ディズニーの35周年が終わった。
ゲートをくぐった先のオブジェは、過去の周年テーマを振り返り。
パーク内に設置されたミッキーは、エリアや過去作品を振り返り。
プロジェクションマッピングは、昔からあるアトラクションを、ディズニーランドの歴史を振り返っていた。
だから、私は35周年をリバイバルの年だ、と。『過去に重きを置く懐古の年』なんだと思っていた。
しかし、そこでふと35周年テーマソングの"ブランニューデイ"に疑問が生まれてくる。
どうして、あれだけ過去を振り返ってるのに「新しい日」がテーマの歌なんだろう?と。
35周年は懐古だけれど、
グランドフィナーレは決別だったんだ、と。
過去へ思いを馳せ、その上で未来の為に過去と決別する。それが、テーマだったんだと。
そう考えると、35周年の要素が、最近のパークが繋がってくるのである。
めまぐるしい程、パークはどんどん変わっていく。
30周年の時から考えても、大きな変化としてはトゥモローランドのアトラク2つが、ストームライダーが、ミニーオーミニーが無くなり、ミッキーも成長期(顔、声)を迎えた。(ドローインググラスとかミニーちゃんの声変わりとかもあるけれど)
それを嘆く人もいると思うし、私も残念だと思う。
でも、パークは変わり続ける。
終わってから「パークは永遠に完成しない」と大々的に表に出しはじめたのも。2020年に向けて、新しいアトラクの情報をまとめたのも。
グランドフィナーレのキービジュが、ミッキー達が未来を見るビジュアルになっているのも。
全部、「ここからパークはどんどん新しくなるよ」という意思表示なんじゃないか。
それを一年かけて伝えるのが、35周年、グランドフィナーレだったんじゃないか。
30周年が「現在」を歌い、35周年が「未来」を歌う。全てが、未来に繋がっている。
そういうことだったんだ、と気付いてからは物凄く全てが腑に落ちた。35周年は懐古だけじゃ、リバイバルだけじゃなかったんだ。
だから、胸が締め付けられるような、切なさと感動があるんだなぁ、と。ブランニューデイを聞く時の感情は、そういう事だったんじゃないか、と。今も聞いてダバダバ泣いてる。
ただ、それが良いか悪いかは、きっと人によって違うんだと思う。
でも、私は変わらずディズニーが好きだ。
きっと、これから先、もっと先の未来を見たとしても、変わらずディズニーが好きなんだと、そう思う。
なんだかスッキリした。ディズニー、仕込み方が凄いよ。この考えがあってるか分からないけど。思わず書き殴るくらいには、スッキリしてしまった。
あーあ!ディズニー行きたい!