はてなキーワード: パントマイムとは
今日はパントマイム風ストーキングとも呼ぶべきアンカリングについて語ります。
全然知らない私に向かって、何か仕草でサインのような事をするのだが、無言でするので、頭のおかしい人に見えるしアンカリングに力を入れすぎて色使い配色の服装がチンドン屋のようなのに、オシャレ感を漂わせてさっそうと登場し、このパフォーマンスをはじめる、馬鹿丸出しの男が2日連続で現れ、最近文章にしたアンカリングの方法以外のアンカリングをこれ見よがしに見せに来た。
笑わせてくれるが白と黒の手袋の話を書いた次の日に赤と黒のシューズを左右で履いてくる馬鹿が出てきた。
それはいいが、気取っているのが情けない。
しかしこれも時系列で昨日その内容の記事を書いて次の日にこのようなスタイルで現れる。
今日この者の話と写真を撮ったしても、昨日の布石があってのこのアンカリングという事を注目してほしい。
昨日白黒の手袋に対して、赤黒の靴だよね。
目ん玉えぐり抜くにたいしてタイヤのネジ緩める。
こういう時系列で集ストは日夜なされていることを、写真や動画で懐疑的に成らずに背景を見て5~6次元位で考えないとよく表現出来ないのが集ストだ。
誰か集ストのモロのアニメショーン作らないでしょうか?
みなさんは京都・三条にあるノンバーバルシアター『ギア』をご存知でしょうか?
駅に貼ってあるギアのポスターを初めて見た時、「小さい箱のようなものだがこれは舞台なんだろうか?」が最初の印象でした。
特にどんな人が出ているか気になり、サイト内のキャストのページで最初にマイムを見た時「こんなかっこいい人が出ているんだ」と感じたと同時に「これは女性ファン多いだろうな、ハマる人はハマるだろうな」とどこか冷めていました。
他のジャンルの人も見て、特にジャグリングというジャンルを見た時に「各々が技を披露する、、、サーカス的な出し方なんだろうか。結構明るい感じ?」を思ったことを強く覚えている。
でも舞台好きだし観に行ってみるかと思い、2022年10月2日に行きました。
当時のキャストはマイム:松永さん、ダンス:達矢さん、ドール:游さん、マジシャン:新子さん、ジャグリング:宮田さん。
当日は舞台の世界観にここまで作り込まれているのかと驚きながらも少し戸惑いました。テレビで紹介されていた、劇団四季のCATSを思い出しました。やけにロボットの置物が多いなと思いました。
当時はちゃんとギア自体の説明もそうですがキャストさんの説明文とかもしっかり見ておらず、ただ舞台というだけで観に行っただけでしたので。
マジシャン、ドール以外何が出てくるかも覚えていないまま舞台に臨みました。
最初に赤い人が出てきた時にロボットの動きで出てきて、その後他の色の人が出てきた時は「あぁそういう感じで進めていくんだ。」と思いました。
あと黄色のロボットの人は最初ターミネーターみたいだなと思ったこと、今でも思い出します。
でも最初のリズミカルな作業のシーンで「かっこいい」と感じました。みんなサングラスでロボロイドぽい無表情でかっこよい。今でもこのシーンは好きです。
そこからしばらくしてドールが出てきて、黄色のロボットがダンスを始めた時に「え、めっちゃっかっこいい」と一目惚れをしました。もともとダンスの舞台が好きだったので、こんなかっこいいダンスをここで見れるなんて!という感想。また筋肉すっごいなこの人ととも思いました。
パントマイム、マジシャン、ジャグリング、ドールのダンスといったすごい技を見て惹かれました。特にジャグリングは幻想的でこれもまた好きなシーンではあります。
またマジシャンの人がトランプぶちまけてダンサーとジャグリングの人が拾ったり、だるまさんをやるなど面白さも相まって一気にハマりました。
1回目では強く印象に残ったことしか感想かけませんでしたが、2回目からは1回目で見た話の流れを思い出し、またキャストによる違いも楽しむことができました。特にジャグリングなんて人によって技どころか使う道具からして違いますしね!
そこから、観に行くためには今の給料では難しいからもっとお金が欲しい、あと土日休みがいい、と思うようになり転職をしました。無事に採用内定し、働いています!
ギアにハマってから推しができたり、推しに見られても恥ずかしくないよう減量したり、そして何より転職できたりと私の人生とてもいい方向に変わりました!感謝しかないのでもっと観に行って還元できるようにします。
記事からは特に問題意識を感じなくて、「ツイッター速報〜BreakingNews」とやらが「させられている」って書いたのが全てかと。
2023/01/06
政治キメてるとこ悪いけれども
「かっぱ寿司の地下では捕まった河童たちが泣きながら寿司を作る仕事をさせられている」というネタがあるので
「くら寿司ではウクライナ人が労働させられている」って書いただけだと思う
元ネタすら知らなければ「かっぱ寿司 強制労働」とかでググろう
で、
自分もかっぱ寿司ネタなんてずっと前にちらっと見ただけだけども
このツイッター速報の書きざま見たらパッと「あのネタね」となった。
「ああこの人は要素の類似であのネタを思い出したので軽いパロディでそう書いたのね」と。
手繰るのではなく一瞬でパッと全部出る。
世の中にはこの「パッと」が無い人の方が多い。
文章読んでもどういうネタかとかどういう構造かとかがわからない。
誰がどういう立場でどういう主張をしてるとか
何を参照してこういうこと言ってるとか
そういうことがパッと把握出来ないし整理できない。
ああ多分この人はこういうこと主張したいんだけど
こういう風に言葉が足りないせいで周りに通じるわけなくて
足りないのはここの説明だよねとか
それぐらいのことが自分は見た瞬間パッとわかるけど
やってる全員わかんないらしくて延々やりとりして段々喧嘩になってる。
だから中心で怒ってる人に
「これこれこうだからあなたここの説明が足りないので周りにはわかんないですよ」
「あなたの主張は多分AかBだと思うんですけどまずそこを明示しては」
って言うと更にピキピキ怒りだしたりする。
読むことが苦手な人の為に書くんだから段落分けたりとか強調したりとかいろんな工夫も要る。
だいぶ乱暴に書いた方が反応が良かったりする。
たぶん漏れなく書いたところで漏れなく読める人があまりいない。
ちょうどいい塩梅に書くことをかなり訓練したけど
パッと掴むことより掴んだものをわからない人に説明する方がずっと努力がある。
この人は明らかにパッと掴める側の人だった。
彼は保守・右翼のカリカチュアと言うかパントマイムをしていた。
彼の発言は野暮な言い方をすれば保守・右翼への風刺や揶揄であって
パッと掴める人には一瞬でわかることだった。
革新・左翼側の人達に猛攻撃を受けて炎上・凍結したりしていた。
垢転生をまたぎ別々の大物から「ウヨク」誤認され2度炎上は凄いことで
当人も唖然としていたし見ている自分も開いた口が塞がらなかった。
我々にすればパッと掴める・伝わることが全く伝わらない。
革新・左翼大物のそれなりの文筆家が誤認して同士討ちを号令する。
もはやどういう風に文章を読んで理解してるのかさっぱりわからない。
最初の話に戻り、
「くら寿司ではウクライナ人がすしを作る仕事をさせられている」だけでパッと意図が掴めない。ニュアンスがわからない。
元ネタ知らなくとも「なんかこれは自分の知らないものが下敷きになってるな」と察知する鼻も利かない。
そういう人達にとって
「これは政治的イデオロギーの自分と対立する側の人間の妄言だ!ケシカラン!」
という処理は負荷がきつくない。
パッと掴めない人でも議論参加気分を味わうための補助輪ではないのか?
どうもそういうエッチラオッチラ読解するような能力の話とも違う気がする。
わかる人はパッと掴むし
それが出来ない人は時間かけて頑張っても無理。
冗談にしても
わかる人はひとことに100詰まったネタを一瞬で消化して
わからない人は15ぐらいのネタをダラダラ長い説明されてようやく理解して笑う(虚構新聞とかの感じ)。
これに長けてる人間もここが弱い人間も自覚すらないことが多い。
前者はなんとなく「自分はバズるのが得意だな」とかになったりはする。
職場や家庭などではパターン認知でなんとか会話が成立するからであって
自由なお題で少し抽象性の高い会話すると全くダメだったりする。
ネットではそこがむき出しになるのでフリーディスカッションは居心地が悪くなり、何らかの党派のチームに入りがち。
hesopenn
凄い思い上がった人だなという印象。
ある程度、額面通りに文章を読むことは不可欠で、パッと文意を読んでしまう人は誤読、深読みにハマる。
2023/01/08 リンク yellow16yellow
いや「パッと」自体は全員がやっている。
本当に額面通りに読むなら「ウクライナ人が寿司を作る仕事をさせられている」を読んで
この書き方をする書き手の意図はなんだろう?わかんないな・・・
で一旦保留して探るはず。
でもそうしてなくて
「難民様は働かずに暮らせるべき、みたいな意識なんかな」という、
書き手が何か特殊な政治的意見を表明しておるのだな、という解釈に「パッと」なっている。
これは自民党の工作員だな、という解釈に「パッと」なってはいる。
その直観が間違いなだけで。
「パッと」は全員やっている。
その精度が出る人と出ない人(掴めない人)という話。
…というこの話自体も
私の同類はたぶん「パッと」で秒でわかるし、
その能力がなくともエッチラオッチラ額面通りに読めば読めるはず。
それがわからなかったということは
・どちらの能力も欠損している
どっちかで
少なくとも「パッと」の精度が欠損しているのは確定的だと言えるので
そのことについてここでは書いているわけです。
chambersan
(大体わかった)相手が自己と同じ体験と知識がある事を当然の前提に話し始めるのって、ウチの子が5歳の頃にしていた行動なんだけど。
2023/01/08
話のまくらということを考慮してもたまたま増田がかっぱ寿司ネタを知っていたことをマウントの種にするのは話の趣旨からするとアホすぎんか?
2023/01/08
増田もかっぱ寿司ネタがさして面白いとは思えないし深くはまったことがあるわけでもなく
ずっと前にネットの片隅で見たなって言うのがパッと出る(出なくても未知の下敷きの存在を感知する)
という能力の話をしていて、
この話を
かっぱ寿司ネタを知ってるのが偉いというネットミームマウント合戦だな?と受け取る人は
「パッと」で間違った直観を得ているわけでしょ
だから念の為かっぱ寿司以外の例も出してるのにそこはそもそも頭に入りもしていない
それは掴めるとしか言いようがないんだけど
出来ない人は本当に「そんなの嘘だ」と言う反応になることを最近気付いた
キメセク天皇も仲間から燃やされるまでは気付いてなかったと思う
hakusai_chan
あのさあ、内輪のネタって内輪にしか通じないんやで。悪ふざけ叱られてただのネタなのにーってイキってる中学生みたい
2023/01/08
同上
仕事上の連絡とかのリアルでシェークスピアだのホメロスだのでマウントされてからもう一度書いてみてほしい
2023/01/08
「掴めない人もたぶん仕事だとやりとりは出来ている」
ということをすでに書いたのにこういう”反論”をする人は
・直観の精度が出ていないし
ということでしょ?
折り込み方はさりげなく何の目配せも無いほど高度であって
受ける側もそれをきちんと読み取れるのが当然。
こういう場面場面の違いの話も多分この人は理解をしない。
「この場面ならこう、この場面ならこう、」と書かれてあってもそれぞれのことが読み取れない。直観でもエッチラオッチラでも。
そういう人でも仕事のやりとりは積み上げたパターンがあるので何とかなっている。
そしてパターンコミュニケーションしかない人はその外での自分の欠落や無力を自覚しないので
ネットで自由の荒野に放り出されたときに、じわじわと党派モンスターに吸収されていく(楽だから)のでは
という話をしました。
mng_dog
本人の「俺は当然のことをやっているだけだが」という頭良しぐさと「パッと掴める」という頭悪ワードのギャップが面白い
2023/01/08
自分がある種の知性について優れているということなら多分そうだと思う。相対的に。
ただあなたの「頭良」「頭悪」のイメージはおそらく知性のイメージの相当な貧困があると思う。
社会が求める”理想の父”をあれだけの精度で演じて見せたあとで
そのステージを終わらせると決意した途端にまた見事な濃さの”女”になって出てくる。
物凄い能力の高さがある。
その一方でりゅうちぇるは中学までの学校の勉強の理解度は壊滅してるし、アナログの時計が読めない。
知性は無数の方向性があって、
パントマイム。プロが減った。背中から追跡している人間だけがまだプロ。後は素人で。そいつら素人が結びつくことを恐れてるってんで、半年ごとにターゲットのレッテルを更新するようになった。
勧誘を断られると、あいつはカルトだとか。在日とか部落とか。検証できないようなことを言い始める。強姦魔とか。放火魔とかね。社会的に貶めるようなことを言えばなんでもいい。一つ一つのレッテルは使い捨て。
Qカルトの時は本当に忙しかった。大統領選で一旦ゼロになって、最近復活。でも何か勢いがない。
舞台役者のあのニイちゃんはどこに行ったんだろう。一時期めちゃくちゃ稼いでいた。本業よりも。
風俗嬢の女の子は実家の仙台に帰った。接触プレイはもうやりたがらない。汚いし。
代わりに嘘放送を流す。業務れんらくに、緊急点検を開始しますとかね。東京名物の空ピーポーも忘れずにね。全部無料だし。でも牛丼の肉より多い一味唐辛子みたいで食べる気が起きない。
gooogleが顧客である俺らに情報をうる。ラインからも買う。韓国だともろそれであると全員知っている。そのようなサービスを使って、半島とやりとりのある日本企業(本当は華僑系)を批判すると、韓国の一般人はネットのプロバイダー契約ができなくなるんだって。逆にサムスンやヒュンダイのような韓国企業を批判しても、なーんもない。あっちは検閲されているクソみたいな国。こっちは国じゃなくて俺らがやってる。民間団体。
なぜ俺らが疑われるのか。だって戦後から横断的に全国で個人情報を収集している民間団体はここしかないから。個人情報を更新し続けるコストがバカにならない。しかも全世代。他ではできないんだろう。
人材不足と最近の手法の変化。そろそろ畳まなければいけないという思いもあるのだろうな。
昔だともっと挑発じみた手法が取られていた。しかし、最近はターゲットに諦めてもらおうとか、証拠を出されないようにしようとか、ミスリーディングさせようとする手法に変わってきたね。ボスの老婆心だろうか。お手当も減ってるしね。
昭和の時代は共産党もやっていたってボスがいってた。ターゲットは主に、自民党員の若手経営者など。でも今は明るいリーダーのもとで健全運営ができている。ABCの最後の人。一階は新聞屋さんだけどね。どのように収束を図ったのかわからない。誰かおしれてくれ。それが共産党が政権与党に対してできる最大の政治かも
逆に加害者になるとこんなにいいことがおきるというのを言っておきたい。
ありえない会社に裏口入社できる。人に言うとびっくりされるけど子会社っていうの。真顔な反応になるけどね。
職場では場末のキャバクラに入り浸るやくざみたいな構図になる。お前みたいなチンパン顔が入れるわけないだろう。うんうん辛かったねって。そのやくざはただのヤンキーでなく、劣等感もっている人間が選ばれてる。チビとかチンパンとか。
ご近所さんはみんなわかっているから、いくら繕っても、こんなとこ誰も入社しない。マブダチの派遣会社に依頼して人を入れるしかない。銃を持ってると打ちたくなる。
刑務所内に設置された豪華大浴場みたいなものだ。入っている時は日常を忘れられる。刺青を見せびらかす。ふと脱衣所の窓絡みえる鉄格子でできたゲートと金網が目に入ると、我に返る。ああ、俺たち管理されてたわって。
両手の小指がないヤメやくざはYoutubeにてこう言う。「あの人たちが今どうしているのかわからない。かと言って、やくざとして大成したという話は聞かない」だって。うーん。小指がないという説得力。
てか顔も声も名前も伏せても金が稼げるすごい時代。エピソードが王様。なんで出てこないんだろう。出てこいよ昭和の少年やくざ。令和の少年やくざが相手になるぜ。早く返事をしろよ。ウイットに飛んだ返しをしろよ。
ボスから電話。ターゲットがまた海外に逃げたって。またしばらく仕事は休みになるのかな。
明るい未来と、死体発見。リアルを生きてるターゲット。俺はさっきから指の感覚がほとんどない。選択することができなくて、自販機の前でたたづんでる。ずっと時間が止まってる。
俺も海外に行こうかな。でもパスポートっていうのいるんでしょ。やめた。てか外で死ぬとすごく高い金と国に迷惑かかるらしいね。研修でそう習った。迷惑を作るのが仕事だけど。待ち時間が長い。入間に一生いる。入間に一生。
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いやおれが見たのは本当にダンスだったのかなあ?
配信で近藤良平という人の「夜のカフェテラス」というのを見た。
近藤良平という人はコンテンポラリーダンサーというはなしだから、きっとこれはコンテンポラリーダンスなのだろうと思うのだけれど、自分が想像するダンスの枠の外すぎてわからなくなっている。
赤ちゃんが初めて立ち上がる瞬間の演技や、雌鶏が走り回って卵を生む演技なんかはぱっと見でそれとわかってすごいなあと思ったし、たまにあるちゃんとしたダンスっぽいのもよかったと思う。所々のコミカルなパントマイム的な演技もそれはそれで面白かったのだけれど、大中小のクマのぬいぐるみとのダンス?とか、笛やラッパを吹いているところとかはこれは一体何を見ているのだろうと不思議な気持ちになった。
たぶん理解できないんだろうなあというのは覚悟して見始めたものだからそれはそれでいいのだけれど。でもできれば自分が見たものが何なのかもう少し理解したいという気持ちもある。
テレビ持ってないけどYouTubeにネタ上がってたので見た。
お笑いはガーリィレコードとさらば青春の光くらいしか見たことない。
面白かった
ステージの温まってなさそうなトップバッターもリズムネタで上手いこと沸かせてて安心して見られた
美川憲一一本勝負という構成のおかげでココの部分が面白かったって伝えづらいのが盤外の欠点だと思いました
まあまあ面白かった
パントマイムとして見るととても良かった
ツッコませるためだけの小ボケ(マイケル・ジャクソンの前後)が蛇足に思えた。ソロでやってほしい
うーん
セクシャルなネタが好みではない。身長差が大きいコンビ見ると視線が気になるという知見を得た
まあうーん
動き回るネタで髪が目にかかってる人が、その髪を除ける仕草に意図が感じられなかったところが構成として気になりました(重箱神細部
面白かった
工夫の凝らしたボケの出来は今回No.1。だけどその分ディティールの甘いボケとの格差が気になっちゃった
同じネタをもっとうまく演じられる他の芸人いそうだなあと余計な考えが脳裏をよぎった
ぼちぼち
友達0人の不気味なボケを笑いに変えるにはツッコミのトーンが暗いのが気持ちよくなれなかった
たいへん面白かった
全編通して面白い分最後のオチが弱いと思った。ワゴンRのカスタマイズでもう2回ほどボケ倒してみてほしい
まあまあ面白かった
面白かった
アドリブ地味た掴みはバッチリ。積み込みのネタも勢いあって良かった。オチもキレイに落ちてて好き
ツッコミに対するボケの反応がリズム走りがちなのが気になったがとにかく笑えた
うーん
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ぼちぼち
1本目のスタイルに最適化した1つの極みを見たあとだとどうしても陰る
ぼちぼち
不気味
やっぱり不気味。気持ちよく笑えない
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2021年9月12日にM-1グランプリ1回戦札幌予選を見てきた。会場は狸小路5丁目のサツゲキ。
エントリーは82組で、欠席者もいるので実際の出場は73組。MCはすずらん。3時間超の長丁場だったが、これでもまだ他の都市に比べれば短い方だから恐ろしい。
札幌予選はアバンギャルドなアマチュアが多くて面白い。MCのすずらんも後日のライブで言及していた「R-1三人衆」が今回の注目株で、相方が人間じゃない組が3組もいた。漫才の定義を揺さぶりにかかる札幌は色んな意味でフロンティアだ。ついでに顔出ししていないコンビも複数いた。
印象に残った組についてレポしてゆく。
「新番組」。明らかに悪意のあるキャスティングが展開されるが、そこにはツッコミがない。ひろゆきのモノマネがちょっとだけ似ていて、札幌予選初笑いをとる。
北海道の離島出身だというおじさん2人のコンビ。島の話が面白そうだったのにそこは広げてくれなかった。
声が大きくて初めてちゃんと漫才らしい漫才が来た!という感じだった。でもチビネタ一本槍はきつい。
「好きなペット」。とても演技が上手で、意地を張るあまり暴論をかましてゆく展開が自然だった。この日初めての合格。
「さよならミオちゃん」という札幌のバンドのボーカルの方が組んでいるコンビ。
仮面をかぶりながら踊る雅楽漫才。雅楽は1300年の歴史があるらしいので、すゑひろがりずの狂言漫才よりもさらに古い。場を和ませてくれました。
大学のお笑いサークル出身のコンビ。ボケは2020年に「風水」というコンビで札幌予選2位通過したテレビ局の方で、ツッコミは2018年に「とれたて力」というコンビで3回戦進出したことがある京大医学部卒の方。さすがに達者だった。
「食べちゃいたい」。この日初めてのプロ組で、ピン芸人同士のユニット。クレイジーなボケと悲壮感のあるツッコミの相性がよかった。このツッコミは汎用性ありそう。
「割り込み」。男女コンビで、ボケの女性がはつらつとしている。
「早口言葉」。R-1三人衆の一人目。アレクサを相方にして漫才をする。ちゃんと自分でプログラミングをしているらしい。アレクサは一応自分で声を発しているので、ちゃんと漫才だと思えてしまうのは、だいぶ毒されているのかもしれない。
「言葉を弱くする」。男女コンビ。きれいなお姉さんがくだらないことをやっているのが意外と新鮮。
「刑務所」。「囚人一号」という名前のコンビもいたが、こっちのほうが囚人一号っぽいことをやっていた。
「大喜利」。スケッチブックを持ち込んだトリオ漫才。老人ホームで職員たちがレクしてるみたいだった。
「混浴」。ツッコミの方は2020年に「パブロ学級」というトリオで出場し、2回戦で結構ウケながら惜しくも敗退していた。もともとは札幌の演劇畑の人たちらしく、声も聞き取りやすくて面白かった。この日初めて大爆笑をとっていた。公式サイトの写真の謎の勢いが笑える。
「バーテン」。「ワンランク上!」「ワンランク下!」と評価しながらツッコミを入れてゆくシステムが、アマチュアながら完成されていて面白かった。
「桃太郎」。童話をネタにわかりやすくボケ倒してゆく王道スタイル。
「怖い話」。札幌でフリー活動しているコンビ。熱気あふれまくって最後は卒倒するツッコミの勢いがすごい。
おじさんと若者のコンビ。ちょっと顔が似てるので親子かなと思ったが、互いに苗字で呼び合っているので他人なのかもしれない。謎が多い。腕組みをしながら話すおじさんがMCのすずらんにネタにされる。この日最初の時間切れ爆発。
元気な兄弟コンビ。兄の方は「アンドリア」としても出場していた。
「2択クイズ」。男女コンビ。ボケの女性が見るたびに不気味な雰囲気になってゆく。
「酒」。2020年の札幌予選3位通過コンビ。最近はずっと四字熟語漫才をやっている。
「万引き」。段ボール箱を持ち込んでネタ時間中に組み立てるというとんでもないネタ。アバンギャルドなアマチュアたちの中では埋もれ気味だったけど、結構めちゃくちゃなことをやっていて面白かった。
「改名」。同級生3人のわちゃわちゃした漫才。にぎやかでした。
「運命の出会い」。最近は地元の深夜バラエティにもちょこちょこ出てて知名度があるのか、出てきた瞬間パッと華やいだ印象。ハイテンションな王道のコント漫才で結構ウケていた。
「おなら」。太田プロに札幌支社ができるにあたって東京からやってきたコンビ。
「吹き替え」。日米コンビだが、アメリカ人がツッコミというのが他にない個性。
「千円」。旭川のアマチュアコンビ。声も通っていて達者だった。別のライブで見たときよりも毒は弱めだった。
ひょっとこのお面をかぶって喋らず、パントマイムだけで漫才をしていた。この日二組目の仮面コンビ。オチで一言だけ喋ったとはいえ、このコンビでも終わった後にちゃんとマイク消毒することに笑ってしまった。
「姉が欲しい」。普段はコント師だが今回はしゃべくり漫才。ボケがかなりの変人なのだがいまいち爆発せず、札幌吉本勢唯一の敗退。
「コンビニ強盗」。何度も見た代表ネタだけど、結構改良されていてよりポップになっていた。
「おすすめスポット」。アイヌ文化を題材にしたネタをするコンビ。札幌の地下ライブにもよく出ているけど、今まで見てきた中で一番ウケていた。ウポポイという名前が北海道では相当浸透しているおかげだろうか。東京だと知られているのかなあウポポイ。
ゆるい雰囲気でよかった。
「ペット」。札幌NSC1期生のピン芸人2人による男女ユニット。二人でむかわ町のロケに行ったからイノセラムスなのかな。天然な弟としっかり者のお姉さんという雰囲気のほんわかするコンビだった。
北大サッカー部の先輩後輩というプロフィールだけ妙に記憶に残っている。
「食レポ」。フリーで自ら仕事をとってライブも主催して頑張っている北海道版さらば青春の光。35歳以上の心だけ的確に撃ち抜くワードを連発しながら、若い女性にも結構ウケていた。
「最近好きなもの」。北海道住みます芸人で札幌吉本のエース的な存在。安定のウケを取っていた。
R-1三人衆の2人目。旭川のアマチュア芸人。ジェイソンのお面をつけたマネキンを片手に漫才する。一応声色を変えてジェイソンの声をやっているので漫談ではない。お面を相方と言い張るような人なので、「ネタを飛ばした」とネタ中に言い出していても本当かどうかわからない。嘘と本当の境目が壊れてゆく不思議な体験ができる。タイミングをはかった時間切れ爆発で大爆笑を呼んでいた。キングオブコント札幌予選でも当日に相方を決めたり、とにかく出場したら何かをやらかしてくれる人という謎のワクワク感がある。
「10回クイズ」。使い古されたテーマだが新しい切り口を見せてくれた。アマチュア扱いだけど事務所所属経験があって実質的にフリーに近いコンビ。
「ミスチルに入る方法」。トリオ漫才だが、コンビ漫才を同時並行してやっているようなユニークな形式で斬新だった。公式サイトの写真でも明らかに立ち位置がおかしいのでただならぬことをしているのが伝わる。落選は残念。
ジモティーで結成したという男女コンビ。女性の方は太田プロ札幌のライブに出てるけど、アマチュア扱いってことはまだ正式所属ではないのかな。
なぜか客席の一部が妙に沸いていたが、知り合いが来てたのかな。
札幌ではケーブルテレビなどでレギュラーを持っていてそこそこ露出のあるピン芸人と、ラジオパーソナリティもしているバスガイドのユニット。早口言葉を普通に噛んだ。
「甥っ子」。最近始めた新しい型がうまくいっていた。途中でボケとツッコミが交代するのもハマり、この日見ている途中で少なくともTOP3には入るだろうと唯一確信したコンビ。
「お祈りメール」。R-1三人衆の3人目にして大トリ。金魚片手に目出し帽姿でまあまあ軽妙な漫談。金魚と会話する意志すらほとんど見せていないのでこれはさすがに漫才ではない気がするが、場が荒れに荒れていたのでウケていた。意外とトークスキルはあるので、札幌の地下ライブとか出たら普通に勝つと思う。金魚が強盗より年上で職業がフリーターと、公式プロフィールでボケをかましているのも印象深い。
結果としては不合格だったものの、R-1三人衆、その中でも特に金魚と強盗のためにあるような札幌予選だった。昨年のマヂカルラブリーの漫才論争なんて一笑に付すようなクレイジーな予選で、大阪にも東京にもない北海道ならではの個性が爆発していた。普通にウケて普通に通過したゴールデンルーズも、ほぼ1人しか喋っていないのでマヂラブ漫才じゃない派の人たちの区分けなら漫才じゃないはずなのだが、他が狂いすぎててもはや誰も疑いを挟まないレベルになっている。相方が人間じゃない3組が目立ったが、素顔を晒していないコンビが3組いるのもなにげにポイントである。まあ金魚と強盗はその両方を兼ね備えているのだが。
僕はコンシューマ、モバイルゲームのプランニングをかれこれ10年ほど仕事にしてきた。
コンポーザーやサウンド関係者ではないが、ビデオゲームとゲーム音楽を愛するものとして、
https://www.gamespark.jp/article/2021/07/25/110634.html
もちろんゲーム開発者の総意ではない。僕と正反対の考えを持つ人もいるだろうから、
記事全体を通して、あまりに政治色が強いことは言うまでもない。
「ハードコアゲーマーのためのWebメディア」を標榜できる記事か?主目的が選挙活動になってないか?
と思わなくはないが、メディアとしての方針はひとまず置いておこう。
さて、多くの人が指摘する「開会式エアプ」問題も確かに引っかかるのだが
故意か意図せずか、突っ込みどころの多いこの記事で、僕が一番に問題だと感じるのは
同業のゲームライターたちをはじめとして、ゲームファン、クリエイター、インフルエンサー、場合によっては作曲家当人もが、この件に感動しここまで指摘してきた諸問題を見なかったかのように「ゲームが認められた」というような論旨の発言を恥ずかしげもなく振りまきだしたこと
この部分だ。 "恥ずかしげもなく" "振りまきだした" 。
つまり、記者はオリンピック開会式に使われたゲーム音楽を楽しんだ人々、喜んだ人々は恥を知れと。
多くのゲームファン、ゲームクリエイターたちを愚弄し、侮辱し、見下す、許しがたい、呪いに満ちた1文だ。
不祥事や問題点の多いオリンピックなのは事実だろう。コロナ渦に悪影響がなかろうはずもない。
しかし、オリンピック開会式に選手の入場曲としてゲーム音楽が使われたことを
数多の素晴らしい音楽を差し置いてゲーム音楽が採用されたことを、純粋に喜ぶゲームファンに
僕自身、開会式を見ていて安直なゲーム音楽の採用という懸念を感じなかったわけではない。
他の演出にゲーム的要素が無く、文脈的に浮いていたように思う(全体的にちぐはぐだが)。
しかしそれはそれ、これはこれ。ゲーム音楽とオリンピックの是非は分けて考えるべきだ。
必要以上に政治的な意味合いを「一方的に」含ませ批判するのは、マッチポンプに等しいのではないか。
また、この記者はオリンピックに関わった全てに政治的関連性を見出し、憎み、批判しているのだろうか。
開会式の大工、タップダンス、ドローン、ジョンレノン、パントマイム、マンガ……。
スポーツ、各スポンサーの商品を買う人々、なんなら東京都民全てを呪っているのか。
結局、「ゲーマーは簡単に論破できそう」「ちょろそう」だから政治色の強い記事をぶちこんではいないか。
ゲーム音楽の政治利用と批判しているが、僕にはどちらかというとこの記事の方がゲームの政治利用に見えて仕方がない。
別の箇所を引用しよう。
そんなことはない。
開会式で採用されたゲームシリーズだけ見ても、反権威的な作品もあれば、権威迎合的な作品もある。
ここらへんから、ビデオゲームというあまりに漠然とした概念の中に反権威的な自己の理想を投影している記者が
勝手に裏切られたと感じて癇癪を起こしている稚拙な文章だと言わざるをえない。
全てのゲームが同じ思想のもと作られているわけがない。それは記者の認識よりも自由でカオスな存在なのだ。
秋には衆院選がある。もちろん選択は自由だが、老人たちに「ゲームファンは大増税しても何しても、ゲーム音楽を流してれば文句言わずに従うチョロい連中」などと思われないことこそが本当にゲーム文化を守ることや、リスペクトすることにもつながるはずだ。オリンピック開会式が本当にゲーム文化をリスペクトしたものであったか、そしてそもそも東京オリンピックがこのまま行われるべきなのか、今一度考えてみてほしい。
おそらくここが一番主張したい部分なのだろうが、ご覧の通り選挙活動である。
投票数の中のゲームファン比率など集計されるわけがないので、これは卑怯な詭弁だ。
開会式やオリンピックを楽しんだとしても与党・野党どちらに投票しても良く、そこに矛盾はない。
ゲーム文化云々ではなく、税制や政策を見てそれぞれが決めれば良いことだ。
余計なお世話かもしれないが、このような煽り文章で記者の支持政党が有利になるとは僕は思えない。
行き着く先は分断と争いであって、改心と一致団結ではないだろう。
この問題の根が深いところは
https://www.gamespark.jp/article/2021/07/27/110661.html
宮崎 紘輔
開会式のパントマイム見て、「仮装大賞」言ってるやつ間抜けすぎる。
どうみても小林賢太郎なのに。
子供の頃みたテレビぐらいしか文化に対するアンテナが無いこと、
小林賢太郎がニュースになったときにその人物や作品を調べずに発言していたこと、
自ら晒しに行っている。
・地中が映って選手メタファーの種から芽が生えてくる→なんで種?それで表現するなら選手という花から種が散布される感じだろ?
・コロナっぽい練習風景→取って付けたようなコロナアピール。突貫工事としてはマシな方か。でもつまんね。
・四季っぽいなにか→せっかく作ったので無理やり入れました感。いらんわ。まあ発注したから金払わん訳にもいかんししゃーないっていう公共事業の常か?
・抽選会の思い出映像→普通。文句はないが褒める気もない。まあ意味不よりマシか。
・歴代選手と自衛隊による国旗運び→伝統だからしゃーないんだが、いっちにーいっちにーはダサすぎ。練度の低さ全世界放映すんな。
・国歌→まあ・・・日本の文化レベルじゃアレが限界だろ。頑張ったな。
・謎のIOCのオッサンやスポンサーの映像→いらねー。まあ舞台のセットし直しがあるからしゃーないか。でも言ってることと実態があってなさすぎ。
・大工タップダンス→ザ・ゴミ。仕事してるふりして踊ってるだけの人たちはなんかのメタファーか?国辱レベル。
・提灯軍団→提灯持ちの入場だ~~~~~。なんかのメタファーか?
・東京五輪のときの木→過去の栄光にすがりついてカーゴカルトするの辞めろっつってんだろ。
・ゲーム音楽入場→日本の文化なんてゲームぐらいしかねーんだと割り切れて大正解。そうだよ。こんな島国に求められてんのなんてそれぐらい。客の求めてるもんだしときゃ良いんだ素直に。
・各国選手入場→政治大好きちゃんじゃないからチャイニーズタイペイ~~とかはどうでもいいですわ。マッチョな旗手とか居たのが面白かったな~~ぐらい。正直道短いんだけどさ、これぐらいの方が今どの国がメインか分かりやすいしいいんじゃねーかなとは思った。
・積み木ゴッコ→キモいマスゲームだな~~~とは思ったけどロゴのコンセプトを伝える努力をしたのは良かった。パクリロゴだったら出来てなかったと思うと感慨深いね。
・ドローン→ええんとちゃう?最後世界地図になるってのも後付っぽいけどオリンピックらしさがあってよかったんじゃない。
・色んな人の宣誓→言ってる内容と実態が全く噛み合ってない棒読みはなんかのメタファーか?とりあえず言っておけばいいって感じのメタファーか?宣誓の内容を聞く限りは開催するに値する状態じゃなかったようにしか思えないぞ。
・お歌のコーナー→まあ、無難。つうかバッハがクソすぎて脳がもう判断力失ってる。
・ピクトグラムコーナー→こういうのってわざわざ「俺凄いでしょ~~~」って言い出したら負けだと思う。
8,674
岸田 奈美
2021/07/22 15:29
※身近な読者さんに聞いてほしいだけなので、気が済んだらマガジンに入れて、そのあと消します。
21:26追記
過去ラーメンズを紹介する記事を読んでくださった読者さん、彼らのファンの方々に届いてほしいと書いた文章でしたが、わたしの説明の至らなさ、思考の未熟さゆえに、どんどん違う捉え方が広がっており、傷つく人を無闇に増やしてしまっているやもしれないので、22時で非公開にします。すみません!
ラーメンズが好きだ。
小林賢太郎氏が好きだ。
父を亡くし、友人を失くし、誰とも笑えない鬱屈とした子どもであったわたしに、笑いという光をくれたのが彼らのコントだった。絶妙にわかりづらく、複雑に絡みあう、壮大な世界観のもとに成り立つそのコントは、誰かと語りたくなる衝動をくれた。天才なんよ。これはわたしの圧なので、異論は認める。
父が「お前の友人はこの箱の向こうにもおる」と残してくれたmacのキーボードを叩き、ラーメンズの、小林賢太郎氏のコントについて語り合うとき、わたしは孤独であったけれども、孤独でよかったと思えた。
その小林賢太氏郎が、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のショーディレクターに着任したとき、わたしの頭では「マジか小林賢太郎…」と「マジか小林賢太郎!」が同時に鳴り響いた。
こう、なんか、ものすんごく無責任なオタクとして言うと、彼らのコントはもともと知る人ぞ知る、当時のお笑い界のメインストリームを堂々と外れて宣戦布告しながら飄々と笑い転げるという位置にあったと思うので、一抹の不安があった。しかしその不安をコーナー鋭角でまくってくるのは「オイオイ、これでみんな小林賢太郎の魅力に気づいちまうんじゃねえの〜?まっ、わたしは芸能界引退前に舞台で見たけど〜?」というオタク特有の愚かなドヤりである。
わたしはドヤりドヤりしながら、孫の七五三を見るような迷惑かつ気色悪い心地で、彼が手がける開閉会式を心から楽しみにしていた。ここまでの前置きがすでに早口気味なのはお察しの通りである。とても気色悪い。
実はさっきまでテレビ局での生配信に参加していたので、解任にいたる経緯も、解任された結果も、成り行きを見守ることなくひとまとめにして見知った。
情報の石つぶてに襲われ、小林賢太郎氏の謝罪文の最後「先ほど、組織委員会から、ショーディレクター解任のご連絡をいただきました。ここまで、この式典に関わらせていただけたことに感謝いたします」まで読み終え、涙が出た。
京都に向かう新幹線でなければ嗚咽していた。頼む、車掌さん、止めてくれ。三河安城でこの新幹線を止めてくれ。しかしのぞみ163号は止まってはくれないので、静かに泣きながらこれを書いている。
解任の理由は1998年に彼が演じたコントのなかで、「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」というセリフがあり、肯定する文脈でなくとも、笑いの演出に使われていたからだ。これが人権を著しく侵害しているとされた。
その決定に、わたしは反対しない。
五輪憲章ではあらゆる差別への反対が定められているし、たくさんの人々の命を不当に奪った歴史を、今もなお魂を傷つけられている人々がいる事実は侮辱されてはならない。
なのでこの文章は、オタクのわたしがわたしに宛てた、ただの戒めである。
というかもう、ここ最近、責任をとる人が多すぎてなにがなんだかわからん。責任をとっては去り、責任をとっては潜り、責任をとってはキングギドラに車一台で爆走して挑む。
シンプルすぎる。
シンプルすぎて二度聞きしたくなるようなこの結論にいたるまで、内田樹氏は懇切丁寧に筆を尽くしておられるので、ここではわたしの雑なあらすじで勘弁していただきたいのだが、
要は
「ごめん、で済む話はない」
ということだ。
人が傷つけたり、人が大切にしているものを傷つけた場合、それを元どおりに復元するということは不可能だ。医学がド発達したとして「いったん殺したけど、きれいに元通りにしといたから、これでチャラね」と殺人犯から言われても、きっと誰も許せん。
あってはならないことだけど、学校でいじめにあった子どもが自殺して「一億円の損害賠償を請求した」とニュースで報じられたとしてそれは「一億円払ったら許してやる」というわけではない。相手の一生を台無しにできるくらいの金額を求めて、「わたしはお前らを絶対に許さない」と告げている。
責任をとれという言葉は、「なぜなら、お前には責任をとることはできない」という意味を常に伴っている。めっちゃわかる。
ここまであらすじですけど、このド下手なアレで間違ってないですかね、内田先生。こんなところで引用してごめんなさい。
まさに今。
ここからも内田樹先生がね、答えをくれるんですけど。その答えはどうも、ひとつだけらしくて。
「我々が考えることができるのは、ただひとつ。どうすれば責任をとることを求められるような立場に立たないか」
これは、わたしは知らん、わたしは関係ない、わたしには責任がない、と言い訳をしスタコラサッサするわけではない。そんな言い訳が平気でまかり通ったら、なんか起きたらすぐさま電気は消えるわ、水道は止まるわの大惨事だ。
なんかまずいことが起こったときの責任を他人になすりつける社会と、自分の手が届く範囲のことでみんなが「あ、じゃあ責任を持つよ」とさらっと言ってくれる社会なら、後者の方が「誰かが責任をとらんとあかんようなヤバイこと」が起こりにくい。
「誰の責任だ、誰の責任だ!」と犯人探しをしてる間に、最悪の状況に陥るのを、わたしたちは何度もこの目で見てきた。もちろん、例外はあれど。
責任は、誰もとれない。
誰もとれないから、人に押しつけられるものでもない。だが、最初から自分で引き受けることができる。引き受ける人が多いほど、人間は幸福に、豊かに、安全に生き延びることができる。
だって大切なのは、同じことを未来で二度起こさないためには、どうしたらいいかだから。
さて。
小林賢太郎氏が過去の発言で解任されたのであれば、その責任は、気持ち悪いオタクのわたしにもある。今をもってわたしが引き受ける。
「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」の発言がなされたコントは、わたしも見たことがある。記憶は定かではないが、中学生になったばかりの頃だったと思う。
「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」の意味を深く考えることなく「なんか真面目そうな教育番組のMC役なのに、やばいこと言ってんのがシュールだな」というふわっとした文脈だけで笑った。未熟なわたしは、笑ってしまったのだ。
小林賢太郎氏がそれを「浅はかに人の気を惹こうとしていた」のであれば、わたしも「浅はかに彼らの笑いを受け取っていた」に過ぎない。
今では、その文脈で笑っていたことが、どれほど罪深く、どれほど愚かなことであったか、わたしはわかる。
それは、中学生の後半で、ホロコーストについて学んだから。中学生の授業の範囲なんて、教科書での字面だけなので、そこまで深く知ることはできない。本格的に背筋が凍るほどの恐怖がわきあがったのは高校生で世界史の授業を受け、終戦のローレライを観て、アンネの日記を読み、作家になって編集者から勧められた「夜と霧」を読んでからである。
教えてくれる人がいて、咎めてくれる人がいて、対話をしてくれる人がいたからだ。
道徳観が歴史の積み重ねであるならば、わたしたちもまた、人生という歴史を積み重ねながら、ここに生きる人としてあるべき姿を学んでいく。大人になればなるほど、聡くなればなるほど、わたしたちは過去の行いを恥じ、己を正すことができる。
小林賢太郎氏は、彼の頭のなかをのぞける自著「僕がコントや演劇のために考えていること」で語る内容をみれば一目瞭然だが、ストイックな創作家である。ストイックすぎて芸能界を引退したようなもんだとわたしは思う。
年々、彼の思考と作品は、目を見張るようなアップデートを重ねていた。
世間でまだ誰も言葉にしていない「時代感」を読み、言葉やパントマイムに落として、笑いに変えるやんごとなき天才であった。近年は特に、誰も傷つけない笑いなんてあるわけがないことを悟りながら、その状態になるべくして茨の道を歩みながら近こうと試行錯誤する、戯曲に取り憑かれた化け物であった。その背中に憧れて、わたしもここへ来た。
そういう男であるからこそ、こんな時が迫るまでに、ファンのわたしたちは話さなければならなかった。
彼に直接言うのは叶わなくても、ラーメンズについて語るたびに、記事を書くたびに、言葉にするチャンスはどこにでもあった。あれはアカンのやと。
今もさ、たぶん「いやあれってそこまでダメかな?」って思うファンもいると思う。わかるよ。わかる。でもね、ダメなんだ。気づかないといけなかったんだよ、わたしたちは。彼をいつか、日本の大舞台に送り出すつもりでいるならば。
20数年前のコントをいまさら、なのではない。20数年間、いままで、なにも言わなかっただけなのだ。
そして小林賢太郎氏は、そういう社会の奥底に埋もれてしまいそうなわたしたちの言葉を、目ざとく掘り出し、両手ですくいとって、なんらかの形で応えてくれる、いい戯曲のためなら見栄も地位も何を犠牲にしても厭わない、そういう男だと、わたしたちは、知っていた。知っていたのに何もしなかった。
むしろ、批判されているコント「できるかな」は、DVDには収録されていない。ラーメンズがあれだけ太っ腹に公開している動画の中にもない。VHS以降、公式の手で誰にも見せないという選択をとっていた小林賢太郎氏は、わたしたちより先に、気づいていたかもしれない。
時代が未熟すぎるがゆえに許してしまった、愚かな笑いというのは、どこにでもある。
だからこそ、今さらなんてなかった。遅すぎることなんてなかった。彼が責任をとれと言われる前に、彼に存分笑わせてもらったわたしたちが、責任をとらなければならなかった。
そうしていれば、明日には、小林賢太郎氏の舞台を、わたしたちは、テレビで、観れたはずなのに。なんでいまわたしは、テレビの前じゃなくて、新幹線で、どこの誰ともわからんサラリーマンが首を65度に曲げなから爆睡している前方座席を見ながら、泣いてるんだ。もうすぐ新幹線はわが京都に着く。
つらい。こんな形で、小林賢太郎氏の名が知れ渡っていくのがつらい。彼のコントを、世界を、観たことがない人も彼のことをボコボコに言うのがつらい。おもしろおかしく揶揄されるのがつらい。
しかし、それもまた、気色悪いわたしの責任なのである。彼らより、彼女らより、先に、先に語りたかった。
誰が作ったかわからんが、至言だと思う。推せるときに推せ。いいから推せ。ともかく推せ。しかし、時代は変わった。怒りや悲しみが容易に世界へ届くようになった。誰かの笑いは、誰かの悲しみになる。
行き過ぎた悲しみに気づいたとき、わたしたちは、立ち止まり、振り返り、それを受け止めなければならない。そして語る。
「その世界を作ってしまったのには、わたしたちにも、責任がある」
推しの世界に魅了され、推しの世界に生きてきたわたしは、いまここで誓う。気色悪いと言われようとも、恩着せがましいと言われようとも、その世界を終わらせないために、人知れず責任をとっていく。
そして、なにかが燃えて、燃えて、燃えて、燃え過ぎた焼け野原で、責任をとりながら両足をつける。そこからなにかを芽吹かせていく。作家という仕事に就いたなら、その責任も伴う。
10年、企業で広報を務めた立場からえらそうに語ると、重役や有名になればなるほど、謝罪文はすぐに出せない。すぐに書くことはできる。でも関わる人が多すぎて、ありとあらゆるチェックが必要になる。「チェックするための事前チェックに回す前の念のためチェック」みたいなバグった概念が普通に存在する。
しかし小林賢太郎氏は、解任の連絡があって、すぐにコメントを自分で出した。前述のとおり、彼と彼の発言をかばう余地はないが、なかなかできることではない。
ついていくぞ、どこまでも。
(当初ここに、オリンピック・パラリンピックについての表記がありましたが、本文の趣旨には関係ないのと、開催についてはいろんな思いで受け止められている方がいるので、削除しました)
https://anond.hatelabo.jp/20201207094010
すれ違うことになんら苦手意識がない人を、A族と呼ぼう。一方、何故かうまくすれ違うことができない、と生きづらさを感じているのがB族。A族同士がすれ違うのはとうぜん問題ない。AとBでも大丈夫、A側が上手に回避してくれる。問題はB族同士が出会った場合で、このとき高い確率でミラー・パントマイム現象が起きる。
この問題に対する有効なアドバイスは、すでにネット上にいくつかある。「目線を切る」「左側にすり抜けようと思う場合、右の肩を引く」「左側にすり抜けようと思う場合、右手を胸の高さにあげて相手との間に斜めの壁を作る」等。どれも効果あると思う。しかしどれを読んでも、自分が一番だいじだと思うことが書いてない。「決断する」だ。「相手の目を見て気持ちを読もうとする前に、まずは自分の気持ちだ。おまえ自身はどうしたいんだ」と言い換えれば、ちょっと金八先生の恋愛アドバイス風になる。
B族をB族たらしめる特徴は「どっちに避けるか決断しないまま接近する」と「相手の目を正面から見つめながら接近する」のふたつ。「なるはやで決めて」「目線を切って」「目線と進路で意思表示」。A族はこれを、無意識でやっている。自分はB族出身の人造A族です。