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はてなキーワード: アトラクションとは

2019-11-22

映画「すみっコぐらし」観たけど、完成度は低いよね?

(書きなぐりでごめんなさい)

 

全く情報なしに観に行ってきた。

涙腺がかなり緩い方なので、観賞中、何回か泣いちゃうんだろうな……とか予想していたが、

結局、全く泣けなかった。

すぐ物語に入り込み、即座に泣くタイプの私が、ここまで感情移入できないのは珍しい。

 

口直しと言ったら失礼だけど、「大人が観ても楽しい子供映画」を観たい気分になった。

良い作品を進めてもらえると嬉しい。

映画ドラえもんのどれかが良いかな?)

 

結論

傑作ではない。良い映画とも言い難い。

大の大人の鑑賞に堪えうる映画ではないと思う。

 

子供向けだと思って大人が泣かされる」と評された映画はいくつもあるけど、

そうした作品と同レベルを期待していくと、とてつもなく落胆すると思う。

 

【以下、ネタばれ有り】

◎見どころ

良かったのは、冒頭のすみっコぐらしのキャラ紹介の場面。

トンカツ(すみっコぐらしのキャラの一人)の端っこは、肉が少なくていつも残されちゃう

そんな、トンカツと仲良しなのエビフライのしっぽ。

二人とも、いつか食べてくれる人に出会えるといいな、と思っている。

 

このあたりで、「すみっコぐらしってそういうコンセプトのキャラ達なんだ。面白い!」と感心した。

でも、ここがこの映画の最高到達地点だった。

 

キャラ

オオカミコミカルカワイイ)、キツネカワイイ)、鬼(ほぼどーもくん)のキャラ

とても可愛らしく、好きになった。

 

一方で、すみっコぐらし主人公5人組は、どれもキャラが薄い。

似たような見た目、似たような性格で、劇中もほとんど個性が描かれず、魅力を感じなかった。

 

元がゆるキャラ(?)なのが不幸の元だったのかもしれない。

のんびり、まったりがコンセプトの彼らに、強い意志を持たせたり、自らの考えを語らせたりするような表現

させたくなかったのかもしれない。

 

例えば、自分探しをしているというペンギンが、仲間を探しているひよこシンパシーを感じるシーンがある。

だが、自分探しも、ひよこへの協力も、訪れる別れも、すべてが空々しく見えた。

 

なぜなら、ひよこをどうしても助けたいという意思、そう決意する経緯、

ひよこのことを心配する素振りも、一切何も描かれてこなかったからだ。

ラスト間際の別れのシーンで、急に別れのつらさを表現されても、口先だけというか、

制作側が場面を盛り上げるために用意されたセリフしか、私には見えなかった。

 

トンカツ&エビフライとか、トカゲ&ニセつむりとか、設定は好きだし、

ネコの爪とぎとかモーションは可愛らしいんだけどね。

 

 

物語全体の感想

キャラ紹介の導入は良かったものの、平板な展開がだらだらと続く。

終盤まで退屈という声がしばしば聞かれるが、全く同感。

「どこを楽しめば良いの?」という思いながら観てた(後述)

 

終盤には、とってつけたようなピンチにおちいる。

作為的過ぎて、主人公たちのピンチ感情移入できない。

そして、100人100人誰でも思いつくような、ありきたりな展開で皆はピンチから脱出する。

 

その後、元の世界に戻った後の皆の共同作業は良かった。

 

◎驚いたところ

絵本の中に入るというワクワクする展開があったけど、

特に何も物語が起きないのはびっくりした。

 

寒がりのシロクママッチ売りの少女世界に入り、

案の定、あっと言う間にマッチを使ってしまう。

観ている方は「さあどうなる?」と期待するのだけど、何も起きない。

 

時間が来ると、勝手に別の物語世界キャラたちは飛ばされるだけ。

ピンチが訪れたり、キャラ個性ピンチをくぐり抜けたり、

何らかのドラマがあったりと言ったことは皆無※。

 

まるで遊園地アトラクション赤の他人体験しているところを見せられているようだった。

から、「これ、どこをどう楽しめばよいの?」という感想しか出てこない。

 

※2つのシーンは良かった。

 1つ目は、赤ずきんちゃん世界で、トンカツ&エビフライオオカミに食べられそうに

 なって喜ぶギャグシーン。

 2つ目は、人魚姫世界で、ニセつむり(カタツムリに化けたナメクジ。塩水は苦手)が

 海水に落ちそうなところを、トカゲ(実は恐竜の生き残り。正体を隠している二人は仲良し)が

 体を張って助けたシーン。

 

 大人の目から見れば、どうということのないシーンだけど、

 制作者が物語の見どころを作る必要性があると認識していることが確認できた点で

 映画を観ようという気力が湧いた。

2019-10-29

レイヤー』はなぜ遅刻をするのか

レイヤーに限らずどんな種族の人でも遅刻はするのに、ネット上ではレイヤー遅刻する』のフレーズレイヤー以外にまで出回っている。

なぜこんなことが言われてしまうのかしばらく考えてなんとなく仮説が立ったけれど、こんなことをレイヤーをたくさんフォローしているTwitter垢に書くと自分の居場所を失いかねないので増田に書かせていただく。


保険

この文章趣旨は「遅刻するレイヤー(他人)を許せ」でも「遅刻する私を許せ」でもなく、

「もしもレイヤーというだけで遅刻魔のレッテルを張ろうとする人がいるなら、それは『犯罪者毎日パンを食べていたのでパンを滅ぼせ』に近い暴論だから少し考え直してほしい」である

どう考えても遅刻する人は悪い。

たこ文章を書いている人はレイヤーのあわせとか問題当事者ではなくTLに流れてくる各種意見から想像したもの文章にまとめている。

誤解などがあればコメント等で指摘してもらえると助かる。

保険ここまで】


本題に入る。

レイヤー遅刻』する主な原因は4つあると考えた。

遅刻被害がそこそこ大きい

相手を選べない

ギリギリまで粘れる

・すぐに拡散される

ひとつずつ順に述べていく。


遅刻被害がそこそこ大きい

被害の大きさの基準にもよるけれど「相手がいなくても何とかなるかどうか」を今回は用いようと思う。

被害が小さいもの

同時入場の必要がないアトラクションイベント(あとから来い)

ウィンドウショッピングとか街中歩くやつ(理論上一人でできる)

被害が大きいもの

仕事(必ずしわ寄せがどこかへ行く)

同時入場するイベント(イベント前後チケット詐欺と同じくらい問題になるやつ)


レイヤーの大型あわせは1人でも遅れると残りのメンバーが身動きを取れないという点で「同時入場するイベント」に近いのではないだろうか(同時入場じゃないけれど)

全体集合の写真を撮れない。進行に支障が出れば、撮りたかったものを撮り切れない可能性もある。落ち着かないか撮影に集中できない。

遅刻者が出たときの主な被害はこんな感じだろうか。

(※最初にも書いたが私自身は大型あわせに参加したことが一切ないのでこれはTLに流れてきた愚痴から推測したものである)


相手を選べない

学校などのコミュニティで知り合って仲良くなった子と休日に出かけるパターン場合普段から時間ルーズかどうかを登校や移動教室ギリギリ具合からある程度推測ができるため自分被害が来ない位置から観察することが可能である休み時間のだらけ方である程度時間に対する考え方がわかる(気がする)


それに対してネット上で知り合った人の場合時間に対する考え方はなかなか判断しづらい。

もちろんFF内の人で頻繁に「寝坊した」とか「遅刻確定だしのんびり行こう」とか呟いている人はもちろん危険だが何も呟かない爆弾もそこそこの頻度で混入している。どうにもならない。

加えて、あわせだと初対面の人や素性がわからない人も混ざってくるのでいよいよわからない(それが原因かはわからないがFF内の人とか一度ご一緒したことある人とかを限定して募集しているものも多く見かける)

どれだけ自衛してもヤバい爆弾遅刻魔を完全に排除することはなかなか厳しい。

これに関してはレイヤーのあわせに限らずオフ会でもなんでも救いようがない遅刻犯は一定数いる。


ギリギリまで粘れる

同人作家の「新刊落としました」ツイートを見たことがある人も多いだろう。

限界のその先にいっていない限り落としたツイートは遅くとも3日前には出るので宝の地図の最終稿を作る段階には間に合う。即売会前々日入りの超地方勢でもない限り、そのツイートを見てからスペースの回り方を考え直したりその他いろいろ柔軟な対応をしたりできるはずだ。

哀しくなるからやめてほしいけれど。

レイヤー場合、前日夜に「まだ布」とツイートしても翌朝に衣装になっている魔法使いがいる(まじでなんなのあれ)あの魔法は間に合っているから許されている。

レイヤー遅刻の原因ランキング上位の『衣装終わっていない』『寝坊

はいずれも自分の力量を見誤り、残り時間が足りなくなって起こることである

中には早めに衣装終わらない申告をしている例もあるけれど、助けられるくらい早くいっていない限り当日朝の悲鳴と何ら変わりない。

(例:前日前々日くらいに「○○の衣装届かないんですけれど貸してくれる人いませんか」ってツイートしているやつ、いつどこで受け渡してもらうつもりなのだろうか)

ギリギリまで粘ることが許されるのはもし万が一間に合わなかったとしても何とかなる(他者への被害が小さい)ときだけである


すぐに拡散される

一瞬本題からずれて、世の中の人遅刻に対する姿勢をざっくり分けてみる。

遅刻する人』と『遅刻しない人』

そして

遅刻を許せる人』と『遅刻を許せない人』

から組み合わせると4種類、『遅刻するけれど許せない人』はいないだろうから(いたら流石にヤバい)実質3種類に分類される。

遅刻しないけれど許せる人

聖人、すごい、たまにはキレても大丈夫

遅刻するし許す人

度を越えると大変なことになるから気を付けよう(自戒)

遅刻しないし許せない人

きちんとしている人、偉い、

でも、このタイプの人と『遅刻する人』が約束をすると大事故につながる


ではここで、『遅刻をしないし許せないレイヤー』が『遅刻するレイヤー』の存在するあわせに参加して怒りの限度を超えた場合どうなるか。

オタク伝家の宝刀お気持ち拡散希望】ツイート』が誕生する。

これ毎回不思議なのだが【拡散希望】ツイートはなぜか関係ない界隈にまで届く。あわせの写真は届かないのに。

いずれあわせをするかもしれないレイヤーならまだしも、一生関わることのない人のせいで怒り狂っている一生関わることのない人の『お気持ち』を見せられても……そうですか……どうでもよ……という気持ちしかならないのに。

しか文章が「同じあわせに参加したレイヤーが酷い遅刻をした!!怒っている!!」というものから、細かい情報をすっ飛ばし拡散ツイートを眺めた人に残る情報が『レイヤー遅刻する』なのではないだろうか。これがレイヤー全体の印象に繋がってしまう。

平然と遅刻する人もヤバいけれど、怒り狂ってお気持ちツイートするやつも正直ヤバい

界隈全体の印象を悪くしないために静かに注意喚起流している人や怒りを鎮めて頑張って乗り切った人からしたら良い迷惑だ。







終わり

そろそろ結論に入るけれど、

レイヤー遅刻をするのは遅刻をしないレイヤーいるからだ
ヤバくない人がいるかヤバい人が目立つ
遅刻魔はコスプレをしていなくても遅刻魔の人生を歩んでいた

ということをなんとなく理解して、

大きすぎる括りで『レイヤー』をまとめるのはちょっと待ってほしい。

まぁ時間管理ができないやつは誰だろうと何だろうとダメ(自戒)




いつも私の遅刻を許容してくれるみんなありがとう晒したかったら晒してくれ

2019-10-23

学生時代しか出来ないことをしてね」と言う大人

 私は大学4年生だ。いわゆる、華の女子大生である。夏頃に就活を終えて無事内定を頂くことができ、学校の授業は週に1回という時間の余りっぷりだ(ただし卒論が終わっていない。まずいぞ)。

 そんな私は、入学してから今日まで「学生時代しか出来ないことをしてね」「もうこんなに自由時間はないのだから」「悔いの残らない学生生活を送ってね」…この類いの言葉を何度も何度も掛けられた。大人達は、きっと親切心からこれらのアドバイスをくれたんだと思う。実際に働いてみて思うところがあったのかもしれないし、何か後悔していることがあるのかもしれない。

 でも、このアドバイスをされる度に思うのだ。「私って、このまま社会人になったら後悔するの?」と。

 まるでディ○ニーのアトラクションのように、探検家によって「戻れ!今なら間に合う!」とか「いつかお前はこの判断を後悔する」とか「来るなと言っただろう」とか、警告されているように感じるのだ。乗り物暴走を始めたところで「だから言ったのに…」とぼやかれるやつだ。(アトラクションと違うのは、下りときに「君たちの勇気感謝する。」と言ってくれる人はいない点だろうか。)

 そもそも学生時代しか出来ないこと」って何だろう。オールで飲み明かすとか?タピオカ飲んでインスタにあげるとか?それをしなかったら後悔するのかな?それって社会人になったら出来ないことなのかな?

 社会人になるって、そんなに拷問みたいなことなの?

 でも本当は、社会人になってから後悔するかもしれないと思っている自分がいるのも事実だ。正解がないのは分かっているが、今何をすれば良いのかさっぱり分からない。それに、やりたいことが何もない。……はぁ、卒論でも書くかな。

2019-10-16

富士急シングルライダー適用もっと増やしてほしい

ついに1人富士急を決行してしまった。

けっこう急に有給とることになったのである。だが、絶叫マシン好きのおっさんに付き合ってくれる人がいない。

悩んだ末、1人で行くことにしたのは、シングルライダーがあるというのを、結構最近知ったかである

20代前半くらいまで、絶叫マシンは「食わず嫌い」だった。

しかし、自分にもデートで「俺は怖いから乗れない」と言えない状況に見舞われるような、ある意味幸運時間があったのである

で、乗ってみれば案外大したことないどころか、案外乗った後爽快だったのである

考えてみれば、あんものは、ちゃんと本当の危険がないようにプロ設計して、これから何がおこって、何分で終わるか把握したうえで乗るのである

そんな危険危険ではない。人生には、もっと恐ろしいことがいくらでもあることを、人は年を重ねるごとに知るのである

そんなこんなで、むしろ絶叫マシン好きになってしまった。

しかし、そうなったときには、一緒に乗ってくれる人がいなくなっていた。

まあ、そんな理屈はどうでもいい。



車は持っていないので、高速バスで行くことにする。

富士急にはアフタヌーンパスというチケットがあり、午後1時から入ると1900円ほど安い。

まあ、朝早くから出かけて、万一1人で居たたまれない時間が長引いてもつらそうなので、10時過ぎにバスタ新宿をでるバスに乗り、午後から入ることにした。

平日の高速バス外国人観光客ばかりである


最初に目指したのはキング・オブ・コースターこと「フジヤマである

シングルライダーは、有料の「搭乗優先券」と同じ入り口から入るらしい。

まり、60分待ちの、友達同士や恋人同士で仲良くウキウキしながら順番をまっている人たちのすぐわきを通って乗り場に向かうことになる。

「なに、あのおっさん1人? いやだぁ」とひそひそ話でもされたらいやだなあ、と思ったが、そこは毅然と通り過ぎれば大丈夫だった。

だいたい、アンタが世間を気にするほどには、世間はアンタを気にしていない。

内心はともかく、外見上はみんな興味ないのである

乗り場近くにたどり着くと、おお! 先着のシングルライダー仲間がいるではないか!!

これは心強い。



おひとりさまの何がつらいって、自分1人が「おひとりさま」で耐え忍んでいて、世間のみんなはすべて二人以上で楽しく過ごしているのではないか?という不安がつらいのだ。

自分のような「おひとりさま」な同志が他にもいるのだという事実ほど、心強いことはない。

シングルライダーは、1人分の空席ができたときに案内される。

まり、三人組や五人組が来たときあいた一席に同乗させてもらうのである

しがたって、延々と複数人グループがくるとなかなか乗れず、「一般列より必ず早く乗れることを保証するものではない」旨の注意書きがある。

いつ席があくのか?という待つ感覚は、列がだんだん前に進むのは違うスリルがある。

突然、「はいどうぞ」と言われるわけだ。

案内されたのは、女子大生? 3人組と同乗する組み合わせになった。

隣になることになったお嬢さんにはお気の毒だが、まあ、これも運とおもっておくれ。

まあ、おっさんなどいないがごとく、ずっと3人できゃっきゃはしゃいでいてくれたのはありがたかったが。

なぜか自分女子大生?1人が前、後ろにあとの二人が乗ることになったのだが、フジヤマの長いのぼりの間から異様にテンションが高く、ひとたびファーストドロップを落ち始めてから最後まで、ものすごい悲鳴だった。

停車してから自分の隣にいた子が「ちょっとぉ、あんたら凄い声じゃんよぉ」と振り返っていたので、思わず笑ったら、「ほら、笑ってるじゃんよぉ」と言われてしまい、「いや、いい効果音でしたよ」といったら何となく喜んでくれたので良かった。よし。


一つ目が成功すれば、あとはもうなんの躊躇もなくなり、フジヤマ2回にええじゃないか2回、途中、「富士飛行社」という富士山上空を遊覧飛行するシアター型のアトラクションなどもはさみつつ、乗り倒してきた。

待ち時間は長くても15分程度。

一度など、乗り場についたらすぐ3人組がきて、心の準備もそこそこにええじゃないかに乗せられてしまった。

案外、奇数グループで来てる客というのは多いのである

が、しかし。

富士急のいわゆる「4大コースター」のうち、シングルライダー適応されているのは「フジヤマ」と「ええじゃないか」だけなのである

ド・ドドンパも乗りたいし、高飛車ものりたい。

しかしさすがに、みんなワクワクしてまっている列に一人で並ぶのは、心の負担が大きそうで踏み出せない。

結局、ド・ドドンパだけは「優先搭乗券」を買ってしまった。



というわけで、これからも、折に触れて富士急には出かけそうな気がしている。

ゆっくり家をでて、午後から入るという選択も悪くなかったようだ。

さすがに一日中コースター乗り続けると、体に変調をきたしそうでもあるし。

から願わくば、4大コースターすべてにシングルライダー適用してほしい。

いや、ド・ドドンパ高飛車は一両に乗れる人数が少ないので、そこにシングルライダー適用したくないという富士急側の理屈はわかるのだが。

2019-10-02

anond:20191002200548

それではですね、

地方環境問題テーマパーク誘致をですね

100%木造でできたビルとか、屠殺体験アトラクションなどを作り

そのために地元議員さんに金ばらまいたり発電所新造したりして

2019-09-07

8ヶ月児を連れてディズニーシーに行ったので知見を共有したい

こないだ8ヶ月児を連れてディズニーシーに行った。親のエゴであるが、想像を超えて楽しかったので、知見を共有しておこうと思う。

はじめに

まず何を楽しむかということだが、ディズニーシーはプチ世界旅行であるディズニーランドディズニー世界体現した世界だが、ディズニーシーは大半が現実歴史上の地域モデルにしている(NY地中海中央アメリカアラビア半島 etc.)。

そこに込められた尋常でないこだわり、隠れ設定、小道具などを楽しむことをおすすめしたい。脇道にそれることこそが、ディズニーシーを最大限に楽しむ最良の方法なのだ

そして、ベビーカーを連れてテーマーパークを歩くと、否が応でも脇道にそれ、歩みは遅くなる。道端に何気なく置かれた木箱、人気の少ない路地裏に貼られた広告、あるいは岩肌に流れるパホイホイ溶岩

それらはベビーカーを押してゆっくり歩くからこそ目を向け、宝探しのように探し出すことができるのだ。

さて、いざ行くとなったら、優先順位を決める必要がある。

夫婦計画を建てる段階で、最優先事項は「子ども笑顔で終えること」と決めた。別に子どもファーストという話でもなく、子どもが体調崩したり、泣き叫ぶとしたら、親としてハッピーな気分でいられないかである

そんなの当たり前だろと思われるかもしれないが、実際に行き始めると人間どうしても欲がでる。できたばっかりのアトラクションに乗りたい、あのお店で一服したい… 

そんな欲望に駆られたときに、まずは一息ついて、最優先事項に影響が及ばないかを考える。何を諦めたとしても、最優先事項が達成できれば、そのお出かけは成功なのだ

授乳室・おむつ交換台

授乳

乳児連れで行く決めた場合に気になるのが、授乳室やバリアフリーについてだろう。ディズニーシーには授乳室が3つある。

1. ベビーセンター入り口入って右脇)

2. マーメイドラグーンベビーケアルーム

3. タワーオブテラー授乳

http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/services.html

1のベビーセンターは広く、設備は非常に充実している。離乳食粉ミルクも売っている。おむつ交換台室、授乳室、食事ルームに分かれており、特に食事ルームは広々としている。もちろん80℃のお湯、水道電子レンジなどの基本セットに加えて、哺乳瓶洗い用洗剤とブラシ、冷やすための氷水レンチン用のラップなど、欲しいと思うものはおおよそ全て揃っている。非常に快適である幼児離乳食を食べさせることももちろん可能だ。

2のマーメイドラグーンベビーケアルームには食事ルームはなく、授乳室とおむつ交換台だけである2019年8月に新たに増築して作られたらしく、やや部屋は狭い。当然男性授乳室には入れないため、父親その他男性が哺乳瓶でミルクをあげることができないのが残念な点だ。またマーメイドラグーンや近くのアラビアンコースト子供向けのアトラクションも多いため、全体的にこのエリア子連れが多い。そのためか、こないだ行ったときはかなり混み合っていた。時間や状況が許すのであれば、入り口脇のベビーセンターまで戻った方がいいと思われる。

3のタワーオブテラー授乳室、これは上記HPには載ってない、と思われるかもしれない。これは女子トイレ内に個室授乳室が2つあるだけ、という作りなのだ。残念ながらこちらは行っていないので、どんな設備かは分からない。

まとめると、入り口脇のベビーセンター以外は今ひとつ、ということになる。かといってディズニーシー中央に湖があり、かなり道も入り組んでいるため、奥まで入り込むと入り口まで戻るのはちょっと面倒である授乳についてはある程度戦略的に動く方が、結果的ストレスは少ないかもしれない。時間に余裕があればスチーマーラインのんびり揺られて移動するのもいいだろう。後述するが、スチーマーラインベビーカーにとても優しい。

おむつ交換台

女子トイレには全てついているが、男子トイレにはついていないところがある。下のページに情報がある。

http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/room.html

なお、公式アプリではトイレ場所地図上で検索することができるが、おむつ交換台の有無に関する情報はない。残念。

アトラクション

そしてアトラクションについて。

風景を楽しむ、と序盤で書いたが、もちろんアトラクションを無理に我慢する必要はない。

最近スマホアプリファストパスが取れるようになって更に利便性が向上した。便利快適なことこの上ないが、人の多いところでは通信速度がかなり悪い。

ディズニーアトラクションには、赤ちゃん連れでも乗れるものゴンドラなど)と、乗れないものトイストーリーなど)がある。

http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/attraction2.html#park=2&tags=

上記ページではアトラクションについて、「赤ちゃんといっしょ」などでフィルタをかけることができる。

意外と赤ちゃん連れでも楽しめるアトラクションが多いことが分かるだろう。

もちろん、せっかく行くからにはセンターオブジアースタワーオブテラーなど激しいものにも乗りたい人も多いだろう。

そういった人気のアトラクションファストパスを取得し、キャストに「交代で乗りたい」と言えば、アトラクション出口のところで特別に待たせてくれる。長時間の待ち時間リスクが高いので、人気のアトラクションファストパスが取れたもののみにした方が精神的にも楽。


しかし、赤ちゃん連れで行くのであれば、むしろ普段はあまり行かないようなゆったりしたアトラクションを楽しんで欲しい。

今回家族全員で乗ったのは「ゴンドラ」「シンドバッド」「スチーマーラインである

この中で一番難易度が低いのは「スチーマーライン」だろう。ディズニーシー内の広大な水路運行している定期船であるベビーカーごと乗ることができて、ベビーカー専用ゾーンに案内されるし、屋外なので多少泣いたりぐずっても気になることは少ない。

ゴンドラ」は他のお客さんのすぐとなりに座るので、隣の人の帽子に手を伸ばしたり、途中からぐずったりと意外と落ち着けなかった。

シンドバッド」は個人的に一番お気に入りアトラクションである。ほどよいアナログ感、最小限の動作でいきいきと動き出す人形、素晴らしい音楽と、見どころは尽きない。暗いので子どもが泣き出さないか心配だったが、意外に落ち着いていた。できた当初と演出が変わっており、行ったあとで昔の動画をみると二重に楽しめる。

またポイントとして、これらの穏やかなアクションは、行列が長くないorすぐに乗れることにある。子ども授乳して、ほどよく落ち着いて笑顔の時を狙って乗り込めば、途中で子どもが泣き叫ぶリスクを最小限に抑えられるだろう。

終わりに

今回これを書こうと思ったのは、「赤ちゃん連れで行くことで、新たに見えてくる景色があって楽しかった」という経験をしたかである

どうしても赤ちゃん連れで出かけることに二の足を踏む人も少なくないだろうし、赤ちゃんにとって別に近所の公園ディズニーの違いなんて分からないだろう。

から完全に親にとっての自己満足なのだが、赤ちゃんに辛い思いをさせないのであれば、自己満足上等でどんどん出かけてみて欲しいと思う。

親が笑顔でいることが子どもにとって一番大事ことなのだから

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追記

一番大事かもしれない暑さ対策について書いていなかった。

まずは保冷剤パックを抱っこ紐およびベビーカーに設置。また交換用の保冷剤パックも3,4個持っていった。

ベビーカーには最近流行りのミニ扇風機を装着した。

そしてうちわ日傘を持参。周囲に人がいないとき日傘をさした。

また授乳のたびにベビーセンターに戻ったので、それがいい涼みになったように思う。

とにかく焦らず、のんびりのんびりと行くのが重要だと思う。

2019-09-02

店員の多い増田定食屋さんサヤくょ市イテ田住まいオノンイン手(回文

おはようございます

最近私が気になってる食券制にリニューアルされて狭いカウンター店員さんが8人もいるお店のことなんだけど、

またそれ以降気になったから行ってみたのね。

で食券買っていざ再挑戦よ!

今回は鯵フライミックス定食

タルタルソースオプションってところがなんともだけど、

それタルタルソース発注なっちゃうの?って。

それはさておき、

例によってカウンター内の狭い厨房で作られるんだけど、

私は厨房の目の前のカウンターに座ってるから

ずっとその様子を目の前で見れるわけ。

本当に目の前なのよ文字通り。

で私の鯵フライミックス定食が出来たかと思うと、

厨房カウンターの中の店員さん4人ぐらいで、

「ヘイ!おまち!」ってバケツリレーみたいにして、

受取口に私の鯵フライミックス定食が運ばれるわけ。

運ぶ店員さんの人数分「ヘイ!おまち!」「ヘイ!おまち!」「ヘイ!おまち!」「ヘイ!おまち!」って「ヘイ!おまち!」が4回聞けるのよ!

いか厨房内でバケツリレー方式って訳ね。

しつこいけど、

それ直接目の前の私に渡せば店員さんのバケツリレーもしなくて済むんだけどなぁと。

目の前にあった私の鯵フライミックス定食が目前から無くなり受取口に運ばれたのを確認すると

店員さんは出来上がりをお知らせするブザーのボタンを押してくれるの。

私に渡されたブザーが鳴ったから、

受取口に取りに行って、

さっき目の前にあったぶりぐらい久しぶりの再会で、

私はそれを受け取るとまた自分の席に戻ったの。

フライミックスと言えど、

メインは鰺で他はと言えばイカリングだけの2種類。

もうちょっとミックスして欲しいと思う怒りのイカリング!って思っちゃうけど、

タルタルソースてんこ盛りがそれを帳消しにしてくれそう。

一番美味しかったのがタルタルだったという、

なんともなしあがりの定食よね。

で私は食べ終わったから、

返却口までトレーを返しに行くんだけど、

このお店は

食券買って食べ終わってお店を出るまでに

食券お渡し口、お受取り口、返却口と3往復しなくてはいけないのよね。

これって効率化なのかしら?とやっぱり疑問に思いながらも、

今回で一番面白かったのは

厨房カウンター内で、

出来た定食トレーを店員さんたちがバケツリレー方式で運ばれていくところが

一番面白かったわ。

ちょっと最初見たときウソでしょ?って思っちゃったけど、

これも夢の国的なところのジャングルクルーズ的なアトラクションだと思うと

私の運ばれた鯵フライミックス定食

ジャングルクルーズされたのかなと思っちゃったし、

次また行ったときは何かまた面白いこと起きそうと

私をドキドキワクワクさせてくれる

逆に考えるとそんな愉快な定食屋さんはないわって思っちゃった。

立ったり座ったりとお客さんが忙しい定食屋さん、

厨房店員さん!アクビしてる場合じゃないわよ!

また行きたくなっちゃうお店ね。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムサンドサラダサンドよ。

サラダサンドポテサラサラダなので、

結構ボリューミーでみずみずしいポテトがとても美味しくてトマトフレッシュセクシーよ。

デトックスウォーター

キウイピンクグレープフルーツパイン

これまた色彩彩りのいい感じで仕上がりました。

パインは1つ買うと大変なことになるので、

缶詰パインをカッツして使った方がいいかもね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-08-05

anond:20190804211247

嘘乙。本作は「ドラクエ5をモチーフにしたアトラクション用に2時間程度のプレイ時間編集されたのVRゲームを遊んでいる」

という設定だから色々切り取られすぎだったり別のタイトル音楽が混ざってても別に矛盾はないんだぞ。

2019-07-31

anond:20190731145545

これよりだいぶ柔らかい口調だけど送ったよ。アトラクション自体は本当に良かったか改善してほしい。

USJに返金してほしい

東京住みで産まれて初めて行ってきたんだが、消化不良が多過ぎるので吐き出させてほしい。クソ高い割にクオリティ低すぎて全然納得できなかった。

まずファストパス買ってるのに20分〜人気のだと40分位炎天下の中で並ばないと乗れない。それが嫌だからファストパス買ってるんだが?詐欺じゃん。百歩譲ってディズニーみたいに無料ならまだしも、そこそこの値段払って並ばせられるんじゃ意味がない。スタンバイは120分以上待ちだからそれよりはマシだけど、ファストパス売る枚数調節とか方法はあるでしょ。並ばせられるから暑いし怠いし時間が読めない。返金してほしい。その癖指定時間は2.30分程度しかないので、乗り終わったら大慌てで次のファストパスに移動しないといけなくなる。並んでるせいで指定時間に間に合わなかった時は、乗れはしたけど時間を守ってくださいね!って笑顔で注意された。いやいや、指定時間開始時刻には並んでたので。

二つ目レストランでもワゴンでも並ぶ。混んでるから仕方ないどうこうじゃない。昼時なのにレジは半分しか開けないし、無駄話するので更に時間がかかる。何処から来たんですかとかホグワーツ学生さんですかとか。手持ち無沙汰なスタッフが店内をうろうろしている。全部レジ開けて無駄話なくせば回転率だいぶ上がると思うんだけどな。

三つ目、時間がアバウトすぎる。アプリで待ち時間10分になってる乗り物が現地に行くと2時間待ちと言われたり、45分になってるのが即乗れたり。パレードの開始時間に15分後に開始する旨の放送謝罪なし、ただの告知)、プロジェクションマッピングは予定時間の15分前に開始。なのにファストパス時間だけは厳格で、早くても遅くても一言言われる。予定が立てられないし狂って非常に動きづらい。スタッフに待ち時間や開始時間を聞いてもアバウトな答え方しかしないし、30分から1時間待ち、と言われて結局並んだのは2時間弱だった。自分担当してるアトラクションの待ち時間理解できてないらしい。

そして最後。これに至ってはユニバ側に非はないのかもしれないが、溢れている外国人外国人自体が嫌なんじゃない。マナーとユニバ側の対応が悪すぎる。行列の横入りや行列無視レジでゴネるとやりたい放題。スタッフ必死対応しようとするが、言葉がよくわからないのか他のスタッフを呼びに行ったり、駄目なものは駄目だと言えばいいのに長々と付き合うので混雑が加速する。ゴミポイ捨ても酷かったし、スタッフ説明中やムービーの途中で叫んだりと害悪しか思えなかった。ただひたすらに迷惑

総括。もう行かないし返金してほしい。アトラクション自体の質は高かったけど、雑な面が目立ち過ぎて不快な思いばかりだった。チケット物価も高く、ファストパスは有料なのに、ここまでサービスが行き届いていないと思わなかった。口コミは絶賛ばかりだったけど、全部サクラだったんだろうか。サービス面で比べるのなら、豊島園とか西武園ゆうえんちにも負けている。期待していただけに本当に残念。スタッフ教育経営体制を一から見直したほうがいいと思う。ペッパーくん置いた方がまだマシなんじゃないの。

2019-07-03

妊婦検診のたび、あそこにモノを入れられるんだ

現在、私は妊婦個人病院婦人科から総合病院産婦人科に転院した。

今日初めて総合病院産婦人科で診察受けた。妊娠初期の超音波診断は膣に超音波の道具を突っ込まれてて腹がある程度膨らむと超音波診断はお腹ゼリーを塗って、お腹超音波の道具を当てる方式に変わった。超音波検査お腹でするようになったら内診はなくなるかと思ったが、毎回内診があった。

内診が嫌い過ぎる。

今日は三回もあそこにモノを突っ込まれた。

しかも、今後妊婦検診を受ける度に内診あるらしい。内診は避けられない。

イヤーーーーーーーーーー!!!!!!

ほんと嫌!!!!!!

でも赤ちゃんのためだかしょうがない。

私の旦那の尻にプツプツが出来てて「皮膚科に行ったら?」というと「尻を医者に見せるのは恥ずかしいから行かない」と言われたよ。私なんてM字開脚してあそこにモノを突っ込まれてるんだよヤバくない?

M字開脚するのは別にいいし、股を見られるのも別にいいんだけど、医療器具を突っ込まるのが本当に嫌。

これまでの検診で何回もやられたけど毎回怖くて嫌な気持ち

総合病院の足パカ椅子遊園地アトラクションみたいに稼働領域が広かったのがちょっと面白かった。個人病院の足パカ椅子は備え付けでその場から動かないから(同じ経験をした妊婦、経産婦なら意味がわかるはず)

内診ほんと嫌だ。でも、元気な赤ちゃん産みたいかしょうがない。

2019-06-19

なんでディズニーランドに行くの?

先日の春休みディズニーランドに行った。家族を連れて。私自身は何十年ぶり。しかし、あまりにもひどい体験でなぜこんな場所に高いお金を払ってくる人が大勢いるのか全く理解できなかった。

入場料は大人2人と子供2人で合計2万円強ぐらい支払う。多くのアドバイスに従ってホテルに前泊し朝8時に入場。しかし、のんびり歩いて入場したのが悪かったのか、すべてが手遅れであった。ファストパスというものは一つも取れず、結局楽しんだアトラクションは1つ、1時間半程度行列を並んで乗ったダンボだけだった。さらに言うと私と小さいほうの子ダンボには乗らず外から眺めて写真を撮る係だった。私自身は乗り物かにはそれほど執着しないので、家族が楽しんでくれればいいと思っているし、テーマパーク楽しい雰囲気を感じられればいいなと思ったのだけど、それも不可能だった。大混雑で入場制限がかかるほどなので、周りを見渡してもイライラしている人ばかりだし、パレードを見るための場所取りで地面に座って待っている人が周辺を埋め尽くしているのでちょっとした移動も困難。スタッフ場所取りをしないでねー、とアナウンスするけど誰も従わない。従うわけがない。

飲食は持ち込み不可なのに買うのも困難。20分以上待たされて低品質ドリンクを350円で買ったり(ファミレスドリンクバーになっているようなコカ・コーラ系列のものだ)、1時間待たされてポップコーンを買ったりしただけだった。空腹でぐずる子のために、ルール違反承知だが持参した菓子パンを食べてもらった。なんでこんな場所なのに、座ることもできずに最低レベル食事を取っているのだろうと泣きたくなった。

せっかくの夢の舞台ということなので積極的に楽しもうと終始ニコニコしていたつもりなのだけど、こどもがぐずり始めてからは妻もキレてしまい、家族と妻のご機嫌を取るのにいつも以上のストレスをため込む結果になった。結局1時には会場を後にした。出てから舞浜駅そばカフェ食事をとったが、安くておいしくて座れるし、店員も親切で、日常空間のやさしさを痛感したのだった。会場内でお土産に買ったおもちゃは、残念なことに、本人が希望したモノと似ているが違う商品だった。今更返品交換するわけにもいかず思い出もしょっぱい物となってしまった。

一体何のために時間お金を使ったのだろう。

おそく混雑ゆえの不満がすべての元凶だったと思う。混雑を承知で、それでもなお入場したい人や、訓練されて最適行動をとっている人に圧倒されたのだ。それなりのお金を払っているのだから適当散歩しているだけでも楽しいだろうと思った私がバカだったのだ。混雑が予想される春休みに行くのがバカなのだという意見もあるだろうけど、2月ごろに行こうとして詳しい人に聞いてみたら寒いのはつらいよ、春休みの穏やかな季節のほうが良いよとのことだったからだ。

ということをSNSで書き散らしたいのだけど、つながっている人にはディズニーファンがそれなりにいて、安易愚痴も言える雰囲気じゃない。それもまた辛い。こどもがまた行きたいと言わないことを願っている。

2019-06-02

anond:20190602173350

ディズニーランドアトラクションみたく、電車にのるために何時間も待てるならそれでも良いんじゃないかな。

…とか思ったんだけど、もう違憲かにしてしまって待たざるを得ない社会にしてしまえば、

東京会社を置かないようにするとか、近くに住むとかそういう選択をせざるを得なくなり、

結果的電車は空いていくのか…?とか思ってきた。

2019-05-18

しょーがくせいなみの感想

藤野陶芸市に行ってきた。

お気に入りだった底浅幅広の器の端が欠けたのもあったし、妹から久しぶりにあう親へのプレゼントは?みたいなことをせっつかれて。

おっさんが一人、普段1番使わなそうな時間を使うことにした。

藤野陶芸市は、藤野に在住する陶芸家が中心となった市だ。なので市場のようにぎゅっとしたのと違って、各工房がそのまま出店になっている。

地図を見るといい感じに散らばっていてディズニーランドアトラクションを回るようで楽しそう。そう思っていた。駅から降りるまでは。

昼に藤野駅に降りたがバスがない。次は13時といきなりサドンデス落とされた形で、案内所でもらった地図から見た目1番近い場所グーグル検索すると30分。歩いているうちに抜かされる感じはないし、いくか。歩き始めて、橋を超えていきなり坂にぶつかった。

ここ登るのか。諦めの境地で突き進むとなぜか坂が終わらない。グーグルマップでみると道が蛇行しているではないか。もしや…

かくして最初のお店につくときは息も絶え絶えでしばらく魂が抜けていた。

広場みたいなとこで楽曲団による演奏をやっていて、それを遠耳に藤野地ビールであるクラフトビールを飲んだ。六百円といい値段したけど2杯もつい飲んで。いい風が吹いていてとても美味しかった。

ちょうどいいお皿を見つけて即決すると陶芸家のひとに夏みかんもいただくなんて嬉しいこともあって。

さあ2拠点目に行こうか。そう思ったら4キロ先だった。バスもやっぱり一時間は後。歩くしかなかった。

山の中に目が浮いていたり、全宇宙遺伝子表現したモニュメントがあったり芸術の道を延々と進んで。

やっとついた先で、まず休憩所を探した。ハーブティーをおばあさんが百円で売っていたのでお願いするとティーポットと一緒にでてきた。青空喫茶に風がよく合う。ごちそうさまでした。

すっごい美人徳島藍染めを紹介してた。

次の拠点までまた歩いた。

途中でベトナムかき氷売ってる路地のひとに誘われてまた休憩。杏美味しかった。

神社の露店では強く吹いた風に浮きかけたテントがしっと掴むなんてハプニングもあって。

まだこの先に山荘があるんです〜と親切そうなお店の人に地図を渡されたらいくしかなかった。

また歩いた。

蔵を借りてLPを流しているオジサマに出会った。ドイツアンプ世界一ーと延々と語ってくれた話は楽しかったが確かに音は良かった。

そんなこんなで。

徒歩16000と全然大したとこないはずなんだけどやっぱり皿が重いんだと思う。

すごく眠たい。満足感ある疲れが残った。

2019-04-21

10年ぶりにUSJに行った話

アラサーBBA10年ぶりにUSJに行ったらすごく楽しめたよ、という話。

USJ地元大阪にできたのは中学生の頃。当時はUSJに行ける人がまだ少なかったが、ディズニーランドも行ったことのなかった私は、ラッキーなことに開園1年以内に親に連れて行ってもらった。初めての大型テーマパークで、見たことのない規模の乗り物や、CGを組み合わせたアトラクションに驚き、そしてとても楽しかったのを覚えている。そして、中学2年生の時には学校遠足で、高校生になってからは友人達USJに出かけた。3回ほど行くと、USJはあまり楽しい空間ではなくなっていた。当時は理由がわからなかった。そして高校3年の3月、友人達卒業旅行ディズニーランドに行くことになった。

何もかもが驚きだった。まず安い。お土産、フード・ドリンクが安い。そしてレストラン価格が適正だ。年代に応じて使い分けができる。また、ファストパスというものを使えば、効率よくアトラクションに乗れる。USJでは1日で回れるアトラクションやショーは、5-6種が限界だったが、ディズニーでは10種くらい楽しめた。そして何より、キャストが親切だ。ディズニーという空間演出を、キャスト全員が心がけている。ゲストである私たちに、分け隔てなく、笑顔で手を振ってくれる。友人のように優しく声を掛けてくれる。そして買い物をしたら手提げ袋をくれる!(USJは当時、持ち手のない紙袋しかくれなかった。持ち手のある大きな手提げ袋は有料だった)。その上、ディズニーにはキャラクターの数が多い。外にはたくさんのキャラクターゲスト写真を撮っているので、どこへ行っても賑やかだ。ショーも楽しくて、建物も凝っている。店の入っていない建物エリアや、ハリボテの多いUSJメインストリートを離れると寂しくて静かで、非日常満喫する雰囲気がパーク全体に行き渡ってなかったのだ。

ディズニーランドでの衝撃体験のあと、一度だけUSJに行ったのだが、キャストは夜のコンビニ店員のように無愛想だし、お土産やフード・ドリンクは相変わらず高くて、アトラクションの待ち時間も長すぎるように感じて、満足に遊べなかった。アトラクションやショーも相変わらずで、種類も増えていなかった(あろうことかE.T.が無くなった)。いつしか、来園者数減少、経営悪化の声が聞こえ始め、とうとう親会社が変わるというニュースが聞こえてきた。やはり夢の国には敵わないのだな、だってUSJはあのディズニーのような、ホスピタリティー溢れる空間には絶対になれないもんな、と思っていた。

月日は流れ、最後USJに行ってから10年ほど経った。ハリーポッターミニオンアトラクションエリアができたと聞いた時も、まだ行く気はしなかった。テレビCMで、アニメコラボイベントをやっていると聞いた時もだ。外国ユニバーサルスタジオに行って新しいアトラクション体験済みだったし、アニメで楽しめる年齢でもなかった。何よりあのUSJお金を払う価値も、貴重な時間を費やす価値もないと思っていたのだ。

転機は最近だ。偶然、バスで帰ってきたUSJ帰りの若者達を見たのだ。みんな笑顔で、ぬいぐるみや、お土産袋を持って通り過ぎていく。楽しかった思い出なんて東京までもたないだろう、と思っていたが、すれ違ったほぼ全員がまだUSJ空気大事に持っているように見えた。さらに、多くの友人が、「年間パスを買った」ことを報告しているのだ。おいおい、もう我々はアラサーじゃないかコラボイベント脱出ゲーム?そんなので楽しくなれるのか?と思っていたら、偶然にも友人達に誘われて、この度10年ぶりにUSJに行くことになった。この時も大して期待はしていなかった。この先、きっと行くこともないだろう、人生最後USJだと思って行ってくるか、と心に決めて大阪に向かった。

中に入ってびっくりした。まず、園内の装飾が賑やかだ。人も少なくて殺風景な、あのUSJはどこに行ったんだろう。そして、アトラクションだけではなく、ショーもパフォーマンスも数が増えている。アトラクションの待ち時間は相変わらず長かったが、待たずに入れるショーやイベントも多く、アラサーの我々も長い時間を楽しめるのだ。アニメとのコラボも、USJに合わずに浮いているだろうと思っていたが、そんなことはない。風景に溶け込んでいて、利用者の数も多いし、コラボグッズを身につけている人も多い。

歌やダンスは相変わらず外国キャストが頼りのようだったが、それでも日本人のショーキャストも増えているようで、コラボイベントでの演出や演技はとてもすばらしかった。

何より、一番変わったと感じたのはキャストだった。レストランでは、「温かいものをすぐにご用意しますね!」と優しく声を掛けてくれるし、お勧めされて断っても、笑顔で受け答えをしてくれる。ぬいぐるみを買うと、我が子を養子に出したかのように優しく「この子と目が合いましたか?」とか「しっかり選んでいただけましたか?」と笑顔で言ってくれる。店員の人たちみんなに、大切にしてあげてくださいね、と言われて店を出た。あの頃の、素っ気なくて無愛想なキャスト達はどこへ行ったのだろう。紙袋しかくれなくて、袋詰めも大雑把だった、あの頃のUSJは一体どこへ?

ひととおりUSJを楽しんで、そろそろ帰ろうかとなった時、友人達は次は夏に来たいねと言っていた。別のイベントが夏に始まるのだそうだ。最後USJのつもりだったので、なんとなく決めきれず、曖昧に返事をした。

退園の際、私が持っていたぬいぐるみを見つけたキャストに「ティムぬいぐるみ)も、また連れてきてあげてくださいね」と言われた。そういえば、この子実家はこのUSJなんだなあ、と思うと、なんだか急に寂しくなって、大真面目に「はい」と返事していた。

以上、アラサー10年ぶりにUSJに行った話でした。長くてごめんね。

2019-04-16

35周年は懐古、グランドフィナーレは決別という話【ディズニー

ディズニーの35周年が終わった。

一年間、物凄く楽しかった。

ゲートをくぐった先のオブジェは、過去の周年テーマを振り返り。

パーク内に設置されたミッキーは、エリア過去作品を振り返り。

プロジェクションマッピングは、昔からあるアトラクションを、ディズニーランドの歴史を振り返っていた。


から、私は35周年をリバイバルの年だ、と。『過去に重きを置く懐古の年』なんだと思っていた。


しかし、そこでふと35周年テーマソングの"ブランニューデイ"に疑問が生まれてくる。

どうして、あれだけ過去を振り返ってるのに「新しい日」がテーマの歌なんだろう?と。

そして今、35周年が終わってから漸く気づいたのである



35周年は懐古だけれど、

グランドフィナーレは決別だったんだ、と。





過去へ思いを馳せ、その上で未来の為に過去と決別する。それが、テーマだったんだと。


そう考えると、35周年の要素が、最近のパークが繋がってくるのである

めまぐるしい程、パークはどんどん変わっていく。

30周年の時から考えても、大きな変化としてはトゥモローランドのアトラク2つが、ストームライダーが、ミニーオーミニーが無くなり、ミッキーも成長期(顔、声)を迎えた。(ドローインググラスとかミニーちゃん声変わりとかもあるけれど)

それを嘆く人もいると思うし、私も残念だと思う。

でも、パークは変わり続ける。

終わってから「パークは永遠に完成しない」と大々的に表に出しはじめたのも。2020年に向けて、新しいアトラク情報をまとめたのも。

グランドフィナーレのキービジュが、ミッキー達が未来を見るビジュアルになっているのも。

全部、「ここからパークはどんどん新しくなるよ」という意思表示なんじゃないか

ある種の、未来に向かう為の過去への決別。


それを一年かけて伝えるのが、35周年、グランドフィナーレだったんじゃないか


からこそ、「新しい日をお祝いしよう」なんじゃないか、と。

30周年が「現在」を歌い、35周年が「未来」を歌う。全てが、未来に繋がっている。

そういうことだったんだ、と気付いてからは物凄く全てが腑に落ちた。35周年は懐古だけじゃ、リバイバルだけじゃなかったんだ。

から、胸が締め付けられるような、切なさと感動があるんだなぁ、と。ブランニューデイを聞く時の感情は、そういう事だったんじゃないか、と。今も聞いてダバダバ泣いてる。

ただ、それが良いかいかは、きっと人によって違うんだと思う。

でも、私は変わらずディズニーが好きだ。

きっと、これから先、もっと先の未来を見たとしても、変わらずディズニーが好きなんだと、そう思う。

なんだかスッキリした。ディズニー、仕込み方が凄いよ。この考えがあってるか分からないけど。思わず書き殴るくらいには、スッキリしてしまった。




あーあ!ディズニー行きたい!

2019-04-07

新卒入社したヤフー退職した

在籍期間は約2年。これは組織所属する期間として短いものかもしれない。

たった2年である。されど2年。鬱憤が溜まるには十分すぎる時間であった。

嘘つき

新卒採用ページの初年度年収は嘘である個人的に一番不満のあった点なので最初に触れておきたい。

ヤフー新卒採用ページを見ると以下のように書かれている(修士場合)。

約468万円(基準給与242,000円/月+25時間相当分の固定時間外手当47,266円/月+賞与等)

(2019/08/01 時点で修正されていました)

私の「初年度」という言葉に対する解釈4月〜翌年3月12ヶ月間」が正しいのであれば、この内容は誤っていることになる。

実態から言うと、初年度年収は468万ではなく410万あたりなのだ

重箱の隅をつつくような指摘と捉えられるかもしれないが、私としては見逃し難い点であったので深掘りしていく。

これが誤りだと主張するに足る最も大きな理由として、初年度の社員は年2回ある賞与のうち1度しかもらえない事が挙げられる。

ヤフーでは4月10月賞与月であり、それぞれ基本給の約2.5ヶ月分の賞与評価によって多少変動するが初年度の変動はなし)となる。

ただ、新卒社員4月にもらうことはない(仮に6・12タイプだとしても、通常6月にもらえるのはいわゆる寸志だろう)。

まり

(242,000 + 47,266 ) × 12 + 242,000 × 2.5 × 1 = 4,076,192

約410万円である

いかがなものだろうか。主観ではあるが、60万前後の差額は無視しがたい。少なくとも当時の私にとっては大きな額だ。

ではここで、上文に書かれている「賞与等」の解釈を変え、残業時間考慮している路線を考えてみる。

対象職種エンジニア

条件として、最初の4〜6月は全体研修残業が許されていないため、7月から3月の9ヶ月でできる残業時間対象となる。

また、残業時間が45時間を越えていいのは年6回まで、かつ上限は80時間である

加えて、初年度の1年間での昇給基本的になかったので、1時間あたりの残業代は固定とする。

これを踏まえた上で計算してみる。

「25時間相当分の固定時間外手当47,266円/月」とあるので、残業1900円/時となる。

80時間残業半年間続け、残りの3ヶ月は45時間残業をしたとする。

1900 × ((80 - 25) × 6 + (45 - 25) × 3) = 741,000 円/9ヶ月

これを先程の4,076,192円に加えると、4,817,192円である

なんと、468万を超えた。失敬。

新卒採用ページの初年度年収は嘘である。」と冒頭で言ってしまったが、嘘つきは私のほうだった。


さて、これを読んでどう感じただろう。

こんなことはよくある、で済ませていいとは思わない。

実現可能から誤りではない、というのは誠実さを欠いている。

(「残業80時間を年6回なら別に苦ではない、むしろこの業界なら当たり前では」といった類のコメントは一旦跳ね除けさせてほしい)

それに45時間を1度でも超えれば上長から指摘を受けるし、6回も超える事例が実際にあるのかと言われれば極めて少数派である

給与企業を選ぶ上で重要ポイントの一つだ。

このような書き方がされていれば新卒1年目にもらえる下限年収のように感じても不思議ではない。少なくとも私はそう感じていた。

これはいつだったか転職ドラフト炎上していたときと同じ流れだ。

[転職ドラフト経由でY社の内定貰ったけど](https://anond.hatelabo.jp/20160925170021)

正しい情報ミスリードなく伝えるのが企業としての在り方ではないだろうか。

THE 虚無研修

はい拍手!」「パチパチパチパチ」

社会に解き放たれて最初に見た異様な光景である

最初の2週間はビジネスエンジニアデザイナーの3職種合同で様々な研修を受ける。研修の内容は多岐にわたり、当然ビジネスマナー研修もあった。

研修中初期はPCを開くことを許可されておらず、みんな紙にメモをとっていた。自分メモをとらなかった。

6人で1つの机にまとめられ、座学の合間にやたらと個人ワーク・グループワークを要求される。特にグループワークが苦で苦で仕方がなかった。

グループワークは、都度いくつかのグループが話し合った内容を発表するよう当てられる。

話し終えると「はい拍手!」と司会役を務める人事の方が声をかける。そして拍手

約300人が回答者に向かって一斉に拍手するのだ。時代錯誤も甚だしい。

この研修を通して、付箋とペンに対してアレルギー反応を示すようになった人も多いと思われる。

グループワーク確定アイテムは勘弁願いたい。

人事の方の話し方もさながら小中学校教師を想起させる。

今年度でもその形式が続いているのであれば退職希望者を増やすだけなので早急にやめたほうがいい。

そして、全職種合同の研修を終えた後はエンジニアのみに用意された研修が続く。

内容は外部講師によるLinux研修Java研修・チーム開発と

ヤフーの用意したチーム開発、である

先に言っておくと外部講師による研修は残念すぎた。不要不毛。不服。

まずはじめにWindows PCを貸与され、それで戦うことを強要される。

一方で、ヤフーでの業務に使う貸与PCエンジニアならMacのみである。なんということだろう。

そして外部講師企画のチーム開発は「雑に集めたメンバーハッカソン」というタイトルが正しい(ここでもまだWindowsのまま)。

LinuxJava研修で学んだ内容を活かせる場面は決して多くなく、チーム内の優秀な人がひたすらにリードする形式だった。

チームによってはリードされる側は「なんかすごいのが出来上がっていく(が仕組みはよくわからない)」、リードする側は「この時間意味があるのだろうか」と誰得雰囲気が出来上がる。

その後、チーム開発研修についてもフィードバックする機会があったのだが、

とある同僚は

チームメンバーgitの使い方を教えないといけない場面があった。gitコマンドに初めて触れるような人をエンジニアとして採用するのはどうなんだ

というコメントを残していた。

なかなかに攻めているなと思ったものの、振り返ってみれば全くそのとおりである

gitコマンド触ったことない=初心者、が必ずしも成り立つわけではないがWeb業界エンジニアにはある程度当てはまるのではないだろうか。

そして未経験者を採用するメリットはよくわからない。

ここで、研修から採用についての言及シフトする。

同僚のコメントも受け、採用サイドに苦言を呈するのであればクックパッドの方の言葉をそのままお借りしたい。

クックパッドでは、新卒であってもプログラミング経験者は基本的エンジニアとしては採用しません。

なぜか?というと、学生のうちにプログラミングソフトウェア、あるいはサービスを作る事に興味を持ち、それを仕事にしたいと思っているのに、手を動かさな理由はないんですよね。

[クックパッド 星氏「新卒でも技術力を重視、尖ったエンジニアエキスパート枠として採用」《新卒エンジニア育成カイギ その5》 |](https://blog.codecamp.jp/engineer-training-cookpad-part1)

ここから主観意見が強くなることを先に断っておく。

また、ヤフーが「世界通用する tech company を目指す」と謳っていることも踏まえる。

今でも不思議しかたないのは、私の知る極めて優秀な後輩2名がエンジニアとの面接に行く前に落とされてしまたことだ(当時の面接フローは人事→エンジニア)。

もちろん、最初面接で受け答えがうまくいかなかったのかもしれないが、それならそれで持っている技術の良し悪しをはかる以前に「面接うまい人材」が重視されていることにほかならない。

技術さえあれば、コミュニケーションができなくていいと言っているわけではない。

一方で、面接で落ちたからと言ってコミュニケーションがとれていない、とも思わないが。

ことエンジニア採用に関して言えば、GitHubやホワイトボードコーディングで見られる技術に関する蓄積や瞬発力、

リサーチャー寄り(機械学習エンジニアなど)であれば関連領域論文実績等に比重を置いてもよいと思う。

もちろん、採用する側が手を抜いているわけでないことは重々承知している。

ヤフー含め、多くの企業採用に苦戦していることを鑑みると、採用のものがとても困難なプロセスであることは明らかである

加えて、GitHub等を見たとしても応募者の技術力を正確に測ることは難しい。

ただ「世界通用する tech company を目指す」 のであれば、まず人材技術力ありきではないだろうか。

ヤフーにはヤフー採用戦略があり、一個人が偉そうに言えるものではないので(十分語り尽くしているけれど)このあたりで大人しくする。

研修の虚無さについて書いているつもりが、いつの間にか採用云々についてヒートアップしてしまった。

無理やりまとめるならば、研修採用において間違った方向に舵が切られていると感じた次第である

悪名高きバリュ評価

人事評価永遠課題である

誰もが納得する適切な評価なんてもの不可能

ただ多くの人が納得のいかない評価制度直ちに改善されるべきであり、決して惰性で運用されてはならない。

ここではこの4月廃止されることになったバリュ評価に触れる

採用ページからバリュ評価に対する言及が消えていることは確認済み)。

廃止されたからこそ、この場を借りて言いたい放題言わせてほしい。

ざっくり言えば、ヤフーもつ5つのバリューに沿って360評価である

Japanese Traditional Big Company の実施する年功序列よりは億倍まともだし、360評価といえば聞こえはいいが、

このバリュ評価がきちんと機能していたかと言われれば疑問符が浮かぶ

まずはじめに、個人的にはバリューの内容自体が謎であった。

バリューはリンク先のピラミッド最下段にある5つの項目だ。

[Yahoo! JAPANミッションビジョンバリュー - ヤフー株式会社](https://about.yahoo.co.jp/info/mission/)

謎だ。

それぞれ自分なりの解釈を交えると以下のようになる。



やはりわからない。

重複しているようにも感じるし、「やりぬく」あたりはもう一つのパフォーマンス評価説明割愛)が担っているようにも感じる。

各々によって解釈も異なるはずである(もし社員認識が合っていたのであれば今すぐに全力で謝罪する)。

ゆえにこれに即した評価結果も際どいものであった。

評価された側も結局よくわからないのだ。

加えて、昇給額の上限がある程度決まっており、いくら成果を出そうと結局のところ全社的にはそこまで大きな差がつかないようになっていた。

本当にとびきり優秀でなければ従来の枠組みを越えることはない。

余談だが、給与を上げる方法はやはり転職である

先輩社員も口をそろえて言っていた。

給料を大きく上げるなら転職したほうが早い、そして数年経ったら戻ってこればいい、と(実際、自分場合は550万 → 700万の転職となった)。

これはおそらくヤフーに限った話ではなく、転職による給与ハックがWeb界隈全体に蔓延っていることに起因するので仕方ないともいえる。

閑話休題

いろいろな経緯のもと、この4月より廃止となったバリュ評価

今ではパフォーマンス評価のみになったが、やはり評価に対する不満の声はいくらでも聞こえてくる。いくらかマシになったのかもしれないがやはり難しい。

人事評価永遠課題なのである

部署ガチャ外せば待つの地獄


幸い、自分はこれに該当せず外野からコメントになる。

世はAI時代。院卒の新入社員は、多くがデータサイエンス部署なるものを志望していた。

学部卒でも志望している人は少数ながらいた。

しかし蓋を開けてみると、ほとんどはデータサイエンスに全く関係ない部署に配属となった。

データサイエンス部署に限って言えば、一番必要なのは東大もしくは京大を出ているか、そうでなければ運である

学歴である程度決められていたように感じるデータサイエンスに焦点を当てたが、ミスマッチという点でいえば他の領域でも多少は起こっていた。

本人の希望に合わない配属は誰も幸せにならない。

1ファイル数万行のphpファイル運用しているようなレガシー極まったハズレ部署に配属される可能性もある。

そうなれば待っているのは市場価値の大暴落

こればかりは巨大な企業なら日常茶飯事かもしれないが、現実を受け止めるにはどうしても時間がかかる。

人気アトラクションエレベータ

最後に、社外の人から見れば些細なこと、しかし多くの社員が日々思っていることであろう不満で締めてみたい。

何を隠そう、名物エレベータ行列である

毎朝絶えること無く形成される長蛇の列、まさに地獄絵図。阿鼻叫喚とも言える。

悲惨な状況を表す言葉ならいずれも当てはまるだろう。

ヤフーでの出勤の定義は「執務エリアに入り社内Wi-Fi下で打刻アプリを起動しボタンを押下」である

これを10:00までに行わないといけないのだが、入り口エレベータまわりでは9:40あたりから徐々に変化が現れる。

気づけば、建物に入ってから執務エリアに着くまで10分以上要することになる。

まり、この行列の待ち時間計算に入れて通勤しないといけないのだ。

スマホでも眺めながら行列が少しずつ進むのを待つ。

これを毎日経験するのは気が滅入る。ただでさえ電車通勤疲弊しているというのに。

もっと余裕をもって出勤すればいいのでは、という声もあるだろう。ごもっとである

しかし、時間をずらせばずらすほど電車密度は増加してしまう。

これもできるのであれば避けたいし、個人的にはエレベータ行列の方が鉄の箱にすし詰めされるよりマシであった。

あくま相対的な話ではあるが。

では、徒歩圏内に住むというのはどうだろう。

これも金銭面で相当にきつかった。

仮に自転車圏内だとしても、私の求めた最低限の生活風呂トイレに行きたいときにいける)を送るには80,000円を軽く超える。

家賃手取り月給の1/3程度が目安とよく言われているが、就職を期に上京してきた自分金銭感覚からすると家賃に80,000円を払う決断最後までできなかった。

そして近くに住んでいたとしても、電車通勤から解放されるされるだけで、早く出ないのであれば結局エレベータ行列に悩まされることになる。

少し主観意見(というか言い訳)が長くなってしまった。

ということで、この惨憺たる状況に対する企業側の動きにも触れておきたい。

結論から言うと、行列に対する直接的なアプローチは何一つ無かった。

社内チャットツール(≠slack)のどこかで議論されていたりもしたが「待ち時間に何か楽しめるものがあればいい」というのもあり、根本解決できそうにない。

うまくたとえられているかからないが、「料理が不味い」ときに「美味しく感じられるよう空腹にする」というものが近い。

唯一の救いは、月5回まで利用できるリモートワーク制度である

が、ヤフーリモートフレンドリーであってリモートファーストではないし、みんながみんなリモートワークに慣れ親しんでいるわけでもない。

加えて、エンジニアデザイナー職だろうとマネジメント業務を担い始めた途端にリモートワークは難しくなる。銀の弾丸ではないのだ。

話が発散しているが、エレベータ行列悲惨であった、言いたいことはただそれだけである

もちろん悪いところばかりではない

当然である。がポジティブな面は調べてもらえればいくらでも出てくるので割愛する。

様々な制度メディアで幾度となく取り上げられているし、給与についてもvorkersや有価証券報告書をみればだいたいわかる。

株価はさておき、業績だって順調。

優秀な社員もたくさんいるし、サービスの規模的にもやりがいを感じられる場面は多いはずだ。

そして、悪いところをずっと放置し続けるような企業でもない(と信じている)。

まとめ

結局、自身備忘録になってしまった。

まとめるにも思い思いに書きなぐっただけなので特にメッセージもない。

とある社員が不満を述べながら辞めていった、そのくらいで受け取ってもらえれば幸いである。

2019-03-27

anond:20190327023554

その口で将来子供と遊ぶのが夢って言うから、その体力では無理だし結果子育て手伝わなくなると思いますって言ってしまった

無いと思ってる相手に酷いこと言えば、あなた結婚できるようになるの?ならないでしょ?言うことに何もメリット無くない?八つ当たりで人を傷つけるのは良くないよ

私だったら「素敵な夢ですね」で流すけどなあ

もし他のアトラクションを楽しみたければ「子供と遊ぶのは体力勝負ですよー?これで疲れたなんて言ってられませんよ!」とか言って次のアトラクションに並べばいいし

2019-03-26

anond:20190326222532

ムードのほうを優先するならアクアリウムとか六本木ミラーボーラーのやつ行きなさいよ

ヘタにDとかUSJアトラクション待ち時間と歩き疲れでイライラして喧嘩するよりよっぽどいいよ

サクッと見終わってほどよきカフェで休憩して解散もよしそのままどっちかのうちでシケこむもよし

2019-03-18

anond:20190317210523

海外テーマパークに行ったらどうか。アメリカディズニーとか。

そこなら日本人も少ないし、浮かれた格好してる人がデフォだし、そもそもアトラクションを楽しむのに夢中で他人なんて見てないと思うし。

日常生活で着るのは難しくても、何処かでその気持ち昇華出来るといいね

2019-03-17

ただの遠足でも

というように「切り口」をいくつか用意すれば1200文字くらいなら埋まると思うが?

 「遠足の思い出」   増田 太郎 2019年3月17日(日曜日)

 昨日は増田遊園地遠足に行きました。遠足の集合時間は朝の7時でした。

 いつも学校に行く時間よりも早いので、目覚まし時計を1時間早くセットしました。

 前日は興奮して寝られませんでした。最終的には寝ました。

 バスで移動するときに酔うと困るので、朝ごはんおにぎりだけでした。

 僕は本当はサンドイッチがよかったけどおにぎりでした。

 出かける前にバスの酔い止めも飲みました。

 出かけるとき水筒を忘れそうになって一度家に戻りました。

 水筒の中身は麦茶です。麦茶ペットボトルのやつです。

 増田遊園地までの道のりはバスで移動しました。

 普段町で見かけるバスよりも大きいバスでした。

 やれやれ、どうやら僕の座席エンジンの丁度上に位置しているらしい。

 僕は大排気量エンジンの鼓動感を全身で味わいました。

 2時間ほどバスで移動すると増田遊園地に到着しました。

 増田遊園地はたぶん東京ドームと同じくらいの広さです。

 増田遊園地では班のメンバーと一緒に行動しました。

 班のメンバー増田君と増田君と増田君と増田君です。

 遊園地にはものすごくたくさんのアトラクションがありました。

 アトラクションはとても楽しかったです。

 増田遊園地にはとてもたくさんの人がいました。

 清掃のおじさん曰く「土曜の混み具合はいつもこの程度」とのこと。

 とても人が多かったのでアトラクションの楽しさも半減です。

 僕は「遊園地を貸切にすればいいのになぁ」と思いました。

 12時34分ごろにお昼ごはんを食べました。お昼ごはんはお弁当です。

 お弁当メーンディッシュハンバーグでした。

 ハンバーグがいつもより高い肉を使ったのでおいしかったです。

 普段、家で食べているハンバーグ豪州牛肉ですが今日遠足なので国産牛を使ったハンバーグを食べられました。

 欲を言えば、普段からこのくらいのハンバーグは食べたいものです。

 ハンバーグの他にはごはんブロッコリーにんじんふりかけみかんなどを食べました。

 おやつは500円まででしたが家は貧しいのでおやつはなしです。

 班のみんなはなんかポテトチップスのようなものを食べていました。

 そういえば途中で同じ班の増田君が行方不明になりました。

 行方不明になったので先生に報告しようとしましたが、5分ほどしたら見つかったので大丈夫でした。

 勝手な行動をとってはいけないと遠足のしおりにも書いてあるにもかかわらず勝手な行動をとるのはよくないことです。

 天気はよかったです。出かける前に天気予報を見たら「くもり」でした。

 万が一にも雨が降ったら困るので折り畳み傘を用意しました。

 最終的には雨は降らなかったので、折り畳み傘を使うことはありませんでした。

 帰りもバスでした。行くとき2時間でついたので帰りも2時間だと思いました。

 ですが渋滞に巻き込まれたので3時間でした。

 遠足学校のクソくだらない授業と比べたら幾分マシでした。

 毎日遊園地だったらいいのにと思いました。

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