はてなキーワード: スライドショーとは
今般、リモート授業をなぜしないのか?とか私は自主休校をしていますが学校の担任はリモート授業をしてくれています、という記事をみてこの記事を書こうと思います。
まあまあ毒吐きます。
理由は主に下記
これは、「自主休校をしてるのに何でZoomで授業をしてくれないの?」「こっちの担任はしてくれていますけど」という発言に対しての回答。
はっきり言って通常授業をしながらZoom授業をする時間がないです。
そもそも、学校の先生は足りていません。学校の先生には正規と非正規の先生がいます。で、教員を目指す人は少なく、正規職員が足りません。このため、一年任期の臨時採用の人間がたくさん入っています。
本来この臨時の職員は産休や病休など、正規の職員が働けない状況で緊急で入る職員です。しかし、そもそも定員が足りていないなか、このスタートラインで足りない人員を補うために臨時の人が入っている状況です。
学校の先生は足りていません。で、先生暇ですよね?っていう声が聞こえますが、Zoomを並列でやる時間はありません。
私は高校の先生ですが、うちの学校は週に32時間程度の授業があります(6時間×3日、7時間×2日)。
で、暇あるじゃん!と思われると思いますが、単純に学校に来ていない生徒のZoomの配信をしようとすると、通常の授業と合わせて21×2=42時間となります。
ちなみに通常の勤務時間は8時間×5=40時間です。この時点で週の勤務時間を超えます。
加えて学校の先生は授業の合間に担任業務や保護者対応、校務分掌(校内の各仕事を割り振ること)で、みっちり埋まっています。
私は大体平日早いときで18時過ぎ(定時は17:15)、遅いときには21時となります。
で月給の4%を「定額」で支給してもらってますので残業代はありません。
月の勤務時間を160時間とすれば4%は6.4時間です。当然残業代なので本来は25%増しの時給が発生するため、4%の給与増しに対する残業時間は6.4/1.25=5時間ちょっとです。
ちなみにここ最近はずっと50時間近く残業してます。Zoom対応無しの高校の先生の残業時間です。
小学校の先生はもっと悲惨だと思います。彼らは6時間ずっと児童とつきっきりです。たぶん一部の教科以外ずっと児童の対応に追われています。
教科担任という概念がなく、ずっと担任が自分のクラスの児童の面倒を見ています。←たぶん、私は高校の教員なのでわかりませんが、私が小学校の時には理科と音楽以外ずっと担任の先生だったような気がします。
なので、Zoom対応をしっかりと並列ですると、学校が破綻します。
「高校の残業はほとんどないない」というのが文部科学省の言い分ですが、あれはたぶんちゃんと高校の先生は申告していないからだと思います。
だって申告しても給料出ないんですから、きっちりと答えるモチベーションは出ませんよ。
もちろん定時で帰られているベテランの先生もいますが、私はまだまだ教材研究の時間が欲しいので残っています。
また、教務部の先生はかなり大変です。教務部とは、校内全般のことをやる公務分掌です。
例えば入試や試験日程を組む、教員が休んだことによる特別時間割の作成、行事計画、学校行事のあれこれの折衝など。
ここのかなりの負担がかかっていて、教務部長は毎日21時です。
そしてZoomの対応にも部長はアドバイスなどをくださいます。
授業以外の様々な業務が学校の先生にはかかっています。この状況でギリギリ踏ん張っているのが現状です。
これで「自主休校しているけどZoomで授業して!」とか「なんでうちの先生はやってくれないの?ほかのところはやってくれているのに」という声がありますが、
物理的に時間がありません。過労死ラインに足を突っ込みます。勘弁してください。
例えば2週間だけ隔離されて学校に来れないのでしてください、なら終わりが見えます。
私も一人の人間です。いつ終わるか分からない対応で自分の体を壊すことはできません。
そして一人の生徒に対応するために私が倒れて残りの40人の生徒の授業を適当にすることはできません。
ここまで読んで「授業している様子をZoomで流したらいいじゃん」と思われた方!そう、私も当初はそう考えていましたが、現在はあきらめています。
で、皆さん、YouTuberみたいに配信されたことあります?あれって結構機材がかかりますよ。
例えばカメラ。授業をするときには黒板を使う先生が多いです。もしくはホワイトボード。
もしかしたらギリギリ行けるかもしれません。ですが、「ちょうどいい位置」にPCのカメラをセットすると、授業をしている先生から画面が見えなかったり、画面を見ると顔がドアップでZoomに出たりと、パソコン単体で配信はかなり困難です。
もちろん音声もきっちり入らなかったりします。
また、スライドショーを使うときにもちょっとした設定が必要ですが、これをきっちりと行える程度のITリテラシーを持った先生はほとんどいません。
もちろんWordは使えます。PowerPointもです。ですがZoomとPowerPointを同時に、は結構ハードルが高く、そしてそれを50分の授業ごとに行うこと、問題なく行える教員はいません。
私はITに強いですが、毎時間Zoom配信を間違いなく行ってと言われても無理です。単発なら可能です。
ですが、毎時間
を行えるほど時間はありません。そしてこれを同時に行うすべての授業でやる必要があります。
何か新しいソリューションが必要でしょう。現状そんなソリューションを私は知りません。
カメラを設置したらいいじゃんという意見もありますが、確実に生徒がいたずらして壊されます。
あと、まともな配信を考えるならカメラとZoomを操作する先生が必須です。
でも1で述べた通り、人員は足りません。無理です。
前述の2で述べましたが、圧倒的にノウハウが足りません。
ありがたいことに、都道府県教育委員会もノウハウを提供してくれません。
くれるのはZoomやTeamsのアカウントのみ。あとは勝手にやれ。
4月は本当に大変でした。急な休校、そして5で述べますが今までは「インターネットで生徒と接触禁止!!」といっていたのに「ICTで授業をしろ!」と方向転換です。
びっくりです。
ノウハウがないんです。私はまだGoogleで検索して調べることができますが、学校の現状として検索がまともにできない人が大半です。
今までは教科書などがあるのでそれでよかったのですが、今回は検索能力が試されてますが、ほとんど、というかほぼすべての教員が検索がまともにできません。
結果として私のようなPCがちょっとわかる先生が検索して研修会を開いたりしてます。いいノウハウがあったら教えてください。
これは結構改善していますが、例えばカメラ。一台3万円くらいしますよね。
そしてこれをすべての教室に入れるとなると、それこそ10組あるなら3×10台必要なので、100万円します。
当初はそんな予算もなく買えても2台ほど。
他に選択授業があるなら選択授業分も必要です。さらに理科室やあれやこれやを考えるとそれでは足りません。
そしてノートパソコンではなく、タブレットPCのような移動しやすいパソコンがあまりありませんし、あってもスペックが低いです。
Corei3のメモリ4ギガバイトで配信、PowerPointを同時にやると涙が出るくらい重いです。
今はコロナ対応で予算がついていますが、やはり実際に動かさないとわからない面もあり、前述の通り時間も取れずなかなか進んでいません。
さっき3で軽く触れましたが、実はあまりIT活用はいい顔がされませんでした。
生徒や保護者とは個人的な連絡先は交換するなと言われていますし、フィルタリングがかかって一部のウェブサービスは利用できません。
そんな中急にICTを活用して!と言われても現場の声として無理です、と言いたいです。
で、4月あたりに急にZoomやTeamsを使えと言われました。そしてその他のハングアウトなどは禁止とも。
クラウドサービスもいい顔がされないので何をしたら我々教員が教育委員会から「怒られるのか?」戦々恐々している面もあります。
そして、実は結構インターネットを見ていてこの点が抜けている意見が非常に多いように思います。
皆さん、たぶん家にPCありますよね?私もPCで今この記事を書いています。
で、おうちにインターネットを引いていますよね?プリンタはありますか?
今言った
これらって結構多くの人が、「当たり前」と思っていますが、実はあまり当たり前じゃないんです。最近はプリンタが無い家も多いかもしれませんが。
さきに行ったZoomで授業、1時間(50分授業)で500MBの"ギガ"を使います。で、うちの場合1週間で32×500M=16Gバイト授業で使うことになります。
なんでZoomで授業やらないんだ!!という人、この観点ありましたか?つまり4週授業をすると64G程度通信料を消費します。
この差額の54G、安さが売りのソフトバンクで1G1000円なので54,000円、だれが補填するのでしょうか?
また、スマホの小さい画面ではなかなか文字もつぶれたりして十分に黒板やスライドを見れません。
PCが無い家はどうやって大画面で見るのでしょうか?
そして教材のプリント、郵送したら莫大な費用が掛かります。これを各家庭で印刷するためのプリンタ、もしくは1枚10円のコンビニプリントの費用、だれが出すのでしょうか?
みさんさんが”当たり前”に思っている環境が当たり前ではないご家庭があります。
生徒に聞いても家にPCが無い、無制限のインターネット接続環境がない家庭が結構多くあります。
完全にZoomに移行した場合、これらの環境が無い生徒は置いて行かれることになります。
各家庭で経済状況は様々です。
ギリギリでやりくりされている家庭もあることでしょう。
そういったご家庭にこれ以上の経済的な負担をお願いすることは無理です。
つらつら書きましたが、これらは一度Zoomの配信を検討した結果ぶち当たった壁です。
コロナの影響で保育園、幼稚園、小学校などの運動会の日程が変更されたり、参加できる保護者の人数に制限が出てきたりいろいろな話を聞きます。
今まではパパママジジババでビデオカメラ、スマホ、デジカメなどを分担していた人も、今年はママ一人で撮影しなければならない人もいるでしょう。さらにその写真、ビデオを参加できなかった家族に披露しなければいけないなんてこともありそうです。
一人で撮影するためのノウハウを思いつくままに書くので参考程度にどうぞ
再生するときには家のテレビで見る事が多いと思います。ズームやパンが多いと非常に見にくい映像になります。ビデオの利点は音と映像が同時に出ることです(あたりまえですが)。会場の音楽や歓声はビデオが一番再現できます。手持ちでは無く、三脚に固定して、落ち着いた映像を撮りましょう。
我が子が全体のどこにいるかがわかる程度の画角で結構みやすい映像になります。周りの様子が映る範囲でズームを固定し、出場種目の最初から最後まで切らずに撮りましょう。リレーや徒競走なら最初から最後まで写るように。ダンスなら左右2~3人も一緒にうつるくらいでいいと思います。小さくてもいいんです。これが○○ちゃんだと画面で指させばいいんです。
人が多くあつまる運動会なら、背の高い三脚を用意すれば、人の頭越しに撮影できれば、後ろの方からも撮影できます。手前に障害物が無ければ、子供の背の高さくらいから撮影すると、表情がわかる映像になりますが、手前にお友達が入ると隠れてしまいます。動きを考慮して使い分けましょう。
俯瞰はビデオカメラに任せたら、子供のアップは一眼デジカメで撮りましょう。ダブルズームキットでもサンニッパでもよいのですが、望遠レンズは事前に練習しましょう。運動会以外で望遠レンズを使う機会がある方は問題ありません(鉄、ヒコーキ、鳥、ディズニーなど)が、そうでないかたは公園で子供を走らせて練習しましょう。ピントを合わせながら走る子供を撮るのは意外と難しいですよ。本番はピントを持って行かれる派手な背景や観客がいるので、さらに難しくなります。設定についてですが、ミラーレスなどでよくある顔認証はOFFにします。これをしないと、あっけなくグラウンドの向こう側のしらないおじさんの顔にピントが合います。AFは中央1点か5点にして、胸のあたりに狙いを付けます。AFが追従できる範囲で、できるだけ早い連写モードに設定して数打ちゃ当たるを目指します。
徒競走など順番に同じ動きをする種目であれば、練習もかねて友達の撮影もしましょう。
また、会場の大道具、小道具や、グラウンドの白線、ゴールテープ、バトン、先生達の様子も撮っておくと、あとでスライドショーをしたときに、NHKのスポーツ中継のエンディングのようにちょっといい感じになります。
「スマホは広角を補完すべし」
机の向かいの人を撮るくらいの距離感で綺麗な写真が撮れるのはスマホの特徴です。昔は写真を撮るときは「さがってさがって」とやっていましたが、そうしなくてもちょうどいい画角になるスマホは広角のスペシャリストです。
静止画もビデオもいけるスマホは便利ですが、運動会ではあくまでも補助的な使用にします。動く被写体を撮るにはやや力不足の事が多いです。撮影中にLineが来て中断されても残念です。
広角レンズを生かして、出番の前後の子供達を撮ったり、食事(今年はないかも)の様子をとったりしましょう。ここで注意です。スマホはつい縦で持ってしまいますが、横に持って撮影しましょう。スマホだけで見る場合はよいのですが、PCのモニタやテレビで見る場合は横のほうが無駄がありません。静止画も広角レンズは横でこそ活きてきます。
はっきりいって、同じ背格好、同じ体操着の子供は親でも区別がつかない事があります。靴と靴下を派手にして、目印にしましょう。白い靴下なんてもってのほかです。女の子であれば髪型もわかりやすくしましょう。
※コロナ関連の話です。ご自身や周りの方が辛い思いをされた方もいらっしゃると思います。
まだ若かったのに、昔たくさん吸っていたタバコのせいで、肺へのダメージが回復できませんでした。
父は無口な人間で、自分たちはあまり親しい関係性の親子だったとは言い難いと思っています。
それでも、父との数少ない思い出が頭の中をぐるぐる回って、また、多趣味だった父の
やり残した様々な夢を思うと無念で、この悲しみが癒える日は果たして来るのか、真っ暗な夜の中
その方は仕事の関係で出会ったそうなのですが、長い間、公私ともに親しくしていたそうです。
父の入院中もSNS経由で自分に連絡をくれ、父と自分たち家族を非常に心配してくれていました。
そして父が他界した数週間後に届いたそのメールは、その方と父の共通の友人の方たちで集まり、
屋外での会食という形でお別れ会のようなものを開催したというご報告でした。
(正直な所「コロナで亡くなった人を悼むのにわざわざ感染リスクのある会食なんか開かないでくれよ」
とも思いましたが…屋外ではあったようですし、葬儀も家族だけで行いましたので、故人のために何か
したいという気持ちを持っていただいたのでしょうという風に前向きに解釈しています)
そのメールには動画が添付されていました。父がSNSにアップしていた画像を
スライドショーのような形式で張り合わせた動画で、中にはかなり古い画像もあり、この方と父の間には
こんな思い出があったのだなと思いながら見ていました。
そしてその動画の最後に並んだ数枚の画像を見て、自分の目を疑いました。
それはおそらく会食時に撮られたもので、先程まで自分が見ていた父の写真が、
今思い返しても手が震えるくらい怒りが湧いてきます。
コロナにかかるまでは健康だった父。父の体を火葬した時、とても辛かった。
棺を火葬場の炉の中に送り、小一時間後に骨となって出てきたときの光景はまだ記憶に新しく、
思い出すのも辛くて涙が出てくるというのに。
どうして、その父がもう一度焼かれなくてはいけないんだ?
写真に写っていたのは、まだまだ元気で人生を楽しんでいる父だったというのに!
写真を焼くという行為について自分がイメージするのは、例えばニュースで流れるどこかの国のデモの映像で、
一部の過激な民衆が敵対勢力のトップの人物の写真を火にかけるとか、そういった侮辱的なものです。
父の友人たちが何を思って写真を焼こうと思ったのかは分かりません。
ですが、その行為は、自分の目には決して父を悼むものに映りませんでした。
気が狂いそうなほどの怒りをなけなしの社会性でなんとかなだめ、父の友人には
父の写真が焼かれているという光景に傷ついたこと、とてもではないが冷静ではいられないのでこれ以上の
やりとりを控えさせていただくこと、生前の父に対する友情への謝辞を述べ、すぐに連絡先をブロックしました。
普段あまり怒ることがなく過ごしているため、今も胸にくすぶるこの感情を
これからどうするべきか全く分かりません。
心の整理のためにこの文を書いていますが、着地点が全く見つかりませんでした。
時が経てば、この怒りは少しずつ収まっていくものなのでしょう。
(暗転)
司会(男)「今年の春、ある1匹のワニの死が、インターネット上で話題となりました。」
司会(女)「『100日後に死ぬワニ』。漫画家キクチユウキさんが、ツイッターで毎日更新していた四コマ漫画です。」
(1日目の「死まであと100日」の4コマ)
司会(女)「そこに描かれているのは、友達に囲まれ、恋人に出会い、日々を楽しく生きるワニの姿。しかし、ワニが100日後に死ぬということは、読者にしか分からないまま、1日1日が過ぎていきます。」
司会(男)「そして、100日後にあたる、今年3月20日。桜吹雪の中、ワニは、突然の事故でこの世を去りました。」
司会(女)「『実は私たちも100日後にはこの世にいないかも』」
司会(男)「『生と死は隣り合わせなんだなぁ』」
司会(女)「『ワニくんを思い出して毎日を懸命に生きる!』」
司会(男)「折しも新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、ワニの姿は、私たちに、「生きるとは何か」ということを思い出させてくれました。」
司会(女)「今日は審査員として、漫画作者のキクチユウキさんに来ていただいています。キクチさん、一言お願いします。」
キクチ「いやー、本当に、ここまで皆さんに話題にしていただけるとは思ってなくて、びっくりしました。…」
(後ろの客席から「電通だろ!」と野次が飛び、一瞬顔をしかめるキクチ)
キクチ「…昔、仲の良かった友人が突然亡くなってしまったことがあり、それからずっと、どうやって題材にしようか考えていました」
司会(男)「ありがとうございました。…そして、そんなワニの姿に心を打たれたアーティストがいました。」
司会(女)「いきものがかりのみなさんです。キクチさんの漫画を見て、いきものがかりの方からコンタクトを取り、わずか2週間ほどで曲が完成したということです。」
(打ち合わせの様子のカット)
司会(男)「それではお聞きいただきましょう。『生きる』」
ホームページを作っている。
他人から依頼されて10~15万円ぐらいただいて、さくらインターネットのサーバーを契約し、ドメインを取り、そこにWordPressを設置し、テンプレートライブラリーから話の内容に合いそうなのを選び、ある程度の入力を終わらせて「後はこの投稿でお知らせを入力してくださいね」という感じだ。
投稿を一切できない人
投稿をしっかりする人
そして、「投稿以外もやりだす人」。
投稿以外とはなにか。
簡単に言うと、Wordpressというシステムはある程度触り方がわかっていれば写真を変えたり、構成を変えたり、デザインを変えたりできてしまう。
また、画像もアップロードしほうだいだ。(さくらのプランによるがホームページにつかう画像だけで満タンになることもない)
そういったお客さんに出会うと、俺は嬉しい。
「こういうふうにしたらどうですか?」「こういうの入れてみるともっと表現できるかとおもいます。」
そういう提案をするとお客もその気になって「いいね、こうしたい。これもしたい。」となる。そこから自分の本業に繋げる。
それが厄介だ。
「ここ、フォント変えられないの?」
変えられる。だけど、変えてほしくない。変な角ゴシックはこのウェブサイトにふさわしくない。
「えぇ、もちろん可能ですよ。」
それを聞いていって出来上がったものはおぞましい。
威嚇するかのように赤色に点滅する「みなさま、お待ちしております!」。
枚数が多すぎて全部見るのに5分を有するスライドショー。
文字が取り払われ画像で変な角ゴシックになり、跡取りの娘の趣味全開になった新着情報。
腹を痛めて産んだ子ではないが、そこには悪魔がいた。
俺はどこまで発想を託すべきをなのだろう。
俺がすべて責任をもち、デザインをしても、結局合理的な記号で埋め尽くされたホームページしかできない。
そしてこのエピソードで戦う四天王のアトロポスは、これまでにない方法で俺たちを苦しめてきた。
ヴェノラ「IAM空間?」
アトロポス「この空間内では“動く”という概念がありません。あなたはワタクシの“攻撃を受けたことになる”のですが、あなたはそれを可視化できないのです」
ヴェノラ「なんだって!? つまり避けることも、防御することもできないってことか」
リ・イチ「これでは私がちゃんと働いているか分からないから、評価されないじゃないですか。改善を要求します! それまでは労働を拒否しますので」
ウロナ「これじゃあ、模範的な弓の引き方をしているか分からないじゃないか~」
その間もアトロポスの攻撃は止むことがなく、仲間たちは成す術なく倒されていく。
ヴェノラ「何てことだ。俺はこのまま倒されるのか。溜飲を下げることはできないのか……」
こんなのはフェアじゃない。
俺が悔しさに打ちひしがれていたその時、ジャストコーズが発動する。
ヴェノラ「このジャストコーズにより、俺もお前と同じようにIAM空間に順応した! これでフェアだ!」
IAM空間に慣れ、アトロポスと対等になった俺が負ける道理はない。
アトロポス「くっ!」
ヴェノラ「遅い!」
アトロポス「これでどうだ!」
ヴェノラ「痛くない!」
アトロポス「ズルい!」
ヴェノラ「ズルくない! よしんばズルかったとして、俺には正当な理由があります」
腐っても四天王なので手強くはあったが、とりあえず俺の勝利だ。
第3位も納得のエピソードだな。
「終始スライドショーレベルだが、それを『IAM空間』という設定で強引に通す監督の豪胆さに感服」
「戦闘シーンのシュールさは斬新というか、一週回って面白いかもしれないと最近はふと思うこともある」
「周りが面白いと言っていたエピソードだったので。作画が全体的にヤバい9話と悩みましたが、こちらに投票しました」
「伝説の回! このエピソードをアニメとして売り出す勇気に拍手を送りたい」
この後は2位と1位のエピソードを発表!
正直いうとここ数年のアルバムはほとんど流し聴き程度でまともに聴き込んでなかったです。
高校時代から10年近く聴き続けてきた思い入れもあり足を運んだ、という次第なのでそんな人間の感想としてみてください。
後半は懐かしのナンバーを今の編成でという内容。
色々と思うことがあるので箇条書きで。
・誕生というアルバムについてはアークティック・モンキーズのAM的なじっとり感があると思うけど、一般的にはどんな評価なでしょうか、ラストなのがもったいない良いアルバムです
・誕生からの曲は今のえっちゃん(えっちゃんとかいってキモくてすみません)のバンドが終わりに向かう放心状態感?とか哲学感?が現れてて、達観した感じにゾッとしました、素晴らしかったです
・後半パートが始まる前のスライドショーは辛かった。2005年~2018年までのチャットモンチーを振り返る内容。くみこんがいなくなる時のえっちゃん目が死んでた。闇堕ち。
・後半パートで全身白い服に着替えた2人が柔らかい光につつまれてる様は、正直お葬式的な雰囲気がありました…でもこれ絶対葬式じゃん!とは言えないギリギリのラインの演出で…これを考えた残酷な大人すごいな。
・どなるでんわどしゃぶり、さよならgoodbye、LastLoveLetter等疾走感あるかっこいいめの曲が立て続けに演奏されてました
・えっちゃんがついに涙を見せたのが真夜中遊園地の「どこに向かって行くのだろう何が真実なんだろう幸せが両手広げて抱きしめてくれるというのに」の部分だったのが辛かった、他にも泣き所あったと思うけどここなんだなっていう。
・東京ハチミツオーケストラ「そんなに甘くはないよって早く誰か教えてよ」とかサラバ青春「ほんとにこのまま終わりなのかってことさ」とか「大人になればお酒もグイグイ飲めちゃうけれどもう空は飛べなくなっちゃうの?」とかかつての自分達の言葉が今のバンドに跳ね返ってきてる姿は何か深い業みたいなものを感じてめちゃくちゃ泣いてしまいましたね。
・ラストはサラバ青春。あ、最後ギターひかないんだって思っちゃった。個人的にはひいて欲しかった…
途中にバンドサウンドの曲を立て続けにやったあたりから感じたんですが、かっこよくて楽曲で評価されるチャットモンチー、いわゆる世間的なギャルバンからの卒業みたいなものをバンドは目指してたと思うんですよね。懐かしい曲で盛り上がるより今を最高点としていたいような感じに見えたし。
でも可愛い声とキャラクターを持つえっちゃんが、かっこいいものに向かってひた向きに進む姿がまた更に可愛くて、健気で応援したくなる要素を持っていて、
(ヒットの為の何かしらの方針とかもあったと思いますが)結果はアイドル然となってしまったりバンドサウンドでかっこよく見せたりスタンスがよくわからなくなって、かつての若いファンは大人になるにつれて離れていってしまったような気がしました。
売れるって難しい。いや結果的に上手くいったからチャットモンチーは一時的にめちゃくちゃ売れたんですけれども…
あとは、あっこちゃんがすごく頑張って引っ張ってくれてた事も印象的でした。実は一番色々細かく考えて立ち振舞ってくれたのはあっこちゃんなんじゃないかな。すみません、内情はよく知らないですが。
結果的に終わりを迎えたけど、13年間バンドが継続してしかもラストライブを武道館で開催出来る事っていうのはそう簡単に成し遂げられる事じゃないので、それを人生の誇りとして胸をはって生きて欲しいなって思いました。ライビュでしたがめちゃくちゃ泣きました。ありがとうございました。
以上です。
( https://anond.hatelabo.jp/20180425085648 からの続き )
現代版ルパン。ダークウェブを舞台に仮想通貨を盗んだりする話。このあらすじでもう既に面白い。
何より嬉しいのが、過去作のことを並行宇宙ではなくちゃんと過去の出来事として認めていること(スライドショーみたいな感じでパラパラと触れている)。なので、ルパンたちのセリフ一つ一つにすごく厚みがあってめっちゃ痺れる。過去作のオマージュもたくさんあって嬉しい。
作画の気合もすごくて、まさか2018年にルパンシリーズで手書きのカーチェイスを観られるとは思わなかった。この時乗ってる車もカリ城のやつだし。ちなみにカリ城が公開されたのは1979年らしい。約40年前…
大野雄二による音楽は「ルパンシリーズの変わらない所」の象徴のようで、多少キャラデザや声が変わってもルパンはルパンなんやなぁ、って。
過去作と変わった点として、銭形のとっつぁんが上司と部下に別れた点。熱血で先走っちゃう性格は部下に、有能なところは上司に。
イカジャム。SAOのスピンオフ作品で、作中のゲームを遊ぶ日常アニメ。本編とは独立したストーリーらしい。イカジャムっていう呼び方って、スクワッド→スクイード→イカってこと?
現代に蘇るハートマン軍曹。チュートリアルのシーンがとても好き。ハートマン軍曹だったら「Yesの前にSirを付けろゴミ虫ども!」って言ってた。実弾の音響にも強いこだわりを感じる。主人公がすごく楽しそうにゲームをやっていて、それだけでもう新鮮。それにしてもP-90ってやっぱりカワイイよね。ちょうど「GUNSLINGER GIRL」観ていたので。
会話ややっていることがサツバツとしているのだけれど、ゲーム内の会話って実際そういう感じだよね。とても優しい雰囲気のサツバツとした世界。
音楽家の生涯を描く作品。原作は完結しているけれど、全部で26巻もあるのでどこまでやるのか気になる。冒頭のシーンがそのあたりを明確にしているのだろうか(原作未読勢)。
とにかくピアノの曲と綺麗な運指が印象的な作品。監督はピクサーとかでCGアニメーション作ってた人なので、演奏シーンにすごくこだわっているみたい。「ピアノを演奏しているキャラクターの手元」ですぐに思い浮かぶのが「四月は君の嘘」だけど、あっちはあっちですごい。あっちを動の演出とすると、こっちは静の演出、みたいな印象の違いを感じた。
クラシックが好きな人や、ピアノの音楽を堪能するための再生環境がある人向けかも。
戦記モノ。男性声優大集合。ニコニコ動画で解説を見たけれど、とんでもなく壮大な物語が始まった印象。
戦争と政治がテーマだけれど、特に戦闘シーン。EVE Onlineみたい。ここまで大規模な戦争を見たのは生まれて初めて。しかもその動きは組織的で空間的かつ戦略的で、すごく面白い。
マッドハウスによるアニメ版朝ドラ。1話10分なのも見やすい。原作が子供向け文学作品らしいのだけれど、そのため子供向けの作品になっている。横手美智子による脚本はとてもテンポが良く、ギャグシーンに勢いがあって笑える。
主人公の声を、子役タレントでおなじみ小林星蘭ちゃんが担当しているのが非常に良い。マジで朝ドラ観てる気分になってくるのが不思議。
中国の漫画原作、中国のアニメスタジオ制作のアニメ。タイトルの意味は「モルモットにされた兄弟達」みたいな感じ。いい最終回だった。
マッドサイエンティストの子供はよく研究のためにペットと錬成されて犬人間にされたりする事があるけれど、本作はそこから始まる日常アニメ。高橋鉄男のようなメンターのいない「亜人ちゃんは語りたい」みたいな。
作品を通して、日本と中国におけるアニメ文化の違いや共通点が垣間見えるとこがとても良い。例えば尺。日本のアニメは30分、10分、5分あたりがメジャー(CM含む)だけれど、本作は15分(CM抜き)。当然30分アニメには30分アニメなりの脚本の書き方があり、10分アニメには10分アニメの脚本の書き方があるので、15分アニメという長さの本作はそのどれとも違う独特な感じがある。演出も他の作品ではあまり見ないような手法が使われてたりして、全然飽きない。いい最終回だった。
一方で、キャラクターの個性は「あれ、こんなかんじのキャラどこかで見たことある」と思わせるような部分も多く、日本独自と思ってたテンプレは存外普遍的に使われている手法だったんだなぁ、としみじみ。個人的な推しは長女アシス。天然系不思議ちゃんというか、自然(ロギア)系天然ちゃんかわいい。ちなみに本作でも犬役(長男)は浪川大輔である。
酒と殺しと男と女要素が少ない推理アニメ。カトリーがすごくかわいい。子供向けコンテンツの割に人間ドラマをちゃんと描いてる作品なので、2話とか泣いちゃった。とても後味の良い作品。
踏切で電車が過ぎるのを待つ人たちを描くショートショート。5分アニメ特有の、テンポの良い会話劇。BGMと踏切のカーンカーンカーンがシンクロしている演出がすごく好き。リアルではカーンカーンカーンのBPMは踏切によって違うらしいので、話によって違う曲が流れるのかな(しっとりした曲とか、アップテンポな曲とか)。そこら辺が楽しみ。
漫画家を題材にした、やさしいせかいの日常アニメ。福島県白河市での話かと思ったら、主人公の出身が福島県なのね。主人公の豆腐メンタルを見ていると先のアニメ「スロウスタート」を思い出すけれど、あっちと比べてテンポよくオチをつけていく脚本が印象的。怒涛の展開につきBGMが軽くカオス。でも豆腐メンタルを笑い飛ばしてくれる内容に、すごく元気になれる。また公式に脚本:待田堂子・横手美智子・花田十輝 とあり、とても強い。
背景美術(ヤマノススメセカンドシーズンでお馴染みムクオスタジオ)含め、漫画家としてのの日常を描く部分についての書き込みが非常に細かい。有り物としての漫画家を描くのがひとつのテーマなのかな。
フルダイブ版MMOアクションゲーム。アバン~OPで登場した機体名がザク以外分からないという偉業を達成してしまった。
フルダイブという仕様について。自分で作ったガンプラの機体を、リアルなサイズ感で見ることが出来、搭乗する主人公を見てるととてもテンションが上がる。お台場のユニコーンガンダム見てこようかな。音楽も非常に良くて、初ダイブする主人公たちの高揚感がすごく伝わってくる。絶対楽しいよこれ。
あと謎の女の子(CV.照井春佳)が言うセリフ「諦めないで」が、めっちゃヤバイ。魂が震えた。
今期はフルダイブ型MMOをテーマにした他作品にイカジャムがあるけれど、両者におけるゲームの位置づけが少し違う。イカジャムにおけるGGOは、日常(抑圧)に対する非日常(開放)なのだけれど、本作は現実とゲームの境界が曖昧というか、地続きになっていて、主人公にとってはどっちも現実の一部として描かれている感じ。ゲームシステム上、主人公は現実ではガンプラをいじり、ゲーム内ではそのガンプラに乗っているので、ずっとガンプラで遊んでいることになる。ガンプラってすごいね。久しぶりにまた買おうかな。
AbemaTVのみ。それにしても公式サイトが見づらい。「DEVILMAN crybaby」が地上波で放送できない永井豪のエログロとすると、こっちは地上波で放送できる永井豪のエログロ。
インタビュー読んだ限りでは原作準拠のシナリオらしいけれど、何もかもが斬新。他作品であれば「当時はセーフかも知れないけれど、今ならアウトな表現なのでここは変えよう」なとこを全力で攻めていて、キューティーハニー初心者としての感想は「なんかヤバイアニメ始まった」である。キューティーハニーの連載が始まった当時も相当のインパクトを与えたんだろうなぁ、と思いを馳せる。
作画熱量はアクションシーンを中心に非常に高く、アクションアニメとしてもすごく面白い。ハニーの能力について一切の説明がないので「え!そんな事もできるんだ!」と驚くさまはまさに、当時リアルタイムで漫画を読んでいた少年少女の姿そのものである。
公式の宣伝では「あなたはどのハニー?」みたいな感じでハニーの担当声優達を前面に出しているけれど、個人的に一番嬉しいキャスティングは”ラスボス CV.田中敦子”。絶対に強いじゃん!
女児向けYoutuber育成アニメ。シンデレラストーリーを踏襲した作品としてはアイカツ!シリーズに近いかも知れないけれど、テーマとして「誰でもプリ☆チャンデビューできる!」という、Youtuberの性質を受け継いでいる点でアイカツとベクトルが異なる。
1話では、誰でもデビューできるんなら私もデビューすっか!みたいな軽いノリで始めるも途中で引き返そうとする姿が描かれているのだけれど、大抵の人はこれと似た原体験を持っているんじゃないだろうか。私の場合は”ニコニコ動画!面白そう!→ゲーム実況動画おもしろい!→無料で投稿できるんだ!いっちょやってみっか!→無理だコレェ…”という原体験を持っているので、逡巡する主人公の姿はすごく刺さった。だから本作のシンデレラストーリーはすごくキラキラして見えた。
BGMが凄く良い。女児向けアニメなのになんでJazzyな音楽なんだろう。ライブシーンのアニメーションもすごく良いし、かわいい。日常パートもテンポ良くて見やすい。
本作の監督は今期「宇宙戦艦 ティラミス」の監督も兼任していて、命を燃やすのが最近のブームなのかも。
バカップルの可愛さを描く5分アニメ。話が進むほど他の子達も強烈で好き。
異世界モノ(なろう系じゃないよ)の飯テロアニメ。借金のカタに身売りされちゃった主人公が有名宿の大旦那の嫁にされちゃって…ではなく、自らの力で異界に居場所を作って自立するお話。ニル・アドミラリの天秤と並び、まだ見ぬイケメンたちがメインの作品なのかな。それにしても銀次がかわいい。けもフレの「すっごーい!」みがあって好き。
異世界にある調味料(和食)を使って作る飯テロが非常にツボ。オムライス(和風)とかリアルで食べたい。
バウンティーハンターを描くアクションアニメ。冒頭で戦闘システム紹介があるように、戦闘シーンが非常に映える作品。使う武器が”大剣+リボルバー+魔法+魔法の鎧”な時点で厨ニ心が燃える。独特な魔法の仕様も含めて、アクションRPGみたいなワクワク感がある。ゴッドイーターとか、モンハンとかに近いかも。狩るのドラゴンだし。
何より世界観が非常に独特。現代がモチーフになっているのだろうけれど、いつの時代かよくわからない特殊な世界。
コンクリート製の廃墟(未来かな?)→今風の車が街を走る(現代かな?)→ゴシック様式の大聖堂風建物で開かれる議会(19世紀の宗教国家かな?)→貧乏な主人公の家にカラーテレビ(平成かな?)→欧風な街並み(イタリアかな?)→そろばん(東南アジアかな?)→カメラを持つ新聞社の女性社員(20~21世紀かな?)→事件現場を保全する警察と、赤青のパトランプ(現代の警察(欧州)かな?)→半ばスラムっぽくなってる欧風な街(東ヨーロッパかな?)→中東風の音楽(イランかな?)→市庁舎前の掲示板が街の人達にとって速報として機能している(20世紀初頭かな?)→立派な市庁舎のビルと照明(現代かな?)→作中に出てこないIT機器(20世紀かな?)→EDに出てくるガントリークレーン達(現代かな?)みたいな。主人公がおしゃれなスクエアメガネ(つるなし)かけてるので多分現代かな。
ペルソナシリーズ。ペルソナ5(ゲーム)はクリアに100時間以上かかる作品らしく、手っ取り早く本シリーズに触れる手段としてのアニメ、という位置づけらしい。ペルソナシリーズは一度も触れたことがないので本作がP4以前とどう繋がっているか知らないのだけれど、時系列をわかりにくくした脚本は純粋に「先が気になる」と思わせる内容になっている。先が気になる。
ぞんぞんびより。原作はペル5と同様RPGゲーム。1話の展開が時系列を敢えてわかりにくくする演出になっているのはペル5とよく似ていて、ストーリーの魅力をいかに伝えるか、という作り手の思いが伺える。ゲーム面白そう。
不気味な予感はオカルティック・ナインにも通じる感じがあって、そういうところがRPG原作アニメの特徴だったりするんかな。
かわいい方の化物語。りょうしゃにおける妖怪(怪異)の描かれ方はよく似ていて、「どこにでもいるし、どこにもいない」「神様みたいなもの」「畏怖の対象」みたいな。そういうところは脈々と受け継がれるゲゲゲの鬼太郎の特徴なのだろう。化物語が「主要なキャラクターの心の闇というか、闇の心」をテーマにした作品なのに対して、本作は「現代の闇」みたいな違いがある。わりと社会派アニメ。
子供が生まれたんで両親に子供の写真を見てもらおうとデジタルフォトフレームを贈るつもりで調べて見た。
メインで売れているのは7〜8インチの画面のものだけど、画素数が800x480とか800x600とかそんなもん。ハイビジョン動画再生機能がついててもそれ。
というかデジタルフォトフレームって写真を楽しむためのものでしょう?昨今の写真はケータイ画質でも4032x3024とかあるというのに、まるで20年近く前のパソコンディスプレイのような画面で見ても虚しいだけじゃないか?
で、内蔵メモリも8Gとかで少ないしクラウドフォトストレージにも対応してないし、それなのに音楽再生と動画再生もできるだけって品物が2〜3万はする。
結婚式場でバイトしてた(1日3件×年間150日)俺からアドバイスさせてもらうと、まず結婚式のスピーチで場が和む・ウケるということはまずあり得ない。100件に1件あるかないか。
出席者は年齢も所属もバラバラなのに、その雰囲気を素人の話ひとつでどうにかするというのがもう無理難題なのだ。
なので「挨拶」で「和やかな雰囲気を作」ろうという考えは基本的に捨てたほうが良い。
(ただ例外はある。普段から人前で話す職業や経験を持つ人であったり、出席者が全員内輪の人間だったりすればそれなりに健闘できるだろう。)
じゃあどうすればいいんだという話になるが、基本的に挨拶は「何を話してるのか」が出席者に伝われば十分。ほとんどの人は話すことをメモに書いてきてその場で読むだけだが、はっきり言って頭に入らない。おそらく話してる本人も何を喋ってるのか分かってないだろう、というのが大半なのだ。
そしてそのためには人に聞いてもらうのが一番。内容はその練習の中で自然と決まってくる。
みんな挨拶の内容ばかり気にするのだが、話し方のほうが重要なのだ。内容なんてそう大差ない。それがみんな分かっていない。究極言うと「3つの袋」の話でいいのだ。
だから挨拶はごちゃごちゃ言わず練習するしかない。友人に頼んで聞いてもらう他ないだろう。
ちなみに「挨拶」で「和やかな雰囲気を作」るのは困難だが、他の方法なら可能だ。
それは「動画」だ。新郎新婦の友人たちから写真を集めて簡単なスライドショーを作るだけでいい。
これは100%確実にウケるし、下手すると一生感謝される。俺も個人的に作ったことがあるが、そんなに大変な作業でもないので、おすすめ。
感動かんたん!フォトムービー8というソフトウェアがある。新婦はエンジニアでもなんでもないので、できるだけ簡単なソフトを選んだ。
http://www.justsystems.com/jp/products/photomovie/
1)「写真2枚以上を一つの画面に入れる」という非常に簡単なことが、1つの映像の中で15回しか出来ない欠陥商品なのに、パッケージにもAmazonにも書いていない詐欺ソフトウェア。
(サポートセンターに電話をしたら、そういう仕様だと説明された。パッケージにも説明書にもどこにも、そういう仕様だと書いていないことも認めた。)
2)動画の最後に「ありがとうございました」という画像を、「切らずに全画面に」入れることが出来ない。スライドショーソフトなのに全画面が出来ないとか…これまた詐欺ソフト。
3)仕方がないから3つの動画に分割して作り、「ありがとうございました」画像も作って映像化、最後にffmpegで全連結しようとするがうまくいかない。
3−2−1)NTSCに使われているDVD規格は、単純なファイル連結が動画連結になり、mpgファイルは普通に再生できるのだが、DVDオーサリングで失敗する。
3−2−2)再エンコードなしのアプローチで「ありがとうございました」画像の映像化を行って、接続するしかない…
結婚式は今週末。迫る時間。JustSystemsが我々の結婚式を破壊した。
できた!できたぞぉぉぉぉぉ!!!!映像を3つくっつけて最後に「ありがとうございました」を5秒間表示させるのに、6〜8時間かかったわ。
このソフトで唯一マトモに出力できる高解像度動画形式のwmvを3つ(vid1.wmv, vid2.wmv, vid3.wmv)連結して、最後に「ありがとうございました」画像image.jpgをくっつけ、NSTC形式のDVDで16:9にしてそのままオーサリングソフトで焼けるようにするためのffmpegのオプションの設定の仕方がとうとうわかった!
ffmpeg -i vid1.wmv -i vid2.wmv -i vid3.wmv -loop 1 -t 5 -i image.jpg -f lavfi -t 5 -i anullsrc=channel_layout=stereo:sample_rate=48000 -filter_complex "[3:0]scale=1280x720,setsar=1:1[v2],[0:1][0:0][1:1][1:0][2:1][2:0][v2][4:0]concat=n=4:v=1:a=1[v3][a3]" -map '[v3]' -map '[a3]' -shortest -target ntsc-dvd output.mpg
ここで技術力がないとか、計画が悪いとか、ハゲとか(ハゲではない)、バカとか罵詈雑言を浴びせられるだけで無能感高まっていたが、どうして、最初からffmpegの名前を出しているのに、上のコマンドぐらいパッと送ってくれる人間がいないのか。みんな、そんなに悪意に満ちているのか。
まぁ、映像専門のエンジニアにしてみれば「ばーか、6時間もかからないよ」というところなんだろうけど、映像専門じゃないんでスミマセンね。
つまづいたのは、
イ)concat filterがv=1,a=1を設定した時、[vid1のvideo stream][vid1のaudio stream][vid2のvideo stream][vid2のaudio stream]という形でビデオと音声のstreamを交互に並べていけないといかないところ
ロ)concat filterが必ずaudio streamも指定して動く形になっているため、無音のaudio streamをanullsrcで作ってやらないといけないところ
ハ)anullsrcは無限時間無音声を生成し続けるので、通常は-shortestを指定して時間制限するのだが、anullsrcとconcat filterを組み合わせる時は、-shortestを指定しても無限時間音声生成が止まらないところ。なぜかわからないが、-t 5で直接5秒間指定して音声を切ったわ。
というわけで、「感動かんたん!フォトムービー8」を使って結婚式ムービーを作るためには、これだけの知識が必要になるので、パッケージに書いておいてください。じゃないと、詐欺だと思います。まる。
営業。
配属された部署は20代から30代中盤までが多く、若いゆえの活気で溢れていた。
仕事でも血気盛んにガツガツするタイプが多く、午前様が見えても残業は当たり前、何ならそこから飲みに繰り出すという、営業らしいといえばとても営業らしい雰囲気。
一方で若いゆえかコンプライアンスはゆるゆるで、10年前といえば管理職でも大概なものであった。上場企業であるにも関わらずだ。
アルハラセクハラパワハラが縦横無尽に跋扈し、新入職員は時に鬱になり、時に離職し、時に異動していった。
その矛先は当然私にも向けられ、飲みに行けば二次会三次会当たり前。カラオケに行こうものなら一気コール。
用を足すふりをしてトイレに向かい、口に指を突っ込んですべてを吐き出し、涙目を隠しながら午前二時の薄暗いカラオケルームに戻ることはしょっちゅうだった。
戻ってみれば酒にタバスコが入ってる事まであった。疲れて寝そうになれば氷とお絞りが容赦なく飛んできた。
苦労して就職活動を終え、大人の仲間入りしてやる事が飲みサーの延長以下という事実はあまりに腹立たしく、土日は怒りが頭を支配していた。
酔いつぶれるのは嫌いだし、翌日の仕事にも良い影響を与えないということはわかりきっているのに、やれ「お前は潰れないからつまらん、もっと飲め」だとかで酒を注がれ、頭の悪すぎる先輩に至っては「寝坊して出社して怒られるのが新人」みたいな夜迷いごとを言いながら笑っていた。
たった10年前だ。
私はこんな職場に絶対に染まるもんかと心に決めた。ニコニコしながら酒を飲み罵声を浴びてそれでも耐えた。
どれだけ辛くても定時の一時間前には平然とした顔で来て、仕事をこなした。
今思えば可愛くない後輩である。目をつけられるのも当然なのかもしれない。
後輩が来た。この子は辞めるのだろうか、残るのだろうか。その子はそう時間がかからないうちにパワハラアルハラセクハラが当たり前な人間になって行った。
どうやればこの状況を打開できるだろうかと考えた。
一つは経時的な変化を待つこと。
営業職お馴染みの異動がある。
数年ずつクソみたいな先輩は異動し、別の先輩がやってくるか新人が入る。
別の先輩がクソではない保証がないこと、新人が残るクソみたいな先輩に染まる恐れがある事から耐え忍ぶだけでは環境は正常化しない恐れもあった。
これまた営業職らしく数字が上がっている奴は一目置かれる。発言力が増すのは会議時に限定されない事がわかっていた。
三つ目にコンプライアンス違反を通報すること。これもやんわり狙ってみたがクソ先輩共はクソ上司(直属以外でも)と繋がりがあり、まだまだコーポレートガバナンスがゆるゆるな当時はリスクでしかない様子が伺え、断念した。
何なら当初コンプライアンス違反と認識し(感じ)ているのは私以外に居ないような状況で、分が悪すぎた。
四つ目に後輩教育の徹底。入り口で「染まらないように」コンプライアンス遵守を求めた。
時の流れには人の入れ替わりを促す力とともに遵法意識を少しずつクソ先輩方に浸透させる力もあったのか、少なくともハラスメントがリスクであるという認識をクソ先輩方が有するようにはなってきた。
自分の社歴が増し、一方で結果を出せたことから支店内における発言力はかなりの勢いで増していった。
時にクソ先輩の業務を引き継ぎ、いかにクソ先輩が仕事をしていなかったかを詳らかにしても、私の発言であればそれは十二分に説得力を持ち、上司や後輩、また別のクソ先輩方に響かせる事ができた。
それから間もなくして私に業務を引き継いだクソ先輩には懲罰人事が下された。
ここ数年になり、上司も変わり、ますます私の影響力は増していった。
クソ先輩や後輩の仕事を上司とすり合わせるところまで来た。何ならクソをクソと言い続けるだけでクソコンセンサスを得てクソは他部署に飛んでいった。
ここまで来るとクソ先輩方はもうただの先輩になっていて、特に脅威を認識する必要はなくなってきた。
後輩たちに関しても、少なくとも私が入社した頃のような理不尽を享受することはなくなった様に思う。後輩が後輩を傷つけることも無さそうだし、仮にそんな事があれば私がクソのレッテルを塗りたくってやる。
一方でやや後輩たちの個が過ぎたり、ポリティカルコレクトネス感が強い気もしないでもないが、それはまあ私が古い人間なのか、自分が受けた苦労を無意識に美化しているのか、うまく言語化できないがまあそういう事として、ハラスメントが溢れていた時代より100倍マシとニコニコできている。
強いて言えば自分がクソ先輩になっていないかという強迫観念が自縄自縛的に気になるときが最近少なくない。
ここまで書いておいて、私が職場に何か良い影響を与えられたのかというと、何だか怪しい気がしてきた。
結局辞めずに残り続けたから発言力が増しただけで、自分がハラスメントを受ける立場を卒業し、後輩に恵まれただけの気もする。
それでも、この春の異動で最後のマキグソ級のクソ先輩が居なくなるとわかったとき、私は真っ先に「お世話になった先輩の送別会」の幹事を買ってでた。
サプライズとして、みんなで行った温泉や海外の写真をスライドショーとして流してやった。
どの写真も先輩は笑顔だが、その裏で私は酒を飲まされ続け、吐いていた。
社歴を鑑みると私の異動もそう遠くない筈。
次はどのような職場に異動するのか。願わくば栄転であって欲しいが、ハラスメントなどの問題が無い所ならどこでもいい気もする。
きっと問題のある職場は依然少なくないだろうし、きっと問題のある職場は依然わが社だけではないのだろう。
クソを駆逐するのは難しいが、私は諦めない。
そして自分がクソにならない事も、諦めないでいたい。
結婚式に参加するのが大好きだ。
はてなに留まらず、2ちゃんほかネット言論では結婚式参加は祝儀払わされてホームビデオやスライドショー見せられるだけの罰ゲームみたいな風潮あるけど、俺は大好きなんだよな結婚式。
とりあえず新郎新婦の二人にとっては幸せのピークのひとつなわけでその場に呼んでくれてありがとうって気持ちになるし、成長の写真や家族への手紙とかいちいち感動して半ベソかいてる。あと今まで幸運に恵まれてきただけなのかもしれないけど料理は当然美味しいし、ワインもそれなりのものが飲み放題だ。昼間から堂々と仕事を忘れて飲めるのも最高に好きな理由のひとつ。
大切な友人の結婚式にしかほとんど招待がないからかもしれないけど、職場の付き合いで参加した結婚式でもそこそこ楽しい。というか最低三万円は払うんだから最初からつまらないなんて決め付けないで楽しもうよ。