確かなら、駿台だとか河合塾だとかでも、同じように教わるはずだ。というか教えていた。

受験勉強が得意なことと社会生活が得意なことは=ではないが、この能力必須だ。

マニュアル、社則、資料、全てを読み込んでいる人間まさかいないだろう?

このゴミのような情報が溢れた社会で、俺達は幸福に生きなければならない。

必要情報必要なだけ読み取るのが国語力だ。断じて、頭からケツまで理解する能力国語力ではない。

全てを書き取り、相手意図を読み取れ、というのは問題を錯誤させようとしている詐欺だ。

その詐欺が奪おうとしているものは何か。

お前が幸せになるために使うはずだった時間である

目的は明らかだ。この世は限られた幸福の総量を奪い合うゲームだ。

能力とは、つまり相対的ものだ。絶対評価ではなく、相対評価が世の常だ。

他人時間を浪費し、無駄なことに時間を使うことによって、相対的価値を高めようとする人間欺瞞である

時は金なり、いや、金より重い。

他人の話を全て聞き取る、書きとる、こんな無駄行為時間を使ってはいけない。

何度も言うが、俺はまず自分悪人であることを示した真の善人なので、本当の善意から言っていることはわかってくれたと思う。

俺の話だけは、最初から最後まで聞く価値があると断言できる。

④より効率的方法

ではどうしたらいいのか?対案はある。最初に述べたように、まず予測能力を高めることだ。

人生パターンは貧弱だ。国語問題文などその実、パターンが数種しかないのと同じことだ。世の中の人間は、そんな大したバリエーションや複層性を持っていない。

まり、敵である人間達の情報を常日頃から収集しておくこと、これは文章①で述べた。

文章②で、世界は聞く必要のない話、聞いてはいけない話が多い事を述べた。

文章③で、あなた時間の大切さを説いた。

そこから、真に貴方が取るべき行動を示す。

文章による文語理解も、口頭による口語理解も、基本は同じだ。

その前に、俺は善人なので少し捕捉する。

日本語は実は言文一致話し言葉書き言葉が同じ)をしていない。

その前提を理解していない人間理解しているのにも関わらず、文章を書き写せなどと言ってくる、相手無知を利用したコミュをするやつは、くたばってしまえと言う話だ。

会話、『話し言葉』においては簡単だ。語気が強まる瞬間、あるいは話の最後の瞬間だけ聞き取ればいい。どうせ中間は天気の話とか大谷の話しかしていない。

1から10まで聞くのではなく、音が強まった瞬間だけ、耳を傾ければいい。

大体、専門用語略語、社内オリジナル用語業界用語など、文語なら通じるが口語では通じない音でこの世は溢れている。

文字に起こせと言われても、「こいつ何言ってんだ?」という部分で引っかかりが生じるのは当然のことだ。

文語テキスト場合簡単だ。

「つまり」だとか、でかでかと書かれている部分だけ読みとればいいし。テキスト100行あれば、人生において必要な行は2行か3行がせいぜいなのだ

そこをCtrlFで検索するのでもいい。自分必要テクストだけ摂取すればいいのだ。

この点で『つまり会話を文章に直すのは有効では?』という語り掛けがあるかもしれない。詐欺である。なぜならば、その有効性とは効率のためにあり、

そもそも口語文語に訳す』という手間、時間が、そもそも『非効率的である以上、その論法は成り立たない。

「人が口から発した言葉テキストしろ」という言動が、貴方をハメようとしている悪意に満ち溢れたものであることはわかって貰えたと思う。


繰り返すが、貴方時間は有限だ。

貴方時間貴方幸福になるためにあるのであり、

相手の話を全て聞き、それを文章に書き写し、理解する」ためにあるのではない。

そもそも、『話が理解できない』などというのは、『単語ローカルルール理解できない』ことに原因があるのは明らかなのに、元増田はそれをあえて無視している。

組織の使う備品名前、その目的取引先や他部署人間名前、そのあだ名

組織過去共通話、下らない横文字

そう言った知識非対称性が、『話が理解できない』に繋がっているのは明らかなのに、1から10まで話を聞けば、理解できるかのように語る元増田詐欺師だ。

人間の会話は、知らないワードが3つ出てくると理解できないのだ。

それを、元増田は分かった上で無視している。種別は違うが、理解できない会話を放り投げてくる奴と同じだ。

知識非対称性を利用している。そういう人間は総じてカスである

バットを持っていない人間ホームランを打てと語り、サッカールールを知らない人間試合に勝てと言っているのが元増田だ。

俺はそんなことはしない。どんな無知人間でもわかることしか言わないし、やれることしかアドバイスしない。

まずは同僚や上司の机を漁れ。スマホを覗き見ろ。

敵を知り己を知り、要点だけを聞ける能力を磨け。

わざと変なことを言ってすまなかったな。

まり話し手と同じくらいの、前提知識を得ようぜ、そうすると要約できるって話だ。

結論

『人の話が処理出来ない奴へのアドバイス』は、悪意ある詐欺師の欺瞞である

まずは、『相手の話の要点だけを聞く能力』を磨くべきだ。

2023-04-22

anond:20230422112852

ChatGPTがつく嘘もかなりの割合で気がつくよ。やっぱり受験勉強教養大事。「嘘つくガー!」って喚いてる奴は理系的な検証の仕方もよくわかってないんやと思う。知らん言語コード書かせてもロジックの部分は大体わかるしな。

2023-04-20

運動部体育祭死ぬ気でやってもらうから浪人してもらう前提だから

「高3夏より前から受験勉強に本腰入れる奴とかキッショいカスから






こういう方針の県立名門進学校、どの地方(特に九州)にも必ずあるけど戸塚ヨットスクールとか昭和受験少年院とかと同じノリとしか思えない。

このご時世もっと軽蔑されていいと思う。

文化系キャラ普通にイジりの建前で実質的イジメられるし。

2023-04-19

anond:20150716210635

これってさあ、ほとんどは普通にちゃん仕事をしている」というか、普通にまともに仕事しているというレベルの話なんだよなぁ。プログラミングに限ったことでもなくてさ。

「着手する前に状況を整理する」とか「メモを取る」とか、いい年した大人仕事をする上で当たり前っちゃ当たり前のことだし、「事実と予想を明確に分ける」も頭を使う仕事では基本中の基本だもんな。仮説思考対照実験中学あたりで教わるし、受験勉強を乗り切る上で重要だし、まともに仕事ができてるやつは普通にやってるもんな。

プログラミング特有と言えそうなのはツールを使いこなす」と「一作業一仮説」あたりだろうけど、これらも理系というか技術系の仕事だったら基本的なことだしな。

結局、学校勉強をしっかりやってて、仕事にも向上心をもってまともに取り組んでいれば当然のように身につけているはずのことなんだよね。この元増田氏もちゃん自覚して身につけているようだし。

まあ、バグの原因やありかの見当をつけるのは、仮説の構築力というか要するに論理的思考力と、あとは経験で勘を養うことだろうし、ある程度はセンスもモノを言ってくるんだろうけど、結局はその辺が腕の見せ所というか、そのへんで腕の差が出てくるんだろうな。それ以前のことは割と基本的で誰もが身につけるべきことだと思う。

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