はてなキーワード: シェークスピアとは
https://ohtabookstand.com/2024/08/kansosaiko-3/
かいつまんでいうと、北村紗衣という大学教授がダーティハリーをつまらないと感想を述べたのだ。記事はつまらないという結論から始まり、公開当時の映画界の潮流やダーティーハリーの立ち位置などを説明し、彼女がなぜ本作をつまらなく感じたかという分析をするという構成であった。
この映画評に対して、須藤にわかというブロガーが反論記事をnoteに投稿した。
https://note.com/niwaniwaniwaka/n/nf5fd97890657
北村の記事内容を「ウソ」と言い切り、反論記事を書いたものだが、これが北村の目に留まったのだ。元々のタイトルが「北村紗衣というインフルエンサーの人がアメリカン・ニューシネマについてメチャクチャなことを書いていたのでそのウソを暴くためのニューシネマとはなんじゃろな解説記事」という完全に喧嘩を売ったものであったので、北村が反応するのは当然であった。こうして戦いの火蓋が切って落とされた。対戦はTwitter上で繰り広げられた。
両者の記事を読んでいただくとわかるが、北村の記事からウソを見つけるのは難しい。というのも、彼女の論はこれまでのニューシネマ研究にそったオーソドックスな説明の引用に過ぎなかった。北村はニューシネマに対する専門家ではないため、自論を述べることに慎重であったのだろう。ちなみに北村はシェークスピアをはじめとした芝居や演劇の専門で、映画に関する論文や書籍を執筆していることは補足しておく。いずれにせよ、須藤が北村にたいしてウソというなら、これまでのニューシネマや映画史と対峙することに等しかった。
一方須藤の記事はニューシネマに対する熱量と敬愛は感じられるが、感想と意見と事実とが混同していて、素人目から見てもツッコミどころが山ほどあった。北村は須藤のロジックのほころびをみつけては、ボコボコにしていった。はっきりいって、ロジカルな勝負は数回のラリーでついていた。
ここから戦いは違った様相をみせていく。Twitterでの論争に苦戦したためか、須藤およびその周りのアカウントは北村を映画評以外の部分で攻撃。直接的な攻撃だけでなく、スクショでの晒しや別SNSでの陰口大会が始まった。中には露骨な女性蔑視を匂わせるものもあり、ロジカルな議論とは程遠かった。
しかし、北村はそれらを全て捕捉し仕留めていった。陰口がバレて「北村さんのことじゃないですよ〜」と言い逃れをしようとしても、ロジックで詰めていってトドメをさした。
興味深いのは北村を攻撃していた男たちの中には、日頃はどちらかというとリベラルな考えの持ち主もいた。いつもは保守派の女性蔑視を嘆いたり、女性の地位向上を望んでいるアカウントも、女性に論争で負けること自体は気に食わなかったようだ。
俺は入れてもらえなかったのかな。(シェークスピア)
昨日コンビニでレジ並んでて、前のおじーちゃんがタバコ買ってたんだけど、財布から現金出そうとしてチャリーンって小銭落としたのよ
結構音響いたしまあ拾うだろって思ってたら結局最後まで拾わずに立ち去ろうとしたから、
俺は慌ててレジ前真下に落ちてた100円玉を拾って追いかけて肩叩いて声かけて返したのよ
そんで俺もレジすませてコンビニ出てまた帰途についたんだけど、
その帰り道でなんかすげー気持ちよかったのよね
対価を求めずにささやかな善をなしたみたいな自己肯定感がふつふつとわいてきて、
まあ普通じゃねえのって思うかもだけど、俺って基本ケチで余計なことしねーに不機嫌な時間のほうが多いし、
ボランティアとかやる人の気持ちがちょっとわかったかもーみたいな
他人のためだけってんじゃなくて、自分もそれで気持ちよくなるところがあるんだなって
だからやってる人間は必ずしもギブだけじゃなくて無形のテイクを得てるんだなって
記事からは特に問題意識を感じなくて、「ツイッター速報〜BreakingNews」とやらが「させられている」って書いたのが全てかと。
2023/01/06
政治キメてるとこ悪いけれども
「かっぱ寿司の地下では捕まった河童たちが泣きながら寿司を作る仕事をさせられている」というネタがあるので
「くら寿司ではウクライナ人が労働させられている」って書いただけだと思う
元ネタすら知らなければ「かっぱ寿司 強制労働」とかでググろう
で、
自分もかっぱ寿司ネタなんてずっと前にちらっと見ただけだけども
このツイッター速報の書きざま見たらパッと「あのネタね」となった。
「ああこの人は要素の類似であのネタを思い出したので軽いパロディでそう書いたのね」と。
手繰るのではなく一瞬でパッと全部出る。
世の中にはこの「パッと」が無い人の方が多い。
文章読んでもどういうネタかとかどういう構造かとかがわからない。
誰がどういう立場でどういう主張をしてるとか
何を参照してこういうこと言ってるとか
そういうことがパッと把握出来ないし整理できない。
ああ多分この人はこういうこと主張したいんだけど
こういう風に言葉が足りないせいで周りに通じるわけなくて
足りないのはここの説明だよねとか
それぐらいのことが自分は見た瞬間パッとわかるけど
やってる全員わかんないらしくて延々やりとりして段々喧嘩になってる。
だから中心で怒ってる人に
「これこれこうだからあなたここの説明が足りないので周りにはわかんないですよ」
「あなたの主張は多分AかBだと思うんですけどまずそこを明示しては」
って言うと更にピキピキ怒りだしたりする。
読むことが苦手な人の為に書くんだから段落分けたりとか強調したりとかいろんな工夫も要る。
だいぶ乱暴に書いた方が反応が良かったりする。
たぶん漏れなく書いたところで漏れなく読める人があまりいない。
ちょうどいい塩梅に書くことをかなり訓練したけど
パッと掴むことより掴んだものをわからない人に説明する方がずっと努力がある。
この人は明らかにパッと掴める側の人だった。
彼は保守・右翼のカリカチュアと言うかパントマイムをしていた。
彼の発言は野暮な言い方をすれば保守・右翼への風刺や揶揄であって
パッと掴める人には一瞬でわかることだった。
革新・左翼側の人達に猛攻撃を受けて炎上・凍結したりしていた。
垢転生をまたぎ別々の大物から「ウヨク」誤認され2度炎上は凄いことで
当人も唖然としていたし見ている自分も開いた口が塞がらなかった。
我々にすればパッと掴める・伝わることが全く伝わらない。
革新・左翼大物のそれなりの文筆家が誤認して同士討ちを号令する。
もはやどういう風に文章を読んで理解してるのかさっぱりわからない。
最初の話に戻り、
「くら寿司ではウクライナ人がすしを作る仕事をさせられている」だけでパッと意図が掴めない。ニュアンスがわからない。
元ネタ知らなくとも「なんかこれは自分の知らないものが下敷きになってるな」と察知する鼻も利かない。
そういう人達にとって
「これは政治的イデオロギーの自分と対立する側の人間の妄言だ!ケシカラン!」
という処理は負荷がきつくない。
パッと掴めない人でも議論参加気分を味わうための補助輪ではないのか?
どうもそういうエッチラオッチラ読解するような能力の話とも違う気がする。
わかる人はパッと掴むし
それが出来ない人は時間かけて頑張っても無理。
冗談にしても
わかる人はひとことに100詰まったネタを一瞬で消化して
わからない人は15ぐらいのネタをダラダラ長い説明されてようやく理解して笑う(虚構新聞とかの感じ)。
これに長けてる人間もここが弱い人間も自覚すらないことが多い。
前者はなんとなく「自分はバズるのが得意だな」とかになったりはする。
職場や家庭などではパターン認知でなんとか会話が成立するからであって
自由なお題で少し抽象性の高い会話すると全くダメだったりする。
ネットではそこがむき出しになるのでフリーディスカッションは居心地が悪くなり、何らかの党派のチームに入りがち。
hesopenn
凄い思い上がった人だなという印象。
ある程度、額面通りに文章を読むことは不可欠で、パッと文意を読んでしまう人は誤読、深読みにハマる。
2023/01/08 リンク yellow16yellow
いや「パッと」自体は全員がやっている。
本当に額面通りに読むなら「ウクライナ人が寿司を作る仕事をさせられている」を読んで
この書き方をする書き手の意図はなんだろう?わかんないな・・・
で一旦保留して探るはず。
でもそうしてなくて
「難民様は働かずに暮らせるべき、みたいな意識なんかな」という、
書き手が何か特殊な政治的意見を表明しておるのだな、という解釈に「パッと」なっている。
これは自民党の工作員だな、という解釈に「パッと」なってはいる。
その直観が間違いなだけで。
「パッと」は全員やっている。
その精度が出る人と出ない人(掴めない人)という話。
…というこの話自体も
私の同類はたぶん「パッと」で秒でわかるし、
その能力がなくともエッチラオッチラ額面通りに読めば読めるはず。
それがわからなかったということは
・どちらの能力も欠損している
どっちかで
少なくとも「パッと」の精度が欠損しているのは確定的だと言えるので
そのことについてここでは書いているわけです。
chambersan
(大体わかった)相手が自己と同じ体験と知識がある事を当然の前提に話し始めるのって、ウチの子が5歳の頃にしていた行動なんだけど。
2023/01/08
話のまくらということを考慮してもたまたま増田がかっぱ寿司ネタを知っていたことをマウントの種にするのは話の趣旨からするとアホすぎんか?
2023/01/08
増田もかっぱ寿司ネタがさして面白いとは思えないし深くはまったことがあるわけでもなく
ずっと前にネットの片隅で見たなって言うのがパッと出る(出なくても未知の下敷きの存在を感知する)
という能力の話をしていて、
この話を
かっぱ寿司ネタを知ってるのが偉いというネットミームマウント合戦だな?と受け取る人は
「パッと」で間違った直観を得ているわけでしょ
だから念の為かっぱ寿司以外の例も出してるのにそこはそもそも頭に入りもしていない
それは掴めるとしか言いようがないんだけど
出来ない人は本当に「そんなの嘘だ」と言う反応になることを最近気付いた
キメセク天皇も仲間から燃やされるまでは気付いてなかったと思う
hakusai_chan
あのさあ、内輪のネタって内輪にしか通じないんやで。悪ふざけ叱られてただのネタなのにーってイキってる中学生みたい
2023/01/08
同上
仕事上の連絡とかのリアルでシェークスピアだのホメロスだのでマウントされてからもう一度書いてみてほしい
2023/01/08
「掴めない人もたぶん仕事だとやりとりは出来ている」
ということをすでに書いたのにこういう”反論”をする人は
・直観の精度が出ていないし
ということでしょ?
折り込み方はさりげなく何の目配せも無いほど高度であって
受ける側もそれをきちんと読み取れるのが当然。
こういう場面場面の違いの話も多分この人は理解をしない。
「この場面ならこう、この場面ならこう、」と書かれてあってもそれぞれのことが読み取れない。直観でもエッチラオッチラでも。
そういう人でも仕事のやりとりは積み上げたパターンがあるので何とかなっている。
そしてパターンコミュニケーションしかない人はその外での自分の欠落や無力を自覚しないので
ネットで自由の荒野に放り出されたときに、じわじわと党派モンスターに吸収されていく(楽だから)のでは
という話をしました。
mng_dog
本人の「俺は当然のことをやっているだけだが」という頭良しぐさと「パッと掴める」という頭悪ワードのギャップが面白い
2023/01/08
自分がある種の知性について優れているということなら多分そうだと思う。相対的に。
ただあなたの「頭良」「頭悪」のイメージはおそらく知性のイメージの相当な貧困があると思う。
社会が求める”理想の父”をあれだけの精度で演じて見せたあとで
そのステージを終わらせると決意した途端にまた見事な濃さの”女”になって出てくる。
物凄い能力の高さがある。
その一方でりゅうちぇるは中学までの学校の勉強の理解度は壊滅してるし、アナログの時計が読めない。
知性は無数の方向性があって、
理想社会の実現に向けて、神の視点を究めようと日々努力研鑽を惜しまない人。
そもそも、祥子さんがレイプを訴えた時、まず第三者委員会で調べるべきとだけ言っていて、
「祥子さんがレイプを訴えた」までを事実と考え、実際に何があったのか?までは判断を保留している。
神の視点でモノを言うから、やれ、上から目線だ、他人事だ、と非難されがちだけども、実は物凄くフェアな見方をしている。
草津温泉を好むか、嫌うかは個人個人が決めるべきだし、個人が風評に流されること自体あってはならないのだという、
被害者救済のためなら、どんな犠牲をも払う覚悟のある人道主義者。
隠岐さんが、司法で決着がついたら全てという立場に対して、郡司さんは、司法が完全ではないことを指摘していて、
証拠が無くて立証不可能な性犯罪被害に対しても、最後まで被害者側の立場に立ち続ける強靭な意思がある。
本人から聞いたわけじゃないけど、祥子さんがウソつきの異常者に変貌してしまったのも、
祥子さんへの周りの長年にわたる酷い扱いに原因があると考えているんじゃないかなと勝手に想像してる。
良くも悪くも文学少女。
フットワークの軽さから、フェミニズム問題にもいっちょかみしてるけど、本当は死ぬまで本を読んでいたいだけの人。
『所詮は人間、いかに優れた者でも時には我を忘れます(シェイクスピア)』
『悪口を言われて我が身を正すことの出来る人間は幸せと言うべきだ。(シェイクスピア)』
シェークスピアを学んだ彼女は、どんな人でも過ちを犯すことがあるし、
本人自身も含めて過ちに気づけば謝罪して正すべきだと信じてる。
『天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない。(シェイクスピア)』
(個人の感想です)