はてなキーワード: 懲罰人事とは
とは言うけど、実際入ってみないと分からない地獄があるんだよなあ。
初っ端から全国転勤ありの仕事って一回飛ばされたら終わりじゃなくて数年おきにビュンビュン飛ばされることが多い。
そういう会社はもう転勤の合理性とか考えて無くて「不正防止のために人を混ぜっ返すのが手っ取り早い」「適性を確認するために色々やらせてみたい」とかで人を平気で転がしまくる。
結局何をしてるのかって言うと変に力を持った人事が支配力を維持するために、自分の気に食わない相手に合法的に制裁を加えられる機会を残してるだけだったりする。
何故なら人事が変に力を持ってる組織で採用に協力しなかったら僻地や激務に平気で飛ばされるからね。
転勤頻度が高い組織は懲罰人事を食らうリスクがあり、それに怯えた人間が滅茶苦茶な採用活動をしてると思った方がいい。
正確に言うと「人事担当者が平気でついていた嘘が実際に入ってから発覚する確率と、転勤頻度の間にはそれなりの相関がある」って感じ。
面接の点数稼ぎに全国転勤大丈夫ですって言うのは別に構わないけど、それをニコニコしながら聞いてくる会社は警戒した方がいいよ。
自分の市場価値に自信があるなら「転勤……それなりの待遇が貰えないなら無理っすねえ……」と言っておいた方が無難な可能性はあるね。
転勤っていうのは「相手の生活を破壊してまで会社の都合を優先する」っていう非人道的な行為なんだけど、その酷さに自覚がない人間はそれに文句つけた相手を「忠誠心がない」で切ってくれるから。
まともな人がいる会社は「そうだよなあ……転勤するのにまともな対価もなしじゃやってられないよなあ。こういうこと素直に言える人は信用できる」って評価してくるよ。
はてはな零細IT勤めが多いだろうから、連結5万人の大手製造業勤めのわたくしが社畜乙といわれるのを覚悟しつつ解説して差し上げよう。
Q:育休取った見せしめってのは本当?
A:見せしめなのは事実だけど育休のせいではない。今回のリリースで「元社員の勤務状況に照らし希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断して希望は受け入れませんでした。」というくだりにすごい違和感を覚えたのだが、弁護士が入って内容チェックしていてるのにこんな稚拙な書き方は普通しない。おそらく本当に素行や勤務態度が悪かった(と会社は感じていた)のだと推測する。なので、育休取得の見せしめというよりも素行不良に対する見せしめだったのだと思われる。だからと言って社会的に許されないのは変わらないけど。
A:そもそもこんな炎上で収益基盤はびくともしない。素材のサプライヤー変更するなんてクライアント側はマジでめんどくさいからこれくらいのことで取引停止にはまずならない。では一体誰に向けた文書なのか?結論から言うと現役社員である。先ほど引用した素行に関する記述を思い出してほしいが「素行の悪い社員は許さないからな」というメッセージであり、「まじめに働けばあんなことしないからな」というメッセージである。先ほど述べたように営業には大して影響ないが、もちろん現役で働いている社員のモチベーションには大きく影響するので、炎上によるダメージの中でもこれは一番避けたいのは間違いない。会社としては異例の強い表現を使うことで、社員向けにメッセージを送っているというのがあのリリースの背景である。あと採用活動へのダメージも当然あるが、そこは実損軽微と判断して敢えて無視したものと思われる。
Q:社員はどう思っているの?
A:そもそも大手製造業に就職した時点で生涯のうちに必ず転勤があることは覚悟している。工場は世界中にあるし、カネカなんてそもそも本社が大阪なんだから、東京大阪間の異動なんて日常茶飯事だろう。そして重要なことだが、その対価はしっかりもらっていると社員は認識している。今回の元社員は40代組合員ということなので、多少の残業代込みで年収800-900万は間違いなく貰っているんですよ。元社員のスキルは分からないが、英語もできない、社外に通用するスキルがない社員でも、年功序列でこれくらいは自動的に貰えるのである。会社は、どんな状況でも転勤、配置転換できるというフレキシビリティに対価を払っているのだし社員もそれは理解できている。ロイヤリティーは下がっているだろうが、今回の騒動は素行不良社員の懲罰人事だとちゃんと理解しているので、これを機に辞めたい!とはなっていないと推測する。まあ専業主婦を前提にしたこのモデルがいつまで持続するのかは分からないけど、中の社員はそれなりに満足していると思うよ。運良く転勤を回避できていれば高給だけ享受できる訳だし。
A:もちろんNGなんですが、超高単価の弁護士事務所を使い社内弁護士を擁している大企業が公式にリリース出している以上、決定的な証拠はなくグレーな範囲で逃げ切れると判断しているだろうね。
疲れたので以上っす。
ちなみに私はTOEIC600点、大したスキルもない明治大卒ですが、去年の年収は1100万円でしたv(^_^)v 転勤?どこにだって飛んでいくぜ!
相変わらず製造業の常識を知らないコメントが付いてるから補足すると、メーカーの平均年齢と平均年収には大量の高卒ワーカーの値が含まれているので、大卒総合職の年収は平均値より必ず上なのであるよ。
上司に追い出しをされた結果、とあるIT企業を休職して1年近くになる。
(個人的に色々思うことがあるので、増田名物の社名リークはしない)
なんども不幸なコミュニケーション上の事故だったと思って反省をしたが、何度考えても、経緯と結果のどちらに軸を置いて判断しても追い出されたという結論にしかならない。自分の言行を過度に暴力的であったと仮定して、自分から見た事実の一切を全て自分に都合の悪いように解釈してようやく不幸な事故だったと結論するしかできない。
予め断りを入れておくが、本件は関係する人によって全く異なった見方になるだろうのは間違いない。人によっては、自分が以下で述べる内容について「よくもいけしゃあしゃあと厚顔無恥な言葉を述べるものだ」と思うだろう。しかし、私は私としてこのように感じた、という趣旨で書く。なにせ1年以上前のことなので記憶も曖昧なので、細部について自分に都合のいいように誇張が入っている点はご容赦願いたい。
当時、自分と当時の直接のチームリーダーにして上司(Aさん)は同じプロジェクトに取り組むことになっていた。
しかし、
などがあり、あまりにもこれは酷いと人事方面に上訴し、自分は7月からは当時のサブリーダーのBさんの下に入ることになったものの、最終的なレポートライン上にはAさんは存在したままだった。
また、Aさんは常に新規商材の開発・開拓を希望していたが、自分はオペレーションの整理が主業務であり、観点の違いから意見が対立することが多々あった。その過程で、自分も非常に強い意見を言ってしまったことに関しては後述の点から後悔している。しかし、少なくとも自分と若干名のチームメンバーとの後に話した認識では、正論ではあるものの言葉遣いについて問題があるようなケースはそれほど多くなかったと聞いている。
他にも
などなど推挙に暇がないが、会社的にはもはや自分は一切の弁明を許されていない模様であったことと、言った結果として何かが覆ることは一切ないのと、言っても無駄としか思えなくなったために言っていないことも多い。何より思い出すだけで心理状況が本当に沈んでしまうので心底厳しいものがある。
その後、特に私に対しては明確な注意も仲裁もないままに半年以上が経過した。
結果に着目した場合、(健康面に関しては、期間の有無が重篤度合いを示す訳ではないので、このような言い方は非常に慎重を期するが)Aさんに健康面を理由に罪をなすりつけられて追い出されたなとしか思えない。
経緯に着目した場合、そもそも一度人事的な抗議を行ったものの、私は終ぞAさんの手駒から離れることはできなかった。結局はどう頑張っても対立軸にしかなかった上、私の言行に問題があるとしても、それについて一切の仲裁も何もなく「いざ問題が起きたので異動させます」というのは、異動が確定するまで泳がされたという印象しかない。
何点かある
戻ったところで、自分は「人を追い込んだ上に自爆して、会社の籍だけ貪る」悪人という評価のままなだろう。
そしてAさんは順調に出世を続けている。今後、Aさんが会社の中では正義であり続けるのだろう。
自分はどうだろうか。戻ったところで、どのような椅子が渡されるのかはわからないし、同僚と話すのが怖い。同僚に何を話しても「お前がこの意見に反対したことで、私の人格を否定された思いだ」などと言われてしまえば、また懲罰が下ることになると思うと、もう何も言えるとは思えない。そもそも自分が取り組んでいた仕事も全て追い出しの前後でキャンセルさせられた。もう何かが残っているとは思えない。
長期政権を成立させるには、部下の反抗を防ぐことが大切です。どんな官僚も人間で、多くは家族を持っています。高い志も生活がかかれば保つのは困難。人事権を握れば、あなたの鶴の一声で高級官僚の人生を滅茶苦茶にできます。あなたに逆らおうとする官僚は激減します。
それでも気に入らない行動をする官僚は、見せしめに懲罰人事をすることができます。あまり不満を貯めると暴発するので、やり過ぎは禁物。空いたポストには、あなたの意のままになるイエスマンを据えましょう。
公文書はあなたの政敵に攻撃の材料を与えるだけの物です。どうしても隠せない部分以外はとにかく隠しましょう。「ない」と言えば相手はそれ以上の追及はできません。例えそれが重要な、すぐに破棄することなど考えられない文書でも、ないものはないんです。
万一文書が見つかってしまった場合は、担当省庁の不始末としましょう。
中にはどう頑張っても隠すのが困難な文書もあります。そういった文書は公開前に中身を都合よく書き換えましょう。バレなければどうということもありません。
書き換えて無難な内容になった文書を国民に見せることで、あなたを追及しようとする政敵の評価を下げることもできます。
国民の目を逸らすには、外患を大きく見せることが重要です。大国の指導者とゴルフでもして、同時に、仮想敵国に対しては厳しい対処をしていくことを大々的に報じさせましょう。落としどころを探る必要はありません。笑いながら写真に写っておけば外交はうまく行っていると誤認させることもできるでしょう。
まず、野党に票を入れた人間は自国民ではないという認識を持ちましょう。したがって、野党の意見を聞く必要はありません。あ、でも都合のいい野党は別です。野党内与党は便利なのでいっぱい使ってあげましょう。
野党がいい意見を出したときは、取り込んで自分の手柄にするのも大事です。これによって、野党には政策がないという印象を強めることもできます。
どうしても野党が言うことを聞かないときは数に物を言わせて強行採決しましょう。民主的に多数の議席を占めたあなたの党の権利です。強行採決に反抗する野党が欠席パフォーマンスをやったらチャンス! 野党は仕事をしていないと大々的に宣伝しましょう。
ネットに匿名で何を言っても、発言主が特定されることはほぼありません。あなたや閣僚が関わる組織の下部を利用したり、アルバイトを募ったりして、ネット世論を誘導しましょう。あなたに都合のいいことを言ってくれる人を徹底的に褒め倒すのも有効。うまく行けば勝手にあなたの思想を広めてくれます。
逆に、あなたに都合の悪いことを言う人は外国のスパイのレッテルを貼りましょう。もちろん、誰の指令か分からないよう匿名サイトや匿名アカウントを利用して。
何でも「伝統」と付けば、変えるのは容易ならざることであると認識付けられます。例えそれが100年にも満たない伝統だとしても、そのことを公言する必要はありません。過去の記録は曖昧で諸説あるものも多いですから、多少吹かしてもいいでしょう。
内閣の顔ぶれが変わらずとも、選挙に勝つと一時的に支持率が高くなります。ここなら勝てるというタイミングで解散総選挙に打って出るべきです。理由は適当にでっち上げましょう。どうしても思いつかない場合は「国難突破」みたいなふわっとした理由でもいいでしょう。
日教組は徹底的に潰さないといけません。少しでも日教組と関わりのある人間が質問に立ったら、とりあえず「ニッキョーソどうすんだニッキョーソ!」と野次っておきましょう。
国民が政治に与える一番大きな影響は投票ですが、なるべく行使させてはいけません。投票なんて無駄、面倒だという空気を作りましょう。無党派層が投票をボイコットしたらしめたもの、組織票で議席を取ることができます。
国民の権利は投票行動だけではありません。情報公開請求、デモ、井戸端政談だって政治を動かす原動力の一つです。こうした行為をすることを「ダサい」と国民に認識させましょう。極端な思想の持ち主を大きく取り上げて「政治の話をする奴は碌でもない」という空気を作り上げるのが大切です。
国民一人ひとりの政治に対する興味が低くなれば、より世論を誘導しやすくなります。
反政府メディアはその取材力をあなたの揚げ足取りに傾けてきます。そういうメディアにはフェイクのレッテルを貼りましょう。メディアならどこも飛ばしを書いています。そういった不祥事を利用して、信用ならないメディアだと印象づけましょう。
メディア不信に陥った国民は、あなたが仕掛けた政権側ネットメディアを愛読するようになるでしょう。
万一あなたの工作が発覚した場合は、徹底的に逃げを打ちましょう。大々的な調査は絶対にさせてはいけません。自分で調査すると言いながら時間を稼ぎましょう。
不正の実行犯はあなたではありませんから、尻尾切りも考える必要があるでしょう。尻尾を切る位置は気をつけなければいけません。切りすぎればあなたも危険に晒されます。長く残っていればまた掴まれてしまいます。
後は時間との勝負です。とにかくしがみつくしかありません。うまく行けば何か有事があって有耶無耶にできるかもしれません。祈りましょう。
営業。
配属された部署は20代から30代中盤までが多く、若いゆえの活気で溢れていた。
仕事でも血気盛んにガツガツするタイプが多く、午前様が見えても残業は当たり前、何ならそこから飲みに繰り出すという、営業らしいといえばとても営業らしい雰囲気。
一方で若いゆえかコンプライアンスはゆるゆるで、10年前といえば管理職でも大概なものであった。上場企業であるにも関わらずだ。
アルハラセクハラパワハラが縦横無尽に跋扈し、新入職員は時に鬱になり、時に離職し、時に異動していった。
その矛先は当然私にも向けられ、飲みに行けば二次会三次会当たり前。カラオケに行こうものなら一気コール。
用を足すふりをしてトイレに向かい、口に指を突っ込んですべてを吐き出し、涙目を隠しながら午前二時の薄暗いカラオケルームに戻ることはしょっちゅうだった。
戻ってみれば酒にタバスコが入ってる事まであった。疲れて寝そうになれば氷とお絞りが容赦なく飛んできた。
苦労して就職活動を終え、大人の仲間入りしてやる事が飲みサーの延長以下という事実はあまりに腹立たしく、土日は怒りが頭を支配していた。
酔いつぶれるのは嫌いだし、翌日の仕事にも良い影響を与えないということはわかりきっているのに、やれ「お前は潰れないからつまらん、もっと飲め」だとかで酒を注がれ、頭の悪すぎる先輩に至っては「寝坊して出社して怒られるのが新人」みたいな夜迷いごとを言いながら笑っていた。
たった10年前だ。
私はこんな職場に絶対に染まるもんかと心に決めた。ニコニコしながら酒を飲み罵声を浴びてそれでも耐えた。
どれだけ辛くても定時の一時間前には平然とした顔で来て、仕事をこなした。
今思えば可愛くない後輩である。目をつけられるのも当然なのかもしれない。
後輩が来た。この子は辞めるのだろうか、残るのだろうか。その子はそう時間がかからないうちにパワハラアルハラセクハラが当たり前な人間になって行った。
どうやればこの状況を打開できるだろうかと考えた。
一つは経時的な変化を待つこと。
営業職お馴染みの異動がある。
数年ずつクソみたいな先輩は異動し、別の先輩がやってくるか新人が入る。
別の先輩がクソではない保証がないこと、新人が残るクソみたいな先輩に染まる恐れがある事から耐え忍ぶだけでは環境は正常化しない恐れもあった。
これまた営業職らしく数字が上がっている奴は一目置かれる。発言力が増すのは会議時に限定されない事がわかっていた。
三つ目にコンプライアンス違反を通報すること。これもやんわり狙ってみたがクソ先輩共はクソ上司(直属以外でも)と繋がりがあり、まだまだコーポレートガバナンスがゆるゆるな当時はリスクでしかない様子が伺え、断念した。
何なら当初コンプライアンス違反と認識し(感じ)ているのは私以外に居ないような状況で、分が悪すぎた。
四つ目に後輩教育の徹底。入り口で「染まらないように」コンプライアンス遵守を求めた。
時の流れには人の入れ替わりを促す力とともに遵法意識を少しずつクソ先輩方に浸透させる力もあったのか、少なくともハラスメントがリスクであるという認識をクソ先輩方が有するようにはなってきた。
自分の社歴が増し、一方で結果を出せたことから支店内における発言力はかなりの勢いで増していった。
時にクソ先輩の業務を引き継ぎ、いかにクソ先輩が仕事をしていなかったかを詳らかにしても、私の発言であればそれは十二分に説得力を持ち、上司や後輩、また別のクソ先輩方に響かせる事ができた。
それから間もなくして私に業務を引き継いだクソ先輩には懲罰人事が下された。
ここ数年になり、上司も変わり、ますます私の影響力は増していった。
クソ先輩や後輩の仕事を上司とすり合わせるところまで来た。何ならクソをクソと言い続けるだけでクソコンセンサスを得てクソは他部署に飛んでいった。
ここまで来るとクソ先輩方はもうただの先輩になっていて、特に脅威を認識する必要はなくなってきた。
後輩たちに関しても、少なくとも私が入社した頃のような理不尽を享受することはなくなった様に思う。後輩が後輩を傷つけることも無さそうだし、仮にそんな事があれば私がクソのレッテルを塗りたくってやる。
一方でやや後輩たちの個が過ぎたり、ポリティカルコレクトネス感が強い気もしないでもないが、それはまあ私が古い人間なのか、自分が受けた苦労を無意識に美化しているのか、うまく言語化できないがまあそういう事として、ハラスメントが溢れていた時代より100倍マシとニコニコできている。
強いて言えば自分がクソ先輩になっていないかという強迫観念が自縄自縛的に気になるときが最近少なくない。
ここまで書いておいて、私が職場に何か良い影響を与えられたのかというと、何だか怪しい気がしてきた。
結局辞めずに残り続けたから発言力が増しただけで、自分がハラスメントを受ける立場を卒業し、後輩に恵まれただけの気もする。
それでも、この春の異動で最後のマキグソ級のクソ先輩が居なくなるとわかったとき、私は真っ先に「お世話になった先輩の送別会」の幹事を買ってでた。
サプライズとして、みんなで行った温泉や海外の写真をスライドショーとして流してやった。
どの写真も先輩は笑顔だが、その裏で私は酒を飲まされ続け、吐いていた。
社歴を鑑みると私の異動もそう遠くない筈。
次はどのような職場に異動するのか。願わくば栄転であって欲しいが、ハラスメントなどの問題が無い所ならどこでもいい気もする。
きっと問題のある職場は依然少なくないだろうし、きっと問題のある職場は依然わが社だけではないのだろう。
クソを駆逐するのは難しいが、私は諦めない。
そして自分がクソにならない事も、諦めないでいたい。
そして今日、偶然からその時の同僚にあった。私のうつ病の原因となった上司がこの春地方勤務になったそうだ。私以外も何人も退職に追い込み、部の雰囲気を悪化させ、残った人々からも働く意欲を奪い取ってなお、地方で仕事に就いていることにいろいろと複雑な思いになった。
本社人事というか、本人を知る人から見れば懲罰人事と見えなくもない。本人にしてみれば不本意な評価だろう。それでも、その行った先はその土地で採用された、懲罰人事でそこに努めているわけではない人たちがいる。
もし、そこの勤務を懲罰人事とみる風潮があるとするなら、その地元で働く彼ら、彼女らにずいぶんと失礼な認識ではないだろうか。本社もその支社をそのような扱いにしてしまっていいのだろうか。もっとそんな人ばかり集めた部署を作って、嫌でも自分のしてきたことを解らせられる場所が必要なんじゃないだろうか。パソナルームみたいな。
同僚はその上司が行った先でまた同じことをしているのかまでは知らないようだった。私もゲスながら現在の彼について知りたいと思った。だがその術はない。願わくばもう被害者が出ないことを祈るばかりだ。