2023-06-08

これが富裕層の生態だ!

ちょっと思い立って、自分のことを書いてみようと思う。

世間的な基準では富裕層成功者といえるんだろうが、それでも現実問題としてそう贅沢なことはできないし悩みも多いよ、というお話です。

【経歴】

現在40代後半です。

子供のころから勉強は得意で、高3のときから3か月だけ受験勉強して東大理1合格。理3も狙える成績だったが、医者になる気はなかったので理1で充分。

その後、物理学者になるかソフトウェア産業仕事するか迷ったが、金に目がくらんでソフトウェア産業選択

最初の4年だけサラリーマンをしたが、同僚がアホすぎるし給料も安いし、自分協調性に欠ける性格なので辞めてフリーランスエンジニア転向。今はともかく、当時は珍しかった。

仕事上では特に最初の数年は波乱万丈でとてもここには書けない。15年前に結婚し、今は4人子供がいて、6人家族である

仕事

ソフトウェア仕事最近年収4000万前後

月給いくらではなく、完成形のソフトウェア仕様を定めて、開発費と月額保守費で稼ぐのがポイント。いったん安定稼働してしまえば月額保守費で長期にわたって労力をかけることな収入になる。一番長案件だと、それだけで累計収入2億円くらいなんじゃないのかな。

開発はほとんど自分個人でやるが、一部は友人に委託することもある。こういう仕事個人間で長期に形成された信頼関係の中で成り立つものなので、SNS転職サイトでは絶対に出てこない。

僕の仕事関係者がこれを見ても、僕だとはわからない範囲で書いています

家計

かに年収は4000万なんだが、お上2000万はもっていかれる。

お上とは法人税所得税住民税厚生年金健康保険の合計だ。

自分だけの法人を作ってそこから自分給料を払っているが、自分給料を上げると所得税が上がり、自分給料を下げると法人税が上がるので、トータルではそう大きな差はない。江戸時代と同じ五公五民

サラリーマンの人に言っておくと、社会保険は労使折半なので、会社として負担する人件費は額面年収+15%くらいだぞ。

まり手取りは年2000万、1か月あたり160万くらいだ。消費税抜きにすると145万ほど。

そこから

家賃50万: 都心に住んで6人家族だとふつうの家でもそれくらいかかる。なおタワマンではなく普通賃貸住宅

教育費40万: 子供1人あたり10万。モノより経験に金を使う主義なのでこれくらいは当然。

食費20万: 家族が多いと、ハナマサの安い肉とかを活用してもそれくらいにはなる。

日用品光熱費その他20万: スマホ代も6人分だし。

実家への仕送り10

手取り160万/月でもこんなものです。貯蓄に回す分はあまりない。王族のような生活とは程遠い。

支払いは可能な限りクレジットカードにまとめてて、その支払いが大体70万/月。その明細を見ても、妻が使った分含めて特に贅沢はしてない。

服はユニクロしまむらだし、ワインも1本2000円以下のしか買わないし、外食も月1回程度。大した余裕はない。

旅行は年1回行くが、6人家族なので、国内でも100万、海外なら200万かかる。なかなかの出費だ。

都心に住まなければ生活費は圧縮できるが、子供がある程度大きくなると友人関係などから引っ越しは容易ではない。最初の子が生まれる前に郊外引っ越しておけばよかった、と思わなくもないが、ケチケチしてても自分寿命が尽きるほうが先だろうからバンバン使う主義だ。

なお、スポーツ選手漫画家など、人生総収入がごく短い期間に集中する人はこの不公平感が僕よりさらに大きいと思う。制度がクソすぎる。

行政へ】

年間2000万納めつつ子供4人育ててるんから児童手当の所得制限がどうこうとかで揉めてるんじゃねーよ。誤差の範囲だろうが。

少子化の原因は、産業構造の変化とかもあるが、消費税社会保険料率の上昇ですよ。これを10年前の水準に戻してくれれば僕の手取りは年300万増えるし、それなら子供もう一人追加してもOK

それだけの負担をしても、僕は子育て大好きだし、子育ての喜びは生物本能だとも思うので、これが一部の特権的階級だけのものになっているのが本当にもったいないと思う。

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